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2015年3月24日 (火)

ガンは癌にあらず、第三章・春ウコンの歴史・・先人の知恵3.3-5(34)

3.3 食品としてのウコン
 調味料のカレーの主成分でもある秋ウコン(ターメリック)は, 色がよい, 味がよいだけで広範に栽培されてきたとは考えにくい. 当初はどうあれ, 長い間継続して栽培され, 利用されてきたのは本来その栄養・薬効を含めて体に良いからであったに違いない. 薬としてではなく, カレーとして常食するものにウコンを取り入れた先人の知恵は, 敬服に値する. まさに“医食同源”である. 熱帯地方の高温多湿の環境下ではとりわけ食物の腐敗が早いだけでなく, さまざまな微生物が繁殖しやすい. 当然, 病原菌やウイルス病も広まるのも速いであろう. その条件下で健康を保ち, 病菌に感染するのを防御するには, これらに対する免疫力・抵抗力を強くもつことが不可欠である. それを, ウコンに見出したのではないだろうか. しかも, 先に見たようにこの植物は栄養繁殖のみで, いわゆる品種改良が極めて困難である. 逆にいえば, 安定した品質を維持する上でこの上なくよい形質をもっているとも言える.

 インド洋に浮かぶスリランカは, 古代インド仏教を今も国民の大半が信じるという古代インドの伝統を引いているが, ここでは三食ともカレー料理である. また, 商店の前には朝, ウコンの粉を撒くという伝統もある. ウコンが神聖視され, 大切にされてきた証ではないだろうか. なお, スリランカでは今も生薬が多く利用されているが, スリランカ第二の首都とも言われるキャンディー市の有名な生薬専門店でも春ウコンは販売されていず, 店員も春ウコンについて知らなかった.

 関連するが, インドの隣のバングラデシュでも三食ともカレー料理であるが, ダッカにある国立農業試験場の生薬の専門家も春ウコンについては全く知見を持っていなかった. このように, インドに近い国でさえ, 現在では, 春ウコンは忘れ去られた存在となっているようである. このように世界的に見て, ウコン生産・消費の大半は秋ウコンとなっている.

 クルクマ属ではないが, 親戚にあたるショウガ科のなかには, 私たちの食生活にもなじみの深いショウガやミョウガがある. こちらは, ウコンと違いかなり北方まで栽培できる. これらにも薬効があることが知られており, 単に食事を豊かにする薬味としてだけではなく, 体にいいという先祖の生活の知恵ではなかったかと思われる.
  
 3.4 ウコンと伝統行事
 ウコンに関しては, 文化的にも興味が尽きない. 商店の前に撒くことは上に紹介したが, このほか熱帯アジアでは, ターメリックで着色した米や木綿を結婚式やお祭りに多用し, お守り(魔よけ)にもしているところがあるという. たとえばバリ島の結婚式では, 新郎新婦のテーブルに「芭蕉の葉にウコンの根とチャンパカという木蓮科の花を載せた飾り」を用意するという(十数年程前の朝日新聞の日曜版). 新聞にはウコンについての説明は何もされていなかったが, ウコンには二人の末永い健康を願う思いが込めれれているのではないだろうか.

 3.5 沖縄が世界的な主産地
 薬効からみて, 太古は春ウコンが主流であったと考えられる. しかし, いつの時点からかは不明であるが, 春ウコンは秋ウコンにとって代わられた. この理由を考えてみると, いくつかあげることができる. その一つは, 春ウコンは生育が比較的容易な沖縄で栽培されているが, (秋)ウコンに比べてやや手間がかかると言われている.

 (秋)ウコンはそのまま植えておいても多年草のように増えるが, 春ウコンの方は, いったん掘り起こし植え替える必要があるとのことである.

 その他, 食味の違いも大きい. 春ウコンは極めて苦みが強い. 人によっては「この苦みが好き」, 「とくに問題ない」という人もいる一方で, 中には勧めても「どうしても飲めない」という人もいる. さらに, 春ウコンに比べて秋ウコンが多用途に利用できる点も大きい. 食品だけでなく, 黄色の染料として現在も利用されているように, 色が鮮やかで落ちにくく防虫効果もある染料としても優れた性質がある. また, ヨーロッパではパエーリャに入れるサフランの代替品としても珍重されたようである. もちろん(秋)ウコンが一定の薬効があることは広く認められている.

 これらを総合して考えると, どこかで春ウコンに代わって秋ウコンが主流を占めるようになったと思われる. 前述のようにカレーを常食とするスリランカ, バングタデシュなどで春ウコンを探したが, 全く知られていなかった. このことからも, かなり以前から春ウコンは省みられなくなっていたと思われる.

 わが国は, 江戸時代では生薬として珍重された春ウコンも, 明治以降は全くすたれてしまった. これは西洋医学の発展と軌を一にしていると思われる. 漢方医学は全くといっていいほどかえりみられなくなったからである.

 とはいえ, 効用は確かであり, 栽培地・沖縄では, 民間薬としてほそぼそながら伝えられてきた. このことが現在, 私たちが春ウコンの恩恵に与かることができる最大の理由であり, 伝えつづけて頂いた沖縄の人たちに深く感謝せずにはいられない. そして, 今後, 沖縄が健康のシンボルとして世界中から脚光を浴びるに違いないし, また, そうしなければならないと思う.

以上は「春ウコン研究会」より

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