カテゴリー

  • gesara nesara
  • ウクライナ紛争
  • コロナワクチン
  • サル痘
  • スポーツ
  • デジタル通貨
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マイナンバーカード
  • マスコミ
  • 世界大恐慌
  • 二パウイルス
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 文化・芸術
  • 新世界秩序
  • 新型コロナウイルス
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 第三次世界大戦
  • 経済・政治・国際
  • 統一教会と自民党
  • 考古学
  • 自然災害
  • 趣味
  • 食料危機
  • 鳥インフルエンザ
  • UFO・反重力

最近のトラックバック

« アルカーイダ、体に埋め込む「ステレス爆弾」開発か | トップページ | またもや戦争へと燃え上がるアメリカ資本主義 »

2014年8月29日 (金)

平和が戦争の言い訳に利用されてきた過去

「「平和が戦争の言い訳に利用されてきた過去」:石田雄(東大名誉教授)」  憲法・軍備・安全保障

watanabe 氏のツイートより。

石田雄(東大名誉教授):

「積極的平和主義であれ、集団的自衛権の解釈によってであれ、海外での武器使用を認めることになれば、敵とされた人を殺す任務を果たす兵士が必要となります」

「旧日本軍の兵士であり、政治学を研究してきた一人として、安倍晋三首相には、こうした人のことを考えて政策決定をしてほしいと思います」

「私は、米英帝国主義からアジアを解放する正義の戦争だと思っていた軍国青年でした。しかし学徒出陣を命じられた時、どうしても人を殺す自信が持てませんでした。せめて見えないところで人が死ぬ方がいいと、海軍を志願しました」

人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。


「体が弱くて認められず、陸軍の要塞(ようさい)重砲兵を命じられました。目の前で人を殺さずに済むと安心しましたが、軍隊はそんな生やさしいものではありませんでした」

命令されれば、誰でも、いつでも人を殺すという訓練をするのが軍隊でした。捕虜になった米兵を殺せという命令が出た時でも、従わないと死刑になるという問題に直面しました」

「戦争で人を殺した兵士は、ベトナムやイラクで戦った米兵を例にとっても、心の問題で悩んでいる人が少なくありません。殺人を命じられる人の身になって、もう一度、憲法9条の意味を考えてみて下さい」

「私は軍国青年だったんですよ。自分がなぜ、そうなったのか。それを明らかにするために研究者になったんです。二度と戦争を起こさせないために政治学、社会科学を研究してきたつもりでしたが、こういう時代が来ちゃった」

朝日新聞「声」欄 6月10日

「戦前、戦争に向かっていった時代と非常に似ていますね。しかし、この年ですから、デモにも行けないし、官邸前で大きな声を出すわけにもいかない。社会科学者として何ができるか。切実に考えて、やむなく、朝日新聞に投書したのです」

「私は「日本の政治と言葉」という本を書いた際、「平和」という言葉が歴史上、どういうふうに使われたかをフォローしたことがあるんです。平和というのは、最初は、非暴力という意味でつかわれる」

「しかし、日本においては次第に東洋平和という使い方をされて、日清、日露、日中戦争において戦争の大義にされていく。これは日本の戦争に限った話ではなく、ありとあらゆる戦争の言い訳、大義名分に「平和」という言葉が利用されてきたのです」

「唯一の例外が、ナチス・ドイツの侵略ですね。こういう歴史を見ていれば、安倍首相が唱える「積極的平和主義」という言葉のいかがわしさがすぐわかるんですよ」

「それと、排外的なナショナリズムのあおり方ですね。積極的平和主義と排他主義が重なり合うと、非常に危険な要素になります。平和とは非暴力であり、非暴力とは敵を憎まないことです。敵を理解することで、問題を解決しようという考え方です」

「しかし、今の安倍政権は中国、韓国を挑発し、緊張を作り出している。そこに積極的平和主義が重なるものだから、危ないのです」

日刊ゲンダイ7月3日「平和が戦争の言い訳に利用されてきた過去」

(靖国はいい例ですね、とのと問いに)

「論外です。戦争体験者として、個人的な意見を言わしてもらえば、誰がお国のため、天皇陛下のために死んだものですか。みんな無駄死に、犬死にだったのですよ」

「歴史学者の藤原彰氏の調査によれば、戦死者の6割が餓死だったという。特攻隊だって、どうせ死ぬなら、美しく死のうとしたわけで、誰も喜んで死んだわけじゃない」

「それを美化し、首相が「尊崇の念を捧げる」などと言うのは「もう一度、国のために死んでくれ」という宣伝だと思う。死んだ人の霊を慰めたいと言うのであれば、それは二度と戦争を起こさないことなのです」

(集団的自衛権の行使について、限定的だ、戦争する国になるわけじゃない、という政府の主張に対し)

