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2015年2月に作成された記事

2015年2月28日 (土)

メルケル独首相が3月訪日、隠されたシグナル(2/2)

メルケル独首相が3月訪日、隠されたシグナル
ベルリン支局 赤川省吾

(2/2ページ)
2015/2/25 7:00

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 今回は、そうした雰囲気のなかでメルケル首相が訪日する。友好ムードだけで終われば、メルケル首相自身が独メディアの批判にさらされかねない。これはメルケル首相がハンガリーや中国など政権運営が威圧的な国を訪問する際に、現地で人権問題などについてクギを刺すかどうかチェックされるのと同じ構図だ。

■日本は米国とアジアへ視線、疎遠に

 とはいえドイツは日本を敵視しているわけではない。日本批判が噴き出すのは、自らの信念に自信を持ち、思っていることをストレートに伝えるドイツの国民性という部分も大きい。そもそも7年ぶりの訪日は冷え込んだ日独関係を修復するためだ。安倍政権の外交・安全保障政策を全否定しているわけでもない。国際貢献のために自衛隊を活用することは「歓迎する」と公言しており、尖閣諸島を巡る日中の争いには「中立」の立場を明確にする。

日独は政策で大きな溝がある
政策項目 距離感 立 場
対ロシア外交 日独ともロシアをけん制するが、決定的な対立は避けたいのが本音
国連安保理改革 日本は常任理事国入りに意欲を示すが、ドイツは日本との共闘に消極的
エネルギー政策 × ドイツは脱原発を推進、再生エネでは協力の余地も
財政政策 × ドイツは財政拡大で景気を支えるケインズ主義に否定的
金融政策 × 通貨の安定を重んじるドイツは、国債を買う量的金融緩和に反対
歴史認識 × 日本のアジア外交や従軍慰安婦問題にドイツは批判的

(印は、距離感が「あまりない」=○、「少しある」=△、「ある」=×)

 根底にある問題は、ドイツメディアの「日本バッシング」でも、独政府・与党の対日批判でもない。政治力を兼ね備えて欧州の盟主となり、米国やロシアと対等に渡り合うドイツと、冷戦時代と同じように米国依存が続く日本の立ち位置はこれからも異なる。過去の清算でも両国の進捗状況には差がある。この両国の違いを踏まえたうえで友好関係をどう築くかの視点が双方に欠けている。

 ドイツでは皮膚感覚で日本を理解する親日派が細り、日本の実情にあわせたきめ細かな政策を講じることができなくなった。日本社会の複雑さを理解せずに「日本はおかしい」と連呼するばかりで、異なる立ち位置の日独をどう近づけるかまでは配慮が及んでいない。しかもドイツ社会は日本に対する親近感がほとんどなく、対日感情はどんどん悪化している。そのことに対する危機感は一部の知日派を除けばドイツ側にはほとんどない。

 日本側にも責任がある。ドイツには欧州各国だけでなく、中韓もパイプを求めて接近中だ。中国とドイツがシャトル外交を繰り返した理由について独政府筋は「信頼関係を構築するには、首脳レベルの相互理解が必要だった」と説明する。

 ドイツが各国の外交攻勢の舞台となっているにもかかわらず日本の視線は米国とアジアに向かい、日独は疎遠となった。昨年、ようやく安倍首相が訪独したが、これは日本の首相として5年ぶり。東京に拠点を置く外国プレスへの情報発信も不十分だ。欧州連合(EU)と日本の自由貿易協定(FTA)などでもドイツの発言力は大きい。欧州の盟主ドイツとの協力を欠いたままでは、日本は欧州全体への影響力が低下する。

 ドイツのシュレーダー前首相は現役時代、日本の小泉純一郎首相と外交路線が異なっていたにもかかわらず「盟友」だった。03年にはオペラ好きの小泉首相のためにバイロイト音楽祭のチケットを準備し、ともにワーグナーの感動を分かち合った。02年にはサッカーのワールドカップ(W杯)日韓大会を観戦するため、シュレーダー氏が日本の政府専用機に搭乗して訪日したこともある。「信頼と友情を深めた。国際情勢からスポーツ、音楽、歴史などを(機中で)話し合った」。そう小泉首相は語っている。

 独政府筋は言う。「フランスのオランド大統領とメルケル首相も最初はぎくしゃくした。だがいまは肝胆相照らす仲。きっとメルケル首相と安倍首相もそうなれる」。確かにチャンスはある。メルケル首相が3月に訪日した後、今度は安倍首相が6月に訪独し、ドイツで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に出席する。さらに来年は日本がG7議長国。メルケル首相が再び訪日する見通しだ。

 物理学者出身のメルケル首相は合理主義者で知られる。「欧州に縁遠い日本には関心がない」。共通の話題がないのではないかと日独関係に携わる外交官やビジネスマンらは心配する。だが、それを乗り越えて交流を増やし、冷え込んだ絆を復活させなければ傷は深まる。日本が欧州でさらに地盤沈下することを意味する。

 
以上は「日経WEB」より

福島原発「汚染水処理、3月末までには無理」

Thursday, February 12, 2015            

福島第1原発「汚染水処理、3月末までには無理」、安倍首相との「約束」破った東電(2/11 産経新聞)

                           
 東京電力福島第1原発の廃炉に重くのしかかっている汚染水の処理が、思い通りに進まない。東電は1月下旬、「3月末まで」としていた汚染水の全量処理を断念したことを明らかにした。この期限は、安倍晋三首相と約束していたものであり、東電の“背信”は、地元住民の不安にもつながっている。原発事故から間もなく4年。汚染水問題を決着させる見込みはあるのか。(原子力取材班)

■エネ庁長官、“約束破り”に明らかに不満顔

 「全力で取り組んできたが、見通しが大変厳しい。総理大臣との約束は大変重いものと思っているが、約束が果たせず、大変申し訳なく思っております」

 東電の広瀬直己社長は1月23日、経済産業省資源エネルギー庁の上田隆之長官の部屋を訪れ、消え入りそうな声でこう伝えた。

http://www.sankei.com/premium/news/150211/prm1502110006-n1.html
関連記事
以上は「東京江戸川放射線」より
メルトダウンした燃料が地下深くに入ってしまった状態なので、すでに地下水などを通じて関東一円に広がっている模様です。したがって3月どころか半永久的に無理の状況です。メルトダウンした燃料の処理は、今の人類の知恵では解決不可能である。新たな知恵が必要です。宇宙人の知恵が必要なのです。 このような悲惨な状況なのに原発再稼働を進める安倍政権とは鬼の政権です。    以上

これが今の福島の実態です

学者とマスコミが人類を破滅に導く
279396 福島で頭が2つある子供が生まれている。
 
奥村博己 ( 47 京都 農業 ) 13/07/18 AM02 【印刷用へ
以下は原発問題リンクからの引用です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「福島で頭が2つある子供が生まれてる」緑の党木村ゆういち氏
リンク より引用開始
投稿者 パラサガン 日時 2013 年 7 月 13 日
子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
リンク
「南相馬市の方で福島で頭が2つある子供が生まれている。無脳症の子ども生まれてる。
完全にこれはチェルノブイリの再来なんですね」「西郷村というところでは昨年夏以降から奇形の子が生まれている。
これがTVでやならい真実です。これを言う為に立候補したんです」
参議院議員選挙に緑の党から立候補している木村ゆういち氏が
九州電力本店前で行った演説動画です。木村さんは福島市から九州への避難者です。
リンク (演説動画)
チェルノブイリでは5ミリで強制移住です。
20ミリシーベルトまで妊婦子供住んでよしとする日本。
自民党の改憲が進み言論の自由が奪われる状況になれば
真実はますます伝わらない社会になるでしょう。
(引用終了)
--------------------------------------------------------------
立ち入り禁止区域のチョウはみんな事故後すぐに死んだ次に生まれてきたチョウの多くは病気。模様が異常に曲がっていたり脚や触覚が曲がっていたり眼がへこんでいるようだったり
(生物学者野原ちよさん)
リンク
福島で凄まじい事態が発生!
「福島では妊婦の15人の内12人が奇形児を出産しています!」
リンク
もはや福島県は、人体実験場か!福島県では15人に12人が、奇形児を産
2013-03-23 14:39:06
私のもとに、福島県の看護婦と称する方より一本の電話が入りました。
「先生、福島では妊婦の15人の内12人が奇形児を出産しています!」
「医師会は、甲状腺癌、小児癌にしても、放射能との因果関係を全て隠蔽しています!」「福島の医療業界は異常です!」という内容のものでした。

千葉県南房総の漁師さんがネットラジオで警告
「自分の仲間には食べるなと。奇形魚は線量高く、回転寿司へ」
リンク
tokaiama
関東一円が放射性ヨウ素被ばく asyura2.com/12/genpatu24/m…  
関東の人たちは全員、甲状腺に異常が出る可能性が強い。
私の講習会に参加された世田谷の方が4名で検査に行ったら全員が甲状腺腫瘍だった 福島の妊婦、7人中5人がダウン症や奇形児、流産の恐怖(福島県は「死灰の街」になった)
リンク より(引用開始)
投稿者 こーるてん 日時 2012 年 7 月 12 日
私の知り合いが、福島県から三重県にやっと避難しました。それほど仲の良い人ではなかったけれど、放射能は怖いと感じた出来事があったそうです。 彼女の住んでいた福島県の○○市の、勤務先である病院で、7人の妊婦のうち、5人の胎児が流産、ダウン症、奇形児だったそうです。
7人の内訳
・ダウン症 2人
・指が6本の子供  1人
・無脳症 1人
・流産  1人
他2名は当時の段階でまだ4ヶ月とかなので経過観察中。 同じ病院内でこんな確率はあり得ない、と恐怖を感じたそうです。専門家たちの経験と知識で、やはり放射能の影響としか考えられないとの結論だったようです。
(引用終了)

リンク
このような不安に追い討ちをかけるつぶやきがありました。
@KinositaKouta 今日、大学病院の知人から私の携帯に入ったメールです、
「昨日、学会か何かで判ったことらしいけど、東京の汚染はレベルCだって。つまり常時防護服と専用マスクをつけていないとダメなレベル。長野産の野菜もダメだって。

BBCドキュメンタリー「津波の子供たち」3月1日放送から・・
フィルムバッジをつける子どもたち 2012/3/8
奇形と分かったご家庭には、保健師をはじめ次々と何人もで訪ねてくること。
妊娠中に突然、胎児の頭部が大きくなり、堕胎をすすめられた方。
口唇裂の赤ちゃんの診察のために病院に出かけた際、
「ひとに見られたくない、聞かれたくない」と ひと目を気にする方には、
病院の方から「お宅だけじゃないですよ。気にしなくても大丈夫です」
と声がかけられること。
実際、おなじ事情に苦悩する患者さんご家族どうしが、
「ごろごろと」隣り合って病院にいること…等々。 リンク

リンク
【無脳症の赤ちゃん】ショック!先ほど知人の電話。知人が授かった待望の赤ちゃんが、妊娠4ヶ月に入り無脳症と診断されたと。1万人に5人の奇形が身近に。放射能汚染の深刻さとしか思えない。東京です。

ことことファミリー
リンク
ママ友さんのご友人も先月無脳症の赤ちゃんを授かり堕胎しました。そのママ友さんは医療関係者なのですが、震災以降無脳症の赤ちゃんが増えてると言っていました。別の看護師さんは、大丈夫だった人が急に切迫流産になる事が増えたと。ため息しか出ません・・・
引用元:Modern Times
リンク

双子出産の予定が・・
1人は上半身が無く死産、もう一人は心臓がない
「血の気がひいた・双子だけど生きているのは1人だけ」
「無心体と言う異常妊娠です。足はあり頑張って生きようとしてたんでしょうけど、上半身がなく1人の子には心臓がありません」
リンク
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用以上
 
 

 以上は「るいネット」より

放射能汚染度からすれば当然の結果でしょう。今後ますます酷くなるでしょう。いまだに福島原発は封鎖されていないのです。したがって毎日のように放射能灰がまき散らされています。除染してもまたすぐに汚染されてもとに戻ります。そこに住む方はやがて健康を害して死ぬことになります。                      以上


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原子力委員会「基本的考え方」検討開始

原子力委員会 「基本的考え方」検討開始
1月28日 15時01分

    
原子力委員会 「基本的考え方」検討開始    
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原子力の重要な課題に取り組む組織として再スタートした国の原子力委員会は、新たな原子力利用の指針となる「基本的考え方」をまとめるため、28日から有識者の意見の聞き取りを始めました。

原子力委員会は、原発事故後の3年前、国の原子力政策の基本方針「原子力政策大綱」を作る過程で推進側だけの秘密会議を開いて批判を受け、原子力の重要な課題に絞って取り組む組織として去年、再スタートしました。
新たな原子力委員会は、従来の政策大綱に代わり、原子力の利用にあたって重視すべき指針となる「基本的考え方」を示すことになっていて、28日から有識者の意見の聞き取りを始めました。
最初の聞き取りには、東京大学名誉教授で、原発事故の対応を検証してきた政府の事故調査・検証委員会の畑村洋太郎元委員長が招かれました。畑村元委員長は「原子力を扱うかぎり、事故はこれからも起きると言わなければならない。ある基準を満たしても気が付かない危険は残るもので、安全だと言わない原子力規制委員会は正しい。事故が起きうると考えて、事前に避難計画だけでなく除染や復興の計画も立てておく必要がある」と話しました。
原子力委員会は、今後1年余りかけて「基本的考え方」をまとめることにしていますが、中立性や透明性を確保し、これまでの組織との違いを明確に示せるかが課題になります。

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※クリックするとNHKサイトを離れます。

                                         

”夢のエネルギー”核融合発電技術の今、(4/7)

エネルギー

 
 

実用化への「あと1歩」に20年超が経過へ

 1990年代半ばの時点で5.2億Kという温度やQ=1.25を達成したにもかかわらず、いまだに実用化できていないのはなぜか。

 実は、JT-60Uを含むこれらの装置はいずれも、模擬燃料として重水素(D)だけを用いていた。核融合発電を実用化するには、このDと3重水素(トリチウム、T)の核融合であるD-T反応を実現する必要がある。DだけでもD-D反応という核融合反応が起こるが、それを発電に用いるには10億K以上の超高温が必要となる。1億~5億Kでの反応率は非常に小さく、実用化には結びつかない。

 また、Q=1.25という値も実用化にはまだ足りない。理由は、ここでの出力エネルギーは熱の状態で、そこから蒸気タービンで発電すると、得られる電力量は熱エネルギーの6割以下、平均的には4割前後にとどまってしまうからだ。このため、Q>3が発電の最低条件となる。商業運転時の採算性を考えると、トカマク型核融合炉では、Q=50~60という値の実現が必要とされている。ちなみに、連載の後半で触れる海外の核融合ベンチャーの中には、蒸気タービンを用いない新しい発電技術を提唱している企業もある。

 Q値の最終目標とQ=1.25とはまだ開きがあるが、D-T反応であれば、同じ温度でも核融合反応の反応率が飛躍的に高まる。しかも、核融合反応の結果として放出されるα粒子(4Heの原子核)がプラズマを加熱するブースターの役割を果たす。加えて、さらなる大型化で保温性能の向上も見込める。こうした点から、D-T反応を扱う核融合炉であれば、実用化に必要な条件は達成可能と考えられている。

 ただし、D-T反応による核融合炉を実現するには、幾つかの高い技術的ハードルがある。(1)炉内の核融合反応で放出される高速中性子を増殖させた上でリチウム(6Li)に衝突させ、トリチウム(T)を発生させて炉内に注入する仕組み「ブランケット」の実現が必要、(2)放射性物質であるトリチウムの厳重な管理技術が必要になる、(3)プラズマ内の不純物(α粒子など)を排出する仕組みである「ダイバーター」の開発も必要、(4)これまでにない大型の炉が必要、といったハードルだ。

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ガンは癌にあらず、第一章・癌と診断された人の疾患経過(10)

(18) 胃癌・食道癌全摘後の転移 知人の父親Q氏(1916年生?, 男性, 60kg)
 Q氏は胃癌と食道癌を全摘する大手術をした約1年後に, 胃と食道の代替として引き上げていた腸の部位に癌が転移し, これが悪化した. S医大病院で余命3ヶ月と宣告され, 病院の勧めに従って自宅に戻ったのは1996年の初めだった. 同年2月から生の春ウコン1日30g量を3分割して摂取したところ, 3ヶ月で完治と診断されるに至った.

 全摘が大手術であり, その上老齢だったために体力回復に1年以上かかったが, 1年半経過して体重が増量し始めると共に本人の我儘も強くなったようであった. 体力が回復してしばらくすると, 「こんな苦いものはもう飲めない」と生の春ウコンを拒絶された. 残念なことに, 摂取を中止してから3ヶ月後に急逝してしまった. 胃癌・食道癌からの転移癌では, 治癒するのも悪化するのも, 約3ヶ月であった.

(19) 胃癌 元経営者Rさん(1930年生, 女性, 50kg)
 Rさんが家の中でフラフラしてつまずいたり階段を踏み外したりするのを, 家族は加齢現象だと考えていたところ, 「胃か心臓のあたりが痛い」と言い出したので, 近所の医者を訪ねた. そこでは「貧血状態がひどいので大きな病院で精密検査を受けるように」と勧められ, 2006年7月15日に検査のためにKIセンターに出かけた. 検査の結果, 胃癌が見つかり, その場で手術の日程が組まれ8月9日と決まった.

 家族は, 前記(4)の件を身近で起きたこととして良く覚えていた. 春ウコンについてはその時の知識もあり, その効果を期待した. 検査の当日に「母に進行の早い胃癌が見つかった. 末期ではないと言うが, 20日後に手術と決まった. 春ウコンは胃癌にも効くのか」という問い合わせが来た. 前記(17)の話をしながら「転移癌ではあるが, 胃癌に効いた. 色々な固形癌に効いている. 手術を邪魔することは無さそうなので, 5g/日を4回以上に分けて摂取すると良いと思う」と資料を使って説明をした. 家族が入院中の患者と話をしたところ, 本人の希望も強かったので直ぐに錠剤を飲み始めた.

 手術までに時間がなく, 検査直後に, 術前のコンディショニングのために入院することになった. 貧血症状がひどく, 家族の介添え無しには入院できない状況であったが, 医師の許可を得て春ウコンの摂取を続けたところ, 1週間後の退院までに貧血が大きく改善し, 退院時には家族の助けを借りずに自力で歩行できるまでに回復した. 貧血症状の改善は, 癌の縮小に伴う出血の減少を示唆していると考えた.

 家族へは「貧血が回復したことは, 癌による出血が治まり始めたためだろう. 貧血の改善状況からみると, 手術直前には癌が小さくなっているだろうから, 直前の検査次第では, 手術を見送り, 暫く様子を見ることできるようになるだろう. 手術は体にとって大きなストレスであり, 免疫を下げるので避けたい. 多分, 手術を回避できるのではないか」と話をした. 医師は「切ってみないとわからないが, 胃を全摘する可能性もある」と言って, 直前の検査はせずに予定通りに手術を行った.

 医師からの手術後の説明は, 患者本人へは「癌は中央に集まっていて, 癌を取り易かった」, 家族へは「胃癌は胃袋の外壁まで抜ける程, 大きくなっていた. しかし, 全摘はしなくて済んだ. 転移した癌が多数見られるが, 活性化はしていない. 術後の制癌剤治療を勧めたい」ということだった.

 術後に制癌剤治療を勧められた患者本人は, 制癌剤の副作用の知識があり, また, 前記(4)のケースで[快方に向かいながら制癌剤(シスプラチン)治療をしたために25日後に急逝した]ことを良く知っていたので制癌剤を辞退した. 手術後, 食事の再開と同時に春ウコンを再開した. 医師から「高齢にもかかわらず, 手術後の経過は驚くほど順調な回復」と言われ, 手術の2ヶ月後にはアジア旅行へ出掛けることができるまでに元気になった.

 その後, 患者についての連絡がなくなったが, 摂り方の要点を書いた書類を渡しておいたので, しっかり春ウコンを摂っていてくれていると思っていた. ところが7ヶ月後に訃報が届いた. 後から家族の話を聞くと, 「春ウコンは本人任せだったので, しっかり摂れていたかどうか良く分からない. 最後の何ヶ月は入退院を繰り返していて, 医師は腸閉塞を心配して口からの食べ物を極端に制限していた」とのことだった. このケースは, 当初の3ヶ月は春ウコンが極めて有効であったが, その後は[再発,転移,アジュバント療法などの有無]の報告がなく, 不明な点が多いので除外すべきかと考えた. しかし, 不明は不明として記載することにした. 末期癌でない3例目である.

(20)消化管膜間質性腫瘍 クラブの後輩の父親S氏(1937年生, 70歳, 40kg)
 S氏は消化器の表皮にできる特殊な癌[消化管膜間質性腫瘍](略称GIST)が胃の表皮にできたと診断され, T医科大病院で知人の専門医の手術を受けて胃を全摘した. その2年後, 大腸の表皮に転移癌が再発したので再手術のため開腹をしたが, 手を付けることができないほど癌が進んでいた. その際の医療ミスで大腸がバイパスとなり縫合されただけだったので, 不信感からT病院に2003年に移った.

 T病院の医師は当初GISTを知らず, 家族と何回か衝突しながら熱心に勉強し, 「イレッサ(ゲフィチニブ)を改良した新薬グリベック(イマチニブ,分子標的薬)を自宅で使うように」との指示を出した. 自宅療養中にこの副作用に悩まされ, 医師に言われた量の半量をやっとの思いで飲んでいた. 「父が死にそう」との話を聞いた筆者Aの勧めで, 春ウコンを2006年7月末から飲み始めた. 体重が40kgほどまで減量していたので春ウコン粉末の服用量を1日4gとしていたが, これを摂り始めるとグリベックによる副作用が消えた.

 1ヶ月ほど経つと, 胃を中心として調子が良くなってきたのでグリベック摂取をやめて春ウコン摂取だけにした. 40日後の検査結果では「癌は大きくなっていない」ということであった. 春ウコンを続けた4ヶ月後には体調も回復し, CT検査では癌がなくなっていた. 末期癌GISTに大きな変化がでたことになる. しかし, 医者は「癌は動くので, 見えない裏側に動いている可能性がある. 経過を見ていく」と患者に伝えた (2006年12月).

 年を越し, 徐々に健康を取り戻し始めた. その後も春ウコンの摂取だけで健康状態は安定しており, 2007年2月と4月のCT検査でも癌が消えた状態は続いていた. この状況をみた医者から, 「グリベックが効いているので量を倍増したい」と言われた. 医者に診てもらうためにグリベックの購入は続けていたが, 全く摂っていない薬の増量を患者は辞退した. 5月に入り温泉旅行に行けるほどに体力も回復してきた.

 以前の手術後は, 夏には体調を崩して一度は必ず入院していたが, 2007年夏の猛暑を何事もなく乗り切り, CT検査結果も特に問題なく, 食事も美味しいと感じて食べられるようになってきた. 大手術による後遺症があり, 体力回復にはもう一歩の観があったが, 3年半後の2010年に入って体重が増え始め他. 体重増加を[癌によるむくみか?]と心配したが, 2kgの体重増は本格的な体調回復の兆候のようである. 体力もついてきたので, 海外旅行を話題にするくらい意欲的になり, 順調に過ごしている. 癌の大手術からの回復には, 長期間の療養が必要となるようだ.

(21) 膵臓癌 クラブの先輩T氏(1940年生, 男性, 55kg)
 癌談義を筆者とした中東駐在のT氏が, 北アフリカ駐在として大変なハードワークをしていた時期の1998年に膵臓癌となり, ヨーロッパで手術を受けた. その後, 筆者との1994年末の癌談義を思い出し, 日本に短期帰国をした1999年2月に春ウコンを依頼してきたので, 粉末製品を直ぐ渡したところ摂取を開始し, 帰任する時には駐在地にも大量に持ち帰り, 摂取を続けた.
 
 北アフリカ時代の2年間はヨーロッパで定期検査を受けていたが, 春ウコンを続けながら特段の指摘もなく無事に過していた. 2001年8月, 元気で日本に帰国した後, 東京のNGセンターで診察を受けた. 2002年になり, 安心のために制癌剤の治療を受けたところ, 2002年3月末に急逝した. 膵臓癌手術後3年の延命は少ないと聞く. 春ウコンの効果と考えられそうである.

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月27日 (金)

メルケル独首相が3月訪日、隠されたシグナル(1/2)

メルケル独首相が3月訪日、隠されたシグナル
ベルリン支局 赤川省吾

(1/2ページ)
2015/2/25 7:00

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 ドイツのメルケル首相が3月上旬に訪日する。7年ぶりの日本での首脳会談ではウクライナ問題を中心に討議し、表向きは両国の結束を演じる見通しだ。だが一皮むけば、ドイツでは日本への不信感が渦巻く。安倍晋三政権の経済・外交スタンスを危険視し、日本社会の「右傾化」に懸念を持つ。ここ数年での対日感情の悪化は著しい。ひび割れた日独関係という現実から目を背ければ、日本にとってのデメリットは計り知れない。

■独政府・メディアは日本の「右傾化」懸念

3月の日本での首脳会談では日独両首相の距離感が縮まるかが焦点(写真は2014年4月のベルリンでの日独首脳会談)
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3月の日本での首脳会談では日独両首相の距離感が縮まるかが焦点(写真は2014年4月のベルリンでの日独首脳会談)

 メルケル首相の訪日を控えた13日、首相側近のドイツ政府筋は記者懇談で日独関係に言及した。「メルケル首相が長いあいだ訪日しなかったのは残念なことだった。今後はメルケル首相と安倍首相の個人的な関係を強めていきたい」。ウクライナ紛争やギリシャ危機に忙殺される独政府高官が、日本のことに触れるのは異例。7年ぶりの訪日ということへの外交的な配慮が見て取れる。

 「ドイツにとって日本はどんな存在なのか」。そう尋ねると「最重要パートナーのひとつで価値観を共有している」との答えが返ってきた。それも本音だろう。ドイツにとって日本はロシアのような「仮想敵国」ではない。

 だが政府筋は「細かいことでは違いがある」と付け加えるのを忘れなかった。普段は極東のことを気にかける余裕もないほど多忙なメルケル首相の側近までが感じる「日本との違い」。そこにドイツ政府の対日観と訪日にあたってのシグナルが隠れている。

 ここ数年のドイツメディアの報道ぶりを見れば、日本に対する視線がどのくらい厳しいかがわかる。2011年の福島原発の事故で火が付いた日本批判は、燎原(りょうげん)の火のように広がり、いまではメディアに載る日本関連のニュースの大半が批判記事。連日のように閉鎖的な労働市場やグローバル化に出遅れた企業の体質など「日本社会の後進性」を指摘している。

 なかでも安倍政権に対する風当たりは強い。14年12月の衆院選で与党が大勝した際の見出しを見れば明らかだ。シュピーゲル誌は「原発の友達、安倍。光り輝く勝者」と伝え、「光り輝く」の言葉に「放射線」という意味合いもあるドイツ語を選んだ。「日本の経済実験は世界のリスク」(ウェルト紙)「民主主義の敗北」(経済紙ハンデルスブラット)と大手紙もこきおろした。安倍政権は民族主義を標榜し、危うい経済・エネルギー政策を講じているとドイツメディアは報じる。

 従軍慰安婦問題を含めた「歴史認識」も問題視されている。特に慰安婦報道を巡って日本の政界で朝日新聞への不満が高まると、報道の自由が侵害されたとの批判に火が付いた。独紙フランクフルター・アルゲマイネは「安倍政権はリベラル派メディアの息の根を止めようとしている。メルケル首相は安倍首相にクギを刺すべきだ」と提言。ドイツばかりではなく、スイスやオーストリアの高級紙も安倍政権に集中砲火を浴びせた。

 北部欧州は、政権に批判的な日本メディアが政治と社会の圧力にさらされていると解釈する。「日本の民主主義の危機」。そうドイツの与党議員は日本経済新聞に語った。欧州では政治が言論機関を統制することはタブー。12年にはウルフ独大統領が、自らに不利な報道をしないように大衆紙に圧力をかけたことが暴露され、辞任に追い込まれた。

 日本批判の報道をすべてうのみにしているわけではないが、独政府も根っこの部分での価値観はメディアと共有する。表向きの発言は控えているものの、財務省や経済省、外務省、それに在日大使館など独政府のほぼすべてで日本に対する不信感がくすぶる。取材で政治家に会えば、中道左派の社会民主党(SPD)はもちろん、保守系のキリスト教民主同盟(CDU)からも日本の「右傾化」を懸念する声が漏れる。「地域の緊張を招くような行為を控え、外交解決を探ってほしい」。13年に安倍首相が靖国神社を参拝した際には独政府の報道官が、こんな公式答弁を出している。従軍慰安婦報道で揺れる朝日新聞にも同情的で「独政府が助け舟を出すべきだ」との声も浮かぶ。

  • 以上は「日経WEB」より
  • 今や世界は米陣営(米国・英国・日本・イスラエル・オーストラリアなど)とロシア陣営(ロシア・中国・ドイツ・フランスなどEU諸国・インドなど)に別れつつあります。万一世界大戦となれば世界は二つに分かれて戦うことになりそうです。これはイスラム国に対する姿勢でも分かります。どうも正義はロシア陣営にありそうです。以上

福島県の小児甲状腺がん検査、2巡目でも一人が手術、確定は合計86人に!

【重要】福島県の小児甲状腺がん検査、2巡目でも1人が癌確定で手術!確定は合計86人に!8人が甲状腺がんの疑いで追加! new!!

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福島県が福島原発事後に実施している小児甲状腺がんの検査結果を公開しました。2月12日に公開された最新の小児甲状腺がん調査結果は初の2巡目で、計8人が甲状腺がんやその疑いと診断されています。その内の1人は小児甲状腺がんは確定し、摘出手術を行ったことが分かりました。

小児甲状腺がんは100万人に1人というような希少な病気で、既に福島県では福島原発事後に小児甲状腺がんが86人も確定しています。小児甲状腺がんの疑いと診断された子供も110人となり、今回の検査でも増加となりました。


福島県のデータを見て気になったのが、のう胞や結節の有無及び大きさが数年前よりも明らかに増えていることです。のう胞などが大きくなるとそれが将来に癌化する可能性があり、これも潜在的な小児甲状腺がんの患者だと言えます。
放射能由来の小児甲状腺がんは全身に転移する速度が速く、福島県の小児甲状腺がんでも同じような症状が見られるとの報告がありました。

未だに御用学者達は「スクリーニング効果で増えただけ~」とか「4年後までは原発事故と無関係」等と言い切っていますが、これは明らかな異常事態です。医療問題研究会も「福島の小児甲状腺がん増加はスクリーニング効果でなく、放射線被曝が原因」と述べ、1mSvあたり70%も被害が増加している点を指摘しています。

平時とは全く異なる値になっている以上は、あらゆる可能性を考慮して本格的な調査を国家規模でやるべきです。まあ、そんなことをしたら被ばくの影響がバレるので、今の政府はやらないでしょうが・・・(苦笑)。


☆県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況
URL http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/101600.pdf

引用:
2.穿刺吸引細胞診等結果概要
(1)細胞診等結果
穿刺吸引細胞診を行った方のうち、8 人が「悪性ないし悪性疑い」の判定となった。8人の性別は男性 4 人、女性 4 人であった。
また、二次検査時点での年齢は10歳から20歳(平均年齢は 15.6±3.4 歳)、腫瘍の大きさ 6.0mm から 17.3mm(平均腫瘍径は 10.2±3.9mm)であった。
また、穿刺吸引細胞診の結果、「悪性ないし悪性疑い」とならなかった方は、概ね6 か月後または 1 年後に通常診療(保険診療)となる方等であった。なお、8 人の先行検査の結果は、A 判定が 8 人(A1 が 5 人、A2 が 3 人)であった。

表5.平成 26 年度実施対象市町村細胞診結果(平均年齢と平均腫瘍径の( )内は範囲を示す)
平成 26 年度実施対象市町村
・悪性ないし悪性疑い 8 人(手術実施 1 人:乳頭癌 1 人)
・男性:女性 4 人:4 人
・平均年齢 15.6±3.4 歳(10-20 歳)、震災当時 12.1±3.4 歳(6-17 歳)
・平均腫瘍径 10.2±3.9 ㎜(6.0-17.3 ㎜)
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:引用終了

☆県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】
URL http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/101599.pdf

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☆甲状腺がん、1人確定=子どもの健康調査2巡目―福島県
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000121-jij-soci

引用:
東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下の県民を対象に実施している甲状腺検査で、福島県は12日、2巡目の検査で、昨年12月末現在、8人が甲状腺がんやその疑いと診断されたことを明らかにした。同10月末現在から4人増加した。そのうち、手術を受け、甲状腺がんと確定したのは1人。いずれも事故直後からの1巡目の検査では異常なしとされていた。

~省略~

 2巡目の検査は昨年4月から、事故当時の胎児も含む約38万5000人を対象に実施しており、約7万5000人の結果が確定した。
 県は昨年12月末現在の1巡目の結果も提示。甲状腺がんやその疑いとされたのは110人で、うち甲状腺がんと確定したのは同10月末から2人増加し86人。1人は良性だった。受診率は81.2%。 
:引用終了



以下、ネットの反応













関連過去記事

☆【放射能】医療問題研究会「福島の小児甲状腺がん増加はスクリーニング効果でなく、放射線被曝が原因。1mSvあたり70%増加」
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3500.html
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Category: 放射能被害

Thread: 原発事故

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コメント

4年そこらで腫瘍が成長するのが早いね。。
4年で平均1㎝の腫瘍だと、老人になるまで放置していても大丈夫とは言えないだろうな。
一巡目も被爆当時の全員の検査をしたわけじゃなく、二巡目は検査を拒否する人が増えているそうだから、きっちり全体を調べたらどうなるんだろうな。。

名無し #- | URL | 2015/02/12 21:26 [edit]

チェルノブイリを学ばない御用学者

今は子供達だけだが大人も遅かれ早かれなるよ。

チェルノブイリという教科書をみれば分かる。

チェルノブイリを学ばないアベ #- | URL | 2015/02/12 21:43 [edit]

それで過去の被曝関連の記事などへ「甲状腺癌たいしたことないよ」というコメがいきなり思い出したようにワラワラとわいてきて足されていたのですね。
わっかりやすい行動様式。

名無し #- | URL | 2015/02/12 21:48 [edit]

福島県だけでなく周辺の県(茨城、栃木など)でも検査できればよいのだが。

名無し #- | URL | 2015/02/12 22:06 [edit]

鬼畜

【安倍のIOC演説】
安倍「健康問題については、いままでも、現在も、将来もまったく問題ないということをお約束します」

【安倍の国会答弁】
安倍、福島県の子供の甲状腺ガンを国会で
「原発事故と関係ない」
と切り捨てる。


「全電源喪失は起こらない」と答弁していた当時の安倍総理大臣
http://matome.naver.jp/odai/2139169016828098101
安倍「全電源崩壊は起こりえない」

名無し #- | URL | 2015/02/12 22:10 [edit]

ガンになった子供の親に
ただ見守るのではなく
生アーモンド1日30粒とか豆乳ヨーグルト試してもらいたい。

国はミサイルで遊ぶ事に夢中で誰も助けてくれないから自分達の身は自分達で守るしか無いよ…

名無し #- | URL | 2015/02/12 22:17 [edit]

チェルノブイリで起きたと言われる感染症の増加はあと2年くらいは起きないのでしょうか。

はるこ #6zDIkTkY | URL | 2015/02/12 22:25 [edit]

感染症起きたとしても正しく発表されないよ

名無し #- | URL | 2015/02/12 22:30 [edit]

22:30さん

ということは仮に増えても(変わらなくても)データではわからないということですか…

はるこ #6zDIkTkY | URL | 2015/02/12 22:34 [edit]

wantonのブログで「酸化していない細胞や組織では、癌は成長も増殖も転移も悪性化もできない」って記事がありました。
試してもリスクはないので、経過観察中の方は食事を気にかけてみて。
チェルノでは飲酒習慣のある方は被曝のダメージがあまりなかったそうで、核シェルターにはアルコール備蓄がお約束だそうです。
医学的には裏付けがあるかないかわからないけれど、経験則って結構ありかも。

名無し #- | URL | 2015/02/12 22:42 [edit]

御用学者が何を言おうが現実は現実。
現実に起きていることに、適当な理由を付けをしているだけ。

学者とは名ばかり。

名無し #5C/3QqAU | URL | 2015/02/12 23:10 [edit]

今、日本で売られている生アーモンドはだいたいカリフォルニアなど西海岸産で、若干のセシウムが検出されていました。
初期被曝がヘビーな方は、他の抗酸化物質もおすすめ。
ただ、インドで96才で父親になった方も一日にアーモンドを500g食べていたそうなので、天然のビタミンEは体に良さそう。
急性被曝にビタミンCってのも抗酸化作用なのかな。
豆乳ヨーグルトはカナダ産大豆のがマルサンアイの通販で買えます。
おいしいですよ。

名無し #- | URL | 2015/02/12 23:16 [edit]

抗酸化作用を期待するのなら、にんにく卵黄もいいかも。
買うと結構するので、九州産にんにくと岡山県産卵黄でにんにく卵黄を大量に作って、家族で食べて(飲んで?)いる。
気休めかもしんないけど、なんかやらないと落ち着かないよね。

名無し #- | URL | 2015/02/12 23:22 [edit]

>学者とは名ばかり。

行政医学・科学と、普通の医学・科学は違うのだと311でつくづくわかりました。

>チェルノでは飲酒習慣のある方は被曝のダメージがあまりなかったそうで、

強いウオッカとかでしょうか?ちょっと違うけど、昔同じ生魚料理を食べたグループのうち、40度くらいの強い酒を食卓でカパカパ飲んでた人は大丈夫で、酒に弱い人だけ食中毒になった。
殺菌作用は確かにある。放射能にも抗酸化作用という形で効くのかな…

名無し #- | URL | 2015/02/12 23:29 [edit]

なんかアルコールとか、酵母はダイレクトに染色体に何か(何かってなに?)するらしい。
震災直後突然、塩麹や冷やし甘酒がブームになったのも、本能が何か察知したのかもね。
どうせまだ被曝については学者でも未知のことばかりなんだから、おいしく試してみたい。
でも、高度汚染地域の方は今からでも逃げるが勝ちと思ってる。
http://wired.jp/2013/12/26/caffeine-alcohol-keeps-your-chromosomes-just-right/

名無し #- | URL | 2015/02/12 23:46 [edit]

生野菜でテロメアを修復すればいいのかな。
http://blog.new-agriculture.com/blog/2014/10/2548.html
いわゆるアンチエイジングと抗酸化の区別はついていないけど。

名無し #- | URL | 2015/02/12 23:55 [edit]

名無し #- | URL | 2015/02/13 00:06 [edit]

抗酸化界のスーパースターといえばアスタキサンチン
自然界では最高レベル

名無し #- | URL | 2015/02/13 00:11 [edit]

乳酸菌を取り込むと細胞も若返るのかな、というか小保方さんのあれと違いがわからない・・・普通に食べても何かいいことありそうなので、とりあえず豆乳ヨーグルトは食べたい。
http://qq.kumanichi.com/medical/2012/12/post-2085.php

名無し #- | URL | 2015/02/13 00:25 [edit]

乳酸菌や酵素菌はガン細胞を捕食しますが…免疫細胞を活性化させるのも一つの手。
免疫細胞を活性化させるには基礎的な体温をなるべく長時間…体温を一度上げる事。
スポーツで汗を流すのも一つの手段です。
放射線治療と抗がん剤は愚劣の極み。
医師は抗がん剤が体質に合わなかった…転移したなどを言い訳にしてごまかします。

