こんにちは。

先月3月18日、オランダ議会は、すべてのネオニコチノイド系農薬の使用を暫定的に全面禁止する議案を賛成多数で可決しました。

これは、議会が政府(農務大臣)に対し、すべてのネオニコチノイド系農薬および、類似の性質をもつフィプロニルの農地および家庭での使用と、販売の暫定的な禁止を求めたものです。同時に、ネオニコチノイド系農薬に類似の性質を持つフィプロニルの使用の全面禁止も求めています。

その期間の決め方も特徴的で、
ネオニコチノイド系農薬がハチや人の健康に悪影響を及ぼさないことが証明されるまで
とされています。危険とわかるまで使う、ではなく、安全が証明されるまで禁止、というのは、予防原則が取り入れられていますね!

ヨーロッパでは昨年12月1日からにEU加盟27か国でイミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサムの3種のネオニコチノイド系農薬の使用の一部暫定禁止が実施されています。

しかし、これらの禁止は限られたもの-温室の中での使用や、ハチの好む農作物の開花の時期以外の使用は認めているなど-だったため、禁止が始まってからも、80%の農産物でネオニコチノイドが使われ続けるのではないかとの指摘もあり、実効性に疑問の声が上がっていました。

オランダは、農薬の使用量が多く、ハチの死亡率も特に高かったことから、議会でネオニコチノイド系農薬の全面的な禁止を求める議案が提出されていたものです。

このオランダ議会の決定をオランダ政府がどこまで実行に移すか、注目されます。

このブログ記事はオンタリオ養蜂家協会のニュースに掲載された情報と、グリーンピースのオランダ事務所からの情報ををもとにしています。


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