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2015年10月に作成された記事

2015年10月31日 (土)

世界で最も愚劣な帝国

世界で最も愚劣な帝国

Dmitry Orlov
2015年10月6日

過去数週間でこの帝国は極端に愚劣になったと認識せずにはいられない。余りに愚劣で、世界で最も愚劣な帝国の肩書きに相応しいと私は確信している。これまでも十分愚劣だったと思えるが、最近の進展は、愚劣さの水準の飛躍的進歩を示唆しているように見える。

上院委員会で、アメリカ合州国中央軍司令官、ロイド・J・オースティンIII陸軍大将が、アメリカ合州国が訓練した、実に少人数のシリア人戦士、おそらく5人程度が戦闘に残っていると語って、この極端な愚劣さの片鱗が最初に表面化した。彼らを訓練し、装備を与える経費は、5億ドルだった。戦士一人あたり1億ドルになるが、軍事契約企業が代金を貰える限り、かまわないのだ。後に、この僅かな戦士すら、シリアで、ISIS/アルカイダ(連中が自分のことを何と呼んでいようが)によってカージャックされ、車両と武器を奪われたことが後に判明し、一層事態の愚劣さは増した。

オースティン大将役を先に演じたのは、ティム・バートンの映画『マーズ・アタック!』のケイシー将軍だ。実に愚劣な役だったが、彼の今の役は、経歴の上でも、愚劣さの水準の上でも、決定的に役立つだろう。

次の愚劣な瞬間は、ニューヨークの国連総会で、オバマが、与えられた15分ではなく、30分も続けて(愚劣大統領は時計の見方を知っているのだろうか?)全ての時間を費やして、誰かにとって何か意味あることは絶対に何も語らなかったものだ。

しかし、下手な介入で中東を血まみれにしたアメリカを叱りつけ、帝国の愚劣さを、全員にわかるように説明したのはプーチンの演説だった。良く繰り返されている引用は“自分が何をしでかしたか、分かっていますか?”だが、これは決して正確ではない。ロシア語の“Вы хоть понимаете теперь、чего вы натворили?”というのは、より正確に翻訳すれば“どれほど面倒な事態なのか、一体どうしてまだ理解できないのだ?”言葉は重要だ。これは世界の指導者達の集会を前に、超大国に対して語るべき言葉ではない。これはバカで言うことを聞かない子供を叱りつける言い方だ。全世界から見て、この帝国が愚劣に見えてくる。

次に起きたのは、ロシアによる、シリア国内のあらゆるテロリストに対する爆撃作戦開始(そして、おそらくはイラクも。イラクの要求は、プーチンの未処理書類入れに入っている)開始発表だ。この爆撃作戦で注目すべきは、それが完全に合法であることだ。正当な、選挙で選ばれたシリア政府が、ロシアに支援を求めたのだ。作戦は、ロシア議会で承認された。一方、アメリカがシリアで行っている爆撃作戦は全く違法だ。他国の領土を合法的に爆撃するには、正確には二つのやり方がある。1. その国の政府から依頼されている、そして 2. 国連安全保障理事会の決議だ。アメリカはいずれも得ていない。

一体なぜこれが重要なのだろう? 安全保障理事会を備えた国連は、あらゆる類の国際的な経済的・政治的な悪影響なしに、各国がお互いに交戦するのを困難にし、戦争を防ぐ機関だからだ。第二次世界大戦後、戦争は、いやなものと見なされ、戦争を防ぐべく、何かしなければならない。しかし、アメリカは、こういうものは不要だと感じたのだ。ロシア人特派員(RTのガヤーネ・チチャキャン)が、ホワイト・ハウス報道官に、一体いかなる法的権限で、アメリカはシリアを爆撃するのか質問すると、彼は当初、質問の意味がわからないふりをし、それから支離滅裂なことをぶつぶつ述べて、愚劣に見えた。ごらんの通りだ。アメリカは戦争をしたがる(というよりは、それが連中の金儲けの方法で、しかも戦争が、アメリカ政府の中でも大きな部分になっているので、アメリカの軍事契約企業が戦争をしたがるためだ)。しかし、アメリカはいずれの戦争にも勝利できず、それゆえ戦争への取り組み全てが、むしろ愚劣なものになっている(残忍なやり方で)。

アメリカの反抗にもかかわらず、国連は実際、戦争を防いでいる。最近国連は、アメリカが“厚かましい化学兵器使用に対応して、アサド政権に対し限定的攻撃を行うのを防いだ”(オバマは国連での演説でそう述べた)。これは手際良いロシア外交に支援され、その過程で、シリアは自発的に化学兵器備蓄を放棄した。外交で阻止されることなく、アメリカはシリアの方向に数発の巡航ミサイルを発射したが、ロシアはすぐさま撃墜し、それがペンタゴンでの大幅見直しのきっかけとなり、もちろん、アメリカを更に愚劣に見せた。

だが一度物笑いのたねになってしまったら、止める理由があるだろうか? 実際、オバマは止めようとする意図を見せなかった。国連総会の聴衆全員が、シリア政府の自国民に対する化学兵器攻撃など決してなかったことを知っていたのだ。化学兵器は、サウジアラビアが供給したもので、シリア反政府派が、うっかり、自分たちに使用したのだ。全員が、あなたがウソをついているのを知っていて、自分自身、自分がウソをついているのを知っていて、ウソをつくこと、これ以上愚劣なことがあるだろうか?

そう愚かな介入によって、地域全体を混乱に陥れておいて、中東で“自由と民主主義”について延々しゃべり続けるのはどうだろう? アメリカにおける唯一の理性の声は、サダム・フセイン、ムアマル・カダフィや、バッシャール・アル・アサド支配下の方が、中東はより安定していたと最近述べたドナルド・トランプのものだけのようだ。実際そうだったのだ。アメリカに残された唯一愚劣でない政治家が、あの長々とおおげさに語る金持ちのトランプだという事実が、国全体の愚劣さのハードルを高く設定してしまった。

地域全体が数千年にわたり部族社会で、更に数千年間は部族社会でありつづけるのだから、中東で“自由と民主主義”についてまくしたてるのも愚劣だ。それぞれの地域で、どれかの部族が頂点にいる。もし、そうした地域を、主権のある領土単位に切り分けようと考えれば(そのいずれも多様な国民がいるので、どれも国家とは見なせない)ので、それぞれの領土単位は、いずれかの部族によって支配されることになり、他部族は不平を言う。連中の不平につけこみ、“政権転覆”を引き起こし、その場全体が必ず燃え落ちる。

ここでの話題はイスラエルだ。イスラエルには最高の地位にある部族、ユダヤ人がおり、彼らは誰であれ、何のおとがめもなく、銃撃なり爆撃なりすることが可能なのだ。イスラエルは、 ユダヤ人は投票をするので“民主的”と見なされており、それはユダヤ人にとっては結構なことだ。シリアのアラウィ派も投票をする。そしてバッシャール・アル・アサドに投票する。もうこれで十分ではないか? アメリカの偽善と二重基準のおかげだ。

徹頭徹尾そういうことのようだ。サウジアラビアは、たった一つの部族、サウド王室によって所有されており、それ以外の全員が権利を剥奪されている。イラクはかつて、サダム・フセインの部族のスンナ派によって支配されていたが、アメリカが連中を追い出したので、今や残されたイラクの部分は、南部からきたシーア派に支配されており、スンナ派は逃亡し、ISISに加わった。これは全て、実に単純なことに思えるのだが、世界は、アメリカのイメージにあわせて、作りなおさなければならないと命じる連中のイデオロギーに反することになるので、アメリカにとってはそうではないのだ。そこで連中は、これをしようとし続け、(あるいは、連中の軍事契約企業が代金を貰っている限り、結果などどうでも良いのだから、し続けるふりをしているのだ) 、それで、自分たちが大いに愚劣に見えることを全く気にしていないようだ。

だから、典型的なパターンはこうだ。アメリカは、ある国を爆撃して、粉々にし、地上軍で侵略し、傀儡政権を樹立し、すぐさま、あるいは、そうすぐにではなく撤退する。傀儡政権が崩壊すると、統治しようのない混乱になるか、なんらかの新たな、とりわけひどい形の独裁制、あるいは、リビアやイエメンや、アフガニスタン、イラクやシリアなどの国のような破綻国家になる。こういう結果になっても、大して問題ではなく(軍事契約企業が代金を貰っている限りは)アメリカのモットーは、"愚劣になって、先に進もう"というもののようで、国を破壊し、次の爆撃作戦に向かうのだ。

しかし、ここで連中は完全に愚劣になる。シリアでは、連中は、それすら達成できていない。アメリカはISISを一年間爆撃してきた。一方、ISISは更に強大化し、更なる領土を占領した。だが連中も、アサド打倒に動き回ってはいない。そうではなく、ISISの連中は、黒い頭巾を被り、白いバスケットボール靴を履いて砂漠中を飛び回り、自撮りをし、考古学遺跡を爆破し、女性を奴隷にし、気に入らない連中の首をはねるのに忙しいのだ。

だが今や、アメリカが一年かけてできなかったことを、ロシアは五日間の爆撃で実現し、ISISの連中はヨルダンに逃亡したように見える。他の連中は、ドイツにいって、亡命を求めようとしている。これでアメリカは激怒した。アメリカが採用し、武器を与え、訓練した“自分の”テロリストをロシアが爆撃したからだ。愚劣だが、事実だ。ロシアはそうではない。ロシアのやり方は、もしテロリストのように見えて、テロリストのような動きをすれば、それはテロリストだから爆撃するというものなのだ。

だが、このやり方が、アメリカに不人気なのは理解できる。彼らは、ここで入念に兵器や機器をたっぷり注ぎ込み、そうしたもののどれも決して吹き飛ばさないよう、周辺を注意深く爆撃していたのに、ロシアが入り込み全てを吹き飛ばしているのだ! サウジアラビアは、その大半に資金提供したのだから、もう徹底的に激怒している。更に、テロリスト連中は、彼ら自身のワッハブ派-タクフィール主義の同胞で、自分たちの気にくわない様々な他のイスラム教徒のことを、自分たちのシャリア法に直接違反する不信心者と呼びたがる連中なのだ。読者はこれで誰かを思い起こされるだろうか? 誰か愚劣な人物を?

だが、ISISを捕まえ、詰め物をし剥製にしようとしているロシアや中国や、ロシアが爆撃任務で、ISISが集積したあらゆる軍需物資を破壊した後に行進して、ISIS残滓を掃討する用意ができているイランやヒズボラ戦士を止めるために、アメリカが何かができるようには見えない。だから今や、アメリカにとって、民間人死傷者を生み出したと言ってロシアを非難する情報戦を始める頃合いというわけだ。

もちろん、アメリカ人なので、連中は、この情報戦を、できる限り最も愚劣な方法で遂行する必要がある。まずロシアが全く作戦出撃もしないうちに、民間人死傷者がでた、という主張を持ち出すのだ。ウワー! それから、ジョージ・ソロスの負担で、事前に制作された、ホワイトヘルメッツの俳優連中と負傷した子供たちのエセ画像をソーシャル・メディアに公開する。そして、証拠を要求されると、いかなるものの提出も拒否する。

今のところ順調だが、もっと愚劣になるだろう。ロシアが民間人死傷者をもたらしていると大声で叫んですぐ、アメリカは、爆撃前にも、その最中にも、位置を知らされていたにもかかわらず、国境なき医師団が運営しているアフガニスタンの病院を爆撃した。“こんな形で民間人を殺害するな!” これ以上愚劣になれようか? もちろん、なれない。アメリカは、出来事について、厚顔にも、あからさまなウソを言いだすことができるのだ。“病院にはタリバン戦士が隠れていた!”いや、いなかった。“アフガニスタン人があの病院を爆撃してくれと我々に言った!”いや連中は要求していない。あの病院の爆撃は、実際、戦争犯罪だと国連は言っている。ロシアが戦犯からの批判に耳を傾けようとするだろうか? バカを言うな!

良くはわからないが、今や何でもありうるように思える。例えば、アメリカには、もはや外交政策は無いように見える。ホワイト・ハウスがあることを言うと、国務省は違うことを言い、ペンタゴンは更に違うことを言、サマンサ・パワーは、国連で、ツイッターを使って、彼女の外交政策を推進し、ジョン・マケイン上院議員は、シリア反政府派に武器を与えて、ロシア戦闘機を撃墜させたがっている。(五つ全てを? ジョン、馬鹿をいってはいけない!) もはや、ワシントンの神経中枢が明瞭な信号を送っていないため、この全ての混乱に対応して、欧州連合のアメリカ政治傀儡は、抑えきれずに痙攣し始め、台本にないことを言いだしている。

これは一体どのような結末になるのだろう? そう、どうせ我々は皆愚劣なのだから、私は控えめな提案をさせて頂きたいと思う。アメリカは、ワシントン政府中心部のあらゆるものと、バージニア州のいくつかの郡を爆撃すべきだ。これは極端に愚劣でありつづけるアメリカの能力を大きく弱めるに違いない。そして、もしそれでも効果がなかったら、だからどうだというのだろう? 結局、結果などどうでも良いのは明らかだ。軍事契約企業が代金を支払われている限りは、実に結構なのだ。

ドミトリー・オルロフは、ロシア系アメリカ人のエンジニアで、彼が“永遠の危機”と呼ぶ"アメリカ合州国の経済的、生態学的、政治的衰退と崩壊の可能性"について書いている。http://cluborlov.blogspot.com

記事原文のurl:http://cluborlov.blogspot.jp/2015/10/the-worlds-silliest-empire.html

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「世界で最も愚劣な属国」の民としては、ひとごとでない記事。連日のTPP洗脳報道を見るたびに悲しくなる。

民放も、あの元外交官氏を呼んで、TPPの虚報・洗脳宣伝。音声を消しているので何をいっているのかわからないが、「関税の話」だけに見える。もう一つの民放も同じ。そしてロシアのシリア作戦の悪魔化。全てが、本当に電気洗脳箱。TPPの狙いは関税ではない。

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ、文学賞受賞
日本では講談にもなっている『チェルノブイリの祈り』随分前に購入したまま未読だが、読む気力を失った。

彼女についてのWikiPedia記事冒頭はこうだ。

ベラルーシ人の父とウクライナ人の母をもつ。父親が第二次世界大戦後に軍隊を除隊すると、ベラルーシ・ソビエト社会主義共和国に移住し、両親は教師となった。
ベラルーシ大学でジャーナリズムを専攻

ネットで彼女の記事をいくつか読むと、かなり反ロシア的な人のよう。ベラルーシは、ウクライナとは違い、さほど反ロシア的雰囲気はないように思うが、母親がウクライナ人であるためだろうか。

『不思議の国ベラルーシ―ナショナリズムから遠く離れて』 服部倫卓著しか読んだことがない素人には、断定不可能。

『死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録』という著書も彼女にはある。
これも読んだことはないが、
『死に魅入られた人びと―日本崩壊と自殺者の記録』と読み替えたくなった。

TPP祝賀、強制収容所に向かうのが分かっている列車中で、酒盛りを強いられている気分。

「チュジニアの人権運動」ノーベル平和賞で、オバマ受賞を思い出した。そして下記記事を。

ウオール街占拠運動と"アメリカの秋":これは"カラー革命だろうか"?第一部

 

日本は凄まじい知性劣化の暗雲に覆われている

日本解体阻止

日本は凄まじい知性劣化の暗雲に覆われている

安倍70年談話の中の「先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」云々の文言が、安倍の言う「未来志向」だなどと、ふざけんじゃない!と、猛烈な反論のツイートが怒濤のように押し寄せている。
安倍晋三は、国民に自分と同じ白痴になーれ、と言っている

「謝罪を続ける宿命を背負わせて・・・」このフレーズについて、報道ステーションの古館キャスターが、やはり取り上げた。彼なら、そうすると思っていた。

確かに、この部分だけが、まるでハイライトされたように、他の言葉から浮きあがっていた。ここに安倍晋三という男の狡猾さがにじみ出ている。

まず、「先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」という言葉自体が間違っている。
だから、本来であれば(まともな国民であれば)ツイートするまでもない、ということになる。

「宿命」を「運命」とするなら、まだ意味が通るものの、「宿命」は、そもそも変えようがないものだから、これを談話の中に盛り込むこと自体が知性の欠如と言わざるを得ない。

いったいゴーストライターは誰なの知りたい。国民からの罵倒を免れない人物である。

まず、日本という国に、この時代、オギャーと生まれることは宿命である。(霊的に言えば、それ自体も自分が選択して生まれてきたのだが)
とにかく、オギャーと外界に飛び出したその瞬間に運命が紡がれる。

変えることができない宿命のことは、信仰などによって変えるしかない。ただし、本人が、「変わった」と思い込むことができれば、それでよし、ということである。信仰は、そのためにある。

私たちが、取りかかっているのは運命である。個人の運命、日本人としての集団の運命・・・

大人がやらなければならないのは、これから生まれて来る、まだ見ぬ子供たちに過酷な運命を背負わせないようにするための作業である。

そして、私たちが、どう自由を守るために闘ったのかという記憶を受け渡すことである。これが断絶されたとき、独裁国家の中の「見ざる言わざる聞かざる」の文盲奴隷となる。

それには言論の自由が絶対的な必要条件である。

安倍晋三の、「先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」というのは、事実を歪曲し、ときには情報を捏造し、真実を封印することによって、そうしよう、と言っているのである。

これは情報の遮断である。安倍の言う通りやれば、次の世代は馬鹿しかいなくなる。

すでに生まれている子供、大人は、否が応でも、現実という運命をすでに背負わされている。「そんなの嫌だ」といくら叫んでも、すでにその運命の中にいるのだから、受け入れざるを得なくなっている。

安倍晋三が「先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせないようにする」という意味は、歴史修正主義によって、「なかったことに」改ざんすることをいう。
それはペテンである。

安倍晋三という超絶白痴の最低のペテン師は、国民にもペテンを共有させ、「なかったことにしよう!」と言っているのである。

高市早苗という、知性の欠片もないどうしようもない議員が、国会議員になりたての頃、「私は生まれていない頃のことに責任はない」、つまり戦争責任はないと公言した。

戦争によって行われた人間の狂気による残虐行為の数々を、なかったことにして、果たして何が解決するというのか。

重要なことは、運命から逃げることを止めて、逆に、その運命から学び、その運命を変えようとする努力そのものである。

もっと分かりやすく言えば、運命が変わったとか、安倍の言う宿命がなくなったとか(そんなことあり得ないが)、結果は誰にも分からないのだ。

であれば、結果を求めるより、それを変えようとする努力と過程こそが重要なのである。そこには持続的な情熱と明瞭な才気、未来への希望が必要だ。

安倍は、それを放棄してしまえ、と言っている。分かるか?

もちろん、そこから希望は生まれない。いかにも、なんでも垂れ流しの晋三らしい考え方だ。


問題は、オギャーと外界に飛び出したその瞬間に背負うことになる運命が、耐えられないほどの苦痛であってはならない、ということである。
その苦痛を少しでも減らしておくことが、この国にすでに生まれている者が背負っている運命である。

安倍晋三は、今までも、これからも「常に逃げてきたし、逃げようとしている」。徹底して、「逃げる」、「逃げる」。
この70年談話も、それで埋め尽くされている。

民度とは、この運命とどう向き合うか、その態度・構えによって決まる。

民主主義を言いたいなら、まず今までのことを理解しなければならない。
それさえ理解できないのであれば、そもそも民主主義を言う資格がないどころか、トンチンカンなことを言って、他人を惑わすだけだろう。

だから、私の目には、バカッターたちのカラ騒ぎに見える。あんなものは知性の劣化でさえない。感情の劣化だ。だから、それ以下になると、獣(けだもの)と同じレベルになる。

このままでは、戦争に突入するだろう。

今になって嘆き、騒いでも手遅れの様相になって来た。相手は精神異常者たちである。

こんなことなら、なぜ2年前に気が付かなかったのか。
情報がなかったなどと言わせない。私は、今の日本の状況、そっくりのことを何度も何度も書いている。私だけでなく、何人かのブロガーも書いているのだ。

知らなかったのではなく、無関心だったのである。だから目に留まらなかったのだ。
無関心は、他人への冷酷さから来る。

今、その冷酷さが、ブーメランにように自分めがけて襲いかかろうとしているに過ぎない。

硫黄島の噴火は何を暗示しているのだろうー首都圏の大揺れか

安倍晋三の口癖は、「英霊に尊崇の念を抱いて」だ。何度聞かされたことか。
安倍は2013年4月、硫黄島を訪れて日本兵の遺骨収集に拍車をかけるよう指示した。

突撃命令を与えず、B29大型爆撃機が日本本土空襲のための滑走路建設を遅らせるために部下に玉砕することを命じた。

硫黄島は、火山島で水がない。どこも40度の高温の島だ。
そこで玉砕することは、即身成仏するより数段、辛いことだったろう。

それを指揮した栗林忠道陸軍大将の孫が、自民党の現職国会議員の新藤義孝である。

新藤は、憲法改正、集団的自衛権の行使に賛成、秘密保護法に賛成の立場。
その上、あの犯罪的な言論活動を繰り返しているネット暴徒「自民党インターネットサポータークラブ」を設立した男である。

硫黄島が、ここにきて、とうとう小規模噴火をするようになった。

この政権に対する2万人以上の英霊の怒りが噴出しているのである。

そして、それは、数日以内に、首都圏を揺るがすだろう。

桜島にも大噴火の前触れが。
川内原発が電源喪失しても、この様子では、立地住民である薩摩川内市の住民は避難さえできないだろう。

まっとうな目から見れば、川内原発の新たな事故は、すでに予知されている。それは、必ず起こるだろう。

まったく、やるせないほどの白痴たちである。たった26億円の経済効果のために、被曝を買って出るのだから。

以上は「kaleido scope」より
政権のトップが低能だと以下等分となります。類は類を呼ぶのです。安倍氏の精神は普通ではありません。明らかに異常です。言うこととやることが反対でもそれを意に解せず平然としていることです。自身の言葉の矛盾にも気が付かない変人です。明らかに気が変です。早く病院に入院させるべきです。以前に入院した精神病院へ入れなければ日本が終わりになります。                                       以上

軍事クーデター後のチリで導入されて以来、新自由主義は暴力と親和性が強いことを示している

軍事クーデター後のチリで導入されて以来、新自由主義は暴力と親和性が強いことを示している               

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     TPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)は「国境なき巨大資本」が国を支配する専制的な体制を作り上げる協定であり、その体制を全世界へ広げるため、その巨大資本は一種のカルト集団であるネオコン/シオニストと手を組み、軍事的な緊張を高めてきた。現在、巨大資本が広めようとしているのは原始的な資本主義で、一般に新自由主義と呼ばれ、フリードリッヒ・ハイエクやミルトン・フリードマンの「理論」に基づいている。この新自由主義は暴力と親和性が強い。

 1929年に株式相場が暴落した後、1930年代にハイエクは私的な投資を推進するべきだと主張し、政府が介入すべきだとするジョン・メイナード・ケインズと衝突した過去がある。ハイエクに学んだ学生の中にはデイビッド・ロックフェラーも含まれていた。

 1918年に第一次世界大戦が終わった後、アメリカは不景気になり、戦場から兵士が帰還してきたこともあって街は失業者で溢れ、ストライキやデモが続発した。1917年11月にロシアで「十月革命」(資本家/イギリスが主導権を握った「二月革命」とは区別する必要がある)が成功してボルシェビキ政権が誕生、アメリカの富豪/資本家は危機感を強めた。

 そうした中、1919年にマサチューセッツ州で現金輸送車の襲撃未遂事件があり、その容疑者としてアナーキストのニコラ・サッコとバルトロメオ・バンゼッティが逮捕されるが、これは労働運動にダメージを与えるために行われたもので、ふたりは冤罪だと信じられている。この時期、社会主義者は一斉に検挙されていた。

 その裏では富豪たちが紙幣を印刷する権利を手にしようと画策している。1910年11月22日に巨大金融機関の代表がジキル島クラブで秘密会議を開いたのが始まりで、13年12月23日に連邦準備法が成立、銀行家が紙幣を支配する連邦準備制度ができあがった。

 ケインズの理論を取り入れ、大企業の活動を規制、労働者の権利を認めたフランクリン・ルーズベルト大統領の政策を富豪/巨大資本は第2次世界大戦後、壊しにかかる。この富豪たちは1933年から34年にかけてルーズベルトを排除し、ファシズム政権を樹立させるためにクーデターを計画していた。これはスメドリー・バトラー海兵隊少将の議会証言で明らかにされている。

 そうした流れの中、1970年代半ばに宣伝されたのが新自由主義。1974年にハイエクが、76年にフリードマンがそれぞれノーベル経済学賞を受賞している。西側の支配層が「強者総取り」の新自由主義を推進すると宣言したように見える。

 この新自由主義が初めて実際の政策に使われたのはチリ。1973年9月11日にCIAを後ろ盾とするオーグスト・ピノチェトの軍事クーデターが成功、民主的に選ばれたサルバドール・アジェンデ大統領はクーデターで死亡し、後に設置される「チリ真実と和解委員会」によると、軍事政権の時代に殺されたり「行方不明」になった人は少なくとも2025名、一説によると約2万人が虐殺され、新自由主義の導入に反対するであろう勢力は壊滅状態になる。ピノチェトは議会を閉鎖、憲法の機能を停止、政党や労働組合を禁止、メディアを厳しく規制する。

 その一方、フリードマンの経済政策を採用、大企業/富裕層を優遇する政策を実施している。社会や福祉の基盤を私有化し、労働組合が弱く、低インフレーションで、私的な年金基金の、低賃金で輸出型の小さな国を目指した。1979年には健康管理から年金、教育まで、全てを私有化しようと試みている。その政策を実行したのはフリードマンの弟子たち、いわゆる「シカゴ・ボーイズ」だ。

 ハイエクと親しかったイギリスのマーガレット・サッチャーも新自由主義を導入、西側世界からロシアや中国へも広がっていく。支配層にとって有利な政策だということもあり、その伝染力は強かった。

 新自由主義の広まりに合わせたかのように、オフショア市場/タックス・ヘイブンはロンドンのシティを中心に張り巡らされている。そのネットワークはかつての大英帝国が中心。それに対抗してアメリカは1981年にIBF(インターナショナル・バンキング・ファシリティー)を開設、日本では1986年にJOM(ジャパン・オフショア市場)をオープンさせた。

 現在、西側では巨大資本という「私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化」し、民主主義は瀕死の状態。フランクリン・ルーズベルトの定義によると、西側はファシズム化しつつある。

 ちなみに、アメリカの独立宣言によると、すべての人間は平等につくられ、生存,自由そして幸福の追求を含む、侵すべからざる権利を持っている。政府がそうした権利を確実なものにしようとせず、相反することを始めた場合、また人民を絶対専制のもとに帰せしめようとする企図が明らかな場合、そのような政府をなげうち、自らの将来の安全を守る新たな備えをすることは人民にとっての権利だというだけでなく、義務。こうした覚悟がなければ、民主主義を守ることはできないのだろう。    



以上は「櫻井ジャーナル」より
理想は仲々実現は難しいものです。                      以上

和を以て貴しとなす、の真意

和を以て貴しとなす、の真意
 
鈴木葵 ( 26 会社員 ) 15/06/15 PM06
公共の益のためには、こだわりを捨てた議論が不可欠でそれには私心を去る必要がある。
聖徳太子の言葉は、集団として成果をあげる根本規範のように思われます。

***(以下、リンクより引用)***

■「和を以て貴しとなす」というのは、日本人に最も広く知られた言葉の一つだろう。

「とにかくカドを立てないで仲良くするのが一番大切」といった意味で理解している人が多いだろう。 その出典が聖徳太子の「憲法十七条」であることもよく知られているはずだ。

「憲法十七条」は『日本書紀』に載せられているため、『書紀』の史料批判の観点から学界では偽作説も出されている。 だが、個別の語句や表現に後の潤色が加わっていたにしても、基本的な内容は当時のものとして見てよいというのが歴史学界の大勢の意見だ。

■この言葉は「憲法十七条」の第1条の冒頭に出てくる。

『書紀』の訓(よ)み方を記した最古の写本である岩崎本の『書紀』(平安時代中期の書写)ではこの個所を- 「和(やわら)ぐを以(も)て貴しとし…」と訓んでいる。 そのあとは「忤(さか)ふることを無きを宗(むね)とせよ。…」と続く。

第1条全体の主旨は、この言葉を知っている多くの日本人が抱いているイメージとはやや違っている。

人はえてして派閥や党派などを作りやすい。そうなると偏った、かたくなな見方にこだわって、他と対立を深める結果になる。そのことを戒めているのだ。 それを避けて、人々が互いに和らぎ睦まじく話し合いができれば、そこで得た合意は、おのづから道理にかない、何でも成しとげられる-というのだ。

ただ「仲良く」ということではなく、道理を正しく見出すために党派、派閥的なこだわりを捨てよ、と教えているのだ。

■これは、じつは最後の条文、第17条と対応している。第17条の内容は次の通り。

「重大なことがらはひとりで決定してはならない。必ず多くの人々とともに議論すべきである。…(重大なことがらは)多くの人々と共に論じ、是非を検討してゆくならば、その結論は道理にかなうものになろう」

このように重大事の決定に独断を避け、人々と議論するにしても、各人が党派や派閥的な見方にこだわっていては、対立が深まるばかりで道理は到達できない。

したがって重大事の決定にあたり、公正な議論で道理にかなった結論を導く前提として第1条があるのだ。

★ここで注意すべきは、第1条も第17条も、討論や議論の効用を最大限に高く評価しているということだ。

これは逆に言えば、議論をウヤムヤにして表面上の一致のみを求めるいわゆる「空気の支配」や同調圧力に対しては、最も批判的な立場が示されているのだ。

「和を以て尊しとなす」という言葉は、これまで自由闊達な議論を封じ、長いものに巻かれろ式の「空気の支配」を強化する脅し文句に使われる傾向があった。

だが、それは聖徳太子の真意とは全く逆のものだ。

聖徳太子は、道理にかなった結論を得るためには、公正な議論が不可欠と考えていた。それは、どんな卓れた人物であっても、完全無欠ということはあり得ないと洞察していたからだ。

■そのことは第10条を見れば明らかだ。

「人が自分の意見と違うからといって、怒ってはならない。人にはみな心があり、心があればそれぞれ正しいと思う考えがある。…自分は聖人ではなく、相手が愚人でもない。共に凡人なのである。それゆえ相手が怒ったら、省みて自分の過失を恐れよ。…」

人は他人と意見がくい違うと、えてして自分は「聖人」で相手は「愚人」のように思いがちだ。
だが、聖徳太子は「共に凡人にすぎない」と喝破されている。冷静に考えると確かにその通りのはずだ。

この世に完全無欠な人間などどこにもいない。それなのに、自分だけが完全無欠であると思い込んでいるとしたら、それはよほどの思い上がった錯覚と言うべきだろう。

このような透徹した人間観を基礎として、聖徳太子は公正な議論が不可欠であるとし、公正な議論のために党派、派閥的なこだわりやかたくなさを排すべしとされたのだった。

■では、そうした派閥的なこだわりを捨てるにはどうすればよいのか。また公正な議論によって道理にかなう結論を得るには何のためか。これについては答えが第15条にある。

「私(わたくし)の利益に背いて公(公共利益)のために尽くすのが臣下たる者の勤めだ。およそ人に私心があれば必ず自他に恨みの感情が生まれる。恨みがあれば心からの協調ができない。協調ができなければ結局、私的な事情で公務の遂行を妨げることになる。…」

つまり公共の利益こそその目的ということになる。

そして派閥的なこだわりを捨てるためには、まず私心を去る必要があるというのだ。

■結論

完全無欠にほど遠い人間が公共の利益を実現するためには、派閥的なこだわりを捨てた公正な議論が欠かせず、そのためには各自が私心を去らねばならない。

これこそ聖徳太子が唱えた「和を以て貴しとなす」の真意だった。現代の我々も謙虚に耳を傾けるべき貴重な教訓ではあるまいか。
 
 

以上は「るいネット」より

これは「利他主義に通じます」しかし現代は利己主義が中心の世となっています。真に世も末の時勢ナノです。                          以上

自然薬(GOP)(五井野プロシンジャー)の作り方

自然薬「GOP」(五井野プロシジャー)の作り方
 
蔦宇兵衛 15/06/02 PM07

「日本のマスコミが「締め出してきた」五井野博士とはどんな人物か」(304153)「全身カビに覆われた白血病末期患者がGOP(五井野プロシジャー)で劇的回復」(304374)で紹介されている五井野博士開発の自然薬「GOP」(五井野プロシジャー)の作り方。
特許があるため製造販売することはNGだが自家消費用で作るのはOKとのこと。

リンクより
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「GOP」(五井野プロシジャー)は、ヨーロッパで最初に許可を受けた自然薬の名前です。
GOPは1990年にデンマーク中央薬事審議会から許可が下り、2000年から糖尿病やコレステロールなどの臨床実験を行って第2フェーズの前段階まで終わり、医学的にもその治療薬としての効能が証明されています。
「五井野正」博士が発明。その功績を讃えられポポフ勲章を受章。国際発明発見アカデミー正会員、ロシア芸術アカデミーの名誉会員で芸術家としても有名です。

GOP(五井野プロシジャー)は、ロシア・ラトビア・ウクライナで、末期がん患者や重度糖尿病患者の臨床試験で奇跡的成果をあげ、それぞれの国で現地の新聞・テレビに大きく紹介されています。
・3人の患者にGOPを投与したが、一日でGOP特有の身体活性化反応が現出。中でも身体の衰弱がひどく神経系統の腫瘍を抱えていた重病の少年(10歳)は翌日にはベッドの上で動け、一人でトイレに行けたと父親がこの奇跡的効果に喜んでいる。
・ベッドで寝たきりの老人(ステージ4のガン患者)は死相が出ていたのにも関わらず翌日にはベッドから起きあがることができ、食欲も出てきて持病の肺病による激しい咳も治まり、投与後10日目には自宅に帰ることが可能な状態まで元気になる。毎日不安げに付き添い意気消沈していた家族などは非常に喜び、GOPに何度も感謝の意を表していた。
・チェルノブイリの原発被害で苦しむキエフの国立ガンセンターでは、50人の子供達が全員回復した。ラトビアの国立ガンセンターでも大成功し、「脅威的だ、信じられないことが起きた」とビックニュースとして一面に取り上げられた。
etc.

このGOP(五井野プロシジャー)は、いろいろな病気に効くようですが、一番は抗腫瘍活性(腫瘍の増殖を抑制する活性、特に悪性腫瘍の増殖抑制)、つまりは癌(がん)に効くようです。

【自然薬「GOP」(五井野プロシジャー)の作り方〈参考例〉】
(用意するもの)
・マンネンタケ(黒霊芝)、もしくは代用品として(赤霊芝):100g  
・トチバニンジン(栃葉人参)=チクセツニンジン(竹節人参)、もしくは代用品としてオタネニンジン(高麗人参)、デンシチニンジン(田七人参):60g
・カワラタケ:200g
・保存容器
・食品乾燥材
・計量スプーンと計量器(1g単位で測れるもの)
・煎じ用パック
・土瓶もしくはホウロウ鍋・土鍋、または自動煎じ器

(作り方)
①マンネンタケ
②トチバニンジン
③カワラタケ
上記①②③を5:3:10の割り合いで混ぜて煎じます。

1. 粉砕:①マンネンタケ、②トチバニンジン、③カワラタケを、それぞれできるだけ細かく粉砕する。多少荒くても構わない。
2. 計量・パック詰め:マンネンタケ5g・トチバニンジン3g・カワラタケ10gをそれぞれ計量し、煎じ用パックに詰める。
3. 煎じる:土瓶800ccの水を入れ沸騰させる。沸騰したら火を最小の弱火にし、1パックを入れる。約3時間で500ccになるようにする。

参考URL:五井野プロシジャー(GOP)を作ってみました…これってキノコ茶!リンク

GOPは特許のある自然薬であり、その原料から製造方法、使用方法にいたるまで詳細の情報が特許情報として公開されています。>>特許情報はこちらリンク

特許があるため製造販売することはNG、自家消費用で作るのはOKです。興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

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以上

以上は「るいネット」より

信じて試すのも良いと思います。効くと信じると効能が出てくるようです。以上

2015年10月30日 (金)

画期的な蓄電池を開発、住宅用にも、米ハーバード大

画期的な蓄電池を開発、住宅用にも 米ハーバード大

2015/10/10 3:30

ナショナルジオグラフィック日本版

米ハーバード大学の研究チームがこのたび無害、非腐食性、不燃性の新しい素材を使った、安全安価で高性能なフロー電池の開発に成功した。(PHOTOGRAPH BY ELIZA GRINNELL, HARVARD PAULSON SCHOOL OF ENGINEERING AND APPLIED SCIENCES)
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米ハーバード大学の研究チームがこのたび無害、非腐食性、不燃性の新しい素材を使った、安全安価で高性能なフロー電池の開発に成功した。(PHOTOGRAPH BY ELIZA GRINNELL, HARVARD PAULSON SCHOOL OF ENGINEERING AND APPLIED SCIENCES)

 太陽光発電のみで電力をまかなえる家に住みたいと願うなら、曇りの日用に電力を蓄えておけて、発火するおそれのない安全な電池が必要だ。米ハーバード大学の研究者が、そんな蓄電池を考案したと科学誌「サイエンス」2015年9月25日号で発表した。

 未来の電池を開発しようと世界中の研究者がしのぎを削るなか、今回開発されたのはフロー電池と呼ばれるタイプのものだ。安価で無害、非腐食性かつ不燃性の材料でできており、しかも高性能であるという。

 「誰でも使えるようになるという意味で、畜電池は大きく前進しました」。ハーバード大学の工学教授で、論文の共同執筆者であるマイケル・アジズ氏はこう説明する。腐食の心配がない安全な電池であれば、事業用にも家庭用にも適している。「自宅の地下室にも安心して置いておける化学物質が使われています」

 気候変動問題が深刻化し、太陽光や風力などのクリーンな再生可能エネルギーへの期待が高まるにつれ、5年ほど前から電力貯蔵技術の研究がさかんになってきた。理由は簡単だ。太陽光発電や風力発電は出力の変動が大きく、太陽が出ていないときや風が吹いていないときに備えて電力を貯蔵する必要がある。

 蓄電池のなかでもよく知られているのはリチウムイオン電池だ。今から20年以上前に主に個人用電子機器向けに実用化されたものだが、特に大出力のものは高価で、発火の危険性がある。実際、電気自動車で発火事故が数件起きているほか、大量のリチウムイオン電池を輸送する貨物機で火災が発生したこともある。

 研究者たちは現在、リチウムイオン電池の改良に取り組むほか、まったく別の方式も模索している。今回のハーバード大学の研究チームのように米国エネルギー省から資金を得て、新しい材料の組み合わせや、ナノサイズの電極の開発に取り組む研究者もいる。

 アジズ氏のチームはフロー電池に注目した。フロー電池は、電気が発生する電池セルとは別のところにあるタンクの液体にエネルギーを貯蔵するため、タンクを大きくすればより多くのエネルギーを貯蔵できる。問題は、フロー電池のほとんどがバナジウムなどの高価で腐食する金属を使っていることだった。

■すでに複数の企業がアプローチ

 ハーバード大学の科学者たちは2014年、バナジウムの代わりにキノンという有機分子を使ったフロー電池を試作した。この試作品はうまく機能し、欧州の企業に製造を許諾したが、材料に有害で揮発性のある臭素が含まれていた。研究チームは今回、臭素をフェロシアニドという無害な非腐食性イオンに置き換えることに成功した。

 「フェロシアニドは青酸と同じシアン化物なので、毒性があると思われるかもれませんが、そうではありません」と、ハーバード大学のポスドク時にこの新しい素材を考えつき、現在は米コロラド大学ボールダー校に所属するマイケル・マーシャク氏は説明する。「青酸は体内の鉄イオンと非常に強く結びついて呼吸を阻害し、致死的な作用を及ぼします。これに対して、フェロシアニドは最初から鉄と結びついているので安全なのです」。フェロシアニドは食品添加物や肥料にも広く用いられているという。

 米アルゴンヌ国立研究所エネルギー貯蔵共同研究センターのジョージ・クラブツリー所長は、「この研究は、有機分子を電池に活用する新しい分野を開拓するものです」と言う。彼はこの新分野を「画期的で有望」と評価し、さらに多くの成果を生むだろうと予想する。

 今回の研究には関与していないが、米ケース・ウェスタン・リザーブ大学の工学教授で蓄電池の専門家であるロバート・サヴィネル氏は、「大容量化が容易で危険性がなく、製造コストも抑えられるでしょう」と、この電池の優れた性能を認めている。サヴィネル氏は、10年以内に商品化も可能だろうと期待を寄せるが、まださらなる検証も必要だと述べている。

 アジズ氏自身も検証の必要性を認めている。研究チームは短時間の実験結果で寿命を推定しただけなので、「何千回、何万回の充放電サイクルを経ても劣化しないことを証明する必要があります」と言う。彼は1年以内にこのテストを始めるつもりだが、ハーバード大学はそれ以前に製造を許諾する可能性がある。

 アジズ氏は、すでに複数の企業からアプローチを受けていることを打ち明け、「そう遠くない時期に商品化が実現するかもしれません」と言う。具体的な時期は、製造を許諾される企業が新興企業か大きな電池メーカーかで変わるだろう。

 ほかにも、起業家イーロン・マスク氏のテスラ・ギガファクトリー(米国ネバダ州)などが、自動車用、家庭用、事業用に畜電池の大量生産をめざしている。太陽光や風力による発電能力が上がるにつれ、エネルギー貯蔵分野の競争がもっとさかんになることをアジズ氏は期待している。

 しかし今後の電力貯蔵用電池の市場の巨大さを考えると、「最も安価な電池でさえ、需要をすべて満たすにはおそらく相当な時間がかかるでしょう」

(文 Wendy Koch、訳 三枝小夜子、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック ニュース 2015年9月29日付]

ニュースをMyニュースでまとめ読み
以上は「日経新聞」より
これが実用化すれば、便利になります。       以上

「必見のデータ」長野県の長寿日本一の原因は?

2015年08月15日


[必見のデータ]砂糖も大量摂取OK、塩も大量摂取OK、食用油も大量摂取OKを示しながら「健康と心の関係」を如実に描き出す「美しき緑の長野県」


長野県・高遠城址公園の桜
nagano-sakura.jpg
4travel.jp


最もガン死亡率が低く長寿の県がどこか初めて知った日

前回の、

認知症大国・日本の彼岸(1) …
 2015年08月14日

で、本題とは関係ないながら、私の出身地である北海道の「うつ病の多さ」、「肺ガンの死亡者数の多さ」に驚いていましたが、その「肺ガンの死者数」の県別ランキングを見ている時に、ダントツで死亡者数が少ない県がありました。

長野県です。

nagano-cancer-001.gif
肺がん死亡率


そして、さらに他のガンを見てみますと、長野県はどれも驚くほど死亡者数が少ないのでした。
長野県のガン死亡率の順位の一部
 
胃ガン  45位
大腸ガン 43位
食堂ガン 43位
胆嚢ガン 44位
肝臓ガン 46位
肺ガン  47位
となっていまして、そして、ガン全体となりますと、

長野県のガン死亡率 47県中 47位

となりまして、何だか、やたらと健康そうな空気が漂います。

しかし、面白いのは、長野県は「ガンでの死亡者」は少ないながら、ガン患者そのものが少ないわけではないのです。ガン患者数の都道府県の比較では、47県中 6位と、ガン患者自体は、むしろ多いのです。

しかも、たとえば、脳梗塞での死亡者数は、47県中 4位となっていて、病気自体が少ないわけではないようなのです。

それなのに、その長野県民たちの「生きること」に関しての実態は・・・。

たとえば、平均寿命の上位3県。

nagano-jumiyou.gif
平均寿命:男性ランキング[2010年]
平均寿命:男性ランキング[2010年]

1位 長野県 80.88歳
2位 滋賀県 80.58歳
3位 福井県 80.47歳

47位   青森県 77.28歳
上は、男性ですが、女性も1位です。

長野県が、かなりダントツの平均寿命1位であることがわかります。

私は、長寿日本一っていうのは、漠然と、沖縄なんかが1番かと思っていましたが、現在の沖縄の平均寿命は 47県中 29位で、今や平均より低いのでした。

さらに、人口10万人あたりの死亡者数を比較した死亡率のランキング。

これは数値が低ければ低いほど、「亡くなる人が少ない」ということになります。
年齢調整死亡率(男性)ランキング

1位  青森県 662.4人
--
45位 福井県 499.9人
46位 滋賀県 496.4人
47位 長野県 477.3人
と、長野県は、死亡率がすべての県の中で最も低いです。

とにかく、「死ににくい長野県民」たち。

ダイ・ハード長野県民。

象が乗っても大丈夫(いや)。

そんなスーパー県民たちはどんな生活をしているのか。

「長野県ねえ」

とイメージしてみましたが、どうもわかりません。
そこで、他のランキングをいろいろと調べてみることにしました。

意外なランキングでは、長野県は、名字が「小林さん」の人の数が日本で1番多いそうで、長野県には 69,000人の「小林さん」がいるのだそうですが、これが関係しているのか(いや)。

では、たとえば、長野県の人たちは、どんなものをどのように食べているのか。

果たして、それは健康的なものなのか。

最近、私は、少し前の、

オカ氏の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて恐怖を愛するようになったか
 2015年08月08日

という記事や、あるいは、他にもいくつかの記事の中で、

「健康というものは、食事や健康法だけで作られるものではないかも」

という考えが出てきていまして、つまり、「楽しい心」や「感謝する心」というものがなければ、真の健康には至らない、つまり、「健康は食事から作られるだけではなく、心の持ち方が最も重要」だと思っている部分があるのですけれど、そういう観点からも、この長寿の人たちの食事は気になります。

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以上は「IN DEEP」より
空気と水が良いのです。環境の良いところが原則です。    以上

放射能を無害化するアグニホートラ

放射能を無害化するアグ二ホートラ

ポニョさんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/a35bec7a6ed88feb5d96760314d5f878
<転載開始>
幾度か行われた太平洋での核実験のつけは、ニュージーランドにおいて特に顕著に現れるであろう。
人々が海産物を摂ると、食物連鎖の結果、心臓麻痺や身体のあちこちに癌を発病することになる。
7千万トンもの魚が毎年捕獲された結果、魚の量が減り、魚による海洋浄化が進まなくなった結果、海洋を不健康にして汚染度を増大させている。SSALp,46

ポニョ:福一のデブリが地下水と接触して水蒸気がもうもうと巻き上がっているけれど、マスコミは緘口令がひかれているのか一言もこの件について報道しないやろ。一部のブロガーだけが騒いでいるな。

ヨシオ:凄い放射能汚染が拡っているよな。以前はフランスの南太平洋での核実験が大きな問題やったけれど、今では東京の裏庭で放射能の危険が迫っているもんな。

核実験による核爆発のせいで海水が汚染されています。
それにともなって、海の生き物がその核物質で汚染され、それらを人が食すると人も汚染されます。
それにより、がんを引き起こすのです。27/7/02

ポニョ:その放射能に汚染された農業者を支援するために、乳酸菌を使った無毒化や福島の相馬町で奉仕をされている方からコメントをいただいたので、ロシアでレーザーを使った放射能の中和作用が発明された事をお知らせしておいたんや。

シンガポール、マレーシア、ドイツといった国々では、核実験による核爆発のせいで海水が汚染されています。
そのために、その水に住む生物はその毒(核汚染物質)を食べています。
そのような生き物を食べれば、あなたもその毒の一部を摂取することになります。
それは癌を引き起こします。
そのせいで、シンガポールやマレーシアといった国々では、子供までもが、頭や他の部分に癌を患っています。27/7/2002

ヨシオ:そのコメントを今読ましてもらったけれど、偉いお方やな。古希にしてババの元に導かれ独自に放射能汚染対策をしに、福島や秋田に出向いて農業を支援されるって凄いエネルギーを持っておられるな。それに神様の召使として働いていると最後に書いてあるやんか。こういうお方が俺たちの、ひっちゃかめっちゃかのブログを読んで頂いていると分かったら、もっとしっかりした記事を載せていけないという気になって、なんか気がしまるよな。

ポニョ:そうやろ。おいらも返事を書く時に、ちょっと緊張蚊取り線香してしまったな。

ヨシオ:なんやねんその緊張蚊取り線香って、全然緊張してないやないか。それよりロシアが放射能を中和云々は何の話やねん。聞いたことがないな。

ポニョ:それは、このブログに載っていたんや。http://jp.rbth.com/science/2015/07/17/53699.html それによると、ロシア科学アカデミーA.M.プロホロフ一般物理研究所の研究グループが、わずか1時間で放射能を中性化、安全化させる方法を発見したんやて。それでこの方法を用いて、福島の水を浄化させることも可能やと、研究者は言っているんや。一体どのようにするのかを説明するのは難しいので引用すると

一部の放射性元素は、特殊溶液中でレーザーに露光すると、すばやくかつ簡単に中性化することが判明した。 発見は実験所でレーザー照射によるナノ粒子生成の実験が行われていた時に、偶然起こった。溶液中の金属から、ナノ粒子は文字通り叩き出される。研究者はさまざまな金属と溶液で実験した。
研究チームが放射性トリウム232の溶液中に金を浸したところ、溶液はナノ粒子の生成とともに、放射線を放出しなくなった。変換が起こったのである。この効果はウラン238でも同様にあった。福島原発事故で知られているセシウム137の半減期は30年だが、整えられた条件のもとでは、1時間以内に中性バリウムに変わる。
 「我々も、核科学者たちも、まだこの現象の科学的説明を行うことができない。おそらく、溶液をこういう条件に置くと、その原子核の周囲、すなわち電子の外殻の状態が変わるのだろう」とシャフェエフ所長は話した。以上引用終了

ポニョ:という事らしい。でもまだ海のもんか山のもんか分からないけどな。

ヨシオ:そういう技術がプーチンのロシアから出て来たって面白いよな。

ポニョ:道理でどこのマスゴミも報道しないはずやぜよ。世界の希望はロシアから来るってエドガーケイシーが予言したけれど、この放射能中和化の技術が実用化されたら日本中が大喜びやろな。

ヨシオ:放射能の中和の話で思い出したけれど、俺のジャイナ教の友達の故郷ボパールで、三十年以上前に化学薬品工場で世界で一番大きな事故が起きて推定最大二万五千人もの人が亡くなったんや。今でもその汚染で毎日一人亡くなっているんや。

ポニョ:その当時大きくマスコミを賑わしたぜよ。世界中が驚いたよな。

ヨシオ:化学薬品の煙が雲のようにゆっくりと地上に降りてきて、その薬品吸った人はバタバタと倒れて死んで行ったんや。でも二つの家族はアグ二ホートラという火の神様アグ二に捧げる礼拝をしていて助かったんや。火の神アグ二に捧げるマントラを唱えながら、小さいピラミッド型の銅板で出来た容器を逆さまにして、牛の糞を乾かしたものや、ギーと言われるバターを更に純化させたものを捧げて火をつけて、護摩壇のようにして礼拝をしていたら助かったんや。ここで去年の十月の記事やけれど、久々にすまさんのブログから引用しますね。
http://ameblo.jp/smanalo/entry-11936532386.htmlより
1984年12月2日から3日の夜にかけて、世界最悪の化学工場事故がインドのマディヤプラデーシュ州ボパールで起きました。
その夜、致死的なイソシアン酸メチルガスがボパールにあるユニオンカーバイドの工場から流出し、大パニックを引き起こしたのです。

ウィキによるこの事故の経緯
1984年12月2日 - 12月3日にかけての深夜、イソシアン酸メチルの入ったタンクの中に水が流入し、発熱反応が起きた。それによりタンク内の温度は200℃にまで上昇し、一気に圧力が上昇、約40tのイソシアン酸メチル (MIC) が流出し、有毒ガスが工場周辺の町に流れ出した。この有毒ガスは肺を冒す猛毒である。有毒ガスは北西の風に乗り、ボパールの都市へと流れていった。
工場の近隣市街がスラムという人口密集地域であったこと、また事件当夜の大気に逆転層が生じて有毒ガスは拡散せず滞留したため、夜明けまでに2000人以上が死亡、15万から30万人が被害を受けた。その後数箇月で新たに1500人以上が死亡するなど被害は拡大し続け、最終的にはさまざまな要因で1万5000人 - 2万5000人が死亡したとされる。
しかしこの状況でこの2家族―S.L.クシュワハさんとM.L.ラトーレさんの2家族は無傷でした。
この2家族は日ごろからアグニホートラを行っていました。
1984年12月2日から3日の夜、工場から約1マイル離れたところに住んでいたS.L.クシュワハさんは夜中の1時半に奥さんのトリヴェニさんが嘔吐する音を耳にします。
その直後に彼自身と子供たちも咳が出始め、胸の痛みと窒息感、目に焼けるような痛みを感じはじめました。
外を見ると、パニックになった人々で通りは大混乱に陥っています。
クシュワハさんはユニオンカーバイドの工場からガスが漏れたことを伝えられ、群集に混じって被災地から逃れることにしましたが、妻のトリヴェニさんが「アグニホートラをはじめたらどうかしら」と言うので、同意してアグニホートラを行いはじめました。
するとイソシアン酸メチルガス中毒の症状は20分以内に消失しはじめたのです。
一方、M.L.ラトーレさんは何十人もの人がイソシアン酸メチルガス中毒で亡くなったボパール鉄道駅の近くに妻と4人の子供、母親と兄とともに暮らしていました。
その5年前からアグニホートラをはじめていたラトーレさんは、アグニホートラに続いてトリヤンバカム・ホーマも行いました。
有毒ガスの流出によって甚大な被害に見舞われた地域にいたにも関わらず、この2家族のなかでは死亡者も病院に入院する人すら出ませんでした。
当時、インドの新聞各紙ではアグニホートラのすばらしい治療効果が取り上げられました。
写真は1985年4月7日日曜日に発行されたThe Hindu紙の記事です。

◆ミロスラフ博士の見解

生理学的表現においては、眼のレンズや神経系のある部分などいくつかの例外を除いて人体はそのすべての元素(細胞ではなく)を絶えず入れ替えています。
この人体における元素の交換のメカニズムは正確には知られていません。
この交換のために体は常にカルシウムや銅、鉄などの元素を必要とします。
こうした元素が放射性のものでない限り、体は正常に機能します。
私たちの体はこの惑星に何百万年も前から存在している自然放射能にはうまく対処できるのですが、チェルノブイリの事故以来私たちは大きく増加した人為的放射能を相手にしているのです。
セシウム、ヨウ素、鉄など多くの放射性元素がこの地球に落ちました。
そのうちのいくつかのアイソトープの半減期はかなり長いです。
放射性元素は空気から地球のなかに入り、そこから野菜や果物など私たちの食べ物に入りました。私たちは食べ物を通して放射性元素を自分のなかに取り込みます。
これはなぜかというと私たちの体は元素が放射性か非放射性かを区別することができないからであり、したがって選択することなく元素を取り入れるのです。
いったん放射性元素が体に蓄えられると、まるで灯台のように常時放射され、周囲の細胞を破壊します。
体は感染症で反応するか(うまくいけばそれによって放射性元素が体外に排出される)、あるいは腫瘍、ガンを形成することによって反応します。
どのようにすれば体内に放射性元素を取り込むことを避けられるのでしょうか?
答えは簡単です。
体に自然な形の(非放射性の)各元素を与えなければなりません。
いったん体がこうした元素で満たされれば、これらの元素のどんな放射性バージョンもそれ以後体に吸収されることはありません。
非常にすばやく放射性元素を取り除くことができます。

新たに吸収された非放射性元素は、やがて以前に吸収されて体内に蓄えられた放射性元素に取って代わります。

さて、体を守るために私たちはどこからこうした非放射性元素を得るのでしょう?
以前行われた実験では、アグニホートラの灰は原料は放射性だったにも関わらず非放射性になったことが示されています(そのときはハーバー博士の特別な指示に従い約40人の参加者によってアグニホートラの灰が作られました)。
現在に至ってもどうしてこのようなことが可能なのか説明することは出来ませんが、この効果の測定結果は非常に明らかでした。
放射性元素を非放射性元素に変えるこのメカニズムがどのように働いているのか、私たちはまだ理解していません。
現代科学や物理学では説明がつかないのです。しかし、何度実験しても結果はいつも同じで、アグニホートラの灰には自然放射能があります。また、アグニホートラの灰は全92種の自然科学元素を含んでいます。このように体のすべての必要条件をカバーすることができますから、毎食前に小さじ一杯程度のアグニホートラの灰を食べることをみなさんにお勧めします。
一番重要なのは、午前中です。もっと簡単なのは、気軽にとることができる灰のタブレットを作ることでしょうね。
ハーバー博士は、大量のアグニホートラの灰を作る必要があると述べられました。「バレルで」と。でも、植物にもアグニホートラの灰を与えるべきですね。
彼らも放射能という同じ問題に直面しているのですから。
ちなみに、ボパールの事故はまだ終わっていません。
ユニオンカーバイドは何の責任も取らないまま、30年経った今でも毎日一人の方がこの事故の影響で亡くなるそうです。
この周辺地域では女性のガンが115%増加。
2001年にアメリカの多国籍企業ダウ(DOW)がユニオンカーバイドを買収しましたが、この事故に関する補償については「これは私たちの責任だとは思わない」と答えています。
どこの国でも政府や企業はまず責任を取らないですし、そうでなくても自分と自分の家族を守るにはできる範囲で取捨選択していくことが必要ですね。
/////////////引用終わり/////////////

ポニョ:ふーん。それじゃもう既に何千年も前からアグ二ホートラという護摩壇によって、大気や土壌を浄化する方法があったんか?

ヨシオ:そういうことや。科学者もその効果について調査していて、実際チェルノブイリの放射能で汚染された土壌がこのアグ二ホートラによって無害になった事例も報告されているんや。

“皆さんは、自分の利益と自分の幸福、そして人類全体の幸福のために、この神聖なヤグニャに参加しました。
このヤグニャは、ほんの一握りの人のためになされたのではなく、世界全体のためになされました。
ここで唱えられたマントラは、空中で混ざり合い、全宇宙に広がっています。
これらの神聖な音は、私たちの心ハートに入り、清めました。
ですから、このヤグニャで唱えられたマントラはこの場所だけに限定されている、と考えてはなりません。
マントラは全世界に広がっています。
このヤグニャは、インドのためだけになされたのではなく、世界のすべての国のためになされたのです。9/8/06

ここで、春秋社から出版されている土壌の神秘という本から一部を引用すると
http://himorogian.jp/tayori/2011/05/post-68.htmlひもろぎ庵様より引用

アユルベーダで用いられる「アグニホートラ」と呼ばれるヒンズー教由来の特殊な儀式と、その儀式によって作られる灰に放射能除去効果があるという情報をご紹介します。
私の愛読書の一つである「土壌の神秘」(春秋社)という本の第19章で、チェルノブイリ原発事故後の土壌汚染の改善に用いられたアグニホートラについて紹介されています。
ピラミッドを逆さにしたような銅製の器《大きさは托鉢用の鉢くらいで、ジッグラト(古代バビロニア・アッシリアの段階式のピラミッド型寺院)のように段々がついている》の中に置かれる乾燥した牛糞と、スプーン1杯のギーと一握りのバスマティ米がヒンディー語のマントラと炎に合わせて燃え上がると、パールグレーの煙がチラチラ燃える赤や青の炎から渦を巻いて立ちのぼり、周囲の大気を浄化し、不思議なことに、その地域で栽培されている果物や野菜の質と量を共に増すのだと信じられています。
アグニとはサンスクリット語で「火」を、ホートラは「浄化の行為」を意味します。
アグニホートラは日本の密教で行われている護摩に似ていると考えられます。
火は日の出と日没の時刻きっかりに点火しなければなりません。
アグニホートラは儀式自体に付近一帯の大気を浄化するはたらきがある上、生成された灰をマントラと共に農地にまくととても健康で色や味の良い野菜や果物がたくさん穫れるそうです。
また、この灰は生命体に殺菌効果や抗凝血効果や組織収縮効果をもたらすので切り傷や打撲傷の治療薬として優れているし、服用すれば公害物質による体内汚染や放射性物質による内部被曝の浄化法として優れた効果があると言われています。

アグニホートラの煙を吸うと、肺から血液に取り込まれ循環系に素晴らしい影響を与えるそうです。アグニホートラを1972年にアメリカに伝えたのはヴァサント・V・パランジェという名のバラモン僧で、ヴェーダが教える太古の浄化の知恵をこの惑星に再び導入する責務を負った高徳の僧から授かってきたのだそうです。
パルマ・サドグル・シュリ・ガジャナン・マハラジというその高徳の聖者は、カルキ《ヴィシュヌ神の最後の(10番目)の化身で、悪を滅ぼし法(ダルマ)を復興すると言われる未来の救世主》の化身だと信じられていました。
ヴァサントのお告げは実に単純で、「幸せであれ! 今このとき、この場において幸せであれ! そしてこの惑星を浄化するためにアグニホートラを実践しなさい」というものです。

宗教や信仰を問わず誰がやっても構いません。
実践者の中にはアグニホートラを世界各地でたくさんの人々が行うようになれば地球全体が浄化されると言う人もいます。
アグニホートラにおける形成力の鍵を握っているのはピラミッド型容器の中で燃えている火が発する「音」と歌うように唱えられるマントラの共鳴効果で、それが細胞を活性化し再生の循環を促す極めて重要な役割を演じるとヴァサントは語っています。
牛糞を使うことや日の出と日没に儀式を行うところなどがシュタイナーのバイオダイナミック農法と共通していて興味深いです。
「アグニホートラ」でインターネット検索をするといくつかのサイトが出てきます。中には具体的なやり方まで紹介しているものもあります。
フクシマは牛の畜産が盛んな地域でもあり、アグニホートラを実践するにはもってこいの条件を備えています。
いわゆる最先端の科学を象徴する原子力発電所が起こした大事故と、それによって生じた破滅的な放射能汚染と内部被曝は現代の科学や医学によって解決できないことは明らかです。
せいぜい数百年の歴史しかない新興宗教のような現代科学や現代医学よりも、5000年以上の歴史がある古代の叡智にカタストロフィを救う可能性を探す方が妥当ではないでしょうか。少なくともそちらの方に大きな可能性を感じます。
もちろん「叡智」はアグニホートラだけにあるわけではなく、さまざまな自然療法・伝統医学・宗教的治療法の中に内在していることは疑いの余地がありません。
放射能汚染対策を学ぶことを通じて先人たちが埋蔵した、いにしえの秘宝を発掘し、温故知新の意味を体解することの大切さを日々感じています。
下山田吉成
/////////////引用終わり////////////
http://www.runru.info/snap/aguni/hudo.htmアグ二ホートラの日本語サイトです

ポニョ:ふーん、これも面白いぜよ。アグ二ホートラか。名前は聞いたことがあるけれど、こんな効用があるとは知らなんだな。なんで昔11PMで紹介してくれなかったんやろな。

温度は?
乾燥した牛糞を燃やすので200度近くです。
効能は?
大気や土壌を浄化します。放射能汚染にも有効です。
と言いながらバスタオルを身体に巻いたかわい子ちゃんが紹介してくれるんや。

ヨシオ:あのな、温泉紹介じゃないんや。このアグ二ホートラのキットは通信販売で安価で買えるんや。

ポニョ:でも、火を焚く銅の器がピラミッドの逆さまの形ってところが面白いよな。イルちゃんのシンボルの逆さまやぜよ。だから浄化出来るんやぜよ。

ヨシオ:そうなんか?マントラも短くてシンプルやし、誰でもすぐに覚えられるんや。YouTubeを見ればこのアグ二ホートラの儀式のやり方やらマントラの唱え方などが丁寧に解説してある動画が見れるんや。https://m.youtube.com/watch?v=F7FJT7DW0Xc

ポニョ:でもどうして、プルトニウムなどの放射能の半減期は何万年もかかるのに、アグ二ホートラをすると無害になるんやろな。

ヨシオ:あのな、ポニョは質問する前にちょっとは自分の頭で考えろや。このブログで何度も発信しているやろ。この世界は全て創造主ブラフマンの心で想像して創られたまやかしの世界やって。だから、半減期に何万年かかる放射能でも神様に捧げて祈れば、あっという間に放射能がキノコの胞子や嚢(のう)に変わるんや。

ポニョ:なんやねん。胞子や嚢(のう)って…ああそうか、放射能か。キノコには子嚢があったよな。これはちょっとレベルが高いダジャレでした。サット言われてもチットも分からんかった。アーナンダそうなんだ。

ヨシオ:もうええっちゅうに。

今、自然は世界の多くの地域で、地震、飢饉、洪水、火山の噴火といったさまざまな災害を引き起こしています。
その理由は何でしょう?
人間の精神の堕落がそうした災害の原因です。
心(人間のハート)の乱れは地震に反映されます。
よい思いで心(マインド)を満たし、よい行いをしなさい。
神の御名を唱えなさい。
空気が神の御名のバイブレーションで充電されると、環境全体が浄化されます。
そうした神聖化された空気を吸う人は、純粋な思いを抱くようになります。
大気を浄化しなさい。
今、大気は汚染されています。SSSVol.26” C31
<転載終了>

おまけ
【世界の核実験地図】Ctbtomedia 2053ByIsaoHashimotoJapan762
https://www.youtube.com/watch?v=fvB9HdtAjvY

偽物のジハード戦士の動画を演出撮影したことをCIAが認める

偽物のジハード戦士の動画を演出撮影したことをCIAが認める

CIA Admitted to Staging Fake Jihadist Videos

1月31日【Banoosh】http://banoosh.com/cia-admitted-staging-fake-jihadist-videos/


(写真: 訳注:この写真は合成だと思われますが・・・)

イスラム国の動画は、常に議論を巻き起こしている。動画はプロによって演出・監督されているという主張は、専門家による見解によって援護されるのが常だ。このような推理も、CIAが動画の演出を行ったことを認めた時、単なる主張だけではなくなった。

どうも、一つの傾向があるようだ。2010年にワシントンポスト紙に公開された元情報部員のジェフ・ステイン(Jeff Stein)氏による記事によると、2003年のイラク戦争へ向けた準備段階の期間において、ビン・ラディンに関する動画を偽造したことをCIAが認めているという。


元CIA職員のコメント:
「オサマ・ビン・ラディンと彼の取り巻き連中がキャンプファイヤーの周りに座り込み、ボトルの酒をガブ飲みながら少年たちと自らの征服話を楽しんでいるという趣旨の動画を、職員は実際に製作しました・・・俳優は『皮膚の色の濃い目の一部の職員』から選抜されています」


また、2003年のイラン侵略の準備期間、計画は『イラクに動画を溢れかえらせる』ために立てられたことを元CIA職員が認めている。このような偽物の動画の不愉快な場面にはイラクのサダム・フセイン元大統領が含まれることになっていた。


繰り返すようだが、アメリカ人のジェームズ・フォーリーがイスラム国のジハード主義者の手によって首を切断された様子を写した動画は、イギリス人の著名な法医学の専門・分析家によって、演出されたものである可能性があると話しているのだ。



テレグラフ紙の報道
「イギリス中の警察のために仕事をしている犯罪科学の国際的な企業は、撮影後に画像を整えるトリック的な技術が使用されたように思われることを示唆している」

分析官の一人:
「画像の質の改善の後、ナイフが喉の上部を引くように6回以上横切っているようにも見えますが、画像が真っ黒になるほどの血液が証拠として出ていません。これは演出によるものだと思います」


イスラム国のHDによる「斬首」動画には、高度な編集技術が示されており、大きな疑問を呼び起こしている。

このような事案すべてが、拡大しているアルカイダやイスラム国を含めたジハード主義者およびイスラム教主義テロリズムという案山子をアメリカ合衆国政府が創作したという必然的な真実へと導き続けているのである。






(翻訳終了)



*****


【コメント】


一番上の写真は、翻訳元の記事に掲載されていたもので合成だと思いますが・・・日本でも多くの方が指摘している通り、光源が写真のようになっていると、とても自然な感じに見えますね。




次の写真3枚は、こちらのリンク先から
http://shirlz007.com/2014/09/15/fake-beheading-videos-david-haines-james-foley-steven-sotloff-isis-al-nusra-al-qeada-john-mccain-site-intelligence-rita-katz-simon-elliot-israeli-mossad-john-mccains-war-meets-pimp-my/


これはFacebook上で出回っていたもの。

これもFacebook上で一時期かなり出回っていた、オサマ・ビン・ラディンとブレジンスキーの2ショット

(画像 http://beforeitsnews.com/ より)


ヨルダン人パイロット殺害についてもいろいろな疑問視がなされていますが、イギリスのメディアでは、イスラム国が
処刑時にパイロットがわめきちらさないように大量の鎮静剤を投与したということです。

だったらいいのか、という気もしますが・・・。


動画の信憑性はさておいても、イスラム系と思われる複数の人が「焼死は神のみに認められているものである(?)」としており、イスラム国はイスラム教徒によるものではないと主張しています。

シオニスト主義者はユダヤ人から偽物扱いをされていますが、イスラム国は各地で、イスラム教系住民からの抗議活動がされていて、どこも同じような状況のようなのがおもしろいですね。


シオニストおよびロスチャイルドに反対するユダヤ人たち
Jews Against Zionism And Rothschilds」


以上は「世界の裏側ニュース」より

イスラム国が使用している首切り動画も米国・カリフォルニアにスタジオがある様です。これは当然なことでしょう。イスラム国は米国とイスラエルが主導して作ったテロ組織です。イスラム国攻撃を言っていますが実態は支援しているのです。マスコミの嘘報道には嫌気がさします。日本のマスコミも欧米のマスコミと同じです。               以上

植物に知能はあるのか?

植物に知能はあるのか?
 
若林勇夫 15/06/15 PM05

理学博士の学位を持ち、勲四等紫綬褒章を受賞した三上晃博士は、『植物は全てを知っている』と考えておられるようです。「リーフ・バイオ・センサー」によって、植物は驚くべきことに、太陽には「森林」があり、黒点には「水」があると答え、太陽には「動物」もいると植物は答えている。植物にはまだ我々が知らない知能があるのかもしれません。

以下、(リンク)より転載。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
私たちの常識を根底からくつがえす驚くべき現象が知られています。人間や動物に意識があるのは当たり前ですが、なんと植物や鉱物にも意識があるということが、意外な実験方法によって偶然わかったのです。そしてさらに驚くべきことに、実験を重ねるうち、植物は人間さえ知ることができない、宇宙の神秘に通ずる情報まで知っていることが明らかにされたのです。

植物の意識について研究の端緒を開いたのは、ポリグラフ(うそ発見器)の専門家でCIAの尋問官でもあったクリープ・バクスター博士でした。博士はあるとき、ガルバノメーター(微弱電流計)を使って、ドラセナという観葉植物が水をどのように吸い上げるのか、注意深く観察していました。

水を吸い上げたとき、葉の電導率は上がるはずだったのが、記録計は逆の下降線をたどったのです。人間でいえば、ゆったりと気分を落ち着けたくつろいだ状態と同じ反応を示したわけです。

そこで博士は、くつろいだ状態を示すなら、恐怖を与えたらどうなるだろうと、「手っ取り早く葉を燃やしてみたら?」とそう思った瞬間、メーターの針が勢いよく跳ね上がったのです。びっくりした博士は、この経験によって、「植物には人間の感情を読み取る能力がある」という驚愕の事実を知ることになりました。

その後の追認テストでは、たまねぎ、レタス、オレンジ、バナナなど25種類以上の植物や果物を使って、同じ結果がえられたことが確認されています。

バクスターは植物だけではなく、動物の単細胞にも同じ装置を使ってさまざまな実験をおこない、その結果を発表しています。つぎはそれらのほんの一部です。
植物には過去を記憶する能力がある
植物と植物の間、または植物と動物の間でたえず情報通信が行われている
植物は、自分を世話してくれる、あるいは自分に好意を示してくれる人間に特別な感情を抱き、どこにいてもその人の想念を監視している
植物や動物だけではなく、アメーバ、ゾウリムシ、血液、精子などの単細胞生命体にも意識がある
これらの実験結果について、バクスター自身はつぎのように述べています。

「このような知覚力は、とても細胞レベルで終わっているとは思われない。それは分子や原子、および原子の構成要素にまで達しているかもしれない。これまで常識として、生命なきものとみなされてきたあらゆる種類の存在は、評価しなおされる必要があるだろう」と。

ようするにバクスターは、細胞レベルに意識があることはわかったが、分子や原子、さらには原子核(陽子と中性子)や電子のレベルにも、意識がある可能性があるといっているのです。

じつは日本にも、バクスターの研究(とくに植物の意識)をさらに推し進め、ふつうの科学的手段ではとても知ることができない稀有けうの情報を、植物から受け取るシステムを開発した人がいます。

理学博士の学位を持ち、勲四等紫綬褒章を受賞した三上晃博士がその人です。三上博士は経済上の幾多の苦労、困難を乗り越え、「リーフ・バイオ・センサー」と呼ばれる、植物の葉から情報を読み取る生体感知器を開発しました。

この装置は、植物と植物の間で交わされる交信エネルギーを高感度増幅器で微小電流として捉え、それをガルバノメーターに接続し、ランプを点滅させることによって、植物が発する情報をキャッチするシステムです。

人間が調べたい物や情報を発信台からセンサーで植物に伝え、それにたいする植物からの回答が、受信台へ同じくセンサーで送られてくる仕組みになっています。
この装置によって、三上博士は植物からつぎのような驚くべき情報を知ることに成功しています。ただし世間の“常識”というものがあるため、人々を惑わすような内容の情報は公開しないとのことです。

人物の写真を送信して、その人ががんやエイズなど、難病にかかっているかどうかわかる
航空写真から、地下鉱脈や埋蔵物の位置がわかる
天体写真から、ほかの惑星に水や生物が存在するかどうかがわかる
病気を癒したり健康を回復する目的で、人それぞれに適合した薬草を選別する能力がある

三上博士はさらに研究を進め、これらのほかにも、「植物は人間の目に見えないものも見えて知っている」、「文字を理解し、数字計算ができる」、「宇宙にかんする多くの事実や未来のことも知っている」、「植物が発する波動には、人間の病気を治癒する効果がある」など、恐るべき植物の超能力のかずかずを解明してこられました。

これらの研究成果は、現代科学では知りえない世界の探求や、医療問題をはじめ、その他多くの行き詰まった問題の解決にも役立つものと期待されています。

以上は「るいネット」より

植物の木の頭脳は土の表面と土中の中間にあるようです。この部分で気候の温暖を知り花の咲く時期を知り指示を出し桜は咲くそうです。もちろん木の芽の出る時期も決めます。人間によく似ています。                    以上

猿人が使う?最古の石器150点、ケニヤで発見

サル社会・人類史
304574 猿人が使う?最古の石器150点、ケニアで発見
 
花山薫 ( 会社員 ) 15/06/02 PM07

読売オンラインからの引用リンク

〉アフリカ・ケニア北部の約330万年前の地層から、人類史上最古と見られる石器が見つかったと、米仏などの研究チームが21日、英科学誌ネイチャーに発表する。

 これまでに見つかっている石器より約70万年古く、ホモ(ヒト)属より古い時代に生きていた猿人が使っていたと考えられる。

 見つかったのは、ハンマーのように使う石器や、石器をたたきつける台になる石、石を割って作ったと見られるナイフのように使える鋭利な破片など約150点。これまで最古と考えられていた、隣国エチオピアで見つかった約260万年前の石器と比べると、作りは粗く、より原始的という。

 チンパンジーなども木の実を割る時に石を使う。石器に残された痕跡から、研究チームは、猿人も同じような使い方をしていたと推測。石器の使用がどのように発展したかを探る手がかりになるという。

グノシーからの引用リンク
〉むかし「人間と動物をわけるのは道具じゃよ」と習った気がするんですが、北ケニアで出土した世界最古の道具が330万年前のもので、人間の出現より50万年も古いことがわかりました。

見つかった石器は149個。年代はこれまでの最古の石器より70万年古いものです。4月に学会で発表され、今月ネイチャー誌リンクに沢山写真が掲載されました。

素人目にはどっかに落として割れた石にしか見えませんが、専門家が見ると、台もあるし、先を鋭く尖らせた破片もあれば、ハンマーなんかもあって、まごうかたなき石器なんだそうな。

〉作り方は至って単純なものだったと、スミソニアン誌リンク(日本語解説リンク)は書いてます。

道具に残った痕跡、同じものを作ろうとした跡をさらに詳しく調べた結果、以下2つの可能性が浮上した。道具をつくった者は、①石を平らな岩の上に置いて石鎚で削ったか、あるいは②両手で石を持って平らな岩に打ちつけたのだ。

いんや~たいしたものだ。

ホモ属が地上に現れたのは今から280万年前ですんで、この道具をつくった者の正体は不明。場所が場所だけに1999年ケニアで発見されたケニアントロプス・プラティオプスが犯人ではないかと言われていますが、さて?

以上は「るいネット」より 

330万年前と言っても地球の歴史45億年に比べれば、それはごく最近のことです。現在78万年ぶりに「地球大異変期」にありますが、それ以前に住んでいた猿人なのでそれ以降の人類が前の地球大異変期に遭遇していることになります。その当時の猿人はすべて滅亡しています。現代の人類はその後に出現した人類の種族です。今回の「地球大異変期」により現在の人類も多分滅亡する運命にあります。運よく生き残っても1万人ぐらいではないかと思われています。72億人ほとんどが滅亡になりそうです。一部の人類は火星などの惑星に移住することもあります。       以上

 
 

2015年10月29日 (木)

世界中の中央銀行が米国債から脱却

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経済

世界中の中央銀行が米国債から脱却

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経済
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全世界の中央銀行が前代未聞の速さで米国債を売却しようとしている。ウォールストリートジャーナル紙が報じた。

ドイチェバンク(独中央銀行)国際問題部の主任エコノミスト、トーステン・スロク氏の掴んだデーターでは、米国債市場からの資本引き上げは6月も続いており、過去12ヶ月の資金流失額は1230億ドルに達した。この額は1978年以来、最大。

一連のアナリストらは中央銀行側からの大売りの結果として国債の収入増を予測している。これは、世界経済の将来に対するペシミズムが高まる背景で、より信頼性の高い金融ツールに資金を転換せざるを得ない民間企業からの国債への需要は増えているにもかかわらず起きるだろうと予測されている。多くの資本家らは国債市場の方向転換はすでに起きており、今後は収益性はただ増す一方との確信を示している。

SLJ マクロ パートナーズ LLP社のパートナーで元IMFのエコノミストのステファン・イエン氏は「過去10年、世界の中央銀行が米国債を買い続けたために、米国債の収益性は深刻にダウンしたが、今、見られるのはその反対のプロセス」と語る。

1年前の時点では、世界の中央銀行は米国債のポジションを270億ドルも拡大していたことは特筆に価する。

関連:
TPP実現で文明間の軍事衝突に発展する恐れ
露副首相:制裁は露日協力にほとんど影響していない



続きを読む http://jp.sputniknews.com/business/20151008/1008076.html#ixzz3nyTIgSOE

以上は「sputnik」より
近い将来米国の経済崩壊を予想した動きです。誰も損はしたくないのです。以上

ベトナムとのアメリカの毒性”パートナーシップ”

ベトナムとのアメリカの毒性‘パートナーシップ’

アメリカのベトナム戦争は、公式には、40年前に終わったとはいえ、この東南アジアの国は、アメリカ軍が残した恐るべき遺産と、いまだに戦っている。先週、アメリカのジョン・ケリー国務長官は、ハノイ滞在中に、二国がいかに“修復し”、新たな“パートナーシップ”構築しているかを褒めたたえた。

ケリー国務長官は、戦争終結から20年以上後の、1995年8月のアメリカ・ベトナム“国交正常化”から20周年について演説した。

“修復から構築へと移行するのに、20年以上かかりました。今後20年で、我々が一体何を実現できるか考えてみてください”とケリー国務長官は述べた。

アメリカ人外交官による“修復から構築へ”というのんきな説明は、アメリカのベトナム戦争による毒の遺産とともに暮らす約300万人のベトナム人に対して続いている恐怖と矛盾している。この人数は、アメリカの集中爆撃と地上戦で、戦争中に亡くなったベトナム人の総計とほぼ同数だ。

1961年から、戦争が終わる3年前の1972年までの間に、アメリカ軍は、合計757億リットルの極めて有毒な除草剤を、当時の南ベトナムに投下した。ニューヨーク・タイムズは、影響を受けた面積は、“およそ、マサチューセッツ州の広さ”、約27,300平方キロ・メートルだと報じた。これは当時の南ベトナム全領土15パーセント以上に等しい。

こうした枯れ葉剤で最も有名なものは、ベトコンと呼ばれる南ベトナム武装反抗勢力に対する、木による目隠しや、食料供給を絶つ目的で、アメリカが、飛行機や、海軍の川船から森林や作物に散布した、エージェント・オレンジだ。

ベトナム・エージェント・オレンジ被害者協会 (VAVA)によるとこうだ。“300万人以上のベトナム人が枯れ葉剤の後遺症を未だに患っている。2012年、枯れ葉剤に関連する健康問題を患っている赤ん坊が報告されているが、これは第四世代の被害者が現れたことを意味している。”

VAVA副理事長のトラン・スアントゥーは、被害者が苦しみ続ける限り、そして新たな症例が現れる限り、“戦争はまだ終わっていない”と語る。

南ベトナム全土へのアメリカの化学薬品散布による健康被害には、うんざりするほどの、癌、腫瘍、新生物、皮膚病や、先天性出生異常がある。

現在29歳のトラン・ティ レ フエンは、1975年に戦争が終わってから、10年以上後に生れた。彼女は、アメリカ軍が、オペレーション・ランチ・ハンドとして知られる、主力のエージェント・オレンジ飛行を運用していた中部ベトナムのダナン近くに暮している。トランは、ねじれて、痩せ細った不自由な両足の為、生れて以来、寝たきりだ。母親はこう語る。“色々な病院に行きましたが、治療をしてくれる病院は皆無でした。”

2013年まで、ほぼ10年間、VAVA無毒化プロジェクトを指揮してきたデンマーク人のベンテ・ピーターソンは、筆者に、エージェント・オレンジの毒で、家族全員が倒れた無数の例を回想してくれた。彼女は、特に息子を三人育てたのに、結局全員、違う癌で亡くなるのを看取るしかなかった、悲劇的なベトナム人退役軍人を覚えている。

人口比で言えば、ベトナムにおける現在の多数のエージェント・オレンジ被害者は、約1000万人のアメリカ人が、同様な命を脅かす病で苦しんでいるのと同じことになる。同様に、エージェント・オレンジの毒性に屈した何千人ものアメリカ軍退役軍人は、除草剤を製造した化学製品会社(モンサント、ダウ) から補償金を受け取っているが、ベトナム人は、ワシントンからいかなる賠償金も受け取っていない。まさに同じ裁判所が、1984年もの昔に、補償金を受け取れるようアメリカ人退役軍人に有利な判決を下しているにもかかわらず、ベトナム人被害者達が起こした集団訴訟は、アメリカ裁判所で繰り返し却下されており、最新のものは、2009年,アメリカ最高裁によるものだ。

ワシントンは、ベトナムにおける除草剤の使用は、故意に民間人を標的にしたものではないと主張している。それゆえ、エージェント・オレンジを、化学兵器としては利用しなかったと主張している。しかし、これは、何百万エーカーもの作物や森林に無差別に散布された、広範な住民が汚染されるであろうことを十分に知りながらの、ひねくれた言葉遊びのように思える。また工業分析は、1957年という昔に、ベトナムで、アメリカ軍が用いた除草剤が、極めて有毒で、発癌性のあるダイオキシンを微量に含んでいることを示していた。アメリカ人科学者や市民の反戦運動によって表明された健康への危険を巡る世論の圧力で、エージェント・オレンジ作戦は、1972年に公式に中止された。

2012年、アメリカ議会は、ベトナムの汚染された地域の汚染除去に、とうとう約4000万ドル割り当てた。全額が実際に振り向けられたか否かはまた別の問題だ。ベトナム全土の汚染除去の為のより現実的財政コストは、何十億ドルにものぼるだろうが、しかもこれは、被害者の適切な医療に必要な何十億ドルを含んでいないのだ。これまで、ダナンの元アメリカ空軍基地は、土壌や近辺の水路で、部分的な無毒化を行った。だが、何十もの、いわゆるダイオキシン“ホット・スポット”は、南ベトナム全体とカンボジアとラオス国境近くに散らばっているのだ。

マングローブの植え直しと、アメリカの枯葉作戦で破壊された高原地域に関与しているベトナム森林科学技術協会のファン・ツー・ボイは、“破壊された環境を回復するには何世紀もかかるでしょう”と語っている。

ベトナム、国民、環境を破壊してから40年後、ワシントンの“汚染除去”支援は、ベトナムに、エージェント・オレンジを散布するのに使われた208リットル入りドラム缶の一つにしか見えない。何百万人もの被害者や、これから何世代もの子供達にとって、これは全く不十分な賠償だ。

先週のジョン・ケリー訪問に関するベトナムの報道を丹念に読むと、アメリカが本当に懸念していることが分かる。ケリーは“修復”について語ってはいるが、戦争被害者の窮状や、ワシントン が直接的な医療支援を提供すべきものについては、ごくわずかしか触れなかったと報じられている。アメリカ国務長官にとって、ずっと重要だったのは、どうやら、他の東南アジア諸国11ヶ国と、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を実現しようという願望のようだ。ベトナムは、アメリカにとって、意図的にその貿易協定から中国を排除しているTPPを強固にする為の鍵と見なされているのだ。

ケリーは、ベトナム指導者達に、ワシントンはベトナムに対する武器輸出制限解除の方向で動いていると語り、中国との海上領土紛争で、アメリカがベトナムを支持することを熱心に繰り返した。

ベトナムに残した負の遺産を無毒化するのを支援するという、遅ればせながらのアメリカの動きは、2011年、ヒラリー・クリントンがアメリカ国務長官だった時に始まった。この動きは、今後、中国を最大の地政学的ライバルとして標的にするつもりであることをワシントンが合図した、オバマ大統領の下での“アジア基軸”政策とも同期していた。以来、ワシントンと北京間の緊張は着実にエスカレートしている。

だから、ケリー国務長官が、ベトナムとアメリカが“修復から、パートナーシップの構築”へと素早く動く必要性を語る際は、アメリカの本当の狙いは、対中国の地政学的計算上、ベトナムの協力をとりつけることにあると推論して間違いなかろう。

ベトナム指導部は特恵貿易特権やアメリカ戦艦の提供を喜んでいるかも知れない。だが、何百万人ものエージェント・オレンジ被害者達が証明している通り、ワシントンとのパートナーシップとされるものは、結局は有害なパートナーシップであることがわかるだろう。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2015/08/15/america-toxic-partnership-with-vietnam.html

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てんこもり作文談話。染みだす侵略戦争積極参加意思表明の悪臭。

嬉々として戦争法案成立のお約束を英語演説する彼氏を、スタンディング・オベーションで歓迎した宗主国議会、一体どれほどありがたい代物か、考えるまでもない。

金も血もおっしゃる通り、いくらでも、いつまでも、どこへでも、提供いたしますというお目出度いカモ・ネギ属国傀儡に喜んで喝采しているだけ。

ワシントンとのパートナーシップとされるものは、結局は有害なパートナーシップであることがわかるだろう。

福島原発事故:放射能は山や森から他の土地へ洗い流される

福島原発事故:‘放射能は山や森から他の土地へと洗い流される’

公開日時: 2015年7月23日 16:15
Russia Today


共同 / ロイター

福島原発事故で汚染された地域は、地域の山々や深い森の為、わずかでも除染することは不可能だと、エネルギー・核政策専門家、マイクル・シュナイダーは語っている。

福島原発事故

日本政府は、破損した福島原子力発電所周辺の避難地域の一部は、生活しても安全だと宣言しようとしている。しかしながら、環境問題専門家達は、多くの地域は依然として、世界的に受け入れられている限度の20倍の放射能レベルを示していると警告している。

RT: 人々は日本政府の助言を受け入れて この地域に帰ると思いますか? 個人的に安全と思われますか?

マイクル・シュナイダー: 多くの世論調査では、帰還することを決めた人の割合は、避難した人々の約五分の一で、多くの人々はまだ決めておらず、約半数が帰還しないと決めています。人々は放射能の状況の他に、一体どういうところに戻るのかを想像しなければならないのです。日本の家の大半は木材でできていて、それが基本的に、非常に酷い状況にあり、完全に改修する必要があるのを忘れてはなりません。わざわざ戻る程のものは、さほどなく、しかもその上、放射能の問題があります。自宅に戻る問題に加えて、隣人達はどうか、共同体はどうか、行政サービスはどうか? 純粋な健康問題以外にも、あらゆる種類の社会問題があるのです。


Shizuo Kambayashi/Pool、ロイター

RT: この地域に帰還した場合の、ありうる結果は一体どのようなものでしょう? 原発事故の放射能汚染を本当に除染するのに一体どのくらいかかるでしょう?

MS: 土、屋根や、あらゆるものを汚染した放射能を取り去るという、言葉の本当の意味で、除染することは不可能だと思います。それは不可能です。出来ることと言えば、ある地域の放射能汚染を下げることです。土壌を取り除くことができます。水を噴霧して、除染できます。しかし、この地域もそうですが、日本の80パーセントが山地で、多数の山や多くの鬱蒼とした森があり、この地域を多少とも除染する可能性は全くないことに留意してください。ですから、汚染の状況が安定しているわけではなく、常時移動していて、新たな放射能が山や森から、他の土地へと洗い流されてきます。

更に読む: 福島近くの'突然変異体'ヒナギク、放射能への懸念をかき立てる

RT: 日本政府は、一体なぜ、人々を地域に帰したがっているのでしょう?

MS: さほど複雑なものではありません。一部の推計によれば - 福島事故の総コストの公式統計は今のところありませんから - 一部の統計によれば、約1000億ドルです。その60パーセントが、補償策に使われています。ですから、人々に、土地や仕事の喪失に対して補償するのは、政府にとって非常に高価で、政府が福島原子炉を運用していた東電を緊急救済したので、責任を負っているのは今や基本的に政府なのです。ですから、これは、事故の総費用を引き下げるという問題なのです。

RT: 人々が原発事故に地域に戻った他の例はあるのですか?

MS: いいえ。全員がチェルノブイリ事故の事を知っており、30キロの立ち入り禁止区域が残っています。この地域に戻った人々もいますが、公に認められたものではありません。大量の人々を帰還させるのは、政府の施策ではありませんでした。原発事故で影響を受けた他の地域もありますが、日本のように人口密度が高い地域と比較できるものはありません。

記事原文のurl:http://www.rt.com/op-edge/310595-fukushima-nuclear-radiation-area/

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有名な言葉に「知らぬは亭主ばかりなり」というのがある。

「知らぬは国民ばかりなり」

10:19 テレビ朝日で国会周辺を瞬時映したのにびっくり。人々が多数おられる。リアルタイムだろうか?ビデオ記録だろうか?

日比谷野外音楽堂での安倍政権NO! 0724 首相官邸包囲─民主主義を取り戻せ!戦争させるな!3000人参加という。

冒頭の小林節慶応大学名誉教授スピーチ、趣旨はこのようなものだった。(100%正確なテープ起こしではないので念のため。)

「戦争法案は、日本がアメリカ軍の第2軍になるもの。アメリカと同様、イスラムと戦うはめになり、アメリカと同様、財政破綻する。」

「デモでは戦争法案は潰せません。怒りを持続して、参院選、衆院選で、与党を必ず潰しましょう。これから長い戦いです。今日は私は早めに帰ってビールを飲みます。皆さんも無理せず、長くつづけられるようにしてください。倒れてしまって、後がなくなってはいけません。」

集会終了後、抗議行動なるものへの参加をこころみた。

祖父と孫、知的レベルは天地の差でも、警備陣には50年のノウハウが蓄積されていた。どんなデタラメをやっても枕を高くして眠れるよう周囲が余計な忖度をしているのだろうか?

「抗議をする方、前は混んでいて進めません。お待ちください。こちら側は駅に向かう方だけです。」という趣旨の誘導を警察はしていた。警備はまるでダンジョン。国会周辺封鎖だらけ。

道路は、丸い円錐コーンと、それにひっかける丸い輪が両方についたプラスチック棒で、抗議参加者用列と(意図的に混雑状況を作りあきらめさせ)駅に向かわされる人用列と、二列にわけられている。あきらめて駅に向かう人用の幅の方が広い悪辣さ。あきらめて帰りなさい!

実際、行列は進まない。ところが、体力の限界、地下鉄に向かう側を歩いて前に進むと、「前は混んでいて進めません。」どころではないのに驚いた。
前はスカスカ。行列などないのだ。行列を細切れに区切って、個別列の先頭を、円錐コーンとプラスチック棒をおいて止めているのだ。

遊園地で混雑緩和にベルトとポールを多用する例はみる。お客を大事にしたうまい工夫だと思う。今回の警察の工作、抗議行動参加者撃退を意図し、国民を馬鹿にした悪辣な策謀。

悪辣売国政権はウソしかつかない。ウソつき売国政権を守る警察もそうなのだろうか?

あきらめて?帰る方が「警察はウソをついている。前は混雑していない」と怒っておられたのを不思議に思ったが本当だった。

『真実を探すブログ』にこの状況を書いた記事がある。

【安保反対】SEALDSの国会前デモ、24日も70000人を動員!警察が参加者の合流を妨害!デモ隊が警察に激怒する場面も!

思いだすのが4/21 官邸ドローン事件。被害皆無だろうが、あれを口実に、国会周辺で、ドローンをとばすことが禁止されたと理解している。

ふと思いついた記事がある。トルコのデモを撮影していたドローンが撃墜される 4月10日

戦争法案で国会周辺デモが激化するのを見越し、先んじてドローン問題を起こし、市民がドローン撮影で、こうしたインチキ弾圧警備を暴露するのを予防した」と理解すると辻褄があう。

警察、抗議行動参加者を早々にあきらめさせ追い返す作戦だろう。伊豆のシカ食害防止電気バリアー顔負けの戒厳進入防止柵包囲。徹底ぶり、現場に行かないとわからない。さすがに電気まで流れてはいないが。大本営広報部は過剰警備を決して報道しない。

シンガポールのゲーム制作者が新宿駅で迷子になり、経験をもとに、何度も新宿を訪れ、新宿ダンジョンから脱出するゲームを作成し、大人気だという。素晴らしいことだ。

「国会周辺警備」、実は「国会周辺抗議行動参加者撃退体制」配備地図を簡単にみんなで共有できるソフトこそ、求められているだろう。

高齢者や子連れにつらいデモを多少とも楽にするアプリがあって当然。あの複雑なダンジョン、地図なくして、地下鉄駅に素早く辿りつけないだろう。

素人のぼやきに意味は皆無だが、岩波新書新刊『右傾化する日本政治』は素晴らしい。
自民党政治劣化の様相の的確な分析に納得。
良い本のありがたさ、自分の頭が良くなったように錯覚できる?
小選挙区制が問題であることをしっかりと指摘しておられる。

2015/07/14 IWJ「題名のまだない新番組」第02号(仮)〜ゲストトーク 中野晃一・上智大教授(動画)

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

安倍政権の放射能汚染はもう大丈夫だという嘘を信じて、自宅に戻る人々はいずれ病気になりなくなることになります。政府は決して放射能汚染が原因でなくなったとは認めないでしょう。水俣病水銀汚染と同じ構図です。自宅に戻る人はそれを承知で戻ることです。戻るのは個人の自由ですから。                          以上

麻使用の可能性は無限大です

テーマ:

麻使用の可能性は無限大です。





「『土から育った』フォードのヘンプ・カー」

(写真:alphamedicinc.comより)




*****


40年代の製鉄の10倍の強靭さを持つ
ヘンリー・フォードのヘンプ・カー

(10 x Stronger Than Steel In The 1940′s: Henry Ford’s HEMP Car.)」


2月25日【collective-evolution】http://www.collective-evolution.com/2013/02/25/henry-ford-hemp-plastic-car-stronger/


「自動車」と聞いて、例えばガソリンや製鉄、汚染などを連想しませんか。違うことを思いつく人もいるかもしれませんが、私は車と聞くとそう連想します。

現在、革新的な車や見た目が美しい車も走ってはいますが、現代の自動車が引き起こしている環境的な影響だけを無視して、自動車について考えることはとても難しいものです。

でももし、車が現在のようなものでなかったとしたら、どうでしょう?


もし、あなたがオルタナティブな情報に精通している人であれば、次にお話しすることが真実であることはすでにご存知かもしれません。

つまり、もっとスマートで安全、そして環境にも優しい(化石燃料が不要な)自動車を作り出す技術が今日、すでに存在しているということです。



ヘンリー・フォード氏は、彼の作であるモデルT(Model-T)という自動車の研究・建設に10年以上を費やしました。

この
モデルT車は、車体が麻(hemp)から作られたばかりではなく、麻から作られたバイオ燃料で走行するようにデザインされたものだったのです。

この彼のアイディアは一体、どうなってしまったのでしょうか。


テクノロジーの専門誌「Popular Mechanics」:
「ヘンリー・フォードのモデルTはヘンプ・ガソリンで走るように設計され、また、車体そのものも麻で作られていました!」


自身の所有する広大な私有地の中の麻畑と共に、フォード氏が写された写真があります。「畑から育った」というこの車、麻で作られたプラスティックのパネルで作られたもので、その衝撃強度は製鉄の10倍の強さを誇ります。


メジャーな自動車製造会社の創設者の一人が、世界に向けて、安全で強固、そして環境も汚さない乗り物を提供しようとしていたにもかかわらず、その発明でさえ抑圧されてしまったと聞くと、何か残念な気持ちになります。


このような明らかで知的な発見から、ガソリンや製鉄、その他の地球と調和しない素材を使った自動車産業に向かった理由は、いったい何でしょうか。


それを考える際には、自動車として使用中の素材による汚染という要因だけでなく、それらの生の素材を製造し制作する際の汚染についても考える必要があります。

麻で作る自動車は、今日存在する環境基準のあらゆる項目に適合します。実際のところ、現在の基準を吹き飛ばすような(優れた)ものです。


1937年にアメリカで麻が違法になりました。それを主な原因として、この技術は抑圧されてしまったのです。

麻は当時に巨大な勢力を誇っていた産業の多くに、損害を与える影響を持っている潜在力を持っていたからです。

このエピソードについては、こちら「ヘンプ・カーが違法になったいきさつ(how hemp became illegal)(英語)」の記事に、完全にカバーされていますので、より理解を深めたい方にはこちらを読まれることを強く、お勧めします。


次の動画では、フォード氏のヘンプ・カーの強靭さ、そして麻からできた自動車や燃料の持つ可能性をご覧いただくことができます。

麻のある未来は、明るいものになるでしょう。麻関連で注目されている事象の数々を考えると、麻の禁止が永遠に続くことは絶対にないと思われます。



(翻訳終了)




*****





「Henry Ford's Hemp Plastic Car (1941)」






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【コメント】

ウクライナの紛争の原因は石油やガスのパイプラインがらみではないか、という説もあるそうですが(the guardian)、世界中で化石燃料やレア資源などを巡って紛争が絶えませんね。


化石燃料などに頼らなくてもよい代替法がある上に使用可能が実証されているなら、その技術を再開発して使わない手はないかと思うのですが。


・・・しかし動画のヘンプカー、窓ガラスの強固さ、たしかにすごいです。



車体や燃料などは、産業用麻(hemp)から作られているのでしょう。
この産業用麻は、嗜好用の大麻(cannabis)とは異なり、酩酊成分のTHCはほとんどないそうで、その他にも、様々な用途があるようです。





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「紙の原料としての麻:

麻は、12~16週間で種から完全に成長します。

1エーカーから収穫される麻からは、耐久性の強い紙が作られ、木から同じ量の紙を作るためには、4エーカー分の木材が必要になります。

その他、衣服用の素材や生分解性のあるプラスティック、燃料、健康食品、医薬品や簡易住居などの原料ともなることができます。

なぜ麻が違法なのか、政府に問い合わせてみてはいかがでしょうか」



以上は「世界の裏側ニュース」より

最近米国では麻の栽培がOKとなりました。大麻の吸引もokです。時代は変化します。以上

ロシア軍事パレードの目的・・・不在だった米国の意味するものは

ロシア軍事パレードの目的・・・不在だった米国の意味するものは、、
 
向芳孝 ( 50代 会社員 ) 15/06/15 PM09
ユーラシアという最大の大陸が一つにまとまりつつある。
大阪日日新聞のコラム( リンク )を転載します。
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 去る5月9日、ロシアの首都モスクワで、第2次世界大戦でのナチス・ドイツに対する戦勝70年を記念した最大規模の軍事パレードが行われた。ウクライナ危機をめぐる対立を理由に欠席した欧米の首脳に合わせ、米国との緊密な同盟を表明したばかりの安倍総理も参加を見送った。

■世界の変化を示唆
 モスクワの赤の広場を埋め尽くす兵士と退役軍人、そして軍用車両や航空機、ミサイルといった強大な軍事力を誇示することがパレードの目的であったかのような報道が多かったが、プーチン大統領とその隣に並んだ中国の習国家主席の姿と、インドなど海外の軍隊も参加した戦勝70年のパレードは、そこに不在だった米国に代わってユーラシアという最大の大陸が一つにまとまり、これから世界をリードしていくという変化を示唆するイベントだったと言える。

 軍事パレードに続いて、ロシア政府の発表によれば、50万人以上の市民が戦没者を追悼しながらクレムリンに向かって行進をした。第2次世界大戦におけるロシアの犠牲者は2千万人以上と、戦勝国でありながら本当に多くの人が誰かを失った戦争だった。亡くなった兵士らの写真を掲げて歩く人々の中には父親の遺影を持って行進するプーチン大統領の姿もあった。

これらロシア人の望むものは、ウクライナをはじめ混乱する世界を平和に近づけることであり、武力によって世界の覇権を握っていこうというものではなかったと私の目には映った。

■米が影響力失う悪夢
 それでも、ロシアが軍事パレードで誇示した最新鋭の兵器やロシア軍と共に行進した中国の人民解放軍の姿は米国にとっては脅威に映ったであろう。ユーラシアの大国であるロシアと中国は軍事的な協力だけでなく経済面の結束も固めたばかりで、中国は石油輸出国機構(OPEC)からの石油輸入を減らし、昨年はロシアからの輸入を36%も増やしている。

また両国はドルを介さない自国通貨による決済を拡大し、大規模な開発案件の中には中国企業がロシアの大油田の開発権を取得する話も進んでいる。まさに米国国家安全保障アドバイザーであったブレジンスキーが恐れた、ユーラシアが一つにまとまり、米国が影響力を失うという悪夢が現実になってきたのである。

 70年前、米国とロシア(当時はソ連)は共にナチスと戦った。その米国は今、ロシアと敵対し、ウクライナのネオナチ勢力を支援してロシアを挑発している。敗戦した日本では、今でも沖縄は米国による軍事占領が続き、首都圏でさえ横須賀、厚木、座間、横田と米軍基地に囲まれ、危険なオスプレイが横田基地はじめ日本全国に配備されようとしている。

 第2次大戦後、ロシアや中国がどの国へ派兵して侵略や爆撃を行ったというのだろうか。一方で日本が基地を提供し、集団的自衛権で支援をしようという米国は世界の国々で戦争をし、今、この時にもシリアやソマリアで爆撃を行っている。米国の戦争に巻き込まれる悪夢が現実になる前に、経済封鎖と原爆投下で日本を敗戦に追い込んだ国が日本を守ってくれるという夢から早く目覚めなければいけない。
 

 

以上は「るいネット」より

世界の正義は今やロシアや中国にあります。世界を指導するのは当然正義の国が指導するべきです。そうしないと世界世論が承知しません。      以上

エタノール燃料から電力を無害で効率良くとりだす触媒開発

科学・脳回路

エタノール燃料から電力を無害で効率よく取り出す触媒開発
 
  15/06/02 PM07
穀物や雑草などのバイオマスを醗酵させて生産するエタノール燃料は、石油に代わる再生可能エネルギー資源として注目される。物質・材料研究機構(NIMS)の阿部英樹(あべ ひでき)研究員らのグループは、エタノール燃料から効率良く電力を取り出すための新たな触媒「TaPt3(タンタルプラチナ)ナノ粒子」を開発した。この触媒を使えば、常温常圧の環境下で、有害物質を排出せずに、高い電流密度の電力を得ることができる。
リンク

エタノール燃料は、現在でもディーゼルエンジンなどの内燃機関で使われているが、数百℃の高温で酸素と反応する際に、酸化窒素類(NOX)や一酸化炭素(CO)の有毒ガスを排出するという問題があり、二酸化炭素(CO2)をしのぐ温室効果ガスの亜酸化窒素(=一酸化二窒素N2O)を高濃度で排出するとの指摘もあった。

そのため、100℃程度までの低温水溶液中で、電気を使って化学的にエタノール分子(C2H6O)を酸化分解し、電力エネルギーを取り出すことを可能にする「ポリマー電解質膜燃料電池(PEMFC)」の開発が期待されている。PEMFCは、酸化分解後は水や二酸化炭素(CO2)が生成されるのみで、生体に有害な物質は排出されない。このPEMFCの肝となるのが、酸化分解反応を高い効率で促進する触媒の存在だ。

研究チームは、今回、世界で初めてタンタルとプラチナの合金ナノ粒子を開発した。タンタルの微粒子は大気中の酸素や水素と激しく反応するが、プラチナと化学結合させた粒子は、大気中や水中でも安定した状態になるという。この新たな触媒で、エタノール分子の炭素 (C)-炭素(C)結合を効率よく切り離し、従来の触媒に比べ10倍以上の電流密度をもつ電力を取り出すことに成功した。加えてこの触媒は、炭素-炭素結合の切断で生まれた有害な一酸化炭素を、無害な二酸化炭素へ完全に酸化する効果があるという。今後は、この触媒をより高い効率で合成するための方法を探る方針だ。
 

 

以上は「るいネット」より

技術はこれで終わりということはありません。無限にあるでしょう。  以上

2015年10月28日 (水)

北半球の海の「植物プランクトンが劇的に減少し続けていることを、NASAの調査で判明

北半球の海の「植物プランクトン」が劇的に減少し続けていることが NASA の調査で判明。そして、その海のプランクトンたちもまた「他との共生」で進化していた

 

2015/10/08

nasa-finds-plankton-decline-top

▲ 2015年09月24日の NASA Earth Science News より。

 

 

植物は人間と「対」だから

前回の記事、

「植物はいかにして地球に誕生したか」

では、英国の専門機関ジョン・インズ・センターなどの国際研究により、4億年ほど前に、海中の藻類が陸上の植物となっていった過程で、

藻類と菌類の共生により、藻は陸上で生きていけるように進化した

ということと、

それを可能とする遺伝子は、藻と菌類「共に」DNA に組み込まれていた

というようなことが判明したということをご紹介した記事でしたが、それを読んで、私はこれまで「この世の存在は奇跡」だと思っていましたが、確かに奇跡は奇跡であるにしても、1から緻密に組み立てられていた

「あらかじめ完全な計画性を持つ奇跡」

であったことに気づきます。

「数十億年後の地球はこうなる」ということが、地球に小惑星などがどんどん衝突していた40億年くらい前から「すでに確定していた」と。

地球に、小惑星の衝突のお陰で水ができて、その中では微生物の活動が可能となり、宇宙から降り注ぐ「生命の種」のうちで、活動可能なものから「萌芽」していは、それらの中の藻類には、「陸上で《陸上生物と共生して》生きるための生存能力」をもともと持っていたと。

そこから地球の生命の歴史が始まった、と。

いつの時代でも、地球の支配者は常に植物でした。

「支配者」というのは、悪い意味でのほうではなく、つまりは、食物やエネルギー源として、ほぼすべての生き物の生命が「植物の存在」の上にあるからです。

植物が地球の生命の営みのすべての根幹にある、という意味での支配者です。

植物が支配者であるのは今でも同じですが、「人間が地球に登場してから、その植物との関係は、それまでのいかなる動物とも違うものとなった」という事実もあります。

それまでの生物たちは、植物と「エネルギー(エサ)」として対峙するという部分がほとんどで、その植物を食べた生き物が、今度は肉食の生き物のエサになり、というような食物体系の頂点にいる植物という図式。

しかし、人間は違った。

植物で衣装を作り、植物(木材)で住む場所を作り、あらゆる道具を作りだし、あるいは、植物(薪)で暖を取り、何より「植物の観賞」ということをする。

どんな国でも、花を飾り、観葉の木々を飾るのが現代ですが、この「植物を見る」ということに価値を覚えるのは、他のあらゆる動物と比べて人間だけのはずです。

過去記事でも、

オランダの女性たちが発見した奇跡のエネルギー生成 : 生きた植物と生きた微生物と水のコラボレーションが生み出した驚異の発電法 – Plant-MFC
2015年07月04日

や、

毒の効用 : 植物毒もまた人間文明の手助けをしてきた…ことを書いているうちに、話がローン・ガンメンにまで逸れてしまって申し訳ありません
2015年07月08日

など、現代から「未来」に対しても、植物と人間の共生は続く「べき」だというようなことを書いたこともあります。

人間と植物の関係は、地球上の他のあらゆる動物と違い、植物は人間の歴史の、ほぼすべてに寄り添ってきた存在であり、つまり「人間と植物は一体の存在」という言葉が強く思い出されます。

ただ・・・この「一体」という言葉について、今朝、散歩をしている時、道の木々を見ながら、ふと思ったことがありました。

それは、

「植物が地球の支配者であるなら、それと一体である私たち人間も地球の支配者であるはずだけれど、果たして、そうなのだろうか?」

という疑問というのか何というのか、そういう思うでした。

私たち人間は地球の支配者であるのか?
あるいは、それに相応しいのか?