名無し #- | URL | 2015/02/13 00:50 [edit]

放射能対策として、重層(飲む、うがい、風呂にいれる、洗濯に使う)、酵素ジュース、ビタミンC、亜鉛、発酵食品、EM菌(万寿のしずく)、海水塩、ペクチン、
そして今年から始めた水素水がとてもいいです!
そしてハードル高いですが、年に1〜2ヶ月の西への保養も必須。

来月、甲状腺エコーの検査をするのですが、水素水が本当にいいので、娘の沢山ののう胞に効果があるといいです。のう胞に効果があったら、またこちらのブログに書き込みます。
かなり気をつけた食生活&マスク&外遊びを控えるなどをしていますが、移住は出来ず東京在住です。
岡山への保養時に、東京に住み続けることは自殺行為だと三田先生から言われました。
つらいですが、本当のことなのだと思います。
福島で甲状腺癌が確定している人達は全員高校生だと三田先生がおっしゃっていました。
小さい子達は甲状腺より白血球の影響が大きいようです。
東北関東の高校生〜20代30代の方の甲状腺がとても心配だと話されてました。
気にせず生活している方が大半だと思うと、今後の展開が恐ろしいです。
福島だけでなく、東北関東の方は全員検査した方がいいと思います。
国はやらないので自費となると高額ですし、なかなか難しいでしょうが‥‥
でも、癌になってからでは遅いです。

一人でも多くの方が福島の問題と客観視するのではなく、自分の問題として真剣に向き合えるといいです。
現実逃避しないと身が持たないことも多いですが‥‥
本当に身を滅ぼしてしまっては元も子もないので現実逃避は程々に、出来る限りのことは全てやって身を守っていくしか方法はないのではと思います。

名無し #- | URL | 2015/02/13 01:10 [edit]

福島の人たちは安全だと言っています。
専門家は問題ないといってるからでしょう。
心配だというと放射能と言われるので悲しいです。

abarekiller4545 #- | URL | 2015/02/13 01:22 [edit]

当然、放射線の影響に他ならない。
原発事故が起きる前までは、非常に放射線に対する危険度が高かったようだが、事故以来、急にその危険度が下がり気にするなのようなノー天気な発言が目立つようになってきた。海洋汚染も、以前ロシアの原子力潜水艦が沈没したときでも、日本は大慌てで騒ぎ立てていたが、今はそれ以上の事が進行しているにもかかわらず全く問題にしなくなっている。この原因は、政府よりのマスコミの勢でもある。真実ははっきりしている。原発事故が原因であり、子供たちがそのため殺されようとしている。御用学者どもは自分の家族がそんな目にあっても黙ったまま居られるのでしょうか?絶対そんなことにならないでしょう。なぜかって?それは家族はもうそこには住んでいないからですよ。もう皆、県外へ逃げ出しているからですよ。事故の責任者ですら東電から外国に家族ぐるみで逃げていますから。この行動自信がもう嘘であることが分かりますね。表向きに言っている事と陰でやっている事が真逆ですから。これで、いよいよ死者が出たら本当に訴えてやって下さい。そして、日本は2度と原発などに手を出してはいけないことを。日本人はこのままいけば安倍の糞総理によって暴力団自民党によって滅びることになるでしょう。日本民族が絶滅危惧種となってしまうのでは。

流浪の座敷わらし #- | URL | 2015/02/13 05:22 [edit]

魂まで植民地化 ハイジャックされたNIPPONを99%の人が知らない 船瀬俊介×飛鳥昭雄から引用

飛鳥‥‥ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)、国際原子力機関(IAEA)で、東日本域でストロンチウム90によるガン発生を予測したデータがもう出ています。100キロ圏内では、10年で最低でも大人を含む子供が10万人以上がガンで死亡。100キロから200キロ圏内では12万人。物すごい数が出ていて、これはこれから先に起こることです。これぐらいは絶対いきます。だってあの1週間後に横須賀の第7艦隊の主力空母が逃げたんですから。物すごい放射能の雲が東京と横浜を襲ったんです。

‥‥僕がもっと許せないのは、こういうことをやり始めた──セシウム134は半減期が2年、これは確かに短い。ところが、セシウム137は30年。だから、「30年我慢すれば、この1件は終わる」と言っている。

‥‥問題は、ストロンチウムでも89なら50日で済みますが、ストロンチウム90は猛毒です。カルシウムと似ているから、固定する。一粒でも骨に入ったら終わりです。これも半減期は28・8年です。問題は、プロトニウム239は半減期が2万4000年です。これがまだ漏れ続けています。‥‥日本列島は貯水タンクで埋まってしまいます。これを政府は絶対に言わない。

noir #zC2.WDUU | URL | 2015/02/13 09:57 [edit]

やっぱ放射線被爆はいかんな (ToT)

名無し #- | URL | 2015/02/13 09:57 [edit]

「イスラム国」は問う、私たちは何をなすべきか

時代の正体〈61〉「イスラム国」は問う 私たちは何をすべきか

2015.02.03 11:31:00

                                 

                                    

                                             

(写真左から)国枝さんと佐藤さん

                                 
 

 中東の過激派「イスラム国」による日本人人質の殺害事件は対岸の火事と思われてきたテロの現実を眼前に突きつけた。かの地に渦巻く憎悪と暴力にどう向き合えばいいのか。国際社会で日本が果たすべき役割は何か。識者に聞く。

◆国立東京工業高等専門学校名誉教授 佐藤義隆さん 中東情報正しく伝達

 湯川遥菜さんと後藤健二さんが殺害され、「これは日本の9・11だ」と発言する人まで現れました。

 では2001年に同時テロを受けた米国はどうなったか。国中が興奮状態に陥り、むやみに軍事力を行使した結果、世界はより不安定な状況になり、多くのテロ集団を生むことになった。もっと冷静な対応ができなかったのかと悔やまれます。

 なぜ2人を殺害したのでしょうか。イスラム国は、従来のように「土地を支配する」のではなく「自分たちの思想に共鳴してテロを起こせば、そこが支配領域になる」という考えなのではないか。そうであるなら、例えば日本に支配領域を広げるためには日本でテロを起こさせるようにすることが狙いになります。

 日本政府が海外で軍事行動ができる国になりたいと考えていることを彼らはよく知っていると思います。米軍の軍事行動に同調するよう誘い出せれば、自分たちの敵にすることができる。そのために人質を殺害し、怒らせ、米軍の支援をさせることに引き込めば、日本でテロを起こさせる理由が整うのかもしれません。

 日本がかつてのように海外では軍事行動をしない国であれば人質を取っても意味はない。殺害の理由もない。今回の事件は日本を十字軍側に組み込ませイスラム国側の標的であることを明確にし、日本でテロを起こし、支配領域を広げるという策略のように思えてなりません。

 それに乗っかることは愚かな話です。ヒステリックにならずに難民の救済・支援を公平に行うことを世界に表明し、実際そのような支援を行うことです。

 もっと根本的には、日本は海外でも軍事力を使わない国であることを宣言し、集団的自衛権の名の下、米国の手下のような態度は取らないことです。

 中東の人たちの日本への信頼と尊敬は他国を軍事侵略しない平和国家、大戦の廃墟から復活と成長を遂げた国、優秀な技術、礼儀正しい人たち、高い文化と教養といったことが基になっています。集団的自衛権の行使のための法整備を進めていくことこそ不毛な憎悪を広めることになるのではないでしょうか。十字軍対イスラム国という正義と悪という単純な二項対立は新たな暴力や憎悪を生むだけです。

 シリア国立アレッポ大には日本センターという機関があり、毎年「ジャパンフェアー」という日本を理解するための催しが開かれています。昨年も催しがあったと知り、私はあらためて親日の情を感じた。このことを日本人が知れば、シリアや中東への見方も和らぐのではないでしょうか。親しさを感じてくれている人々をむげにする人はいないはずだから。今後すべきこととは中東の国々や文化の情報を正しく伝えていくことではないかと感じています。

◆元在シリア特命全権大使 国枝昌樹さん 差別なくす努力必要

 シリア中部の都市ラッカに最大拠点を置くイスラム国による今回の人質殺害事件後、シリア外務省はある公式声明を出しました。日本人の犠牲者と家族、日本国民に同情の念を表明する、といったものです。

 国際社会は欧米的価値観で独裁体制のアサド政権イコール悪と一方的にみなし、そしてそれに蜂起した反政府勢力こそが良きものだ、としてこなかったでしょうか。

 「アラブの春」もそうですが、欧米は自分たちの価値観である民主主義が世界で最上のものとして中東の国々に押しつけてこなかったか。社会体制は相対的で共存共立であるべきにもかかわらず、です。その傲慢(ごうまん)こそがシリア情勢を複雑化し、イスラム国の台頭を許したのではなかったか。日本を含めて国際社会全体でその視点に立ち、顧みられなければならないと思うのです。

 今回の日本人人質事件で考えるべきことの一つにイスラム国の蛮行に政府がどう対応したかという検証の問題があります。国会でも十分な検証がなされるか、私は注目したい。なぜなら昨年、秘密保護法が施行されたから。

 開示規定の30年後には判明するかもしれません。しかしそれでは意味がない。今、検証がなされてこそこの先の対応に生かされるからです。

 イスラム国の登場において考えなければならないのは差別や格差の問題です。旧植民地から欧米に移り住んだムスリム(イスラム教徒)の存在には、やがて英国やフランスで国籍が付与されることになるが、学校を出て、いざ就職となると、差別と冷たいまなざしに遭う。

 その若者に経済力や能力があればはね返すこともできる。が、それがなければ、あらがいようのない疎外感や屈折を生む。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で連帯の道が開けた今、自分たちがいかに不平等にさらされているかに気づき、それが怒りや暴力に変わる。

 イスラム国を生んだ世界というものを思う必要は私たちにこそあります。なぜなら差別や不平等はいま、在日コリアンへのヘイトスピーチ(差別扇動表現)といった形で日本国内で現れてきているからです。

 自分が属する社会における自分の立ち位置、居場所というものに十分な自信がもてず、非常に不安定な感じや疎外感を感じているとき、勇ましいことを喧伝(けんでん)するグループに人は身を置こうとします。不満や怒りなど胸のつかえが晴らされるからです。イスラム国を生み出したのは、若者をそうやって追い込んでいった世界中の格差や貧困、差別、偏見にこそあった。そして今、国内でも同じ構造がある。だとすれば、この国から格差や貧困、差別、偏見をなくしていくことにこそ努力がもっと払われるべきではないでしょうか。

【神奈川新聞】

以上は「神奈川新聞」より

イスラム国が何故今回のようなことをするのか良く検討する必要があります。まず、イスラム国の実態を良くつかむことです。只単純にテロを避難するだけでは解決しません。イスラム国は米・英・イスラエルが創設したものです。当然武器や資金を援助しているのです。この事実を良く理解しないと判断を誤ります。安倍総理はこの事を知った上で「イスラム国」を敵にして戦うと宣言しているのかどうか分かりません。言葉の使い方を間違えているように思います。                     以上

5月11日の人工地震説について

5月11日の人工地震説について

さて、また全国各地に散らばるワタスの既知外な読者さんから情報を頂きますた。

玉蔵さん
2015年5月11日に人工地震が起きます。
やらせてはいけません。
玉蔵さんだけが頼りです。拡散をお願いします。

なんだって?
人工地震?!
いかん!!

ワタスはベッドから跳ね起き、パンティいや、ふんどしもはかぬまま
あられもない姿で先ほどまでPCにかじりついていますた。

とかなんとか。
冗談です。
ワタスの元にはこのようにひっきりなしにタレこみがやってきます。

玉蔵さん。
私のマンションからこのような看板が見えますた。
これは絶対、フリーメーソンでしょう。
私のことを見張ってるんです。
助けて下さい。

うーん。
っていうかあんた。
そりゃあんたが自意識過剰なだけな気がしますが。。
もっと、可愛い動物や綺麗な景色に意識を向けましょう。


そんな感じで、ほとんどが読者様の妄想のため、
全てをまともに受け取っていては身がもたないのですた。

っていうか、ワタスは今、今月末の物理学講座と、語学講座の準備で忙しいんだ。
こんなスカポンチンな絵を送ってくるんじゃない!!

と、しかり飛ばそうと思いますたが以下、推理が面白かったので載せときましょう。


何々。。
ふむふむ。。

なんじゃこりゃ?

なんでもエコノミスト誌の表紙に5.11の人工地震の暗号が散りばめられてると言う情報ですた。

こんな絵です。
エコノミスト誌の表紙でした。

クリックすると大きくなります。
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この絵では、左から、ロシアのプーチンさん、ドイツのメルケルさん、アメリカはオバマさん、中国の習近平さん、インドのモディさんが並んでいます。

ふむ。確かに、安倍さんの姿がない。。

2014年の表紙にはちっこいですが、真ん中に安部さんが映っていたのに。
world-2014.jpg

で、読者さんによるとこのような話のようです。

まず、右上にきのこ雲が上がっている。
これは、水爆を使って人工地震を起こすという暗号のようです。

確かにきのこ雲がありますね。
c201501AW_000002651.jpg

そして、左下の地球儀の中の日本地図が変だそうです。
ふむ。近畿地方がない。

c201501AW_000002653.jpg

で、なんで5月11日なのか。
右下の方に不思議の国のアリスがいます。

11.5と11.3という矢がアリスの足元に刺さっています。

c201501AW_000002657.jpg

これは、逆から読めば、3.11と5.11ですね。

で、安部首相は3本の矢などと言っていました。
3.11の次は5.11。
2本の矢を繰り出したあたりで、安部さんは人工地震により退場。
3本の矢は完成しなかったというお話だそうです。


へー
なかなか良い推理ですね。


ちなみにワタスが気になったのはチェシャ猫です。
アリスの不思議の国では、チェシャ猫は笑いを残して、消えていくのです。

c201501AW_000002656.jpg

これはつまり、安部さんの3本の矢が完成せずに地震で退場していく様を、
あざ笑いながら見ている存在がいるということを表しているのかもしれません。


それと、ワタスが注目したのはハーメルンの笛吹きでしょう。
ロシアのプーチンさんとヒラリーさん。
そしてその横にハーメルンの笛吹き。

これはハーメルンの笛吹きが先導して各国首相を地獄に導くという意味なんでしょう。

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下の方にはムキムキの中国パンダがいます。
2015年中国がパワーを持って世界経済を推し進める。

c201501AW_000002658.jpg

でもって、横にはPANIC と書いてある雑誌があり、小さくFEDERAL RESERVE(連邦準備)とあります。

panic-frb.jpg

星が落っこちている絵も描いてあるので、世界経済は中国が原因でパニックになる。
で、FRB倒産という意味なんでしょう。

以下は、なんだか分かりませんが。
中国の強いパンダの横に日本の力士が乾電池を持っています。
c201501AW_000002654.jpg

こりゃどういう意味でしょう。
皆さまも推理があったら送ってみて下さい。

と言う訳で、確かに今年の4月~5月あたりは、いろんな予言者が地震が起きるといってます。
それは人工地震なのかも。。

とかなんとか。

まぁ、ちょっと推理が面白かったので載せますた。

本当にありがとうございますた。
関連記事
以上は「ふぐり玉蔵氏」ブログより
実は「3.11テロ」も事前に予告されていたようです。事件が起きる約1ケ月前にニュージランドで大きな地震が起きて日本人も多くの犠牲者が出ましたがこの時にはすでに次は日本で起きると言われていました。現実に起きているのです。事前に知った連中は「3.11」に合わせた株の取り引きを組み込み実際に大儲けをしています。東電株を中心に取引が行われています。検察が調べればすぐ分かることです。しかし調べないのです。東京地検は腐りきっているのです。  以上

夢のエネルギー”核融合発電技術の今、(3/7)

エネルギー

 
 

 この開発競争のポイントは、加熱技術と“保温性能”の向上だった。1億K以上という超高温を実現するには、なにはともあれ加熱技術が必要になる。その際、加熱するそばから熱が逃げだしては温度が上がらないため、保温性能も重要になる。

 加熱技術として代表的なのは、(1)オーミック加熱、(2)RF加熱、(3)中性粒子ビームの打ち込み(NBI)、の3つである。(1)は、ドーナツ状のプラズマの中心軸に設置した「中心ソレノイド(CS)コイル」に電流を流すことで、プラズマ内に誘導電流が流れることを利用する。プラズマという導体中に電流が流れるとジュール熱が発生するのである。(2)は、マイクロ波など高周波の電界を使って電子レンジと同様な原理で加熱する技術。(3)は、小型の粒子加速器で荷電粒子を加速し、最後にそれを中性粒子に変換してプラズマ内に打ち込む技術である。「ガンダムのビームライフルみたいなもの」(日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門 那珂核融合研究所 先進プラズマ研究部長 JT-60SA計画日本側プロジェクトマネージャの鎌田裕氏)。装置の見た目もよく似ている(写真3)。

写真3 JT-60SAで用いる中性粒子入射装置(NBI)。写真右側にトカマク型の“炉”がある。
[画像のクリックで拡大表示]

 保温性能は、正式には「閉じ込め時間τE」と呼ばれる。この向上には、魔法瓶のような容器としての性能に加えて、コイルの磁界の強さの向上、プラズマを安定的に維持する技術やプラズマからの粒子損失を防ぐ技術の向上などが関係している。一般に、容器が大きくなるほど、体積に対する表面積の比(比表面積)が小さくなり、保温性能は高まる。このため、トカマク型装置の保温性能の改善は、装置の大型化と歩調を合わせている。

3

2015年2月26日 (木)

ギリシャ(今度は戦後賠償請求)

ギリシャ(今度は戦後賠償請求)

ギリシャのコジアス外務大臣はドイツにナチスドイツ占領にともなう戦後賠償を求め、ドイツのシュタンマイヤー外務大臣はその要求を拒否したと報じられています。

ベルリンでの外務大臣会合での議論となったもので、ギリシャ側からすれば1960年の両国の賠償問題についての合意は無効であり、ギリシャは数兆円の賠償金を貰う権利があるとの主張となっているのです。

この要求は事実上無理な要求ですが、それでもあえて持ち出したということはドイツに喧嘩を売っている訳であり、この賠償問題を次回ドイツのメルケル首相とギリシャのチプラス首相が論じれば、亀裂は決定的になります。

今は外務大臣レベルですが(それでも十分高いレベルです)、首脳レベルまで話が上がればもはや後がありません。

『ギリシャ追放やむなし』となる環境をギリシャ自らが作り出しており、ドイツの我慢がいつまで続くかにかかっています。



以上は「NEVADA」より
ギリシャの無理な要求には切羽詰まった状況が良く現れています。破れかぶれの感があります。敢えて無理を言ってEUから脱退を望んでいる可能性があります。  以上

日本の人口減が凄まじい

◆日本の人口減が凄まじい◆ 総務省統計局データ 2011年から急減少 【動画有り】

とある帝国の人口減少

更新日: 2015年01月25日

4_sea_さん

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あの日を境に急激減少中!

平成24年2月からの落ち込みが激し過ぎる
総務省統計局・人口推計より
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.htm

※23年3月の落ち込みは出国者が41万6千人もいた影響だけど、その翌年以降の影響は、やはりアレか?

落ち込むばかりなので
これまでの尺度だと収まらなくなってきたようで・・・

【平成27年1月1日現在(概算値)】
<総人口> 1億2702万人で,前年同月に比べ減少     ▲22万人  (▲0.17%)
【平成26年8月1日現在(確定値)】
<総人口> 1億2712万2千人で,前年同月に比べ減少   ▲21万3千人(▲0.17%)
 ・0~14歳人口は 1627万6千人で,前年同月に比べ減少 ▲16万人  (▲0.97%)
 ・15~64歳人口は 7803万5千人で,前年同月に比べ減少 ▲114万7千人(▲1.45%)
 ・65歳以上人口は 3281万1千人で,前年同月に比べ増加 109万4千人( 3.45%)
<日本人人口> 1億2552万7千人で,前年同月に比べ減少 ▲25万8千人(▲0.20%)

前のまとめ↓
http://matome.naver.jp/odai/2136611944583253401
167410 view、4748 tw、4512 FBいいね、”日本の人口”でグーグル検索上位に。

制限理由は不明。
一旦非表示にされると復活は無いようなので、
他への引越し等、いろいろ模索中。
とりあえずいろいろ注意しながら試験的に新まとめをアップ。

そのまま作り直すのも芸が無いので、動画で説明することにしました。

1


以上は「naver」まとめより

これは「3.11テロ」が起きて決定的となったのです。   以上

”大暴走”というより”大変革”

軍事資本と軍事官僚にとって、“テロ”は、内心では歓迎。 “テロとの闘い”のために、予算が付き、出番が増え、利権の拡大と利益の増大が確実に見込めるワケだからな。

“大暴走”というより“大変革”

“大暴走”というと…、安倍晋三が狂って盲目的に暴走している!といった感じになる。

しかし実態は…、非常に冷徹な計算のもと、政治を「軍事優先」に切り替える“大変革”なのだ。

安倍晋三に“大変革”を催促してきたのは、軍事資本と軍事官僚(防衛省高官と極右外務官僚)だ。

彼ら(軍事資本と軍事官僚)にとって、“テロ”は、内心では歓迎。
“テロとの闘い”のために、予算が付き、出番が増え、利権の拡大と利益の増大が確実に見込めるワケだからな。

利権と利益のために、軍事資本と軍事官僚が主導して国の仕組みを軍事優先に大きく変える!
この“大変革”を、軍産勢力は安倍晋三を使って冷静かつ冷徹に進めていく。これが今の政治の流れだ。

この流れは悲しいが…、もう止まらない。
当然、日本は「テロの連鎖」の泥沼にハマることになる。
(飯山一郎)


以上は「文殊菩薩」より
従来の平和産業では儲からなくなってきたのでいよいよ戦争産業化に動き出しているのです。積極的平和(=戦争軍事力使用も排除しない)と良く安倍氏は言いますが実は戦争軍事力を使った平和を作ることを言っているのです。言葉による国民騙しなのです。以上

”夢のエネルギー”核融合発電技術の今、(2/7)

エネルギー

 
 

ムーアの法則並みに性能が向上

 トカマク型は、これまで最も核融合発電炉の実用化に近い技術とされ、各国が開発競争を繰り広げてきた(図1)。そして日本はその競争を牽引してきた。

図1 1990年半ばまで、トカマク型核融合技術はムーアの法則と肩を並べる勢いで向上した。縦軸の核融合3重積とは、プラズマの密度、閉じ込め時間(保温時間)、プラズマの温度の積で、エネルギー投入量に対する出力エネルギーの比(Q値)にほぼ比例する。
[画像のクリックで拡大表示]

 1990年代半ばまで開発競争の成果は目覚ましく、性能指標が約2年で2倍になる勢いだった。ムーアの法則に従うトランジスタ微細化技術の進歩に肩を並べていたのである。そして、日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)のトカマク型プラズマ閉じ込め装置「JT-60U」は、1996年にイオン温度5.2億Kと核融合発電に必要な温度である1億K以上を達成(写真2)。さらに、投入エネルギーに対する出力(熱)エネルギーの比(エネルギー増倍率、Q値)が1.25と、世界で初めて1を超えた。

写真2 JT-60SAの先代となるJT-60U。オレンジ色の環状の部位は常電導トロイダルコイルである。1996年には短時間ながら5.2億Kを実現。2006年には、1億Kのプラズマを28秒間維持することに成功した。2008年に実験を終え、解体された。現在は、那珂核融合研究所の敷地内に“移築”されている。D-D反応用装置だったが、わずかに起こる核融合反応によって中性子が発生し、装置が放射化しているため、当面、建屋内に保管する必要があるという。
[画像のクリックで拡大表示]
2

ガンは癌にあらず、第一章・癌と診断された人の疾患経過(9)

(14) 肝臓癌(1) 元上司M'氏の母(1904年生, 女性, 45kg)
 M'氏の母(当時85歳)は, T大付属病院の医師から余命半年と言われた末期の肝臓癌だった. 制癌剤を投与されたが, 効果が認められなかったうえに副作用で苦しんでいたので, 制癌剤治療は中止となった. 筆者Aとともに, 1989年12月下旬から生の春ウコンを1日30g3回に分けて服用し始めた.

 翌年の2月下旬の検査では, 医師から「数ヶ月以上前に投与した制癌剤が効いてきたので退院できる状況に近づいた」と言われ, 3月中旬に退院した. しかし, M'氏とは「今まで何クールか投与して効果のなかった制癌剤が, 数ヶ月以上のタイムラグを経て効果が出始めたとは考えられない. 肝臓癌が治り退院できたのは, 春ウコンの効果以外には考えられない」との点で意見が一致した. 癌を完治させることはむずかしいと思っていたので継続摂取を勧めたところ, その後7~8年間以上は健在だった. 以後, 筆者が会社を離れ連絡が取れていないので, その後の状況は不明である. 癌がはっきり治まった最初の例である.

(15) 肝臓癌(2) 親戚の内科医師(専門は肝臓)N氏(1937年生, 男性, 65kg)
 N氏が末期の肝臓癌と診断されたのは, 1996年12月中旬である. その秋頃から背中に多少の痛みがあり, H大付属病院で検査を受けた. その検査結果が自分の専門分野の末期癌だったので, N氏と兄の内科医K氏(専門は胃腸科)との間には交わす言葉もなかったそうである. 中規模の個人病院の院長として内科全般を診ながら, 専門の肝臓には感染症も多いので注意をしていた. それまで肝硬変もなかったところへの末期肝臓癌の診断結果に, 衝撃は大きかったという. 残された時間も少なく治療手段はないと聞き, 肝臓癌(1)のケースと同様の方法を勧めた.

 H大付属病院に入院中のN氏は1997年1月7日から生の春ウコンを摂取し始め, 3月末日には治癒したと診断され, 退院できるほどに体調が回復した. N氏の専門知識では, 末期肝臓癌からの回復などあり得ないことである. 春ウコンは兄に言われる通りに飲んではいた. しかし, 春ウコンで黄疸症状や背中の痛みから解放されたのではなく, 自力で回復できたと思ったようである.

 「癌は治まっているが, 完全に治癒した訳ではない」と伝えてもらい, 春ウコンの服用の継続を勧めた. しかし, N氏は肝臓の専門医としての常識から, 自分は癌ではなかったと考え, H大付属病院の末期の肝臓癌という検査結果をむしろ[誤診]と判断したようである. そのような判断からすれば当然のことではあるが, 春ウコンの摂取を継続しなかった.
 
 退院を喜んだ家族は, 毎週のように週末を温泉で一緒に過す生活をしていたが, 退院3ヶ月後の6月18日に急逝した. N氏の見解を優先する家族からは「肝臓癌ではなく, 動脈瘤破裂で亡くなった」と伝えてきた. もともと肝硬変もなかったというので, 動脈瘤破裂は肝臓癌が再発して急変した結果と推測している.

 間接的ではあったが, N氏へ春ウコンの継続摂取を十分に説明して貰ったと思っていた. しかし, 肝臓について多くを学び, 多くの症例を診てきた専門家から見れば, 春ウコンは考慮の外にある物であり, また, プロであれば[末期の肝臓癌を抑えるものなどあり得ない. 自分は癌ではなかった]と考えるのが一般的なのであろう. プロの常識外のことが起きたのである. しかし, 意図が十分に伝わらず, 極めて残念な結末となった.

 末期肝臓癌が, 春ウコン摂取を開始して治癒と診断されて退院するまでは約80日, 摂取中止により悪化して亡くなるまでは90日であった.

(16) 肝臓癌(3) と6疾患併発(C型肝炎,糖尿病,高血圧,うつ病,血小板減少) 
〔C型肝炎(感染12歳頃), 糖尿病(発病50歳), 肝臓癌(発症57歳), 1949年生, 男性, 体重54kg(かつての体重は65kg)〕
 O氏は中学1年の時に盲腸炎となり, 手遅れで破裂して腹膜炎を起こし3ヶ月間入院した. この時に輸血を受け, C型肝炎に感染したと同氏は考えている. 肝臓癌が2005年12月30日にNH病院で見つかり, 専門医のいるMN病院を紹介された. 抗体だけでなく, C型肝炎ウイルスが見つかり, ウイルス検査を継続した. MN病院で肝臓癌の権威である担当医から, 手術を2年間に4回受けた.

   表3 肝臓癌手術の時期と癌の大きさおよび手術方法

画像の説明

   イ) へその横から約500mlの水を入れ, 肺と肝臓を分離して手術をしたが, 激痛で中断して
    カテーテルによるラジオ波治療法に切り替えた. 以後は, カテーテル法となった.

 2006年12月, 肝臓癌の手術後にインターフェロン治療(錠剤リバビリン)をしたことがある. 1ヶ月間に4回投与したが効果もなく, また, 血小板減少と診断されたので, この治療は中止となった. 血小板減少はその時までに指摘されたことがなく, インターフェロン治療後のC型肝炎検査で初めて言われたことである. 医師はインターフェロン治療を2007年10月から再開した. なお, O氏のインターフェロンの副作用は, ひどい風邪を引いた状況に近く, 投与して直ぐに寒気が始まり, 数時間後に強い関節痛となるという.

 春ウコンは2年前に少々摂ったこCENTER:とがあるが続かなかった. 2007年末になって筆者らの話を聞いて, 12月20日から春ウコンを摂り始め, 28日に本格的に再開した(50錠/日, 10錠/回×5回等間隔).

 先ず糖尿病で大きな変化が出た. 2008年1月11日に糖尿病の検診を受けに行った. インスリンを食事ごとに9~10単位打つような治療を既に始めていた. 「低血糖が怖いので, 血糖値をよく測りながらインスリン量を決めて欲しい. もちろん, 医者と相談しながら」と伝えておいた. 春ウコン開始22日後の検査ではヘモグロビンA1cは8.4から7.4に下がり, 1月中旬以後の血糖値は, 朝(空腹時血糖値)は高いことがあるが, 夕方は50台のことも出てきて, 大きく下がっていることがわかった. 医師は低血糖の危険があると感じて, インスリン量低減の検討を始めた. この段階で, 春ウコンはO氏の免疫系に有効に作用しており, また, 自力のインスリン分泌能力はそれほど退化していないことがわかった.

 次に肝機能に変化が出てきた. AFT(GOT)値は270から95となった. インターフェロン投与を1月中旬に予定していたが, 血糖値が低血糖を心配するほど下がってきて春ウコンの効果が確認できたので, 今まで効果があったとは実感できていない投与を一回パスすることにした. 糖尿,肝臓,C型肝炎が全て良くなっている可能性があるので, 1月21日の肝臓検査を待つことにした.

表4 肝臓癌患者が併発している6疾患の推移(2007年)12月~2008年3月)

画像の説明

   イ)ヘモグロビンA1c値
   ロ)血糖値が50~80に下がることが出始め, インスリンの調整を開始
   ハ)以前は努力しても増加しなかったが, 2ヶ月で2kg増はこの3年で初体験

 1月21日の肝臓検査は, この2年間の検査で初めて肝臓に癌は発見されず, 5回目の手術を避けることができた. 医者は直ぐに「インターフェロンが効いている」と言って, 注射(スミフェロン)をしたので, 再び強い副作用に苦しむことになった. 1月29日になって, 医師からは, 「インターフェロンの効果があったので, 来週から2倍にしたい」と言われた. 2006年に効果が無かったので, 今回, 効果が出るとは考え難く, 春ウコンが効果を出したと考えた方が理にかなうと思えた. また, 血小板が低下している上に, インターフェロンを2倍にして免疫低下をさせることは, 肝臓癌を加速するとの疑問を感じたO氏は, 春ウコンだけでしばらく様子を見ると決断した.

 体調は良かったが, 5月になると医師から静脈瘤があるので手術による処置をしたいと言われた. また, その後に肝臓の状況も見たいので, T医科歯科大学病院に移して一連のことを実施することになった. 特段の自覚症状もなかったのでO氏は逡巡したが, 7月になって医師の勧めに従った.

 詳細の事情は不明であるが, 静脈瘤の手術をした直後から肝臓癌が急速に大きくなり始めたと言う. 手術後僅か2ヶ月の10月3日に亡くなった.

(17) 肝臓癌(4) P氏(1935年生, 男性, 体重95kg)
FN病院で2008年1月30日に診察をうけ, 「肝臓に20mmと40mmの癌が見つかった. 一つの癌は胆管を圧迫していて胆管が詰まっている.  手術は不可能. ラジオ波療法は不可」と診断された. 余命は6ヶ月と宣告され, また, 「制癌剤治療を受けて3ヶ月間寿命を延ばすことは可能だ」とも言われた. 身も蓋もない話であるが, 「インフォームド・コンセント」の時代であり, 現在の医療の常識では致し方のないことである. FN病院を紹介した近所の先生に報告をしたところ, 「入院して制癌剤治療を受けなければ6+2=8ヶ月は生きられる」と言ったという.

 医者によって意見は異なるが, 現在の医療技術では6~8ヶ月の寿命と悟り,春ウコンの摂取を2月1日より始めた(7g/日, 5分割, 等間隔摂取). 2月6日に再検査を受けた結果, 現状は「原発性胆管細胞癌, あるいは, 肝細胞癌. リンパ節転移なし. 肝臓に胆汁が溜まり手術は不可なので管で抜くしかない. 黄疸が出たら危険な状態. 50mm位の癌が単発. 血管と小葉膜に浸潤なし. 高分化型かどうか判定不可」と言われた.

 1月30日の結果と異なるが, 春ウコン6日間の摂取で病巣が動いたと見た方がよさそうで, [20mmの癌が消えてしまい, 40mmの癌が50mm以上に大きくなった後に50mmまで縮小した]と考えた. 担当医から言われた残された治療法は, 「肝動脈化学塞栓療法をした後に全身化学療法. 手術不可」であった. 「造影剤の流れは良好」と医者から言われたが, 春ウコンによる血液粘度低下作用によるものと考えた.

 セカンドオピニオンを求めて東松山の病院へ行くと, 「ボヤボヤしている場合ではない. 直ぐ死にますよ. 連係しているSKセンターなら手術ができる」と, 意見を言う間もなく回され, 2月27日に検査した後, 3月4日に手術となった. 手術前に「手術が1時間で終われば失敗, 6時間かかれば成功, と思って下さい」と言われ, 「うちなら手術ができる」と言って回されながら酷な宣告を受けた.

 術後のP氏の第1報が知人から3月13日に入り, 「1時間の手術ではなかったが, 体重が浮腫で10kg増加し, 食欲も無く, 歩行も大変」と伝えてきた. 術後2週間後に亡くなった. 春ウコン短期間摂取例であるこのケースは, 除外すべき例と考えるが, 肝臓癌(4)の手術と共に多くを考えさせられた.

以上は「春ウコン研究会」より

ガンは癌にあらず、第一章、癌と診断された人の疾患経過(8)

(9)前立腺癌(1)腎臓癌(1) 筆者I(1944年生, 男性, 65kg)
 2003年に東京のNC病院で前立腺癌の全摘手術を受け, その後, 知人から勧められた丸山ワクチンによる治療を受けながら, 癌マーカー値(PSAb))が上がることを危惧していた. 筆者同士が知り合い, 癌談議をはじめた. 春ウコンを2004年7月から1日3gを飲み始めて数ヶ月後, マーカー値が安心できる数値で推移していることを確認した. この癌の特徴は, 摘出した前立腺を染色して初めて癌の存在が確認できるが, 癌の大きさと進行度は, もっぱらPSA値で判断している. 転の移癌も通常はPSA値で判断している.

 2005年12月19日の検査で, 血中クレアチニン値と尿酸値がやや高い値を示していることに医師が気付き, 簡易な超音波診断をした. その結果, 腎臓に癌と思われる影が現れていることがわかったので, 翌週には更に高性能の超音波診断装置で再検査することになった. この結果次第では手術を考えなくてはならない状況となった. PSA値は上がっていないので, 前立腺癌の転移癌ではなく, 新たな癌と考えられた. 癌専門病院での最高レベルの医師による診断結果なので, 手術を覚悟した.

 そこで, 春ウコン粉末の摂取量を1日3gから5gに増量して再検査に備えることにした. ところが翌週の検査の前日に鉄道の大事故が起こり, 山形から東京へ受診に向かう交通手段がなくなってしまった. そこで, 再検査は延期となり, 年末年始を避けた1月15日過ぎとなった. 増量摂取期間が約30日間となった年明けの再検査は, 手術前に行う高性能超音波診断装置を使った精度の高い検査であった. しかし, 12月の簡易検査で出ていた腎臓の影が消失しているのをみて, 技師を変えて検査を2回繰り返した. 診察に当たった医師は検査結果を見比べて首を傾げるだけで, 「帰って宜しい」ということになった. そしてクレアチニン値と尿酸値は正常値範囲の上限に戻っていた.

 春ウコンの注意書きには[1日に3g]と摂取量を制限している. しかし, 筆者Iの癌を抑えるには, ある程度の増量摂取が必須のようだった. そして, この癌は初期だったので短期間で消失したのであろう.
なお, 前立腺全摘出手術は2003年8月に行われた. 検査を受けてPSA値21.0となっていたのでバイオプシ検査を受け, 癌と判定された. 手術に備えてホルモン療法に入り, PSA値は1.00となって手術に臨んだ. 以降のPSA値は, 当時の分析技術の限界値が[0.03以下]であったので, 測定限界以下となっていた. その後, 技術が上がった時点で0.009と確定し, その後の増加はわずかであり, 2007年1月の検査値は0.018, 7月が0.027, 2008年1月は0.028であった. 2009年1月には, ほぼ治癒の診断となり, 1年1回の定期検査になった.

画像の説明
   図3  前立腺癌のPSA値の経過(全摘, 春ウコン)

 なお, PSA(前立腺特異抗原)値については用語説明b)に説明した. 前立腺癌を正確に示すか否かについて, 集団検診への採用をめぐって専門家の評価は分かれている. PSA値の絶対値で癌の有無を論議することの妥当性に疑問があるようだが, 数値の変化傾向(勾配の大きさ)で癌の可能性を予測できそうである. また, 前立腺を切除した場合, 転移癌を判断するPSA値の基準値を0.3ng/dlとしている病院もある.

(10) 前立腺癌(2) スポーツクラブの仲間J氏(1939年生, 男性, 85kg)
 J氏は2005年11月に前立腺の検査を受け, 前立腺癌Cランク(Dが末期)と診断された. PSA値は29.5であった. 翌年1月より春ウコンの摂取を始めながら再検査したところ, PSA値は31.0となり, 医師はこの時点で「手術は不可避」と考えていたようである.  2月22日から春ウコン粉末の大量服用(1日5g)を開始した. しかし, 3月11日から前立腺癌に対して薬剤投与(ホルモン療法)による治療が始まったので, 春ウコンは継続して併用しているが, 解析できなくなった. このケースは除外すべき例と考える.

 4月3日の検査結果ではPSA値は7.5となった. 手術を見送りながら経過観察をすることとなり, 同時に水泳再開の許可も出た. 5月1日, 5月29日にはPSA値が1.8になった. 7月にはPSA値が0.1となったが, ホルモン療法中であり, 春ウコン摂取に触れなくなったので, 追跡を中断した. その後, 2007年後半に消化器系癌の手術, 前立腺の放射線治療を受けたと聞いた.

(11) 前立腺癌(3) K氏(後出N氏(14)の兄)(1932年生, 男性, 70→60kg)
 排尿の調子が思わしくなく, 2003年5月にT大付属病院で調べるとPSA値が5を越え, 前立腺癌の疑いがあると言われた. ところが, 丁度この時に糖尿病がかなり悪い状況にあることに気付き(参照:1.3(3)), 春ウコンを摂取し始め, 専ら糖尿病に関心が奪われていた. そして, はじめに疑いがもたれた前立腺癌はすっかり忘れてしまった.

