安倍首相は「安保法制法案」を強行採決したいが、参院選大惨敗、退陣表明のリスクを感じ始めている
安倍晋三首相は、「安保法制法案」を強行採決したいが、参院選大惨敗、退陣表明のリスクを感じ始めている
◆安倍晋三首相、菅義偉官房長官、中谷元防衛相(日本イスラエル友好議員連盟会長)、自民党の高村正彦副総裁が、「違憲論、砂川判決、47年政府見解」などを根拠とした筋の悪い「安全保障法制整備関連法案」を次世代の党以外の野党が反対し、国会が大荒れするのを跳ね除けて強行採決してでも成立させたい。だが、べっとり「返り血」を浴びて、2016年7月の参院議員選挙で大惨敗しかねないリスクを感じ始めている。
橋本龍太郎首相が1998年7月12日の参院議員選挙で自民党が改選議席61から44へ減らして惨敗し、13日退陣を表明、30日小渕恵三首相へと政権を渡した悪しき前例がトラウマになっているのだ。自民党の現職参院議員や立候補予定者の間では、早く危機感が高まってきている。
一般市民の間でも、「安全保障法制整備関連法案」に反対する声が日増しに大きくなってきている。毎日新聞は6月13日午後3時、「ベ平連:40年ぶりに『旗』掲げて神戸をデモ行進」「◇中心メンバー『黙ってられん』…『集団的自衛権』めぐり」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「1978年に解散した『ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)こうべ』の中心メンバーが21日、政府の進める集団的自衛権行使の容認に反対し、約40年ぶりに『ベ平連』の旗を掲げて神戸・三宮をデモ行進する。『あの時立ち上がった僕らが黙ってるわけにいかない』。新組織の結成も視野に入れた活動を始める。ベトナム戦争終結40周年を機に反戦運動を振り返ろうと、平和や人権活動に取り組む神戸学生青年センター館長の飛田雄一さん(65)が3月、中心メンバーだった神戸市西区の元労組役員、西信夫さん(67)に講演を依頼したのがきっかけ。西さんは『政治には諦めしかなく、もう関わるまいと思っていたが、昔のことを調べるうちに気持ちが変わった』と話した。」
◆そこで、安倍晋三首相、菅義偉官房長官、中谷元防衛相、自民党の高村正彦副総裁の3人組が思いついたのが、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)を抱き込んで、野党を分断する作戦だ。「大阪都の是非」をめぐる住民投票で自民党大阪府連が橋下徹市長を敗北させ、政界引退を宣言するところまで落ち込ませておきながら、「利用価値がある」と見ると、掌を返して抱き込みを図る狡猾ぶりだ。維新の党の国会議員は、橋下徹市長派の「大阪組」と松野頼久代表、江田憲司前代表らの「東京組」に2分されているので、取り敢えずは、「大阪組」を抱き込んで野党の一角を崩せば、「強行採決」の色彩が薄れると計算している。橋下徹市長は、自民党が野党時代、安倍晋三首相を新党の党首に担ぎ上げようとした経緯があるので、住民投票に協力を得られなかったものの、安倍晋三首相から声がかかると、喜んで大阪から駆け付けてきた。
◆安倍晋三首相と橋下徹市長は6月14日夜、東京都内で約3時間会談した。菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事(維新の党顧問)も同席した。菅義偉官房長官は、山崎拓元副総裁(元防衛庁長官)が6月12日、亀井静香元金融担当相、武村正義元官房長官、藤井裕久元財務相とともに日本記者クラブで記者会見し、「安全保障法制整備関連法案」について反対を表明した際、「議員バッチを外している人の意見は、関係ない」とバッサリ切って捨てたのに、議員バッチもつけていない橋下徹市長の抱き込みには熱心で、いかに「ご都合主義者」であることを印象づけた。
【参考引用】
朝日新聞DIGITAL6月14日午後10時42分、「安倍首相、橋下徹氏と会談 安保法案で協力要請か」という見出しをつけて、以下のように配信した。
安倍晋三首相と維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が14日夜、東京都内で約3時間会談した。首相は橋下氏に対し、今国会の最重要法案の一つである安全保障関連法案への協力を要請したとみられる。菅義偉官房長官と維新の松井一郎顧問(大阪府知事)も同席した。維新は安保関連法案への対案を今国会に提出する方針を決めており、与党との修正協議に発展する可能性がある。安倍首相としては、法案への世論の反対が根強いことから、維新を修正協議に引き込んで賛成を得ることで、与党だけで採決に踏み切って批判を浴びるのを避けたい考えだ。
首相と橋下氏の会談は、5月の「大阪都構想」の住民投票で反対多数となった結果を受け、橋下氏が政界引退を表明してから初めて。橋下氏は、首相と菅氏が大阪都構想へのエールを送ったことに対して謝意を伝えたとみられる。
橋下氏と松井氏は首相と菅氏との会談に先立ち、維新の松野頼久代表と柿沢未途幹事長と都内で会った。柿沢氏は会談後、記者団に「自民党でも、民主党でもない、維新の党の立ち位置を大切にしようと確認した」と語った。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相が、「維新の党との連立」を提案したのに対して、橋下徹市長は「連立の条件」を示したという
◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相と橋下徹市長は6月14日夜、東京都内で約3時間会談、菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事(維新の党顧問)も同席した。一体、何を話したのか、菅義偉官房長官は「橋下徹市長が、挨拶に行きたいというので会った」と述べて、具体的なことは一切明かさなかったが、安倍晋三首相が、「維新の党との連立」を提案したのに対して、橋下徹市長は、「連立の条件」を示したという。これは、政界奥ノ院からの情報である。