まあ、その疑問はわからないのですが、植物側の希望(?)としては、私はそれ(人間が地球の支配者であること)を望んでいるのだと思っていますので、人類がそれに相応しい存在になれるとよいのですけれど。

さて、今回は「地球の海で植物プランクトンが減っている」という NASA の発表をご紹介しようと思います。

 

 

海の重要な植物プランクトンたちの進化もまた他との共生の中で起きた

そのタイトル通りのものなんですが、この「海の植物プランクトンが減っている」ということに興味を持ったのは、以前、

人間より多くの遺伝子数を持つイネとミジンコに感謝しながら、高齢化社会をめぐる暗いニュースから肯定的な側面を探りだそうと

という記事で、藤野での田植えに招待していただいた際に、藤野まで来ていただいてお会いした方が、自宅で、プランクトンの成育環境を再現されているという方でして、その方が、

「都会の淡水には、今は動物プランクトンがいないんですよ」

とおっしゃっていたことを思い出しましたのです。

動物プランクトンの代表といえば、ミジンコですが、そういうものが、都会の淡水から消えているのだそうで、そういう話を覚えていたので、今回の NASA の

「海では、植物プランクトンが減少している」

という調査結果に反応した次第でした。

植物プランクトンの代表としては、珪藻(ケイソウ)というものがあります。

 

珪藻
keisou-nasaNASA

 

この珪藻というのは、ネイチャーの「珪藻の変化に富んだ歴史」というページには、

珪藻は、海水や淡水にすむ微細な藻類の一種で、海洋の主要な生物であり、地球の一次生産能力の約5分の1を担っている。

というもので、さらに、このネイチャーの記事は、珪藻の一種のゲノム(遺伝子と染色体)が解読されたことを紹介する記事なのですが、続けて、こうありました。

珪藻遺伝子のうち数百個が細菌からの遺伝子移動によって獲得されたものであることが明らかになったが、あるいは逆の珪藻から細菌への移動という可能性もある。

遺伝子移動は珪藻の進化の過程でよく起こったらしく、植物や動物の遺伝子も含めた、正正統的でない組み合わせの遺伝子がみられ、これらが栄養素の処理や環境シグナルの伝達に重要な役割を果たしているらしい。

というように、植物プランクトンである珪藻の進化もまた、

> 細菌からの遺伝子移動によって獲得されたもの

とあり、昨日の記事の「藻と菌の共生による進化」と、何となく似た構造で「進化」してきたことがわかります。

この珪藻と細菌の関係も、偶然などではなく、あらかじめお互いの遺伝子の中に「誰かが」書き込んでいたメカニズムであり、そして、上にありますように、この進化を遂げたことで、

> 地球の一次生産能力の約5分の1を担っている

という現在の「珪藻と海の関係」が存在しているようです。

珪藻もまた、地球の歴史の中で、「地球の海が生きた状態となっていく」ことに大きく関与していたと思われます。

 

関係ないですが、今朝、散歩をしていて、ふと思ったのですが、「地球のあらゆる生命は他者と共生して存在している」のだということを確信的に感じました。

要するに、たとえば、ダーウィンの進化論的な発想では、生物たちは地球の歴史の中で「生き残りをかけてきた」みたいな闘争的、肉食的、西洋価値観的なニュアンスで語られることがありますが、私は歩きながら、

以上は「IN DEEP」より

プランクトンの減少も「地球大異変期」の影響が考えられます。  以上

「そうじゃない」

 

と、翻然と思うに至ったのでした。

 

「地球のあらゆる生命はお互いに共生していて、そして、共生の中でだけ進化するんだ」

 

と。

まあ、正しいかどうかはわからないですが。

 

いずれにしても、海の重要な役割を担う植物プランクトンが減っています。

その NASA の記事をご紹介します。

ちなみに、この記事はもともとがわりとわかりにくい内容ですので、 NASA の解説動画からの図なども入れています。

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米国から日本と欧州へ逃げる投資家達

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米国から日本と欧州へ逃げる投資家たち

米国から日本と欧州へ逃げる投資家たち

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17539301

欧州諸国と日本は米国とは異なり、投資にとってより魅力的な国となっている。なぜならこれらの国の経済は、輸出に大きく依存しているからだ。CNNが伝えた。

昨年、日本円とユーロの対ドル・レートは大きく下落した。米連邦準備理事会(FRB)が利上げした場合、この傾向が続くのは明らかだ。その結果、製品の低価格に関連して、日本と欧州では輸出ブームが起こるはずだとみられている。

なぜ投資家は外国へ突進したのか?その理由の一つは、それは米国株式市場の沈滞だ。その時、欧州市場と日本市場が二桁成長を見せた。

情報分析会社・格付け機関「モーニングスター」社の情報によると、投資家たちは一年間で米国のファンドから約640億ドルを引き出して、およそ1580億ドルを国際投資ファンドにつぎ込んだ。「モーニングスター」社の主任アナリスト、アリナ・ラミー氏は、「投資家たちが米国のファンドから資金を引き出しているという事実は、彼らが将来を懸念していることを示している」との見方を表している。「ETF セキュリティーズ」社のマイク・マクローン調査責任者は、「資金は、中央銀行の政策が柔軟性を失っている米国から、中央銀行が現在の変化により適応している場所へと流れている」との考えを表した。

米国経済は良好を示しているが、成長は不十分で、企業収益の成長見通しは不明瞭だという。

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仏議員団がクリミアを訪問、ネオコンがロシアに対して仕掛けている軍事的圧力への反発が顕在化

2015.07.24      

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     フランスの国会議員10名がモスクワを経由し、7月23日から24日にかけてクリミアを訪れた。リーダーは国民運動連合のティエリー・マリアニ。フランス政府から非難され、キエフ政権はクリミアを訪問した議員がウクライナへ入国することを拒否すると通告されたが、フランスの議員には自分の行動を決める自由があるとしてはねつけた。いちいち御伺いを立てるようなことはしないということだ。「ロシア制裁」で最もダメージを受けているのがEUだということもマリアニは理解している。

 マリアニは2カ月前、キエフ軍から攻撃を受けてきたドンバス(ドネツクやルガンスク/ナバロシエ)を訪れ、その荒廃と人びとの恐怖を目の当たりにしていた。同じようにキエフのクーデター政権を拒否したクリミアだが、素早く住民投票を行い、守りやすい地形だということもあり、キエフ軍の侵入を防ぐことができた。その結果、平和な生活を送れている。ロシアがクリミアを一方的に併合したという表現は正しくない。

 本ブログでは何度も指摘してきたが、ウクライナの戦乱はネオ・ナチ(ステファン/バンデラ派)を主力とするクーデターが原因。その背後にはネオコン/シオニストがいた。こうした事実を無視、防衛行動を批判するのは、「パクス・アメリカーナ」を支持していることにほかならない。

 このクーデター劇は2013年11月21日に始まる。当時のウクライナ大統領は東部や南部を地盤とするビクトル・ヤヌコビッチ。アメリカの支配層が描くプランではウクライナが西側の餌食になると判断、EUへの接近にブレーキをかけるのだが、これに西側は激怒。EU幻想に取り憑かれた西部住民の反発を利用して反政府行動が始まったのだ。ユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)には約2000名の反ヤヌコビッチ大統領派が集まった。

 それでもEUは話し合いで解決しようとしていたが、ヌランドはそれも許せなかった。昨年2月4日にYouTubeへアップロードされた音声を聞くと、ヌランドはジェオフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使と電話でウクライナの「次期閣僚人事」について話し合い、ヌランドはアルセニー・ヤツェニュクを高く評価しているが、その中で「EUなんかくそくらえ(F*ck the EU)」と口にしている。なお、ヤツェニュクはクーデター後、首相を務める人物だ。

 2月21日にヤヌコビッチ大統領と反ヤヌコビッチ派が平和協定に調印、話し合いは成功したかに見えたのだが、ここから「EUなんかくそくらえ(F*ck the EU)」が具体化する。広場で狙撃が始まり、23日に憲法の規定を全く無視した形で大統領が解任されたのである。このクーデターを容認している人物、団体が安倍晋三政権の出してきた法案を憲法に違反していると批判するのは奇妙な話。「エセ護憲派」と言われても仕方がないだろう。

 話し合いによる決着を崩壊させ、ネオ・ナチのクーデターによる政権打倒へ向かわせたのは広場で始まった狙撃。2月25日にキエフ入りして調査したエストニアのウルマス・パエト外相は現地で調査のうえ、翌日にキャサリン・アシュトンEU外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)へ反政府側が狙撃したと強く示唆した。ほかの情報も狙撃を指揮したのはネオ・ナチのアンドレイ・パルビーだとしている。パルビーは1991年に「ウクライナ社会ナショナル党」を創設、クーデター後には国家安全保障国防会議(国防省や軍を統括する)の議長に就任した。2014年8月に議長を辞任、9月にはヤツェニュクたちと新たな政党「人民戦線」を組織し、今では議員だ。

 ヌランドの夫、ロバート・ケーガンはネオコンの大物。2000年にネオコン系シンクタンクPNACが発表した「米国防の再構築」の作成にもウォルフォウィツと同じように参加している。この報告書は1992年に国防総省の内部で作成されたDPG(国防計画指針)の草案、いわゆる「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」に基づいている。

 1991年にソ連が消滅、ロシアはアメリカの属国になり、アメリカが「唯一の超大国」になったという前提でこの「米国防の再構築」は書かれ、ている。その年、1991年にポール・ウォルフォウィッツ国防次官はイラク、イラン、シリアを殲滅すると語っていたが、ソ連の消滅とロシアの属国化で重点地域は東アジアへ移る。「米国防の再構築」にも明記されている話だ。

 ウォルフォウィッツが1991年に話していたプランに従い、2003年に米英はイラクを先制攻撃するが、フランスとドイツは反対してアメリカの支配層を怒らせた。この時にアメリカの圧力をはねつけたフランスの大統領、ジャック・シラクをティエリー・マリアニは高く評価、中東に破壊と混乱をもたらしたアメリカの政策を批判している。なお、後にシラクは刑事訴追され、2011年に執行猶予付きながら、禁固2年が言い渡されている。

 シラクはシャルル・ド・ゴール派に属していた。ド・ゴールは1959年1月から69年4月までフランス大統領を務めているが、アルジェリアに対する政策などが原因で好戦的なグループから敵視され、1962年8月には命を狙われる。暗殺を計画したのは、アメリカの破壊工作人脈(当時はCIA計画局)につながるOAS(秘密軍事機構)の一部。

 このOASへ資金を提供していた企業のひとつ、パーミンデックスはスイスで1958年に設立され、その当時の社長兼会長、ルイス・モーティマー・ブルームフィールドはイギリスの破壊活動機関、SOEの出身。その会社の理事だったクレイ・ショーはジョン・F・ケネディ米大統領暗殺にからみ、ジム・ギャリソン検事に起訴されている。つまり、ド・ゴール暗殺未遂とケネディ暗殺は背後でつながっている可能性が高い。

 1966年にフランス軍はNATOの軍事機構から離脱、翌年にはSHAPE(欧州連合軍最高司令部)をパリから追い出す。フランスがNATOの軍事機構へ一部復帰すると宣言したのは1995年のことで、完全復帰はニコラ・サルコジが大統領だった2009年だ。OASの暗殺計画を阻止する上で重要な役割を果たした情報機関(当時はSDECE)はド・ゴールが失脚するまでアメリカに対抗できたが、その後はCIAの手先になっている。    

以上は「櫻井ジャーナル」より
フランスにはまだ米国の言いなりにならない議員が存在している証拠です。日本にもクリミアを訪問した鳩山元総理のような気骨のある人物がもっと必要です。 以上

人間がこの惑星に本当にしていることをとらえた考えさせられる写真11枚

人間がこの惑星に本当にしていることをとらえた、考えさせられる写真11枚
11 Thought Provoking Images Show What Humans Are Really Doing To The Planet



2015年5月28日【collective evolution】
http://www.collective-evolution.com/2015/05/28/11-thought-provoking-images-show-what-humans-are-really-doing-to-the-planet/


学校に通い、仕事を見つけ、生活費を払い、生きていけるために十分な地位に自分自身を置こうとすること・・・これが私たち人間が現在経験していることです。

しかし私たちが生き残ることしか考えられないほど忙しくしている中、私たちの惑星、地球は幾何級数的に、めちゃくちゃに破壊されています。


この惑星を破壊しないような、人間の生き方を作り出すことは可能でしょうか?

すべての人間がお金を遣うことなく、基本的に必要なものを手に入れることは可能でしょうか?

お金が必要ですらない「システム」を作り出すことは可能でしょうか?

私たちは可能だと信じています。しかし、依然としてこのような考え方に対して辛らつな抵抗がまだあるようです。
世界を変える莫大な数の選択肢が存在しているというのに。


例えば、ヘンプ(麻)やその他の生物分解可能な原料を用いて消費者向け製品を製造することができます。環境を損なうことなく、環境を実際に癒すことのできる製品を作ることが可能です。

プラスチックはもう必要ありません。森林伐採も必要がありません。

ヘンプにはまた、エネルギーを生成したり、あるいはその他5万種類の利用法がありますが、依然として多くの場所では違法になっています。

繰り返すようですが、ヘンプはその他数多くの関連する問題のうちの、小さな例の一つに過ぎません。緊急に対処するべき問題は多数存在し、ごく少数の大企業がこの惑星のほとんどを所有しており、地球上の資源(リソース)を全部あわせても足りないほどであるというのが現実です。
しかし状況は変化しつつあります。まだ善きものも依然として存在しています。

このような寡占的な企業が一体になり、彼らの所有するリソースのすべてを共同で提出して世界を変えたらどうなるか、想像してみてください。どのような違いが生まれるでしょうか?


この惑星を救うための意識のシフト、そして強欲や恐怖、自我によってではなく、私たちの惑星の改善と、地球上のあらゆる生命の健康で幸福な状態という共通の目標によって機能するネットワークが必要です。


この実現はどうやっても可能で、これは本質的に非常に単純な考えだから人は信じないのではないか、と私は時おり感じます。


経済やビジネス、財政など、つまり私たちを奴隷化しているまさしくそのシステムについて注意を向ける人が多いのは珍しいことではありません。

しかしお金のない世界を想像したり、あるいはいったい世界がどのようにして機能するのか理解をすることは多くの人には難しいことなのです。

私たちの世界が一般的にどのように機能するのか、また解決策がそこにあるのに無視しているところから発生しているものだと私は考えています。

自分自身を教育をすることが、変化を起こす鍵です。


以前にも言いましたが、これは未来にも言うでしょう。私はここ数年、この分野で働いてきました。そして興味を持っているのはもっと長い期間です。

私たちが人類として作り出した進歩は、素晴らしいものです。



こういった種類のことに興味を持っている人間であれば誰もが、これを理解することができます。また同時に、私たちには長い道のりが前にあり、そして人類として登るべきステップは数多いのですが、私たちは正しい方向に向かっています。



ここにあるのはインターネット上をここしばらく出回っていた、
考えさせられる写真です。もし以前にご覧になっていたら申し訳ありません。しかし私たちはこの写真を私たちのサイト上にアーカイブを保管しておきたかったのです。


なぜなら、これらの写真は非常に貴重な思想の引き金となるからです。


















(翻訳終了)




著者:Arjun Walia


以上は「世界の裏側ニュース」より

人間がこの地球上に誕生して、地球を我が物顔で乱開発をしたために、すでに取り返しがつかないまでにあらしてしまいました。しかし丁度運よく地球も78万年振りに「地球大異変期」に突入しています。人間による自然破壊がなくても、自然サイクルで大自然が大洗される時期にきたのです。この自然の大洗で壊された自然をもう一度生き返させることができるのです。大自然はこのサイクルを繰り返して現在に至っているのです。もちろん自然を破壊した人間も淘汰される運命です。お疲れ様でした。               以上




サルの進化年表

サルの進化年表
 
岩井裕介 ( 43 再開発プランナー ) 15/06/15 PM08
6500万年 生物の大量絶滅。恐竜絶滅。隕石落下で環境激変。寒冷化
       原始霊長類の出現。モグラに似た哺乳類が樹上生活に適応
       約5500万年前に現れたアダピス類が初期の霊長類
       プルガトリウス、カルポレステス、プレシアダピス。
       夜行性。鉤爪、親指の発達(対向指へ)。昆虫、果実食
       従来は北米起源説
       中国湖南省で最古霊長類の頭骨化石、アジア起源浮上
5500万年  温暖化。海底火山、マグマ熱でメタンハイドレート爆発
       広葉樹、高緯度まで、樹冠=サルの楽園。原始原猿拡散、繁殖
       ショショニアス:正面に並んだ目→立体視が可能
       原始霊長類より原猿類と真猿類と分岐
4500万年  インド、ユーラシア大陸衝突、ヒマラヤ形成、テチス海消滅
4000万年  南極大陸で氷河の形成がはじまり、徐々に寒冷化。
       高緯度地域の樹林が消え、サルはアフリカ、一部南アジアへ
       カトピテクス:高い視力(眼窩後壁→視細胞集中→明瞭映像)
       真猿下目の狭鼻下目(旧世界猿)と広鼻下目(新世界猿)分岐
3000万年 赤緑色盲に退化した哺乳類のうち狭鼻下目が3色型色覚再獲得。
      (ビタミンCを豊富に含む色鮮やかな果実等の獲得と生存に有利)
       狭鼻下目のヒト上科がオナガザル上科から分岐
       ヒト上科=テナガザル、オランウータン、チンパンジー、ゴリラ、ヒト共通祖先
2500万年  アルプス・ヒマラヤ地帯などで山脈の形成がはじまる。
       最古の類人猿と思われる化石(アフリカ、ケニヤ)
1500万年  急速な寒冷化
       ヒト科とテナガザル科が分岐
       ヒト亜科とオランウータン亜科が分岐
       ヨーロッパ、南・東アジアなどユーラシア各地に類人猿化石
1000万年  アフリカ大地溝帯の形成が始まる(人類誕生に大きな影響か)
700万年  気温が下がり始める
       最古人類化石は中央アフリカ、サヘラントロプス・チャデンシス
600万年  ヒト族とゴリラ族が分岐
500万年  ヒト亜族とチンパンジー亜族が分岐
       猿人の出現。最初の人類とされる。
      (華奢型猿人、アウストラロピテクスなど)
       チンパンジーほどの大きさで、足の指の形から二足歩行の可能性
       脳容積500 ml。一定の道具使用

 以上は「るいネット」より

人類は約400万年前ごろに生まれたとされています。以上

半世紀足らずで急速に衰えた農業・・・試される私たち民衆の地力

経営・共同体
304513 半世紀足らずで急速に衰えた農業⇒試される私たち民衆の地力
 
根木貴大 ( 40 営業 ) 15/05/31 PM09

【奇跡のレストラン アル・ケッチャーノ】(文春文庫P11)より引用
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 日本の食糧自給率は、約39%(2013年度 カロリーベース 農水省)である。フランス、ドイツ、イタリアといったヨーロッパ先進国の自給率に比べても、現在の日本の水準は著しく低い。1965年度にはそれでも73%はあったわけで、半世紀足らずで急速に農業が衰えていったことがわかる。なぜ、こんなことになってしまったのだろうか。

 井上馨がヨーロッパの農家を回ったときに強く感じたのは、ヨーロッパの生産者が自尊心をもって農業に携わっているということだった。決して奢侈にふけっているとか、贅沢なクルマを持っているというわけではないが、ポリシーのようなものを持って農業を営んでいると感じたのだ。それはおそらく、国の中での彼らの立場、人間性がちゃんと尊重されているからこそ持ち得たものだと思った。翻って日本はというと、常にお上は農民を生かさず殺さずで、ときにあがめ奉りながら、いざというときには殺しはしないけれども無情にも突き放す。そこには言葉を弄せば農民なんてどうにでもなるという政治家たちの驕りが常に見え隠れしているように井上には思えた。

 もちろん、農民の側にも問題はあると井上は思う。選挙の時にだけ甘言に踊らされて、いくばくかのサービスを受けることで目をつぶり続けてきたのは農民自身なのだ。そんなことをお上と農民は何度となく繰り返してきた。そして、そうやっているうちに、多くの日本の農民は自尊心を失っていってしまったのだ。もちろん、一部のエキスパートは頑張っているし、リーダーとして孤軍奮闘している人々も井上は知っている。しかし、多くの農民が長い時を経て骨抜きにされていってしまった感が井上にはどうしても拭えない。

 いずれにしても、井上が言うように、長い間、生かさず殺さず農業を弄んできたツケがとうとういま(いやもう何十年も前から)回ってきているわけだ。ツケには、すぐに払えば何とかなるものと、そうではないものがある。一気に返せないツケもあるのだ。その代表的なものが農業と教育だろう。そして、もう一つ挙げるとすれば医療もここに入ってくるのかもしれない。いずれにしても、このツケを返すには、巨大なシステムの変更が必要で、それはもちろん一朝一夕には叶わない。長い時間をかけて人を育て、ゆっくりと土壌を整えていかなければならない。一度失ったものを取り戻すには、膨大な時間が必要なのだ。

 農業の荒廃は、視点を変えれば地方の没落をも意味する。何千年もの間、脈々と営まれ続けてきた日本全国の共同体は、たった50年でその勢いを失い、なかなか力を蘇らせずにいる。魅力ある地域作りにどこの共同体も四苦八苦している。あるときは、全国の地方自治体がハコモノ作りに血道を上げたが、思うように人は集まらず、結局はただ建設費用の借金とランニングコストに苦しめられ続けるということだけが分かった。

 多くの地方都市では、駅前商店街がモータリゼーションなしには成り立たぬ大型店舗に駆逐され、これがまた結果的に街と人々の心を壊す一因となった。もちろん古き良き時代の田舎の姿を懐かしむだけでは何も前に進まないということは分かる。モータリゼーションの申し子のような店舗だって、その地域で暮らす人々にとっては、ときになくてはならない施設なのだろう。長い目で見たときに初めてこの無機的な施設やシステムの功罪は自ずと見えてくるのかもしれない。

 一方、実際、街の中心部に商業施設や医療施設、役所などを集約し、コンパクトシティとして機能し始めている青森市や富山市のような例もある。また、長野県の小布施や大分県の湯布院のように観光を生かした街づくりで成功しているところもある。あるいは、ひとたび都市国家ヨーロッパに目を移せば、やはり、小さな街を核としてそれを農村が取り囲み成り立つ構造を持つ田舎は、実に羨ましくも映る。街と農村が有機的に繋がっていて、人々が生きやすい、そして誇りを持てる地域社会がそこにはいまだ厳然としてある。もちろん、これとて、ヨーロッパ全てにおいてというわけではないわけだが。

 いずれにしても、日本の多くの中小地方都市及びその周辺地域がもがき苦しんでいることは覆いがたい事実だ。
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近年、再び盛り上がりを見せる、”農”を取り巻く環境。
一時のブームでは終わらない、終わらせてはならない期待感がそこにはあり、産業・行政の枠を超えた私たち民衆自身の地力が試される。

以上は「るいネット」より

今の地球は78万年ぶりの「地球大異変期」にあります。この食糧不足は歴然としています。お金を払えば食糧を売ってくれることはあてにできなくなります。明日の日本の苦難は明白です。                                以上   

 
 

2015年10月27日 (火)

私やあなたはなぜ地球にいられる?

私やあなたはなぜ地球にいられる? それは「4.5億年の藻が植物として地球を支配するため」に上陸したから : 英国の専門機関により初めて解明された「植物はいかにして地球に誕生したか」

 

2015/10/07

    2015/10/08

地球の植物たちの祖先は「地球を植物が支配するために」宇宙から飛んで来た。そして、植物は人間の登場を待ち続けた

crepuscular-rays-2015twojapogoda.pl

 

本日の記事からこちらで書かせていただきます。

基本的にはいろいろとそんなに変わっていないと思いますが、トップページが新着記事のタイトル一覧の見出しになったことと、全体の幅を大きくしましたので、パソコンでご覧の場合は、今までより大きな写真を表示できます。

せっかく新しい記事の最初ということで、何か良さげな写真でもと思いまして冒頭に貼りましたのは、本題とは全然関係ないのですが、最近、イタリアのカットーリカという町で撮影された、一般的には「天使の梯子」といわれている薄明光線という気象現象の写真です。

よく見られるものですが、きれいに円の形を作っている上に明るさもかなりのもので、これほどのものはあまり見ないですので、載せてみました。

実は、私は「天使の梯子」探しの名人というか何というか、ふと空を見上げる時に、かなりの確率でこの現象に出くわします。そういう意味では、実にありふれた気象現象ではあるということなのかもしれないですが、いつ見ても気持ちのいい感じにはなります。

 

さて、今回ご紹介する記事は、これまで書いていた記事の中の、

・植物と人間のこと
・パンスペルミア説(生命の種は宇宙を渡って、惑星に生命を生じさせる)
・生命の進化

などにすべて関係するかもしれないもので、新しい記事としては、とてもいいタイミングだったと思います。

 

内容的には、イギリスでの植物研究においての最高機関といえるジョン・インズ・センターという機関が「地球最初の植物がどのようにして、陸地で生きるようになったか」を、DNA や RNA の解析により突き止めたというものです。

 

まずは、そのジョン・インズ・センターのプレスリリース記事の翻訳を先にご紹介しておきます。

ここから想起させられることは、「進化」というものが、今まで言われてきたような、単なる適材適所に応じたものなどではなく、

「生命の進化のメカニズムは、あらかじめ生命の遺伝子の中に組み込まれている」

ことがわかります。

そして、地球の陸上の、ほぼすべての生命の根幹となる植物においての「地球での最初の使命」は極めて重要なものだったわけで、それは、

「まず植物が地球の陸地を支配し、あらゆる陸地の生命がそこで生きられるような地球を作ること」

だったことが想像されます。

そして、それらは、最終的に、その地球に人類が登場する時のために、すべてあらかじめ決められていたことだということも想像できるのです。

先に記事をご紹介しておきます。

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Ancient alga knew how to survive on land before it left water and evolved into first plant
John Inns Centre 2015.10.05

古代の藻類は、水を離れて「最初の植物」に進化する以前から陸地で生き残るための方法を知っていた

algae-evolition-top

ジョン・インズ・センターのピエール・マルク・デロウクス博士( Dr Pierre-Marc Delaux )が率いる科学者チームは、地球上の最初の段階の植物生命について、長く謎となっていた問題を解決に導いた。

ジョン・インズ・センター、ウィスコンシン大学、および他の国際共同研究者たちは、古代の藻がどのように陸地に生息し、それらが最初の植物となり、陸地の植物として地球に定住していったかということについての発見をした。

これまでの科学では、古代の藻類は、それがアーバスキュラー菌根と呼ばれる有益な菌類との密接な関連を形成することによって陸地に到着した後、その生存のために必要な栄養素を調達する能力を進化させていることを前提としていた。

アーバスキュラー菌根は今日も存在しており、植物に、その根で、炭素と引き換えに土壌から養分や水を得ることを手助けしている。

以前発見された 4.5億年の化石化したアーバスキュラー菌根の胞子と似た化石は、この菌類が、最初の陸上植物が遭遇する環境に存在していたであろうことを示唆していた。

先史時代の真菌の残骸も、この考えを補強し、最古の植物の化石の細胞の中に発見されている。

しかし、陸上植物の藻類の祖先は、菌類と代償機構を媒介するほど十分に長く生き残っていた可能性があるのかどうか、科学者たちには明確にはわからなかった。

ところが、今回新たに得られた藻類についての、この重要な機能を進化させる知見は、藻たちがまだ海に住んでいた時から持っていたという驚くべきことを示した。

デロウクス博士らは、最古の陸上植物や緑藻として知られる一部の DNA と RNA を分析し、その結果、それらの陸地の植物が、地球の海に住んでいた藻類の祖先と遺伝子を共有しており、海の藻類は、すでに陸地の植物の遺伝子のセットを持っていたことの証拠を発見したのだ。

そして、その共生経路は、有益なアーバスキュラー菌根を探しだしして相互作用する必要があった。

この機能は、藻類たちが海から陸地に出て生き残り、そして、地球の陸地を支配し、植物が陸地に繁茂していくために重要なものだったと科学者チームは確信している。

菌類と共生することにより、藻類は進化の上での明確な利点を示し、そして、このことは、一見すると藻たちが繁茂することができないような環境だった陸地で、彼らが生き残り、地球を植物の緑で覆うことに成功したのだ。

デロウクス博士は以下のように述べる。

「 4.5億年前のどこかの時点で、地球の海に住んでいた藻は、不毛で何もなかった地球の陸地に這い上った。普通なら、その環境では海の藻類は生存できません。ところが、どういうわけか、彼らは生き残り、陸地での繁殖を開始したのです。これが、地球の陸地での生命進化のスタート・ポイントだったのです」

「私たちの今回の発見は、藻類たちがまだ水の中にいた時に、すでに彼らは陸地で生き残る方法を知っていたことを初めて示しました。もし、当時の藻類に、この陸地への適応能力の進化がなければ、今の地球は、現在とは非常に異なる場所となっていた可能性があります」

「この発見は、地球の生命の起源についての、私たち科学者集団の知識のギャップを埋めることになると思います。また、この発見は、様々な機関からの多大な貢献と、世界的な科学者たちの貢献がなければ成し得なかったものです」

ウィスコンシン大学のジャン=ミシェル・エーン教授( Professor Jean-Michel Ane )は、以下のように語った。

「この発見の驚きは、植物が共生菌類と相互作用することを可能にする、藻類でのメカニズムを見つけたことにあります。これまで、誰も、この藻類に有益な関連性を研究したことはなかったのです」


 

ここまでです。

植物が地球に登場した際には、

> 陸地の植物は、地球の海に住んでいた藻類の祖先と遺伝子を共有しており、海の藻類は、すでに陸地の植物の遺伝子のセットを持っていた

とあり、そして、

> 古代の藻類たちは、まだ彼らが水の中にいた時に、すでに彼らは陸地で生き残る方法を知っていた

とありますが、その方法こそ、藻たちが「菌類と共生することで進化する」ことでした。

記事に出て来る「アーバスキュラー菌根菌」というのは、北海道大学大学院農学研究院のページによりますと、

アーバスキュラー菌根菌(あるいはVA菌根菌)と呼ばれる糸状菌の一群 は、土壌中に普遍的に存在し、およそ80%の陸上植物と共生することができる。この菌は植物からエネルギー源(主にブドウ糖)の供給を受ける代わりに、土壌中の希薄なリン酸を集め、宿主植物に供給する。

> この菌は植物からエネルギー源の供給を受ける代わりに、土壌中の希薄なリン酸を集め、宿主植物に供給する。

とありますけれど、リンは肥料の主要な原料であることからもわかるように、植物の成長には不可欠なものですが、そのリンをこのアーバスキュラー菌根菌という読みにくい菌は、植物に対して供給するようです。

この菌自身もまた、植物からエネルギーを受けているというように、共に生きるための「完全な共生」が実現されているようなのですが、上の記事にありますように、それは、海の藻たちが陸地に上り、植物となった上で偶然起きたことではなく

 

「まったく関係のない藻と菌という種が共生して生きるメカニズムは、もともとお互いの DNA に書かれてあった」

 

という解釈でいいのかと思います。

つまり、藻は、陸地に上がってから適応して植物になったのではなく、

 

「藻は最初から地上の植物になるために地球に存在していた」

 

ことがわかります。

そして、当然ながら、彼ら「藻が植物になって」陸上で繁茂を続けなければ、後のいかなる地上の生命も生まれ得なかったわけです。

植物が陸上に出現して、地球は一気に変化したはずです。

その数十億年後の今もその延長線上といえます。

つまり、「今」があるのは、植物が地上に出現したからであるわけですが、それは藻たちの「偶然な進化」などによるものではなく、「地球への植物の出現は最初から決められたメカニズムだった」ということが何となく思われます。

 

そして、「地球(あるいは、あらゆる天体)の生命は宇宙がもたらした」とする、パンスペルミア説から見れば、もともとの遺伝子に、藻が菌類と共生して植物になるように「書き込まれていた」ということは、いつかは、その藻は必ず菌類と共生して「地上に上がっていく」わけですから、

 

「最初から地球という惑星の歴史は決められていた」

 

ということも想定できます。

 

地球に水が生じる。

 

その海に、宇宙から降り注ぐ藻や菌類の「種」、あるいは DNA が生存できる条件が整う。

 

そして、今回の内容のように、植物が地上へと進出し、「地球が植物に支配される」。

 

そこから、様々な動物が陸上に生息できるようになって、それぞれの環境に応じて、それらの「種」は、地球に(場合によっては唐突に)登場する。

おそらくはその最後の段階に、地球に人間が登場する

その先は・・・と、そこまでわからないですが、これらの地球の歴史には、おそらく「偶然はひとつも含まれない」と思っています。

すべて計算通り。

誰の?

それはわからないですが、これは永遠にわからないことだし、わからなくていいことなのだと思います。

私たちは、この時代の、ある意味では末期のような時期にいるかもしれない時に、この地球の歴史のメカニズムが、少しずつわかってきている。

それだけでいいのだと思います。

 

 

すべては決まっていた

それにしても、何もかもうまくできているなあ、と。

41億年前から 38億年前、地球は「後期重爆撃期」という、隕石や小惑星が地球に集中的に衝突した時代があるとされています(確定している説ではないです)。

後期重爆撃時代のイメージ

後期重爆撃時代Where Did Our Atmosphere Come From?

この「後期重爆撃期」の「直後」に、地球で生命が活動を開始した痕跡が確認されていて、 Wikipedia には、

生命は後期重爆撃期の直後に誕生したか、あるいは、冥王代初期に誕生して後期重爆撃期を生き抜いたと考えられる。

とありますが、「この後期重爆撃期の時代に、天体と共に宇宙から地球に生命の種がやってきた」と考えるほうが合理的だと思えます。

生物が大気圏衝突の熱と衝撃に耐えられるのか」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれないですが、摩擦熱の点から、「小さなものなら大丈夫」なのです。

過去記事の、

確証が進むパンスペミア仮説 : 「DNAの大気圏突破の熱と衝撃に耐えられるか」というロケット打ち上げ実験が行われ、DNAは無事に「生還」
2014年12月09日

という記事で、チューリッヒ大学の研究グループが、大気圏突入での DNA の回収実験を行い成功していますし、今から約 30年前の 1986年には、英国カーディフ大学で、フレッド・ホイル博士の研究チームが、研究室での実験ですが、「大腸菌の過熱実験」というものを行い成功しています。

地球の大気圏に物質が突入する際には、その摩擦温度は 3000度に達しますので、質量が普通にあるものは、ほとんど消滅してしまいますが、細菌やウイルスくらいの大きさの粒子なら、突入した際の摩擦温度は約 500度で止まりますので(突破時間は約1秒)、つまり、 DNA とかバクテリアなどの場合なら、大気圏を突破して地球に入ってくることは可能だと思われます。

しかし、生命の「種」がいくら地球に届いても、地球が生命の生存に適した場所でなければ、それらが地球で繁茂することはできません。

たとえば水。

これも、よく出来たもので、これも確定した説ではないですが、最近の主張の中には、地球の水も「その後期重爆撃」の時代の小惑星に由来するかもしれないということが言われているのです。

下は昨年の AFP の報道です。

地球の水、彗星でなく小惑星に由来か ロゼッタ探査機

AFP 2014.12.11
地球上に存在する水は、数十億年前に地球に衝突した小惑星に由来する可能性の方が、彗星由来の可能性よりも高いとの研究論文を、欧州の研究チームが米科学誌サイエンスに発表した。

欧州宇宙機関(ESA)の実験用着陸機「フィラエ」は先月、アヒルのような形をした67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で人類史上初の着陸探査を実施したが、今回の最新研究は、フィラエの母船である彗星周回探査機「ロゼッタ」に搭載された分析機器で8月以降続けられてきた同彗星内部の観測に基づくものだ。

ロゼッタの質量分析計「Rosina」の主任研究員、スイス・ベルン大学のキャスリン・アルトウェッグ(Kathrin Altwegg)教授は「地球の水は、小惑星によってもたらされた可能性の方が、彗星より高いとの結論を下さざるを得ない」と語る。

とあり、この記事には、以下のような下りもあるのです。

炭素を豊富に含む彗星は、地球に衝突することで、生命の存在を可能にする要素を地球にもたらした可能性があると科学者らは述べている。

重爆撃時代の彗星と小惑星のハーモニーが、地球に「原初の生命が住むことのできる環境」を提供し、そこからは、それぞれの「種」にあらかじめ組み込まれているメカニズム、たとえば、今回の記事のような、藻と菌の共生でお互いに進化して生きていけるようなものが発動していき、それが拡大して、ついに植物が地上に上陸し、地球は一気に「春」を迎える・・・。

やっぱりよくできてますよ。

私は、5年ほど前の七夕の日、クレアなひとときに、

植物の人類支配の目的とか、メキシコの眼のない魚が「松果体で見ている」こと
2010年07月07日

というように「植物の人類支配の目的」などというタイトルの記事を書きましたが、植物は、本来、「地球を支配するように」この地球に存在しているのだと、今回のことで思うに至りました。

その最大の理由は、やはり過去記事の、

植物が「緑色」であり続ける理由がわかった! そして人間の生活システムの完成は「植物との完全な共生」にあるのかもしれないことも
2015年07月06日

の中に、植物が「緑」である理由は関して、それは、

「植物が人間と共生するために存在しているから」

と記しましたが、最初、地球で菌類と共生したことで「藻から植物になった」彼らは、最終的に、人間との完全な共生を使命としているのだと改めて思います。

そして、どれだけ時間がかかるのかはわからないですが、今はその渦中にあるのだと強く信じたいところです。

今回はここまでにしておきます。

それでは、今後もオカと奇妙で曖昧な集団存在たちをよろしくお願いいたしま・・・違うわ、In Deep をよろしくお願いいたします。

- 地球という場所の真実 , , , , , ,

マザコン首相は母の存命中に日本を戦争のできる国にしたい

Sat.2015.08.15 

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マザコン首相は母の存命中に日本を戦争のできる国にしたい

20150814-2.jpg

統一教会の教祖・文鮮明と固い握手を交わす晋三の祖父・岸信介。
安倍晋三の母・洋子は岸信介の長女。
洋子の夫は、半島ルーツの安倍晋太郎。

安倍首相と山口組と統一教会と北朝鮮。全ては裏で一つにつながっている。
心霊朝鮮カルト、核への異常な愛情、母の血脈へのおぞましき執着が安倍晋三というモンスターを生み出した

安倍晋三の「戦後70年談話」の一部始終を見て、吐き気を催した。

いつものことだが、相変わらずお抱えの振付師が振り付けた、うっとおしい身振り手振りだけが残像として目の奥に焼き付いている。

ゴーストライター(おそらく寿司トモつながりのブンヤ上がり)が書いた無機質な駄文を、するりと両腕からすり抜けてしまうような空気だけの誠意を伴って、懸命に己のパフォーマンスに酔いしれる晋三の表情は、世界一痛々しい男のそれにしか映らない。

自分の感情もないし、自分の言葉の一つもなかった。

彼の所作を見ていると、彼のスタイリスト、メイク担当、振付師たちが気ぜわしく動く裏舞台のイメージだけが浮かんでくる。

おそらく彼の生涯は、イミテーションのままで終わるのだろうと思った。一瞬でさえ、人として、男として生きることのないまま人生の幕を閉じるのだろうと。

安倍晋三から、彼の魂を抜き取ったのは、いったい誰だろうと考えた。

【全文公開】細川・羽田・村山・鳩山・菅元総理が安倍総理に苦言「あまりにも唯我独尊」――法案の「廃案」、総理「辞職」をも求めた5人の提言
を読んで合点がいった。

5人の元総理のどれも納得のいく提言だが、最後に掲載されている菅直人元総理の提言に、それは書かれている。
安倍総理は小さいころから父祖であった岸信介元総理を尊敬し、岸総理がやって来たことはすべて正しいと母親から教えられてきている。
祖父を尊敬することは、一般的には決して悪いことではない。ほほえましいことである。
しかし、政治家として祖父である岸信介元総理がやったことすべてが正しいと思いこむことは問題だ。
安倍晋三を岸信介のイミテーションとして育てたのは母・洋子である。

本当のことを言えば、菅直人元首相の提言を借りるまでもなく、それが誰だか分かっている。
温情から、今まで書かなかっただけである。

ただ、この安倍の談話を見て、人としての感情がまったく感じられない。
このマザコン男は、大量の日本人を殺すだろう、と確信した。

もちろん、マスコミの連中は、とっくに知っているはずである。政界では、母・洋子は「ゴッドマザー」と呼ばれているが、そう言い出したのは、大マスコミの今では古参となった記者連中だからだ。

洋子は、「慧光塾」という心霊がかった朝鮮カルトにのめり込んだことがあった。晋三も当然、それに引き込まれて“ご託宣”で組閣までやるようになった。
20130331-5.jpg
晋三は、事を決する時は結局、母・洋子に助言を求める。
異様なほど、自宅に帰り母親の部屋に入りびたり。
晋三にとって、母・洋子を失うことは羅針盤を失うことに等しいのだ。

公邸に住まないで自宅から官邸に通っているのは、幽霊が出るという噂のせいばかりでなく、母・洋子と離れたくないからだ。
朝鮮心霊カルト「慧光塾」の関係者は、こう証言している。
「参院選大敗直後、母・洋子さんが、教祖に閣僚候補に関して“お告げ”を言ってもらったのです」

母・洋子は、安倍晋三に亡き父の面影を見続けている。
洋子の執念は、父・信介が果たせなかった野望を、溺愛の息子・晋三に託すことだった。

すでに洋子は86歳。時間がない。焦る晋三。

その焦りと、母・洋子のゆがんだ愛情が、多くの国民を死の淵に立たせようとしているのだ。

ここに、安倍晋三の叔父の証言に基づいた記事がある。
「安倍首相を形成した母・洋子の執念。マザコンを作り上げた一般人に理解できない血脈の濃さとは」から一部抜粋

安倍晋三の叔父(父・晋太郎の異父弟)にあたる故・西村正雄氏(みずほ銀行の前身、元日本興業銀行頭取)は、甥(おい)っ子である晋三の歴史観や戦争観を正面から批判し「偏狭なナショナリストと離れろ」と警鐘を鳴らし続けた肉親である。

西村正雄氏は、亡くなる直前(第1次安倍内閣が成立する前)、「晋三はしっかりとした自分の考えがない。戦争への実感や歴史に対する理解が欠けている」と苦言を呈していた。

わざわざ晋三に長文の手紙も送っていた。肉親のひとりとして心から心配してのことだった。
安倍晋三には、まったく人としての感情がない。

こんなサイコが世の中に生み出されてしまった原因は、母・洋子と冷酷な因子を持って生まれた晋三との“ベストマッチング”だ。

心霊カルトにのめり込む母親と、自分の思考を持たず、他人に決断を任せるしかない愚鈍な男が、この日本を本当に滅ぼすのである。

そして、この本物の狂人にぶらさがって、一切口をつぐんでしまった自民党と公明党の犯罪議員ども。たったの一人も正論を吐き、正面切って反対する議員がいないという異常な自民党という政党。

彼らは二度と国政の場に戻ることはないだろう。国民から全員落選という制裁を受けなければならない。

安倍晋三は、身内の多くの自民党議員たちから、「なぜ、そんなに急ぐのだ」と言われてきた。晋三は、一度も、その理由について答えていない。

今、私が代弁しよう。

母・洋子が生きている間に、日本の若者を戦場に自由に駆り出すことができる法律を成立させ、“世界貢献することができる”よう憲法を改正(悪)するためである。

しかし、母・洋子も晋三も、重大なことに気がついていない。
祖父の岸信介がA級戦犯になったときの絶望感が、いかばかりだったのか、ということを。

それで、母・洋子が死んでしまったら・・・そして、晋三が精神のバランスを崩してしまったら(今でも晋三の精神の異常さは明らか)・・・このサイコパスに何が起こる?

岸信介の遺伝子に隠された米帝への復讐心が時を経て一気に発現するのだ。それを受け継いでいる晋三は、アメリカに向かって牙を剥くだろう。

私は、安倍晋三が第一次安倍内閣の組閣前後に国会で演説した時、「私は今権力の頂点に居る」と発言したのを見て仰天したことを覚えている。だから、この動画を何度となく引用してきた。

これは立憲主義を真っ向から否定している絵である。
マスコミは、このとき問題視しなかった。彼は本気で言っているのだ。

マスコミは隠してきたようだが、彼には精神の病で通院歴があると永田町では言われているそうな。

根本的な問題は、集団的自衛権の行使を巡る安保法制ではない。
「ワタチは日本国憲法より上にいる存在である」と晋三が言っているのに、さして気に留めないマスコミの鈍感さと国民の愚鈍さである。

無知は自分を殺すのである。この国の国民は、無知ばかりだ。


以上は「kaleido scope」より
安倍氏は精神異常を起こしていることは間違いない状況です。日本や世界の平和のためにもこの状態は良くありません。正常な精神状態の人に一刻も早く交代すべきです。以上

カムチャッカのトバチク火山で新種のダイアモンドが発見される

ダイヤモンド

カムチャツカのトバチク火山で新種のダイヤモンドが発見される

©             Flickr/  KellarW
ロシア
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カムチャツカ半島にあるトバチク火山で、新種の大きなダイヤモンドが発見された。地質学者たちが発見した。ロシア教育科学省が伝えた。

教育科学省は、「トバチク火山で2012-2013年に噴出した溶岩が冷えて固まった場所から、新種のダイヤモンドが複数見つかった。これらのダイヤヤモンドは、トバチク・ダイヤモンドと名付けられた。ロシアの地質学者たちの見解によると、この希少なダイヤモンドは、マグマ溶解物ではなく、雷の放電の影響を受けた衝撃による結晶化の結果、火山ガスの中で形成されたとみられている。今日までに、冷えて固まった溶岩の少量のサンプルから、すでに数百個のダイヤモンドが取り出された!これほど大量のダイヤモンドと比較できるのは、インドのダチン産地(サンプル1キロから77個のダイアモンド)とカナダの珍しいマグマ岩石(サンプル28キロから1500個ダイアモンド)で発見されたで極めて高純度のダイアモンドだけである」と発表した。

トバチク・ダイアモンドの大きさは、溶岩から見つかったものとしては十分に大きく、250-700ミクロン。これらの事実を受けて、地質学者たちは、少なくとも、溶岩の生成物の一部がダイヤモンドを含有しているとの慎重な結論を導いた。トバチク火山で見つかったダイヤモンドは、これまでに発見された様々な種類の宝石と、燃焼温度などの大多数の地球化学的特質に関して異なっている。これらの違いにより、溶岩から見つかったダイアモンドは、新種のトバチク・ダイアモンドとされる。学者たちは、この発見が、新たなダイヤモンド鉱床の発見に寄与することに期待している。

 

 

コメント・ガイド

続きを読む http://jp.sputniknews.com/russia/20150725/635025.html#ixzz3grN292hK
以上は「sputnik」より

カミナリが原因でダイアができるとは面白いです。             以上

同性婚を認めるな(3/3)

同性婚を認めるな(3/3)


《3》
 では、夢がいかに性の異常を引き起こすかを考えてみよう。
 夢の原基形態はすでに説かれているように3つある。人間が起きている間に外界が反映した像、生理現象(痛いとか、排尿したいとか)が反映した像、さらにそれら記憶した像。
 これが夢のもとになる像である。

 外界の反映像は五感器官が受け取ったものであり、視覚や聴覚などのありよう、性能、異常などによって像の出来上がり方はちがってくる。ソムリエなんかは嗅覚が研ぎすまされすぎた例であり、盲人は逆に視覚の像を欠いた反映像になる。

 もしこの時点で子供が、とりわけ思春期で五感器官が爆発的に成長していて、像の反映と形成がすさまじい時期にあたっていれば像は大きく五感器官のレベルで歪まされる可能性がある。
 それが仮に男の子だとして、嗅覚を例にとれば、母親の匂いがふと、強烈に嫌なものとして反映することがあり得る。例えば母親が厚化粧していて嫌な化粧品の匂いがしたとか、腋臭を感じたとか。
 
 そのときに同時に、母親に叱られたとか、嫌味を言われたとか、となると、「クソババア、死ね」というような強烈な像が形成される。たった一度ならまだしも、思春期だと親との衝突はしょっちゅう起きる。くり返される。子供はますます母親を憎悪していく。女の匂いを嗅ぐたびに、反吐が出る、ともなる。

 したがって親はとりわけ子供の前では気を緩めて、だらしない言動をしてはならないのである。刻一刻と、子供に試されている。

 それが起きている間の五感器官を通しての反映像である。
 これが夢のもとになるとは、さきほど言ったとおり。内界の像はひとまず置くとして、記憶像が睡眠中は抑制がきかないから、脳細胞を占めるようになる。いわば好き勝手に像を浮かべる。

 寝る前に嫌な思いで寝ると、その嫌な像が暴れ出す。母親に叱られたとかの思いが睡眠中に像としての動きになる。しかも赤ん坊の夜泣きもそうだが、思春期は脳細胞が強烈に成長するときは、脳は眠りながらも成長するので、像はより強烈に創られ、勝手な増殖を起こすのである。

 赤ん坊は夢が未経験のことだし、統括が効かないから怖さが強烈になって、夜中でも大声で泣きわめく。思春期では夜泣きはないが、像が勝手に暴れ回ることにもなる。
 そのために、朝起きると寝る前よりもさらに母親が疎ましく、憎悪の感情に増幅されている。

 母親が嫌い、女も嫌い、見るのも嫌、不潔! とこういった認識が膨らむ。だから学校に行って、初恋の同級生と逢っても、ガラリと感情が変わっていて、昨日とは違う自分になっていて、あんなに恋こがれていた彼女がゾッとするほど嫌いになり、同性ならそんな嫌な思いをしなくていいんだし…となっていきかねない。
 それも思春期ゆえに、同性を恋する思いが強烈に強くなっていくことにもなる。

 では話を戻して、内界の夢の問題を考えよう。
 睡眠は、人間の場合は起きている時にフル稼働している五感器官を休ませるための時間である。
 内界とは呼吸するとか血液が流れるとか、食べ物を消化するとかの生理現象のことで、これが睡眠中はふつうなら五感器官が休んでいるので内界の統括が専念できるようになっている。

 起きているときの労働によって生じた歪みを修復し、生物体に戻すことが睡眠の役割である。
 ところが睡眠が十分とれないと、生理構造の歪みがとれない。
 睡眠が十分とれないとは、そもそも時間が短いとか、質が悪いとか、熟睡が妨害されるとかが考えられる。
 昼間の労働が座りっぱなしだったとか、体の片側ばかり酷使する運動だったとかでもその疲労を修復する睡眠が十全に働かなくなる。

 風呂に入ればその疲れのアンバランスが回復できる時間になるが、戦場とか捕虜収容所とか会社へ泊まり込むとかで風呂にも入れないと、いよいよ夢は歪むし、体も修復できなくなる。
 その結果、内界すなわち生理構造が歪む。修復が完全にできないまま翌朝を迎える。
 神経自体も休むことがないから、歪んでいく。神経の元締めの脳も休めなくて歪む。これがひどくなると精神病だ。

 睡眠中に外界が、音がうるさいとか、明る過ぎるとかで安眠妨害される。あるいは内界で排便排尿に行きたいとか、空腹だとか、歯が痛むとか、蚊に刺されるとか、そういったことが熟睡を妨げる。
 さらには食事が悪いと、内界に病気が発生する。その病気が睡眠中の夢まで歪ませていくのだ。

 わけても近頃は家族で団欒しながら食事をとることがなくなり、父は残業、母もパート、子供は塾通い、ひどいのになると毎日コンビニ弁当で済ませてしまう。成長に必要な栄養が十分摂れないまま。しかも勉強のし過ぎやゲームに夢中のあまり運動不足。

 風呂にゆっくりつかることなく面倒だからとシャワーで済ませたり。
 これでは体が全部発育不全になっている子が多くなる。
 それが夢を生理的に歪めるのである。

 加えて先にいったように、寝る前に悲しいことがあった、親とケンカした、ストーカーにつきまとわれて怖い思いをした、借金が返せなくて窮している、などのココロの強いトラブルを抱えていると、これがまた熟睡を妨げ、夢が歪む。実体も神経も歪んでいく。

 寝具が重過ぎるとか、寝具が薄くて寒いとか、マクラが合わないとか、これらも内界の状態を歪ませる。
 生理機能を異常化されるのである。怖い夢は、こうしたことが原因になる。

 睡眠中の内界の像がさまざまな要因で歪んで形成されると、起きているとき形成された外界の像、思春期で親を嫌った男の子でいうなら、母親と大げんかし、憎悪した外界の反映像が強烈に歪まされることになる。
 夢は統括がきかない。だから記憶された像が暴走したり、歪んだりすることを制御できない。

 これまで述べてきたように、感情の歪み、暴走、憎しみの連鎖などは、起きているときに考えたり感じたりすることだけが原因ではない、夢もその一因となり得ると、ご理解いただけただろうか?

 現実の反映である像が、内界の像や記憶の像と、睡眠中に統括がきかないなかで、暴走してしまう。それによって、起きている時の感情や考えすら夢と相互浸透をうけて、とりわけ思春期には恐ろしいことに、男なのに女になりたいとか、女は穢らわしいとかの思いが、性同一性障害や同性愛などの「病気」にまで発展していくのである。

 再三述べているとおり、同性婚がしたいなどの性の異常は、病気である。絶対に自然なことではない。
 病気とは、を「学城」12号の瀬江千史先生の論文(医学概論講義)から引用させていただく。

 「病気とは人間の正常な生理構造が外界(の変化性)との相互浸透の過程において、徐々にあるいは急激に量質転化して歪んだ状態になったものである」


 この一般論が、同性愛やら性同一性障害などの病気にも当てはまるのは当たり前で、
「すなわち人間が病気になるにはなるだけの過程があり、その過程とは、外界の変化性との相互浸透の過程以外の何物でもないのであるが、それは人間が生きていること自体が、外界の変化性との相互浸透の過程そのものであるから」と説かれているとおりなのである。

 同性婚を支援しようとするボランティアは、人権がどうたら言う前に、まずは同性愛やら性同一性障害などの機序を学的に学ばねばならない。認識学、医学、看護学などの修得は必須である。それをやらずして、勝手な“善意”に酔い痴れるべきではない。

 この問題は、例えば旅人が歩いていて、左右に分かれたY字路にさしかかり、右へ行けば正常だったのに、ダメになるとわかっていながら、あるいはそうと知らずに、左の道を選んでしまう。そして次の岐路でもダメな左を選び、その次も…と左を選んでしまうよう量質転化を起こしてゆき、右の正常な道へ行けなくなり、隘路にはまり込んでしまった…。

 そういう事例なのである。だから生まれつきではないと説いている。治すには最初に間違ったY字交差点に戻って、右へ歩み直すしかないが、それは自分で間違うほうへ決断するよう量質転化してしまった以上は、ほとんど不可能なのである。

 もう一つ付け加えれば、ココロの病から立ち直る手段はないではない。それは大志、誇り、情熱である。自分の異常さを人様に認めてもらおうとするのではなく、大志、誇り、情熱を必死に自力で培うことだ。それを培う時期は思春期なのであるから、肝心のその時期に志や誇りや情熱を燃え上がらせる代わりに、同性を好きになるほうへ情熱を傾けてしまえば、根っきり葉っきりそれっきり。
 これはボケやアル中でも言えることである。精神力、これしかない。

 決して、「風穴を開けて」などと甘ったれたことを言うのではない。同病相哀れむでココロの傷を舐め合うことでもない。己の間違いを認めて、自らを変革しなさい。





 
【エッセイの最新記事】

以上は「心に青雲」より

子孫の問題を解決したら、認めることもやぶさかではありません。条件付です。以上

日本の政治(政府)の危機意識が求められるあってはならない事故!「中国機無許可着陸」

日本の政治(政府)の危機意識が求められるあってはならない事故!「中国機無許可着陸」
 
峯川道明 ( 40代 会社員 ) 15/06/15 AM00 【印刷用へ
先日、中国機の無許可着陸を許してしまった日本は、原因の追求をしないままに口頭注意で済ませたという。
今回の中国機の行動が、将来の対日軍事行動に備えた「斬首」作戦の訓練や、日本側の対応能力を探ることを目的とした可能性がある事を察知し、警戒感は絶えず持っている必要があるのではないか?

(以下引用)
「日本の空、今そこにある危機に目をそらすな」
リンク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■今、日本政府に求められているのは防空体制をきっちりする事だろう。
領空侵犯する戦闘機には警告射撃が出来るようにしなければならない。

自衛隊の戦闘機が、撃たれる前に撃つ日 - リアリズムと防衛を学ぶ
リンク
相手が撃って来ない場合、領空侵犯を防げない(12.9警告射撃事件)
相手が撃たない限り、警告以外してはならない。自衛隊がそう決められていることを、相手は当然知っています。つまり「撃たない限りは何もされない」と相手が腹をくくって侵入してきたら、どうしようもない、といえます。(以下略 貼付終了)
(中略)

「成田「無許可着陸」の中国機は軍事演習か|凛とした日本に!」
リンクより抜粋転載)
■あまりに不可解な交信途絶と無許可着陸
 問題の中国機は、滑走路から約12キロの位置まで羽田空港のレーダー管制室とやり取りしていた。そして午後0時9分、成田空港の管制塔と交信せよとの指示され、そのための周波数も伝えられた。
だが同機が成田と交信することはなかった。そしてそれから約3分後、無許可で着陸を敢行したのである。
この間、成田の管制塔は6回にわたって同機に呼びかけたが、応答はなかった。同機が周波数を合わせ、応答したのは着陸の約20秒後だった。応答できたということは、機器が故障した可能性は低いと言うことだ。(以下略 貼付終了)

日本の政治の危機意識が求められている。看過出来ないような隣国の動きがあるのだ。
日本の防衛はまず日本が守らねばならない。
JALの人員整理とて経営責任を不問にして、従業員のみに加重な負担を押し付けた場合、領空侵犯した隣国機に対処し切れるのか?
そして、守るというのは決して軍事的な意味だけではない。
中国や韓国のマネーは世界で今や出回っているのである。
日本という国の土地、企業が買い叩かれようとしているのだという事を考えて政策を作らねばならないのだ。
百年前と違って今の中韓はもう欧米と同じ買収する側の勢力なのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 

  以上は「るいネット」より

これは中国機だけではありません。米国機が日本から直接北朝鮮に飛行したケースもあります。日本側が恐る恐る米国へ注意したら逆に無視されているのです。今の日本は法治国家といえない状況にあるのです。日本国内でも放射能汚染については年間1ミリシーベルトを守る法律がありますが、これとは別に年間20ミリシーベルトまではOKを出している始末です。そして今は憲法9条の骨抜きです。無法国家化しています。日本の最高裁が崩壊状況にあることが原因です。今の最高裁は真の判決が出せない状況にあります。                               以上             

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 その(4)

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 ~IWJ記事より その4
 
達磨防人 15/05/31 PM08
リンクよりの引用

続きです。
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●支持の薄れ

 2012年中頃の時点では、日本維新の会の支持率が民主党と自民党の両方を凌駕している世論調査もいくつか見られたものの、夏以降の調査の結果は、日本維新の会が近い将来において国政の場で大きな役割を担う能力を備えているかという点に疑念を抱く有権者が増えていることを示唆している。

 また、橋下氏と他党から維新の会に合流した国会議員のあいだに摩擦も生じている。自民党から日本維新の会に移った松浪健太衆院議員は「橋下氏の独裁は許されない」として同党の外交および安全保障政策の策定は所属国会議員が主体となって行うべきだと主張したが、これに対し橋下代表は「僕が方針を出す」と発言して同党の政策決定を一手に担う考えを示した。

 最近発表された橋下氏の外交方針のいくつかは世論の批判を浴びている。日本人の国民感情と相容れない政策がいくつもあることを考えれば、そのような批判は驚くに値しない。例えば、現在日本が主権を主張する竹島(独島)に関しての韓国との共同管理や、日本が管理する尖閣諸島における領有問題の存在を認めて国際司法裁判所で解決するべきという主張はひどく不人気である。

 党内の不和に、物議を醸す橋下氏の姿勢が相まって、日本維新の会の当初の勢いは失速し、支持率は減少に転じている。直近の世論調査によれば、日本維新の会は民主党とほぼ並んでいるが、両党は自民党の後塵を拝す状況となっている。同様に選挙予測も当初の100~130議席から70~100議席に下方修正され、直近では40~70議席に留まっている。


●政治の震源地は大阪か北京か?

 日本維新の会は衆院選に大きな影響を及ぼすだろうが、はるかに大きな要因となりそうなのは中国の強硬姿勢である。自民党、とりわけ安倍総裁は中国に対して毅然とした態度を取る可能性が高いと有権者に見られているため、日中関係の緊張が高まる状況は、自民党に恩恵をもたらすものと考えられる。したがって、野田首相は総選挙を可能な限り先延ばしして、中国と韓国との対立関係を改善しようとするだろう。

 尖閣問題では、橋下氏もメディア露出の機会を奪われ、また外交面での経験不足がさらされた結果、損害を受けている。橋下氏は安倍自民党総裁を凌ぐような強硬姿勢を取れないため、日本国民のナショナリズムが台頭する状況は、橋下氏に不利に働く。また、橋下氏には、より具体的な外交政策を策定するために年長の政治家を助言者として迎えるつもりもないようである。
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(続く)
 以上は「るいネット」より

2015年10月26日 (月)

台湾にまで近づいてきた「赤い空」を見て

台湾にまで近づいてきた「赤い空」を見て

 

2015/10/05

red-sky-eyecatch

今回も、ブログ動作の試験書き込みで、写真をわりと多く貼ってみるというテストですが、ちょうど、つい数日前、

「台湾の空が真っ赤になる」

という出来事がありまして、壮観というのか、なかなか激しい感じもいたしましたので、その写真をご紹介しておきたいと思います。なお、ブログの横サイズを広げましたので、パソコンの場合、以前より大きな写真で表示できるようになりました。

 

「つつじ台風」の渦中で

下がその「赤い空」なんですが、こういうような感じの赤い空というのは、私は、今まで観たことがない気がします。

blood-sky-taiwan1And suddenly the sky turned blood red

 

taiwan-red-cloudsYouTube

 

台湾では、台風 21号(アジア名:ドゥージェン)による被害が出ていまして、その渦中で空に現れたものでした。この台風のアジア名の「ドゥージェン( Dujuan )」は、中国語で「つつじ」を意味します。

台風 21号の台湾での被害はかなりのもので、 AFP によると、以下のように被害が拡大しました。

台風21号、台湾で3人死亡 346人負傷
AFP 2015.09.29

台湾当局は29日、大型の台風21号(アジア名:ドゥージェン、Dujuan)による被害で、これまでに3人が死亡し、346人が負傷したと発表した。台湾に吹き荒れた台風21号は、各地で地滑りの被害ももたらしている。

また、強風で木が根こそぎ倒れ、ガラスが割れるなどの被害が出た他、大雨により各地で地滑りが起きた。当局によれば、1万2000人以上が避難し、約3000人が避難所で過ごしているという。

台湾では29日、学校が休校となったほか、株式市場も休場となった。一番多かった時で200万戸の住宅が停電し、現在も17万5000戸以上で停電が続いている。

このような台風の中で、下のような空が台湾東部で出現したのでした。

 

 

 

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空が赤くなるのは、太陽活動による磁気嵐(写真下)や、オーロラなどでは稀に出現しますが、それ以外では、この台湾のほど真っ赤な空というのは珍しいように思います。

 

磁気嵐で空が赤く染まった2011年10月24日の米国ミズーリ州

01-missori・旧 In Deep 巨大な磁気嵐がもたらしたアメリカ全域での「赤い空」

 

かつて、

赤の意味: 再び現れた赤い海と赤い雨

とか、

赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」

など、「赤」に関しては、よく書かせていただくことがありましたが、今回の台湾の赤い空は、台湾という日本と比較的近い場所に「赤が出現した」ということが、何となく印象的でご紹介させていただいた次第です。

あと2〜3本、テストの投稿が続くと思いますが、それが終わりましたら、本記事を書き始めたいと思います。

- 日記

戦争もせずにこんな大国として世界に君臨していることこそが、世界平和の希望だろう!

「戦争もせずにこんな大国として世界に君臨していることこそが、世界平和の希望だろうに:藤原敏史氏」  天皇と近代日本         

https://twitter.com/toshi_fujiwara

日本が絶海の孤島とか、世界第三位の巨大経済大国としてのプライドもないのだろうか?

戦争もせずにこんな大国として世界に君臨していることこそが、世界平和の希望だろうに。#news23

>愉快な巴里 村山談話は戦争責任の決算として出されたものだけど、それを否定し「大日本帝国は悪くない」と言い続ける決別をはかれない人たちがいる限りいつまで経っても未来志向にはなれないよね。 #NEWS23

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靖国神社に行ってももはや元特攻兵や戦場を生き残った元兵士の体験は聞けない時代になってしまったのか。

かつて南京大虐殺を「なかった」なんて言う人は、実は誰もいなかったわけで、「あって当たり前」と元日本兵はみんな知っていた。

聞けば答えてくれましたよ。#news23

こっちが覚悟さえ決めて言えば、本当に靖国神社に来る理由があった人たち、つまり戦争を生き残ってしまった人たちはA級戦犯がそこにいることこそ不満でした。

そりゃ当然で、「戦友が死んだのは誰の責任か?」ですよ。

慎重に、真面目に聞けば答えてくれました。#news23

特攻を「国を守るため」「家族を」と語るのは遺族や後の世代の人たちだけ。

そう言う人たちと同席している時はなにも言わない生き残ってしまった人たちは、はっきり「断れなかっただけ」「こんなことをやらされるからには日本は負けると思った」と教えてもらえたのも、かつての靖国 #news23

自分が関わった戦争犯罪、自分も参加していた虐殺などについては黙って何も言えないのは、それは人情と言うもの。

でも靖国神社に戦友に会いに来ていた人たちの誰一人として、そうした行為があったことを否定した人に会ったことがない。

「自分は運が良かったが、やってもおかしくない」#news23

今、戦後70年、戦争を生き残ってしまってもう90歳も超えた人たちがついに自分も関わった残虐行為や戦争犯罪を勇気を持って語り出しているのは、自分達が語るに語れないでいた間に、それをいいことに勝手に話を作り、彼らが生きた事実すら平気で否定する風潮が蔓延しているから。#news23

世界に冠たる経済大国という自覚もなく「絶海の孤島」とか、こういう国辱の卑屈さにはついていけません。

日本をバカにし過ぎだろ?#news23

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こいつらには日本人としてのプライドも、戦後70年戦争もせずに世界に冠たる大国として復興した先人への敬意も、地獄の戦場で命を落とし、あるいは生き延びてしまった人たちの苦悶への共感も、なにもないのか?あるのは卑屈な権力迎合と自己顕示欲だけ。
以上は「晴耕雨読」より
平和には積極も消極もありません。これを積極的平和主義ということは、力(軍事力)でそれをやろうとの意味です。軍備増強する理由には自国を守るというのがその理由になっています。言葉により国民を誤魔化す卑劣な政治はもう沢山です。戦争を知らない連中の戯言に過ぎません。                                 以上

自立した人生(1)薬と病院と介護から脱却して

2015年07月24日


自立した人生(1) - 薬と病院と介護から脱却して、「ガンを自然治癒できる力」を持たないと未来を生きることはできない


earthsunrisetest02.jpg

気づくと少し変わっていた生活

今年の春頃は、いろいろと自分にとって有益なことを知る機会が多く、例えば、

健康ブームの中でガンが増え続ける理由 : 世界でもダントツの「薬」消費国である日本…
 2015年04月10日

という記事など、健康に関しての記事を書き始めた頃から、「薬をよく飲んでいた自分」のことや、「まるで体を動かしていなかった自分」のことなどを思い、自分は実は真剣に健康に向きあっていなかったことに気づき、毎日の体操と1~2時間のウォーキング、そして、マッサージなど、いろいろなことを試したりしているうちに、確かにいろいろと良くなることに気づきます。

4月からですから、まだ3ヶ月ですが、はっきりと効果の出た点としては、

・血圧の上が 160から 120以下に下がった
・高眼圧が治った
・視力が良くなった
・白髪がほとんどなくなった
・胃の調子が悪い日がほとんどなくなった
・便通がない日がなくなった
・体がだるい日がなくなった
・気分の落ち込み(抑鬱)がなくなった
・やせた
・肩こりが消えた
・頭痛が消えた


などがあります。

あとは、長年の命題の、

・めまい完治

までは「あと一歩」という感じです。

何より、

・薬を飲まなくなった
・病院に行かなくなった


というのが大きいです。

3ヶ月くらいやって、健康に効果のあったと考えられるものをご紹介したいと思いますが、どんなことをしているのかを今回全部書くのは無理ですので、「その(2)」ということで、今度書かせていただこうと思います。

そういえば、それと共に、4月頃より「食事の傾向」も唐突に大きく変わりました。

基本的には、「極端に野菜中心にする」という生活になっています。

これは、現代医学や栄養学の見地からそうしたのではなく、実は、シュタイナーの本を読んでからなのです。

人間の四つの気質―日常生活のなかの精神科学』という中に、シュタイナーの 1909年の講演が収められていて、そこに「菜食のメカニズム」が述べられていまして、それを読んだ翌日あたりから、自然と、菜食傾向(あくまで傾向で、出たものは何でも食べます)になっています。



シュタイナーの1909年の講演『何をたべるとよいか』より

菜食にすると、体内に摂取された植物は人体に多くのことを要求します。菜食は、脂肪分の多いものではありえません。

人体は自分で脂肪を製造する能力を有しており、「脂肪でないものから脂肪を作る」ように要求されるのです。

つまり、菜食にすると、人間は内的に活動を展開しなければならず、脂肪の製造に必要なものを使い尽くすよう、内的に努力しなければなりません。動物性脂肪を摂取すると、そのような活動が省かれます。

唯物論者は、「努力なしに、たくさんの脂肪を得られるなら、それは人間にとってよいことだ」と、言います。精神的な立場からは、「内的活動こそ、内的な生命本来の展開だ」と、見なくてはなりません。

自分で脂肪をとり出す力を呼び起こす必要があるとき、その内的活動のなかで、自我とアストラル体(感受体)が肉体とエーテル体(生命体)に対して主導権を持ちます。

動物性脂肪を摂るなら、その結果、自分で脂肪を作り出す労力は節約できます。しかし、菜食にして、みずから活動する機会を得るなら、人間は自由になり、自分の身体の主人になります。




ここまでです。

結局、「野菜から動物性脂肪を作るのは大変なので、内的活動が活溌になる」というような。

ちょうど、これを読んだ頃、「薬が良くない」ということを知ったり、今なお奮闘中ですが、めまいなど、体調不調のことなどを考えているうちに、シュタイナーが述べているような、

「自分の身体に対しての自由を獲得したい」

と思ったのです。

ちなみに、シュタイナーは「菜食が良い」と言っているのではなく、こういうメカニズムがあります、と言っているだけで、逆に「現在の物質的世界を楽しみたい場合は、肉食がいい」ようです。私はもう物質社会は十分に楽しんだ、ということもあり、菜食傾向でもいいのかなと。



健康でありたい理由

ところで、「なぜ健康が重要か」ということに関しては、長生きするためとか、そういうことではなく、

「自立して生きること」が、これからの世の中でとても大切だから


です。

自立というのは、国が破綻して年金などが出なくとも、健康本制度などがなくなっても、あるいは一人きりになっても生きられる、というような意味です。

日本の少子化は書くまでもないでしょうけれど、今の日本の人口のバランスは、

・60歳以上の高齢者の割合は 30%
・15歳以下の若者の割合は   13%


という極端にいびつな構造になっている上に、現在の日本で使われるお金のうち、

・医療費 約40兆円
・介護費 約9兆円


という「異常」。

現在、日本の要介護者数は 600万人で、15年間で400万人増え、その数は3倍になっています。

仮にこのペースが維持されれば、2030年には、要介護者が 1,000万人に達する。

そこで質問です。


介護制度が維持できると思いますか?


あるいは、


要介護者が減り続ける理由が見当たりますか?


英国フィナンシャル・タイムズを買収するという派手なことをしました、日本経済新聞の記事、

意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味
 日本経済新聞 2015.07.24

には、定年後の「セカンドライフ」が書かれているのですが、そこには、最初から「介護される計画が含まれている」のでした。

kaigo-plan.gif
・日本経済新聞


赤で囲んだ「要介護期間」と書かれてある部分が「最初から人生計画に想定されて」いる。

いつから、日本人の人生はそんなことになった・・・。

に対しての答えは、薬に関しての過去のいくつかの記事にもありますが、

薬を毎日飲む高齢者が増えすぎている


ことにあると思われます。

西洋薬の多くは、「体内で働かなければならない様々な機能」を「阻害」することで症状を抑えますが、体中のすべての細胞に等しく効果があるので、「脳細胞にも影響は及んでいる」はずなのです。

緊急時に数日間など薬を使うのはともかく、何ヶ月も何年も、場合によっては、よく医師が口にする、

「この薬は一生飲まなければなりません」

というようなことをすれば、ガンも増えて、認知症も増えるのは当たり前のことだと思います。

現行の健康保健制度が破綻でもしない限り、この連鎖は止まらないと思います(そういう意味では、国家の制度破綻と「破壊」は、私たちが健康を取り戻せる絶好の機会です)。

とにかく、私たちは、

・薬を飲まなくてもいい生活
・病院に行かなくてもいい生活
・介護を受けなくてもいい生活


これを目指さないといけないところに来ています。

それをなさない限り、霊的生活も、次元の上昇もあったものではないです。

おそらく、そんなに遠くない未来には、もう介護制度も、あるいは、健康保険制度そのものも破綻しているかもしれませんが、その日を肯定的に待ち続ける。


ちなみに、現在の日本人がどれだけ「現代医療」に「依存」しているかを端的に表したものとして、矢野経済研究所の「健診・人間ドック市場に関する調査結果 2013」があります。

2007年から2011年の健康診断・人間ドックの受診者数
health-check.gif
・矢野経済研究所

【調査結果サマリー】

2011 年度は特定健診、任意健診いずれも受診者増、延べ総受診者数は 1 億 800 万人

健診・人間ドックの延べ総受診者数は 2009 年度 1 億 590 万人であったが、2011 年度には 1 億 800 万人まで増加した。


健康診断と人間ドックの総受診者数は何と1億人越え!

さまざまな検査が重複しているのでしょうが、強制的な健診の様相がはっきりします。

そして、新潟大学医学部名誉教授の安保徹さんと、東洋医学からの視点で治療を考える石原結實医師の対談本の『病気が逃げ出す生き方』には、

人間ドックは 2006年には 290万人が受けましたが、異常なしと診断された人は 11%しかいなかった。医療費や医者数がどれだけ増えようが、病人は減らないという自体に陥っているのです。

と書かれてあり、人間ドックや健康診断に「行けば、病気と診断される」という循環が出来上がっていて、さらに日本人を薬依存、病院依存にしています。

これでは、ガンや認知症が減る道理がないです。

ちなみに私は、特に理由はないですが、面倒なので 20年くらい健康診断を受けたことがないです。

ところで、今の日本人の死因のトップはガンですが、ふと、樹木希林さんと、アメリカの医学博士の著作の関連について思いました。




ガンを自然治癒させるには

いつだったか「全身ガン転移」宣言をしていた樹木希林さんが、やはりいつの間にか「すっかり治っていた」ことを最近知ったのですが、全身転移ガンを知らされてからガンと向きあった際の樹木希林さんの「心情」を知りまして、

「ああ、まったくこれだなあ」

と思いました。

樹木希林が全身がんを克服した治療法から学ぶことというページには下のようにあります。

がんを肯定的にとらえる樹木希林の発言

「私の考えでは、がんで死ぬっていちばんいいと思うんです。用意ができるじゃないですか。それぐらいの感じで生きています」

「ガンは有難い病気よ。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから」

「がんに感謝よね。経験してなければろくに『死』にも向き合わず、主人の 内田(裕也)さんのこともちゃんと理解しようと思わなかったかもしれないし」

まあ、内田裕也さんのことを理解する必要があるかどうかは別として、

内田裕也さん(人間離れ化が加速中)
yuuya-san.jpg
東スポ Web


さらに、何と樹木希林さんは、抗ガン剤治療と並んで、もっともいけないと考えられる「放射線治療」をおこなっていたのですが、「望む態度」がちがったようです。樹木希林さんは下のような態度でガンの治療にあたっていったそうです。

樹木希林さんは当初、がんの手術に関しても、「先生のやりやすいほうで」というようなことで、医者に委ねていた感があります。

しかし、その後、がんに関して、勉強をしだしたといいます。そして知識を深めていくと、がんを自分が治すんだという、心構えに変化していきました。

「自分に合う医者や治療法、本などを、本気で探すことが大事。自分を知る勉強だと思います。自分の体のことですから、少し医者を疑うくらいの気持ちで良い治療法を探すことが大切。」

そして、全身にがんが移転したことを知ったのちに、樹木希林さんが選んだ治療は放射線治療でした。

そうして放射線を照射する場所に関しても、医者任せではなく、樹木希林自身が医者に対して、「ここから、ここまで」と命令したといいます。

というものだったようです。

この一連の樹木希林さんの態度のうち、

・ガンに感謝する

・治療法を自分で決める


ということは、ガンを自然治癒させた人たちに共通していることで、安保徹さんなども、

「ガンを自然治癒した人は、みなさん、ガンにかかって良かったって、ガンに感謝するんですよね」

と、何かの対談(思い出せないです)でおっしゃっていました。

アメリカでも日本でも、ムチャクチャ売れているガンの治療に関しての本がありまして、それは、アメリカの医学博士のケリー・ターナー博士( Dr. Kelly Turner )という方が書きました『がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと』という本です。

ケリー・ターナー博士
expert_kelly_turney.jpg
Dr. Kelly Turner


ターナー博士もまたお美しい方ですが、「ガンの自然治癒」が医学界でその存在が放置されていることに気づき、日本を含む世界 10カ国(アメリカ、中国、日本、ニュージーランド、タイ、インド、英国、ザンビア、ジンバブエ、ブラジル)で自然治癒でガンが寛解した人と、その治療者のインタビューをおこなったのでした。

そして、ガンの自然治癒を体験した人々には

9つの共通する実践事項

があったことを見出したのでした。

それは、以下の9つです。

・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ


順序は関係ないです。

どれが重要とかではなく、ガンが自然治癒した人たちは、その「ほぼ全員」が、程度の差はあれ、この「すべて」を持っていたというのです。

さきほどの樹木希林さんは、自然治癒ではないですが、おそらくは、9つを持っていたと考えられます。

放射線治療という、一見、非常に良くないと思われる治療法を選択した樹木希林さんも、

・治療法は自分で決める
・より前向きに生きる


など、自主的で積極的な態度で臨んだことで、クリアに至ったのだと思います。

あるいは、樹木希林さんは放射線により治癒したのではなく、「自然治癒」だったのかもしれません。

いずれにしても、ターナー博士の「ガンの自然治癒における9つの鉄則」を見た時に、私は「これはガンにだけ当てはまるのではなく、すべてに当てはまる」と思いました。

つまり、上のうちの、

・抜本的に食事を変える
・直感に従う
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ


などは、生活の上で、日常的に意識して生きていてよいことだと思うのです。

あるいは、どんな病気の際にもこの態度でいいような気がいたします。




そして、ガンは病気でさえない

ここまで書いたことは「治癒」の観点から見たガンですが、そもそも、ガンは病気なのかどうかということもあります。

以前、

「ガン発生のメカニズムも、また人間に与えられた優れた機能」だということをほんの少しだけ書かせていただきます
 2015年05月12日

という記事を書きましたが、免疫学の権威でもある安保さんは講演の中で、

発がんは不利な内部状態を克服する解糖系への適応応答である


と言っていました。

つまり、「ガンは体を守る反応だ」と。

一般的には、ガンは、「遺伝子の失敗」のようなことがいわれますが、安保さんの一貫した主張として、

「人間の体は間違わない」

という至高の理念があります。

さらに、さきほどの『病気が逃げ出す生き方』の中で、石原医師は、以下のことを述べています。

「病気が逃げ出す生き方」より

(私たちの体は)常に長生きしよう、治そうとする自然治癒能力が働いています。それと同じように、ガンも体にとって、何かよいことをしている反応ではないかと思うのです。

つまり、ガンは人間の他の自然治癒反応と同様に、血中の老廃物を1カ所に集めて、血液を浄化しようといる装置だと思っているわけです。

これについては、自然医学界の権威である森下敬一博士が、今から 40年も前からずっと「ガンは血液をきれいにする浄化装置だ」ということを主張してこられました。私もこの意見に賛成です。

面白いことに、ガン細胞と白血球にはそれぞれ共通点があります。まず一つに、人間の体の中を自由に動き回ることができるのは、このガン細胞と白血球だけということです。

それと二つ目には、両者ともに活性酸素をたくさん放出し、相手を弱らせて貪食するという働きがあること。

ちなみに、安保さんと石原医師のふたりの意見を総合すると、病気というのは、

・過食
・ストレス
・低体温
・血液のよごれ


が、ほぼすべての原因のようで、この中でも安保さんは、「低体温」と「ストレス」が、きわめて強い病気の要素だとしています。

西洋薬のよくないところは、ここにも絡んできまして、ほとんどの西洋薬は、

・体温を下げる
・交感神経を優位にする(ストレス)


などがあると思われるので、

薬を常用すればするほど病気に近づく


という真理が見えてくるのではないでしょうか。

いずれにしても、この急速な変化の中で、「自立」に向かう時間はそんなにないかもしれないですが、でも、「自立」は難しいことではないです。

「どうすれば健康でいられるか」

という「考え」と、

「あらゆる症状は治る過程であることを信じ込む」(参考記事:病気の本質

ことで、「病気」という概念は次第に遠いものとなっていくと私は思っています。

症状が出ているということは「何かが治っている途中」なんです。

熱が出ることも下痢になることも、めまいも鼻水も咳もいいことなんです。

私がこんなことを思うように至ったのも、「厳しいめまい」に悩まされてのことでしたが、それがなければ、「健康」なんて考えなかった。

そういう意味で、どれだけ、めまいに感謝していることか。

そして、先ほどのように、ガンもまた自然良能であることはどうやら確実で、それなら、それなりの対応をすれば少しもコワイものではないし、医者も必要ないはずです。

まずは健康面で「自立」する。

そして、健康な身体と意識のままで、どこかの時点でぼっくりと死ぬ。

それができる時に未来は訪れるはずです。
以上は「IN DEEP」より
小生も年は70台ですが、薬も飲まず、風邪一つ(50年以上ひかず)ひかずに元気です。今のところ特に悪いところは ない様です。                    以上

同性婚を認めるな(2/3)

同性婚を認めるな(2/3)


《2》
 人間は人間らしい付き合い方をしなければならない。同性婚を願う者どもは、愛情に性差はないなどと抜かすが、それは個対個でしか考えていなくて、社会関係がない。これがセクシュアル・マイノリティ問題の核心であるが、わかる人は少ないだろう。

 人間は集団即種として誕生した。集団なしには生きられず、集団には規範がなければこれまた生きられない。だから赤ん坊のときから、親が子供を社会関係におくべく教育を行う。他人のことを考えられる人間に育てる。そう育てば、アタマはおかしくはならない。

 社会関係をしっかり保ちつつ個としての自分を生かすことである。性的関係もその枠から外れない。それがしっかりと教育されなかった人間、自分勝手に個性が大事とやってしまった人間が、ココロを育て損ない、同性を好きになり、もしくは自分の性を嫌悪したりする過ちを犯すのだ。

 同性愛も性同一性障害もココロの病である。生まれながらに、生殖器は男だがココロは女だとか、その逆も、あり得ない。主に思春期に認識が歪み、同性を恋するようになるだけのことで、生まれながらなんてバカな話はいっさいない。

 ただしココロの病とは言ったけれど、本当はココロもカラダの機能なのだから、カラダの病と言っても良く、そこには何重の構造が存在している。

 自分でおかしくなっておきながら、「生まれつき」だの「遺伝」だのなどとよくもそういうウソを抜かす。それを認める医者も無恥。
 性同一性障害は遺伝子に異常が見られるから先天的だと抜かすようだが、ならば赤ん坊で比較してみろ。男は男、女は女の遺伝子になっている。それが育ち方の歪み、異常によって、「おかしい」と言われるようになった頃の遺伝子は狂わされているのだ。
 機能が実体を作る例である。

 以下に少し、なぜ同性愛になるかの構造を説くが、そういう学的論理を無視して、差別だ、言葉の暴力だと誹ることは無礼である。

 さまざまなケースはあろうが、代表的な事例でいえば、例えば女の子が、父親の浮気を見たとか、犯されそうになったとかが起きて、ために極端に嫌悪するような事態が生じる。
 あるいは、父や兄がことさらに少女の目の前にエレクトしたペニスを見せつけたために、少女がショックを受けたとか。
 父が母を家庭内暴力でいつも痛め付けているとか。
 少女が突然の初潮で驚いているさなか、男子たちに嘲笑われ、ショックを受けたとか。このケースは男を憎悪するか、逆に女である自分を否定しようとするか…。

 男はみんなケダモノだ、汚れていると思い込んでしまい、第二次性徴期にその関心が同性に向いていく。それが同性愛の発症の仕組みである。
 しかしショックを受けた当人も、たいていは黙っているし、親なんかも触れないようにするから、医者らは真相が見てとれない。

 当人にも責任はあるが、一番は親だ。親はそういう後ろめたさがあるものだから、子供が異性ではなく同性が好きだとなったときには、理解者のように振る舞うか、逆に責任回避で激怒してみせるか、であろう。正常な育て方がなされていれば、そしてちゃんとした食事や睡眠をとっていれば、決して同性愛にはなりはしない。詳しくは明日述べる。

 まずもって、サヨク人権派は認識とはがわかっていない。
 そこを簡単に説けば、認識とは原基形態においては最初に誕生する認識は対象の頭脳における反映である。対象が頭脳に反映した像が認識である。ただしこれは原基形態であって、そのあとは対象は外界ではなくなっていき、内界の反映が出てくる。
 その内界の反映がくせもので、これが大きく性同一性障害や同性愛の成立にかかわってくる。それは夢であるが、これに関しては明日のブログで説いてみたい。
 
 ここに女の子がいたとして、最初に父親の不倫を見たとか、自分が父親や兄から性的いたずらをされたとすれば、それは最初は外界の反映であったが、その像は内界でいわば反芻されて、憎悪、嫌悪がくり返し頭脳に反映されていく。
 韓国人が反日に狂うのは、この内界の憎悪を政府もマスゴミも反芻させるからだ。

 それが思春期の、男の子は男になり、女の子が女になりにいく時期と重なれば、その認識は爆発的に大きくなる。
 「思春期の認識・実体の論理構造」を勉強しないでおいて、セクシャル・マイノリティを認めろとは何たる怠惰。

 その上、頭脳活動のそうした内界での創像が、きちんとした食事や睡眠をとらないことによる脳の正常な成長が生じれば、いよいよ像は歪んでいく。
 父親がだらしない、とすれば、だいたいそういう家庭は生活が歪んでいるものだ。だから生活面でもますます認識が歪む悪い条件が後押しする。

 一括りにはできにくいが、同性愛になっている人は、生活が乱れている例が多い。かつてエイズが大流行したとされた時期、エイズになるのは同性愛者だと言われた。そのわけは、同性愛になる連中はおおむね、生活がデタラメだから、食事もデタラメ、だから感染症が防げなかったのだ。

 セクシュアル・マイノリティになりかけの、中学生や高校生くらいならば、東洋医学系の治療によってカラダ全体の歪みをただすことで、転落を阻止できるかもしれないが、大人になってからでは手遅れであろう。

 おおむね、同性愛になる子供は、親に見捨てられたも同然の子がなる。さびしくて誰かに愛してほしいが、異性はけがらわしいと思うから近づけない。だから同性を求める。もしくは自分の性を憎悪する。
 普通の子は正常に成長していけば、認識を外に出したがるのに、寂しい思いをさせられて育った子は、内に閉じこもるようになる。

 林秀彦さんの『海ゆかば山ゆかば』(現在は「日本の軍歌は藝術作品である」)にこんな一節があった。
 「里の秋」という童謡で、終戦直後にラジオで流された。その3番の歌詞はこうだった。
 「さよならさよなら椰子の島 お船に揺られて帰られる ああ父さんよご無事でと 今夜も母さんと祈ります」

 林さんはここで「いまの子供で『帰られる』という敬語を使える子供が何人いるのか? 何人もいないとすれば、それは母親の責任である」と語る。
 本稿のテーマに合わせていえば、母親が父親を尊敬の念をもち、それを子供に教えない。日常でも敬語はつかわない。
 だから、子供は異性に憧れを持たなくなるし、カッコいい同性の大人を見て自分も…とはならない。

 どの家庭でも、親にたとえ会社からの帰りでも「帰られる」という敬語をつかっているのなら、子供の認識は歪まないはずなのであり、異常な性の意識に染まることもないであろう。

 その意味では、性異常者はたしかにかわいそうな生い立ちがあったのだ。
 親として欠陥がある者が子供をつくってはいけない。被害は全部子や孫に行ってしまう。
 そうした視点をもったうえで、セクシャル・マイノリティをいじめたり差別したりしてはいけないのである。私はただ、うまれつきではない、ちゃんと成育過程で歪みが起きたのだと真実を明らかにすべきだと言っている。

 親に苛められた子は、内に閉じこもるようになり、やがて自分の世界だけが正しいと思うし、そこを秘密の花園にしようとする。絵を描いたり、音楽家になったり、華道家になったりする例は多い。むろん藝術家全部が、ではないが。
 三島由紀夫と親しかった美輪明宏は、見事に男色のようだが、ほらごらん、スピリチュアルな世界なんて、あるわけない世界を妄想してそこに閉じこもっているじゃないか。

 三島由紀夫はゲイで有名だった。だから彼の小説は面白くない。百年後には残っていないだろう。同様に、古今の和歌の世界でも男色があったろうが、良い作品はあるまい。男女の恋を歌ったものが名作になった。
 男が女を好きになる、恋をするとは、尊敬から始まる。仰ぎ見るところから始まる。現今の、逢ってすぐホテルへ急行するような陋劣なる恋は論外である。

 三島由紀夫の小説の題を借りれば「永すぎた春」のほうが認識は豊かになり、成熟が図れる。逢って数時間後に肉体関係が結ばれると、男女お互いに尊敬が生まれないし、認識はズンだれる。

 林秀彦さんは『失われた日本語、失われた日本』でこう書いている。
     *    *    *


 恋は、お互いの敬語から始まるものです。それは決して女性だけが男性に対して強制されるようなものではありません。男性にとっても、敬語をもって接することができないような女性は、恋の対象にならないのです。

 男女相互の敬意は、恋だけではなく。良い夫婦関係にとっても不可欠なものです。日本人はどのような人間関係のなかにも、相手への敬意をにじませるという民族的な習性を持っていたのです。それは遠慮や、忖度や、気遣いや、いたわりや、寛容といった形で外に現われ、言葉がその細かなニュアンスを表現させる機能を持っていました。 
 敬語は人を大切にするためのもっとも的確で、かつ美しい表現です。

     *    *    *

 相手を尊敬すれば、微妙な言葉遣いが意識される。
 「これ食うか?」とか「ほら、食べな」とかはどこにも相手への気遣いはないが、「召し上がりますか?」「召し上がれ」という言葉を選べば、相手をまずは尊敬する認識が生まれる。馴れ馴れしくはしない。

 しかし同性のカップルの場合、この毎日の記事にもあったが、同性愛どうしが「意気投合して」いっしょに暮らすようになっている。つまり尊敬から恋がはじまらない、「同病相哀れむ」から始まってしまう。そこには気高さを求めるような微妙な心遣い、微妙な言葉遣いが不要であろう。

 同性愛だってお互いを尊敬しているぞと反論されるだろうが、そこは違うのだ。同性への尊敬はあり得るだろうが、それは社会人レベルの認識であって、男女の仲にあるような燃え上がる認識も、甘酸っぱい認識もないし、哺乳類のDNAに支えられた性を含んだ尊敬の気持ちではない。

 しかも、性同一性障害だという引け目はどうしても持たされる。
 いくらこれは遺伝なんだとか、体と心の性別が異なっているだけだと思い込もうとしても、世間は許してくれない。辛い現実を前に、できるだけこの「不条理」な世界は見たくないとする認識が働く。何度か述べたが喫煙者が世間の非難する目を、見ないことにしてタバコを吸ううちに、反映を鈍くし、人の気持ちがわからない人間になっていく論理構造と同じだ。

 彼らはそういうコンプレックスを抱えたまま大人になる。世間の冷たい目を無視しようと努めているから、感性はいやが上にも鈍くなっていく。
 そのコンプレックスを抱いた者どうしが惹かれ合うのだから、正常な男女の恋とは始めから異なるのだ。

 こんなことをいくら言っても、同性愛者はそもそも感情的に異性を好きになるということを拒絶し、理解し得ないのだから、とうてい分かるまい。「わかってくれないほうが悪い」「差別だ」としか思わないだろうね。

 結局、同性愛は認識が深まらない。深まらなくてもいいという向きには別に構わないが、人間と生まれて認識が薄く育つのは悲しいことである。認識が大雑把になる。
 異性であれば、相手を一段高く見て憧れるとか、緊張感のなかで付き合いが始まる。構えた話し方でなければ、相手に軽蔑されたら大変だと思って考えぬくから、認識が深まる。

 しかし同性で愛し合うなら、意気投合しさえすればよく、心の傷をなめあうことで満足する。構えた会話はいらない。気が置けない仲間だと思えば、孤独が癒される。大満足できる。異性の場合は、気が置けない関係になるには時間がかかる。その時間が大事なのだ。

 認識が薄いと、他人の気持ちがわからない人間になりがちだ。自分の権利ばかり主張する人間になる。およそ看護婦には向かない人間になる。スジが通らない話を平気でわかったつもりになる。
 ほらだから、9条は絶対守らなきゃとか、ジェンダーフリーが理想だとかスジの通らないことを言う人間と仲間になれる。





 
 
【エッセイの最新記事】

以上は「心に青雲」より

自分で自分の首を絞める、日本人達

自分で自分の首を絞める、日本人達
 
新聞会 15/06/15 AM00 【印刷用へ

オルタナティブ通信リンクより転載します。
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 オバマ大統領の最高政策ブレーンであるズビグニュー・ブレジンスキーと共に、1ドル360円から現在の1ドル120円へと、円高を演出してきたフレッド・バーグステン。

この日本経済の「支配者」達が、尖閣諸島をめぐる日本と中国との戦争を演出する黒幕となっている。

バーグステンは長年、米国中央銀行FRB議長であったアラン・グリーンスパンの金融部門のブレーンであった。

グリーンスパンが現在のヨーロッパ金融危機の大元であったリーマン・ショックと、サブプライム債券市場の崩壊を演出した事は、あまりに有名である。

バーグステンは、また郵政民営化を実行し、派遣労働を拡大した、元金融大臣=竹中平蔵の恩師でもあった。

竹中は大臣退任後、派遣労働を行う人材派遣会社・最大手のパソナの会長に、「天下り」した。

民営化された郵便局=日本最大の資金力を持つ金融機関では、オバマ大統領の最大政治資金源である銀行ゴールドマン・サックスが、日本人の預金を「どこに投資するか」の決定権=コンサルティングを担当している。

郵便貯金は、50基を超える中国の原子力発電所建設に投資され、そこから排出されるプルトニウムによって日本を攻撃する中国の核ミサイルが製造され、やがて技術水準の低い、その原子力発電所が起こす事故から漏れた放射能は日本全域に拡大してくる結果となる。
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以上です。

以上は「るいネット」より 

日本人全体で見れば残念ながら一部の先進的な人々を除きまだまだ次元の低い民族ナノです。 「3.11テロ」事件でもいまだに自然現象で起きた思っている人々が大部分です。もちろんマスコミが真相を報じないためですが、今ではインターネットにより世界の真実も知ることができる時代です。自覚があれば意識の上昇はできるのです。国民全体の意識の上昇には100年ぐらいはかかりそうです。        以上

 
 

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 その(3)

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 ~IWJ記事より その3
 
達磨防人 15/05/31 PM07
リンクよりの引用

続きです。
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●自民党

 先月の総裁選の結果、自民党は安倍晋三氏を新総裁に選出した。世論調査では、石破茂元防衛大臣、石原伸晃自民党幹事長に次ぐ3位であったため、安倍氏の勝利は驚きを持って迎えられた。第一回投票の結果、安倍氏は、地方支部役員や党員にはるかに高い人気を博す石破氏に次いで二位となった。国会議員のみが投票する決選投票で、安倍氏は派閥政治と人間関係のあやによって勝利を収めた。

 石破氏が自民党総裁に選出されていたとしたら、来る総選挙での自民党の勝算は高まっていたかもしれない。安倍氏は国民には依然として非常に不人気である。有権者は、安倍氏が総理在任わずか1年で突然無責任とも取れる辞任の仕方をしたことに、まだ怒っているのだ。実際、2007年の参院選と2010年の衆院選における自民党の惨敗の責任を彼に求める声も大きい。

 2012年の総裁選における勝利の後、安倍氏は、尖閣諸島に関して中国に対して毅然とした態度を取ること、米国との同盟を強化すること、そして日本がより大きな安全保障上の責任を引き受けることを宣言した。これらの問題に対する安倍氏の姿勢は、日本国内におけるナショナリズムの広がりと同調するものである。しかし、一部の有権者は、日本の最大の貿易相手国である中国に対して、安倍氏が度を超した対決姿勢を取ることを懸念している。

 こうした懸念に道理がないわけではない。安倍氏は、前回の首相任期中、第二次大戦において日本軍がアジア女性を慰安婦として強制連行したことを否定し、また歴史教科書への日本の戦中行動の過小表記を可能とする法案成立を強行したことで、中国および韓国との関係に緊張を招いている。しかし一方で、安倍氏は、前任者の小泉純一郎氏がしたような靖国参拝を行わず、自身の最初の公式訪問先を中国とすることで自制を示している。

 2012年の総裁選で勝利を収めた後、安倍氏は前述の懸念を和らげようと、次のように発言している。

 「尖閣を巡る中国の様々な動きに対して、我々は、まずは、この尖閣、領海をしっかりと守っていくという意思を示していきたいと思います。その上において、私は6年前に総理に就任した際、最初の訪問国として中国を選びました。それは日中関係が極めて重要であるからです。日本は中国に投資をし、輸出をし、利益を上げています。中国の成長は日本の成長に必要です。同時に、中国も日本の投資によって、雇用を作り、日本から日本しかできないような資本財、半製品を輸入して、それを加工して、輸出をしています。言わば、お互いに切っても切れない関係ですね。そのことを認識しながら、両国は国境を接しています。世界中どこもそうですが、国境を接している国、様々な国益がぶつかる場合がありますね。国益がぶつかっても、今言ったようにお互いがお互いを必要としているという認識、これは戦略的に考えながら、そういう事態をコントロールしていこうと。この考え方に今も変わりはありません」


●日本維新の会

 政府の停滞と効率の悪さに対する国民の怒りを追い風に、橋下徹市長率いる日本維新の会が日本の政治システムに揺さぶりをかけている。カリスマ性のある橋下市長は、決断力と、地方行政レベルではあれ、真の改革を遂行する能力を持ち合わせている。赤字財政を克服し、教員の業績要求水準策定にあたって労働組合の抵抗を乗り切るなど、橋下氏の業績は華々しい。国政進出に照準を定めた今、橋下氏は日本の政治体制の抜本的改革を公約している。

 橋下氏の政策構想は、多くの点でティー・パーティーに類似している。米国におけるティー・パーティー運動と同じく、橋下氏は既成政党に対する民衆の反感とまでは言えないとしても、民衆の幻滅の波に乗っている。ただ、米国のティー・パーティー運動が非公式組織の下からのつながりを原動力としていたのに対し、橋下氏の場合は、大部分は1人の人間の個人的訴求力に頼って支持を集めるトップダウン方式を取っている。実際、政治評論家は、橋下氏のことを「日本のロス・ペロー」と呼んでいる。

 政党が政策やイデオロギーの違いを鮮明にしない日本の澱んだ政治体制を混乱させることで、橋下氏は変革者として歓迎されるかもしれないが、より具体的な外交および内政の問題について詳細な説明を余儀なくされた場合、彼の評判はどのように変わるだろうか?ある政治評論家の言うように、「今は目新しさも手伝って旬の人としてもてはやされているかもしれないが、実際にやらせてみたら、国民はどう反応するだろうか?」

 来る選挙に向けてどの程度有力な候補者を立てられるかが、橋下氏にとって大きな試金石となるだろう。自身のアウトサイダーとしてのイメージを損なわないために、自民党や民主党から離反した議員を多数迎えることはできないが、かと言って候補者に選挙資金を自ら賄うように求めている以上、“アウトサイダー”候補者を300人も探すには大変苦労することだろう。

 東京から地方への政治的権限の移譲という橋下氏の分権化方針は地元大阪においては人気を博していても、その他の地方で共感を得ているとは言い難い。民主党や自民党に対する支持は低いものの、政府機能を東京から地方に移管することで問題が解決すると考える有権者は少ない。さらに、特に改憲など、橋下氏の政策の中には非現実的と見られるものもある。

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(続く)
 以上は「るいネット」より

2015年10月25日 (日)

これは日常茶飯事になってしまった

これは日常茶飯事になってしまった

Paul Craig Roberts
2015年10月5日

オレゴン州のコミュニティ・カレッジ乱射事件に対する発言でオバマ大統領は述べた。“これは日常茶飯事になってしまった。”

非武装で抵抗しないアメリカ人に対する警官による銃撃もそうだ。

“大き過ぎて潰せない銀行”は、何兆ドルもの金で救済されるのに、何百万人ものアメリカ人の住宅差し押さえや、7つの国を破壊して、アメリカやヨーロッパに、何百万人もの難民をもたらしている外交政策のウソなどの、他の無数の好ましからぬ嘆かわしい出来事もそうだ。

それに加え、アメリカとヨーロッパを、ロシアとの紛争に至らせている外交政策のウソや、1パーセントへの所得と富の極端な集中を隠す経済上のウソがある。

ワシントンが、結婚式、葬式や、病院を、爆弾と無人機で破壊するのも日常茶飯事だ。オバマがオレゴン州の乱射事件に対して、失望、不満と怒りを表してから二日後、アメリカの空爆がアフガニスタンのクンドゥスにある病院を襲った。様々な報道によれば、国境なき医師団のメンバー12人を含む、少なくとも19人が死亡し、37人が負傷した。アメリカ空爆は、手術台の一人を殺害し、集中治療中の患者たちをベッドで焼死させた。

ワシントンにとって、こうした大量虐殺は単なる“巻き添え被害”で、決して大統領声明で、失望や怒りや不満を表すことはない。

オバマは乱射についてはどうすることもできないと言うが、我々が灰にされる前に、確実に違法な戦争を止め、ロシアに対する無謀かつ高圧的なやり方を廃絶できるはずなのだ。ウラジーミル・プーチンが国連で演説した通り、“我々[つまりロシア]は、世界の現状にはもはや我慢できない。”

プーチンはウソをつかない。彼が発言する時は、本気で言っている。

ワシントンはもはや単極権力ではないのだから、ワシントンにいる誰かは、この人物に耳を傾けたほうが良い。今や三つ超大国があるのだ。ロシア、中国、そして、アメリカ-おそらくは、この順序で。

アメリカでは、あらゆる形の悪や腐敗が日常茶飯事になっている。ボブ・ディランは悪や腐敗が日常茶飯事だと言っている。“現代、人々の生活は、余り多くのレベルで、悪徳とその象徴で満ちている。野望、強欲と利己主義、全て悪徳とつながっている. . . . 我々は悪徳が破壊する人々を目にはしない。広告看板、映画、新聞、雑誌、日々-見回すところ全てで、悪徳の魅力しか我々は目にしない。見渡す限り至るところで、人命の破壊と愚弄を我々は目にしている。” http://www.aarp.org/entertainment/style-trends/info-2015/bob-dylan-aarp-the-magazine-full-interview.4.html

悪徳は、ワシントンの特徴だ。魚は頭から腐るが、ワシントンはわが国を悪徳、強欲、利己主義と、人命の愚弄と破壊へと導いている。

“己の欲する所を人に施せ”というのは黄金律だ。アメリカはキリスト教国家だとされている。これはつまり、キリスト教アメリカは、イエスの山上の垂訓に、自虐的なやり方で従っているということだ。我々は、よその国々に対し、わが国に爆弾を投下し、侵略し、町や都市を瓦礫の山にし、わが国の社会・経済インフラを破壊し、何百万人もの人々を殺戮し、それ以外の大半の人々を難民にして欲しいと、望んでいるだろうか?

これこそ、アメリカが、世界に対して行っていることなのだ。これこそ、一体なぜウラジーミル・プーチンが、ロシアはもはや世界の現状に我慢ができないと語り、なぜアメリカに、“自分が一体何をしでかしたか理解していますか?”と問うたかという理由なのだ。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/10/05/become-routine-paul-craig-roberts/
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一億永久属国民化大惨事内閣報道があるたびに、音声を消したり、局を変えたり。

ロシア・バッシング報道もひどい。宗主国が資金を与えたり、武器を与えたりしている反アサド勢力の、イスラム国の残虐行為は、あまり報じないのと対象的。

「同盟どころではない宗主国のシリア介入は正しく、同盟国であるロシアの参戦はいけない」という理論が、そもそも全くわからない。偽善もきわまれり。

宗主国が資金から何から与え、指示し、実行したキエフ・クーデターの美化しか伝えない電気洗脳箱には、もとより全く期待していない。経済担当相?、アメリカ人。我々が生きるこの国、日本人らしい連中がこぞって売国に励んでいる。売国、愛国が、国籍だけできまるわけではもちろんない。

見ているわけではなく、こうしたインチキ翻訳をしながら、流しているだけ。

電気洗脳箱TPP報道、あるいは紙媒体TPP記事を見聞きするのは人生の無駄。

TPP訴訟当事者が書かいておられる下記記事を熟読するほうが遥かに意味があるだろう。

街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋  の、2015年10月7日 (水)記事
アトランタ「大筋合意」を受けて TPP阻止国民会議のコメント

« 欧米同盟は崩壊しつつある EUはアメリカのアサド打倒を見捨てようとしている | トップページ

アフガニスタン・パキスタン」カテゴリの記事

以上は「マスコミに載らない海外記事」より
現在の悪徳国家は日米をはじめとする欧米国家となっています。それに引き換え正義の国はいまやロシアや中国となって来ています。世も変われば変わったものです。                                  以上

西暦460年のローマ状態 解決不能

西暦460年のローマ状態 解決不能

Paul Rosenberg

2015年8月11日
"FREEMANSPERSPECTIVE "

次のアメリカ大統領選挙時期がやってきたが、政治という下水に、時間と資金を注ぎ込み、永遠に敗北し続けようと、多数の人々が列に並んでいる。

この体制は直しようがない。「以上終わり」だ。西暦460年のローマと同じなのだ。支配者連中は、ローマと同様、ウソつきか、精神異常か、酔っぱらいか(今日では麻薬中毒)… その三つ全てなのだ。

“ローマ帝国崩壊”は、もちろん我々が学校で学ぶものより遥かに複雑だったが、長年衰退してゆく中、ローマは終始、改革して、救おうとする善意の人々で満ちていた。そして、ちなみに、中でも、ローマ体制をなんとか維持しようと懸命に頑張った人々がゴート人だった。彼等はローマを機能させ続けようと懸命に努力したが… 彼等も失敗した。

これについてはっきりさせておこう。支配階層が、ある点を越えてしまうと、改心させることは不可能になる。現代の欧米は、その点を越えてしまったと私は考えている。

  • 中央銀行連中が独占権を簡単に明け渡す等と我々は本当に信じているのだろうか?
  • 何百兆ドルもの債務が何の影響もなしに精算できると本気で期待しているのだろうか?
  • 政治家連中が権力を手放し、我々を虐待したこと謝罪するなどと本当に信じているのだろうか?
  • 議会を我が物にしている大企業が、自分達が豊かになれるゲームを放棄するなどと、我々は本気で考えているのだろうか?
  • “おや、不法な捜索や押収を禁止する合衆国憲法修正第4条は実に明快で、我々がしているあらゆることは違反している… だからここにいる全員全員首で、最後に出る人は明かりを消してください”とNSAが言うだろうなど誰が真面目に信じているだろう?
  • 軍産複合体が戦争奨励をやめたり、商業マスコミが国家称賛をやめたり、地方の保安官が警官を凶暴なけだものに訓練していることをわびたりするなどと信じている人などいるだろうか?
  • 公教育制度が、全ての費用を支払ってくれる国への称賛をやめるだろうなどと、本当に信じているのだろうか?

まだ延々続けられるが、言いたい事は明らかだと思う。この体制は、本格的に改革することを決して許さないのだ。この体制を直そうとするのは、ずっと前に亡くなった遺骸を生き返らせようとするようなものだ。

欧米を支配している体制は崩壊する。

より広範な欧米文明が崩壊するかどうかは我々次第だ。我々は文明を内在化させているだろうか? それとも、これは全て我々がたどってきたパターンにすぎないのだろうか?

多少の補強

この状況を評価するのは、率直に周囲を見回すだけで十分だと思う。ここで“悲観論者”役を演じるつもりはないが、多少の補強もあって良いだろう。そこで、西暦460年より少し前に、ローマ帝国で暮らしていたサルビアンという名の人物の文章から引用することにしよう。

経費が実感できなかったので、誰も国家支出について考えず、誰も国家損失について考えなかった。国家自体も、既に入手がほとんど困難になっていたものを、いかにして散財するかを追い求めてていた。既に限界を超えた富の山は、つまらないことにまで溢れ出ていた。

どこかで聞いたように思われないだろうか? サルビアンはこう続けている。

現在の状況について、一体何が言えるだろう? かつての豊穣は去ってしまった。以前の資源は消え去った。我々は既に貧困にあえいでいるのに、我々は浪費をやめようとしない。

サルビアンから、更に引用しよう。

国家が余りに酷い時代に遭遇しているので、不道徳にならない限り、人は安全ではいられない。

この最後の文章を念頭において、ジョン・コーザイン、ロイス・ラーナーや、ヒラリー・クリントンをお考え願いたい。

次に、ジュリアン・アサンジ、エドワード・スノーデンやチェルシー・マニングをお考え願いたい。

6人のうち一体誰が真実を語っているだろう? 彼らのうち一体誰がウソをついているだろう? 自らの行為で苦難を味わっているのは誰だろう? 味わっていないのは誰だろう?

未成年の少女達を追いかけることに没頭しているイギリスのエリート連中はどうだろう? 連中は一体いつ獄に送られるのだろう?

我々は、こうした体制が、正義と何か関係があるふりをし続けるべきなのだろうか? ある時点で、それは、ばつの悪いことになるのではあるまいか?

前にも書いたが、1960年代当時、私の周囲は、体制を改革し、生活を良くしようと尽力する善意の人々に満ちていた。そして現在、彼等が解決しようと献身したのと全く同じ問題が現代の問題だ。戦争、貧困、福祉、人種差別や、警察の蛮行、全く同じリストだ!

50年間の彼らの努力は全く無駄だったのだ。我々は無駄な作業を続けるべきだろうか? 何も達成できないことを称賛するのは、ある時点で、ばかげたことになるのではあるまいか?

たとえ…

この最後の点を明らかにすることが極めて重要だろうと思う。

たとえ、この体制が、あと一世紀崩壊しないにせよ、この体制内で行うことは全て無駄になる。

地球上の良識ある人々は、この蛮行よりも遥かに良い目にあうのに相応しい。

つい先頃、この考えを意識しながら、友人にこう書いた。

てっぺんから一番下まで腐れきっているので、“適切な時期”を待っている体制内“善玉”がいるなど私はもはや信じない。もうおしまいだ。

私は参加しない。私は連中を見放した。連中の政治には、決してエネルギーを浪費しない。人類にはもっと良い運命があるはずだから、良いものを建設する上で、自分の役割を果たすつもりだ。

この体制が最後に崩壊する際、私は決し涙は流さない。それはむしろ解放だ。

今後、私は新しいことを築き上げるが、過去のものからは絶縁する。

友人は、良い人物で、同意してくれた。

世界の善良で生産的な人々には、彼らのあらゆる動きを支配しようとする虐待的な支配者連中より、ずっとまともなものがふさわしく、しかも我々には十分それが可能だ。だが、現体制の権力者からの許可を待つのはやめるべきだ。連中が、連中の許可を得ずに行動することを許すことは決してない。

我々は自ら決断し、何かより良いものを作り始めなければならない。我々にはそれが可能で、この体制は、我々の努力に値しないのだ。

今や、始める好機だ。

Paul Rosenberg - www.freemansperspective.com

記事原文のurl:http://www.freemansperspective.com/wont-be-fixed/

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世界史にもうといので、ローマの滅亡といわれてもよくわからないが、属国民としては、宗主国、そういう状態にあって欲しいものだと思う。

記事に対するコメントで日本に触れているものがある。下記のような意味。ご参考まで。

東に位置する西欧たる日本は、枯れ葉の様に崩壊しつつある。

Paul Craig Roberts氏の記事『トランプを大統領に』冒頭に、ジェラルド・セレンテの言葉が引用されている。

トレンド・ジャーナルの今号で、ジェラルド・セレンテは、8人のアメリカ大統領候候補者達(彼が発行した時点の)を、“うそつき、腰抜け、変人と、ばか者”と表現した。

民を殺す国・日本 足尾鉱毒事件からフクシマへ』大庭健著 筑摩選書をよみ終えた。日本支配層の「構造的な無責任」 題名のフクシマにとどまらず、原発再稼動、TPP、戦争法案に、しっかり続いている、と思う。

202ページ

国家による共同体の破壊

足尾は、国家による諸共同体の権能の、こうした吸い上げの極致でもある。その際立った象徴が、国家による堤防の破壊である。谷中村は、もともと川が氾濫しやすい沃土地帯に堤防をめぐらせてできた村落であり、堤防の護岸は、村民の絶対的ともいえる義務であった。ところが足尾の鉱毒で上流の山が禿山となって以来、村はしばしば大洪水に襲われ、一九〇二(明治三五)年には二度の洪水で堤防が決壊する。しかし県つまり内務省は、復旧工事を行わずに全村耕作不能の状態を放置し、やむなく村民は自力で水留めを行う。県は、翌春になって村民の要請によって工事にとりかかるが、「誰が見てもおざなり」で、堤防は工事途上のまま流失し、その翌年に再び復旧に着手するが、今度は、あろうことか従前からの護岸を削りとってしまう。
堤防が決壊に瀕した時には、真夜中であれ人手を出して共同で護岸にあたることは、村落で生きるかぎり、いわば絶対的な義務であった。しかし国家は、そのようにして村人が仮留めした堤防を守るどころか、むしろ削りとって、村落を氾濫に任せたのである。これはまさに、国家による共同体の破壊が行き着くところまで行った、極め付きの光景である。
 しかも、うんざりさせられることに、話はこれだけでは終わらない。時あたかも日露戦争直後であり、国家は、国民に兵役を要求した代わりに、戦死者には「名誉の戦死」という称号を、遺族にはなにがしかの弔慰金を与えた。谷中村からも五十数名が徴兵されたのだが、そのうちの一人の戦死者遺族に対して、国は、立ち退きの合意書に署名しないかぎり弔慰金を支払わない、という挙に出たのである。
洪水にさらされた村落共同体では、村のために護岸に協力するのが、いわば絶対的な義務であったが、あたかもその義務の延長上であるかのように、農民兵士は「お国のために」、見も知らぬ外国へ出征した。しかし、その堤防は国家によって削られ、あまつさえ召集されて戦死しても、国家の意のままに退去しないかぎり、支払われるべき弔慰金も支払われない。古河鉱山という一営利企業は「強兵」のための「富源」だとする国の政策によって、村落共同体はここまでの犠牲を強いられる。明治の日本は、ときには徹底的に村落共同体を掘り崩すことをつうじて、国民国家になりえたのだった。

TPPで農業から、医療全てを宗主国大企業にさしあげ、福島原発事故をさしおいて、戦争法案で、被害者家族をも、侵略戦争に出征させるであろうこの国、100年たっても構造は変わらない。満州を企画経営した祖父と、国丸ごとを宗主国の満州にした孫の違いはあるけれど。

日露戦争に徴兵され、出征時、そうした理不尽な扱いを弾劾する、出征見送り人への「答辞」を読み上げた神原勘之丞がいる。 (リンク先、ウクライナのISIL: ユーラシアに解き放たれたアメリカの“混乱の手先”の末尾に、その答辞を掲載した。)

神原勘之丞の末娘による講演「谷中村から移住した父神原勘之丞と私の戦争体験」、第43回渡良瀬川鉱害シンポジウム『田中正造と野木の人々』午後の部。8/30 野木町エニスホール大ホール。

上記記事の筆者の決断、具体的に、どういうことなのか良くわからない。それは、『民を殺す国・日本 足尾鉱毒事件からフクシマへ』の著者の対策も同様。誠実であれば、簡単に提示できるわけがない。

255ページにはこうある。

見殺しにされる可能性に由来する不安を和らげ、レミングさながらの集団自滅を防ぐには、少なくともその勢いを弱めるには、どうしたらいいのだろうか。私には一般論として語れるような確たる提案はない。それでもしかし、これまでの考察から言えることは、こうである。原子力ムラを典型とする官産政学の複合体の独走を製肘し、その独走を支えてきた国家教の威圧に屈しないためには、国家-国民という縦の統合関係とは異質な、社会における水平的なコミュニケーションと連帯が不可欠である。

談話に屈しないためには、国家-国民という縦の統合関係とは異質な、社会における水平的なコミュニケーションと連帯が不可欠である。

下記はそうしたコミュニケーションと連帯の例だろうか?

