ユニークな発明の数々
日本、インド、アメリカからの発明に関するニュースです。日本の発明はほのぼのと
しています。アメリカのは発明というものではないですが、ちょっとしたアイデアです。
輝く「才能の無駄遣い」 ニコニコ技術部の作品一堂に
技術の無駄遣い」が一堂に・・。4月26、27両日に千葉・幕張メ
ッセで開かれる「ニコニコ超会議3」で展示される「作ってみた」
作品などが5日、東京・銀座のドワンゴオフィスでメディア向けに
披露された。
「はい、パンツ飛びますよー」
展示用会議室に声が響くと、パンツ状の物体がぱたぱたと羽ばたきながら部屋の
中を飛び始めた。飛ばしているのは、SF作家の野尻抱介さん。すぐれたSF作品
に贈られる「星雲賞」を過去7回受賞している。
パンツはしま模様と水玉で、天井付近を優雅に旋回して床に落ちた。
正体は、ゴムを動力にしたオーニソプター(羽ばたき飛行機)の羽根をパンツ型に
したものだ。発想の原点は、アニメ「そらのおとしもの」で、数千ものパンツが鳥の
群れのように空を舞うシーン。
それを見た野尻さんがオーニソプターの技術を応用して自作してしまった。
「アニメ会社が、頼まれもしないのに無駄に頑張って作ったシーンに感動した」と
野尻さん。パンツ型オーニソプターが飛ぶ様子を収めた動画は、ニコニコ動画上
で27万回以上再生され、約200人が集まって同様のパンツを飛ばすイベントも
開かれるなど、ファンの間では大きな話題になった。
誰が得するのかわからない目的のために、持てる技術を総動員する。
そうした人たちは、ニコニコ動画で「ニコニコ技術部」と呼ばれている。本業は現役
のエンジニアや研究者という人も多い。プロ級の技術を駆使して、自分も楽しみ、
見る人も笑わせるわけだ。動画につけられる「技術の無駄遣い」「才能の無駄遣い」
「先生、何やってんすか」というタグやコメントは、最高のほめ言葉だ。
そんな技術部の「かがみ」と野尻さんが呼ぶのが
「きのこの山、たけのこの里判別仕分けロボット」だ。
「きのこの山」と「たけのこの里」の2種類のお菓子は、どちらを支持するかをめぐり、
ファンが真っ二つに分かれて激しい「抗争」を繰り広げている。製作したきりんさんは、
「きのことたけのこが交ざると平和が乱れるので、仕分けできる装置を作らねばと考
えた」という。
本業は電気回路のエンジニア。大学時代に学んだ画像処理を趣味で続けている。
交ざってしまった「きのこ」と「たけのこ」を画像処理で識別し、その情報をもとにロボ
ットアームが一つずつつまみ上げ、きのこはきのこ、たけのこはたけのこに分ける。
ちなみにきりんさん自身はたけのこ派だそうだ。
流しそうめんは、投入する人と食べる人、最低でも2人はいないと楽しめない。
「1人でも流しそうめんをしてみたい」という動機で、「そうめん自動投入装置」を作っ
たのがABAさんだ。本職は電子機器メーカーのエンジニア。最初は、複数のコップ
にそうめんを分け入れて、それを順次ひっくり返して流そうとしたが、そうめんがコッ
プにはりついてうまくいかない。アクリル製の水車を横倒しにして回転させ、そうめん
を押し出すようにしたところうまくいった(動画参照)。「なんだかさみしかったけど、や
りきった」とABAさんは胸を張る。
江戸時代に、あんどんは大きく発展したが、その進歩の努力はもっぱら装飾やつくり
の奇抜さに向けられ、肝心の明るさはほとんど改善されなかったという説がある。
その意味でも、ニコニコ技術部は、日本の伝統を正しく受け継いでいるのかも知れな
い。
走って携帯を充電、インドの高校生が発明(字幕あり)
インド北部に住む男子高校生が、走ったり歩いたりすると携帯電話を
充電できるランニングシューズを発明した。靴の中に発電器が埋め込
まれ、小さな電球も点灯できる。
NYアッパーイーストに登場、カップケーキATM(字幕あり)
ニューヨーク、アッパーイーストに登場したカップケーキのATM。その評判を取材した。