「海外の邦人を保護するためと言っていますね。この理屈も戦前と似ています。1932年の第一次上海事変の直前、日本人の僧侶数人が殺傷される事件が起こった」

「日本政府は邦人の生命を守るという名目で、上海の兵力を増強し、戦闘が拡大。その後、本格的な日中戦争になりました。個別的自衛権であれば、「日本の領土内に攻め込まれたとき」という歯止めがかかりますが、邦人保護という名目で海外に出ていけば、歯止めがなくなってしまうのです」

(駆けつけ警護について)

「アフガニスタンで援助活動をしているペシャワール会の中村哲代表は「自衛隊が邦人救助に来るのは危ないからやめてほしい」と言っています。実際、ペシャワール会は日本がインド洋の給油活動をする前は、車両に日の丸を掲げて活動していた」

「それが守り札になったからです。しかし、給油活動を境に日の丸を消した。米国と一体と見られる懸念があったからでしょう。集団的自衛権による武力行使や集団安全保障による制裁措置に自衛隊が参加すれば、ますます、憎悪と攻撃の対象になる」

「もう一つ、集団的自衛権で海外に出ていけば、おそらく、米軍の傘下に入る。邦人がいなくなったから帰ります、なんて言えるでしょうか。米軍は無人機で攻撃する。一般市民が巻き添えになれば、その恨みは陸上で展開している自衛隊に向く。こうなる可能性もあるわけです」

「言葉が分からない地域で武力行使をするのがいかに危ないか。イラクに駐留する米軍が「止まれ」という車両を攻撃したら、殺されたのは、お産に気づき、病院に急ぐ妊婦だったという報告もありました。相互理解がなければ、どんどん、紛争は激化してしまう」

「それよりも、日本は戦後一人も海外で人を殺していないというプラスの遺産を生かすべきです。非武装の支援に徹すれば、外交的パワーもついてくる。その遺産を今、食いつぶしてしまうのは誠に愚かなことです」

(朝日「声」欄で殺せと命じられた身にもなってみろ、と書いた理由)

「私の父親は二・二六の直後に警視総監のなったものだから、寝るときも枕元に拳銃を置いていた。父親は神経が持たず8カ月で辞任しましたが、私も武器恐怖症になってしまって、不眠症が続いた」

「学徒出陣となって、徴兵検査のときは兵隊に行くべきと思っていたが、人を殺す自信がなかった。東京湾の要塞重砲兵に配属になったのですが、軍隊というのはいつでも誰でも人を殺せる人間を作る。そういうところなんですね」

「敵を突き殺す訓練をやらされ、「そんなへっぴり腰で殺せるものか」と殴られる。命令があれば、それがいいか悪いかも考えちゃいけない。なぜ、それをやるのかも聞いてもいけない。幸い、負け戦でしたから、敵が攻めてきて殺されるのを待っているような状況でした」

「そんな中、東京空襲に来た米軍の戦闘機が東京湾に墜落して、パイロットが泳いできたんですね。捕まえて司令官に報告すれば、「殺せ」と命令されるかもしれない。捕虜を殺すのは国際法違反です。しかし、命令に背けば、陸軍刑法で死刑です。これは大変なこととになったと悩みました」

(安倍首相について)

「自分よりも不利な人の立場で物事を考えられないのだと思います。他者感覚の欠落、共感能力の欠如というか、ずっとチヤホヤ育てられると、そうなっていくのかもしれません」

日刊ゲンダイ7月3日 首相は他者の気持ちが分からない人

「デンマークの陸軍大将、フリッツ・ホルンは戦争絶滅法案なるものを提唱していて、開戦後10時間以内に元首、首相、閣僚、議員を最前列に行かせる。そういうことを決めれば戦争はなくなると言ってます。そういう立場に立たされれば、積極的平和主義なんて、簡単に言えるわけがないのです」

「一番恐れているのは沈黙の螺旋です。出る杭は打たれるからと黙っていると、その沈黙がだんだん広がって誰も声を出せなくなる。若い人の方が「出る杭は打たれる」と心配するでしょうから、ここは年長者が声を出さなければいけないと思います」

以上は「晴耕雨読」より

今の安倍政権の暴走を食い止めるには、不正選挙を暴露することが一番です。それには日本の司法が独立する必要があります。建前は三権分立なので司法は行政に左右されずに判断できるのです。今は政治的な判断を優先させる狂った判断をしています。これが今の世の中を狂わしている根本です。                      以上

« アルカーイダ、体に埋め込む「ステレス爆弾」開発か | トップページ | またもや戦争へと燃え上がるアメリカ資本主義 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平和が戦争の言い訳に利用されてきた過去:

« アルカーイダ、体に埋め込む「ステレス爆弾」開発か | トップページ | またもや戦争へと燃え上がるアメリカ資本主義 »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