8月5日(水)の山田正彦氏・内田聖子氏のハワイTPP閣僚会談緊急報告会の様子が映像アーカイブで見られる。大本営広報部とは全く違う報告。1時間53分。
https://www.youtube.com/watch?v=f75RdsNKo1k

神話、樽爆弾と、ヒューマン・ライツ・ウオッチ

神話、樽爆弾と、ヒューマン・ライツ・ウォッチ

ポール・ラルディ

2015年7月21日
"Counterpunch"

ヒューマン・ライツ・ウォッチや、欧米の主流マスコミを読んでいると、シリア政府軍は、特に、“樽爆弾”の使用によって、シリア民間人に、多数の死傷者をもたらしている。何千発もの爆弾が投下され、何千人もの死傷者をもたらしている。

だが、ちょっとお待ち願いたい。これは爆弾一発で死傷者一名を暗示しているのではなかろうか?

説得力があり信頼できる事実と数値を得るのは極めて困難であることが有名だが、ヒューマン・ライツ・ウォッチが、果敢にも天使も足を踏み入れるのを恐れる場所に踏み込んだ。2014年2月から、2015年1月までの特定期間における死傷者数と、爆弾の数の両方を報じているのは、彼らだけだ。彼等によれば、1,450発以上の爆弾、大半は“樽”爆弾が、報告の対象のダラーとアレッポ地域に投下された。HRWは、同じ時期、同じ場所での、空爆による3,185人の民間人死傷者も報告している。すると、爆弾一発につき、約2人の死傷者で、“民間人”の多くは実際には戦士であることを認めたにせよ、HRWとその情報源は、とうてい公平とは言えまい。

これは確かに大量の爆弾で、大量の死傷者だが、“樽”爆弾が、世界で大半の空軍武器庫にある、重力で落ちるだけで、目標誘導されない通常の爆弾より、遥かに致命的であったり、無差別であったりする兆候は皆無だ。戦闘機や爆撃機には、高度な照準装置が搭載されているかも知れないが、飛行機は時速何百キロもの速度で移動する。“樽”爆弾を投下するヘリコプターには、静止した位置から投下するという利点がある。“樽”爆弾は、残虐な爆弾かも知れないが、重力で落ちるだけで、目標に誘導されない通常の爆弾より多くの死傷者をもたらしているという証拠はない。

すると、シリアでの大量の死者数は一体どういうわけだろう? シリア軍が人命を見境なく軽視していることを示しているのではあるまいか?

国連は、シリア戦争で、これまでに220,000人が死亡したと推計している。しかし、ほぼ半数は、シリア軍兵士か、allied現地の民兵戦士、そして、反政府派を戦士として数えれば三分の二は戦闘員だ。 いずれにせよ、反政府派も民間人に、死傷者を引き起こしていることを考えれば、民間人と軍人の死傷者の比率は、およそ1:2だ。これを、イラクにおけるアメリカの戦争時の約3:1や、2008-9年のイスラエル・ガザ攻撃時の4:1と比較されたい。(パレスチナ人と、イスラエル人死傷者の比率は、天文学的な100:1だ。)

イスラエルは 、骨から肉を剥離させ、微細な金属粒子を犠牲者の体に貫通させる高密度不活性金属爆薬(DIME)弾も使用している。しかも彼等は、極めて熱くなって、金属や肉に食い込み、体内でさえ、消火はほとんど不可能な白燐も利用している。戦闘が終わりつつあることを知りながら、2006年戦争の最後の72時間に、イスラエルが南レバノン中に振りまいた400万発のクラスター爆弾を忘れてはならない。こうしたお別れのプレゼントによって、今後長年に亘り、レバノンの農民や子供達が、殺害されたり、ひどい障害を負わされたりするのは確実だ。

シリアはこうした汚らわしい兵器はまったく使ってないのに、実際は、あらゆる空軍の武器庫にある通常の弾薬と変わりない現地製兵器を使用しているかどで非難されている。もちろん、重力で落ちるだけで、目標に誘導されない通常の爆弾でさえ、人口密集地に対して使用されれば、驚くほど多数の死傷者をもたらす。重要なのは、その様な出来事は極めてまれで、集計されたり、認められたりすることは少ないことだ(例えば、ウィキペディアで)。逆に、シリア軍は非難されてきた。地域を包囲し、住民を兵糧攻めにし、残る武装勢力を一掃する為の“樽爆弾”使用だ。

シリア国軍を中傷する為に、シリア軍に戦略的利点があるわけでなく、オバマ大統領による介入の脅し以前には、使用は記録されても、報道されてもおらず、脅しの後に報道されただけであることからして見え透いたいかさまのサリン・ガス使用の濡れ衣をシリアに着せることが必要だった。実際、明らかな利点もなしに、そのようなリスクをおかす連中などいるだろうか?

シリア軍は、膨大な助成を得て、湾岸君主諸国から給料を貰い、アメリカによって訓練された多数の傭兵を含め、著しく外国人流入の多い連中から、自国と家を防衛しようとする忠実な兵士に依存している。大変な犠牲が要求されているにもかかわらず、自分達は、家族や最愛の人を犠牲にするのではなく、守るのだということを知っていればこそ、兵士は忠実なのだ。シリアを気遣っている他の国々の人々は、兵士達がそのような犠牲を払わずとも済むよう行動することが第一歩だろう。

ポール・ラルディは、シリア連帯運動運営委員会の委員である。

記事原文のurl:http://www.counterpunch.org/2015/07/21/mythology-barrel-bombs-and-human-rights-watch/
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マスコミも支配している支配者、自分に好都合な情報しか流さない、という外国の一例。

ロシアがクリミアに核爆撃機を配備すると、番犬(万犬)虚に吠える。
ウクライナの政権転覆自体、宗主国の画策であったこと、それに対抗して、ロシアは防衛的に対策をとらざるを得なかったことは、決して触れない、大本営広報部のインチキ。
宗主国が、対イラン配備として、東欧諸国にミサイル基地を配備したことは問わない。
対イラン配備のわけなどないだろう。

十日か一週間前だか、大本営広報部の「ウクライナ報道のゆがみ」を報じる番組、「ロシアの報道がウクライナを敵視するものばかり」というのを見てしまった。
一方で、ウクライナ放送局には、危険をおかしてもロシアの意見を反映する放送局があると紹介していた。(この属国には、危険をおかしても、宗主国に反対する放送局はない。)

今朝の大本営広報部論説に、またしても驚いた。
「TPP、日本が率先してまとめよ」という。ジャーナリズムではなく、無責任企業。
小選挙区制をあおったり、ねじれをあらため自民党に投票しろをあおったりしたと同じ所業。

様々な国の学生が暮らす日本の学生寮で「闇鍋」をする場合な、日本人が鍋奉行をしろ、というのならわかる。

しかし、ことは、全く情報が隠された「条約」なるものだ。正気の人間なら、危険だから吟味してから考えようというだろう。わかるまで、くってはいけないというだろう。家が火事だという御仁と同じ最高の知的レベル。

一度入ったらぬけられない世界最大テロ国家が主宰する搾取闇鍋同盟TPP。一気飲みさせられて、潰される。お前、この条件を知って、コンパに参加するといったじゃないか、と。

「属国は拒否などできない」ことはわかる。進んで収奪されるだけの奴隷では悲しい。

岩波新書で「戦後」をよむ』を購入した。収録されている本、読んだことがあるものが多い。

日高六郎『一九六〇年五月二十一日』は、70年安保反対運動を無くすための全共闘運動?が一世を風靡する中で読んだと記憶している。

「「事態はわかんないけど、安保条約は「ゼッタイいい」もので、これにたいする民衆の阻止運動は「ゼッタイよくない」ときめつける態度」に「ファッショ化の先兵をつとめる無法者たちの観念の特性がよくあらわれている」

現状そのままの記述ではないか。

今は、痴の巨人が大きな影響力を持っていた60年、70年の不思議な学生運動と違って、痴の巨人と無縁な学生や、市民が主力のようでなにより。

「反対運動をしている学生は民青、過激派、在日、チンピラの連合軍」、「デモはプロ市民」という不思議な発言をしている与党政治家がいる。

小生も何度か参加しているが、プロ市民とは一体なんだろう。

不思議なCDを発行しておられる。小生には、そのタイトル、下記のように読める。

『日本を醜く!/地獄に向かって!』ゼニトラレル・レコード

« バルファキスとギリシャの混乱の不快な臭いは何だろう? | トップページ

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

正しい判断を下すにはいかに正確な情報が必要なのかが良く分かります。日本の現状はいくら注意情報を流しても「振り込め詐欺」が減らないのが現実です。同じように安倍政権の政治詐欺も酷いものです。ここにきてようやく国民もいくらか気が付くようになってきました。                                   以上

同性婚を認めるな(1/3)

同性婚を認めるな(1/3)


《1》
 毎日新聞は7月2日付と7月4日付の2回も、
 「日本で同性婚が認められていないのは、人権侵害」として、全国の同性愛者ら451人(2日現在)は7日、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立て、国へ法制化を勧告するよう求める。」とする記事を大きく載せた。

 2日の記事では、男同士のカップルが実名で登場。4日には女同士のカップルが同じく実名で登場させた。

 男性どうしの場合は、2人で買った住宅に同居している。
 家の名義人である一人が亡くなった場合、家はもう1人の男に自動的には相続されない。「養子縁組や公正証書の作成で『相続』はできるが、2人が望むのは対等な関係。相続実現のために費用をかけることにも違和感を覚える。『選んだ人生の伴侶が同性というだけで、すごく不平等』。
 なにが違和感だ、アホか。

 次に女のカップルは、共に性的少数者の女性を支援するNPO法人の理事を務め、日弁連への訴えを「社会を変える大事な動き」と賛同した。

 同性婚では、相続を指示した遺言書や、事故や病気で手術の同意などが必要な際に配偶者と同様に扱われることはない。配偶者控除や健康保険の被扶養者としての保険給付もない。「異性なら婚姻届で解消できる問題」に日常的にぶつかる。

 で、彼女らは結婚という「お墨付き」が得られたら、社会の理解も進むと期待している。」
 「私たちも表に出ることで、風穴を開けられたら」

 要するに、同性婚が社会的に認められるよう「法制化」しろと、勝手な言い分を語っている。それを毎日新聞は当然のように、後押ししていい気になっている。
 冗談じゃない、社会を変えてもらっては困るし「風穴」も開けてはいけない。

 なぜ、同性の結婚が法律で認められていないか、この連中はいささかも考えずに、自分たちが不利益をこうむっているから人権侵害だと言うのだ。
 一言目には「権利」二言目にも「権利」…と言い募る連中で、ふだんザイニチが「権利」「権利」と連呼するざまと同じだ。

 つまり「性同一性障害者」の権利を言い立てているのは、ほとんど在日のくせに日本人に成り済ましている連中が市民団体と自称して活動の中心になっている。
 日弁連は、(毎日新聞は正体をとぼけて明かさないけれど)反社会的勢力、反日勢力、在日武装勢力に丸抱えされている組織である。

 だから凶悪犯の弁護や、市民運動が政府を告訴する場合は、日弁連が担当し、地裁の判事もザイニチに蚕食されているから、非常識な判決が出ることがある。
 サヨク市民団体が自衛隊は違憲だ、原発も有罪だというような訴訟を起こすと、だいたい地裁ではそのごり押しが通ってしまう。

 同性婚を認めろとの運動は、日本の法的秩序を乗っ取っている反社会勢力が主導する活動の一環である。
 日本の伝統文化を破壊するのには実に積極的な連中である。
 同性婚を認めろと騒ぐ連中は、サヨクで同時に護憲派で、毎週国会を取り囲んで反対を叫び、地方公聴会会場の外で大声で妨害するのも彼らである。
 ついでにいえば、支那の南シナ海侵略、チベット、内モンゴル、東トルキスタンへの虐待、尖閣諸島への侵攻、あるいは朝鮮戦争やヴェトナム戦争での性暴力には、だんまりを決め込む。

 護憲派なら、憲法24条に記載されている「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」を尊重したらどうなんだ?

 毎日新聞で「人権救済」などと能書きばっかりの記事を仕立てた藤沢美由紀記者も、おおかたザイニチにつながっているはずだ。
 ザイニチはどんな問題でも、執拗に日本の伝統文化を破壊しようと小細工を仕掛けている。

 「両性の合意」じゃなくて、同性の合意でもいいことにしろとは、主張自体が違憲じゃないか。24条が時代に合わないというのなら、9条だって時代に合わなくなったのに?
 異性婚(正常な結婚)と同性婚(異常な結婚)が同じに扱われてよいわけがないではないか。

 はやい話が、精神異常者が社会の重要な仕事(例えば教師、判事、警官など)に就くことは許されない。人権もへったくれもあるか。
 人権より以前に、社会が正常に機能することが優先される。
 それと同じである。社会規範と大きくはずれた行動をとっていながら、平等に認めろとはよく言えたものだ。

 結婚は、当然に社会にとっては子孫を産んで育ててくれることを念頭に置き、期待している。同性婚の場合は、そもそも子供は生まれない。
 仮に同性婚の2人が養子をもらって育てるとすると、そういう映画があったが、大人2人が認識が歪んでいるのだから、それらに育てられれば子供もおかしくなるだろう。

 だから社会としては認められないのである。正常な結婚でも子供を生まない(生まれない)場合はあるが、それは個人の自由である。
 社会は、子供が生まれて引き継いでくれることで成り立つ。始めから子供が生まれないカップルなんぞに、法的制限がかかるのは当たり前である。

 今の時代、同性婚や同性同棲だからとて、法的処罰の対象にこそなっていないが、それは大目に見ているだけであって、本来、人類としては避けなければいけない原則である。
 現代では、裁判にかけられたり、火あぶりにされたりといった残酷な罰はないけれど。むしろこれからは規制をかけたほうがいい。

 異常な行動をとれば、世間から冷たい目で見られて当たり前だ。それをけしからん、人権侵害だ、自由の束縛だと正常な市民を罵るとは呆れた所業。
 例えば不動産屋だって、同性愛の者どうしに部屋を貸せば、非常識な人だから何をするかわからない、隣近所とトラブルを起こしかねないと見て、断るのは当然である。

 それは不当だと言う前に、同性愛の歪んだ認識を治しなさい。それだけで解決する。
 それに加えて、嘘つきで、約束は破るし、恩は徒で返すザイニチが先頭になって活動しているんだから、まともに相手にはされない。

 古代ローマ帝国は同性カップルを許し、野方図にしたから衰亡したのである。それを自由だ、人権だと騒ぐほうが異常である。わが国は「結婚は両性の合意」の理念で成り立ってきたのだ。古来、男色があったことは事実だが、それは人間が認識的実在だから起きてしまうことであって、精神病の一種であることに間違いはない。
 自然の動物は本能に従うから、そのような本能に逆らう生殖行動等は起きない。

 人間も本能は失っても動物なのだから、生殖に関しては同性での婚姻は許されない。
 人間が認識的実在であるために、狼に育てられた子のように何にでもなれる可能性はある。だから男なのに女の認識になってしまうことも起きる。

 人間は哺乳類のDNAを持っているから、正常に育てば異性を好きになり、それを抱いて子供を作ろうとする衝動が起きる。これが自然であり、正常な哺乳類のDNAの働きである。
 それを認識が強引無惨に押さえ込んで、男なのに女になるとは、異常そのものである。

 性的少数者の人権だと? バカ言ってんじゃないよ。日本でなんとか生活させてもらっているだけでありがたいと思え。それ以上、何をなまいきに要求するんだ。

 先日、ドラマ『陽はまた昇る』で警察学校の鬼教官が訓練生に、言った話を紹介した。
 「どいつもこいつも文句ばっかりイッチョ前。何もできないくせに、権利ばかり主張する。お前たちは、ガタイだけ、能書きだけ、緊張感のかけらもない、そのうえ謙虚さが微塵もない」と。
 そしてこれが現代日本を覆っている暗雲だと言った通り、同性愛者どもも、まったく同じ。能書きや権利ばっかり主張して、同性愛を公認したら社会がどうなるかはまったく考えない。

 人間のDNAといえば、私たち人間は社会なしには生きられないDNAになっている。人間は「サルの群れ」から進化したのだから、社会として誕生したのであり、社会的実在としてしか生きられない。
 その真理を、鬼教官は訓練生に説いているのだ。
 その社会の規範にもなっているのが、両性の結婚である。よって自分勝手な歪んだ認識で群れ=共同体の存在そのものを否定する同性婚を認めるわけにはいかない。








 
posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 霧| Comment(1) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>護憲派なら、憲法24条に記載されている「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」を尊重したらどうなんだ?

それどころじゃない、誰一人として次の条文に留意していない↓
第15条3項 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

>成年者による普通選挙
>成年者による普通選挙
>成年者による普通選挙

成年とは何ぞや? 今国会で18歳以上の選挙権を付与した。だが18歳は成年か? まだ少年法の適用対象ではないのか。

だが、来年の参院選から新たな票田だとして与野党がこぞって票の発掘に勤しんでいる。日本国憲法は国会がすでに無視しているのだ。
Posted by のらくろ at 2015年07月10日 01:17
以上は「心に青雲」より
これは一長一短の事柄です。同性婚を望む人々もいるのは現実です。しかしこの人間社会は継続する必要があります。子孫の問題を同性婚者達はどのように理解しているのか聞きたいものです。子孫をどうして作るのかおしえて頂きたいものです。人工子宮を作り子供を作るのかどうするのでしょうか?まさか子供作るのは他人任せではないでしょうね?これでは無責任のそしりは免れません。いずれにせよ現在の人類は曲がり角にありそうです。人類滅亡へ進みます。                           以上

仮説:マグマ活動の活発化要因

地球環境・農業
304963 仮説:マグマ活動の活発化要因
 
加藤俊治 ( 61 ) 15/06/15 AM00 【印刷用へ
世界的な規模で、火山の噴火・地震が多発しています。これらは全てマグマ活動の活発化が原因と推定。

「世界的な規模」=「地球」と捉え直すと、マグマの供給源である外核の状態の変化が「マグマ活動の活発化の要因?」が導き出せます。

何故なら
「外核(流体金属)の回転が地球磁場を作り出している」と「最近の異常なポールシフトの加速」=「磁極の変化」とを考え合わせると、ポールシフトは外核の回転方向が変化しているとの仮説が成立するのではないでしょうか。

次に
外殻から供給される「出入り口」=ホットプルーム及びコールドプルームの位置は、ハワイ列島の火山の移動や海嶺・海溝の位置から推定すると、これらの「出入り口」は固定されている可能性が高く、上記の外核の回転方向の変化により、「出入り口」付近の流体金属の速度変化し、供給されるマグマの量=スーパープルーム(今回の場合は)供給量が増加し、マグマ活動の活発化に繋がっているとの仮説が成立すると思います。

地球規模で見ても、近年、外核の回転方向を変化させるような出来事が見当たりません。となれば、地球外の影響しかない。即ち、外核の回転方向を変化させるほどの巨大な力は、太陽活動しか考えられません。
地球という磁石は、太陽という磁石の磁場の変化によって、変化させられていると考えるのが妥当では無いかと判断しています。

結果的に、太陽活動の磁場の変化が「地球のマグマ活動の活発化」→「火山の噴火・地震の発生」に繋がっていると考えられます。



*外核
鉄とニッケルにより構成されており、粘度の低い流体で熱気を循環させている。

*流体ダイナモ説
地球内部の鉄やニッケルを多く含んだ核(コア)の流動物質が自転と熱対流によって回転することで電流を生じ、この電流が電磁石あるいは発電機(ダイナモ)のように磁場を生成・維持すると考えられている。

*ポールシフト
(惑星など天体)地球の自転に伴う極(自転軸や磁極など)が、何らかの要因で現在の位置から移動すること。
 

 

以上は「るいネット」より

現在地球はポールシフト進行中です。これは78万年振りのことです。それでは何故ポールシフトが起きるのかと言えば、それは地球を含む太陽系惑星群が現在我々の属する銀河系宇宙の渦の波を横切ろうとしつつあります。この渦は太陽のような恒星や惑星などぎっしりと詰まっている場所なので、強い磁力や熱線を浴びるのです。この影響を受けて地球内部のマグマが反転することになるのです。地球自体が大きな磁石なので、南北の磁極を指しているのです。現在のポールシフトが完了すれば南北は逆になります。以上

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 その(2)

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 ~IWJ記事より その2
 
達磨防人 15/05/31 PM07

リンクより引用

続きです。
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●民主党

 野田首相が党首を務める民主党は破滅寸前である。まもなく奈落に真っ逆さまとはつゆ知らず、空中に立つコヨーテ(訳注:漫画のキャラクターWile E. Coyote)のようだ。民主党は存続するだろうが、マスター・プランが大失敗であることが判明して足かせとなるのも、コヨーテと同じである。

 尖閣諸島を巡る日中の対立が問題となったのは2010年だが、その頃には、すでに民主党は公約に掲げていた外交および安全保障政策を放棄していた。例えば、民主党はもはや日米同盟を批判することはせず、対中融和、米国抜きの東アジア・コミュニティの創設、そして米海兵隊の普天間飛行場の沖縄県外移設も提唱しなくなっていた。民主党は、対抗すべき自民党の外交政策を事実上受容してしまったのである。

 民主党の経済公約も似た運命をたどった。例えば、2009年の選挙戦で民主党は高齢者への年金および医療給付の増額、ならびに4年間の増税回避を公約に掲げたものの、選挙に勝利した後に給付の約束を反故にしたばかりか、野田首相は2011年にならないうちから消費税を5%から10%に倍増することを提案するようになっていた。また、追加徴税分は全額社会保障制度の安定化に充当し、政府部門を拡大する目的には使用しないことを約束した。

 不人気の増税法案を推し進めることで、野田氏は民主党政権の墓穴を掘った。川内博史民主党議員が述べたように、「[自民党政権下での]年金問題と社会保障に対する国民の不信と民主党の提案があったから、民主党は政権に就けた。[それが今や]民主党が自民党と化してしまった」のである。


●野田首相の驚くべき大胆さと有能さ

 野田首相の支持率は急落しているが、皮肉なことに、野田首相が、実際に指導する勇気を持った日本の指導者として例外的な存在であることは明らかである。野田首相は、自民党・民主党の5人の前任者よりはるかに有能だった。

 野田首相が2011年3月の地震、津波、そして原発事故という3つの惨事の直後に就任したことを考慮すると、その業績は見事と言わざるを得ない。国民がさらなる原発事故の発生を恐れたため、日本の電気消費量の30%を供給していた原発のすべてを停止することになったのである。

 野田首相の政治的手腕もまた予想をはるかに超えていた。例えば、2012年初頭に、日本のメディアは彼の政治的短命を予測したが、野田首相は政敵に打ち勝ち,物議を醸した法案の採決を押し切ることができた。さらに、民主党内部からの激しい抵抗と野党の議事進行妨害に直面しながらも、消費税増税法案を成立させることに成功した。また、日本が以前から約束していた武器輸出原則の緩和を実現し、米国政府を説得して二国間防衛協定を改定して米海兵隊普天間飛行場代替施設建設問題の進展という在沖縄米軍5基地返還の前提条件を切り離すことができた。


●不人気なポピュリスト、小沢

 日本の政治の未来を語る際に驚くほど言及されない人物が、元民主党代表の実力者、小沢一郎氏である。「壊し屋」の異名を持つ小沢氏は、昔から、自らの当選確率を上げるためには自らが参画した政党や政策を見捨てることも厭わなかった。事実、小沢氏の唯一の一貫したイデオロギーは、その時点で有権者に最も人気がある選択肢であれば、中身がどうあれ頑なに信奉するということである。

 しかし、小沢氏の人気も、選挙への影響力とともに、衰弱の一途を辿っている。現時点でもなお49人の国会議員の支持を得ているとはいえ、この取り巻きの多くは次期衆院選で落選すると見られている一年生議員である。そのため、小沢氏は目下資金と支持集めに奔走している。同氏が新たに結党した「国民の生活が第一」は、次の選挙では10議席しか獲得できないかもしれない。

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(続く)

以上は「るいネット」より

2015年10月24日 (土)

欧米同盟は崩壊しつつある、EUはアメリカのアサド打倒を見捨てようとしている

欧米同盟は崩壊しつつある EUはアメリカのアサド打倒を見捨てようとしている

EUの支援無しには、オバマはアサドを打ち破れない。EUはオバマのTTIPとTISA要求をも拒絶しようとしている。失敗へと向かう、オバマの大統領‘遺産’

Eric Zuesse
Global Research
2015年10月3日

リビアに破綻国家を生み出し、シリアでも同じ愚をおかそうとしている、リビアとシリアでのアメリカ爆撃作戦からの難民で、ヨーロッパは溢れている。かくして、アサドの敵である原理主義スンナ派イスラム教徒、ISISや、シリアのアルカイダ(アル・ヌスラ戦線)等の聖戦士集団(全てスンナ派)に対してでなく、非宗教的なシーア派のシリア大統領バッシャール・アル・アサドのシリア政府軍に焦点を当てたアメリカ爆撃作戦支持から、ヨーロッパは距離をおくよう強いられている

イラク国会のある議員はこう述べた。

ISISと戦っているシリア政権に圧力をかけることはやめるべきだ。彼らは弱体な自由シリア軍[FSA]を強化しようなどすべきではない。FSAなど存在しない。シリアとイラクにいるのはISISだ。イラクでISISと戦いながら、シリアでISISを支持するのは不可能だ。戦争は一つで、敵は一つだ。アメリカは偽善をあきらめるべきだ。人々は馬鹿ではない。

ヨーロッパ大衆は、アメリカ爆撃からの難民をヨーロッパに流し込んだ、アメリカによる爆撃に反対している。ヨーロッパの指導者たちも、アメリカ合州国との同盟から距離をおこうとし始めた。

狂信的な、ベトナム戦争時の爆撃機パイロット、ジョン・マケイン上院議員は、バラク・オバマ大統領(彼の憎悪の源は他の連中だ)以上に、常にロシアを憎悪しているが、シリアにおいて、ロシアに対する戦争をするよう、オバマをけしかけている。アメリカが支援している聖戦戦士(アメリカ政府が、いまだ婉曲的に“自由シリア軍”と呼んでいる)に支配されている地域をロシア戦闘機が爆撃するのを禁じる“飛行禁止空域を設定する必要がある”と彼は述べている。実際は、2014年9月12日にAFP通信が報じている通り“シリア反政府叛徒や「イスラム国」の聖戦戦士は、首都ダマスカス郊外で、初めて不可侵条約に合意したと、監視団体が金曜日に述べた”。ISISとFSAは既に親密だが、今や彼らは、そして過去も、本質的に全く同一物なのだ。アメリカ・マスコミで報じられていないに過ぎない。アメリカ政府の区別は、完全に見かけ倒しだ。シリアにおけるオバマの第一目標は、明らかに「イスラム国」(そして、いまだ僅かながら残っているFSA)を打ち破ることではなく、ロシアの同盟者アサドを置き換えることだ。マケインは、アサドを打倒するため、対ロシア核戦争まで、オバマはとことんやり抜いて欲しいと願っているのだ。(恐らく彼は、オバマが‘おじけづく’だろうと考えており、そうなればマケインは、アメリカの爆撃の恩恵を余りに受けた結果、シリアから何百万人も逃げ出している‘シリア国民を見捨てた’と言ってオバマを非難するつもりなのだ。マケインや他の共和党議員は、ともあれ、受精卵に関しては大いに“生命尊重派”だ。イラク国会議員が“人々は馬鹿ではない”と述べた際、彼はそうした「人々」のことを言ったのではなかった。)

10月1日、ナショナル・パブリック・ラジオは、マケインが“我々は現地の人々と連絡しているので、彼ら[ロシア空爆]が我々の自由シリア軍、CIAが武器を与え訓練してきた集団を攻撃していることを絶対確認できる”と語るのを放送した。(うわぉ、連中が聖戦集団に吸収された後でも、一部はまだ生きている? しかもCIAが、依然連中に資金を提供している? 本当だろうか? うぁー!)

10月2日、ロシアは、シリア国内のアメリカの同盟者-ISISとアル・ヌスラ戦線(後者は、シリアのアルカイダ) に対する爆撃作戦は -  強化する予定で、“三、四ヶ月”続くと発表した。バラク・オバマ大統領は、シリアに関するあらゆる和平交渉からロシアを排除するよう主張している。アメリカは、バッシャール・アル・アサド大統領が辞職しない限り、和平会談で前進するつもりはない。しかし、ロシアはアサドを打倒しようとしている聖戦戦士に対する唯一の本格的な軍事力で、ロシアは現在、やはりレバノン国内のアメリカ同盟者である聖戦戦士と戦っているレバノンにも、兵器を提供すると確約している。

アメリカは、アサド打倒は‘民主主義’のためであるふりをしている。しかし、2012年に、アル・ヌスラ戦線に資金提供しているカタール政権が、シリア国民を調査するのに世論調査会社を雇った際に、判明したのは、55%のシリア国民が、彼に大統領のままでいて欲しいと願っていることだった。更に、2015年9月18日に私が報じた通り、“世論調査で、圧倒的なシリア国民が、ISIS問題で、アメリカを非難していることが判明”しかも、こうした世論調査は、ギャラップ社とつながっているイギリス企業によるものだ。当時、アサドが留まるべきか否かについては問われなかった。しかしシリア国民に、これまで可能だった以上に、アメリカ政権が彼らにとって友人でなく、敵であることが一層はっきり見えるようになって、2012年から2015年の間に明らかに、彼に対する支持は大幅に強まった。民主主義を支持するふりをしているオバマも共和党も、明らかに詐欺的だ。

これはオバマにとって唯一の‘遺産’問題ではない。カダフィ打倒による、そして、ヤヌコーヴィッチ打倒による対ロシア戦争で、彼はいまだにアサドを打倒しようとしており - 結果として生じた難民危機を巡り、いまや欧米同盟の解体を強いている。同盟内での更に大きな確執は、不服申し立てできない世界的民間仲裁委員会に、国家政府を訴える権利を、国際企業に与え、その仲裁委員会の決定は、参加国のあらゆる法律を超越するという、ヨーロッパ各国にオバマの提案の条約、TTIPに対する懸念だ。選挙で選ばれた政府幹部が、そうしたものを支配できなくなってしまうのだ。この国家を超越する巨大企業というオバマによる企みは、彼が提案しているアジア諸国とのTPP条約という同様な取り組みの一環で、いずれも更に、アメリカの巨大国際企業が、事実上全世界を支配することができるよう、ロシアのみならず中国も国際貿易から孤立化させることを狙っている。

こうした‘貿易’協定に関する現状は、オバマが要求のいくつかを削るかしなければ、欧州委員会は、オバマがEUに提案しているTTIP(環大西洋貿易投資)条約を支持するだけの十分な数の加盟国を集めることができまい。また主要ヨーロッパ諸国の一部は、金融や他のサービスに関する規制に関してオバマが提案した条約、TISA(新サービス貿易協定)を拒否する可能性がある。アメリカとアジア諸国間のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を含むオバマが提案した三つの‘貿易’協定全てが、大統領として、オバマの事実上の集大成であり、いずれも単なる貿易や経済を遥かに超えるものだ。ヨーロッパに対するこの主要協定案は、もはや死んだも同然だ。

9月27日、フランスの新聞スドエストは、外務・国際開発大臣付貿易・観光振興・在外フランス人担当大臣マティアス・フェクルの独占インタビューを掲載したが、そこで彼は“フランスは、TTIP交渉の即終了を含む、あらゆる選択肢を考慮している”と述べた。彼は、2013年に交渉が始まって以来、“こうした交渉は、これまでも今も透明性が全く欠如している中で行われており”フランスは現時点では“アメリカから何ら真摯な提案も”受けていないと説明した。

この驚くべき公での拒否の理由は、恐らく正確に、既に一年以上前に列挙されていたのだ。結局、フランスは、交渉中、終始“アメリカから何の真摯な提案も”受けていないのだ。現在ではなく、2013年に交渉が開始して以来の過去でも。アメリカは断固としていた。2014年4月10日、欧州議会議員で元フランス経済・財政大臣ジャン・アルテュイがフィガロの見出し記事になった。“大西洋条約に反対する7つの最もな理由”だ。オバマ大統領の基本的要求については、それから情況が変わった兆しは無い。当時アルテュイはこう語っていた。

一番目は、国家と企業間紛争の民間仲裁に私は反対だ。[大企業裁定人があらゆる国の法律より上位になり、貿易条約参加国による権利侵害とされるものによる損害とされるもので、大企業が国家を訴えた場合、彼らが上訴できない裁定をするのを可能にしてしまう。] そのような手順は私が持っている国家主権という考え方と真っ向から対立する。 …

二番目は、原産地名称というヨーロッパの制度に対するいかなる疑念にも私は反対だ。アメリカ提案によれば、将来、拘束力のない登録をワインと蒸留酒のみに行うことになる。そのような改革は価値が原産地証明の上になりたつ多くのヨーロッパ産品を潰してしまうだろう。

三番目は、同胞のヨーロッパ国民やヨーロッパ企業に対する広範で組織的なスパイ活動を合法化するような力をもった協定に署名するのは反対だ。エドワード・スノーデンの暴露は、この点、教訓的だ。協定がヨーロッパとアメリカ国民の個人データを保護しない限り、署名はできない。

四番目は、アメリカ合州国は大西洋両岸の共通金融空間を提案しているが、彼らは金融に対する共通の規制を頑固に拒否し、彼らはヨーロッパの金融サービスに対する、アメリカ金融市場による組織的差別を廃止するのを拒んでいる。連中はそれを両立させたがっている。共通のルールなき、共通の分野という考え方に私は反対で、商業上の差別は拒否する。

五番目は、ヨーロッパの健康保護に疑念を呈することには反対だ。アメリカの主張にもかかわらず、成長ホルモンやGMO由来の製品を投与された料理や家畜や、化学薬品汚染肉や、遺伝子組み替え種子や、家畜の餌への治療用でない抗生物質混入を、我々が望んでいないことを、ワシントンは、きっぱり理解すべきなのだ。

六番目は、アメリカの通貨ダンピング終焉が含まれない限り、協定への署名には反対だ。ドルの金兌換廃止と変動為替相場制度への移行以来、ドルはアメリカの通貨であり、世界の外貨準備の基本単位だ。そこで連邦準備金制度理事会は、輸出を促進するため、アメリカ合州国が利用可能なドルの量を変え、通貨ダンピングを継続している。中国は新たな世界基準通貨として、IMF“特別引き出し権”を作ることで、この不公平な特権を無くすよう提案している。だが現在の情況では、アメリカの通貨兵器は他の全ての国に対し関税と同じ効果がある。[しかも彼はそれが削除されない限り署名するまい。]

七番目は、ヨーロッパの他の全ての利益に対する、こうした交渉における臆病さの前貼りにすぎない現在の政府の標準となっているオーディオ・ビジュアル分野だけでなく、あらゆる文化的な例外を禁じたいと思う。特にヨーロッパにおいて成長しつつあるデジタル・サービスが、グーグルやアマゾンやネットフリックス等のアメリカ巨大企業によって一掃されるままになるのは受け入れがたい。彼らは節税の巨大な達人で、ヨーロッパを“デジタル植民地”にしてしまうだろう。

オバマ大統領の交渉担当者は、ヨーロッパに地球温暖化に対する燃料基準を引き下げるよう強制しようとまでしていて、舞台裏での行動が、オバマの公的言辞と真逆の人物である親密な友人マイケル・フロマンだ。フロマンとオバマは、ハーバード・ロー・レビュー編集者として共に働いて以来の親友だ。彼はオバマの本当の目標を知っている。また“フロマンは、オバマをクリントン政権にティモシー・ガイスナーと、ラリー・サマーズをとりたてた、ロバート・E. ルービン元財務長官”に紹介し、(連中と共に)昔の民主党大統領、フランクリン・デラノ・ルーズベルトが作った銀行規制を終焉させることを支持した。(ビル・クリントン大統領は退任直前その法律に署名し、これが不動産担保証券や金融派生商品で起きた長いプロセスを可能にし、2008年の金融崩壊で終わった、しかも、まさにこの法律が、崩壊に対し、巨大銀行がアメリカ納税者によって緊急救済されることを可能にしたのだ -まさにFDRが非合法化した根拠をもとに。)

フロマンは、常に巨大企業、巨大銀行の支持者で、アメリカ大衆が恩恵を受けるような規制ではなく、スーパー・リッチが恩恵を受ける規制にしか興味はない。フロマンが、ウオール街の王、ロバート・ルービンを、当時上院議員のオバマに紹介したのは、オバマがアメリカ大統領の座を勝ち取れるようになる上で、非常に重要だった。ロバート・ルービンのスーパー・リッチとのコネは、オバマが大統領の座を勝ち取る機会を得るようなことが起きるのに非常に重要だった。それで、オバマは、ヒラリー・クリントンと効果的に競り合うことができるようになったのだ。そうでなければ、彼は決してそんなことはできなかったはずなのだ。彼がロバート・ルービンの支持を勝ち取ることができたことが、彼が大統領になるにあたって、決定的に重要だった。

オバマ大統領がヨーロッパに提案しているTTIP条約に対する支持を、連邦議会を除く、どこか他の組織から得られる可能性は日に日に減少しつつある。結局ヨーロッパは、アメリカ合州国よりは、腐敗の程度が少ないように見える。

提案されているTTIPに対して行われた唯一独自の経済分析では、受益者は、特にアメリカ合州国を本拠とする巨大国際企業だけであることが判明している。もし法律として成立すれば、労働者や消費者やあらゆる人々が損害を被ることになる。どうやら、十分な人数のヨーロッパ人幹部が協定を阻止できる程度に気遣っているように見える。あるいは、オバマがヨーロッパがノーと言うべき七つの理由全てに譲歩することだ。今頃になっては、それは全くありえないように思える。

調査ジャーナリスト、歴史研究者のEric Zuesseは新刊「彼らは全然違う: 民主党対 共和党の経済実績、1910-2010」および「キリストの腹話術師:キリスト教を生み出したイベント」と「封建主義、ファシズム、リバタリアニズムと経済学」の著者。

記事原文のurl:http://www.globalresearch.ca/the-western-alliance-is-crumbling-eu-is-abandoning-u-s-on-overthrowing-assad/5479566

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一億総生贄。

彼の発言、戦争法案もそうだが、ウソだらけ。見ているほうがが恥ずかしい。もっとも、尊顔を見た瞬間、速攻で消音ボタンをおしているので、ほとんど肉声を拝聴したことはない。

彼氏の発言の一部を、「本当の」日本語に翻訳すると、こうなるだろう。

TPPはまさに100年の売国の計であります。国民とのお約束はさておき、宗主国支配層・国際企業へのお約束はしっかりと守ることができました。TPPには全くメリットがないことは、絶対に丁寧に説明しません。

あるいは

TPPはまさに国家破壊百年の計で、私たちの生活を貧しくしてくれます。その主役は、農家と、きらりと光る技を持つ中小、小規模事業者の皆さん、個性あふれる、ふるさと名物を持つ地方の皆さんだと持ち上げておきます。意欲あふれる地方、若者の皆さんにはぜひTPPという世界の舞台で、このチャンスを最大限生かすという、はかない夢をみてほしい。

TPPにまつわる大本営広報、自称「マスコミ」報道、大半は信じてはいけない代物。

輸入品の物価がどうなる、しか報じない。ワインが安くなるといって喜んでいても、気がつくと医療費が目玉の飛び出るほど高くなっているだろう。

TPPについては真実を報じることを徹底的に禁じられている。報道管制状態。民放もしかり。

TPP交渉差止・違憲訴訟の会で活躍しておられる岩月浩二弁護士のブログ
街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋 2015年10月 6日 (火)

TPP"大筋合意"とりあえず資料提供

そしてSTOP TPP!!

「合意」なんてあり得ない!!  STOP TPP!! 官邸前アクション 10月6日(火)18:00~19:30

TPP「倒錯する日本政府の態度」~内田聖子さん怒りのアトランタ報告

集会参加国会議員、社民党福島氏と共産党の小池氏、紙氏他多数。民主議員はいなかった?

「戦争法案反対デモに参加した人は、TPP反対デモに参加しろ」と書いている元外交官氏、ご本人参加したのだろうか?

言い分、半分あたっているだろう。しかし、TPPのISDS条項から考えれば、反原発運動デモ参加者こそ参加が必要だろう。ドイツが、原発を停止しようとしていることで、スゥェーデンの企業が、損害賠償を訴える訴訟をしているのだから。しかし、不思議なくらい、人数は違う。そもそも、反原発集会、昔参加した時の記憶では、シングル・イッシューで、反原発以外発言を許していなかった。いまでも、一体なぜなのか不思議に思っている。

TPPからの撤退、調印中止求める 日本共産党幹部会委員長 志位 和夫

2億人の人々を救った大村智氏の、幸せを求める生き方のニュースと
1億人の国民を、自分の功名か儲けのために見捨てる傀儡が煽動するTPPのニュース
「天国と地獄」。実際に暮らす世界は限りなく後者。組み合わせのあまりのタイミングの良さに意図的なものを感じてしまうのだ。

海坊主様が同じ疑問を、コメント欄に書いてくださっている。

「TPP大筋合意」に被せるように報じられる連日のノーベル賞受賞。医学・生理学賞と物理学賞の連続受賞は実に素晴らしいことで、受賞された研究者達の目覚ましい業績に異論など出る筈もありませんが、どこか作為性を感じる今日この頃。
最近、マスメディアを賑わせた芸能人達の闘病劇、結婚劇、離婚劇。あるいは巷を不安に陥れる連日の凶悪犯罪。これらに一時の話題性があったとしても、それ は持続せず、次から次へと新しい話題で塗り重ねて行かないと国民の耳目の独占し続けることが叶いません。それだけ私達は飽きっぽく忘れ易いのです。

それに対し、ノーベル賞は最も権威のある賞であることは国民に周知されています。権威主義に支配される日本国民にとってもノーベル賞の受賞は自分達 の自尊心をくすぐる格好のニュースなのです。しばらくの間、様々な話題を振りまくのでしょう。だからこそ、私は、この時期に連日のようにノーベル賞受賞の ニュースが駆け巡る事に違和感を感じるのです。おそらく、そんな事は無いと信じたいのですが、宗主国への献上が滞り無く執り行われた事に対するご褒美だと したら。日本国民がそのニュースに酔い痴れ、ちっぽけな自尊心をそのニュースを再生産する毎に満たし、思考停止に陥るのであれば、宗主国と植民政府の現地 人高官に願ったりです。

ウソの専門家に平和賞を与えた組織、何があっても驚かない。キッシンジャーや佐藤栄作が受賞したことで、平和賞のデタラメさは分かっている。次は文学賞だろうか?原発に関する?ドイツでの発言を、日本で出版する本への収録を拒否するような二枚舌作家が受賞しても、個人的には嬉しくない。

テロップにしつこく新閣僚。いくら顔ぶれを変えても傀儡は傀儡。論じる意味皆無。

先にノーベル賞受賞の益川氏、平和のためにも奮闘しておられる。小生も購入拝読済み。

あのノーベル賞科学者が安倍政権の軍学共同政策を批判! 軍事に手など貸すものか! 戦争協力への動員はもう始まっている!

以下、昨日と同じ文章を貼り付けておこう。

大本営広報部、関税の話ばかりしているが、TPPの本当の狙いは、関税などではない。宗主国議会図書館の文書に銘記してあるではないか。宗主国支配層は属国傀儡ほどウソつきではない。本音をはっきり記録に残している。

官報、公害垂れ流しに、むきになって関連記事を翻訳している。

そこで、精神安定のために植草一秀の『知られざる真実』の最新記事。
大筋合意TPPの安倍政権政権公約違反は明白

大本営広報と異なり、IWJは、TPP問題を一貫して報じている。(農業新聞もあるが。)

2015/05/26 危険な農薬、医療費・薬価の高騰、主権の喪失――「食の安全」「医療の安心」「国の主権」がすべて崩壊するTPPに多くの市民・有識者から根強い反対の声

【特集】IWJが追ったTPP問題

岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

違憲訴訟を実際に起こしておられる組織がある。戦争法案と同じで、これも賛成議員を落選させないと、大半の庶民の生活、徹底的に破壊される。

TPP交渉差止・違憲訴訟の会

認知症大国・日本の彼岸(1)

2015年08月14日


認知症大国・日本の彼岸(1) : 高齢者人口が若者人口の5倍に達する10年後 は、減少した若者人口200万人を認知症人口がそっくり埋める構図に


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noeliatours.es


見たこともない経験したこともない社会が10年後に現れる

先日、初対面の男性と用事でお会いしていた時、大体、私と同じくらいの年齢のその人も割と長くパニック障害で、薬を飲み続けているとおっしゃっていました。

それで私は、

「精神系の薬はどんなものであれ、長く連用していると、物忘れなんかが結構キツくなる可能性がありますよ」

と言うと、その方は、「いやあ、最近、物忘れがちょっと冗談にならないほどのことがあるんですよ。関係あるのかなあ」とおっしゃっていました。

物忘れに効果のある方法に関しては、手近なところで、

人体を神と同等と見る西洋医学の理想的な未来。そして、抗コリン剤の氾濫でおそらく認知症が増え続ける今後のための「認知症と物忘れの治し方」
 2015年04月03日

という記事の後ろのほうの「物忘れがひどくなった時に」というセクションで、

眠る前に、寝室をエッセンシャルオイル(精油)を噴霧させて、香りが充満した部屋で眠る

という方法をご紹介したことがありました。

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これは、当時、うちの奥さんが、わりと冗談にならないような物忘れをすることが続いていて(手帳に書いてあるのに、仕事の待ち合わせがあることそのものを忘れたり)、私もやや心配になり、偶然ついていたテレビ番組で知った、この方法を試してみたのです。

それで、1ヶ月目くらいから、彼女の物忘れが少なくとも「冗談で済む」程度のものまで改善しまして、効果のある実感がありました。

この治療法の原理は、脳の海馬と「匂い」の関係にあると考えられますが、実は、脳の海馬は、「匂いにだけ反応するのです。海馬と扁桃体は音には反応しないで匂いに反応するという記事には、

においと記憶には密接な関係があり、五感の中で嗅覚だけが海馬や扁桃体と直結しているそうだ。においが記憶力を高める鍵になるということか。

とありますが、「においが記憶力を高める」というのは確かだと今は思います。

就寝前のエッセンシャルオイルを始めて1年半くらいか、それ以上経つと思いますが、今後もずっと続けようと思っています。

とまあ、このことをその時に会った方に言うと、興味深そうにしていました。

まあ、私も若い時からずいぶんと薬を飲みましたが、同じような人が多いと思われる今の世の中は 40代、50代くらいでも「記憶に関して危うくなっている」という人たちが結構いるような気がします。

理由は、下は、ひとつの例ですが、「薬を飲む人がこの 20年ほどで急増した」ことが、大なり小なり関係していることは間違いないと思われます。

抗うつ剤市場規模の推移
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サイエンスジャーナル 治験薬年報 ai Report 2011


上の抗うつ剤の例では 10年ちょっとで、下手すれば 10倍に迫る増え方です。

しかも、他の精神系の薬や、あるいは、あらゆるジャンルの薬の消費もほとんどがうなぎ登りで、アメリカの調査でも、こちらの記事に、アメリカの大規模調査の報道を載せていますが、

認知症およびアルツハイマー病の発症と、抗コリン作用薬の使用状況の関係を調べたところ、抗コリン作用薬を長期間にわたって多く使用するほど認知症のリスクが増していた。

というように、薬と認知症の関係が次第にはっきりとしてきています。

抗コリン作用薬というのは、市販のかぜ薬から、痛み止め、多くの精神薬、あるいは湿布や目薬など、ほとんどの西洋薬が含まれます。

特に、毎日継続して飲むようなものが良くないようです。

私も過去、ものすごくたくさん薬を飲む生活をしていたので、リスク要因を十分に持っているわけですが、私個人のことはともかくとして、日本人全体の、様々な薬の消費が下げ止まらない中、この先、私たちは、

未曾有の認知症大国の中で生きていく

ことは避けられないと思います。

厚生労働省の予測では、10年後( 2025 年)の日本の認知症高齢者の数は「 700万人」とされていますが、それはこれまでの増加を元にした推計で、日本の薬の消費の過去 10年くらいの「激増」ぶりを見ていると、認知症の高齢者の人々の数は上振れすると思います。

つまり、10年後の日本の認知症の高齢者の数は 800万人以上になっていても不思議ではないと考えます。

10年後は、私の子どもが成人を迎える年ですが、なかなかエキサイトな時代に突入する中で大人になっていくということのようです。

そんなわけで、終始一貫したテーマはないかもしれないですが、認知症と高齢化を突き進む日本のいくつかの報道やデータを見ながら、日本の未来を想像したいと思います。




北海道出身の私が考え込んでしまったデータ

ところで、先日、いろいろとグラフなどを見ていましたら、北海道出身の私には、少し興味深いデータを見つけました。

下は「人口1万人あたりのうつ病の患者数の県別の順位」を色で示したものです。赤くなればなるほど、うつ病の患者数が多く、青くなればなるほど、少ないことを示します。

人口1万人あたりのうつ病の患者数の県別の順位
utu-hokkaido.gif
都道府県別統計とランキングで見る県民性


北海道がダントツで真っ赤です。

正確には、人口1万人あたりのうつ病患者数(小数点以下は省きました)が、

1位 北海道 138人

となり、2位が鳥取県、3位が島根県となっています。

その逆に、もっともうつ病患者数が少ないのが岡山県で、人口1万人あたりのうつ病患者数は 41人。
北海道は、岡山県の3倍以上のうつ病患者率を有しているということになります。

どんな病気にしても、同じ国の中で「3倍」の差があるというのはすごいです。

北海道のうつ病患者の割合は、人口の約 1.38%だというところから単純に計算すると、たとえば、札幌の人口は 191万人ほどですが、札幌だけで2万6千人ほどのうつ病患者がいるということになってしまいます。

うーん、なぜ、北海道に多いのか。

北海道出身の私にも、ここまで他と差がある理由が想像できません。

「日照や雪の多さと関係あるのでは」という意見もあるそうですが、しかし、上の地図の分布を見ていますと、同じような気候の青森は特に多くはないし、うつ病の多い地域は全国バラバラに広がっていて、気候や日照が関係あるとは思えません。

そして、

「うつ病だけではなく、精神疾患全般ではどうなんだろう?」

と、厚生労働省の統計を見てみますと・・・こちらもなんですね。

これは、精神疾患での入院患者の数ですが、精神疾患に関しても、北海道は何もかも上位で、特に精神科の病院の数は全国第1位なのです。

全部の県を載せるのはサイズ的に難しいですので、上位の県だけですが、下のグラフがそれを示しています。

精神科の入院形態別患者数
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厚生労働省 平成20年度 入院形態別患者数


「うーん」と私は唸りました。

北海道は、好きな部分もそうでもない部分もそれぞれありますが、うつ病とか精神疾患がこんなに高いレベルで広がっているとは考えたことがなかったです。

あと、北海道って、何だか空気も良くて、何かこう、みんな肺とかもきれいな感じがするじゃないですか。そこに下みたいな統計もあります。赤ければ赤いほど、高い死亡率を示します。

人口10万人あたりの肺ガン死亡率の県別統計:男性(2012年)
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都道府県別統計とランキングで見る県民性


ここでは、1位こそ青森県(人口 10万人あたり 29人)ですが、北海道は第2位で、以下、鳥取、和歌山、大阪と続きます。

最も少ない長野県は 18人ですので、かなりの差があります。

理由については、時事通信などによれば、

塩分の多い食事、喫煙率の高さなどが関係している可能性があるという。

とのことですが、塩分はよくわからないにしても、喫煙率は、確かに北海道は日本で1位で、国民生活基礎調査(2014年)によれば、喫煙率の県別上位は、

1位 北海道 27.7%
2位 青森県 25.9%
3位 福島県 25.0%


となっていますけれど、しかし、タバコと肺ガンの関係は怪しいですからねえ。

なんといっても、この数十年、「喫煙率が下がれば下がるほど、肺ガンの死者は増えている」という現実があります。

1950年代からの喫煙率と肺ガン死亡者数の推移
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喫煙率と肺がん死亡数


これは、タバコが良いとか悪いとかを表していることではないですが、肺ガンとタバコは「無関係」ということを示しているように見えてしまうのですが、どうなんですかね。

まあしかし、肺ガンの話はいいとして、うつ病や、精神疾患で入院している人の数が北海道に極めて多いという理由は、今ひとつ、その原因となりそうなものを想像しにくいです。

そもそも、冒頭のような図を見つけたのは、「認知症が多い県はどこなんだろう」と、ふと思って調べていましたら、このようなことになってしまった次第です。

そして、冒頭に書きましたように、「薬の服用と認知症の関係は強い」ということを考えてみますと、現時点で、うつ病にしても精神疾患にしても、あるいは他の様々な病気も含めて、そういう人々が多い地域は、将来の認知症の増加とも関係してしまうはずです。

東京都健康長寿医療センター研究所の 2012年の資料に「2035年におけるわが国の都道府県別認知症高齢者数」という予測値の分布図が出ていましたが、これもやはり北海道が高いのですね。

2035年の都道府県別の認知症の高齢者の予測値
2035-hokkaido.gif
認知症の総合アセスメント


東京が一番となっていますが、実数の予測ですので、人口が多い東京が一番になるのは自然で、しかし、東京の4割ほどの人口(約 547万人)の北海道の認知症率が高いというのは目立っています。

まあ・・・北海道の話が長引いてしまいましたが、たとえば、「 10 年」なんてのはあっという間だったりするものですけれど、今から 10年後の 2025年には「壮絶な人口構成」が現れるという予測が出ているのです。

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以上は「IN DEEP」より
日本は定年制でまだ働けるのに強制的に退職させるために、急に頭脳を使わなくなる生活になります。当然認知症が増える仕組みになっているのです。希望する老人にもそれなりの働く場所を与えることにより元気に過ごせるのです。これも政治家の仕事です。以上

ロシアと日本は国際クレジットカード「ミール」を協力して発行することに合意

ラジオ放送
ロシアと日本は国際クレジットカード「ミール」を協力して発行することに合意

ロシアと日本は国際クレジットカード「ミール」を協力して発行することに合意

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経済
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ロシアのカード支払いシステム会社と日本の大手クレジットカード会社JCBは、協力してカード「ミール・JCB」を発行することで合意した、ロシアカード支払いシステムの報道担当者が発表した。

このカードは国際クレジットカードで、いくつかの、通常2種類の支払いシステムに基づいて利用することができる。ロシアのカード支払いシステムの総括責任者であるウラジーミル・コムリョフ氏は、アメリカン・エクスプレスとも協議をおこなっている。

ロシアのカード支払いシステムは、JCBとのパートナーシップによって、世界中のJCBの支払いシステムのインフラをもつ場所で、支払いが可能になることを期待している。特にJCBが伝統的に広く普及している、アジア圏でのサービス拡大を狙っている。

ロシアのカード払いシステムはまた、この提携はロシア市場におけるJCBの存在感を強め、国際的なJCBのビジネスをより一層発展させるだろうとしている。
クレジットカード「ミール JCB」の発行は2016になるとされている。

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露日関係

続きを読む http://jp.sputniknews.com/business/20150710/554090.html#ixzz3fSuoCCDn
以上は「sputnik」より

日本もBRICS諸国と決済システムを構築しておくことが大変重要です。いずれ世界はBRICS諸国が主導権を握る方向にあります。乗り遅れることは致命的になります。以上

生命の進化は太古に感染したウイルスが関与している(2)

生命の進化は太古に感染したウイルスが関与している その2
 
別所彦次郎 15/06/15 AM02 【印刷用へ
2316の続き

■生命現象に利用

 ゲノムに残されたウイルスを研究する学問を「ゲノムウイルス学」や「古ウイルス学」と呼ぶ。生命の基盤や、ウイルスと生物の進化、ウイルス感染症の謎を明らかにすることが目標だ。
 哺乳類の内在性ウイルスは1970年前後に見つかった。「AKRマウス」というマウスは何もしなくても、白血病を起こす。ゲノムの中に内在性ウイルスが存在し、細胞を培養するとウイルスが放出されることが示された。これは内在性ウイルスが病気を引き起こすことがあるという例だ。
 ヒトの内在性ウイルスも1981年に報告された。内在性ウイルスは、恐らくあらゆる動物に存在しており、通常は共存関係になっている。

 生物は内在性ウイルスを生命現象に利用していることも分かってきた。
 人間の胎児を育む胎盤には、母体の血管から胎児の血管に栄養を送るのに必要な「合胞体栄養細胞」がある。合胞体栄養細胞は細胞同士が融合することが必要で、そこに関わる遺伝子シンシチンは、「HERV―W」というレトロウイルス由来であることがわかった。2500万年前に類人猿の祖先に感染したと見られている。

 また、魚類から両生類、爬虫はちゅう類、哺乳類と進化していく際、陸上で生活するために皮膚を保湿しないといけなくなったが、この進化にも内在性ウイルスが関係している。マウスの皮膚で、保湿に重要な役割を持つSG1細胞が作られるためには、レトロウイルスが持っている酵素と似た構造のたんぱく質が必要であることが分かっている。生物は感染したウイルスを利用することで環境に適応するように進化してきたと言える。

■病原性を抑える働きも

 ゲノムに存在する内在性ウイルスは、レトロウイルス由来だけではないこともわかってきた。
 私たちは2010年、ボルナウイルスが人間を含む哺乳類に内在性ウイルスとして存在することを発見した。ボルナウイルスは遺伝情報をRNAに持つRNAウイルスで、馬や牛に感染すると致死的な病気を起こすが、人間に対して病原性はほとんどないと見られる。

 ゲノムを調べると、人間の染色体上に7か所、ボルナウイルス由来の配列があることがわかり、「EBLN(エブリン)」と名付けた。ゴリラやチンパンジーなども同じ場所にEBLNを持ち、4000万~4500万年前に、類人猿の共通祖先にボルナウイルスが感染したと考えられる(図4)。
 染色体上の場所は異なるが、魚類や哺乳類、爬虫類にもEBLNが見つかっている。これほど広く感染しているウイルスが、レトロウイルス以外で発見されたのは初めてだ。
 EBLNがあると、ボルナウイルスが新たに感染できない可能性も明らかとなってきた。逆にEBLNを持たない種では、致死性の病原性を示す。
 生物は進化の過程で感染したウイルスをゲノムの中に記憶していると考えられる。これがウイルスとの共存につながる可能性がある。

 4500万年前に感染したウイルスが今役立っているのは不思議な気がする。内在性ウイルスの研究を進め、ウイルス感染症の治療法やワクチン開発につなげていきたい。
 

 

以上は「るいネット」より

ヘリテージ財団「クリーングナー論文」 その(1)

ヘリテージ財団「クリングナー論文」 ~IWJ記事より その1
 
達磨防人 15/05/31 PM00

 これはレポートという形式をとっていますが、この間の日本の従米勢力への指令書といっても過言ではありませんね。

 リンクより引用です。
(英文は割愛させて頂きました。)
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ヘリテージ財団レポート
(”BACKGROUNDER” 第2743号(2012年11月14日発行))
「米国は日本の政治的変化を利用して同盟を深化させるべきである」
ブルース・クリングナー(ヘリテージ財団アジア研究所北東アジア上席研究員)【レポート原文はこちら(英文)】リンク

●要約

 時期は定かでないが、来年、再び日本国民に政界再編の機会が訪れる。3年前に民主党が政権を握った時、多くの国民は、そうした改革がすぐに行われると思っていた。しかし、民主党は選挙公約を具体的に実行して改革を実現することができず、結果的に、政権交代を求めた日本国民の要求は満たされないままとなっている。

 世論調査に従えば、保守系の自民党が次期総選挙で第一党になり、党首の安倍晋三元首相が日本の次期首相に選ばれることになりそうだ。安倍氏の外交姿勢が保守的であり、日本国民のあいだに中国への懸念が広がりつつあるという状況は、米国政府にとって、日米同盟の健全性維持に死活的な数項目の政策目標を達成する絶好の機会である。


●キー・ポイント

①2009年の総選挙によって日本の政権交代は実現したが、民主党は選挙公約を具体的に実行して改革を実現することはできなかった。結果として、政権交代を望む日本国民の声は根強く残っているが、どの政党も国民の信頼をほとんど得ていない。

②日本の次期首相は、景気の低迷、膨れあがる公債残高、少子化、高まりつつある中国と北朝鮮からの安全保障上の脅威、そして薄れゆく国際的影響力など、いくつもの難題に直面する。

③中国の地政学的な挑発が続いていることを受けて、日本国内にナショナリズムが台頭しつつある、その影響は、日本の政界再編に、またおそらくは来る総選挙にも及ぶ可能性がある。

④世論調査に従えば、保守系の自民党が次期総選挙で第一党になり、党首の安倍晋三元首相が次期首相に選ばれることになりそうだ。

⑤安倍氏の外交姿勢が保守的であり、日本国民のあいだに中国への懸念が広がりつつあるという状況は、米国政府にとって、日米同盟の健全性維持に死活的な数項目の政策目標を達成する絶好の機会である。


●本文

 3年前、民主党は、50年間続いた自民党政権がもたらした政治的停滞に対する国民の怒りに乗じて政権を奪取した。しかし、その喜びもつかの間だった。民主党は、財政の実情からその非現実的経済公約を放棄せざるを得ず、中国と北朝鮮からの脅威の高まりを受けて、甘い外交姿勢を転換させるに至った。経験不足と不祥事に悩まされ、民主党は自民党と同様に政治的無能をさらけ出し、矢継ぎ早の首相交代という轍を踏んだ。実際、民主党初の首相は1年を経ずに辞任し(後任は15か月しかもたなかった)、有権者は民主党に背を向け、自民党の参議院での復権を許した。

 民主党はその失策によって、次期衆院選で総理大臣のポストと衆議院の過半数を失うことがほぼ確実である。選挙の日程はまだ確定していないが、2013年8月末までには実施されるはずである(訳注:本稿の発行日は11月14日)。野田佳彦首相は、解散日の設定を可能な限り先延ばしにして、瀕死の民主党をどうにか立て直そうとするだろう。自民党は、このような時間稼ぎに対抗して、立法府運営の膠着を武器に選挙の早期実施を余儀なくさせようとするはずである。

 世論調査に従えば、保守系の自民党が次期総選挙で第一党になり、党首の安倍晋三元首相が日本の次期首相に選ばれるという見通しが強い。安倍氏の外交姿勢が保守的であり、日本国民のあいだに中国への懸念が広がりつつあるという状況は、米国政府にとって、日米同盟の健全性維持に不可欠な数項目の政策目標を達成する絶好の機会である。

 米国政府は長きにわたって、日本が自国の防衛により大きな役割を担うこと、さらに海外の安全保障についてもその軍事力・経済力に見合う責任を負担することを求めてきた。日本が防衛費支出を増大させ、集団的自衛権行使を可能にし、海外平和維持活動への部隊派遣に関する法規を緩和し、沖縄における米海兵隊航空基地代替施設の建設を推進することになるとすれば、米国にとって有益なことである。


●日本の有権者は依然として強力なリーダーシップを求めている

 2009年の総選挙によって日本の政権交代は実現したが、民主党は選挙公約を具体的に実行して改革を実現することはできなかった。結果として、政権交代を望む日本国民の声は根強く残っているが、どの政党も国民の信頼をほとんど得ていない。依然として、最も支持を集める候補者は「無所属」である。こうした幻滅から生じた政治的空白に乗じようとしているのが、橋下徹大阪市長の「日本維新の会」である。

__________________________________________________________________
(続く)

以上は「るいネット」より

日本の対米従属勢力が指示を受けている米国内のグループです。このルートを通して日本の改革を進めています。この改革は日本のためではなく米国のために日本を変えるのです。この変革のために日本の国民の生活水準は急激に悪化しています。その分の所得が米国へ流れているのです。 その流れた総額は今や1,000兆円を超えるぐらいの規模になっています。このお金は日本には返還されません。日本の売国奴により米国へ贈与されたものとされています。            以上

 
 

2015年10月23日 (金)

これは酷い:年金積立金(GPIF)が株価下落で10兆円も減っていた事が判明!

2015.10.02 13:30|カテゴリ:政治経済コメント(72)

【これは酷い】年金積立金(GPIF)が株価暴落で10兆円も減っていた事が判明!7~9月期の運用成績はマイナス9.4兆円の見通し!


20151002062219po@oo.jpg

☆GPIFマイナス運用か 7~9月、世界株安響く
URL http://www.nikkei.com/article/DGKKZO92283100Q5A930C1EN2000/

引用: 
 約140兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、7~9月期の運用成績がマイナスになったもようだ。世界的な株安が響いた。運用損となるのは、2014年1~3月期以来、6四半期ぶり。

 野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、GPIFの7~9月期の運用損は9.4兆円だった。内訳は海外株の運用損が4.3兆円で、国内株は同5.1兆円。この間、日経平均株価は14%下…
:引用終了

以下、ネットの反応


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2015.10.02 13:30|カテゴリ:政治経済コメント(72)

【これは酷い】年金積立金(GPIF)が株価暴落で10兆円も減っていた事が判明!7~9月期の運用成績はマイナス9.4兆円の見通し!


20151002062219po@oo.jpg

☆GPIFマイナス運用か 7~9月、世界株安響く
URL http://www.nikkei.com/article/DGKKZO92283100Q5A930C1EN2000/

引用: 
 約140兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、7~9月期の運用成績がマイナスになったもようだ。世界的な株安が響いた。運用損となるのは、2014年1~3月期以来、6四半期ぶり。

 野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、GPIFの7~9月期の運用損は9.4兆円だった。内訳は海外株の運用損が4.3兆円で、国内株は同5.1兆円。この間、日経平均株価は14%下…
:引用終了

以下、ネットの反応


















ファッ!?2万円台から3000円ほど株価が下落しただけで、5.1兆円の損出とか大き過ぎです・・・。海外もマイナス4.3兆円とかアホみたいな数字になっていますし、恐れていたことが現実になったと言えます。

10兆円って、消費増税で増えた税収の数倍に匹敵する金額ですよ!年間の防衛費の2倍に相当する金額で、これを溶かしたとか信じられません。
年金の運用総額は約140兆円なので、この2ヶ月間の間に5%以上が消し飛んだことになります。少なくとも、今までの政権だったら、総理たちの首が飛ぶレベルの大騒動です。







関連過去記事

☆株価の暴落で年金基金のGPIFが株を大量購入?暴落後に1000円近く急上昇⇒後に再び急落して1万8000円割れに!
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7742.html
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マスメディアはこれをちゃんと報道しろよな…
[ 2015/10/02 13:35 ] 名無し [ 編集 ]
こんなのはまだ序の口だろ
この程度の損失で済むわけがないわ
[ 2015/10/02 13:40 ] 名無し [ 編集 ]
わざとやってんのか?
サギノミクス
[ 2015/10/02 13:48 ] (((o(*゚▽゚*)o)))安倍しんぞう死ねぃ.inc!(((o(*゚▽゚*)o))) [ 編集 ]
相場ものに国民の大切な年金資金を充ててはならないと国民の多くの識者が忠告しているにも関わらず、海外ハゲタカに貢ぐことを隠してGPIF運用を強行したのは、国を売る行為以外の何者でもありません。
[ 2015/10/02 13:49 ] 名無し [ 編集 ]
年金を合法的に国外へ
[ 2015/10/02 13:51 ] 名無し [ 編集 ]
儲かるときもあるとかいうやついそうだけど
ギャンブルに近いものに国民の金使うなよ
[ 2015/10/02 13:53 ] 名無し [ 編集 ]
この責任は一体どなたが…
[ 2015/10/02 13:53 ] 名無し [ 編集 ]
生き馬の目を抜く投資の世界でフリーハンドで使えない巨額資金なんてカモもいいとこだからな
[ 2015/10/02 14:04 ] 名無し [ 編集 ]
約10兆円がぶっ飛んだって、全く笑え無い話し
どうせお偉いさん達はごめん、ボーンってぶっ飛んじゃったw程度位にしか思ってないんだろう

てかこの政権になってからとゆうもの、海外に偉い羽ぶりよくお金ばら撒いてるんだが、日本は借金大国じゃ無かったのか?
NHKで国民一人辺り800万の借金が云々とか散々言ってたが、如何にあれが詭弁意外の何物でもない事が良く解ったよ
[ 2015/10/02 14:09 ] 名無し [ 編集 ]
責任?・・・・・
責任?
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
どこで売ってんの?・・・・すごい国だネ
[ 2015/10/02 14:15 ] 鉄槌 [ 編集 ]
さらに増税が必要です。
[ 2015/10/02 14:15 ] 名無し [ 編集 ]
そのまえの3年間で36.7兆円増やしてるから、まだ責任とるレベルとは思わない。
でもこのまま、また消費税増税やらしてたら、確実に悪化する。絶対に増税するといっているから、結局はだめかもね。
[ 2015/10/02 14:19 ] 名無し [ 編集 ]
厚労省が所管しているGPIFであれば、一義的には厚労省の責任だ。厚労省の職員の給与と将来の年金のすべてをささげて10兆円の弁償をしてほしいところだ。

国立競技場の金額が微々たるものに見えてしまう不祥事だけれど、結局誰も大した責任をとらない狂った行政。

彼らにとって国民の年金資金は他人のがま口。

減ろうが増えようが知ったこっちゃないというのが本音だろう。

ということで言い出しっぺは誰かということが重要ポイント。 

福島原発大爆発事故同様、ここでも糞安倍が張本人だったわけだ。
[ 2015/10/02 14:23 ] 名無し [ 編集 ]
>わざとやってんのか?
>サギノミクス

今更…阿保か
アベノミクスってのは最初から日本財政・経済を破壊する為の政策だ
日本をめちゃくちゃにすればドル防衛ができる
これも目的
円安誘導?消費増税?株式投資?
全部アメリカへの利益誘導だ馬鹿野郎
アベノミクスは安倍からすれば大成功だわ
[ 2015/10/02 14:27 ] 名無し [ 編集 ]
日本は責任の押し付け合いはやめよう!って国って森元総理が言ったではありませんか

日本は責任誰も取らない国です(国民向けに文句言わなさそうなやつを1人飛ばすぐらい)
[ 2015/10/02 14:39 ] 名無し [ 編集 ]
アベノミクス “第2ステージ” で日本経済は完全に破壊される
 
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164279/
 
[ 2015/10/02 14:43 ] 名無し [ 編集 ]
安保法案の危険性は、いくら説明しても理解不能の人たちでも、自分の貰うべき年金の資金が、政府の博打的株投資のせいで10兆円も吹き飛んだ!は、関心持つでしょ!

しかも、安倍総理は相変わらずの海外で大盤振る舞い!オリンピックの費用は天井知らず。

一方、国民の受け取る年金は減り、消費税は上がり、物価は上がり、保育所も特養施設もどこにも足りない!

これで政権支持率40%前後って、もういい加減、国民は目を覚ましてほしい。

どこからでも良いから、自公政権とそのコバンサメ政党を、本気で落選させないと日本は終わるよ!
[ 2015/10/02 14:52 ] 名無し [ 編集 ]
バブル経済破綻、ITバブル崩壊、リーマンショック。
株価暴落の手痛い経験は、幾らでもあるのに、再び、公的年金での高値つかみ実行。
やはりというか、歴史は繰り返すこととなり、毀損発生。

本当に、何度も何度も、同じことを繰り返す日本って、
というより、同じ失敗政策を繰り返す自民党って、
痛い頭をお持ちのおバカたちさんね~!

っていうほど、ことは単純ではなく、
この同じ過ちを推進した奴らよ、全員で穴を埋めろ、と言いたい。
[ 2015/10/02 14:57 ] 名無し [ 編集 ]
アへ政権は国民の血税から金融にマネーを還流させるシステムを構築したいのである。
[ 2015/10/02 15:00 ] 名無し [ 編集 ]
安部総理の危険な悪癖
こんな綱渡り的な経済政策をして大丈夫? 政府はアベノミクスの三本の矢は失敗した事を認め、新三本の矢を発表した。安倍総理は、五輪誘致の放射能漏れ、エジプトでの対イスラム国えの支援、米国との安保法制の約束・・・目的達成ならその場しのぎをする悪い癖がある。
[ 2015/10/02 15:02 ] シリウス [ 編集 ]
やっぱりアベコベ政権ではダメだな
[ 2015/10/02 15:22 ] 名無し [ 編集 ]
3本の毒矢
新3本の矢
経済破壊
雇用破壊
財政破壊

毒矢は続く

年金破壊
憲法破壊
子育て破壊
社会保障破壊
民主主義破壊

毒矢しかない
[ 2015/10/02 15:23 ] 名無し [ 編集 ]
【真の売国奴】 東芝の天皇こと日本郵政の西室社長が海外に【郵政売却行脚】
【要拡散】
東芝の天皇こと日本郵政の西室社長が海外に【郵政売却行脚】

http://blog.livedoor.jp/net_detective2/archives/44150019.html

★昭和電工 ←石破茂の妻の実家

石破茂夫人は昭和電工取締役の娘

★アメリカンファミリー ←2002年から提携!!

★イトーヨーカ堂、アサヒビール ←安倍昭恵と放射能魚を食べて応援

★厚生年金基金連合会理事長 ←厚生年金基金までハゲタカファンドに

★メリルリンチ ←ハゲタカファンド!

★★★ゆうちょ銀の運用責任者は、ゴールドマン前副会長


ゴールドマンサックス


ハゲタカファンド!!!
[ 2015/10/02 15:54 ] 名無し [ 編集 ]
まだまだ大幅に浮いてるはずだが
[ 2015/10/02 16:01 ] 名無し [ 編集 ]
消費税増税も派遣法改悪も残業代ゼロも社会保障削減も
安保法制も年金を株にぶっこむのも 自民が決めたことは
自民に票を入れた頭のおかしい支持者たちだけ適用する制度にしてほしいわ!
まともな人まで巻き込まれていい迷惑だ!
[ 2015/10/02 16:08 ] 名無し [ 編集 ]
黒字が出たとしても換金出来るのかっていう
[ 2015/10/02 16:44 ] 名無し [ 編集 ]
140兆円といえば、日本が引き受けている米国債の額とほぼ同じ
偶然なのか、はたまた意図しているのか。
米ドルをどこまで救えるのか日本も共倒れになるのか
それとも日本を犠牲にするのか。
[ 2015/10/02 16:56 ] 名無し [ 編集 ]
だから追加緩和
このままでは政府の関係者が責任をとらなくてはいけなくなり、
自民党の支持率も下がるので、日銀は追加緩和の準備に入っています。
当然また借金が増えるので、財政破綻の時期が近づくでしょう。
[ 2015/10/02 16:59 ] 名無し [ 編集 ]
自分の仕事の不始末を隠蔽するため
使ってはいけない公金を使い込んだ

業務上横領?
[ 2015/10/02 16:59 ] 名無し [ 編集 ]
GPIFもやな、高くなったら売り、安くなったら買えよ。
[ 2015/10/02 17:03 ] 名無し [ 編集 ]
しかし、このGPIFの運用責任者の面はいかにも李系。
金融一族が牛耳っているんだな。
[ 2015/10/02 17:05 ] 名無し [ 編集 ]
塩崎大臣
年金情報流出
年金基金流出

大臣更迭追及せよ。
[ 2015/10/02 17:11 ] 名無し [ 編集 ]
今のような、正気の沙汰でない相場に、シロトが手出して無事に済むと思える方が不思議だろう。あんなジェットコースターを乗りこなせる訳が無い。半分くらいに原資すっ飛ばして、目が覚めるのかな。いやはや、日本は救いようのない国ではある。本番はこれからだ。何を聞いても驚かない根性を付けないと、この国で生きていくのは大変だ。いつまで、国民が楽しく、呑気に、レジャーとか行っていられるか、知~らない。
[ 2015/10/02 17:18 ] 名無し [ 編集 ]
世界同時株安で、日本人は年金がもらえなくなる
世界同時株安で、日本人が年金をもらえなくなる問題について解説
http://ameblo.jp/kiheitai2014/entry-12069382830.html
[ 2015/10/02 17:31 ] あべしんぞう [ 編集 ]
株価だけの判断はまだ早い。それに決算時には配当がある。トータルで判断するには早過ぎる。

だが、変動相場に年金を使うにしてもいくら突っ込んでいたのだろう。
今更だが、本来社会保障を博打に使うのは望ましくない。国債までは理解できるが。
[ 2015/10/02 17:44 ] 無宗教 [ 編集 ]
年金溶けても支持する馬鹿な売国自民党信者
[ 2015/10/02 18:00 ] ちょこぼ [ 編集 ]
ねーねー
これでもまだ
年金払わなくちゃいけないの?
[ 2015/10/02 18:19 ] 名無し [ 編集 ]
株に頼る経済政策やめろよ!
[ 2015/10/02 18:35 ] 名無し [ 編集 ]
どうお年前をつけてくれるんだ? 安部!!
[ 2015/10/02 18:36 ] 名無し [ 編集 ]
↑ 字まちがった!
落とし前!
[ 2015/10/02 18:40 ] 名無し [ 編集 ]
みんなここが出した利益を見ないで損益だけを見てる。経理すらもしたことすらねえのか?

共産党員ご苦労様です^^
[ 2015/10/02 18:42 ] 名無し [ 編集 ]
>[ 2015/10/02 18:19 ] 名無し さん

責任を取らされるのはいつも国民ですから、
損失の穴埋めには年金負担をふやす(保険料を上げるか年金支給を減らす)か、増税しかありません。
よって、年金は払わなければいけないのではなくて、マイナンバー導入後確実に徴収されます。保険料上がった上で。
[ 2015/10/02 18:44 ] 松任谷 [ 編集 ]
安倍政権 NO! デモ生中継
 
http://www.ustream.tv/channel/iwj6
 
http://abe-no.net/1002/
 
[ 2015/10/02 18:45 ] 名無し [ 編集 ]
36兆円と言っている馬鹿。利確してはじめて言える金額。でも利確のために売って見ろこれだけの資金が売りを浴びせたら市場は急降下で阿鼻叫喚だぞ!
[ 2015/10/02 19:33 ] 名無し [ 編集 ]
>>18:42

>みんなここが出した利益を見ないで損益だけを見てる。経理すらもしたことすらねえのか?

>共産党員ご苦労様です^^

君、阿呆かい。利益以前に年金を株という博打につぎ込む政治姿勢が問題だっつってんだよ。
しかも利益あったってもらえる年金が増えるでもなし。何やってんだよ9兆円も溶かしやがって。
[ 2015/10/02 19:54 ] コンスコン [ 編集 ]
すごいな… これが犯罪にならないなら税金なんか納めなくてもいいよな。
こんな政権を支持しているキチガイが未だにいるのが信じられない。

馬鹿共は地球から消えてくれ
[ 2015/10/02 20:03 ]
以上は「真実を探すブログ」より
安倍政権の無責任体質がモロに出た結果です。誰も責任を取らないのです。憲法違反の安保法案にしろ全く酷い政権です。            以上


ファッ!?2万円台から3000円ほど株価が下落しただけで、5.1兆円の損出とか大き過ぎです・・・。海外もマイナス4.3兆円とかアホみたいな数字になっていますし、恐れていたことが現実になったと言えます。

10兆円って、消費増税で増えた税収の数倍に匹敵する金額ですよ!年間の防衛費の2倍に相当する金額で、これを溶かしたとか信じられません。
年金の運用総額は約140兆円なので、この2ヶ月間の間に5%以上が消し飛んだことになります。少なくとも、今までの政権だったら、総理たちの首が飛ぶレベルの大騒動です。







関連過去記事

☆株価の暴落で年金基金のGPIFが株を大量購入?暴落後に1000円近く急上昇⇒後に再び急落して1万8000円割れに!
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7742.html
関連記事
以上は「真実を探すブログ」より
この事態は当初より懸念されていたことです。安倍政権の支持率を維持するために無理につぎ込まれていたのです。損失を出しても誰も責任を取らないのです。全く酷い日本の政治です。マスコミもこの情報を無視しています。また年金支給年齢を引き上げることになるでしょう。日本国民は馬鹿にされているのです。以上

資本主義の社会的費用

資本主義の社会的費用

Paul Craig Roberts
2015年8月11日

事業の全費用を負担している企業は、たとえあったにせよ、ごくわずかだ。企業は費用の多くを、環境や、公共部門や、遥か遠くの第三者に押しつけている。例えば、現在、コロラド州の鉱山から、毒性廃水約1100万リットルが流出し、二つの川を下り、ユタ州やパウエル湖に向かって流れている。これらの川に頼っている、少なくとも7都市の水道システムが停止している。廃棄物は、民間企業が放置したもので、廃棄物は、環境保護庁が誤って流したというが、これは本当かも知れないし、鉱山をかばっているのかも知れない。もしパウエル湖貯水池が汚染されてしまえば、第三者が負担する鉱山の費用は、鉱山操業時の総生産金額を越える可能性が高い。

経済学者は、こうした費用を“外部費用”あるいは“社会費用”と呼んでいる。鉱山は、汚染物質を生み出すことで、利益を得たが、汚染物質の費用は、利益の分け前を得ていない人々が負担する。

規制されている資本主義でさえ、こういう風に機能しているのだから、野放し状態の資本主義がいかに酷いものか想像できよう。その結果、我々がいまだに苦悩しており、更に問題が起きるだろう、規制されない金融制度のことを考えるだけで良い。

全く逆の膨大な証拠があるのに、政府の干渉から解放されれば、最高の製品を、最安の価格で生産して、消費者に貢献するのだという資本主義に対する連中の夢想的な概念に、リバタリアン連中は、しがみついている。

そうであればよいのだが。

進歩主義者も、リバタリアン連中のロマン主義に対応する彼等なりのものを奉じている。進歩主義者は、政府を資本家連中の強欲から国民を守る白い騎士だと見なしているのだ。

そうであればよいのだが。

誰もが、そして何より確実に、リバタリアン連中や進歩主義者達は、ジェフリー・セントクレアの著書、Born Under A Bad Sky (2008)を読むべきだ。セントクレアは、魅力的な作家で、彼の本は、多くのレベルで有益だ。もし、アメリカ西部の川でボート体験をしたり、危険な急流に挑戦したり、蚊やガラガラヘビの中でキャンプをしたりという経験がなければ、セントクレアの本で、まるで体験しているかのごとく、こうした人生の側面を体験でき、同時に、国立公園局、農務省森林局や土地管理局における腐敗によって、製材企業、採鉱企業や牛の牧場主達が、国有林や国有地を略奪することで金儲けをする結果になっているのかも学ぶことができる。

採鉱業者、製材業者や牧場経営者に与えられる公的助成金は実に法外で、公共の利益 連邦準備金制度理事会や財務省が“大き過ぎて潰せない銀行”に与える助成同様有害だ。

進歩主義者もリバタリアンも、原生林伐採や、絶滅危惧種や希少種の生息地破壊をする製材会社に助成する為、農務省森林局が、一体どの様に、前人未踏の森林に道を建設しているかに関する、セントクレアの説明を読む必要がある。公共から、民間の手へと、富を移転する為に、一体どのようにして、より価値がある国有地と、価値の低い土地が交換されているのかを、我がロマン主義者達は、学ぶ必要がある。牧場経営者達に、国有地の利用を認めていることが、生息地破壊や、川岸や、水生生物の破壊をもたらしていることを、彼等は学ぶ必要がある。連邦の監督官庁のトップそのものが、国民の為にではなく、私企業の為に働く、製材、鉱業や、牧場経営者の工作員であることを理解する必要がある。上院議員や下院議員連中は、軍安保複合体、ウオール街や、イスラエル・ロビーによって買収されているのと同時に、連中は、鉱業、製材や、牧場の権益にも買収されていることを、あらゆる信念のアメリカ国民が理解する必要がある。

この構図中に、公共の利益は皆無だ。

二大貯水池、ミード湖とパウエル湖は、満水時の39%と、52%だ。アメリカ合州国西部が依存している巨大な湖は、干上がりつつある。パウエル湖は、今や、砒素、鉛、銅、アルミニウムとカドミウムを含んだ、約1100万リットルの廃水流入に直面している。汚染された川の氾濫原にある井戸も危機にさらされている。

川をオレンジ色に変えた汚染物質は、コロラド州、アニマス川から、シルバートン デュランゴを通って、ニュー・メキシコ州、ファーミントンのサン・フアン川へと流れ、更にパウエル湖とミード湖へ流入するコロラド川へと流れ下る。

この全ての被害が、たった一社の資本主義鉱山によるものだ。

昨年11月、クリス・スチュワート下院議員(共和党 ユタ州)が、彼の法案を下院で成立させた。スチュワートは、資本主義の為に、いやな仕事をこなす人物だ。彼の法案は“資格要件を満たす、自立した科学者達が、環境保護庁(EPA)に助言するのを防ぐべく作られている。有資格の学者達は、該当する科学的専門知識を持っているか、いないかわからないが、彼らの雇い主が聞きたがっていることを、EPAに語ることで給与上の恩恵を受ける業界関係者に置き換えられるのだ。” http://www.iflscience.com/environment/epa-barred-getting-advice-scientists

スチュワート下院議員は、これは科学的事実と業界利益の釣り合いの問題だと語っている。

おわかりいただけただろう。

Paul Craig  Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/08/11/social-cost-capitalism-paul-craig-roberts/

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日本航空123便墜落事故から30年。
辺野古移転問題協議の当日、沖縄で、米軍ヘリ墜落。
沖縄国際大学米軍ヘリコプター墜落事件は、2004年8月13日
しかも今回は、陸自中央即応集団エリート隊員が搭乗していたという驚き。

IWJ 8/12夕方5時からの岩上安身氏による日本共産党小池晃副委員長インタビューは圧巻。大本営広報部の洗脳番組と雲泥の差。戦争法案成立に先立って、自衛隊内で、今後の方向性を研究しているという、とんでもない状況むき出し。

今日にも早速、昨日の小池議員インタビューの模様を、19時から再配信します! 見逃した方はぜひ、この再配信をご覧下さい!配信はCh1です!

【Ch1はこちら】
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

 再配信も見逃してしまった、もう一度見返したい、という方は、IWJの一般会員であれば1カ月、サポート会員であれば無限に、いつでも動画アーカイブをご覧になることができます。また最近は、動画を全て観切る時間がないという人のために、動画とともにインタビューのテキスト要旨も、記事に掲載しています。こちらも会員の方であれば、全編ご覧になれます。

 これからも小池議員インタビューのように、タイムリーかつ大手メディアが報じない取材、中継を届け、本来ならば全国民が知るべき大事な情報を可視化するために尽力していきます。ぜひ、会員となってIWJの活動を直接支えていただくとともに、IWJの膨大なアーカイブを知的堪能していただければ幸いです!

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Paul Craig Roberts氏、社会的費用については、類似題名や同名記事でも触れておられる。趣旨は必然的に似ているが、内容は当然違っている。

今回のコロラド州汚染水流出、「足尾鉱毒事件」そっくり。ただし、あちらの鉱山は、Gold Kingという金鉱山。今はゴーストタウン。谷中村の人々や田中正造のような人物が活動されたかどうか全く知らない。

田中正造といえば、最近、文学座により『明治の柩』がアウルスポットで上演されたが、今度は劇団東演による『明治の柩』が、紀伊國屋ホールで上演される。11/27-12/4 切符前売り開始は9/24。

コスト高をきらった営利企業の怠慢によって、事業所周辺の環境が汚染され、田畑には毒物が浸みこんで荒廃し、広大な村落は廃村と化し、一世紀たっても森林は再生せず、禿山だけが異様に目立つ.....。これは、たんなる寓話でもないし、さりとて東フクシマ・東電事故の周辺地域の未来図でもない。いまから一世紀以上も昔、足尾・古河銅山の鉱毒によって周辺の村が廃村となったあとの、現在の風景である。68ページ

にもかかわらず監督官庁は、古河という一企業の利潤の消滅を、国家の富源の喪失にすり替え、古河の経営の継続を「公利」と言い募ったのである。96ページ

上記は新刊、筑摩選書民を殺す国・日本 足尾鉱毒事件からフクシマへからの引用。

2013年6月3日の資本主義の社会的費用の記事翻訳にも、末尾に余計なことを書いた。一部貼り付けさせていただく。

「社会的費用」という言葉、名著『自動車の社会的費用』宇沢弘文著、岩波新書を思い出す。これだけは手元にある。『環境破壊と社会的費用』(K.W.カップ著)という本を昔読んだ記憶がある。あるいは宮本憲一『環境経済学』。
年代から想像すると、著者が触れているのは、同じK.W.カップでも『私的企業と社会的費用―現代資本主義における公害の問題』あたりだろう。

  • 足尾鉱毒の社会的費用、古河銅山の利益を越えていただろうか?
  • イタイイタイ病の社会的費用、カドミウム生産の利益を越えていただろうか?
  • 水俣病社会的費用、チッソの利益を越えていただろうか?
  • アスベストの社会的費用、メーカーの利益を越えていただろうか?
  • 原発の社会的費用、原発、燃料製造元、電力会社や政治家の利益を越えること余りに明白。
  • 兵器の社会的費用、当然、軍需産業の利益を越えるだろう。

そういう膨大な社会的費用をものともしない多国籍企業に国家支配をまかせるのがTPP体制だ。膨大な社会的費用を合法化するとんでもない怪物。

中略

IWJ

2013/04/16 「事故コスト、事実上は国民負担」―原発ゼロノミクスキャンペーン・シンポジウム 原発ゼロノミクス~脱原発のコストと経済性~

日本でカジノを始めると言っているアデルソンが所有するマカオのカジノで米国が中国の要人を罠に

2015.07.23      

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     P5+1(国連安全保障理事会の常任理事国5カ国とドイツ)はイランと進めてきた核開発問題に関する協議で合意に達したが、この合意にイスラエルやネオコン/シオニストは激しく批判している。イランを核攻撃で脅すべきだと2013年10月に発言したシェルドン・アデルソンも怒っていることだろう。

 アデルソンはラスベガス・サンズを所有する富豪で、核攻撃発言の翌月、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)の会長を務め、細田博之(当時は自民党幹事長代行)に対し、東京の台場エリアで複合リゾート施設を作るという構想の模型を披露しながらスライドを使って説明したという。その翌月、自民党などはカジノ解禁を含めた特定複合観光施設を整備するための法案を国会に提出した。日本側でカジノに前向きな企業だとされているのはフジ・メディア・ホールディングス、三井不動産、鹿島。

 2014年2月に来日したアデルソンは日本へ100億ドルを投資したいと語ったという。世界第2位のカジノ市場になると期待、事務所を開設するというのだが、安倍晋三首相はすぐに反応し、その翌月には衆議院予算委員会でカジノを含む「統合型リゾート(IR)」に前向きの発言をしている。

 日本には競馬、競輪、競艇、さらにグレーゾーンながらパチンコといった博奕が存在、政治家や官僚の利権になっているが、カジノは法律で禁止されている。アメリカ共和党のキングメーカーの要求でも簡単にカジノが許可されることはない。

 そうした状況を理解しているのかどうか知らないが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は2014年5月、日本政府高官に対してアデルソンへカジノのライセンスを速やかに出すよう求めたとイスラエルのハーレツ紙が今年2月5日付け紙面で伝えている。

 アデルソンやアメリカのラス・ベガスとペンシルベニアだけでなく、東南アジアのマカオとシンガボールでもカジノを経営している。そのマカオへは中国政府の要人も訪れているようで、そうした人びとを罠にかける工作をアメリカのFBIやCIAが展開している疑いが持たれている。この話が浮上したのは、サンズ・マカオのトップだったスティーブン・ジェイコブスがサンズを不当解雇で起こした裁判を通じてだ。

 ヤセル・アラファトPLO議長の後ろ盾だったサウジアラビアのファイサル国王を1975年に殺害した甥のファイサル・ビン・ムサイドはイスラエルの情報機関、モサドに操られていた。カジノで多額の借金を背負い込んだ際、近づいてきた魅力的な女性がその借金を清算してくれたのだが、ついでに麻薬漬けにされてしまった。若い女性を使ってターゲットを操るのはモサドの得意技である。イスラエルの核兵器開発を内部告発したモルデハイ・バヌヌを誘拐する際にも女性を使っている。

 アメリカの支配層はターゲット国のエリートを買収したり脅迫したりしてコントロール下におくのだが、それが駄目なら暗殺するか、クーデターを起こして倒す。脅す材料集めも情報機関の役目だ。ロシアでは議員や官僚が国外で銀行口座を持つことを禁止しているようだが、それも買収対策。中国で汚職の取り締まりを強化している一因になっているかもしれない。日本の政治家や官僚で買収や脅迫に屈しない人はどの程度いるのだろうか?    


以上は「櫻井ジャーナル」より
日本の政治家の中にもカジノに積極的な人物がいますが、注意したほうが良いでしょう。近づくとロクなことはありません。墓穴を掘るだけです。       以上

医罠の世界 今、日本中の病院で何が起きているのか

医罠の世界 今、日本中の病院で何が起きているのか

医罠の世界 今、日本中の病院で何が起きているのか
https://www.youtube.com/watch?v=k2ddiPQATnM

hibinogenjitsu
2013/04/08 に公開

証拠資料を後半に付けた動画として 改訂しました。冒頭に船瀬先生の説明を使わせて頂いております。
拡散、転載公開、ツイート希望です。
http://www.youtube.com/watch?v=6a52cA...
日本で作られていた猛毒発ガン物質マスタードガス(イペリットガス)は地球最強クラス­の猛烈な発ガン性によって発ガン死41倍の被害を出していた。
化学兵器剤マスタードガス(イペリットガス)の猛烈な発ガン性と終身金づるになる重篤­な後遺症に目を付けた医猟マフィアによってシクロホスファミドやメルファランとなって­­虚構のガン医猟や白血病治療と称した収奪に使用され、日本では年間10万人以上の屠­殺処分に使われている。
化学兵器禁止条約に指定されたマスタードガスは乳がん初期化学療法の8割を占める。ピ­ンクリボン運動の本質は医猟地雷の"マスタードガス猟"である。
ガンや白血病の恐ろしいイメージは虚構の現代医学が発病剤を使って演出した虚構である­。ガンや白血病のイメージは病気の性質とはまったく無関係で現代医学が収奪の研究によ­って築き上げた演出である。

収奪で得た豊富な資金をもとに独占利権を築いて、悪魔の収奪工場を唯一の救いの場と演­出している。


生命の進化は太古に感染したウイルスが関与している(1)

生物・自然の摂理
304964 生命の進化は太古に感染したウイルスが関与している その1
 
別所彦次郎 15/06/15 AM01 【印刷用へ
人間のゲノムには、太古に感染したウイルス由来の配列が25万6000個あり、全ゲノムの8%を占めているらしい。生命活動を支えるたんぱく質を作る通常の遺伝子領域はゲノムの1.5%だから、ウイルスが生命の進化に与えた影響の大きさがわかる。

例えば人間の胎児を育む胎盤の形成に係る遺伝子シンシチンは、「HERV―W」というレトロウイルス由来であることが判明しており、母体の免疫機能が胎児を攻撃しない仕組みはレトロウイルスから得た特徴だと言うのだから興味深い。

以下、リンク より引用。


■相互作用による進化

 ウイルス感染というと病気に関係する話が多いが、今回はウイルスと我々が、進化の過程でどう影響し合ってきたのかという話をしたい。

 互いの生存に密接な関係がある複数の種が影響を及ぼし合いながら進化することを「共進化」と呼ぶ。捕食者と被食者、寄生者と宿主のように対立関係にある場合、一方が進化すると他方がそれに対抗するように進化する。一方、昆虫と花の関係では、相互適応的に形態を変化させる。被子植物は花粉や種子を昆虫や動物に運ばせるように進化し、昆虫や動物も口を長く伸ばして、変化に対応する。こうした共進化は、究極的には共存の道へと進む。
 私たちが研究しているのは生物とウイルスとの相互作用だ。これも多くは共進化として発展した。

■哺乳類で32万種類

 ウイルスはいつごろから地球上に存在しているのか。地球誕生が46億年前。40億年前にまずRNAを中心とした世界ができ、38億年前には細胞が生まれた。35億年前にはDNAを中心とした世界になった(図1)。
 ウイルスは少なくとも30億年前には誕生していることがわかっている。細胞の誕生とともに、連綿と共存関係が続いていると考えられている。哺乳類が生まれた2億2000万年前には、すでにウイルスがあふれていた。生物の進化はウイルスとの闘いの連続。現存する生物は、進化においてウイルスと共存関係を築くことに成功した種と言える。

 共存関係を獲得したウイルスは病気を起こさないので、発見しにくい。現在確認されているウイルスは2290種。だが、哺乳類だけでも少なくとも32万種類のウイルスがいまだ発見されていないと見られている。ウイルスの数で言うと、地球上には10の31乗個も存在すると言われている。

~中略~

■ゲノムの中に存在

 次に、ゲノム(全遺伝情報)の中に組み込まれている「内在性ウイルス」の話をしたい。ウイルス化石とも呼ばれ、もともとはウイルスだった遺伝情報がゲノムに取り込まれ、生物の進化に多大な影響を与えている(図2)。
 ウイルスの中で、レトロウイルスという種類は、遺伝情報をRNAで持っているが、細胞の中でいったんDNAに変換(逆転写)して、宿主のゲノムに組み込んでから増殖する。

 もしレトロウイルス感染が生殖細胞で起きたら、精子や卵子にウイルスのDNAが組み込まれ、その子孫は体細胞全体にウイルス遺伝子を持つ個体になる。仮に大規模感染が起きると、ほとんどの人類はこのウイルス遺伝子を持つようになる。

 人間のゲノムには、こうしたウイルス由来の配列が25万6000個ある。生命活動を支えるたんぱく質を作る通常の遺伝子領域はゲノムの1.5%しかないが、内在性ウイルスは8%も占めている。LINEやSINEと呼ばれる元はウイルスかもしれない配列も含めると、ゲノムの約半分はウイルス由来かもしれない(図3)。
 

 

以上は「るいネット」より

人間は自然からのいろいろなウイルスの刺激を受けて、自己免疫力をつけて丈夫な体を作るのです。子供のころに泥んこ遊びなどすればだいぶ強くなります。アレルギー体質になりにくくなります。それをやらないと大きくなってから種々のアレルギーに悩まされることになりかねません。                             以上

がん治療の維新が始まる。~ある医師のブログより(2)

がん治療の維新が始まる。~ある医師のブログより~2
 
田村正道 ( 53 建築士 ) 15/05/31 PM08

「AWG治療」「高濃度ビタミンC」「アミグダリン」
がん治療や抗がん剤としての効果が認められながらも、葬り去られてきた。
今、志のある医師達は、あまねく人々の期待に応え、その事実を明らかにしようとしている!

うしおえ太陽クリニック 統合医療ブログより引用します。

~~~引用~~~
隠された真実~がん治療の維新が始まる

実は同じような薬は他にも存在する。

たとえばこの4月11日に私が点滴療法研究会で発表させてもらったアミグダリンという薬もそうである。1830年ごろからガンに効くといわれて臨床データもあったにもかかわらず、アメリカの加州当局が発表したカリフォルニアレポートといわれている捏造データ(といわれている)でその効果を否定されてしまった。

それまで患者さんに福音を沢山与えてきたにもかかわらず。

安価で特許もなく副作用もない抗がん剤をこの世から消し去ってしまったのだ。しかし、アミグダリンはいまだにメキシコやヨーロッパでは抗がん剤として使われている。

これは製薬会社が政治家に巨大献金しているアメリカでは認められていなくて、社会主義国で医療費が安価なメキシコで認可されている点に注目すればなんとなく理由がわかるのではないだろうか。

アメリカではシッコという医療問題を扱った映画が発表され話題になったが、振り返って日本を見ても同じようなことがあるのではないだろうか?

がん治療の地域連携会議は地域のガン拠点病院の医師たちが集まって行われるが、きれいなホテルの大広間で都会から偉い先生方の招待講演を開いている。もちろん全ての会費は抗がん剤メーカーが持っている。そこで振舞われる懇親会の食事のお金も会場費も全て抗がん剤メーカーが負担している。

見るとそうそうたる抗がん剤メーカーが名前を連ねている。

そして抗がん剤メーカーからは政治家にも献金が莫大に支払われている。厚生省の役人たちが退職後にお世話になっているかもしれない。

そんなことこそはジャーナリストが調べて国民に報告する義務があると思うが、日本の大手のマスコミは絶対にこのようなことは言わない。
なぜだろうか?おかしくないですか?

マスコミは抗がん剤メーカーから広告をもらっていても、真実を報道してほしいものである。医療に関しても、政治に関しても偏向報道が多いと多くの賢い国民は感じている。

今話題になっている普天間問題もそうである。沖縄の人が嫌がっている理由を考えてみたら鳩山総理は立派な人であることがわからないのだろうか?今までの総理ならごり押ししてアメリカの機嫌をとってすぐに決着していたはずだ。

アメリカの顔色を伺って日本人の一部に負担を押し付ける政府が正しいと、心ある日本人の誰が考えるだろうか?

~~~中略~~~

私は抗がん剤を不要だとは思わないし、うまく使えばよい薬になるとも思う。
しかし、免疫が弱りきった患者に大量投与するのではなく、今心あるがん治療の専門医たちが始めているように、少量投与の休眠療法を行ったらよいのではないだろうか?
副作用も少ないし、癌が根絶する可能性はきわめて低いのだから共存するだけの免疫が残る分メリットがあるだろう。

どうして大量投与にこだわるのだろうか?どんなに免疫が落ちていても、どんなに食欲がなくなって弱っていてもどうして大量に抗がん剤を消費することにこだわるのだろうか?それって患者のためですか?

