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2014年4月 5日 (土)

アフガニスタン:去った(旧)ソ連、留まりたがるアメリカ

アフガニスタン:去ったソビエト社会主義共和国連邦、留まりたがるアメリカ

ペペ・エスコバールは、アジア・タイムズ/香港の移動特派員、RTとTomDispatchの解説者で、アメリカから東アジアに到るウェブサイトやラジオ番組に頻繁に参加している。

公開日: 2014年2月15日 16:17

写真 AFP Photo/ Shah Marai

25年前の2月16日正午少し前、アフガニスタン・ソ連最高司令官ボリス・グロモフ中将は、アムダリヤ川にかかる友情の橋を厳粛に歩いてウズベキスタンに渡った。彼はこう述べた。“我々の9年間の駐留はこれで終わる。”

ソ連は公式にアフガニスタンから撤退した。当時のアメリカ大統領、父親ブッシュが、アフガニスタン“自由戦士”(著作権 ロナルド・レーガン)連中に兵器を与え続けようとしていた中、それは一方的な撤退だった。

1979年12月のソ連侵略に逆戻りしよう。当時のアメリカ大統領ジミー・カーター、田舎者のハムレットが、ソビエト連邦がこの“極めて敬虔な”国に侵略したことで、ワッと泣きださんばかりだったことをご記憶の方々もわずかにおられるだろう。

数ヶ月前に、駐アフガニスタン・アメリカ大使が、そういう“極めて敬虔な”連中に暗殺されていた。誰が彼を救おうとしたのか想像願いたい。KGBだ。ズビグニュー・ブレジンスキー博士自身、“ソ連侵略6ヶ月前に、ソビエト連邦のベトナムを発明した”人物だということを、何年も後に我々は知ることになるのだが、その人物が 嬉々として、その話をホワイト・ハウス特派員達に語っていた。

ちなみに、こうしたこと全てが、ハムレットの様なカーターの心に、ソビエト連邦が、イランに侵略して、“我々の”ペルシャ湾の石油を乗っ取ろうとしているという狂った考えを閃かせるに至った、イランのシャー失脚前に起きていた。極めて用心深いソ連指導部はそのような考えは検討してさえいなかった。

写真 AFP

例えば、アメリカがベトナムで核兵器を使うのを止めたのはソビエト連邦だった。また、シャーを救うために、アメリカがイランに介入するのを止めたのはソビエト連邦だった。モスクワの指導部は、ソビエト連邦が、イランを“侵略”して、その石油とガス全てを乗っ取れば、アメリカは核戦争を仕掛けるだろうことを良く分かっていた。

しかし、ソ連のアフガニスタン侵入後、核戦争の脅威の誇示こそが、まさにカーターがしたことだった。“共産主義封じ込め”戦略の立案者ジョージ・ケナン等のアメリカ支配層すらをもおびえさせたのだった。しかし、ウイリー・ズビグニュー博士は、よく分かっていた。間抜けなカーターと違って、ソビエト連邦に、ソ連版ベトナムを味あわせてやりたいと、ひたすら願っていたのだ。

君達をハンマーで殴って進歩させたい

ソヴィエト社会主義共和国連邦は、10月革命直後からアフガニスタンを支援していた。1950年代以来、アフガニスタン国内で左翼は非常に強力だった。1973年、モハメッド・ダウドが、いとこのザヒール・シャー王に対するクーデターを率いた。クーデター後、共産主義者やその同盟者達は、日常的にお互い激しく戦いながら重要な役割を演じ続けた。

これらの極めて混乱した争いの一つの最中、ソビエト連邦は介入を決断し、(バブラク・カルマルが率いる)お好みの党派に特権を与え、少なくとも理論上、社会主義の大義を推進しようとした。聖戦士の勃興から、ソビエト連邦そのものの崩壊に到るまで、目まいがするほど複雑な結果をもたらした大失敗だが、評価はロシア歴史学者家次第だ。

主要な問題は、ダウドもモスクワも、ハンマーで殴って、アフガニスタンに進歩を導入しようとしたが、全く効果がなかったことだ。アマヌッラー王も、1919年という早い時期に、ロシア人に支援されて、それを試みていた。数千年間存続してきた封建構造を変えずに、進歩的な形の政府を農民や戦士達に押しつけることは不可能だ。ところが、ソ連撤退後、そして現代の暫定的なアメリカ撤退後も、問題はそのまま残る。