 糖尿病が良くなってしばらくは, 春ウコンをしっかり摂っていた. 癌を疑われた排尿障害も糖尿病と同時に消えた. しかし, 2年が経ち, 春ウコンの摂り方が段々と疎かになっていったようである. 2006年になり, 排尿の調子が再び余りよくなくなったので, 定期的に脳梗塞を診て貰っている神経内科の医師にこの訴えをすると, PSA値を測定してくれた.

 8月2日のPSA値が18.8と言われて驚き, 慌てて春ウコンの摂取を再開した. 9月13日が23.0となり, 思ったほど下がらなかったので飲み方を聞くと朝晩に2.5gずつ飲んでいるということだった. そこで, オプティマムの知見を取り入れて10月10日から1日6gを4~5分割して数時間毎に均して飲むように切換えた. 10月20日には32.3と言われ, 予想外の悪化であった. 更にこの春ウコン摂取法を続けたところ, 3ヶ月後の11月に入り排尿障害は低下した. 11月17日にはPSA値は27.0, 12月には26.9となった. 大きな改善が見られないが, 医師は様子を見ると判断した.それから半年の間経過をみていた医師は, PSA値が増加せず, 時として低下する状況を見て, 「癌ではないかもしれない」と診断した. 2006年8月以後の1年間のPSA値の変化は図4のようになり, 医師は「前立腺癌の疑いはほぼ消えた」と判断した. その後2年間のPSA値は30~40の間で推移し, 2009年10月には28.3となっている. 担当医は癌を全く話題にしなくなった.

 このケースを後から整理してみると, 次のように考えられる.

はじめに前立腺癌に疑いが持たれた時には, 大事とは考えなかったようである. 免疫低下で, 糖尿病も同時に悪くなっていたのだろう(2003年6月).

②眠り続けるようになり, 検査をすると糖尿病が大変な状況になっていたので, このことだけで頭が一杯になった. そこで春ウコンの摂取を始めたところ, 3ヶ月で糖尿病が劇的に良くなった. しかも, 脳梗塞の麻痺で出なくなっていた言葉が出るようになるなど, 考えられないようなことが次々と起こり, 前立腺癌の疑いがあったことは全く忘れられた. 検査はしていないが, 排尿障害の自覚症状も消えたので, 前立腺癌も同時に良くなっていたのだろう. この時点で気にしていたのは, 糖尿病だけだった.

画像の説明
   図4 前立腺癌PSA値の経過(手術なし, 春ウコン)

③糖尿病は全く問題がなくなったので治ったと思って安心し, 春ウコンの摂取も疎かになった (血糖値:110前後, ヘモグロビンA1c:5.8, 正常値は巻末の用語説明を参照). 再び排尿障害が出たので検査を受けるとPSA値が高くなっていた(2006年6月).  糖尿病が悪化するのには2年以上かかるが, 前立腺癌の悪化速度は速かったと推測できる. 多分, 糖尿病だけ気をつけていた約2年間, 春ウコン摂取の仕方が癌には不十分になったための悪化であろう.

 糖尿病と前立腺癌では悪化速度が大きく違い, また, 前立腺癌の治癒速度と悪化速度は, 他の臓器の癌と大きな違いがあることがわかった. PSA値がここまで悪化していることに気が付かなかったのは, 時々飲んでいた春ウコンで体調が比較的良かったことと, 糖尿病と脳梗塞だけに気を奪われ, 前立腺癌検査を全く受けなくなっていたからだろう. また, [糖尿病は直ぐに悪くはならないが, 癌はこれより速く悪くなる]ことは, 多くの情報をまとめてみて初めてわかってきたことである.

 ④2006年にPSA値が18.8(8月2日)→23.0(9月13日)→32.5(10月25日)と急上昇したときには癌と言えそうである. これ以後, 春ウコンを適正量摂取して, PSA値は上下動を始めた. 癌状態ではなくなってもPSAが漏出し続けるのは, その細胞が壊れたままの状態と推測している. 癌の部位が新陳代謝をあまりしない間質細胞u)だった, と考えると説明がつく.

 ⑤35前後で推移していたPSA値は, 2年後の2009年10月には28.3となっている. 壊れた細胞が, 新陳代謝によって徐々に修復しているようである.

(12) 前立腺癌(4)L氏(1937年生, 男性, 80kg)
 L氏から, 次のような経過説明を受けた. 【ⓐ2003年春, バイオプシ検査により前立腺癌と診断された. 諸々の検査を終えて2003年10月に内視鏡による前立腺の摘出手術を受けた. 摘出した前立腺を検査した結果, 2ヶ所の口から癌細胞が出ていることが確認された. 手術前のPSA値は12あったが, 術後は0.00となった.  ⓑ2004年夏からPSA値が上がり始め, 2005年1月には0.03の値となり, 急なカーブであるため2005年2月から3月にかけて, 放射線照射を直腸から膀胱にかけて体積6×7×8cmの大きさで行った. この時の後遺症に3

画像の説明  
   図5 前立腺癌PSA値の経過(全摘手術, 放射線, ホルモン, 春ウコン)

年を経過しても悩まされている. 2005年4月のPSA値は0.001に下がり2006年春までは0.010の静かなカーブで上昇していた. ⓒ2007年4月のPSA値は0.256に上昇し, 主治医は0.300を超える時にはホルモン療法に入ると決めていた. この5月にL氏と部活動を共にした高校同期生が, 同じ前立腺癌で亡くなった. 亡くなる前, SCセンターに何回か見舞い, 壮絶な苦しみとの闘いの果てに息を引き取ったのを見て, 同じ病をもつ身として「あの苦しみを回避する術はないものか」と思案していた.

 同期生の通夜の出席者から筆者らの春ウコンのことを聞き, 摂取し始めた. 5月16日のPSA値は0.187に下がり, 9月15日の検査値は0.270と再度上昇した. 主治医は「10月末の検査値を見てから」と言い始め, 様子見となった.

 これは, 前述K氏のT大付属病院の結果と似ている. L氏の場合はPSA値が上下を始め1年経過したのを見て, T大付属病院の主治医は, 「癌とは言えなくなった」と言うような状況になっている.
 
 2007年, 2008年の経過は図5の通りである. L氏は2007年10月20日以後, 何かの思い違いで摂取量を3g/日と減らしてしまった. 2008年1月にホルモン療法h)を始めたことを筆者に連絡してきたので状況を聞くと, 摂取量が半減以下となっていたので8g/日(80錠/日, 3分割)に戻した. 2月16日と3月15日のPSA値はホルモン療法と春ウコン効果が混ざっていて解析はできないが, 4月13日より1日に数分割以上して摂取することにした.

(13) 前立腺癌(5)XL氏(1917年生, 男性, 80kg)
 2009年3月6日に近所の病院で検査を受けたところ, PSA値が2821と桁外れに大きな数字であった. PSA値は5前後で前立腺癌を心配し, 100を超えるとかなり進行している場合が多く, 1000を超えると末期といわれている. すぐにN病院で骨シンチグラフィーを調べたところ, 「一部を除いてほぼ全身の骨が転移癌で癌化していて真っ黒」と担当医から言われた. 股関節の痛みが強く, 杖をついてやっと歩いている状態だった. また, 脛などの骨も痛がっていた.

 XL氏の孫が, 筆者Iに相談に来た. 春ウコンをすぐに手配し, 3月10日から摂取し始めた(30錠/日3分割). 2週間もしない内に股関節の痛みが止まり, 杖なしで歩き始めたので家族は驚いたと言う. 「もう, 何もしないで死なせてあげなさい. 自分も何時死んでもいい」と言っていた祖母も, この急激な改善を見て, 「自分も飲む」と言って春ウコンを摂りだしたほどの驚きようであった. 4月2日に検査を受けると, PSA値は691に落ちていた. ホルモン治療も予定されていたが, 副作用も強いので5月まで延期となった.

 4月3日から足の痛みが止まった. 痛みが強かったのでモルヒネを使っていたが, 痛みが減ったのでモルヒネ量も半量に減った. 4月8日には, 家族の制止にも関らず, 自転車に乗って畑仕事に出かけ, その後も元気な状態が続いた.

 前立腺癌(3)のK氏の例では, 癌の状態でなくなってもPSAは流れ続けている. 前立腺は新陳代謝が起こらない腺房細胞が多いと言えそうである. 一方, XL氏の例では, PSA値が大きく下がった. これは新陳代謝により細胞が修復したと推測できるので, 転移した骨の細胞は上皮細胞が主といえそうである. 骨シンチグラフィーの再検査してみると, 状況がはっきりつかめるだろうが, 頑固なXL氏は病院に行きたがらなくなり, 再検査はしていない.

 そのうえ, 「こんな苦いものは飲めない」と言って, 6月23日から春ウコン摂取をやめてしまった. 筆者らからは「3ヶ月位して再発すれば骨が痛くなる. そうすれば春ウコンの摂取再開となるだろうが, そのときに間に合うかはわからない. 継続するほうが良いが」と伝えたが, 頑固に拒否された.

 9月24日に足の痛みが再発した. 3日間我慢したが, 9月27日夜から春ウコン摂取を再開し, 28日に医師の検査を受けに出かけた. 癌マーカー値AFPが通常の10倍以上あり, PSA値は2145に跳ね上がっていて, 骨の癌と診断された. 予想通りの再発であったので, すぐに春ウコン摂取を勧めたが, 大変頑固なXL氏は「苦い」と言って春ウコンは摂らず, モルヒネを選択した. しかし, 痛さに耐え切れず, じきに春ウコン摂取を再開したところ, 痛みは簡単におさまった. 12月21日のPSA値を病院から聞くことができなかった. 前立腺癌でも3ヶ月程度で再発と回復を往復した.

 92歳でも春ウコンは効いた. 年齢に関係なく効果が出ることがわかった. また, 1日3gで効果が出た. この年層では, 免疫賦活対象に対して, この量でも十分量であることを示している. 高齢化で小さくなった胸腺が免疫賦活対象であるとすると, 3gが十分量といえる. 高齢者と壮年の必要量の差異を示唆している, と言えそうである(前立腺癌(1),(3),(5)を比較).

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月25日 (水)

ISISと米イスラエルのつながり

★ISISと米イスラエルのつながり
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 シリア南部とイスラエル北部の間にあるゴラン高原は、もともとシリアの領
土だったが、1967年の中東戦争でイスラエルに侵攻され、それ以来、イス
ラエルは同高原の東側の9割の土地を占領している。ゴラン高原のイスラエル
とシリアの停戦ラインには、停戦維持のため、1974年から国連の監視軍
(UNDOF)が駐留している。

http://www.middleeastmonitor.com/articles/inquiry/16647-will-israel-enter-the-syrian-civil-war
Will Israel enter the Syrian civil war?

 2011年から、シリアでイスラム過激派を中心とする反政府勢力が武装蜂
起して内戦になった後、反政府勢力の一派であるアルカイダの「アルヌスラ戦
線」が、ゴラン高原のシリア側でシリア政府軍を打ち破り、支配を拡大した。
14年前半には、シリア北部でISIS(イスラム国)が支配を拡大したのに
合わせ、南部のゴラン高原周辺はアルヌスラの支配地になり、14年夏には、
イスラエルとの停戦ラインに沿った地域の大半から政府軍を追い出して占領し
た。アルヌスラは、国連監視軍の兵士を誘拐する攻撃を行い、国連は14年
9月、監視軍を停戦ラインのイスラエル側に退却させた。

http://www.middleeasteye.net/news/al-nusra-front-captures-syrian-golan-heights-crossing-747933668
Al-Nusra Front captures Syrian Golan Heights crossing

「アルヌスラ」はアラビア語で「地中海岸地域(シリア、レバノン、パレスチ
ナ、イスラエルにあたる地域)の闘争支援戦線」の意味で、アルカイダのシリ
ア支部だ。兵力の多くは、もともとイラクのスンニ派地域で米軍と戦い、米軍
撤退後、シリア内戦に転戦し、12年にアサド政権を倒す目的でアルヌスラを
作った。米政府は同年末にアルヌスラを「テロリスト組織」に指定している。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/191263
New Al Qaeda Video Shows Steady Advance along Israeli Border

 ISISの前進である「イラクのイスラム国」は、もともとアルカイダの傘
下にあり、アルヌスラの同盟組織だったが、13年4月に「イラクのイスラム
国」がアルカイダからの独立を宣言した後、両者はライバル関係になったとさ
れ、両者が戦闘したという指摘もある。しかし両者は、思想がサラフィ主義の
スンニ派イスラム主義で一致し、アサド政権やシーア派、米欧を敵視しする点
も一致している。

http://en.wikipedia.org/wiki/Al_Nusra
al-Nusra Front - Wikipedia,

 ISISとアルヌスラは、シリア内戦で、イラン(シーア派)傘下のシリア
政府軍、イラク民兵、ヒズボラ、米欧に支援されたクルド軍などと継続的な戦
闘に直面しており、相互に仲間割れして戦う余裕がない。両者は、敵対するラ
イバルのふりをしているが実は味方で、対立する別々の組織を演じる策略をと
っている可能性がある。米国の駐シリア大使だったロバート・フォードは最近
「アルヌスラはISISと見分けがつかない組織だ」「シリア反政府勢力の中
には似たような組織が多すぎる」「反政府勢力の大半は過激派であり(米欧が
支援していることになっている)穏健派はほとんどいない」と指摘している。

http://www.activistpost.com/2015/02/former-ambassador-robert-ford-admits.html
Former Ambassador Robert Ford Admits "Conspiracy Theorists" Were Right - Jihadists Are Majority Of Rebels

 そんなアルヌスラが昨夏以来、シリア政府軍を撃退してゴラン高原西部を占
領し、国連監視軍を押しのけてイスラエルと対峙している。アルヌスラはイス
ラエルを敵の一つに名指ししている。イスラエルとアルヌスラの戦争が始まる
のかと思いきや、その後の展開はまったく正反対のものになった。国連監視軍
が14年末に発表した報告書によると、イスラエル軍は、ゴラン高原の停戦ラ
イン越しに、アルヌスラの負傷した戦士を受け入れてイスラエル軍の野戦病院
で手当したり、木箱に入った中身不明の支援物資を渡したりしている。国連監
視軍が現地で見たことを報告書にしたのだから間違いない。

http://www.un.org/en/ga/search/view_doc.asp?symbol=S/2014/859
Report of the Secretary-General on the United Nations Disengagement Observer Force for the period from 4 September to 19 November 2014

http://www.jpost.com/Middle-East/New-UN-report-reveals-collaboration-between-Israel-and-Syrian-rebels-383926
New UN report reveals collaboration between Israel and Syrian rebels

http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/.premium-1.630359
UN reveals Israeli links with Syrian rebels

http://untribune.com/un-peacekeepers-observe-idf-interacting-al-nusra-golan/
UN Peacekeepers Observe IDF Interacting With Al Nusra in Golan

 イスラエルが停戦ライン越しにアルヌスラを支援するようになったのは13年
5月からで、それ以後の1年半の間に千人以上の負傷者をイスラエル側の病院
で治療してやっている。イスラエル側は、シリアの民間人に対する人道支援と
位置づけているが、負傷者はアルヌスラの護衛つきで送られてくるので、民間
人でなく兵士やアルヌスラの関係者ばかりと考えられる。イスラエルのネタニ
ヤフ首相は14年2月にゴラン高原の野戦病院を視察しており、これは政府
ぐるみの戦略的な事業だ。国連監視軍は14年6月にも、イスラエルがアルヌ
スラを支援していると指摘する報告書を出している。

http://www.addictinginfo.org/2015/02/05/isis-idf-link/
UN Finds Credible Ties Between ISIS And Israeli Defense Forces

http://foreignpolicy.com/2014/06/11/exclusive-israel-is-tending-to-wounded-syrian-rebels/
Israel Is Tending to Wounded Syrian Rebels

http://www.un.org/en/ga/search/view_doc.asp?symbol=S/2014/401
Report of the Secretary-General on the United Nations Disengagement Ob
server Force for the period from 11 March to 28 May 2014

 ゴラン高原のイスラエル側とシリア側をつなぐ道路は、クネイトラという町
(廃墟)を通る1本だけだが、この道は14年8月末からアルヌスラの支配下
にある。イスラエルは、この道を通って、夜間などにいくらでもアルヌスラに
支援物資や武器を送れる。クネイトラ周辺にいた国連監視軍は、アルヌスラに
脅されてイスラエル側に撤退した。監視軍が見て報告書に書いたのは、イスラ
エルとアルヌスラの関係性の中のごく一部だけと考えられる。

http://edition.cnn.com/2014/08/27/world/meast/syria-crisis/
Syrian rebels, al Qaeda-linked militants seize Golan Heights border crossing

 未確認情報で作り話の可能性があるが、ISISが米軍の輸送機C130を
持っていて、それがイスラエルのゴラン高原の道路を使った滑走路に離着陸し、
イスラエルから物資を受け取っているとか、同じC130がリビアまで飛び、
リビアのイスラム過激派の兵士や武器を積んでキルクークやコバニの近くまで
運び、劣勢だったクルド軍との戦闘を挽回したなどという話もある。

http://jhaines6.wordpress.com/2015/02/16/state-of-the-nation-historic-us-israel-rift-obama-leaks-israeli-nuke-violation-doc-before-bibi-visit/
Obama Leaks Israeli Nuke Violation Doc Before Bibi Visit

 米軍は13年から、ヨルダンの米軍(ヨルダン軍)基地で、シリア反政府勢
力に軍事訓練をほどこしている。アルカイダやISIS以外の「穏健派勢力」
に訓練をほどこす名目になっていたが、かなり前から「穏健派」は、米欧から
の支援を受けるための窓口としての亡命組織のみの看板倒れで、米軍が訓練し
た兵士たちは実のところアルヌスラやISISだった(米軍はそれに気づかな
いふりをしてきた)。シリアからヨルダンの米軍基地への行き帰りには、ゴラ
ン高原のイスラエル領を通っていたと考えられる(他のシリア・ヨルダン国境
はシリア政府軍が警備している)。

http://www.middle-east-online.com/english/?id=69866
Assad: US idea to train rebels illusionary

 ヨルダン空軍のエリートパイロットがISISに焼き殺され、世論が激昂す
る中で、自国内で米軍にISIS訓練を許してきたヨルダンの姿勢を変えよう
とする動きが起きている。

http://21stcenturywire.com/2015/02/04/did-jordan-train-the-isis-fighters-who-burned-their-pilot-alive/
Did Jordan Train The ISIS Fighters Who Burned Their Pilot Alive?

 イスラエルとシリアのゴラン高原の停戦ラインは、シリア内戦で米イスラエ
ルがアルヌスラやISISを支援するための大事な場所になっている。昨年末
以来、シリア政府軍と、それを支援するヒズボラやイランの軍事顧問団(要す
るに「シリア・イラン連合軍」)は、ゴラン高原の停戦ラインに近い地域をア
ルヌスラが奪還しようと、攻撃を仕掛けている。

http://www.haaretz.com/news/middle-east/.premium-1.642084
With Iran's help, Assad expands Golan offensive

 シリア・イラン連合軍を食い止めるため、イスラエル軍は1月末に無人戦闘
機をシリア領空に飛ばし、ゴラン高原近くのシリア政府軍の拠点を空爆した。
ヒズボラ兵士や、イランから来ていた軍事顧問も殺された。イスラエルがシリ
ア領内を空爆するのは非常にまれだ。シリア・イラン連合軍が優勢になり、ア
ルヌスラがイスラエルに空爆をお願いした結果と報じられている。シリア政府
は「イスラエル空軍は、アルカイダの空軍になった」と非難した。

http://news.antiwar.com/2015/02/12/southern-syria-rebels-ask-israel-to-attack-army-hezbollah-positions/
Southern Syria Rebels Ask Israel to Attack Army, Hezbollah Positions

http://en.alalam.ir/news/1670009
Assad: Israel is Al-Qaeda's Air Force in Syria

 イスラエルがアルヌスラやISISを支援する経路としてゴラン高原の停戦
ラインを使っているので、シリア・イラン連合軍が停戦ラインをアルヌスラか
ら奪還しようと試み、それを防ぐためにイスラエル軍がシリア・イラン連合軍
を空爆したのに、ワシントンポストなど米国のマスコミは「ヒズボラがイスラ
エルを攻撃しそうなので先制的に空爆した」と、わざと間違ったことを書き、
読者に実態を知らせないようにしている。

http://www.middleeasteye.net/columns/hasbara-happenings-us-media-again-propagandises-israel-37749351
Hasbara happenings: US media again propagandises for Israel

http://www.ft.com/cms/s/0/51ddc8a6-9fb3-11e4-9a74-00144feab7de.html
Tensions rise between Israel and Hizbollah

 元米軍大将のウェスリー・クラークは最近、米国のテレビに出演し「ISIS
は当初から、米国の同盟諸国や親米諸国から資金をもらってやってきた。
(親米諸国が支援した理由は)ヒズボラの台頭をふせぐためだった」と語って
いる。ヒズボラの台頭を最も恐れているのはイスラエルだ。クラークは複数形
で語っており、イスラエルだけでなくサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油諸
国のことも示唆していると考えられる。

http://www.zerohedge.com/news/2015-02-18/wesley-clark-isis-got-started-through-funding-our-friends-allies
General Wesley Clark: "ISIS Got Started Through Funding From Our Friends & Allies"

 サウジは以前、米国に頼まれて、シリア反政府勢力を支援していた。米国が
10年にシリアのアサド政権を許すことを検討した時、サウジはいち早くアサ
ドを自国に招待して歓待し、和解した。しかしその後、米国が再び反アサドの
姿勢を強めたため、サウジも反アサドに転じた。サウジのシリア政策は、対米
従属の一環だ。米国がアルカイダやISISを支援したから、サウジも支援し
た。しかしISISは14年11月、イラクとシリアを「平定」したら、次は
サウジに侵攻し、メッカとメディナを占領すると宣言する動画を発表した。メ
ッカの聖職者は、ISISを最大の敵だと非難し返した。

http://www.bbc.com/news/world-europe-30061109
Islamic State sets sights on Saudi Arabia

 サウジ政府はその後、イラクと自国の千キロの砂漠ばかりの国境線に、深い
塹壕や高い防御壁からなる「万里の長城」の建設を開始し、ISISが国境を
越えて侵入してくるのを防ぐ策を強化した。今やISISは、サウジにとって
大きな脅威であり、支援の対象であり続けていると考えられない。サウジは以
前、米国に頼まれてISISに資金援助していたが、すでに今は支援していな
いと考えるのが自然だ。

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/saudiarabia/11344116/Revealed-Saudi-Arabias-Great-Wall-to-keep-out-Isil.html
Revealed: Saudi Arabia's 'Great Wall' to keep out Isil

http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/war-with-isis-if-the-saudis-arent-fuelling-the-militant-inferno-who-is-10024324.html
War with Isis: If Saudis aren't fuelling the militant inferno, who is?

 もしISISやアルヌスラがアサド政権を倒してシリアを統一したら、ゴラ
ン高原を本気で奪還しようとイスラエルに戦争を仕掛けてくるだろう。サウジ
だけでなくイスラエルにとっても大きな脅威になる。だが米国やイスラエルは、
アルヌスラやISISを支援する一方で、彼らがアサド政権を倒してシリアを
統一できるまで強くならないよう制御し、彼らの間の分裂や、米欧による空爆
も行い、シリアの内戦状態が恒久化するように謀っている。こうすることで、
イスラエルは自国の北側に敵対的な強国ができないようにしている。

http://tanakanews.com/140924isis.php
敵としてイスラム国を作って戦争する米国

 米国の上層部では、オバマ大統領が、自国の中東戦略がイスラエルに牛耳ら
れ、馬鹿げたイラク侵攻を起こした体制からの脱却を望み、イラクからの軍事
撤退を強行した。国防総省や議会など軍産複合体がイスラエルと同じ立場で、
イラクからの軍事撤退に反対し、オバマが撤退を強行すると、次は過激派に
ISISを作らせて支援し、米軍が中東の軍事介入から脱却できないようにし
た。オバマは、軍産イスラエルが、シリアやイラクの混乱を恒久化するため、
ISISやアルヌスラを強化しているのに対抗し、米軍の現場の司令官に直接
命令して「ISISと戦うふり」を「ISISを本気で潰す戦い」に変質させ
ようとしている。

http://tanakanews.com/141121israel.php
◆イスラエルがロシアに頼る?

 イスラエルの軍司令官は昨秋、オバマの「本気に戦い」に反対を表明し
「ISISは(米イスラエルの敵である)ヒズボラやイランと戦ってくれる良い
点もある。ISISの台頭をもう少し黙認すべきであり、本気で潰すのは時期尚
早だ」と表明している。

http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/1.623717
West making big mistake in fighting ISIS, says senior Israeli officer

 オバマは、軍産イスラエルの策動によってイランにかけてきた核兵器開発の
濡れ衣が解かれ、イランが経済制裁を解かれて強くなり、ISISを潰せる力
を持つよう、イランとの核交渉をまとめようとしている。すでにイランは、
ISISと本気で戦う最大の勢力だ。イランがISISと戦うためイラクで組
織したシーア派民兵団は10万人以上の軍勢で、兵力5万のイラク国軍よりずっ
と強い。

http://www.ft.com/cms/s/0/59a33a92-b824-11e4-b6a5-00144feab7de.html
Iran and west narrow gap in nuclear talks

http://www.washingtonpost.com/world/middle_east/iraqs-pro-iranian-shiite-militias-lead-the-war-against-the-islamic-state/2015/02/15/5bbb1cf0-ac94-11e4-8876-460b1144cbc1_story.html
Pro-Iran militias' success in Iraq could undermine U.S.

http://news.yahoo.com/iran-eclipses-us-iraqs-ally-fight-against-militants-071942725.html
Iran eclipses US as Iraq's ally in fight against militants

 こうした展開は、イスラエルにとって脅威そのものだ。ネタニヤフ首相は米
政界に圧力をかけ、3月に訪米して米議会でイランを非難する演説を行い、オ
バマに圧力をかけようとしている。しかしこの策は、イスラエルが米国の世界
戦略を隠然と牛耳ってきた状態を暴露してしまい、逆効果だ。米国のマスコミ
は、イスラエルに逆らった議員が落選させられてきた米国の歴史を報じ始めて
いる。

http://www.thenation.com/article/198305/why-benjamin-netanyahu-playing-fire
Benjamin Netanyahu Is Playing With Fire

 オバマはイスラエルに報復する意味で、米国がイスラエルの核兵器開発に技
術供与したことを書いた1980年代の国防総省の報告書「Critical Technology
Assessment in Israel and NATO Nations」を機密解除して発表した。米国は、
イスラエルが秘密裏に核兵器を開発していたことを正式に認めたことになる。

http://rt.com/usa/232203-us-israel-nuclear-weapon/
US helped Israel with H-bomb - 1980s report declassified

http://www.courthousenews.com/2015/02/12/nuc%20report.pdf
Critical Technology Assessment in Israel and NATO Nations

 パキスタンで戦士の勧誘を手がけてきたISISの幹部が、パキスタン当局
に逮捕され、自白したところによると、米当局はISISが一人戦士を勧誘す
るごとに、旅費などとして500-600ドルをISISに渡すことを繰り返
してきたという。ISISやアルカイダは、米イスラエルが育ててきた勢力だ。

http://www.globalresearch.ca/the-forbidden-truth-islamic-state-isis-recruiter-admits-getting-funds-from-america/5428253
Islamic State (ISIS) Recruiter Admits Getting Funds from America

http://rt.com/news/227195-islamic-state-us-funding/
Islamic State operative confesses to receiving funding through US - re
port

 イスラエルは米軍(米欧軍)が中東に駐留する状況を恒久化するため、米の
軍産複合体はこのイスラエルの策に乗って米軍事費の肥大化を恒久化するため、
ISISやアルカイダを操って跋扈させ、シリアやイラクを恒久的に内戦状態
にする策を展開している。軍産イスラエルとISISやアルカイダは同盟関係
にある。

http://tanakanews.com/141015isis.php
イスラム国はアルカイダのブランド再編

 この事態を打破し、中東を安定化し、米軍が撤退できる状況を作るため、イ
ランやアサド政権やヒズボラのイラン・シリア連合軍と、オバマは同盟関係に
ある。イランの背後にいるロシアや中国も、この同盟体に入っている。シリア
内戦の解決策として最も現実的なのは、アサド政権と反政府勢力の停戦を大国
が仲裁することだが、それをやっているのはロシアだ。米政府はロシアの仲裁
を支持している。また中国は以前、中東の国際問題に介入したがらなかったが、
最近ではイランの核問題の解決に貢献する姿勢を強めている。事態は、不安定
化や戦争を画策する軍産イスラエル・米議会・ISISアルカイダ連合体と、
安定化や停戦を画策するイラン露中・アサド・ヒズボラ・オバマ連合体との
対立になっている。

http://www.nytimes.com/2015/01/15/world/middleeast/kerry-backs-syrian-peace-talks-in-russia.html
Kerry Supports Syrian Peace Talks in Russia

http://www.reuters.com/article/2015/02/16/us-iran-nuclear-china-idUSKBN0LK05Q20150216
China's foreign minister pushes Iran on nuclear deal

 日本は先日、2人の国民がISISに殺された。戦後の日本人は、戦争を好
まない民族だったはずだ。本来なら、ISISを本気で潰して中東の戦争を終
わらせて安定化しようとするイラン露中・アサド・ヒズボラ・オバマ連合体の
一員になってしかるべきだ。しかし最近の日本は、オバマの大統領府でなく、
軍産イスラエル複合体に従属する国になっている(ドイツなど欧州諸国も同様だ)。

 ISISが日本人2人を殺すと脅迫した事件は、安倍首相が、ISIS退治
に2億ドル出すと表明しつつ、ちょうどイスラエルを訪問している時に起きた。
イスラエル政府は、ISISが日本人を殺そうとしていることを非難し、日本
と協力してISISと戦うと表明した。しかしイスラエルは実のところ、裏で
ISISやアルヌスラを支援している。

http://tanakanews.com/150123ISIS.htm
安倍イスラエル訪問とISIS人質事件

 2人殺害の事件が起きるまで、日本のマスコミはISISについてあまり報
じなかった。遠い中東で起きている複雑な背景の現象だから、報道が少ないの
は当然だった。だが事件後、テレビは毎日必ずISISのことを報道する。こ
れは911後のテロ戦争と同様、米国(軍産)主導の新たな国際体制を作ろう
とする時のプロパガンダ策のにおいを感じる。

 軍産イスラエルは、自分たちが支援しているISISが日本人やヨルダン人
や米英人やエジプト人らを次々と殺害し、世界がISISとの戦争に巻き込ま
れ、中東に軍事関与せざるを得ない事態を作ることで、911以来14年経っ
て下火になってきた、テロリストが米国の世界支配を維持してくれる「テロ戦
争」の構図を巻き直そうとしている。イスラエルは、オバマやEUなど、世界
から敵視を強められている。それに対抗する策としてISISは便利な存在だ。

 安倍首相のイスラエル訪問は、安倍がイスラエル現地で会ったマケイン米上
院議員ら、米政界の軍産イスラエル系の勢力からの要請を受けて行われた(イ
スラエルはパレスチナ問題で欧州に経済制裁される分の投資や貿易を日本に穴
埋めさせたい)。安倍は軍産イスラエルに頼まれてイスラエルを訪問し、訪問
とともにISISに人質事件を起こされ、軍産イスラエルの新たなテロ戦争に
見事に巻き込まれた。日本は、ISIS人質殺害事件を機にイスラエルとテロ
対策で協調を強めようとしているが、これは防火体制を強化する策を放火魔に
相談するのと同じで、とても危険だ。

 今のイスラエルの危険さは、国際的に追い詰められている点にある。イスラ
エルは国際政治力に長けていて謀略の能力が高い。対照的に戦後の日本は、対
米従属の国是をまっとうするため、国際政治や謀略の技能を自ら削ぎ、国際情
勢に無知な、諜報力が欠如した状態を、意図して維持してきた。そんな無知な
日本が、追い詰められた謀略国イスラエルに、のこのこと接近している。ひど
いことにならないことを祈るしかない。



この記事はウェブサイトにも載せました。

http://tanakanews.com/150222isis.htm

以上は「田中宇氏」ブログより

新聞・テレビ等で報道される内容とは、実態はずいぶん違うものです。日本の安倍政権はこの実態を知った上でのイスラム国を攻撃するとはどういうことでしょうか?日本が米国とイスラエルと戦争するつもりなのでしょうか?安倍政権の動きには不明朗な点がいくつもあります。本当は安倍政権は混乱しているのではと思われます。    以上

高浜原発:新基準適合、川内に続き2例目

高浜原発:新基準適合 規制委、川内に続き2例目

毎日新聞 2015年02月12日 11時32分(最終更新 02月12日 15時11分)

関西電力が想定する高浜原発再稼働のスケジュール

関西電力が想定する高浜原発再稼働のスケジュール

 原子力規制委員会は12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の安全対策が「新規制基準に適合している」とした審査書を決定した。東京電力福島第1原発事故後に定められた新基準をクリアしたのは、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)に続き2例目。規制委は同日午後、原子炉の設計変更を認める許可証を関電に交付する。運転するには、工事計画など二つの認可や地元の同意を得た上、規制委による使用前検査などが必要で、関電は11月の再稼働を見込んでいる。

 審査書によると、関電は想定する地震の最大の揺れ「基準地震動」を550ガル(ガルは加速度の単位)から700ガルに、最大の津波高さ「基準津波」を5.7メートルから6.2メートルに引き上げた。また、防潮堤を高さ6メートルから8メートルにかさ上げするなどの安全対策を取り、規制委はいずれも妥当と判断した。規制委は昨年12月に審査書案を了承。30日間の意見公募にかけ、3615件の意見が寄せられたが、大きな修正はなかった。

 再稼働には、今回の許可の他に、安全対策を踏まえた設備の詳細設計をまとめた工事計画と、運転管理方法を盛り込んだ保安規定の二つの認可も必要となる。関電は今月2日に工事計画の修正を申請済み。

 高浜原発は、事故に備えた防災対策が求められる30キロ圏が福井、京都、滋賀の3府県にまたがるのが特徴だ。京都府舞鶴市の一部は、非常時に即時避難の対象となる5キロ圏に入っている。再稼働について、立地自治体の福井県、高浜町は前向きな姿勢を示している。関電との協定など、稼働への「同意権」を持たない京都府、滋賀県の動向が注目される。

 川内原発の場合、審査書決定後に原子力規制庁の担当者が鹿児島県内5カ所の住民説明会で審査内容を説明したが、福井県は説明会開催を求めない方針。立地する高浜町は、ケーブルテレビで審査結果の内容説明をビデオ放映することを検討している。

 一方、関電は高浜原発1、2号機についても、3月末までに再稼働に向けた安全審査を申請する方針だ。今回の3、4号機の審査では、1、2号機の稼働は考慮されていないため、3、4号機も共用施設など一部の審査がやり直しになる。【鳥井真平】

 

人質事件に便乗か、首相早くも「安保法制」整備に前のめり(2/2)

人質事件に便乗か 首相は早くも「安保法制」整備に前のめり                   

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 安倍首相のやり方を黙認していたら、テロとの戦いが拡大すればするほど、日本人が犠牲になればなるほど、日本の軍事大国化は進んでしまう。

「安倍首相は、湯川さんと後藤さんが人質になったと分かった時点で、安保法制の整備に利用しようと考えていたのではないか。素早い対応を見る限り、そうとしか思えません。しかし、自衛隊を海外に派遣できるようにすれば、日本人は狙われなくなるのか。逆でしょう。アメリカがテロのターゲットになっているのは、世界中に軍隊を派遣した結果です。中東に親日国が多いのは、戦後、日本は軍隊を派遣しなかったためなのに、安倍首相のやろうとしていることはアベコベです」(立正大教授・金子勝氏=憲法)

 大新聞テレビは、まったく伝えようとしないが、人質事件の裏側で何が起きていたのか、何が起きようとしているのか、国民は冷静に観察する必要がある。
                            

以上は「日刊ゲンダイ」より

大陸の隆起の時代

2015年01月27日


大陸の隆起の時代 : トンガ沖の「新しい島」や西之島が急拡大している中、アトランティスやレムリア大陸の幻想は現実になる?


new-island-tonga3.jpg

▲ 2015年1月17日の THE WATCHERS より、トンガ沖に作られた新しい島の光景。この記事の内容は、きたるべき地球のかたちの記事「トンガの海底火山「フンガ・ハーパイ」の噴火によって「新しい島」が形成されていることが判明」にあります。




さまざまな場所で起きる海底の目覚め

今年 2015年は、トンガ沖の海底火山の噴火を含めたことなどを書きました、

全宇宙を崩壊させたテュポンの封印が解かれる日:トンガの海底火山フンガ・ハーパイと、イタリアのエトナ島の大噴火で終えた2014年
 2015年01月01日

という記事から始まりました。

そのトンガ沖なんですが、海底火山「フンガ・トンガ-フンガ・ハーパイ」の噴火によって、冒頭のように「新しい島」が作られていることを、こちらの記事の後半で少しふれたのですが、最近、詳細な衛星写真が公開されまして、それによって、「極めて急速に島が拡大している」ことがわかりました。

なお、撮影したのは、フランス国立宇宙研究センター ( CNES ) の地球観測衛星プレアデスです。

下の写真は、トンガ沖のフンガ・トンガ島とフンガ・ハーパイ島というふたつの島の周囲の 2014年7月2日の様子と、2015年1月19日の様子を比較したものです。

tonga-2014-07.gif


tonga-2015-01.gif
Airbus Defence and Space

最近できたばかりの新しい島が、あっという間に、もともとあった2つの小さな島の面積を超えていることがおわかりかと思います。

この新しい島の大体の面積は、トンガ土地・天然資源省の下の地図に示された面積などから見て、直径2キロくらいはあるかと思われます。

Tonga-eruption-03.gif
・Lands, Survey and Natural Resources Ministry


ちなみに、この海底火山が、どうして「フンガ・トンガ-フンガ・ハーパイ」( Hunga Tonga - Hunga Ha'apai )などという長い名前なのかというと、上のように、そこにある島の名前からつけられているようです。

ちなみに、この海域には「 30以上」の数の海底火山があることがわかっています。

それにしても、2013年の11月に噴火した日本の西之島などに比べても、拡大のスピードがものすごいです。

噴火が始まったことが確認されたのが、昨年の12月の下旬のことですので、非常に早く、あるいは「唐突に」新しい島の面積が拡大していることがわかります。

面積だけではなく、海底から隆起してきているわけですから、その体積の増加ぶりもすさまじい速度を持つ勢いだと思われます。

また、トンガのニュージーランド高等弁務官事務所のスタッフが、今年 1月14日に、新しい島の様子を撮影しています。

トンガ沖の新しい島の噴火の様子



地球環境観測サイト THE WATHERS には、トンガ土地・天然資源省の副長官の言葉が載せられていますが、

「フンガ・トンガ島とフンガ・ハーパイ島の木の葉は枯れた。おそらく、火山灰と火山ガスによるものだろう」

と述べています。

周辺には酸性雨も降り続けているのだそう。




そして西之島は

先ほどもふれました日本の西之島の現在ですが、こちらも、当初予測したスピードほどではないですが、着実に拡大しています。

2013年11月から2015年11月までの西之島の拡大の様子

nishinoshima-2015.gif
産経新聞。撮影は海上保安庁

2013年11月の新しい島の出現から4ヶ月後には「 70倍」に成長しましたので、そのペースのまま拡大を続けた場合の島の面積については、

イエローストーンについての奇妙な報道、西之島を侵略する新島、そして異常な回数の地震・・・。あちこちから伝わってくる「カタストロフ的」な気配
 2014年03月27日