国が抗がん剤を認可して癌治療の進歩になるなら良いことである。しかし、同じように副作用のない自然療法も認可して治療法の一つに入れて大学でも教育するべきである。たとえ政治家に献金がなくても、大学に研究費の供与がなくても患者のために医師の良心で研究するべきだと思う。

日本は今医療も政治も矛盾だらけである。それが報道されないことは患者さんにとって大きな問題ではないだろうか?
現場にいるわれわれ医師たち医療に関してはもっと声を上げて発言することが必要だと思う。

~~~引用~~~

以上は「るいネット」より

2015年10月22日 (木)

米国サウスカロライナ州で「1,000年に一度」と知事が述べる壊滅的な大洪水で非常事態宣言が発令

2015年10月05日


米国サウスカロライナ州で「1000年に1度」と知事が述べる壊滅的な大洪水で非常事態宣言が発令

once-1000-tio.gif

▲ 2015年10月05日の BBC より。



世界中で大きな洪水が続いています。

10月3日には、フランスの観光地カンヌなどで、豪雨のために 17名が死亡し、4人が行方不明となっていますが、アメリカではサウスカロライナ州で、「 1000年来、記録にない集中豪雨」による洪水が起きたと報道されています。


写真などを見ますと、町そのものが水没しているかのような写真が SNS などに投稿されています。


california-water01.jpg
Twitter



california-water-02.jpg
Weather.com



サウスカロライナ州の場所
sc-map.gif
Google Map



流されるトラック

california-floods-01.jpg
Weather.com


また、最も豪雨と洪水の規模が激しい地域のひとつであるスプリングフィールドという町では、洪水で、墓地から「棺桶が流れ出す」という事態も起きているようです。


流れ出す棺桶

coffins-flote.jpg
News 6 Channel


大きな洪水も、最近では、多くの国で日常的な出来事となってしまった感がありますが、「 1000年に 1度」というような報道は、それほど目にするものではないです。

英国 BBC の報道をご紹介します。

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South Carolina flooding 'once in 1,000 year event'
BBC 2015.10.05


サウスカロライナ州の「 1000年に 1度」の洪水


サウスカロライナ州の知事は、州の一部での豪雨は、過去 1,000年間のどれよりも高い降雨量を示し、現在までに、少なくとも 6人が死亡したと述べた。

チャールストンでは、この 3日間の間に 350ミリメートルという歴史的な量の雨を記録し、チャールストンの学校は 10月5日は休校となり、いくつかの高速道路は閉鎖されている。

集中豪雨は、カリブ海で発生したハリケーン「ホアキン( Joaquin )」の影響での気象システムによって悪化してきている。ハリケーンそのものがアメリカ東部を直撃するとは予測されていないが、その影響での豪雨が長引いている。

サウスカロライナ州知事ニッキー・ヘイリー氏は、「私たちは 1,000年に 1度の雨を経験しています」と述べた。

知事は、住民たちに外出を控えるように勧めている。

バラク・オバマ大統領は、サウスカロライナ州に非常事態を宣言した。これは、州および地方当局が、今回の洪水に対処するための連邦政府の援助を受けることを意味する。

歴史を持つ街チャールストンの市内中心部では、多くの道路が閉鎖されており、洪水を防ぐための土嚢が各所に積み上げられた。

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以上は「地球の記録」より
現在は78万年ぶりの「地球大異変期」ですから当然ありうる災害です。今後はまだまだ激烈な災害が発生するはずです。                                     以上


 

”お互いに有利な”ものから”巨大ハズレ”と化したアメリカーサウジアラビア石油協定

“お互いに有利な”ものから“巨大ハズレ”と化したアメリカ-サウジアラビア石油協定

F. William Engdahl

New Eastern Outlook
2015年8月8日

一体誰が、こんなことになると予想しただろう? オバマ政権も、連中の聡明な地政学シンクタンク・ネオコン戦略家連中も、決してそうではない。

9月11日、ジェッダ会談中の昨年9月の、サウジアラビアの病んでいるアブドゥッラー国王と、ジョン・ケリーとの華々しい“お互いに有利な”提案は単純だった。1986年に、ワシントンが、サウジアラビアに、供給過剰の時に、世界で石油価格を崩壊させる為、世界市場をあふれさせる、ある種“オイル・ショック”をするよう説得し、大成功した国務省-サウジ合意の再現だ。1986年には、ドル権力掌握を維持する為に、石油輸出収入に大いに依存しているぐらついているソ連を破壊するのに成功した。

だから公表はされなかったが、ケリーとアブドゥッラー国王は、2014年9月11日、サウジアラビアは、その石油の力を、今日、プーチンのロシアを跪かせる為に使うことに同意した。

当時、実に素晴らしい考えに見えたことは疑いようがない。

翌日、2014年9月12日、ぴったりの名前をつけた、アメリカ財務省のデビッド・S・コーエン財務次官率いるテロ・金融インテリジェンス局が、巨大エネルギー企業ガスプロム、ガスプロム・ネフチ、ルクオイル、スルグトネフトガスとロスネフチに対する新たな対ロシア経済制裁を発表した。この制裁は、アメリカの石油会社が、沖合や北極の石油やガスで、ロシア企業とのジョイント・ベンチャーへの参加を禁じている。

当時、ルーブルが急速に下落し、ロシア大企業が、期末決算の為、ドル集めに奔走する中、世界石油価格の崩壊がプーチン支配を終わらせるはずだった。それが明らかに、現在ワシントンでなら、政治家として通じる脱け殻の魂連中が考えていたことだ。ビクトリア・ヌーランドは大喜びで、デビッド・コーエンの財務省金融テロ部隊の新たな金融戦争兵器の正確さを称賛した。

2014年7月、アメリカ国内石油価格の基準価格、ウェスト・テキサス・インターミディエイトWTIは、一バレル、101ドルで取り引きされていた。シェール石油の大当たりがブームで、1970年代以来はじめて、アメリカが、石油の主役となった。

今年1月、WTIが46ドルまで低下すると、事態の様相は一転した。ワシントンは自ら墓穴を掘ったことに気がついたのだ。

債務過剰のアメリカ・シェール石油業界は、下落する石油価格で崩壊寸前であることに連中は気がついた。当時のアメリカ・シェール石油業界の迫り来る破産倒壊連鎖反応を、人為的に安定化させる為に、舞台裏で、ワシントンと、ウオール街は共謀していた。その結果、石油価格はゆっくり上昇を始め、2月には、53ドルになった。ウオール街とワシントンのプロパガンダ機関は、石油価格下落の終わりを語り始めた。5月迄に、価格は、62ドルまでジワジワ上昇し、ほぼ全員が石油価格回復が進行中だと確信していた。いかに彼等が間違っていたことか。

不満なサウジアラビア

9月11日のケリー-アブドゥッラー会談(ブッシュ一家 2001年9月11日の出来事や、それを巡るサウジアラビアの関与を隠蔽しているという疑惑の雰囲気を考えると、実に奇妙な日付を選んだものだ)以来、サウジアラビアでは、絶対君主制の二つの聖なるモスク守護者の新たな老いゆく国王サルマン王が、死去した老アブドゥッラー国王の後継者となった。ところが、石油大臣は、あいかわらず79歳のアリ・ヌアイミだ。ケリー提案を、同時に、型破りなアメリカ・シェール石油産業の産出増加という市場に対する拡大する挑戦を全滅させるのに利用する千載一遇の機会を見いだしたのは、他ならぬアリ・ヌアイミ石油大臣だったと報じられている。サウジの世界石油市場支配に対するアメリカ・シェール石油の“かく乱”を消滅させると固く決意しているとアリ・ヌアイミは繰り返し述べている。

サウジアラビアは、彼らの石油王国に対するアメリカ・シェール石油の侵入だけを不快に思っているわけではない。数カ月のうちに、イラン経済制裁解除を実現させる可能性がある、イランとオバマ政権の最近の合意に、サウジアラビアは激怒している。実際サウジアラビアは、ワシントンへの怒りでわれを忘れるあまり、サウジアラビアは、地域における-シリアで、レバノンで、イラクでの、イラン支配力の増強と見るものと戦う為に、究極の敵、イスラエルとの同盟すらあからさまに、認めている。

こうしたこと全てが相まって、近しい湾岸アラブ同盟諸国の支援を受けたサウジアラビアは、1月、シェール石油会社破産の波が起き、ワシントンとウオール街の操作で止められるまで、石油価格を更に崩壊させ、アメリカ・シェール石油との競争を片付けると堅く決断したのだ。そういう日は間もなくやってくる可能性がある。その様な結果を受け入れる余裕がほとんどない時期に、世界中の金融体制にとって意図しない結果として。

ウオール街の銀行、モルガン・スタンレーの最近のレポートによると、原油市場の主役であるOPEC石油産油諸国は、既に溢れた世界市場に、衰える兆しもなく石油供給を積極的に増やしてきた。報告の中で、モルガン・スタンレーは、あからさまな警戒感を持って述べている。“OPECは、過去四カ月だけでも、世界供給に、150万バレル/日を加え…石油市場は、現在800,000バレル/日の供給過剰だ。これは、石油市場における現在の供給過剰は、もっぱら2月以来のOPEC生産増加によるものであることを示唆している。”

ウオール街銀行報告は、不安にさせるような調子で述べている。“我々は、OPECは削減しないだろうとは予想していたが、そのような急激な増加を予想しなかった。”要するに、ワシントンは、サウジアラビア対する戦略的影響力を完全に失ったのだ、王国は、1945年、アメリカ石油メジャーを、独占的に呼び入れる、フランクリン・ルーズベルトの取り引き以来、ワシントンの属国と見なされてきた。

アメリカ-サウジ対話の断絶が、最近6月18日、サウジアラビア副皇太子、国防大臣、サルマン国王の息子、ムハンマド・ビン・サルマン王子がサンクト・ペテルブルクを訪問し、ウラジーミル・プーチン大統領と会談するという新たな次元をもたらした。会談は、両者によって綿密に準備され、ロシアによる王国での平和な原子力発電所建設と、ロシアの先進的軍事機器提供、ロシアの農業、医薬品、物流、小売りや、不動産部門へのサウジの投資を含む100億ドルの貿易協定が論議された。サウジアラビアは、現在、世界最大の石油産出国で、ロシアがそれに続く二位だ。いかなるレベルのサウジ-ロシア同盟であれ、ワシントン国務省立案者の戦略教科書には全く見当たらない。…ちくしょう!

サウジアラビアが引き起こしたOPEC石油による供給過剰が、石油価格を押し上げようとするアメリカの脆い企みを挫いてしまった。イランとの合意が、供給過剰に輪をかけ、そして、世界第二位の石油輸入国、中国が、中国経済が減速する中、輸入を削減するか、あるいは、少なくとも、増加しない可能性があるという恐怖で、価格下落は更にたきつけられた。石油市場時限爆弾は、6月最後の週に爆発した。アメリカのWTI石油価格は、少なくとも多くのシェール石油生産者が、しばらくは何とかやりくりしていられるレベルの一バレル60ドルから、7月29日の49ドルで、四週で18%以上の下落という下落傾向だ。

モルガン・スタンレーは警鐘を大きく打ち鳴らし、もし、ここ数週間の傾向が続けば“今回の下落は、1986年のものよりも遥かに厳しいものとなろう。それ以前の15年間、急激な下落は無かったので、現在の下落は、過去45年間以上の中で最悪だ。もしそうなれば、このサイクルの次段階の指針になるような我々の経験は皆無で…実際、分析可能な歴史には何もない可能性がある。”と述べている。

‘オクトバー・サプライズ’

10月は、アメリカのシェール企業融資を繰り越すか、あるいは、価格がゆっくりと回復するであろうという(これまでのところ)希望で、返済を繰り延べし続けるという、銀行による決断の次の重要な時期だ。もし強く示唆されている様に、9月に、2007年にアメリカ不動産市場で世界金融危機が勃発して以来、8年間で、はじめて連邦準備金制度理事会が、アメリカの利子率を上げれば、大変な負債があるアメリカのシェール石油生産者は、新たな規模の災厄に直面する。シェール生産者達が、キャッシュフローを最大化しようと、しゃにむに試みているので、過去数週間まで、アメリカ・シェール石油生産量は最大のままで、皮肉なことに、自らの終焉となる、世界的石油供給過剰の種をまいている。

アメリカのシェール石油会社が、昨年11月以来事業を継続できていて、破産宣告しないでいる理由は、連邦準備金制度理事会が継続しているゼロ金利政策のおかげで、銀行や他の投資家達が、いわゆる“高利回り”債券市場で、より高い金利を求めることがある。

1980年代当時、マイケル・ミルケンと彼の詐欺師仲間が、ドレクセル・バーナム・ランバートで、最初に作り出した際、今、シェール石油企業でそうなっている様に、状況が悪化すると、ジャンク(くず)になるので、ウオール街は、これを適切にも“ジャンク・ボンド”と呼んだ。最近のUBS銀行報告はこう述べている。“全体的な高利回り市場の規模は倍増した。近年、より上り調子に発行されていた部門、エネルギーや金属鉱業等では、負債残高が、三倍から四倍になっている。”

ごく最近のWTI石油価格低下が、10月まで毎週続いたとすると、こうした高利回り、ハイリスクのジャンク・ボンドを何十億ドルも売り出すパニックになりかねない。ある投資専門家はこう語っている。“小口の大衆が、集団脱出へ向かい始めれば、ファンド・マネージャー連中は、非流動性の二次的企業債券市場に直面することを強いられようが、市場に深さがなければ…大安売りの火付け役となる可能性がある。”

問題は、今回は、2008年とは違い、連邦準備金制度理事会には動く余地がないことだ。金利は既にほぼゼロ金利で、連邦準備金制度理事会は、アメリカの銀行パニックの連鎖反応を防ぐ為に、何兆ドルもの銀行の不良債権を購入した。

ワシントンで全く議論されていないオプションの一つは、わが国の資金支配を、民間銀行家集団にまかせた1913年の破滅的な連邦準備金制度理事会法を、議会が廃止し、憲法が意図していた様に、腐敗したウオール街銀行家の仲介無しで、債権を発行し、連邦債務を売ることができるアメリカ合州国政府が完全に所有する国立銀行を創設することだ。同時に“アメリカ合州国の基盤を、そしてその延長として、世界の大半での世界準備通貨としてのドルの役割を破壊する金融混乱の背景にいる大き過ぎて潰せない”銀行の6行なり、7行なりを完全に国有化することも可能だ。

F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師で、プリンストン大学の学位を持っており、石油と地政学に関するベストセラー本の著書で、オンライン誌“New Eastern Outlook”に独占的に寄稿している。

記事原文のurl:http://journal-neo.org/2015/08/08/us-s-saudi-oil-deal-from-win-win-to-mega-loose/

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「日航123便墜落事件」から30年

小生も、ずっと同じ疑問を感じている。
官民一体の隠蔽作業ではという疑問を。

櫻井ジャーナル 2015.08.11
日航123便が群馬県に墜落した10年後、米軍の準機関紙に掲載された記事が日本政府に与えた影響 

「報道が一斉に同じことを言う場合、とんでもない背景がある」と小生は思い込んでいる。

石油価格下落で、火力発電コストは大きく下がっている。

再稼動を擁護した、ゆゆしき者学者氏、「火力発電は、CO2を排出する。原発は排出しない。」といっていた。

「火力発電は、放射性廃棄物を生成しない。原発は放射性廃棄物を生成する。」

CO2とは違い、放射性廃棄物は何万年もお守りをしなければならない。自分達数世代の生活を楽にするため、後世の人々に恩恵皆無のゴミだけ押しつけるという勝手な論理、ゆるされないだろう。

脱原発を決めたドイツ、スゥェーデン企業から訴えられている。

「期待できるはずの利益を、ドイツの法律でそこなわれた」という論理のようだ。これはすなわち、TPPのISDS、企業による国家訴訟調停条項。

日本のマスコミ(小生、大本営広報部と呼んでいる)のTPP報道、一斉に同じことを言っている。素晴らしい!推進せよ!と。

内容が全て秘密にされているものを、素晴らしい!推進せよ!といえる理不尽さ。

もうそれだけで、ジャーナリズムではない。TPP推進600社の洗脳・宣伝機関。かなりの資金が流れ込んでいるのではと疑りたくもなる。

森田実氏、郵政選挙の際、5000億円もの金がアメリカから、日本のマスコミ管理に投入されたと指摘しておられる。

2006.10.31(その1)
森田実の言わねばならぬ[457]

内容が全く秘密のものを、一斉に、「良いものだ」と叫ぶ堕落した洗脳業者に、一桁上の資金が流れ込んでいるのであるまいかと、疑ってしまう。ドイツの一流マスコミ編集者が、ドイツの著名ジャーナリストは皆アメリカに買われていると告白したではないか。

“ドイツ政治家はアメリカ傀儡”ドイツ人ジャーナリストはアメリカ支持記事を書くよう強いられている

STOP TPP!!市民アクション」に、今回の交渉についての報告が掲載された。大本営広報とは全く違う内容。

TPP閣僚会合報告(7月28〜31日)

昨日の午後2時すぎ、このハワイ閣僚会合現場にでかけられた山田正彦元農林水産大臣と、PARCの内田聖子氏のIWJ岩上安身氏によるインタビューをYoutubeで拝見した。

拝見しながら、暑さの中、激怒した。三人の方がおかしなことを言われたからではない。三人の方は、日本政府、自民党、官僚達のとんでもない売国行為を指摘しておられるだけ。戦争法案とTPP。

まっとうなTPP報道、IWJと、日本農業新聞で読める、と思い込んでいた。この番組を見るまでは。

岩上安身氏の爆弾発言に驚いた。彼が日本農業新聞に寄稿した記事が掲載を拒否されたのだという。どこぞの組織は、モンサントの危険な農薬を率先して販売している為、その問題点に触れる記事は掲載しないということのようだ。

TPP交渉差止・違憲訴訟の会

【特集】IWJが追ったTPP問題

そして、今日は、昨日衝撃的質問をした日本共産党・小池晃副委員長インタビュー

【Ch1】17:00頃~「岩上安身による日本共産党・小池晃副委員長インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

アメリカ斜陽国の哀れな最後の足掻きを見ている現在です。これも自業自得なのです。数々の悪業は自然の神様は良く見ているのです。いくら誤魔化してもダメです。日本の安倍政権にもいえることです。                          以上

ロシア人専門家:中国と日本の問題は尖閣諸島でなく戦略的対立にある

ラジオ放送
ロシア人専門家:中国と日本の問題は尖閣諸島でなく戦略的対立にある

ロシア人専門家:中国と日本の問題は尖閣諸島でなく戦略的対立にある

©             AP Photo/ Luo Zhengguang
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アンドレイ イワノフ
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自民党の国際関係委員会で中国の東シナ海における石油ガス採掘施設の新規建設が批判された。同委員会によれば、これら施設は軍事的意味を持っている可能性があるという。しかし、ロシアの著名な軍事専門家ヴァシーリイ・カシン氏はこうした考えを否定している。

「中国が東シナ海で進める採掘プラットフォーム建設は、政治的意味合いをも持っている。中国の尖閣/ジャオユイダオ周辺海域におけるプレゼンスを誇示する狙いである。いま諸島周辺の情勢は比較的穏やかになっているが、依然として中日関係の険悪化の源泉ではある。両者とも譲歩の意向はなく、中国は何らかの示威行動に出、この地域における自らのプレゼンスを今後さらに拡大する用意があることを示すだろう」

スプートニク:中国が東シナ海で建設を進める施設は掘削だけを目的としたものではなく、軍事施設という意味合いも持っている、とする日本側の懸念は、どの程度根拠のあることなのだろうか。

「海から突き出たこのプラットフォームに何らかの現実的な軍事施設を建設しても無駄だ。非常に脆弱だからだ。中国のこれら行動が有する意味は、プラットフォームを建設し、そこで中国の旗を上げ下げし、プレゼンスを誇示することに尽きる。もし軍人が配備されるとしても、そのプレゼンスは形式的なものにとどまるだろう。あるいは何らかのレーダーが建設されるかも知れない。ともかく重要なのは、日本人らに対し、我々中国人はここにいる、これが新しいステータス・クウォだ、我々はここから決して退散しない、と示すことだ。もちろん、これら中国の行動の全ては、日本に対し、尖閣/ジャオユイダオをめぐる領土問題が存在することを認めさせ、この島々を交渉の対象とすることを目的としている。遅かれ早かれそれが達成されるのであれば、中国は自らを勝利者と見なすことが出来る。中国は今のところ、尖閣諸島をめぐり日中の立場が相違しているという点を日本側に認めさせるにとどまっている。領土問題の存在を形式的に認めさせるところまでは来ていない。日本側からその認定が得られるように、中国は定期的に、日本に圧力をかける目的で、緊張を昂じさせる政策をとっている」

スプートニク:日本が尖閣をめぐる領土問題の存在を認める可能性はあるか。

「認めないだろう。なぜなら認めれば、非常に深刻な敗北となるから。理論的には、もし日本にとって非常に重大な状況が発生した場合には、日本は認める可能性がある。たとえば、非常に深刻な軍事・政治的危機が発生し、米国からの指示が十分協力でないことを日本が感じとり、さらに、中国との経済的つながりが解ければあまりに大きな損失となることを日本が理解し、一方では日本の国内でナショナリスティックな勢力が立場を弱めた場合には、認めることはあり得る。こうしたすべての条件が整えば、ついには中国が日本に音を上げさせ、両国は新たな合意を結び、日本は対面を保つかわり、領土問題の存在を認め、交渉を行わざるを得なくなるだろう。その後、そうした交渉が始まる。その交渉は、もしかしたら、十年単位の交渉となる。一口に言えば、尖閣諸島そのものは大して重要ではないのである。しかしそれは、日本が新たな現実を認め、中国こそアジア太平洋地域における最重要プレイヤーなのだと認めるよう、日本に圧力をかける道具として重要なのである」

スプートニク:尖閣を発端とする戦争が現実に勃発する可能性はあるか。

「一方当事者のある種の行き過ぎの結果としてのみあり得る。ゲームの渦中にあって、神経を昂らせた揚句、誰かがスイッチを押してしまった場合にのみ。ところでこうしたことは、あり得ることである。とりわけ、日本でナショナリスティックな感情が高まっており、中国でさらにそれが顕著なことを考えれば、大いにあり得ることである。銃撃や発砲があり、血が流されたとき、もはや双方の政府は、それらナショナリスティックな感情の高まりに押され、退くべき方角を失ってしまう、という状況が起こり得る。もっとも、本当のところ、戦争は誰の得にもならないのである。ただ、神経戦における圧迫ということがあるばかりである。そこにおいては、もはや島々などそう重要ではなく、むしろ日本がアジア太平洋地域における中国の影響力に対する主要な対抗勢力になろうとしていること、また日本が米国の忠実な同盟国であることが重要なのである。日本は韓国のように中国と米国を両天秤にかけたりはしない。日本は固く親米を貫いている。中日間の戦略的対立はここからくるのである。そうした対立が解消されたなら、尖閣諸島の問題など相当早く片が付いてしまうだろう。中国は戦略的問題さえ解決されてしまえばあらゆるローカルな領土問題について相当柔軟に振る舞う。中国は妥協する用意がある。しかし今は、戦略的対立という問題がそれを阻んでいる」

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続きを読む http://jp.sputniknews.com/opinion/20150723/628668.html#ixzz3glhoT7Rt
以上は「sputnik」より

日本も中国も国のリーダーの次元が違いすぎるのです。日本は斜陽国で中国は陽の昇る国であり、力の逆転を仲々認めがたい感情が日本のリーダーにあり問題の解決を遅らせているのです。日本は現状を素直に認めることが重要です。これは歴史の流れであり誰も止めることは出来ません。                            以上

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(6/6)

野口悠紀雄 新しい経済秩序を求めて

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
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6

(3)内閣府の試算は23年度までしか示していないが、問題はその後で生じる。これについては、拙著『2040年問題』(ダイヤモンド社、2015年)で論じた。今後、高齢者人口が増え続け、社会保障関係費には大きな歳出膨張圧力が働くからである。

 以上を要約すれば、政府の財政再建計画は、数字の操作によって問題の所在を見えなくしているだけのものにすぎない。

最重要の課題は社会保障改革
残された時間は多くない

「経済財政運営と改革の基本方針2015」では、国の政策経費である一般歳出の伸びに制約を設けた。「安倍晋三政権がこの3年間で一般歳出の増加を1.6兆円に抑えた基調を、2018年度まで守る」というものだ。

 ただし、「経済・物価動向等を踏まえる」として、物価上昇による歳出上振れを認めた。また、18年度に検証し必要なら「歳出、歳入の追加措置を検討する」とした。

 歳出改革の中心は、社会保障費だ。25年度には団塊の世代がすべて後期高齢者となり、社会保障費が増加するからだ。

 基本方針では、社会保障関係費は、過去3年間の安倍政権の実質増加額とほぼ同ペースの年5000億円に抑える方針を掲げた。社会保障費の自然増が年1兆円増と見込まれていることを考えれば、抑制ともいえる。

 具体策として、後発薬の使用割合引き上げ、外来受診料や介護保険料の個人負担増、高所得者の年金給付見直しなどを例示した。また、原則1割となっている75歳以上の後期高齢者の窓口負担は「あり方について検討する」とした。

 ただし、社会保障費の伸びの抑制は、決して容易ではない。団塊世代の高齢化を考えれば、基本方針に示されたような歳出削減では不十分であり、社会保障制度の抜本的な改革が必要だ。具体的には、年金支給開始年齢の引き上げ、マクロ経済スライドの完全実施が必要だろう。また、医療では、自己負担率の全般的な引き上げが必要とされるだろう。

世論調査

質問1 日本では、財政赤字への対処で国民がいずれ負担を負うことになると思う?



仮装社会(6)仮装社会の具体例ー2、年金制度

2014年10月31日            

    

「201410311537.mp3」をダウンロード



原因: 日本国民の年齢分布の変化と国民の理解不足
結果: お金だけしか頼れない、昔より不安定な老後
仮装化:仮想的な年金だけが存在し、不安で貯金するので消費税が上がる
崩壊: 安心である程度ではあるけれど豊かな一生

2010年の時、2050年 の日本の人口分布(何歳がどのぐらいいるかという基本的な数値)は詳しく推定されている。その国の人口分布というものはどんなことを計画するにしても欠か せない数値なので精密に計算されている。学校の建設、教員の養成数から始まって産業での人の問題、高齢者医療などすべてのことに「人口分布」が関係してく るからだ。

そして、結核、戦争、貧困が解消された今から50年ほど前(1960年代)には高度成長が始まり、工業化が進み、人口分布の変化、家長制度の廃止と新しい家庭像が推定されるようになり、「将来の日本の高齢者のあり方」が定まった時代だった。

それまでは若い人が多く、老人が少ない社会だった。おおよそ言えば、100万人の人が生まれると40歳ぐらいまでに半分死に、長く生きる人が80歳で終わりになるという感じだ。ちょうど、人口分布の図がピラミッドのようになるので「ピラミッド型人口分布」と呼ばれていた。

し かし、医療や栄養状態が良くなり、平和になることによって国民がより強く健康や安全を志向するようになると、当然、長寿になる。一方、戦争が終わると民族 として子どもを産む意欲が欠けてくるので少子化になり、ピラミッド型から「長方形型」(ある年齢を切り取ると、その歳の子供も60万人、老人も60万人のような感じ)になる。

また、明治以来続いた家父長制度が廃止され、「家」がなくなって「個人」になると子供が親を扶養しなくなるので、定年後のお金を生活を国が保証しなければならない。そこで1961年からすべての国民を対象とする「年金制度」が始まった。

年金の構造は次の3つがある。
1) 積立型:一人の個人が若い頃積み立てて、老人になったら積立金をもらう。
2) 賦課型:若い人が年金を払い、その年のうちに老人に渡す。
3) 税金型:年金と税金を区別せずに税金のうちから年金を拠出する。

こ のようなシステムを作るのは、「老後のお金を個人で貯金しておくことはむつかしい」からだ。個人で自分の老後を保証しようとすると、自分がいつ死ぬかわか らないし、どのぐらいの病気になるか、社会がどう変わるか、インフレになるかなどいろいろなことを考えなければならない。そして一つ一つにかなりの幅があ るので、高額の貯金をしてもまだ不安だ。なかには若い頃から計画的に老後の貯金をしない人もいて、その人が野垂れ死するような社会も問題だ。

と ころが社会全体で老後に備えると、平均寿命で死ぬとすればよいし、治療に要する総医療費もわかる。問題はインフレぐらいで、あとは問題がなくなる。だから 社会制度としては個人より政府が関与して年金制度でやるのが適当で、その次が税金で社会保障の中に入れてしまうということだ。

積立型の場合は大きな欠点が二つある。一つは国民が積み立てたお金を「どこにしまっておくか」ということで、現実にはお金をしまうところもないし、40年間も安定した投資先もない。第二には、インフレが起こるので最初に積み立てたお金はインフレ率をカバーできる投資先に投資しなければならないが、それはリスクがある。

1950年代に制度設計をした当時の厚生省の年金課長は「日本の年金が崩壊する」ということがわかっていて積立型年金でスタートした。なぜ彼は「崩壊するのがわかっているのに年金をスタートしたのか?」を理解しておく必要がある。

崩 壊すると予想したのは、第一に積み立てたお金が数10兆円になるので、政治家をはじめとして多くの人がそのお金を狙うので、防ぐことができないというこ と、第二にインフレが起こるから「貯めたお金の分だけ返すことができない」ということだ。現実にはそれに加えて、集金とお金の管理に慣れていない社会保険 庁が「記帳漏れ」、「徴収漏れ」を連発したという事情もあった。

か といって、賦課型もうまくいきそうにはなかった。近い将来、少子化高齢化が予想されていたので、若い人が老人の年金を支払うといっても負担が増えるから だ。その時にはまだ産業構造の転換が遅れて定年制度の廃止までは行っていない。そうなると高負担で社会が混乱する。賦課型の場合、もし負担率さえ妥当なら その年のうちにお金をさばくのでインフレの心配もないし、お金が溜まっていないので政治家も狙ってこない。

でも1960年代、まだ「新しい家庭像」がはっきりしないうちに、到底、少子化高齢化を予想した年金などは国民の理解を得ることができないので、厚生省は崩壊を承知で積立型年金を始めた。つまりNHK、東大教授などが勇気があり、誠実で、困難でも事実を説明する勇気があったら出来るかもしれないが、それも期待できず、世論は「自分が得する方向」に進むだろう。

仕方なく「積立型」で年金がスタートし、30年後に崩壊して社会保険庁がなくなり、「年金が崩壊したのは少子化だ」という事実と違うが国民が容易に理解できる政治課題で交わすことになった。かくして、国民は年金として貯めてきたお金の3分の2ぐらい(およそ100兆円規模。ひとりあたり100万円程度)を失った。後に整理するが赤字国債の発行なども合わせると、国民の損害額は1000兆円、ひとりあたり1000万円に及んでいる)。

現 在、年金制度は迷走している。誰も触れたがらない。積立型年金から自分が積み立てるのだから「少子化」など関係がないが、「少子化で年金が大変になる」と いうまったく見当はずれのことが言われる。仮装社会の典型的な現象で、「賦課型では負担が大きい、積立型は崩壊する。でも、本当のことは見たくない」とい うことで、「形式上、年金制度があるが、もう一度、崩壊しないと国民の理解は得られないだろう」という状態にある。

解決策はあるが、どんな解決策も、1)インフレがある、2)お金があれが政治家が狙う、3)定年を伸ばさなければならない、4)人によって損得が多い、ことを覚悟しない限り、解決策を出しても潰されるだけなので、誰も言わない状態が続いている。

(平成261031日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

ガン治療の維新が始まる~ある医師のブログより(1)

がん治療の維新が始まる ~ある医師のブログより~1
 
田村正道 ( 53 建築士 ) 15/05/31 PM07
「AWG治療」「高濃度ビタミンC」「アミグダリン」
がん治療や抗がん剤としての効果が認められながらも、葬り去られてきた。
今、志のある医師達は、あまねく人々の期待に応え、その事実を明らかにしようとしている!

うしおえ太陽クリニック 統合医療ブログより引用します。

~~~引用~~~
隠された真実~がん治療の維新が始まる


少し自分勝手な意見を言わせてください。
あくまで私の勝手な意見です。
患者さんと親身に話していて心が痛むことがあるのです。

今日も、昨日も、毎日のように私のクリニックの患者さんが言います。
「先生、私のように進行がんでも(あるいは転移のある末期に近いガンでも)抗がん剤を続けなければいけないのでしょうか?抗がん剤を打つと体がだるくなって髪の毛が抜けて食欲もなくなるし、白血球も下がります。免疫が低下したら癌が増えるんじゃないかと不安になるんです。」

患者さんは必死である。もちろんガンから生還したい、まだ小さな子供がいる、自分の人生を自分らしく高齢になっても生き抜きたい、思いはさまざまである。

抗がん剤は延命にはほとんどなっていないというデータがある。オーストラリアの研究だったと思う。2%の延命率だそうだ。しかし、抗がん剤の通常量投与は患者さんのQOLを大いに下げてしまう。延命にもならないのに、QOLを下げてしまうのにどうして抗がん剤の通常量投与にガン専門医はこだわっているのだろうか?休眠療法など認めないのが彼らの言い分である。

ガン専門医とは通常、抗がん剤の専門医といって良いだろう。決してがん治療の全てを網羅しているわけではない。私も抗がん剤の専門ではないから、ガン専門医ではないだろう。私は自分を自然療法の専門医だと考えている。

副作用がなくて抗がん剤と同程度、あるいはガンの縮小では抗がん剤以下しか効果がないかも知れない。しかし、抗がん剤よりはQOLは上がるし、場合によっては延命する。それは調べてみればわかる。学会でもデータは発表されている。

しかし、日本の医学はまったく自然療法を認めていない。というかまともに研究もしていない。どうしてだろう?
ビタミンCの抗がん作用は1970年代にライナスポーリングとイワンキャメロンが臨床データを出していたのに名誉なクリニックが捏造データで葬り去ってしまった。

これが患者さんのためだったのだろうか?
2005年になってインターネット上にビタミンCが癌に効果があるという矛盾のない論文を、立派な志を持った医師たちが発表して認めざるを得なくなったから黙って認めているようであるが、それが医師としての正しいあり方だろうか?それでもいまだに、頭の固い医師たちは認めようともしない。

それって自分たちのプライドのためですか?患者のためですか?
 

 

以上は「るいネット」より

米国は一足早く癌治療の改革をやっています。日本は遅れています。製薬会社と医者が儲かる為に 今の利権を逃したくないために改革が遅いのです。業界の反発を恐れて厚労省も腰を上げないのです。患者が動くしか方法がないのです。  以上

2015年10月21日 (水)

マスコミ:キャメロン首相が核兵器の使用を正当化する

ラジオ放送
キャメロン英首相

マスコミ:キャメロン首相が核兵器の使用を正当化する

© REUTERS/ Peter Nicholls
欧州
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1550214

英国のキャメロン首相は、いくつかの状況では、核兵器の使用は正当化されるだろうとの見方を表した。

キャメロン首相は、マンチェスターで行われた保守党の党大会で、労働党のジェレミー・コービン党首が以前、たとえ英国が核攻撃の脅威にさらされたとしても、核兵器の使用を命じることはないだろうと述べたことを批判した。キャメロン首相は、「これは我々の国家安全保障を損ねるものだ」と指摘した。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。

キャメロン首相は、「皆さんは、(核兵器の使用が)正当化されるであろう状況があることを認めなければならない」と語った。

今年の選挙運動期間中、英国の核ポテンシャルの刷新は、最も議論を醸す問題の一つとなった。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/europe/20151005/994756.html#ixzz3ngbvoikI

以上は「sputnik」より
このような政治家が存在する限り人類は核兵器により絶滅する可能性が消えません。以上

東京五輪エンブレム盗作疑惑ーさらにコピペ疑惑も浮上

Wed.2015.08.12 

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東京五輪エンブレム盗作疑惑ーさらにコピペ疑惑も浮上

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世界から「パクリの常習犯」のレッテルを貼られた佐野研二郎

答えはもちろん、「盗作の蓋然性は100%に限りなく近い」である。
この事態を収拾するためには、盗用したことを認めて撤回する以外に方法はない。いつまで御託を並べていると確実に国際問題に発展する。またまた私たちの血税で尻拭いだ。

だからといって、世界中のただの一人も彼に同情などしないだろう。彼が盗作の常習犯であることは、本職のデザイナーであれば、瞬間的に分かるからだ。ただ、日本人の情緒性からすれば、彼を若干擁護すべき点もひとつだけある。

どこでも当てはまる無機的な東京五輪のエンブレム

すっきりしないのが、盗作疑惑が沸騰している東京五輪のロゴ(この場合、エンブレム)の開発者である佐野研二郎氏。
8月3日付けで、彼が主宰するデザイン工房「MR_DESIGN」名義で声明を出している。

5日に記者会見を行って、「一切、そのようなことはありません」とだけ弁明した。本来であれば、彼なりの理論を武器に応酬すべきであるところが、彼自身が盗作であることを承知しているので、それができないのだ。
この会見で彼なりに理屈を言っているが、幼稚すぎて話にならない。
ただ、何分、デザインの盗作云々の話は抽象的な世界でのことなので、一般向きに平易な言葉を選んで、慎重に説明はしているようだ。

ここで、すっきりさせたい。

結論から言えば、間違いなく盗作である。
ただし、一般の人が言っている盗作とは、少し意味が違う。それを最後に説明したい。

その前に、みなさんは、このロゴからどんな印象というか、波動を受けますか、と問いたい。(文章の流れに過ぎないので、メールよこさないでね)
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まず、色目が暗い。
それに日の丸の要素が非常に不安定に感じる。

もっとも不自然なのが、Tokyoの「T」をデフォルメしたと佐野氏は説明しているが、どう見てもTokyoの「T」が視覚的に迫って来ない。

良い点を懸命に探そうとしても見つからない。全体的には、非常に暗く不安定な日本の未来を暗示していると言わざるを得ない。
下部の五輪と上部のデザイン部分がミスマッチである。

この人、本当にCIやVI(ビジュアル・アイデンティティー)を勉強したデザイナーでないことは、デザインを少しかじった人であればすぐに分かるはずだ。

私もこうした場に何度か参加した経験があって、どんなプロセスで決定に至るのか知り尽くしている。特にCIの理論はよく勉強した。

ロゴを開発するCIやVIのデザイナーとは、佐野氏のような人ではない。デザイナーでありながら、ブランドのマーケティングをやっているような人は、かなりの理論家で博識の人が多い。まるで数学の研究者のようなCIデザイナーや、探検家のようなのもいる。

私は発注する側の人間だったから、ある段階までは傍観者に徹していたわけだが、そこで見知ったことから、簡単なデザインであれば、プログラム・ソフトを使って自分でやってしまう。だから抽象的な理念を具象化する考え方やプロセスは知っている。

そうした意味で、他のデザイナー(パッケージ・デザイナーやグラフィック・デザイナーなど)とビジュアルのアイデンティティーを開発するデザイナーとは異質である。

CIやVIの開発を担当する司令官であるアート・ディレクターは、たいていの場合、ブランド・マーケィングも統括することになる。

具体的には、ぶ厚い仕様書(バインディングで閉じるようなマニュアル)に基づいて、スタッフのTシャツから選手村のレストランで使う食器類、宿舎のタオルに至るまで、このロゴが印刷されるのである。

また、観客に販売する各種ノベルティーから、案内パンフなどの各種印刷物や無料で配る扇子や団扇などにも、このロゴが印刷されるのである。

テレビのリモコンのスイッチを入れれば、スポーツニュース番組にこのロゴが露出されるし、書店に行って立ち読みしようとすれば、平積みで置かれているグラフィック誌に、どうしても目が留まるはずだ。そこでも、表紙に掲出されたこのロゴを見せられることになるのだ。

このロゴがどうしても「Tokyo」を表していると言い張るのであれば、どうして、最近よく見かけるデザインであり、流行りのツートンのカラリングにしたのか納得のいく説明をしなければならないところだが、それはできないだろう。

カラーチャート集という見本があるが、このカラリングは、もっともベーシックな色使いであって、今どきのデザイナーなら、こんな色目にはしないはずである。これは過去のものだからである。

はっきり言えば、あまりにもレベルが低いデザインなのである。彼は何も勉強していない。

私がもし、このロゴにキャッチフレーズをつけるとすれば(通常、ロゴにキャッチフレーズを付けることはないが)、「死んだ街・東京」である。あるいは、「静止した街・東京」である。それが外国の人に「成熟した都市」と受け止められることを祈るだろう。

このロゴには、スポーツの祭典らしく、はつらつとしたイメージはどこにもない。カラリングの全体の基調も暗く、いったい何を訴えようとしているのか、まったく伝わってこない。

試しに、デザイン下部のカラフルな五輪部分を手で隠して見てみれば納得するはずだ。

ロゴとは、大仰に言えば哲学であり共感であり、理念の反映である。抽象的な言い方をすれば、「社会と人間との関係性が交差する焦点」に結ばれる「像」である。それをシンボライズしたものがロゴである。

このデザインを東京五輪のロゴとして採用した審査委員たちは、どれほど感性の鈍い輩なのか見てみたい。
私は、こんな気分の滅入るようなロゴは見たくない。
盗作人間の薄汚い顔が浮かんできてしまうからだ。

ひょっとして、佐野氏は「日本」の心、「東京」の心を知らないのかもしれない。盗作疑惑がなくても、このロゴは使えない。

発注をかける前に、別の案を出させて、もっと感性の豊かな審査員による選定を行うべきである。このロゴは、大きな問題に発展しそうだ。
数十億円の制作作業に入ってしまったら、手遅れになってしまう。

いい加減に血税で尻拭いをさせないでくれ。

理念があれば、すべてが整合するのが不思議なデザインの世界

たとえば、「人にやさしく」・・・これは普遍的なことである。

では、どのように「やさしく」するのか・・・「叱りながら祈る」、「そのまま素直に表現する」、「どんなに辛くても、ニコニコ微笑んでいる」、「自己犠牲の精神にあふれている」、「そっと寄り添う」、「ネコっ可愛がりする」・・・。

時代を異にしても普遍的で変わらない人間の根源からの発露をどう表現するかで、その人の個性が発現される。

ただし、「ぶれない」という個性は、両刃の剣である。

「偏狂で独善的」、「頑固者の狭量」、「志操堅固ではあるが融通が利ない」、「自己肯定的で他の価値観を受け付けない」などなど、ネガティブな面にも通じる。

自分の精神が快適で心地良い状態にあるときだけ「ぶれない」というのでは、その人の精神的な根っこは怪しい。それは「ふり」をしているだけだからである。

そうならないように、時には自分を否定し、内省し、他人を知らずのうちに傷つけていないかチェックすることは必要である。

自分の取った手段が適切だったのか、自己満足ではなかったのか、潜在意識の中で他人と区別したいという願望が働いていないか・・・いろいろチェックするのである。

そのことによって、今日の自分と明日の自分がコロッと変わってしまっても、それは恥ずかしいことではない。事態を良くするためには、恥も外聞もない、という心境になれば、スッと楽になる。葛藤する対象が消えてしまうからだ。

自分の欲望を抑えるのではなく、その欲望を事態の改善に向けることによって、欲望が正しく振り向けられるようになってくる。そうしているうちに、欲望そのものを苦もなくコントロールできるようになってくる・・・

さて、なぜこうした導入を長々と書くのかというと、東京五輪には、この普遍性がないということを指摘したいからである。

唯一の被爆国である日本が、そのまま世界に誇れることは、「戦後70年の間、私たちの税金で国が購入した兵器を持った自衛隊が、ただの一人も殺していない」ということである。

平和を希求し、それを行動で示すことに、どの国の外国人も日本人を疑わない。
彼らは「日本人は、本当に平和を願っている国民だ」と私たちが説明しなくても信じてくれるのである。あのISISでさえそうなのである。これは、物凄いことなのである。

なぜなら、アメリカ人が「切実に平和を求める」と言ったところで、戦争によって飯を食ってきたような国の人間を信じろというほうが土台無理というものだからである。

これこそが日本が世界に発信していくべき世界平和の「標準」なのであり、無形の財産である。そして世界の人々は、その日本の富に羨望のまなざしを送っているのだ。

日本が、それを行動で示せば示すほど、その無形の富は増えていく一方なのである。それが最高の国防になる。これは私の甘い見方ではない。世界中を見渡してみて、初めて分かることなのだ。

この東京五輪のロゴには、その欠片もない。日本のアイデンティティーを発揮するまたとない機会を、みすみす潰しているのである。

前稿で書いたように、なぜ新国立競技場の建設で、こんなトラブルが起きてしまうのかというと、東京五輪には普遍的な理念がないからである。

それは、各国のリーダーが示すべきことであるが、このトラブルによって証明されてしまったことは、日本には真のリーダーがいない、ということである。

真のリーダーは理念から生まれる。
安倍晋三らには、それがないどころか、逆の「悪」があるだけである。だから、東京五輪は開けないか、失敗すると私は断言しているのである。

国としての普遍性から、たった一つの理念が生まれる。(これを、東京五輪の場合に限って、「コンセプト」と言い換えてもいい)
それは「平和」である。

しかし、なんと平和のデストロイヤーが平和を訴えているのがヘンテコリンな国・日本だ。

一つの確固たる理念があれば、不思議なことに、その理念の下に、ロゴも新国立競技場の外観デザインも、すべてのデザインの間に整合性が生まれるのだ。

だから、そもそも、それらの間に不協和音など生じるはずがないし、オリンピックに向かう国民の行動にも矛盾がなくなる。これは、体験した者でなければわからないだろう。

その一つの理念とは、唯一の被爆国である日本の場合は「平和への永遠の希求」である。これ以外の普遍的な理念は存在しないだろう。

だから、おそらく新国立競技場を設計したザハ氏に対するオリエンテーションにおいても、それが伝えられていないから、突拍子もない(気持ちの悪い)受け狙いのデザインが出てくるのである。それを「やけくそ」という。

だから、今回のロゴにしても、安値のデザイナーからテクニック論だけの差別化のない盗作デザインしか出て来ないのである。
オリンピックを推進する人間たちが、安倍晋三を筆頭として、ゼニゲバの好戦的で安値の人間だからである。

そうした社会では、当然、騒々しい「やけくそ」が受けるのである。

いずれにしても、精神的な「核=コア」がない東京五輪である以上、これからも整合性において、何度も分裂し、矛盾が噴出することは避けられない。

「似ていることは認めるが、それでも似ていない」??? 

結論は、「彼はデザインの素人であり、CIもVI(ビジュアル・アイデンティティー)も、その基本的な理論も学んでいない」ということである。これは確信をもって言うことができる。実は、盗作などは二の次の問題なのである。

どうも、佐野氏にとっては、デザイナーは天職ではないようだ。
少なくとも、彼はロゴの開発ができるほど論理的な人間ではない。
20150811-2.jpg
左が、佐野研二郎氏のデザイン。
右が、ベルギー東部リエージュ在住のデザイナー、オリビエ・ドビ氏が開発したベルギーのリエージュ劇場のロゴである。

両者があまりにも酷似しているので、フランスのデザイン会社「Studio Debie」が自社のFacebookで比較画像を公開して指摘したことが発端だ。「Studio Debie」社は、「デザインだけでなく、フォントも似通っている。これは偶然などではない」と主張しているが、これだけは気の毒だ。

デザインによっては、使えるフォントは限られてくる。偶然に同じ書体を使うことは珍しくない。

佐野氏は、5日の記者会見で「ベルギーのロゴを見たこともなく、まったく知らない」と主張。記者からの質疑応答の際に「過去の作品についても似ていると指摘があるが、それについては?」との質問に、「そのような声があるとしたら残念。一切そのようなことはありません」と答えた。

佐野氏の盗作疑惑に対する説明は、ロゴを作成するにあたっての彼の哲学のようなものに話をすり替えていることが分かるはずだ。
だから、彼は、盗作したことを自分から認めてしまっていることに気が付いていない。

なぜだか分かるだろうか。

彼が「ベルギーのロゴを見たことがない」と言ったところで、盗作していないという証拠にはならない。
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「ロゴマークが似ていることについては認める。
しかし、考え方が違うので、まったく似ていないと思った」。

意味不明な弁明。

それに「思った」とは、どういうことなのか。主観を言っているだけである。
どんなマークも「見た目」である。見た目で似ていると認めながら「違う」と言っているのである。論理破綻している。

もし彼が本当に盗作していないのであれば、彼の対応は「すぐにデザインを作り直しますが、どの程度、今のロゴ・デザインをデフォルメすればいいのか、それは私たちのクリエーティブの領域なので口出しないでほしい」と、やんわり相手に念押しするはずなのである。

さらに言えば、盗作していようが、していまいが、それ自体が問題なのではない。「確かに酷似している」という事実が問題なのである。

それを佐野氏は「ベルギーのロゴを見たことがないので模倣ではない」と言っている。

これでは、安倍晋三が、違法献金を受けた閣僚を弁護するときに、「知らなかったのだから違法ではない」と言った理屈と同じである。
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「似ていることは認めるが、ポリシーの違いを説明すれば分かってくれる」・・・はずなどないだろうに。

ポリシーなど、後からいくらでも考え付く。いくらなんでも非常識である。
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彼の発した言葉の一言一句を取り上げ、彼の表情の変化をわざわざ分析したりしなくても、上の記者会見の動画を良く見れば、「私がやりました」と言っていることが分かるはずだ。

分からない人は、彼のロゴ・デザインを採用した審査員ほど鈍感な人である。

こんなことを言っていると国際問題に発展する。彼は著作権を本当に知っているのだろうかと疑う。

ここで一息。佐野氏の盗作の数々を確かめてください。

なんと、ここにきてコピペ疑惑も浮上。これは序の口である。次から次へと盗作疑惑は出てくるだろう。(下の画像をクリック)
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なんと、佐野氏は多摩美の教授だそうだ。教授会の面々の目は節穴だということである。

弱小零細デザイン会社にたかる悪徳AE(アカウント・エグゼクティブ)

「結論から言えば、間違いなく盗作である。
ただし、一般の人が言っている盗作とは、少し意味が違う。それを最後に説明したい」と書いた。

また、「ひとつだけ佐野氏を擁護する点がある」とも書いた。

それを説明したいと思う。

まずは、「一般の人が言っている盗作とは、少し意味が違う」という意味についてーーー

「盗作」や「盗用」などは、日常茶飯事である。

作家、ジャーナリスト、クリエーター、ミュージシャン・・・「盗作など今まで一度もしたことがない」と言い切れる有名アーティストは、ほぼいないと言っていい。

私の知り合いの人気作家は、盗作騒ぎに巻き込まれてさんざんな目に遭った。

唐突なたとえだが、「本州でツキノワグマに遭遇しても対処を間違わなければ危険は回避できる。しかし、北海道で人間を恐れないヒグマに出くわしてしまったら、死を覚悟するか戦うかのどちらかを2秒以内で即断しなければならない」と阿仁のマタギたちは言う。

私なら、「ヒグマのいるような地帯に入り込む時点で失格だ」と言う。ヒグマに至近距離で出会うような人間は、そのとき、奇跡が起こって助かったとしても、別の事故で命を落とす。私は出会ってしまったので、以来、「過信は最大の敵」と心得るようにしている。

著作権法違反についても、まったく同じである。

相手の作品の裾を踏まないように、細心の注意を払うことは言うまでもない。相手のテリトリーには、絶対に入り込まないことが重要なのだ。

それでも、「つい、うっかり」の場合もあるということを想定して、「申し開き」できる説得論理を考えながら「流用」することはある。それも、本当に仕方なく、である。

要するに、程度の差はあれ、みんな盗用している。

ただし、それを素材として使用するか、佐野氏のように、原型の名残を留めたまま自分の作品にしてしまうかの差が大きいのである。それを「パクる」というのである。

佐野氏のように多忙であれば、ロゴをいちいち考えている時間などない。ロゴの開発などは時間をかければきりがないから、ある程度、流れ作業で進めなければならない。

そこで、事務所のスタッフか、あるいは「できる外注デザイナー」に、インターネットで世界中から素材を集めさせる。これは、やや高度な検索作業ということになる。同じデザイナーでなければできない。

その中から視覚的に気に入ったものを数案ピックアップする。
「気に入ったもの」という意味は、後で論理構築できそうな「意味性のあるもの」という意味である。

そして、さら絞り込んで、そのバージョンを作成する。バージョンは、最低でも数十案、多いときは、数百もの案を作成する。

まあ、こういうものである。これを「カンプリヘンシブ」と呼んでいる。
Rを微妙に変えたり、天地×左右の比率を100分の1だけ変えるだけで、印象は変わって来る。

それを何十案も、腹の出たお偉方に提示するのである。
彼らは、デザインなど分かっちゃいないし感性も鈍い。しかし、それでいいのである。デザイン審査会など、単なるセレモニーに過ぎないからである。

訴訟を起こすと言っているベルギー在住のデザイナー、オリビエ・ドビ氏の作品は、優れているが、ベルギー語やフランス語でなければ、少々の検索作業ではヒットしない。まず、英語の固有名詞に直してから検索しなければならない。

こうしたすぐれた作品ではあるが、ネットの谷間にひっそり佇んで人目につかない素材を発掘するのが、佐野氏は上手だ。
そして、それを少しだけデフォルメして「自分の作品」だということにしてしまう。

だから、自分の作品を盗まれたクリエータ―が怒り心頭に発するのも無理はないのである。佐野氏のやり口が汚いのである。


最初の素材を他人から盗むのも問題だが、それはある程度容認できる。

というのは、自分で、「ここは、こうしたい」、「あそこのカドカドは、もう少し丸みをつけたい」とやっているうちに、他所から持ってきた素材が、原型の片鱗さえ留めず、まったく別物になってしまうのだ。それは、著作権法違反ではない。

だから、クリエーティブな作業であることには変わりはないのである。もちろん、そのクリエーターの作品だとして法的にも、まったく問題はない。

佐野氏の場合は、「常に」だが、デフォルメの程度が浅すぎるのだ。素材を大していじくっていないので、自分の作品にまでなっていない。

それをクライアント企業の前でプレゼンテーションして、数百万円のデザイン料をせしめてしまうのだから、彼から盗まれたクリエーターすべてが著作権法違反の訴訟を起こせば、少なくとも数十億の損害賠償請求がクライアント企業と盗用されたクリエーターから舞い込むだろう。

なぜ、彼を起用してクライアント企業につないでいる広告代理店のAEは、こんな“デザイン界の自爆テロリスト”を使い続けているのだろうか。

断言するが、その広告代理店のAEは、佐野氏の盗作癖を確実に承知しているハズである。

事実が次々と明るみに出てくると、その広告代理店のAEは詐欺罪で告発されるだろう。著作権法違反の範疇では収まらない可能性がある、ということである。

この問題に関連しているのが、二つ目の、「ひとつだけ佐野氏を擁護する点がある」と書いたことである。

それは、「東京五輪のエンブレムは自分の集大成だ」と言っていることからもわかるように、彼は、本格的なロゴやエンブレムの開発の経験がない。これは同じデザインと言えども、高度な知性が要求される仕事なのである。

なぜ未経験の佐野氏を起用しようとしたのか。
それは、いったい誰なのか。

彼は博報堂の出身である。
私は、弱小のプロダクションにたかるAEを何人も知っている。みんな部長クラスである。

ただし、部長とはいえ、部下が一人もいない部長が広告代理店には何人かいるのだ。つまり、共犯関係にあるのは、そのデザイナーとAEだけだから、社内の他の人間もなかなか尻尾を掴むことができないのである。

下請けの制作会社は、仕事を受注した見返りに、その担当AEに現金を包んで持っていくのである。いわゆるキックバックである。

多い場合は、1000万単位になることもある。これは闇の金である。実質的な損害を被るのはクライアント企業であるが、その発注担当者も広告代理店のAEとグルになっていることがたまにある。

特別な才能のないアート・ディレクターを起用したのは、佐野氏を金づるにしようという広告代理店のAEがバックにいる場合がほとんどである。

以上は「kaleido scope」より
エンブレム発表を見た時の第一印象が、何か不吉な感じを持ちました。嫌な感じです。早速盗作疑惑が上がりました。早めに変更するのが一番です。使い続ければ必ず悪いことが起きるでしょう。そして2020年五輪返上もあり得ることになりそうです。    以上

カナダ沿岸警備隊の砕氷船CCGSアムンゼンが過去20年で最大の海氷のなかで身動き取れず

2015年07月23日


カナダ沿岸警備隊の砕氷船 CCGS アムンゼンが過去20年で最大の海氷の中で身動きが取れず


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▲ 2015年07月22日のカナダ CBC より。


昨年、南極海で、ロシアの砕氷船「アカデミック・ショカリスキー」が氷に阻まれ身動きが取れなくなり、その乗客の救助に向かった中国の砕氷船「雪龍」もまた身動きがとれなくなったという出来事がありました。

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▲ 2014年01月06日の AFP 南極海、ロシア船乗客救助の中国船も立ち往生より。


結局、アメリカなど各国の協力で救出されたたのですが、皮肉だったのは、このロシアの調査船には「地球温暖化の調査をするために南極に向かった科学者たち」が乗っていたのでした。

「どれほど温暖化が進んでいるか」という調査に向かう途中、かつてないほどの量の氷の中で立ち往生してしまったのです。

このことについては、

南極の氷の中から立ち昇った炎 : 科学誌ネイチャーが地球温暖化調査団のリーダーによる擁護記事を掲載。そしてそこで知る真実
 2014年01月07日

という記事に書いたことがあります。

今回ご紹介するのは、カナダの砕氷プログラムの調査船が、出港直後に「かつてないぼとの量の氷に阻まれて立ち往生した」という報道です。

北極圏の海氷も増え続けているのかもしれません。


ツイッターに投稿されたCCGSの周囲の様子
ccgs-in-seaice.jpg
CBC.ca


カナダ CBC の報道をご紹介します。



CCGS Amundsen re-routed to Hudson Bay to help with heavy ice
CBC (カナダ) 2015.07.22


砕氷船 CCGS アムンゼンは、極端に多い氷のためにハドソン湾へのルートを変更しなければならなくなった

砕氷研究プログラムの 20年の中で過去最悪の氷の状態による変更


慎重に計画された 115日間に及ぶ科学探検調査船 CCGS アムンゼン( CCGS Amundsen )は、ハドソン湾の極端な量の氷により立ち往生したことにより、補給ができないでいる。

これは計画に大きな影響を与えると、この研究をコーディネートするアークティック・ネットのエグゼクティブディレクターは述べる。

「いらいらする状況が続いています」

CCGS アムンゼンは、夏の間、1日 24時間の実験をおこなう海上研究センターとして働く。
今年は北太平洋での実験が予定されていた。

現在、砕氷船は、ハドソン湾東部での補給をおこなうために、ルートの変更を強いられている。


20年間で最悪の条件

カナダ沿岸警備隊のアシスタント・コミッショナーは、7月21日、この 20年間で見てきた中で、最悪の氷の状態だと述べた。

北極で利用可能な砕氷船は、カナダに2つだけで、そのうちのひとつ CCGS ピエラ・ラディッソン( CCGS Pierre Radisson )は、すでに、他の海域で補給船の護衛をしているため、選択肢としては、アムンゼンを再配備するしかない。

しかし、ミッションに戻るには、立ち往生しているアムンゼンを氷から救出する必要があり、もう一台の砕氷船が必要だとアシスタント・コミッショナーは述べる。他の計画が検討できないかどうかが話し合われている。

以上は「地球の記録」より
一般的には温暖化が言われていますが、現実にはすでに寒冷化が徐々に進行中なのです。2030年頃がピークの一時的な寒冷化です。              以上
 

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(5/6)

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
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数字の操作で問題を
見えなくしているだけ

 以上で見た政府の財政再建計画に対して、つぎの諸点を指摘したい。

(1)地方財政の基礎的財政収支は、2015年度において黒字であり、今後赤字化してもあまり大きな赤字ではない。問題は国の一般会計であり、これについて見る必要がある。

 国の一般会計の基礎的財政収支は、15年度において対GDP比マイナス3.9%であり、かなり大きい。

 ベースラインケースの場合は、18年度でマイナス3.1%、20年度でマイナス3.1%、経済再生ケースの場合は、18年度でマイナス2.6%、20年度でマイナス2.3%程度となる。

(2)PBより国債利払いが重要。

 基礎的財政収支だけでなく、歳出の総額を見る必要がある。なぜなら、問題となるのは巨額の国債残高がもたらす国債費であるからだ。

 ところで、先述のように、公債等残高の対GDP比は、経済再生ケースの場合は20年度に186.0%程度となり、その後も23年度にかけて横ばい圏内で推移する。

 しかし、こうなるのは、経済成長率が高く、金利が低く想定されているからである。

 具体的には、ベースラインにおいては16年まで、再生ケースにおいては19年まで、名目成長率が名目金利より高く想定されている。

図表2には、IMFの見通しが示されている。これによると、日本の実質成長率は、1%にもならない。ギリシャの経済成長率より低い値しか見込まれていない。

 ベースラインでは、経済成長率は実質1%弱、名目1%半とされているが、これすら実現できないことになる。

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以上は「diamond online」より

仮装社会コラム、日本というのはどういう国か?

2014年10月30日            

    

「201410301005.mp3」をダウンロード



世界で11ドル以下(100円以下)で生活している人の割合を示した図がある。

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当 然のことでもあるけれど、先進国はほとんどが極貧者はいないが、東ヨーロッパ、韓国、ポルトガルなどが先進国でも極貧者がある程度いて、社会がやや歪んで いることがわかる。東ヨーロッパや韓国は世界でも断然、自殺者が多いことでも知られているが、「極貧者がいないのに自殺が多い」という国が日本でもある。

次に「社会の均一性」、つまり大金持ちと貧乏人がいない国というと、極貧者のいない国の中では日本とドイツである。11ドル以下の人たちがいる国で貧富の差が少ないというのは多くの人は貧乏ということなので、あまり社会としては良いとは言えないだろう。

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日本もこのところ、貧富の差が大きくなってきた。ある自動車会社の経営者は10億円も年俸をもらっているのに、200万円以下の人が30%近いということが心配されている。しかし、日本の今までの伝統もあって、世界的にみると貧富の差は小さいほうだ。

し かし、正規雇用と非正規の問題、男性と女性の問題などがあり、日本も楽観はできない。非正規雇用はこれまでの日本の成長が「正規雇用者の誠実な仕事」に あったことを考えると、「悪しきアメリカの例」を自民党政権がとったことが問題である。また、男性の賃金を抑えて生活を苦しくし、平均すると半分の賃金で 住む女性を「活用」するという社会も、わたしは日本の良き伝統とはあいいれないと思っている。

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三番目は寿命だ。日本人の寿命が長いことはすでに知られているが、イギリス、フランス、スペイン、ギリシャ、ノルウェー、カナダ、オーストラリアと並んで(ほぼトップ)に日本がいる。ドイツはちょっとだけだが80歳に届かないので、「極貧者がいない、貧富の差が小さい、寿命が長い」という3つの点から評価すると、世界で「日本だけ」が当てはまるという画期的で喜ばしい状態だ。

そ れにも関わらず、日本は仮装社会になっていて矛盾は拡大している。このことを簡単に言うと、先祖や親の作り上げた良い日本社会の影響がまだ残っているけれ ど、今後の見通しはあまり良くない、それは「豊かさに甘んじて仮想的な現実の中に生きようとしている私たち」ということになるだろう。

対立軸のない政治、二世議員の進出なども「今は豊かだから油断している」ということのひとつの証拠のように思う。

(平成261029日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

「朝食が重要」はウソだった・・ので、朝食抜き「断続的断食法」の理論と実践

「朝食が重要」はウソだった...ので、朝食抜き「断続的断食法」の理論と実践
 
増田貴光 ( 20代 会社員 ) 15/05/31 AM00 【印刷用へ

「痩せるために食事を抜く」という断食法の中でもちょっと特殊な「断続的断食法(Intermittent Fasting: IF)」について詳しい記事を紹介します。健康のためにいろいろ試している人にとっては、IFは強力な味方になるのかも。
IFとは、「毎日一定の時間帯は食事を摂らない」という食事方法で、通常は1日のうち、少なくとも14時間は断食です(そのうちの大部分は睡眠時間だそうです)。
リンクより引用します。
――――――――――――
┃断食を検討するだけの理由

そもそも、「一定期間食事を摂らない」という方法を試みる理由は何でしょうか? IFには以下のような健康上の効果があると、理論上は言われています。

  断食している間は代謝が増加する
  寿命が延びる可能性がある
  健康診断の数値(インスリン感受性など)が改善される
  レプチン感受性が向上する可能性がある。これが向上すると、身体が痩せた状態でも快適でいられる

IFは、通常のカロリー制限に比べて、お腹まわりなどの「落ちにくい体脂肪」を落とす効果が高いとされる。ただし、もともと細めの人でなければ、この効果は感じにくい

(中略)

┃断食は、適切に実践すれば危険ではない


私がIFの最大の欠点だと思うのは、その名称です。「断食」と言ってしまうと、多くの人は危険だとか、非生産的だとか感じるようです。でも実際には、適切な長さの断食なら、危険でも非生産的でもないのです。

(中略)

なお、IFの潜在的なリスクは(もしあるとすればの話ですが)女性のほうが高い、と指摘している人もいることは、お知らせしておくべきでしょう。文筆家で、「パレオダイエット」の専門家を自称するStefani Ruper氏は、次のように説明しています。


  多くの女性が、IFを実践したことで、不眠、不安、生理不順をはじめとする、さまざまなホルモン調節異常の症状を訴えています。私自身も断食の結果として代謝障害を経験し、そのおかげでヒポクレチン・ニューロンに興味を持つようになりました。ヒポクレチン・ニューロンはエネルギッシュな覚醒状態を誘発するもので、身体が「飢餓」状態を自覚すると、その人が眠りに落ちるのを妨げようとします。ヒポクレチン・ニューロンは、IFによって女性の身体機能が乱される原因のひとつなのかもしれません。

(中略)

┃IFの始め方

「なぜ」行うべきかという一番大変な話は終わりましたので、ここからは「どう」行うかの話です。


1.「飲食時間帯」を知る

基本はシンプル。カロリーを摂取して良いのは、「飲食時間帯(Eating Window)」と呼ばれる、日中の一定時間だけ。この時間帯は、男性で8時間、女性で10時間に設定されています(長さが違う理由は、男性のほうが女性よりも長い時間、断食に耐えられるらしいからです)。そのため、男性の場合の飲食時間帯は、例えば「正午から午後8時まで」とか「午後2時から午後10時まで」のようになります。女性なら、「午後2時から真夜中の0時まで」を試してみたらどうでしょうか。

それ以外の時間帯は、一切カロリー摂取をしてはいけません。ただし、クリームや砂糖を入れないブラックコーヒーといった、カロリーフリー(もしくは無視できる程度のカロリー)の飲み物、シュガーレスガム、少量の牛乳は認められています。それらの摂取が断食を続ける上で助けになるのなら、むしろ推奨されています。


2.飲食時間帯を決め、1週間慣らす

飲食時間帯の開始時刻は、いつも昼食を摂る時間、または、起きてから少なくとも4時間後とするのが、もっともお勧めです。私の観察した限り、開始時刻があまり早すぎると、残念な結果になることが多いようです。飲食時間帯は短いので、1日の終わりよりもかなり早い時刻に、決められたカロリー量をすべて摂取することになります。そして、ぶっちゃけて言えば、「くそー、腹が減ったなあ」と思いながらベッドに向かうのです。

この新しい飲食パターンに慣れるには、1週間ほどかかります。最初のうちは、朝に空腹を感じるでしょう。というのも、ホルモンの一種であるグレリンが、空腹感のパターンを制御しているため、身体は毎日同じ時刻に食べ物を欲しがるのです。それでも、1週間が過ぎる頃には、朝に空腹を感じず、午前中をより生産的に使えている自分に気づくでしょう。


3.「毎日同じ時間に食べる」ことを続ける

やることは、実はこれだけです! 考えすぎて、複雑な手順を踏む必要はありません。やっているのは、「毎日同じ時間に食べること」だけです。毎日の飲食時間帯を固定します。前の日にちょっとずれたからといって、翌日の時間帯までずらしてはいけません。もちろん、どうしても計画どおりにできない日は出てきます。毎日厳格にこのルールを守ることはできないでしょう。けれども、このパターンを8割がた守れれば、身体も心も次第に慣れていき、午前中に食べ物を欲しくなることはなくなるはずです。

IFは、減量や健康維持に必須とされるものではありませんが、多くの人が楽しみながら実践しており、食生活がラクになると証言しています。IFに興味が出てきたなら、とりあえず1カ月間続けてみてください。もし好きでないと思ったら、元の食事パターンに戻れば良いだけの話です。結局は、自分に向いた方法が一番ですから。

関連記事:「朝食が重要」はウソだった:研究結果(リンク
――――――――――――
(引用終)

以上は「るいネット」より

小生も今は、朝食抜きの1日2食の断食療法をしています。結果は調子はよくなりました。現在年金生活なのでできることだと思います。仕事は一切なしです。以上

2015年10月20日 (火)

露軍がアルカイダ武装集団/ISを空爆、マケインは露軍機撃墜のため地対空ミサイル供給を主張

2015.10.05
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 ロシア軍がシリアで行っているアル・カイダ系武装集団/IS(イラクとレバントのイスラム首長国。ISISやダーイシュとも表記)に対する空爆は実際に「テロリスト」の司令部や武器庫などを破壊しているようだ。アメリカが主導してきたものとは違う。西側の政府やメディアが批判するのは当然だろう。何しろ、自分たちの傭兵が攻撃されているのだ。

 本ブログでは何度も書いているが、アル・カイダとは故ロビン・クック元英首相が説明したように、CIAから訓練を受けた数千人におよぶ「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル。アル・カイダはアラビア語で「ベース」を意味、「データベース」の訳としても使われている。

 その始まりはアフガン戦争。パキスタンのバナジル・ブット首相の特別補佐官を務めていたナシルラー・ババールによると、アメリカは1973年からアフガニスタンの反体制派へ資金援助しはじめていた(Robert Dreyfuss, “Devil’s Game”, Henry Holt, 2005)が、武装集団が本格的に編成されたのは79年7月。ズビグネフ・ブレジンスキー大統領補佐官のプランに従ってジミー・カーター大統領がアフガニスタンの武装勢力に対する秘密支援を承認、その術中にはまってソ連の機甲部隊がアフガニスタンへ入って来たのは、その年の12月。そのソ連軍と戦わせるためにアメリカは戦闘員を集め、訓練し、兵器を与えた。資金を出したのはサウジアラビアで、戦闘員のリストが「アル・カイダ」。アフガニスタンとパキスタンをまたぐ山岳地帯では資金調達のためにケシが栽培され、ヘロインの密輸が飛躍的に増大する。

 シリアではアル・カイダ系の武装集団としてアル・ヌスラという名前が出てくるが、この名称はAQI(イラクのアル・カイダ)がシリアで活動するときに使っていたとDIA(アメリカ軍の情報機関)は説明している。DIAが2012年8月に作成した文書によると、反シリア政府軍の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けている。AQIは2004年に組織され、06年にISIが編成されたときにはその中心になり、今ではISと呼ばれているわけで、アル・ヌスラもISも実態は同じ。

 そうした武装集団をロシアは本当に攻撃している。その攻撃についてFoxのニール・カブトに質問された米大統領候補のジョン・マケイン上院議員は、アフガニスタンのときと同じように、戦闘機を撃墜できる武器を武装集団へ提供するべきだと語っている

 口にするかどうかはともかく、アメリカの好戦派はマケインと同じように考えているだろう。シリアの体制を転覆させるプロジェクトには、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、カタールといった国々が参加してきた。現在、ISを使っているのはトルコで、ISの最も重要な兵站ラインはトルコからシリアへ延びている。こうした国々がアル・ヌスラやISへ携帯防空システムを提供する可能性は高い。

 8月1日にはウクライナの外相、トルコの副首相、そしてタタール人の反ロシア派代表がトルコのアンカラで会い、タタール人、チェチェン人、ジョージア(グルジア)人などで「国際イスラム旅団」を編成、クリミアの近くに拠点を作ることで合意したとされているのだが、今後、全世界にあるロシアの権益を「テロリスト」に襲わせることも推測されている。

 当然、そうしたことをロシア政府も承知しているはずで、対策を練っているだろう。ロシア、アルメニア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、そしてウズベキスタンで組織されたCSTO(集団安全保障条約機構)が動き始め、9月15日にはその幹部がタジキスタンで会合を開いてシリアやイラクでのテロ活動を批判、国連の下で軍隊を派遣する容易があるとする声明を出している。さらに、ロシア、シリア、イラン、イラクの4カ国はISに関する情報を交換するセンターを設置した。アメリカの「支援」がISに対して全く効果がないこともあり、イラクの現政権もアメリカ離れを始めている。また、すでにロシアは経済面だけでなく、軍事面でも中国との関係を緊密化させている。これはアメリカの好戦派が進める世界制覇プロジェクトに対する反発の結果。

 このプロジェクトによって中東や北アフリカは不安定化しているが、それによって大量の難民がヨーロッパへ向かい、その中にはアル・カイダ系戦闘集団やISで戦っていた戦闘員も含まれている可能性が高い。ロシアの空爆を受け、逃げ出した戦闘員の一部もヨーロッパへ向かったという。そこでEUはアメリカに対する警戒を強めているようだが、ここにきてサウジアラビアもアメリカ好戦派の戦略に疑念を抱きはじめている。

 現在、最もISと緊密な関係にあるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアンはマケインのようなネオコンと同様、孤立しはじめている。そのネオコンに従っている日本の立場も微妙だ。

以上は「櫻井ジャーナル」より
現在の世界を乱す三大悪人は、米国のマケイン、日本の安倍、イスラエルのネタニヤフの3人です。一刻も早く逮捕すべきです。世界の平和のためになるでしょう。                     以上

地球の日の大噴火と母なる山の大地震(4/4)

地球の日の大噴火と母なる山の大地震4

神々が動いているさんのサイトより
http://amanohitukukami.blog28.fc2.com/blog-entry-361.html
誰もが天に昇ってこの世のことを取り仕切っているのかを知れば世の中は変わると思うのですが
いかんせん自分自身の魂が磨かれていないので天に連れて行ってもらえません。
<転載開始>
  いかにして いかに知らまし偽りを
                 空に糺(ただす)の神なかりせば  清少納言

下鴨神社(賀茂御祖神社)の玉依(たまより)姫は、神武天皇の母の玉依姫とはべつの女神だと考えられている。だがおなじ神だ。
賀茂の御祖(みおや)より、賀茂と御祖の神社と読んだ方がわかりやすいかもしれない。
ヤタガラスこと建角身(たけつぬみ)命は賀茂氏の祖。玉依姫はその娘で、糺の神=彦波瀲武鵜草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえず)の后となった。
この夫婦神が御祖(みおや)の神である。

人の代(ひとのよ)は人皇初代の神武天皇からはじまる。
その親であるウガヤフキアエズ尊は、人の代を糺(ただ)す御祖の神といえるのかもしれない。神話じゃ存在感うすいけど、事象の核心の神のひと柱。
だから核燃料サイクルの高速増殖炉「もんじゅ」を押さえてるわけだし(白城神社)、「もんじゅ」は臨界のたびに糺されて、21年で実働3ヶ月半って惨憺たるありさまなんだよね。
いまは運転禁止中だけど、こんど動かせばナトリウム漏れや炉内中継装置の落下ごときじゃすまないと思う。

ちなみに阪神淡路大震災は「もんじゅ」の発電開始から5ヶ月後。東日本大震災は福島第一原発3号機のプルサーマル発電開始から5ヶ月後に起きた。
阪神淡路大震災が「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故の翌月。東日本大震災が炉内中継装置落下事故の翌年に起きたことも、前兆事象として見逃せないポイントだ。

ウガヤフキアエズの母豊玉姫は、海神綿津見(わだつみ)の一族。
"ミロクの〈誠〉の十字"の若狭姫神社や、"水蛭子のうみの十字"の志登(しと)神社の祭神でもある。
玉依姫は豊玉姫の姪。建角身は弟にあたる。天神系とされてるけど、ほんとは海神系だ。
また、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の別雷(わけいかづち)は天照大神から贈られた称え名で、じつはニニギ尊のこと。山城国風土記逸文のいう玉依姫が産んだって話はちとちがっている。

ともかくだいじなのは、賀茂の社(かものやしろ)がいわゆる日向三代とつながってること。
神代10代の瓊瓊杵尊(ニニギ)、11代の彦火火出見尊(ホホデミ)、そして神代最後の鵜草葺不合尊(ウガヤ)の三代である。
賀茂の社の遷宮年にあわせて桜島と姶良(あいら)カルデラや、霧島、口永良部島といった鹿児島の火山活動が活発化しているのは僕としてはとても腑に落ちるし、上賀茂神社正遷宮の秋十月に要注意と書いたのも、さらなる連動が予想されるからだ。

古代の日向(ひむか)は鹿児島と宮崎をあわせた南九州をさす。
日向三代の陵墓は、明治新政府が選定した神代三山陵。
ウガヤフキアエズ尊の吾平(あいら)山上陵は鹿児島県鹿屋市に、ヒコホホデミ尊の高屋山上陵は同県霧島市に、そしてニニギ尊の可愛(えの)山陵は、川内原発の薩摩川内市にある。
川内原発は可愛山陵=ニニギ=別雷大神のラインで上賀茂神社とつながってるわけだ。

この国の近代は神武国家の再来と謳われた。
2011年2月2日に二つの太陽が出現した札幌市の北海道神宮とおなじく、可愛山陵もまた近代神武国家のシンボルのひとつである。

西洋文明と国家神道がいびつに融合してこの国の近代がはじまったのだ。
神々がその流れをただそうとするのは当然だろう。
オバマ大統領の「核なき世界」宣言とおなじ日に開始された神武東遷事象が、崩御日3月11日にフクシマに至ったのは、核(原爆)に象徴される近代文明のカルマを解除するためだったといえる。なのに僕らはそれを手放せず、またふりだしにもどってしまった。可愛山陵の川内原発が再稼働第1号ってのはそういうことだ。

なぜ原発再稼動元年のことし、長州の安倍首相が施政方針演説で明治の元勲岩倉具視を讃えたのか。大河ドラマが幕末維新の長州藩を描く『花燃ゆ』で、同時に薩摩藩の火山活動まで活発化しているのか。
またなぜこの時期に「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録されたのか。
この辺の事象のめぐりあわせの妙にも気づいていただけるとありがたい。

あと、なぜこの時期にプルサーマル発電の伊方原発3号機にGOサインが出て、同時に米探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近しつぎつぎと地球に情報を発信してるのかってこともね。
プルサーマルの「プル」はプルトニウムのこと。プルトニウムは冥王星プルートから名づけられた。占星術では死と原子力の星...。
まるでサブリミナルだ。

アベノミクスの三本の矢の由来は長州の毛利家にある。
その毛利の殿さまの居城だった『花燃ゆ』の萩城は、別名を指月(しづき)城という。
慶長伏見地震で崩壊した豊臣秀吉の幻の城発見!のニュースが6月18日に報道され話題になったけど、その城もまた指月城。
伊方原発がある四国の伊予(愛媛)は、いにしえの月読尊の国である。
ヱヴァンゲリヲンの「ロンギヌスの槍」だけじゃないんだよね。月を指してるのはさ。

秀吉といえばサル。来年サル年の大河ドラマの舞台は豊臣家滅亡の大坂城。六文銭の『真田丸』だ。事象タイトルは『月と六ペンス』ならぬ、"月と六文銭"。
六文銭の渡し賃のむこうに、申(さる)に示される示申=月のミロクが待っているということだろうか...。

 『ひふみの火水とは結ぞ、中心の神、表面に世に満つことぞ
  中心に火つどい、ひらく水
  早く鳴り成り、世、新しき世と、国々の新しき世と栄へ結び、成りひらく秋くる
  早く道ひらき、月と水のひらく大道、月の仕組み、月神と日神二つひらき
  神世の礎極まる時代くる 神世の秘密と云ふ  ~日月神示より

第2次安倍内閣がはじまってまもない2013年2月11日(神武紀元節)、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂が稲妻に直撃された。
同年4月13日の淡路島地震では、別雷神を祀る洲本市の賀茂神社の鳥居がまるで雷撃をうけたかのように真っ二つに折れた。ナガサキの片足鳥居みたいにだ。
ともに別雷大神の火水(ひみつ)の事象である。

淡路は水(氵)と炎の路と書く。火水の道を意味する。
別雷の由来はニニギ尊の火と水の祭祀にある。神世の火水(秘密)と云ふ。
これにバチカンの十字をくわえると、火と水の十字になる。"マトリックスクロス"だ。
地球の惑星記号にも描かれてるよね。
今回の方が前回の"母なる水のミソギ"よりもっと地球を思い知ることになると僕が予想するのはそのためでもある(もちろんハズレることを祈ってるけど)。再稼動する川内原発の「〇に十」がミロクだけでなく、地球という惑星そのものをあらわすからだ。

たとえば5月22日の全国規模の環水平アーク。30日に小笠原諸島で発生した世界初の超深発巨大地震。6月21日に北海道で初観測された夜光雲も、地球の異変を示すある種の兆しなのかもしれない。

バチカンのサン・ピエトロとは、ご存じ十二使徒の聖ペテロのこと。
キリストはペテロにいった。私はおまえの上に教会を建てよう、と。
ペテロは巌(岩)である。教会の礎だ。日月神示のいう「神世の礎きわまる時代」ともつながってくる。

落雷があったのは、前法王ベネディクト16世が辞任を発表したその夜。
あの稲妻は、2013年3月13日に着座した現法王フランシスコが聖ペテロであることを教えていた。
すなわち『大司教聖マラキの予言』で111番目のオリーヴの栄光=ベネディクト16世につづき、極限の迫害の中で着座し、様々な苦難の中で羊たちを司牧すると語られる「ローマびとペテロ」である。

  2013.2.11バチカン大聖堂に雷 2013.2.11 サン・ピエトロ大聖堂

当時僕は極限の迫害として聖職者の児童虐待問題への世界的バッシングを取り上げたけど、いまやバッシングどころかジェノサイドだよね。当の法王自身が「迫害」と非難してはばからないカトリック教徒への虐殺が、アラブやアフリカを中心に展開されている。まさに予言どおりだ。
日月神示とあわせて読み解くなら、法王フランシスコの在位期間、つまりいまこそが、ローマで逆さ十字に架けられ信仰の礎となった聖ペテロのように、神世の礎となるべき境界の時代だってことなんだろう。

かたや淡路島は父なるイザナギ(伊弉諾神宮)と水蛭子(ひるこ)の島。
火と水の淡路の地震は、「これから父なる火のミソギと水蛭子出産への路がはじまりますよ」って告知だった。
水蛭子出産から月のミロク誕生へといたる月の仕組み。月と水のひらく大道、である。

カグツチ出産(フクシマ)がヒロシマの再来だったように、ヒルコ出産はナガサキの再来として起きる。だからこそ去年、スピ系で豊玉姫が水蛭子を守るお社といわれていた、国道202号ナガサキへの道の志登(=使徒)神社が放火で全焼した。
川内原発の審査合格の前日にだ。

2014.7.15 志登神社火災

ナガサキもまた切支丹迫害の歴史をもつカトリックの町。
父なる火のミソギと、ローマカトリックの受難=大司教聖マラキの予言は同時進行。
そのはじまりを告げたのが、バチカンと淡路島を股にかけた別雷大神ニニギの火水(ひみつ)の事象であり、その本番のスイッチを押すのが、ニニギ可愛山陵の川内原発なんだよね。

薩摩川内市はイスラエルにある聖都エルサレムと同緯度に位置する。
川内原発審査合格の翌7月17日。ウクライナ上空でB777が撃墜され、同時に国際世論を無視してイスラエルがパレスチナのガザ地区に侵攻を開始した。まるでGOサインを受け取ったようにだ。
そのイスラエルのガリラヤ湖畔で、ことし6月18日未明にキリストゆかりの「パンと魚の奇跡の教会」が焼き討ちされた。ユダヤ教過激派の犯行だと見られている。

  パンと魚の奇跡の教会 この有名なモザイク画は無事だったみたい

夢にでてきたパレスチナの男の子は云った。
「みんなラムの肉(犠牲の仔羊)をほしがってる」と。 by『われは子羊』
『大和と武蔵』では、葛西(かさい)臨海水族園のクロマグロの大量死とキリストの魚「イクトゥス」にふれてこう書いた。
>僕らは犠牲の「羊」どころか迫害される「魚」でもあるということだろうか...と。

たぶんそうだろう。僕らは屠られる仔羊であり、迫害される魚だ。
パンと魚の奇跡の教会の焼き討ちにつづき、22日に葛西臨海水族園のクロマグロが復活のニュース。77匹の群泳が一般公開された。
でもさ、どうして78とか80匹とかにしなかったんだ?
なんでよりにもよって大量死+77なんだ

  ナガサキB29ボックスカー 長崎に原爆を投下したB29ボックスカー

そういやジュラルミンの機体が銀色のマグロに見えるよね。

ヨハネの黙示録では「77」は屠られた仔羊(キリスト)をあらわす。
火災臨界(葛西臨海)の真黒(まぐろ)の復活はナガサキ復活のサインとしか僕には思えないし、この国がいまその道をひた走ってることは異様に多発する事象が次々と証言している。もしなにも起きなきゃ詐欺だってくらいにね。

昭和20年8月9日、ビクターナンバー77のB29が投下したファットマンは超臨界に達し、一瞬にして長崎の町を焼き尽くした。ファットマンは人類初の核実験トリニティで実用化されたプルトニウム型原爆だ。
そのトリニティ実験がおこなわれた7月16日に、原子力規制委が川内原発にGOサインを出したのはなぜだ
川内原発の原子炉への核燃料装填が、よりにもよって「77」を意味する7月7日に開始されたのはなぜだ
計画では原子炉起動は長崎原爆の日の翌8月10日。直近のニュースでは11日になるとのこと。"父なる火のミソギ"のキーワード「山の日」じゃないか。

これらのセッティングが人為にしろ神意にせよ、また幸運にもプルサーマルの「みらいくん」再稼動禁止判決で本番が延期されたとしても、原子力をつづけるかぎり、この国はヒロシマとナガサキのカルマからは逃れられないってことだ。
まるで何度も自分の死を体験する自縛霊のようにね。

福岡市の祇園から長崎市につづく国道202号で志登神社が放火され、ヒルコ出産=ナガサキの狼煙があがったのは、去年の7月15日。櫛田神社の祭、博多祇園山笠のフィナーレをかざる「追い山」の日だった。
志登(しと)とはナガサキの使徒だ。

ことし7月15日、日米同盟強化の安保関連11法案が衆院委で可決(16日衆院通過)。
原子力規制委が伊方原発プルサーマル3号機についにGOサイン。
冥王星の最接近画像が米探査機「ニューホライズンズ」から届いたのもこの日だった。

これらの一致はけっして偶然ではない。強烈なメッセージである。
冥王星プルートはアメリカのシンボル。もと太陽系第9惑星で、近代文明の暗部を象徴する星でもある。日本が米国の呪縛からぬけ出せないように、米国もまた冥王星の呪縛からぬけ出せない。

世界恐慌とナチス台頭の時期に米国で発見されたこの星は、死。核。極限。独裁者。秘密組織。政治権力。格差社会。地下資源。汚染物質をつかさどる。ストーカー殺人もそう。
戦争の星といえば火星だが、冥王星は一気に破壊と滅びのエネルギーを爆発させる。
それが原爆だ。
新安保法案と伊方3号機のセットは死と原子力。プルサーマル発電と冥王星はプルトニウムを意味し、ともにナガサキにつながる。
戦後70年。われらが安倍首相の立つ新しい地平(ニューホライズン)には、ナガサキへの道が確実につづいているのだ。

博多祇園山笠の櫛田神社の祭神は大幡大神と天照皇大神。そして素盞嗚(祇園)大神。
前者は父なる伊勢の松坂と、後者は京都祇園八坂神社と結ばれている。

京都祇園といえば2012年4月12日のてんかん軽ワゴン暴走事故。
埼玉の鴨下さんら7名の観光客が亡くなった。
鴨下を転換すると下鴨さん。事故現場の真北には下鴨神社。
いまにして思えば、あの大和大路と四条通の交差点が示した父なる大和とスサノヲの十字は、下鴨神社の遷宮年に向けてのメッセージでもあったのだろう。
もちろん湯川さんと後藤さんの犠牲のことだ。

だが彼らの犠牲もまた雛型にすぎない。「大和」の道を暴走したてんかん軽ワゴンは、いままさにナガサキへの道を暴走している。でなければ7月15日のセッティングはありえない。安保関連法案の可決も伊方原発のGOサインも、あの暴走事故のつづきなのだという視点を、僕らは持つべきだと思う。

祇園祭の起源は貞観11年。国家的な怨霊鎮めの御霊会(ごりょうえ)としてはじまった。
貞観大地震が発生したのはその直前。2011年の東日本大震災は貞観大地震の再来といわれたけど、じっさいあの震災が祇園の事象装置を本格的に起動させたといえる。
いまや祇園は怨霊鎮めどころか、国家規模のカルマの放出装置だ。
大震災以降の政権にしても、菅原道真(菅)⇒藤原時平(野田)⇒奥州安倍氏(安倍)とやたら怨霊めいてるしね(悲笑)。

去年B777が撃墜された京都祇園山鉾巡行の7月17日。安倍首相が新国立競技場を白紙にもどすと発表。白紙にもどされるのって、じつはこの国なんじゃないの?
また去年復活した祇園後祭(あとの祭り)の24日には、米国からの再三の要請でついにトルコが方針を転換。多国籍軍に国内空軍基地の使用を許可するとともに、ISISを初空爆。だが同時にISISと戦うクルド人勢力へも空爆を開始。敵対しているPKK(クルド労働者党)を公然と叩く機会を与えてしまったわけだ。
さっそくNATOは緊急会議を開いたようだが、あとの祭りである。
トルコ空軍の戦闘機は米国製のF16。クルド人勢力も米国から武器援助をうけている。安全保障って、いったいなんなんだろうね。

トルコのことなんて自分には関係ないよと思うだろうか。
よもやお忘れではあるまい。"カグツチの輸出"たる安倍首相のアラブる核外交(トルコへの原発輸出)が、"ミロクの〈誠〉の十字"の第3のセッティング(串本セッティング)だったことを。
そのあとカッパドキアで発生した日本人女子大生暴行殺害事件が、"カグツチのイザナミ殺し"であったことを。

トルコのアナトリアは人類史の鉄の起源であり、大地母神の起源でもある。鉄=戦争が動けば大地母神だって動く。たとえば大地の母なる神の山チョモランマのネパール大地震みたいにね。
日本の母なるイザナミとアナトリアの大地母神は地殻規模で通じている。"母なる水のミソギ"はトルコの3回の大地震に連動した。とうぜん逆のベクトルだってありうるだろう。

安倍政権のテーマが大日本帝国の復活なら、エルドアン政権のテーマはオスマン帝国の復活。つまりトモダチ作戦。
「追い山」の日のセッティングは、スサノヲからの警告のメッセージでもある。
追い山は「負い山」。だれかさんのおかげで僕らが負う山のこと。その山は衆院選291議席にはじまる「291の道」に、道なき大峠として示されている。例の清水峠だ。
清は清々しいの「すが」。スガ(ソガ)はスサノヲの代名詞。

海の日のスサノヲと、山の日の川内原発再稼動...。

7月20日の海の日。出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)で本殿遷座祭がいとなまれた。
「安部」首相のフクシマ視察の夜、2013年9月19日に釜社に合祀されたスサノヲ尊の御霊が、父なる禊の火のセッティングを終えて素鵞社にもどった。湯川さんと後藤さんの犠牲はその最たる雛型だったよね。
この日、群馬県みなかみ町湯桧曽(ゆびそ)付近の国道291号で、猛烈な雨による土砂崩れが発生している。よりにもよって素鵞社の本殿遷座祭の日に「291の道」が反応したわけだ。

15日の安保関連法案の採決で支持率急降下。ようやく温泉気分からさめた感のある安倍政権だが、サインが出た湯桧曽もまた「ゆけむり街道」から分かれて清水峠に向かうあたり。
おわかりだろうか。僕らはいまちょうど湯桧曽付近にいる。
安倍政権はやはり迂回路をとれず、「291の道」のシナリオどおりに道なき大峠へと向かっていたのだ。
川内原発再稼動で、いよいよこの地図の青いラインがはじまる。

 291の道

1月7日に埼玉で111羽のカラスの大量死が報じられたとき、「111」は前法王ベネディクト16世をあらわすんだろうなと思った。もちろん"父なる火のミソギ"と大司教聖マラキの予言が同時進行だからだ。
ちょうどこの日、「巫」が人名漢字にくわわっている。巫(かんなぎ)は神に仕える者を意味する。ローマ法王はまさにそれだ。また、ベネディクト派の呼び名は「黒い修道士」。聖ベネディクトのイコンに描かれる鳥は他ならぬカラスである。

クロマグロもそうだが、"父なる火のミソギ"が「黒」と「月」をキーワードとすることは、2013年の黒田夏子さん『ab(安倍)さんご』の芥川賞受賞や黒田日銀総裁就任のときに書いたし、そもそもイザナギの父なるミソギの福岡は黒田藩だ。
ネパール大地震の4月25日に4体の狐像が壊された福岡市の警固神社は、黒田長政が謀殺した城井氏の怨霊封じのかなめ。6月4日に逮捕された潮見寺(徳島)の住職が、月読のクニ伊予で殺害したのも、黒田さんだった。
阪神淡路大震災20周年1月17日のエジプトスピーチ(by安倍総理)に煽られて、湯川さんと後藤さんを処刑したISISだって、どう見たって砂漠のカラスだよね。これらはすべて月と黒の事象の流れだ。

 ISIS 月の~砂漠を~♪

今回焼き討ちされた「パンと魚の奇跡の教会」も、じつはベネディクトの教会である。
これではっきりした。2013年の111番目の法王ベネディクトの終わりがあらためて示されたわけで、いよいよこれからが112番目に語られる崩壊する「7つの丘の町」への本番ですよってことなんだろう。
日本では射留魔(入間)伝説のヤタガラスが、月と黒のコンビ(安倍政権+黒田日銀)をニギハヤヒの死=神武の命日3.11の再来へと導くことになるだろう。

「そして7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る」
ご存じだろうか。ナガサキもまた「7つの山の町」であることを...。

パンと魚の奇跡の教会は、5つのパンと2匹の魚。 あわせると「7」。
2匹の魚は島国。5つのパンは大陸の国をあらわす。そう考えると、6月7日のドイツ・エルマウサミットのG7の国々にうまくハマるんだよね。ちなみに魚はイギリスと日本だ。

 2008.7.7衛星 2008.7.7

来年のサミットは、この2008年7月7日の洞爺湖サミット以来となる日本開催。
前回は列島上空にあらわれたふた筋の雲の川が、ただならぬシクミの存在を教えていた。"七夕サミットのシクミ"だ。事象数はもちろん「77」。7月7日の核燃料装填は、このシクミのリボルバーに弾丸をつめたようなものだ。

2016年は伊勢志摩サミット。
"父なる火のミソギ"にあわせて父なる伊勢とは、えらくど真ん中の直球できたもんだ。
しかもすでに"太陽のミロク"は誕生し、日神の伊勢を選んだのは月(憑)神のアベときている。とうぜん月のミロク誕生へのセッティングだし、いよいよ日月のミロクのランデヴーへと向かうショータイムのはじまりってわけだ。
「月神と日神、二つひらき」である。

箱根山が約800年ぶりに噴火し、警戒レベルが3に引き上げられた6月30日。箱根山の膝もと小田原市で、新幹線開業以来初の列車火災が発生した。
新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」の焼身自殺事件である。
来年の伊勢志摩サミットに向けてじつに暗示的な事象だったと思う。
新大阪行きが『真田丸』を示唆する上に、火を消そうとして亡くなられた桑原さんが、伊勢神宮に向かう途中だったからだ。

桑原と225の事象数から浮かび上がるのは道真公。キーワードは「雷」である。
桑原は道真の旧領で、「くわばらくわばら」のおまじないの由来。225号は道真公の命日2月25日をあらわす。
さらに新幹線といえば、3月14日に金沢が開業した北陸新幹線。金沢城の加賀前田家が菅元首相の美作菅家とおなじく道真公の後裔を称し、梅鉢紋を使用したことはたしかお話ししたと思う。
やはりAKB総選挙の左遷さしこのトップ返り咲きさながら、火雷天神道真公を返り咲かせてしまったらしい。

7月17日、安倍首相が新国立競技場の建設計画を廃案とし「白紙にもどす」と記者会見。白紙(894)といえば遣唐使廃止。これも道真公の事象ワード。安倍首相みずから火雷天神復活を宣言したことになる。

安倍内閣の官房長官に菅氏が就任したとき、僕は"もうひとりの菅さん"と呼んだ。
いよいよ時が来たかって感じだ。もうひとりの菅さんがいる安倍政権は、いまや完全に東日本大震災の菅政権の再来と化した。その証拠に、白紙発表の17日に中国四国地方を縦断した台風11号は、菅政権下の2011年に紀伊半島大水害をもたらした台風12号のあきらかな再来だった。

 2011年台風12号 2015.7.17台風11号進路

2010年7月25日に秩父で救助活動中の防災ヘリが墜落したとき、日本武尊のメッセージとして、このさき救助さえままならない深刻な状況が発生する、とお伝えした。翌年、日本武尊が東征した日高見で東日本大震災が起きた。

のぞみ225号の事象は、火雷天神と別雷大神からの雷メッセージである。
ガソリンをまいて自分に火をつけた林崎容疑者は岩手の出身で杉並区在住。「春生」って名も気になるよね。
杉並は中野区とともに源頼義由来の八幡信仰が色濃い地域で、東京のへそ=杉並大宮八幡宮は、源頼義が朝敵を討った戦勝感謝に創建したものだ。
滅ぼした相手は、岩手の安倍氏である。
かつて安倍首相はかの地に遊説したときこういった。「ルーツの岩手県に帰ってきました」と。つまり滅びの炎に巻きこまれた桑原さんは、僕ら国民の雛型なのだ。

憶えてると思う。高浜原発プルサーマル3号機「みらいくん」にGOサインが出たあと、6才の未来くんがゴミ収集車に轢かれて亡くなった。
暗示されたのは核のゴミの未来絵図だ。

安倍首相が米国議会で演説ぶったテーマは「希望の同盟へ」。 by外務省HP
首相が「砂川」判決をネタに新安保法案の正当性を強調してたさなか、6月6日に北海道の「砂川」で飲酒暴走事故が発生。衝突された一家5人が犠牲になり、高一の長男は1.5kmも引きずられた。「砂川(判決)の暴走者」ってだれだ?
つづいて東海道新幹線「のぞみ」の焼身自殺。さらに7月26日には、調布飛行場から飛び立った小型機が離陸に失敗して民家に墜落炎上。二階にいた「希望(のぞみ)」さんが焼死した。
小型機は練習用で操縦桿がふたつ。二つの操縦席=同盟を示唆する。すさまじい「希望の同盟」へのアンチテーゼだ。

「残酷な天使のテーゼ」の箱根山噴火とのぞみ225号の事象連動も、きわめて重要なポイントである。これもっと早く書きたかったんだけど、箱根神とは天照大神の子、忍穂耳(おしほみみ)尊のこと。熱海市の関八州総鎮護・伊豆山神社に祀られている。別雷大神ニニギの父親である。
天照大神(太陽のミロク)⇒オシホミミ(箱根山)⇒ニニギ(川内原発)の順。
いまの事象の流れにぴったりだよね。

別雷大神ニニギの別称は稜威(いづ・厳・伊豆)大神。
のぞみ225号のメッセージのおおもとは箱根大神ホシホミミ尊と伊豆大神のニニギ尊。伊勢の天照大神に直結する天孫降臨神話の神たちである。もちろんニギハヤヒの天の磐船たるソーラーインパルス2のオワリ緊急着陸ともつながっている。
三種の神器と十種の神宝。東と西。日と月。火(いづ)と水(みづ)。
すべての和合の流れが、太陽のミロクの伊勢と「77」のシクミのもとに集おうとしている。
そしてその伊勢に、来年5月のサミット(たぶんまたG7)で各国首脳が集うわけだ。いいたかないけど、まるで最後の審判みたいにね。

伊勢の枕詞は神風(かんかぜ)。すさまじい事象の風が吹き荒れるんじゃないかな。
いよいよ警戒レベルMAXの時節到来である。すくなくとも2017年の春までは、レベルを下げないでいただけたらと思う。

洞爺湖サミットは、前年の米印123協定(米印原子力協定)とともに核不拡散条約(NPT)体制の破壊であり、核拡散時代=核武装する世界の幕開けだった。世界はいま核保有国が割拠するきわめて不安定で危険な時代へと向かっている。ことし5月22日の核不拡散条約再検討会議のみごとな決裂もそのワンシーンだ。イラン核問題の最終合意は現時点では朗報だけど、さっそくイスラエルと米共和党が非難声明をだしている。

世界秩序を混乱に陥れるのも、地球のバランスを破壊するのも人類の経済活動。領土的野心もそのひとつ。人類特有の我よしの経済的欲求の先に核は存在するし、ブッシュを3.11テロや123協定に駆り立てたのもそれだ。いまもっとも露骨なのが、盤古の中国だよね。その欲望はとどまることを知らない。

ブッシュ大統領とシン首相がNPTを無実化する123協定を妥結したのは、2007年7月。これも「77」。
日本は第1次安倍内閣で、2005年福岡県西方沖地震と伊勢式年遷宮開始にはじまる"父なるミソギpart1"の最後の年だった。
"父なる越"ではふたつの大地震が発生。能登半島地震(志賀原発)と新潟県中越沖地震だ。あの地震のとき安倍政権だったことを忘れないでほしい。
父なる伊勢では赤福がミソがれた。賞味期限偽装事件である。
歌会始のお題は「月」。月周回衛星「かぐや」も打ち上げられた。
読んでくださってるみなさんなら、いまの安倍内閣の事象ワードが2007年とおなじだってことに気づくと思う。つまり雛型だってことに。

ブッシュの123原子力協定の裏で、安倍首相はイラク特別措置法を改正。イラク内戦で補給線を攻撃され輸送が麻痺する中、人道支援の航空自衛隊を米軍の空輸に回して非難をあびた。
(もしあのとき陸上自衛隊が補給部隊だったら半数は戦死してたかもね)
わかってもらえるだろうか。今回の新安保法案+伊方原発+冥王星の元ネタって、じつはここにあるんだよね。
冥王星に支配されてたのはブッシュだけじゃない。第1次安倍内閣が誕生したのは冥王星が太陽系惑星から除外された2006年9月。いうなればこれはマズいってんで冥王星が打ったチェスの駒みたいなものだ。

くり返すけど、冥王星のワードは死と原子力。
第1次安倍政権下で"父なるミソギ"として志賀大神原発ラインのふたつの大地震が発生したのはなぜだ
新潟県で震度6強の中越沖地震が起き、世界最大の柏崎刈羽原発が被災したのはまさに2007年の7月。しかも16日である。
わかるでしょ。7月16日は川内原発GOサインの日。人類初の核実験、米トリニティ原爆実験の日だ。

あのとき僕らは柏崎刈羽原発が被災した事実をもっと深刻に受けとめるべきだった。
中越沖地震が米印123協定へのアンチテーゼだったのはあきらかだ。
僕が"七夕サミットのシクミ"と名づけた世界秩序再構築のための大掃除のシクミは、まさに2007年7月にはじまったといえる。
もちろん"母なる水のミソギ"のフクシマもその一環。柏崎刈羽とまったく同緯度の福島第一を破壊するとは、なかなか手のこんだ演出だ。神武東遷事象がオバマ大統領の「核なき世界」宣言とおなじ日にはじまったのも、けっして偶然なんかじゃない。

"七夕サミットのシクミ"はいまもつづいている。というか、伊勢志摩サミットというひとつのクライマックスに向かっている。
七夕のシクミは機織のシクミ。神々の世界では、秩序は機織で表現される。スサノヲが逆剥ぎにした馬を機殿に投げこんだエピソードは、世界秩序の破壊をあらわしたものだ。

6月1日21時30分ごろ、中国で大型客船「東方之星」が転覆沈没。442名の犠牲者をだす大惨事となった。
そのとき東方の夜空に出ていたのが夏の大三角形。七夕の星ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)である。
つまり東方之星とは七夕の星のこと。越の世の沈没を意味した韓国のセウォル(世越)号とともに、じつに象徴的な沈没事故だったわけだ。

新安保法案は中国の南沙諸島や東シナ海への脅威を念頭に置いたもの。
でもいま迫りくるほんとの脅威ってなんだろう?
そもそもなぜ中国の「東方之星」沈没が示唆した七夕に、川内原発の核燃料は装填されたのだ?
この連係プレーは十把一絡げって意味じゃないのか?
北京五輪開幕の2008年8月8日に、オオナムチ出雲88事象が開始されたのはなぜだ?

川内原発の核燃料装填作業が完了したのは7月10日。
くしくもスサノヲの素鵞社が落成した日だ。
7月7日と7月10日。7と10の組みあわせは、黙示録の七つの頭と十の角の赤い竜。2008年の秋葉原通り魔事件でも、2013年のアルジェリア人質事件でも、7と10が生と死にわけて示されたよね。

前述のとおり、「77」は七つの目と七つの角をもつ黙示録の「屠られた仔羊」。
川内原発の核燃料装填作業のはじまりとおわりに、黙示録の仔羊と、赤い竜と獣(ローマ帝国)をあらわす事象数が用いられたのはきわめて暗示的だ。
まるで仔羊が国民で、竜と獣は各々がローマ帝国たらんとする国家。
つまり国民の犠牲のはじまりと国家の野望のおわりのために、核燃料はシクミのリボルバーに装填されたってわけだ。

1945年にB29ボックスカーが示した77とナガサキ。そして"七夕サミットのシクミ"。
その十字をいまもっとも的確に表現しているのが"水蛭子のうみの十字"である。
「祓詞」に語られるイザナギの禊祓いの筑紫に、去年宇美(うみ)八幡宮をクロスポイントとする二件の火災によって示された。
ヨコ軸は7月15日に放火された志登神社とR202ナガサキの道、そして宇佐神宮へとつづくライン。北緯5分の範囲内に佐賀の玄海原発と愛媛の伊方原発がある。
タテ軸は6月6日に放火された佐賀県鳥栖市姫方の姫古曽(ひめこそ)神社と宗像大社とをむすぶ七夕ライン。火雷天神道真公の大宰府天満宮もこのラインにある。

七夕の核燃料のセッティングはもちろん、7月28日の宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界遺産候補選定と、宗像直子氏の内閣総理大臣秘書官任命も、タテ軸の動きがこれまでになく活発化している証しだ。
それはすなわち、"七夕サミットのシクミ"の本番が近づいているという兆しでもある。
なんせ首相のとなりに宗像さんだ。
奥州安倍氏滅亡後に筑紫に配流され、宗像氏のもとで外交貿易にたずさわったのが安倍貞任の弟宗任。どう考えたって鎮めの珂是古(かぜこ)の役じゃない。

七夕姫は機織姫。本来機織は世界秩序の構築を意味する。
だが姫古曽の神は「荒ぶる七夕姫」だ。道行く人の50%を殺したが、宗像珂是古(かぜこ)に祀られ鎮められた。その封神の社に火をつけ、全焼させたドアホがいる

 2014.6.6姫古曽神社火災 2014.6.6 姫古曽神社火災

ほんとは再生のための機織なのに、選ばれたのは姫古曽の荒ぶる七夕姫。どんな過激な機織になるか目に見えるよね。
去年の7月7日、声優のアイコこと神いっき容疑者が昏睡強盗容疑で逮捕された。あきらかに6月6日の姫古曽神社火災の補完事象だった。ワードは昏睡。眠り。「眠りから目ざめし姫古曽の神、一気ぞ」って、警告だったんだろう。

七夕や機織系の事象が急激にふえたのは、安倍政権になってから。
七夕と火のヤバい組みあわせも、2013年4月25日の愛知県安城市連続放火事件の逮捕劇ですでに示されていた。犯人が秋葉住宅の居住者と知ってゾっとした方もいると思う。秋葉神は火のカグツチ。なんてストレートなんだ。フクシマのときヒロシマが秋葉市長だったのといっしょ。

安城市といえば七夕祭り。日本三大七夕祭りにも数えられる。
その筆頭格が仙台七夕だ。川内原発の川内(せんだい)は仙台の韻をふんでいる上に、核燃料装填で七夕の韻までふんでしまった。そういった意味でも、僕らが東日本大震災の韻をふむのはまず避けられないと思う。
2007年の能登半島や三重県中部や中越沖地震の韻をふむのもね。

 2015.7.7川内原発核燃料装填開始 2015.7.7 川内原発核燃料装填開始

冷却水が青く光るこの原子炉の画像が火口湖に見えるのは僕だけかもしれない。
だが 思い出してほしい。母なる地球の日に大噴火したチリのカルブコ山が「青い水」って意味だったことを。川内原発の「〇に十」は母なる地球の惑星記号とおなじだってことを。
さらにいえば、京都祇園暴走事故の軽ワゴンは呉服の藍香房。下鴨さんも上賀茂神社の神紋も、「葵(あおい)」である。
前回のブログにこう書いた。

>ちなみに噴火や地震、地殻変動のキーワードは「青」。
フォッサマグナの古代青海氏の関連地名とかね。
箱根駅伝を初優勝した神の大地選手の青山学院大も、青。
3月14日の国連防災世界会議の会場は仙台の青葉山。母なる地球の日のカルブコ火山は青い水。フクシマにリンクした「オバマ湾のドラム缶」も青戸の大橋。ドラム缶に入れられ遺棄された相良さんの氏神は、青井阿蘇神社だ。

「ローマびとペテロ」はもともとガリラヤ湖の漁師だった。
焼き討ちされた「パンと魚の奇跡の教会」はそのガリラヤ湖にある。
"火災臨界の77の真黒"が「パンと魚の奇跡の教会」とつながってるなら、薩摩川内市がエルサレムと対応するように、ガリラヤ湖と対応するなにかが日本にあるはずだ。
そう思って世界地図でしらべてみた。
いや知らなかったよ。イスラエルのガリラヤ湖と日本の阿蘇山が同緯度だったなんて。

阿蘇山といえば中央構造線。愛媛の伊方原発もそう。
川内原発のトロピカルな原子炉の画像が、伊方原発再稼動と相乗効果でエメラルドグリーンの火口湖をもつ阿蘇カルデラを呼び覚ます...なんて考えたくもないが、阿蘇神社は神武天皇の孫の健磐龍(たけいわたつ)命。ペテロとおなじ磐(岩)ってのがちと気になるよね。

7月15日の伊方3号機GOサインに前後して、13日に大分県佐伯市を震源とする震度5強。24日に愛媛県西予市の震度4へと中央構造線ぞいにスライドした。大分の震度5強は九州ではこれまた2011年以来だ。

8月8日には阿蘇山中岳が小規模噴火。もちろん阿蘇はふつうに噴火してるし、9万年前みたいな破局噴火の前兆だなんていうつもりは毛頭ない。でも88事象の8月8日だけに、かさねて注意をうながされてる部分はあると思う。
なんせ「青い水」につつまれた川内原発原子炉の起動は「山の日」なのだ!

ローマ帝国の迫害に耐えきれずに逃げ出したペテロは、反対側から歩いてくるイエスに気づき「主よ、どこに行くのですか?」と問いかけた。イエスはいう。「もう一度十字架にかけられるためにローマへ行く」と。
ペテロはそれを聞いて覚悟を決め、ローマにもどった。

僕らの行く道を、反対側からやってきたのは安倍総理だ。
僕らは問いかける。「総理よ、どこへ行くのですか?」と。
「希望の同盟のために」と彼はいうのだろうか。だが引き返す僕らは覚悟も自覚もないペテロだ。

僕はかつて安倍首相は奥州安倍氏から安倍晴明に転じなければならないと書いた。
奥州安倍氏は神武天皇に滅ぼされたナガスネヒコ一族の末裔である。
奥州安倍氏もまた朝廷が差し向けた源頼義に滅ぼされた。
そのストーリーラインを受け継ぐ安倍政権が近代神武国家の再興に邁進すること自体が大きな矛盾だし、キナ臭い怨念を孕んでいるのだ。
これを解除できるのは、たぶん安倍晴明しかいない。

以前『大和と武蔵』にこう書いた。
>こんがらがっちゃうかもしれないけど、東日本大震災の前にも九頭竜のワードは示唆されていた。666川西市の九頭竜退治の源満仲だ。
その子孫に酒呑童子を討った源頼光や、奥州安倍氏を滅ぼした頼義、平家を滅ぼした義経や頼朝がいる。2010年3月10日に源氏の氏神である鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏を倒したのは、この九頭竜 vs 源満仲にはじまる滅びのストーリーラインである。

九頭竜伝説の箱根山が噴火したのも、のぞみ225号の事件も、この滅びのストーリーラインが関係している。
もちろんバックに神の大地選手が示した東海道の牛頭天王信仰があり、箱根大神のオシホミミや伊豆大神のニニギ。さらに伊勢の太陽のミロクまでいる。
まさに僕らにとっては「残酷な天使のテーゼ」のはじまりといえる状況だ。

6月12日、ホワイトレジェンドの羽生結弦選手が新シーズンのフリープログラムを披露。
曲は映画『陰陽師』の「SEIMEI」。安倍晴明である。
すごいタイミングだ!

2007年の三重県中部地震は日本武尊のメッセージだった。
その日本武尊の白鳥伝説を演じ、再生を演じた羽生選手が、こんどは安倍晴明を演じる。
 ⇒ №320『羽生選手ゴールドメダルの事象性』

羽生選手はこぞんじ母なる日高見の仙台の出身。
7月5日に大震災の神戸で終演を迎えたFantasy on Ice 2015の前に、晴明神社(京都)と弓弦羽神社(神戸)にお参りしたそうだ。おなじみ弓弦羽神社はイザナミである。
彼の「SEIMEI」が、母なるイザナミから僕らへのメッセージであることに、少しでも多くの方に気づいていただければと願ってやまない。


<転載終了>
オイラの名前の起源を遡ると日本武尊に頂いたそうです。
「だからどうしたの」と言われそうですが
記事に出てきたので書いてみたかった、ただそれだけです。

野党は本気で選挙協力に向かえ

野党は本気で選挙協力に向かえ

7月15日。服部順治・和枝夫妻の国会周辺のツイキャスを見ていた。最高裁の側を歩いていたとき、突然、服部順治が、「あっ、最高裁に米国国旗が掲げられている」と叫ぶ。画面には、確かに日章旗と並んで米国国旗が掲げられている。

次のツイキャスは、情報を整理して翌16日に再度、現場で撮影されたもの。前日と違って、激しく雨が降っている。

15日の晴れのツイキャスにはわたしも一驚してしまった。服部もわたしもその象徴性を考えて驚いたのである。

わたしはすぐに何か米国との大きな会議が開かれていて、それで米国国旗が掲げられていると思った。

米連邦最高裁のジョン・ロバーツ長官が来日していたのである。

表向きの訪日理由は、「日米の司法をめぐる課題に関する意見交換・交流継続」「最高裁だけではなく、裁判所全体や研修機関などで日米交流を継続していくことが重要。お互いから学習することが両国の利益になる」といったことだ。

しかし、こんなことで、米連邦最高裁長官が、1981(昭和56)年のウォーレン・バーガー長官以来、実に34年ぶりに、しかもわざわざこのタイミングで来日する筈がない。安保法案が可決するまで滞在して、植民地総督の安倍晋三に「約束を果たせよ」と睨みをきかせたのである。

ジョン・ロバーツ長官が最高裁を訪れたのは7月10日だから、どうしても米国国旗を掲げるとしても、この日だけでいいはずだ。ところが、服部夫妻が最初に見たのは、7月15日である。どうやら少なくとも衆議院で可決するまでは、最高裁から国会を睥睨(へいげい)するつもりらしい。

植民地支配は、実に緻密で、勘所を押さえたものになっている。安倍晋三がよく口にする法の支配とは、実は米国法の支配である。司法の交流は深化している。大きな法案は、植民地総督が宗主国の議会で成立を約束させられる。その後、成立を監視するために米連邦最高裁長官が来日するのだ。

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さもあれ、戦争法案(安保法制)は衆議院で可決され、参議院に送られた。

国内では怒りが渦巻いている。

映画関係者らで作る「映画人九条の会」が、7月16日に、戦争法案に反対する映画人が、446人に達したと発表した。映画監督の高畑勲、降旗康男、大林宣彦、山田洋次、是枝裕和、井筒和幸、周防正行、西川美和、山本晋也らが、また俳優では、吉永小百合、倍賞千恵子、野際陽子、大竹しのぶらが名前を連ねている。衆院通過後も闘う姿勢を崩さないというのには、敬意を表したい。

『朝日新聞デジタル』(7月16日)によると、会見した映画監督の高畑勲が、

自公の議員も(審議の進め方などに)全面的に賛成していないのに、どんどん進んでしまっている。日本人にはズルズル体質がある。重大な物事を決めるときに大勢に順応し、破局に至っても誰も責任を取らない。ズルズル体質を自覚し、一線を越えてはならない

と語っている。

確かに日本人には「ズルズル体質」がある。この発言は、わたしの、もっとも危惧するところに重なっている。

敗戦時もずるずると無条件降伏を引き延ばした。民間の死者はこの時期に激増している。支配層が責任をとりたくないので決断しないのである。

現在の福島第1原発事件もそうである。ずるずると決断を引き延ばし、福島県民は被ばくに放置状態だ。

川内原発再稼働にもこの民族性がよく顕れている。規制委員会の田中委員長は「基準への適合は審査したが、安全だとはわたしはいわない。原発の技術工学的な問題では「合格」した。事故が起きたときの避難などについては自治体が判断すべき」という。

もう情けないほど露骨である。明確なのは、将来、必ず事故が起こるから、そのときの責任から逃げておこうという小官僚の姿勢だけだ。

政府は「規制委員会の安全性チェックに委ねる」と、これも責任をとらない。

自治体も同じだ。「政府が責任を持つべき」と責任をとらない。

安倍晋三は、「日本の原発は世界最高水準」とサイコパスのうそをつきまくっている。

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また、降旗康男は、朝鮮戦争が始まったときの体験を語った。

親の世代の人に『今度はお前たちの番だぞ』といわれました。しかし、憲法9条のおかげでわたしたちは戦争に行かずに済んだ。9条があって良かったというそのときの思いは今も忘れない

憲法9条のおかげでわたしたちは戦争に行かずに済んだ」という思いは、60年安保世代、全共闘世代共通のものだ。いや、戦後生まれのすべての世代に共通する思いだ。「憲法9条」が米日の邪悪な好戦派からこの国を守ってきたのである。

さらに、米国人のドキュメンタリー監督ジャン・ユンカーマンは、

米国は絶えず紛争に関わってきた。しかし良いことは一つもない。米国が関わることで、問題は拡大し、深刻化する一方だ

と話した。

状況的には、

(1)戦争法案(安保法制)阻止

(2)選挙共闘の確立

このふたつを同時並行してやっていかねばならない。

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(2)を、いつ解散があってもいいように急がねばならないのだが、これがいっこうに進まない。本来は民主党の岡田克也が全野党に声をかけるべきだが、かれにはその危機感も情熱もない。政治家の本気度という点では、岡田は最悪の男だ。ほんとうは戦争法案(安保法制)に賛成ではないかという疑念が、どうしてもわたしは払拭できない。

この疑念はなぜ大切なのか。それは、岡田ら民主党執行部は、現在こそ戦争法案(安保法制)に反対しているが、政権交代を果たした後は、賛成に転じて、廃案に向かわない可能性が高いからだ。

なぜなら民主党は本質的に対米隷属、官僚隷属の政党だからだ。消費税増税を決めた民主党の過去は、わたしにはまだ生々しいものだ。これで国民はどれほど苦しんでいるか。

それで共産党の志位和夫がやるべきだ、とわたしは思い始めている。

わたしは共産党に厳しいので、共産党には嫌われている。わたしをブロックしている人たちにも共産党が多いように感じている。ただ、わたしは過去の選挙で、頼まれたこともあって、共産党に何度も投票してきた。わたしの批判は、共産党がほとんど連立に入る気がないことから来ている。連立に入って、権力をとり、具体的に政策を実現してほしいのである。

米国や官僚、財界、東京の大手(「記者クラブ」)メディアに対して、権力の一角を占めた共産党が、どのように相対するか、少なくとも民主党や維新の党よりは信頼できる。

共産党は先の選挙で「自共対決」を訴えて躍進した。選挙の後は、政権をとるための選挙協力の成立に全力を注がねばならない。

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以上は「兵頭に訊こう」より

政界再編が必要です。自民党もそして民主党も含めて主義主張が合うもの同士が新たな政党を組むべきです。現在の自民党は従来の自民党とは異質な党に変わっています。それに政党数が多すぎ国民は投票に困ります。              以上

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(4/6)

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
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日本政府は財政健全化の
「目標堅持」をうたうが……

 では、現在の巨額の財政赤字に対して、日本政府はどう対処しようとしているか?