ソ連撤退後に何か起きたか我々全員が知っている。ソ連の支持がある間は、アフガニスタン政府は存続していた。しかし1991年12月、ソビエト連邦そのものが崩壊した。崩壊後、1992年から1996年、混沌状態になった。“パンジシールの獅子”アフマド・シャー・マスードから、サウジアラビアの元のお気に入りガルブッディン・ヘクマチヤルや、元アメリカのお気に入り、アブドゥル・ハクにいたるまで、あらゆる聖戦戦士が、カーブルを獲得しようとした。

アフガニスタン人英雄アフマド・シャー・マスードの大きな肖像がある喫茶店の店員(ロイター通信 / Caren Firouz)

マスードは死んだ。9/11の二日前、アルカイダに殺されたのだ。ハクは死んだ。アメリカ人が、彼を明るい政治的未来の為に仕込んでいた中、2001年11月、タリバンに殺害された。ヘクマチヤルは、アメリカ最大の不倶戴天の敵の一人であり続けたが、脇役以上のものではなかった。

1996年に彼等がカーブルを分捕った際、最後に現れたのが、パキスタンが生み出したタリバンだ。1977年から1988年まで、全てを支配していた超原理主義主義派の将軍ジア・ウル・ハク将軍が、パキスタン社会、特に軍諜報機関複合体を、取り返しがつかないほど“イスラム化”した。

そして、1980年代の反ソ連聖戦の間、パキスタンが、事実上、パキスタン諜報機関ISIを通して、ありとあらゆる聖戦戦士を支配していた。最も惜しみなく武器を供与されていたのは(他に誰がいよう?) 強硬派イスラム教主義者だ。共犯者のCIAは容易に騙すことができた。しかし、とりわけブレジンスキーはそれが何を意味しているかわかっていた。彼は当時第三世界と呼ばれていた場所で、民族主義者、および/あるいは、進歩的運動に対し、あらゆる扱いにくい、中世的信仰に厚い狂信者集団を支持するアメリカの伝統、そして無数のブローバックの可能性を十分認識していた。

パキスタンは、何十年もISI連続体を運用してきた。1980年代の強硬派聖戦戦士支援。1990年代のタリバン。そして、9/11以来、より控えめに、パキスタン・タリバンではなく、アフガニスタン・タリバンを。

2001年末のアメリカ爆撃とミニ侵略、それに続くNATOの長期占領は、実際には、既に9/11前、伜ブッシュの第一次政権が、タリバンと、パイプライン・スタンやオサマ・ビン・ラディンについて議論するのに嫌気がさし、自分達のルールを押しつけたくなった時に、考え出されていたことも、現在我々は知っている。9/11は完璧な口実だった。

トラ・ボラ大規模空爆の前、2001年11月末、あらゆる層のアフガニスタン人が、ザヒール・シャー王が王位に復帰するものと確信していたのを、私ははっきり覚えている。そうではなく、アフガニスタン人には、アメリカ傀儡ハミド・カルザイが与えられた。長年、アメリカが率いる占領は、実際は、全ての作戦が、その圧倒的多数がタリバンであるパシュトゥーン人に対する白人の戦争へと転化しているのに、“アルカイダとの戦い”を根拠にしていた。

サイゴンの幽霊 1975

今や傀儡は立派な男になってしまった。彼はどうしてもアメリカとの駐留米軍の地位に関する協定(SOFA)に署名しようとしないのだ。アメリカ政府の極めてありそうな激怒の対応は、最終的に、彼を無視し、彼の後継者と取引をまとめるのを祈ることだ。

写真 AFP/ Noorullah Shirzada

全員が待ち受ける嵐を知っている。4月の選挙後、カーブルに、強力な中央政府が現れるという証拠は皆無だ。最小限、25年前のソ連撤退後、ほぼ三年間も存続したアフガニスタン政府ほどの力すらない。

ひたすら欧米資金と武器に依存している、いわゆる“アフガニスタン治安部隊”というものがある。アフガニスタン政府に、それを維持する余裕はない。誰が彼等に金を出すのだろう? ヨーロッパ人とロシア人と中国人の連合だろうか?

