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2015年1月22日 (木)

免疫細胞療法・CTL療法とは(9/12)

CTL療法とはまんがで解説CTL

CTL療法(Cytotoxic T-lymphocyte Therapy:細胞傷害性Tリンパ球療法)

ANK療法以外のもう一つの免疫細胞療法

NK細胞以外にも、がん細胞を攻撃するものとしてCTL細胞があります。
CTL療法は、獲得免疫を用いる免疫細胞療法の中では最強のものです。
リンパ球バンクと提携している東洞院クリニックでは、CTLも治療メニューとしています。
            但し、いくつか条件があり、実際にお引き受けできる方は、ANK療法を受けられる方の2割以下です。

CTL治療を受けられる条件

  • 患者さんご本人の体内から取り出した腫瘍を標的として提供いただける方
  • ANK療法を点滴回数で12回以上受けられる方(CTL単独では効果を期待できません)
  • CTL作成用に、リンパ球分離採取を受けられる方(全血採血では無理があります)

※ CTL療法は、無料で提供させていただいております

T細胞の中でもがん細胞に対して傷害性をもつのはキラーT細胞です。キラーT細胞はそのままではがん細胞を攻撃しません。免疫抑制の影響を受けにくい体の外にキラーT細胞を取り出し、標的となるがん細胞を教えこむ必要があります。キラーT細胞は、各々が予め決まった標的を認識する細胞集団であり、活性を高めながら特定の標的と一緒に培養すると、その標的、例えば、患者体内から取り出したがん細胞などを認識するタイプのキラーT細胞が数を増やしていきます。

なお、CTL作成に用いるキラーT細胞は、ナイーブといいますが、血液中から取り出したばかりの、まだ若い段階のものである必要があります。大事な「青春期」に、標的が存在しない状態で数を増やしてしまうと、もう標的を覚えなくなってしまいます。

本来、キラーT細胞に標的を教育し、実際に、がん細胞を攻撃することを確認したものをCTL細胞と呼んでいます。最近では、単に人工ペプチドなど、特定抗原物質に反応しただけで、がん細胞を攻撃することを確認していないものまでCTLと呼ぶ風潮が蔓延しております。実際のがん治療に使えるのは、あくまで、がん細胞を本当に攻撃するものに限ります。こうしたオーソドックスなCTLを通常メニューとして治療用に作成しているのは、国内では、東洞院クリニック(弊社提携医療機関)と、全国の提携医療機関だけ(?)のようです。

CTL の制約条件の詳細は以下の通りです。

[適切な標的入手が必要]

標的とするがん細胞は、患者体内から取り出す必要があります。手術で取り出されたものの他、バイオプシーのサンプル、胸水や腹水を抜いた液にがん細胞が含まれている場合など、いくつか標的採取法があります。
CTL細胞の教育には、如何に適切な標的を取得するかが重要です。理想的には、生きたがん細胞をキラーT細胞と一緒に培養するのがベストです。死んだがん細胞や、標本化されたがん細胞、など、死後変性すればするほど標的としての効果が落ちる可能性があります。
また、がん細胞の一部を抽出したもの、特にペプチドの断片など、細胞全体ではなく、部分的な構成物質のみを標的とすると殆ど効果が期待できません。ましてや、患者本人から取り出したのではない研究用の培養がん細胞や合成ペプチドなどを使用すると殆ど有効なCTLを作成することはできません。

現実には、生きたがん細胞を用いてCTLを作成できる方は稀です。手術を受けられる直前にANK療法を受けることを決められ、十分な数のキラーT細胞を事前に採取されている場合に限られます。手術後、化学療法を受けたものの、腫瘍マーカーの値が大きくなってきたのでANK療法を受けることにした、こういう場合、標本として固定(もう死んでいます)された腫瘍組織しか入手できません。固定された標本を標的とする場合、腫瘍組織に集まってきたキラーT細胞を選択的に増殖させた、としか申し上げられません。既に、死んでいるがん細胞を、攻撃するのかどうか、確認のしようがないからです。T細胞は、体内の炎症部位や異物などに、意味もなく集まる傾向があります。腫瘍組織に集まったからといって、必ずしも攻撃をかけないことはよく知られている現象です。以前、TIL療法こそ、がん治療の本命と騒がれた時期がありましたが、T細胞が主要組織の内部に浸潤するだけで、何もしないことが明らかになり、最近では、殆ど実施されなくなっています。

[十分な母数のキラーT細胞が必要]

キラーT細胞はT細胞の中でもごく一部を占めるに過ぎません。更に、各々のキラーT細胞は、一種類の標的しか認識しないと言われています。たまたま患者体内のがん細胞を標的とするキラーT細胞は、ほんのわずかしか存在しないのです。そこで、CTL作成にあたっては、血液採取(全血)では十分な数のキラーT細胞を確保できる保証がなく、リンパ球分離採取により、大量のリンパ球(T細胞を含みます)を取得することを前提にしております。

[体内のがん細胞が標的と一致する保証がない]

CTLは覚えた標的と同じ性質をもつ細胞しか攻撃しません。ところが体内に必ず標的と同じ性質のがん細胞が存在する保証はありません。その場合、空振りとなってしまいます。標的の性質がCTL作成過程で変性する可能性もあります。

[覚えた標的以外は攻撃しない]

標的と同じ腫瘍組織内でも標的と異なるがん細胞が存在する可能性があります。また、転移や再発の場合は特にそうですが、増殖過程でがん細胞が抗原性を変化させることは十分ありえます。このような場合、CTL細胞は認識できなくなります。

CTL細胞に関する図

詳しくは「免疫細胞療法との比較」をご覧下さい。

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CTL細胞の傷害性

CTLの攻撃力はANKよりも劣ります。

ANK > CTL

ANKとCTLの併用

ANK細胞は、免疫を刺激する力が大変強いため、一度に点滴で戻せる細胞数には限りがあります。一方、ANK細胞は、がん細胞を一つずつ殺しますので、数の戦いとなります。そこで少しでも、援軍を増やすため、CTL療法の併用を行うことがあります。点滴で体内に戻されたCTL細胞は、CTL細胞に標的を教えるのに用いたがん細胞と同じ性質のがん細胞が体内に残っている場合は、がんと認識し攻撃します。 ANK 細胞は、CTLが標的とするがん細胞も含め、どんながん細胞でも攻撃しますが、CTLの応援があれば、がんとの戦力比が改善されます。

CTL単独治療は、選択肢として考えておりません。強い免疫抑制を受ける患者体内に、単独で戻されたCTLは、直ちに、眠ってしまう、と考えるからです。

治療にあたって

CTL治療をご希望の場合は、まず手術を実施する医療機関からがん細胞を入手する必要がありますが、手続きについては、まずANK療法提携医療機関にご相談ください。

詳しくはCTL療法の手順をご覧下さい。

以上は「免疫療法総合支援サービス」より

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