 政府の基本的な方針は、「基礎的財政収支を2020年までに黒字化する」ということだ。ここで「基礎的財政収支」(プライマリーバランス:PB)とは、歳出面で国債費を除き、歳入面で公債金収入を除いた収支である。

 6月30日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2015~経済再生なくして財政健全化なし~」(骨太方針)の中で、財政健全化計画が示されている(第3章)。

 その内容を要約すれば、つぎのようになる。

(1)2015年度における国・地方の基礎的財政収支の対GDP比は、マイナス3.3%程度となり、10年度の水準からの対GDP比赤字半減目標(対GDP比マイナス3.3%)を達成する見込みとなった。

(2)財政健全化目標を堅持する。具体的には、20年度の基礎的財政収支を黒字化させ、その後の債務残高対GDP比の安定的な引き下げを目指す。

(3)18年度までの期間を「集中改革期間」とし、同年度の基礎的財政収支の赤字幅をGDPの1%程度にする。

 計数的な詳細は、内閣府が作成した「中長期の経済財政に関する試算」(15年2月12日、経済財政諮問会議提出)に示されている。

 試算では名目3%以上、実質2%以上の経済成長を続ける「経済再生」シナリオと、潜在成長率並みである名目1%台半ば、実質1%弱の成長率が続く「ベースライン」シナリオの2つを示している。17年4月の消費税率10%への引き上げを前提にしているが、10%を上回る増税は想定しない。

 これによると、国・地方の基礎的財政収支の対GDP比は、ベースラインケースの場合は18年度でマイナス3.0%、20年度でマイナス3.0%、経済再生ケースの場合は、18年度でマイナス2.1%、20年度でマイナス1.6%程度となる。

 20年度における公債等残高の対GDP比(復興債を除く)は、ベースラインケースの場合は206.4%程度となり、その後も23年度にかけて増加し続ける。経済再生ケースの場合は186.0%程度となり、その後も23年度にかけて横ばい圏内で推移する。

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スペシャル・インフォメーション

仮装社会(5)仮装社会の具体例ー1、政党の崩壊

2014年10月29日            

    

「kasou5seitou__20141014842.mp3」をダウンロード



(政治的対立点の喪失と仮装化)

原因: 資本主義のもとで日本が豊かになったこと(世界のトップレベルの所得)

    共産主義が崩壊したこと(ベルリンの壁の崩壊とソ連の終焉)

結果: 社会党の滅亡、対立する社会システムの喪失

仮装化:目指す目標がない政党の出現

崩壊: 十分に議論された日本の未来

 

自由党(自由主義国家)、社会党(社会主義国家)という「目指す目標」を示す政党がなくなり、「国民の党」、「みんなの党」、「太陽の党」というような名前がないのと同じ(民主主義のもとでは、政治は国民のものであり、みんなである)名前の政党や、「日本新党」、「新党さきがけ」、「維新の会」、「新生党」、「新進党」、「新党改革」、「たちあがれ日本」のように一般的に政治に求められるもの(政治は新しい社会を作り(現在のままなら政治は不要)、改革を目的としている。従って維新というのは政党名ではない。)をそのまま名前にしたり、若干の方向性はあるけれどあまりに当たり前の「生活の党」、「幸福実現党」と表現する党などが次々と産声をあげました。

本来、政治を目指す人は未来に目を向けていて、「政治的信念」があるのですから、もし自由主義なら自由民主党へ入党すればよいわけですし、もし「新しい政治体制」を目指すなら、なんとかしてそれを国民に知ってもらう必要がありますから、名前はそのものずばりになるはずです。

現在の日本は対立する社会システムをもつ政党は「自由民主党」と「共産党」があるだけで、あとは「権力を取るため」の政党で国民には関係がありません。さらに、共産党は共産主義を目指さないが過去の栄光があるから名前だけ残すとしているので、実際は共産党ではないことになります。つまり、共産党が共産党としているのは「かつての同志の歴史的価値」からしいのです。そうすると、現在では「自由で民主主義にもとづく社会」以外で政党が提案した社会システムはないということになります。

そこで、たとえば現在の社会体として知られたもので、日本に存在しうる政治体制としては、「軍国党」(再軍備を目指す)、「小さい政府党」(消費税なし)、「やや大きい政府党」(消費税10%)、「福祉党」(消費税20%)の4つがありますが、自民党の一部が軍国党の人がいて、民主党の一部が福祉党ですが、自民党が消費税をあげようとし(福祉的考え方。自由なら税金を減らし、法人が利益をあげて、それから税金を得ようとする)、民主党(政策はムチャクチャ)が最初は「福祉、減税」と言っていたのでもともと矛盾があります。

このように党名も政策も矛盾があるのは、「日本をどうするか?」、「招来の社会体制はどうあるべきか?」などには興味がなく、政治家になることが目的という人、特に二世議員が増えたことによると考えられます。

しかし、現在の日本は、市場経済の破綻、国際的な貿易自由化(TPP)、貧富の差の拡大、周辺国との外交問題、教育や社会不安、それに自然の脅威に対する対応など多くの重要な問題を控えていて、社会の改革が必要なことは誰もが認めるところですが、新しく日本社会にあった社会ということ自体の議論が少なく、テレビでは長時間にわたって料理番組や食べ歩きが報道されているのが現状です。

まさに政党名に現れた仮装社会とも言え、日本の将来の目指すところが見えないのです。それもそうかも知れません。もともと「自由主義」も「共産主義」もイギリスやフランスからでたもので、日本で誕生した考えではありません。そしてまだ世界で「自由主義」と「共産主義」の二つしかありませんので、日本で自由民主党以外の政党が誕生する機会は少ないことになります。

その意味で2009年に誕生した民主党こそが「仮装政党」だったので、民主党がわずか3年で崩壊したのも、その他の新設政党が成功しないのもある意味では当然です。この際、はっきりと「自由民主党以外に政党の名前はないけれど、我々は自由民主党の派閥が独立したもので、「小さい政府党(減税党)」と名乗る。未来の政治体制は自由民主主義だが、当面の日本の問題の解決は、次のようにする」と宣言しておけば仮装状態から脱することができるでしょう。

たとえば自由民主・復古党、自由民主・自由党などの政党ができれば、仮装段階から抜け出すことができるでしょう。または日本の政治学者が奮闘して、世界に先駆けて新しい概念の社会を提案することです。しかし、今の政治学者にアダムスミスやマルクスぐらいの大物は見当たりませんので、仮装政治は続くと考えられます。

(平成26年10月8日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

台湾・韓国だけではない、世界が輸入規制している

台湾、韓国ではない、世界が輸入規制している
 
花山薫 ( 会社員 ) 15/05/30 PM08
リンクを見て、よくマスコミにとりあげられる、台湾だけでなく、規制廃止、緩和があるものの、予想以上に多くの国が規制していることに驚いた。

もうすぐ北風がちよくなるからの引用リンク

〉もうすぐ北風が強くなる様より

++ 全転載 ++

頭の壊れた政権が、台湾、韓国の日本産食品輸入規制に「非科学的」抗議し、WTOに提訴するそうな。
米国には抗議しないというスタンスがこの政府の恥知らずさを表している。
この日本からの放射能汚染食品輸入規制は、世界のほとんどの国が実施している(日本からの食品輸入がまったく無い国は実施していない。)。
日本の食品工業が海外工場生産を増やしている原因は、輸送費だけではないのだ。

マスコミ、とくにテレビはこのことをまったく報道しないので、国民の多くは漠然と何も変わっていないかのように思っている。
政府は国民の無知につけ込む形で「科学的な根拠が無い」とか「WTOに提訴する」などと居直っているわけだ。
対外対立すれば支持が上がると思っている。

世界のほとんどが日本食品を輸入規制している中で、WTOに提訴し、勝つとはとても思われない。
だが、二審制で4、5年かかれば、政府の責任者はどこかに異動だ。
おまけにテレビで報道しなければ、国民は忘れるだろう。

世界の多くの指導者は、日本の政権と官僚の「頭が壊れている」ことに気づきだしている。
ーーーーーーーーーーーーー
世界各国による輸入規制について ホワイトフード

先日の台湾政府における日本食品の輸入の全面的禁止のニュースをご覧になって、驚かれたかたも多かったと思います。

台湾政府以外の諸外国も日本の食品に対して、輸入禁止措置をとっていたり、放射能検査を実施を要求したり、あるいは自国で放射能検査を実施しています。

農林水産省のデータをもとに、世界各国における日本食の輸入禁止措置を地図で表示してみました。リンク

赤色:日本食で輸入禁止措置の項目がある国
オレンジ:輸入される日本食に対して放射能検査を要求、あるいは、自国で放射能検査を実施
ーーーーーーーーーーーーー
※ オレンジは公共機関による放射能検査証明、あるいは自国で放射能検査である。
殆どの場合は検査費用と検査日数で採算がとれない。また自国で放射能検査し、その国の基準を超えた場合は検査費用、日数のほかに返送費用も請求される。当然ながらその国は補助してくれない。
つまり、事実上は当該国の輸入禁止と同じ効果をもつ。
検査要求などのオレンジ色の国は、輸入禁止の婉曲な表現なだけである。

まともな国なら、いくら微量でも放射能汚染された食品を国内流通させたくない。
まして100Bq/kgという放射性廃棄物すれすれを食品として流通可能にしている日本は、その点で信用されるわけがない。

 以上は「るいネット」より

日本政府が変なのです。国際社会は日本は狂っていると見ているのです。放射能まみれの食品を日本国民に食べさせているからです。日本・安倍政権の放射能規制基準が緩くて話にならないぐらい酷いものなのです。国際基準の10~20倍は普通で世界は驚いているのです。だから日本の死亡率が急増しています。過去最高水準です。以上                             

2015年10月19日 (月)

対ISIS戦争でのトルコの”二枚舌”

対ISIS戦争でのトルコの‘二枚舌’

公開日時: 2015年10月2日 17:12
RT


© Sertac Kayar / ロイター

トルコ政府は対ISIS戦争でアメリカのパートナーとなることに合意した。しかしアンカラは、それをトルコ国内のクルド・ゲリラに対する戦いをエスカレートする隠れ蓑として利用しようとしているように見えると、オクラホマ大准教授フィラト・デミルは語っている。

RT: 世界の注目がシリアに集まっている中、トルコ軍は自国内での作戦を開始しました。一体何がおきているのでしょう?

フィラト・デミル: トルコは急速に内戦へと向かっているのではと懸念します。過去二カ月ほど、暴力の連鎖になっています。それに過去数カ月に、多数のクルド都市で何度か衝突がありました… ジズレでは、20人以上の一般市民が殺されましたが、目撃者によれば、彼らの大半が治安部隊によって殺害されており、しかも一般市民だったのです。そして、11月1日選挙は、こうした紛争が、それに向かってエスカレートしてゆく出来事に過ぎないのではと恐れています。またシリアのISISに対する戦争について、トルコ政府が、アメリカと、戦争でパートナーになる協定を結んだことも申しあげる必要があります。しかし私は、トルコはこの協定を、トルコのクルド・ゲリラに対する彼らの戦いをエスカレートする隠れ蓑に使うのではと懸念しています。

更に読む: 17人のPKKメンバー、クルドの都市シルバンへのトルコ軍攻撃により死亡

RT: 世界の懸念と注目がクルド人に向けられているのに、トルコは自国民を攻撃していますね?

FD: クルド人にとって、これがある意味、イラクと北シリアにおけるクルド運動の中心となるだろうことは確実です。現在シリアでは、クルド人こそ、アメリカと同盟諸国が、ISISや、ISIS標的に対して利用できる唯一有力な地上軍です。そして、トルコは、シリア国内にいるわけでないクルド・ゲリラを、テロリストで、PKK集団分派だと見なしていますが、それには、アメリカとその同盟国が同意しておらず、ここが、トルコ政府とアメリカとの間の主要な論点なのです。


トルコのタイイップ・エルドアン大統領 © Umit Bektas / ロイター

RT: クルド民兵は、シリアとイラクのISILとの戦いを支援しており、そしてトルコも、ISISに対して戦っているのに、一体なぜ、自国内で、彼らを攻撃するのでしょう? トルコは、同じ戦争の、敵と味方の両方を攻撃しているように見えます。

FD: トルコ政府は、それは別々の二つの組織なのだとか、対テロ戦には  アメリカとEUがテロ組織と見なしている、PKKゲリラとの戦いも含まれるのだと主張しています。しかし現政権は、クルドの権利とクルド自治に関しては、大きく前進していたのです。停戦協定も数年間続いていました。しかし、クルド政党が国会に議席を得るのに成功し、投票の19パーセントを獲得した6月1日の選挙以後、AKP政権が多数派を得て、[レジェップ・タイイップ] エルドアンのための大統領制を可能にするよう憲法を変えるのを防いだことにより、現大統領と彼の政権の命脈は尽きたように思えます。

私は、それが、彼がクルド人との休戦を終わらせることに決め、クルド・ゲリラに対する猛攻撃を開始した転機だったのだと思います。過去二カ月間で、100人以上が[殺害され]ましたが、多くは一般市民です。しかもシルバンを含めたこれらの都市は、全ての通信回線が切断されました。先月攻撃され、大半が一般市民の20人以上が殺害されたジズレは、9日間、世界から隔絶されました。外出禁止令が発せられ、病院に行ったり、食品や飲料水を買いにいったりすることさえ許されなかったのです。国会議員すら、これらの都市にはいることを許されませんでした。ですからもう、連中が攻撃する対象にした、クルド都市では、完全な戒厳令のようなものです。さらに、様々なクルド都市の知事が何十人も逮捕されています。

報道の自由に対しても、猛烈な攻撃が行われています。先週も、著名ジャーナリストを含めある大手新聞が攻撃されました。しかも、現大統領のエルドアンは、トルコで最も著名なジャーナリストの一人で、大統領を侮辱したかどで訴えられているハサン・ジェマルを含め、左右のジャーナリストを訴えています。

RT: 既にトルコはISIL爆撃という口実でクルド人を攻撃しているのを非難されています。トルコは、一体なぜ、クルド人の独立を恐れているのでしょう?

FD: トルコは、クルド人が国家意識を高めて、独立することを恐れています。そして、シリア国内における、あらゆる独立運動を、トルコ政府は国家安全保障に対する脅威と見なしているのです。私は事実無根だと思いますが。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

記事原文のurl:http://www.rt.com/op-edge/317425-turkey-kurds-isis-pkk/

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戦争法案の次は、TPP。
ウソつかない。「TPPには入らない」から
「聖域を守る」、そして
「聖域どころか、何もないスッポンポン」

政権与党のデタラメさがこれだけ露骨な交渉はないだろうに、大本営広報部は文字通り、政府TPP広報の垂れ流し。電気洗脳箱も同様。何度もしつこく書く、虚報記事を読みたくて購読しているのではない。スーパー・チラシが生活上不可欠なので、その包装紙を眺めている。

エルドアン大統領、10月7~9日来日の見通しだそうだ。
主目的は、11月15、16日にトルコ・アンタルヤで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議を前にした事前調整。安倍晋三首相と会談するほか、原子力発電所建設に参加するなどトルコと関係の深い日本企業のトップとも会談する。

難民問題やらIS問題やらでの、日本側発言が今から気になる。またもや「IS犠牲者」が出たあと。

電気洗脳箱や大本営広報紙で脳が破壊されるのを防ぐべく、下記シンポジウムにでかけた。

2015/10/04 シンポジウム「日中友愛外交の道を探る」(鳩山由紀夫・矢吹晋・孫崎享・荒井利明)
講師と題目は下記の通り。

報告: 矢吹 晋氏 (横浜市立大学名誉教授)
    「原点から再考しよう」

報告:孫崎享氏(東アジア共同体研究所所長)
    「独仏は協力、日中は対立、なぜ?」

報告:荒井利明氏(元滋賀県立大学教授)
    「私たちにとって中国とは何か」

特別発言:鳩山友紀夫氏
    (東アジア共同体研究所理事長、第93代内閣総理大臣)
近著:鳩山友紀夫・高野孟など『なぜ、 いま東アジア共同体なのか』(花伝社、2015年)

司会:高野 孟氏(ザ・ジャーナル主宰)

開会挨拶:西川伸一(政治制度研究センター)

閉会挨拶:村岡 到(NPO日本針路研究所)

共催:明治大学・政治制度研究センター
   NPO日本針路研究所  

協賛:週刊金曜日

矢吹 晋氏 (横浜市立大学名誉教授) 「原点から再考しよう」講演の一部だけ、いい加減な記憶を基に転記させていただこう。必ずしも、発言通りの正確な書き起こしではないので、ご注意を。

「安倍談話は、中学生の下手な作文以下の代物」と辛口だった。大賛成。

安倍首相は、英語でセキュリティー・ダイアモンド構想を発表している。中国封じ込め構想。日本の「マスコミ」は決して翻訳して報じないが。中国は当然それを読んでいる。

先日の対日戦争勝利パレードが行われた背景を説明してくださった。

日本は、中国には、宣戦布告をせずに、戦争をはじめた。
それゆえ敗戦も、中国に対しては曖昧な形になっている。中華民国は日本に宣戦布告をしている。

1945年(昭和20年)8月15日の玉音放送には、
朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
とあり、

また
曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス
    とあるが、

中国には、宣戦布告はしていなくとも、「他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵ス」行為をしていることは明らか。

また、
然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ
とあるが、これも、中国に対する戦争の発端、1937年(昭和12年)7月7日盧溝橋事件から計算したものではない。そこから計算すれば、8年。

そして、尖閣諸島を「棚上げ」状態でなくしたこと。

更に、靖国参拝強行。

等々、多々あって、日本の対中国封じ込め構想、安倍政権のやり方に反発して、昨年、今年の抗日戦勝利の軍事パレードを決定したもの。挑発したのは、日本側であって、中国ではない。歴史を歪めて、きちんと反省をせずに、 (将来世代に)謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない、というのはいけない。

明治大学での講演なら探せばわかるだろうと当てずっぽうにでかけた。国会前の戦争法案反対集会を威嚇する物々しい警備を連想する警備車両隊列に驚いた。何とシンポジウム会場、その警備に守られた建物の中だった。威嚇されたり、守られたり。

大変な人数の警備陣。警備当局から、早い退去を促されて元首相は途中で退出。忍者屋敷から消える雰囲気。素晴らしい講演を拝聴して出てくると、お茶の水駅前で、なにやら鳩山元首相批判をしているようだった。

大本営広報部、大政翼賛会のジャーナリズムでは決して読めない話ばかり。矢吹晋氏の下記のページ、貴重な情報が無料で掲載されていると、孫崎享氏が紹介しておられた。

矢吹晋中国研究所

矢吹氏、雑誌「情況」の最新号にも寄稿しておられるという、明日にも拝読しよう。

下記二つのIWJ記事で、セキュリティー・ダイアモンド構想、安倍政権中国封じ込め構想と、尖閣諸島棚上げ合意記録の概要、お分かりいただけるのでは?

岩上安身のニュースのトリセツ】「対中国脅威論」の荒唐無稽――AIIBにより国際的孤立を深める日本~ 安倍総理による論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文翻訳掲載

2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー

虚報の大本営広報部ではなく、情況を理解するための情報が得られる独立メディアは必要不可欠。

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

トルコもまた正義のない戦争をするようです。政治指導者の質が問題です。良い政治家がいれば逆に悪い政治家もいるのです。日米の政治指導者も正義のない指導者の一人です。世の中が良くなるも悪くなるのも指導者の質に依ります。以上

地球の日の大噴火と母なる山の大地震(3/4)

地球の日の大噴火と母なる山の大地震3

神々が動いているさんのサイトより
http://amanohitukukami.blog28.fc2.com/blog-entry-360.html
<転載開始>
箱根山の異変には地元の方は早くから気づいていて、3月だったかな、伊豆のマイミクさんが箱根から聞こえる地鳴りをとても心配されていたので、思わずこうコメントした。
「神の大地くんが走ってんじゃないの?」  (ToT)ゞ 失礼しましたっ 

じつは箱根山については、1月2日の時点ですでに予告されていたといえる。
第91回箱根駅伝で三代目山の神を襲名した、青山学院大学の神野大地選手である。
箱根の山の神が「神の大地」なんてさ、いかにもって名まえだよね。

もちろんポイントは名まえだけじゃない。
出身は愛知県津島市立神守中学校。天王総本社・津島神社のお膝元である。
津島は尾張(おわり)の国。祭神は牛頭天王こと建速須佐之男命。
つまり箱根の異変は以前書いた「九頭竜湖の大型冷凍庫」と"オワリのまどか"さんだけでなく、建速(たけはや)の神野大地選手と津島神社を介して"オワリのスサノヲ"ともつながってるわけだ。


6月1日、ソーラー機初の世界一周のために南京からハワイに向かっていたスイスの「ソーラーインパルス2」が、太平洋の悪天候のため県営名古屋空港に緊急着陸。
ちょっとしたUFOさわぎになった。
スイス国旗は十字。ソーラーインパルスは太陽の衝撃。そして尾張の名古屋。
ワード的には「十」と「太陽の衝撃」が、オワリに引き寄せられたことになる。



名古屋空港は八所神社(物部神社)と津島社。
八所神社の祭神は宇麻志麻治(うましまち)命。
ニギハヤヒ(饒速日命)とミカシヤヒメの子で、物部氏の始祖である。
津島社はもちろん"オワリのスサノヲ"だ。

ではなぜ「十」と「太陽の衝撃」がオワリ(終わり)に引き寄せられたのか...?

思い出してほしい。
2011年のフクシマへのキーワードが二つの太陽であり、ニセの太陽の射落とし伝説だったことを。

   ふたつの太陽 2011.2.2二つの太陽
            2011アジアカップサンフレッチェの矢 2011アジアカップ決勝のヒロシマの矢

二つの太陽とは、神武とニギハヤヒのこと。
神話では筑紫の日向から東征した神武は、ヤタガラスに導かれて大和に侵攻し、ニギハヤヒを破って初代の天皇となる。
神武もニギハヤヒもともに皇位を証明する天の羽羽矢(ははや)の神璽をもち、それぞれ天照大神より受けつぐ三種の神器と十種の神宝をもってたんだが、ニギハヤヒはついに神武の正統性を認めて降伏した。

ところが民間の射日伝説では、どうやらニセの太陽は神武の方だ。
もちろんニセの太陽を射落としても神武天皇は落ちてこない。そのかわり筑紫のカラスとか三本足のカラスとかが落ちてくる。筑紫に三本足のカラスとくれば、神武天皇を導いたヤタガラスだ。

神武天皇は三種の神器。ニギハヤヒは十種の神宝。つまり「十」と「太陽」。
糺(ただす)の森に高級マンションを建設する下鴨神社(賀茂御祖神社)の建角身(たけつぬみ)命がヤタガラスだということ。4月27日に式年遷宮の御遷座の儀が行われたことも、あわせて把握しといていただけるとありがたい。
ソーラーインパルス2とも、箱根山の火山性地震ともつながってくるからだ。

さて2011年1月29日、アジアカップ決勝において李忠成選手(サンフレッチェ広島)のゴールパフォーマンスでまずヒロシマの矢が放たれる。
つづいて2月2日、この国の近代のはじまりを象徴する北海道神宮(明治2年創建)の札幌市上空に、二つの太陽があらわれた。
結果、神武天皇の崩御日3月11日にニセの太陽は射落とされ、地上で核爆発を起こす。
神武の死=近代の終わり=福島第一原発である。

核はニセの太陽。この国の近代は神武国家の再来と謳われた。
そうした近代日本のカルマを清算するために、神武東遷事象はみずからの射落としをもって完結した...と、以前お伝えした。

ところがである。
去年12月、高浜原発「みらいくん」再稼動にGOサイン。
ことし1月3日、埼玉県富士見市で「未来」くんが弟の平さんを殺害するじつに象徴的な事件がおきた。
 ⇒№347『われは子羊』
富士見市はむかしの武蔵国入間(いるま)郡。入間の由来は射留魔(射る魔)伝説にある。日照りにこまってニセの太陽を射ると、三本足のカラスの魔物が落ちてきたという。

去年から放火が多発して入魔化してたし、入間郡では2010年2月11日に津波の予告火災も発生している。事象ワードは住吉夫婦と如意。海神の如意珠のことだ。
射留魔はマズいよな~と思ってたら、さらに1月7日、入間郡を中心に埼玉で111羽のカラスの大量死のニュース...。

僕が神武東遷事象と日射伝説を結びつけたのは、2009年4月5日に箱根町のとなりの南足柄市でカラスの大量死があったから。
この日、オバマ大統領の「核兵器なき世界」宣言とともに神武東遷事象は開始された。直接の事象は宮崎神宮沖のM5.6(震度4)だ。

察していただけるだろうか。プレイモードがリピートになってることを。
二つの太陽の射る魔伝説。血塗られた未来。あわせてことしは原発再稼動元年だ。
建角身命の下鴨神社の遷宮年でもある。
どう考えたって、ヤタガラスが復活している!

きわめつけは下鴨神社正遷宮の4月27日。
国連本部で核拡散防止条約(NPT)の再検討会議がはじまったのがこの日。
もちろん会議は晴れて決裂! これはもう致命的だ。
その証拠にNPT会議が決裂した5月22日、七色の日暈や環水平アークが関東、東海、近畿地方を中心に太陽を飾った。全国規模だよ。まるでデカい祭りの準備だ。
くり返すけど核 vs 太陽の構図が今回のシクミ。日本は世界の雛型でもある。とても吉兆だとは僕には思えない。

4月27日には、安倍首相もアメリカ訪問最初の都市ボストンに降り立っている。
2013年に爆破テロで「13のアメリカ」が開始された、あのボストンだ。
キーワードは"核をめぐるトモダチ作戦"と"ノアの箱船"だったよね。

ヤタガラスの復活には神武事象が必要。だがいまのとこその形跡はない。
だとすれば、ヤタガラスは神武天皇のかわりを見つけて先導をはじめたってことになる。
考えられるのは安倍政権。ことしの施政方針演説で明治の元勲岩倉具視を讃えたように、安倍首相が近代神武国家の再興を目ざしてるのはだれの目にもあきらかだ。
ニセの太陽の時代の復活である。

とうぜんだけど、そのためには真の太陽を射落とさなければならない。
そういえばアベノミクスの三本の矢とサンフレッチェの矢は由来がおなじ。
ただしこんどはヒロシマではなく、フクシマの矢だ。
だから首相官邸に"フクシマのドロ~ン ヘ(~~ヘ)"だったわけだし、いずれみずから故郷を廃墟と化す矢だ。

たとえば日本初の原発輸出に、防衛装備移転三原則(最先端兵器の共同開発)。
もはやこの国の経済政策には核のタブーも戦争放棄の足かせもない。
それが新しい日本の幕開けだってんだから泣けてくる。

僕らは「金か命か」の選択を迫られた先の衆院総選挙でみごとに金を選び、大震災やフクシマごときじゃ変わらないぞって断固たる決意を表明した。ならばシクミは迷うことなく真の太陽を射落とさせるだろうし、僕らを事象の闇でおおうだろう。そのどうしようもない闇に、月のミロクが生まれ輝くのかもしれないね。

ヤタガラスが安倍首相を神武天皇に見立てて先導するのなら、その先に待っているのはもちろんニギハヤヒだ。
真の太陽として射落とされるのは、『天地人・愛を掲げよ』(11/22最終回)のニギハヤヒである。
ヒロシマの再来が神武の死として表現されたのだ。ニギハヤヒの死は、ナガサキの再来となって表現されるはず。
命日は11月22日だ。

ソーラーインパルス2がオワリに飛来したのも、そのセッティングの一環。
過去に僕は、「いま日高見高天原から飛鳥へと向かってるはずだが、ニギハヤヒの天の磐船は神武東遷事象のようにはつかみづらい」と書いた。
でもやっと動向がつかめたよ。あのソーラー機は天の磐船だ。ニギハヤヒは飛行機の神。UFOさわぎも天孫降臨にぴったりだしね。

尾張一宮の真清田(ますみだ)神社の祭神天火明命は、古代尾張氏の祖神であり、ニギハヤヒの父でもある。
一般には同神とも考えられ、事象的にもいまのとこ同一視して問題はない。
つまり僕らはヤタガラスによって、"オワリのニギハヤヒ"へと導かれるわけだ。


戦後70年。
今回のアメリカ訪問は、安倍首相にとって一世一代の歴史的パフォーマンスだった。国連憲章の敵国条項の撤廃と国連戦後体制の建替えのために、21世紀の新しい日米同盟「希望の同盟」を世界にアピールして見せたわけだ。
だがどうしてこういつもいつもキナ臭さ、胡散臭さがつきまとうんだろうね。
安倍首相が日本を発った4月26日は、ほかならぬチェルノブイリの日だ。
箱根山で火山性地震がはじまったのもこの日。

さらに26~27日にかけて発生したのが苫小牧市の「ホクト」キノコ工場の爆発事故。
キノコと爆発とくれば、フツ~に思い浮かぶのがキノコ雲。
苫小牧の総鎮守は樽前山神社。祭神はオオヤマツミ(山霊)、ククノチ(木霊)、カヤノヒメ(草霊)。この自然の神たちが下鴨神社の糺の森とつながってないとでも?

下鴨神社の高級マンション建設と、安倍首相の「希望の同盟」は根っこがいっしょ。
建替えと、建替えがもたらす巨大な負債。東京五輪の新国立競技場もお仲間らしい。

マンション建設に関して下鴨神社(賀茂御祖神社)は樹木の保存を強調していた。
ところが京都市への提出資料から、じつは平安以前の自生林のほぼ半分を撤去することが判明した。まるでだれかさんの国会答弁みたいだ。

どうやら下鴨さんは忘れちゃったらしい。
糺(ただす)の森の「糺の神」が、人間の偽りを正す神だってことを。
もちろん式年遷宮で抱えた12億。天地神明にかけてやましさはないとおっしゃるだろう。
だけど根本的にまちがってるよ。神社の主体は社殿じゃない。森であり、山なんだ!

賀茂御祖神社(下鴨)の糺の神の正体は御祖(みおや)の神。神武天皇の父、ウガヤフキアエズ尊である。
宮崎の鵜戸神宮は有名だが、高速増殖炉「もんじゅ」を押さえる白城神社の神でもある。
その名は産屋をあらわし、またの名をアイ(ヒ)ラの神という。
漢字でかくと姶良、吾平、相良になる。
なぜ神武東遷事象で相良という姓が「オバマ湾のドラム缶」の犠牲と化さなければならなかったのか。
相良(さがら→あいら)が糺の神をあらわすからだ。
相良さんへのリンチ殺人と糺の森の伐採は、事象としてまったくおなじなんだよね。

神武東遷事象のバックには神武の父、糺の神ウガヤがいた。
こんどはみずから前面に出て、ヤタガラスに安倍政権を先導させている。
その先にどんな破壊の産屋が用意され、どんな「糺す」が産まれるのか、「姶良(あいら)神」のキーワードからなんとなく想像がつかないだろうか。
そう。ことしに入って桜島とともに不気味な膨張をつづける姶良カルデラだ。
いうなれば糺の神の巨大カルデラである。
そのマグマが下鴨神社遷宮年のことし元旦から、桜島の底に溜まりつづけているのはなぜだ?

「ロンギヌスの槍」が桜島に突き刺さる可能性はやはり大きい。
記紀神話では存在感が薄いけど、ウガヤフキアエズの御世は大いに荒れた。
フクシマの災厄なんて、地元でないわが身には無関係だと僕らは思う。
下鴨神社の高級マンション建設にしてもそうだ。
僕らの視野はあまりにひとりよがりで狭い。だが運命の導火線は神経のようにはりめぐらされ、シクミの神々は列島規模、いやいまや地球規模で連携しつつ動いている。けっしてたまたまとか偶然の一致なんてのはないのだ。

ちなみに糺の森は、近年宅地造成で水枯れした「元糺(もとただす)の池」ともつながっている。 ⇒№306『富士は夜ひらく』
2013年4月13日に水蛭子の淡路島でM6.3が発生し、賀茂神社の鳥居が雷撃をうけたように真っ二つに裂けた。
こちらは上賀茂神社(賀茂別雷神社)の別雷(わけいかづち)大神の事象だ。下鴨とセットの賀茂の社(かものやしろ)である。
その正遷宮はことしの秋10月中旬に予定されている。この時期も要注意だ。


ところで、僕らが変われないことなんてシクミの神々はハナからお見通し。
だから2012年5月21日の原発ゼロの金環蝕=太陽のミロク誕生では、天の祝戸(岩戸)とともに、地上の災厄の扉までひらかれてしまった。それが今回の箱根山につながった父なる越の「九頭竜湖の大型冷凍庫」である。

大型冷凍庫の扉がひらかれ発見されたのは、尾張一宮のまどかさん。
尾張一宮は前述の真清田神社。オワリのニギハヤヒとつながっている。
まるで、「すべての道はオワリにつづく」だ。

"オワリのまどか(円)"とは、オワリの太陽のミロク。
ミロクの標章「〇に十字」の〇(円)=太陽のミロク。その破壊的な側面のこと。
オワリに引き寄せられたソーラーインパルス2の「十」と「太陽の衝撃」は、ニギハヤヒの射落としと同時進行で起きるオワリの太陽の衝撃を意味するんだろう。

オワリの太陽の衝撃がどんな現象になるのか。
たとえば『みらいくんの太陽風』かどうかはいまのところわからない。
4月14日の福井地裁の再稼動禁止仮処分判決で、とりあえずくい止めてるしね。

だけどその強烈な意志は、すでに前兆としてあらわれている。
まずは2月11日の建国記念の日(神武紀元節)に出現した、過去最大級のダークフィラメント。

2015.2.11過去最大の太陽フィラメント

さらに3月11日、ことし最初のX2.1の大規模太陽フレアが発生する。

ご存じの方もいると思う。ことしは二回だけX級大規模フレアが発生している。
よりにもよってフクシマの3月11日と、箱根山の5月5日のX2.7だ。
すごい偶然。いや強烈な意志だと思わないだろうか。
(いずれも世界時ってトコもミソなんだよね)

「残酷な天使のテーゼ」のバックには太陽のミロクまでいる。
いったい月のミロクの誕生と日月のミロクの完成までに、僕らはどんだけのシクミの神々の破壊を経験しなければならないんだろう...?


3月3日の戦艦武蔵の発見は、武蔵国一宮の氷川神社を中心とした関東のスサノヲ信仰に対応したものだった。武蔵の艦内神社には氷川神スサノヲが祀られてたわけだし。
かたや東海地方一円には、尾張の津島神社を中心とするスサノヲ(天王)信仰がある。箱根もそう。7月15日におこなわれる宮城野の津島天王祭では湯立獅子舞が奉納されるそうだ。ことしはとくに事故などなきようお願いしたいもの。

その箱根山が急激に火山活動を活発化させたのが、5月5日。
観測開始以来最多となる260回の火山性地震を記録した。

2015箱根火山性地震

「世の立替へは水と火とざぞ。ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ」 by日月神示

「地球の日の...」シリーズの最初の記事に、僕はこう書いた。
>明日は五月五日。「武蔵」に対応する火水(ひみつ)の事象に要注意だ...と。

じつをいうと、僕が予想してたのは箱根山の噴火。
理由は単純。4月25日のネパール大地震である。
箱根山で火山性地震がはじまったのは、ネパール大地震の翌日4月26日から。いわば母なる大地の山と、箱根の神の大地くんの火水(ひみつ)の連動だった。

ネパールのヒマラヤ山脈は、インドがユーラシア大陸に衝突して生まれた。
インドの事象神といえば火神アグニ。
長距離弾道ミサイルの名まえであり、菅政権の日印原子力協定締結交渉以降、日本の火の神カグツチと融合してフクシマ(カグツチ出産)に至ったことはかつて書いた。

一方、ヒマラヤの最高峰チョモランマ(エベレスト)は、大地母神の山を意味する。
つまりインドが男性=火で、チョモランマは女性=水なのだ。

これとまったくおなじ火水(ひみつ)の構造なのが、厳(いづ)の伊豆半島と、瑞(みづ)の山富士である。箱根山も伊豆半島に突っつかれて誕生した。

気象庁の臨時火山情報は、4月26日からの火山性地震に対して発表されたもの。
5月5日に箱根山は噴火しなかった。でも前述のように火山性地震が急増し、マグマだまりを震源とする有感地震も発生。気象庁はあわてて調査員を派遣して臨時火山情報を火山警報に切り替え、警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げている。
3月3日の武蔵に対応する事象が箱根で起きたと考えて、まずまちがいないだろう。

さて、そこでふたたび問題になるのが、新・山の神たる神の大地くんである。箱根を活発化させた神は建速の神。すなわち"オワリのスサノヲ"だってことになるからだ。
3月3日の海底の「武蔵」は氷川信仰。
5月5日の火山の「箱根」は津島信仰。
山と海を介した火水(ひみつ)の構図が浮かび上がる。

つまり何がいいたいかといえば、5月5日の箱根山の反応は、氷川信仰と津島信仰を結びつける働きではなかったのかということ。
"火のミソギのスサノヲ"と、"オワリのスサノヲ"の導火線がつながっちまったんじゃないかってことだ。

僕はこれまで"父なる火のミソギ"の犠牲は氷川神スサノヲが負うものだと思っていた。だから『ネオ東京大祓特区宣言』だったわけだし、ALSアイスバケツチャレンジにISISの日本人人質殺害事件。戦艦武蔵にしても氷川神="火のミソギのスサノヲ"の事象だ。

ところが「神の大地」は牛頭天王スサノヲの事象である。
"オワリのスサノヲ"が山の神を襲名して箱根に異変が起き、おまけに3月3日の武蔵ともシンクロしてしまった。
ってことはさ、氷川神と牛頭天王="火のミソギのスサノヲ"と"オワリのスサノヲ"の犠牲のラインがつながったってことじゃないの?
今回の箱根山の活動は、関東と東海地方を連動させるための働きだってことになるんじゃないのかな。

もしそうだとしたら、とうぜん導火線は東海からさらに紀伊半島へ、「ミロクの〈誠〉の十字」の熊野大社のスサノヲまで太平洋側をつながっちゃうわけで、そうなりゃみなさんよくご存じの連動型巨大地震って話になってしまう。
どこが結構な日やねん!


そう考えてたら発生したのが、5月30日の小笠原諸島西方沖M8.1。
あきらかに威嚇射撃だ。
父島と母島の地下682kmの揺れに、なんと全国47都道府県が反応した。
5月22日の環水平アークとおなじ全国規模だ。

201505302034.png

5月5日、箱根山で260回の火山性地震。
5月10日、369回の火山性地震が発生して最多記録更新。
5月15日、500回の火山性地震でふたたび最多記録更新。
5月20日、月読尊の伊予愛媛の伊方原発3号機(もちろんプルサーマル)が
       合格第3号のニュース。
5月25日、埼玉県北部地震。M5.5。震度5弱。
5月30日、父島と母島の小笠原諸島西方沖で深さ682km、最大震度5強。
       M8.1の超巨大深発地震が発生。世界観測史上初だ。

時に西暦2015年。
これら5の月、5の倍数の日の出来事は、すべてひとつのシクミの型としてつながってくる。

とくにこりゃマズいって思ったのが、前回の記事にあわてて追記した25日の埼玉県北部のM5.5。
20日の伊方原発とおなじ中央構造線と、フォッサマグナの柏崎千葉構造線のクロスポイントに分布する久伊豆神社の事象である。フォッサマグナの新潟県柏崎市は、例の安倍政権「291の道」の終点だ。

祭神はオオナムチ。クイズ(久伊豆)明神オオナムチからのクイズである。
事象読み冥利につきるといえば、そうなんだけどね...(苦笑)。

震源は久喜市菖蒲町昭和沼付近。
またしても昭和...日高見のマリアの名古屋市昭和区や、桜島昭和火口の「清算の昭和」。
5.5と菖蒲。このワードの組みあわせは艮の金神(うしとらのこんじん)の勝負を意味する。
久喜(くき)市も熊野の九鬼(くき)氏を連想させるよね。九鬼氏が祀ったのも宇志採羅根神(うしとらのこんじん)である。

まえに5月5日は艮の金神の勝負(菖蒲)が示される日だと書いた。
牛頭天王vs艮の金神=スサノヲ vs 艮のオオナムチ。
つまり牛頭天王=スサノヲ vs 艮の金神=艮のオオナムチ。
このシクミの構図も、かつてお伝えした。
父スサノヲをミソギの火の十字に架けるのが、"核をめぐるトモダチ作戦"の艮のオオナムチの役目だと。
25日のM5.5は、まさにその「勝負に出るぞ」という知らせだし、それがクイズの答えでもあると思う。

久伊豆神社は、出雲の土師氏が6世紀に久伊豆明神オオナムチの分霊を祀ったことにはじまるそうだ。
伊豆だしオオナムチだし、箱根山と直結した反応であることはまちがいない。
オオナムチといえば神奈川県真鶴半島の貴船神社。箱根山の前兆として去年7月に貴船祭りで小早船の転覆事象を起こしている。
真鶴半島もまた、いまの火山学では箱根山の一部なのだ。

箱根山の火山活動で関東のスサノヲと東海の牛頭天王の導火線が結ばれた抜群のタイミングで、中央構造線とフォッサマグナのクロスポイントにおいて艮の金神とオオナムチの地震が発生。これってじつに理にかなっている。
理にかなってるからこそ、僕は埼玉の地震をすさまじくヤバいと思った。
そして起きたのが、30日の巨大深発地震だ。威嚇射撃である。
攻撃開始は再稼動の8月以降になるんだろう。

もちろん、というか気休めにいわせてもらえば、これまでの話はまだ仮説にすぎず、今後の事象を注意深く検証してゆく必要がある。
いまの段階では「残酷な天使のテーゼ」が連動型巨大地震のオープニングテーマにならないことを祈るばかりだ。

ちなみに噴火や地震、地殻変動のキーワードは「青」。
フォッサマグナの古代青海氏の関連地名とかね。
箱根駅伝を初優勝した青山学院大も、青。
3月14日の国連防災世界会議の会場は青葉山。母なる地球の日のカルブコ火山は青い水。フクシマにリンクした「オバマ湾のドラム缶」も青戸の大橋。ドラム缶に入れられ遺棄された相良さんの氏神は、青井阿蘇神社だ。


とまあほんとはここで次回につづく、のつもりだったんだけど、伊方原発につぐ月読尊の伊予愛媛のニュースでとんでもない事象ワードが飛び出してきちゃったんで、とても長くなっちゃったけど、できるだけ簡潔に書くのでもう少しだけおつきあいいただければと思う。
たぶんお察しのとおりいい話じゃないけどね...。

5月27日、鹿児島の川内原発、初の審査終了=7月再稼働。
28日、「THE WINDS OF GOD」の今井雅之さん癌で死去。
       「今いくよ」さん癌で死去。
   29日、鹿児島の口永良部島大噴火。全島避難。
   30日、小笠原諸島(父と母の島)西方沖 M8.1

これらの事象は、ひとつのメッセージになっている。
「THE WINDS OF GOD」は神風。神風特攻隊といえば鹿児島だ。指令基地は桜島にあったという。

川内原発再稼動⇒神風⇒今いくよ⇒大噴火と巨大地震。
「再稼動で大噴火と巨大地震がいくよ」ってことだろう。

口永良部(くちのえらぶ)島は口を選ぶ島だと考えられる。大噴火の「口」が神風特攻隊の鹿児島で選ばれるなら、やはりロンギヌスの槍の桜島昭和火口がいちばんのポイントだ。

またエラブ(永良部)という単語は、地元では毒のあるウミヘビの呼び名らしい。
30日の深発地震は、海の毒蛇の口が開いたって知らせかもしれない。
ラグナロクのヨルムンガンドがしっぽをくわえた口を開いた姿を想像してしまう...。

その小笠原諸島西方沖地震の翌日5月31日、愛媛県松山市千舟町2のホテルNO.1松山の12階から、1歳の男の子が転落した。
大阪市住吉区の真ちゃん。
愛媛の伊方原発合格のニュースがきたと思ったらこれだ。真の太陽の射落としだ。

2011年は住吉大社ご鎮座1800年で、僕は東日本大震災のとき『こころに宝船を』ってシリーズを書いていた。住吉大神の船だ。千舟町と住吉区の組みあわせには、当時を思い出さずにはられない。

そうしたら6月4日に徳島市の住職逮捕のニュースである。
去年12月16日に松山市千舟町1で起きた黒田さん殺害事件で、徳島市にある浄土真宗本願寺派の黒谷山潮見寺の住職来見容疑者が逮捕された。
またしても千舟町。"オワリの箱船"かよっ(これについては次回)。

僧侶の殺人はショッキングだが、事象としてはそれ以上にショッキングだ。
まず「黒田」って事象ワードは、黒田日銀総裁とおなじ。いわば「真」の太陽を射落とすアベノミクスの矢の側。
来見容疑者は徳島市から松山市へ、中央構造線にそって移動。その先に伊方原発がある。

そしてもっとも大事なのが潮見寺だ。潮見と来見。潮が来るのを見ている。
ではどんな潮なのかと潮見寺の由来をしらべて驚いたよ。
潮見寺は、天正年間に海に沈んでたんだ。

「初め大瓶浦にあり、天正中没し海となる。よって福島の南岸に移す」
現在は徳島市福島からさらに西二軒屋町に移っている。
それにしても海に没したうえに、「福島」とはね。

天正年間に起きた天変地異といえば、1586年の天正大地震。
この地震ついてはほとんど解明されていないけど、京都や奈良や岐阜などの内陸部の被害にあわせて、日本海の若狭湾と太平洋の三河湾や伊勢湾、そして阿波徳島にも津波被害をいっせいにもたらしたとんでもない巨大地震である。

範囲が近いのは2007年4月15日の三重県中部地震。

2007.4.15三重県中部地震

でもこれじゃ津波なんて起きない。
列島の内陸を揺るがし、日本海と太平洋側に同時に津波をもたらすなんて、いったいどんな連動型地震なんだろうね。
去年まで『水色のバランス』としてお伝えしていた、日本海から近畿をぬけ太平洋におよぶ深発地震の帯が関係するのだろうか。
去年12月6日に発生したオバマ湾の地震もそのひとつだ。

20141206若狭地震

もし真ちゃんの転落事故が真の太陽の射落としを示唆し、ミロクの〈誠〉とつながるのなら、R369平城京を中心とする"ミロクの〈誠〉の十字"の終わりの事象としてもっとも型にハマるのが、天正大地震かもしれない。
                                   つづく

<転載終了>

コメント一覧

                               
    • 1. たまちゃん
    • 2015年06月14日 17:45
    • このコメント欄を選んだのには特に意味はなく、pm5:43に一番上にあったからです。私のコメントを追いかけて下さる皆さんの中で在日893日本団体身内はどのぐらいの比率でしょう?結構な比率ですよね。                
    • 2. たまちゃん
    • 2015年06月14日 17:48
    • 皆さんは、自分の血筋TOP から、既に聞いていますか?先月から、爬虫類捕食楊に、連れ去り捕食してもつみにならないとヒューマノイドさんから告げられた種類の人達がいる事を。                
    • 3. たまちゃん
    • 2015年06月14日 17:56
    • 動物や、自分の身内や子供、仲間等に残忍な虐待行為を繰り返し行って平気な人間いますよね?日本では、コンクリ事件や日産の車両整備士達が仲間の社員を拉致し集団暴行した事件、子供をマンションに監禁して男を選び、餓死させた水商売の女等に等しい事を現実にしている人間は、捕食対象としても罪にはならないと、世界のイルミに既に伝達済みなのです。                
    • 4. たまちゃん
    • 2015年06月14日 18:03
    • ヒューマノイドさんは、にも、在日893団体の身内の成金組の子供に多い、この手の病的異常気質レベルのサディストを始末対象にするかを観察していたのですが、彼は成金サディストは除外し、一般の単なる貧困愚連隊組にだけ対象を絞りこんだみたいです。ヒューマノイドさんは、ヤッパリね。という結果でした。彼奴はそんな者でしょう。血筋の皆さんは、この情報聞いていましたか?聞いていなかったら、彼等はまだまだ、皆さんに黙っている事はあると思った方がいいでしょう。
    • 5. たまちゃん
    • 2015年06月14日 18:16
    • あと、皆さん既婚者の一部の方なんですが、ご主人や奥様が資産家もしくは、所得は標準そこそこだけど、結婚【前】貯金はありそうだった方対象なんですが、こんな経験ありませんか?                
    • 6. たまちゃん
    • 2015年06月14日 18:32
    • 付き合っていたけど、嫌になって別れた、または、Facebookや知り合いつながりで何度か会ったけど、あまり好印象でもなくスルーしたけれど、【偶然】困っていた時や【偶然】街やプチ旅行や、郊外の観光名所で何度か会い、優しくされたり、その人の違う一面を見た気がして、元サヤになったり、交際がスタートしたり、そんな事ありませんか?それは、偶然ではなく、在日ビジネスの探偵を使った恋愛成就ビジネスです。浮気調査以外の実入りのいい収入源であり、以前は、別れさせ屋をしていましたが、裁判にかけられたりでリスクが高くなり、今は、上手くいかない恋愛を成就させるビジネスに切り替えつつあるらしいです。在日ビジネスの一翼を担う、俳優養成所の俳優予備軍を彼等は、TV 番組のニュースの町の声でも使いますが、色々な所で俳優モドキは便利に在日の役に立っています。                
    • 7. たまちゃん
    • 2015年06月14日 18:38
    • 在日サタニスト、特に爬虫類型に精神病が多いとお知らせしていましたが、発達障害の自閉症脳は、執着心が強く自分の力ではどうしようもない状態になるらしいです。3年程前から幼児期に発達障害を見つけられるように厚生労働省も介入して、子供の定期検診でチェックするようになり始めたのですが、今成人している年齢の方は自覚なく社会に出ていますから、大変です。                
    • 8. たまちゃん
    • 2015年06月14日 18:39
    • あ、送信妨害入りましたか?                
    • 9. たまちゃん
    • 2015年06月14日 19:05
    • 送れるみたいです。今回誤字脱字連発してますね(笑)すいません。皆さん、最近在日筋は運命の出逢いも【人工】にしますからね。特に高級所得や安定した所得+家柄組や、有名人本人や有名人の親との飲み会、会食、知り合い紹介等の機会前、在日筋はターゲットの趣味やタイプの異性を徹底的に調べ上げ、好みのキャラに擬態してカメレオンハンティングしている模様です(笑)皆さんご注意下さいね。大体芸能人やスポーツ選手は先行き不透明だから、自分の家に財産がある低IQ 爬虫類脳しか寄らなくなったみたいです。人間脳寄りの爬虫類は大体血筋のいい家柄の安定した職業の人狙いに変わりましたね。まあ、いつの時代も優良物件居住権争奪戦は熾烈を極めますから、私は見慣れています。支持者の皆様方は、様々お気を付けになり、避ける所は避け、タックルもかわし、トラブル回避の必須アイテム笑顔と礼儀は忘れずに頑張って下さい。ヒューマノイドさんも驚いていたのですが、何故だか参考になるのは、相手の特徴が何科の生物に近いかが判ると、その生物に襲われた場合の回避方法が効果的だそうです。相手がイノシシタイプか熊タイプかヘビなのか、ワニなのか、何なのかを観察したらいいそうです。相手が発達障害脳でも、時間はかかりますが逃げらるそうです。                
    • 10. たまちゃん
    • 2015年06月14日 19:13
    • 私が女性だから誤解されやすいのですが、今回の恋愛トラブルの対処法は女性に宛てたメッセージでもあるんですよ♪お金持ちの普通の顔したおとなしいお嬢ちゃん狙いの在日893筋は山程いますから、彼等は結婚後、皆さんの親やおじい様の力を使い自営ビジネスの成功や、社内昇進を手に入れ所得が増えると派手系な整形美人と遊び回ります。お嬢様方もお気を付けになって下さいね(*^-^*)                
    • 11. たまちゃん
    • 2015年06月14日 19:56
    • 現在pm 7:55。
      皆さんが毎日数回に分けて聞いている、垂れ流し情報に日常お役立ち情報をお知らせしておきましたが、こういう情報は隠蔽されて一部の身内にしか流さない可能性があります。在日893団体に伝えたのは、                
    • 12. たまちゃん
    • 2015年06月14日 20:01
    • 私が以前、皆さんに今後お知らせしていく内容として箇条書きした内の3つをまとめたものです。知らず忌避する者と肉ではなく血で守ると宗教とは何なのかです。感謝していただく事が何故大切なのかを上記をからめて話しておきました。                
    • 13. たまちゃん
    • 2015年06月14日 20:03
    • 出来れば、今日中このコメント欄か違う所のコメント欄で簡単にお知らせしますね。                
    • 14. イルミナティうざい
    • 2015年06月14日 21:13
    • またイルミナティの寄生虫が吠えてやがる。
      お前の正体バレバレなんだよ。

      皆さんこのような変な奴に絡まれない為にも普段から周波数を高めておいてください。

      そうしたならば、周波数が違って来ますので、奴らも手がだせなくなりますので、他をあたります。

      お前は人に得意気に語っていないで何で癌になったのかそれを考えておけよ。自分の事もわからないのに人に説教垂れてんじゃねえよ。お前の万能なヒューマノイドに聞いて訳を説明してもらってなおしてもらえよ。

      ホント闇の奴らはキモイは。相手にするのも嫌なのだが、これも役目。                
    • 15. イルミナティうざい
    • 2015年06月14日 21:37
    • といってももうお前たちは別の地球に飛ばされたので、交わっているように思っているが、別のホログラムを見ているので、カスミと話しているようなものなのだが、奴らはまだ人間達を支配できていると思っている。
      もう害を及ぼせないし、手出しする事さえできないのに。

      人間に恐怖感しか与える事ができない、可哀想な救い用のない種族は、お前たちが造り出す恐怖の世界にずっと囚われたまま。おまえたちは自分達の可哀想な奴隷。自らが自らに墓穴を掘る事が理解できない低脳な種族。お前たちは一生涯自分達の造り出す牢獄に入ってろ。地獄のようなホログラムの中でな。そして見えない的と戦っておけ。カスどもが。そして自ら自滅しろ。馬鹿はしななきゃ治らないって言うしな。

      まあお前たちはどうせ滅び行く種族だがな。                
    • 16. 頑張って下さい
    • 2015年06月14日 22:00
    • エアーサロンパスDX月ノ輪熊も倒せそうです                
    • 17. あ
    • 2015年06月14日 23:02
    • >1. たまちゃん 2015年06月14日 17:45
      > このコメント欄を選んだのには特に意味はなく、pm5:43に一番上にあったからです。私のコメントを追いかけて下さる皆さんの中で在日893日本団体身内はどのぐらいの比率でしょう?結構な比率ですよね。

      自分のブログでやりなさい。
      あなたのコメントを追いかけている人などという人がいるのならそれこそ自分のブログでやりなさい。
      他人のブログのコメント欄でやることじゃないでしょう。
      それも紹介記事とは関係無い内容で連投するなど迷惑行為だとわからないのですか?                
    • 18. たまちゃん
    • 2015年06月15日 00:07
    • 言葉の粗暴さからみても、在日潰し系?と思いますが、私がお嫌なら私の名前スルーしたらいいのに、と思いました(笑)私は自分の判断で、関係ないと思う人の意見や記事は2回目からはスルーしますが。第一、イルミ関係者も私のコメント見てますが、改心組も多くなり、良かったと思います。私を本気でイルミと思えるなら、多分お幸せな方なんでしょうね♪爬虫類型やイルミは、私がイルミではないのを、ご存知ですから(笑)私が癌を何故治さないかも、ご存知やお察しの方も多いから、このイルミうざいさんは、在日潰し系でなければ、世の中の気楽で幸せな方のお一人様代表でしょうね。                
    • 19. たま
    • 2015年06月15日 00:16
    • まぁ、今のいままで様々な私への批判潰し系コメントを掲載されなかった事が不思議なくらいでしたから、ワザワザ掲載なさったという事は、管理人さんもやはり帝国が示した救われる条件下にいらっしゃらない在日筋の所得対象だったのかなと思いました。ヒューマノイドさん情報を流していい条件として、コメント閲覧者が暴言に等しい表現をしない所が条件でしたから、今後はコメント欄に投稿は止めます。皆さん、在日筋の詐欺に十分ご注意下さい。災害貯金頑張って下さいね。14日記事プレデアスに宣戦布告にコメント少し残してあります。エイリアン詐欺にもご注意下さいね(*^-^*)                
    • 20. あゆ
    • 2015年06月15日 07:44
    • たまちゃんさん、これだけ連投していると、良いことを書いていても荒らしと変わりませんよ?
      伝えたいことがたくさんあるのなら、アクセス数の多いこちらのサイトではなく、ご自分でサイトを立ち上げて、言葉を連ねるべきでは?
      他の方も書いておられますが、あまりに目につき、コメントすることにしました。
      迷惑になっていますよ。連投するされたいのなら、記事に関係することを、数回程度に抑えたらいかがでしょうか?
      ブログ主様にも、読者にも迷惑です。                
    • 21. 名無し1
    • 2015年06月15日 08:13
    • 1 スレ違い、最近、平成百姓さん、書き込みにきませんね??                
    • 22. >19
    • 2015年06月15日 09:10
    • 今までのコメントは目をつぶって仕方ないと思ってましたが、事もあろう事に最後に管理人さんをDisって終わるとは(怒)
      管理人さんの寛容さがわからない唐変木だったとは!

      世の中には色々な人?がいますね(涙)

      元気丸さん、いつもありがとうございます
      m(_ _)m                
    • 23. genkimaru1
    • 2015年06月15日 12:37
    • たまちゃんさん
      お暇な時に読んでみてくださいね。
      http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/cat_49995.html                
    • 24. ab
    • 2015年06月15日 14:12
    • たまちゃんさん

      確かに、
      沢山、コメントされて
      るので、気にはなってましたが、


      管理人さんが、投稿を許容してらっしゃるから、悪い方では、ないのでは‥。


      お体がお悪い様子。

      エネルギーを振り絞って投稿されているのかな‥
      なんて

      勝手に想像してましたけど

      どうなんでしょうか?                
    • 25. ちんまんねこおさん
    • 2015年06月15日 14:20
    • わたくすもなんか詰まらなくなったんで2m丸太でインドシランバム 棒術でもしてる動画でもあげてみるかなボログ作って
      そしたら元気丸さん転載オ長居しますよん                
    • 26. 満天のほし
    • 2015年06月15日 18:04
    • きっと淋しいんですよね。
      養生してください。                
    • 27. genkimaru1
    • 2015年06月15日 18:59
    • > 2m丸太でインドシランバム 棒術でもしてる動画でもあげてみるかなボログ作って
      > そしたら元気丸さん転載オ長居しますよん

      腹の底から笑えるのをお願いします。                
    • 28. ab
    • 2015年06月15日 21:33
    • まるちゃんさんへ


      何事もなかった‥
            と
      いう事で。


      再度
      貴女の情報提供をお待ちしてます。


      貴女のコメントにご意見された方々も、悪気はないのです。


      些細な事です。


      こんな悲しくて、酷い状況下の中でもあり、

      同胞同志です。

      快くやりましょう。


      一人でも多くの方が
      危険を知り、目覚めて頂ける様、ご協力下さい。

      是非、大人の対応を‥。
      (管理人さんも気にかけてらっしゃるご様子ですよ‥)
    • 以上は「大魔邇」より

ロシアにとってのギリシャの教訓

ロシアにとってのギリシャの教訓

Paul Craig Roberts
2015年7月17日

“ギリシャ債務は、今やヨーロッパがこれまで進んで行おうと検討してきたものを遥かに超える負債軽減措置によってのみ、持続可能になる。”国際通貨基金

ロシアや、中国や、イランに対するギリシャの教訓は、欧米との、あらゆる金融関係を避けろということだ。欧米は決して信頼がおけないからだ。ワシントンは、他のあらゆる国々に対して、経済的・政治的覇権の確保を断固決意しており、欧米金融制度を、資産凍結、没収や、経済制裁に利用している。独自の外交政策を持っている国々や、欧米に資産を保有している国々は、ワシントンが彼らの財産権や所有権を尊重するなどとは期待できない。ワシントンは、各国の資産を凍結したり、盗み取ったりするが、フランスの場合には、ワシントンの政策に従うよう強いる為、何十億ドルの罰金を科した。例えば、単にイランが、核拡散防止条約のもとでの権利を主張してきたがゆえにイランは長年、イランGDPの約四分の一にあたる、1000億ドルの資産を利用することができなかった。

ロシア人ジャーナリスト達は、オバマがイランとの話をまとめるのに熱心だったことは、ウクライナを巡っても話がまとまる希望もあるということかと、私に質問してくる。答えはノーだ。しかも、これからご説明するが、イランとの核協議合意は、ワシントンに関する限り、たいした意味はない。

三日前(7月14日) 軍高官ポール・セルバ大将が、ここ数日間で三度目になるが、アメリカ上院で、ロシアは、“この国(アメリカ)の存続に対する脅威”だと語った。わずか数日前、上院は、ジョセフ・ダンフォード海兵隊総司令官と、空軍長官から同じセリフを聞かされていた。その数日前、アメリカ統合参謀本部議長が、ロシアの“ハイブリッドの脅威”を警告した。

ワシントンは、ウクライナを、対ロシアで利用するべく、膨大な投資をしている。ウクライナにおけるあらゆる紛争は、キエフのワシントン傀儡政権が引き起こしている。マレーシア航空機撃墜を含め、あらゆることがロシアのせいにされる。ワシントンは、ぬれぎぬを着せて、EUに、決してEUの利益にはならない対ロシア経済制裁を強要した。ワシントンは、ヨーロッパ全ての国々を、ヨーロッパとロシアとの政治的・経済的関係を損なわせることと、ロシアとの対立状態にさせる強要に成功したので、ワシントンが、ウクライナ問題の解決に同意することは決してあるまい。たとえワシントンがそうしたくとも、ワシントンは、その姿勢丸ごとが、ひたすらプロパガンダだけに依拠しているので、合意に到る為には、ワシントンは自らを否定しなければならなくなってしまうだろう。

あらゆることを差し置いて、ロシア大統領と外務大臣は、アメリカや、ワシントン傀儡のEU諸国のことを、“我々のパートナー”と言い続けている。恐らく、プーチンとラブロフは皮肉を言っているのだ。現在、最も確実なのは、ワシントンとその属国諸国はロシアのパートナーではないということだ。

アメリカの対外・軍事政策の基盤たるウォルフォウィッツ・ドクトリンは、アメリカは単独覇権国で、一方的な行動に対するいかなる制限にも我慢せず、ロシアや、他のいかなる国の勃興も認められないと宣言している。

この教義がワシントンを支配し続ける限りは、ロシアも、中国も、イランも、核協議合意をしても、安全ではない。イランが独自の外交政策をする限り、ワシントンとの、いかなる重大な政策の対立も、経済制裁の新たな正当化を生み出しかねないので、核協議がイランを守るわけではないのだ。

イランとの核協議合意で、欧米の口座に凍結されていたイランの1000億ドルが解除される。私は昨日、外交問題評議会のあるメンバーが、イランは凍結解除された1000億ドルを、アメリカとヨーロッパの企業に投資すべきだと言うのを聞いた。もしイランがそうすれば、イラン政府は自ら将来脅迫される立場におくことになる。欧米のどこかに投資をすれば、イランの資産が、いつでも凍結されたり没収されたりしかねないことを意味する。

もしオバマが、ビクトリア・ヌーランドや、スーザン・ライスや、サマンサ・パワーを首にして、こうしたネオコン連中を、正気の外交官に置き換えれば、見込みは向上するだろう。そうなれば、ロシア、中国や、イランにも、隷属以外の条件で、アメリカと話し合いをつけられるより良い可能性がもたらされる。

ロシアと中国は、うまく機能していない共産主義経済体制から出現したのだから、欧米を手本と見なすのは当然だ。中国は、すっかり欧米資本主義に夢中になっているように見える。ロシアは恐らく、それほどではないが、この両国の経済学者連中は、欧米のネオリベラル経済学者と同じで、つまり彼等は気がつかないまま、欧米の金融帝国主義の召し使いになっている。自分達は経済学に忠実であると誤解しながら、彼等はワシントンの覇権に忠実なのだ。

クリントン政権から始まった規制緩和で、欧米資本主義は、社会的に機能不全に陥った。アメリカでも、西欧到るところでも、資本主義は、もはや人々の為には機能していない。資本主義は、資本所有者と、経営者連中以外の誰の為にもならない。

アメリカの所得不平等が、今や、1920年代の“泥棒男爵”時代と同等、あるいはそれ以下である理由はこれだ。資本主義を、機能する経済体制にしていた1930年代の規制は、撤廃されてしまった。現在、欧米世界において、資本主義は略奪の仕組みだ。資本主義は、労働を略奪するのみならず、資本主義は、EUによって、ギリシャ国有財産を、外国の買い手に売却を強いられているギリシャ等、あらゆる国々を略奪する。

プーチンとラブロフは、再度“アメリカのパートナー諸国”に言及する前に、ギリシャに対し、EUに善意が欠けていたことをよく考えるべきだろう。EU加盟国そのものが略奪され、同国人達によって、酷い目にあわされるのであれば、ロシアや、中国やイランが、一体どうしてよりましな扱いを期待できるだろう? もし欧米がギリシャに好意を持っていないのであれば、ロシアに対する欧米の善意など一体どこにあるだろう?

ギリシャ国民が、ヨーロッパのパートナー諸国の善意を信じ、1パーセントの不正直さを見くびっていた為に、国民投票で得た支持にもかかわらず、ギリシャ政府は、EUへの屈伏を強いられた。ギリシャ政府は、同胞EU加盟各国政府の容赦ない態度を予期していなかった。ギリシャ政府は実際、ギリシャの債務状態と経済に関するギリシャ専門家の分析は、交渉で大きな重みを持つだろうと考えていた。この期待から、ギリシャ政府には代替策がなかったのだ。ギリシャ政府は、ユーロを離脱する方法や、ユーロから独立した通貨制度や、金融制度を導入する方法を考えていなかった。離脱する為の準備がなかったので、ギリシャ政府には、EUの要求以外の選択肢がなかったのだ。

ギリシャの財政主権終焉が、イタリア、スペインや、ポルトガル、そして最終的には、フランスとドイツを待ち受けている。元欧州中央銀行総裁のジャン=クロード・トリシェが言った通り、公的債務危機は、ヨーロッパも“独立国家という厳格な概念”を越えるべき頃合いであることを示唆している。ヨーロッパ集権化の次のステップは、政治的集権化だ。ギリシャ債務危機は、EU加盟国となることは、その国か主権を失うことを意味するという原則を確立する為に利用されているのだ。

欧米の経済マスコミで広まっている、ギリシャ国民に解決策が与えられたという考えは、ばかげている。何一つ解決していない。ギリシャ政府が屈伏させられた条件は、債務を一層支払い困難にする。近いうちに、問題は再燃するだろう。1936年に、ジョン・メイナード・ケインズが明らかにした通り、そして経済学者なら全員知っている通り、年金や、雇用、賃金や社会福祉を削減して、消費者所得を押し下げれば、消費需要も、投資需要も低減し、GDPも減少し、大規模財政赤字をもたらす結果となり、借り入れで補わねばならなくなる。公共財産を外国人に売れば、収入の流れは、ギリシャ経済の外部、外国へと変わってしまう。

21世紀に、規制されないむき出しの資本主義では、欧米のどこにおいても経済成長を実現できないことが証明された。結果的に、世帯平均所得は低下しつつある。政府は、この低下を、インフレを過小評価し、職が見つけられずに、職探しをあきらめた、無職の求職意欲喪失労働者を勘定に入れないことで隠蔽しているのだ。求職意欲喪失労働者を勘定に入れないことで、アメリカは、5.2パーセント失業率という報告ができている。求職意欲喪失労働者を数に加えると、失業率は、23.1パーセントになる。23パーセントもの失業率は、景気回復とは何の関係もない。

欧米で使われている言葉自体さえ欺まん的だ。ギリシャ“緊急救済”は、ギリシャを救済するわけではない。緊急救済は、ギリシャ債務保有者を救済する。こうした保有者の多くは、元々のギリシャ債権者ではない。“緊急救済”がしているのは、ギリシャ債務に賭けた、ニューヨークのヘッジ・ファンドに返済させることだ。緊急救済の資金は、ギリシャには入らず、債務が支払われることを予想して投機した連中の手に入る。ニュース報道によれば、ECBによる量的緩和が、融資をして経営難に陥っている銀行からギリシャ債務を購入するのに利用されており、債務問題は、もはや債権者問題ではなくなった。

中国は、アメリカに投資することのリスクに気付いていない様に見える。中国のニュー・リッチ連中は、ワシントンが日本と戦争していた時代、収容所に追いやられた日系アメリカ人の経験を忘れて、カリフォルニア州で、住宅地を買い占めている。中国企業は、アメリカ企業や、アメリカの鉱床を購入している。こうした買収によって、中国は、外交政策の違いを巡る脅迫の影響を受けやすくなってしまう。

欧米で喧伝されている“グローバリズム”は、ワシントンの単独覇権主義と矛盾する。欧米体制内に資産を保有するどの国も、ワシントンと食い違う政策を実施することができなくなる。フランスの銀行は、代替策が、アメリカ合州国における事業の閉鎖なので、融資手続きに対するワシントンの命令に従わなかったかどで 90億ドルの罰金を支払った。フランス政府は、フランスの銀行がワシントンによって略奪されるのを、守ることができなかった。

これは、グローバリズムと、単独覇権主義のアメリカとの明確な矛盾が看過されたままでいる現代の無頓着さの証明だ。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/07/17/greeces-lesson-russia-paul-craig-roberts/

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日本にとっての、ギリシャの教訓。

大本営広報の報道管制共謀の中、TPPがひたひたと進行しつつある。説明不足、憲法違反の酷さ、戦争法案どころではない。

少なくとも、宗主国の議員ですら、許可を得て、TPP草稿文書を見ても、その内容を人に語れば処罰される。属国の議員は、内容を見ることさえできない。それで、可決される。理不尽も甚だしい。

素晴らしい内容の法律であれば、隠す必要は皆無。途方もない反民主的なデタラメ略奪条約だから隠すのだ。

たまにもれでる米の輸入量交渉についても、一方的な敗北でしかあるまい。

世界最大・最悪のテロ略奪宗主国と、世界最大の属国が交渉して、勝てるわけがない。服従する官僚・政治家・学者・労組幹部・洗脳機関員しか生き残れない仕組みが70年の占領で完成している。

ギリシャ国民と同じような、いやそれ以上の?真っ暗な将来が日本の庶民を待ち受けている。「知らぬが仏」ならぬ「知らぬはお陀仏」。

施 光恒著『英語化は愚民化』(集英社新書)を読んでいる。
文部破壊省の教育政策、とりわけ英語政策のでたらめさ、驚くべきもの。

そこで、多くのまともな英語学者・教師の方々が多数の反論を書いておられる。
最近では永井忠孝著『英語の害毒』(新潮新書)を読んだばかり。
『英語の害毒』藤永茂氏の『アメリカ・インデアン悲史』を思い出しながら拝読した。
『英語の害毒』では、インデアンではなく、エスキモーの人々が、エスキモー語を捨てて、英語を受け入れた後の悲惨な様子が書かれている。
インデアンや、エスキモーは人ごとであれば、それまでのこと、かも知れない。
決してそういう甘い話ではすまない。
今、同じことが、日本でおこされようとしている。

ということで、とうとう政治学者が『英語化は愚民化』という本を書かれたのだろう。
『英語の害毒』でも、TPPに触れられていた。

『新世紀のビッグブラザーへ』に『英語化は愚民化』の詳しい書評がある。
英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

今の欧米は信用ならぬ連中ばかりです。信用できる国々と協調して、新たな国際組織を構築しなければなりません。                           以上

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(3/6)

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
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現在は“潜在的に貨幣化”された状況
円安による物価上昇で国民はすでに負担

 日本国債の最大の保有者は、かつては民間の金融機関であったが、いまは日本銀行だ。日銀当座預金を増やすことによって購入したのである。

 したがって、政府と日銀を一体として見れば、国債という形の債務が、日銀当座預金という形の債務に変わったことになる。

 ところで、日銀当座預金はマネタリーベースには含まれるが、マネーストックには含まれない。したがって、日本の場合には、まだ「貨幣化」には至っていない。

 しかし、銀行が日銀当座預金の払い戻しを要求すれば、日銀は日銀券を増刷することによって支払いを行なう。そうなれば、マネーストックが増加し、国債は「貨幣化」される。したがって、現在の状況は、「潜在的に貨幣化されている」というべきであろう。

 日本の場合、マネーストックの増大によるインフレーションはまだ起きていないが、マネタリーベースの増大が円安を引き起し、それによる物価上昇が実質消費を減少させている。このような意味で、国民はすでに負担を負っていると考えることができる。

 なお、「国債の貨幣化」と似た手法は、他にもある。

 シャープは、リストラ策の一環として、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行との間で、合計2000億円のDES(デッド・エクイティ・スワップ)を行なうとしている。シャープはすでに両行から6000億円以上の融資を受けているが、このうち2000億円を優先株に振り替えようというものだ。これが実行されれば、シャープは有利子負債を減らすことができる。他方で、銀行側は貸出金を回収できなくなる。

 国債の貨幣化とは、基本的にこれと同じものだ。返済を要する国債という負債を、返済の必要がない「貨幣」という形の負債に換えるものだからである。

 歴史を遡れば、フランス革命前のフランスで、ジョン・ローによって導入されたシステムと同じものだ。ローは、ミシシッピ会社という(架空の)会社を設立し、フランス国債をこの会社の株券に転換したのである(しかし、このシステムは長続きせず、フランス財政は破綻した。これがフランス革命の遠因になった)。

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以上は「diamond online」より

仮装社会コラム、エコと経済成長と満足

2014年10月23日            

    

「kasouseityou__201410191028.mp3」をダウンロード


私は高度成長期に会社の技術職で、研究の傍ら原単位や原価の計算、研究が成功して事業化した時の収益などをいつも計算していました。つまり「現場の経済学」から経済を見ていたのですが、一番の問題は「常に売上を上げていかなければならない」という鉄則があることでした。

一言では言えないのですが、国全体の経済成長、他国との競争関係、会社の経営指標、そして国民の満足度、減税など主要な経済を「良く」していくためには絶え間ない売上高アップが必要なのです。

仮に世界には日本しかなく、人に向上心がなければ別ですが、実際には世界には多くの国があり、人に向上心(より良い生活を求める欲求)がある限り、「成長地獄(現在に留まっていては死ぬという企業の宿命)」が残るのです。私が先回、仮装社会で整理したのは、バブルの崩壊の後、「成長地獄」から脱皮しなければならないと主張していた経済学者も多かったのですが、具体的に、「国際競争力、人の向上心」などを含んだ広範な理論を構築した人はいなかったように思います。

「今後は今までのように無限な成長ができないのだから、制限された状態での論理を構築しなければならない」という「ねばならない論」だけだったように思います。そして私の指摘は(最終的な結論は別にして)、高度成長期に高度成長が終わったらどういう状態になるかわかっているのに、なにをやっていたの?ということなのです。「だからどうする」はこのシリーズの結論までかかるのですが、とりあえず、私たちは一所懸命働いていた時に、その目的(形式的に所得が欧米並みになる)が達成されたとき、真なる目的(より豊かな生活)をどのようにして達成するか、誰が考えていたのか?という問なのです。

第二次世界大戦が始まった後、日本が必死に闘っている時に、すでに欧米は「戦後の経済体制」をブレトンウッズのマウント・ワシントン・ホテルで国際会議を重ねていた。私が指摘したかったのは、日本は果たして「高度成長」のさなかに「高度成長をいつまで続け、その後、どうするのか」についての国民的議論をせず、単に「高度成長」という行為のみに走ったのではないか、その点では、大人とは言えず、子供のような社会ではないかということです。

高度成長期前期は年平均経済成長率が9%、後半は4.5%程度だったのですが、欧米は成熟社会に入って2%程度の成長率でした。それでも現在のアメリカ(バブル崩壊からすでに25年ほどを経ている)はまだ「エコ」や「温暖化対策」などは現実的にやっていません。アメリカやヨーロッパは日本より10年から20年は発展が早かったので、少なくとも日本も1990年から30年か40年あまり、つまりはせっかく努力して豊かになった社会で、「石油が枯渇するとかゴミが溢れる、温暖化する」などと言わずに、「標準的な経済成長」のもとでまずは目的だった「欧米並みの生活」をしてみるのが普通の考えだったのではないか、それが仮装社会の一つの原因となり、現在の締めつけられるような社会をもたらしたのではないか、と思うのです。

私は1990年まで日本では「成長後の社会」が国民的議論にならず、それは現在でも同じで、はっきりとした成長論、人生論を持たずに、とりあえず日銀総裁が言うから2%のインフレターゲットということでまた同じように進んでいるのではないかと考えています。

バッシングしたり、STAP事件のようにイジメたりすることに熱意を燃やすのではなく、「どうするべきか」に関心と議論を集中したいと思っています。

(平成261019日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

「自然治癒力」を持つコンクリートの実現が近い?~バクテリアがコンクリートをも補修する

「自然治癒力」を持つコンクリートの実現が近い?~バクテリアがコンクリートをも補修する
 
青島航 ( 44 会社員 ) 15/05/30 PM09
以下 リンク より転載します。

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「自然治癒力」を持つコンクリートの実現が近い?

耐久性が高く、作るのが簡単で、かつ比較的安価という利点があるコンクリート。現代でも様々なところで目にする建築資材だが、古くは古代ローマ時代の建造物にも使用されているという。この身近で利用しやすい材料について、難点をひとつ挙げるとすれば、ひび割れしやすい性質を持っていることだ。建物の維持のために必要な作業とはいえ、ひびの補修にかかるコストや時間は大きなものになる。

こうした課題に取り組むべく、オランダのデルフト工科大学では、ひび割れを自ら補修する“自然治癒力”を持つコンクリートの研究を行っている。

バクテリアを利用した自己治癒力を持つコンクリート
デルフト工科大学のチームは、炭酸カルシウムを形成するバクテリアを利用してコンクリート構造物の自己治癒力をどのように増進させるか、そしてこれらのバクテリアが成長するためにはどんな状況が必要かを研究している。

コンクリートの弱点である、張力影響によるひび割れが大きくなると鉄筋の腐食につながる。このことは建物の見栄えを悪くするばかりか、当然のことながら構造の工学的な質をも危険にさらすことになる。そのため、設計者は建造物のひび割れ影響を抑えるために、必要最低限よりも多く鉄筋を使うケースがあるが、この余分な量の鉄は構造的には不要なものであり、また鉄の価格が高騰した際には非常に高額になってしまうという問題もある。

そのため、ひび割れを扱う別の方法として“補修”が考えられるが、地下部分や水道施設など内部に水を溜める建造物では、大変難しい作業になることは言うまでもない。そこで浮上する究極のアイデアが、デルフト工科大の研究チームが取り組んでいるような、自ら修復するコンクリートなのだ。

セメントペーストの中でも生存できる特定の種類の芽胞を発見
コンクリート内部はpH(水素イオン指数)が高いため、生存できるのは好アルカリのバクテリア。研究チームいくつかのバクテリアをセメントペーストに混ぜて実験したところ、時間が経っても特定の種類の芽胞が生存していることを発見したという。

彼らは現在、バクテリアが最も多く炭酸カルシウムを産出する条件を整えることや餌を吸収する方法の最適化に注力。加えて自己回復能力を持つバクテリアのコンクリートを視野に入れ、硫酸塩や気温変動をはじめとする様々な生存条件を悪化させるメカニズムにどのように影響されているかも調べているようだ。

こうしたコンクリートが実現すれば建築コストの抑制が期待できるほか、耐久性を考える上でもよい材料になるだろう。また危険な物質を貯蔵する、作業員が近づきにくい建物への利用も想定されているという。今後のさらなる研究と実用化を待ちたいところだ。

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 以上は「るいネット」より

色々研究して新しい良いものを作るものです。戦争準備よりこちらの方が良いことです。安倍政権に見てもら居たいものです。                  以上

2015年10月18日 (日)

「ちきゅう」を拿捕せよ:そこら中に地震兵器を埋め込まれる可能性あり!?

「ちきゅう」を拿捕せよ:そこら中に地震兵器を埋め込まれる可能性あり!?

みなさん、こんにちは。

いやー、恐怖のニュースが飛び込んで来た。以下のものである。

【 2011年3月9日 『ちきゅう』八戸沖で海底下2,200メートル掘削へ 】


海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、メタンハイドレートが蓄積しているなど資源、地球環境の両面で注目されている下北半島東方の太平洋底掘削調査に15日から挑むことになった。

掘削地点は、青森県八戸沖約80キロ、水深約1,180メートルの海底。これまでの科学海洋掘削における世界最高到達深度は海底下2,111メートルだが、計画では海底から2,200メートル深くまで掘り進んで試料を採取する。

この海域には、海底下約365メートルまでの比較的浅い堆積物中にメタンと水から成る固体状のメタンハイドレートがあることが、事前調査で分かっている。さらに海底下約2,000メートルには天然ガス(メタン)の層もあり、地球環境、エネルギー問題に大きなかかわりを持つ炭素循環システムの実態を調べる格好の場所となっている。

掘削は5月21日まで行われ、炭素-炭化水素循環システムの実態解明に加え、メタン生成にかかわる地下の生命活動に関する新たな発見、さらには地球温暖化対策の有力な方法と期待されている二酸化炭素(CO2)回収・隔離の可能性に関する貴重なデータが得られると期待されている。

掘削は、日米両国が中心となっている統合国際深海掘削計画(IODP)と、日本学術振興会最先端研究基盤事業「海底下実環境ラボの整備による地球科学-生命科学融合研究の強化(「ちきゅう」を活用)」の一環として行われる。稲垣 史生・海洋研究開発機構上席研究員(共同首席研究者)を初め、日、米、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、デンマーク、カナダ、中国から32人が参加する。




いまや「人工地震」は、イルミナティーNWOシオニストの工作員が、人工掘削した穴に核爆弾を仕込んで行われているという可能性が一番高くなっている。

ちきゅうを運用しているのが、日本人だけだと思っていると、もはやそういう時代ではない。これほどの多国籍の陣営が作業を行っているのである。もし「地震観測機器だ」といって、中にいる工作員が小型核爆弾を設置したらどうなるだろうか? あるいは、これらの研究員はまじめな人々だとしても、観測器が(米軍原子力潜水艦によって)いつのまにか観測器のような核爆弾に変わっていたとしたらどうなるだろうか?

八戸の近くには、プルトニウムの再処理工場である六ヶ所村がある。もし八戸沖で巨大津波地震が起こったとすれば、まず六ヶ所村が崩壊するに違いない。そうなると、今度は、世界中にプルトニウムがまき散らされる。おそらく、福島の比ではない。もっと悲惨な状況になるに違いない。

私は、ちきゅうはいつ頃からか、イルミナティーに乗っ取られたと理解している。これまで、何度も科学的調査をして来たが、その度に被災し、破損してきた。だから、海底油田やガスなど何一つの情報を得ることが出来ていない。ましてやマントル内部までの古細菌採取なども全くできていない。要するに、何一つ科学的成果を上げていない。それがいつの間にか、当初の目的とは離れて、巨大地震の起源と方向性を変え、南海トラフやあらゆる危険場所に穴ぼこばかり開けている。


こうしたことから、

ちきゅうが穴掘ったところで巨大地震が来る。

と感じている。

日本政府は、ぜったいにこの危険な掘削をさせるべきではない。

もしすでに為されたとすれば、頃合いを見計らって、巨大地震を起こすということだろう。いつでも政府への脅しに使えるからである。

「ちきゅう」の責任者に過去の掘削情報を明示させるべきである。


おまけ:
人工的巨大地震津波発生のメカニズム。

(あ)地球掘削船が海底の地下深部掘削を行う。正確に地下深部10km、30kmなど。
(い)海底では潜水艦がそこに核爆弾を設置する。
この時、原潜が強烈な極超低周波ソナーを発するため、イルカ、クジラなどが大量死する。
(う)911とか311とか象徴的な日時にリモコンで爆破指令する。
(え)ユダヤ人は事前に出来事を知らされるために、避難してそこにはいない。


まあ、そんなところですナ。だから、海岸にイルカやクジラの大量死が来た場所は、要注意ということだろうヨ。
以上は「井口和基氏」ブログより
日本の政治家の次元が低すぎて連中の狡猾さには付いていけません。   以上

地球の日の大噴火と母なる山の大地震(2/4)

地球の日の大噴火と母なる山の大地震2

神々が動いているさんのサイトより
http://amanohitukukami.blog28.fc2.com/blog-entry-359.html
<転載開始>

   4月21日、箱根のワインディングロードと芦ノ湖スカイラインに
  日本初の“ヱヴァンゲリヲン・メロディペーブ”が完成する。
  父なる越の九頭竜に箱根山が連動する可能性が高まってるトコに、
  「残酷な天使のテーゼ」とはね...  by「大和と武蔵」 

というわけで箱根山が動いた。
AKIRAのネオ東京ならぬ、ヱヴァの第三新東京市が動いた。

箱根に「残酷な天使のテーゼ」がセッティングされた翌4月22日は、母なる地球の日。
鹿児島地裁が川内(せんだい)原発の再稼動差し止め仮処分申請を却下。
首相官邸に"フクシマのどろ~ん" ヘ(~~ヘ)。
チリのカルブコ山が大噴火。噴煙に走る巨人が出現して話題になった。
『進撃の巨人』かよっ

2015.4.24カルブコ山進撃の巨人 http://www.mirror.co.uk/news/calbuco-volcano

芦ノ湖は巨人ダイダラボッチの足あと。
富士箱根の巨人伝説は岩戸神話のタヂカラヲに直結する。
太陽のミロクにつぐ第2の祝戸びらきがそう遠くはないってことだろう。

残酷な天使のテーゼ+チリの大噴火⇒第三新東京市の噴火警報。
ってことは残酷な天使のテーゼ+フクシマのどろ~んも、とうぜんながらいずれ事象化する。そのGOサインを鹿児島地裁が出してしまったわけだ。
鹿児島市旗なんの因果か地裁がある鹿児島市の市旗は〇に十字と桜島。〇に十字はミロクの標章。桜島は月読の火山。すなわち"月のミロク"を意味する。

ヱヴァンゲリヲン20周年を記念して、ことし『ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト』が企画された。現象世界では目標金額に達せず4月5日に終了したが、事象世界ではプロジェクトは生きている。だからこそ箱根も動いた。

ロンギヌスの槍はキリストを刺した槍。それを月に刺すのは月を救世主に見立てること。
いわば"月のミロク"プロジェクトである。
残酷な天使のテーゼ+大噴火と、月のミロクプロジェクト...。
つまりどう考えたって、事象のロンギヌスの槍が突き刺さる可能性がもっとも高いのは姶良カルデラとともに膨張をつづける桜島なのだ。

桜島山体膨張桜島・有村観測坑道の伸縮変動<気象庁>

冥王星(プルート)~プルトニムの発見と同時期に誕生した桜島の昭和火口が太平洋戦争のミソギ、昭和のミソギ、近代の清算のために2006年6月に60年ぶりに目ざめたことは、これまで書いてきた。
その桜島が"死と原子力"の再稼動元年たる2015年に、なぜ1月1日から山体膨張を開始したのか、なぜ再稼動第1号が〇に十字の鹿児島なのか、そのできすぎた偶然の意味をできるだけ多くの方に考えてほしいと思う。

いまのシクミは2005年福岡県西方沖地震からはじまったものだが、シクミの母体ははるか以前から存在している。
核は単なる兵器やエネルギーではない。人類と文明のカルマの最たる象徴だ。
かつて原発ゼロの金環蝕で太陽のミロクが誕生したように、こんどは原発再稼働の鹿児島の巨大噴火が月のミロク誕生を告げるのだろう。

ヱヴァ1ヱヴァ2

すでにみなさんご承知のとおり、志登(シト)襲来だよね。
去年R202ナガサキへの道で志登神社が放火されなければならなかったのはなぜか。なぜ翌日川内原発の審査合格が発表されたのだ?
しかも人類初のトリニティ原爆実験の日7月16日に。

志登(=使徒)+川内原発+原爆実験。
残酷な天使のテーゼ+川内原発+フクシマ。まったくおなじ構図だ。

いよいよナガサキへの道=「水蛭子のうみの十字」が本格化する。
今回の箱根山の反応は、そのオープニングにすぎない...。
                             
                              つづく(5月中に)

<転載終了>

コメント一覧

                               
    • 1. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:08
    • はじめまして。

      当方時折このサイトを利用させて
      頂いておりますものです。

      恥ずかしながら当方生まれてから
      極め付きに不遇でありその間の苦痛の記憶と
      私を悩ます夜間の謎の悪夢

      そして行きががり上気晴らしに始めた
      物書きまがいの駄文量産の末に
      通称クトゥルフ神話の系列の怪奇短編小説を
      執筆することに相成りましてその資料集めのため
      世界の神話伝承の矛盾点や共通点を突き合わせ
      真相を一応は類推することに成功いたしまして

      その小説のストーリー中の白眉の部分の解説を
      していた掲示板の自分自身の発言部分と

      勝手ながらも当該作品ページへの
      リンクを挙げさせて頂きます。

      その前に先の神話伝承比較研究の核心部分を
      挙げさせて頂きます。

      ============

      《古代史の真相を解き明かしする!!》


      (注意 : 最初のうちはあまり関係ない話です)


      はじめましてでございます?!!

      作品紹介スレッドに
      自作怪奇短編小説の
      宣伝載せたのでどーぞ!!

      あらすじはありきたりに
      見えますけど中身は読んだのを
      悔やむほどのおぞけがする、、、はず?

      よろしくお願いしますです?!!


      ちなみに自分が実際に見た
      極めつけの悪夢の数々と

      自前神話伝説研究の結果の

      クトゥルフ神話ですぞよ?

      書いてて謎の発熱が(汗

      まだ下がってませんですが(;´Д`)


      (その二へ)                
    • 2. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:15
    • (中略)

      残念ながら今の家に移って来るときに
      全部手放しましたが今でも悔やんでいるのは
      あのハンス・ヨナスの『グノーシスの宗教』ですかねぇ、、、

      『彼のために父よ、我を遣わし給え、、、』

      この聖句がエヴァのカヲル君のセリフに
      思えて時々声優さんの石田彰さんのボイスで
      脳内再生されるほどの妄想癖につながったというwww


      おお怖?!!!

      でも正直この本の聖句の白眉の
      《いちにして全かつ何者にも非ず》
      《いちに非ず全に非ず》
      《すべての名を持つ》
      とある絶対者が

      日本神話の影の主役の

      《オオキミ》

      ヘブライの虚無の悪魔の

      《タウミエル》

      だと覚ったときほんとに
      恐怖のドン底に落ちました!!(@_@)


      自分の例の手記の小説もその点に着目して
      文章内で仮説の創世記を構築してます!!

      ギリシャ=ユダヤ=日本でつながっていて
      中東とかインドに核心部分の失われた
      伝承がほぼそのまま残ってましたね。

      イヴ=イメージとしての聖母=ウシャス
      =エーオース=アマテラス=パンドラ

      ここらへんが全部人類最初の
      母のイメージにつながってるという


      民間伝承ではアマテラスは本来は
      イザナギのみそぎで生まれた浄化の水の神で
      本来の太陽神ニギハヤヒ(伝説では暴君)の妻で
      名代であったセオリツという女神ですけれども、

      この女神こそがイヴで、びっくり仰天の真実は
      兄のカインを殺した最初の魔王のアベルこそが
      この抹消されたニギハヤヒなんですよね。


      (その三へ)                
    • 3. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:18
    • 民間伝承ではアマテラスは本来は
      イザナギのみそぎで生まれた浄化の水の神で
      本来の太陽神ニギハヤヒ(伝説では暴君)の妻で
      名代であったセオリツという女神ですけれども、

      この女神こそがイヴで、びっくり仰天の真実は
      兄のカインを殺した最初の魔王のアベルこそが
      この抹消されたニギハヤヒなんですよね。

      で、父親はリリスとアダムの最初の子供で
      改心してヤハウェとして人間側に付く前の
      バール=サタンなんですよ、真相は。

      ギリシャ神話のガイアの近親婚伝承や
      ウガリットのバール伝承のバールの妻が
      母親のアスタルトだったという近親婚の
      伝承が基になった推理ですけど。

      アダムはリリスに操られた
      バールにあっさり殺されて
      これがウラノスとかクロノスが
      ゼウス=バール=ヤハウェから
      傷つけられて神の王位を譲る伝承の
      源イメージになったようですが。

      (その四へ)                
    • 4. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:19
    • ルシファーの源イメージは、魔王アベルですね。
      ちなみにカイン・アベル・イヴは三兄妹で
      リリスとバールの子供で

      カインだけが殺される前のアダムの
      忘れ形見のバールの実の弟で

      ギリシャ神話では
      プロメテウス・エピメテウス・パンドラであり

      日本神話ではツクヨミ・スサノオ・セオリツ(後のアマテラス)
      というのが真相でこれがヘブライの
      失われた三人のメシア伝承の

      預言者の王・英雄王・マギの女王という
      世界の指導者伝承へ変わって伝えられて
      いくことになるんですよね―。

      一部仏教に残ってブッダと転輪聖王(てんりんじょうおう)
      という悟りを得たものと神のような王としての
      世界の救済者の伝承にもなって行くんです。


      (その五へ)                
    • 5. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:20
    • この本来の真相が歪められた日本神話の三貴神
      ツクヨミ・スサノオ・セオリツの源話の
      決定的証拠になったのが → 間違い


      あ、スミマセン!!

      日本神話ではなくてー歪められた
      ユダヤのカイン・アベル・イヴの伝承でしただよ、、、

      その決定的な証拠になったのが


      インドのオリッサ州の土着神の三人の兄妹神で
      白い兄のバララーマ、黒い弟のジャガンナート、

      (西洋では逃れられない恐ろしい破壊の力の化身とされる
      ジャガーノートとして知られています)

      麦の色の末妹スバドラーの伝承で
      バララーマが救世主神のクリシュナとして
      崇拝されていて、

      ジャガンナートはビシュヌとされていますがこれが
      ブラフマー・ビシュヌ・シヴァの
      三神の合成イメージとすると

      西洋のジャガーノート伝承が
      キリスト教宣教師の聞き取りの伝聞で

      正確なものと仮定すると本来は
      シヴァ(ゼウス=バールのこと)で

      父親が誰かという真相を暗に伝えるための
      情報ではないかと鑑みたことで先ほどの
      仮説にたどり着いた次第ですねぇ?


      (その六へ)                
    • 6. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:21
    • で説明不足の二枚の八咫鏡ですが
      日本の古代史の核心の
      日ユ同祖論とソロモン神殿の
      構造上の特徴の神殿入口の
      世界を構成する相反する2つのものを
      表す一対の白と黒の柱それは

      エデンの命の木と知恵(死)の木
      聖書の聖句では主の御前にある
      二本のオリーブの木と讃えられる
      神に捧げられる芳しい常緑樹で
      日本においては二本のサカキであり

      これは古代日本が邪馬台国と出雲王国に
      分裂する前に起きた本当の太陽の暴君神
      ニギハヤヒの名代の後の女神アマテラスである

      セオリツの岩戸隠れの祭礼の時に岩屋のまえに
      設けられた祭壇の両側に二本のサカキが
      立てられていて本来は二つずつ存在した

      玉と鏡が吊り下げられていてその後は
      そのうち一組が出雲の王になったスサノオに
      授けられていたんです、多分。

      (その七へ)
    • 7. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:22
    • ちなみに二つずつの玉と鏡の意味は

      天上の二人の光の神太陽神と月神そのものの
      空に光る二つの円盤をかたどった当時の王権の象徴に
      なくてはならない鏡の中でも特に重要な
      ただ二枚在るだけの八咫鏡で

      二つの玉の方はひとつは正当な天津神の一族の王の証で
      もうひとつはそれに従う国津神の一族の王の証の訳でして

      これが後に大陸からもたらされた
      目新しい契約の証である

      印判=スタンプである

      いわゆる魏の属国の証である
      邪馬台国にあったとされる
      《親魏倭王》などの
      金印に取り替えられてしまって

      今も日本の権力の証の玉璽(ぎょくじ)へ
      変わって行くことになるんですよねー。


      いきががかり上古代史の真相を
      語ることになるとはねえ、、、

      疲れたぴぃ( ´Д`)=3



      先生、お疲れ様です。実に素晴らしい講義でした。'ω'ノ


      ======引用おわり======

      (その八へ)
    • 8. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 00:25
    • 以上、長くなりすぎ
      申し訳ありませんでしたが

      以下に

      同資料使用の自作クトゥルフ神話短編小説を
      挙げさせて頂きます。


      星空文庫掲載中 モーフィアスドール作品

      『レムナ・ハノムの手記』

      http://slib.net/a/15828/


      ============


      お粗末さまでした、、、

      お目汚し失礼いたします。


      夢の子イワンの大親友 拝
    • 9. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 01:30
    • コメント了承ありがとうございました!!

      正直作品が無視されていて
      悲しみの極みなのですが

      できれば古代史の真相を解き明かした
      掲示板投稿文と作品のご意見ご感想を
      いただけると幸いです。

      連絡先は、

      akakjer#ヤフードットco.jp  (#は@です)

      でございます。

      それでは、失礼します。                
    • 10. ごめんなさい
    • 2015年05月23日 06:36
    • 産業でまとめて
      人に伝えたいなら簡単にいわないと多くの人はわからないよ                
    • 11. 平成百姓一揆奨励会
    • 2015年05月23日 06:47
    • スレもコメも大変意味深い指摘。

      一言添えるならば、これは裏を返せば『チョンマゲリオン』が、つまり日本のアニメ界がイルミナティと深く繋がっていることの証。

      まっ、本スレ筆者やコメ参者がイルミナティとは無関係と考えているなら余計な口を挟むなと叱られそうだが。

      アニメ作家や制作集団の出自は言わずと知れたもの。
    • 12. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 08:05
    • >ごめんなさい様へ

      この全次元は統合失調症のオオキミの
      《狂気から》産まれたということですよ!?                
    • 13. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 08:23
    • >ごめんなさい様へ(その二)

      さらにこの世の諸悪は自分の児【改心前のヤハウェ】に
      【父親アダム】を亡きものにさせて【実弟の《始まりの救い主》カイン】まで
      【改心前ヤハウェと自分自身の子の《最初の魔王》アベル】に殺させ
      全ての魔術を【アベルの妹のイヴ】に授けた《悪霊の女王》【リリス】
      =セレネ=イザナミ(!)から始まったのですよ!!


    • 14. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 08:31
    • >平成百姓一揆奨励会様へ

      拙著怪奇譚『レムナ・ハノムの手記』文中で
      はっきりバチカン=影の教会(=メーソン=イルミナティ)は
      《悪霊の女王》リリス(の狂)信者と明記しております、、、
    • 15. 平成百姓一揆奨励会
    • 2015年05月23日 08:47
    • そんじゃ〇(まる)ね。

      本の中身を詳しく解説したものがないか検索したけど読まないとダメみたいね。
    • 16. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 09:04
    • >平成百姓一揆奨励会様へ


      間違い無く近いうちに【削除の憂き目】に遭うので

      存在しているうちに《コピーペースト保存》を

      強くお勧めいたします、、、
    • 17. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 09:13
    • >平成百姓一揆奨励会様へその三

      私には行幸でございますが正直なところ
      自作の怪奇譚の中のクライマックスの

      たたみかけられるカトリックの
      『連祷』と云われる祈りの言葉が
      出てきて精神的に瀕死の状況の
      切迫感を表現しております

      共同体とか王族の不幸とかの時に

      通称《祈りの不寝番》といわれる
      信者が短い祈りの言葉を交代で
      神に不眠不休で捧げ続けると云う

      病的な不安を民衆から取り除くための儀式が
      ありまして《その圧倒的狂気》に
      堪えられるのであれば構いませんが、、、                
    • 18. 平成百姓一揆奨励会
    • 2015年05月23日 09:18
    • ガラケーでは閲覧もコピーも無理。

      誰か魚拓して~。

      (他力本願)
    • 19. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 09:33
    • >平成百姓一揆奨励会様へその四

      今にして思えば『真実の自殺行為』ですけど

      Pixiv(ピクシブ)と言う『オタクの遊び場』に
      全文公開しておりますので、そちらなら
      閲覧可能かも知れませんが、、、!?

      ピクシブ掲載中当該作品ページリンク

      http://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=5326904
    • 20. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 10:36
    • 嗚呼、、、やっぱり受け入れて
      もらえなかったか、、、

      まぁ、自分の真姿が
      黙示録の《終末の死霊の預言者》だから

      結末が【絞首刑】なのは自覚済、、、



      少し前にネット上から排斥というより
      社会的生命を握り潰された時に

      『絶望の悪霊』が耳元で囁いた

      吐き気が止まらぬ安楽自殺術、、、

      理科実験用アルミ片を醸造酢に
      浸すことで錬成が可能なはずの

      《アルツハイマー発症薬》

      もしこれを呑めばあるいは、、、

      でもあまりにもバカげてる。

      ソクラテスじゃあるまいし!!!



      なぜにここまで

      呪われねばならんのだ、、、

      悪夢の極み、、、



      オオキミはどこまで自分を
      苦しめるつもり!?                
    • 21. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 11:14
    • あの、せめて、、、

      ここでは迷惑行為だけど、、、

      切なすぎる自己のためだけに

      スコットランドに伝わる
      《間引きされた憐れな児ら》の

      《レクイエムにしてララバイ》の

      『Baloo Baleerie(バルー・バリーリー) ー ゆりかごの子守唄』

      この自作英語詞と意訳を載せるのを
      管理人様、どうかお赦しください。

      宿命に堪えられないんです、、、


      =============

      新訳 Baloo baleerie【ゆりかごの子守唄】

      (マザーグース : スコットランド民謡)


      1番

      Baloo baleerie, baloo baleerie
      Baloo baleerie, baloo balee

      Go away, little fairies,
      Go away, little fairies,
      Go away, little fairies,

      From our way now

      2番

      Baloo baleerie, baloo baleerie
      Baloo baleerie, baloo balee

      Down come the pretty angels,
      Down come the pretty angels,
      Down come the pretty angels,

      To our home now

      3番

      Baloo baleerie, baloo baleerie
      Baloo baleerie, baloo balee

      Sleep soft, my baby
      Sleep soft, my baby
      Sleep soft, my baby

      In our room now

      (日本語意訳版へ続く)                
    • 22. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月23日 11:15
    • --------------------------------------------------

      日本語意訳版

      ゆりかごの子守唄「バルーバリーリー」


      ゆりかーごのー うーた×3


      ゆりかーごの うた ※


      ちいさーなおとなりさん×3


      どこかーへ いってー


      ※ かわいーい てんしちゃん×3


      そばにー きたかなー


      ※ あかちゃーん やすらかに×3


      きばーこの なかー

      --------------------------------------------------

      「この唄についての通説」


      最初の韻文は取替え子
      チェンジリングの物語を示す。

      その物語の中で妖精は
      彼ら自身の子孫を
      繁栄させるために

      無防備な人の赤ん坊をさらって代わりに
      自分たちの赤ん坊を置いていき
      ひそかに代行させると言う。

      最初の韻文において、妖精は、
      そこから去るように命じられ

      2番目の韻文の間子供は
      守護天使に保護される。

      3番目の韻文は、子供に、
      安らかに眠るように
      声をかけられる。


      《唄の意味する真相》

      親の都合で生きられず
      床下に埋められて逝った
      憐れな子どもたち

      その子らを慰める唄である。


      【Youtube音源】

      http://m.youtube.com/watch?v=np6NE1QSZzw

      ============                
    • 23. たまちゃん
    • 2015年05月23日 14:09
    • 盛り上ってますね。では、これは?
      地球は丸くない説。YouTube【The  FLAT  TRUTH of  the NEW  MOON  】アニメでいうところのラムちゃん(笑)の映画ビューティフルドリーマー。                
    • 24. ぽぽん
    • 2015年05月23日 15:44
    • 取替え子問題ならマスコミとかでもやってましたねぇ。

      ニコニコとかで助産師・産婆医師呼んで自宅出産動画、タレントの山田まりあ、川島なお美とか自宅出産をする人が以外にも多い。ネットでもなぜか家族の足指の形と本人一人だけが違ったり、する人がいるみたいだが、裕福な家庭・芸能人とか要人はそういうケースもあるかもしれないですね。よってその可能性を無くすための自宅出産を行なっていると。

      幼児を安眠させる集団部屋は複数方位24時間監視システム、部屋に入る看護師の証明するカードリーダーで認識させ、幼児の足首に親の指紋認証でしか取り外し解錠出来ないGPS探知できる足輪を着けさせていないければ防げぬって感じですねぇ。取りだした時の隙も更に防止すれば、と
      そういや森元の息子噂ありました。                
    • 25. たまちゃん
    • 2015年05月23日 19:53
    • 神々を御技によって物理学や科学的観点から数式に変換して検証していくと、ある意味で真実に近づけます。ラムちゃんの映画には物理や科学の側面からとらえて見ると、より一層奥深い作品です。1シーン1カットに彼等の隠された真実や、過去にしてしまった事が、隠されています。                
    • 26. 平成百姓一揆奨励会
    • 2015年05月24日 04:54
    • >夢の子イワンの大親友さんへ

      http://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=5326904

      上記URLへのアクセスも不可でした。

      「リクエストされたページは表示できません」

      と出ます。

      ガラケーでは閲覧出来ません。
    • 27. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 06:27
    • はぁ( ´Д`)=3

      ほんの2ヶ月も経たない以前に
      日出獅子と云うペンネームで
      創作文章を書いていた自分が

      Twitter上で自分の夢は
      素人の産む珠玉の創作物を
      まとめて同人誌にすることだと

      高慢な編集者の公言する
      【素人は創作力など持たないから廃除しろ】
      というツイートにレスポンスをしただけで、

      明らかに悪魔憑きの証左の
      【それで高値の儲けが出せるのか】
      【その手間賃を勤め先から横領するのか】
      などど悪意の極みの罵詈雑言の暴言を
      吐かれて私の評価を地に落としたうえ

      さらにその次の日明らかにそいつの手のものの
      同じ言説を声高に吹聴する者のツイートに噛み付いたら
      自分のそこそこ評判の良かった全創作物を
      邪悪の極みの希代の【憤怒の狂人】の妄言の
      怪文で触れる価値もない害悪だのと
      人権侵害の悪評を流されて

      ネット上から廃除されたいきさつが
      つい最近ありましたが

      昨日ヤフーの掲示板で作品の
      『レムナ・ハノムの手記』宣伝を
      していましたら悪意に充ちた
      ケンカを売られて過剰反応して

      二度目のネット上からの
      正真正銘の完全廃除の
      制裁を食らってしまい

      出だしがそこそこだった
      当の作品掲載先のアクセス
      カウンターが完全停止して
      しまいました!!

      (次へ)
    • 28. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 06:28
    • (前の続き)

      それがあまりにも悔しいので

      フランス語で

      『民間伝承の中のジャンヌ・ダルクを思い起こせ!!』

      と精一杯の美しい禍言を吐き捨てて来ました、、、

      私は文章表記を行うにも
      ネット検索を活用しなければ
      何もできない重度学習障害者であり

      【はくち】とののしられますが
      これくらいは存じております。


      救世主よりも恐ろしい刑戮に処され
      火刑台で消し炭となった魔女ジャンヌ・ダルクは

      死んで三日半の後にいまここを生きている
      麗しい聖女の姿で黄泉返った、と・・・

      往古の仏蘭西では言い伝えられていました。

      この界隈の方には周知の伝承で
      もちろんすでにご存じでしょうけど。


      ほんとうに、かつての仏陀の厭離穢土(おんりえど)の
      教えは真でありましたが、元々はバカ正直の自分は

      これだけ踏みつけにされても性懲りもなく
      人間の温かい想いなどという幻想の囁きのままに
      未だに人間へこころを寄せてしまうのです、、、

      これでは未来永劫身霊が休らうことなど
      ありえないことですね、、、                
    • 29. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 06:51
    • さすがのgenkimaru1様でも

      自分の怪奇譚にまつわるてん末の
      コメント記入は許可しては
      頂けないようですね、、、

      あの悪魔ミトラスが秘された
      古代最初の魔王アベルであり
      阿弥陀如来の正体としても

      華厳唯心偈の説く幻想すらも
      叶えてしまう驚異の力が
      人間のこころに存在し

      その『心造諸如来』の経文の通りに
      人間の絶対救済を求める幻想が
      幽界で阿弥陀仏を創造していたならばと

      わずかな望みを抱いて
      いつか見た中国映画内で
      女悪霊が僧侶達の謳う
      阿弥陀の名を讃える
      声明に包まれ成仏する
      シーンを思い起こしながら

      はっきり覚えている
      その声明を唱えて
      ぎりぎりのところで
      踏みとどまっています、、、

      自分は結局あの神人氏の降ろした
      日月地神示の書くところの
      悪霊の集合体『ももの御霊』の
      ひと柱に過ぎないのでしょうね、、、

      涙が止まりません、、、




    • 30. genkimaru1
    • 2015年05月24日 06:57
    • 常にPCに張り付いているわけではありませんので気長にお待ちください。
      因みに今から仕事さ行ってきますだ。                
    • 31. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 07:00
    • 私のただの被害妄想でしたか!!

      まことに申し訳ありませんでした……                
    • 32. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 15:16
    • >平成百姓一揆奨励会様へ

      お見苦しいところを
      お見せしてすみません。

      もしやと思って
      おたずねしますが

      ヤフーブログはガラケーで
      見られますか?

      可能であれば全文を
      そこでも公開しようと
      思いますので、

      この場でレスポンスを
      頂けると幸いです。                
    • 33. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月24日 16:18
    • 書き込みはこれで最後です。

      いまも自分を追い込み続けている
      わずか2才で発症した統合失調症の
      明らかな【幻覚と幻聴の産物でしか無い】

      自分を護っているらしい小天使が
      ささやくところによれば
      到底信じるに値しないのですが

      あの「ファチマの祈り」

      『ああイエズスよ、我らの罪を赦し給え、
       我らを地獄の火より護り給え。

       また、すべての霊魂、
       ことに主の
      《御憐れみを最も必要とする霊魂》を
       天国に導き給え。

       アーメン。』

      この祈りの内における
      カッコ《》の部分の
      対象は「単数」で

      あらゆるものから呪われた
      唯一無二の真実自分という
      ただのひとつの悪霊を
      救うためにだけ

      造物主がこころ在る人間に
      唱えさせているという
      誇大妄想を吹き込もうとするのです。

      狂気ここに極まれりですよ!!

      だいたい造物主ヤハウェの正体は
      聖書で書かれる義の神でも妬む神でも無く

      真の姿は【人間を試し続けてきたと云う伝承】
      これが明白な証左であるところの

      悪霊の女王リリスの子孫の人間を
      《疑う神》であり、、、

      到底信頼のおけるような至誠至仁の
      存在だとは思えないために結局

      信じられるのは自分自身の持てる
      この自我でしか無いのですよ ―

      たとえ取り返しがつけられないほどに
      破壊されたその名残でしかなくてもです。

      このスレッドのほとんどと云う程に
      長々と本物の狂気を綴ってしまい
      大変申し訳なく思っております。

      皆さんももう楽にして
      出来るだけ早く
      お忘れくださいませ。

      ただの害悪の怪文に
      過ぎませんからね、、、

      ITOI   HIDEKI 拝                
    • 34. 夢の子イワンの大親友
    • 2015年05月26日 04:23
    • 再度・最期の書き込みをおゆるしください。

      私がつい先ほど[銀の紐]と云うスピリチュアルサイトで
      言葉足らずの悪表現のためアクセス拒否された

      世界のすべての宗教の源の大奥義の補足を少しだけ。

      《苦痛即菩提》

      すべての世の苦しみは人間が《在りて在ること》を、
      《存在証明の自覚》につながる尊い天の恩寵なのです。

      ありがとうございました。
    • 35. 匿名性の必要在り
    • 2015年05月27日 23:59
    • 管理人さん、初めまして。

      なにか夢のイワンの大親友さん
      トラブったらしく星空文庫・pixivの
      例の小説アカウントごと削除されてましたよ?!

