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2014年4月29日 (火)

ストロンチウム90からどう身を守ればいいのか

Sat.2014.03.15   
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ストロンチウム90からどう身を守ればいいのか

20140315-4.jpg
(画像のソース
魚に取り込まれたストロンチウム90は、こんなことをやっても計測できません。
【お知らせ】
ここのところ、いただくメールの数が増えています。今まで3年間、睡眠時間を削ってお答えしてきましたが、よほどの重要なこと以外はお答えできなくなりました。時間が迫っているため、今後は公に有益な情報提供に時間を集中していくために、ハイレベルの情報提供以外の私的なご相談は承ることができなくなります。


「福島発」の放射能汚染漁(ストロンチウム90)から、どう身を守ればいいのか

書くのも嫌になりますが、福島第一原発からは、2011年からずっとストロンチウム90が海洋に漏れ出ています。
そして、魚だけではなく、東北のノリとワカメからも、ストロンチウム90が出ています。
魚の缶詰などは、もう当たり前。

最近では、福島県沖で取れた魚からストロンチウム90だけではなく、放射性銀も検出されているのです。
(※放射性銀について)

セシウムが存在するところには、セシウムと比較して量は少ないものの、必ずストロンチウム90は存在しているのです。

国が魚の漁の範囲を福島第一原発のすぐ近くまで広げたからといって、漁師を責めても始まりません。無知には対抗できないからです。

これから、「福島発」の放射能に汚染された魚、貝、海藻が日本列島にあまねく供給されるでしょう。さらにマスメディアが、それを子供たちに食べるように推奨するはずです。
政府は産地偽装を取り締まっていますが、偽装水揚げ魚だけは取り締まらないでしょう。福島の漁師は被害者ですか? 

今後、危惧されるのがストロンチウム90に汚染された魚を長期間にわたって食べることです。
繰り返しますが、「セシウム137が○○漁港で水揚げされた魚から検出されました」というニュースを見たときは、ストロンチウム90も含まれているな、と考えてください。

マスメディアやカネゴン御用学者が、ことさらセシウムを言うときは、ストロンチウム90に人々の関心が向かないようにしているのだ、と考えてください。

セシウムもストロンチウム90も、ともに水溶性ですから海水に溶け込んで、魚の体内に蓄積されます。
政府や御用君たちが言うように、「ストロンチウム90はセシウム134やセシウム137に比べて微量だから心配ない」というのは、まったくの誤りです。

小魚を食べた中型魚の骨にストロンチウム90が集まり、それを丸呑みするような大型魚の骨にストロンチウム90が生物濃縮します。
さらに、毎日、大量の魚を食べるアザラシ、アシカなどを、これまた丸呑みしてしまうシャチなどには、もうとんでもない量のストロンチウム90が濃縮されていきます。

幸いなことに、まともな人ならシャチやクジラ、サメの骨は食べませんが、健康食品の中にはサメの骨を原料としているものがあるので、注意してください。

ストロンチウム90の内部被曝のメカニズムは、セシウムとは違います。少量のストロンチウム90のほうが、ずっと危険なのです。
ストロンチウム90に限っては、体内に取り込んだ量が少なくても危険は減らないのです。問題は、ストロンチウム90が含まれた食品を長期にわたって摂取し続けることです。

まず、最近、富みに増えている心筋梗塞の原因の一つと言われているガンマ線とベータ線を同時に出すセシウム134(半減期約2年)、セシウム137(半減期 約30年)は、ヨウ素131(甲状腺に集まる)やストロンチウム90(主に骨形成部)と違って、特定の臓器に結集することはありません。全身の筋肉組織や実質臓器に分散されます。

さらに、その臓器内に取り込まれたセシウムも、臓器の中では偏って存在するようになります。密度の濃いところと薄いところに分かれます。

セシウムは、人体の中ではカリウムと同じような動きをすると考えられています。血中カリウムが、常に体外に排泄されているように、セシウム(134、137)も、常に排尿・排泄・発汗などによって体外に排出されています。

人体の中のセシウムの量が半分になるまでの期間(生物学的半減期)は、大人で約100日、子供で約40日です。

だから、心ある医師が、1年のうち一ヵ月でも二ヵ月でもいいから、東京から離れてきれいな空気と放射能汚染されていない食べ物がある土地で暮らしなさい、と強く勧めているのは、そういうわけです。

また、その間、わずかでも体のほうに、放射性物質に対する抵抗力が備わってきて、修復機能が働くようになるのです。
ですから、転地して、完全にきれいな環境で、それ以上の追加被曝をしない生活を送れば、セシウムは、どんどん体外に排出されるということになります。

このことは、2011年当時の被曝した子供たちのホールボディーカウンタによる検査からも分かっています。
地元の汚染された野菜ばかり食べていた複数人の子供のセシウムの体内取り込みが酷く、それを止めたら80日後には、体内のセシウムの量が4割程度まで減っていた事実があります。しかし、その間は、細胞を傷つけられているのです。

特に、体内のセシウムの量が半分になるまでの期間が40日と短い子供の場合は、転地してセシウムを体から出すことは、とても有効です。

内部被曝の場合は低エネルギーこそが恐ろしい

正確に言うと、「飛程距離が短くて、高エネルギーの放射線がいちばん恐ろしい」です。
ストロンチウム90のベータ線の場合は、どちらかというとエネルギーが低いのです。

さて、まだセシウムの話です。
問題は、そのセシウムの出すベータ線のほうです。
ホールボディーカウンターが感受できるのは、セシウムの出すガンマ線だけです。ストロンチウム90が実際にはセシウムとともに体内に取り込まれているのに、それは検知されないのです。

