ガンは癌にあらず、第四章・試論(その四)4.4.2.1-2(62)
1) モノアミン仮説
かなりの確率でうつ症状が春ウコン摂取で治まる. 4.3.3の1)では, 話を単純化して[神経のクロム節と副腎皮質のウイロイドライクが増殖]とした.
うつ病の原因に[モノアミン仮説]がある. 神経伝達物質であるセロトニン,ノルアドレナリン,ドーパミンがいずれもモノアミンであることからこの名前がついた. セロトニンは気分の調整, ノルアドレナリンは気力の充実, ドーパミンは行動の動機付け, などの働きに関連すると言われている. そのほかの神経伝達物質として, アセチルコリンやエンケファリン,エンドルフィンなどのポリペチド, も発見されている.
このモノアミン仮説が正しいとすると3種類のモノアミンを出す器官に障害が出ることになるので, 3種類から1~3種のモノアミンを選ぶ[組み合わせ]から7種類のうつ症状があることになる. アセチルコリンも伝達物質とするとうつ症状の種類は15に増える. さらに沢山の神経伝達物質があると症状の種類は更に増え, これらが免疫力の状況や感染の程度によって変化するので, 複雑な症状が起こることが予測できる. これらの神経伝達物質の分泌器官に潜んでいるウイロイドライクやウイルスが, 免疫力低下に伴って活発に活動を始めると伝達物質の分泌抑制が起こり, うつ症状が始まる. しかし, 春ウコンの摂取でいくつもの分泌抑制が同時並行的におさまる.
糖尿病の場合のインスリンの分泌と膵臓のβ細胞の関係のように, うつ病はノルアドレナリンなどのモノアミン類の分泌と神経細胞の関係となる. ともに分泌器官をウイロイドライクが抑制している. 春ウコンで免疫力をあげて, この病原体を抑えることができたので, うつ病が解決した. 大部分のうつ病は[心の病]ではなく, モノアミン分泌器官に病原体が作用しているだけの単純な感染症であることが多い.
2)ストレスなどの免疫低下要因とうつ病
仕事上のストレス, 過労, 寒冷や加齢などによって免疫力が低下するとうつ病は発症し易い. WD氏の糖尿病の変動図8(参照:1.3(5))は, 免疫力の年内変動を示している. また, C型肝炎ウイルスのインターフェロン治療では, 副作用として[うつ症状]が話題となる. インターフェロンによる免疫力の低下が, 潜在的に神経伝達物質分泌器官に感染しているウイロイドライクを活性化することによりうつ症状を引き起こす, と推測できる.
産後うつの原因も, 過労やストレスによって免疫力が下がった結果として神経伝達物質分泌器官にいるウイロイドライクが動き出すとも見える. また, 60歳以上の老人性うつは, 20%というWHO(世界保健機関)の報告がある. さまざまなうつ症状も類似の状況とすると, これについても春ウコンを試してみる価値がある.
« 急落したヨーロッパ株といつ暴落しても不思議ではない金融市場 | トップページ | 海外で評価されている日本の指導者は »
「健康」カテゴリの記事
« 急落したヨーロッパ株といつ暴落しても不思議ではない金融市場 | トップページ | 海外で評価されている日本の指導者は »
コメント