      今のところLivedoor Blogの
      Bloodystageとか云うサイトに
      記事の避難所造ってるみたいですが。

      ・・・マジで霊障?
    • 36. 平成百姓一揆奨励会
    • 2015年06月01日 20:07
    • >夢の子イワンの大親友さん

      (質問されていた事に気づかずにいました)

      Yahoo!は現在、期限切れとなったまま新たにIDを取得していません。

      利用するつもりがないからです。

      例えば、アメーバにブログ形式でアップして下されば閲覧可能だと思います。

      でも、私のためだけにそんな大それた事をお願いする訳にはいきません。

      お気持ちだけ頂いておきます。

      (このレスに対するレスがある場合は最新スレのコメ欄でお願いします)
    • 以上は「大魔邇」より

米日の後を追うギリシャ

米日の後を追うギリシャ

「森喜朗記念ラグビー競技場」とも、「森喜朗古墳」ともネットで揶揄(やゆ)されている新国立競技場が、ついに見直しになるようだ。

安倍晋三は、総工費が2520億円に膨らんだことに対する国民の批判に慌てて、建設計画を見直す。支持率低下の理由に、この高騰した建設費があると進言する者もいて、戦争法案で支持率低下が必至のことから、見直しを決めたようだ。

この男らしく、支持率低下という、あくまでも個人的な理由からだった。

建設費を少しだけ下げて、批判が下火になったところで、今度はお得意の隠蔽で、建設費を上げていくことになろう。とにかく自民党、財界(ゼネコン)、官僚にとっては、千載一遇の儲けのチャンスなので、手放すことはないだろう。

メディアが監視し続けねばならないのだが、これも尻すぼみになる可能性大である。

見直すと、工期が遅れ、19年W杯には間に合わなくなる。それで安倍晋三は、森喜朗と17日に首相官邸で会談して、了解を得る。実態は、W杯のための「森喜朗記念ラグビー競技場」であることが証明された形だ。国民は、ばかにされきっているのである。

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今日のメルマガではギリシャ問題を考えてみる。以前のメルマガを読んだ購読者の皆さんは、米日こそギリシャの先達であり、反面教師であることをご存知だろう。けっして遠い外国の問題ではないのである。

『AFP』(7月16日)が「ギリシャ、債権団の厳しい財政改革案を可決」と題して、次のように報じている。

「ギリシャ議会は16日未明、債権団が支援再開の条件として要求している厳しい改革法案を大差で可決した。

採決の結果は賛成229、反対64、棄権6。

アレクシス・チプラス(Alexis Tsipras)首相に対しては与党・急進左派連合(SYRIZA)内からも反発の声が出るなど、改革案の採決まで党の分裂も懸念されていたが、欧州連合(EU)支持派の野党の協力により法案は可決された。

チプラス首相は、増税や年金制度の見直し、国有資産の民営化など、厳しい改革案の大半には同意できないと主張する一方で、ギリシャがユーロ圏にとどまるには他に選択肢がないと述べた」

ギリシャのチプラスに一貫しているのは、(1)EUへの残留(隷属)と(2)民意無視、である。

このスタンスは、EUを米国と置き換えれば、そのまま安倍晋三の政治的スタンスである。これで、今後、ギリシャはEUの奴隷国家としての道を歩むことになる。

『Foreign Affairs Report』(7月10日)が、ギリシャ融資の正体を暴いている。

ギリシャがディフォルトに陥り、独仏の銀行がその損失を埋めようと各国の国債を手放せば、債券市場が混乱に陥り、欧州全土で銀行破綻が相次ぐ恐れがあった。これが危機の本質だ。EUはギリシャに融資を提供し、独仏の銀行を助けたに過ぎない

『マスコミに載らない海外記事』(7月16日)に「今や我々全員ギリシャ人」という Chris Hedges の論文が載っている。

アメリカ合州国の貧者と労働者階級の人々は、ギリシャ人であることが何を意味するかを知っている。不完全雇用と失業を彼等は知っている。年金のない生活を彼等は知っている。一日数ドルでの暮らしを彼等は知っている。料金を支払えない為に、ガスや電気が止められるのを彼等は知っている。借金の壊滅的な重みを彼等は知っている。病気になっても、医者にかかれないことを知っている。国が、彼らのわずかばかりの資産を没収するのを彼等は知っている。

アメリカ合州国で“国民財産没収”として知られるものにより、アメリカの警察が、30億ドル以上の現金や資産を没収することを認めている。学校、図書館、近隣の診療所、デイケア・サービス、道路、橋、公共の建物や支援プログラムが、放置されたり、停止されたりした際の深い絶望と放棄の感覚を彼等は知っている。金融エリートが、民主的組織をハイジャックし、緊縮策の名の下で、広範に、窮乏を押しつけるのを彼等は知っている。彼等は、ギリシャ人同様、見捨てられるのがどういうことかを知っている」

ここでは米国市民は、ギリシャ市民と同じだと語られている。もちろん日本国民とてギリシャ国民と同じである。

深刻なのは、日本のお花畑は、東京の大手(「記者クラブ」)メディアが「ギリシャ人怠け者」イメージを刷り込んだこともあって、「日本人はギリシャ人の窮状を知らない。日本人はギリシャ人とは違う」となっていることだ。日本国民の多くは、相変わらず「日本スゲー系」のお花畑で遊んでいる。

Chris Hedges は続けて書いている。

(以下、長いのでメルマガの一部だけ公開します。

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刑事司法は、正義や更生よりも何よりも、主として、アメリカ合州国の市や州政府の収入源だ。ミズーリ州ファーガソンでも、どこでも、貧者は、ささいなことで逮捕され、罰金を科される。芝生を刈らないかどで、ニューヨーク市の地下鉄車輛に足を載せたかどで。

もし罰金を払えないと、実際多くが払えないが、連中は刑務所行きになる。刑務所では、彼等は、部屋代と食事代を課されることが多い。そして、もしこの請求が払えないと、彼等は再度刑務所行きになる。循環する、果てしない、貧者からの強奪ゲームだ。未払いの罰金は利子までつけられ、逮捕状が出されることになる。貧しい人々は、駐車違反や、交通違反で、何千ドルもの罰金を負わされる結果になることが多い

貧困と刑務所が限りなく近付いてきた。日本では、国民年金滞納者も差し押さえられる。まず厚生労働省が督促状を送る。指定した期限までに年金を払わない場合は、財産を差し押さえる。

冷酷なことには、督促状が届くと同時に延滞金が発生する。完全に犯罪者扱いだ。この官僚の傲慢さは、現在の安倍政権の傲慢さと足並みを揃えたものだ。

奨学金の滞納者も裁判で取り立てられる。奨学金は金融事業と位置づけたうえで、支援と称して貧しい大学生に金を貸す。返済が滞ったら、延滞金を年10%もとる。どんどん追い詰めていき、経済徴兵制に追い込んでいく。こういうことだから、経済徴兵制の実態は貧困徴兵制と呼んだ方が、より剴切だ。

延滞が9か月を超えると、機構が簡裁に支払い督促を申し立てる。財産を差し押さえるか、相手に異議があれば犯罪者扱いして告訴する。若者は将来の納税者であり、国の希望である。こういう仕打ちを受けた若者が国を愛するはずがない。

政治がやるべきは、国内の貧しい若者に返還義務なしの給付をすべきなのだ。

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もっと読んで見よう。

「“アメリカは、福祉制度を、刑事制度に変えた国だ”と、カレン・ドランと、ジョディ・L・カーが、“貧者は監獄に行く”と題する政策研究所の報告書に書いている。“余りに貧しくて住む所が無い人々の、生きる為の活動を、我々は犯罪扱いしている。アメリカは、世界中の他のどの国より多数の人々を投獄している。

アメリカでは、事実上、服役をつとめあげた後、社会参加させずに、彼等を一生、牢獄に閉じ込める政策を制度化している。債務者刑務所の復活を我々は認めてしまったのだ。貧しい子供達や、黒人やラテン系の子供達に対して、二流の公教育制度を作り上げ、彼らの行為を不均衡なほどに、犯罪者として扱い、早くから、彼等に支援や機会をあたえずに、投獄への道を辿らせる。”

大企業による市民社会解体が、ギリシャでは、ほとんど完了した。アメリカ合州国では、それより遥かに進んでいる。我々は、ギリシャ人同様、世界中のオリガルヒ(ユダヤ財閥 注 : 兵頭)がしかけている政治戦争をしかけられているのだ。誰も彼等を選挙したわけではない。連中は世論を無視する。ギリシャでと同様、もしある政府が国際金融界に逆らえば、その政権は死刑対象となる。銀行は民主主義のルールに則って活動してはいないのだ

先頭を米国が走っている。日本が続き、その後をギリシャが追うことになる。

「アメリカは、福祉制度を、刑事制度に変えた国」というのは、もう日本にも定着している。日本の福祉制度は、貧困層からの収奪制度のことだ。

国際金融資本による市民社会解体が、米日とも完了し、ギリシャでも完了した。

今時、国会前の戦争法案反対運動を「市民革命」などと呼んで粋がるのは、市民社会そのものが解体されていることを知らない時代錯誤のばかである。国会前の運動は、あくまでも戦争法案反対運動であり、せいぜい安倍政権打倒運動である。その方が運動は持続性と広がりをもつだろう。

ギリシャのチプラスはなぜまだ生きていられるのか。その答えは、オバマは、そしてわれらの安倍晋三はなぜまだ生きていられるのか、という問いへの答えと同じである。3人とも、世界の1%のために国内の99%を捨てたからだ。

「アメリカは、福祉制度を、刑事制度に変えた国だ」とは、すでに日本でも進捗している。今では生活保護を受けにくい、貧しいことは悪いことであるかのような空気が日本国内に充満している。

自力で生きていけない人を国が助ける必要はない、といったアンケート結果も、日本は世界でずば抜けて高い割合を示している。

「日本 38%

アメリカ 28%

イギリス 8%

フランス 8%

ドイツ 7%

中国 9%

インド 8%」

日本と米国が際立って高いが、日本は2位の米国を10%も引き離している。この冷酷さのバックボーンがあるから、いずれ、米国並みに日本も投獄されるようになるだろう。

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日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(2/6)

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
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 上に述べたように、ギリシャの場合の解決策とは、支援策を受け入れるにせよ拒否するにせよ、国民が貧しくなることであった。

 では、日本も、財政赤字に対処しようとすれば、国民は貧しくならなければならないのだろうか?

 これについてつぎに考えよう。

対内債務は「貨幣化」で
解消される危険がある

 日本とギリシャの政府債務は、まったく同じ性質のものではない。

 ギリシャの政府債務の多くは、外国の主体が保有している。つまり、対外債務になっている。それに対して、日本の政府債務の多くは、国内の主体が保有している。つまり対内債務だ。言い換えると、日本の場合には、国全体として見れば、あまり大きな債務を負っていないのである。

 以上のことは事実である。しかし、日本の場合に、「国内の債権・債務関係だから問題がない」とは言えない。なぜなら、「中央銀行による財政ファイナンス」または「国債の貨幣化」と呼ばれる方法で解消してしまう危険があるのだ。

 それは、政府債務を中央銀行が貨幣(マネー)を増発することによって買い上げてしまうことである。それによって、政府と中央銀行を合わせた部門が民間に対して保有する債務は、国債という形からマネーという形に変わってしまう。マネーになれば返済する必要はない。

 しかも、マネーが増発されればインフレーションが生じ、政府債務の実質額は減少する。このようにして、政府債務問題が解消してしまうのである。

 歴史的に見ると、対内債務は多くの場合「貨幣化」で解消されてきた。その負担は貸し手である国民が負う。この点で不公平だ。

 それに対して、対外債務の場合には、「貨幣化」による解決はできない。

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以上は「diamond online」より

仮装社会(4)日本社会の大きな変化と「仮装社会」のはじまり(その3)

2014年10月18日            

    

「kasou4__20141014620.mp3」をダウンロード


物理的な豊かさ(所得、持ち家、車、休暇日数など)が目標に達したあと、実は、「豊かな生活」に至るまでに、二つ不足していました。一つは哲学、二つ目は制度です。哲学はあとにして、まず制度の方から行きますが、バブルとともに崩壊したのが、「環境汚染の幻想」、「年金の崩壊」、「政治的対立の消失」、「使い道がわからないお金」だったのです。

まず、1990年になって日本人は「豊かになった」という目標を達すると、突如として奇妙な言動にでます。それが「エコ」でした。せっかく豊かな生活を目指してあれほど一所懸命になって働いてきたのに、それが実現すると途端に「使ってはいけない」ということになったのです。

石油は枯渇する、ゴミが溢れる、有害物質がでる・・・から始まって、そのうちには地球温暖化、生物多様性などというまったく新しいものもでてきました。

それだけならまだ良かったのですが、少子化問題、年金問題、高齢社会など社会システムの根幹に関わる課題も噴出し、それが不安定な金融、株価や土地の下落などによって不安の拡大へと繋がったのです。

この二つは相乗的に不安感を煽り、消費活動は極端に減りました。リサイクルしないとゴミが溢れる。ゴミを焼くとダイオキシンがでると退路を断ち、さらに資源が枯渇すると(間違い)を言います。つぎに年金が崩壊する、子供が少ないから見てくれる人がいない、老人人口はうなぎのぼりということになったのですから、財布の紐が締まるのは当然です。

実に奇妙な変化でした。豊かになろうとあれほど努力したのですから、せめて10年ぐらいは「豊かな生活」を楽しめばよかったのに、達成したとたん、こんどは別の理由でまた節約を始めたのです。

その結果、ある大会社が「この日のために」と用意していた兵庫県にある大規模従業員保養施設(温泉、旅館、テニスコート、散策・・・なんでもOK)はガラガラになり、東京の近くの箱根、軽井沢などの保養地は「豊かになったらお客さんがいなくなって倒産」するとろこが続出しました。

国が進めていた、大規模工業団地は破綻、大型レジャーランドに投資した人は散々な目に遭って倒産したのです。いったい、国民も政府も、あれだけ豊かになりたいと願ってたいのに、いったいどうしたのでしょうか?

どうも、高度成長期の日本人の目的は「豊かになること」であって、「豊かな生活をすること」ではなかったようです。だから、目的を達したら、また貧乏生活から始めることにしたように見えます。しかし、すでに所得は世界のトップレベルになっていましたから、「所得があっても使わない」ということになり、産業も設備投資ができなくなり、カネ余り、ゼロ金利、赤字国債発行と一直線にさらに何をしているのかわからないことになりました。

もちろん、その兆候はすでに高度成長の第二期(石油ショック以後)に現れていました。家電製品が行き渡ると、家庭の貯蓄が増え、産業は設備投資が少なくなったので借入金が減り、その結果、戦争もしないのに(国家に特別な出費目的がないのに)赤字国債が増加していったのです。

目標はなくなった、課題を解決する力も合意手段もない・・・そこで仕方なく、「ウソを現実として安易な解決方法をとり、みんなでその中で過ごす」ということになったのです。それがここでいう仮装社会なのですが、あまり抽象的なことをお話してもわかりにくいので、次回から一つ一つ、なにが仮装化したのか、その内容はどのようなものかを整理しながら進みたいと思います。

(平成26107日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

カフエインの過剰摂取は死を招く?ではコーヒーは何杯目から危険なのか?

カフェインの過剰摂取は死を招く?ではコーヒーは何杯目から危険なのか?
 
匿名希望 15/05/29 PM07
日本においても、特に若者から人気の高いエナジードリンク。本当に様々なエナジードリンクが出回っていますが、海外では死亡事例も報告されている
というから恐ろしいです。一般には、その中に含まれるカフェインが問題視されていますが、少し疑問が残ります。「あれ?コーヒーは大丈夫?」実はコーヒーに含まれるカフェインの量の方がエナジードリンクに含まれるそれよりも多いのが一般的です。あらてめて、カフェインと健康の関係を捉え直してみましょう。


以下、引用です。
リンク

■やはりカフェインの取り過ぎで死亡例が!
コーヒーではありませんが、海外で皆さん大好きな?エナジードリンクを飲んで死亡した例が!!
飲んだことがある方も多いと思われる、レッドブルを4本飲んだ男性が心臓発作で亡くなったようです。その男性は元々、心臓に病気を抱えていたそうですが、カフェインを大量に摂取したことが心臓に悪影響を及ぼしたと考えられています。
ただ、海外のレッドブルと日本のレッドブルは成分が若干異なるようです。だから安心という訳ではありませんが・・・
■コーヒーの方がレッドブルよりやばい!?
レッドブル1本(250ml)のカフェイン含有量は80mgですが、ドリップコーヒー1杯(150ml)で100mgとされています。
コーヒーの方がレッドブルよりカフェインを多く含んでいるんですね!これは意外でした!!
ちなみに、ココア1杯(150ml)でも50mgのカフェインを含んでいるんですよ!これもかなり意外ですよね。ココアなんかついつい寝る前に飲んでしまいそうですし。
ということは、先に述べた死亡例もカフェインだけが原因という訳では無さそうですね。カフェインの量だけで考えるなら、もっとコーヒーやココアも危険視されていてもおかしくないですからね。
ではカフェインの量だけで考えるならどれくらいが危険なんでしょうか?
■コーヒーだけで死んでしまうことはない!?
カフェインだけで考えた致死量は、年齢やカフェイン分解酵素の活量、肝機能に違いがあるので5~10gとされています。
これはコーヒーで考えると50杯以上です!
カフェインは摂取から1日で約80%は体外に排出されるようなので、コーヒーだけを飲みすぎて死んでしまうということは考えにくいです。
まあ当然ですよね・・・
そんなに危険なら、みんなコーヒーなんか飲んでないって話ですからね。
ただこれはあくまで死亡ということに目にを向けた場合で、カフェインによる中毒症状は他にあります。
■1時間に4杯コーヒーを飲むと危険!
体重60kgの成人の方なら1時間に390mgのカフェインを摂取すると中毒症状が現れるとされています。すなわちドリップコーヒーなら3杯までは大丈夫ですが、4杯飲むと危険なラインに差し掛かっていまいます!
中毒症状は、
落ち着きがなくなる・緊張感・感覚過敏・多弁・不安・焦燥感・気分高揚・・・
胃痛・胸痛・吐気・嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加・・・
など様々です。
コーヒーを1時間に何杯も飲むことは無い!という方も、薬とエナジードリンク、コーヒーを同時に摂取してしまったりするとすぐに危険ラインを超えてしまいます!!
死亡することは考えにくいかもしれませんが、カフェイン中毒にはくれぐれも注意しましょう!
 

 

以上は「るいネット」より

どんなものでも取り過ぎはよくありません。適量なら健康に良いのです。食べ物の種類のバランスも重要です。                           以上

2015年10月17日 (土)

地球の日の大噴火と母なる山の大地震(1/4)

地球の日の大噴火と母なる山の大地震1

神々が動いているさんのサイトより
http://amanohitukukami.blog28.fc2.com/blog-entry-358.html
<転載開始>
 イシスが泣けば、cry+isis=crisis。クライシス。
  ことしも三度目の荒ぶる春が、訪れそうだ...  by「その時を告げる鳥1」

4月22日は国連のアースデー。母なる地球の日だ。

この日、川内原発再稼動差し止め仮処分申請を鹿児島地裁が却下。
チリのカルブコ火山が43年ぶりに大噴火。巨大なキノコ雲が空をおおった。

20150422チリ・カルブコ山大噴火
Raul Palma @raulpalma

カルブコの意味は青い水。まさに宇宙のオアシス母なる地球。
43は黄泉。 母なる地球+黄泉はイザナミ。
東日本大震災の前年にイザナミの聖母受胎(コンセプシオン)と津波を告知したのも、チリの大地震だったよね。

カルブコ火山   20100228チリ地震による津波警報
hurry911.cocolog-nifty.comより、カルブコ山の位置と2010.2.27チリ地震。および当時の津波警報

チリのキノコ雲と川内原発が無関係だとでも?
川内原発の審査でモメたのも火山だったのに?
おなじ鹿児島で、すでに去年の噴火回数を超えた月読の桜島がいまだに山体膨張をつづけているのはなぜだ。
まるで再稼動の夏(予定)を待ってるかのようじゃないか。
(もしかして桜島の巨大噴火が月のミロク誕生を告げるのかな)

22日、首相官邸ではセシウムドローンが発見された。
プラスチック容器にフクシマの土と水を入れてドローンを飛ばした犯人は、24日にオバマ署に出頭。福井県小浜市の官邸サンタこと山本泰雄(泰山?)。
わかってもらえるだろうか。またしても御神渡りの雲=ミロク注入の父なる越だし、例の福井だ。しかもあのオバマ市である。

201411230400_20150430205917a5a.png 2014.11.23御神渡りの雲

小浜市といえば2009年のオバマセッティングだ。
"ミロクの‹誠›の十字"の第1のセッティングだった。
同年10月5日の「オバマ湾のドラム缶」は、翌年の米メキシコ湾原油流出事故と、2011年の福島第一原発事故につながったよね。原油も放射性廃棄物も、ドラム缶だ。

官邸サンタは大飯原発に反対し、福井県知事選の混乱を狙ってドローンを飛ばしたらしい。その大飯原発があるおおい町の青戸の大橋から、かつて相良さんはドラム缶に入れられ、オバマ湾に捨てられたのだ。

ちと調べてもらえばわかるけど、相良氏といえばフクシマの相馬氏に、鹿児島の島津氏を連想する。
相良+ドラム缶+オバマ ⇒ 相馬+フクシマ+トモダチ作戦。
お次はついに、〇に十字紋の島津。

事象にとり込まれたドアホなものたちの愚行に意味づけするつもりはさらさらない。だがそれが当人の直情であれ、潜在するなにかであれ、表現され顕在化された事象はさらなる欲求を満たすかのようにシクミの中で活きつづけるのだ。
それが時空を超えた事象の連鎖を呼ぶ。

ではフクシマ+ドローンが示唆するものはなにか...。
すでにおわかりだと思う。フクシマのドロ~ン+島津とくれば川内(せんだい)原発。
幸いにも7月の予定は先送りされそうだが、その再稼動はいまくすぶっているあらゆる火種のトリガーになる!

硫化水素による磐梯吾妻スカイラインの全面通行止。箱根山の火山性微動による大涌谷の遊歩道とハイキングコースの立ち入り禁止につづき、つい先ほど阿蘇山で20年ぶりの火山性震度1を観測のニュース。
もし島津からふたたび相良にリンクするようなら、そのときは桜島から阿蘇山にいく可能性が大きくなる。
相良氏といえば阿蘇山信仰だからだ。

「すべては計画どおり。だが、いったい、だれの計画...?」 by『MONSTER』
なんの因果か島津氏の〇に十字紋は、ミロクの標章とおなじ。
  鹿児島市旗 
〇は太陽のミロク。十は月のミロクをあらわす。
くり返すけど、山体膨張をつづける桜島は月読の火山だ。

われらが安倍首相は"月のミロク"のシクミに取り込まれたひとりであり、オバマ湾のドラム缶の時空を超えた連鎖事象のひとつである。
"ミロクの‹誠›の十字"の第3のセッティング(串本セッティング)をやったのは彼だ。
トルコのシノップ原発受注=フクシマの輸出がそう。
その首相官邸に第1のセッティングのオバマ市から「フクシマのドローン」の指令が下りたのはなぜか。
なぜ犯人は官邸サンタと名乗ったのだ?

答えは決まっている。
官邸がサンタだからだ。
国民へのプレゼントが、フクシマのドロ~ンだからだ。

4月22日に日中首脳会談。28日にオバマ大統領との日米首脳会談。
世界情勢をふまえていえば、今回のは首脳会談ではなく首脳怪談。
怪談とドローンである。

ヒロシマのドロ~ンがフクシマ。
フクシマのドロ~ンは、ナガサキのドロ~ン。
まあだからヒロシマ(呉海軍工廠)の大和に対するナガサキ造船所の戦艦武蔵(3月3日)だったわけなんだけどね。

「世の立替へは水と火とざぞ。ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ」 by日月神示

ひつじ年のことし、三月三日は戦艦武蔵の発見だった。戦は火。艦は水である。
明日は五月五日。「武蔵」に対応する火水(ひみつ)の事象に要注意だ。
                                         つづく

<転載終了>

コメント一覧

                               
    • 1. 五郎八姫(いろはひめ)
    • 2015年05月07日 23:38
    • ねえ!ちょいと~。
      4月22日が何で国連のアースデイなの。これって"666"じゃあないのよ。や~ねぇ!
      22÷4=5で余り2
      4×5-2=18→666
      (4+5)×2=18→666
      なんでなの~?
      おせぇーて。
    • 2. あかとんぼ
    • 2015年05月08日 00:42
    • 今日というか、もう昨日になりますか

      キアヌ・リーブスのDVD『コンスタンティン』をみた。

      〇に+がでてきたけど、

      ココでは、悪魔のサインにされていた?
    • 3. あかとんぼ
    • 2015年05月08日 01:01
    • だれも  真相は わかっていないという事でしょう
    • 4. あかとんぼ
    • 2015年05月08日 01:06
    • もがけ

      命あるかぎり
      モガケ!
    • 5. エム
    • 2015年05月08日 03:30
    • シャーロット・ブロンテ。
      シャーロット・ランプリング。

      シャーロット!僕は君を愛しているんだ!わかってくれるかい?
      なんて素敵な名前なんだろうシャーロット!君にぴったりの名前だね。
      愛してるよ、シャーロット!
      もう、君なしでは生きていられないんだ!
      愛しのシャーロット!
      オ~、シャーロット!シャーロット!シャーロット!
      僕のことを、愛してくれるかい?
    • 6. 名指し
    • 2015年05月08日 08:16
    • 1 それにしても、パプアニューギニア付近でM7が連発してるな。                
                                 

以上は「大魔邇」より

川内原発再稼働の結果はいずれ出ます。二度目の福島原発事故となるでしょう。そうならなければ反省できない日本の悪い性質です。広島・長崎の原爆と同じ構図です。死んでも分からない連中なのです。                             以上

安保法案だけではない、今回の憲法改正で「天皇」と「内閣総理大臣」の地位と権力が飛びぬけて向上する

安保法案だけではない。今回の憲法改正で「天皇」と「内閣総理大臣」の地位と権力が飛び抜けて向上する

今日、安保法案が衆議院を通過した。

ニュースはこちら

いわずもがな、以前から世論の反対は大きかった。

そのため、この法案可決に向けてカモフラージュとして新国立競技場における騒動を大きくし、当日に審査委員長である安藤忠雄氏の会見をセッティングするなど世間の耳目をワイドショーに向けた。

そんな中での衆議院通過だった。

 

しかし、もっと大きな問題がある。

マスコミはこの安保法案については「連日報道」しているが、「憲法改正」についてはほとんど触れていない。実際に自民党は水面下で憲法改正に向けて動いている。

その内容がどのようなものであるのか、それを紹介したい。

 にほんブログ村 政治ブログへ

以下、RAPTより引用。

***************************************************************************

(前略)今日はざっと簡単に「現行憲法」と「憲法改正案」の違いをまとめてみます。
 
自民党のホームページを見てみると、その違いがおおまかに書かれてありました。こんな感じです。
 
----------------(以下、こちらより転載)
 
(前文)
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三つの原則を継承しつつ、日本国の歴史や文化、国や郷土を自ら守る気概などを表明。
 
(第1章 天皇)
・天皇は元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴。
・国旗は日章旗、国歌は君が代とし、元号の規定も新設。
 
(第2章 安全保障)
・平和主義は継承するとともに、自衛権を明記し、国防軍の保持を規定。
・領土の保全等の規定を新設。
 
(第3章 国民の権利及び義務)
・選挙権(地方選挙を含む)について国籍要件を規定。
・家族の尊重、家族は互いに助け合うことを規定。
・環境保全の責務、在外国民の保護、犯罪被害者等への配慮を新たに規定。
 
(第4章 国会)
・選挙区は人口を基本とし、行政区画等を総合的に勘案して定める。
 
(第5章 内閣)
・内閣総理大臣が欠けた場合の権限代行を規定。
・内閣総理大臣の権限として、衆議院の解散決定権、行政各部の指揮監督権、国防軍の指揮権を規定。
 
(第6章 司法)
・裁判官の報酬を減額できる条項を規定。
 
(第7章 財政)
・財政の健全性の確保を規定。
 
(第8章 地方自治)
・国及び地方自治体の協力関係を規定。
 
(第9章 緊急事態)
・外部からの武力攻撃、地震等による大規模な自然災害などの法律で定める緊急事態において、内閣総理大臣が緊急事態を宣言し、これに伴う措置を行えることを規定。
 
(第10章 改正)
・憲法改正の発議要件を衆参それぞれの過半数に緩和。
 
(第11章 最高法規)
・憲法は国の最高法規であることを規定。
 
----------------(転載ここまで)
 
本当はこれら全ての内容を検証したいのですが、実際にそんなことをしていると、かなり膨大な作業になりますので、今回は敢えてテーマを絞ります。
 
何に絞るかというと、タイトルにも書きましたように「天皇」と「内閣総理大臣」です。というのも、今回の「憲法改正」によって大きく変わるのは、この二人の地位と権限だからです。
 
はっきりと言いますが、今回の「憲法改正案」が採択されれば、「天皇」と「内閣総理大臣」は絶大な権力を持つようになります。
 
下手をすれば、「天皇」は第二次大戦前と同じぐらいの権力を持つようになり、「内閣総理大臣」はアメリカの「大統領」と同じぐらいの権力を持つようになります。というか、本当に「首相」ではなく「大統領」と呼んでもいいぐらいです。
 
具体的に見てみましょう。
 
先ず「天皇」については、現行憲法では「国の象徴」であると規定されていますが、改正案では「元首」へと変わります。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第1条 (天皇)
 
(現行憲法)
天皇は、日本国の象徴であり
日本国民統合の象徴であつて、
この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
 
(自民党改正案)
天皇は、日本国の元首であり、
日本国及び日本国民統合の象徴であって、
その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
 
----------------
 
第二次大戦で日本が負けるまで、日本の憲法は「大日本帝国憲法」でしたが、この「大日本帝国憲法」でも天皇は「元首」であると規定されていました。
 
で、今回の「憲法改正」によって、天皇がまたしても「元首」になるということは、天皇の地位が戦前と同じ状態に戻るということですね。単なる「人間」から「現人神(あらひとがみ)」になってしまうわけです。

(中略)

簡単に言うと、「天皇」がこの国で最も大きな権力を持つようになり、政治や経済など色んなことに口を挟めるようになる、ということです。
 
場合によっては、第二次大戦のときのように天皇が戦争を始めることもできるようになります。
 
もっとも、今現在でも「天皇」には既にそれだけの権力と権限があります。このブログではその事実をずっと暴いてきたわけですが、しかし、今回の「憲法改正案」が採択されれば、「天皇」の権力が表向きにも認められるようになり、天皇は表だってその権力を堂々と行使できるようになります。

 

では、もう一方の「内閣総理大臣」について見てみましょう。
 
今回の「憲法改正」によって「内閣総理大臣」の権限がどのように変わるのか、最も端的に書かれてあるのが、以下の「憲法改正草案 第72条」です。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第72条 (内閣総理大臣の職務)
 
(現行憲法)
内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、
一般国務及び外交関係について国会に報告し、
並びに行政各部を指揮監督する。
 
(自民党改憲案)
1
内閣総理大臣は、行政各部を指揮監督し、
その総合調整を行う。

 

内閣総理大臣は、内閣を代表して、議案を国会に提出し、
並びに一般国務及び外交関係について国会に報告する。
 

内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する。
 
----------------
 
見ての通り、「内閣総理大臣」の権力が明らかに増大しています。「行政各部」を指揮監督する、というのは現行憲法も同じですが、「改正案」ではさらに「総合調整」をするという内容が付け加えられています。
 
「総合調整」というのが何を意味するのかはよく分かりませんが、まあ、「人事」をいじくり回せるという意味ともとれますよね。
 
で、もし本当に「内閣総理大臣」が「行政」の人事をいじくり回せるようになれば、「内閣総理大臣」の権力は確実に増大します。

(中略)

「国防軍」とはすなわち現在の自衛隊のことです。この自衛隊を「国防軍」という「軍隊」に格上げし、さらに「内閣総理大臣」が「国防軍」の最高指揮官となるというのです。
 
ということは、もし「天皇」が戦争をしようと言い出し、「内閣総理大臣」がオーケーと返事して(オーケーと言わないわけがありません)、「国防軍」に出動命令を出せば、それだけですぐに戦争が始められるということです。
 
いえ、場合によっては、「天皇」の決定すらも必要ありません。「内閣総理大臣」一人の権限で戦争を始めることもできるようになります。
 
なぜなら、今回の「改正案」では、以下のような条項が新たに付け加えられているからです。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第98条 (緊急事態の宣言)
 
1
内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、
内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な
自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に
必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、
閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。
 

緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、
事前又は事後に国会の承認を得なければならない。
 

内閣総理大臣は、前項の場合において不承認の議決が
あったとき、国会が緊急事態の宣言を解除すべき旨を議決
したとき、又は事態の推移により当該宣言を継続する必要
がないと認めるときは、法律の定めるところにより、閣議
にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない。
また、百日を超えて緊急事態の宣言を
継続しようとするときは、百日を超えるごとに、
事前に国会の承認を得なければならない。
 

第二項及び前項後段の国会の承認については、
第六十条第二項の規定を準用する。
この場合において、同項中「三十日以内」とあるのは、
「五日以内」と読み替えるものとする。
 
----------------
 
つまり、日本国内または海外でテロなどが発生し、多くの日本人が負傷したような場合、首相が好きなだけ「非常事態宣言」を出することができるというわけです。
 
一応、この「非常事態宣言」は国会の承認が必要とのことですが、例え国会が承認しなかったとしても、「内閣総理大臣」は閣議決定によってこの「不承認」を解除することができる、とも書かれてあります。
 
で、「内閣」はみんな首相のお友達ばかりなので、この「不承認」はすぐに解除されることでしょう。
 
その上、「内閣総理大臣」は「国防軍」の最高指揮官なのですから、好きなだけ「国防軍」を出動させることができます。
 
ですから、「内閣総理大臣」一人の権限だけで戦争を始めることも可能だと言えるわけです。これって完全に「独裁」ではないでしょうかね。

 

*****************************************************************

安保法案が今国会で成立すれば、次は上記が記されてた憲法改正の強行採決が待っている。。。。。

以上は「日本を守るのに、右も左もない」より

安保法制が済めば次は憲法改正が出てきます。以上

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い(1/6)

日本の財政状況は、ギリシャよりはるかに悪い

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第20回】 2015年7月9日
1
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 ギリシャの情勢が世界の注目を集めている。7月5日に行なわれた国民投票は、支援策を得るために緊縮財政を続けるか、それとも緊縮財政を拒否するかを問うものであった。どちらの選択肢をとっても、ギリシャ国民の生活は苦しくなる。前者なら、年金などの大幅カットを受け入れる必要がある。後者の場合は、ユーロ離脱が不可避となる可能性が強く、その場合には、通貨がドラクマになり、通貨価値が下落するので国民生活は貧しくなる。

 財政赤字が巨額になれば、いずれ国民は貧しくなるのだ。では、日本はどうだろうか?

政府総債務残高の対GDP比
日本はギリシャの1.4倍

 まず、ギリシャと日本の財政状況を比較してみよう。

図表1は、政府総債務残高の対GDP比を示す(*注)。日本の債務残高(借金)は国内総生産(GDP)の246%になる。債務危機に苦しむギリシャの172%に比べて1.4倍だ。つまり、日本の財政状態は、ギリシャより遥かに悪いのである。

 しかも、ギリシャの政府総債務残高の対GDP比急上昇は、リーマンショック後に生じた現象である。それに対して、日本の場合の債務残高対GDP比上昇は、1990年代から続く構造的な問題だ。

図表1にはIMFによる2020年までの予測も示してある。それによると、ギリシャの計数は今後低下するが、日本の計数は今後さらに上昇する。

(*注)ここでの債務は国と地方を合わせたもの。なお、この定義は、後述する政府財政計画の「公債等残高」とは異なる。後者の対GDP比は、2015年度で195.1%である。ただし、日本とギリシャは同じ定義なので、比較ができる。
 
      
日本の保有する米国債約1,000兆円(官民合計)は実質的に換金できない不良債権です。ブッシュ政権時代に小泉政権が米国債は換金しない約束をしたために、事実上米国への移譲となっています。米国も財政危機にあるために日本への返金はできません。したがってすでに日本は実質財政破綻になっているのです。米国への不良債権を隠蔽しつつして平静をよそおっているだけに過ぎません。それが何時表面化するのかだけです。以上
  •   

仮装社会コラム、同じことでも違う感じに?

2014年10月14日            

    

 

「shouene201410141325.mp3」をダウンロード


同じ言葉で同じ意味に使っても、時代や社会が変わると、違う目的、異なる意味になることがあります。その一つが「省エネルギー(省エネ)」です。

高度成長時代、省エネは生産量を上げ、資源を多く使うためにもっとも大切なことでした。後に、省エネが資源の節約の意味を持つようになったとき、私は違和感がありました。「なぜ、省エネが資源を節約するの?」と感じたからです。

たとえば「冷蔵庫の生産と使用」を考えます。冷蔵庫を生産するとき、電気や石油をどのぐらい使うかというのは「原単位」というややいかめしい言葉を使います。製品を1キログラム作るのに電気を何キロワット使うかということですが、わかりやすく、冷蔵庫を一台作るのに電気をいくら使うということと同じです。

今、冷蔵庫を10万円として、製造の時に一台あたり1万円の電気や石油を使うとします。生産を効率的にして省エネを達成し、1台あたり5000円でできるようになると、1台の値段が95000円になりますから、その会社が1億円で冷蔵庫を生産しようとしていたとき、最初は1000台しか製造できなかったのが、省エネ後は1052台になります。

つまり省エネをすることによって、その会社は同じ資金で52台も余計に生産できるようになるので、省エネは会社にメリットをもたらし、生産量を増やし、資源を余計に使うようになります。これが高度成長の時の省エネでした。(増産しても売れることが前提)

ところが、環境の時代になると、180度変わって、「省エネは省資源になる」と言われるようになったのです。その理由を聞いてみると、10万円の冷蔵庫で、それまで1万円の電気と石油を使っていたのに、それが5000円で済むようになると、その分だけ電気や石油を使わなくなるというのです。つまり、冷蔵庫の値段が下がっても冷蔵庫の売れる量は同じだから、資源が節約されるというのです。

そうすると、企業は売上高が1億円から9500万円にさがります。一方、冷蔵庫を使う方は、買う値段が下がり(5000円手元に残り、10年使えば1年あたり500円)、電気も省エネになっていると、電気代も下がる(たとえば500円)ので、合計1000円だけ余ります。

企業は売上が減り、個人はお金があまる・・・その結果、デフレになり、企業はお金を借りないから銀行が国債を買って赤字国債になり、消費税があがる・・・ということになって、アベノミクスが始まったのです。

つまり、個人から見ると1000円あまるのですが、「地球のことを考えて1000円を捨てる」という決断はつかず、結局、自分の代わりに政府が使って政府の借金になり、それをもう一度、消費税として取られるという悲惨なことになったのです。

個人があまった1000円は、その個人が使っても政府が使っても「資源の消費」という点では同じです。だから個人サイドでは「省エネ」は省資源にはなりません。また企業は販売量が減って売上が下がると経営が悪くなりますので、なにか別のことをするようになるので、これも同じです。

またあまりここでは深く考えませんが、日本だけを見ると「もう冷蔵庫はいらない」ということになりますが、世界の5分の4の人は冷蔵庫が欲しいのです。自分だけの事を考えるというのは環境とか省資源という考えとは遠く離れたものでした。

(平成261014日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

 

131億年の彼方に最遠の銀河を発見

131億光年の彼方に最遠の銀河を発見
 
匿名希望 ( 20代 営業 ) 15/05/29 PM05

131億光年の彼方に最遠の銀河を発見し、初期宇宙の解明へ前進したという記事があったので紹介します。

以下リンクより引用
-----------------------------

 宇宙で最も遠い銀河が新たに見つかった。

 このほど米国ハワイのケックI望遠鏡が、131億年前にこの銀河EGS-zs8-1を出て、はるばる地球まで旅してきた光をとらえたのである。

 この記録も遅かれ早かれ覆される運命かもしれないが、現時点でEGS-zs8-1がこれまでに発見された最遠の銀河であることは確かだ。今回とらえられた光は、ビッグバンから7億年も経たない時代に、誕生から約1億年しか経っていないEGS-zs8-1銀河の星から発せられた。ちなみに、私たちの銀河系は誕生から132億年経過している。今回の論文を『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』誌に発表した米エール大学のパスカル・オシュ氏は、「これほど古い時代まで遡ることができたのは驚異的」と語る。

◆「暗黒時代」に一歩近づく

 オシュ氏らが興味を持っているのは、抜きつ抜かれつの競争で一時的な勝利をおさめることではない。「私たちを取り巻く世界を構成するすべての元素は、初期宇宙の銀河の中で作り出されたと考えられているからです」と彼は言う。今回の発見は、ビッグバン後の宇宙の「暗黒時代」から最初の星々が形成された過程を解き明かすのに役立つだろう。

 米カリフォルニア工科大学の天体物理学者リチャード・エリス氏は今回の研究には関与していないが、「彼らの研究には強い説得力があり、これによりまた一歩、暗黒時代に近づくことができました」と言う。

 実はエリス氏は、ビッグバンからわずか3億8000万年後の形成とみられる銀河を含め、EGS-zs8-1より古い可能性のある銀河を発見している。ただしこの数字は、銀河の色の大雑把な測定から、経験にもとづいて推測したものにすぎない。銀河の色は、地球からの距離(つまり古さ)を知るための重要な手がかりとなる。膨張する宇宙の中では遠方の銀河ほど高速で遠ざかっていくが、光のドップラー効果(赤方偏移)により、高速で遠ざかる銀河ほど赤みがかって見えるからだ。

 オシュ氏らも、ハッブル宇宙望遠鏡とスピッツァー宇宙望遠鏡の両方を使って、この方法でEGS-zs8-1が遠方の銀河であることに気づいた。けれども彼らは、さらにケックI望遠鏡を使って、距離を厳密に測定したのだ。巨大なケックI望遠鏡の集光力は、どの宇宙望遠鏡と比較しても格段に高い。天文学者たちは4時間の露光によりEGS-zs8-1のスペクトルを撮り、高い精度で距離を測定することができた。(参考記事:「望遠鏡新時代」)

 「このときのEGS-zs8-1は、今日の銀河系の80倍の速さで星々を生み出していました」とオシュ氏。EGS-zs8-1が異常に明るくなかったら、ケックI望遠鏡と強力な近赤外多天体撮像分光器MOSFIREをもってしても、その距離を測定することはできなかっただろう。

◆目指すは「古くてふつう」の銀河

 天文学者たちは、EGS-zs8-1と同じ時代かさらに古い時代の、もっと暗く、もっとふつうの銀河を調べたいと思っている。オシュ氏には、これから調べてみたい銀河が数百個あるが、そうした銀河の光は非常に弱いことが問題と言う。論文の共同執筆者であるリック天文台のガース・イリングワース氏も、「これから先の道のりは困難を極めるでしょう」と予想している。

 実際、光の弱い銀河を調べるのは非常に難しいので、数年後に打ち上げられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や、2020年代初頭に稼働する予定になっている新しい大型地上望遠鏡の完成を待たなければならないかもしれない。(参考記事:「ここがすごい!ジェームズ・ウェッブ望遠鏡」)

 それでも、「EGS-zs8-1を観測できたのは嬉しいことです。遠方の銀河を見つけるたびに、古い時代の宇宙が見えてくる。本当に面白いと思います」とイリングワース氏は言う。

以上は「るいネット」より

現在の宇宙は138億年前にできたとされていますが、これから研究が進めば宇宙はもっと広いことが分かると思います。1,000億年などと広がるものと思います。実質無限の広がりがあるのです。人類はまだまだ狭い範囲のことしか知らないだけです。以上 

 
 

2015年10月16日 (金)

非常事態省、将来の脅威として遺伝子変異平兵器などの出現を予想

ラジオ放送
非常事態省 将来の脅威として遺伝子変異兵器などの出現を予想

非常事態省 将来の脅威として遺伝子変異兵器などの出現を予想

© Fotolia/ DDRockstar
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ロシア非常事態省は、将来の軍事紛争には、地球物理学及び遺伝学の領域で開発された兵器が現れる可能性があると見ている。そうした結論は、国際消防・救助フォーラムで採択された文書の中で述べられている。

非常事態省は、潜在的脅威として、指向性エネルギー兵器、そして非致死性の放射線・電磁波兵器、さらには地球物理学的、遺伝学的兵器を考えている。又非常事態省のデータによれば、情報の客観性に影響を与える力を持った情報兵器も、以上のものに劣らず危険だとみなしている。

なお文書の中では、今後現れ得る兵器の中で最も深刻な脅威となるものとして、地殻の中を流れる地球物理学的プロセスの変化、ヒトのDNA構造の異変、遺伝子変異と遺伝病などを呼び起こす兵器が挙げられている。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/science/20151002/982833.html#ixzz3nUqcXbRt

以上は「sputnik」より
人間の性は治し要がないほどに根深いものがありそうです。最終的に人類絶滅しか方法がないのかも知れません。                              以上

国が牙を剥くとき、怪しい事件が多発する!

国が牙を剥くとき、怪しい事件が多発する!

simatyan2のブログさんのサイトより
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12060270512.html
<転載開始>

国が牙を剥くとき、怪しい事件が多発する!


吉川友梨ちゃん行方不明事件を覚えておられるでしょうか?


2003年5月20日、大阪府熊取町で町立北小学校4年生の
吉川友梨ちゃんが下校途中、行方不明となった事件です。


いまなお未解決の友梨ちゃん事件を遡ること11年、1992年
の4月から7月にかけて、この大阪府熊取町では奇怪な事件が
相次いで発生しました。


4月29日(木) シンナーによって板金工のX君(17歳)が熊取町
         内の貯め池に落ちて死亡。
5月29日(金) 無職・Y君(17歳)がシンナー吸引による心不全
         で死亡。
6月 4日(木) 無職・A君(17歳)が自宅そばのタマネギ小屋で
   首吊り自殺
6月10日(水) 土木作業員・B君(18歳)がかつて住んでいた家
   の納屋で首吊り自殺。
6月17日(水) 旅館従業員・C君(18歳)が農作業小屋で首吊り
    自殺。
6月25日(木) 熊取町在住の岸和田市職員D君(22歳)が町内の
   森で首吊り自殺。
7月 2日(木) 熊取町内の女子大に通うE子さん(19歳)が胸を
  果物ナイフで刺し自殺。


それぞれ違う場所で違う方法で17歳から22歳までの若者が
自殺してるんですね。


熊取町という限定された場所内で多数の若者が自殺をするなんて
尋常ではないと思いますが、警察は2人を事故死、残り5人を自殺と
断定したようです。


大阪府熊取町7人連続怪死事件とは
http://matome.naver.jp/odai/2139157975560352601


普通なら誰が考えてもおかしい事件ですよね。


狭い地域で複数の若者が数ヶ月の間に自殺するなんて。


でも、警察もマスコミも自殺と事故以外の背後関係には触れない
まま、無理やり収束させてしまったんですね。


なぜか?


それは深入りすると原発問題に突き当たってしまうからです。


この熊取町には下のような原子炉実験所があります。



http://www.fastpic.jp/images.php?file=0641801707.png


京都大学の原子炉実験所ですね。


かの有名な小出裕章氏が努めていた原子炉実験所です。


そして若者たちが連続自殺した時期、この原子炉実験所は、
安全性を疑問視されて施設の「存続か廃止か」で揺れていた時期
でもあるのです。


また伊方原発訴訟が大詰めを迎えていた時期でもありました。


前からブログで何度も書いてるように、原発問題でゆれるている
時というのは、巷では不可解な事件が多発するのです。


去年のデング熱騒動で代々木公園の反原発集会が潰されたのは
記憶に新しいですね。


このブログでも疑問を呈した記事を書いたところ、関係者と思しき

人たちから数百ものコメント攻撃を受けました。


この年、小一バラバラ殺人事件というのも起きていて、容疑者は
逮捕され起訴されたのに未だ裁判が開かれてません。


そして今年は原発再稼動の年で、今ちょうど川内原発再稼動で
揺れていますね。


原発再稼働 ゴーサインの責任はどこに…政府関与の明確化を求める動き強まる
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6170085


去年以上に不可解な事件や事故が多発しています。


1月の川崎市の中一首切り事件を筆頭に、


○兵庫県淡路島洲本市連続5人殺害事件、
○奈良県香芝市小6女児拉致誘拐事件、
○寺社仏閣油シミ事件、
○新幹線のぞみ焼身自殺放火事件、
○静岡県西伊豆町電気柵感電死亡事故、
○苫小牧沖 フェリー火災事故、
○調布市の小型機墜落事故
○山陽新幹線事故


上記以外にも個別のバラバラ殺人、子どもや高齢者が巻き込まれ
た事件などを含めると何倍にも膨れ上がります。


自殺の場合は焼身自殺や特殊な自殺以外あまり報じられませんが、
元司法監察医の上野正彦氏は「自殺の9割は他殺」と言ってます。



http://www.fastpic.jp/images.php?file=7307673356.jpg


もしこの通りなら、日本の治安は世界的に良いという評価を訂正
しなければいけませんね。


後に上野氏はこの発言を訂正していますが何か圧力があったの
かもしれません。


ライブドア事件で、ライブドア元取締役の野口英昭氏が血まみれ
まみれの状態で発見された時、警察は早々に自殺と断定しました。


不審に思ったルポライターが沖縄県警に問いただしたところ、


『おれたちが自殺だと判断したら、それは自殺なんだ! 
かき回すな』


と怒られたそうです。


LD元幹部怪死事件に警察「俺たちが自殺と判断したら自殺」
http://www.news-postseven.com/archives/20140423_251649.html


日本で真実を追究するのも命がけですね。

<転載終了>

コメント一覧

                               
    • 1. @
    • 2015年08月12日 12:49
    • 感情、思考誘導でしょうか?同じ地域でというのは明らか異常な事ですね。                
    • 2. 維新の党公認の境恒春
    • 2015年08月12日 13:10
    • 橋下徹尊師に従わない安倍晋三に天ばつが下る日は近い。老害右翼の処けい、秋田県生まれ、宮城県在住者の処けい、気仙沼首都機能移転ではじめて日本は中国に国際的な意味で勝つのだ。岩手県一関市と宮城県気仙沼市が日本の中心となる。そすれば我が維新の党は必ず皆さんを救う。信じろ国民。                
    • 3. genkimaru1
    • 2015年08月12日 13:25
    • 岩手県一関市と宮城県気仙沼市が日本の中心となる。

      と言うのはどなたのアイデアですか?
      気になりますね。
      ウシトラコンジン                
    • 4. 読者
    • 2015年08月12日 15:02
    • 怪しい事件の被害者は煎餅カルトと関わりあいでスピン記事の生け贄で

      煎餅カルトには保険金が布施の名前の強奪?妄想半分ですが!

      保険金サツジンはお手の物な半島カルト宗教で日本人が犠牲にでは?


      ノンフィクションを書くと自分で重りを付け真夜中の貝掘りで溺れとか?ジサツ擬きさつじんとか!日本は実は暗黒国家なんです。

    • 5. あ
    • 2015年08月12日 15:33
    • 被害者にとっては、もう何と言っていいか解りませんが、ざっくりおもいあたることは、創価や、共産党の食いっぱぐれている信者でしょうね。本当、こう言うのを信者というのでしょうね、、オームもそうでしたね。食いっぱぐれると、信者は、何でもやるし、補助する連中もでて来る。なんだかんだ言ったも、まいなんばーせいどは、導入すべきでしょうね。

      これで手に負えなかったら、地軸でも、巨大地震でも、ドンとこい。

      結局、ゴキブリが、姿を変えないで、過去から生きてきた証明にもなりますからね。

      どうしますか、こきぶりになりますか、、、、人間として生きていきますか。、、つーーか、人間の皮をかぶったゴキブリはうようよしていますが。                
                                 

以上は「大魔邇」より

特に安倍政権になってからは、日本国内無法地帯となりつつある様です。法治国家ではありません。憲法違反の法律を強行するようですから、法治国家を自ら放棄しているのです。法律違反で早く逮捕するべきが正当です。ますます権力犯罪を放置することになります。代々木公園でのデング熱騒動も、反原発デモをさせないために起こされたテロです。最近の新幹線焼死事件も治安強化のために利用されたテロです。最近の怪しい事件はほとんどテロ事件と見て間違いない状況です。                      以上

メデイアによる仮想敵の作り方/チュニジア襲撃の裏の英雄

メディアによる仮想敵の作り方/チュニジア襲撃の裏の英雄

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ラッセル・ブランド  チュニジアの大虐殺と政府の偽善
Tunisia Minute Of Silence - Total Bullshit: Russell Brand The Trews (E350) 



先日のチュニジアのビーチでの大虐殺を追悼するということで、一分間の追悼の時間がありましたが、あれは何か意味があるのでしょうか?それとも、単なる政策に関連した空虚で無意味なジェスチャーに過ぎないのでしょうか?

私たちの政府は相変わらず兵器を世界中に売りつけ、その結果として自国の市民の命で支払うことになっているわけです。


デイビッドキャメロン首相の演説の動画:
「昨日のチュニジア、フランスで起こった残虐なテロリスト攻撃は、邪悪なテロリストの存在を世界中に暴力的で悲劇的な方法で思い出させることになりました」


Rブランド:
こちらに、非常に素晴らしいコメントをいただきました。トム・マッセンさんからです。


コメント:
私は今日、6月27日土曜日にイギリスに帰ってきました。それまではチュニジアに滞在し、襲撃のあった時に問題のホテルにいました。

すべてのメディアは襲撃を行った過激派についてばかりしか報道していませんが、ホテルの従業員(本物のイスラム教徒)の信じられないような行動についてはまったく伝えられていません。

従業員達は、滞在客を落ち着かせ、情報を提供しただけでなく、通常と同じように仕事をし、さらになんと、頭のおかしいガンマンが襲ってきた場合に備えて、ホテルの入り口に無防備なまま立ってガードをしてくれていたのです。

もし彼らのような本物のヒーローがいなければ、もっと多数の死者がでていたでしょう。

【関連記事】「滞在客を殺すなら、俺たちを先に殺してからにしろ」チュニジアのテロ襲撃で、イスラム教徒の地元の男性たちが観光客を守ろうと人間の盾になっていた(DailyMail

(画像:SKY NEWSより。写真の中央黒い服の人間がテロ襲撃の犯人で、背後の男性たちが人間の盾になっていた地元のイスラム教徒)




Rブランド

お気づきでしょうか?(このような攻撃のあった場合は)いつも宗教的背景が異常なまでに強調されています。

しかしマッセンさんが教えてくれた通り、素手で銃撃から、ホリデーに訪れていた西洋人中心の滞在客を守ろうとしたのもイスラム教徒でした。問題はそれ程単純ではないようです。

ではキャメロンがこの問題について語る時に、何がアジェンダになっているのでしょう?

首相が自らの目的を果たすために、彼が開口一番話したのはこのようなものでした。

(キャメロン首相の動画)
「彼らは私たちに戦争を売りつけたのです」


(Rブランド)
「彼ら」って一体、誰なんですか?過去10年のテロリスト攻撃をまとめているような感じです。

(キャメロン首相の動画)
「私たちはこのようなテロリスト攻撃は望んでいません」

(Rブランド)
もちろん、誰もテロリスト攻撃なんて好きなわけないでしょう(笑)!

キャメロン首相は過去10年のテロリスト攻撃について話していますが、私たちの国イギリスは、過去10年の間に外国で軍事活動や兵器の売買を続けており、それがこのような結果を生み出しているのです。


私たちが公に「敵国」としてみなしている23カ国に、未だに兵器を売り続けています。

イギリスの外交政策が本当に民主主義に基づいたものであるとすれば、イギリスはなぜ弾圧的な国家に兵器を売りつけているのでしょうか?



(以下略)

【コメント】

チュニジア襲撃の際に、イギリス人観光客の多いビーチであったという報道から嫌な予感がしていたのですが、実際これまではイスラム教に対してまだ理解のあった人間の一部でさえ、反イスラム教に変わっています。

しかしイスラム教徒のホテル従業員が観光客を守ろうとしたという話は、あまり大きく報道されることはありませんでした。

ラッセルブランドはアメリカのニュースなどについても、テロ攻撃の際には「イスラム教徒」によるものということが強調されている一方で、キリスト教過激派が行った最近の大量虐殺に関しては、「キリスト教の過激派が」とはほとんど表現されていないということも指摘しています。

イギリスでテレビの有名司会者ジミー・サベルが小児性癖の持ち主で、出演の子供などに手を出していたことが発覚してイギリスでは大きな議論を巻き起こしていましたが、その際にも「キリスト教徒が子供に手を出す!」とは一度も表現されていませんでした。


要はメディアはイスラム教徒全体が悪というイメージを植え付け、一般市民同士を分断して争い合わせ、戦争を可能にしたいだけなのだとしています。






チュニジア襲撃の犠牲者の友人がラッセル・ブランドと対面
Friend Of Tunisia Victims Confronts Russell Brand 



そしてラッセルブランド自身もこの動画の公開後、メディアから「ラッセルブランドが、チュニジアの犠牲者への一分間の黙祷が無意味だと発言!」といった煽り記事が出ていたのでしょう。

(日本でもよくある光景ですが、ある人間の発言の一部だけを取り上げて、悪人に仕立てあげる手段ですね)


下の動画は、チュニジアの襲撃で実際に犠牲になった方の友人が車の運転中にラッセルを見かけ、車内から彼を呼びつけた時の様子です。

動画のコメントには運転手の息子を名乗る人物が、この動画はやらせなどではないと力説しています。


彼は開口一番、「おいラッセル!チュニジアの黙祷がくだらないだって?私の友人がそこで亡くなったんだけど、それがくだらない?」と食って掛かっています。おそらく運転手の男性はラッセルの動画を見たわけではなく、そのようなラッセルに対して否定的な報道だけを見て鵜呑みにしていたのでしょう。

そこでラッセルは自己紹介と握手から始め、改めて自分の考えを運転手に説明しています。

つまり、イギリス政府は中近東の圧政的な国々に兵器を売りつけ、さらに軍事活動を展開しつつも、チュニジアでテロによって自国民が犠牲になったことには追悼しており、それでは言っていることとやっていることがまったく矛盾していて偽善的なだけだということです。


日本政府が、震災の被害にあっていまだに仮設住宅に暮らしている人間がいる中、原発の再開に躍起になったり、新国立競技場には莫大な予算をつぎ込み、その一方ではたとえば福島震災の追悼記念日に国会などで黙祷をしたとしたら、それと同じようなものでしょう。


それでも多くの人間はセンセーショナルな報道が好きなようで、テレビで仮想敵(イスラム教徒)のことを糾弾すれば、それを観ている人間も純粋にそれを信じ込んでしまい、そのような別の事実が客観的に見えなくなっているのかもしれません。メディアがほとんど伝えないというのもあるでしょう。


メディアのイスラム教徒批判の増加につれ、外国人排斥主義者が増加しているようです。実際に話をした人の中には本気で、「イスラム教徒がイギリスを攻めに来る!」と恐怖に駆られている人さえいました。

恐怖と憎悪感は、人間をコントロールするには最高の手段であることは世界共通のようです。



***

さらにイギリス国内(ロンドン)では、テロ攻撃に備えて特殊部隊SASを含む兵士や警察官1000人以上を動員し、擬似的なテロ攻撃に対応するための模擬訓練を行っています。(standard紙

イギリス国内の警備も、これでさらに強化できることになりました。イギリスも緊縮財政で警察への支出をさらに削減することが決定されていますが、ある警察官の話によれば、現在でもすでに本当に問題な犯罪者の対応にはあまり時間がかけれず、仕事は溜まっていく一方だそうです。その上、テロ警備もとなるとさらに凶悪な犯罪者が増えることでしょう。


このような「テロ攻撃」が起こるたびに「国内の防衛・警備」を強化ということで、国民全体に対する監視は強まり、警察国家、全体主義、排斥主義的傾向が高まっています。

日本政府は集団的自衛権を強行採決と再び独裁国家的な側面をみせていますが、外国の戦争に参加し、あるいは兵器を売りつけると当然のように「反応」が起こりますしその犠牲に遭うのはいつでも一般市民です。


どうも日本が同じ道を辿り、さらなる全体主義に向かっているように思えて仕方がありません。



以上は「世界の裏側ニュース」より
人は追い詰められると通常は嘘を付き、その場を過ごそうとしますがこれは国の場合も同じく追い詰められると嘘を付きだします。米国しかりまた最近の日本もしかりです。挙句に「9.11テロ」や「3.11テロ」事件を引き起こして、局面打開を試みますがしかしますます悪循環を引き起こして最後には全面核戦争を引き起こそうとしています。過去の歴史を見れば同様なことが繰り返されているのが良く分かります。今回はどの程度までやろうとしているのか定かではありません。気が狂った指導者が多いのでやりかねないところにあります。以上

米国の学者:宇宙に存在する銀河の数は推定されたよりずっと少ない

ラジオ放送
米国の学者:宇宙に存在する銀河の数は推測されたよりずっと少ない

米国の学者:宇宙に存在する銀河の数は推測されたよりずっと少ない

©             Flickr/ NASA Goddard Space Flight Center
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米国の3つの大学の天文学者らは、宇宙に存在する銀河の数は、以前に推測されていたよりもずっと少ないと主張している。彼らは、銀河の放射線を研究し、スーパーコンピューターで宇宙の進化をシュミレートした後、そうした結論に達したという。それによれば、我々の世界は、何十倍も「空っぽ」である可能性がある。

コンピューター・シュミレーションにより米国の天文学者が行った調査は、宇宙には恐らく、予測されていたよりもはるかに少ない数の銀河しかない事を示した。なおこの問題に取り組んでいるのは、カリフォルニア、ミシガン、ジョージア大学の研究チームだ。

学者らは、コンピューターモデルを開発し、その助けを借りて、初期宇宙の進化プロセス、つまり銀河の発生と相関関係を再構築した。そうしたシュミレーションの結果は、疑いを確認した。学者らは、明るい銀河のある部分が、独立したぼんやりした銀河と考えられたりしたことも含め、前の計算が間違っていたとの結論に達しつつある。また、以前多くの人が予想した弱い銀河が指数関数的に数を増しているという事も、コンピューターによる再構築では明らかにならなかった。

 

 

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続きを読む http://jp.sputniknews.com/science/20150705/538376.html#ixzz3eziA25xi

以上は「sputnik」より

宇宙はまだまだ分からないことばかりです。               以上

仮装社会(3)日本社会の大きな変化と「仮装社会」のはじまり(その2)

2014年10月11日            

    

「kasou3__201410071049.mp3」をダウンロード


1956年から始まった日本の高度成長は、日本人の生活を豊かにしましたが、一方で、社会も家庭も人生の行き方も大きく変化し、複雑になりました。多くの問題が次々と表面化し、一つも解決ができないうちに次の課題が生まれるという具合で、なにがなんだかわからなくなったのが1990年代でした。

つまり仮装社会の始まりだったのです。

特に顕著だったのが、あれほど懸命に働いていた日本人が「活動の目的を失った」ということでした。1956年から1990年までただひたすら「豊かになる」という目標があり、三種の神器と持ち家を得るために必死に働いてきたのですが、1990年になって現にそれを手にすると「次は何をするの」ということになったのです。

日本人は面白い民族で「目的」にはあまり興味がなく「行為」が好きだというところがあります。アメリカの家庭を描写したテレビドラマを見て、「ああ、あんな豊かな生活ができれば良いな」とは思い、それに向かって邁進することはできるのですが、自分たちで「理想的な社会と人生」を考えることはあまり好みません。「思考停止型で実行型」なのです。

私が原子力の研究をしていた頃、私は「自分は原子力をやるべきだろうか?」と日夜、苦しみました。そこで部下の人にその質問をぶつけると、きょとんとした顔をしているのです。つまり、「原子力を研究する」というのは上から降ってきた目的で、それには関心がなく「どうやるか」には必死で、夜遅くまで研究をしてくれます。100人ぐらいの研究部隊でしたが、「やるべきか」を考えていたのは、ごく少数、2,3人のいなかったと思います。

その頃、「やるべきかどうかがわからないで、よくあれほど一所懸命やってくれるな」と思っていたものです。現在でも「原子力を再開すべきか」という議論を聞いていますと、理由もなく再開すべきと思っている人と、思想的に再開するべきではないと考えている人が罵倒し合っているだけで、議論をしているようには見えないのです。

高度成長期(1956年から1990年まで)に、日本人が目指した「豊かな生活」とはどういうものだったのでしょうか? それははっきりしたイメージがあったのです。
1
)欧米並みの所得(1990年に達成)
2
)毎週土日と、土日を含めたまとまった休日が30日ぐらいで、そのうち20日ぐらいが家族旅行

3)家電製品、持ち家、車、クーラーなどが充実
4
)揺篭から墓場までの保証された人生
5
)突然の事故や天災に巻き込まれない安全・安心な生活

「豊かな生活とはなにか?」などと議論される場合がありますが、そんなにむつかしいことはないので、国民総生産が500兆円、働いている人が1億人とすると、おおよそ一人年間500万円の所得で、休日が土日と年間15日ほどの祭日や正月、それに20日の有給休暇をとり、まあまあの家で車がある生活ということですから、ある意味「普通の生活」です。

ところが、現在は休日の取得日数が8日(フランスは30日)、家族のドライブはほとんどなくなり、観光地はどこも青息吐息という状態になりました。また年金が破綻し、非正規雇用が増え、経済が乱高下し、大地震や大災害が続く・・・という思いがけない社会になったのです。

家庭の崩壊が続き、離婚は増え、高齢者の孤独や認知症などが社会問題になります。自殺は旧共産圏諸国の不安定な国を超える勢いで、原発の爆発でさらに社会は不安になります。だから「なにが豊かか?」という問いに発展し、勢い、「自然とともに」などと言われますが、まずは「生活環境が変わったなかで準備していかなった男女、家庭などのような人間の問題」と「豊かになってルーズになった指導者」が私たちを苦しめるようになったということです。

(平成26107日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

風評とは根も葉もないことをいう、我々の農作物は根も葉にも放射性物質をつけられたー実害だ

「風評とは根も葉もないことをいう。我々の農作物は根にも葉にも放射性物質を付けられた⇒実害だ!」
 
花山薫 ( 会社員 ) 15/05/29 PM03
wontonブログからの引用リンク

〉「風評ではなく実害」原発事故後の苦悩伝える
県農民連会長、国際シンポで訴え
リンク

日本科学者会議福島支部主催の国際シンポジウム
「ヒロシマ・ビキニからフクシマへ、そしてフクシマから世界へ」が11日、
福島市内で開かれた。
東京電力福島第一原発事故の「風評被害」について
県農民連の根本敬(さとし)会長は
「風評とは根も葉もないことをいう。
我々の農作物は根にも葉にも放射性物質を付けられた。実害だ」とし、
加害責任をあいまいにする用語の使われ方を批判した。

海外ゲストらに原発事故による農業被災を説明する中で根本氏は、
「国の基準値を少しでも下回れば安全ですって売っていいのか。
それ以下なら風評被害だというのは消費者を敵に回す行為では?」
という農民の悩みを伝えた。
「核被害地で農民として生きていく」決意をした根本氏は
「損害の自覚と覚悟が必要」と強調、「農村での食糧自立、
原子力に頼らないエネルギーの自立」を説いた。

会場からは
「加害者が情報を隠し、事実を明らかにしないところに風評が生まれる」
との指摘もあった。
カナダ・コンコーディア大学のピーター・バンワイク教授は、
原発事故後の住民の被曝(ひばく)について
「何が危険で、どの程度の量なら安全なのかの基準値が、
科学ではなく政治的に決められ、住民は説得の対象になっている」と述べ、
日本政府の住民帰還政策を「二重基準だ」とした。

米国が核実験を続けた中部太平洋のマーシャル諸島で被曝者調査を
した福島市のフリージャーナリスト藍原寛子さんは
「マーシャルでは小児甲状腺がんだけでなく様々ながんや白血病など
30以上の疾患・障害に対する補償制度が確立されている。
福島県民の将来の健康被害対策として大きな参考になる」と紹介した。
____________________________________________________________________

管理人

実害を風評被害と称し、更なる実害を世間に撒き散らしているのは、
日本国政府そのものであろう。
それだけではない・・・
福島への差別さえも助長しているのは間違いない。
このようにして、福島を差別化し、国民の分断を狙っている
としか私には思えない。

更には、日本の放射能汚染食品を規制、禁止にした台湾や韓国を
WTOに提訴するが如きの所業は、まさに、暴挙!!。
日本という国をそこまで貶めたいのか!?
不正選挙で作られたクーデター政権ならではの愚行は、
日本を更に、どん底に陥れるものになるのは間違いありません。
一体どこまでバカ揃いなんだろう!
これは、海外はもちろんのこと、日本国民に対する巨悪犯罪であると
断罪して然るべきものです。

これからの日本人は、海外のどこに行っても
バカにされることになりますよ・・・。
国家反逆罪を安倍自民党政権に適用すべきでしょう!

安倍首相が今後5年間で13兆円規模のインフラ資金をアジア各国に
提供すると表明したが、以上のような犯罪を覆い隠す為に行なわれる
隠蔽工作、ワイロと考えられなくもない。
無論、インフラの関連工事の大部分は、日系企業が受注するに違いない。

本当に酷い話だと思う。
日本国民の血税を完全に私物化している。
それと反比例するかのように、国民に対する社会福祉や生活保障費は
どんどん削減する一途を辿っています。
このような犯罪的ですらある安部自民党政権を
誰が支持するというのでしょうか!?

 以上は「るいネット」より

「3.11テロ」事件の原因を作ったのは安倍氏自身です。日本の核武装をしようとして米国とイスラエルにストップさせられたのです。いまだに反省もせず原発再稼働をしようとしています。核武装をあきらめていないのです。これでは二度目の「3.11テロ」は確実です。                                       以上

2015年10月15日 (木)

米露首脳会談でネオコンの計画に反する合意があり、ウクライナやシリアの情勢が激変との情報

2015.10.02
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 アメリカの好戦派は東アジアから東南アジアにかけての地域で中国を軍事的に包囲する態勢を作りつつある。「東アジア版NATO」のようなもので、安倍晋三政権が強引に成立させた「安全保障関連法案」、いわゆる戦争法案も深く関係しているだろう。その枢軸として想定されているのが日本、フィリピン、ベトナムの3カ国で、そこに韓国、インド、オーストラリアを結びつけようとしている。この戦略のベースは地政学の父とも言われているハルフォード・マッキンダーのハートランド理論だ。

 マッキンダーによると、世界は3つに分けられる。第1にヨーロッパ、アジア、アフリカの「世界島」、第2にイギリスや日本のような「沖合諸島」、そして第3に南北アメリカやオーストラリアのような「遠方諸島」である。「世界島」の中心が「ハートランド」で、具体的にはロシア。

 広大な領土、豊富な天然資源、そして多くの人口を抱えるロシアを締め上げるためにマッキンダーは西ヨーロッパ、パレスチナ、サウジアラビア、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ「内部三日月帯」を、その外側に「外部三日月地帯」を想定した。パレスチナにイスラエルを作った理由のひとつはこの辺にあるだろう。(大多数のユダヤ教徒はパレスチナへ移住する気持ちはなかった。)

 日本が琉球併合から台湾派兵、さらに朝鮮半島へ軍を送り込み、日清戦争、日露戦争、そして中国侵略へと向かう動きはハートランド理論に叶っている。言うまでもなく、徳川幕府を倒した薩摩藩や長州藩を中心とする勢力の後ろ盾はマッキンダーの母国、イギリス。

 この理論の影響を受けた人物のひとりがズビグネフ・ブレジンスキー。南西アジアのイスラム諸国と接するソ連の南部国境地帯を「危機の弧」と称していた。彼はソ連が南下するというシナリオを描いていたが、実際にはイスラム武装勢力を使ってソ連を揺さぶるという考え方だった。ジミー・カーター政権で大統領補佐官になったブレジンスキーはこれを具体化させたわけだ。

 このブレジンスキーはロシアを支配するためにはウクライナを支配しなければならないと主張していたが、ネオコン/シオニストはその戦略を引き継いだようで、昨年2月にキエフでクーデターを成功させ、民主的に選ばれたビクトル・ヤヌコビッチ大統領を追放した。その手先として使われたのがネオ・ナチ。勿論、憲法の規定は無視されたが、日本のマスコミや「護憲政党」はクーデターを支持、民意に従い、このクーデター政権を拒否して自立への道を歩み始めた人びとを批判している。

 ネオコンの中核グループに属しているポール・ウォルフォウィッツは1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると語っていた。アメリカが世界を制覇することを目的としたウォルフォウィッツ・ドクトリンが作成されたのは、その翌年。2001年の終わりにアメリカの国防長官周辺で作成された攻撃予定国のリストに載っていたのはイラク、イラン、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダン。これまでアメリカは予定通りに体制を破壊してきた。この軍事侵略も日本のマスコミや「護憲政党」は支持してきた。

 そうした流れが9月28日に変わったとする指摘がある。この日、バラク・オバマ米大統領は強者が弱者を支配する世界秩序を宣言したのに対し、ウラジミル・プーチン露大統領はそうしたアメリカの姿勢を辛辣に批判、その後、ふたりは会談している。この会談は9月19日にアメリカ側から持ちかけられたものだという。捨て駒にすぎない安倍と会う時間を作る余裕はオバマになかったのだろう。

 会談後、ウクライナとシリアの情勢が劇的に変化、ウクライナではネオコンのビクトリア・ヌランド国務次官補がクーデターの前に行っていた次期政権の閣僚人事に関する会話で高く評価され、実際に首相を務めることになったアルセニー・ヤツェニュクが解任される可能性が出て来た。またウクライナ東部のドンバス(ドネツクやルガンスク/ナバロシエ)で戦争犯罪を犯したとキエフ側が認めたとも伝えられている。また、シリアでロシア軍がIS(イラクとレバントのイスラム首長国。ISISやダーイシュとも表記)を空爆したのはプーチンとオバマが会談した1日半後のことだ。

 この空爆をアメリカの好戦派やその影響下にあるメディアが激しく批判しているが、アメリカの支配層内で大きな変化が起こっている可能性は高い。ロシア軍が空爆する前から「民間の犠牲者」が西側では報道されたようだが、BBCは2001年9月11日に世界貿易センターの7号館が崩壊したと実際に崩壊する20分ほど前に報道していたので、驚くほどのことではない。

 また、アメリカ空軍参謀次長のロバート・オットー中将はロシア軍がアメリカに支援された部隊を攻撃した事実はないと発言、マイケル・フリン元DIA局長シリアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとする報告を確認、ISの勢力範囲を広げたのはアメリカ政府の判断に基づくと説明している。軍の情報部門からこうした西側のプロパガンダに反する証言が出てくることも興味深い。

 中東やウクライナでネオコンのプランが崩壊する可能性が出て来たわけだが、彼らがこのまま引き下がるとは思えない。ロシアで「報復テロ」を実行するという見方もあるが、東アジアで火をつけることも考えられる。すでに新疆ウイグル自治区にアル・カイダ系の武装勢力は入り込んでいるようで、最近、中国国内で爆発が続いていることも無視はできない。そうした中、安倍晋三政権が戦争法案を強行成立させた意味は日本人にとって重い。

以上は「櫻井ジャーナル」より
今後の動き次第では安倍政権は宙に浮くこともありえます。いずれにせよネオコンや安倍政権は不正義な存在
なのでいつかは崩壊する運命にあります。                          以上

ヨーロッパを破壊するアメリカ

ヨーロッパを破壊するアメリカ

Eric ZUESSE
2015年8月7日 | 08:00
Strategic Culture Foundation

リビア、シリア、ウクライナや、ヨーロッパの周辺部や端にある他の国々で、アメリカのバラク・オバマ大統領は、不安定化政策や、爆撃や他の軍事援助を追求し、何百万人もの避難民を、こうした周辺地域から、ヨーロッパへと追い出し、移民排斥という極右の火に油を注ぎ、周辺諸国のみならず、遥か北ヨーロッパに到るまで、ヨーロッパ中で、政治的不安定化をもたらしている。

2015年8月3日「オフ-ガーディアン」の“シリア内のオバマ‘安全地帯’は、この国を新たなリビアに変えることを目指すもの”という見出しの記事で、シェイマス・クックは、オバマが、トルコの為、これまで法的強制力のなかった、シリア上空の飛行禁止空域でのアメリカによる航空支援を承認したと報じている。アメリカは、これから、シリア領土の広大な部分を占領したISISを含む過激派イスラム集団を標的とする、シリアのバシャール・アル-アサド大統領の、あらゆる飛行機を撃墜することになる。

クックはこう報じている。

“トルコは、シリア戦争が始まって以来、オバマに、この飛行禁止空域を要求してきた。紛争中ずっと、そしてここ数カ月間も、議論されてきているが、真の狙いは常にシリア政府だった。そして、突如、飛行禁止空域が実現しつつある - トルコがずっと望んでいたまさにその場所に - ところが、適切な名前 '反クルド・反シリア政府派用安全地帯”の代わりに、 '反ISIS' 派の安全地帯というレッテルを貼られている。

ニューヨーク・タイムズは、 7月27日こう報じている。"この計画は、比較的穏健なシリア武装反抗勢力が、アメリカと、おそらくはトルコの航空支援を得て、領土を得ることを目指している。”ところが、タイムズは、(いつも通り)お上の速記役で、アメリカ政府情報筋から(そして、アメリカ政府の宣伝活動の為に)こう報じている。“比較的穏健”を定義しそこねているが、全てのシリア“比較的穏健な武装反抗勢力”集団は、ISISと協力して、彼等が、そこにいるあらゆる非イスラム教徒を見つけ出し、斬首し、時には、人質に取って身代金を要求するのを手伝っている。アサドの下、シリアは聖職者支配国家ではなく、信仰の自由を享受しているが、アサド支配に反対するシリア反政府派は全て、世俗主義と無縁だ。今やアメリカは、これまで以上に、明らかに、反アサド、親イスラム主義者寄りだ

セイモア・ハーシュは、ロンドン・レビュー・オブ・ブックスで、2014年4月17日に報じている。2011年のオバマ政権によるリビア爆撃作戦は、オバマが既に、リビアで、まんまとしでかした様に、サリン・ガスを、リビアから、シリアのアル=ヌスラ戦線へと移動し、一般市民に対する毒ガス攻撃を引き起こすのを手助けし、アメリカ政権が、アサドの罪になすり付けて、シリアを爆撃する口実とするという広範な計画の一環だった。二人の独裁者、カダフィとアサドは、ロシアと同盟しており、特にアサドは、カタールのガス供給にとってではなく、ロシア・ガス供給輸送ルートとし、ロシアにとって重要だった。 カタールは、ヨーロッパに対する最大のガス供給国としてのロシアの立場にとって、主要な潜在的脅威なのだ。

国際関係の、そして軍事政策のオバマの第一目標は、ロシア打倒であり、ロシアの政権転覆を強いて、ロシアをアメリカ帝国の一部にし、ワシントンの支配に抵抗する主要大国でなくすることだ。

2011年に、アメリカがリビアを爆撃するまで、リビアは平和で繁栄していた。2010年、一人当たりGDP (収入)は、IMFによれば、12,357.80ドルだったが、我々がリビアを爆撃し、破壊した年、2011年には、わずか5,839.70ドルへと急落した。(ヒラリー・クリントンがこう大言壮語したのは有名だ。“来た、見た、彼は[カダフィ]死んだ!”) (しかも、アメリカの同盟国サウジアラビアとは違って、一人当たりGDPは、驚くほど平等に分配されており、教育も医療も公営で、全員が享受できていた。貧しい人々さえも。) より最近、2015年2月15日、NPR記者のレイラ・ファデルは“油田を攻撃されている、リビアの経済的将来性は暗い”と全段見出しで報じた。“生産担当の人物が、将来が暗いことを知っている。 '我々は生産できない。我々は生産の80パーセントを失っている。' と、リビア石油公社総裁ムスタファ・サナッラは語る”のを彼女は公表した。ワシントンの指示により、2011年以降、IMFのリビアのGDP数値報告は信頼できなくなり、現地の状況は、迅速に正常に復帰した(正常以上に良くなった。2012年、一人当たり13,580.55ドル GDP)だとしているが、誰もがそれがウソであることを知っている。NPRでさえも、実際、それは真実ではないと報告している。2012年、リビアの一人当たりGDPを、不合理にも、23,900ドルと、CIAは推計し、(彼等は、その年以前の数値は全く示していない)、リビアの一人当たりGDPは、その後、ごく僅か落ちたと言う。アトランティック・カウンシルは、2014年1月23日付けの、リビア経済に関する最新の体系的報告に、“リビア: 2014年、経済崩壊に直面”という見出しを付けて、少なくとも事態を正直に説明しようと努力しているが、公式推計で信頼できるものは皆無だ。

リビアは、ヨーロッパにとって大問題だ。何百万人ものリビア国民が、リビアの混乱から逃げ出している。彼らの中には、地中海を渡り、南イタリアの難民キャンプにたどり着く人々もいる。ヨーロッパの他の場所に避難している人々もいる。

そして、今やシリアは、ロシアを征服する為に破壊されつつあるもう一つの国なのだ。プロパガンダ活動があからさまな、ニューヨーク・タイムズですらも、その‘ニュース’報道で認めている通り、"トルコも、シリア武装反抗勢力も、シリアのバシャール・アル-アサド大統領打倒を最優先事項と考えている。”そこで、ロシアの同盟者バシャール・アル-アサドを打倒し、彼の非宗教政府を、イスラム教政権と置き換える為に、アメリカ爆撃機が、シリアの一部に、飛行禁止空域を設けたので、 '反ISIS'云々は、うわべだけなのだ。PRであり、プロパガンダなのだ。大衆は、ロシア打倒なぞより、遥かにISIS打倒を期待している。ところが、アメリカ支配層のものの見方は違うのだ。彼らの狙いは、アメリカ帝国の拡大だ -彼等自身の帝国拡張だ。

同様に、2014年2月、オバマは、‘イスラム・テロに反対する’やら、だまされやすい連中をけむに巻くのに、アメリカ政府が良く使う文句の様なインチキ偽装の代わりに、‘民主主義’デモというインチキ偽装によって、ウクライナで、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチの中立的な政権を打倒し、猛烈な反ロシア、人種差別主義者-ファシスト、つまりナチス政府を、ロシアの隣国ウクライナに、アメリカが据えつけ、支援した。アメリカが侵略し破壊するまでは、リビアが平和だった様に、アメリカとトルコが侵略し破壊するまでは、シリアが平和だったのと同様、ウクライナも、アメリカがクーデターをしでかし、ナチスを据えつけ、民族浄化作戦を実施し、ウクライナも破壊してしまう前は平和だったのだ。

カダフィ打倒前のリビア、あるいは、アサドを打倒しようという現在の取り組み前のシリア、あるいは、より最近では、ウクライナの民主的に選出されたヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領の見事な打倒と同様、全てが、ロシア打倒を目指しているのだ。

オバマや他のアメリカの保守派、帝国主義者に、押しつけられた惨状を、ヨーロッパの全てが、共有している事実は、ワシントン DCの権力者にとっては、ほとんどどうでも良いことだが、万一、彼等にとって、何か意味があるとすれば、それはおそらく、この広範な作戦の魅力的な側面だろう。中東の国々のみならず、ヨーロッパの各国を弱体化させることによっ、オバマの対ロシア戦争は、アメリカが引き起こす混沌と破壊が終わった後、アメリカが“最後まで生き残った男”になるのを確実にするのだ。

結果的に、例えばアメリカ国際戦略からすれば、対ロシア経済制裁が、ヨーロッパ諸国経済に大変な損害をもたらしているという事実は、悪いことではなく、良いことなのだ。

あらゆる競技で勝利の道は二つある。一つは、自らの能力を向上させることによるものだ。もう一つは、何としてでも競争相手の能力を弱体化させることによるものだ。アメリカ合州国は、現在、もっぱら後者の戦略に依存している。

調査ジャーナリスト、歴史研究者のEric Zuesseは新刊「彼らは全然違う: 民主党対 共和党の経済実績、1910-2010」および「キリストの腹話術師:キリスト教を生み出したイベント」と「封建主義、ファシズム、リバタリアニズムと経済学」の著者。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2015/08/07/us-is-destroying-europe.html

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天皇と軍隊』、新聞に上映情報が載ったためだろうか?大変な人気。東京で、長期間上映されないのは残念だが、全国各地で上映が決まっているようだ。語りはフランス語。2010年制作のものゆえ、当然、ドイツやフランスの人々はとうの昔に見ている。

今の時点で、字幕付きで本格公開となったのは余りのタイミング。

大本営広報部は、決して放映しないだろう。孫が、手先のように報道機関を活用している姿は大叔父の佐藤栄作直伝。佐藤は退任記者会見で、「 新聞記者は出て行け、偏向している新聞は嫌いだ、私は直接国民に語りかけたいんだ」 と言って、記者たちを追い出した。あれ以来、大本営は、直接国民に語りかける為の手段。

無用悪、原発再稼動を推進中。昼間のテレビで、御用大学教授が、原発や他の方法による発電費用のインチキな比較表を示し、再稼動を正当化していた。何万年ものゴミ対策費用については全くしらんぷり。「有識者」でなく、ゆゆしき者。

とんでも議員落選運動が沸き起こっているという。現地在住でないの実態はわからない。

麻生太郎財務相は6日、自民党麻生派の会合で、同派所属の武藤貴也衆院議員がツイッターで安全保障関連法案の反対デモをする学生団体を「利己的」などと批判した問題を念頭に「政府与党の議員の立場を踏まえて発言してもらわないと。自分の気持ちは法案が通ってから言ってくれ。それで十分間に合う」と語った。

ナチス手法を推奨するだけのことはある。恐ろしい政治家。

「国民は、政府の暴走に反対する立場を踏まえてすぐに行動しないといけない。自分の気持ちを、法案が通ってから言っても、それでは全く手遅れ。」ということと翻案理解している。

OLDsという戦争反対抗議が、年寄りの原宿・巣鴨で行われているという。川内原発稼動反対や、議員落選運動の現場には行けないが、そちらなら、可能かもと思う。

« 広島原爆投下に関するアメリカの残酷な論理は70年続いている | トップページ | “お互いに有利な”ものから“巨大ハズレ”と化したアメリカ-サウジアラビア石油協定 »

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

オバマ政権の対露政策には、色々矛盾するところが多くあります。ロシアに制裁を課すかと思えば、イランでは譲歩をして、ちぐはぐな面が目立ちます。これも米国内の反オバマ勢力の圧力がそうさせるのかどうか分からない面があります。ブッシュ政権時に始めた「9.11テロ」の権力犯罪までして、NWO樹立を目指したが、現在厚い壁に阻まれている状況です。いずれにせよ全面核戦争は人類の滅亡となるために何としても回避しなければならないことです。戦争志向の世界の三大悪人「米国・マケイン、イスラエル・ネタニヤフ、日本・アベ」を一刻も早く始末することが大事です。                   以上

ふたつのシルクロード

ふたつのシルクロード

新国立競技場の総工費をめぐる騒動がやまない。

(ロシアでも笑われている)

(ロシアでも笑われている)

スポーツ報知(7月12日)によると、石原慎太郎が「(競技場のデザイン審査委員長を務めた)安藤さんの責任ではない」として、工費に新税導入案を語った。

「工費の都の一部負担については、“新税”導入を提案。現在、通勤などによる東京の昼間人口が450万人であるとし「都民以外の通勤者などに一人あたり1000円を税金で支払わせればいい。そうすれば年間600億円が入る。五輪が終わるまでに、時限立法として作るべき」と独自案を述べた。「舛添(都知事)君は、自民党とケンカして出ていった人だから言い出しにくいかもしれないが」と加えた」

安藤忠雄の責任はある。利用した方にも、利用された方にも責任はある。政治家でないから責任はない、などということはまったくない。こういった議論自体が、無責任が、国会から市井の片隅まで蔓延している日本だけのものだ。

日本の1%は失政のツケを99%に回す。間違っても1%はびた一文も払わない。そんなにオリンピックをやりたいのなら、慎太郎が私財の一部を拠出したらいいではないか。そして企業に負担を求めるのである。しかし、こういったことはけっしてやらない。慎太郎はとくにそうである。他人のために身を粉にして何かをやるということは、若い頃からやってこなかった。逆に社会的弱者を見下す姿勢は、若い頃から一貫したものである。

オリンピックは都市が立候補してやるものだ。東京都を含めて、他府県にはオリンピック招致そのものに反対している人が大勢いる。

それが、他府県にあって、どうしてシロアリたちが膨らませた、おばかの建築物のために新税など払わなければならないのか。こういうのを理不尽というのだ

それも偉そうに「都民以外の通勤者などに一人あたり1000円を税金で支払わせればいい」などと、ふざけるな、といいたい。幇間に囲まれて、自分を客観的に見られなくなっている。

都民の血税1400億円あまりを捨てた新銀行東京といい、尖閣紛争、それに新国立競技場といい、ドブに金を捨てるような大問題には慎太郎が絡む。新税などいえた立場ではないのだ。

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ところで隠れていた安藤忠雄がコメントを出した。2520億円という金額に関しては「何でこんなに増えてるのか、分からへんねん!」といったとか。

有識者会議にいて、金額が増えたことを知らない筈はない。わが国の1%が責任を逃れるときは、入院するか、ばかのフリをするか、のいずれかだ。

本人は、発言を周囲から止められている、といって逃げ回っている。人物でないことだけは、今回明らかになった。

今日はこんなツイートが目に入った。

「森子

新国立競技場。
民主政権のときに、自民党の面々である「国立競技場将来構想有識者会議(森喜朗、石原慎太郎、遠藤利明(現・五輪担当大臣)、等」が計画し、巨額予算に膨らませ、利権化した…

自民党のせいじゃん」

この者たちにある有識とはスポーツではない。金もうけのための有識である。日本は、つくづくひどい国であり、99%は1%にばかにされきっていると思う。

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今日のメルマガは、中央アジアで衝突するふたつのシルクロードについて考えてみる。

ジェームズ・マックブライド(オンラインライター・エディター)は、「中央アジアで衝突する米中のシルクロード構想」で、次のように書いている。

「2011年にワシントンは、アフガニスタンからの撤退に備えて中央アジア地域の政治的安定化に向けた基盤を作り出そうと、地域的な経済とインフラの統合を進める構想を発表した。

一方、中国の習近平国家主席は2013年以降、中国が主導する新シルクロード構想を強く推進するようになった。貿易の流れを合理化し、エネルギーの安定供給を強化すること、そしてアジアのインフラ開発を促進し、中国の地域的な影響力を強化することがその狙いだ」(『Foreign Affairs Report』2015 NO.7)

米国のシルクロード構想などといわれると、これまでもっていたロマンチックでパセティックなシルクロードのイメージがいっぺんに吹き飛ぶ。ぞっとするが、中国やロシアを睨んだ構想であって、地域のインフラの充実や国民の幸せとは無関係のものだろう。

第一、これまで米国の中央アジアへの関わりは、中国ほど強いものではなかった。アフガンへの関わりも「テロとの戦い」といった政治的軍事的なものである。地理的にも米国と中央アジアは離れすぎている。

中国の場合は中央アジアと国境を接しており、シルクロードの歴史がある。貿易やインフラ開発などは、政府が放っておいても民衆間で促進されるものだ。

ジェームズ・マックブライドは、続けてこう書いている。

「2009年にアフガンへ3万人規模の増派策をとった後、オバマ政権は数年後に米軍を完全撤退させるための準備にとりかかり、シルクロード構想を実現するための外交戦略を考案し始めた。特にこの戦略では「外国からの支援に依存しないアフガン経済を構築すること」が重視された。

ウイリアム・バーンズ国務副長官(当時)は、2014年の外交演説で、「中央アジアで地域的エネルギー市場を構築することがアメリカの戦略の中核だ」と表明している」

どうも米国のシルクロード構想はなじめない。テロとの戦いと称して、アフガンを侵略したあとに、「外国からの支援に依存しないアフガン経済を構築すること」を重視するといわれても、素直に賛同する人間は少ないのではないか。アフガンにとっては米国も外国であり、侵略者なのだ。

それに「中央アジアで地域的エネルギー市場を構築することがアメリカの戦略の中核だ」という表明と矛盾する。こちらの方が、まだ米国の本音を顕しているようだ。

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いずれにしても完全に上から目線である。無知蒙昧なお前たちを助けてやる、といわんばかりだ。対等には見られていないし、自立も許されないだろう。はっきりしているのは、米国隷属の国家を作って、収奪を繰り返そうとしているだけのことだ。

ウイリアム・バーンズが「中央アジアで地域的エネルギー市場を構築することがアメリカの戦略の中核だ」と表明したのも、そのことによって中央アジアが豊かになるイメージがまったくわいてこない。3人に1人が貧困、あるいは貧困予備軍という超格差社会の米国が、他国を豊かにすることはできないし、する筈もないのである。

ジェームズ・マックブライドは続けて書いている。

(遠大な陸と海のシルクロード構想)

(遠大な陸と海のシルクロード構想)

「中国の戦略は二つの構想で成り立っている。一つは、中央アジア地域の陸上インフラ開発を行う「シルクロード経済ベルト」構想、もう一つは、インド洋とペルシャ湾を含む海上輸送ルートの拡大を目的とする「海上シルクロード」構想だ。

(中略)

AIIBに対するアメリカのネガティブな反応は、ワシントンの一部の政策立案者が、「中国は現在の国際秩序を切り崩すつもりではないか」と懸念していることを物語っている。

中国は世界銀行等の欧米が主導する国際機関を(AIIBで)切り崩す一方で、中国が主導する地域安全保障・経済の枠組みである上海協力機構などの影響力を高めようとしているのではないか、と彼らは考えている。

だが、ゴールドウィンは「心配しすぎだ」と言う。
「AIIBによって、中央アジア諸国のロシアへの依存度や脆弱性が低下し、ロシアの地域的な影響力が弱まる。これは、何十年にもわたってアメリカの外交政策の中核目的だったはずだ。さらに、AIIBは、投資が不足している中央アジア地域が必要とする膨大な資金を投入することになる」と、彼はむしろ、中国の動きを前向きに評価している」

ゴールドウィンの説は楽観的に過ぎる。冷戦下の、中ロの連帯の歴史について認識を欠き、中ロの水面下で延命しているマルクスへの理解を欠いている。米国が中ロのいずれか一方を敵視するとき、中ロは連帯するのだ。この洞察はオバマも欠いている。

以上は「兵頭に訊こう」より
いずれ世界は国境のない時代に進むことになります。国を結ぶ道はいつの時代でも必要なことです。道を通じて国際関係が良くなれば良いのです。        以上

大量死の時代に生きる意味

2015年07月03日


大量死の時代に生きる意味 : 鳥のいない地球をもたらすのは磁場の変化なのか、それとも、それは人間と地球の変化の兆しなのか。そもそも大量「死」とは何か


wired-bird.jpg
WIRED



続く同種類だけの大量死の中で

今年は1月の、

動物の大量死のリンクから思う現在の「異常の真実」から改めて松果体の意味を考えている時…
 2015年01月21日

という記事や、4月の、

途方もない「大量死の時代」の進行が加速していた : 2015年最初の4ヶ月だけで270件…
 2015年04月30日

などの記事以来、何度か動物の大量死について書いたりしていました。

正確な比較をしたわけではあませんが、とにかく、今年はここ数年の中でも突出して大量死報道が多い年のように思えます。

そして、

…地球では今日も粛々と「1種類ずつの大量死」が続いている
 2015年05月28日

という記事では、「ひとつの種類の大量死が多い」ことなどにもふれています。

たとえば、魚などの大量死の場合、海が汚染されていたり、海水温の異常や何らかの海の異常があるのならば、その海域にすむ、もっと多くの種類の海洋生物が影響を受けるような気がするのですが、1種類だけの魚が大量死する。

あるいは海だけではなく、1種類の鳥、ミツバチ、コウモリ、ヒトデ、アシカ、クラゲ、カメ、クジラ、だけが大量死する。

ウイルスなどの病気であるならば、確かに1種類だけの大量死はあり得るのかもしれませんが、こちらの記事でご紹介しました、アメリカ西海岸の1種類のウミドリの大量死(原因不明の餓死)や、ハクガンだけの大量死(原因不明)、チリのミズナギドリ1種類の大量死(原因不明)など、今ひとつ理解しにくいものが多いです。




「死」とは何?

そういえば、自称宇宙人の方の言葉が書かれてあるとされている『プレアデス+地球をひらく鍵』という本の中に、以下のような下りがあったことを思い出しました。
『プレアデス+地球をひらく鍵』より

地球が変化していくにつれて、地球に住む動物の多くはこの惑星を離れていくことになるでしょう。

人が苦しみを体験していくなかで、地球上の波動はきわめて異なったものとなるでしょう。すべての人々の内部に集合的な苦しみが溜まっており、あなた方を解毒するには、これらの苦しみを表面に出さなければなりません。
これは「地球が変化していくにつれて、地球に住む動物の多くはこの惑星を離れていくことになるでしょう」という部分と前後のつながりがよくわからなく(唐突にこのフレーズが現れます)、長く抜粋しても意味がなさそうなので、短く抜粋していますが、理由はわからないながら、

> 地球が変化していくにつれて、地球に住む動物の多くはこの惑星を離れていくことになるでしょう。

と、この方は言っています。

そして、この「地球の変化」というのは、つまり「人間の変化」ということと密接に関係しているもののようですが、そうだとするのなら、今、私たち人間と地球は共に変化しているという時なのかもしれません。

だったら、地球の動物はもっともっと、どんどん大量死した方がいいということ?

いや、これはふざけて書いているわけでもなく、大量死というのは文字通り大量の「死」のわけですが、「死とは何か」ということについて、人生の中できちんと考えずに生きてきたことにふと気づいたのです。

このことが私たちが江戸の日本人のようになれない最大のポイントだとも思うのですが、それはともかく、これまで思考のローテーションとして、

「大量死は悲劇」という側面しか見てこなかった自分

に気づきます。

この「大量死は悲劇」という考え方は、「自分で考え出したもの」というより、小さな頃からの教育などの価値観の中で育ったもので、あくまで与えられた価値観であり、自分で考えて考えて出した結論ではないはずです。

大量死が良いとか悪いとかいう以前に、「大量死の価値観について、自分でちゃんと考えたことがなかった」ということが自分の問題であることに気づいたといってもいいです。

こういうような「自分で考えたこともないのに、その価値観を当然だと思っている」ことは、私などの場合、他にもたくさんありそうです。

ところで、先ほどの自称宇宙人の文章の続きには、「人間の死」について書かれてあります。

そこを抜粋します。

自称プレアデス人は、死に悪い観念を持っていないようです。
『プレアデス+地球をひらく鍵』より

地球の変化は、死と同じことであると考えられています。地球に住むあなた方は死についてほとんど何も知りません。これから訪れるさまざまな転換は、死について学ぶ素晴らしい機会を提供してくれるでしょう。

人が死ぬと、何かよくないことが起きたと考える人もいます。何かが失敗したとか、何か間違ったことが起きてしまったように見えるわけです。

私たちには、これとはまったく正反対に見えます。

地球を離れていく人たちが、これまでもっていなかった、新しいものの見方を身につけて去っていくのがわかるからです。

彼らがそのような贈り物をもって地球を去ることで、はっきりした目的意識を放射することによって、あなた方の多くが心を開き、あなたが何の目的でこの地球にきているのかを悟らせているのです。
本ではさらに長く「死」について語っています。

この「死に対して特別の悪感情を抱かない」というあたりは、やや意味は違うかもしれないですが、

日本式ファイト・クラブ:この世こそ極楽であることに感謝し…
 2015年06月29日

などでも抜粋しました、江戸・明治期の日本人の死生観の形成の根幹にも通じる可能性のあるものなのかもしれません。

おそらくは、江戸・明治までの日本人は現在ほど唯物論的(宇宙のすべての存在と現象の根源を「物質で説明する」世界観)ではなかったのだと思います。

「死の概念」を肯定的に受け入れるには、唯物論的な考え方をしている限り、何千年経っても、それを獲得することはできないでしょうけれど、「生命の本質(おそらく物資として存在しない)」だとか、「物質の正体(おそらく物質は存在しない)」だとかを考えに考える先に、やっと、「死の概念」さえも肯定的に受け入れることができるのかもしれません。

まあ、実際よくわからないことですけれども。

私自身、「この世には何も存在しない」ということを現実的に、あるいは客観的に理解することはできませんが、しかし、そちらが真理であることは、ほとんど明白であろうという確信があります。

中村天風さんの言葉の、
tenpu-face-s1.jpg

人間の生命の本体というものは、形ある肉体ではない。ちょっと考えると、形のある肉体であるかのごとく見えるが、実は形の見えない気の中にあるのである。
などを読み返しましても、天風さんのおっしゃるように「形の見えない気の中に生命がある」のだとしたら、「形の見えない」ものが死ぬことはあり得ない

一方で、肉体は確かに死を迎えるかもしれないですが、物質不滅の法則(質量保存の法則)から考えると、肉体も永遠に循環していると想像できます。

こう考えると、「終わり」としてのイメージが強い「死」という概念には、実はどこにも「終わり」という言葉をつける部分がない気もしてきます。

死は何を終わりに導くものなのか。

あるいは、終わりとは関係ないのか。

このあたりがわかれば、「死の概念」に対して、否定的な側面ばかりではない観念を持つことができるのかもしれません。

まあ、先ほどの自称宇宙人の方は、「これから訪れるさまざまな転換は、死について学ぶ素晴らしい機会を提供してくれるでしょう」と言ってくださっているわけで、これから、そういう機会にどんどん恵まれてくるのかもしれません。

それに伴って周囲では大量死がさらに増えるのかもしれないですが、粛々とその意味を考えるのも悪くない気がします。

今日は、アメリカのアイダホ州で起きた鳥の大量死について書こうと思っていたのですが、少し話がそれてしまいました。



鳥が消える日

米国アイダホ州の南西部で、道路に沿って死亡した鳥が延々と広がっている光景が、YouTube にアップされていました。

idaho-birds-01.jpg
Strange! Dozens of Dead Birds in Southwest Idaho, 6-27-15


あまり気持ちのいいものではないかもしれませんが、下はその動画を短くしたものです。




アメリカでは、 2010年の大晦日から 2011年の新年にかけても、アーカンソー州で「空から雨あられと鳥が落ちてきた」という出来事がありました。

こちらの記事に、クリスチャン・サイエンス・モニターの報道を訳したものを載せたことがあります。
2011年1月4日の米国クリスチャン・サイエンス・モニターより

アーカンソーの新年は不気味な喧噪と共に始まった。

3,000羽にも及ぶブラックバード、ムクドリモドキ、ムクドリなどが、まるでヒッチコックの映画のように空から降り注いできたのだ。

アーカンソー州の鳥類学者カレン・ロー氏は以下のように述べる。

「今回の事件は地元の人々のトラウマになってしまっていいます。こんなことが大晦日に起きたこと、そして、あまりにも多くの人々が、鳥たちが空から落ちてくる光景を目撃してしまったんです。ショックを受けている人が多いです」。
こういう出来事があり、「 2011年はどういう年になるのだろう」などと思っていましたが、この 2011年は、アメリカよりも日本が大変なことになる年となってしまいました。

この 2010年から 2011年という年も、今年ほどではないですが、大量死報道の多い時でした。特に「鳥」関係が多かったです。

多くが原因不明でしたが、それらを多少まとめました、

鳥と魚の大量死をめぐる報道より(3) 世界に拡大する大量死と磁場変動説
 2011年01月06日

という記事の中で「各地で鳥が落下しているのは、磁場の異変が原因ではないか」というものをご紹介したことがありました。

その記事によりますと、鳥というのは、生きる上(移動する上)では、顔のいわゆる「目」はそれほど重要ではないようで、鳥は、

・くちばしの細胞で磁場を感知する
・光受容体細胞の中にあるたんぱく質(クリプトクロム)で磁場を「見て」いる


という二つの機能で、磁場と密接な関係を持っているのだそうです。

そして、鳥の移動はほぼ完全に磁場によってなされていると考えられます。

つまり、地球の磁場が正常な状態でなければ、鳥は地球上で移動しにくくなる(移動できなければ、鳥はおそらく生きていけません)ということが言えるのかもしれません。

さきほどのアイダホの鳥の大量死の原因はわからないですが、その現場では、「まだ生きてはいるけれど、飛び立つことも歩くこともができない鳥たち」が、多く見られます。

idaho-bird-002.jpg


鳥の命は「移動」と同義なのかもしれません。

磁場に生存をゆだねているのは鳥だけではなく、 WIRED の「鳥は量子もつれで磁場を見る」という記事には、

鳥類に限らず、一部の哺乳類や魚類、爬虫類、さらには甲殻類や昆虫も含む多くの生物は、地球の磁場の方向を感知して移動の手がかりとしている。

とありまして、地球上の多くの生き物たちが磁場を移動の目印としていることがわかります。

磁場に大きな変化があれば、あるいは「磁場が消えれば」(地球の磁極が反転する時にはその可能性があるそうです)、多くの動物たちは地球で生きることは難しくなるのかもしれません。

過去記事の、

急速に消えていく地球の磁場 : 地球の「磁場の反転」は今すぐにでも起きる可能性を示唆する欧州宇宙機関( ESA )の科学者の言葉
 2014年07月15日

など、たびたび書いたことがありますが、この数年、非常に急激な磁場の変化が起きていることが確認されています。

そして、下の図でわかるように、特に、南北アメリカ大陸の磁場が異常に弱くなっていることがわかります。

欧州宇宙機関のSWARM衛星が観測した2014年6月までの半年間の磁場の変化
magnetic-2014-jun3.gif
Livescience


また、地球の磁場そのものが、観測が開始されてからの130年間くらい、ずっと弱くなり続けています。

1880年から2000年までの地球の地磁気の強度の変化
mag-1880-2000b.gif


5月に、英国のガーディアンで、「ヨーロッパで、鳥類の3分の1が絶滅の脅威にさらされている」という内容の報道がありました。

europe-birds-threat.gif

▲ 2015年5月15日の英国ガーディアンより。


このガーディアンの記事によると、この調査は、ヨーロッパの都市部ではなく、地方、つまり「自然の多く残っている場所」でおこなわれたもので、その結果として、ヨーロッパでは、

・鳩は、1980年代から 90パーセントの減少
・ひばりとホオジロの数は、ほぼ半減
・10分の 1の野生ミツバチが絶滅
・鳥類の生息地の 77パーセントの環境が悪化
・ヨーロッパの鳥類の半分に危機
・ヨーロッパの動物の4分の3が危機


というようなことになっていて、これが自然が多く残る田舎での話ですので、都市部を含めて考えますと、なかなか厳しいことになっているのかもしれません。

同じような調査として、「日本のスズメの数が 50年で 10分の 1に激減」というものがありました。
過去記事にあります。

suzume-decline-2010.jpg
東京新聞


スズメの減少に関しては、ヨーロッパでも同じで、6年前のクレアなひとときの「スズメのこと。ナラが消滅していること」という記事で、2006年のインディペンデントの報道をご紹介したことがあり、それによれば、イギリスでも、過去 15年間でスズメの数が 90%減っているそうです。

そのインディペンデントの記事は約 10年前のものですから、今はどうなっているのか。

いろいろな動物が消滅していってはいますが、何となく、「鳥は目立って減っている」というようなことも言えるのかもしれません。

鳥がいなくなる世界・・・なんてのは寂しいですが、「地球の変化」という言葉と共に、この現象をもう少し眺め続けたいと思っています。

しかし、自分の周囲だけに関していえば、今年は鳥が多いです。

私の家の周囲は単なる住宅街ですが、なぜか鳥がとても多く、私の部屋も窓を開けると、一日中、鳥の声が聞こえます。

今年は特にツバメが多くて、周辺の建物でも、たくさんの巣でツバメの子どもたちが育っています。もうじき、電線の上でツバメの子どもたちが飛ぶ練習を始める姿を見られると思います。

そういう環境に住んでいますので、以前よりは鳥に思い入れはあるのですけどね。
仕方ないことは仕方ないのでしょうかね。
以上は「IN DEEP」より
現在は、地球史上6回目の大量絶滅の時期に突入していることを米スタンフォード大学、プリンストン大学、カリフォルニア大学の専門家らが率いた研究による結果です。もちろん人類も絶滅の可能性が強いとしています。               以上

 

仮装社会(2)日本社会の大きな変化と「仮装社会」のはじまり(その1)

2014年10月09日            

    

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日本社会は戦後の1956年から1990年まで高度成長期を迎え、1971年までの第一期の年平均経済成長率は9.0%、第二期のそれは4.5%で、この34年間に日本のGDPは8.8倍になりました。GDPそのものがお給料ではありませんが、簡単に言うと、月給やボーナス、年金の支払い、道路などを含んで、5万円が44万円になったようなものです。

1956年の日本は貧しい国でしたが、1990年の日本は世界でも一、二を争う一流国(経済では)なったのです。驚くべき成長で、驚異の日本と言われ、後半は”Japan as No.1”とまで言われるようになりました。

私の若い時代というのは、第一期が学生時代、第二期が若手の技術者の時代でした。毎日、朝の6時に起きて7時に家を出て、8時に会社につき、毎晩、10時に会社を出て11時に家に着くという生活でしたが、当時はこれが普通の生活で、「猛烈サラリーマン」とか「日本株式会社」、さらには「うさぎ小屋に住む日本人」と言われながら、ひたすら日本のため、家族のために働きました。

最近の若い人はお酒を飲んで帰るというのは当たり前ですが、当時も回数は少なかったのですが、もちろんそんな日もありました。でも、ビールはあまりにも高くて飲めないので、安い日本酒かトリスウィスキーを飲んでいました。酒屋の隣に小さな場所があり、そこで缶詰や魚肉ソーセージを頼んで、いっぱいやったものです。

良い時代とは言えませんが、それでも精神的には楽でした。よく立ち飲み屋にはタクシーの運転手がそこらへんに車を止めて、いっぱい引っ掛けたり(良いことではないが現実はこうだった)、男性の喫煙率が85%の時代ですから、そこら中にポイ捨ての吸殻が散乱していたのです。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機という当時、三種の神器と言われた家電製品を買って、家内や家族の喜ぶ顔を楽しみにし、住宅のローンを必死に払ったものです。なぜ、そんなに働いたのか?と聞かれるとやや困ります。というのは社会は全体としてある雰囲気ができると、それになんとなくみんなが夜遅くまで仕事をしているとそれに慣れて早く帰る気になりませんでした。家族も周囲の家もみんなそうですから、特に疑問を持っていなかったのです。

でも、私たちが必死になって働いたのは、「自分たちの時代は貧乏だったが、子供たちの時にはアメリカのように豊かな生活をさせたい」と思ったからです。日本人全体が、「子供思い」だったのですね。その頃、「パパはなんでも知っている」というようなアメリカの中流家庭の日常生活を見せるテレビドラマが流行って、冷蔵庫も車もある生活に羨望の眼差しを送ったものです。

貧乏な時には家族で協力して生活をしていますから、夫婦の仲が悪くなることもなく、親子も協力しているので、不満はありませんでした。女性にすこし不利でしたが、女の子は兄弟が大学に進む時には自分を犠牲にしてお兄さんを支えたりしていた時期だったのです。

その代わり、お兄さんも妹を生涯、大切にしてくれました。すでに「家長制度」というのはありませんでしたが、まだ家族の絆の強かった時代でした。

そして1990年、一気に駆け上がってきた私たちはバブル崩壊という大波にあって、成長を止めることになります。株は下がり、土地も下がり、すべてはダメになったように思いましたが、そうではなかったのです。成長が止まったというだけで、実は1990年には「希望が叶った」という状態になっていたのです。

持ち家、自家用車、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、内風呂(子供の頃は誰もが銭湯に行きました)、水洗トイレと夢のような生活が始まったのです。ところが、せっかく34年間も必死に働いたのに、誰かが「節約」などと言い始めました。

その時にはそれがどんな陰謀なのかわかりませんでしたから、「節約も大切」と錯覚していたのですが、もともと節約するならあんなに一所懸命になって働く必要もなかったのです。「なにが間違っているのだ? せっかく豊かになったのに、なんで節約するのか?」と疑問に思ったのもこのころでした。

(平成26107日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

地球誕生から大気中の酸素濃度の大変動は生命進化に大きな影響を与えてきた

地球誕生から大気中の酸素濃度の大変動は生命進化に大きな影響を与えてきた
 
稲依小石丸 ( 40代 ) 15/05/29 AM01 【印刷用へ

人間を始めとし、呼吸によってエネルギーを取り出している生物にとって、大気中の酸素濃度は、生きていく上で非常に重要な要素です。

大気中の酸素濃度は、約6億年前にようやく1%に達し、カンブリア大爆発をもたらす大きな要因になったと考えられています。その後、約3億年前に35%に達しましたが、約2.5億年前には15%程度にまで落ち込むなど、大きく変動しています。
過去の歴史において、酸素濃度の変動をもたらした要因を把握しておくことは、これからの長期的な適応戦略を考える上で非常に重要ではないでしょうか。

○本のレビュー『大気の進化46億年 -酸素と二酸化炭素の不思議な関係-』リンク
<新しい創傷治療>より
////////↓↓引用開始↓↓////////
 地球の場合,真核細胞生物が誕生したのが20億年前,最初の多細胞生物が誕生したのは6億年前とされている。つまり,真核細胞から多細胞生物に進化するのに14億年もの膨大な時間が必要だったのだ。その14億年間,酸素が供給され続けなければ真核細胞(=ミトコンドリアを持つ細胞=酸素がないとATPが作れない)はすぐに死滅してしまうのだ。要するに,細菌に比べて真核生物は「高機能だが極めて脆弱」なのである。

 真核細胞誕生以降,地球は2度の全球凍結(地球上全て厚さ1000メートルの氷で閉ざされていた時代。この状態が数千万年続いたらしい)を経験しているのである(真核細胞誕生以前に1度,全球凍結があったので,全球凍結は合計3回あった)。それを乗り越えたからこそ,今こうやって私達が生きているわけだが,よくもまあそんな過酷な状況を真核生物や光合成細菌が生き延びたものだと思うし,どうやって生き延びたかは生物学上最大の謎の一つとなっている。1000メートルの氷は日光を通さず,氷の下で光合成細菌が生きていたとしても光合成ができず,真核生物の生存に必要な酸素は作られないからだ。

 おまけに,酸素という物質がこれまた熱力学的に不安定な元素である。常識的に考えれば,大気に酸素なんて存在している事自体が奇跡みたいなものだ。なぜかというと,酸素は超強力な酸化作用を持ち,還元的物質を見るとすぐにそれに結合して酸化してしまうからだ。おまけに還元的物質は地球にどっさりある。

 実際,地球上で最初の光合成細菌のシアノバクテリアが誕生してからも大気中の酸素はなかなか増えず,シアノバクテリア誕生から10億年経ってようやく,現在の酸素濃度の1/100の濃度に達したが(この濃度になると嫌気性代謝より好気性代謝のほうが有利になる),その後も酸素濃度は遅々として増えず,現在の濃度に達するのは最後の全球凍が終了した6億年前なのである。大気中の酸素はシアノバクテリアなどの光合成生物が作ったものだが,作っても作っても物質の酸化で消費されるため増えなかったのだ。

 25億年前以前の堆積物には酸化物がなく,24億5千万年前の地層から酸化物が見つかっていることから,シアノバクテリアがこの頃から「消費を上回る量の酸素」を放出し始めたのは確かだ。
 しかし,光合成を行って生存のためのエネルギーを得る細菌はシアノバクテリアだけではないのである。シアノバクテリアは「酸素発生型光合成」を行うが,酸素を発生しない光合成を行う細菌(緑色硫黄細菌,紅色硫黄細菌,紅色非硫黄細菌,緑色非硫黄細菌)も多数存在するのだ。つまり,25億年前に「シアノバクテリア生存に有利で硫黄細菌に不利」な環境が生じたためシアノバクテリアが優勢となって増殖できたが,これだってちょっと状況が変わっていたら「硫黄細菌生存に有利でシアノバクテリアに不利」になっていたはずで,紙一重の違いだったかもしれない。つまり,わずかな環境の違いによってこの地球は「細菌は増殖しているが,大気に酸素は存在しない惑星」になっていても不思議はないのだ。

 酸素は熱力学的に不安定な物質であり,それに比べると二酸化炭素は反応性に乏しく,大気中で安定して存在できる化合物だ。また,メタンなども温室効果を持っているが,メタンは太陽光で容易に分解されるため大気中に安定して存在できないらしい。そのため,大気の温室効果で二酸化炭素が重要となる。現在では生物の呼吸でも二酸化炭素が放出されるが,生命誕生以前の地球では二酸化炭素は「火山ガスで放出され,海水中に溶けこみ,炭酸塩として沈殿し,海洋プレートの移動で大陸の下に沈みこみ,火山活動でまた放出され・・・」という形で炭素循環していた。

 しかし,大気中の二酸化炭素濃度が一定していたかというとそうではないのだ。分解速度が遅く,しかも二酸化炭素濃度に関する正・負のフィードバックが存在し,そのどちらに転ぶかで濃度は大きく変化していたのだ。例えば,カンブリア紀からオルドビス紀にかけての二酸化炭素濃度は現在の20倍だったが,その後激減して気候は寒冷化し,これが生物大量絶滅(オルドビス/シルル紀境界)をもたらしたと言われている。石炭紀には陸上を巨大なリンボク(シダ植物)の大森林が覆ったが(これが後に石炭となる),植物の存在により土壌(スポンジのように水を含みやすく二酸化炭素濃度も高い)が安定したが,このことは地表面の化学的風化を大幅に促進させることになり,その結果として二酸化炭素は消費されて大気中の二酸化炭素濃度は低下し,石炭紀後期の氷河期をもたらした。その後,白亜紀からジュラ紀にかけて大気中の酸素濃度は13%程度に低下し,一方,二酸化炭素濃度は上昇する。この低酸素濃度に「気嚢」という高性能の呼吸システムで適応したのが恐竜の獣脚類であり,この呼吸システムは次世代生物の鳥に受け継がれることになる。

 要するに,酸素も二酸化炭素もあるずっと安定した平衡状態にあった訳ではなく,ちょっとしたきっかけで平衡が崩れ,新たな動的平衡が安定するまで濃度の増減を繰り返していたのだ。
////////↑↑引用終了↑↑////////

以上は「るいネット」より 

今回の78万年ぶりの「地球大変動」は地球内部のポールシフトが中心となって変化するものですが、その過程で地球上の酸素濃度が低下する恐れも指摘されています。すでにその兆候なのではと言われているのが海中の酸素濃度の低下です。その影響と思われるのが海の生物の絶滅進行があります。世界各地で魚などの大量死が起きています。まだその原因が確定していませんがその方面の研究が急がれます。以上

 
 

2015年10月14日 (水)

プーチン大統領:一般市民の犠牲者に関する情報はシリアでロシア航空宇宙軍が攻撃する前に報じられた

Президент России Владимир Путин

プーチン大統領:一般市民の犠牲者に関する情報は、シリアでロシア航空宇宙軍が攻撃する前に報じられた

© Sputnik/ Michael Klimentyev
政治
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01804311

ロシアのプーチン大統領は、シリアで一般市民の犠牲者が出たとする情報は、ロシア機が空中に飛び上がる前に報じられたと発表した。

プーチン大統領は、市民社会発展・人権委員会の会合で、次のように述べた-

「(シリアで)一般市民が苦しんでいるとのマスコミ報道についてだが、我々は、この情報攻撃に対する準備が整っている。皆さんに注目していただきたいのは、一般市民の間に犠牲者が出ているとする最初の情報は、我々の航空機が空中に飛び立つ前に報じられたものであるということだ」。

プーチン大統領はまた、「一方でこれは、我々がこのようなタイプの情報に耳を傾けるべきではないということを意味しているのではない」と指摘した。

以上は「sputnik」より

米のマスコミが嘘情報を垂れ流していることが暴露されたのです。日本のマスコミも同様に嘘情報が多くあります。嘘が多い安倍政権と同じ体質です。              以上

 

 



続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20151001/979134.html#ixzz3nPEjjt7L

NWO財団法人がネット上に登場!