という記事に書きましたが、今頃は下のようになっていたらすごいなあと思っていました(苦笑)。

new-japan-2015.gif


あるいは、来年あたりには、

pangea.jpg
Ancient Earth

だとか。

まあ、冗談はともかく、実際には、新しい島と西之島が「合併」してからの、先ほどの写真では 2014年2月の頃からは「約8倍」に拡大しているそうです。

西之島「新島」出現1年 面積は8・6倍、体積は400倍超 専門家「数百年残るのでは」
産経新聞 2014.11.19

小笠原諸島の西之島付近の海底火山が噴火し、新島が出現してから20日で1年。新島は西之島と合体した後も拡大を続け、最新の観測によると、面積は元の島の8・6倍、体積は400倍超となっている。専門家は今後さらに面積が膨らむ可能性を指摘している。


上の記事で、東京工業大の野上健治教授は、

「1年間にわたり大量の溶岩を出し続けているのは非常に特異。面積はさらに2~3倍になり、数百年は島として残るのではないか」

と述べていて、この西之島の噴火の「異常性」を語っています。




新しい「超大陸」は出現するか

2013年の記事、

パキスタンの新しい島を見て、最近の海底の異変の場所を思い返してみました
 2013年09月26日

の中で、2010年~2013年までに In Deep で取り上げた海底に関係する異変の場所について、地図の上で示したことがあります。

absea.gif


上には、パキスタンの新しい( 2013年9月)や、消滅したかもしれないサンディ島という島のことなどの過去で記事して取り上げた場所を示したいます。

その後、西之島や、トンガの新しい島などが関わってくることになります。

上の地図に、「2013年2月に『失われた大陸』と発表された場所」という項目がありますが、これは、

アトランティスの伝説に結びつく「失われた大陸」をアフリカ沖のインド洋海底に発見したと国際科学者チームが発表
 2013年02月25日

という記事でご紹介したもので、

ノルウェー、南アフリカ、ドイツ、英国の科学者から構成される国際研究チームがアフリカ沖のインド洋上の海底の大陸棚に失われた大陸の痕跡を発見した。

というニュースをご紹介したものです。

その大陸があった可能性があると研究チームが発表した場所については、記事の文章から推測すると、下のようになります。

continental-map-01.gif


ところで、上の記事では「アトランティス」ということにふれています。

アトランティス - Wikipedia

アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した、大陸と呼べるほどの大きさを持った島と、そこに繁栄した王国のことである。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている。

atrantis-2.gif

▲ 大西洋の中央にアトランティスが描かれたアタナシウス・キルヒャーによる地図。南が上のため、右側がアメリカ、左側がアフリカである。1699年 アムステルダムで出版

こういうような概念が、実際なのかどうかということについては、想像だけで確信しても意味があるとも思えませんし、

今、生きている世界の中で、こういうようなことを想像させる出来事が起きるかどうか

ということに依存している面があると思います。

理論や想像だけでは、どうしても、そこで終わってしまうもののような気もしまして、「現実で起きること」は、やはり重要だと思います。

古代の超大陸といえば、先日、松果体のことについて書きました、

日月神示の「額で見る」の意味 : 生物学的に「目と松果体」は細胞レベルで元は同じものであり、語義通りの「第3の目」であることを知った日
 2015年01月22日

という記事の中で、シュタイナーが松果体について、

松果体は、地上の人間の最初の感覚器官であり、レムリア時代には、熱を知覚する器官であり、受精器官であった。レムリア時代には照明器官でもあり、一眼巨人の伝説の元にもなった。

アトランティス時代にエーテル体頭部にあった知覚の中心点が、今では松果体であり、これが発展すると人類は霊視力を取り戻す。

というようなことを述べていたことを書きましたが、

「アトランティス」

と共に、

「レムリア」

という言葉が出てきます。

この「レムリア」という超大陸という概念が存在しまして、ここには大きくわけて、

・生物学上でのレムリア大陸
・神秘学の上でのレムリア大陸


の2つの概念があります。

レムリア - Wikipedia によりますと、生物学上でのレムリア大陸は、イギリスの動物学者が、アフリカのマダガスカル島や東南アジアでの生物種の分布の説明がつかないことから、5000万年以上前のインド洋に巨大な大陸が存在したのではないかとする説です。

さて、一方、神秘学のほうは、説明をそのまま抜粋します。

レムリア大陸説は、神智学協会創設者の1人、ブラヴァツキー夫人によって1888年に刊行された著書『シークレット・ドクトリン』において登場した。レムリアは大陸であり、大陸が存在した位置はインド洋ではなく太平洋にあると発表し、神秘学者達の間では高い支持を得た。

また、レムリア大陸における文明が地球上の他の文明より盛んであった時代は、第3根本人種、レムリア時代などと呼ばれるなどと述べた。

天帝サナト・クマラが金星より、地球における神(ロゴス)の反映になる任を司るために、1850万年前に「大いなる犠牲」としてエーテル界に顕現されたのが、このレムリア時代であると主張した。サナト・クマラが地球に顕現された事により、動物人間の状態であった人類は、本当の意味での魂のための器として完成し、この時代に、肉体とエーテル体は完全に結び付いた、などと主張した。

とあります。

上に出て来るサナト・クマラというのは、もともとは、ヒンドゥー教の神話に登場する賢人ですが、ブラヴァツキー夫人が言うのは、

「 1850万年前に金星からやって来て、人類の進化を促した存在」

のようなもののようです。

完全に理解することは困難ですが、まあ、たとえば私などに、シュタイナーやブラヴァツキー夫人を正確に理解することは難しいことですので、わからないことはわからないことでいいのだと思います。

理解なしには、肯定も否定もできないですが、それもまたいいのだと思っています。

神秘主義のほうでのレムリアの場所については、曖昧であることを前提としまして、下のような説があります。

lemuria-map2.gif
LEMURIA

でかいですが、日本の隣国ですね。

ちなみに、Wikipedia には、続けて下の記述もあります。

レムリアは、現在においては、オカルトおよびニューエイジ界に幅広く影響を与えており、プレアデス星団の人々との関わりや、レムリア人の現代への転生、レムリア人が水晶として転生した「レムリアン・クリスタル」等が信じられている。

今回、トンガの新しい島の詳細な衛星写真を撮影した衛星の名前が「プレアデス( Pleiades )」だったということなども含めて、この神秘学でのレムリアのことを思い出した次第です。

今後も海で何かが起きていくことは間違いないような確信はありますが、それが「超大陸」のようなことと関係してくるのかどうかはわからないです。

それを教えてくれるのは現実の現象だけなのだと思います。


以上は「IN DEEP」より
現在は大陸が隆起しても何ら不思議ではない時期にあります。それは78万年振りの「地球大異変期」にあり、ポールシフトが現在現実に起きているからです。ポールシフトが完全に完了するかどうかは、今後の推移を見なければなりませんが、現在のところ確実にその方向に動いています。                                   以上

"夢のエネルギー”核融合発電技術の今(1/7)

エネルギー

 

【東海村】まさに組み立て中のJT-60SA、設計は次世代水準で費用はITERの1/100

野澤 哲生
2015/01/22 00:00
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 茨城県東海村 日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門 那珂核融合研究所の敷地内で、次世代のトカマク型プラズマ実験装置「JT-60SA」の建設が進んでいる(写真1)。建設開始は2013年1月。2014年後半には真空容器と呼ばれる装置の重要部分の組み立てが始まった。磁界を生成するコイルはすべて超電導コイルである。2018年には建設が完了し、2019年には模擬燃料による超高温プラズマの実験が始まる。建設完了時には、超電導コイルを用いるトカマク型プラズマ実験装置としては世界最大となる見通しである。

写真1 建設中のJT-60SA。2014年12月時点の様子。真空容器は、内装用の入り口を残してほぼ組み立てが完成した。
[画像のクリックで拡大表示]

 トカマク型プラズマ実験装置は、ドーナツ状のプラズマを磁気で閉じ込める技術で、1950年代にソビエト連邦(現ロシア)で考案された。「磁気コイル中のトロイダル型(ドーナツ状)容器」をロシア語で表現した言葉の略字が「トカマク」となる。

NEXT ≫ムーアの法則並みに性能が向上

以上は「日経テクノロジーonline」より

地上の太陽のようなものです。原則は放射能灰を出さぬことです。以上

ガンは癌にあらず・第一章、癌と診断された人の疾患経過(7)

(3) 肺癌(1) 大学時代のクラブの先輩D氏(1937年生, 男性, 55kg)
 会社の部下が肺癌の手術を受けたので見舞うと, 「癌が大きかったので手術を急いだ. 転移を心配している」と言った. 後述する転移癌(17)の直後だったので, 転移にも効果があるかも知れないと思い, 生の春ウコンを勧めたところ, しばらくして「春ウコンを摂って体は快調です」と言ってきた. 手術が上手く行ったのかも知れないと思ったが, 術後1年過ぎても転移もせず, しかも顔色が大変よいので春ウコンは効いていそうだと喜んでいた.

 丁度その頃, 大学時代の体育会系クラブのOB会のボスから, 「お前, 癌に効きそうな物があると言っていたな. 制癌剤開発経験もあるし, いい方法があったら鴨川市の病院に入院中のDのところに行ってくれ. ターミナルケアで米国から日本に戻ってきた. 肺癌で死にそうだ」と言われた. むずかしい癌と言われている肺癌に, 部下と同じようなことが起きてくれることを期待して出かけた.

 D氏は一緒にクラブ活動をした時期のない先輩で, しかも卒業後間もなく渡米し, その後はずっと米国テキサス州ヒューストン在住の方なので馴染みもなかった. どのような心境で療養されているのか, 話をどう切り出すか, に不安があった. 30年振りの対面は双方に少し見覚えがある程度であったが, D氏は癌の経過を淡々と話して下さった. 以下にその内容を簡単に記す.

 【米国でトップクラスの病院であるM.D.アンダーソン癌センターで肺癌と診断され, 直ぐに手術を受けた. 手術を開始したものの, 癌の大きさと部位のむずかしさから切除は不可能と判断された. 手術は中止となり, 病巣に手を付けることなく縫合された.

 少しでも延命につながるようにとの米国病院の勧めにより, ターミナルケアのため退院して日本に戻ることにした. そこで, 温暖で心穏やかに過せるところとして, 幼少の頃に夏休みを過した思い出深い千葉県・外房の安房天津にほど近いK病院に入院した. この病院の医師からの勧めは, 温熱体を癌の部分に埋め込む手術(広島大の温熱療法)だったが, メスを入れることが体にとって大きなストレスとなり, 寿命を縮めることになる, と考えたので, D氏はこれを辞退した. 肺癌は約3cmの大きさになっている. しかも, 切りにくい場所なので, 最早打つ手は無い, とのことだった.
  
 日本に戻って以降, 癌に効くというものを色々な人からたくさん紹介されたが, よくわからない物が多いと言った. そのなかで玄米食だけを勧めに従って食べている. 】, ということだった.玄米食の効果の程をたずねると「癌の大きさに変化を与えるような効果は出ていない」とのことであった.
                 
 余命何ヶ月との具体的な説明はなかったが, 「日本に戻って昔の仲間にもたくさん会えたので」と, 覚悟が決まり達観されているのを言外に感じた. そこで, 「温熱療法以外に良い療法はないと私自身も考えていた. それに近い方法を実行しながら色々調査していた時に行き着いた春ウコンは, 驚くほどの卓効を示した」とD氏に3例の経験を詳しく話し, 当日持参した生の春ウコンの飲み方を伝えた. 「他に手立てが無いなら, 是非試してみて下さい」と言って, 継続服用を勧めた. 同時に, 癌を温めるために自分でも採っている方法として, [肌着の上から患部と思われるところに携帯用カイロを貼ること]を勧めた.

 1ヶ月を過ぎたところで鴨川のD氏から電話が来た. 「2001年12月7日より勧めに従って[カイロを貼ることと生の春ウコン摂取]を始めた. 春ウコンは, 言われた通りに1日30gを3分割して服用したところ, 翌月10日前後のX線検査では, 3cmの白い円形の癌が, 缶詰のパイナップルを斜めから見たように楕円形に黒い切り込みが入り, 中央が黒く抜けた状態となってきた」という. 大した期待も無く始めた春ウコンの効果に, D氏自身も驚いたようだった. さらに, 「医師も首を傾げながら『寛解(完全治癒ではないが, 病状が快方に向かっている)と言える』と診断した」とのことだった.

 3月末になると癌の症状が完全に治まったので, 医師は治癒したと診断して退院を許可し, D氏は米国に戻った. 治癒はむずかしいと言われていた肺癌にも春ウコンは卓効を示した. 先輩が退院できたことに安堵すると同時に, 肺癌で

画像の説明
    図1  末期肺癌の回復経過の模式図

も末期肝臓癌(T大病院)(参照:1.1.2(13))と同じように, 医師が「治癒,退院可」との診断結果を出すことができるような病巣の状況になったことに感激した. 末期肝臓癌, 直腸癌らしきもの, 胃・食道癌全摘後の末期の転移癌に続く4例目に, ただ驚くばかりであったが, 固形癌をはじめとして各種の癌を抑えることの可能 性が開けていくように思えてきた.

 D氏には, 「癌は治るものではないと考えている. 治癒と言われても春ウコンを継続して飲み, 癌を抑え続けなければいけない」と伝えていたのだが, 医師の「治癒により退院してよい」との診断に, 「治った!」と思って米国に戻り, 春ウコンを飲み続けてくれなかった.

 2002年8月に肺癌を再び悪化させて体調を崩したD氏は, 日本に再帰国して「癌が悪くなった」と電話をしてきた. 再発確認までの期間は150日程であった. 3月に言ったことを繰り返し, 春ウコン摂取を再開し, 何年かは継続摂取するように勧めた. そこで, D氏が日本にストックして置いた生の春ウコン(冷凍品)の摂取を再開したところ, わずか30日で癌が治まり体調が再び良くなった. 再摂取後の癌の回復速度は極めて速かった.

 癌が消失して治癒した, と診断されても, 消失直後に春ウコンの摂取をやめてしまうと癌は再び悪くなる. しかし, 春ウコン摂取を再開すると癌は再び消失することが確認できた. D氏の春ウコン摂取条件で, 医師が[治癒した]と診断する状況まで症状を抑えることはできたが, 短期間の摂取では病原を完全には取り除けていないことも確認することになった. 短期間の春ウコン摂取では, 摂取次第で, [癌の悪化⇔回復]を繰り返す可逆性がある, ということがわかった. 長期間摂取で癌の病状と病原がどうなるのかは, 継続摂取した後の結果を解析してみないと判断できないと考えた.

 この頃になると, 粉末製品でも生の春ウコンでも大きな差は無さそうだ, という感触を自分の体を通してわかり始めていた. D氏が再び米国へ戻る時には生の春ウコンが尽きてしまい, 入手不能な時期だったので, 粉末製品を持ち帰るように勧めた.

 その後は何も連絡がないので, 粉末製品で癌を無事に抑えているだろうと思っていたところ, 2003年8月中旬に日本に再帰国し, 「新しいメカニズムで効く肺癌専用制癌剤[イレッサ]の臨床試験が始まる. これでで完治させたい. どのように思うか」と電話をしてきた. 「体調は良く, 医師から肺について特別な指摘を受けていない」と言うので, 春ウコン粉末製品の効力を再確認できた. D氏の質問に対しては, 「今までの経験では, 制癌剤に卓効があるとは思えない. 新薬のイレッサについては全く知識がないので判断はできない. しかし, 癌が治まっていて健康上に問題がないのだから, 新薬の臨床成績がまとまるまで待った方が良いと思う. 臨床結果が出るまでは現在の健康法を続ける方が得策と考える」というような内容の話を, 例を挙げながら時間をかけて話をした.

 それは, この電話のあった2ヶ月前に, 肺癌(2)のE氏が快方に向かいつつあったところを, 制癌剤シスプラチンと放射線を組み合わせた治療を始めて約3週間目に急逝し, とても無念な思いをしたばかりだったことも要因の一つであった. 初めて聞く名前の制癌剤イレッサが, [新しいメカニズムで考えられた新薬]と聞いても, 可否を判断できなかった. また, [卓効のある制癌剤の話を聞いたことがなかったのは, 生命現象の根幹と癌とが余りにも近いので, 両者を峻別することが制癌剤では難しいためではないか], と考えていた.

 また, D氏は「大変, 元気だ」と言うので, イレッサの臨床試験を受けても十分に耐えられそうな健康状況に思えた. それでも制癌剤治験に参加しない方が得策と考えたので, 「様子見をした方が良いのでは」と言いながら, 先方からの質問に対して, こちらの見解をはっきり伝えた. D氏は既に1年8ヶ月延命し, 春ウコンの効力を実感していた. しかし, こちらは, イレッサとの比較検討をしたこともなく, また, 医療行為を当然できない立場だったので, D氏に春ウコンの継続を強く勧めることはしたものの, それ以上強く言えなかった. 浅い経験からではあるが, 精一杯の努力をして, 電話はここで終った.

 しかし, 私のアドバイスより医師の勧めに従うのは当然のことである. 後で聞くと, 直ぐにイレッサによる臨床試験に応じたという. イレッサの治験前は, 元気にしているとのことだったので, 多少の制癌剤は乗り切ってくれるのではないかと思っていた. ところが10月中旬になり, [D氏を偲ぶ会, 11月某日, 某ホテル]の案内が届き, 呆然とした事を今でもよく覚えている.

 偲ぶ会に伺い, 病院でいつも付き添っていた甥の方に話を聞くと, イレッサを始めて約40日後の9月28日に急逝されたということであった. そして, 会場で甥の方から「本当に, 春ウコンだけで癌が抑えられるのか」と聞かれたので, 「現時点では例も少なく, まだ良くはわからない. 私ほか2人は春ウコンだけで救われている」としか言うことができなかった.

 もちろん, イレッサによって肺癌から救われる人はたくさんいるだろう. D氏は春ウコンでターミナルケア段階の肺癌を抑え切り, 1年半以上も元気にしながら仕事をしていた. それだけに, 新薬治験に飛びつく必要はなかったと悔やまれた. 治験結果と投薬ノウハウを見てから判断しても良かったのではないかと思える, 無念なケースとなった.

 イレッサについて, 副作用の間質性肺炎などで多数の死亡患者が出たという新聞記事を読んだのは, それから1年以上経ってからのことだった. 結局, 米国では厳しい使用制限が付き, 欧州では製造元が承認を取り下げ, 最初に承認した日本だけが残った. 筆者が質問された時点では, 治験を担当した医師でも答えは用意できなかったかも知れない.

 D氏の件は極めて残念な結果となってしまった. 米国の著名な癌センターと日本で極めて評価の高い病院が, 共に手立てがないと判断したターミナルケア中の末期肺癌患者を, 春ウコンは, 医師が[完治した]として退院許可を出すまでに回復させた. このことは, 春ウコンによる方法が大きな可能性を予感させるケースとなった. 春ウコンで抑えることができる癌種の可能性が, 治癒はむずかしいと言われている肺癌にも拡がり, 春ウコンの勧め易さが一層出てきた. 同時に, 制癌剤の怖さを思い知ることともなった.

 無念な知らせを受けてみると, 相談に乗るだけでなく, 書いた物を作る必要性を感じた. 癌をはじめとする幾つかの成人病が治まっていくのをみると, 成人になって一斉に出てくる成人病の病原には何か共通する一群のものがあると推測され, これをウイルスと, 一応, 仮定した. そこで, これらを説明するためのペーパーとして[老化~免疫~遺伝子~ウイルスと健康]の図9(参照:2.3(3))を作った. 本書の[試論]の第一版とも言うべきものであるが, この図9を使いながら持論を説明し, 健康談義をしながら春ウコンを試したい人に勧めることにした. 部分的には今回の試論と異なる点は多少あるが, 考え方と基本的な捉え方は変わっていない.

(4) 肺癌(2) スポーツクラブの仲間E氏(1938年生, 男性, 55kg)
 E氏は, 風邪が治らないので検査を受けたところ, 2002年12月下旬に肺癌が発見された. 1月中旬には第1回目の制癌剤(シスプラチンなど)による治療を受け, 何クールかの制癌剤治療が行なわれた. しかし, 医師からは「体が若く, 癌の進行は大変速い」と言われ, 3月中旬には酸素マスクを必要とするほどまで病状は悪化し, 自宅療養を勧められて家に戻った. スポーツクラブの仲間からE氏の病状が知らされた. 病院で受ける治療はもはやないと聞きいたので, 家族と本人の希望により3月下旬より生の春ウコンを摂取することにした. 1日30gを3分割して飲み始めたところ, 4月末日には酸素マスクが不要となるほどまでに病状が回復した. 1年前に前述の肺癌(1)のD氏に起こったことが再現し, 同様のスピードで, 肺癌の症状が改善しているように感じられた.

 5月初旬に病院で診察を受ける手筈ができていると聞いたので, 事前にE氏と家族に会い, 「酸素マスクが外せるくらいになったので, 肺癌は大分良くなっているはずだ. 医師から制癌剤投与をもう一度したいと言われるかも知れないが, 制癌剤は副作用が強いし, E氏に効果がなかったはずなので, 体調が回復するまで待って貰いたい, と言った方がよい」と助言した.

 5月の連休過ぎにE氏は検査を受けに病院へ出かけた. 元気になりはじめていたE氏を見た医師から即刻入院と治療を勧められ, 5月中旬から制癌剤投与を2クールと放射線治療を受けたことを後で知った. 制癌剤治療を始めてからわずか20日後の6月初旬に急逝し, 再び家に戻ることはなかった. 制癌剤治療に入らずに, 効果が出ていた春ウコンをもう少し続けていたら, もっと体調は回復していたのではないかと, 大変惜しまれるケースであった.

 4ヶ月後には, 肺癌(1)のケースでも全く同じようなことが起こった. 患者は, 病状が良くなった時に「春ウコンが効きました」と医師には言いにくいのかもしれない. また, 患者本人が春ウコンは効果があるものだという確信を持てていないこともあるように思った. また, [制癌剤],[抗がん剤]という癌を抑えてくれそうな魅力的な名前の薬に, 癌患者は惹かれて当然と思った.

 制癌剤治療が効かなかったから自宅に戻した人に, 再び同じ制癌剤治療をしても効くことはない筈である. しかし, 患者が良くなってくると治療した範囲で良くなったと医師が考えるのは当然のことであり, 再度, 制癌剤治療に入ってしまうようである. 乳癌に罹った女性医師(筆者Aの友人の妹)が制癌剤治療を受けない方が延命につながるとの判断から, 制癌剤を拒否したまま亡くなったと聞いた. この件は, 制癌剤の効果に対して疑問を持っている医師がいるということ, 延命のためには制癌剤を使用しない方が良い場合があること, などを示唆しているように思う.

 D氏の病気の期間中にE氏の肺癌は発病し, シスプラチン治療を受けて亡くなってしまった. D氏が肺癌から回復した経過をそのまま活用して, E氏はかなり回復した. D氏が元気だったので, E氏にはそのまま春ウコンを続けるように勧める努力はしたが, シスプラチン治療に入り亡くなってしまった. アッと言う間のことだった. E氏の悲劇的な結果をD氏に伝える努力をしたが, イレッサ治療を選択したD氏も不幸な結末を迎えた. イレッサが一般的に知られている時期ではなったので, [肺癌専用に作られた新しいメカニズムの制癌剤]と言われると, D氏には希望の星に見えたのであろう.

 肺癌から春ウコンで回復したD氏と回復傾向にあったE氏を, 半年の間に制癌剤治療により失った. 制癌剤の種類は異なるイレッサとシスプラチンであったが, 同じような経過で急逝されたことは極めて残念なことであった. 制癌剤治療にはかなりの基礎体力が必要のようであり, [癌を抑えているような人の体力では元気そうに見えても勝つことはむずかしいのか], と思った. 同時に, [健常者でも制癌剤にはなかなか勝てないのかも知れない], とも考えた.

(5) 肺癌(3) 公務員F氏(1945年生, 男性, 65kg)
 F氏は, 元実業団で鳴らした水泳選手で, 前年までは400m個人メドレーなどの過酷な中長距離レースを颯爽と泳いでいた. それが激変し, 2003年5月に行われた全日本の大会では, 50mの短距離レースですら泳ぐのがやっとの状況となっていた.
 
 前年より遥かに遅い記録で50mをやっと泳ぎ着くという状況に驚き, その訳を訊ねると, 「肺癌で泳ぐのもつらい状態だが, 皆さんに会いたくて試合に来た」と, 皆にお別れに来たようなことを言う. これまでの経験の中から自分自身の事情とターミナルケアから退院できた肺癌(1)を中心に, 何人かに勧めた春ウコンの効果をプールサイドで手短に話し, 翌日に粉末製品を送ることを約束した. F氏は「敵に塩を送ることになりますよ」と弱々しく笑っていたが, 到着後に提案した用法用量で即日飲み始めたという.

 その結果, 翌年には100mを立派な記録で泳ぎ切るまでに回復し, さらに2006年3月の試合では200mを立派な記録で泳ぐほどに完全復調した. 1年で普通の体力となり, 3年後には完全復調を果たしたことになる. しかし, 時々, 息苦しくなると言うので「息苦しいというメルクマールを大切にして, 息苦しくなった時には春ウコン粉末を3ヶ月間は1日5~7gに増量して飲むこと」を勧めた. 春ウコンの摂取次第で回復も悪化もすることが, 肺癌(1)で明確となった. F氏はほぼ完全に回復したようなので, 無念な思いをした肺癌(1)(2)の経験を伝えた. 2009年5月の試合でも活躍している.

(6) 肺癌(4)  企業OB(1930年生, 男性, 体重45kg)
 長崎市に住んでいた15歳のG氏は, 昭和20年8月9日(1945年), 轟音が聞こえたので飛んできた飛行機を確認しようと, パンツ一枚の裸で庭に出て空を見上げたその時に原爆による閃光を浴びた. 爆心地から僅か3.5 Kmの所にあった自宅での, まともな被爆であった. 以来, 癌の発症が常に頭にあったので, いつも注意はしていたという.

 2008年5月頃から, 夜, 咳き込むことが多くなり痰も出るようになり, 喘息がひどくなったと感じた. 血痰も出るようになったので心配になり, 近所のクリニックに行ったところ, 大病院での検査を勧められた. Y医療センターで6月3日にCT検査を受けた. 小さな写真であったが, 肺の左下にグレーの中に白いハッキリした丸があり, 医師から「悪性を否定はできない. 肺癌を覚悟してもらいたい. 1ヵ月経過をみた後に精度の良い機器があるYR病院で再検査をする」と言われた.

 6月18日の昼, A社のパーティーで会った時に, G氏から5月以後の経過を聞いた. 「肺癌を覚悟した.春ウコンは摂っていたんだが」との説明と再検査までは治療はしないと聞いたので, Mは その場で春ウコンを10錠(1g)摂ってもらい, その日から50錠/日(5分割/日)を飲んで再検査を受けるように勧めた. 同時に, 春ウコンの効果をサポートするものとして「総合ビタミン剤2錠/日とヨーグルト(オリゴ糖をたくさん加えて腸内免疫を向上させ, 食事を高蛋白質化する)」を勧めた. G氏は, 以前にMから春ウコンの良さの説明をうけていたので多少は摂っていた. しかし, 癌を抑えるには量が少なかったので, この日から上記の用法用量を実行した.

 7月2日にYR病院で精度の良いCTの再検査を受けた. 医者は「薄い影のような微かな跡はあるが, ハッキリした白いものはなくなっている. 癌ではなかったのか?単なる炎症だったのか?」と言いながら6月3日の写真とを見比べて, 「でも, 癌だったなあ」とも言われた. しかし, 結果は無罪放免となった.

 「僅か2週間の摂取の間に, 股関節の痛みが軽減し始め, 喘息(喘息のような咳の意味か?)が治まった. 身体の全体的な調子が良くなり, 元気が出てきた」と電話してきた. こちらからは, 「医師から良くなったと診断されたことは大変嬉しいが, 寛解と言われる状態のように思う. また, 肺以外にも癌がある可能性があり, 今までの摂取条件でしばらく続けた方が良いと思う. また, 時々検査を受けてチェックしていった方が良い」と伝えた.

 7月12日に電話があり, 「まだ血痰が出ているが, 肺癌は治っていないのか」と聞かれた. こちらからは「癌は抑えることはできるが, 癌を短期間に完全には取り除けないと思ったほうが良い. 寛解と言われる状態のようだが, [薄い影]は, たくさんある小さい癌だと思ったほうが良いと思う. CT検査で見えない癌もあるだろう. 医師から良いと言われて安心せずに, 癌を一掃するために少なくとも3ヶ月, できれば3年はしっかり春ウコンを摂取してもらいたい」と, 他の癌の再発例などにも触れながら, この20年間の経験を伝えた.

 その後に連絡がなかったが, 一ヶ月した頃に長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典のTV中継を見ていてG氏のことが気になった. 翌日(8月10日)に電話で症状をたずねたところ, 「体調は極めて良くなり, 血痰も完全に治まった. 春ウコンはしっかり摂っている」とのことであり, 安心できる状況になってきたようだった. しかし, 時々検査を受けるように勧めた.

 いつも被爆体験が念頭にあり, 体調管理には神経を使っていたので, 運よく早期発見ができた. その上, すぐに春ウコンを適正量摂取して免疫賦活をすることができたので, 15日間ので寛解となったようだ. 末期の肺癌(1)のD氏が, 寛解までに40日, 消失までに100日であったのと比較して, 約半分の期間で癌が消失したのは, 早期発見ができたためであろう. 以上の概略を図示とすると以下となる(白紙で表現しにくいので黒白を反転させた図とした).

画像の説明
    図2  肺癌(中期?)の回復経過の模式図

4ヶ月後に話を聞く機会があった. 肺の自覚症状は全くなくなり, この間に受けたレントゲン撮影では何の指摘も受けなかった.

 また, 10年ほど前から痛み始めた左股関節は, 数歩毎に立ち止まるほど痛かった. この間, 外科では「関節の骨がギザギザになっている. 加齢現象なので直すのは難しい. 電気をかける以外の方法はない」と診断されて電気をかけていたが, 一進一退が続いていて, その効果は確認できなかった. しかし, 春ウコン摂取量増加(6月18日)以後, 肺癌の消失と同時に, この股関節痛がどんどん軽快した. 秋に入って外科医の診察を受けたときに状況報告をすると, 「もう, 病院に来なくて良い」と言われて治療は終了した. 半年が過ぎ, 筋肉痛が多少残っているだけでほぼ正常に戻った. 免疫が関与した関節の骨の異常とも考えられ, この病原体もウイロイドライクと考えている.

 また, B型肝炎(他人に感染しないEまたはCタイプ)にも罹っているとのことで, この経過にも注目したい.

 さらに, G氏が原爆の被爆者だったことから, 関連した話題として原爆実験, チェルノブイリ原子力発電所事故, 劣化ウラン弾などの放射能被曝者などの癌が, 思い浮かぶ. 発癌特性(白血症・肺癌・甲状腺癌など)と原因(放射線・放射性粉塵など)を調べ, 治療法として春ウコンを検討することも課題となろう.

(7) 肺癌(5) H氏(1929年生, 女性, 体重50kg)
 背中と首筋が痛み始めたHさんは, 2008年10月16日に近所のSH病院で検査を受けた. 私立KR大学教授が担当医の日で, 訴えを聞いた医師は一般的な血液検査, CT検査, 腫瘍マーカー検査(CYFRA,ProGRP,CEA(EIA)など)g)を行った. 10月21日にこの検査結果を医師から聞いたところ, 「CT検査で白いはっきりした影があり, CEAマーカー値が15と高い. 肺癌の疑いが強いので, 勤務先のKR大学付属病院で11月13日に再検査して治療方針を決めたい. 」と言われた.

 10年ほど前に妹が肺癌となり, 手術をした後に転移が始まり, 制癌剤治療や放射線治療など, 手を尽くした後に自宅に戻され, 苦しんだ末に亡くなった. この時のことをよく覚えているH氏は, 「癌と確定診断されても, 手術などの治療はしたくない」と子息のWD氏に伝えた.
一方, 春ウコンで子息の糖尿病(1.3(5))が良くなり, 多くの癌が良くなっているとの情報を知っていH氏は, [春ウコン60錠(6g)/日(3時間毎に10錠), 総合ビタミン剤ポポンS2錠/日, オリゴ糖入りヨーグルト(腸内細菌の善玉化)]の摂取を10月21日より始めた. 背中の痛みは10月25日には消え, 同時に, 顔の張りや血色が良くなり, 体調が全般的に良くなってきた.

 予定通り11月13日に検査を受け, 結果を11月20日に聞いた. 医師から「CEAマーカー値は正常値となり, CT検査,血液検査は問題なく, 肺癌の心配はない. しかし, 10月21日の検査結果にあった癌が, 肺の裏に隠れているかも知れないので, 3ヶ月毎に再検査する」と言われた. 経験豊富な医師から見れば10月21日の検査結果は肺癌と確信できたので, 11月13日の結果は再確認が必要と判断したと思う.

 心配もあったためか, 次回の検査は少し早めて2ヶ月後の2009年1月8日となった. CT検査による再確認をしたが, 肺癌の指摘は全く無くなった. 3月と5月のCT検査も無事にパスし, 一段と健康になってきた. ただ, CT検査で1月以後に全く動かない薄い影があると言われた. 1年を経過した2009年11月時点で, 聴診器診断で肺のノイズもなく, 何事もなかったように元気である.

 肺癌(1)と(4)のD氏とG氏の場合には, H氏のように[影が残っている]との指摘を受けていない. [D氏とG氏の場合は上皮細胞部分に癌ができたが治まり, 新陳代謝で細胞に跡形が残らなかった. 一方, H氏の癌は新陳代謝の少ない間質細胞u)部分にでき, 癌状態を脱した間質細胞が代謝されないので, その細胞が影のように見える], とも推測できる. 2010年2月末のCT検査ではこの影が全く消え, 担当医から「どこが癌だった?」と言われる状態になった. 肺の間質細胞の新陳代謝に1年2ヶ月要した, と言えるだろう.

(8) 肺癌(6) 知人のLA氏(1958年生, 男性, 体重65kg)
 自宅から近いKT病院で2008年2月4日に, 血尿と右脇腹痛のために受診したときには特別な指摘事項はなかった. 2008年7月22日の夜, 突然の血尿と背中の激痛があったので, 翌日, KT病院に検査を受けにいった. レントゲン検査で右腎癌と診断され, 7月30日に手術となった.

 手術時間5時間20分の開腹手術で, 右腎臓全部(14×13×4cm,330g)と尿管を摘出した. 癌は,[腎に限局した10×5×3cm大の黄色調,小出血を伴う上極の結節性腫瘍(pT2)]と判断された. また, 組織学的には, [腫瘍は淡明な胞体を有する異型細胞が胞巣状~一部で腺管状に増殖するRCC(腎臓癌:renal cell carcinoma)であり, 異型度はgrade     1‹2, 腫瘍は膨張性に発育, 非癌部との境界明瞭(INFα), 切除断端(-), 腫瘍内静脈侵襲:Ⅴ(±), Malignancy(悪性)!]とカルテに記載されていた. 手術後の制癌剤,放射線治療は無効なので, これらは実施されなかった.

 癌は破裂していたので, 肺への転移の可能性を示唆された. 8月5日に退院し, 2009年1月までは, 毎月[全身CT検査, 胸部レントゲン検査]を受け, その後5月20日までは2ヶ月ごとに同じ検査を受けて, [異常なし]とされた.

 親友の腎臓癌摘出について, WD氏(参照:1.3(5))から筆者A(Ⓐと略記)に相談があった. 他の臓器の癌も心配なので, WD氏を通して春ウコン粉末の摂取6g/日を勧め, 2008年8月5日から2009年5月20日まで続けた. 5月20日の検査で「異常なし」と言われて安心し, 春ウコン摂取を中断した.

 2009年9月9日に3ヶ月の経過観察があり, 肺に6ヶ所の癌が見つかった. 「最大1.8cm. 癌が5ヶ所までなら手術はできるが, 6ヶ所なので手術は不可能. 家族に今日の事実は伝えるように」と担当医から伝えられた. LA氏は, 余命については怖くて担当医に聞くことができなかった.

 9月9日からネクサバール錠200mg(バイエル薬品) 4錠/日の服用が始まった. LA氏の上司からWD氏へ, LA氏のきわどい状況が伝えられ, WD氏からⒶへ再び相談があった. 急ぐ必要があるので, 3ヶ月前までLA氏に効果があった春ウコン6g/日の摂取を9月11日より再開した. 9月23日にはネクサバールの副作用(剥脱性皮膚炎, stage2)で歩行困難となり,重い副作用のために 服用が中止されたが、春ウコンは継続した.

 LA氏が歩行できるようになった10月1日にⒶと会い, 春ウコン粉末の摂取量を8g/日(6~7分割, 秋ウコン分を除外)が経験上は適量であると伝えた. 春ウコンの摂取以後, 癌は縮小傾向をたどり, 下の表の通りとなった. この表をグラフ化したのが図21(参照:4.5.6)である.

 春ウコンを中止した5月20日から9月9日までのわずか110日の間に, 一気にCT検査で末期癌まで悪化した. このことから, (イ)春ウコンの抑止効果の大きいこと, (ロ)早期発見の難しいこと, の2つのことが言える. LA氏は, 手術ができなかったこと,身体に合う制癌剤がなかったこと, 春ウコンの使用経験があったこと, などが幸いして, 手術と制癌剤なしで快復に向かった.

CT検査による肺癌(6ヶ所の最大径)の変化

画像の説明

  春ウコン粉末摂取量:イ)6g/日(9月11日~10月1日) ロ)8g/日(10月2日~)
  ハ)大きさは前月と変わらないが, 影が薄くなる.

 12月18日の検査で, 小さな癌は消え始めたが最大径が縮小しないので, 制癌剤投与後2ヶ月で骨髄抑制が出始めた疑いがある. 仕事と酒の量を減らさない点も気に掛かる. 担当医から「癌が5ヶ所になったので摘出手術ができる」と勧められたが, 様子見とした.

 春ウコンを摂り続けていても, 2010年初めの検査では癌が多少大きくなったので心配したが, 2月末の検査では癌が4ヶ所となり, 大きな癌の影が薄くなり始めた. 2009年9月11日に春ウコンをすぐに再開し、癌を約30%まで小さくできていたので12月末以後のきわどい局面を乗り切ることができたのだろう(参照:4.5.6の図21)。この経過を見た担当医は,「癌が消えそうだ. この抗がん剤で癌が消えている例もある」とLA氏に伝えた. 医師との関係を保つためにネクサバールを購入し続けていたので,継続使用していると誤解したようである.一週間だけ摂取したネクサバールの骨髄抑制が3ヶ月で消え始めたとも考えられる. 影が薄くなり始めたのはH氏(前項(7))の経過に近いので, 癌が消えた後, 1年ほど影が残る可能性がある. 骨髄抑制が再開することも考え, 再び様子見となった.

