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2015年2月26日 (木)

”夢のエネルギー”核融合発電技術の今、(2/7)

エネルギー

 
 

ムーアの法則並みに性能が向上

 トカマク型は、これまで最も核融合発電炉の実用化に近い技術とされ、各国が開発競争を繰り広げてきた(図1)。そして日本はその競争を牽引してきた。

図1 1990年半ばまで、トカマク型核融合技術はムーアの法則と肩を並べる勢いで向上した。縦軸の核融合3重積とは、プラズマの密度、閉じ込め時間(保温時間)、プラズマの温度の積で、エネルギー投入量に対する出力エネルギーの比(Q値)にほぼ比例する。
[画像のクリックで拡大表示]

 1990年代半ばまで開発競争の成果は目覚ましく、性能指標が約2年で2倍になる勢いだった。ムーアの法則に従うトランジスタ微細化技術の進歩に肩を並べていたのである。そして、日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)のトカマク型プラズマ閉じ込め装置「JT-60U」は、1996年にイオン温度5.2億Kと核融合発電に必要な温度である1億K以上を達成(写真2)。さらに、投入エネルギーに対する出力(熱)エネルギーの比(エネルギー増倍率、Q値)が1.25と、世界で初めて1を超えた。

写真2 JT-60SAの先代となるJT-60U。オレンジ色の環状の部位は常電導トロイダルコイルである。1996年には短時間ながら5.2億Kを実現。2006年には、1億Kのプラズマを28秒間維持することに成功した。2008年に実験を終え、解体された。現在は、那珂核融合研究所の敷地内に“移築”されている。D-D反応用装置だったが、わずかに起こる核融合反応によって中性子が発生し、装置が放射化しているため、当面、建屋内に保管する必要があるという。
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