アメリカ西海岸:500年間で最悪の旱魃
北カリフォルニアにあるフォルサム湖が枯れている
◆2月5日
アメリカの北東部や中部は寒冷に襲われる一方、西海岸は旱魃が心配されている。例年の山火事などと共にこの旱魃が長引いているようで、ある専門家らは何十年、ひょっとすると何百年と続く「大旱魃」に入っているのではないかという。
これからの地球は、このように大寒冷、大旱魃、極暑、豪雪、豪雨、大台風、大ハリケーン、など、気候の極端さが世界各地で見られるようになるようである。それと共に、大地震、大噴火、大津波、なども起きるようであるが、これもそれも、太陽と地球が変化し出しているための現象と捉えるべきであろう。
2012年12月3日号「伊勢白山道の指摘する国難と地球大激変」に示されているように、これからの時代は地球が大激変する時代のようだから、さまざまな意味で、準備をしていく事が望まれる。そしてその「大激変」の規模を小さくする秘訣は、どうも人間が太陽や地球に、つまり大自然に対し感謝の念を持つ事にあるようだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●アメリカ西海岸:500年間で最悪の旱魃
http://www.globalresearch.ca/west-coast-is-on-track-for-having-the-worst-drought-in-500-years/5367205
【2月3日 GlobalResearch】
西海岸は「大旱魃」の最中にあるのか?ロサンジェルス・タイムズ紙は以下のように指摘している:「我々は500年間で最悪の旱魃に向かっている」とカリフォルニア大学のリン・イングラム地球惑星学教授は語った。
カリフォルニアの旱魃は数十年・・・あるいは数世紀も継続するかもしれない。サン・ホセ・マーキュリー・ニュースは指摘する:「年輪の研究、沈殿物、その他の自然現象研究から、専門家らはカリフォルニアの複数の旱魃に関する研究内容をまとめた。この研究は現在の3年間の旱魃に対し、ここ1000年間の間で10年から20年継続した旱魃を取り上げたものだ。二つの最も厳しい大旱魃は1930年代のダスト・ボウルを取るに足らないもののように見せる:西暦850年に始まり240年間継続した大旱魃と、そレが終わって50年後に始まり180年間継続した大旱魃がある。
「我々はあたかもこれから遭遇する旱魃は長くても7年くらいだというようにカリフォルニアの旱魃に対処しようとしている」と、カル・ステイト・イースト・ベイの地理環境学のスコット・スタイン教授は語った。「それは夢物語だ」と彼は続けた。
科学者の中には、我々は既に大旱魃に入っている、と考える者もいるが、その考え方は一般には受け入れられているわけではない。
パサデナのNASAジェット推進研究所の海洋学者で博士研究員のビル・パツァートは、西海岸は2000年に始まった20年来の旱魃の最中にある、と語った。彼は、「負の太平洋十年規模振動」(気候変動とは関係ない)として知られている現象を引用し、それが底流にあるとし、それと歴史的に嵐をさえぎっている非常に高い尾根の存在が関係している、と語った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上は「ROCKWAY EXPRESS」より
500年間ではまだ良い方です。これからは数万年ぶりということになるでしょう。以上
« 中国、水で印刷できる紙を発明 | トップページ | 電子基準点の動きをGPSで測定して地震予兆は必ず分かる »
「地球大異変」カテゴリの記事
- イギリスの4カ所すべてが氷点下となった&イタリア、9月なのに雪。(2024.09.20)
- 「太陽と雲だけで21世紀の温暖化すべてを説明できる」という挑戦的な論文を読み、納得しつつも、しかし「問題は宇宙規模なんだよなあ」と改めて思う(2024.10.03)
- ヨーロッパは、真夏から「秋を飛ばして」真冬へ。大雪か洪水かどちらかに見舞われる異常気象が発生中(2024.09.28)
- イタリアでも9月の雪。しかも大雪(2024.09.18)
コメント