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月24日 (火)

政府の情報に頼るのは民主主義の放棄だ

戦場ジャーナリスト「政府の情報に頼るのは民主主義の放棄だ」 報道の意義考える討論会

                     
            
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国際ジャーナリストの後藤健二さんが過激派組織ダーイシュ(イスラム国)に殺害された事件や、フリーカメラマンの杉本祐一さんのパスポートが返納命令を受けた問題が起きている中で、戦地を取材してきたジャーナリストらが2月17日、危険地域を取材する意義について考える緊急シンポジウムを都内で開催した。

自民党の高村正彦副総裁が後藤さんについて、「どんなに使命感があったとしても、蛮勇というべきものであった」と述べるなど、戦場を取材するジャーナリストへの批判が強まるなか、シンポジウムには学生ら約140人が参加。登壇したジャーナリストらとともに、その仕事の内容や課題について活発に意見交換がなされた。以下にシンポジウムの様子をレポートする。

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川上泰徳さん

■ジャーナリストは必要な仕事なのか

ジャーナリストの存在意義について、元朝日新聞中東アフリカ総局長の川上泰徳さんは、「現地に行かないとわからないことがある」として、2003年に起きたイラク日本人外交官射殺事件を引き合いに出した。

この事件は、イラクへ派遣されていた日本人外交官2人が、イラク北部のティクリートという危険な町で射殺されたというもの。川上さんによると、事件当初にアメリカ軍からもたらされた情報では、2人はこの町を自動車で走行している際に、何かしらの事情で車から降りた時に撃たれたとのことだった。

しかし現場に行ってみると、車の轍(わだち)が畑の中に一直線上に伸びており、明らかに走行中に撃たれ、そのまま畑に突っ込んだと考えられる状態だった。それを見た川上さんは「アメリカ軍の情報は嘘だ」と考えたと話し、政府側がもたらす情報をジャーナリズムが検証する必要性を訴えた。

川上さんはさらに、パレスチナのガザ地区を支配するハマスに、国連が接触できない例も紹介した。

「役所とは不自由なところで、渡航禁止措置などを取ると、外交官もその地域に入れなくなってしまう。ガザ地区の代表の話では、国連はハマスとコンタクトができないという。国連がハマスを認めていないためだ。ジャーナリストであれば、その制限はないから、『なぜそんなことをしているのか』などと聞くことができる」

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藤原亮司さん

■「戦場にも、生活する人がいる」

パレスチナやシリアなど中東各地で取材を続けてきた藤原亮司さんは、戦場を取材する意義について、「現地で生活している人がいる。それを伝えるためだ」と強調した。

藤原さんは後藤さんの事件を挙げ、「戦争は人がいない特別な場所で起こっているわけではなく、人がいるところで起きている。ご飯を食べたり、子供を叱ったりという生活と一緒に、戦闘がある。その生活が理不尽に奪われていることを、後藤さんは伝えるためにシリアに行ったはずなのに、その本質とは離れ、安倍政権の対応などが議論されている。なぜ後藤さんが、シリアのような危険と呼ばれている場所に取材をしに行かなくてはいけなかったのかを考えるべきだ」と話した。

35年に渡り戦場を取材してきたジャパンプレス代表の佐藤和孝さんは、シリアで負傷したフランス人ジャーナリストの言葉を紹介した。

「ジャーナリストが命をかけて伝えなくてはいけないものはあるでしょうかと聞いたとき、このフランス人ジャーナリストは次のように答えた。

『私はこの仕事で、起きたことを伝えていかなければならないと思っている。そうしなければ、言論の自由が消滅してしまう。独裁者がシリアのように横行し、市民を虐殺するだろう』

また、彼にこの仕事とは必要かと聞くと『絶対に必要。圧制者に対する反対勢力だから。この仕事がなくなれば、圧制者が横行するだろう。そして、民主主義が消滅する。残虐で独裁的な主導者たちがしていることを伝えるために、私たちがいる』と返ってきた」

■誤解をされるような報じ方がされている

しかし、報道によっては、ジャーナリストに対して誤解を生むような場合もある。後藤さんとも親交があったというジャーナリストの安田純平さんは、後藤さんについての報道を次のように指摘した。

「『後藤さんは、子供や女性を取り上げており、素晴らしかったです』というような報道がされるが、彼がシリアで撮っていたのは、アサド政権の空爆の被害者だった。後藤さんは、誰が何をやり、誰が死んでいるのかを具体的にレポートしたのに、『女性たちは大変なんです』というような一般論でまとめられた。これは、侮辱だと思った。

我々がやっていることは、具体的にそこに何があるのかを伝えるのが仕事であり、それを一般論にしないというのが、取材する側の大事なところだ」

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安田純平さん

■「ジャーナリストが起こすミスの検証が必要」

参加者からは、「なぜ後藤さんの事件が起ったのか、後藤さんはミスを犯さなかったのかをジャーナリスト側が検証し、それを伝えていないことにも問題がある」との指摘が出た。企業が不祥事を起こすと報道が一斉に報じ、それによって企業側はきっちり検証する。これに対して、ジャーナリストは同業者に甘いのではないかというのだ。

後藤さんの事件については、安田さんは「後藤さんが『イスラム国』に入った方法はイレギュラーなやり方であり、我々としてはちょっと考えられないやり方だ。2億ドル積まれたってやらない。余程の背景があったんだと思う。どういう背景があって入ったのか検証すべきだ」と述べた。

安田さんによると、「『イスラム国』は、支配地域に入った外国人をかたっぱしから捕まえる」のだという。そして、捉えた人の出身国によって、交渉内容を変える。ダーイシュの支配地域に安全に入るには、「まるでビザを発行してもらうように」ダーイシュ側から入国許可を受けなければならない。「現在日本人で安全に入るには、(元同志社大教授の)中田考氏のような『イスラム国』から身元保証を受けている人と一緒に入るしか、方法がないのだ」と安田さんは話した。

安田さんは、「今回は既に、『イスラム国』に入った経験がある人が日本におり、現地の人でも中に入るのは難しいと言っていた。それでも後藤さんは入った。後藤さんが使ったとされる現地ガイドについても、情報を持っているジャーナリストが日本にいた。ジャーナリストの横のつながりについても、検証すべき」とした。

司会を務めた早稲田大学教授の野中章弘さんは、「ミスはゼロにできるわけではない。ロバート・キャパも、地雷を踏んで亡くなった。しかし、プロのジャーナリストは、ミスを極限まで減らそうとする。それをどこまで減らせるのかと、徹底的に検証しなくてはいけない」と話した。

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野中章弘さん

■「政府は我々に判断させないようにしている」

一方で安田さんは、取材先のリスクについては、政府が判断するべきではないとして、「危険だということを一括りに扱うべきではなく、政府はもっと具体的に情報を出して、国民に判断させるべきだ」と指摘した。

「先日、イラクの北部で日本人旅行者が(ダーイシュと闘っている)クルド自治政府に拘束されたと報じられた。これに対して官房長官が『一歩間違えば大変な自体になった』などと話したというが、どこでどう捕まって、なぜ危険なのかは説明がされておらず、ただなんとなく危ないからという理由で渡航を制限している。

また、杉本さんが行きたいといっていたのは、コバニというところだ。朝日新聞も行った場所だが、『危ない』と批判された。コバニは『イスラム国』勢力を追い返したクルド勢力によるプレスツアーで行けるところだ。クルド勢力は最大の護衛を付けて、ここを勝ち取ったんだとアピールしたい場所でもある。そんな場所で、どうやって『イスラム国』の人質になるのか。

リスクは確かにゼロではないが、危険に関しては、政府は具体的な内容を出すべきだ。その内容を知れば、国民の側も危ないのか危なくないかを判断できる。国は国民に判断させないようにしている。『全部国が決めるのだから、黙って聞きなさい』ということになっており、それでいいんじゃないのという反応も増えている。それが危険だと思う。

すべての国民は、自分の頭で判断し、政府がやろうとしていることが妥当かそうではないかを判断しなくてはいけない。危険だから、全て情報を取るのは国に任せてしまおうというのは、民主主義の放棄だ」

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関野吉晴さん

■「もう日本の旗は、掲げられなくなった」

政策が及ぼす影響について、探検家の関野吉晴さんはコロンビアにおけるサイクリストの事例をあげて解説した。

コロンビアは自転車のロードレースが盛んな国で、海外からもたくさんのサイクリストが訪れるが、ヨーロッパのサイクリストはわざわざ自分の自転車に、アメリカ人ではないことを証明するために自国の国旗を掲げてサイクリングをするのだという。というのも、コロンビアはパナマ運河についてアメリカともめた経緯があり、国民の反米感情が強くアメリカ人に対して「何をするかわからない」のだという。

「今回の(後藤さんの)事件で、もう日本の国旗を揚げられません」

sato
佐藤和孝さん

■「政府は見ている」

佐藤さんは政府の各種の対応に対する国民の反応を、「政府が見ている」と指摘する。

「(パスポート返納について)世間は、小さなことだと思っているかもしれない。政府はそれを見ている。迷惑がかかるからとネットの75%ぐらいの人が思っているという情報がある。政府はそれも見ている。

そして、次はこの段階、次はこの段階と(制限を)すすめ、10年後には、何も情報が見えなくなる。国民は何にも知ることができなくなる。

海外のことは、自分たちの生活に関係ないというかもしれないが、そんなことはない。外国のことだから、外のことを知らなくていいというかもしれないが、そんなことはない。政府はどんどん出国させなくなる。これは『鎖国』だ。今は、その始まりのような気がしてならない」

佐藤さんは2012年にシリアを取材中に銃撃戦に巻き込まれて亡くなったジャーナリストの山本美香さんの言葉を紹介した。

『私たちジャーナリストが何人殺されようと、残った誰かが記録して、必ず世界に伝える。全てのジャーナリストの口をふさぐことはできない。どんな強大な力を持った存在であっても、きっと誰かが立ち向かっていくだろう』

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シリアの子供たち 画像集  
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BEIRUT, LEBANON - JANUARY 09: Syrian refugees, fled their homes due to the civil war in their country, try to live under harsh living conditions at a refugee camp in Beirut, Lebanon on January 09, 2014. (Photo by Bilal Jawich/Anadolu Agency/Getty Images)
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ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています

    ハフポスト日本版編集部では、「イスラム国」、ISIS、ISIL、ダーイシュなどと呼ばれている過激派組織について、

  1. 編集部が作成する記事には、当面「ダーイシュ」の表記を用います。
  2. ただし現在、「イスラム国」という用語の認知度が高いことから、当面「イスラム国」を併記します。
  3. 他社から配信された記事とブログ記事については、原文のままの表記とします。
  4. ソーシャルメディアへの投稿についても1~3に準じます。
                                                                                                                                                    

訂正箇所を連絡

                                                                                                                        
         
                    
以上は「huff post」より
「9.11テロ」や「3.11テロ」は権力犯罪で起きたものなのでこれらの真相を暴露されたら政府は困るのです。そのために次々に警察国家にならざるを得なくなっているのです。もちろん今回の人質事件にも知られては困る特定秘密があるのです。シリアへ記者が入国すれば裏事情が分かってしまう可能性があるのです。したがって権力で抑えつけているのです。以上

情報戦(ギリシャ)

情報戦(ギリシャ)

ギリシャは今や政府関係者による過激な発言が頻繁に出されるようになって来ており、さながら情報戦をしているようにも見受けられます。


この中で、特に注目するべき発言はカメノス国防相による地元テレビ番組での以下の発言です。

いよいよギリシャ危機の¨本丸¨が登場してきたからです。


『債務負担の軽減に向けたEU諸国との協議が不調に終わればロシアや中国に融資を求める可能性もある』

『われわれは議論を求めている。しかしながらドイツがかたくなな態度を改めず、欧州解体を望むならば次善の策に訴えなければならない』


『支援要請先としては米国が最善だが中ロ両国からの資金借り入れもあり得る』


ここで指摘していますアメリカというのは当て馬であり全く想定していません。

既にロシアと中国とは水面下で交渉が行われているはずであり、ギリシャがユーロから離脱するシナリオを描きながらどの形がロシアと中国にとり一番メリットがあるか検討されているはずです。

爆弾を仕掛けておきそれが一部炸裂するだけで数兆円の利益を得られるようにしておけば、ロシア・中国はギリシャ支援金など簡単に調達できます。


ただ対立がエスカレートして場外乱闘に発展しなければよいですが、ギリシャの攻撃の対象はドイツであり、メルケル首相がその攻撃にどこまで耐えることが出来るかにかかっています。


nevada_report at 10:04|Permalink│    42拍手
以上は「nevada」より
現在の西洋文明発祥の地のギリシャが万一ロシアや中国に向かえば、世界は大きく変化するでしょう。それは今までの西洋文明の終焉であり、新たな文明への移行でもあるからです。単なるギリシャだけの問題ではないのです。これからの文明の方向が決まります。以上

人質事件に便乗か、首相早くも「安保法制」整備に前のめり(1/2)

人質事件に便乗か 首相は早くも「安保法制」整備に前のめり                   

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 いつの間にか、テロと戦う“有志連合”に参加することになったことで、この先、日本の軍事大国化が一気に進められていくのは間違いない。

 安倍首相は「邦人救出」を前面に打ち出し、自衛隊の海外派兵、集団的自衛権……といった安保法制の整備を強引に進めていくつもりだ。はやくも、先週の衆院予算委員会で「自衛隊の持てる能力を生かし、対応できるようにすることは、国の責任だ」と、法整備の必要性を強調している。5月の連休明け、関連法案を次々に成立させていく算段だ。

 日本人が殺害されたいまこそ、安保法制を整備する絶好のチャンス、と計算しているのは明らか。人質事件をトコトン利用するつもりだ。しかし、こうした“惨事便乗”が許されるのか。安倍首相のやり方について、法大教授の山口二郎氏が東京新聞でこう語っている。

<とらわれた同胞を助けられないことに多くの良心的な人々が無力感を覚えている状況に付け込み、安倍首相は偽薬を売り込んでいるようなものである。この偽薬はたちが悪い。実際に使用すれば問題はさらに悪化するが、それは薬が足りないからと為政者は言いつのり、より大量の薬を投入させようとする。犠牲者が出れば出るほど、人々は強い薬を求める>

                            

ドイツが米国に預けていた金塊を回収開始した

ドイツが米国に預けていた金塊を回収開始した【日本もヤバイ?】

ドイツ連邦銀行(中央銀行)によると、2020年までに674トン(約270億ユーロ)を米国とフランスからドイツに戻す方針だ。実は、日本の金保有および米国債も、現物はNY連邦銀行に預けられたままだ。預けた金塊の存在や品質が確認されないままの状況にしびれを切らしたドイツ。一方、黙認する日本。

更新日: 2014年11月10日

palezioさん

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他国のニュースだと思っていたら、日本国債の信用にも直結する深刻な問題だ。

ドイツ政府は、米国政府に次いで世界で2番目に多くの金地金を保有している。独政府は3400トンの金を持ち、金融資産の72%が金だ。

ドイツは膨大な金を保有するが、その大半は外国に置かれている。第二次大戦の敗北以来、戦勝国の米英仏の中央銀行が、ドイツ政府の金地金で預かっている。この預託は冷戦期に「ソ連軍がドイツに侵攻して金塊を奪うかもしれないので、米英などが預かっている」という名目で続けられた。独政府(中央銀行である独連銀)が所有する金地金のうち、66%を米連銀(FRB)、21%をイングランド銀行、8%をフランス銀行が預かってきた。独本国には5%しかないことになる。

ドイツがついに米国に預けていた金塊の回収に動いた。

旧ソ連の侵攻を恐れて外国に多くの金塊を預けていたドイツが今年に入り、現物回収に乗り出している。ドイツ連邦銀行(中央銀行)によると、2020年までに674トン(約270億ユーロ)を米国とフランスからドイツに戻す方針だ。

ドイツは、世界第二位の金保有国である。しかし、実態としてその金はドイツ本国にはほとんど存在しない。2012年、 ドイツ連邦裁判所が連邦議会に提出した報告書では、国外に保管されている金について、きちんと管理されているのか十分にチェックされていない状態であり、是正の必要があると指摘している。

え、金とか国債って自国にあるもんじゃないの!?

日本の金備蓄(約850トン)も、実物は米国NY連銀の金庫にあるとされる。
 金に限らず、外貨準備の中核をなしている米国債も、NY連銀の“帳簿”にのみ存在し、支払われる利息も、その“帳簿”に記載されるだけという仕組みである。それゆえ、米国連邦政府やFRBは、対日債務がどれほど積み上がろうともたいしたことだとは感じていない。

日本の債権の現物の大部分は金や米国債のような換金性の強いものも含めて実は日本国外にある。日本国内に説得力のある資産は存在しないのが現実だ。
しばしば、日本人は日本国債のオーナーは日本の銀行であり、日本人の預金だから日本国債はデフォルトに陥らないと、もっともらしく言われるが、負債勘定が仮にそうであっても、資産勘定がダメならやはり安心できない。

ドイツでの公式の説明

この新たな保管計画で、ドイツ連銀は金準備の2つの主要な機能に重点を置いている。それは、国内での信頼と自信の構築、そして国外の金取引拠点で短期間のうちに金を外貨と交換する能力だ

出典ドイツ連邦銀行

現物で金を取引することなど現代の金融においては実務的には行われない。帳簿、具体的にはコンピュータ上の数字を修正するだけで、現代では取引が完了し、現物は動かない場合が多い。ドイツ連銀は、表向きは機動性を謳っているが、結局のところ、ドイツは米国やフランスを信用しないという表明をしたことになる。

ドイツ連銀は回収の理由について「外国から戻し、金塊の管理能力に対するドイツの信頼を高める」(ティーレ理事)と説明。フランクフルトのドイツ連銀で保管するという。

日本での表向きの報道

米ソ冷戦下の旧西ドイツ時代、旧ソ連の侵攻を恐れて外国に多くの金塊を預けていたドイツが今年に入り、現物回収に乗り出している。ドイツ連邦銀行(中央銀行)によると、2020年までに674トン(約270億ユーロ)を米国とフランスからドイツに戻す方針だ。

出典毎日新聞(2013/5/1)

日本の報道は、「冷戦時に国外非難」と強調しているが、、本当にそうだろうか?
国内に金を保有せず、NY連銀に預けているという状況は、日銀も全く同じなのだが。

冷戦終結から20年以上経過し、国外に避難させる必要がなくなったうえ、欧州債務危機で通貨ユーロの信用が揺らぐ中、有事に強いとされる金を手元に置きたい思惑もある。

出典毎日新聞(2013/5/1)

現実には

米ソ冷戦によってドイツの金塊がNY連銀に預けられたというのは表面上の理由であって、実際には膨大な対米貿易黒字を計上していたドイツから一種の人質として米国に送られたものである。

米国は他国から預かった金の保管状況については極めて秘密主義であり、金が実際に保管されているというケンタッキー州フォートノックスの施設(軍の基地内にある)についてもほとんど公開されたことがない。しかも外部からの監査は一切拒否している(一部ではNY連銀ビルの地下に保管されているという説もある)。

保有する金はすでに売却されているという噂が絶えない。

現物があるといっているのに、もしなかったら、米ドルの信頼性は大幅に低下する。
米国が支払い不能に陥ったとき、日本の所有する米国債はもちろん、金塊などの現物資産も失われるおそれがある。

あやしい金の動き

米英仏の銀行はドイツからの照会に対し、「適切に管理している」と書類で回答するだけで、現物の詳細な状況を知らせていない。このためドイツ会計検査院は昨秋、「自国の所有物なのに、数量や品質を十分に把握できていない」と懸念を表明していた。

特にNY連銀にある金準備は怪しいとされる。タングステンのまがいもの疑惑はともかく、金リースによりJPモルガンなどのブリオンバンクに貸し付け、デリバティブ商品として運用していた経緯がある。

すでに、金資産を米国が額面通り所有していないのではないか?という疑いがもたれている。ドイツが回収し、他国が回収する流れが続くと、やがて最後に取り残された国々は金を回収できない虞がある。

FRBが保管する米国の公的金自体が、“曖昧な存在”になっているともいう。
9千トン近いといわれる米国の公的保有金の“監査”を求める動きが何度かあったが、その都度、費用がかかり過ぎるという理由で却下されてきた

気になる流れ

世界的に金の獲得、金本位制への回帰が叫ばれている。

金本位制への回帰、あるいは基軸通貨の変更などが生じた場合、国外、とくに米国にあるといわれている資産は急激に価値を失うおそれがある。

中国が金を大量に隠し持っている可能性もささやかれる

- 中国は元の国際化のために金備蓄を増やさねばならないという。

2012年11月30日、中国国務院の通貨担当者で国有重点大型企業幹事会の李暁南主席は中国の金保有量1054トンを「3~5年以内に6000トンに、また8~10年以内に1万トンにする」意向を表明した

出典中国青年日報

中国高官の1万トンと言う目標保有量は、実は「人民元が米ドルに代わって世界の基軸通貨になる」という宣言に他ならない。文字通り世界最大の金保有国になると宣言しているからだ。

中国は山東省中心に金鉱山があり、世界最大の産金国で2010年の推定生産量は320トン。現在の1054トンにプラスして、10年間間の生産を年320トンなら10年後に4254トン。残る6000トンは市場からの購入になる。

12

関連まとめ

年金支給70才時代到来か、空白の10年の繋ぎ方(6/6)

年金支給70歳時代到来か、空白の10年の繋ぎ方

PRESIDENT Online ) 2015年1月22日(木)配信

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その後、12回の転職を経て現職。専門は資産運用。
北村庄吾(きたむら・しょうご)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー。1961年生まれ。中央大学法学部卒業。91年、法律系国家資格者の総合事務所BraiNを設立。年金問題に詳しい。
深野康彦(ふかの・やすひこ)
ファイナンシャルリサーチ代表。1962年生まれ。完全独立系ファイナンシャル・プランナーとして個人のコンサルティングを行いながら、さまざまなメディアを通じて情報を発信している。
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ジャーナリスト 山本信幸=文

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以上は「president online」より

ガンは癌にあらず・第一章、癌と診断された人の疾患経過(6)

1.1.2 癌と診断された人の疾患経過

(1)直腸癌(2) 高校時代の友人B氏(1941年生, 男性, 60kg)
 B氏は1996年1月に直腸癌の手術を受けたが, 手術のことを昔の仲間にあまり言わなかった. 「B氏は癌の手術をして, 調子が悪くなったらしい」と聞いたのは, 3年後の1999年4月になってからのことである. 転移なども気になったので, 急いで会ってみた. B氏は, 直腸癌の手術では東京で評判の高いK病院で手術を受けて, 人工肛門となっていた. この病院は患者数も多く, ほぼ同年齢の同病の4人が, 殆ど同時期に手術を受けて同室に入院していたという.

 手術から3年が過ぎていたので, そのうちの2人は既に癌が転移して亡くなっており, もう1人も転移して危険な状態らしいとのことだった. B氏自身も転移を心配せざるを得ない時期になり, 体調は必ずしも快調ではないということだった. 当時は, 直腸癌への制癌剤の効果が低いとされ, 制癌剤治療は受けなかったのは, 骨髄抑制の視点で幸運だった.

 筆者Aが春ウコンで抑えた症状の経過を話したところ, 「ほとんど似たような症状をたどって検査を受けた結果, 直ぐに手術をすることになった」, とのことだった. B氏の「なぜその状況で手術を避けたのか」との質問に, 「かつて制癌剤開発に携わった時の知識では, 症状がかなり進んで手術を受けると『癌は取れたが命も取られた』となるか『早晩, 転移して死ぬ』と思った. 病院には行かずに熱い湯舟に浸かり, 下腹部を暖めながら症状を抑え, 延命をはかっていた. 最新の制癌剤について調べ直しても, 治療はむずかしそうだと諦めかけていた時に春ウコンの話が入って来た. 可能性がありそうだと思って直ぐに摂り始め, 3ヶ月で出血と激痛がほぼ完全に治まった」と答えた.

 また, 「胃癌,食道癌を全摘した後に再発した癌の人に春ウコンが効いたので, きっと直腸癌の転移にも効くだろう. 春ウコン粉末を一瓶持ってきたので, 飲む気になったら試してみてはどうか」と言ったところ, B氏は春ウコン粉末をその日から摂り始めた(約5g前後/日, 3分割/日).

 春ウコンは不味いので摂り続けているかが気になり, 1ヵ月後に電話してみると「摂り始めて2週間後ぐらいから体調が良くなってきた. 良くなったのを娘が喜び, 同じ商品をたくさん買ってきてくれたので摂り続けている」とのことだった. これで安心できると思っていたところ, 5年後の2004年7月末になって, 「B氏の体調が思わしくなさそうだ」と仲間が言ってきた. 何人かの友人とB氏を訪ねて話を聞いてみると, 当初伝えた量より, 春ウコンの摂取量がかなり減っていることがわかった. そこで春ウコン粉末量の摂取を1日5g以上に増量し3分割して摂ることを勧めた.

 増量して飲み始めたところ, B氏の体調は1ヶ月程で回復した. また, 癌の手術時に感染したMRSAでも死の危険にあったが, これも同時に治まった. そして, 手術後8年間にわたってMRSA感染による痔ろう化を繰り返していた人工肛門周辺の化膿がほぼ完治した. 体調不調の原因が何だったのかを今からでは把握できないが, 顔色も悪かったので癌の再発に近い状況だったのではないかと思う. この体調不調とMRSA感染が同時に良くなったので, 摂取量と摂取の仕方が重要な要素であることが, この件で一層はっきりとした.

 経過観察をしていた医者も本人も, MRSA感染による痔ろう化部分を抑えたことを驚いたという. この結果, 人工肛門を取り外して肛門と直腸をつないで元に戻す手術が可能と診断された. MRSAの再発を心配してしばらく様子をみたあと, 2005年5月には肛門の手術ができると判断され, 再手術が行われた. 恐れていたMRSAの再発も再手術後に問題化することなく, 術後は順調に推移し, 水泳ができるまでに回復した.

 直腸癌転移からの回復,MRSAの治癒,肛門の再活用など, 医師にとっては極めて特異なケースとなったので, 医師からの要請により2007年以後, 1年に1回, 首から下の全身CT検査が始まった. 癌は全く発見されてない. また, かつて高かった癌マーカー値は正常値となっている. 癌の次にMRSAのために死にそうになったB氏だが, それらの再発も起こっていない.

 現在は, 腸をつないだ部分に硬い食べ物が詰まりやすい後遺症に苦しむことはあるが, その他の体調は極めて良好である. 再発らしい状況を抑えたまま, 長期間, 癌が消えた状況が継続しているので, 医師から見れば極めて特異なケースのはずである. なお, PRESIDENT誌(2004年5.17号)にFORTUNE誌の翻訳記事があり, その中に[結腸直腸癌の末期患者は通常16ヶ月以上は生存しない]とあるので, 春ウコンの摂取で14年生存しているB氏は医師の常識からは[有り得ない例]となる.

 なお, 転移したらしいという最後の同室者も, B氏が春ウコンを始めた少し後に亡くなったということなので, B氏だけが手術後14年間以上延命していることになる. また, この間に糖尿病も大幅に改善した(ヘモグロビンA1cが9.2から7.1に低下したのは, 1.3(5)WD氏の2008年12月以前の状況に近い).

(2) 大腸癌 国立研究機関の研究者C氏(1932年生, 男性)
 C氏は, 糖尿病の悪化によってインスリン療法を開始することになった. そして, インスリン投与のトレーニングのため2004年7月に入院したところ, 腸を閉塞するほどの大きな大腸癌が見つかり, 2004年8月に点滴を受けながら癌の切除手術を受けた. 医師から「癌は取れるだけ取った」と言われたが, 完全には取りきれなかったようだ.

 春ウコンが良いことを筆者I(Ⓘと略記)から教えられ, 手術が終わって食事が取れるようになると同時に, 医師には言わずに春ウコンの摂取を開始した. すると, 糖尿の指標値が激減し, インスリン注射は不要となり, 薬は糖尿病初期に投与される量にまで減量された. 医師は「考えられないことではないが, 私には初めてのケース」と言って, 首を傾げながら驚きを隠せなかったようであった. それでも, 9月の退院時に「余命は数ヶ月」と家族は医師から宣告され, 「病院での治療は終了した」と言われて自宅療養となった.

 ところが, その後も春ウコンを摂り続けていたので, 2005年の正月には「あと10年は生きられそうだ」と言えるほどに元気を回復した.
この回復ぶりを見た医師は, B氏に「制癌剤をやらせてほしい」と言ってきた. 筆者Iから「制癌剤治療は決して受けないように」とC氏に伝えていたので, 医師には「やりたくない」と抵抗したという. しかし, 医師から強く制癌剤を勧められ, やむを得ず「副作用が出たら直ちに制癌剤を中止する」という条件で治療を開始し, その後制癌剤の投与が繰り返し行われた.

 春ウコンを勧めたⒾに「制癌剤はダメだ」と言われていたので, その後C氏に会ったときも制癌剤を投与していることを告げなかった. 2005年7月までに制癌剤を数クール実施した結果, 病状は極めて悪化して食事もとれなくなり, 再入院となった.
 
 病状は好転せず, 同年11月末に医師から再び余命1ヶ月と言われて自宅に戻された. C氏は周囲に「制癌剤をやるとつらい」と洩らしていたが, Ⓘには言わなかったので, 制癌剤のことを知ったのは12月下旬のことだった. Ⓘが直ぐに自宅に見舞ったが, C氏は生気が衰えていた. 春ウコンは継続して摂っていたが, 制癌剤の威力は物凄く, 免疫力が大きく落ちて脳幹にまで癌が進んだためか, 言葉が不自由になっていた. そこで, 春ウコンの錠剤を1日50錠(春ウコン粉末1日5g相当)に増量して飲むことを勧め, C氏はこの日から直ぐに飲み始めた. しかし, 最早手遅れだったようで, 2ヶ月の延命しかできず, 3月中旬に亡くなった. 

 瀕死の状況から春ウコンで一度は曳き戻すことができた命を, 再度, 制癌剤が死に追いやってしまい, 残念な事例となった. 二度目の場合でも, もう少し早く気付くことができれば, 春ウコンが制癌剤の副作用を阻止して命を確保できたようにも思える. 後述するD氏とE氏の教訓を活かそうとして, C氏にはⒾからのアドバイスが伝わっていた. しかし, 患者と医師の関係で医師の希望を優先した結果, D氏およびE氏と同じ悲劇となり, 制癌剤の恐ろしさを示す例が追加されることになった.

 制癌剤による免疫低下力は凄まじく, 末期癌から回復したばかりの患者にとっては, 極めて厳しい状況に晒されたと推測される. 制癌剤の免疫低下力が春ウコンの免疫賦活力を遥かに凌ぐことを示す例となった.  

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月23日 (月)

官邸が嫌った真実情報は、クソコラ映像だった

官邸が嫌った真実情報は、なんと、「クソコラ映像」だった! ってことが今頃になって分かったアホなアタシ… (T_T) 飯山一郎


日本国も、本年は正月明けから、北朝鮮を凌駕する言論統一国家になられたとのこと…、誠に目出度い限りです。
しかし…、
小生などは、真実の暴露を禁ずるという国策に無知だったため…、
また、何が真実なのやも判別できなかったため…、
真実らしき情報を暴露しまくっているうちに…、
「最も危険な暴露サイト」の第五位という不名誉な栄誉に浴した…、
その時点でも、官邸が暴露を禁止する「真実」が何なのか?が判別できなかったワケです。
さらにまた…、
小生のサイトは第五位という入賞台にも登れぬ下位入賞だったため、テレビ朝日や『宇宙への旅立ち』のように全削除!という世間様が注目するような目立つ処遇は受けられなかった…。
そのため、何が真実なのか?
このことを知るタイミングが偉く遅延した次第。
それでも官邸は…、
第五位であっても、「真実情報」は漏れなくキチンと削除することを怠らなかった…。
で…、
官邸が最も隠蔽したい真実情報というのが、下欄に掲載した写真とサーバー側からの警告文で、やっとのこと判明したワケです。
そういうことです。はい。
(飯山一郎)


官邸が禁止した真実暴露情報
削除

なを、次のリンク先が 映像が削除されたエントリー です。


ラッパー・ジョンに見る立身出世の軌跡と奇跡

「いすらL国」(今後、「イスラム国」を「イスラL国」と表記する)の首切り(演技)男・「出世頭」 ラッパー・ジョン君の『立身出世物語に憧れる青年が増えている』、と。日本人青年の応募は最小らしい。安心!(飯山一郎)


国家社会に対して強烈な不満をもつ貧しい青年が、いま、「イスラL国」(今後、「イスラム国」を「イスラL国」と表記する)からのネット勧誘に誘われ、陸続と「いすらL国」に集結している。
「アノニマスはこのネット勧誘を遮断する!」と言っているが無理だろう。
ともかく、以下、「出世頭」ラッパー・ジハード・ジョン君の出世物語を載せる。
なお、この「出世物語」の驚くべき続編は後日、『てげてげ』に書く所存。
(飯山一郎)
zakzak2.jpg

lapajohn1.jpg
有力容疑者として英出身のラッパーについて報じた英紙
 シリア北部のアレッポで、湯川遥菜さん(42)を拘束したとみられるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」。この過激組織が米国人ジャーナリストを殺害した事件で、英当局が実行犯と推定する男に注目が集まっている。男は英ロンドン出身のエジプト系移民で、ヒップホップアーティストとして知られていたという。「ジハード(聖戦)のジョン」と呼ばれたテロリストの正体は-。

lapajohn2.jpg 「私は米国政府の独善と犯罪行為によって殺される」。ひざまずく白人男性がビデオ画面に向かって呼びかける。その直後、傍らに立つ全身黒ずくめの覆面姿の男が、手に持ったナイフで男性の首を切り裂いた。

 19日にインターネット上に公開された「米国へのメッセージ」と題された動画。殺害された男性は、2012年11月、シリア北部で取材中に消息不明となった米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏とみられる。残酷な公開処刑を行ったイスラム国のこのメンバーについて、24日付の英紙タイムズは「英当局が実行犯とマークする人物」として、ロンドン出身の男の名前を報じた。

 同紙など複数の欧米メディアによると、男はアブデル-マジェド・アブデル・バリー容疑者(23)。ロンドン西部に住んでいたエジプト系移民で、昨年、英国を出国し、イスラム国に参加したとみられる。

 英国なまりの英語を話すことから、捕虜になっていた人たちの間で、ビートルズの元メンバー、ジョン・レノンの名前をもじって「ジハードのジョン」と呼ばれていたという。

 バリー容疑者には、テロリストとしての顔以外に意外な経歴がある。

 「英国滞在時には、ヒップホップアーティストとして活躍し、国営放送のBBCのラジオ番組にも出演したことがある」(事情通)

 音楽活動をする際には「Lジニー」や「リリシスト・ジン」と名乗っていたバリー容疑者。音楽の才能を開花させた一方で、テロリストの道につながる反体制的な資質も持ち合わせていた。

 「エジプトで生まれた父親は、イスラム過激派『アルカーイダ』の首領オサマ・ビン・ラディンの腹心の1人だった。1998年に起きたケニアとタンザニアの米国大使館爆破事件に関与したとして、米当局に拘束されている。彼は6歳の時に生き別れた父親のことを度々ラップの題材にもしていた」(同)

 自ら作ったラップ曲の中で、「傷つけられた過去があれば、未来に目を向けるのは難しい」と社会への不満を歌い、友人によれば、英国在住の急進的なイスラム教伝道者との出会いにより、作風はより過激に、より暴力的になっていったという。昨年半ばからは、音楽活動から遠ざかり、自身のツイッター名を「アラーの戦士」と変更、銃を構える写真を投稿していた。

 異色の“首斬りラッパー”の存在は、テロリストのネットワークが、中東だけでなく欧米まで拡散していることを改めて浮き彫りにした。

 『イスラムのテロリスト』(講談社+α新書)などの著書がある軍事アナリストの黒井文太郎氏は、「彼のように、欧米社会に溶け込みながら、テロ組織に入り込んでいく中東系移民の2世や3世が増えている。

彼らは、『ホームグロウン・テロリスト』と呼ばれ、欧米の治安当局の最警戒対象になっている。テロ組織はネットを通じて勧誘活動を活発化させており、社会に不満を抱える人を巧みに取り込んでいる。

中東系だけでなくイスラム教とは無縁の白人や黒人がテロ活動にのめり込むケースもある」と警鐘を鳴らしている。
(記事:『ZAKZAK by夕刊フジ』 2014.08.27)
以上は「文殊菩薩」より
「9.11テロ」に見られるように、ブッシュ政権の権力犯罪なのにアルカイダの犯罪と濡れぎぬを着せられて自国を爆撃されて親兄弟などを無残に殺されれば誰でも怒ります。当たり前のことです。不正義な連中は将来必ず滅亡します。これが歴史の教えることです。以上

 

恐怖の逆走が始まる、この「円安」は突然終わる(4/4)

大手輸出企業は現在、円安効果で「最高益」だと騒いでいるが、円高になればこれが一転して大赤字に転落する危険性すら出てくる。しかも、製造業の中には海外に移していた工場を日本に戻す「円安シフト」を表明し始めているところもあるが、工場移転と円高のタイミングがばっちり合えば、経営者は目も当てられない地獄に直面する。

「円安を見込み資産を外貨に移していた富裕層にも大打撃です」(前出・白川氏)

最後に不気味な「法則」を紹介しておこう。

日本でかつて「消費増税」が行われた'89年、'97年からその翌年にかけてのドル円相場の推移を見ると、ともに増税後はまず円安が急伸。しかし、その後は急カーブを描くように、急激な円高シフトが幕を開け、ほんの数ヵ月で20円以上も円高に振れ戻している。

ご存じの通り、日本では昨年4月に消費税が5%から8%に上げられた。そして現在は円安が進んでいる。いま再び、歴史を繰り返すことになるのだろうか。

以上は「週刊現代」2015年2月7日号より

照準を当てられているロシア

照準を当てられているロシア

Paul Craig Roberts
2015年1月26日

ワシントンのロシア攻撃は、ばかばかしさを通り越し、狂気の領域に入り込んだ。

アメリカ放送管理委員会の新委員長アンドリュー・ラックが、複数言語で放送しているロシア報道機関RTは、ボコ・ハラムやイスラム国に匹敵するテロ組織だと宣言し、スタンダード・アンド・プアーは、ロシアの信用格付けをジャンク級に引き下げた。

今日、RTインターナショナルが、こうした常軌を逸した進展に関し、私にインタビューした。

アメリカが、まだまともな国だった昔であれば、ラックのようなことをしでかせば、彼は笑われて追い出されていたろう。彼は辞任せざるをえず、公職から消えていたろう。欧米のプロパガンダが作り出した現代の架空世界では、ラックの発言が、まともに受け止められてしまう。もうひとつ、テロの脅威が特定されたのだ。RTだ。(ボコ・ハラムもイスラム国もテロをおこなうが、厳密に言えば、連中はテロ組織ではなく、支配を狙う政治組織だが、この違いはラックには難し過ぎて分かるまい。そう、私は知っている。ラックに何が欠けているかについて、良いジョークがあるのだ。ぴったりの名前だ等々。)

とはいえ、ラックに何が欠けていようと、彼がRTがテロ組織だというばかげた発言を、本気で信じているとは思えない。彼の狙いは一体なんだろう?

