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2014年7月 9日 (水)

資本主義の崩壊 2・・資本主義の正体

■産業資本主義から金融資本主義へ
1980年、イノベーションは突如停滞した。投資先が失われ、世界中でカネが余りだした。これを示す経済指標もある。1980年、世界の実体経済の総額(GDP)は、世界の金融資産とほぼ同額だった。ところが、2007年、金融資産はGDPの4倍にまで膨れあがる。つまり、世界が生み出す1年分の価値の4倍ものマネーがだぶついていたのである。

もし、個人で10億円の貯金があったとする。5億円もあれば、一生暮らせるので、残り5億円は余剰資金。どうせ、使わないカネなら、利息で小銭を稼ぐより、ダメもとで大儲けをねらったほうがトク、と普通は考える。また、銀行や保険会社は、利息や保険料を支払う必要があり、その分稼がねばならない。政府も同様、年金を払うため、国民から集めた保険料を増やさねばならない。いずれも、1%にも満たない銀行利息ではどうしようもない。そんなこんなで、莫大な投資マネーが金融市場へなだれこんだのである。カネがカネを生む摩訶不思議な世界へ、ようこそ。

この投資マネーを運用するのが投資ファンドである。彼らの使命はただ1つ、預かったマネーを増やすこと。もし、しくじれば、翌年、資金は集まらない。だから、いつでもどこでも、
「虎穴にいらずんば虎児を得ず」
投資ファンドが、サブプライムローン証券のようなアブナイ商品に手を出すのは、必然なのである。

いつかは破綻すると分かっていても、勝負を早めに降りるわけにはいかない。降りたら負け、だから、最後の日までチキンレース。そんな彼らが神経をとがらすのが審判の日、つまり、全員が勝負を降りる日だ。そこで、ババを引いたら、おしまい。だから、毎日モニターをにらみつけ、「手じまい」のサインをさぐっている。ところで、彼らの人生って何?

投資ファンドの存在価値は1つしかない、利回りだ。
銀行利息や債権売買では、話にならない。もっと効率の良い、もっと高利回りの金融商品をでっち上げるしかない。
こうして、「なんでもかんでも証券化」が始まった。
まるで、マーフィーの法則だ。
「細かく刻めば、何でも食べられる」

たとえば住宅ローン。銀行は、融資する前に、借り手の収入、勤め先を調べ、返せるかどうか吟味する。1000人に融資するには、同じ作業を1000回を繰り返すわけだ。これでは効率が悪いし、莫大な投資マネーをさばききれない。そこで、大量の住宅ローンをかき集め、証券としてパッケージ化する。これなら、買い手は、借り手の顔を見る必要はない。重要なのは、利回り、将来性、安全性のみ。これが、サブプライムローンのプロトタイプとなった。

ただし、ここで、重要な事実が忘れられている。本来、「融資(返済義務あり)」のはずの住宅ローンが、返済義務のない「投資」にすり替わっていること。
つまり、ここでも、「産業資本主義 → 金融資本主義」

■資本主義の正体
資本とは、本来、事業の元手となるヒト・モノ・カネをさす(一般的にはカネ)。さらに、資本は、産業資本と金融資本に分けられる。産業資本は、工場のような実物に投資され、金融資本はマネーゲームに投資される。昔は、ほとんどが産業資本だったが、今では、金融資本が中心だ。

イノベーションは資本主義の燃料で、拡大再生産は資本主義のエンジンである。ここで、イノベーションとは社会に大変革をもたらすテクノロジーやビジネスモデルのこと。だから、連続的に出現するものではなく、どこかで息切れする。すると、行き場を失った投資マネーは金融市場へなだれ込み、「産業資本主義 → 金融資本主義」

金融資本主義では、マネーがどんなに増えようが、リアルな価値が生まれるわけではない。だから、金額はあくまで名目上の数字。手じまいが始まれば、市場は崩壊、マネーは一瞬で消滅する。とはいえ、実体経済(生産・消費)まで消えるわけではない。ただし、バランスシートが傷んだ金融機関が貸し渋りに走ったり、消費者が生活防衛に回れば別。実体経済も損傷する。そのスピードが速ければデフレ・スパイラル、それが長引けば、恐慌。

ここで結論。
資本主義がつづく限り、
「資本の蓄積 → カネあまり → 金融資本主義 → バブル発生と崩壊」
を繰り返す。そして、ときどき恐慌。これは、資本主義の宿命で、逃れることはできない。一方、見方を変えれば、資本主義は人為的なもの、ならば、人為的にバブルを抑える方法もあるのでは?

バブルは、マネーが消費や実物投資ではなく、貯蓄や金融投資に向かうときに発生する。であれば、貯蓄や投資を統制すれば、バブルは阻止できるかもしれない。しかし、現実は厳しい。経済にからむ要素はあまりにも多く、世界をまたぐ強大な権力も存在しない。万一、統制できたとしても、それは計画経済、社会主義。
これを、資本主義とよべるだろうか?

(引用終わり)

以上は「るいネット」より

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