以上は「板垣英顕氏」ブログより
橋本龍太郎首相が1998年7月12日の参院議員選挙で自民党が改選議席61から44へ減らして惨敗し、13日退陣を表明、30日小渕恵三首相へと政権を渡した悪しき前例がトラウマになっているのだ。自民党の現職参院議員や立候補予定者の間では、早く危機感が高まってきている。
一般市民の間でも、「安全保障法制整備関連法案」に反対する声が日増しに大きくなってきている。毎日新聞は6月13日午後3時、「ベ平連:40年ぶりに『旗』掲げて神戸をデモ行進」「◇中心メンバー『黙ってられん』…『集団的自衛権』めぐり」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「1978年に解散した『ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)こうべ』の中心メンバーが21日、政府の進める集団的自衛権行使の容認に反対し、約40年ぶりに『ベ平連』の旗を掲げて神戸・三宮をデモ行進する。『あの時立ち上がった僕らが黙ってるわけにいかない』。新組織の結成も視野に入れた活動を始める。ベトナム戦争終結40周年を機に反戦運動を振り返ろうと、平和や人権活動に取り組む神戸学生青年センター館長の飛田雄一さん(65)が3月、中心メンバーだった神戸市西区の元労組役員、西信夫さん(67)に講演を依頼したのがきっかけ。西さんは『政治には諦めしかなく、もう関わるまいと思っていたが、昔のことを調べるうちに気持ちが変わった』と話した。」
◆そこで、安倍晋三首相、菅義偉官房長官、中谷元防衛相、自民党の高村正彦副総裁の3人組が思いついたのが、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)を抱き込んで、野党を分断する作戦だ。「大阪都の是非」をめぐる住民投票で自民党大阪府連が橋下徹市長を敗北させ、政界引退を宣言するところまで落ち込ませておきながら、「利用価値がある」と見ると、掌を返して抱き込みを図る狡猾ぶりだ。維新の党の国会議員は、橋下徹市長派の「大阪組」と松野頼久代表、江田憲司前代表らの「東京組」に2分されているので、取り敢えずは、「大阪組」を抱き込んで野党の一角を崩せば、「強行採決」の色彩が薄れると計算している。橋下徹市長は、自民党が野党時代、安倍晋三首相を新党の党首に担ぎ上げようとした経緯があるので、住民投票に協力を得られなかったものの、安倍晋三首相から声がかかると、喜んで大阪から駆け付けてきた。
◆安倍晋三首相と橋下徹市長は6月14日夜、東京都内で約3時間会談した。菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事(維新の党顧問)も同席した。菅義偉官房長官は、山崎拓元副総裁(元防衛庁長官)が6月12日、亀井静香元金融担当相、武村正義元官房長官、藤井裕久元財務相とともに日本記者クラブで記者会見し、「安全保障法制整備関連法案」について反対を表明した際、「議員バッチを外している人の意見は、関係ない」とバッサリ切って捨てたのに、議員バッチもつけていない橋下徹市長の抱き込みには熱心で、いかに「ご都合主義者」であることを印象づけた。
【参考引用】
朝日新聞DIGITAL6月14日午後10時42分、「安倍首相、橋下徹氏と会談 安保法案で協力要請か」という見出しをつけて、以下のように配信した。
安倍晋三首相と維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が14日夜、東京都内で約3時間会談した。首相は橋下氏に対し、今国会の最重要法案の一つである安全保障関連法案への協力を要請したとみられる。菅義偉官房長官と維新の松井一郎顧問(大阪府知事)も同席した。維新は安保関連法案への対案を今国会に提出する方針を決めており、与党との修正協議に発展する可能性がある。安倍首相としては、法案への世論の反対が根強いことから、維新を修正協議に引き込んで賛成を得ることで、与党だけで採決に踏み切って批判を浴びるのを避けたい考えだ。
首相と橋下氏の会談は、5月の「大阪都構想」の住民投票で反対多数となった結果を受け、橋下氏が政界引退を表明してから初めて。橋下氏は、首相と菅氏が大阪都構想へのエールを送ったことに対して謝意を伝えたとみられる。
橋下氏と松井氏は首相と菅氏との会談に先立ち、維新の松野頼久代表と柿沢未途幹事長と都内で会った。柿沢氏は会談後、記者団に「自民党でも、民主党でもない、維新の党の立ち位置を大切にしようと確認した」と語った。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相が、「維新の党との連立」を提案したのに対して、橋下徹市長は「連立の条件」を示したという
◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相と橋下徹市長は6月14日夜、東京都内で約3時間会談、菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事(維新の党顧問)も同席した。一体、何を話したのか、菅義偉官房長官は「橋下徹市長が、挨拶に行きたいというので会った」と述べて、具体的なことは一切明かさなかったが、安倍晋三首相が、「維新の党との連立」を提案したのに対して、橋下徹市長は、「連立の条件」を示したという。これは、政界奥ノ院からの情報である。
以上は「板垣英顕氏」ブログより
やはり橋下氏は信用できません。自民党と連立を狙っているのです。権力を握りたいのです。そのためには政策などどうにでもすぐに変える人物です。原発再稼働反対がすぐにOKを出した前例があります。解党しかありません。 以上
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