答えは、ワシントンのプロパガンダ省となった欧米売女マスコミが、RT、プレスTVや、アル・ジャジーラの為の巨大な市場を生み出したのだ。世界中で、益々多くの人々が、こうした、より正直なニュース源に切り換えている為に、ワシントンが虫のいい説をでっちあげる能力が減退しているのだ。

特に、RTには多数の欧米視聴者がいる。RTの本当の報道と、アメリカ・マスコミが吐き出すウソとの対比がワシントンの言説支配を堀崩している。こういう状態はもはや受け入れられない。

ラックは、RTにメッセージを送ったのだ。メッセージはこうだ。低姿勢になれ。我々の報道と違うことを報道するのは止めろ。ワシントンが発表することや、売女マスコミが報道することに、事実をもとに異議を唱えることは止めろ。いう事をいけ。さもなくば。

言い換えれば、ワシントンと、EUやカナダや、オーストラリア等の傀儡諸国が謳う“言論の自由”とは、ワシントンのプロパガンダとウソにとっての言論の自由であり、真実にとってのものではない。真実はワシントンにとって重大な脅威なので真実はテロだ。

ワシントンとて、属国イギリスが、プレスTVに対してしたように、実際にRTを閉鎖させるような恥ずかしい思いをしたくはなかろう。ワシントンはただ、RTを黙らせたいのだ。ラックのRTに対するメッセージは、自制しろということだ。

私の考えでは、RTは既に、アル・ジャジーラがそうした様に、報道で控えめになっている。いずれの報道機関も、少なくとも、余り頻繁に、余り多くの機会に、歯に衣を着せない報道をしてはいけないことを理解している。

ロシア政府は、一体なぜ、20パーセントのロシア・マスコミが、ロシア国内で、ワシントンの第五列として機能するのを認めているのか不思議に思っている。ロシア国内で、ワシントンのあからさまなプロパガンダに耐えれば、ロシア政府も、アメリカ国内で、RTや他のロシアの報道機関も、多少は本当のニュースを報道させてもらえるだろうと願っているのがその理由であるまいかと疑っている。

こうした期待は、ロシアが抱いている、欧米に対する他の期待と同様、結局は失望を味わうことになるだろう。もしRTが閉鎖させられたり、欧米の売女マスコミに同化したりしても、一言も言われないだろうが、もしロシア政府が、ワシントンの代理企業を閉鎖すれば、ロシア・マスコミ中の見え透いたウソつき連中から、永久に、悪のロシアが“言論の自由”を弾圧したと聞かされ続けるだろう。唯一許容される“言論の自由”はワシントンのプロパガンダであることをお忘れなく。

RTが、事実を報道したかどで、閉鎖させられるとに決めるのか、それとも、ワシントン・プロパガンダの一つになるのか、時間がたてば分かるだろう。

インタビューではロシアの信用がジャンク級に引き下げられたことがもう一つの話題だった。

スタンダード・アンド・プアーの格下げは、紛れもなく政治的行動だ。既に我々が知っていることを証明しただけで、つまり、アメリカの格付け会社というのは、腐敗した政治的な事業なのだ。アメリカの格付け会社が、サブプライム・ジャンクに与えた、投資適格格付けを覚えておられるだろうか? こうした格付け会社は、ウオール街からの資金で生きており、ウオール街と同様、アメリカ政府に仕えているのだ。

事実を見れば、判断の政治的性格を確認するのに役立つだろう。腐敗したアメリカの金融マスコミが事実を見るなどと期待してはならない。しかし、まずは、事実を見よう。

実際に、アメリカの債務状況という文脈で、事実を見てみよう。

オンラインで見られるデット・クロック(借金時計)によれば、ロシアGDPに対するロシア国家債務の比率は11パーセントだ。アメリカGDPに対する、アメリカ国家債務は、105パーセントで、約十倍も多い。我々の本の共著者、デイヴ・クランツラー、ジョン・ウィリアムズと私は、正しく計算すれば、GDPに対するアメリカの債務の比率は、公式数値より遥かに高いことを明らかにした。

一人当たりのロシア国家債務は、1,645ドルだ。一人当たりのアメリカ国家債務は、56,952ドルだ。

ロシア国家債務の規模は、2350億ドルで、1兆ドルの四分の一以下だ。アメリカ国家債務の規模は、18兆ドルで、ロシア債務の76.6倍の大きさだ。

大局的に見てみよう。デット・クロック(借金時計)によれば、アメリカGDPは、17.3兆ドルで、ロシアGDPは、 2.1兆ドルだ。だから、アメリカのGDPは、ロシアGDPの8倍大きいが、アメリカ国家債務は、ロシア債務の76.6倍大きい。

ジャンク級に引き下げられるべきは、明らかに、アメリカの信用格付けだ。だが、そういうことは起こり得ない。真実を語れば、どのアメリカの信用格付け機関でも、閉鎖され、訴追されるだろう。嫌疑がいくらばかげていようとかまわないのだ。その格付け機関は、反米で、RT等々同様、テロ組織であるかどで有罪になるだろう。等々、そして彼らはそれが分かっている。ウオール街住民の誰からも、何か真実が聞けるなどと期待してはいけない。生きる為に、連中はウソをついているのだから。

このサイトによれば、http://people.howstuffworks.com/5-united-states-debt-holders.htm#page=4 2013年1月時点で、アメリカは、ロシアに、1629億ドルの借金がある。ロシア国家債務は、2350億ドルだが、ロシア国家債務の69パーセントは、アメリカの対ロシア借入債務でカバーされる。

もし、これがロシアの危機というなら、私はアレクサンドロス大王だ。

ロシアには、ロシアの国家債務をすっかり償還だけの十分な米ドル保有高があり、しかも数千万ドル残る。ロシアの問題とは一体何だろう?

ロシアの問題の一つは、中央銀行だ。大部分は、ロシアのエコノミストは、欧米世界にいる無能なネオリベラルと同様の連中だ。ロシアのエコノミスト達は、“より優れた”欧米とのコネと、こうしたコネが与えてくれる威信(と彼らが思っているもの)に夢中になっている。ロシア人エコノミストが、欧米のエコノミストと協調している限り、彼らは国外での会議に招かれる。連中が自覚していようと、していまいと、こうしたロシア人エコノミストは、事実上、アメリカの代理人だ。

現在、ロシア中央銀行は、欧米のルーブル攻撃に対して、大量のロシア外貨準備高保有高を無駄遣いしている。これは、中央銀行が決してやってはいけない勝ち目の無いゲームだ。ロシア中央銀行は、ソロスのングランド銀行攻撃を想起すべき、あるいは、もしも知らないのであれば教訓を学ぶべきだ。

ロシア外貨準備高は、残った国家債務を償還して、ロシアを世界唯一の国家債務が無い国にするためにこそ使われるべきなのだ。残りのドルは、アメリカ帝国主義の権力基盤であるドルを破壊する為に、中国と協調的行動して、投げ売りするべきだ。

別の策として、ワシントン政府とウオール街の格付け機関によって、ロシアに対して行われている経済戦争の反撃として、欧米債権者への債務不履行をロシア政府宣言すべきなのだ。アメリカ経済制裁によって、ロシアは既に欧米のクレジットから切り離されているので、もはやロシアは何も失うものはない。ロシアのデフォールトは、ヨーロッパの銀行制度に狼狽と危機を引き起こすが、これこそまさに、アメリカ経済制裁に対するヨーロッパの支持を崩壊させる為、ロシアが欲しいものだ。

ロシア経済政策を支配しているネオリベラル・エコノミストは、ロシアの主権にとって、経済制裁やアメリカ・ミサイル基地よりも、遥かに大きな脅威だと私は思う。ワシントンの攻撃から生き残る為には、ロシアには、欧米に憧れない国民がぜひとも必要だ。

浮き彫りにする為に表現をさせていただけば、もしプーチン大統領が、私にロシア国籍を与えてくれて、マイケル・ハドソンとノミ・プリンズを補佐官に指名させてくれれば、私は、ロシア中央銀行の運営を引き継ぎ、欧米を締め出す。

だが、それには、ロシアが、勝利に必要な危険を冒す必要がある。ロシア政府内部の、汎大西洋主義統合主義者達は、ロシアではなく、欧米の勝利を望んでいる。政府内部に国家反逆が染み込んだ国は、断固決心した相手であるワシントンに対して勝てる可能性は低くなる。

国内で、反ロシア活動をしている他の第五列は、アメリカとドイツが資金提供しているNGOだ。こうしたアメリカ代理人は、“人権団体”や、“女性の権利擁護団体”や、“民主主義団”を装っており、なんであれ、差別的でないことを要求する時代にあって、文句をつけようがない、もったいぶった肩書きをつけている。

ところが、もう一つのロシアに対する脅威は、堕落した欧米文化を渇望する一定の割合のロシア青年だ。性的放縦、ポルノ、麻薬、自己陶酔。こうしたものが欧米が提供してくれる文化だ。そして、もちろん、イスラム教徒殺害。

もしも、ロシア人が、面白半分に、そして自分達や世界に対するアメリカ覇権を強化する為に、人々を殺したいのであれば、“汎大西洋主義統合”を支持し、ロシア・ナショナリズムに背を向けるべきだ。アメリカの奴隷になれるのに、ロシア人である理由などあるだろうか?

アメリカ・ネオコンにとって、ロシアに、ワシントンの世界覇権を支持させることより嬉しい結果があるだろうか? それこそ、ネオリベラル・ロシア人エコノミストや、“欧州統合主義者”が支持しているものだ。こうしたロシア人達は、欧米の一環になる為、国家への反逆に対してたっぷり報奨をもらえるよう、進んでアメリカの奴隷になりたがっている。

こうした進展について、RTのインタビューを受けている間、ニュースキャスターは、ワシントンの攻撃に、事実で反撃しようとし続けている。事実が、ワシントンの攻撃と無関係だということを、ロシア人ジャーナリストが理解していないのは驚くべきことだ。アメリカの賄賂を受けないロシア人ジャーナリストは、ロシアの行動に関する論争では、事実が重要だと考えているのだ。彼らは、アメリカが支援するウクライナ・ナチスによる民間人攻撃は事実だと考えている。ところがもちろん、欧米マスコミには、そのような事実は存在しない。欧米マスコミでは、ウクライナの紛争に責任があるのは、ロシア人で、ロシア人だけなのだ。

紛争の原因は、ソ連帝国復活させようという悪のプーチンの狙いだというのがワシントンの筋書きだ。欧米における、このマスコミ言説は、いかなる事実とも無関係だ。

私の考えでは、ロシアは深刻な危機にひんしている。ロシアは、事実に依拠しており、ワシントンは、プロパガンダに依拠している。ワシントンにとって、事実はどうでも良いのだ。ロシアの声は、欧米の声と比較すれば小さい。

ロシアの声が欠如しているのは、ロシア自身のせいだ。ロシアは、アメリカの金融、法律、通信サービスに支配された世界に暮らすことを受け入れている。この世界に暮らすことは、唯一の声はワシントンのものであることを意味する。

一体なぜ、ロシアがこの戦略的に不利な立場を受け入れているのかは謎だ。だが、この戦略的過ちの為、ロシアは不利な立場にある。

ロシア政府自体や、経済的に強力なオリガルヒや、欧米とコネのある国家公務員、ロシア・マスコミや、ロシア青年へのワシントンの浸食や、何百ものアメリカやドイツが資金提供するNGOが、ロシア防衛策への抗議行動で、ロシア人を街頭に繰り出させることが出来ることを考えると、主権国家としてのロシアの将来は危うい。

アメリカ・ネオコンは容赦ない。ロシア国内で、アメリカを、救世主で、人類の未来であるかのごとく描き出す欧米の冷戦プロパガンダが成功している為、彼らに対抗するロシアの連中は弱体化されている。

サウロン・アメリカからの闇は世界中に広がり続けている。

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これは皆様のウェブサイトだ。皆様に支持を頂ける限りは継続する。

寄付のためのページ

Paul Craig  Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー  ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/01/26/russia-cross-hairs-paul-craig-roberts/

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案の定、アメリカを本拠とする「人権団体」が、ロシア政府の迫害?を批難しているが、真面目に読んではいない。

1911年1月24日、幸徳秋水ら11人が1月25日には管野スガが、大逆事件で処刑されたことを、忘れていた。大本営広報部、もちろん決して触れなかった。少なくとも、幸徳秋水の場合は、確実に、冤罪だっただろう。第二次世界大戦時の反政府活動弾圧の先駆。

アメリカのヘイマーケット事件でっち上げのアイデアをぱくったのではないかと、勝手に妄想している。余りにそっくり。

幸徳秋水は、戦争に反対していた。

戦争を推進し、国民を不幸にする悪辣な政治家しか権力は得られないもののようだ。
たらればに意味はないが、戦争中毒にならなかったら、今の植民地状態にはなっていなかったろう。

アウシュビッツ強制収容所で、解放70周年式典が行われている。
ロシア代表の姿がないことには、日本の大本営広報部、当然触れない。

アウシュビッツ現地にはいったことはないが、昔東欧某国博物館で、犠牲者遺品の山やら、子供のおもちゃの山を前に思わず立ち止まったことを思い出す。被害者の末裔が転じて、とんでもない加害者になっているとは、博物館見学当時は全く知らなかった。

成績優秀な日本大本営広報部、Russia Todayのように、宗主国から恫喝されることは未来永劫ないだろう。

年金支給70才時代到来か、空白の10年の繋ぎ方(5/6)

年金支給70歳時代到来か、空白の10年の繋ぎ方

PRESIDENT Online ) 2015年1月22日(木)配信

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「退職後に仕事として成り立たせるためには助走期間が必要になるので、40代から準備したい。私は片足をサラリーマンに引っかけたまま経済評論家の副業を始めて、少しずつシフトしていきました。いきなり退職して独立するのは現実的でないと思ったのです。できれば会社に籍を置きながら、会社から得る収入のウエートを下げて、退職後も続けられる別の仕事から得る収入のウエートを膨らませていくことを考えるべきですね」

公的年金を減額されても生活が維持できるよう、減額分を補う仕組みを個人年金保険や貯蓄等でつくる一方で、退職後も働ける仕事を準備しておく。老後の不安を解消するために二重三重のセーフティネットを自分で張りめぐらせておこう。

■【ヒント】個人年金加入なら、40代半ばから生命保険を見直す手も

子供が小さいうちは生命保険を厚くして、子供の将来に備える。子供が大学生になったら生命保険の死亡保障を減らし、代わりに個人年金を厚くして自分の老後に備えよう。


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小黒一正(おぐろ・かずまさ)
法政大学経済学部准教授。1974年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、大蔵省入省。一橋大学経済研究所准教授などを経て、2013年4月より現職。専門は公共経済学。
山崎 元(やまざき・はじめ)
経済評論家。楽天証券経済研究所客員研究員。1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。

続きを読む : その後、12回の転職を経て

以上は「president online」より

ガンは癌にあらず・第一章・いろいろな癌での効果(5)

1.1 いろいろな癌での効果 

1.1.1 癌への適用の先駆けとなったケース(筆者A(松井)の直腸癌? (1)) 
   (1942年生, 男性, 体重60kg)

(1) 突然の出血
 当初は, 時差ボケのような睡魔に頻繁に襲われ, 体力が低下したと考えていた. そして, 下血が急に始まった. 1989年(当時47歳)の秋のことである. 初めこの鮮血を見て, 痔にでもなったかと軽く考えていたが, 痛む頻度が増し, 痛みも強くなっていった. その年の暮れには出血量も多くなり, 脂汗が出るような激痛が1日2~3回起こるようになって, ただ事ではないと感じ始めた. 末期癌と思われる激痛と下血が頻繁となり, 症状が悪化した. 会社のゴルフ仲間の先輩が, 2年前に直腸癌で亡くなった時の状況を思い出しながら, 酷似している症状の進み方に, 段々と深刻になっていった.

 癌に罹るのではないかという畏れが, 頭の隅に長年あった. 親族に癌で亡くなった人はなく, 心当たりは18年前(1971年9月)の肝不全であった. 他社から依頼があった医薬品原料(毒性が強いニトリル系化合物)製造用のテストプラントの運転事故中にこの蒸気をほんの一息吸い込んだため, 劇症肝炎のように肝機能検査値が上がり, 血中にバゾフィールと言われる異常細胞が現れるほどの肝不全となったことである. 内科医の父から手厚い処置を受けて一週間でかなり回復したものの, その後もそれまで定期検診で一度も注意を受けたことのなかった肝機能のデータがなかなか標準値に戻らなかった.

 事故後18年経ってもこれらの値は正常範囲に入らなかったので, 事故との関連がいつも気になっていた. 化学系の研究者の仲間うちでは, アクリル繊維の研究者は蛋白結合性の強いアクリロニトリルを永年使用するので, 肝臓癌で亡くなることが多い, とよく言われていた. それより遥かに反応性の強いニトリル系化合物による肝不全の発症は, 将来の肝臓癌への進行を予感させるものだったからである.

 それがついに現実になってしまったのかと思いながらも, 病院へ行くことを逡巡していた. 制癌剤開発に携わっていたときの経験から, 「病院で癌と診断されれば手術となることはまず間違いない. 自覚症状が出ている末期癌を手術したところで, すぐに転移して死に至る可能性が極めて高く, 首尾良く行って余命は2年か」と考えたからである.

 ちょうど昭和天皇のご病状が新聞紙面に大きく取り上げられていた少し後のことである. 筆者の子どもたちはまだ成人に達しておらず, 街を歩いていて高齢の方を見かけると, あの年齢まで生きることができないかと羨ましく思い, また一方で, 見込みがなさそうな自分の状態を考えると, 暗澹たる気持ちになったことを今でも鮮明に憶えている.

 1989年の初秋, 背中の下の方が重く, また, うっすらとした痛みを感じ始めて肝臓癌の予兆かと思っていた時, 出血が始まった. はじめは痔にでもなったのかと思った. しかし, 出血量が増えて痛みも強くなってきたので, 直腸癌の出血ではないか, と疑い始めた. そして, 肝臓癌からの転移癌の方が先に強く出てきたのではないか, とも考えた.

 それ以前に業務で制癌剤(免疫療法剤)の開発に関与したときに, 癌を一通り勉強し, その後も癌関連の情報には注意していたが, 革新的な治療方法の開発はないように思えた. そのときの知識では, 「癌は静かな病気で, 自覚症状が出たときには末期癌である」と言われており, 「末期癌への対策は無きに等しい」とも言われていた. とは言え, 必死の思いだったので, [はじめに]で述べたように制癌剤開発の時に調べたり考えたりした資料を取り出して読み直してみた. 植物由来の開発品に期待し, 海外の著名な製薬企業に対して導入を打診したことなども思い出しながら, その当時着目した植物由来の制癌剤開発候補がその後どのように展開しているかを調べ直してみた.

 しかし, 大きな期待ができる制癌剤にはなっておらず, また, 他にも卓効を示すものはなさそうであったので, どこの病院なら適切な治療が受けられるだろうか, と漠然と考えていた. その当時, 末期癌で一番確かな延命方法は広島大学の温熱療法d)ではないかと筆者は考えていたので, 出血,痛みがひどくなってからは, 毎日高温の風呂に入って腹部から腰の付近を長時間温めていた. そして, この方法で幾らかでも出血と痛みが抑えられることを密かに喜んでいた.

(2) 幸運にも春ウコンに出会う
 1989年末には自覚症状もますます厳しい状況となった. 最早, 手術も難しく頼るべき制癌剤もなさそうで, 絶望的な気持ちでいろいろと調べていた時に, 筆者の制癌剤の開発経験を頼って, 元上司のM'氏が母親の癌について相談に来た. 「末期の肝臓癌でT大付属病院に入院中だが, 医者から『これ以上すべき治療はない. 高齢なのであと半年もつかどうか』と言われている. 生の春ウコンが良さそうだという沖縄の人もいる. どう思うか」という相談だった.

 すぐに調べてみると, 生産量は少ないので一般的ではないが, ウコン(秋ウコン)とは特性がかなり違うことがわかった. 筆者自身も大出血中で, [座して死を待つ], [溺れる者は藁をも掴む], という心境だったので, 可能性を感じた春ウコン摂取を始めてみようと考えた.

 とは言っても, 多少の可能性を感じる程度の状況だったので, M'氏へは, 「癌は治らないと思う. 沖縄の人が良くなったとすると, 癌との診断が誤診だった可能性は大きい. 末期癌なので効くかどうかわからないが, やってみますか」と聞くと, 「他に手段がないので, あなたが検討の価値ありと思うなら, 母に直ぐに飲ませたい」とのことであった. 商品は乾燥品だけだったが生の方が活性は強いと考え, 沖縄から生の春ウコンを直ぐに取り寄せることを約束した.

 その頃は, 生の春ウコンが何処で入手できるかわからなかった. そこで, 勤務していた会社の沖縄事務所長IM氏に電話をして「M'氏と私が使いたいので, 生の春ウコンを販売している信頼できるメーカーを教えて欲しい」と, 依頼した. IM氏からは直ぐに調べた結果が届き, 「真面目に生産している会社はU社とN社. 一方は老舗で, もう一方は若手が頑張っている会社である. 粉末製品の日量限界は3gなので, しばらくと摂るして何キロかは必要となる. こちらで手配する」と言ってくれた. 用法用量を決めて, 自分の分を含めた3ヶ月間分の使用量6キロを, N社へ手配するように依頼した.

 生の春ウコンは秋に収穫するので晩秋から春までの間にしか入手できないことを後々知ったが, 幸いなことに, ちょうど依頼した時期が入手できる冬だった. 年末にも拘らず, N社は直ぐに送ってくれたので, 半分をM'氏に届けた. M氏の末期癌に効いて欲しいと思いつつ, こちらの直腸癌らしき出血,激痛にも効果がでることを期待した. 春ウコン到着のその日から祈るような気持ちで摂り始めた. 商品説明には,1日3g以下と書いてあった. この量に対して, 末期癌なので2倍量の6g/日としよう, と考えて摂取量を設定した. 乾物換算20%とすると, 生の春ウコンの摂取量は1日30g程となる. これを3分割して, 下ろし金で擂って摂取するようにM'氏に伝え, こちらも始めた.

(3) 劇的な回復
 春ウコンを摂り始めて3日目, 激痛を感じていた直腸付近が痛痒くなり, 3週間が過ぎた頃から下血量と痛みが大幅に減少し始めた. ほぼ3ヶ月で肛門付近の激痛が遠のき, 下血が殆ど止まった. 2つの苦痛が同時に終息したのは1990年3月中旬のことであった. 冷静さを取り戻してみると背中の痛みも消えていたので, 当初恐れていた肝臓癌も遠のいたのか, とも考えた. [薬の効果は, 摂り始めて3日⇒3週間⇒3ヶ月の疾患の変化で判断できる])と, 一般的に言われているが, まさにその通りだった.

 自分の方に余裕が出てきたので, 気になっていたM'氏の母親の状況を聞いてみた. するとM'氏は「医者から『今まで効かなかった数ヶ月前に使った制癌剤が効き始めた. 治癒したので退院できる』と言われて先週退院した」と言われた. [今まで効かなかった制癌剤が急に効果を出したとは考えられないし, 制癌剤の投与は数ヶ月前に終っている. 治癒は, 春ウコンの効果以外には考えられない]との点でM'氏と意見が一致した. 初めは春ウコンが苦いと言っていた母も, 今は, 『爽やかで飲みやすい』と言って飲んでいる」とのことだった.

 こちらは確定診断をしていなかったが, 回復の経過が殆ど同じなので, こちらも癌の疑いが極めて強いと感じた. そのときM'氏へは「癌が良くなったのは大変嬉しいが, 癌が治るとは思えないので, 春ウコンは摂り続けた方が良いと思う」と話した. 大量に追加注文をして, 両者で摂り続けた. このとき, ウイルスに近いものは体から取り除けない感じたので, [癌は治らない]と摂取継続を勧めた. この視点に間違いはなかったようだ.

 全く異なる部位の疾患が殆ど同じ経過をたどって軽快した. しかも, 一例はT大付属病院で, [末期の肝臓癌, 余命半年]と診断された患者である. 驚くようなことが起こったと感じつつ, その理由を考え始めた.

 また, 後々この効果を調べてみると, [初めに設定した上限の倍量6g/日×3ヶ月]は最適値に近い量だった. 「一般的に言われている上限の3g/日で始めていれば, 2例の劇的な回復は起こらなかったかも知れない. 3倍量では効果がさがる」と考えると, 初期の設定値の幸運を強く感じている.

 )効果のある薬であれば, 投薬を始めて3日目位に何らかの兆候が現れ, 3週間位すると効果がはっき
  り自覚できる. 3月位で疾患が治まる. 3月で効果のない薬はやめる.

(4) 続く不可思議 
 痛みと出血が治まった直後にあった会社の春季健康診断では, 検査結果が全て標準値に入った. 十年以上も赤マークが付いていた肝機能のデータだけでなく, やや上がり傾向になっていた血圧と糖尿病の指標も正常域に入った. 不思議なことと思ったが, その時は血圧や糖尿の改善を春ウコンと結び付けるところまで考えが及ばなかった. 体調が極めて良くなると同時に, 睡魔に襲われることも少なくなり, 始終ひいていた風邪は殆ど罹らなくなった. また, 風邪のたびに罹っていた厄介な口内炎やヘルペスが殆ど出なくなり, 頻繁に出ていたじん麻疹も少なくなり, 煩わしさから解放された. 薬の世話にならなくてはと思っていた花粉症も軽くなり, 翌年にはほとんど消えてしまった.

 これらの改善は, [直腸癌(?),糖尿,ヘルペスウイルス(口内炎),肝障害,花粉症,風邪,高血圧,じん麻疹,母斑など]が全て同時並行的に治まることがわかった最初の例であった. しかし, 後日, 知人からの報告があるまでは癌という最重要課題だけが念頭にあり, これらのことは気にもしなかった. 癌らしい症状が良くなったとはいえ, 時々起きる軽い出血や痛みを疾患のメルクマール(指標)と考えて, その後の体調管理に使った.

 健康を取り戻し始めたある日, 時々出かける馴染みの店で主人と話しているところに夫人のRDさんが来て, 「風邪ばかりひいて困っている」という. そこで, 春ウコンを1ヶ月摂ることを勧め, 粉末製品を一瓶進呈した. 次回に訪ねた時に調子を尋ねると, 大変嬉しそうな顔で「風邪も良くなったが, 糖尿病も良くなってきた」と言われた. 「糖尿病は治らない病気なので, 何かの間違いではないか」と言って店を出たものの, 少し気に引かかるものを感じた.

 そのようなやり取りをしたことも忘れて, 翌月, また店に行くとRDさんが待ち構えていて, 「知り合いに糖尿病患者が2人いる. 1人は近所のコンビニエンス・ストアの若手従業員, もう1人は仕事を頼んでいる税理士である. どうしたら良いか?」と聞かれた. こちらから「RDさんの血糖値が正常値に更に近づいている. 春ウコンは副作用が少ない食品なので, 2人にを勧めて, RDさんに起きたことが再現するかを見よう」と話した.

 1ヶ月して再訪すると, RDさんは「この1ヶ月の間に, 2人とも春ウコンで糖尿病が少し良くなっている. 3人とも糖尿病のため朝起きるのがつらかったが, 今では血糖値が下がり朝起きるのが楽になった. 2ヶ月後の検査でヘモグロビンA1cがどこまで下がっているか楽しみ」と言う状態になっていた. [同病相憐れむ]の諺の通り, 糖尿病仲間は連絡が良いようだが, 3人の糖尿病が良くなったことで考えたことは次のようなことだった.

 まず春ウコンで風邪と癌が良くなったが, 風邪の原因がウイルスなのは確かである. 癌の原因もウイルスと言う説がある. とすると, 春ウコンで良くなった糖尿病の原因もウイルスなのではないか? 膵臓のβ細胞の中で悪さをしているウイルスが糖尿病を起こし, これを春ウコンが抑えたのだろうか? 春ウコンは優れた抗ウイルス薬なのか? そう考えると, 風邪,癌,糖尿病などに起こっている色々な事実を, 包含して説明する合理的な考え方が可能かも知れないと思った. しかし, 後年, ウイルスに近い別の病原体との確信に変わった.

(5) 終わりなき戦いと, 不思議な変化
 癌らしい症状が治まった初めの2年間は, 生の春ウコンの服用を継続していた. 2年経過した頃から乾燥粉末製品に切り替えた. その最大の理由は, 生の春ウコンはすぐに発芽するので, 保存は冷凍が必須だった. しかも, 入手は冬季に限られていたので, 他人からの要望に緊急対応が難しかったからである.

 生に直ぐ切換えられる態勢をとりながら, 常時入手可能な粉末製品の効力を確かめた. 粉末製品の摂取量を生春ウコンの乾物換算量程度しっかり確保して飲めば, 生と効果が大差ないことを数年かけて実感できた. しかも, 外出や旅行を考えると粉末製品は簡便である. 様子をみながら粉末製品へ切換え, 最終的に粉末製品を常用し始めた. そして, それから何年かは非常用として生の春ウコンは冷凍庫に確保しておいた.

 N社の春ウコン粉末製品は, 春ウコンと秋ウコンが約4:1の混合比率の商品であることを後に知った. この粉末製品で多面的な効果が見つかっているので, 効果に特段の影響を及ぼさない配合比率と考えている. しかし, 劇的に癌を抑えたように感じた生の春ウコンも捨てがたく, 成分と各種ウコンの比率などの厳密な比較は, 今後の研究課題でもある.

 もちろん, [癌と思われる症状]が, 完全に治ったわけではなく, 何らかの理由(精神的に, ときには肉体的に)で体調を崩すと, とたんに出血と痛みが始まることを繰り返し経験した. また, 背中にうっすらと痛みと重い感じが出てくることもあった. それらの症状が出たときは少し多めに春ウコンを摂ることにしていた. すると, 数日間で症状が回復するので, この方法を以後20年間続けてきている. 出血の間隔が空くようになった3年後(50歳), 健康のために水泳を30年ぶりに再開した. 競技会への参加にも耐えられる体となった. 15年続けてみて, 適度な練習と試合は, 体調管理に重要らしいと実感している.

 痛みや出血量の長期的傾向を見ると, 後に紹介するD氏(参照:1.1.2の(3)肺癌(1))の場合にきわめて近い. 春ウコンの摂取次第で症状の悪化⇔回復は可逆的とみられるが, 経年的にその強度や回数が段々に減ってきている. 減少の理由は定かではないが明らかに軽度化傾向にあり, 服用期間と共に減衰曲線を描いているようである(参照:4.2.2の3),4.5.8の2)). 感覚的には治癒に近づいているが, 20年経過した現在もゼロにはならず, 低空飛行の連続と感じている. しかし, 春ウコンに副作用のようなものは一切感じたことはなく, また, 摂り続けることによって効果が低くなっていく, いわゆる[薬剤耐性]e)や[リバウンド]f)のようなものも今のところ経験していない.

 また, 癌らしい疾患を抑えたことに留まらず, 春ウコンを摂り始めてから不思議なことが身体に色々と起こった. これらは, すべて免疫と連動していることと思われるので簡単に記した. この経験を含め, 適応症拡大や各種癌が治癒に向かう経過などを併せ考え, 試論としてまとめた.

 その一つが, 右足大腿にあった楕円形の大きな黒い母斑(ボハン=ほくろ)である. 下血の始まる2年程前から大きくなり始め, また, 少しずつ盛り上がってきていた. 「悪性母斑を触って刺激すると, 癌化する」とよく言われるので, 気にかかっていた. 下血と痛みが激しかった時は, これに気を奪われて母斑のことはすっかり忘れてしまったが, 体調が回復してふと思い出して見てみると, 大きさは3分の1以下の三日月型となり, しかも, 皮膚は平坦になっていた. そしてその後, ほとんど消失した. 経過観察はしていないが, 全身の回復と同時に良くなっていったと思うので, 悪性の母斑だったようだ.

 視力についても不思議なことがある. 家族に近視が多い. 中学2年にメガネをかけることになり, 2~4年に一度は眼鏡の調整をしなければならない煩わしさが続いた. 47歳のころには, 老眼が始まったようなうっとうしさを感じたが, 春ウコンを摂取後に軽い老眼が消えた. その後20年間は近視のままで, 同じ視力を維持している.

 また, 風邪に罹ることが少なくなり, 新種と思われるインフルエンザに苦戦することはあるが, 世間で大騒ぎしているほど悪化せず短期間でやり過ごしている. 風邪と併発していた口内炎やヘルペスにも悩まされなくなった.

 さらに不思議なことに, 45歳を過ぎたころから白髪が出始めたが, 春ウコンを摂り始めてから白髪化が遅くなった. 実年齢以下と見られがちな黒髪である. このころ記憶に不安を感じ始めていたが, 改善したように思った. また, 数年来, スポーツの時に悩まされていた肘痛(いわゆる, テニスエルボー)や花粉症も2年ほどで消えていった.
 
 これらのことをすべて春ウコンと直接結びつける話ではないかも知れないが, 幾つか起きた不思議に感ずることである. そして, これらの全てのことが短期間に同時並行的に起こり, しかも, その後も改善状態が継続している.

(6) 知人への紹介と適応症の拡大
 末期の肝臓癌と直腸癌らしき激痛,下血が治まった経験を, もはや末期癌で治療手段がないと宣告された知人, さらには知人の知人の癌患者に, 「他に手段がないと医師から宣告されたのなら, △△△癌は初めてだが, 春ウコンを試す価値がある」と勧めてみた. また, 機会をみては, 「癌は抑えることができそうだ」と知人に伝え始めた. その20年間の結果は次の表となった.

   表1 各種の癌への適応拡大の経過

画像の説明

 ◎は健在(②は数年以後は不明)
 ○内の数字は実施例の()内の数字に対応 Ⓜ松井 Ⓘ粕渕
 イ)別名:アジュバント化学療法 
 ロ)⑥⑦⑧○23○24○27および前立腺癌⑩⑪⑫を除いて末期癌      
 「摂取」は「春ウコン摂取」,
 「拒否」は「春ウコンの継続摂取を拒否」, をそれぞれ示す.

 効果に大きな期待を持って春ウコンを勧めていたが, 当初は, △△癌,○○癌にも効いたと, 驚きの連続であった. 症例が増えて行く過程では, 「初めての癌だが効果は出るか?」, 「また同じ△△癌だが, 再現性はあるだろうか?」という心配の繰り返しであった. この間, 癌患者が罹っている他の疾患が同時に治まることも経験した. また, 体調の全般的な改善度が良くなり副作用の経験もなかったので, 知人に勧めていくうちに, 当初, 春ウコンの効果として予想しなかった広い範囲の適応症(表2)に, 副次的に拡大して行った.

  表2 春ウコンの適応症の発展・拡大  (*印:副次的に拡大した適応症)

画像の説明
 
 [何故, このように広範囲の疾患に効果があるのか]については, 第4章に試論の形で考察してみた. 興味のある方はお読みいただきたい. 一言で言えば, [表2の疾患はすべて感染症である. 免疫系がこれらの病原体を非自己(異物)と識別しているので, 春ウコンの摂取によって免疫系を強力に賦活した結果, 多種類の疾患を同時に抑えることができた. そして, 不明病原体の多くは植物ウイロイド(DNAなどの核酸系)に近いウイロイド・ライクと推測できた](参照:4.1と4.2)ということである. また, 今後, 春ウコンの適応症の範囲は, 表2の枠を超えて大きく展開することが容易に予測できる.

 さて, 筆者A自身の直腸癌と思われる経験は, とかく, 強い思い込みで書かれたと思われがちである. [できるだけ正確に捉える], [客観的に見る]などの努力はしたが, 医師の診断を受けていないので除外してもよいと考えている. しかし, 2つの点で大きな意味があった. 1点目は, 筆者自身の疾患と知人の末期肝臓癌で起こった様々な事実と制癌剤開発時の経験とを対比して考えた結果, 春ウコンは癌などを抑える方法として他の方へ勧める価値が十分にある, と考えることができたことである. そして, 結果的に多くの方を救うのに役立ち始めた. 2点目は, 多くの方で起こった事実と筆者Aの経験を比較しながら, 免疫賦活のメカニズム, 癌,糖尿病などのとらえ方, 感染症とは何か, 病原体はどこから来たか, などの考え方を確かめていく原点となったことである.

 以下, 癌,糖尿病,その他の疾患の順に, 疾患経過の概略を列記する. 癌については, 癌種ごとに時系列で紹介することにした.

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月22日 (日)

活火山・箱根山の監視を強化

活火山・箱根山の監視を強化 水蒸気噴火に備え

2015.02.15 03:00:00

                                 

                                    

                                             

観光客でにぎわう大涌谷

                                 

 県内唯一の活火山、箱根山の観測態勢が2015年度から強化される。県温泉地学研究所(小田原市入生田)は新たに、人工衛星の画像や従来にないタイプの地震計を使った地殻変動の監視を開始。全国の主な活火山で観測網を拡充する気象庁とも連携し、噴火の兆候をいち早くつかめるようにする。昨年9月に御嶽山(長野、岐阜県)で起きたような水蒸気噴火を念頭に置いた取り組みで、いざに備えて県は訓練や注意喚起にも力を入れていく。

 県は16年度を含む2カ年で監視機能の強化を図る方針だ。15年度予算案には約6200万円の事業費を計上している。

 新たな試みとなる衛星画像の利用は箱根山の地殻変動を面的に捉えるのが目的で、観測地点が限られている衛星利用測位システム(GPS)による監視活動を補完する。2カ所に新設予定の長周期地震計は、火山性微動やマグマの上昇といった噴火前の現象を捉えることが狙いという。

 このほか、火口として想定される大涌谷の新たな噴気地帯の状況を詳しく把握するため、既設のカメラや火山ガス検知機器の一部を移設。さらに地元の民間施設が独自に測定している温泉井戸の水位やガスの濃度などを一元化し、解析に役立てる。

 御嶽山で起きたのは大量のマグマが噴出する大規模噴火ではなく、影響範囲が限定的な水蒸気噴火だったが、多数の登山客らが山頂付近にいたため被害が拡大。57人が死亡し、6人が行方不明になる戦後最悪の火山災害となった。

 県温地研の天野勇次長は「同様の噴火は箱根山でも起こりうる。大涌谷には観光施設があり行楽客も多いため、兆候をいち早くキャッチできるようにしたい」と説明している。箱根山は噴火の間隔が長く、直近は12~13世紀ごろだったが、この時も水蒸気噴火だったとみられる。

 御嶽山の噴火を踏まえた火山観測態勢の見直しは、有識者らの緊急提言を受けた気象庁も箱根山を含む全国の常時観測火山で進めている。全体で約60億円を投じ、地震計や空震計、火山ガスや地磁気の測定機器などを整備する計画で、水蒸気噴火の前兆を把握できるよう火口周辺の観測を強化する。箱根山の詳細は固まっていないが、気象庁火山課は「温地研と調整しながら進めたい」としている。

 県は並行して噴火を想定した対策も急ぐ方針で、地元市町などと連携した訓練や講演、看板の設置に取り組み、箱根山が活火山であることへの理解を促す。また、噴火時の降灰に備えるため、自衛隊や消防、住民向けの防塵(ぼうじん)マスクやゴーグルなどの備蓄に乗りだす。これらの事業費として約500万円を計上している。

【神奈川新聞】

 
以上は「カナロコ」より
箱根山では金時山でも噴煙が上がっており油断できません。富士山より先に噴火の可能性もあります。                              以上

トモダチ作戦で被爆した米軍兵士、すでに2名が白血病で死亡、被爆者は約2,000名に!

トモダチ作戦で被ばくした米軍兵士、既に2名が白血病で死亡していたことが判明!被ばく者の数は約2000人に!癌などの報告も!