NWO財団法人がネット上に登場!

最近、キーシ・ファウンデーションと呼ばれる団体がウェブサイトを公開し始めました。どうやら、この団体はNWOの実践部隊のようです。なんだかとても気持ち悪い雰囲気の団体です。創設者はイラン人だとか。。。これもなんだか怪しいです。しかも法王の写真までが載っています。
世界平和を呼び掛ける団体ほど世界平和を知らない団体はありません。彼らは本当に気持ち悪いです。
だからと言って私は世界平和に反対しているわけではありませんよ。ただ、世界には多くの偽善者がおり、彼らは独自の団体を結成し、世界平和を訴えながら人々を騙して都合良く洗脳し、利権を獲得しているのです。
例えば、左翼団体とか。。。カルト教団とか。。。。イルミナティの配下にある団体や組織は全て同じです。
戦争反対、原発反対、世界平和、世界人類みな兄弟、世界は1つ、差別は止めよ。。。などのスローガンを掲げている団体は、必ず、共産主義ファシスト思想及びニューエイジ思想に染まったゾンビ人間の集まりです。

以下に紹介されたキーシ・ファウンデーションもどうやらNWOの実践部隊です。
世界平和を訴え、強制的に武装解除をし、世界人類を統一すると主張しているのですから。。。恐ろしい団体だと思います。世界を強制的に動かせるはずもありません。
これって、何だか、エイリアンが関与している光の銀河連邦の洗脳活動によく似ています。これらは、皆、出所は同じです。エイリアン+イルミナティ+フリーメーソン+シオニスト+ハザールマフィア+カバラなどなど。。。
このように、世界中の人々を騙して洗脳し、彼らの思い通りに世界を動かし、NWOを実行に移そうとしている連中はいつも同じです。
http://beforeitsnews.com/new-world-order/2015/08/new-world-order-foundation-threatens-world-governments-to-do-their-bidding-or-else-major-push-for-world-peace-and-disarmament-4970.html
(概要)
8月7日付け

 

By Lisa Haven

フェースブックの仲間からの情報として:
突然、ネット上にKeshe Foundation(キーシ・ファウンデーション)と呼ばれるNWOの財団法人のウェブサイトが出現しました。 彼らはスペースシップ・プログラム団体であり、世界平和を推進しており、彼らの指示に従わない国々はテクノロジーを使って強制的に従わせると脅迫しています。これはまさにNWOの考え方そのものです(ウェブサイトには法王の顔写真も!)
ウェブサイトには世界平和を実現するためのマイルストーンが表示されています。またイルミナティの象徴であるピラミッドも表示されています。

キーシ・ファウンデーションの創設者はイラン人です。彼は1958年にイランで生まれました。彼はX線のエンジニアであり、幼少のころから世界中の放射線や原子核科学を勉強してきました。ロンドン大学のクウィーンマリーカレッジを卒業しましたが、大学では原子炉技術を学びました。彼は原子力関連のビジネスに携わってきました。詳細は省略 

ウェブサイトを通して、彼らのルールに従わない国々は強制的に従わせると脅しています。
・・・・
NWOの財団法人であるキーシ・ファウンデーションは、2015年の指針に従い年内に1つのミッションを達成すると伝えています。それは。。。テクノロジーを使って世界中の国々を彼らのルールに従わせるというものです。

しかし、問題は。。。この団体は、いかなる手段を使ってでも彼らが推し進める世界平和を実現させようとしている点です。
聖書の預言でも警告されている通り、このような団体が推し進める世界平和とは偽モノの世界平和なのです。

この団体は、世界中の国々を武装解除させ、彼らの命令に無抵抗で従わせようとしています。
それでも命令に従わない国があれば、テクノロジーでその国を攻撃すると脅しています。

 

キーシ・ファウンデーションの最終目的とは?


キーシ・ファウンデーションは、2015年の指針に従い年内に1つのミッションを達成するつもりです。それは。。。テクノロジーを使って世界中の国々を彼らのルールに従わせるというものです。

キーシ・ファウンデーションによると:
「意識的に争いを否定する人は、武器生産が無用であることに気が付く。我々は、1度も発砲せずに全人類に平和を受け入れさせる。また、世界中の兵器工場を閉鎖させ、兵器の無能化を行う。
そのためには、国連総会にて、或いはその前に、キーシ・ファウンデーションは自らのテクノロジーにて世界中の国々の武装解除を行う。そして世界中の紛争を撲滅させる。

我々は、世界の国々の政治リーダーと旧式な宗教リーダーを召集させ、彼らを1つのグループにまとめ、世界人類のスポークスマンとしての役割を果たすために共通の指導体制を構築させる。これは統一を意味するものではないが、今後、世界評議会の代表組織を任命するための準備である。


さらに、キーシ・ファウンデーションは、以下のプロセスにて彼らの平和アジェンダを強制的に実行に移します。


「最初に、我々は、2015年6月から、毎月、平和の日を1日のみ設定する。そうすれば人類はこれまでとは異なる正しい生き方を選択することができるようになる。
平和の日の開始日は2015年6月21日である。その後、7月21日、8月21日と続く。9月、10月11月は、平和の日を2日間ずつ設定する。つまり、平和の日は、21日~22日となる。
2015年12月、2016年1月、2月には、平和の日は毎月3日間となる。そして2016年3月から5月までは、毎月21日~27日が平和の日となり、1ヶ月間に7日間となる。
2016年6月から3ヶ月間は平和の日は毎月21日から14日間となる。さらに2016年9月からは毎月21日間、平和の日が続くことになる。そして2016年12月からは毎日が平和の日となる。

もし世界各国の政府がキース・ファウンデーションの条件下での武装解除を拒むなら:
各国が3ヶ月以内に平和に向けて行動しなければ。。。キース・ファウンデーションは、世界にテクノロジーの力を見せつけながら、キース・ファミリー・ファウンデーションの家族として、世界を統一し、世界平和へのプロセスを開始する。

平和に向けたプロセスでは、我々は他の人々に対して肉体的精神的に危害を加えたり、国家を破壊したり、財政上の損失を発生させたりはしない。また、各国の軍隊に対しては彼ら1人ひとりの記憶を消し、2度と戦争をやらせないために、彼らが使用した武器や兵器を思い出すことのないようにする。
今回は誰も処罰をしない。ただし、古いやり方を捨てさせるために、徐々のテクノロジーを使いながら彼らを我々に従わせることになる。
スペースシップ協会が提供する日々の教育プログラムにて、新しい知識や科学技術を次々に教え、世界の戦争が終わるまで、世界の武装解除と人類統一を断行する。

テスラの技術はフリーエネルギーへの転換ができるので封印された

テスラの技術はフリーエネルギーへの転換が出来るので封印されたのです
 
やぐっちゃん ( 26 大阪 会社員 ) 14/09/14 PM10 【印刷用へ

エジソンにも勝る発明家、二コラ・テスラ。エジソンなどよりももっと有名でもいいくらいですが、その名前を知る人は少なく、磁束の単位=テスラに名をとどめている程度です。なぜ彼の功績は本来の脚光を浴びることがなかったのか?背後には電力をとりまく強大な利権構造があったようです。

以下、コチラから引用。
リンク
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「ニコラ・テスラ」の名前は、最近やっと知られるようになってきた。
私は彼のことを学校では一切教わらなかったし、マスコミでその名前が報じられるのを聞いたこともない。つまり、彼の存在自体が完全に「封印」されていたのである。彼の発明であることを知らずに、我々が利用しているものは数多くある。その代表的なものが、交流電流であり、その他リモコン、無線、ラジオ、蛍光灯、電気モーターなどである。電気といえばエジソンと教わったと思うが、エジソンはニコラ・テスラを隠すためのカムフラージュに過ぎないのだ。彼がなぜ歴史から消されてしまったかといえば、それは彼が最終的に彼らの支配を拒否し、彼らに敵対してしまったからである。

 現在も状況は変わっていないが、電力には巨大な利権がともなう。つまり発電、送電をはじめ、電線や部品、発電所など、無数の会社が関係している。しかしテスラが考え出したのは、無線で電気を送るシステムだった。送電線は必要ではなく、世界中の人がどこからでも電気を受け取ることができるという画期的な発明だった。しかも大気中のエネルギーを電気に変えることができたのである。つまり発電所は必要ない。オーロラが蛍光灯と同じ原理で光を放つように、大気中には膨大なエネルギーが存在していることを彼は知っていたのである。ラジオを聴くとき我々はダイヤルを回し、周波数を変えて望みの局を探すが、テスラの技術もこれと似ている。つまりある周波数にチャンネルを合わせることで、電気の材料となるエネルギーを取り出すのである。つまりラジオの電波のように普段は意識せず見えないが、チューニングを合わせることでそれが顕在化するのだ。

 しかし驚くことに、テスラが送ろうとしていたのは電気だけではなかったのである。彼は同時に、文書や画像、音声、映像などあらゆる情報を送ることを考えていたのである。つまり、現在のインターネットであり、それを彼は100年も前に実現しようとしていたのである。しかしこの発明は、時期尚早で画期的過ぎた。

 彼の発明が実用化の1歩手前まで来た時、電力利権を牛耳る「支配者」たちは、それが実現してしまうと自分たちの利権が独占できなくなることに気がつき、危機感を抱いたのであった。そして結局、これまで彼の研究を援助していた「支配者」たちは態度を一変させると、テスラへの総攻撃を始めたのである。ウォーデンクリフ・タワーは破壊され、研究所は爆破され、何千時間も要した苦心の研究成果が灰燼に帰したのである。

 彼の発明は「封印」され、軍事機密扱いになったが、米国は彼の研究成果を取り入れ、「HAARP」をつくり上げている。そしてインターネットもそうである。今や、全世界のインフラが、テスラのつくった仕組みを採用している。それなのになぜテスラは教科書には載らないのだろうか。つまり、教科書に何を載せて何を載せないかもまた、彼らの支配の下にあって決められているからである。

 諸悪の根元・・利権 ということは、莫大なお金と大きな権力さえあれば、新しい技術はいとも簡単に「封印」することができるのである。そしてこの「金」と「権力」を持った代表が、まさに現在の「石油業界」なのである。

 ではなぜ、こうした偉大な発明が未だに実用化されず、日の目を見ていないのだろうか? それどころか、そうした事実すら知らされていないのはどうしてなのか。その答えはただ1つである。世界を支配したい人々によってすべてが握りつぶされ、我々がその恩恵にあずかれないように徹底管理されてきたからである。

 すべての始まりは「石油利権」の誕生からそして「原子力利権」に至るまで・・・この利権意識を捨て去り、分配、共有すると意識を人類が変えない限り、人類の至福繁栄は訪れない。超古代文明がたどった愚かな末路になりかねない。
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以上は「るいネット」より

ほんとうに重要な技術は、封印されることが多いのです。テスラのフリーエネルギーはUFOの動力源としてすでに利用されています。当時強制的に封印させた勢力が今になり利用しだしたのです。化石燃料が少なくなってきたのでそろそろ時期が良いと思っているのでしょう。石油利権者のロックフェラーなどがその黒幕とみられています。以上 

 
 

BRICS開発銀行創設でロシア経済にすでに好影響が出ている

ラジオ放送
BRICS開発銀行創設でロシア経済に既に好影響が出ている

BRICS開発銀行創設でロシア経済に既に好影響が出ている

©             写真: Photohost  BRICS/SCO
オピニオン
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今月9-10日、ウファで、上海協力機構サミットおよびBRICSサミットが行われる。スプートニクはサミットを前に、G.V.プレハーノフ記念ロシア経済大学のヴィクトル・グリシン学長に取材を行い、これら国家間機構の現状と展望を語ってもらった。

―シベリア鉄道およびバイカル・アムール鉄道を基礎に、ロシア極東および沿線の中国・中央アジア諸国を結ぶ上海協力機構統一輸送システムを構築する計画があるが、これにより、どのような効果が期待されるか。

グリシン氏「ロシア極東・シベリアの経済活動が活性化することは確実だ。上海協力機構統一輸送システムの発展との関連でロシアが最も期待しているのが、中国の提唱するシルクロード経済ベルト計画の推進である。ウファの上海協力機構サミットで、上海協力機構統一輸送システムの推進について討議したあとで、シルクロード経済ベルト計画についても具体的な方策を練るのが望ましい。

それと同時に、アムール川およびウスリー川を跨ぐ橋を建設するなど、ロシア極東にロシア自身のインフラを広げる作業も活性化する必要がある。その際には、これらプロジェクトに中国が関心を寄せていることを考慮するべきだ。ロシア連邦の極東インフラ開発に向けた連邦予算には限りがある。資金不足を補うために、中国の投資を利用できないか、考慮する必要がある」。

―BRICSやロシアとしては、IMFがどのように改革されることが望ましいか。

グリシン氏「第一になすべきことは、BRICS諸国のIMFにおける票数を増大させ、その政策決定における影響力を増大させることだ。BRICS議長国のロシアが目標のひとつに掲げるIMF改革は、全体として、以前からIMFに対する影響力を強めようとしてきた中国の国益に適う。

ロシアも、資金は限られているが、やはり同じ方向を目指して、中国に支援を施すことが出来る。

情勢を見通すに際しては、ギリシャで5日に行われる、IMFやEUへの信任を問う国民投票の結果が、IMFの機能に重大な影響を及ぼす可能性がある、ということも考慮するべきだ」。

―新BRICS開発銀行の創設プロセスは、ロシア経済にどのような影響を及ぼしたか?

グリシン氏「銀行創設で既にロシア経済に好影響が出ている。しかしBRICS開発銀の完全稼働は2020年だ。今言えることは、銀行の稼働によって、将来的に好影響が期待できる、ということに尽きる。

銀行に関し決定を下していくプロセスは、必ずしも首尾一貫していなかった。そのことは、ロシアの指導部に、この問題について、また一般に中国との関係拡大について、一致した立場が無かったことを物語っている」。

続きを読む http://jp.sputniknews.com/opinion/20150703/532574.html#ixzz3epMvhItm

以上は「sputnik」より

BRICS開発銀行はアシアインフラ投資銀行とならんで今後重要な役割を担うことになります。将来は世界の中心的な組織になるものと思われます。     以上

壊れていく仮装社会(1)はじめに

2014年10月07日            

    

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15年間の私は、この日本をどのような形で子供たちに引き継ぐことができるか?ということを考えてきました。他人には奇妙に思われたりしたと思いますが、その一つの答えが、このブログに連載した「普通の歴史」でした。

日本人として近代日本の歩みを事実そのままに理解することは、未来を考える上で第一の基礎になると思ったからです。もともと歴史は好きで、高等学校から大学に進学するときには歴史に進むつもりでしたが、いろいろな事情があって物理の方面になってしまいました。

でも、歴史好きというのは変わらず、私の教科書「世界史体系」約20巻をもとにして、さまざまな書物を読み、多くの歴史学者とお話をし、左にも右にも傾かない「普通」の歴史をまとめました。

次の整理が「経済、金融」でした。もともと日本国憲法にも定められている通り、「勤労」はこの社会の基礎になるもので、「額に汗して働き、慎ましい生活を送り、幸福になる」というのが基本と感じられるからです。ところが、経済、金融のことを知るにつけ、「現在の日本の国民はお金のシステムに怯えている」ことがわかってきたのです。

本来は金融も経済も人間社会を幸福にするものですから、国民がお金のシステムに怯えるというのは本末転倒なのですが、事実、狂乱物価、バブル崩壊、リーマンショック、為替変動による国単位の崩壊などを目の当たりにし、それでも経済や金融の学者が堂々としているのにとても違和感を覚えたものです。

ミスをしても堂々として悪びれないという文化はどこから来たのかわかりませんが、福島原発事故の原子力村の学者や、御嶽山の火山噴火の時の東大教授などもその典型的な人たちでした。

そこで、経済の専門の会社、東洋経済新社から「国債は買ってはいけない」という本を出し、私たちはなにが豊かなのか、額に汗して働けば安心して幸福な人生を送ることができるのか、そのためには何をする必要があるのか?ということをまとめてみました。

その経過から、年金がいかに欠点を持っているか、「高齢化社会」などというのは虚像であること、などが浮かび上がってきました。次第に興味は、医療や私の専門の資源、材料、環境などに移り、血圧、タバコ、コレステロール、肥満、老化、そしてリサイクル、ダイオキシン、温暖化、気象の変化、持続性社会、生物多様性、そして「トキはなぜ絶滅してはいけないのか」という疑問へと進んできました。

最近ではその大もととしての民主主義の現実、軍事関係、男女の関係、家族の幸福、会社生活、そして人間そのものへと進んでいます。でも、その中で私がもっとも問題だと思うことが、ここでまとめをしてみた「仮装社会」ということです。いったい,私の頭の中にある仮装社会とはどういうものか、すこし描画してみたいと思います。

私たちが今、苦しんでいること、なんとなく不満を感じていること、SONYやパナソニック、それに新日鉄などの大会社で次々と起こる事故や経営破綻、異常な程にバッシングに熱心な社会、広島の土砂崩れと御嶽山の噴火、そして居心地のわるい毎日・・・それらは実は現代の日本社会が仮装社会であり、それが私たちを苦しめているのではないかと思い始めたからです。

原発もそうで、最近では報道もすっかりなくなり、かといって食材の汚染などが関係なくなったわけではないのです。どうしたらよいのか、わからない社会とも言えます。

少し連続して考えてみたいと思います。そしてできれば改善の方向まで行くことができればと希望しています。

(平成26106日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより
今の日本社会は「9.11テロ」や「3.11テロ」事件を経て、ますます真実を公表できない仮装社会となりつつあります。この状態が良く無いことは誰でも分かっていますがしかしそれを正すことができないのです。この状態を何時までも続けることは無理です。福島原発事故による放射能汚染についても、真実を知らせずに隠蔽しつつければ東日本は全滅となり、人の住めない場所となります。                         以上

アメリカからの外圧と法改正の歴史(戦後~年次改革要望書開始まで)

アメリカからの外圧と法改正の歴史(戦後~年次改革要望書開始まで)
 
竹村誠一 ( 40代♂ 営業 ) 15/05/29 AM08
年次改革要望書(1994年~)によるアメリカからの露骨な圧力(リンク)については、ここ数年の書籍やネット情報の充実で多くの人の知るところとなりましたが、目下進行中のTPP交渉に連なる流れを俯瞰するためにも、戦後から年次改革要望書開始に至るまでの法改正の歴史を整理してみました。

■GHQ占領下の法制定期(1945年~1952年)

1945年 GHQが内閣に五大改革
     ・婦人の解放
     ・労働組合結成の奨励
     ・教育の自由化
     ・秘密警察及び国民を恐怖にさせる諸制度の廃止
     ・経済の民主化
     を指令
     → 治安維持法、治安警察法、陸軍省・海軍省廃止
     → 財閥解体
1946年 
     → 労働組合結成(メーデー復活)
     → 農地改革
     → 日本国憲法公布
     → ガリオア資金として、米国から16億ドル援助
1947年 
     → 教育基本法、独占禁止法、労働基準法
1949年 
     → 東京証券取引所、日本専売公社が設立
     → 電波三法
1952年 サンフランシスコ平和条約発効
     → 日本の主権回復

■分野別市場開放圧力による自主規制期(1954年~1988年)
 ※朝鮮特需~高度成長~バブル期

1954年 米国で余剰農作物法成立
     → トウモロコシ輸入拡大
1957年 日米綿製品協定が締結
     → 対米綿製品の輸出を自主規制
1966年 日米鉄鋼摩擦
     → 対米鉄鋼輸出を自主規制
1971年 日米繊維交渉
     → 繊維製品の輸出を自主規制
1978年 米国で鉄鋼にトリガー価格を設定
     → それ以下の価格はダンピング扱い
1981年 日米自動車摩擦
     → 対米自動車輸出を自主規制
1984年 日米円ドル委員会で金融の国際化・自由化を要求
1985年 ドル安要求(特に円高による対日貿易赤字削減を期待)
     → プラザ合意                   
1985年 米半導体業界、日本市場の閉鎖性を理由に通商法301条で提訴
1986年 日米半導体協定
     → 1992年までに外国系半導体シェア20%が目標に
1988年 米建設業界、談合防止圧力
     → 大型PJに限り外資参入を認める

■「構造協議」による法改正期(1989年~1993年)
 ※個別分野でなく構造そのものへの改革要求へ

1989年 第一次日米構造協議開始
     → 人工衛星・スパコン・木材・建材にスーパー301条を発動
     → 日本独自のOS「TRON」に圧力
1990年 第五次日米構造協議、最終報告(コミットメント)
     → 公共投資の拡大
       (1994年村山内閣が総投資額630兆円を計上)
     → 土地税制の見直し
       (1991年地価税法など)
     → 大規模小売店舗法の規制緩和(1994年改正)
1993年 日米包括経済協議
     → 構造協議を継承

■「年次改革要望書」による法改正期(1994年~)
 ※構造協議をより実効性あるものに 

1994年 年次改革要望書の提供開始
     → 独禁法改正で企業買収簡素化(1997年)
     → 建築基準法改正でアメリカの建材を認可(1998年)

以降は「年次改革要望書の要求どおりに成立した法案」(117348)参照。


○参考
・日本経済の歴史
リンク
・にほんのれきし
リンク
・日米構造協議(ウィキペディア)
リンク
・外務省 日米経済関係年表
リンク
・年次改革要望書(ウィキペディア)
リンク

 以上は「るいネット」より

日本国民に取って良いことならOKですが悪くなるのは困ります。改正も良いものと悪いものがあります。最近の改正には悪いものが多くなっています。日本国民の生活水準が急激に落ちてきています。立証されているのです。TPPでトドメを刺されることになります。                                       以上

2015年10月13日 (火)

米国主導の空爆がISにダメージを与えていないことを見せ付けた後、露国がシリアの要請で空爆開始

2015.10.01
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 ロシアの戦闘機がIS(イラクとレバントのイスラム首長国。ISISやダーイシュとも表記)の拠点8カ所を空爆、その様子を撮影した映像をロシア国防省が公表した。バシャール・アル・アサド政権の要請に基づき、国連事務総長と相談の上で実施、イランやイラクも支持しているのだが、西側のメディアはアサド政権の延命を狙っての攻撃だとする宣伝を始めた。アサド大統領の排除を目的とし、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したISを使っているアメリカの好戦派は不愉快なことだろう。

 ロシアは今回の空爆を期間を区切っての作戦だとし、地上軍の派遣は否定している。それに対し、イスラエルでの報道によると、シリア国内にはイギリスとカタールの特殊部隊が潜入、WikiLeaksが公表した民間情報会社ストラトフォーの電子メールによると、アメリカ、イギリス、フランス、ヨルダン、トルコの特殊部隊が入っている可能性がある。すでにイギリスの特殊部隊SASの隊員120名以上がシリアへ入り、ISの服装を身につけ、彼らの旗を掲げて活動しているとも最近、報道された。

 昨年9月、アメリカはISを攻撃するとしてシリアを空爆したが、事前にシリア政府の要請があったわけでも国連の承認を得てのことでもなかった。独断で他国の領土を空爆したのだが、その15から20日前の段階で蛻の殻だったとCNNのアーワ・デイモンは翌朝の放送で伝えている。そのほか物資をISへ「誤投下」する一方、兵站ラインは放置してきた。アシュトン・カーター国防長官はロシアが行った空爆について、「ISが存在しない場所」だと主張したようだが、これは自分たちが行っていること。

 アメリカの支援する「穏健派」が攻撃されることを懸念しているらしいが、DIA(アメリカ軍の情報機関)は2012年8月に作成した文書の中で、シリアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとしている。「穏健派」などは存在しない。シリアではアル・ヌスラというアル・カイダ系の武装集団が活動していることになっているが、この名称はAQIがシリアで活動するときに使っていたとDIAは説明、文書が作成されたときにDIA局長だったマイケル・フリン中将は文書が本物だと認めた上で、そうした勢力をアメリカ政府が支援してきたのは政府の決定だと語っている。

 例によって日本のマスコミはアメリカ政府の主張を垂れ流している。安倍晋三政権が強行成立させた「安全保障関連法」もアメリカ支配層の命令に基づくもので、その根源には彼らが1992年に始めた体制転覆プロジェクトがある。このプロジェクトを宣伝している連中が安保関連法に反対するのは矛盾であり、本ブログでは何度も書いているように、法案の成立が確定的になったのを見計らって安倍政権を批判しはじめる行為は単なるアリバイ工作だと言われても仕方がない。

 イラクのアリ・アクバル大隊の司令官によると、ISとアメリカ軍は定期的に連絡を取り合って物資の投下地点を確認、またイランの義勇兵組織、バスィージのモハマド・レザ・ナクディ准将はISの司令部がイラクのアメリカ大使館にあると語っている6月6日にはISと戦っているイラク軍の基地をアメリカ軍が爆撃したという

 イスラエルもアサド体制の打倒を公然と口にしている。例えば、2013年9月に駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンは、シリアのバシャール・アル・アサド体制よりアル・カイダの方がましだとエルサレム・ポスト紙のインタビューで語っている

 口先だけでなく、イスラエルはISを守るためにシリア軍を攻撃してきた。例えば、今年1月18日にはISを追い詰めていたシリア政府軍とヒズボラの部隊を攻撃し、イラン革命防衛隊のモハメド・アラーダディ将軍を含む幹部を殺している。負傷した反シリア政府軍/ISの兵士をイスラエルは治療している。

 2013年5月にはダマスカスの近郊をイスラエルが攻撃、大きな爆発が報告されている。まるで地震のようで、巨大な金色のキノコに見える炎が目撃され、小型核爆弾、いわゆる「スーツケース爆弾」が使われたという指摘がある。2014年12月にも大きな爆発があった。

 勿論、武器や兵器だけで戦争はできない。兵士が戦うためには食糧など多くの物資が必要。そうした物資を運び込んでいるISの兵站ラインで最も重要だとされているものはトルコからのもの。例えば、ドイツのメディアDWは昨年11月にトルコからシリアへ武器や戦闘員だけでなく、食糧や衣類などの物資がトラックで運び込まれ、大半の行き先はISだと見られていると報じた。

 また、ISは資金調達のためにイラクで盗掘した石油を密輸しているが、その石油を扱っているのは、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の息子が所有するBMZ社であり、ISの負傷兵はトルコの情報機関MITが治療に協力、秘密裏に治療が行われている病院はエルドアン大統領の娘が監督していると伝えられている。しかも、トルコ政府のロビーとしてCIAの秘密工作部門の所属していたポーター・ゴスが加わったという。

 現在、アメリカの攻撃にトルコも参加しているのだが、ジョー・バイデン米副大統領の言葉を借りるならば、ISの「問題を作り出したのは中東におけるアメリカの同盟国、すなわちトルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦」であり、その「同盟国」はシリアのアサド政権を倒すために多額の資金を供給、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は多くの戦闘員がシリアへ越境攻撃することを許してISを強大化させてきた。

 今回は物資の集積所などをロシアは攻撃したようだが、トルコ軍が守っている兵站ラインを潰せるとISは大きなダメージを受ける。S-300のような地対空ミサイルが配備されたなら、イスラエルの戦闘機がISを援護することが難しくなる。


以上は「櫻井ジャーナル」より
米国のうそがばれて来ました。ISを攻撃するといって実はシリアを攻撃してきたのです。欧米のマスコミはこのうそを平気で国際社会に垂れ流してきています。正義は正直のほうにあります。うそは悪の始まりです。以上

「安倍晋三と「慰安婦」問題、-発言に見る極右政治家の実像ー」

成澤宗男著【寄稿論文】2015/7/11発表『安倍晋三と「慰安婦」問題 ―発言に見る、極右政治家の実像―』Peace Philosophy Centreより全文転載

kawasaki |  2015/07/13

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成澤宗男氏の標記論文(寄稿文)を、著者承諾のもと下記に、全文転載いたします。

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2014/5/10発表『戦後69年の「過去の克服」という課題』

http://enzai.9-11.jp/?p=15987 の続編

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安倍晋三と「慰安婦」問題―発言に見る、極右政治家の実像―(成澤宗男)

Saturday, July 11, 2015

Peace Philosophy Centre

http://peacephilosophy.blogspot.jp/2015/07/blog-post_11.html

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【転載引用開始】

このブログ【←Peace Philosophy Centre】でもおなじみの、『週刊金曜日』のジャーナリスト成澤宗男氏が再び書下ろし大作を寄稿してくれた。歴史を歪め、日本軍「慰安婦」の被害者を傷つけ日本の世界的評判を貶め続けてきた一国の首相の歴史否定と虚言の系譜を丁寧に追ったものだ。英語、中国語、韓国語にも翻訳され世界のジャーナリストや研究者が参考にした前作「安倍晋三と極右歴史修正主義者は、世界の敵である」の続編である。長いがしっかり読んでほしい。@PeacePhilosophy

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安倍晋三と「慰安婦」問題

―発言に見る、極右政治家の実像―

 

成澤宗男(ジャーナリスト)

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序章

 

 日本が戦後70年の「節目」を迎えようとしている現在、最も問われているのは、1945年8月15日以降、この国において旧大日本帝国に対する制度的・理念的決別の意志と、それを具体化するための措置がいかなるものであったのか、という総括であろう。だが今日、総括どころか、決別する努力を押し戻し、非難さえする勢力の根強さを日々見せつけられているように思える。

そ もそも戦後とは、同じ敗戦国ながら「過去の克服」を掲げ続けているドイツと異なり、大日本帝国が国内外で手を染めた数々の犯罪行為に対し、反省と被害者へ の謝罪・賠償、責任者の追及、そして次世代への歴史教育実施等の措置を不十分に終わらせ、故意の怠慢を重ねてきた年月ではなかったのか。それは、対外的には朝鮮半島等の植民地支配、南京大虐殺に見られる中国大陸を始めとしたアジア太平洋戦争での占領地域における戦争犯罪、さらに日本軍「慰安婦」といった個別の具体的事例に戦後どのように向き合ってきたのかを検証すれば、より如実となる。

 そして90年 代初頭から公然化した比較的新しい歴史的課題であるこの「慰安婦」問題の経緯を考察して気付くのは、最初から現在までそうした「捏造」呼ばわりして貶める 策動を一人の政治家が中心的に担い、継続し、現在もその言動によって内外に波紋を及ぼし続けているという特異性に他ならない。言うまでもなく、安倍晋三を 指す。

安 倍は、最初から「都合の悪い事実は認めたくない」「事実はこうであってほしい」という主観的願望を優先するあまり、他者と事実を基に理詰めで論議する姿勢 に欠け、そこでは常に逃げ口上が用意されている。こうした人物が最高権力者に収まったがゆえに、過去の戦争責任についての重要なテーマの一つである「慰安 婦」問題の解決が妨げられるのみか、心ない放言によって「慰安婦」にされた被害者が繰り返し傷つけられているのではないのか。 

しかしながら、「慰安婦」の問題は、2014年8月 の『朝日新聞』「誤報」騒動を契機に、それがあたかも「捏造」であったかのような政府・右派メディア一体となった虚偽宣伝が、戦後類例を見ないほどの激し さで今日も続いている。そのために、安倍のこれまでの言動が問題視されにくいような気運が生まれているのではないか。この論文では安倍の「慰安婦」に関す る言動を追跡し、その歪曲の手口を検証する。こうした人物が「首相」であること自体、戦後70年にしてこの国がたどり着いた先に広がる限りなく貧しい政治光景を象徴していよう。

 

1 「キーセン」への固執と最初の攻撃

 

 安倍が三代目の世襲政治家として初当選したのは、1993年7月18日に実施された総選挙であったが、同選挙で非自民の7党連立による細川政権が発足した5日前の8月4日、奇しくも「河野談話」(宮沢内閣での「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」)が発表された。そして安倍は、96年10月20日の次の総選挙で「二年生議員」となって以降、河野談話への攻撃を開始していく。この時期に「慰安婦」問題についての安倍の認識のゆがみが形成、固定化され、後に多くの指摘がありながら、今日に至ってもそれが解消される可能性はほぼ皆無となっている。

その歪みとは、そもそも「慰安婦」とは「売春婦」であるという強い思い込みに他ならない。その例が、97年12月に刊行された『歴史教科書への疑問』(展転社)なる本に記載された以下の安倍の発言であろう(傍線引用者。以下同)。

 

「実 態は強制的に連れていかれたということになると、本人だけではなくて、その両親、そのきょうだい、隣近所がその事実を知っているわけですね。強制的にある 日、突然、拉致されてしまうわけですから。(略)そうすると、周りがそれを知っているわけですね。その人たちにとっては、その人たちが慰安婦的行為をする わけではなくて、何の恥でもないわけですから、なぜその人たちが、日韓基本条約を結ぶときに、あれだけ激しいやりとりがあって、いろいろなことをどんど ん、どんどん要求する中で、そのことを誰もが一言も口にしなかったかというのは、極めて大きな疑問であると言わざるを得ない。かつまた、今回、そういう話 であれば極めて勇気がいる。

  とすると、絶対一〇〇%慰安婦として行為をしていた人以外が手を挙げることは考えられないわけでありますが、そうではなくて、私は慰安婦だったと言って要 求をしている人たちの中には、富山県に出ていたというようなことを言う人だっています。富山には慰安所も何もなかった。明らかに嘘をついている人たちがかなり多くいるわけです。そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、とわれわれも思わざるを得ないんです。

 ですから、もしそれが儒教的な中で五十年間黙っていざるを得なかったという、本当にそういう社会なのかどうかと。実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんですけれども(略)」

 

  ここで示されているのは、①「慰安婦」として名乗り出た女性たちは「明らかに噓をついている人たちがかなり多くいる」②「慰安婦」は、「慰安所」での行為 と本質的に同じことを「日常どんどんやっている」「キーセン・ハウス」が韓国にあることからも、「売春婦」に等しい―という認識だろう。

さ らにそこから、③「売春婦」であるなら「自らの意思」で金銭と引き替えに、それを生業とする場(「慰安所」)に赴くから、決して「強制」されたのではな い。④実際「日韓条約を結ぶときに」誰も「強制」されたと「一言も口にしなかった」のは、「強制」がなかったため―という結論が導き出される。

安 倍が「慰安婦」問題で一にも二にも「強制」という用語に異常にこだわるのは、「慰安婦」を「商売女」呼ばわりした奥野誠亮や板垣正ら、安倍が早くから気脈 を通じていた当時の自民党の極右議員らと共通する歪んだ思い込みに起因するのは疑いない。「強制性」が否定されたなら、即「慰安婦」が「女性の商行為」の 一種である証明につながり、「商行為」である以上は国家の責任問題にはならない――という論法なのだ。仮に「売春婦」であったとしたら、「強制的な状況下 での痛ましい」「生活」(河野談話)を余儀なくされても、それは気に留めるほどの問題ではないと本音では見なしている。こうした思考体質の者たちに、「慰 安婦」問題を人権の問題として受け止める余地がどれだけあるのだろうか。

安倍は1997年5月27日 の衆議院決算委員会で質問に立ち、河野談話を攻撃した。そこでの題材は、中学校用教科書の「慰安婦」記述であった。要は、「いわゆる従軍慰安婦というも の、この強制という側面がなければ特記する必要はない」にもかかわらず、「ほとんどの教科書」が「強制性をかなり疑っている、強く示唆している」からけし からん、という的外れの「国会質問」に過ぎない。安倍のこうした無理解が、以前から長らく矯正されないまま今日まで固定化されているのを雄弁に示している が、以下はその抜粋だ。

 

そもそも、この従軍慰安婦につきましては、吉田清治なる 詐欺師に近い人物が本を出した。この内容がもう既にめちゃくちゃであるということは、従軍慰安婦の記述をすべきだという中央大学の吉見教授すら、その内容 は全く根拠がないということを認めております。しかし、この彼の本あるいは証言、テレビでも彼は証言しました。テレビ朝日あるいはTBSにおいてたびたび 登場してきて証言をいたしました。(略)

 

 しかし、今は全くそれがうそであったということがはっきりとしているわけであります。こ の彼の証言によって、クマラスワミは国連の人権委員会に報告書を出した。ほとんどの根拠は、この吉田清治なる人物の本あるいは証言によっているということ であります。その根拠が既に崩れているにもかかわらず、官房長官談話は生き、そしてさらに教科書に記述が載ってしまった。これは大変大きな問題である、こういうふうに思っております

 

 この発言に見られる誤認点を整理してみたい。

 例によって「強制性」を取り上げているが、意図的か知力の不足によるものか不明だが、最初から問題を歪曲している。ある意味で、「慰安婦」=「売春婦」の思い込みと同様、この「強制」という意味の無理解は、安倍の「慰安婦」問題をめぐる誤認の二大要因を構成している。

河野談話には、「強制」という語が一ヵ所だけ登場する。すなわち、「慰 安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多 くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」 という記述だ。これは、「慰安婦」が置かれていた「痛ましい」「状況」、すなわち彼女たちが追い込まれた「慰安所」での環境がいかなるものであったのかを示す。

ところが安倍は、この「強制」を論じる際に、必ず故吉田清治の「証言」を持ち出す。なぜなら安倍によれば、吉田「証言」とは「日本兵が、人さらいのように人の家に入っていって子どもをさらって慰安婦にした」(2014年9月14日に放映されたNHK番組での発言)」という内容に他ならない。この「人さらい」云々の行為を含め、「慰安婦」にされるまでの形態だけを問題にし、そこで「強制」(あるいは「強制連行)があったか否かだけに焦点を置くるのだ。

そ の上で、「人さらい」のように「強制連行」して「慰安婦」にしたという吉田「証言」が「うそであった」以上、「慰安婦」という問題が存在するかどうか疑わ しい―とする主張になる。しかしこのレトリックの欠陥は、河野談話で触れられている「強制的」とは、どのようにして「慰安婦」にされたのかという形態では なく、「慰安婦」にされてからの状態を示している事実を勝手に無視している点にある。

つまり「人さらい」だろうが「甘言」だろうが、あるいは被害者が安倍のイメージするような「売春婦」だろうが本質的問題ではなく、河野談話は結果的に「本人たちの意思に反して集められ」、そこで「強制的な状況」下に置かれたことが、問題の本質であると見なす。これを無視し、勝手に「人さらい」をイメージさせる「強制連行」の有無に議論を矮小化するのだ。

だ が、河野談話のこうした視座は、世界的にも国連や多くの各国政府、国際NGO等に共有されており、その埒外にあるのは安倍と安倍に代表される自民党や極 右、及び彼らを有力顧客とする右派メディアだけであろう。したがって吉田「証言」が「うそであった」としても、それによって河野談話の「根拠が既に崩れて いる」という結論が導かれようがなく(後述するように河野談話の作成過程で、吉田「証言」は一切使われていない)、これほど幼稚なレトリックを今でも振り かざしているところを見ると、そもそも安倍は本当に河野談話を読んでいるのかという疑惑すら湧く。

百歩譲って安倍が主張するように「慰安婦」にされた過程が問題だとしても、「甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた」という事実を認めるのであれば、それこそ「強制」ではないのか。加えて吉田「証言」が「うそ」であったとしても、それは1943年の済州島に限定された「証言」に過ぎず、中国大陸から東南アジアまでの全域で生じた「慰安婦」の悲劇をすべて代表しているのではない。

こ の「強制」のウソは、次から次へと新たなウソを生む。「(吉田)証言によって、クマラスワミは国連の人権委員会に報告書を出した」などという安倍の発言も その典型で、おそらく一度たりとも読んでいないことの確実性では、河野談話よりもクマラスワミの「報告書」のほうがはるかに高そうだ。

なぜなら、日本も1996年に採択に加わったクマラスワミの「報告書」、すなわち「日本軍性奴隷制度報告書」で言及している吉田「証言」は、わずか4行足らず。しかも、安倍の覚えめでたく、以前は「(慰安婦の)七~八割は強制連行に近い形で徴集された朝鮮出身の女性」(1985年刊『日本陸軍の本』より)と書きながら、今では「慰安婦」を「商売女」呼ばわりしている「歴史学者」秦郁彦の吉田「証言」に対する反論が、その何倍ものボリュームで並記されているからだ。

そ もそもこの「報告書」が最も注目しているのは、「女性被害者は、戦時の強制売春及び性的隷従と虐待の期間中、連日の度重なる強姦と激しい身体的虐待に耐え なければならなかった」という、「慰安所」における「軍事的性奴隷」としての悲惨極まる実態である。したがって、安倍のように「慰安婦」にされた過程が 「強制連行」かどうかなどと問題視する発想は皆無だ。にもかかわらず、なぜ吉田「証言」によって「クマラスワミは国連の人権委員会に報告書を出した」と いった作り話が可能となるのか。

ち なみに、安倍は「ほとんどの根拠は、この吉田清治なる人物の本あるいは証言によっている」と述べているが、これがクマラスワミの「報告書」のことなのか、 あるいは他の全般的な報道や国連機関の「報告書」等も含んだ「慰安婦」問題の言及の「根拠」という意味なのか、定かではない。だが、安倍の持論は、「『慰 安婦』問題は『朝日』による吉田『証言』の誤報から生まれた」というものである以上、後者の可能性もある。もしそうであれば、妄想も極まれり、だろう。

吉田「証言」については改めて後述し、こうした安倍のような発想が根本的に誤りである所以を端的に示す次の一文だけを紹介するに留めたい。

 

『産経』に代表される「慰安婦」問題否認勢力によれば、「慰安婦」問題とは『朝日新聞』(以下『朝日』)が吉田「証言」などを利用して“捏造”したものなのだ、とされている。

 先の記事(注=『産経』2014年5月21日付「歴史戦」「「第2部 慰安婦問題の原点2」のこと)は「朝日は慰安婦問題が注目されるようになった〔平成〕3年半ばからの1年間に、吉田を4回も紙面に登場させている」と、あたかも『朝日』が大キャンペーンを展開したかのように書き立てているが、朝日新聞社のインターネット・データベース「聞蔵IIビジュアル」で検索可能な一九八五年から今日までに「吉田清治 慰安婦」をキーワードとして検索したところ該当する記事はわずか一〇件にすぎない(ちなみに『産経』のデータベース「The Sankei Archives」 では同様の条件で三八件が該当する)。そのうち氏の「証言」を詳しく紹介しているのは九一年の二つの記事であり、それ以外のものには氏の訪韓や講演活動を 知らせるだけのものが含まれている。その程度のことであれば、例えば九二年八月一五日の『読売新聞』(以下『読売』)夕刊が、大阪で開かれた市民集会で吉 田氏が「証言」したことを伝えている(読売新聞社のデータベース「ヨミダス」による)。そして九三年以降『朝日』が吉田氏の「証言」に依拠した記事を掲載 したことはない。吉見義明・中央大学教授らの研究者も彼の「証言」を資料としては用いていない。九一年八月に元「慰安婦」の金学順さんが名乗り出たのを機に文字通り桁違いに増えた「慰安婦」報道のなかでは、吉田「証言」の重要性は極めて低い」(能川元一「『慰安婦問題=朝日新聞の捏造』説に反駁する」URLhttp://readingcw.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html

 

2 第一次安倍政権の破綻の始まり

 

2006年9月26日に首相に選出された安倍は、翌年の9月12日、 国会での所信表明演説後に各党の代表質問を受ける当日になって、突然政権を投げ出すという異例の形で、一期目を終えた。そもそも安倍のような「極右政治 家」が首相になること自体、近隣諸国との関係を阻害する結果しかもたらさないのは最初から自明であったろうが、任期中に見せつけた一連の「慰安婦」をめぐ る混迷や失言、言動不一致が、政権投げ出しに劣らずこの政治家の本質を明白に示していただろう。

おそらく首相になった安倍が、気楽に「極右政治家」気取りのままではいられないという現実を知らされたのは、06年10月6日に開かれた衆議院予算委員会で、共産党の志位和夫議員の舌鋒鋭い質問を浴びた際ではなかったか。

志 位議員は冒頭、安倍の当選以来の歴史修正主義的言動を、実例を挙げながら取り上げたが、安倍は「歴史認識については、政治家が語るということは、それはあ る意味、政治的、外交的な意味を生じる」という不可解な逃げ口上を使い、「そういうことを語ることについては謙虚でなければならない」などと答弁した。

これに対し志位議員が、「首相は、首相になってからの答弁では、歴史観を語らない方が謙虚なんだ、政治家は歴史観を余り語るべきじゃないんだということをおっしゃるけれども、首相になるまでは、さんざん、それこそ、植民地支配、侵略的な行為、それを言うこと自身が自虐史観であり、歴史観をゆがめる、そういう立場で行動してきたじゃないか。これは説明がつかない矛盾じゃありませんか」と追及した。

だが、安倍は「今急に、随分昔の議員連盟で出した文書を出されても、私も何とも答えようがない」などと、苦しい言い訳で逃げの一手に終始する。それに対し志位議員は、たたみかけるように「慰安婦」問題に触れていく。以下、そのやり取りを紹介しよう。

 

 志位 私が本会議質問でこの問題をただしたのに対して、首相は、いわゆる従軍慰安婦問題についての政府の基本的立場は河野官房長官談話を受け継いでいると答弁されました。しかし、河野談話を受け継ぐと言うのなら、首相の過去の行動について、どうしても私はただしておきたい問題があります。

 ここに、1997年5月27日 の本院決算委員会第二分科会での議事録がございます。安倍議員の発言が載っております。「ことし、中学の教科書、七社の教科書すべてにいわゆる従軍慰安婦 の記述が載るわけであります。」「この従軍慰安婦の記述については余りにも大きな問題をはらんでいるのではないか」「いわゆる従軍慰安婦というもの、この 強制という側面がなければ特記する必要はないわけでありますが、この強制性については全くそれを検証する文書が出てきていない」、こう述べられておりま す。そして、結局、これは、教科書から従軍慰安婦の記述を削除せよという要求です。さらに、教科書にこうした記述が載るような根拠になったのは河野官房長官の談話だとして、談話の根拠が崩れている、談話の前提は崩れていると河野談話を攻撃しています。

 河野談話を受け継ぐと言うのだったら、私は、首相がかつてみずからこうやって河野談話を攻撃してきた、この言動の誤りははっきりお認めになった方がいい、このように考えますが、いかがでしょうか。

 

安倍 この河野談話の骨子としては、慰安所の設置や慰安婦の募集に国の関与があったということと、慰安婦に対し政府がおわびと反省の気持ちを表明、そして三番目に、どのようにおわびと反省の気持ちを表するか今後検討する、こういうことでございます。

 当時、私が質問をいたしましたのは、中学生の教科書に、まず、いわゆる従軍慰安婦という記述を載せるべきかどうか。これは、例えば子供の発達状況をまず見なければならないのではないだろうか、そしてまた、この事実について、いわゆる強制性、狭義の意味での強制性があったかなかったかということは重要ではないかということの事実の確認について、議論があるのであれば、それは教科書に載せるということについては考えるべきではないかということを申し上げたわけであります。これは、今に至っても、この狭義の強制性については事実を裏づけるものは出てきていなかったのではないか。

  また、私が議論をいたしましたときには、吉田清治という人だったでしょうか、いわゆる慰安婦狩りをしたという人物がいて、この人がいろいろなところに話を 書いていたのでありますが、この人は実は全く関係ない人物だったということが後日わかったということもあったわけでありまして、そういう点等を私は指摘し たのでございます。

 

志位 今、狭義の強制性については今でも根拠がないということをおっしゃいましたね。あなたが言う狭義の強制性というのは、いわゆる連行における強制の問題を指していると思います。しかし、河 野談話では、「本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、」とあるんですよ。政府が自分の調査によってはっきり認めているんです、あなたの言う 狭義の強制性も含めて。これを否定するんですか。本人たちの意思に反して集められたというのは強制そのものじゃありませんか。これを否定するんですか、河野談話のこの一節を。

 

安 倍 ですから、いわゆる狭義の強制性と広義の強制性があるであろう。つまり、家に乗り込んでいって強引に連れていったのか、また、そうではなくて、これは 自分としては行きたくないけれどもそういう環境の中にあった、結果としてそういうことになったことについての関連があったということがいわば広義の強制性 ではないか、こう考えております。

 

志位 今になって狭義、広義と言われておりますけれども、この議事録には狭義も広義も一切区別なく、あなたは強制性一般を否定しているんですよ。そして、河野談話の根拠が崩れている、前提が崩れている、だから改めろ、こう言っているわけですよ。

 ですから、これも、河野談話を認めると言うんだったら、あなたのこの行いについて反省が必要だと言っているんです。いかがですか。広義も狭義も書いてないです、そんなこと。あなたが今になって言い出したことです。

 

安倍 当時私が申し上げましたのは、いわば教科書に載せることが、中学生の教科書に載せることが適切かどうかということを申し上げたわけであります。 そして、私が累次申し上げておりますように、私は、今内閣総理大臣の立場としてこの河野談話を継承している、このように思います。

 

志位 今の総理の答弁は全く不誠実です。中学生の教科書に載せることだけを問題にしたんじゃない。強制性がないと言ったんですよ。これだけ反省すべきだと言ったのに、あなたは答えない。

 強制性の問題については、先ほど言ったように、その核心は慰安所における生活にある。慰安所における生活が、強制的な状況のもとで、痛ましいものであった、これは河野談話で認定しています。これを裏づける材料は、旧日本軍の文献の中にたくさんあります。

                   (略)

 あなたは、政府の基本的立場は河野官房長官談話を受け継ぐとはっきりおっしゃったんですよ。ならば、あなたは、これまで河野談話を根拠が崩れていると攻撃して、歴史教科書から従軍慰安婦の記述を削除するように要求してきたみずからの行動を反省すべきではないか。そして、この非人間的な犯罪行為によって犠牲となったアジアの方々、とりわけ直接被害に遭われた方々に対して謝罪されるべきではないかと私は思います。もう一度答弁をお願いします。

 

安倍 ですから、私が先ほど来申し上げておりますように、河野官房長官談話の骨子としては、いろいろな苦しみの中にあった慰安婦の方々に対しておわびと反省の気持ちを表明しているわけでありまして、私の内閣でもそれは継承しているということでございます。

 

志位 河野談話を継承すると言いながら、みずからの誤りについての反省を言わない。これでは、心では継承しないということになりますよ。

 

一 読して理解できるように、安倍の「答弁」はまったく答弁になっていない。「慰安婦」問題の国会答弁はすべてこの調子だ。無論、「反省」などせず、自身が今 になって「心」とは裏腹に、河野談話を「受け継ぐ」と表明する自己矛盾についても、認めようとはしない。このような権力者に「おわびと反省」などと口にさ れること自体、「慰安婦」にされた被害者女性らにとっては最大級の侮辱に等しいだろう。

そ もそも、彼女らが仮に「家に乗り込んでいって強引に連れてい」かれたのではないとしても、あるいはその「証拠」がなかったとしても、それが何だというの か。結果として「慰安婦」にされ、「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」という事実認定以外の何が必要なのか。この点を 「核心」とする河野談話を「受け継ぐ」と表明したなら、「狭義の強制性と広義の強制性があるであろう」などという、被害者の側からすればまったくの無意味 で、セカンドレイプそのものの言動が生まれる余地はあるはずもない。

し たがって、安倍にとって河野談話とは、それを公の場で「受け継ぐ」などと、思ってもいないことを公言することで、自身の二枚舌を証明する格好の題材になっ ている。のみならずそれは、「歴史認識については、政治家が語るということは」云々の妄言と同様、「慰安婦」問題を追及され、あるいは何かの言質を取られ そうになった際に、「受け継ぐと言っているのだからそれ以外の話はいいだろう」とばかりに用いる、下手な逃げ口上の方便にもなっていよう。

第一、「受け継ぐ」つもりなら、河野談話の「われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する」 というくだりはどうするつもりなのか。本人も認めたように、吉田「証言」がどうのこうのと、先頭に立って「慰安婦」の「歴史教育」を妨害してきたのは安倍 自身ではないか。自分で真逆のことをやってきておいて突如「受け継ぐ」だの「おわびと反省」だのと言い出しても、自身の二枚舌を如実に証明するだけの話 だ。

 

3 繰り返される迷走劇

 

翌2007年、安倍は9月 の退場まで「慰安婦」問題をめぐり失点に次ぐ失点を重ねる。そこでは、自身の「持論」が米国から何らかの好ましくない反響を呼ぶといったんは「謙虚」さを 装うものの、ほとぼりが冷めたと判断したかあるいは情勢を見誤ってか、また「持論」を公にし、再度米国から何らかの反響があると、同じようにあわてて言動 を改める――というパターンが見受けられる。こうした米国への卑屈さは、明らかに「戦後レジームからの脱却」などと大それたことを公言する「政治家」とし て矛盾していようが、安倍の「政治信条」らしきものとは、最初からその程度なのだろう。

当時、安倍にとって懸念事項となったのは、1月31日に米国議会下院外交委員会に「慰安婦」問題について謝罪を求める決議(121号決議)案が提出され、これに内外の関心が高まったことにあった。一方で前年の2006年には、4月から使用される中学校教科書本文から「慰安婦」の記述が一掃され、10月25日には官房副長官の下村博文(現文部科学大臣)が河野談話の見直しを言及。さらに、かつて安倍が事務局長を務めた「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を母体とする「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、やはり見直しに向けて動き出している。

 

「自 民党の議員連盟『日本の前途と歴史教育を考える議員の会』(会長・中山成彬元文科相)が13日、1年ぶりに活動を再開した。……当面のテーマは、慰安婦問 題に関する平成5年の河野洋平官房長官談話。首相も今国会の答弁で旧日本軍によるいわゆる「狭義の強制性」を否定していることを受け、議連内に小委員会を 設置し、見直しを念頭に研究を進めることを決めた」(『産経』06年12月14日付)

 

 安倍の「お仲間」の歴史修正主義者たちのこうした動向が米国でも警戒され、121号決議案が提出されたのは想像に難くない。だが、「お仲間」たちの動きに刺激されてか、前述のように志位議員の追及には逃げ回りながらも、安倍は07年3月1日に「持論」をつい口にしてしまう。

 

安 倍晋三首相は1日、慰安婦への旧日本軍関与の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話について、『強制性を証明する証言や裏付けるものはなかった。 だからその定義については大きく変わったということを前提に考えなければならない』と述べ、談話見直しに着手する考えを示唆した。首相官邸で記者団の質問 に答えた。

   首相は昨年10月の衆院予算委員会で、旧日本軍による直接の連行などいわゆる『狭義の強制性』について『いろいろな疑問点があるのではないか』などと答弁 し、否定する立場を表明してきた。ただ、『政府の基本的立場として受け継いでいる』とするなど河野談話の見直しには慎重な意向も示していた」(『産経』07年3月3日)

 

安 倍の特徴は、国会で「持論」を正面から反駁されると、逃げ口上を乱発してすぐ支離滅裂になるくせに、後になるとまた同じ「持論」を平気で繰り返す点にあ る。しかも、果たして自身が自身の言動をどこまで理解しているのかどうかさえ疑わしい場合があり、とりわけ「強制性」と「強制連行」の意味の違いに関して そのような疑念が湧く。それを示しているのが、07年3月5日に開かれた、参議院予算委員会における民主党の小川敏夫議員との質疑応答だろう。以下はその抜粋だ。

 

小川 この三月一日に強制はなかったというような趣旨の発言をされたんじゃないですか、総理。

 

安倍 ですから、この強制性ということについて、何をもって強制性ということを議論しているかということでございますが、言わば、官憲が家に押し入っていって人を人さらいのごとく連れていくという、そういう強制性はなかったということではないかと、こういうことでございます。

  そもそも、この問題の発端として、これはたしか朝日新聞だったと思いますが、吉田清治という人が慰安婦狩りをしたという証言をしたわけでありますが、この 証言は全く、後にでっち上げだったことが分かったわけでございます。つまり、発端はこの人がそういう証言をしたわけでございますが、今申し上げましたよう なてんまつになったということについて、その後、言わば、このように慰安婦狩りのような強制性、官憲による強制連行的なものがあったということを証明する 証言はないということでございます。

                 (略)

小川 一度確認しますが、そうすると、家に乗り込んで無理やり連れてきてしまったような強制はなかったと。じゃ、どういう強制はあったと総理は認識されているんですか。

 

安 倍 この国会の場でこういう議論を延々とするのが私は余り生産的だとは思いませんけれども、あえて申し上げますが、言わば、これは昨年の国会でも申し上げ ましたように、そのときの経済状況というものがあったわけでございます。御本人が進んでそういう道に進もうと思った方は恐らくおられなかったんだろうと、 このように思います。また、間に入った業者が事実上強制をしていたというケースもあったということでございます。そういう意味において、広義の解釈においての強制性があったということではないでしょうか。

 

小川 それは、業者が強制したんであって国が強制したんではないという総理の御認識ですか。

 

安倍 これについては、先ほど申し上げましたように、言わば、乗り込んでいって人を人さらいのように連れてくるというような強制はなかったということではないかと、このように思います。

 

小川 だから、総理、私は聞いているじゃないですか。家に乗り込んで連れていってしまうような強制はなかったと。じゃ、どういう強制があったんですかと聞いているわけですよ。

 

安倍 もう既にそれは河野談話に書いてあるとおりであります。それを何回も、小川委員がどういう思惑があってここでそれを取り上げられているかということは私はよく分からないわけでありますが、今正にアメリカでそういう決議が話題になっているわけでございますが、そこにはやはり事実誤認があるというのが私どもの立場でございます

 

小川 アメリカの下院で我が国が謝罪しろというような決議がされるということは、我が国の国際信用を大きく損なう大変に重要な外交案件だと思うんです。

 それで、事実誤認だから、じゃ、そういう決議案をもしアメリカ下院がすれば、事実誤認の証言に基づいて決議をしたアメリカ下院が悪いんだと、だから日本は一切謝罪することもないし、そんな決議は無視する、無視していいんだと、これが総理のお考えですか。

 

安倍 これは、別に決議があったからといって我々は謝罪するということはないということは、まず申し上げておかなければいけないと思います。

 この決議案は客観的な事実に基づいていません。また、日本政府のこれまでの対応も踏まえていないということであります。もしかしたら委員は逆のお考えを持っているのかもしれませんが、こうした米議会内の一部議員の動きを受け、政府としては、引き続き我が国の立場について理解を得るための努力を今行っているところでございます。

 

小川  河野談話は、単に業者が強制しただけでなくて、慰安所の設置や管理、慰安婦の移送に対する軍の関与を認定したと言っておるわけです。このことについて総理は認めるんですか、認めないんですか。

 

安倍 ですから、先ほど来申し上げておりますように、書いてあるとおりであります

 

小川 書いてあるとおりは、書いてあるのは事実ですよ、書いてあるのは。総理がそれをそういうふうに思っていますかと聞いているんです。

 

安倍 ですから、書いてあるとおりでありまして、それを読んでいただければ、それが政府の今の立場であります。

 

小川 私は、この問題についての国際感覚あるいは人権感覚といいますか、全く総理のその対応について、私は寂しい限り、むしろ日本の国際的な信用を損なうことになっているんじゃないかと思いますが。

 すなわち、下院において、そこで慰安婦の方が証言された、それが事実誤認だからもういいんだと言って通るほど、この国際環境は甘くはないと思います。むしろ、こうした人権侵害についてきちんとした謝罪なり対応をしないということのこの人権感覚、あるいは過去に日本が起こした戦争についての真摯な反省がやはりまだまだ足らないんではないかという、この国際評価を招く、こうした結果になっているんではないでしょうか。どうですか、総理。

 

安倍 私は全くそうは思いません。小川議員とは全く私は立場が違うんだろうと思いますね。戦後60 年、日本は自由と民主主義、基本的な人権を守って歩んでまいりました。そのことは国際社会から高く私は評価されているところであろうと、このように思います。これからもその姿勢は変わることはないということを私はもう今まで繰り返し述べてきたところでございます。

 小川委員は殊更そういう日本の歩みをおとしめようとしているんではないかと、このようにも感じるわけでございます。

 

小 川 大変な暴言でありまして、私は、アメリカの下院でそうした決議が出ると、出るかもしれない、既に委員会では決議が出ているわけで、今度は下院、院全体 で決議が出るかもしれないと。そのことによって生ずる我が国のこの国際的な評価、これが低下することを憂えて言っているんですよ。

 

小川議員の、最後に出てくる「既に委員会では決議が出ている」という発言は、下院外交委員会が同決議案を採択したのは同年6月26日 だから正確ではないが、安倍の答弁はいい加減すぎる。河野談話を「受け継ぐ」とは一言も述べない代わりに、①「どういう強制があったのか」、②「業者が事 実上強制をしていた」のが「広義の強制性」なら「軍の関与を認めるのか」、という肝心の点については、今度は「河野談話に書いてあるとおり」としか答えな い。

①    については、河野談話に沿って「本人の意思に反して」、「強制的な状況の下での痛

ましいものであった」とされる「慰安所における生活」を強いられたのが「強制」の実態であるという模範回答をすれば、最初から「強制」が「狭義」であったか「広義」だったかなどとこだわる愚かさを認めねばならないから、これは言えない。

②    は、河野談話が「慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安

所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した」と書いてある程度は知っているだろうから、記述自体が感情的に面白くないので自分の口からはこれも言いたくないのだろう。

もっ とも、河野談話をまともに読んではいないと十分に推認される安倍のことだ。捨て台詞的に「書いてあるとおり」と逃げただけという可能性も否定できない。そ れにしても、堂々と「決議案は客観的な事実に基づいていません」と公言しておきながら、翌月に訪米してわざわざ議会関係者と会見した際に、「日本政府のこ れまでの対応も踏まえていない」といった種の発言を一言も述べた形跡がまるで見当たらないのはなぜなのだろう。

無論、安倍が米国には卑屈で、従属体質丸出しの政治家だからにほかならないが、小川議員とのやり取りがあった4日後の3月9日、 安倍は参議院予算委員会では、一転して「慰安婦の問題につきましては、慰安婦の方々が極めてこれは苦しい状況に置かれた、辛酸をなめられたということにつ いては本当に我々としては心から同情し、また既におわびも申し上げているところであると、このように思うわけでございます」と答弁している。

小川議員が「過去に日本が起こした戦争についての真摯な反省がやはりまだ足らないんではないか」と質しただけで、むきになって「日本の歩みをおとしめようとしている」などと見当外れの反発を示した姿勢とはかなり様相が違う。

この理由については、一連の「強制はなかった」という類いの安倍の発言が、米国メディアの相次ぐ反発を呼んだ点と無縁ではないだろう。例えば3月6日には、『ニューヨーク・タイムズ』がコラム、7日には『ロサンゼルス・タイムズ』が論文と社説、そして8日には『ニューヨーク・タイムズ』が長文の記事を掲載した。そのうち、「日本は恥を免れることはできない」(Japan can’t dodge this shame)と題した『ロサンゼルス・タイムズ』の社説は、次のように安倍を手厳しく批判している。

 

「欧 州諸国では、ホロコーストの否定は罰せられるべき犯罪だ。ところが日本ではこれとは対照的に、戦争犯罪は決して十分には訴追もされなかったし、そのような ものとして認識もされず、大半の犠牲者は救済されはしなかった。先週、日本の安倍晋三首相はこうした無責任さを利用する形で、第二次世界大戦中に日本軍に サービスするため、女性たちが性的に束縛されるのを強制されたという「証拠」はないなどと断言した。このことは実際には、こうした(「慰安婦」という)憎 むべき行為による何千もの犠牲者を、売春婦、あるいは噓つきであるとレッテルを貼っているのだ。それによって国際的な怒りが生じた後、安倍は姿勢を後退させたが、動かしがたい歴史的事実を否定することにより、生き残った被害者女性たちは、もう一度(日本の)犠牲になったのである」

 

  ここで安倍が実質的に同一視されていると見ていい「ホロコーストの否定」論者が、欧米で極度に否定的な評価を下されているかを考慮すると、当時の安倍に対 する米国の不信と嫌悪がどれほどであったか容易に想像がつく。米国の歓心を買うことに汲汲とする自民党の歴代首相の一人として、さすがの安倍もこうした報 道を無視するわけにはいかなかったのだろう。そのことと、かつて「噓つき」呼ばわりした「慰安婦」に対し、「心から同情し、また既におわびも申し上げてい る」などと神妙めいた姿勢に転じたのは、無関係ではあるまい。

 さらに、そのような発言があった3月9日、安倍はジョン・トーマス・シーファー米駐日大使(当時)から、「日本が河野談話から後退していると米国で受け止められると破壊的な影響がある」(『産経』2007年3月10日付)と警告されたという。以下は、当時の米国内の雰囲気を伝える記事(『朝日』2007年3月9日付)の抜粋だ。

 

米 国内で、従軍慰安婦問題をめぐる波紋の広がりが止まらない。ニューヨーク・タイムズ紙など主要紙が相次いで日本政府を批判する社説や記事を掲載しているほ か、震源地の米下院でも日本に謝罪を求める決議案に対して支持が広がっているという。こうした状況に米国の知日派の間では危機感が広がっており、安倍政権 に何らかの対応を求める声が出ている。 

8 日付のニューヨーク・タイムズ紙は、1面に「日本の性の奴隷問題、『否定』で古傷が開く」と見出しのついた記事を載せた。中面に続く長いもので、安倍首相 の強制性を否定する発言が元従軍慰安婦の怒りを改めてかっている様子を伝えた。同紙は6日にも、安倍発言を批判し、日本の国会に「率直な謝罪と十分な補 償」を表明するよう求める社説を掲げたばかりだ。(略) 

今回の慰安婦問題浮上の直接のきっかけとなった米下院外交委員会の決議案をめぐっては、安倍首相が1日「強制性を裏付ける証拠はなかった」と発言したのを受けて支持が広がっている。 

05 年末までホワイトハウスでアジア問題を扱っていたグリーン前国家安全保障会議上級アジア部長は、「先週、何人かの下院議員に働きかけ決議案反対の合意を取 り付けたが、(安倍発言の後)今週になったら全員が賛成に回ってしまった」と語る。米国務省も今週に入り、議員に対し日本の取り組みを説明するのをやめた という。 

 6日に日本から戻ったばかりのキャンベル元国防次官補代理は、「米国内のジャパン・ウオッチャーや日本支持者は落胆するとともに困惑している」と語る。 

「日本が(河野談話など)様々な声明を過去に出したことは評価するが、問題は中国や韓国など、日本に批判的な国々の間で、日本の取り組みに対する疑問が出ていることだ」と指摘。「このまま行けば、米国内での日本に対する支持は後退していく」と警告する。 

現在日本に滞在中のグリーン氏も「強制されたかどうかは関係ない。日本以外では誰もその点に関心はない。問題は慰安婦たちが悲惨な目に遭ったということであり、永田町の政治家たちは、この基本的な事実を忘れている」と指摘した。

 

名 だたるジャパン・ハンドラーズの一員であるグリーンでさえ、「慰安婦」問題のポイントは外してはいないが、安倍は米国からの批判を気に留めた形跡はあるの に、この程度の認識にすら至らなかったようだ。それどころか、さらに混乱に拍車をかけるような行為に打って出る。本人が今でも誇らしげにしている、3月16日の閣議決定なるものだ。

 

4 虚構の「閣議決定」

 

閣議決定と言っても、毎年国会議員から膨大に提出される質問主意書に対し、基本的に政府が答弁書を作成し、回答するだけ。安倍内閣は07年3月16日、民主党の辻元清美議員が同月8日に提出した「安倍首相の『慰安婦』問題への認識に関する質問主意書」に対し、答弁書で回答しているが、安倍はこの質問書について、首相一期目における「慰安婦」問題についての、最大の獲得ポイントであるかのように今日まで吹聴し続けている。

まず辻元議員の質問主意書を、要点だけ紹介しよう。そこでは冒頭、次のように一連の安倍の発言とそれに関連する動きを列挙している。

 

米 国議会下院で、「慰安婦」問題に関して日本政府に謝罪を求める決議案(以下決議案)が準備されている。これに対し安倍首相が総裁を務める自民党内部から 「河野官房長官談話」見直しの動きがあり、また首相自ら「米決議があったから、我々が謝罪するということはない。決議案は客観的な事実に基づいていない」 「当初、定義されていた強制性を裏付けるものはなかった。その証拠はなかったのは事実ではないかと思う」と述べ、談話見直しの必要性については「定義が変 わったということを前提に考えなければならないと思う」と述べたことから、米国内やアジア各国首脳から不快感を示す声があがっている。

 

その上で、以下の質問に続く。

 

  一 《安倍首相の発言》について

 1 「定義が変わったことを前提に」と安倍首相は発言しているが、何の定義が、いつ、どこで、どのように変わった事実があるのか。変わった理由は何か。具体的に明らかにされたい。

 2 「当初、定義されていた強制性を裏付けるものはなかった。その証拠はなかったのは事実ではないかと思う」と安倍首相は発言しているが、政府は首相が「なかったのは事実」と断定するに足る「証拠」の所在調査をいつ、どのような方法で行ったのか。予算を含めた調査結果の詳細を明らかにされたい。

 3 安倍首相は、どのような資料があれば、「当初、定義されていた強制性を裏付ける証拠」になるという認識か。

                     (略)

 

そして、これに対する以下の答弁書の傍線が、安倍の言う閣議決定となる。

 

  一の1から3までについて

 お 尋ねは、「強制性」の定義に関連するものであるが、慰安婦問題については、政府において、平成三年十二月から平成五年八月まで関係資料の調査及び関係者か らの聞き取りを行い、これらを全体として判断した結果、同月四日の内閣官房長官談話(以下「官房長官談話」という。)のとおりとなったものである。また、同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったところである。

 調 査結果の詳細については、「いわゆる従軍慰安婦問題について」(平成五年八月四日内閣官房内閣外政審議室)において既に公表しているところであるが、調査 に関する予算の執行に関する資料については、その保存期間が経過していることから保存されておらず、これについてお答えすることは困難である。

                      (略)

 

  この答弁書の「一の1から3までについて」は、明らかに辻元議員の質問趣意書の回答にはなっていない。安倍が今でも吹聴する閣 議決定とは、「強制性を裏付けるものはなかった。その証拠はなかった」という安倍の発言に対し、そう「断定するに足る『証拠』の所在調査をいつ、どのよう な方法で行ったのか」といった質問への回答だが、内容は、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たら なかった」などと、質問の一部を同義反復しているだけに過ぎない。

ところが後になって、2012年9月14日 に行われた自民党総裁選立候補者の共同記者会見の席上、安倍は「河野談話の核心をなすところは強制連行。朝鮮半島において家に乗り込んで強制的に女性を人 さらいのように連れて行く、そんなことは事実上証明する資料はなかった。子孫の代に不名誉を背負わせるわけにはいかない。新たな談話を出すべきではない か」とした上で、「(第一次)安倍政権のときに、『強制性はなかった』という閣議決定をしたが、多くの人は知らない。河野談話を修正したことを、もう一度 確定する必要がある」(『朝日』2012年9月16日付朝刊)と述べている。

もし総裁選で安倍が述べたように2007年3月、河野談話を「修正」する閣議決定をしたなら、実に驚くべきことだ。同年の4月、つまり翌月の米国メディアの取材、及び続く訪米時に、「河野談話を受け継ぐ」と何度も明言しているのだから。

ならば安倍は、首相になった時点で「受け継ぐ」と表明した河野談話を07年3月の閣議決定で突然「修正」し、かつ翌月になってまた方針転換して、米国人の前で「受け継ぐ」と述べて歓心を買った、ということなのか。

無論、いくら安倍の思考が支離滅裂であって も、そのような真似をしたのではない。なぜなら肝心の閣議決定には、何と最後の方で「政府の基本的立場は、官房長官談話を継承しているというものであり、 その内容を閣議決定することは考えていない」と明記してあるからだ。閣議決定の「修正」が、「継承」と相容れるはずがない。

安倍の「歴史修正主義」とはこの程度で、事 実認識の客観性など二の次であり、自分の主観的願望、またはそれからくる偏見の類いが即事実だと思い込む。その証拠に、河野談話のどこをどう読めば、「核 心をなすところは強制連行」などという解釈が成り立つのか。いくら安倍が自慢げに「家に乗り込んで強制的に女性を人さらいのように連れて行く、そんなこと は事実上証明する資料はなかった」などと述べようが、そのことと「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」と認めている河野談 話は、何の直接的関係もない。

である以上、そうした閣議決定なるものが、河野談話の価値をいささかなりとも左右するものではないはずだが、なぜ安倍はそれほど吹聴できる内容であるかのように誇らしげでいられるのだろう。

さらに、安倍は自民党総裁選に勝利し、総選挙を控えた2012年11月30日に開催された日本記者クラブ主催の党首討論会に臨んだ際、以下のような発言をしている。

 

河野談話についてはですね、これは閣議決定されたものではありません。安倍政権において「それを証明する事実はなかった」という事は閣議決定しています。そもそも、まぁ朝日新聞の星さんの(笑)朝日新聞の誤報による、吉田清治という、まぁ詐欺師のような男が作った本がまるで事実かのように、これは日本中に伝わっていった事でこの問題がどんどん大きくなっていきました。そ の中で、果たして人を人さらいのように連れてきた事実があったかどうかという事については、それは証明されていない。という事を閣議決定しています。ただ そのことが内外にしっかりと伝わっていないという事をどう対応していくか。ただこれも対応の仕方によっては真実如何とは別に、残念ながら外交問題になって しまうんですよ。

 

ス トレートに「河野談話についてはですね……、これは閣議決定されたものではありません。安倍政権において『それを証明する事実はなかった』という事は閣議 決定しています」という箇所を読めば、河野談話とは、後の「閣議決定」によって「証明」不能と談じられた欠陥品ということになる。

いずれにせよ、河野談話憎しのあまりか、あ るいはそれまで「受け継ぐ」などと心にもない誓約を言い続けざるを得なかった反動からか、いくら事実に反していようが自身が「河野談話を修正した」かのよ うな強い願望に由来する妄想を膨らませ、そうした仮想現実の中に浸って一人悦に入るという、文字通りの自慰的行為を繰り返しているだけなのだ。

おそらく、河野談話を持ち出す際に、始終吉 田「証言」に触れるのは、「証言」が「めちゃくちゃ」であるとの評価である以上、それによって河野談話を葬れると勝手に思い込んでいるからだろう。だが、 安倍は公式に河野談話を見直するような度胸は持ち合わせていない。だからこそ、「強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」という記述を閣議決定 に盛り込ませて、繰り返すように河野談話を自分が膨らませた夢想の中で「修正」した気になっているだけなのだ。

それでも、こうした夢想癖は形式上、現実に引き戻されたような結末にはなっている。なぜなら2007年4月20日のそれこそ閣議決定で、安倍は「持論」の「狭義の強制性」を何と事実上撤回しているのだ。

それに先立つ4月10日、辻元議員は再び質問主意書を提出し、安倍が鬼の首を取ったかのように自慢しているその1ヶ月前の3月の答弁書、つまり閣議決定がまったく質問には回答していない内容であったため、以下の項目を再度盛り込んだ。

 

「1 安倍首相のいう『狭義の強制性』とは、どのような定義によるものか。『家に乗り込んでいって強引に連れていった』以外にどのようなケースがあるのか。具体的に示されたい。

2 安倍首相のいう『狭義の強制性』以外は、すべて『広義の強制性』になるのか。安倍首相の見解を示されたい」

 

そして4月20日に閣議決定された答弁書には、以下のように記されていた。

 

平成五年八月四日の内閣官房長官談話は、政府において、平成三年十二月から平成五年八月まで関係資料の調査及び関係者からの聞き取りを行い、これらを全体として判断した結果、当該談話の内容となったものであり、強制性に関する政府の基本的立場は、当該談話のとおりである。

 

そもそも、安倍が3月の閣議決定で明確に「河野談話を受け継ぐ」としたのだから、本来、翌4月20日 の閣議決定以外の答弁はありえないはずだ。すると、談話の「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」という事実こそ「強制性」 の実態であって、安倍がこだわる「軍や官憲によるいわゆる強制連行」、つまり「慰安婦」にされるまでの形態については、当然にも何の意味も持たなくなる。 同時に、それを「直接示すような記述」の有無についても同じことだ。

であれば、4月20日にこのような閣議決定をするくらいなら、最初から「広義」だの「狭義」だの、「人さらい」がどうのこうのと繰り返す必要は、まったくなかった。にもかかわらず、安倍は現在もこの3月 の方の閣議決定だけをあたかも何か自分の得点であったかのように思い込んでいるのには、呆れるのを通り越してもはや不気味な印象さえ受ける。もともと、 「歴史認識は専門家に任せるべき」などという逃げ口上を使うことに躊躇しないぐらいだから、最初から理論的整合性などまるで通用しないのだろう。

だが、安倍が2007年3月 の閣議決定に現在も固執している以上、あえてそれがまともな評価に堪えないという理由をさらに追加せねばならない。つまり、「政府が発見した資料の中に は、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」という記述は、実は以前から歴代政権によって何度も繰り返し述べられてきた 認識なのだ。この事実を、辻元議員は2013年3月8日の衆議院予算委員会で、次のように追及した。

 

この十年前、政府はどのような答弁をしていたかというのが(提出した資料の)左にございます。これは片山虎之助委員に対する政府の答弁です。

 

「政府といたしましては、二度にわたり調査をしました。一部資料、一部証言ということでございますが、先生の御指摘の強制性の問題でございますが、政府が調査した限りの文書の中には軍や官憲による慰安婦の強制募集を直接示すような記述は見当たりません。総合的に判断した結果、一定の強制性があるということで判断した」

 

 (略)要するに、河野官房長官談話を出した前提を、歴代の内閣は同じように答弁してきたんですよ。強制的に集めるとか、通達を、強制的に出せとかはないけれども、証言や総合的に資料を考えて河野官房長官談話を出しましたという。

 

 つまり辻元議員は、2007年の閣議決定なるものは「十年前」の政府答弁と同一であり、あたかもそれと違った内容を閣議決定したかのような安倍の発言は、「矛盾しているんじゃないですか」と質した。さらに同議員は、安倍が2012年の自民党総裁選時に「修正」したと発言したことに対し、「河野談話を修正したことをもう一度確定する必要がある。修正されたんですか。どうですか」と詰め寄った。

  これに対し安倍は最初の質問について、「質問主意書というのは、皆さんが出されるのは重たいんですよ、閣議決定しますから。閣議決定、全員の閣僚のいわば 花押を押すという閣議決定なんです。(略)そこで、いわばその重たい閣議決定をしたのは初めてであります」とし、「何の矛盾もしていないということは、 はっきりと申し上げておきたいと思います」と答弁している。

だ が、すぐ後で述べるようにこれもウソであり、同じ閣議決定は以前にもあった。そして形式はともかく、一般の国会答弁と閣議決定が同じ内容である以上、「初 めて」であろうがなかろうが、後者が何か特別の意味を持っているかのような安倍の主張は「矛盾」と見なして差し支えあるまい。

しかも安倍は、河野談話を「修正されたんですか」という最も肝心な質問には返答せず、無視を決め込んでいる。当然だろう。河野談話の閣議決定による「修正」とは、安倍がふける夢想の世界の架空話でしかないからだ。

そもそも、閣議決定がそれほど「重たい」のであれば、2007年4月の閣議決定について、以後まったく安倍による言及がないのはなぜだろう。それとも、閣議決定とはその都度、重さが異なるというのか。

なお、この2007年3月の閣議決定が特段の新味はないという主張は、辻元議員が2013年5月23日に自身のブログに掲載した「橋下徹大阪市長の慰安婦を巡る発言の背景となった安倍首相の『閣議決定』に関する発言について」という一文で、仔細に埋設している。以下、その抜粋。(URLhttp://www.kiyomi.gr.jp/blogs/2013/05/23-933.html)

 

<歴代の内閣の答弁>

E)片山虎之助委員の質問に対する平林博官房外政審議室長による政府答弁(1997年1月30日参議院予算委員会)

「政府といたしましては、二度にわたりまして調査をいたしました。一部資料、一部証言ということでございますが、先生の今御指摘の強制性の問題でございますが、政府が調査した限りの文書の中には軍や官憲による慰安婦の強制募集を直接示すような記述は見出せませんでした。ただ、総合的に判断した結果、一定の強制性があるということで先ほど御指摘のような官房長官の談話の表現になったと、そういうことでございます。」

 

F)板垣正委員の質問に対する村岡官房長官の政府答弁(1998年4月7日総務委員会)

「第一点は、先生今御指摘になられましたように、政府が発見した資料、公的な資料の中には軍や官憲による組織的な強制連行を直接示すような記述は見出せなかったと。第二点目は、その他のいろいろな調査、この中には、おっしゃったような韓国における元慰安婦からの証言の聴取もありますし、各種の証言集における記述もありますし、また日本の当時の関係者からの証言もございますが、そういうものをあわせまして総合的に判断した結果一定の強制性が認められた、こういう心証に基づいて官房長官談話が作成されたと、こういうことでございます。」

 

さらに、安倍首相は「いわばその重たい閣議決定をしたのは初めてであります」(2013年3月8日の辻元の予算委員会質問に対する答弁)と、歴代内閣で初めて、「強制連行を直接示す記述はなかった」ことを閣議決定したと答弁している。ところが、これも虚偽答弁である。

すでに1997年11月21日、高市早苗議員の提出した質問主意書に同じ内容の答弁(G)が橋本内閣によって閣議決定されている。

G)高市早苗議員の質問主意書「慰安婦」問題の教科書掲載に関する再質問主意書(1997年11月21日)に対する答弁書

「いわゆる従軍慰安婦問題に関する政府調査においては、発見された公文書等には、軍や官憲による慰安婦の強制連行を直接的に示すような記述は見られなかった。他方、調査に当たっては、各種の証言集における記述、大韓民国における元慰安婦に対する証言聴取の結果等も参考としており、これらを総合的に判断した結果、政府調査結果の内容となったものである」

 

上記のように、河野官房長官談話について、第一次安倍内閣で新しい内容の閣議決定をしたわけではない。第一次安倍内閣は、歴代の内閣と同じ答弁や閣議決定を繰り返したに過ぎないのであって、河野官房長官談話を見直す根拠は存在しない。

 

にも関わらず、第一次安倍内閣であたかも新しい認識を示したかのような答弁を繰り返し、河野官房長官談話を見直す根拠にしようとする安倍首相の姿勢は、国民をあざむこうとしていると言わざるを得ない。

 

つまり2007年3月 の閣議決定とは、いくら安倍が「重たい」だの「初めて」だのとウソを並べても、内容的には過去の政府の国会答弁、及び閣議決定と何も変わりはしない。ただ それが一点だけ違うのは、他の答弁・国会決議で記述されていた「総合的に判断した結果一定の強制性が認められた」という趣旨の表現を、安倍は削っているだ けなのだ。

つまり、吉田「証言」→「めちゃくちゃ」→ 強制連行→ウソ→「慰安婦」問題→捏造、というありもしない六段論法を自分だけの夢想で固定化している安倍は、それがゆえに吉田「証言」にも通じると思い 込んでいる「強制連行を直接的に示すような記述は見られなかった」という記述だけに飛びついて、河野談話の攻撃に使えると思い込んでいるのだろう。だから こそ、自分の気にくわない肝心の「総合的に判断した結果一定の強制性が認められた」という結論を勝手に除外し、その重要な結論を除外するならば無意味とな る「記述は見られなかった」という類いの箇所だけを、意識的にか、無意識的にか振りかざしているに過ぎない。

 

5 米国への卑屈と「謝罪」

 

それでも結果的にこの3月の閣議決定は、再び各国から懸念材料と見なされてしまう。韓国の外交通商部は17日、「非常に遺憾」と表明。また『ワシントン・ポスト』は24日付けで「安倍晋三のダブルトーク」と題した論評を掲載し、以下のように断じた。

 

安 倍氏は女性を『慰安婦』にしたことについて日本政府が直接に関与したことを否定するのが、北朝鮮に対し(拉致問題の)回答を要求する上で道徳的な権威を強 化するのではと考えているのかもしれない。だが、それは逆だ。安倍氏が日本の拉致された市民の悲運を知った国際的な支援を求めるなら、日本自身の犯罪の責 任を率直に認め、日本が(強制性を否定することで)中傷した犠牲者に謝罪すべきである。

 

 安倍にとり、訪米も迫ってきたため以後さすがに不用意な発言は控えるようになる。また、民主党の小川議員に示したような挑戦的姿勢も同様だ。その典型が、3月26日の参議院予算委員会における共産党の吉川春子議員に対する対応だろう。

逃げ口上、あるいは捨て台詞的な性格は変わらないにせよ、安倍は一人の議員の答弁時に、河野談話の「継承」、あるいは「河野談話で申し上げている」といった類の発言を実に12回も口にしている。少なくともこの数字だけ見るならば、1993年に河野談話が発表されて以降の歴代首相で、安倍ほど河野談話に限りなく忠実たらんとする姿勢を示した首相は存在しない。

 なお、AFPの4月4日ワシントン発の記事は、「ジョージ・W・ブッシュ大統領は3日、旧日本軍によるいわゆる従軍慰安婦問題で、安倍晋三首相が謝罪したことについて評価した。国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官によると、2人はこの日、電話で会談した。ブッシュ大統領は、安倍首相が『旧日本軍が強制的に連行した証拠はない』との認識を示した自身の発言に対し前月の参議院予算委員会で謝罪したことについて、満足感を示し、『今の日本は第2次大戦時の日本ではない』とコメントしたという」と報じている。

 だが、前述の安倍による吉川議員への答弁で、「旧日本軍が強制的に連行した証拠はない」との発言を「謝罪」したというのは、正確ではない。以下の答弁を読んでも、それは明らかだ。

 

吉川 安倍総理に慰安婦問題についてお伺いいたします。安倍総理は、3月1日の夜、官邸で記者団の質問に答えて、93年の河野官房長官談話について、当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だと語られました。そうですか。

 

安 倍 既に今まで何回か答弁を申し上げているわけでございますが、私は河野官房長官談話を継承していくということを申し上げているわけでございまして、そし てまた慰安婦の方々に対しまして御同情を申し上げますし、またそういう立場に置かれたことについてはおわびも申し上げてきたとおりでありまして、今まで答 弁してきたとおりであります。

 

吉川 当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だと、このようにおっしゃったんですか、おっしゃらないんですか。

 

安倍 私は、今まで累次この場においてもまた本会議の場においても答弁をしてきたとおりでございまして、それを見ていただければ分かるとおりであります。

 

吉川 そういう発言はなかったと、取り消されるんですね。

 

安倍 累次、今まで答弁してきたとおりでございます。ですから、今、吉川議員がおっしゃったことも私は答弁をしてきた中の中身でございます。

 

吉川 総理が記者会見で官邸でおっしゃったかどうかだけを私伺っているんですけれども。

 

安倍 強制性について私が申し上げたことは、記者会見で申し上げたことはすべてこれはニュースにもなっておりますから、それはそのとおりであります。

 

吉川 官房長官談話では、広範な地域に慰安所が設置された、慰安所は軍の要請によって設置された、慰安所の管理運営、慰安婦の移送について旧日本軍が直接又は間接に関与したとしております。これはお認めになるんですね。

 

安倍 先ほど答弁をいたしましたように、河野官房長官談話を継承しているということは、この官房長官談話を正に引き継いでいるわけでありますから、その中身も、それを引き継いでいるということでございます。

 

吉川 さらに談話では、慰安婦の募集について、本人の意思に反して集められた、官憲が直接これに加担したこともあった、慰安所の生活は強制的状況で痛ましいものであったと言っていますが、これもお認めになりますか。

 

安倍 河野官房長官談話を継承すると、このように申し上げております。

 

吉川 お認めになるんですね、今言ったこと。

 

安倍 そうです。

 

吉川 河野談話の内容と、それから首相官邸での記者会見の強制性はないという発言は矛盾すると思いますが、談話を受け継ぐとおっしゃるならば、この発言は取り消されたらいいと思うんです。いかがでしょう。

 

安倍 そうした発言も含めて今私は答弁をしているわけでございますが、この河野官房長官談話を継承していくということでございます。

 

  言ったのか言わなかったのか、あるいは認めるのか認めないのかという単純な質問さえ、答弁したなら面白くない気分になるためなのか、いつまでもグズグズし て明言しない。安倍の性格が如実に現れているが、肝心の「強制性を裏付ける証拠がなかった」という発言が、河野談話の「慰安所の生活は強制的状況で痛まし いものであった」との認識と矛盾するという指摘についても、またもや河野談話を逃げ口上に使い、回答不明のままにしている。

これをどう解釈すれば、3月1日の発言の「謝罪」になるのか。最初から「謝罪」などする気などなく、だからこそ今に至るまで「強制」の証拠がどうのこうのという例の3月の閣議決定を得意げに吹聴しているのだろう。

ま た、「慰安婦の方々に対しまして御同情を申し上げます」云々のくだりが「謝罪」だとしたなら、すぐにでも隣国に出向き、被害者女性の前で同じ台詞を言うの が道理だ。しかし、そんなことを金輪際するはずもない。口先だけで、本心では「謝罪」の気持ちなどはなから皆無だからだ。それが証拠に、安倍は首相を辞め た途端、河野談話を再び口汚く罵り始めている(後述)。

こうした二枚舌に加え、「ナショナリスト」に特有な米国への卑屈さが加わったのが、2007年4月の訪米を前後する一連の恭順劇に他ならない。その第一弾が、米『Newsweek』誌へのインタビューであった。

 同誌のインタビューが行われたのは、訪米前の4月17日で、4月30日号に掲載。安倍はそこで、「戦時慰安婦として徴用された方たちに、心の底からの同情の意を表さなくてはなりません。一人の人間として私は同情の意を表したいと思います。そしてまた日本国の総理大臣として、慰安婦の方たちに謝罪する必要があります」と述べている。

  さらに、「日本軍がこの女性たちをそのような状況に強制したのだと信じてるか」という質問には、「戦時慰安婦の問題に関しましては、私の政権は河野談話を 守り続けると一貫して申し上げております。私たちは、当時の状況下で慰安婦としての苦難と苦しみを味わうように、これらの女性たちを強制したことに責任を 感じています(We feel responsible for having forced these women to go through that hardship and pain as comfort women under the circumstances at the time)」という回答だ。

無論そこでは、1ヶ月少し前の米下院議会決議案に対する批判など、おくびにも出していない。そして安倍が、「慰安婦」問題で「女性たちを強制した」と明言した例は、おそらくこれ以外にないであろう。

 さすがに、『産経』は4月27日付の「正論」欄で、西尾幹二の全体としてはピント外れながら、読んだ安倍が頭を抱えたに違いない以下のような指摘が一部ある論説を掲載している。

 

「狭 義の強制と広義の強制の区別」というような、再び国内向けにしか通じない用語を用い、「米議会で決議がなされても謝罪はしない」などと強がったかと思う と、翌日には「謝罪」の意を表明するなど、オドオド右顧左眄(さべん)する姿勢は国民としては見るに耐えられなかった。

 そしてついに訪米前の4月21日に米誌「ニューズウィーク」のインタビューに答えて、首相は河野談話よりむしろはっきり軍の関与を含め日本に強制した責任があった、と後戻りできない謝罪発言まで公言した。

 とりあえず頭を下げておけば何とかなるという日本的な事なかれ主義はもう国際社会で通らないことをこの「保守の星」が知らなかったというのだろうか。

 

  大変な「保守の星」がいたものだが、米国に気に入られるためなら自身の言動といかに矛盾し、整合性を失おうが、そして本心で思っていようがいまいが、さら にはそうした態度が客観的にはどれだけ見苦しいかどうかはお構いなしに、米国に気に入られるためだけのことをペラペラと口にする。これが、首相第一期目で 安倍が「慰安婦」問題で演じた迷走劇の結末であるといって過言ではない。

 実際、安倍が4月26日に訪米し、大統領のブッシュとの首脳会談、及びブッシュと並んでの共同記者会見で示したパーフォーマンスは、「保守の星」への期待者をさらに失望させる内容だったのは間違いない。

外務省のHPにある「日米首脳会談の概要」(27日)によると、「慰安婦問題については、安倍総理からの説明に対し、ブッシュ大統領より安倍総理の発言は非常に率直かつ誠意があり、その発言を評価するとの発言があった」とだけ書かれてある。

 さらに、その直後に開かれた日米首脳の共同記者会見では、「慰安婦」の関連では以下のやり取りがあった(首相官邸のHPより)。

 

(安 倍総理に対し)慰安婦問題について、ブッシュ大統領に説明したのか。またこの問題について改めて調査を行ったり、謝罪をするつもりはあるのか、また(ブッ シュ大統領に対し)人権問題について、またアジアの歴史認識についての貴大統領のお考えをお聞かせ願いたい、との問いに対し)

 

(安倍総理)慰安婦の問題について昨日、議会においてもお話をした。自分は、辛酸をなめられた元慰安婦の方々に、人間として、また総理として心から同情するとともに、そうした極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ないという気持ちでいっぱいである、20世紀は人権侵害の多かった世紀であり、21世紀が人権侵害のない素晴らしい世紀になるよう、日本としても貢献したいと考えている、と述べた。またこのような話を本日、ブッシュ大統領にも話した。

 

(ブッシュ大統領)慰安婦の問題は、歴史における、残念な一章である。私は安倍総理の謝罪を受け入れる。自 分は、河野談話と安倍総理の数々の演説は非常に率直で、誠意があったと思う。私は安倍総理と共に日米両国を率いていくことを楽しみにしている。安倍総理は 安倍総理の思うところを率直に語ってくれた。その率直さを私は評価する。我々の仕事は、過去から教訓を得て、将来に生かすということである、そしてそれは 正に安倍総理がしっかりとなさっていることである。

 

日米首脳会談でのやり取りは、性格上、内容がそのまま公表されることはない。だが外務省のHPに よれば、少なくとも安倍が切り出して「説明」し、そこで安倍がブッシュに対し「謝罪」を口にしたことは間違いないだろう。また、「同情」は日本でも発言し ていたが、外国で「極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ない」とは、見方によっては政府の責任を認めたに等しい。

 無論、繰り返すように、米国の世論を意識してジグザグを繰り替えしながらも軌道修正し、そのまま米国で神妙顔しても、すべては二枚舌に過ぎない。責任意識など、本来は皆無だろう。実際、この訪米は後日談があり、安倍は6年後になって、驚くべきことに07年4月の日米首脳会談で「慰安婦」の話は「まったく出てなかった」と言い出した。

『産経』2011年11月23日付のインタビュー記事によると、「(平成)19年4月の日米首脳会談で、慰安婦問題でブッシュ大統領に謝罪されたとされたが」という問いに対し、安倍は「ブッシュ氏が記者会見でそう述べたが、会談ではその話はまったく出ていなかった。そもそも日本が(当事国でもない)米国に謝罪する筋合いの話ではない」と返答している。

 これについては、2013年3月8日に開かれた衆議院予算委員会で、辻元議員から以下のように追及されている。

 

辻元 アメリカに行かれて、前回のとき、ブッシュ大統領に対してこの問題で釈明をしたということを、ブッシュ大統領みずからがそのときの記者会見でおっしゃいましたよね、安倍から釈明があったということを。(略)

 

安倍 今、事実関係において間違いを述べられたので、ちょうどいい機会ですから、ここではっきり述べさせていただきたいと思いますが、ブッシュ大統領との間の日米首脳会談においては、この問題は全く出ておりません

  ブッシュ大統領が答えられたのは、その前に私が既に述べている慰安婦についての考え方として、いわば、二十世紀においては戦争や、人権が著しく侵害された 時代であった、そして女性の人権も侵害された、残念ながらその中において日本も無関係ではなかった、二十一世紀においてはそういう時代ではない、人権が しっかりと守られていく、女性の人権も守られていく時代にしていきたいということを述べていたことについての評価として述べたわけでありまして、その事実関係が違うということだけははっきりと申し上げておきたいと思います。

 

 おかしな答弁だ。辻元議員が、6年 前の訪米時の「記者会見」で、ブッシュが安倍の「釈明」があったと述べたのではないかとだけ念を押したのに、安倍は「日米首脳会談」で「慰安婦」問題は 「出ておりません」と答弁している。辻元議員の質問と合致しないまま、『産経』でのインタビューを繰り返しているだけだ。

 しかし、いくら「事実関係が違う」などと高飛車に出ても、外務省のHPには「慰安婦問題については、安倍総理からの説明に対し」云々とが明記されている。またも安倍は、「この問題は全く出ておりません」などとウソをついたのだ。事実、この問題はいとも簡単に終息する。

辻元議員は質問主意書(2013年5月8日)で、外務書のHPに登場する2007年訪米時の「日米首脳会談の概要」を取り上げ、「安倍首相からブッシュ前大統領に対して慰安婦問題に関する何らかの説明があったことを意味するか。また安倍首相から説明があったのは、日米首脳会談での席上ということでよいか」と質した。

率直に「意味する」「よい」と答弁すればいいものを、これに対する政府答弁書(同年5月17日)では、いかにも尊大風に「事実関係」を認めている。

 

 御指摘の外務省ホームページの記 述及び当該記述中のジョージ・W・ブッシュ米国大統領(当時。以下「ブッシュ大統領」という。)の発言に関する記述は、いずれも平成十九年四月二十七日 (現地時間)に行われた日米首脳会談及びその後の昼食会における安倍晋三内閣総理大臣(当時)の説明及びブッシュ大統領の発言を踏まえたものである。

 

 なぜ安倍は、これほど幼稚なウソをついたのか。おそらくいかに米国には卑屈であっても、訪米時に二枚舌で意に反して心にもないことを口にした以上、本人には面白からぬ気持ちが残っていたのだろう。

  特に、共同記者会見では「申し訳ないという気持ちでいっぱい」などと、一番口にしたくないことを言わざるを得ず、それに先立つ首脳会談でも当然同じような 発言をしなかったはずはない。ブッシュの「安倍総理の謝罪を受け入れる」というコメントがあったのも、そのためだ。安倍がいくら「ブッシュ氏」の記憶違い のような言い訳をしても、説得力はない。

そ して、人前で「謝罪した」と明らかにされたことが、安倍には感情的に不愉快であり、いっそのこと首脳会談で「慰安婦」問題自体が出なかったという設定にし たかったのだろう。安倍にとっては、自分の感情に好都合で、自分だけの夢想で「そうであってほしい」という願望だけが事実なのだから。そのため、「その事 実関係が違う」という国会答弁も、確信的虚言というよりは、本気でそう考えていた可能性を排除できないかもしれない。

 いずれにせよ、この訪米から5ヵ 月足らずで安倍は首相の座を投げ出し、「慰安婦」問題をめぐる迷走劇はいったん終息する。野党の一員になった安倍は、二枚舌を使う必要性からもはや解放さ れた。だが、今度は首相時代の発言と正反対の発言を再び繰り返すことで、改めて二枚舌の本性を自ら立証することになる。

 

 6 再びの「極右」・「歴史修正主義者」と白旗

 

 すでに、2007年3月の閣議決定に関する安倍の野党時代の発言を紹介したが、この時期に自身の本音を最も雄弁に語ったのは、2010年10月8日に公開された動画であろう。以下は、それを文字に起こしたものだ。共に登場している新藤義孝は、超党派の極右議員集団「創生『日本』」の副幹事長である自民党衆議院議員。安倍は2009年11月からこの集団の会長になっているが、集団自体は2012年9月以降休眠状態になっている。

 

安倍 日韓併合100年を迎えて、今、政府は、2つのとんでもないことを企んでいます。1つは、併合100年を迎えて、菅総理の談話を出そうとしているということ。これは、村山談話、河野談話のような、歴史認識を示そうということなんですね。       

村山談話あるいは河野談話とおそらく相通じているのはですね、日本という国を貶めてみせて、そして、自分は良心があるんですよと、自分の良心を示そうとする、これは極めて卑劣で、そして、国益を損なう行為ですね。

自分が、何か、良心のある、優しい人間ですよ、ということを示して、自己満足に浸る。一方、国や私たちの先人たちを、まさに命を賭して守ろうとしたこの国を貶め、その行為すら貶めることにつながるんですね。

歴史認識、過去の歴史についての評価は、これは歴史家に任せるべきなんですよ。政府が歴史認識を示そうとして声明を出そうとすればですね、これは政治の場ですから、どうしても政治的・外交的配慮をせざるを得ない。事実の探求よりも政治的あるいは外交的配慮に重点を置かざるを得ないというのが、これが自明の理なんですね。

かつ、そうした配慮を行ったところでですね、村山談話、河野談話が結果として示しているように、問題の解決にはまったくならないと。         

 

新藤 日本のためには何も変わっていない。

 

安倍 何も変わっていない、むしろ・・・

 

新藤 むしろ手足を縛られてしまった。

 

安倍 特 に河野談話はそうでしたね。日本というのは、従軍慰安婦を性奴隷として、いわば、女性を貶めたと、とんでもない国だということを認めてしまったことになっ たんですよ。で、これはですね、じゃあ、事実そうじゃないですよということを説明しようとしても、これを払拭するのは大変でした。私が総理の時にもそうい う問題があった。

これは、強制連行という事実はありませんよと、国会で答弁しただけでですね、アメリカでも大変話題になった。 

 

新藤 従軍ではなかった。

 

安倍 ええ、ええ。         

.

新藤 それは、確か、歴史教科書を考える若手議員の会、私も幹事を務めておりましたし、幹事長でいらっしゃいましたね。   

 

安倍 あの時ですね、7社の教科書全部に従軍慰安婦の記述が載りましたね。これはおかしい。我々は事実を冷静にみんなで勉強しましたね。その結果、強制連行を示す資料はまったくなかった。      

 

新藤 しかも、証言者は嘘をついていた。    

 

安倍 嘘をついていたということも明らかになった。あれを取りまとめた石原副官房長官はね、私の前で涙を見せましたね。まさか教科書に載るとは思わなかった、間違っていたと、忸怩たる思いがあると、こうおっしゃったんですね。         

 

新藤 それから、河野官房長官は、我々がお尋ねしたらば、事実の確認はしていなかったと、しかし、客観的な全体の状況から事実と推測したというお話しでしたね。      

 

安倍 あれ、唖然としました。私も総理の時に、いわば強制連行、狭義の意味、狭義の意味というのは正確な意味ということで使ったんですが、それを示す事実はないということを答弁もさせていただいた。まあ、それが反響を呼んでしまったんですが。

それと同じようなことをですね、今、菅政権はやろうとしている。しかも、それはまさに左翼政権がやろうとしているわけですから、国益ではないんですよ。自分たちの心情を満たそうとしているだけですね。

 

新藤 ですから、安倍会長がおっしゃるように、歴史の評価は歴史家に任せるべきだと。            

安倍 ええ。    

.

