ガンは癌にあらず、第四章・試論(その二)4.2.3.3(47)
3) [ウイロイドライク]のイメージ
症状が治癒した後, 春ウコン摂取を中止したときに見られる再発の経過を見ていると, 肺癌などの癌と糖尿病は同じ速さで治癒しても, 再発して悪化する速度はかなり違ってくる. このことは, 癌と癌以外の成人病とでは, 病原体に種類の違いがあると推測できる. また, 同じ癌でも, 前立腺癌と肺癌や肝臓癌とでは悪化⇔回復の様相が大きく違うので, 癌または癌が発症した細胞の性質に違いがあると推測される. ウイロイドライクには増殖速度に緩急の種類がありそうなので, イメージとしては次の表14を考えている.
表14 ウイロイドライクの分類イメージ
イ)アレルギー関連(?), ロ)副腎皮質・神経クロム節, ハ)ウイルス性(?)
この病原体[ウイロイドライク]は, ウイルスのようにDNAとRNAを包む蛋白質などの殻(エンベロープやキャプシッド,キャプソメア)を持つまでに発達したものではなく, 電子顕微鏡で簡単に確認できる形にはなっていない. これらは細菌のように自己増殖ができないために, 普通の臓器細胞や神経細胞を宿主として継体や増殖をする病原体と推測している.
増殖という点ではウイルスに極めて近い形をとり, 前述したように, 太古から動物細胞を宿主としていた裸に近い病原性DNAや病原性RNAではないかと思われる. 電子顕微鏡で確認できないと言われるC型肝炎ウイルスやウイルスの暗黒期は, ウイロイドライクに近い形態をとっているとも言えるだろう.
図18 感染症の病原体分類の概要
以上より, ウイロイドライクは一般的に病原体と言われている原虫(蠕虫),微細藻類,真菌(含糸状菌),古細菌,細菌,マイコプラズマ,ウイルス,[ウイロイドライク],プリオン(?)と同列に並べ考えることができる[一群の病原体]であり, 細菌類,ウイルス類,真菌などと同様に臓器親和性があるように見える.
なお, ここで, プリオンに(?)を付けた理由は, 蛋白質は自己増殖や細胞を利用した増殖ができないので病原体となりえない, と考えたからである. プリオンは表15の⑥ⓒの結果として生成が起こる現象である.
以上は「春ウコン研究会」より
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