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「トモダチ作戦」に参加したアメリカ軍の兵士が「福島原発事故の放射能で被ばくした」と訴訟を起こしている問題で、既に2名の兵士が「骨膜肉腫」と「急性白血病」で死亡していた事が判明しました。アメリカ軍の報告書によると、約5000人の水兵のうち約2000人に、呼吸器系・消化器系・妊娠異常・甲状腺がんなど体の異常が出ているとのことです。
被ばくしたのは2011年3月13日の三陸沖で、原子力空母ロナルド・レーガンを含む数十隻の艦艇が福島原発事故の放射能を浴びました。


福島などの高線量地帯でも白血病の報告がジワジワと増えていますが、アメリカ軍側も同じ様な状態になっているみたいですね。ただ、アメリカ政府は過去の原爆実験の影響があるため、政府としては何も言わずに黙っていると思います。
このような動きが日本の被ばく者たちと繋がれば、非常に大きな流れになるかもしれません。アメリカ軍の被ばく裁判は現在も進行中なので、今後の動きに注目です。


☆「トモダチ作戦」で大量被ばくした米水兵たち~すでに2名が白血病などで死亡
URL http://www.labornetjp.org/news/2015/0131goto

引用:
「トモダチ作戦に参加した原子力空母ロナルド・レーガンは三陸沖で、3月13日、福島第一1号機爆発による放射能プルームの直撃を受けた。空母は金属味を伴う生暖かい雲に包まれたが、飛行甲板では作業が続けられた」。1月31日都内で開かれた「被ばく学習会」の呉東(ごとう)正彦弁護士の報告は衝撃的だった。

甲板の汚染が一番酷かったが、除染作業では防護服も付けていなかった。被ばくを知っていた上官はヨウ素剤を飲んだが、一般水兵には配られなかった。米軍の報告書によれば、約5000人の水兵のうち約2000人に、呼吸器系・消化器系・妊娠異常・甲状腺がんなど体の異常が出ている。そして、すでに2名の若い兵士が「骨膜肉腫」と「急性白血病」で死亡した。
:引用終了

☆プレスリリース
URL http://cvn.jpn.org/pdf/141113_reagan.pdf

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☆トモダチ作戦2名が死亡~東電訴訟、本格弁論へ


☆トモダチ作戦参加兵士の東電賠償訴訟について質問しました


関連過去記事

☆【被ばく訴訟】震災時のトモダチ作戦で被ばくしたアメリカ軍兵士、東電訴訟を連邦地裁が認める!
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4346.html
関連記事
以上は「真実を探すブログ」より
この裁判で「3.11テロ」の真相が暴露されると良いでしょう。日米政府の疑惑隠しが明らかになります。ここで真実が暴露されれば「9.11テロ」「3.11テロ」の真犯人が明らかになります。これが明白になれば世界はすっかり変わります。真相暴露には困難があるでしょうが関係者は是非告白してもら居たいのです。世界の平和のために是非必要です。                              以上

恐怖の逆走が始まる、この「円安」は突然終わる(3/4)

仮に米国が利上げに成功したとしても安泰ではなく、「利上げで割高感が強まる米国株が下がり始め、それを機にリスクオフムードが生まれ、円高に振れる可能性が高い」(大和証券チーフ為替アナリストの亀岡裕次氏)。どっちに転んでも、その先に円高が待ち受けている可能性があるのだから恐ろしい。FPG証券社長の深谷幸司氏も言う。

「円高リスクを高めているのは、これまで円の先安感を支えてきた日銀の政策、米国の利上げシナリオが行き詰まり出していることだけが理由ではありません。日本の巨額な貿易赤字も円安要因でしたが、ここへきて原油安などの効果で貿易収支が改善しつつあります。これ以上に円安が進むファクターが次第に力を失いつつあるということ。当然、最大の円高要因として米国株の下落リスクもあります」

1ドル=100円割れもある

そもそも、「直近の1ドル=118円ほどの為替相場はバブっていると言っていい水準です。というのも、様々な指標から為替の適性値を算出すると、1ドル=93~94円くらいが妥当といえるからです」(前出・白川氏)。

そんなバブル状態に針を刺し、一気に泡を破裂させかねないイベントも世界中にゴロゴロ転がっている。

「たとえば、米国のシェールガス関連企業の破綻ラッシュです。原油安ですでに倒産した会社も出てきましたが、さらに後が続けば資金の出し手である金融機関が莫大な不良債権を抱えることになる。すでに米国では数十兆円の不良債権があるとも言われ、サブプライムローン問題より大きな危機に発展しかねないという声も出てきた。仮に米国の大手銀行が破綻することになれば、急激なドル売り・円買いが起きて、1ドル=100円割れまで急騰する可能性があります」(証券アナリストの植木靖男氏)

欧州に目を転じても、ECB(欧州中央銀行)は、1月22日に域内の景気低迷を理由に、日銀同様、金融の量的緩和を発表した。

「ギリシャがEU(欧州連合)から退場させられるような事態になれば、コントロール不能なユーロ安になる危険性がある。その場合は世界的なリスクオフ相場になり、1ドル=100円近くまで円高になることもありえます」(前出・高野氏)。

SMBC日興証券シニアエコノミストの渡辺浩志氏は、「リーマン・ショックのように市場が予想しない事態が起きた場合が最も怖い」として、こう言う。

「たとえば、欧州危機が再燃してスペインやイタリアの銀行が破綻する。5月に総選挙が行われる英国でEUからの離脱を主張する政党が大勝して、英国がEU離脱を決める。仮にそんなことが起これば、リーマン級の衝撃がマーケットを駆け巡るでしょう。リーマン時には、半年足らずで約2割も円が急上昇しています。現在に置き換えれば、1ドル=90円台前半になる可能性があるということです。

そうした急激な円高が進む際には、企業収益は悪化し、このところやっと上昇の兆しが見えてきた賃金が減るどころか、リストラで職を失う人も出てくるでしょう。アベノミクスがスタートする以前の振り出しに戻るということです」

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以上は「現代ビジネス」より

ISISは、夢のアメリカ反政府軍

ISISは、夢のアメリカ反政府軍

アメリカ政策文書は、シリア侵略の為、領土外本格的軍隊を構築する願望を暴露。そのよう軍は、イラクとトルコの国内で構築されつつあり、"ISIS"と呼ばれている

Tony Cartalucci

2014年11月10日
NEO

企業投資家連中に資金供給され、支配されている、政策シンクタンク、ブルッキングス研究所は、アメリカ外交政策を記録し、広めるための、いくつかの卓越したフォーラムの一つとして機能している。ほぼ10年にわたるアメリカのイラク占領中の、いわゆる"増派" や、現在かなり進行している対イラン秘密戦争を行う為の戦闘計画の立案者達をも擁している。

この対イラン秘密戦争の一環が、リストに載っているテロ集団や、特にアメリカ軍人、アメリカ人民間人、無数の無辜のイラン人をも、何十年も殺害してきたムジャヒディーンハルク(MEK)等を武装させ、支援することだ。ブルッキングス研究所の"ペルシャに向かう経路はいずれか?"報告中のこの計画に、自分の名を署名した人々の中に、ケネス・ポラックもいる。現在、シリア政権を転覆する取り組みで、イランを弱体化し、孤立化し、破壊するという、公にされている取り組みの不可欠な要素として、シリア外部で、本格的な代理軍隊を作り上げ、それから、それを用いて、シリアを侵略し占領するという、計画中の別の要素を、ポラックは明らかにしている。

"より良いシリア反政府軍構築: いかに、そして、なぜ"と題する報告書で、ポラックは、いわゆる"イスラム国" つまり"ISIS"を、アメリカ介入を拡大する究極の推進力として書いている。ところが、ポラックの提案を見ると、アメリカが、あたかもシリア政権を打倒する為、単に過剰介入する口実として、ISISを利用しているだけで、ISISを実際に無力化しているわけではない様にしか見えない。

"より良いシリア反政府軍"を作り上げる狙いは、宗派過激派の排除であり、アメリカが、イラク軍訓練で得たのと同じ"成功" という結果になると、読者に向かって、延々と前口上を述べた後、文書はこう説明している。

...新シリア軍構築は、シリア国内でない場所で行うのが最善である。少なくとも最初は。こうした計画には、シリアそのものからの、かく乱や圧力無しに、必要な訓練、再編成、選別や、新シリア軍に順応させる為の時間と聖域が必要だ。10,000人のシリア反政府派戦士を訓練する為の施設を提供するという、サウジアラビアの申し出は、シリア隣国の一つがおそらくより好ましいだろうが、妥当な可能性の一つだ。ヨルダンは、既に現在のアメリカ訓練プログラム用教練場として機能しており、本当のシリア軍を構築するのに理想的な場所だ。しかし、トルコも、ことによれば、もしトルコ人がその気になれば、この目的に役立つかもしれない。

明らかに、これは既に行われているのみならず、ポラック自身が認めているように、ポラックの計画と称するものを既にしのぐ規模で行われつつあるのだ。 唯一の差異は、ポラックが、この計画を売り込む為のマーケティング策略として利用している、想像上のありもしない、宗教と関係ない専門家ではなく、宗派過激派を利用して行わつつある点だ。

更に示唆的なことに、ポラック計画は、こう言っている(強調は筆者):

通常の軍隊同様、武器を与えられ、訓練され、将校を配備されることに加え、新シリア軍は、通常の軍隊同様に装備されることが必要だ。これはつまり、アメリカ合州国や、同盟国が既に提供しているような、小火器や複数人数で操作する兵器のみならず、重火器や兵站支援を意味している。クロアチア人やボシュニャク人同様、両政権と、イスラム過激派を打ち破る為には、新シリア軍には、必要な資力、手段が必要なのだ。政権自身の重火器に対抗し、政権軍がこれまで優位を誇ってきた火力の不均衡を無くす為には、新シリア軍は、戦車、装甲兵員輸送車、砲、地対空ミサイル等々が必要だ。

確かにポラックの計画は、いかなる実際的な規模でも、決して具体化していない。とはいえ、継続中の対シリアと、対イラン代理戦争の両方に、そしてより具体的には、既に武装を与えられ、資金を提供され、訓練され、装備され、ヨルダンとトルコからシリア領に送り込まれているテロリスト大隊に、より多くの資源を注ぎ込む為、そのような売り込み策略を活用することは可能だろう。高度な兵器システムを、意図的に無力で、ひどく腐敗した、無能なアメリカの代理人連中で構成される偽装団体に引き渡すのは、兵器を直接、ISISに引き渡すも同然であり - そしてもちろん - これこそまさに、アメリカが、実際の"新たな反政府軍" を構築している手法なのだ- すなわち、ISISそのものという形で。

ISISは戦車、ミサイルや飛行機、アメリカの夢の"反政府軍"に必要な全てのものを持っている

宗教と関係ない専門家に関するポラックの言辞を削除し、そこに"ISIS"を挿入すれば、ポラック論文は、シリアだけでなく、イラク国内の親イラン諸派、そして、おそらくはイラン自体すら壊滅させる為の、実際、既に進行中の計画と化する。ISISは、サウジアラビア、カタール、ヨルダンとトルコを経由して、アメリカの援助資金を合法化し、ヨルダンとトルコ両国のシリア国境沿いを舞台に、ポラックの計画で、シリアに入り、政権を打倒するのに、まさに必要とされている、ただしもちろん過激派の撲滅は対象外なのだが、立派な兵器備蓄を獲得しつつある、外国で訓練され、資金提供される巨大な傭兵軍なのだ。

この地域におけるISISの領土を一瞥するだけでも、NATO加盟国のトルコ領や、CIAが活動して - シリア内で戦っている戦士達に、何十億ドルの支援金、装備、兵器や、車両すらも荷降ろししてきたと、長年、ニューヨーク・タイムズや、ワシントン・ポスト等のマスコミが報じてきたトルコ-シリア国境沿いへと至る縄ばしごが見えてくる。

過去3-4年間、"CIA、シリア反政府派に武器を与える為の支援を語る"、"最初のシリア反政府派は'戦場への途上'CIAによって、武器を与えられ、訓練された"、"CIAの支援を得て、シリア反政府派への兵器空輸拡大" や、"当局幹部は、CIAが資金提供した兵器がシリア反政府派に届き始めたと語った。反政府派は受け取りを否定している"等の見出しが、まさしく、ISISがいかにして膨大な資源を得たのかを明らかにしている。

まさにポラックが述べている通り、ISISは専門的レベルで組織されており、アメリカ軍顧問や、サウジアラビアやカタール特殊部隊顧問による支援の結果である可能性が高い。ISISは、まさに、ポラックの計画が要求する通り十分に武器も装備している。彼等は今や、戦車や、あらゆる種類のミサイル、砲、ロシア戦闘機とアメリカ・ヘリコプターを含む、わずかな航空機の寄せ集めを含む、立派で増大しつつ兵器備蓄を保有している。

ニューヨーク・タイムズは、CIAが兵器システムを"穏健な"戦士達に提供してきたことを長年報道しておいて、今やISISが高度な対空ミサイルを保有していると悲嘆している。"ISISのミサイルがイラク駐留の航空機搭乗員に危険をもたらす可能性"という記事で、こう報じている。

シリア反政府派は、2012年以来、多数のモデルの携帯式防空ミサイル・システムを蓄えているが、イスラム国も、概してシリア反政府派が使用しているあらゆる兵器を、購入、あるいは捕獲、いずれかによっていとも簡単に入手していると、軍事アナリストは語っている。

不意をつかれたイラク軍兵士も - ポラックはアメリカによる"成功"の結果だと主張している - ISISを、まさに、ポラックの夢の反政府軍に必要な兵器"で増強した。 少なくとも30輌のM1エイブラムス主力戦闘戦車が、ISISの手に落ちた。

多作のネオコン布教師マイケル・ワイスは、ウオール・ストリート・ジャーナルの記事で、そのような兵器がISISの手中に落ちた意味を過少評価しようと試みて、"イラクにおけるISISの脆弱性につけこむ - テロリストの大型兵器は保守が困難で、空から狙うのは容易" と題する署名入り記事で、こう書いている。

現在、ISISは、総計30輌以下の稼働可能なM1エイブラムス戦車と、自走式、あるいはトラック牽引式の榴弾砲(イラク軍の装備状況と、北部にどの様な師団がいたかに関する我々の情報によれば)を保有していると我々は推測している。これらは兵器は、最近の射撃戦で、イスラム国を、ペシュメルガより優位にさせた。ところが、ISISには、これらの兵器をうまく作動する状態に維持するのに必要な、高度に訓練された整備員がいない。同じ問題が、装甲ハンビーや、耐地雷・伏撃防護兵員輸送車両MRAPでも存在している。保守無しでは、これら捕獲したアメリカ車両や兵器は故障するのだ。

ところが、サウジアラビア、カタールと、ヨルダンといった、ISIS後援者連中は、これらの独裁政権は、いずれもが、アメリカ合州国自体から購入した、まさに、これらの兵器システムを大量に保有しているのだから、全く確実に、こうした兵器を良い稼働状態に維持するのに必要な、高度に訓練された整備員を保有しているのだ。もし、特に、サウジアラビアが、ISISに、資金提供し、訓練し、小型の武器やミサイルを供与しているのであれば、連中に、保守部品や適切に訓練された整備員を提供することが、一体どれほど困難なのだろう? トルコも多数のアメリカ兵器システムを保守し、具体的にM1ではないにせよ、現代の戦車を保守する能力を持っており、既にISISをかくまい、補給し、支援しているという、もう一つの不都合な真実が、読者を誤解させようとするワイスの企ての前に立ちはだかっている。

実際、ポラック"提案"は、むしろ事後報告書の様に見える。ISISは欧米が長らく探し求めていた"より良いシリア反政府軍" なのだ。これがおそらく、ISISと"戦う" アメリカの取り組みが、一体なぜ中途半端に見え、アメリカがISISから"救っている"とされている連中が、益々手ごわくなりつつある土着の人々の反対派増大を目の前にしてISISの存在を単に引き延ばす為になると信じて、一体なぜ、ヨーロッパの介入を、ISISそのものより脅威と見ているのかという理由だろう。

"軍" を構築する為の、ポラックのどの様な準備も、確実に、ISISやその分派を補強するだけに終わるだろう - ブルッキングスのポラックの様な政策立案者連中が擁護した、"穏健派"を武装させる軍事支援が、そもそもISISを生み出す結果に至ったのと全く同様に。アメリカは、ISISを生み出した責任や、説得力のない宣伝攻勢や、"本国"に対する偽装テロ攻撃や、イラクやシリアでの、一連の益々ばかげた、仕組まれた無価値な勝利を通した永続化を否認しようと必死に努力している。ダマスカス、バグダッドとテヘランが、本当の対ISIS戦を先導しているのだ。

アメリカは、どうやら、連中を"相手にして戦っている" 唯一の勢力である風を装って、ISISをできるだけ長期間保護する計画のようで、一方、ISISは益々強固になり、欧米が狙っている標的に向かっている。ISISとの"戦い"の過程で、アメリカは、何とかシリアのインフラと、防衛体制を、破壊しつつある。ところが、アメリカは、シリア、イラクとイランの軍を、ISISの脅威への反撃から排除する企みに失敗した為、今やこの地域は、ISISの必然的な崩壊と、アメリカの地政学的道具箱から、ISISが消滅する前に、ダマスカスを打倒してしまおうとするアメリカの企みとの競争という様相を呈しつつある。

トニー・カタルッチは、バンコクを本拠とする地政学研究者で、とりわけオンライン誌“New Eastern Outlook”への著者である。

記事原文のurl:http://journal-neo.org/2014/11/10/isis-is-america-s-dream-rebel-army/

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外務省OBで素晴らしい方、孫崎享氏のみではないのかも知れない。小生がうといだけだろうと切望する。体当たりで、現地に入りこんでいる元大使に国枝氏がおられる。といっても、小生、彼のご本を拝読しただけ。

2014/10/11 「イスラム国」はなぜ中東を席巻したのか “報道されない中東の真実”について、元シリア大使・国枝昌樹氏に岩上安身が聞く

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

イスラム国は典型的な米国の二枚舌外交です。「9.11テロ」でも犯人はアルカイダとしていますが、真相は権力犯罪です。これをどの国も止められない現状があります。これに抵抗しているのがロシアのプーチン氏です。正義はプーチン氏側にあります。 以上

年金支給70才時代到来か、空白の10年の繋ぎ方(4/6)

年金支給70歳時代到来か、空白の10年の繋ぎ方

PRESIDENT Online ) 2015年1月22日(木)配信

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また年金給付額が削減されれば老後の生活設計が狂う。最悪貧困生活に突入する。それを防ぐためには民間の個人年金保険が役に立つと北村氏は言う。

「銀行預金よりも利率(予定利回り)がはるかにいい商品が多く、しかも年間8万円を超える保険料を払うと最大4万円所得控除される個人年金保険を利用しないのはもったいない」。ただし個人年金保険料控除の対象とならない商品もあるので、その点は注意が必要だ。

個人年金の受け取り方は、北村氏曰く「60歳以降の生き方により変わる」。年金支給開始年齢まで空白ができるのであれば、その間を手厚くする。継続雇用が期待できるのであれば、薄く長く受け取ってもいい。若い世代でも「税額控除の対象になる年間8万円ギリギリぐらいの保険料でかけて、節税メリットを得てはどうか」というのが北村氏の考えだ。

自営業やフリーランスとして働く人はどうすべきか。投資や年金に詳しいファイナンシャル・プランナーの深野康彦氏は、国民年金基金への加入と、それに小規模企業共済を加えることを勧める。

「両者は毎月の掛け金が全額所得控除の対象になるので所得税や住民税が軽減されます。現時点での比較であれば口座管理料などのコストがかかる個人型401kや、金利が低いうえに利息が課税対象となる預金よりも優れていますよ」

お金の準備も大切だが、山崎氏は退職しても別の仕事に就ける能力や体力、働く機会を早い段階から準備しておくことが重要だと言う。

続きを読む : 「退職後に仕事として成り立

以上は「president online」より

ガンは癌にあらず第1章・春ウコンで治まった多くの症例(4)

第1章 春ウコンで治まった多くの症例

     目  次

1.1 いろいろな癌での効果
 
 1.1.1 癌への適用の先駆けとなったケース(筆者A(松井)の直腸癌?(1))

 1.1.2 癌と診断された人の疾患経過
  (1) 直腸癌(2)
  (2) 大腸癌
  (3) 肺癌(1)
  (4) 肺癌(2)
  (5) 肺癌(3)
  (6) 肺癌(4)
  (7) 肺癌(5)
  (8) 肺癌(6)
  (9) 筆者I(粕渕)の場合 前立腺癌(1)腎臓癌(1) 
  (10) 前立腺癌(2)
  (11) 前立腺癌(3)
  (12) 前立腺癌(4)
  (13) 前立腺癌(5)
  (14) 肝臓癌 (1)
  (15) 肝臓癌(2)
  (16) 肝臓癌 (3) と6疾患併発
  (17) 肝臓癌(4)
  (18) 胃癌・食道癌全摘後の転移
  (19) 胃癌
  (20) 消化管膜間質性腫瘍
  (21) 膵臓癌
  (22) 乳癌
  (23) 子宮体癌
  (24) 膀胱癌(1)
  (25) 膀胱癌(2)
  (26) 卵巣癌(1)
  (27) 脳下垂体腫瘍
  (28) 乳癌他4種の癌(1)

1.2 癌についてのまとめ 
                
1.3 糖尿病にも卓効                    
  (1) インスリン治療中のRDさん氏
  (2) 食事と運動療法中の元部下SD氏
  (3) 急激に悪化した糖尿病患者のK氏
  (4) 大腸癌と糖尿病を併発したM氏
  (5) 糖尿病薬長期間投与と食事と運動療法中のWD氏

1.4 糖尿病のまとめ
             
1.5 その他の有効だった症例           
  (1) 類天疱瘡(ルイテンポウソウ)
  (2) C型肝炎 
  (3) MRSA
  (4) 蓄膿症, 歯槽膿漏と慢性的喀痰
  (5) うつ病
  (6)シェーグレン症候群
  (7)関節炎とヘパーデン結節
  (8)帯状疱疹
  (9)花粉症
  (10)喘息
  (11)緑内障とドライアイ
  (12)水虫とひょう疽
  (13) アレルギー性発疹
  (14) アトピー性皮膚炎
  (15) 骨粗鬆症(うつ症状,子宮筋腫)
  (16) 全般的な改善

1.6.春ウコンの有効例のまとめ
      
1.7. 春ウコンの有効例拡大中に考えたこと 
  (1) どの癌も原因は同じ?
  (2) 春ウコンの活性は何か? 春ウコンは成人病にも自己免疫疾患にも有効?
    1) 制癌活性はどこからくるか?
    2) ウイルスの特効薬になるのか?
    3) 自己免疫疾患にも効くのか?
    4) 細菌感染, 真菌にも効果がある?
  (3) 春ウコンはオールマイティ?

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1章 春ウコンで治まった多くの症例

 最初に, これまで筆者らが直接関わってきたケースについて, 癌と糖尿病を中心として紹介する.

 まず, 癌の例について紹介することにする. 癌の進行過程を定量的に追求することは難しく, 快方に向かうときでも一般的には, 「何cm程の癌が, ①大きくならない, ②縮小している(寛解), ③消失した」などと表現されている. また, 臓器を摘出してみないと進行度を確定できない癌, 摘出した臓器を染色してみないと癌の存在がわからない癌, などもある. 数値で表す癌マーカーの場合も, 前立腺癌に対するPSA値b)以外は, 原理上の限界から定性的,補助的に使われることが中心であり, 癌を定量的に追跡する手段には使えないようである. 医師は癌マーカー検査で疑問が出た場合に, 生研(バイオプシ)などの確定診断を行い次のステップに進むので, 医師の診断結果をもって①末期,ターミナルケア, ②寛解, ③完治,退院, とすることが確かな判断と考えた. 幸いなことに, 今回の事例の大部分は, 日本でトップクラスと言われる病院の医師による診断結果に基づいているので, 病状などの判断に間違いはないと考えている.

 次に, 糖尿病を取り上げた. 春ウコンが風邪によく効くように思えたので, 始終風邪をひいている人に勧めたところ, 持病の糖尿病が良くなったという報告があった. そこで, 糖尿病で困っている人に健康のために勧めたところ, 糖尿病の改善が多くの人に見られた. 糖尿病は, 血糖値やヘモグロビンA1c値c) (図の中ではHA1c,Hb-a1cなどと略記した)などで定量的に調べることができるので, 数字で極力追うことにした.

 更に, MRSA,C型肝炎,うつ病,歯槽膿漏,類天疱瘡などが良くなった例は, たまたま, 風邪をひき易い人が健康のためにと春ウコンを摂り始めた結果として起こった体の変化や, 癌,糖尿病患者が併発していた疾患が治癒した事実を, 例として記したものである. 春ウコンの効能効果を求めて使用例を拡大したわけではないが, 結果的に春ウコンの効用が幅広いことを見出すことなった.

 なお, ここに取り上げた事例は, 春ウコンを摂取し始めて症状が改善した症例のなかで, 改善原因が春ウコン以外には考えられない例から選んだつもりである. また, 春ウコンによって症状が悪化したり, 副作用が出たりした事例は, 現在のところ報告されていない.
 

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月21日 (土)

ロシアの勝利

ロシアの勝利

ウクライナ停戦合意ではロシアのプーチン大統領の独壇場だったようですが、16時間の徹夜協議で辛うじて合意をみたのは『お金』です。

IMFの400億ドルのウクライナ支援発表です。
ラガルド専務理事が発表した400億ドルの支援でプーチン大統領はようやく15日からの停戦に合意したのです。

ウクライナ経済の裏を支えているのはマフィアと言われており、そのマフィアはロシア系であるとも言われているのです。

即ち、西側がウクライナに支援するということは裏を返せばロシアに資金が流れるということであり、ロシアからすれば時間を稼げばお金が入るのであれば停戦も悪くはない話となります。

もっとも、支援金はわずか400億ドルであり、それも全額が今入るわけでもなく、他と天秤にかけ400億ドルより有利な話があれば、そちらに乗ることになります。

今、ロシアはギリシャに楔を打ち込んでおり、ギリシャがロシア・中国連合に転べば莫大なお金が入りますから今はウクライナはそれほど重要ではないのです。

そのウクライナ問題でメルケル、オランドを相手に丁々発止の交渉を徹夜でやってのけたプーチンはさすがという声が出るのも当然です。

プーチン大統領を好きな政治家、職業外交官は誰一人いないはずですが、プーチン流の交渉術を評価するという政治家、職業外交官は多くいます。

あの冷徹な目で睨み付けられたら震え上がるとも言われている位、冷徹な目をしていると言われているのです。
そして発せられる言葉が震え上がる内容であれば尚更です。

これは有名な話ですが、プーチン大統領は歴史上の話を例え話ですることが多いそうで、その歴史上の話を理解できない職業外交官や政治家は相手にされないとも言われているのです。

泣く子も黙るとも言われたKGB出の政治家であるプーチン大統領に対抗できる政治家は世界にいるでしょうか?

ウクライナとギリシャを手中にしたプーチン大統領ですが、次に狙う獲物はどこでしょうか?

ロシア関係者の話からは日本だとも言われています。
日本にニンジン(北方領土返還)をぶら下げておけばフラフラとついてくると思われているようで、西側を分断する役割を日本に負わすのではないかとも見られています。

ロシアと中国が組んで日本を陥れる策を練っている可能性があり、今後ロシアの極東アジア情報には注意が必要だと言えます。



nevada_report at 09:51|Permalink│    62拍手
以上は「NEVADA ]より
ウクライナ問題は米国を中心とした欧米諸国が悪いのであり、正義はロシアのプーチン氏にありました。正義が勝って良かったのです。最終的には正義が勝たねばこの世は成り立ちません。                                        以上

内閣が一番危険と指定しているネット暴露組織またはブログは!

「内閣が一番危険と指定しているネット暴露組織またはブログ」に、飯山一郎の名前。信頼度の高い人物が書いているツイ情報なので、信頼度は高い(爆)

信頼度の高い人物が書いている下のツイ情報は…、
信頼度が高い (爆)
『てげてげ』の記事もあわせてお読み下さい。)

(飯山一郎)

以上は「文殊菩薩」より
安倍政権が危険とすることはそれだけ真相を暴露しているからです。連中の「9.11テロ」の日本版が暴露されたら困るのです。困るのは日本国民なのです。以上

恐怖の逆走が始まる、この「円安」は突然終わる(2/4)

マーケットは「スイスの次」に日本を連想し始めた。その先にあるのは円安の終了、つまりは、円高への恐怖の逆走だ。

恐ろしいことに、そんな悲劇はある日突然幕を開ける可能性が高い。

今回のスイスのケースを見ても、中央銀行幹部が無制限介入という政策こそが金融政策の中心だと言ったその数日後に前言撤回。政策終了が発表されて、急激な通貨暴騰が発生した。

翻って日本を見れば……。

「1月21日に黒田東彦日銀総裁は会見で強気な態度を示していましたが、実際はもうお手上げ状態です。原油価格の低迷もあり2%のインフレ目標は達成できそうもないうえ、再度の黒田バズーカをうてば日銀不信が高まるリスクに直面する。打つ手がなく、ファンドマネージャーであればクビになってもおかしくない窮地に陥っています。

スイスでも日本でも同じように、政策当局者が自信を失っている。となれば、基本的に、『国策には乗れ』が合い言葉だった投資家たちはなにを信じればいいのかわからなくなってしまう。これほど不透明な市場環境はありません。円安環境にある現在でも、常に円高リスクに備えなければいけない時代に突入したといえます」(通貨・国際投資アナリストの小口幸伸氏)

円安の前提が大崩壊

円高への逆走が真実味をもって語られ始めているのには、米国の事情も影響している。

そもそも昨年来の円安エンジンをふかしているのは、米国の利上げ観測。米国が利上げをすれば日米間で金利差が大きくなり、これが円安要因となると見越して、マーケットではドル買い・円売りが進んでいる。

「しかし、米国では賃金の上昇が遅れているため、消費が伸びていません。先日発表になった消費者物価指数も上昇が鈍ってきました。この結果、今年の半ばに行われると思われていた利上げが後ろにずれこむという予想が増えてきた。円安の前提となる利上げシナリオが崩れれば、円安の流れが円高に転じる可能性はあります」(東短リサーチ・チーフエコノミストの加藤出氏)

世界のメディアでは、米FRBのジャネット・イエレン議長は利上げに踏み切れないとの予測も出ている。背景にあるのは、昨年より急激に進んでいる原油安だ。

「米国が利上げをするにはインフレになっていることが条件ですが、原油価格が下げ止まらないことでインフレになりにくくなっています。原油価格は下げ止まったという楽観論を語る人もいますが、まだまだ低下するリスクは十分にある。現在1バレル=40ドル台の水準ですが、これが35ドル前後まで下がれば、円安のシナリオが崩れるのは当然。そこまでいけば産油国を中心に新興国経済が大打撃を受けて市場全体が一気にリスクオフに傾き、短期的に円が買われやすくなるというパターンになるでしょう」(株式評論家の渡辺久芳氏)

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以上は「現代ビジネス」より

ポール・クレイグ・ロバーツまでが世界的な経済崩壊を警告

Sun.2015.01.25 

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ポール・クレイグ・ロバーツまでが世界的な経済崩壊を警告

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冷静沈着で辛辣な論客で知られるポール・クレイグ・ロバーツが、「世界規模の経済崩壊が我々の目の前にある」と断言。
この人が、ここまで言うのであれば、日本の人たちも、少しくらいは、そわそわしだした方がいいでしょう。

日本、アメリカ、EUのうち誰が経済崩壊の引き金を引くか世界は見ている


22日のブルームバーグが、「欧州中央銀行(ECB)が、ヨーロッパの苦悩する銀行システムと債券市場に1兆3000億ドル(1.1兆ユーロ)の刺激策を実施する」と報じたことで、政治経済学研究所(Institute for Political Economy)を主宰している経済学者で、米政府の財務次官補を務めた他、ウォール・ストリート・ジャーナルの副編集長まで務めたポール・クレイグ・ロバーツが、「世界的な崩壊が迫っており、全世界は銃口からいつ弾が発射されるかじっと見ている」と警告しました。

・・・欧州中央銀行(ECB)第三代目総裁、ドラギは、「ヨーロッパにインフレ引き起こすためなら何でもする」と言ってきましたが、とうとうその準備が終わって、EUの債務危機に苦しんでいる国の債券を買い取ること宣言したのです。

すでに、「国債の買い入れ額は、ユーロ導入国の経済規模に応じて決めることになっており、ドイツ、フランス、イタリアの国債を集中的に買い取る枠組みになる公算が大きい」と公式にコメントしています。

今、日銀は世界が問題視するほど膨大な円を刷りまくっています。
日本のメディアは、安倍晋三の圧力に屈服して、このことがいかに世界の経済にとって危機的状況を引き寄せているか報道しません。

しかし、世界中の経済学者や論客が、マックス・カイザーが安倍政権の誕生と同時に、「banking KAMIKAZE(バンキング・カミカゼ)」と言い出したことを重要視しているのです。

・・・つまり、「世界経済崩壊の引き金を引くのは、(そそのかされた)日本の可能性が高い」、それが現実になるかも知れないと言い出しているのです。

・・・「連邦準備制度理事会は、おそらく米ドルを印刷するのを止めている。しかし、量的金融緩和の期間中に、米国の銀行は2兆6000億ドルを受け入れしまっているので、量的金融緩和を止めたといっても、実態はドルでパンパンに膨れ上がってしまっている。

その膨大なドルは、どの投資にも振り向けることができる以上、連邦準備制度理事会がドルの印刷を前提とした債券購入プログラムを停止したと言ったところで、結局は金融機関が引き続き債券を購入することになるわけだ。

もちろん、連邦制度準備理事会それ自体も、バランスシート上に4兆5000億ドルの勘定が存在し、それが利子支払いを受けて、債券を購入することを続けていくだろう」。

ポール・クレイグ・ロバーツが何を言っているのかというと、アメリカがドルを刷るのを止めたところで、時すでに遅しで、株に行っていたドルが、今度は(株 が売られて)、金利のつく米国債などの債券に回っていくだけだから、単にバブルの形を変えたに過ぎない、ということなのです。つまり、今度は債券バブルが 加速されるだけだと。

さらに、ここにきて欧州中央銀行も、ユーロを採用しているヨーロッパの国々の債券を買い取って、ユーロを印刷しまくるぞ、と宣言したわけですから、バブルがはじけるときには、想像を絶する阿鼻叫喚が訪れると警告しているのです。
それは、過去、人類が経験したことのない経済災害であると。

これで、世界の三大通貨が、こぞって地球上にばら撒かれるのです。

とはいえ、米国だけは、これらの気違いじみた方針からすでに離れています。
スイスは、欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和を宣言することを確信したので、これ以上ユーロ・ペッグ制を保つことは不可能であると判断。それでスイス国立銀行(SNB)は、先週、スイスフランとユーロとのペッグ制の放棄を宣言したのです。これは、今後、大きなうねりとなって世界中を騒がせることになるでしょう。

「全世界は、日本、米国、EUの銃身をじろじろ見ている


これで、日本、米国、EUともに、「世界崩壊」という銃を持たされたのです。
今、全世界の投資家たちは、この中の誰が引き金を引くのか、凝視しています。すでに、3者とも銃の撃鉄を起こしています。

明確に日本、米国、EUは、インフレを生成して全世界に押し付けようとしているのです。
世界中の善良な人々は、自分に問いかけなければならないのです。
「なぜ、日本、米国、EUは、こんな勝手なことをする権利を持っているのか。いったい誰が得をするのか」。

答えは、この政策からもっとも利益を得ている人々です。それがグローバル・エリートです。

「これは、世界の99%の人が気づかない方法で富を吸い上げて、そっくり1%の支配する側に移動させるための方法なのです。すべては、エリートを豊かにする仕組みであって世界の1%以外はそのために、1年365日24時間働かさせられることになるのだ」。
ポール・クレイグ・ロバーツは、確かにこのように言っているのです。(分かりやすくするために多少脚色していますが)

もちろん、安倍政権は、グローバル・エリートのためだけに働いている政権です。最終的には、ハイパーインフレを誘発して戦争に突入させるでしょう。それが狂人内閣の本当の目的です。

どういうことか、というと(ポール・クレイグ・ロバーツも、簡単に説明することは困難と言っているが)、それは彼が2013年3月1日に書いた記事「The Missing Recovery(景気回復はない )」の中で、詳細に説明されています。
(The Missing Recoveryは長いのでメルマガのみ)

これこそ、今、安倍晋三と彼の背後にいる竹中平蔵がやっていることと「瓜二つ」でしょう。
つまり、アベノミクスの結果は、すでにアメリカで2年前に出ているのです。ただ、アメリカの場合は「アベノミクス」という名前が付けられていませんが。

アベノミクスはすで失敗しているし、その行き着く先は、アメリカのような1%だけが生き残る社会です。

スイスがペッグ制を止めなければならなくなった理由


スイス国立銀行(SNB)のユーロとのペッグ制の放棄を、去年12月2日に予言していた男がいます。
それは、エゴン・フォン・グレヤーズ(Egon von Greyerz)という男で、彼はまた「全世界規模の経済崩壊」が近づいていると言っています。

エゴン・フォン・グレヤーズは、「すべての中央銀行が倒産して、そのため世界の金融システムは残存することができず、全世界規模の崩壊が目の前にある」という不吉な警告を出しています。

これに対して、ポール・クレイグ・ロバーツは、「われわれが世界規模の経済崩壊に直面しているという彼の見方は正しい」と同意しているのです。

「ドル換算で、1セントの価値もない資産に、中央銀行は100ドルを支払うことになる。
世界を経済崩壊に突き進ませているのは、各国の中央銀行が、ポンジ・スキームを維持するため、前例がない量の不換紙幣を無謀に印刷しているためである」と。

ポンジ・スキームは、アメリカでは、アベノミクスの代名詞になっています。

それを果敢に実行しているのが日銀の黒田総裁です。
すべての裏舞台を知っている亀井静香が、去年暮れに出版した「晋三よ!  国滅ぼしたもうことなかれ ~ 傘張り浪人決起する~」の中で、こう書いています。

「黒田の馬鹿たれは、欲求不満を爆発させている」

相変わらず、日銀の黒田総裁が金融緩和を進めている。やってみたところで、今の経済政策では景気後退は止められない。

・・・黒田は財務省では本流から外れていたんだよ。欲求不満が溜まっていたのかもしれない。
いずれにせよ、中央銀行の立ち位置を踏み出し、政治的な動きになっている。これは日銀の独立性を尊重した従来の日銀総裁がやらなかったことだ。前任の白川だって、俺に「この石頭!」と言われながらも、かたくなに守っていた。

・・・日銀の経済政策で実体経済が上向くというのは、今の日本では、絶対に不可能なこと。そんなの現場を見れば分かる。


恐ろしい状況が、すでに展開されている


円、ドルに加えてユーロが、これから前例がないほどの量の不換紙幣を世界経済に注ぎ込まれます。この膨大な量の紙幣が、実質経済によって産みだされる生産量とマッチしていないのです。

たとえると、それは、地面からはみ出て広がっている雪庇(せっぴ)のようなものです。

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これが、欧州中央銀行の量的金融緩和によって、ますますせり出し、最後には、その重みに耐えきれなくなって、いっせいに崩れ落ちると何が起こるでしょう。
この突き出した雪庇の真下に私たちが暮らしているのです。

それは、グローバルな経済崩壊をも引き起こす状況です。

もしスイスが、あのままスイスフランとユーロとのペッグ制を維持し続けたならば、それは何を意味していたでしょう?