更にパキスタンが演じようとしているゲームがある。パキスタンのアフガニスタン政策は、弱いアフガニスタン国家を支配する上で、常に“戦略的縦深性”だった。これは要するに“友好的”政府だ。大英帝国が“発明した”2,500キロの人為的境界、デュアランド線 を疑問視するするには軍事的に余りに脆弱で、国境紛争の核心にある、手に負えないパシュトゥーン人問題を、決して定期することができない政府だ。日々見ている通り、パキスタン政府はパシュトゥーン民族主義を存在論的脅威と見なしている。

オバマ政権は全く気にしていない。ついでに言えば、ペンタゴンやアメリカ政府は言うまでもない。唯一大切なのは、こうした重要な不動産の断片を、特に、カルザイが“タリバン工場”だと決めつけたバグラムを、基地帝国の中に維持し続けることが。こうした軍事基地は、本質的には、ロシアと中国を監視し、嫌がらせをし、あるいは単純に威嚇するためのもの、つまりユーラシアにおいて絶え間なく進化する新たなグレード・ゲームの重要資産だ。

いつも口実はアルカイダだった。アルカイダはリビアとレバント地方に移動した。タリバンとの戦いも、カルザイ自身が彼等と取引をまとめようとしている以上、もはや口実には使えず、NATOも今年末までにはアフガニスタンから撤退する。できる限り厄介に、タリバンは演じてきたし、極めて長期間、ゲームを演じ続けるだろう。彼等は、アメリカ後のアフガニスタンの条件を決定したがっている。

果てしなく続く何十億ドルもかけた戦争が劇的なまでの竜頭蛇尾に終わった後、アメリカ政府には一体何が残されるのだろう? 事実上、強硬派パシュトゥーンの勝利だろか? 1975年のサイゴン同様に、戦場を完全には放棄しない為、(25年前、グロモフが友情の橋を渡ったのも、これと比べればささやかなものだ)。解決策は、パキスタン政府がパキスタン・タリバンとの取引をまとめられない限り続くであろうパキスタン部族地域でのCIA無人機戦争を可能にする、少なくとも10,000人の“残留”部隊を残すことだ。

アフガニスタン・パキスタン・コンソーシアムは言うまでもなく、イランから、ロシアや中国に到るまで、地域の強力な当事者達の誰一人として、こうした状況を望んではいない。2014年の間ずっと、イラン、ロシア、中国やインドが、アメリカ無しのアフガニスタン解決策を重視すると予想される。しかし“残留部隊”は、ペンタゴンの夢想のままになるだろう。アメリカの全領域支配が不可能なら、部分領域支配であきらめるしかない。アムダリヤ川を渡ってウズベキスタンに帰る彼等は、きっとサイゴンの苦みを味わうに違いない。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

記事原文のurl:rt.com/op-edge/afghanistan-soviet-invasion-us-199/

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認知症がはじまったのだろうか?アフガニスタン侵略25周年記事・報道見た記憶がない。ネットで探して見つかるのは、ロシアのサイト・記事。

宗主国の理不尽な侵略戦争に武器を送り、日本軍を派兵するための、ありとあらゆる工作を進めている政府、与党、野党を自称する与党別動隊、大企業、その労組、大本営広報部、先生方、宗主国の侵略戦争の現状と将来については決して報じない。

支配者にとって何より重要なのは、保身と宗主国への貢献。

原発事故被害の修復対策よりも、憲法破壊、TPP推進、国家戦略特区推進が大切。

宗主国では、貧者は自発的に入隊し、戦地に送られる。人ごとではなくなる。

宗主国では、病気になると大変な費用がかかる。これも人ごとでなくなる。

生活レベルは宗主国と同じになる。言葉も同じになるだろう。

旗や歌は残すのだろうか?歌は英語で歌うのだろうか?

憲法を破壊しても、侵略戦争にでかけても、医療制度を徹底的に破壊しても、膨大な放射能は残り、拡散する。

大都市や地方で、孤立化して救援が必要な場所がでている。近くのスーパーでも、入荷しない商品がある。

わずかの雪でこの状況。TPPで農業をすっかり破壊し、農産物を全面的に外国に頼った場合、一体どうなるかは、サルでもわかるだろう。

この記事の話題と直結する興味深い新刊がでた。

一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』内田樹、中田考 集英社新書

140ページの内田発言を引用させていただこう。宗主国支配層の不可解な行動を、うまく説明できる内田説。詳しくは、本書をご購入の上、お読みねがいたい。

今世界中の至るところでアメリカの世界戦略がイスラーム集団と激しいフリクションを起こしていますけれど、それはそれぞれの地域での個別的な政治的紛争にたまたまアメリカが巻き込まれて、そのつどなぜかイスラーム集団と対立しているということではないんです。個別的な理由ではなく、もっと根本的な理由でアメリカはイスラームと「不倶戴天」の関係にはまり込んでいる。それはアメリカ主導のグローバリゼーションはイスラーム圏が存在する限り成就しないからです。

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