熱波と寒波:アメリカ中西部で49度など記録する中、オランダでは観測史上最低の気温を記録
2015年06月17日
熱波と寒波:アメリカ中西部で49度などを記録する中、オランダでは観測史上最低の気温を記録
2015年6月17日からのアメリカ中西部の3日間の気温予測
・Weather
2015年6月15日のオランダ各地の気温
・iceagenow.info
日本も天候がかなり荒れ気味となっていますが、世界全体を見ますと、気温も地域により、高い低いにかなりのブレ幅で「記録的なもの」となっています。。
上に載せましたように、この数日、アメリカ中西部では、通常より「 15度以上も気温が高い」という大変な熱波に見舞われているとのことで、カリフォルニアのデスヴァレー国立公園では、摂氏 48.9度(華氏 120度)を記録しています。
また、湿度も極端に低くなっていて、6月16日のラスベガスの湿度は 2%だったとか。
その一方で、ヨーロッパの一部地域では、異常な寒波に見舞われていて、オランダでは、6月としては、初めて「氷点下」を記録したことが報じられています。
▲ 2015年6月16日のオランダ Telegraaf より。
いろいろとカオス気味ではあります。
オランダの報道をご紹介します。
Recordkou gemeten met zomer in zicht
Telegraaf (オランダ) 2015.06.16
夏を前に記録的な寒さが観測される
気象的には夏に入り始めているが、ここで今日のオランダの気温図を注意深く眺めてほしい。何と、昨夜は局所的に氷点下の気温を記録したのだ。
これは観測史上の記録となる。
最も低い場所では マイナス 4.1度を記録した。
これまで、6月中に、このような気温が記録されたことはない。
オランダ東部では凍結が見られたが、これまで春の終わり( 5月15日頃)以降に凍結が見られたことはない。
今日の夜も局地的に凍結の可能性がある。
6月17日の日中には気温は戻り、最高気温は、北部沿岸地域で 17度、南東部にかけては 25度となる見込みだ。
Sponsored link
以上は「地球の記録」より
現在は78万年振りの「地球大異変期」にありますので、このような気候の激変もあるのです。今までの常識が通用しない時期にあるのです。暦もあてにできない時代になったのです。 以上
« オスプレイの事故よりも重要な問題は安倍政権が進める戦争の準備だが、米では核戦争の教祖が退任 | トップページ | FRB 連邦準備制度 »
「地球大異変」カテゴリの記事
- イギリスの4カ所すべてが氷点下となった&イタリア、9月なのに雪。(2024.09.20)
- 「太陽と雲だけで21世紀の温暖化すべてを説明できる」という挑戦的な論文を読み、納得しつつも、しかし「問題は宇宙規模なんだよなあ」と改めて思う(2024.10.03)
- ヨーロッパは、真夏から「秋を飛ばして」真冬へ。大雪か洪水かどちらかに見舞われる異常気象が発生中(2024.09.28)
- イタリアでも9月の雪。しかも大雪(2024.09.18)
« オスプレイの事故よりも重要な問題は安倍政権が進める戦争の準備だが、米では核戦争の教祖が退任 | トップページ | FRB 連邦準備制度 »
コメント