欧州中央銀行の量的緩和にスライドさせてスイスフランを印刷し、それはすぐにスイスの年間の国民総生産よりずっと多いマネーが溢れるようになるのです。
まさしく雪庇の張り出しで、今回は、そのスピードは物凄く速いでしょう。確実にスイスは終わってしまうことを運命づけられたはずです。

これは、グローバル・エリートによる世界を崩壊させるための計画


破壊されるのは平均的な市民が中心です。残るのは、1%の中の、さらに1%の人たちだけです。

この先例のない莫大な量のお金を印刷してばら撒くという計画は、グローバル・エリートたちの共謀によるものです。
それでも、最終的には彼らでさえ、その破壊に巻き込まれます。
この破壊は、いくら賢明な人であっても不可抗力的です。

各国の中央銀行は、グローバル・エリートの利益に資するだけであって、崩壊は、そこから起こります。
日本、米国、ヨーロッパの金融政策と、人々との間には、なんらつながりがないのです。私たちは完全に無視されています。

実のところ、グローバル・エリートたちは、全世界の平均的な人たちを最終的にすべて破壊しようと、巨大なカタストロフィーに進むよう仕向けており、世界をカオスに叩きこもうとしているのです。

米政府内にいたポール・クレイグ・ロバーツでさえ、「グローバル・エリートが計画的に世界をカタストロフィーに導いている」と名指しで言っているのです。

安倍晋三内閣が、ポール・クレイグ・ロバーツが正面から批判しているグローバル・エリートのためだけに働いているということは、この内閣がグローバル・エリートの内閣であるという、これ以上ないほど確かな証拠なのです。


  以上、一部の要点だけ。詳しくはメルマガで。

以上は「kaleidoscope」より
アベノミクスは最初から成功することはないと分かっているのです。それを敢えてやるのは別の目的があるのです。経済崩壊を利用して一部の連中が大儲けするのです。これが安倍政権のやる政治です。このような酷い政権を支持する国民がいること自体不思議なのです。ほとんどが政治詐欺にあっているのです。                   以上

年金支給70才時代到来か、空白の10年の繋ぎ方(3/6)

年金支給70歳時代到来か、空白の10年の繋ぎ方

PRESIDENT Online ) 2015年1月22日(木)配信

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例えば現時点の年金給付額を300万円、現役世代3人で高齢者1人を支えていると仮定すると、現役世代の負担は100万円ずつになるが、将来1人で1人を支える時代が来ると現役世代は300万円負担しなければならなくなる。そこで今のうちに現役世代の負担を150万円とし、100万円(3人で300万円)は現在の高齢者へ、50万円(3人で150万円)は将来の高齢者のために事前積み立てしておく。そして1人で300万円負担する時代が来たら、事前積み立ての150万円を取り崩すことで、その時代の現役世代も150万円の負担で済み、高齢者も300万円の給付が受けられる。

このような抜本的な年金改革が実施されればよいのだが、政治的な判断の要素も大きく国はなかなか動かないだろう。

このままでは「30代、40代の現役世代が将来受け取る年金は2、3割減っていることを想定しておくべきでしょう」と楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元氏は言う。「賦課方式では入ってきた年金保険料を配分しているだけなので、ポッキリ折れるような形で年金がなくなることはない。ただ縮んでいくというイメージでしょう」。

ブレインコンサルティングオフィスの北村庄吾氏は「小手先の改正を繰り返し、おそらく10年以内には支給開始年齢を67~68歳に引き上げるでしょう。30年先には間違いなくそうなっている。70歳支給開始もありえます」。

定年が引き上げられない限り、定年と年金支給開始との間に空白期間が生まれる。

続きを読む : また年金給付額が削減されれ

以上は「president online」より

ガンは癌にあらず・目次・序章(3)

  

目    次

序章
第1章 春ウコンで治まった多くの症例
 1.1  いろいろな癌での効果
 1.2  癌についてのまとめ        
 1.3  糖尿病にも卓効
 1.4  糖尿病のまとめ
 1.5  その他の有効だった症例
 1.6  春ウコンの有効例のまとめ
 1.7  春ウコンの有効例拡大中に考えたこと

第2章
 2.1  癌などの成人病と診断されたら
 2.2  健康を取り戻していた人の中での失敗例
 2.3  健康体とは

第3章
 3.1 ウコンの仲間
 3.2 栽培の歴史
 3.3 食用としてのウコン
 3.4 ウコンの伝統行事
 3.5 沖縄が世界的な主産地

第4章
 4.1 試論(その一) 春ウコンは強く免疫を賦活
 4.2 試論(そのニ)癌などの成人病は感染症,病原体は[ウイロイド・ライク]
 4.3 試論(その三)家系は[ウイロイドライク]の垂直(母子)感染~感染,発症,分類
 4.4 試論(その四)「加齢現象はウイロイドライクやウイルスの活発化」
 4.5 試論(その五) 癌は悪化も回復も極めて速い
 
おわりに

参考文献、書籍、新聞など

用語の説明

付録1 Natureへの投稿原稿
付録2 New England Journal of Medicine への投稿原稿
付録3 出願済み特許

   序  章

(1)これまでの春ウコン法の経過
 癌の治療法としては, 手術による外科療法, 放射線照射による放射線療法, 制癌剤による化学療法および温熱療法やLAK療法a)などが広く知られている. いずれの治療方法でも早期発見,早期治療が鉄則であり, 自覚症状を伴うような進行癌では, 回復させることは至難と考えられている.  

 制癌効果のある物質の発見はよく報道されるが, インビトロ(試験管内)の話であり, 癌の特効薬開発に進んだ話は少ない. 筆者A(松井)は, 30年程前に一企業で制癌剤開発に関与し, 開発中の制癌剤の導出入をさまざまな側面から検討したなかで, 制癌剤で着目すべきは植物, と考えるに至った. しかし, その後も癌で年間何十万人もの方が亡くなるのは, 依然として癌治療の革新的方法が開発されていないからだと, 当時, 感じていた.

 ところが, 1989年, 筆者Aが末期の直腸癌を疑わざるを得ない自覚症状となった. 症状は急に進み, 2ヶ月後の激痛と大量下血は末期癌と思われたので, 手術も難しい事態と考えた. 制癌剤を調べた経験からは頼るべき制癌剤もなさそうで, 絶望的な気持で治療方法を調べていた. この時に, 知人が春ウコンの情報をもって相談に来た. 「春ウコンが癌に効くらしいと聞いたが, 制癌剤の開発経験者から見てどのように思うか」, というのである. この知人の母親は, 末期肝臓癌のため大学病院に入院中であった. この情報に多少の可能性を感じて, すぐに2人で春ウコンの摂取を始めた.

 春ウコンの用法用量を, 商品説明で言われている許容限度の2倍量と設定して, 早速試した. その結果, 癌と思われた筆者Aの疾患を速やかに抑えることができた. これと同時に, 知人の母親も, 余命半年の末期肝臓癌, と診断された大学病院で[完治]と診断される状況に到り, 退院が許可されていた. 臓器が異なる2種類の疾患が, ほとんど同じテンポで終息するという不思議なことが起こった. しかも, その一方は確かな診断がなされた末期肝臓癌であった.

 これが出発点となり, 筆者Aは親しい友人や知人のなかで, 医師が治療困難と診断したターミナルケア期の末期癌患者となった人たちに, 春ウコンの摂取を勧め始めた. その結果, いろいろの癌が同じように治まったことから, 春ウコンの摂取が癌の緊急事態回避法たり得るとの確信を持つに至った.

 その後, 筆者Aは移籍した大学で, 前立腺癌を経験して癌について調べていた筆者I(粕渕)と出会い, 癌談義が始まった. それからほどなくして, 筆者Iの知人が重度の糖尿病となり, 加えて末期大腸癌が見つかったので, 筆者Iが春ウコンを勧めたところ, この2つの重病を同時並行的に抑えるという貴重な結果を共有した. また, 同時期に見つかった筆者I自身の腎臓癌との診断結果も, 春ウコンの摂取期間25日で消失させることができた.

 筆者らが一緒に経験した身近な2つの例に触発され, 過去十数年の例を備忘録的にまとめながら, 春ウコンについて2人で論議・検討することを始めた. その間に, 抑えた癌の種類が拡がり, 再現性の確認も増えていった. その集計結果は, 末期癌を中心に29例中24例有効, 2例除外,1例経過待,1例不明,無効1となった.

 一般的には, 20%の患者に効果があれば有効な制癌剤といわれる. 春ウコンの効果は, 用法用量次第では多種類の末期癌に卓効を示し, 一般の制癌剤より遥かに高い確率で癌を抑えることができると推測できた. また, 再現性にも期待がもてる結果であると考えられた. さらに, 副次的にわかってきていた癌以外の各種疾患への春ウコンの効果は予想外のことであり, これらと癌の関係, なぜこのようなことが起こるのか, についても2人で考え始めた.

(2)適応症の広さ, 副作用の無さ, 簡便な服用方法
 春ウコン摂取により, 癌(直腸癌, 肺癌, 肝臓癌, 胃癌, 食道癌, 腎臓癌, 大腸癌, 膵臓癌, 子宮体癌, 前立腺癌, 膀胱癌, 卵巣癌, 乳癌(術後予防), または, 消化管膜間質性腫瘍)以外にも, 治癒が難しいと言われている多種多様な疾患(糖尿病, うつ病, 歯槽膿漏, 歯周病, 蓄膿症, 慢性的喀痰症, 類天疱瘡, 風邪, ヘルペス, インフルエンザ, C型肝炎, MRSA(メリシチン耐性黄色ブドウ球菌)感染症, シェーグレン症候群, 帯状疱疹, 網膜症(糖尿病性の場合を含む), 関節炎, ヘパーデン結節, 花粉症, 喘息, 血小板減少, 骨粗鬆症, または高血圧症など)への治癒効果が副次的にわかってきた. なお, 脳下垂体腫瘍はすぐに効果が現れず, 経過観察とした.

 末期癌・糖尿病・耐性菌などを簡単に抑える薬はなかなか見つからないと言われている. ところが, 春ウコンは, 癌や糖尿病などの病原体が確認できていない疾患や細菌とウイルスなど, 免疫系が非自己(異物)と認識している疾患原因を同時並行的に数ヶ月で抑えることができる. また, 春ウコンに副作用やリバウンドを現在まで経験したことがない. このため大変使いやすく, 極めて特異的な免疫賦活剤であることも確認できた.

 さらに, 春ウコンは経口摂取をするので簡便であり, しかも手術や放射線治療などに散見される後遺症が出ることもなく, 臓器の機能が失われることもない. 多くの疾患を同時並行で抑え, 前述のように副作用も殆どないので, 身体への負担の少ない優れた方法である. また, 経済性にも優れている.

(3)試論について
 癌や糖尿病などの多種多様な疾患が, 春ウコンの摂取によって容易に抑えることが可能となると, 現在の癌などに関する有力な説, [癌や糖尿病は遺伝子の変異が原因で起きる疾患であり, これが長期間かけて蓄積して発症に至る],[免疫は癌を見逃す(sneaking through説)], などに対して, これらとは異なる新しい考え方(理論)が必要となる.

 そこで本書では, 多くの事例で起きている多種多様な現象についての情報を整理し, これらの情報から得られる考え方をまとめ, [試論]として提案することにした. 「なぜ, これだけの疾患を抑えることができるか」という筆者ら自身の疑問に応える目的で考えた試論であるが, 専門的立場からのご意見を頂きたいと考えている. 以下の①~⑮がその要約である.

  • ①多くの癌や成人病は, 免疫系が非自己と認識している感染症である.
  • ②春ウコンは, 稀有な免疫賦活剤である. 健常人以上に免疫賦活をするので, 免疫力が下がったために発症した癌や成人病を始めとして, 細菌やウイルスなどの広範囲の多数の感染症を同時並行的に抑える. この点ではウコン(秋ウコン)の活性を大きく凌ぐ.
  • ③多くの癌,成人病の病原体を, 植物の病原体として発見されているウイロイドに近い, 核酸系物質(DNA,RNA)の[ウイロイド・ライク](参照:4.2)と推定した. この病原体は生命現象の根幹に極めて近いと推測できるので, 疾患を抑える方法としては, 免疫系の精緻な識別能力に頼る方法が最善である.
  • ④多くの人に等しく効くのは, 春ウコンが免疫機構の基本的な部分に作用しているからである. 逆から見れば, 免疫機構の個人差はほとんどないと言える. 極めて確率の高い効果は, 免疫賦活が確実に行われているためである. また, 免疫賦活なので耐性が起こらない.
  • ⑤各種の癌と免疫系との関係がほとんど同じなので, 各種の癌は春ウコンによる免疫賦活で治まる, と言える. 各種の癌に, 本質的な種類や差異はない. 癌が発生した臓器,細胞組織の違いによって, 癌が多種類あるように見えるだけである.
  • ⑥病原体は血液などの体液を介して, 主として垂直感染,水平感染により感染する. 感染後は親和性のある臓器を宿主として継体し, 免疫力の低下(主として加齢による)と共に発症する.
      
  • ⑦癌をはじめとする成人病の
     ㋑感染→㋺発病→㋩治癒
    を, それぞれ,
     ㋑DNAによる形質転換
     ㋺免疫力低下によって形質転換DNAが活動し始めてクロマチン構造を変化させる
     ㋩免疫力上昇によって形質転換DNAを抑えてクロマチン構造を修復する,
    というプロセスを考えた.

画像の説明

  • ⑧形質転換により感染しているウイロイド・ライクは, 免疫力の低下とともに活動が可能となり, クロマチン構造を変化させて,癌化,ホルモン分泌阻害,酵素合成阻害,蛋白質合成促進,を促し,発病に至る.
  • ⑨春ウコンの摂取により癌や成人病を抑えても,その病原体を短時間で身体から完全に取り除くことはできない.春ウコンの摂取中断で疾患は再発するが, 摂取を再開することで再び治癒と診断される状態にできる(参照:詳細は, 4.5.7の2)の図22).
  • ⑩治癒状態となっても, ウイロイド・ライクが潜伏する細胞が発症前より飛躍的に増える. そのため, 極端な免疫力の低下によって, 疾患は急速に悪化する. 病後は, アジュバント化学療法,手術,極度のストレス,過労,体温低下などによる免疫低下を避けて, 免疫賦活に努める必要がある.
  • ⑪長期的に春ウコンの摂取を継続すると, 体内に残存する病原体は減衰していくようであるが, 潜伏病原体を完全に取り除くことはできない.
  • ⑫加齢現象とは, 免疫力低下によりウイロイド・ライクやウイルスが細胞内で活動を開始する現象である.
  • ⑬成人病と加齢現象は, 免疫賦活がその防止策となる. 生活習慣病といわれる疾患は, 加齢に従い免疫力が低下するために起こる面が大きい疾患なので, 成人病または免疫病の呼称が妥当である.
  • ⑭春ウコンが有効な対象疾患は, 前述した(2)より, 適応症の領域が更に拡大することが, 容易に予見できる.
  • ⑮極めて重要なので繰り返すが, 春ウコンの効果は[用法用量]次第で決まる. 用法用量の数学モデルも重要となる.

 試論は, 得られた事実を基に,  [帰納法]を極力心がけて組み立て,推測できる範囲で[演繹法]を用いた. また,結論が言える段階ではないが,  [多くの事例で起きている多種多様な現象を比較し整理してみると, 身体の仕組みは極めて論理的に精緻にできており, また, 一般的に非論理的な説明がなされている現象は, 非自己(異物)によって起こるか, 事実の見落としがある], と考えられる. また, 必要最小限のデータで試論を組み立てているので, あらすじだけの構成となっている. 拙速な点をご理解い願いたい. さらに充分なデータが集まった段階で, 試論を再構築することを考えている.

 また, 本書の中で, 癌と糖尿病を混同している, と感じる方もあるかと思う. 癌と糖尿病を比較すると, 病状変化と春ウコン摂取(病原体と免疫力)との関係が, きわめて近い傾向を示すと判断できた. また, 両疾患が同時並行で治まった例を見ても, 春ウコンのこれらの疾患に対する効果はほとんど同等であった. この事実から, 治癒を数量的に細かく追いにくい癌について, 数量的に詳細に追える糖尿病の経過から推論できると言える.

さらに, 癌や糖尿病などの例から, 春ウコンの効果は「プラシーボ効果」o)でないと言うことができる.

(4)今後の課題
 「癌の治療は免疫を上げればよい」とわかっていても, 「今まで臨床的に免疫を上げえた例がない」1)ことも事実なのであろう. また, 「健康食品の摂取だけで癌が縮小した, もしくは生存が延長したということをヒトで証明した臨床試験は, いずれの健康食品においても検索されませんでした」2)と言われている.

 しかし, 考える視点を変え, 調査対象をもう少し拡げてみると, これらの説を否定するような方法や発見がたくさん出てくると考えている. 当初, 春ウコンだけが特殊な作用をもつものと考えていた. しかし, 調べていくうちに, 日々草3), オリーブ4)およびノニ5)などに, 類似の効果が見られることがわかってきた. どれを採用したら良いかは, 確実性,副作用,疾患別効果,経済性などが, 優劣を決めるであろう. 筆者らは, 春ウコン以外を試したことはないが, 治癒の確実さ(効果),安全性,経済性などを総合的に他の植物の情報とくらべると, 現状では, 春ウコンが最も優れていると言ってもよい.

 一方, 現時点では, 癌治療の困難さ, 治療法の選択肢の特質, 時間との競争, 延命の見込み, 最新療法の限界, 後遺症のリスク, などを総合的に理解できる人に限って, 春ウコンが選択されることになる.

 春ウコン法による癌を含む広範な疾患の治療法は, [完成]と言うにはまだ程遠い状況にある. 制癌剤や慢性疾患薬による骨髄抑制や臓器損傷が発生すると, 春ウコンの効果を低下させることがあるが, 解析が不十分である. 現在は, 癌の末期となり治療法が無くなった人について試験的に第一歩を踏み出したに過ぎない. しかし, これまでの実績から考えると, 臓器損傷がない場合には, 春ウコンの適量摂取により, 末期癌患者が癌をおさえることができ, しかも, 数年以上の単位で延命可能である. また, 癌以外の多くの疾患の治療法としても, 広範な展開が可能なので, 全疾患の投薬を考慮して春ウコンの摂取を開始する必要がある. 今後は, 専門家の間で春ウコンによる治癒効果の評価が定まり次第, 癌,糖尿病などによる絶望的な患者の救済が始まるだろう.

 再現性を幅広く調べ, また, 数年以上の経過観察をしながら, 統計学的に解析してみる必要がある. 現在は, 末期癌を抑えた人たちが何年か延命している段階で, その結果がどのようになるかの結論が得られたわけではない. 効用と限界も当然あるはずである. 今後, 他に救済手段のない人への医療行為として春ウコンを使用するようになれば, 臨床データを含めた膨大な情報量と多種多様な臨床例が集まり, 数学モデルを含めた確かな治療法として, より充実した方法になる. また, 医療経済的側面でも世界貢献につながるはずである.

(5)本書の出版の経緯と今後への期待
 本来であれば, 専門誌に投稿して専門家の評価を得た後に出版すべきとも考えて投稿を試みた。しかし、現在の医学の常識から乖離しているためか、採択されない。また、これから数年かけて本格的な臨床データを蓄積し, 春ウコンに関する実証的な研究を行った後に出版すべきという意見もあろう. しかし, その間にも時々刻々と癌で亡くなって行く人がいる. そうした緊急性を考慮し, 実証データ数としては不十分であっても, 多種類の癌を極めて高い確率で抑えているので医師の手を離れた末期癌患者に極めて有用と判断した. そこで,この方法で実証した事実が、生命科学の原理原則と矛盾しないことを確認して,出版を決意した次第である.

 本書の執筆は, 筆者らが一緒に体験した身近な2例の癌の治癒が端緒となって, 2006年1月に開始された. 試論の骨格ができた段階で, 免疫学専門の臨床医でもある友人に意見を聞くと, 「久しぶりに聞く面白い理論」と, 多少, 評価してくれた. 2006年11月に入り, 病原体はウイロイドまたはこれに近いものとの考えに到り, 本書の全体像がほぼ定まった. 1990年頃, 「春ウコンが癌に有効なら, 春ウコンを成分分画せずにそのまま利用する方がよい」と, 天然物化学者の経験を踏まえて大きな助言をして下さった農学博士伏谷伸宏氏(東京大学名誉教授)に, この段階で十数年間の報告をして評価して頂いた.

 さらに, 症例を加えて現在に至っている. 言うまでもなく, 春ウコンは食品に区分されている. 筆者らは食品であることを十分に認識して友人や知人に勧め, また, 漢方薬では副作用のない安心な薬の[上品](参照:3.2)と取り扱われていることも同時に伝えている.

 また, [癌は直る]といった類の本を出版し, 逮捕者が数名出ていることも承知している. それらの情報については詳細に調べていないので, 特段の論評は差し控える. しかし, 筆者らはいわゆる民間療法と言われるものの中に, [確かな原料を, 的確に処理し, 妥当な摂取方法]を採用すれば, 卓効を発揮するものも出てくると考えている. 試論4.1.2と4.1.3を参考に探索すると, 今後, 多数の植物などから, 春ウコンのような生理活性を持つものを発見できると考えている. 紀元前からの薬草学(インド,ギリシャ,ドイツなど)や漢方薬などの見直しも重要である.

 [春ウコンの大変広い適用範囲], [癌・糖尿病などはすべて免疫系が非自己と認識している感染症]とした点について, 「あり得ないことだ」, 「まさか?」と疑う方も多いだろう. しかし, [これらの疾患が感染症だったので, 春ウコンが持つ強力な免疫賦活力で抑えることができた], と考えている. もちろん, 「100%効果があり, 副作用がない」と言い切るつもりはない. 当然のことではあるが手遅れはあるし, また, 投薬などの臓器損傷(骨髄抑制など)により春ウコンの効果が即効的に出てこないことも経験した. このような場合は, 投薬などを絶って臓器細胞の新陳代謝を待つと,新陳代謝が進むに応じて春ウコンの効果が出ることもわかってきた. しかし, 投薬をしない場合は, 春ウコンを摂り始めて約3ヶ月で癌が影も形もなくなる症例がほとんどだったので, 免疫賦活法が選択されて制癌剤を使わない場合には,臓器損傷は問題とされない障害になるとなるはずである. これらの事実の科学的説明に挑む本書の主旨をご理解いただければ幸いである.

 「もはや救う治療法なし」, 「手術の後遺症を是非避けたい」と考える方は, 3ヶ月間摂取することをお勧めする. 現行の医療制度では自己責任となるが, 他に手段がない場合には, 試す価値が大きい方法である. その結果, [ガンは癌(=最大の難点)にあらず]が, 実感できるはずである.

以上は「春ウコン研究会」より

2015年2月20日 (金)

「邦人殺害」後も笑顔満面!それには理由がある

(“殺害”1週間後なのに)安倍・麻生・菅は、何故に官邸で「満面に笑み」を浮かべて談笑していたのか? その意味は?


「邦人“殺害”」後 わずか1週間で…
嬉しそうな笑顔! このドス黒い理由。

阿呆笑い

人質殺害から1週間たたず…安倍首相が“夜の豪遊”もう解禁
『日刊ゲンダイ』 2015年2月8日


「イスラL国」がツイッターなどSNSを使って世界中からゴロツキ青年を盛んに採用している実態。

これに国際ハッカー集団「アノニマス」が宣戦布告!
SNSのアカウントを破壊する“戦争”を始めた。「誤爆」はあるものの、結構な成果をあげているようだ。
これで「イスラL国」の恒常的な労働者不足=兵隊不足は益々進行するだろう。

「イスラL国」は恒常的な労働者不足=兵士不足にある。
首切り演技のスタッフも…、
英国から来たジハード・ジョン君に頼りきり。
とにかく、「イスラL国」は、人材不足なのだ。

だっから貴重な人財は、ずえったいに殺さない! というウラ事情。
このことを私は逝った2名はシリアで訓練中』に書いた
しかし! 2名は殺されてはいない。
2名の殺害写真は“クソコラ”(合成写真)である。
この2名は「イスラム国」にとって、重大きわまる安倍官邸の極秘を知る“人財”である。
殺すには貴重すぎる。
今後、安倍官邸をジワジワと脅し続け、莫大な機密費を毟り取るための“人財”である。
殺すには貴重すぎる。
さらに、2名は訓練すれば有能な兵士になる。
今後、日本人を誘拐拘束した時の便利な通訳になる。
殺すには貴重すぎる。

さて!真相。 (前回は、真相不明と書いた…。)
二人は、殺されていないどころか、『安倍首相が逝っちゃってる…』に書いたとおり、シリアで訓練中 である。
ドイツ人ラッパ-のように「イスラL国」への“入所式”に臨み…、
英国から来たラッパー・ジョン君のような立身出世の軌跡と奇跡を、二人は、今後、描いてゆくだろう。
…といった見方と予測が、海外のネットには散見された。

なんのことはない。
「イスラL国」=モサド=CIAというテロ連合のなかに、ニッポンは、見事に、難なく、無事に、二名の謀略諜報要因を送り込めたのである。
かくして…、
ニッポンは、CIAモサドチームの一員になれたのである。万歳!
これが、安倍・麻生・菅の(“殺害”1週間後の)「満面の笑み」の意味!
(飯山一郎)

太陽に出現した「史上最大級の超特大磁気フィラメント」は爆発することなく去って行った

2015年02月13日


太陽に出現した「史上最大級の超特大磁気フィラメント」は爆発することなく去っていった(そして講演会のお知らせ)


super-filament.jpg

▲ 2015年2月11日の Spaceweather より。


これまで書けなかったのですが、出版社の方からお願いされている講演会のことについて後で少し書かせていただきます。




太陽の史上最大級のスーパー磁気フィラメント

太陽に巨大な磁気フィラメントが現れているのですが、これがどうやら「観測史上最長クラス」のフィラメントなのです。ちょっとした「モニュメント」的な規模の磁気フィラメントですので、そのことを記しておきたいと思います。

スペースウェザーの記事で、このことについての記事が書かれています。

SUPER SOLAR FILAMENT

太陽のスーパー・フィラメント

これは間違いなく現時点の太陽系で2番目に大きなものだ。ほぼ 100万キロメートルほどの長さの磁気のフィラメントは、太陽の表面の全体に伸びている。

磁気フィラメントは、太陽の磁気によって、プラズマが太陽表面につり下げられてるものだが、このフィラメントは、通常の太陽フィラメントより 5倍から 10倍も長く、異常なほど巨大だ。

このフィラメントが不安定となり、爆発した場合、宇宙空間にフィラメント自身を投げつけることがある。そのような場合の太陽表面爆発をハイダーフレアと呼ぶ。

とのことです。

巨大な磁気フィラメントが太陽に出現した際には、これまで印象的なものについてはご紹介していましたが、「 長さ 100万キロメートル規模」のフィラメントは記憶にないです。

地球の直径が約 1万2700キロメートルですので、このフィラメントの中には、地球が 70個から 80個くらいが入るということになります。下は 80個分の地球です(この図は何だかほとんど意味のないものだと、作ってから気づきましたが)。

earth-81.gif


これまでで、太陽の磁気フィラメントで、記憶にあるのは、2010年10月の記事「[太陽の病気]NASA を狼狽させる太陽の上の巨大な磁気リング」で取り上げました、

長さ 40万キロメートルの複数のフィラメントが結合して、太陽に巨大な磁気の円を描いた


という時のもので、記事で取り上げた中では、これが最長だったと思います。

strange-filament-ring.jpg


あるいは、

太陽の表面にこれまで見たことのないサーペント(蛇)のような磁気フィラメントが多数這い回っている
 2013年06月14日

で取り上げました、「多数のフィラメントが太陽表面に唐突に出現」したという現象も印象に残っています。

filaments_2013-06-13a.jpg


これはこれでわりと不気味な現象で、この際には最も長いフィラメントは 40万キロメートルくらいの長さがあったと記されています。

しかし、今回は 100万キロメートル級ということで、この動向を見守っていました。

なぜ見守っていたかというと、上のスペースウェザーの説明にもありますように、巨大なフィラメントは、時として「フィラメントの大きなと比例した」爆発を起こすのです。

たとえば、上の方に載せました「太陽表面にグルッと渦を巻くようにフィラメントが伸びている」ようなものがいっせいに爆発すると、黒点からの巨大な太陽フレアと比較にならないような超特大フレアになる可能性を持っている、というようなことが言われているようです。

通常の太陽フレアは、黒点の活動領域で発生するものですが、このように、太陽のフィラメントから発生するフレアを「ハイダーフレア」と呼びます。下のような現象です。

爆発前
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爆発の瞬間
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NASA


地球の大きさは、大体、下のようなものですから、それほど大きなフレアに見えなくとも、ものすごい現象が常に太陽では起きていることに気づかされます。

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今回の超特大フィラメントが地球方向に面している時に大爆発を起こした場合は、地球にも影響があるだろうなと思って見ていましたが、この「長さ 100万キロメートルの超特大フィラメント」は、特に大きな爆発をするでもなく、太陽の裏側に消えようとしています。

filament-0213.jpg

Space Weather Gallery より。2月13日の太陽。撮影は栃木県のナカムラさんという方によるものです。


最近の太陽は、地球に向いている面はずっとおとなしいですが、地球に面していない時は結構活発でして、2月10日には下のような太陽フレアと CME (コロナ質量放出)を発生させています。

20150210_12.jpg


とはいえ、太陽活動は基本的には、もうずっと静かです。




今後の太陽活動は?

黒点は、先週まで 100個以上あったも日もあったのですが、現在は 50個くらいにまで減っていまして、これで新しい黒点が出現し続けなければ、このまま一気に減っていく可能性があります。

基本的には、これからは中長期の期間で、太陽活動は縮小していくはずですので、今年は、この世から様々な「興奮」が消えていく段階に入っていくと思われます。

この1年くらいは、良い方でも悪い方でも……まあ、どちらかというと、悪い方で、「騒乱」「興奮」「混沌」などのキーワードが強かったですが、それらのような状態も少しずつ消えていくのだと思います。

そして、太陽活動の縮小と共に、気候は……どうなりますかね。

こればかりは1年2年の単位で寒い暑いといっても仕方ないことですので、太陽活動が、もし著しく弱くなっていくとしたら、中長期のスパンでは、やはり、地球は寒冷化していくのかなと思います。

昨年 12月の記事、

元 NASA の気候学者が「地球はすでに今後30年以上続く寒冷期、あるいはミニ氷河期に突入した」と断定
 2014年12月04日

では、NASA のスペースシャトルのエンジニアだった気候学者のジョン・L・ケイシーという人の、

地球は 2030年代をピークとする数十年続く寒冷期に、すでに入っている


というような主張をご紹介しました。

そこでは、アメリカの報道からの記事をご紹介していますが、その中に、ジョン・L・ケイシーさんの著作について書かれていまして、そこに、

著作は、地球温暖化の正当性の誤りをも暴く。この 10年間、地球の海は冷却し続けられていることが報告され、そして、2007年からは、大気温度も同様に冷却されている。

「あなたが過去 100年間の気温のグラフを見た場合、2007年から気温は急速に低下していることがおわかりになると思います。この時の急激な低下は、過去 100年で最大のものなのです」

しかし、実際にそのように地球がすでに寒冷化していたとするならば、メディアやエリート科学者たちはどのように「地球温暖化」理論を作り出せたのだろうか?

という部分がありましたが、様々に入り組んでいるこの問題の答えのひとつが、先日の記事、

最大の地球温暖化スキャンダル: NASAやNOAA系列のデータ管理機関による「公式気温の大規模な改ざん」を英国テレグラフが暴露
 2015年02月10日

にもあるような気がします。

過去 60年間の実際の気温の傾向は、顕著な冷却化を示していたのに対して、公式の記録は劇的なほど傾向を「逆」にされ、温暖化を示すように変更されていたのだ。

という、公式気温記録を管理している2つの主要な機関(簡単にいえば、NASA と NOAA)が、気温記録を改ざんしていた疑いが、英国テレグラフにより報道されています。

とはいえ、寒冷化に向かうといっても、ケーシーさんが「2030年をピークとした」と行っているように、先は長いです。

私を含めて、これを読まれている多くの方々が、「おばあさん、おじいさんになった頃に、寒冷化のピークがやってくる」のですから、あまり気にしても仕方ないのかもしれません。

今年はサイクル24の太陽活動周期の最後となる年となるはずですので、「太陽活動の終焉」というものはどんなものかということを見ていきたいと思っています。




講演会のお知らせ

実は、ずっと以前から出版社のヒカルランドの編集者の方から、講演会の話をいただいてました。

以前も、そのような話をいただくこともあったのですが、私はこれまで頑なに「人前には出ない」ということを通してきたのですが、出版していただいた方からのお誘いを断るのも失礼なことでして、講演会、あるいはセミナーを行うことになりました。

正直、人前でしゃべることは苦手です。

とはいっても、舞台時代のように、破壊したり血まみれになるわけにもいかないでしょうし(苦笑)。

その旨、編集者の方に申し出ましたところ、ブログ「ヤスの備忘録」のヤスさんとのジョイント講演会を設定して下さいました。

私とヤスさんがひとりずつ話す時間の後、ふたりでの対談ということになるのだと思います。

私は、もともと 2008年頃にヤスの備忘録で、マヤ文明とか、予言などの記事やを読んだことを始めとして、いろいろと知ったりするキッカケとなったということもありますので、ヤスさんにはとても恩義と感謝を感じています。

講演会は、3月21日と、5月16日の2回だそうです。

告知ページや詳しい内容、お申し込みなどは、こちらのページにあります。

会場は、東京・飯田橋でして、場所など詳しくは、ヒカルランド・セミナールームにあります。
地図は、こちらです。

告知ページには、

3/21
「人類はどこから来て、どこへ行くのか? 人類と生命の起源と、その未来」

5/16
「これからの地球。私たちはこれからどのような時代を生きるのか」

というようにテーマが書かれていますが、どちらも、上のテーマに沿うというより、最近のブログに沿ったことにふれられればと思っています。

あるいは、最近少しだけ凝っているソルフェジオや 528Hz のことだとか、物質の体への影響なんかもそうですけど、自分自身が興味のあることと上のテーマがリンクできればいいなと思うのですが。

今のままですと、人類が進化する以前に(事実上という意味で)滅びかねない気さえしますし。
松果体が石化したような人々だらけの地球は、もう別のものだと思います。


それと、まあ、これは余談ですが、お引き受けした理由として「ブログの読者の方と会ってみたい」とは、かねがね思っていたんです。私は、ブログ In Deep を読んで下さっている方と実際にお会いしたことが基本的にはないのですね。

特に、ここ3年くらいは完全な隠遁生活に近い生活ぶりで、家族やご近所さん以外とはほとんど会わない日々が続いています。

お会いしたことがあるのは、何かキッカケで偶然というのはありますが、あと、昨年、中矢伸一さんの日本弥栄の会のパーティに招待いただいたことがありまして、その際、 In Deep を読んで下さっているという何名の方から声をかけていただきまして、お話しをしたことがあります。

それが思いの他、楽しかったのです。

人数とか時間とかもあるので、何ともいえないのですが、当日、時間や場所があるなら、二次会というのか、打ち上げというのか、そういうことをしたいとは思っています。

私としては、講演会のようなイベントは人生でこれが最初で最後だと思っていますので、何かの交流の場は作りたいです。

そのような感じですが、ご興味のある方はよろしくお願いいたします。

いちおう、バナーを張っておきます。
クリックで告知と申し込みページにいきます。

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私はメガネのほうです。
以上は「IN DEEP」より
現在は地球も78万年振りの「地球大異変期」にありますが、これは太陽でも同じことです。現在は太陽系惑星群すべてに異常が起きています。専門家も地球だけでなく他の惑星の異常も合わせて国民に知らせることができれば理解が進むはずです。  以上

ウクライナで抗議市民らが大統領府へ雪崩込む

【衝突】ウクライナで抗議市民らが大統領府へ雪崩込む!ウクライナ政府の強行的な反ロシア政策に国民が大激怒!

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2013年末にクーデターが発生して親欧米的な政府が樹立したウクライナですが、それに対して国民の怒りが高まっています。2月3日にウクライナの首都キエフで強行的な反ロシア政策や大統領らの辞任を求めた民衆の抗議が相次ぎ、遂にはウクライナ大統領府に民衆が雪崩れ込む事態になりました。
ウクライナ軍からも政府に抗議する兵士たちが続出中で、ウクライナの統制は大きく揺らいでいます。一方で、親ロシア派は先月から攻勢を強化しており、ウクライナ東部からウクライナ中部の方に進撃中です。


ウクライナ情勢が混沌としていますが、最大の原因はクーデター後にちゃんとした総選挙をしなかったからだと言えるでしょう。クーデターも欧米の資本が入っていて怪しいですが、多くの民衆が参加していたので、そこの点は仕方が無いと思います。
問題なのは、その後にクーデター側が独裁的な政権運営をしていることで、このままでは近い内に再び政権がひっくり返る可能性が高いです。


↓キエフ各地で抗議が行われる。
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☆キエフ、抗議市民らが大統領府へ雪崩込む(生中継)
URL http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_03/282670473/

引用:
キエフのウクライナ大統領府に数百人の抗議市民が雪崩込んだ。抗議市民はすでに国家親衛隊の第1の警戒線を突破し、会議室まで達している。

抗議市民は公式の声明を行なうため、テレビの生放送への出演を要求している。タス通信が伝えた。
抗議市民らはこれより前、自分たちの要求を直接、ポロシェンコ大統領に手渡す意向を表していた。
抗議市民は国内に戒厳令を敷くことを要求しており、そうした上で、ポルトラク国防相からヤレマ検事総長まで治安維持陣営の全ての指導部の退陣を強要している。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_03/282670473/
:引用終了

☆Штурм администрации президента Украины


以下、現地の報道など












関連過去記事

☆【ヤバイ】ウクライナ東部の戦闘、急激に拡大!歯止めが掛からず!死者は5000人以上に!大量のロケット弾が飛び交う!
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5428.html

恐怖の逆走が始まる、この「円安」は突然終わる(1/4)

経済の死角

恐怖の逆走が始まる この「円安」は突然、終わる ——「円安シフト」はもう遅い、地獄を見ることに

2015年02月03日(火) 週刊現代
週刊現代
   
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黒田総裁も難題に直面している〔PHOTO〕gettyimages

いつまでも続くはずがない

円高株安という見たくもない光景が日本市場に立ち現れたのは、1月半ばのことだった。

きっかけを作ったのはスイス。スイスの中央銀行は通貨スイスフランがユーロに対して高くならないように為替市場への無制限介入という政策を行っていたが、これを突如終了すると発表。大混乱に陥った投資家が株などのリスク資産を売る一方で、安全資産である円や日本国債への資産逃避に雪崩を打ったのである。

メディアはこの事態を「有事の円買い」と解説。スイス・ショックの余波は時の経過とともにおさまり、為替は再び円安基調に戻っていくと説明している。

しかし、そんな「安全報道」を鵜呑みにしていられない事態が水面下で進行していることはあまり知られていない。

FXプライム・チーフストラテジストの高野やすのり氏が言う。

「スイス・ショックを契機に、投資家の間で中央銀行をどこまで信用していいものかという疑心暗鬼が広まっています。そしてスイスと同じようなことが起きた場合、最も大きな影響が出てくるのは日本だと見られている。スイスは先進国の中で最も極端な金融政策をとっていましたが、そのスイスに次いで過激な政策に舵を切っているのが日本銀行だからです」

クレディ・スイス証券チーフエコノミストの白川浩道氏も言う。

「日本銀行が異次元緩和を始めてまもなく3年目に突入しますが、大量に国債を買い続けるこの政策は限界が近づいてきました。スイスの例を見てもわかるように、無理のある異常な政策はどこかでやめなければいけない時が来るのです。そして中央銀行が降りる決断をした際には、副作用は避けられない。このほどスイス中銀がギブアップすると、スイスフランは対ユーロで一気に3割ほど急騰しました。日本に置き換えれば、1ドル=120円から85円になったわけで、日本でも同様の事態になればこれほどの急激な円高シフトが起きかねないといえます」

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以上は「現代ビジネス」より
再度の円高かまたは超インフレが予想されます。いずれにしても大変なことになります。以上
 
 

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