セシウムの出すベータ線は、水中でわずか1.6~2.3mm程度しか進みません。人体は水ですから、この水中飛程距離を使います。
ですので、ホールボディーカウンタのセンサーまで届きません。

一方、セシウムの出すガンマ線の半価層は12~13cmですから、ホールボディーカウンタが感受することができるのです。

このセシウムの出すベータ線、体内に入り込んだセシウム分子の半径1.6~2.3mmの範囲が、集中的に攻撃を受けることになります。狭い範囲内が、電離放射線に傷付けられるのです。これが、ガン、内臓の機能障害を引き起こすと言われています。

しかし、セシウムは固まって一箇所に集まるものでなく、体全体に分散されるので、御用学者たちは、少しくらい多く取り込んでも「だいじょーぶだぁ」と言っているのです。体外にも排出されていくことでもあるしぃ~、ということです。学者とは名ばかり、科学とはもっとも縁遠い軽薄な人々です。

国が、御用が「セシウムの危険性ばかり言うのは不自然だ」と言っている人たちがいます。
まったく、その通りです。計測できないストロンチウム90こそが危険なのです。(もちろん、セシウムも他の核種も危険ですが)

ベータ線の本体は高速電子です。
つまり、ベータ線は、四方八方、高速電子というマシンガンの弾を打ちっぱなし状態である、ということです。球体のガトリング砲をイメージしてください。

ただ、その弾は遠くまで飛んで行かずに、たった半径1.17mm(水中飛程距離)の球体の中ですべてのエネルギーが解放されるのです。こちらの方が、長期的には破壊力は大きいのです。

また、セシウムは体の外に出ていきますが、ストロンチウム90は、骨に取り込まれてカルシウムに置き換えてしまうのです。ずっと、そこで居候をしてしまうだけでなく、同化してしまうのですからタチが悪いのです。

ストロンチウム90の半減期は約28年。
この間、元気のいい弾が半径1.17mmの範囲を毎日攻撃するのです。ストロンチウム90は、セシウムと違って骨に蓄積されて体の外に出ていかないのですから。

つまり、セシウムを大量に摂取することも恐ろしいのですが、ストロンチウム90は、たとえ、わずかずつでも長期間、体内に取り込んでいくと、金利が膨れ上がるように、どんどん骨の中に溜められていくのです。

でも、その金利は、あなたに喜びをもたらすものではなく、借金の金利なのです。
その借金の返済は、あなたの健康と命によって成されます。

ストロンチウム90は、ベータ崩壊後、イットリウム90になって、再びベータ崩壊を繰り返すので二度にわたって細胞を破壊するという「セカンド・イベント理論」があります。
イットリウム90の半減期はわずか64時間ですから、その分、単位時間当たり放出されるエネルギーが大きいことになるので、破壊力がある、という理論です。

しかし、これは「励起」と「制動放射」を考えると、安易に受け入れていいものではありません。「ふんふん、そんなこともあるのか」程度でいいと思います。ややこしくなるので、止めます。


恐ろしいベータ線でも、核種の違いや持っているエネルギーの違いによって、細胞に与えるダメージの度合いは異なります。
一般に、エネルギーが高いほど、人体に与える影響は大きいと考えがちですが、それは逆です。
内部被曝の場合は低エネルギーのほうが恐ろしいのです。

ベータ線が持っているエネルギーが低い場合、1~2ミクロン程度しか飛ばないので、細胞をじかに攻撃することがあります。
たとえは適切ではありませんが、22口径の拳銃(爆発のエネルギーが低く、遠くまで飛ばない)でも至近距離から撃てば殺傷能力が出てくるのと同じです。

細胞の中にある細胞核の中に取り込まれてしまった場合は、細胞核のDNAを攻撃することになります。
細胞の中に取り込まれてしまっても、細胞核の外にとどまっているのであれば、DNAまでベータ線は届かないので、危険は生じません。

問題は、ベータ線を出す核種が細胞の中を動いたりすることです。
そして、発ガンが、常にたった1個の細胞から起こることです。

以上は、私が暗記するまで読みたいと思っている放射線はなぜわかりにくいのか(名取春彦著)を資料として、その膨大な情報の中から平易な部分を取り出してまとめ直したものです。

本書は「一家に必携」とお薦めしたいのですが、専門的な内容が多く、多少でも物理学の知識がないと読みこなせないのかも知れません。
しかし、あえて読んでほしいとお勧めしたいと思います。今までうつうつとして解けなかった放射線の謎が、ほとんど解けると思います。

さて「ストロンチウム90からどう身を守ればいいのか」についてですが、食べなければいいのです。
それでは答えになりませんから、一つだけ。

アルギン酸-放射性ストロンチウムの体外排泄について

ストロンチウム90は、セシウムと違って、デトクッスは無駄です。取り込んでしまった後では、ほぼ対処法はない、と言っていいと思います。
それでも詳しい読者の方から有益な情報が与えられているので、しっかり調べた後でここに報告するかも知れません。





放射線はなぜわかりにくいのか―放射線の健康への影響、わかっていること、わからないこと
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放射線はなぜわかりにくいのか



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政府当局はあてに出来ないので各自が自覚して身を守る必要があります。以上
       

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