しています。アメリカのは発明というものではないですが、ちょっとしたアイデアです。
輝く「才能の無駄遣い」 ニコニコ技術部の作品一堂に
技術の無駄遣い」が一堂に・・。4月26、27両日に千葉・幕張メ
ッセで開かれる「ニコニコ超会議3」で展示される「作ってみた」
作品などが5日、東京・銀座のドワンゴオフィスでメディア向けに
披露された。
「はい、パンツ飛びますよー」
展示用会議室に声が響くと、パンツ状の物体がぱたぱたと羽ばたきながら部屋の
中を飛び始めた。飛ばしているのは、SF作家の野尻抱介さん。すぐれたSF作品
に贈られる「星雲賞」を過去7回受賞している。
パンツはしま模様と水玉で、天井付近を優雅に旋回して床に落ちた。
正体は、ゴムを動力にしたオーニソプター(羽ばたき飛行機)の羽根をパンツ型に
したものだ。発想の原点は、アニメ「そらのおとしもの」で、数千ものパンツが鳥の
群れのように空を舞うシーン。
それを見た野尻さんがオーニソプターの技術を応用して自作してしまった。
「アニメ会社が、頼まれもしないのに無駄に頑張って作ったシーンに感動した」と
野尻さん。パンツ型オーニソプターが飛ぶ様子を収めた動画は、ニコニコ動画上
で27万回以上再生され、約200人が集まって同様のパンツを飛ばすイベントも
開かれるなど、ファンの間では大きな話題になった。
誰が得するのかわからない目的のために、持てる技術を総動員する。
そうした人たちは、ニコニコ動画で「ニコニコ技術部」と呼ばれている。本業は現役
のエンジニアや研究者という人も多い。プロ級の技術を駆使して、自分も楽しみ、
見る人も笑わせるわけだ。動画につけられる「技術の無駄遣い」「才能の無駄遣い」
「先生、何やってんすか」というタグやコメントは、最高のほめ言葉だ。
そんな技術部の「かがみ」と野尻さんが呼ぶのが
「きのこの山、たけのこの里判別仕分けロボット」だ。
「きのこの山」と「たけのこの里」の2種類のお菓子は、どちらを支持するかをめぐり、
ファンが真っ二つに分かれて激しい「抗争」を繰り広げている。製作したきりんさんは、
「きのことたけのこが交ざると平和が乱れるので、仕分けできる装置を作らねばと考
えた」という。
本業は電気回路のエンジニア。大学時代に学んだ画像処理を趣味で続けている。
交ざってしまった「きのこ」と「たけのこ」を画像処理で識別し、その情報をもとにロボ
ットアームが一つずつつまみ上げ、きのこはきのこ、たけのこはたけのこに分ける。
ちなみにきりんさん自身はたけのこ派だそうだ。
流しそうめんは、投入する人と食べる人、最低でも2人はいないと楽しめない。
「1人でも流しそうめんをしてみたい」という動機で、「そうめん自動投入装置」を作っ
たのがABAさんだ。本職は電子機器メーカーのエンジニア。最初は、複数のコップ
にそうめんを分け入れて、それを順次ひっくり返して流そうとしたが、そうめんがコッ
プにはりついてうまくいかない。アクリル製の水車を横倒しにして回転させ、そうめん
を押し出すようにしたところうまくいった(動画参照)。「なんだかさみしかったけど、や
りきった」とABAさんは胸を張る。
江戸時代に、あんどんは大きく発展したが、その進歩の努力はもっぱら装飾やつくり
の奇抜さに向けられ、肝心の明るさはほとんど改善されなかったという説がある。
その意味でも、ニコニコ技術部は、日本の伝統を正しく受け継いでいるのかも知れな
い。
走って携帯を充電、インドの高校生が発明(字幕あり)
インド北部に住む男子高校生が、走ったり歩いたりすると携帯電話を
充電できるランニングシューズを発明した。靴の中に発電器が埋め込
まれ、小さな電球も点灯できる。
NYアッパーイーストに登場、カップケーキATM(字幕あり)
ニューヨーク、アッパーイーストに登場したカップケーキのATM。その評判を取材した。
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