新藤 しかも、政府の歴史認識に関わるものは、既に今までもう出してきていて、なぜ今回。日韓の併合100年というのは、韓国側にとっては重要かもしれませんが、我々にとっては、これを積極的にコメントするようなものではないわけだから、だから今回新たに談話を出す必要は、我が国にとってはないじゃないかと、こういう整理でございますか。

 

安倍 基本的にそうですね。ですから、我々は、この談話発出を阻止したいと、谷垣総裁にも、ぜひ菅さんにそう言っていただきたいと、党として声明を出してもらいたいと申し上げました。

 

  この安倍の発言を知ったら、「慰安婦」にされた犠牲者たちはどう思うだろう。彼女たちはウソつき呼ばわりされており、彼女たちに「数多の苦痛を経験され、 心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」(河野談話)と謝罪する行為は、「自己満足」どころか、 「極めて卑劣」とまで罵られる。

ならば、彼女たちはそもそも最初から謝罪を受ける対象ですらないのか。そして彼女たちは、いったい何をしたからといって、これほどまでに口汚いセカンドレイプを受けねばならないのか。

安 倍や、傍で嬉嬉として相づちを打っている新藤ら自民党を始めとしたこの国の保守、極右の人格の崩れ方は、ここまですさまじい。しかも彼らのような連中が、 あろうことか権力の座にいるのだ。そして、国家の外交とは、多かれ少なかれまずは隣国と正常な関係を構築することに優先順位を置く。だがこの国では、隣国 が忘れようとしても忘れられないほどの多大の苦痛と屈辱をもたらされた記憶が鮮明に蘇る節目に、それをもたらした側として「コメントするようなものではな い」と平気で言い放つような人物が、最高権力者に収まっている。

他者の痛みがわからず、わかろうともせず、あるいはわかり、わかろうとするのは人間性の不可欠の構成要素であるという意識すらないのは、歴史修正主義者の宿痾の一つだが、いまや日本の政治(及びそこに参与している有権者)自体も同じ宿痾を抱えているということなのか。

そ もそも「歴史の評価は歴史家に任せるべき」というなら、なぜ安倍らはかくも執拗に「慰安婦」の問題で「事実そうじゃないですよ」などとばかりに介入し続け るのか。まともな歴史家なら「従軍慰安婦を性奴隷として」扱ったというのを定説と見なすが、では安倍はこうした歴史家の判断に「任せる」とでもいうのか。

政 権を投げ出した後、ほとぼりが冷めたのを見計らったようにまた「持論」を言いたくなったのだろが、これでは以前に一国の首相としての公の発言が、ほぼすべ てウソだったと自分で吹聴しているに等しい。わざわざ米国くんだりで述べた、「元慰安婦の方々に、人間として、また総理として心から同情する」というのも ウソ。河野談話を「受け継ぐ」というのも、まったくの口先だけ。当然だろう。あれほど何度もこの種の答弁をしたのだから、本人の言い分に即したら、当の自 分自身こそが「卑劣」になってしまう。だが、公人としてこうしたウソを限りなく繰り返す行為こそ、社会常識では「極めて卑劣」と呼ぶのだ。

そ れにしても、安倍の学習能力のなさはもはや治癒不能なのだろうか。まだ、「狭義」だの「広義」だのにこだわりたいのだろうが、繰り返すように安倍が「強制 連行という事実はありませんよと、国会で答弁」しようがしまいが、「性奴隷として、いわば、女性を貶めた」事実の否定には何らならない。「甘言」で「慰安 婦」にされた被害者の存在を裏付ける資料も、多く存在する。無論、安倍の言動とは正反対に、旧日本軍が「強制連行」で女性を「慰安婦」にした事実を裏付け る資料・証言も数多く存在する。占領下のインドネシアで1944年に起きたオランダ人女性35人に対する強制連行・強制売春事件を裁いた、オランダ軍のバタビア臨時軍法会議資料、及びこの事件のオランダ政府調査報告書は、その典型だろう。

第一、2007年4月 の、「強制性に関する政府の基本的立場は、当該談話のとおりである」という「重い」はずの閣議決定は、どうなったのか。「慰安所における生活は、強制的な 状況の下での痛ましいものであった」(河野談話)という事実をそれこそ改めて閣議決定したのなら、今さら「強制連行」がどうのこうのと言い出す必要性はな い。

それでも、安倍は2012年12月の総選挙後に再び総理の座につく。そして、また一期目のパターンを性懲りもなく繰り返す。「慰安婦」問題で「持論」を述べ、米国などから反発を受けたり、国会で厳しく批判されるとすぐ引っ込めるというパターンだ。最初の威勢の良さは、『産経』の2012年12月31日付に掲載された「日本は今、多くの国から侮られている」というタイトルのインタビュー記事で示されている。

そこで安倍は、「慰安婦」問題について「平成5年の河野洋平官房長官談話は官房長官談話であり、閣議決定していない談話だ。19年3月には前回の安倍政権が慰安婦問題について『政府が発見した資料の中には軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった』との答弁書を閣議決定している。この内容も加味して内閣の方針は官房長官が外に対して示していくことになる」と述べている。

いまさら「閣議決定していない」と言われても、それがどうしたという話だが、2007年4月の閣議決定があるなら、いったい何を「加味」することになるのか。しかも、性懲りもなく河野談話の「修正」の意図を公言した後、外国から例によってまた批判され、警戒の目で見られると、いつものように腰砕けになった。

まず、『ニューヨーク・タイムズ』が2013年1月2日付で、「日本の歴史を否定するさらなる試み」(Another Attempt to Deny Japan’s History) というタイトルで、安倍を「朝鮮半島や他の地域の女性を性奴隷としたことを含む第二次世界大戦中の侵略に対する謝罪を修正しようとしているようだ」と批 判。「過去の犯罪を否定し、謝罪を弱めようとしているいかなる試みも、野蛮な戦時中の支配下で惨禍を被った中国やフィリピン、韓国の怒りを買うだろう」と 警告している。

さらに、『日経』は1月6日 付朝刊で、「オバマ米政権が日本政府に対し、旧日本軍の従軍慰安婦の強制連行を事実上認めた『河野談話』など過去の歴史認識の見直しに関して慎重な対応を 求めていたことが分かった。見直しは韓国や中国など近隣諸国と日本の関係の深刻な悪化につながりかねず、オバマ政権が重視するアジア太平洋地域の安定など にも悪影響を与えるとみているためだ」と、ワシントンにおける安倍への懸念を報道。

ま た、同記事は「米側は昨年末、複数の日本政府高官にこうした意向を伝えた。オバマ政権高官は日本経済新聞の取材に『特に“河野談話”を見直すことになれば 米政府として何らかの具体的な対応をせざるをえない』と述べ、正式な懸念を示す声明の発出などの可能性に言及。談話の見直しの動きを強くけん制した格好 だ」と伝えている。

1月13日には、シドニーで開かれた日本・オーストラリア外相共同記者会見で、ボブ・カー外相は「慰安婦」問題について触れ、この問題は「近代史で最も暗い出来事の一つ」とした上で、「河野談話の再検討は誰の利益にもならない」と安倍を牽制。

続いて米ニューヨーク州上院議会は1月29日、 日本軍「慰安婦」は犯罪であり、第2次世界大戦当時20万人の女性が慰安婦として強制動員されたという事実を確認し、前年6月に建てられたニューヨーク州 内の「慰安婦」碑は、「慰安婦」の苦痛を象徴し、人間性に反する犯罪行為を想起させる象徴となったとする内容の決議を採択した。

こ うした一連の動きは、それまで河野談話見直しを含む好き放題の発言を繰り返してきた安倍に対するプレッシャーとして働く。少なくとも以降、急速に河野談話 の「見直し」という課題は現実性を失い、結局安倍はまたも白旗を掲げる結果になる。そうした安倍の迷走ぶりを追及したのが、2月7日の衆議院予算委員会における民主党の前原誠治議員の質問であった。

 

前原 先般、一月三十一日の衆議院の本会議で、共産党の志位委員長の質問に対して答えられた安倍総理の答弁、非常に奇異に感じました。

 どういうものであったかということでありますけれども、志位委員長が、河野談話、従軍慰安婦に関する質問をされたわけでありますけれども、それに対して安倍総理は、いわゆる河野談話は当時の官房長官によって表明されたものであり、総理である私からこれ以上申し上げることは差し控え、官房長官による対応が適当であると考えます。むちゃくちゃおかしい答弁なんですよ。

  つまり、誰が談話を出したかということで、官房長官が談話を出したわけであって、菅さんがこの問題に対してずっと関心を持たれていたという記憶は全くあり ません。菅さんのいろいろな議事録を読ませていただいたって、官房長官がこの問題に関心を持っておられたということはない。総理である安倍総理が、御自身が、このことはまさにみずからの政治信念としてやってこられた問題ではないですか。

 したがって、このことを聞かれたら、談話を出したのは官房長官だから官房長官に答えさせるということではなくて、御自身が答えられることが当たり前のことではないですか。

 

安倍 いわゆる河野官房長官談話でありますが、この官房長官談話は閣議決定されたものではなく、当時の河野官房長官が、官房長官の談話として出されたものであります。

 この談話については、とかく、日本と韓国の外交問題に発展をしていくことにつながっていくわけであります。そこで、私としては、また政府としては、この問題についていたずらに外交問題、政治問題にするべきではない、こう考えております。

 その観点から、官房長官の談話でありますので、安倍政権においては菅官房長官がこの問題についてはお話をさせていただく、お答えをするということを決めたところであります。

 

前原 今までの総理の発言をちょっと御紹介しましょうか。今の答弁は国民に対して全く説得力のないものだということがわかると思います。ある意味では、これは政治家安倍晋三という方がライフワークで取り組んできているテーマなんですよ

 平成9年5月27日、総理を二回やられているお方が決算委員会の分科会でこのことをやられている。一年生のときだと思います。主張は一貫しているんですよ、今まで、総理のおっしゃっていることについては。それは申し上げます。

 例えば、この5月27日の決算委員会の分科会でいうと、いわゆる従軍慰安婦の強制性について質問されているんですね。

 河野談話の前提となっているものが、いわゆる16人 の慰安婦の方々の聞き取りになっている、あるいはほかの方々の証言になっているけれども、そのほかの方々の証言がうそであった、でっち上げであったという ことをまさにおっしゃった上で、この河野談話はそういったものを前提としているので見直すべきだということをおっしゃっているんです。そのとおりですよ ね、今まで総理がおっしゃってきたことは。

 それで、予算委員にもおられますけれども、辻元清美代議士が質問主意書を出されている。

  先ほどの河野談話というのは閣議決定されていません、おっしゃるとおり。閣議決定されていませんけれども、辻元さんの質問主意書に対する政府答弁、これは 閣議決定ですね。これについては、河野官房長官談話に関連して、政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらな かったということを書いてあるわけです。これは閣議決定されている。

 この二つをもって、後でまた聞きますけれども、政治問題化、外交問題化するとおっしゃっているのであれば、これは自己矛盾になるわけでありますけれども、総理は、一回目の総理をやめられて、そしてその後もこの問題については何度も何度も発言されているです。

 去年の5月12日、産経新聞の「単刀直言」というインタビュー。かつて自民党は歴代政府の政府答弁や法解釈などをずっと引きずってきたが、政権復帰したらそんなしがらみを捨てて再スタートできる。もう村山談話や河野談話に縛られることもない。これは大きいですよ。これは総理がおっしゃっているんです。去年の5月ですよ。

 これは一議員であったということを酌量したとしても、次以降は自民党の総裁選挙のときにおっしゃっている。申し上げましょうか。

 去年の9月12日、自民党総裁選挙立候補表明。強制性があったという誤解を解くべく、新たな談話を出す必要があると御自身がおっしゃっている。菅さんがおっしゃっているんじゃない、御自身が総裁選挙でおっしゃっている。総裁になれば政権交代で総理になる、そういう心構えで総裁選挙に出た総理がおっしゃっている、御自身が。

 そして、討論会、9月16日。 河野洋平官房長官談話によって、強制的に軍が家に入り込み女性を人さらいのように連れていって慰安婦にしたという不名誉を日本は背負っている、安倍政権の ときに強制性はなかったという閣議決定をしたが、多くの人たちは知らない、河野談話を修正したことをもう一度確定する必要がある、孫の代までこの不名誉を 背負わせるわけにはいかない。総裁選挙の討論会でおっしゃっている。これは御自身の発言ですよね。

 

安 倍 ただいま前原議員が紹介された発言は全て私の発言であります。そして、今の立場として、私は日本国の総理大臣であります。私の発言そのものが、事実と は別の観点から政治問題化、外交問題化をしていくということも当然配慮していくべきだろうと思います。それが国家を担う者の責任なんだろうと私は思いま す。

 一方、歴史において、事実、ファクトというものがあります。ファクトについては、これはやはり学者がしっかりと検討していくものであろう、こう申し上げているわけであります。

  そして、その中におきまして、例として挙げられました、辻元議員の質問主意書に対して当時の安倍内閣において閣議決定をしたものについては、裏づけとなる ものはなかったということであります。いわば強制連行の裏づけとなるものはなかった。でも、残念ながら、この閣議決定をしたこと自体を多くの方々は御存じ ないんだろう、このように思います。

 ですから、そのことも踏まえて、いわば歴史家がこれを踏まえてどう判断をしていくかということは、私は必要なことではないだろうか、こう思うわけであります。

しかし、それを総理大臣である私自身がこれ以上踏み込んでいくことは、外交問題、政治問題に発展をしていくだろう。だからこそ、官房長官が、もう既に記者会見等で述べておりますが、歴史家、専門家等の話を聞いてみよう、こういうことであります。私は、これが常識的なとるべき道であろう、このように考えております。

 

前原 幾つかおかしな点がありますね。総理は、一度総理をやられた方なんですよ。総理をやった重みの中で、自分の御発言というものがどういう外交問題、政治問題化するということはわかられた上で総理をやられたんでしょう。そういう意味においては、総理をやられた方というのは、安倍さん、一度やられた方が言っている言葉というのは、今の答弁では通用しませんよ。だって、あなたは総理をやられたんだから。

 そして、この間の総裁選挙で、まさに、自分が総理になって、日本国の総理大臣に再びなるんだという思いの中で発言をされていることなんですよ。発言をして、総理になったら、総理になったから外交問題、政治問題になるからやめますというのは、自己矛盾じゃないですか。そうじゃないですか。

  しかも、言ってみれば、この発言というものが外交問題、政治問題化するということをみずから認めているようなものじゃないですか。一回総理をやって重みを 知っている方が、総裁選挙でこのことについて言及して、ここまで言っているんですよ、孫の代までこの不名誉を背負わせるわけにはいかないということを総裁 選挙のときにおっしゃっているんですよ。それで総理になったんじゃないですか。総理になったら政治問題化、外交問題化する、そんなことをわからずに、あなたは総裁選挙のときに発言したということになりますよ。

 

安 倍 大分私の意図をねじ曲げて御発言をされているんだと思いますよ。整理をいたしますと、まずは、さきの第一次安倍内閣のときにおいて、質問主意書に対し て答弁書を出しています。これは安倍内閣として閣議決定したものですね。つまりそれは、強制連行を示す証拠はなかったということです。つまり、人さらいの ように、人の家に入っていってさらってきて、いわば慰安婦にしてしまったということは、それを示すものはなかったということを明らかにしたわけでありま す。

 しかし、それまでは、そうだったと言われていたわけですよ。そうだったと言われていたものを、それを示す証拠はなかったということを、安倍内閣においてこれは明らかにしたんです。しかし、それはなかなか、多くの人たちはその認識を共有していませんね。

 ただ、もちろん、私が言おうとしていることは、20世紀というのは多くの女性が人権を侵害された時代でありました。日本においてもそうだったと思いますよ。21世紀はそういう時代にしないという決意を持って、我々は今政治の場にいるわけであります。女性の人権がしっかりと守られる世紀にしていきたい、これは不動の信念で前に進んでいきたいと思っています。

 そのことはまず申し上げなければいけないし、そしてまた、慰安婦の方々が非常に苦しい状況に置かれていたことも事実であります。心からそういう方々に対してお見舞いを申し上げたいと思う、この気持ちにおいては歴代の内閣と変わりはない。しかし、今の事実については、そうではない、それを証明するものはなかったということをはっきりと示したわけであります。

 そして、私がずっと言い続けてきたことは、これは違うという事実があるのであれば、それはある程度アカデミックな世界においてもちゃんと議論をしてもらいたいということであります。

  しかし、今、私が総理大臣として正面からこの問題について、先ほど申し上げましたような言いぶりになることによって、結果として外交問題になっていくんで すよ。ずっとそうだったじゃないですか。それはとるべき道ではなくて、これは私は何もやらないとかそういうことではなくて、官房長官において、安倍内閣の 官房長官ですよ、安倍内閣の官房長官において、どう対応していくかということについて検討していくということ。官房長官が勝手にやるわけではないですか ら、私のもとで官房長官が対応していく。これは総理大臣の口から発信するべきことではなくて官房長官から発信すべきものだという仕分けを、この安倍政権においては行ったということであります。

 

前原 ねじ曲げていないんですよ。先ほどから申し上げているように、総理の主張はずっと一貫しているんですよ、このことについては。

  つまりは、河野談話の前提となったものについての、その強制性、広義、狭義の議論がありましたけれども、狭義のという意味においては、それは証拠がなかっ たと。そして、辻元議員の質問主意書にお答えになって、そういう軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接、記述は見当たらなかったと閣議決定したんだ、だか ら、総裁選挙のときにも、みずからが、そういう事実を知らない方が多いから新たな談話を出す必要があるんだということの中でこの議論になっているんでしょ う。

  だから、そのことを私は、その前提で談話をつくる、先ほど少し違った答弁をされました。安倍内閣の考え方として、いわゆる談話を出すのは菅さんであって、 安倍総理の、安倍内閣の考え方を踏まえたものなんだ、その前提は、今まで主張されたように、今までの河野談話、そして辻元議員に対する閣議決定、これを踏 まえたものということで、あとは学者に議論してくれという前提でいいんですね。(略)確認します。河野談話プラス閣議決定というものを踏まえた談話という ことを指示されているということでいいですね。それを、学識経験者も踏まえて、新たな談話をということでいいですね。

 

安倍 それが談話という形がいいのかどうかということも含めて、まずは学識経験者の方々からいろいろなお話を伺わなければならないということです。

 つまり、河野談話がありました。そして、この河野談話に対して安倍政権のときの閣議決定がありました。これをあわせたものとしてどう考えていくかということについて、有識者の方々のまずはお話を伺っていくということになっていきます。

 

前原 先ほど申し上げましたように、繰り返しになりますけれども、自民党総裁選挙で、政権交代がかなり確実視されている総裁選挙でおっしゃっていることについてですから、そこは、もし確信犯で信念を持ってやってこられたのであれば、堂々と私は答弁されるべきだと思いますよ。そのことだけ申し上げておきます。

 

しかし、よくもこれだけ極度に説得力が乏しい逃げ口上を次々に思いつくものだ。「信念」などなく、外圧があるとすぐ白旗を揚げる一方で、妄言を繰り返しているだけの人物だからこそ、逃げ口上は不可欠となるのだろう。だが、「談話は当時の官房長官によって表明されたもの」だから「官房長官による対応が適当」だの、「総理大臣として踏み込んでいくこと外交問題、政治問題に発展をしていく」から「歴史家、専門家等の話を聞いてみよう」だのといった言い訳が、まがりなりにも議会制民主主義を制度化したどの国で通用するだろうか。

河野談話とは官房長官の一存ではなく、当時の内閣全体の責任で発表した以上、それは外交上の公約に等しい。それを「受け継ぐ」と言明した以上、河野談話をめぐる諸問題は当然内閣の最高責任者である首相の責務に帰するのだ。だからこそ安倍は、2007年3月の河野談話についての閣議決定を、自分の手柄のように吹聴できているのではないのか。

しかも、安倍がそれほど「外交問題、政治問題に発展」するのを忌避したいのであれば、なぜ韓国側の反発が容易に予測可能な2007年3月の無意味な閣議決定に手を染め、それを二期目になっても吹聴するのか。

2015年1月29日 の衆院予算員会で、安倍は米国教科書の「慰安婦」記述について、「がくぜんとした」だの「訂正すべきことは訂正すべきだと発言してこなかった結果、米国で このような教科書が使われている」などと発言。教科書を発行した米マグロウヒル・エデュケーション社に外務省を使って是正するよう抗議させているが、これ こそ「外交問題、政治問題に発展」させる行為ではなかったのではなかったか。

その前年の10月には、日本自身が賛成した1996年採択の「日本軍性奴隷制度報告書」(クマラスワミ報告)に関し、『朝日』が吉田「証言」を「修正」したという理由にもならない理由で、安倍はあろうことか外務省に報告作成者のクマラスワミ弁護士本人へ「修正」を要求させたが、同じようにこれによって「外交問題、政治問題に発展」させたのではなかったのか。

一事が万事この調子で、信 憑性や合理性、真実性、誠実さがすべて極度に乏しい安倍の公的発言についていちいち指摘するのも空しくなるが、「女性が人権を侵害された」などということ だけは軽々しく口にしない方がいい。「軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけ」、「従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒 しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」という「官房長官」の談話に対し、「国を貶め」るだの、「極めて卑劣」だのと陰口をたたいたのが安倍ではないか。当の安倍にそんなことをしたり顔で言われたら、戦時中に人権を侵害された当の女性たちがどれほどいたたまれない気持ちになるか、想像するのは困難ではないからだ。

 

7 「追い風」の中で

 

安倍は、「安倍政権においては菅官房長官がこの問題についてはお話をさせていただく」どころか、自身の「ライフワーク」である河野談話の毀損、あるいは見直しの意図を第二期目のスタートから隠してはいなかった。前述の2012年 末の『産経』でのインタビューでは、早々と「専門家の意見などを聞き、官房長官レベルで検討したい」と述べ、事実上、何らかの形で無傷にしてはおかないと 宣言している。無論、繰り返すように本気で見直すほどの度胸はないから、二期目では迂回的な手段を選択した。すなわち、「検証」である。

前述の前原議員による質問の際、安倍の腹心の官房長官である菅義偉は、「前 回の安倍内閣でこの問題について閣議決定をした。そうした経緯も踏まえて、内外の有識者だとか歴史学者、そうした人たちが今研究をしているわけであります から、これは当然、学術的観点からもさらなる検討を重ねていく必要があるだろう、これが今の私たち安倍内閣の立場であります」と述べている。

菅は、安倍が会長の「創生『日本』」副会長、安倍が特別顧問の「日本会議国会議員懇談会」副会長、安倍が事務局長をしていた旧「日 本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」が改名した「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」のメンバーであり、同じ極右議員として、安倍と「慰安婦」 問題の認識は同一と見なしていい。こうした安倍や菅が称する「検証」が、最初から「学術的観点」に留まるはずもなかった。

2014年6月20日、安倍内閣は河野談話の「検証結果」と称し、「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯:河野談話作成からアジア女性基金まで」と題した「報告書」を公表した。検討委員を務めた5人のうち、「歴史学者」とみなされたのは前述の秦郁彦であり、最初から何らかの「結論ありき」と見なされた。そしてそのいかがわしさは、「報告書」の冒頭に登場する以下の記述で早くも証明されていただろう。

 

河野談話については2014220日の衆議院予算委員会において、石原元官房副長官より、1.河野談話の根拠とされる元慰安婦の聞き取り調査結果について、裏付け調査は行っていない、2.河野談話の作成過程で韓国側との意見のすり合わせがあった可能性がある、3.河野談話の発表により、いったん決着した日韓間の過去の問題が最近になり再び韓国政府から提起される状況を見て、当時の日本政府の善意が活かされておらず非常に残念である旨の証言があった。

 

これだと、あたかも韓国側の事情のせいで「検証」が余儀なくされたかのような表現だが、こんな言いがかりめいた主張を振りかざして、隣国の反応がどのようなものになるのか少しは考慮する余地もなかったのか。何よりも河野談話によって「いったん決着した日韓間の過去の問題」を20年近くに渡って蒸し返し続け、韓国の被害者を侮辱し、かつ一貫して「歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ」 (河野談話)るのを、教科書からの「慰安婦」記述削除等、妨害し続けているのは安倍と自民党(及びその片割れの公明党)だ。いったい何のいわれがあって、 日本の極右勢力が策動し続けている河野談話の毀損の一環に他ならない「検証」の理由を、被害国である韓国の側に押しつけるのか。

そもそも河野談話は学術論文でなく、日韓の本来公表はされない実務者同士の外交交渉を不可避とした以上、一方的に当事国が「検証」と称して「すりあわせ」がどうのこうのと内情を公表するなどというのは、外交上、韓国側の信頼を損ねる行為だろう。

ここでは、「報告書」の内容については以下の点だけを指摘するのに留める。

 

1、以前から『産経』等の右派メディアが主張していた、虚偽宣伝が破綻した。特に『産経』は、河野談話が吉田「証言」を「下敷き」にしている(2014年5月21日)などというまったくのデマを口実に河野談話を攻撃してきたが、報告書では、吉田「証言」が談話の作成には何ら使われなかった事実が示されている。

 

2、 これも『産経』の報道に見られる「談話は裏づけされていない『慰安婦』の証言を使用している」「『すりあわせ』で韓国側の意向が無理に談話に反映されてい る」といった虚偽宣伝が、すべて破綻した。前者については、証言の聞き取りが行われたのは談話がほぼ完成をみた後であり、後者については韓国側に対し「歴 史的事実を曲げた結論を出すことはできない」と日本側が言明していた。

つまり安倍は、「藪をつついて蛇を出す」式のヘマをやらかしたといえ、逆に河野談話見直しを主張する従来から繰り返されてきた言い分を自ら、つぶした形となった。だが一方で、本人が溜飲をさげたであろう以下のような側面もあったのは否定できない。

 

3、「一連の調査を通じて得られた認識は、いわゆる『強制連行』は確認できないというものであった」という、安倍好みの河野談話の本質とは関係のない無意味な記述が盛り込まれている。

 

4、  本来は公表しない日韓の交渉過程に登場する「(韓国側が)金銭的な補償は求めない方針だ」という相手側の姿勢を暴露し、韓国政府をけん制する形になった。かつそうした裏事情を細かく列挙することで、「河野談話の内容が事実に基づいたというよりは外交交渉の結果であった」ような印象を与え、「談話の意義を低めようという意図」(『ハンギョレ』電子版2014年6月20日)がある程度実現した面は否定できないだろう。

 

だが、そもそも「報告書」では、「日韓間でこのような事前のやりとりを行ったことについては、……マ スコミに一切出さないようにすべき」と日本側から提起があったと明記されている。もはや安倍がやらせたこのような「検証」とは、もはや修復できないほどの 決定的な不信感と不快感を韓国側に与える結果になったのは想像に難くない。いったい隣国に対し、そうした挑発的な態度を取ることが、日本にとって何のメ リットになるのか。

  一方で、安倍が仕組んだ河野談話「検証」が疑いの余地なく演じた役割は、皮肉にも他ならぬ安倍自身の「卑劣」ぶりを万天下に証明したという点であったろ う。つまり前出の①とは、『産経』等の右派メディアだけではなく他ならぬ安倍自身にも向けられていたにもかかわらず、その事実を指摘されると、またも不可 解な言動に終始する結果となった。以下、2014年10月3日に開かれた、衆議院予算委員会における、辻元議員との「検証」をめぐるやり取りの抜粋。

 

  辻元 総理にお伺いしたいんですが、総理はかつて、この問題、何回も国会で発言をされ、また、決算委員会でこういう発言をされているんですね。「この河野 談話について、ほとんどの根拠は、この吉田清治なる人物の本あるいは証言によっているということであります、その根拠が既に崩れているにもかかわらず、官 房長官談話は生き、そしてさらに教科書に載ってしまった、これは大きな問題である」

 要するに、河野談話は吉田清治なる人の証言が根拠で既に崩れているけれども、官房長官談話は生きているというのは問題だというように御指摘をなさっているんです。

 今回、総理みずからが調査された結果、この吉田清治なる人物の証言、河野談話に何か影響を及ぼしているわけではないということですから、この当時の総理の御認識は間違いというか、違っていたということになりますが、いかがでしょうか。

 

安倍 まず、そのときの発言は、私、まだ、質問通告がございませんから、わからないのでお答えをしようがございませんが、しかし、河野談話について、そこでは、強制性については事実上認めていない、こちら側は。韓国側とのやりとりの中でそうなのでありますが。河野洋平官房長官がいわば記者会見の中でそれを事実上お認めになったということであります。そして、それとの、河野官房長官談話と河野官房長官のお答えが合わさって、いわばイメージがつくり上げられているのは事実であります。

 それに吉田証言がどのようにかかわっていたかはわかりませんが……(辻元議員「わかりませんというのは、何で」と呼ぶ)いや、吉田証言が河野官房長官のお答えにどのようにかかわっていたかはわかりませんが、吉田証言自体が強制連行の大きな根拠になっていたのは事実ではないか、このように思うわけであります。

 

辻 元 もう一回申し上げますけれども、正式の国会の場で総理は、この吉田証言を根拠にしている河野談話、これは問題だという趣旨の発言をされているので、 (略)ですから、関係がなかったということは、これをお取り消しになる、この認識は違っていたということかと聞いているんですよ。

 これは、韓国も含めて、世界じゅう見ていますよ。はっきりおっしゃった方がいいですよ、今まで間違っていたということを。河野談話は吉田証言が根拠で崩れていると既に国会でおっしゃっているわけですよ。いかがでしょうか。(略)御自分の認識違い、今回の検証で明らかになったじゃないですか。認められたらどうですか。

 

安倍 私、まだその発言自体を精査はしておりません。いずれにせよ、今申し上げましたように、河野談話、プラス、いわばそのときの長官の記者会見における発言により、強制連行というイメージが世界に流布されたわけであります

 つまり、その中において、河野談話自体が、事実上、いわば強制連行を認めたものとして認識されているのは事実でありますが、文書自体はそうではない。いわば、河野談話それ自体について今回検証したわけでありますし、我々は、河野談話については継承するというふうに申し上げているところでございます。

 

  相変わらず、安倍が「私、まだその発言自体を精査はしておりません」といった理解不能な言葉を並べながら虚言を繰り返す以上、こちらも逐次指摘せざるをえ ないが、「検証」対象となった河野談話が吉田「証言」と無関係であると判明した以上、返答に窮したのだろう、今度は河野官房長官の、当時の「記者会見」を 持ち出した。

 この「記者会見」とは、「今年6月に政府が発表した河野談話の検証報告によると、河野氏は93年8月4日 の談話発表時の会見で、強制連行があったのかと記者に問われ、『そういう事実があったと。結構です』と述べていた。一方で河野氏はこの時、別の質問に『強 制ということの中には、物理的な強制もあるし、精神的な強制というものもある』『ご本人の意思に反して、連れられたという事例が数多くある』などと答え、 日本の植民地だった朝鮮半島などで、慰安婦が意思に反して「強制」的に集められた例があるとの認識を示していた」(『朝日』2014年10月21日付)という。

そ もそも安倍が「河野談話について、そこでは、強制性については事実上認めていない」などとウソをつき、最初から共通した事実関係の認識に立とうとしない以 上、何を質問してもまともな答弁を期待しようがないが、安倍が言うように「河野官房長官談話と河野官房長官のお答えが合わさって、(強制連行の)いわばイ メージがつくり上げられ」たのではなく、「記者会見」での発言のみが「イメージ」に関連した問題となろう。もし「河野談話自体が、事実上、いわば強制連行 を認めたものとして認識されているのは事実でありますが、文書自体はそうではない」としたら、なおのことだ。

である以上、「河野談話、プラス、いわばそのときの長官の記者会見における発言により、強制連行というイメージが世界に流布された」のなどという事実無根の話が、なぜ河野談話は吉田「証言」を「根拠」としたかのような安倍の説に対する、辻元議員の疑問への回答になるのか。

結 局安倍は、無意味で不正確な発言を羅列することで時間切れに持ち込み、吉田「証言」が「河野談話に何か影響を及ぼしているわけではない」という「検証」で も実証された事実を認めることから逃亡したに等しい。だが、「検証」の後に安倍が表明せざるをえなかったのは、改めての「河野談話の継承」であった。

こ れでは、いったい何のための「検証」であったのか理由が判然としなくなり、しかも客観的には、長年の吉田「証言」を河野談話否定の根拠とする論法がもはや 常識的に考えれば使えなくなった以上、安倍にとっては自分で自分の首を絞める結果になった面があるのは否定できまい。だが、安倍は、結果として2014年夏以降の右派メディアのすさまじい規模の大宣伝で救われる。あるいはその渦中でなされた上記答弁は、こうした大宣伝に気を良くして居直った面も濃厚であったかもしれない。

『朝日』は2014年8月5、6日 付で、「慰安婦問題を考える」と題した検証記事を特集し、「吉田(清治)氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消しま す」と訂正した。これを期に、『産経』や『読売』を筆頭に、『夕刊フジ』、『週刊新潮』、『週刊文春』、『週刊ポスト』、『SAPIO』、『Will』、『正論』、『Voice』といった媒体が一団となり、戦後の言論史上、一新聞社に加えられた攻撃としては空前の規模に達し、異様なボルテージの高さで「国を貶めた」だの「反日」「売国」といった前時代的な罵声を『朝日』に浴びせた。

  こうしたメディアの主張が基本的に安倍の夢想と次元を同じくしている以上、いかに虚偽に満ち、事実よりむき出しの悪意が支配していようが、流出する情報量 で圧倒したことで、安倍にとっては自身の論理破綻を見えなくする絶大な援護射撃となったのは間違いない。そのような数々の記事は、「書き得」にしないため にもその悪質さの再検証がなんとしても必要だろうが、ここでは余裕はないので割愛する。それでも、共通する見当違いだけは指摘しておく。その典型が『産 経』の同年8月6日付「主張」で、吉田「証言」が『朝日』も認めたように虚偽であった以上、「河野洋平官房長官談話などにおける、慰安婦が強制連行された との主張の根幹は、もはや崩れた」のだそうだ。

  いったい、多くはない本文量の河野談話のどこに「慰安婦が強制連行された」などと書かれてあるのか。談話が示すように、「本人たちの意思に反して集められ た」のなら「強制連行」と解釈される余地は十分あるが、右派メディアは安倍と同様、吉田「証言」がイメージするような「人さらい」の如き形態以外、そのよ うには解釈しない。河野談話に書かれてもいない「主張」をいくら吉田「証言」を持ち出して「崩れた」などと断定しても、書かれていない以上、「崩れ」よう がない。

し かもそのつい数ヶ月前、安倍自身がわざわざ「検証」して、最終的に河野談話が吉田「証言」と何の関連性もない事実をせっかく明らかにしてくれたのに、その 労を無駄にするような真似をすべきではない。そんなことでは、安倍の御用新聞というせっかくの役割も果たせないではないか。もっとも御用新聞だから、「証 言」が「虚偽」だったから談話も「崩れ」たなどとおかしな断定をするのかもしれない。そんな論法は吉田「証言」以上の虚偽であって、「崩れた」のは河野談 話の「主張」ではなく、『産経』の「主張」自身だろう。

他の右派メディアも多かれ少なかれこの調子で、肝心の『朝日』は腰砕けになって言われ放題に甘んじた。それでも、『朝日』の「慰安婦」報道について検証する「第三者委員会」は2014年12月22日、「報告書」を発表したが、東京大学大学院情報環境教授の林香里委員がそれとは別個に独自発表したレポート「データから見る『慰安婦』問題の国際報道状況」は、一連の右派メディアの度が過ぎた『朝日』バッシングを、根底から覆す力を秘めていたように思える。

 このレポートは、1990年以降の米・英・仏・独・韓5カ国の新聞の「慰安婦」報道を検証した前例のない緻密さが特徴の労作であるが、ここでは結語の、以下の部分だけの紹介に留める。

 

 こ の国際報道調査のもっとも端的な結論は「朝日新聞による吉田証言の報道、および慰安婦報道は、国際社会に対してあまり影響がなかった」ということになるか もしれない。可能な限りの客観的データを示したつもりであるが、慰安婦問題をここまで混迷させ、国内社会及び国際社会を分断しかねない状況に追い込んでし まったのは、朝日新聞のせいだという声も、依然あるだろうと思う。

  しかし、こうした慰安婦問題への朝日の報道の影響の存否をめぐる議論は、慰安婦問題の一部でしかない。調査者としては、朝日新聞の報道の影響が限定的で あったという結論を出したことは、すなわち、慰安婦問題の解決に向けて、私たちが再びスタート地点に立ったことを意味するのではないかと考えている。

 

  国民に対し、『朝日』は「国賊」であり、「国を貶めた」とあらん限りの罵声を上げて憎悪を扇動した以上、これらの右派メディアは、林教授のこのレポートに 対し「客観的データ」に拠って反論する道義的責務を負う。このレポートの結語を認めるのであれば、彼らはおそらくは国民を欺くデマのプロパガンダに血道を 上げるという、悪質極まる行為に手を染めた事実を認めねばならなくなるからだ。無論、そうした責務すら彼らが意識すらするはずがないのは、『産経』や『読 売』を筆頭にしたこれらメディアの今日の紙(誌)面が、雄弁に示している。

 だが、それ以上に指弾されるべきは、「慰安婦」問題があたかも「捏造」されたかのような右派メディアのデマに悪乗りして、それを自己正当化の手段にし始めた安倍の所業だろう。

 

  終章 悪行の栄え

 

 安倍は前出の辻元議員が登壇した同じ2014年10月3日の衆議院予算委員会で、自民党の「お仲間」である稲田朋美と以下のようなやり取りを交わしている。

 

稲 田 私は、弁護士時代からこだわってきたことがあって、それは、日本の名誉を守るということであります。それは、殊さら、日本がよいことをしたとか、日本 はすぐれた国であるということを言うのではなくて、いわれなき非難に対しては断固反論をするという当たり前のことを言ってきたわけであります。

  ことしの八月五日、慰安婦問題について、朝日新聞が三十二年たって誤りを認め、謝罪をいたしました。これにより、慰安婦を奴隷狩りのように強制連行したと いう吉田清治氏の証言が虚偽であって、さらには、慰安婦と挺身隊を混同したということは誤りだったということが認められたわけであります。

                 (略)

  しかし、現在、国際的に慰安婦問題は非常に憂慮すべき事態になっております。国連勧告やらアメリカの非難決議、そして、慰安婦の碑、慰安婦の像が建てられ ています。そこで何が言われているかといいますと、戦時中の日本が二十万人の若い女性を強制連行して、性奴隷にして監禁をした。さらには、あげくの果てに 殺害までしたという、あたかも日本が誘拐監禁、強姦致死の犯罪集団であるという汚名を広められているわけですが、それは全くの虚偽であるということであり ます。この吉田証言の虚偽を根拠として、日本の名誉は地落ちていると言ってもいいと思います。

                  (略)

  このように世界じゅうで広まっている、日本に対するいわれなき不名誉な汚名を不作為によってそのままにしておくことは、私は、将来に禍根を残すというふう に思っております。総理は、若手議員のころから、教科書から慰安婦の記載を削除して日本の名誉を回復するために尽力をされていたわけですけれども、今回の 慰安婦問題をめぐる状況、そして、世界じゅうで地に落ちているこの日本の名誉を回復するために、政府としてどのように取組まれるのか、お伺いをいたしま す。

 

安倍 本来、個別の報道についてコメントすべきでないと思っておりますが、しかし、慰安婦問題については、この誤報によって多くの人々が傷つき、悲しみ、苦しみ、そして怒りを覚えたのは事実でありますし、ただいま委員が指摘をされたように、日本のイメージは大きく傷ついたわけであります。日本が国ぐるみで性奴隷にした、いわれなき中傷が今世界で行われているのも事実であります。この誤報によってそういう状況がつくり出された、生み出されたのも事実である、このように言えますし、かつては、こうした報道に疑義を差し挟むことで大変なバッシングを受けました。

 

 いくら「身内同士」の気軽さがあるといっても、不規則発言を連発するのは控えるべきだ。米国詣でで、「辛酸をなめられた元慰安婦の方々に、人間として、また総理として心から同情するとともに、そうした極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ないという気持ちでいっぱい」なとど神妙顔をした安倍が、今度は「多くの人々が傷つき、悲しみ、苦しみ、そして怒りを覚えた」のは日本人自身だと言い出したことに、整合性を見出すのはほぼ不可能だろう。加害と被害の関係性が明白な「慰安婦」問題で、両者が共に「傷つき、悲し」むなどということはあり得ない。

  安倍のこうした発言に象徴される「人間として、また総理として」の致命的な欠落部分は、あたかも自分たちこそ被害者であるかのようなふりをする言動に接し たなら、「慰安婦」にされた被害者がいったいどのような思いに至るかという想像力すら微塵も持ち合わせていない点にある。彼女らの存在も眼中にないかのよ うなそうした言動は、戦後70年を前にして、この国のモラルハザードが究極まで進行した現実を物語っていたのではないか。

 しかも、安倍の発言には、事実関係が何ら反映されていない。吉田清治著『私の戦争犯罪』が出版されたのは1983年だが、そのことによって「慰安婦」問題が社会的に大きな反響を呼んだ形跡はない。『朝日』は1992年8月以降、吉田「証言」を取り上げず、1997年3月31日付で、吉田「証言」を「真偽は確認できない」として訂正記事を出す。

『産経』の大阪社会部が『人権考-心開くとき』という本を刊行し、その中で「終わらぬ謝罪行脚」というタイトルで、「1992年(平成4年)8月、ソウル市内で開かれた集会。元従軍慰安婦、金学順さん(69)の前で、深々と頭を下げる日本人がいた。『申し訳ありませんでした……』太平洋戦争中、山口県労務報国会下関支部の動員部長だった吉田清治さん(79)だった」云々と、吉田「証言」を肯定的に紹介した単行本を出版したのは、1994年の5月だ。二言目に『朝日』の誤報を強調する『産経』ですら97年3月になっても、「傷つき、悲しみ、苦し」んだ形跡はこれもないから、また安倍が妄想を稲田に吐き出しただけだろう。

 事実関係として、国内外で「慰安婦」問題が衝撃をもたらしたのは、 1991年8月に韓国で金学順さんが元「慰安婦」として名乗り出し、同年12月に金さんを含む三人の元「慰安婦」の女性が日本政府を相手取って賠償を要求する訴訟を起こしたのがきっかけだ。

  吉田「証言」はその頃には専門家から資料価値も否定されており、別に吉田「証言」によって「日本のイメージは大きく傷ついた」とか、「言われなき中傷」が 世界ではびこるといった「状況がつくり出された、生み出された」というのは、断じて「事実」でも何でもない。もし、『朝日』の「この誤報によって多くの 人々が傷つき、悲しみ、苦しみ、そして怒りを覚えた」というのが、昨年8月の『朝日』の「訂正」によってだとしたら、それは「多くの人々」が右派メディアに扇動されての結果だろう。

 前出の林委員の「レポート」でも、興味深い結論が示されている。

 

吉田証言の欧米各紙への影響を探るため、キーワード検索で「Seiji Yoshida」を検索した。その結果、調査期間全体で7回出現し、記事にして6本に引用および言及が見つかった。しかし、6本のうち、3本は、20148月の朝日新聞の吉田証言記事取り消しに関するものだったので、これまでの慰安婦問題のイメージ形成に関して限定するならば、3本のみ該当することになる。これらの記事のうち、目立ったものは、199288日付ニューヨーク・タイムズの吉田清治氏への単独インタビューであった。このインタビューでは、吉田氏に「強制連行」の様子を聞くとともに、後半部分では秦郁彦氏の反論、済州島での調査も併記しつつ、当時の日本の慰安婦問題の当時の全容を詳しく記述している。

つぎに、吉田証言を多く引用しているG.HicksのThe Comfort Women. Japan’s Brutal Regime of Enforced Prostitution in the Second World Warの言及回数を調べたが、こちらも4回のみで、直接大きな影響を与えたという認定はできなかった。

他方で、欧米の慰安婦報道の一連の記事を確認していくと、「吉田清治」という名が出ておらず、Hicksの著作が引用されていない場合でも、日本軍による慰安婦の「強制連行」のイメージは繰り返し登場する。こうしたイメージは、表II-10 で見たように、朝鮮半島以外で被害に遭った慰安婦が一定の割合で引用されていることを考え合わせると、日本軍の強制性のイメージは、20年のなかで輻輳的につくられていったと考えられる。したがって、今日、欧米のメディアの中にある「慰安婦」というイメージが、朝日新聞の報道によるものか、他の情報源によるものかというメディア効果論からの実証的な追跡は、いまとなってはほぼ不可能である

                (略)

(米韓の国際関係に影響力をもつ専門家である)彼女/彼らの言葉によると、米国の場合、

吉田清治氏による強制連行の話は、日本のイメージにほとんど影響ないとする一方、慰安婦問題は一定の悪影響を与えているとする意見が多く見られた。つまり、彼女/彼らが「慰安婦問題が日本のイメージを傷つける」というとき、吉田清治氏に代表される「強制連行」のイメージが響いているのではなく、日本の保守政治家や有識者たちがこの「強制性」の中身にこだわったり、河野談話について疑義を呈するような行動をとったりすることのほうが、日本のイメージ低下につながると話している

 

 もう、事実は明らかだ。吉田「証言」、及び『朝日』のそれについての報道で、「日本のイメージは大きく傷ついた」という安倍の断定は、何の事実の裏付けもない。それどころか「大きく傷ついた」としたなら、皮肉にもその原因は他ならぬ安倍や稲田、菅のような「日本の保守政治家や有識者たちがこの「強制性」の中身にこだわったり、河野談話について疑義を呈するような行動をとったりする」ことの影響が、はるかに大であるということだ。

 では、「か つて1人の男の作り話が、これほど日本の国際イメージを損ない、隣国との関係を悪化させたことがあっただろうか。朝鮮半島で女性を強制連行したと偽証した 自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治のことだ。吉田の虚言を朝日新聞などメディアが無批判に内外で拡散し、国際社会で『性奴隷の国、日 本』という誤った認識が定着していった」(『産経』2014年9月8日付)などという、それこそ文字通りの完全な「作り話」が、なぜここまで肥大化したのだろうか。

 それは、別に『朝日』のせいでも何でもない。安倍や極右議員が事実関係を無視し、吉田「証言」で河野談話を葬り、あるいは貶めることができると勝手に思い違いして、事あるごとに吉田「証言」を不正確に取り上げ、『産経』ら右派メディアがそれを援護射撃したからだ。

 例えば、1985年から1992年までの国会で、「吉田」証言を取り上げた発言は3回あるが、いずれも好意的評価をしている。だが『朝日』が1997年3月31日付で吉田「証言」の訂正記事を出すと、途端に安倍を先頭にしてそれを取り上げる自民党や民主党の「慰安婦」問題否定論者が急増。2007年までにその数は13回にのぼっている(以上の指摘は、ブログ「誰かの妄想・はてな版」の記事「1992年以降に吉田証言に現給油しているのは否認論者ばかりなんですけどね」に依る。URL

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20140808/1407509943

 その結果、『朝日』が2014年8月 に吉田「証言」の「訂正」記事を出した結果、「吉田『証言』の誤報」という一点だけで、「慰安婦」問題は最初から真摯に検討するには値せず、問題自体が 「捏造」の類いであって、国家責任が問われるどころか、それを主張するのは言いがかりに等しいかのように見なす思考・態度が全肯定されるかのような雰囲気 が拡散された。これが、安倍への追い風になったのは言うまでもない。

 気を良くした安倍は、さらに妄想をたくましくした放言を重ねていく。中でも噴飯物であったのは、2014年9月14日に放映されたNHKの番組で、「日本兵が、人さらいのように人の家に入っていって子どもをさらって慰安婦にしたという、そういう記事だった。世界中でそれを事実だと思って、非難するいろんな碑が出来ているのも事実だ」(『朝日』2014年9月15日)と発言したという。

ところが、米ュージャージー州のパリセイズ・パークで初めて「慰安婦」の碑が建てられたのは、吉田著『私の戦争犯罪』が出版されてから実に27年もたった目の2010年10月だ。当然だろう。最初から米国を始め各国では吉田「証言」などほとんど知られておらず、安倍流の吉田「証言」=「強制連行」=「人さらいのように人の家に入っていって子どもをさらって慰安婦にした」という妄想とは縁がないからだ。

しかも碑の建立は日本への「非難」というよりも、人権侵害の歴史を忘却せぬためという意味が大きい。「慰安婦」がらみの数々の問題を、安易にすべて吉田「証言」と『朝日』のせいにするのは、安倍のような夢想癖にはうってつけだろうが。

ただ、「朝日新聞が取り消した証言について、事実として報道された事によって(日韓の)2国間関係に大きな影響を与えたわけです」(『産経』2014年8月9日)というくだりは、いくら妄想であっても笑い話ですみはしないだろう。まったくの虚偽であるどころか、安倍が自身の責任を厚顔にも『朝日』にすり替えているからだ。「事実」は、他ならぬ『朝日』2014年8月28日付の次の記事の方が、はるかに正確に伝えている。

 

韓国では,長く続いた軍事独裁政権が終わり,社会の民主化が進んだ1990年代にはいって,慰安婦問題に光があたり始めた。その大きな転機となったのは,1990年1月に尹 貞玉(ユン・ジョンオク)梨花女子大教授(当時)が日本や東南アジアを訪ね,韓国紙ハンギョレ新聞に連載した「挺身隊『怨念の足跡』取材記」だった。

  同年6月,参院予算委員会で当時の社会党議員が,慰安婦問題を調査するよう政府に質問したのに対し,旧労働省の局長が「民間業者が軍とともに連れて歩いて いる状況のようで,実態を調査することはできかねる」と述べ,韓国で強い批判の声が上がった。この答弁に反発した金 学順さんが翌1991年8月,初めて実名で「慰安婦だった」と認めると,その後,つぎつぎに元慰安婦が名乗り出始めた。

 これを受けて,韓国政府は1992年2月から元慰安婦の申告を受け付け,聞きとり調査に着手した。また,支援団体の「韓国挺身隊問題対策協議会」も1993年2月,約40人の元慰安婦のなかから信憑性が高いとみた19人の聞きとりを編んだ証言集を刊行した。女性たちは集められ方にかかわらず,戦場で軍隊のために自由を奪われて性行為を強いられ,暴力や爆撃におびえ,性病,不妊などの後遺症に苦しんだ経験を語った。

現役の韓国政府関係者によると,朝日新聞の特集記事が出たのち,吉田氏はなんと証言したのかとの問い合わせが韓国人記者から寄せられるなど,証言そのものは韓国では一般的にしられているとはいえないという。

 1980年代半ばから1990年代前半にかけて,韓国外交当局で日韓関係を担当した元外交官は「韓国政府が慰安婦問題の強制性の最大の根拠としてきたのは元慰安婦の生の証言であり,それはいまも変わっていない。吉田氏の証言が問題の本質ではありえない」と話す。

 

寡聞にして、安倍がこれと異なる事実関係を提示し、吉田「証言」が対韓関係に「多大きな影響を与えた」という主張を立証した例を、右派メディアの記事も含めてお目にかかったことがない。前述の林委員の分析によっても、吉田「証言」の「影響」が対韓関係に与えた影響はほぼ皆無と見なしうる。

逆に「多大な (悪)影響を与えた」のは、韓国側も是とした河野談話を攻撃し続け、「広義の強制」だの「狭義の強制」だのと言辞を弄して被害者を怒らせ、「検証」と称し て本来外交上の秘匿事項にすべき「慰安婦」問題の協議事項を一方的に公表し、挙げ句の果てに「傷ついた」のはあろうことか日本人であるかのように居直った 安倍ではないか。だからこそ今に至るまで、韓国とのまともな首脳会談すら実現していないのだ。

愚かにも安倍は、2014年9月14日に放映されたMHKの番組で、「朝日新聞が世界に向かってしっかりと(吉田「証言」を)取り消す努力が求められている」と述べたという。だが、『朝日』」 がいくら「しっかりと」「努力」しようがしまいが、隣国を含め「世界」は吉田「証言」など最初からほとんど知らず、問題にもしていない。ましてや「慰安 婦」問題の認識形成上、参考とされるべき重要な対象とされた形跡も乏しい。むしろ「取り消す努力が求められている」のは、その数多さから困難は予測されよ うが、安倍自身の膨大な妄言の数々だろう。

だが、一連のかくも厚かましく、デマそのものの妄言が、白昼堂々、公共放送によって格別の抗議も疑念の提示も見られないまま国民の間に伝播している様は、『朝日』攻撃が始まった2014年8月以降の、この国の理性の究極的な崩壊状況を見事に象徴していよう。なおかつそうした現実は、この瞬間にあっても好転した兆しをいささかも見せてはいない。(終)

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成澤宗男(なるさわ・むねお)

1953 年、新潟県生まれ。中央大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。政党機関紙記者を務めた後、パリでジャーナリスト活動。帰国後、衆議院議員政策担当 秘書などを経て、現在、週刊金曜日編集部員。著書に、『オバマの危険』『9・11の謎』『続9・11の謎』(いずれも金曜日刊)等。

このブログにおける過去の成澤氏による寄稿はこちらをクリック

【転載引用終了】

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以上は「山崎淑子のジャーナル」より

安倍政権の思想が良く分かる記事です。                            以上

タカタは大正解です、米国からは早く撤退しましょう

タカタは大正解です!ほっといたら●つの毛まで抜かれてしまうからです。早く撤退しましょう!

donのブログさんのサイトより
http://ameblo.jp/don1110/entry-12049760186.html
<転載開始>

タカタが補償基金の設立拒否 米議会、批判再燃も

自動車部品大手タカタのエアバッグの品質をめぐる問題で、米議会が求めていた被害者や遺族のための補償基金の設立を同社が拒否する方針を示していたことが10日、明らかになった。ブルメンサル上院議員らにあてた7日付の書簡でタカタ側は、訴訟の件数が限られていることなどから「基金の設立は必要ない」と回答していた。議員らは反発しており、批判が強まるおそれがある。(ワシントン=五十嵐大介

http://www.asahi.com/articles/ASH7C77G3H7CUHBI032.html

「思い入れは深いが、もう戻らない」 スズキ、「米国撤退」の理由

スズキは2012年11月6日、ハワイを除く米国本土での自動車販売事業から撤退すると発表した。歴史的な水準が続く円高ドル安で輸出に頼る米国事業は継続不能と判断した。日本の乗用車メーカーが米販売から撤退するのは1992年のダイハツ工業以来、20年ぶり。

   米ゼネラル・モーラ-ズ(GM)との提携解消後、現地生産していないスズキにとって「さらば米国」は、いずれは避けられない道だったとも言える。今後は得意のインドをはじめ新興国の市場開拓に注力する方針だ。


ピーク時には年間10万台販売

 

  スズキの鈴木修会長兼社長は撤退発表後、記者団に「為替の問題が一番大きい」と率直に語った。

   スズキは自動車の米国販売を1985年に始めた。進出にあたっては、81年に提携したGMが陰に陽に支えたとされる。

   米国進出当初、スズキの4輪駆動車「ジムニー」は「サムライ」の名で販売。新しいモノ好きの米国の若者に「クール」と支持され、販売を伸ばした時期もあった。近年では小型車「SX4」やスポーツ用多目的車(SUV)「グランド・ビターラ(エスクード)」などを投入。ピークの2007年には10 万2000台を販売したが、08年のリーマン・ショックで暗転。11年度の販売台数は2万6000台程度に落ち込み、スズキの世界販売台数に占める北米の割合は1%程度にとどまっていた。米国人は体格が大きく、大型車が常に人気なだけに、小型車が主力のスズキには不利な面もあった。


東南アジアで日本メーカーがぶつかり合う

 

販売減には08年11月のGMとの提携解消も影響している。翌09年12月には1989年からGMと続けていたカナダの自動車工場での合弁生産も解消。カナダ生産からの撤退後は、日産自動車からピックアップトラックをOEM(相手先ブランドによる受託生産)供給で現地調達する以外の9割以上は、日本からの輸出が占め、折からの円高が収益を直撃し、採算が大幅に悪化した。もはや米国での販売を続ける理由はなくなりつつあった。鈴木修会長は「昔は米国で成功すれば一人前と言われた。米国への思い入れは深いが、もう戻ることはない」と語った。

   米国から撤退するスズキは、日本国内が頭打ちであるため、自然に新興国に注力することになる。2011年度の自動車販売台数(256万台)の地域別シェアで日本(23%)を唯一上回り、39%に及ぶインドがやはりその筆頭格だ。しかし、インドは昨年から労働争議が続き、一時的な生産停止にも追い込まれており、多くの日系メーカー同様、東南アジアにも目を向けている。3月に新工場稼働させたタイでは主力の小型車「スイフト」を生産、インドネシアなど隣国にも輸出し、シェアを拡大したい考えだ。

   中国で反日機運が高まって販売が落ち込む中、日系各社はこぞって東南アジアに力を入れており、競争は激しくなりそうだ。

http://www.j-cast.com/2012/11/16153873.html?p=all

<転載終了>

強烈な安倍首相批判:元自衛官の泥憲和さん

強烈な安倍首相批判=元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん。

Ghost Riponの屋形(やかた)さんのサイトより
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-12045841379.html
<転載開始>
すごい説得力ー強烈な安倍首相批判=元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん。
2014-07-05 思索の日記
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db

以下、強烈です。



街頭(6月30日 神戸・三宮の街宣活動に飛び入りで) 元自衛官(防空ミサイル部隊所属) 泥 憲和さん

突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。集団的自衛権に反対なので、その話をします。私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。そこは、安心してください。

いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。日本を守る話ではないんです。売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。
売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。それが集団的自衛権なんです。

なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。君たち自衛官も殺されて来いというのです。冗談ではありません。自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。当然ですよ。だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。 イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。

みなさん、軍隊はテロを防げないんです。世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。 みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。
自衛隊はテロから市民を守れないんです。テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。

安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。 日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。

ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。どうしたと思いますか。軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。そういうものなんですよ、戦争というのは。

安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。自衛隊はたまりませんよ、こんなの。

みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。使い方を間違ったら、取り返しがつきません。ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。 でもね、戦場は国会とは違うんです。命のやり取りをする場所なんです。そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。

みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、 この国の主人公は内閣と違いますよ。国民ですよ。みなさんですよ。憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。 体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。 そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。

これからが正念場です。だから一緒に考えてください。一緒に反対してください。選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。まだまだ勝負はこれからです。戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。しっかりと考えてくださいね。ありがとうございました。

追記・泥憲和さんとfacebookで友人となりコメント対話しています。この記事、ぜひ、拡散をお願いします。安倍総理の詐術(ウソーダマし)が明瞭になります。
※泥 憲和さんのプロフィール(クリック)


追記・泥さんの本が出ました!!!(クリック)
素晴らしい本です。必読です。


「積極的平和主義」は概念の盗用 提唱者ガルトゥング博士が緊急来日
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/b0d6dbf39391133aee4a02f8a57af156
Skypeで博士と話した時、安倍総理が「積極的平和主義」を旗印に掲げていることをどう思うかと聞くと、
私が1958年に考えだした「積極的平和(ポジティブピース)」の盗用で、本来の意味とは真逆
とおっしゃいました。


正論過ぎて、「おっしゃる通りでございます」と述べておこう。
現場のリアリストvs病的妄想シオニストといったところか(笑)
振り返ってみると、バブル崩壊、小泉改革民営化、安倍ちゃん政権と段階的に悪くなっていると。
反対の声がいろいろな所から上がり出したということは、安倍ちゃん政権も末期と言うことでしょう。
メモ。


<転載終了>

この日本をどうする?(9)男女の役割と次世代への責任

2014年07月29日            

    

 

「201407291315.mp3」をダウンロード

 

男女の関係を話すと、ほとんどの場合、バッシングに遭います。戦後、70年、男女の関係はほとんど対等になったとは思いますが、それでもまだ強い緊張感があるのか、または「相手の考えがちょっとでも違うと、バッシングしたくなる雰囲気」なのかはわかりません。とにかく、慎重な人は男女の関係について触れたくないでしょう。

 

でも、その被害を受けているのは子供だと私は思っています。男が得か、女かなどと言っている間に、割を食っているのは「黙っている子供」であることは確かです。これは新時代の日本を考えるときにも踏み込まなければならないことです。かつての日本、もしくは今の世界のある程度の国々の男女の役割をまずは整理してみます。

 

【かつての日本の分担】
 
かつての日本の女性は25歳までに2人の子供を産むことが任務でもありました。女性しか子供を産むことができませんし、夫婦2人で子供を作るのですから、2人は産んでくれないと日本民族は絶滅するからです。

 

そして25歳から50歳までの女性は子供を育てることが任務で、男性に頼んではいけませんでした。これは男尊女卑ということではなく、逆に男女平等の思想からきています。現在では男性も子育てに参加するべきだと考えられていますが、それは間違っているとされていたのです。

 

これに対して男性は25歳までに兵役をこなさなければなりませんでした。兵役というのは戦争の練習をしておくことで、すでに仕事をしていても、大学で勉強していても、全員が1年半から2年程度の兵役が強制されたのです。若い時間の2年ほどを失くのは大変な損害でしたが、女性が子供を2人産むのに1010×2の損害(行動が不自由な産前産後という意味)を受けるので、それと対等な義務と考えられたのです。

 

もし男性だけに兵役が課せられていれば、それこそ大きな男女不平等(女性が有利)だったでしょう。女性が子供を産むこと、男性が兵役の義務を果たすことでバランスがとられていました。

 

25歳から50歳までの男性は召集令状が来れば、戦場に出て、突撃命令で命を落としました。もちろん全員ではありませんが、「死ぬことを拒否できない」という義務があったのです。女性は朝から晩まで炊事洗濯家事育児でへとへとでした。そこへ夕方になって一杯やった旦那が帰ってきて「風呂」とか「メシ」とかいうのですから、さすがに腹も立ったのですが、「あの人も次の戦争で死ぬんだから」と我慢したのです。

 

つまり、家事育児と戦死が対になっていたのです。

 

【分担の理由】
 
なぜ、女性は子供を産み、子供を育て、男性は兵役と戦死でバランスをとったのでしょうか?それは人生というのが、1)自分自身、2)次世代、があり、子供は、118歳まで育てること、218歳からの仕事を確保すること、があるからです。

 

自分自身は別にして、子供を18歳まで育ててそれで終わりなら夫婦で子供を育てればよいのですが、18歳で死んでよいということではありません。昔の仕事は「農業」でしたから、親が「田畑」を子供に残さなければなりませんでした。それが戦争だったのです。

 

つまり、18歳まで育てるのが女性、18歳からの人生を保証するのが男性だったので、たとえば「命を懸けても田畑を守る」というのが父親の役割でした。

 

現在の社会で、よく「イクメン」と言われますが、かつての両親の子供に対する義務からいうと、やや不安なところがあります。そして現実にも、現在の子供は18歳までは親が面倒を見てくれると信頼していますが、かつてのように親が18歳から先の人生を考えてくれるとは思っていないのです。

 

それが現在の日本社会の迷走の原因となり、将来の不安でもあります。「新時代に備える」というのは、日本を取り巻く国際情勢、日本国内の合意形成、そして男女の新しい関係の3つが整うことが必須条件であることがわかります。

 

(平成26726日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

分子生物学者の仏教徒が証明:マインドフルネス・脳の構造が変わる瞑想の効果

分子生物学者の仏教徒が証明 マインドフルネス・脳の構造が変わる瞑想の効果
 
秋田稔行 ( 35 会社員 ) 15/05/29 AM09
脳の構造を変えることで環境や社会まで変わる?

元・分子生物学者で現在は、チベットの仏教僧のマチュー・リシャールさんがTEDでスピーチしたのは、人類が共存して行く為に必要なことだった。宗教と言う観点より、科学的なデータや実験を元にしたスピーチの興味深い内容が話題になっている。

1.このままでは2050年までに30%の生物が死滅する。
2.マインドフルネスで、脳の構造を変化させ"思いやり"を持つことができる。

3."思いやり"を生きとし生けるもの全てに共有して行くコトで、世界の環境全体を変えることができる。

■2050年までに生物の30%が死滅

動画内のグラフでは、1950年以降の消費増加が今の地球資源にどんな影響を及ぼしているかが表示されている。気候変動や、生物の絶滅数の数値は、もはや地球の限界を超えているのだという。それに対してできる一つの解決策として、彼が語ったのは、訓練することによって”思いやり”を共有し、「個人と社会の変化」を促すこと。
マインドフルネス・瞑想の訓練で、脳の構造が変わった

彼が実際にMRIに120時間入って行った調査結果は、多くの学術誌に掲載された。瞑想を行う訓練を行っているものと、そうでない人では脳の構造的・機能的な差異が見られた。そしてその変化は、4週間1日20分、”思いやり”の心を持ち、マインドフルネスを行うことで可能になるのだそう。

ある子供に8週間、感謝や慈しみ、共同、マインドフルネス呼吸法などについて訓練を行ったところ、実際に社会行動にも変化が見られたようだ。

■訓練後に、差別行動をしなくなった

子供に行ったのはステッカーを配るテストだ。まず、好きな子とそうでない子を分け、知名度の低い子、病気の子を予め調べておく。最初はステッカーの大半を好きな子にあげてしまっていたが、週に3回20分の訓練を行った所、差別行動がなくなったという。
“思いやり”が世界を幸福にする

彼が重要だと語るのは、誰かの為に何かできる心を、人間だけに関わらず全ての生きとし生けるものに対して持つこと。その調和を、グローバルに共有して行くことが大切だと語っている。

実際にチベットの寺院で1年に10万人もの人々を治療し、学校で2万5000人の人々に教えているという彼の行動には、ダライ・ラマ氏も強い共感を示しているようだ。

「諦めないでください、専門家の調査では、文化の変化は遺伝子より早く変化します。戦争への態度は年月をかけて劇的に変化しました。学校では競争的学習ではなく、協同学習を、職場では見返りを求めず協働すること。持続可能な調和をもたらし、不平等を減らして行くことが大切です。Viva la revoluci&#243;n de altruismo.(愛他性革命万歳)!」

人間は元々、目の前にいる困ってる人を放っておくことができないという調査結果もあるようだ。その思いやりの心を育み、文化共有を続けて行くことが、環境や社会をより良く変えて行く為にできる、一番確かな方法なのかも知れない。
 

 

以上は「るいネット」より

現在の国際社会を混乱させている米国ネオコン連中は、この瞑想訓練が今一番必要とされているのです。それに日本のアベ氏も必要です。       以上                   

2015年10月12日 (月)

タンザニアで数百頭から数千頭にのぼる「ヌー」がその中での謎の大量死

2015年10月01日


タンザニアで数百頭から数千頭にのぼる「ヌー」が川の中での謎の大量死

タンザニアのマラ川で死亡した数百~数千頭のヌーたち

mara-river-death.jpg

▲ 2015年9月28日のアフリカ・グラフィック Hundreds of wildebeest found dead in Tanzania より。



nu-01.jpg
Wikipedia



アフリカ大陸南部にすみ、集団で大移動することで知られる「ヌー」という哺乳類がいます。


集団で川を渡るヌーたち

gnu-move.jpg
The Wildebeest Challenge


この9月の終わり、アフリカ・タンザニアの川で、数百頭から数千頭に上るヌーたちが死亡しているのをサファリのガイドたちが発見しました。


死亡したヌーたち

wildebeest-dead-mara-serengeti-02.jpg


wildebeest-dead-mara-03.jpg


マラ川の位置
mara-river.gif
・Google Map



タンザニア当局によれば、このヌーたちの集団死の原因は、「川の深い部分に集団で入っていってしまったため」ということで確定したということのようです。

この「川の深いところに入ったため」という理由は、何となく釈然としない部分もないではないですが・・・(移動を「本能」として持っている動物なら、その本能で回避できることなのでは?)


あるいは、そういう本能的な部分に何か集団で異常が起きたとかですかねえ。


いずれにしても、疾病とか化学物質とかは関係がない大量死であることは確定しているようで、やや謎が残ると同時に、やや終末感の漂う光景でもあります。
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以上は「地球の記録」より
環境の変化による大量死なのかも知れません。                    以上
 

 

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行についての歴史⑥

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行についての歴史⑥
 
花山薫 ( 兵庫 会社員 ) 15/08/10 AM10 【印刷用へ
新ほんとうがいちばんからの引用リンク

世界シオニズムは、一般のユダヤ教徒を隠れ蓑として使い、彼らにバビロンの金権を与え、ハザール・マフィアのスパイの連絡係として使い、その後、彼らを2段階に分けてルシファーの生贄にする。
第1段階では、20万人のユダヤ教徒をナチスの収容所に送り、餓死させたり病死させた。また9万人の非ユダヤ教徒も収容所に送り込まれた。

第2段階では、アブラハムの宗教3種)、特にユダヤ教を全て根絶させた後、ルシファー王の下でニューワールドオーダーを樹立させる。後に、ユダヤ教は世界を戦争に巻き込み、世界中を破壊したとして非難されることになる。

その後、ロスチャイルド家はこれまでと全く違うアイデンティティ(世界シオニズムでもユダヤ教徒でもない)を持って変身した姿で再び世界に現れる。

ロスチャイルドのハザール・マフィアは第一次世界大戦後にドイツを解体し、その地にファシズムをもたらし、ロシアのボルシェビキ共産党に対抗する形でヒットラーのナチスを置いた。

しかしヒットラーはハザール・マフィアから離れ、ドイツ国民や世界の自由な人々の利益のために行動するようになり、ロスチャイルドとは関係のない彼独自の金融システムを展開したため、ハザール・マフィアにとって扱いにくい人物となった。ヒットラーは高利貸しを行わない、労働階級に有益な金融システムをドイツに導入し、ロスチャイルドやハザール人の高利貸しシステムを破壊する結果となった。

現在も、ハザール人対イスラム教徒の戦いが起きているが、イスラム教は高利貸しを禁止している。そのため、ロスチャイルドとハザール人は、高利貸しを禁止する世界中のイスラム教徒をなんとしても破壊したいと考えている。

ハザール・マフィアは大規模な第二次世界大戦を勃発させ、両サイドを支援した。その結果、世界中を工業化させ、金融王らの金権を最大限に拡大した。

ロスチャイルドのハザール・マフィアは米連邦議員らに賄賂を贈り、彼らが設定した戦場に米兵らを派遣させ、第一次世界大戦を勃発させた。この戦争でも両サイドに資金を提供し、戦争で最大限の利益を獲得した。また、米国民の税金をわが物にし、国際的な権力を拡大していった。ロスチャイルドのハザール・マフィアは米連邦議員に賄賂を贈ったり、脅迫をすることで1917年に第一次世界大戦を勃発させた。
この戦争はもちろん、ハザール・マフィアの偽旗戦争であった。
ロスチャイルドのハザール・マフィアは自分達が仕掛けた第一次世界大戦により巨額の利益を得たため、それ以降も同じパターンで偽旗攻撃を仕掛け、アメリカを戦争に巻き込んだ。

第二次世界大戦後、ロスチャイルドのハザール・マフィアはロシアとアメリカを冷戦状態にさせ、それを理由に、オペレーション・ペーパークリップにて、ナチスの科学者らやマインドコントロールされた専門家らをアメリカに送り込んだ。

その結果、彼らは世界的なスパイシステムを構築し彼らの活動をこれまで以上に拡大した。

このような新たなシステムの下で、アメリカのあらゆる団体、機関(教会、民間防衛会社、フリーメーソン、米軍、米諜報機関、司法当局、他の政府機関、州政府、政党、他)を乗っ取った。さらにその後、彼らは教育機関も乗っ取り、教育界でマインドコントロールを行った。マスメディアも支配した。
 
 
以上は「るいネット」より
 

国民投票に誘導する勢力を決して信用してはいけない!~ムサシさんに総理にしてもらいました

国民投票に誘導する勢力を決して信用してはいけない!~ムサシさんに総理にしてもらいました。

光軍の戦士たちさんのサイトより
http://ameblo.jp/64152966/entry-12049911511.html
国会劇場ですから。
党に関係なく逆らう人は落選
<転載開始>
国民投票に誘導する勢力を決して信用してはいけない!
~ムサシさんに総理にしてもらいました。







ツイッターより

rakuchi ‏@rakuchi
https://twitter.com/rakuchi/status/620381632642465792

@SEALDs_jpn @AmboTakashi
不正が横行してる選挙システムなんですから、
国民投票なんかしたら賛成多数になりますよ?
集計システムのソースコードすら公開されていないのに、
どうやって不正を防ぐのですか?



安保 隆 ‏@AmboTakashi
https://twitter.com/AmboTakashi/status/620228687670046720

安倍(自公民)も志位(社共)も権力者の右手と左手。
http://08120715.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-ed82.html
だから、両方から「国民投票」という声が上がっているのは
危険なことだということに気付けよ。




安保 隆 ‏@AmboTakashi
https://twitter.com/AmboTakashi/status/620235931233091585

私達は、まともで公正な選挙システムを確立出来ない限り、
絶対に憲法も原発再稼働も国民投票にかけてはなりません。
国民投票にかけずに、普通に反対すれば良いのです。
ありとあらゆる学者達が言ってるように、
憲法違反なのは明らかなのですから。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/07/04/7699018


安保 隆 ‏@AmboTakashi
https://twitter.com/AmboTakashi/status/620376502505377792

国民投票誘導に決して乗ってはならない。
左右両陣営が誘導しているということは、
話がついているという事。
全国選挙では「必ず勝つ選管ムサシ」が
存在していることを忘れてはならない。
不正選挙が横行している現状では、
乗ったら取り返しがつかなくなる公算が大である。




放射線被曝から子どもを守る会‏ @MiraieforChild

https://twitter.com/MiraieforChild/status/619885164760465410

讀賣系列の日テレがSEALsを報道しているということは、
どういうことかわかるでしょ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



管理人

以前、読者の方で色々と情報を教えてくれる人がいました。
その人は、日本共産党本部の情報部の職員でしたが、
面白いことを電話で話していました。
共産党は、組織的な不正選挙が行なわれている事を
しっかり認識していると得意げに話していました。
無論、ムサシが大きく関与して、更に、一部の公務員まで
加担している事実も掴んでいると話しました。

これは、実におかしな話です。
そういった事実を明確に知りながら、
その不正選挙を全く問題として取り上げることなく、
憲法で国民投票を呼びかけている。
これは、恐ろしい事実です。

ちなみに、その職員の人が言うには、
日本共産党本部の職員の多くの人が、
私のブログを見ているそうだ。

ならば、明確に答えて欲しい。
何故、不正選挙を大々的に取り上げて訴えないのか?
しかも、それをせずにおいて、
何故、国民投票に誘導しようとしているのかを
はっきりと釈明して欲しい。
君達は、明確に答えられるのか!?
おかしいだろう!


考えられるシナリオとして、世論調査において
当初は、憲法改正反対が大きくリードするが、
色々とプロパガンダを流し続けて洗脳し、
その差を徐々に縮めていく。
そして、国民投票の少し前に、ある事件を起こす。
日本国民のナショナリズムを激しく煽るものだ。
そして、不正選挙マシーン「ムサシ」の登場となる。

それで、憲法改正が堂々と行なわれることになる。
そして、ジ エンド !
これが、日本を事実上乗っ取っている連中が
考えているであろうと思われるシナリオだ。


国民投票に誘導する勢力を決して信用してはいけない!







アメリカで不正選挙の可能性を認めて撤廃した
機械システムを、今日本で使ってる。

http://ameblo.jp/64152966/entry-11766889745.html


【不正選挙】

不正が行われた場所は票集計マシンのソフトウエアだ。
アメリカではこれはごく一般的な不正選挙の手法。
米国で日常行われていることが日本に持ち込まれた???



アメリカの不正選挙裁判 (日本でもとっくにやられている・・・)





管理人

最後に・・・
日本のあらゆる政党が、この不正選挙を全く取り上げない。
考えられる事は、一つには、争っても勝てる見込みがないこと。
選挙の時に、ムサシの核心部分であるソフトウェアの
ソースコードをその場で差し押さえる以外に、他に手立てが
無いことなどが挙げられる。
それは、今の法体系の中では絶対に無理だからである。

そして、過去の証拠となるソースコードは、直ぐに、
消去されるので、今の所、どうしようもないのが
現実である。
更に、マスコミは、この大掛かりの不正選挙を
取り上げることも検証することも無い。
マスコミも闇の支配者の都合の良い道具でしかない。
かくして、一般の大多数の国民は、この日本において
堂々と不正選挙が行なわれていることさえ知らない。

不正選挙で選ばれた政治家が、偉そうな顔をして
やりたい放題のことを好き勝手にやっている。
つまり、せっせと売国を働いているのだ。
「維新の党」は、このような不正選挙の中から
誕生したことは明らかである。
その影に隠れた支援者は、カルト宗教の実働部隊の
連中であることが、既に分かっている。

不正選挙の中から生まれた安倍政権は、
クーデター政権と断定していいだろう。
半世紀後、もし日本が存在していたなら、
書物などに、そのように記載されるはずである。

云うまでも無く、日本はズブズブに腐りきっている。
その腐った中から出て来る様々な動きには、
大きな注意を払う必要がある。
残念ながら、そのほとんどが、不正選挙の元締めで
あるところの作為的な工作である場合が極めて多い。

ほとんどの反戦デモは、まるっきり報道しないのに、
「SEALs」の活動をCIA傘下の讀賣が報道すると
いうのは、絶対におかしいと感じなければウソである。
一応の建前を美辞麗句で飾るのはどこでもやっている。
それを多くの人が支持することになる訳だが、
しかし、本質を見極めなければならない。

木を見て森が見えないの例えの通りのことが起こっている。
森全体を見渡すことが出来る人は、
今、何が起こっているのかが自然と分かるようになる。
極右政権が憲法改正を訴え、
一方の左翼勢力が、国民投票を呼びかけるという図式は、
既に、その準備が整っているという事実を示唆している。

今の日本は、残念ながら・・・
右も左も信用出来ない。
何故なら、その右も左もイルミナティが創作したからである。
この原理を理解している人間は極めて少人数に限られる。


ロスチャイルドと共産主義① 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=170200

ロスチャイルドと共産主義② 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=170256


もし、国民投票をやるというのであれば、
不正選挙を明らかにし糾されることが絶対条件になる。
これを抜きにして、国民投票まで持っていこうとしている
連中は、右であれ左であれ、同じ仲間と考えてよい。
ただ、受け持ちが違うというだけの話である。
つまり、国と民を売る同じ穴の狢だと断言しておきたい。




2004年度大統領選挙における電子投票システム不正
への関与が疑われた重要証人が事故死

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/12/2004-7a79.html

以下、転載します。

$wantonのブログ

















事故死した共和党系選挙ITコンサルタントのマイケル・コネル氏(享年45)。


ジョージ・ブッシュ大統領再選キャンペーンと、ジョン・マケインの
2008年度大統領選挙キャンペーンでITコンサルタントを務め、
“ブッシュの頭脳”カール・ローブのIT教祖と讃えられた
コンピューター技術者マイケル・コネル氏が、19日に飛行機事故
で死亡したと地元メディアが伝えている。
 
オハイオ州のアクロン・ビーコン紙によると、12月19日午後6時頃、
コネル氏自ら操縦する自家用飛行機が、オハイオ州アクロン・カントン
空港に隣接する住宅に墜落・炎上し、コネル氏本人の死亡が確認された
とのこと。事故原因は目下調査中とされる中、関係者からは謀殺の声も
上がっている。(デモクラシー・ナウもこの件で特集を放送している)

マイケル・コネル氏は、2004年度大統領選挙で、大混乱となった
オハイオ州の電子投票機を巡り、民主党ケリー候補への投票をブッシュ側
へ変換する細工を行ったとの疑いをもたれ、2008年に地元市民団体から
訴えられていた。今年10月には同裁判で証人として出廷し、選挙不正の
嫌疑を否定したばかり。訴訟を提起したクリフォード・アーンベック弁護士
は、重要証人であるコネル氏の身辺に危惧を感じ、今年7月に司法省に
証人保護申請をしていた。

地元テレビ局の報道によれば、亡くなったマイケル・コネル氏は、
最近では親しい友人たちから、破壊工作の恐れがあるので飛行機の操縦を
控えるよう忠告されており、過去2ヶ月間で2度、航空機の不具合で飛行を
キャンセルしていたという。2004年度大統領選挙時の不正問題を追及して
きた関係者たちは、コネル氏の件に謀殺の疑いもあるとして、
当局による事故原因調査の展開を注視している。

ブッシュ家周辺では、飛行機事故で関係者が死亡するケースが過去に
少なくとも3度ある。1991年、ブッシュ父が関与したイラン・コントラ事件
の調査に関わっていたジョン・ハインツ議員とジョン・タワー議員はいずれも
飛行機事故で死亡。2002年には、ブッシュ家の政敵の一人で、イラク戦争に
強く反対していたミネソタ州民主党上院議員ポール・ウェルストーンが、
中間選挙投票日直前に飛行機事故で死亡し、ブッシュ側が推薦した共和党
候補が勝利するという事態が発生している。

ちなみに、ウェルストーン議員の死により当選した共和党のノーム・コールマン
上院議員(現職)に対して、今年は政治ネタで知られるコメディアン、アル・
フランケンが民主党から挑戦。11月の投票日直後は共和党コールマンの勝利
だったが、その後の調査で続々と集計ミス(不正?)が発覚し、現在に至って
も再集計の最中である。今現在、現職コールマン議員とフランケン候補は、
数十票の差を巡るデッドヒートを繰り広げており、来年2月まで選挙結果の
確定がずれ込むと見られている。


以上、転載終わり
 



<転載終了>

斎藤和義ーずっとウソだった

斉藤和義 - ずっとウソだった

NEW !
テーマ:
原発も集団的自衛権も、ウソをつく手口は共通でしょう。

ずっとウソだった♫ 斉藤和義 その思い

https://www.youtube.com/watch?v=g2ctIBq0uX8
↓↓↓
ずっとウソだった。 斉藤和義  会津若松

http://www.youtube.com/watch?v=XAg_qPPLMQM

「ずっとウソだった」
作詞作曲:斉藤和義

この国を歩けば原発が54基
教科書もCMも言ってたよ安全です

俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっと嘘だったんだぜ ほうれん草食いてぇなあ
ほんと嘘だったんだぜ 気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるのこの国の政府

この街を離れてうまい水見つけたかい?
教えてよやっぱいいやもうどこも逃げ場はない

ずっとクソだったんだぜ 東電も北電も中電も九電ももう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ
ほんとクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち

ずっと嘘だったんだぜ ほんとクソだったんだ




http://www.youtube.com/watch?v=lY4j9KoEtA0

斉藤和義 『 ずっとウソだった (4/8 Ust ver) 』 【ノーカット版】

https://www.youtube.com/watch?v=Pdb65opOOYw

ずっと好きだった (原曲)

https://www.youtube.com/watch?v=CaEJ-vbK0KA
以上は「revolution」より
今の世の中はあまりにも嘘が多すぎます。ある程度が必要ですが、多すぎる今の世の中は変です。国のリーダー自ら嘘を付く時代です。革命が起きる前夜の様です。以上

この国をどうする?(8)国民の理解と合意

2014年07月28日            

    

 

 

「shinjidai8__20140723956.mp3」をダウンロード

 

このシリーズの第5回目まで国際情勢をまとめ、第6回から「平和的手段で平和を達成する」という一つの考え方を示してきました。「日本を守るために軍隊を持つ」というのはある意味で簡単ですが、「日本を守るために平和的に何をするか」というのは難しいことです。第一、新しい考え方ですから、十分な議論もいるでしょう。

 

でも、ここで一つの不安があります。それは、総じていえば「日本人は議論が下手」ということです。これは日本文化や言語との関係があるので、おいそれと日本人が議論がうまくなるのは難しいとは思います。

 

外国、それも英語圏に行ってよく感じることは「人の話をよく聞く」ということです。何しろ人種が違う人が多いので、パッと見てその人が何を考えているかはわからないのです。そこで、英語は主語があり、単数複数があり,時制も明確です。「窓を開けました」ということはできず、「私」なのか、「誰か」なのか、その「誰か」が男なのか女なのかから始まって、「一つの窓」か「複数のまどか」も言わなければなりません。HeSheか、a windowwindowsかみんなはっきりさせるのですから、わかりやすいと言えばわかりやすいのです。

 

ところが日本では、島国で民族も一つというので、以心伝心、パッと見たらその人が大体、どんな考えを持っているかがわかりますので、どうしても先入観に頼ることになりますし、感情が先立ちます。お前はどうも右翼のようだとなると、思想が左の人は最初から意見を聞く気がないという感じになります。

 

私もテレビ討論などに出ると、「事実を共有する」という段階を踏まずに、いきなり「意見の衝突」になることが多く、また視聴者もそのほうが喜ぶというのでテレビ局も故意にバトルを求めます。でも私としては、1)事実認識が違うのか、 2)事実は同じ事実で意見が違うのか、ということがわからないままに言い合いをしているのですから、実に生産性がありません。

 

1)十分に事実について認識を共有する、
2)
事実が共有できない場合は、どこが共有できないのかを明らかにする、
3)
意見が違うところが、「事実認識が違うから意見が違うのか」、「事実認識は同じだけれど、意見が違うのか」を明らかにする、
 
という手順が必要です。でも「温暖化対策は必要か?」というような簡単な問題でも、私が「1997年から2014年までの17年間は地球の平均気温は変わっていない」というと、それは「事実認識を合わせようとしている」のに、地球温暖化の対策を進めたいとか、政府に遠慮している人は、私の発言についていうのではなく、「30年の平均より2013年の気温が高いから温暖化している」と言います。そこで、私が、「それは30年のうちの最初の13年の気温が低かったからで、最近、17年は変わっていない」とさらに事実認識を合わせようとすると、それには答えないで先に行きます。

 

そうすると、「地球が温暖化しているのか、していないのか」という事実についてはいつまでも曖昧なままで「温暖化は是か非か」という話になってしまいます。この原因の一つは、「自分で考える力がない」ことで、第二に「結論を急ぐ」、第三が「ケンカをしたい」ということにあるように思います。

 

つまり、「合意」より、「反目」を目的に議論するという感じです。これではせっかく合意できるところが合意できず、何のために議論しているのかわからなくなります。おそらく「平和的手段で平和を達成する」というのでもっとも困難なのは、日本人が「合意のために話し合いをする」ということで、今後、私はテレビなどを通じて、できるだけ「合意のための話し合いをしよう」と呼びかけようと思います。

 

そのためには「人を非難する」という力を弱める必要があります。STAP事件でみられるように「褒めて貶す」ということが続く限り、なかなか難しいと思いますが、これも根気よく訴えていきたいと思います。

 

名古屋のある高等学校で、「正しいとは何か」を講演し、人には人の正しさがあるということをじっくりお話してきました。「自分が正しいと思うことが正しいわけではない」という気持ちが少しでも増えてきたら合意に向けて進むようになると思うのです。

 

(平成26720日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

できる農家は、災害・異常気象でも天候のせいにしない

できる農家は 災害・異常気象でも天候のせいにしない。
 
向芳孝 ( 50代 会社員 ) 15/05/29 AM10
自然の影響をもろに受ける農業では、うまくいかないことを天候のせいにしがちだ。しかし、成功している農業者は、天候をうまくいかない言い訳にしないという。

人間の力ではどうにもならない自然の力に対して、どのように対応しているのだろうか。農業でなくても使えそうです。

ダイヤモンド・オンライン( リンク )
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■事前にリスクを考えて準備をしておくことが大事
成功している農業者は、天候をうまくいかない理由にしません。しかし、うまくいってない人は往々にして「天候が悪かったから……」と言い訳することが多く、それ以上の問題解決をしないのです。

同じ地域で同じ機械を使用し、同じ野菜を栽培していても、ある人は天候が悪いなりによい野菜を出荷しますが、別の人は天候が悪いと出荷もできなくなることが多々あります。それは、後者が天候を真の理由だと思い込んでいるからです。

平成26年はさまざまな天候被害がありました。温暖化の影響なのかその原因はわかりませんが、天気予報やニュースで「数十年に一度」「観測史上初」などという言葉が頻繁に流れるのを見ると、確かに天候はおかしくなってきたと考えられます。

私たち農家は、太陽の光、水、大地と空気を利用して作物を育てていますので、天候の影響はそのまま作物に伝わります。

そういった中で、作物がよくできない理由を「天候が悪かったから」「長雨の影響で」「大雪が降ったから」「干ばつだから」「突風が吹いて」などと言います。もちろん、そのことは間違いではありませんし、そのときの状況をお客様に早く理解してもらうためには、そう説明する必要はあります。

しかし、農業者が継続的に生産をしていく上で、その言葉を真の原因にしてしまっては、よりよいものにするためのアイデアは出てきません。改善策も生まれません。なんの改善や改良もしないで同じ状況が続けば、いずれ経営として成り立たなくなっていくでしょう。

つまり、異常気象や天候の影響に対しては、そうなることを前提にして、個人と組織で準備しておくことが重要です。長雨や干ばつで生産量が多少左右されても、収穫量が大きく左右されないように準備することが大事なのです。

そのためには、栽培する畑の状況(水はけ、傾斜、灌水設備の有無、風の向きなど)を知り、栽培する畑を分散することから始めます。さらに、栽培する野菜や品種を分散させたり、肥料を変えたりするのです。

そうすることだけでも被害を最小限にすることができます。常にいろいろな天候リスクを考え、対策をシミュレーションしておくことです。

■被害が出たのはこちらに原因がある
平成26年2月14日、たった半日の間に、私たちの地域に1メートル50センチもの大雪が降り積もりました。77歳になる父も初めての経験だそうですから、当然、私には経験のないことでした。

私はちょうどドイツで行われていた有機食品の展示会から帰ったときでした。東京で足止めになり会社に戻れず、東京で2泊過ごすことになりました。

気が気でない中で社員から情報を聞き、100棟あるハウスがどのようになっているか想像しました。私の農場のハウスは1メートルの積雪には耐えられるようにブレスという筋交いを入れてありました。

「耐えられているか、つぶれていないか」と心配しながら、2日後になんとか農場に戻ることができました。

現場に行く途中、遠望したところ約8割のハウスが倒壊していることが見て取れました。周りでもたくさんのハウスがつぶれ、「大雪の影響で……」と私も思いました。しかし、私の農場から1キロメートルくらいのところにあるハウスはつぶれていなかったのです。

この違いは何だろう?・・・よく観てみると、そのハウスは雪が降ることを想定し、毎年秋に新しいビニールにしていました。なおかつ、2棟に1棟ずつハウスのビニールを剥いで、畑を休ませながら落ちた雪の行き場をつくっていたのです。

雪対策の違いで、大きな投資をしなくてもハウスをつぶさずにすんだわけです。

つまり、大雪はそのときに起きた現象ですが、ハウスがつぶれた真の原因ではなかったのです。私たちのハウスの8割が倒壊したのは、1メートル50センチの積雪があったことではなく、そのような雪が降っても耐えられる構造にしていなかったことや、事前の準備ができていなかったことにあることを、そのハウスから知ることができました。

この教訓から、次に建てるハウスは限られた予算の中でどんな風雪があってもつぶれないしなやかな構造にすることにしました。

以前は1メートルの積雪でもつぶれない強固なブレス(筋交い)を入れたのですが、それと同じように1メートル50センチの積雪でつぶれない強固なものにするのは、コストがかかりすぎるのであきらめました。

そこで、雪が降るときや風が吹くときには、簡単に天井のビニールをはがせる構造にしたのです。そうすることで一時的に収穫ができず不安定になりますが、出荷できない時期が半年も続くようなことはなくなります。

さらにこの方法にすると、私たちの技術不足で今までうまくいかなかったことが改善されるようになります。

今まで私たちの農場では、夏場の気温上昇への対応がうまくできてなかったのですが、この方法にすることで、夏場も涼しい環境でホウレンソウを栽培することができるようになるのです。

農業ではさまざまな天候の影響を受け、それが被害の原因になりますが、経営上それを天候のせいだけにしてしまっては、次の改善策が生まれません。その天候の変化を受け止めて、どう対応していくかが成功へのカギになるのです。
 
 

 以上は「るいネット」より

現在は、78万年ぶりの「地球大異変期」にあります。異常気象は当然なことなのです。今までの常識を変えてこの異常気象は普通の事として対策を講じる必要があるのです。意識を変えて農業をやる必要があるのです。今はそう言う時代になったからです。以上

 

2015年10月11日 (日)

多極化とTPP

★多極化とTPP
━━━━━━━━━

 ロシアがシリア政府の要請を受けてISIS退治を始めたことで、世界の覇
権体制の多極化と、米単独覇権体制の崩壊に、拍車がかかっている。前回の記
事に書いたように、ロシア軍は数日でISISを総崩れの状態に追い込んでい
る。おそらく今後半年以内に、シリアとイラクは、ISISやアルカイダのテ
ロ組織がほとんど掃討され、ロシアとイランの傘下でかなり安定した状態が始
まる。ロシアは今後ずっと、中東で大きな影響力を持つだろう。その分、米国
(や英仏)の中東における支配力が大幅に低下する。

http://tanakanews.com/151004syria.php
◆ロシアのシリア空爆の意味

http://asia.rbth.com/news/2015/10/04/russian_air_strikes_disrupt_supply_system_of_isis_terrorists_in_syria_-__49797.html
Russian air strikes disrupt supply system of ISIS terrorists in Syria - Russian General Staff

 10月5日、シリアでテロ組織を空爆中の露軍機が、間違ってトルコの領空
内に数キロ入って飛行してしまい、トルコ空軍機が緊急発進し、ロシアがトル
コに謝罪した。露軍機が領空侵犯したのを見て、米国がトルコに「露軍機を迎
撃しろ」とけしかけたが、トルコ外相は「ロシアは友人だ。領空侵犯に対して
は、友人として優しく注意喚起した」と表明した。今回の露軍のシリア進出は、
トルコがシリアのクルド人を攻撃することを阻止しており、トルコはロシアに
対して激怒している。しかしトルコは、中東で大きな力を持つようになった
ロシアを強く批判したがらない。ロシアは、トルコにアサド政権を容認せよと
求めており、いずれトルコはしぶしぶ従うだろう。

http://tass.ru/en/world/826285
Moscow informs Ankara about Russian plane incident - Turkish PM

http://www.todayszaman.com/diplomacy_russian-made-fighter-jet-harasses-turkish-f-16s-over-turkeys-syrian-border_400643.html
Russian-made fighter jet harasses Turkish F-16s over Turkey's Syrian border

 イスラエルのネタニヤフ首相は米CNNのインタビューで、露軍のシリア進
出を非難しているNATO諸国と異なり、イスラエルはロシアを非難しないと
表明した。ネタニヤフは「もうロシアと対立していた時代には戻らない」と宣
言し、今後はロシアと協調的な関係を維持すると述べた。トルコもイスラエル
も、ロシアが中東の新たな覇権国であることをすでに認めている。

http://www.reuters.com/article/2015/10/03/us-mideast-crisis-syria-netanyahu-idUSKCN0RX0N520151003
Netanyahu says Israel's relationship with Russia is good

 英国の議会では「英空軍もISISの拠点を空爆すべきだ」と要求する声が
強まっている。ロシアが、シリアとイラクを席巻していたISISを退治する
と、シリアとイラクに対する影響力を米英仏から奪う結果になる。英国が中東
での利権をロシアに奪われないようにするには、ロシアが進めているISIS
退治に参加するしかない。英国は従来、ISISを潰すふりをして強化する米
国の策に協力し、米国と歩調を合わせてロシアを敵視してきた。それが突如、
ロシアと一緒にISISを空爆しようという話になっている。露軍のシリア進
出が地政学的な大転換であることが見てとれる。

http://www.rt.com/uk/317681-syria-bombing-hammond-support/
Support growing in Parliament for bombing ISIS in Syria, says UK FM

 英国の外務省の事務次官(Simon McDonald)は最近、英議会の外交委員会で
の証言で、「人権」がすでに英外務省にとって重要なテーマでないと表明した。
同次官は、人権よりも経済発展(prosperity agenda)の方が英外務省にとって
優先的な事項だとも述べた。これまで英米の外交官たちは、ロシアや中国など
新興諸国や発展途上国に対し、人権問題を理由に経済制裁して弱体化させたり
従属させる「人権外交」を得意としてきた。英外務省が人権を重視しなくなる
ことの意味は、英国が、米英同盟による世界支配戦略をやめて、これまで人権
問題で批判してきた中国や露イランやBRICSに接近し、それによって
英経済を維持する策に転換したということだ。英国は、人権外交をやめる
ことで、米覇権の崩壊と多極化に対応しようとしている。

http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/human-rights-are-no-longer-a-top-priority-for-the-government-says-foreign-office-chief-a6677661.html
Human rights are no longer a 'top priority' for the Government, says Foreign Office chief

http://tanakanews.com/070118UN.htm
人権外交の終わり

 話をシリアに戻す。米国とロシアは、それぞれの陣営の地元の国々(米はサ
ウジアラビアとトルコ、露はイランとエジプト)を引き連れて、シリア問題の
解決を話し合う「コンタクトグループ」を設置した。EUも入れてくれと頼ん
だが、米国に断られてしまった。米国は、EUを除外することで、これまで米
国と欧州諸国が共有してきた中東利権を、みすみす全部ロシアに渡してしまお
うとしている。これは欧州を怒らせている。ドイツでは、メルケルの与党
(CSU)の党首(Horst Seehofer)が、難民流入問題に絡む発言として、
シリア問題で米国と組むのをやめてロシアと協調すべきだと提案した。

http://news.antiwar.com/2015/10/01/us-seeks-to-cut-europeans-out-of-syria-peace-talks/
US Seeks to Cut Europeans Out of Syria Peace Talks

http://rinf.com/alt-news/breaking-news/historic-news-finally-eu-and-u-s-are-breaking-apart/
Finally, EU and U.S. Are Breaking Apart

 ドイツなどEUは、米国の戦略失敗によって内戦状態が続くシリアやリビア
から大量の難民が押し寄せ、非常に迷惑している。ISISなどテロ組織をこ
っそり育てて内戦を激化するばかりの米国より、テロ組織を空爆してどんどん
潰すロシアの方がずっとまともだと欧州人が思うのは当然だ。

http://atimes.com/2015/10/a-syriaberliner-ensemble-escobar/
A Syria/Berliner ensemble: Escobar

http://rinf.com/alt-news/editorials/the-western-alliance-is-crumbling/
The Western Alliance Is Crumbling

 ドイツなどEU諸国は、ウクライナ危機でロシアに濡れ衣をかけて経済制裁
する米国につき合わされ、対露貿易が減少して経済的な打撃を受けている。ウ
クライナとシリアの両方で、EUは米国のロシア敵視のやり方に怒っており、
米国を無視してロシアと関係を回復すべきだという声が強くなっている。先日
は、メルケル首相が初めてクリミアがウクライナでなくロシアの領土であるこ
とを認める発言をしている。欧州の対米従属は終わりに近づいている。

http://russia-insider.com/en/german-government-wants-sanctions-russia-lifted/ri10147
German Government Wants Sanctions on Russia Lifted

http://sputniknews.com/politics/20151003/1027980523/merkel-admits-crimea-is-part-of-russia.html
Finally the Penny Drops: Merkel Admits Crimea is Part of Russia

http://tanakanews.com/140309russia.htm
プーチンを強め、米国を弱めるウクライナ騒動

 ウクライナでは今年初め「ミンスク2」の停戦合意が締結されたが、米国に
好戦策を扇動されたウクライナ政府は兵器を前線から撤退させる約束を守らず、
戦闘が続いてきた。しかし最近、ロシアとEUが協調して圧力をかけた結果、
ウクライナ軍はようやく前線からの兵器の撤収を進めている。ウクライナの
事態は少しずつ安定に向かっている。

http://news.antiwar.com/2015/09/30/envoy-east-ukraine-weapons-pull-back-deal-could-end-war/
Envoy: East Ukraine Weapons Pull-Back Deal Could End War

http://tass.ru/en/world/826097
Kiev to begin withdrawing weapons Monday - headquarters

http://www.reuters.com/article/2015/10/02/us-ukraine-crisis-meeting-france-idUSKCN0RW22O20151002
Ukraine's Minsk process will run into next year: Hollande

http://tanakanews.com/150730ukraine.htm
ウクライナ危機の終わり

http://tanakanews.com/140404NATO.php
NATO延命策としてのウクライナ危機

 前回の記事にも書いたが、中国はアフリカ大陸の紛争解決に、国連平和維持
軍の兵力と資金を出すことを国連総会で宣言した。ロシアがシリア内戦の解決
に動き出したのを機に、米国覇権下で放置扇動されてきた各地の紛争が、露中
など非米・反米勢力によって終結させる努力が開始され、覇権の多極化が加速
している。

http://usa.chinadaily.com.cn/2015xivixitus/2015-09/29/content_22005596.htm
China to set up $1b peace fund

http://tanakanews.com/150924syria.htm
ロシア主導の国連軍が米国製テロ組織を退治する?

http://tanakanews.com/120206china.php
中国とアフリカ

 多極化が進むと、NATOは名前だけのものになってEUの欧州統合軍に取
って代わられる。EUと中露が接近する。それと同時に多極型世界の「極」と
なる北米(NAFTA)や中南米(メルコスルなど)、アフリカ(アフリカ連
合)などで、国際的な地域統合の動きが強まる。この流れは冷戦後、断続的に
続いているが、欧州と、ユーラシア中央部(ロシア主導のユーラシア経済同盟、
中露主導の上海協力機構)以外の地域では、地域統合があまり進んでいない。

http://tanakanews.com/120419americas.php
中南米の自立

http://tanakanews.com/f0306LaAm.htm
南米のアメリカ離れ

http://tanakanews.com/090707africa.htm
アフリカの統合

http://tanakanews.com/g1212NATO.htm
多極化に圧されるNATO

 露軍がシリアに進出し、中東覇権が米国の手から離れ始めた直後、米国が多
極化に対応する地域統合の策を進めていることが再び話題になっている。その
一つは、米国とカナダの軍事統合だ。カナダの公共放送(CBC)によると、
米軍とカナダ軍の上層部は2013年から頻繁に会合し、米加両軍の統合につ
いて検討している。防衛力の統合は、国家統合の大きな部分だ。

http://www.cbc.ca/news/politics/canada-election-2015-military-integration-canada-us-1.3248594
Canadian military explored plan to fully integrate forces with U.S.

 米国とカナダは、空軍について、自国上空の防衛を担当する司令部(NORAD)
を1950年代から統合して運営しているが、地上軍や海軍は別々に運営して
きた。今回、米加は、海外派兵する際の部隊の統合を検討し、最終的に軍隊
全体の統合にまでつなげていく構想も米加で共有していることが、カナダ軍が
CBCにリークした文書で明らかになった。カナダ軍より米軍の方がはるかに
規模が大きいので、統合はカナダ軍が米軍の傘下に入ることを意味している。

http://www.wsws.org/en/articles/2015/10/02/usca-o02.html
Canada's top general discussed fully integrating its armed forces with US military

 米国は、イラクが大量破壊兵器を持っていないのに持っていると濡れ衣をか
けて侵攻した03年のイラク侵攻や、シリア政府軍が自国民を化学兵器で攻撃
したと濡れ衣をかけて13年に空爆しようとしたことなど、違法な海外派兵の
策を繰り返してきた。カナダが海外派兵軍を米国と統合すると、このような違
法行為にカナダも巻き込まれることになる。それを懸念するカナダ軍内の勢力
が、CBCに米加軍事統合の計画をリークしたのだろう。

 世界的な長期の流れとして、戦後70年続いてきた米単独覇権の世界体制が
崩れ、多極型の覇権構造に転換すると、国民国家が至高の存在であるという世
界的な観念が過去のものになっていき、各地で国家間の統合が進むシナリオが、
米国のCFR(外交問題評議会)などによって、折に触れてうそぶかれている。
それを「陰謀論」と無視するのは簡単だが、EUや、露主導のユーラシア同盟、
BRICSなどの動きを見ると、多極化は国民国家間の統合につながるだろう
と感じられる。米加軍事統合は、そうした動きの一つだ。1民族1島国の天然
国民国家の日本人には知覚・理解しにくい流れだ。

 米国が関与する地域統合のもう一つの動きは、10月5日に交渉が妥結した
TPPだ。TPPは、米加メキシコの北米3カ国が1993年に締結した貿易
協定であるNAFTAを基盤に、中南米やアジア太平洋の親米諸国を加えて新
たな貿易圏を作る計画で、拡大NAFTAともいうべきものだ。

http://tanakanews.com/130812trade.htm
貿易協定と国家統合

 米国は、アジア太平洋諸国とのTPPと、欧州(EU)との協定である
TTIPという、2つの似た内容の自由貿易圏を同時並行的に交渉して設置す
ることで、米国中心の新たな経済覇権体制として構築しようとしてきた。だが
TTIPは、24の全項目のうち10項目についてしか米欧双方の意見表明が
おこなわれておらず、対立点の整理すら未完成で、まだ交渉に入っていない。
EUでは、署名活動として史上最多の300万人がTTIPに反対する署名を
行った。

http://www.politico.eu/article/ttip-negotiations-not-even-half-done/
TTIP negotiations not even half done

 TPPもTTIPも、企業が超国家的な法廷(裁定機関)をあやつって国権
を超越できるISDS条項や、交渉中の協定文が機密指定され国会議員でも見
ることが許されていない(米議会では数人が見たらしいが、日本の国会議員は
誰も見ていない)など、国民国家の主権を否定する傾向が強い。EUの調査で
は、欧州市民の96%がTTIPに反対だというが、当然だ。

http://tanakanews.com/120702TPP.php
国権を剥奪するTPP

http://truepublica.org.uk/united-kingdom/ttip-negotiations-fall-apart-as-eu-big-hitters-abandons-us/
TTIP Negotiations Fall Apart As EU Big Hitters Abandons US

 すでに書いたように、EUは今後、米国との同盟関係を希薄化して露中への
接近を加速し、米単独覇権体制を見捨てて多極型世界の「極」の一つをめざす
だろう。欧州がTTIPに同意する可能性は今後さらに低くなる。おそらく
TTIPは破棄される。TPPだけが残るが、TPPは拡大NAFTAであり、
米単独覇権体制の強化でなく、多極型世界における米国周辺地域の統合を強化
するものになる。(米国の中枢には、単独覇権体制を声高に希求する人々と、
多極型世界をこっそり希求する人々がいる。ベトナム戦争もイラク戦争も、単
独覇権を過激に追求してわざと失敗させ、多極型世界を実現する流れだ。単独
覇権型の貿易体制が多極型の体制に化けても不思議でない)

http://www.marketwatch.com/story/the-trans-pacific-partnership-charade-tpp-isnt-about-free-trade-at-all-2015-10-05
The Trans-Pacific Partnership charade: TPP isn't about `free' trade at all

 以前、日本はTPPの交渉に入っていなかった。日本がTPP交渉に途中か
ら参加し、今や米国より熱心な推進者になっている理由は、世界の多極化が進
む中で、何とかして自国を米国の傘下に置き続けたいからだ。日本の権力者が
国際的に自立した野心を持っているなら、対米従属の継続を望まないだろうが、
戦後の日本の隠然独裁的な権力者である官僚機構は、日本を対米従属させる
ことで権力を維持してきた。対米従属下では、日本の国会(政治家)よりも米
国の方が上位にあり、官僚(外務省など)は米国の意志を解釈する権限を乱用
し、官僚が政治家を抑えて権力を持ち続けられる。近年では、08-09年の
小沢鳩山の政権が、官僚独裁体制の破壊を画策したが惨敗している。対米従属
は、官僚という日本の権力機構にとって何よりも重要なものだ。

http://tanakanews.com/13012japan.php
日本経済を自滅にみちびく対米従属

 TPPは、米国の多国籍企業が、ISDS条項などを使って日本政府の政策
をねじ曲げて、日本の生産者を壊滅させつつ日本市場に入り込むことに道を開
く。日本経済を米企業の餌食にする体制がTPPだが、日本の権力である官僚
機構にとっては、米政府に影響力を持つ米企業が日本で経済利権をむさぼり続
けられる構図を作った方が、米国に日本を支配し続けたいと思わせられ、官僚
が日本の権力を握り続ける対米従属の構図を維持できるので好都合だ。米企業
が日本でぼろ儲けし、日本の生産者がひどい目に遭うことが、官僚にとって
TPPの成功になる。官僚が、意志表示もほとんどしない国民の生活より、
自分たちの権力維持を大事と考えるのは、人間のさがとして自然だ。

http://tanakanews.com/150618tpp.htm
大企業覇権としてのTPP

 米国はTPPに対し、貿易だけでなく経済システム全般の枠組みとして、今
後の米国の影響圏設定の意味づけを持たせている。TPPに入れば、日本は、
米国の影響圏内にいることを明示でき、世界が多極化した今後も、米国の経済
システムの中に入って対米従属を続けられるが、TPPに入らなければ、日本
は中国の影響圏に入るしかない。

http://fortruss.blogspot.ru/2015/10/obama-on-tpp-america-should-write-rules.html
Obama on TPP: America should write the rules of the global economy

http://www.ft.com/cms/s/0/2c07cd48-6b9b-11e5-8171-ba1968cf791a.html
US in position to write rules on trade

 今夏以降、中国経済が減速すると、日本経済が大打撃を受け、2四半期連続
マイナス成長の不況入りが濃厚になっている。すでに日本経済は、米国など
TPP圏より、中国に依存する度合いが強くなっている。長期的に見て、米経済
は巨大な金融バブル崩壊の過程にあるので、日本経済にとって米国より中国の
方が重要である傾向が、今後さらに強まる。放っておけば、日本は経済面から
中国の傘下に引き込まれていく。隣の韓国は、経済面で中国の傘下に入ること
をすでに容認している。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0f66b698-67dd-11e5-97d0-1456a776a4f5.html
Japan's Tankan shows dwindling business sentiment

http://www.wsj.com/articles/japan-industrial-output-slide-hints-at-recession-1443582684
Japan Industrial Output Slide Hints at Recession

 TPPに入っても、日本経済の中国依存が減るわけではない。TPPはもっ
と政治的、国際システム的、象徴的なものとして、日本が中国でなく米国の傘
下にあることを示すものだ。TPPが重要なのは、関税率とか「コメや乳製品
が値下がりして国民生活を助けます」とかいう経済面でなく、TPPが経済政
策の政治的な枠組みであり、日本が米国の傘下にとどまるか、中国の傘下に追
い出されるかという、多極化する世界の中での今後の日本の位置づけを明示し
ている点だ。

http://tanakanews.com/150408japan.htm
安倍訪米とTPP

 日本ではここ数年、国民が中国や韓国を嫌うように仕向けるプロパガンダが
マスコ"ミによって流布され、それを国民の多くが軽信している。こうした洗
脳戦略も、米国が衰退して中国が台頭する多極化の傾向への対策だろう。洗脳
戦略がなかったら、国民のしだいに多くが「米国より中国と組んだ方が日本経
済のためだ」「TPPでなく日中韓で貿易圏を作れば良い」と思うようになり、
民意主導で日本が対米従属から離脱していってしまう。それを防ぐため、国民
が中国や韓国を「敵視」するのでなく「嫌悪」するよう仕向ける洗脳戦略が
採られ、かなり成功している(敵視を扇動すると、日本が中国に対して攻撃的
に関与してしまうことにつながり、どこかの時点で日中が折り合って和解して
しまいかねない)。

http://tanakanews.com/120101CJKFTA.htm
TPPより日中韓FTA

 TPPと並んで、自衛隊が米軍と一緒に海外派兵できるようにする日本の集
団的自衛権の強化も、対米従属維持のためだ。先に書いた、カナダ軍が米軍の
傘下に入って海外派兵する新体制を作ろうとする米加軍事統合を、日本の集団
的自衛権の強化と並べてみると、2つが良く似ていることに気づく。カナダは
米国から「多極化の中で国家統合を進めたいなら、カナダ軍が米軍の傘下に入
って海外派兵できるようにしろ」と言われ、迷いつつ進めている。それを見た
日本外務省が「うちも、米軍の傘下に入って海外派兵できるようにしますので、
多極型世界における北米圏に入れてもらって良いですか」と申し出た。米国
は了承し、日本は集団的自衛権を改訂した。NAFTA(北米経済圏)の拡大
版であるTPPに、日本が何とかして入ろうとしたのと同じ構図だ。

 日本では、米国が昔から将来までずっと日本を傘下に入れ続けたいのだとい
う勘違いが、意図的に流布されている。米国は歴史的に、ハワイやグアムを自
国領にしたり、フィリピンを植民地にするなど、太平洋を自国の影響圏として
設定してきたが、そこには日本が入っていなかった。単独覇権から多極型世界
への(隠然とした)シナリオだった911前のサミュエル・ハンチントンの
「文明の衝突」でも、日本は、米国にも中国にも従属しない「孤立文明」に分
類されていた。TPPでも、米国は当初、米国と同様アングロサクソンの国で
ある豪州とニュージーランド、豪州とフィリピンの間にある中小の諸国をTPP
の交渉に入れていたが、日本を入れていなかった。

 第二次大戦後、米国が日本を自国の影響圏に入れておいたのは、ソ連や中国
との冷戦構造があったからだ。日本は、米国が中露と対立している限り、米国
にとって有益な場所にあるが、世界が多極型になり、米国と中露が対等な関係
で協調するようになると、米国が日本を傘下に入れておくとやっかいなことに
なる。日本は、米国の傘下に居続けるため、中露と米国の恒久対立を望み、中
露と軍事対立し続けたい軍産複合体と結託し、多極型の世界運営の邪魔になる。

 だから、米国の単独覇権を過激に強化するふりをして破壊してこっそり多極
型覇権に転換する策をやっているオバマ(や共和党の隠れ多極主義勢力)は、
日本が延々と対米従属し続けることを望んでいない。オバマの本心は、TPP
をまとめず頓挫させたかったのではないかと思われる。

 今回、TPPの交渉が妥結した一因は、乳製品問題で前回の交渉を頓挫させ
たニュージーランドを、日本が輸入増で譲歩してなだめたからだ。バイオ医薬
品の独占期間の5年+3年の解決方法も日本が進めた。TPPは、日本のイニ
シアチブで妥結した。安倍政権を動かしている日本の官僚機構は、多極化が進
んで日本が米国圏から切り離される前に米国にしがみつこうと、これまでにな
い積極性で対米従属を強化している。日本が主導してTPPを妥結に持ち込ん
だのはその一つだし、説明抜きで無理矢理に集団的自衛権を強化したのもそうだ。

http://www.nzherald.co.nz/business/news/article.cfm?c_id=3&objectid=11523891
Major progress has been made in the long running trans Pacific trade deal

http://www.zerohedge.com/news/2015-10-05/trans-pacific-partnership-deal-struck-corporate-secrecy-wins-again
Trans-Pacific Partnership Deal Struck As "Corporate Secrecy" Wins Again

 日本の主導権発揮を受け、オバマはTPPの妥結を容認した。しかし、中東
や対露関係から判断してオバマは隠れ多極主義者であると考えられるので、こ
のまますんなりTPPが実現していくとは考えにくい。10月中のカナダの選
挙で右派の与党が負けると、カナダ議会がTPPの批准を否決する可能性が強
まる。米議会でも超党派でTPPへの反対があり、来年の大統領選挙で勝ちそ
うな共和党のトランプもTPPに反対だ。TPPをめぐる戦いはまだ終わって
いない。

http://www.motherjones.com/kevin-drum/2015/10/can-donald-trump-sink-tpp
Can Donald Trump Sink the TPP?

http://www.ctvnews.ca/politics/harper-under-pressure-to-deliver-fair-tpp-deal-amid-election-1.2505838
Harper under pressure to deliver fair TPP deal amid election


この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/151007tpp.htm

以上は「田中宇氏」ブログより
TPP加入は日本の戦略の誤りです。先行き日本国の崩壊に向かいます。以上

不正には適切な対応が必要だが、不正を野放しにしている米が米離れをしている独の会社を摘発

2015.09.29
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 アメリカの環境保護局(EPA)は9月18日にフォルクスワーゲンが販売している自動車の一部が排ガス規制を不正に回避するためのソフトウエアを搭載していたと発表した。碌でもないことだが、自動車業界に限らず、こうした不正の話は耳にする。アメリカの金融業界は露骨で、不正が明らかにされても「大きすぎて潰せない」、役員も「大きすぎて処罰できない」という愚にもつかない理由で「容疑者」が野放しにされ、「焼け太り」の状態。

 そうした容疑者たちを野放しにしている責任を負うべき人びとの中に歴代の財務長官も含まれているが、そのうちの3人が今年4月、マイケル・ミルケンが主催した会議で不公正な収入の問題を笑い飛ばしている

 3人の元長官とは、在任期間が1995年から99年までのロバート・ルビン、2006年から09年までのヘンリー・ポールソン、そして09年から13年までのティモシー・ガイトナーで、ルビンとポールソンは長官に就任する前にゴールドマン・サックスの重役だった。つまりルビンは1990年から92年にかけて上席パートナーシップ兼共同会長、ポールソンは98年から2006年まで会長兼CEO(最高経営責任者/1998年は共同)。ガイトナーは1985年から3年間、キッシンジャー・アソシエイツで働いている。

 司会者から不公正な収入について質問され、ポールソンはゴールドマン・サックス時代からその問題に取り組んでいると答えたのだが、そこでガイトナーは「どっちの方向?」と皮肉る。そこでルビンが割って入り、「君はそれを拡大させた」と言うのだが、そこで司会者を含む全員が大笑いしたのだ。ポールソンは「建前」を話そうとしたのだろうが、話の流れで本音が出てしまった。言うまでもなく、彼らに莫大な収入をもたらす源泉は庶民にある。大多数の人間を貧困化させることで彼らは肥え太ってきたのだ。

 ところで、フォルクスワーゲンの問題は2013年から指摘されていたが、これまでは封印されてきた。そうした中、9月4日からフォルクスワーゲンはロシアでエンジンの生産を始め、ドイツはウクライナやシリアの問題でアメリカと一線を画そうとしている。フランスもそうだが、経済界の中にはアメリカの好戦派に辟易としている人たちがいるのだ。アメリカの傀儡であるアンゲラ・メルケル首相としてもそうした意見を無視はできないのだろう。

 昨年10月20日、モスクワ・ブヌコボ空港で事故死したフランスの大手石油会社、トタルのクリストフ・ド・マルジェリ会長兼CEOはその3カ月前、石油取引をドルで決済する必要はなく、ユーロの役割を高めれば良いと主張していた。その頃、フランス金融機関、BNPパリバはアメリカに89億7000万ドルの罰金を支払わねばならなくなっていた。

 フォルクスワーゲンの話を聞いて、2009年に浮上したトヨタの問題を思い出した人もいるだろう。トヨタ車は意図しない加速をするというもので、運転者の死に直結する可能性があった。会社側の対応も問題だったが、曖昧な形で幕引きになっている。

 勿論、機械である以上、誤作動の可能性はあるのだが、自動車にしろ航空機にしろ、コンピュータ制御が進んでいる最近の乗り物はハッキングされる可能性もある。2013年6月にローリングストーン誌のマイケル・ヘイスティングスは「自動車暴走事故」で死亡したが、その自動車もハッキングされたと疑う人も少なくない。ヘイスティングスは、アフガニスタン駐留米軍/ISAF(国際治安支援部隊)の司令官だったスタンリー・マクリスタル大将を退役に追い込む記事を書いたことで有名な記者だ。

 トヨタの問題が浮上したタイミングもアメリカにとって都合の良いものだった。2009年9月に総理大臣となった鳩山由紀夫は基地問題で「最低でも県外」と主張しただけでなく、東シナ海を「友愛の海」にしようと提案、それに対して中国の胡錦濤主席がその海域を平和、友好、協力の海にしようと応じたと報告されている。日本と中国の接近はアメリカの支配層、特に好戦派であるネオコンにとって許しがたいことだ。マスコミの総攻撃を受けた鳩山は2010年6月に辞任、トヨタの問題は11年の初めに終息した。鳩山の次に首相となった菅直人政権から日本は中国との関係を悪化させる道を選び、安倍晋三政権は中国との戦争を想定した「安全保障関連法」を強行成立させる。

 コンドリーサ・ライス元国務長官がFOXニュースのインタビューの中で、控えめで穏やかに話すアメリカの言うことを聞く人はいないと語っているが、今後、ドイツ政府がどのように動くのか、興味深い。



以上は「櫻井ジャーナル」より
米国の独善は度が過ぎています。もっと公正にやる必要があるでしょう。やがて天罰が下るでしょう。以上

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行についての歴史④

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行についての歴史④
 
花山薫 ( 兵庫 会社員 ) 15/08/10 AM01 【印刷用へ
新ほんとうがいちばんからの引用リンク

ロスチャイルド家は秘密工作によりトルコから非常に常習性のあるアヘンを購入し中国に売り、何百万人もの中国人をアヘン中毒にさせた。常習性のあるアヘンを必要とする中国人からその代金として大量の金や銀を巻き上げた。中国から奪い取った金や銀はイギリス人に返却されず、ロスチャイルド家の金庫に保管された。

ロスチャイルド家による中国人のアヘン中毒作戦により、甚大な被害を受けた中国は2つの戦争を行った。それはアヘン戦争である。アヘンを売って巨額の利益を得たロスチャイルド家は、あぶく銭を得ることに夢中になった。

ロスチャイルドは、ハドソンベイ社や他の貿易会社と組んでアメリカに新天地を築くために、アメリカの植民地化を行っていた組織に巨額の資金を提供しました。北米に埋もれていた豊富な天然資源を奪うために北米先住民(インディアン)を大量虐殺するように命令したのはロスチャイルド家です。

ロスチャイルド家はカリブ海やインドの亜大陸の罪のない人々を大量虐殺するように命じました。

ロスチャイルド家は国際奴隷貿易会社を設立しました。この会社は非常に邪悪な会社であり、彼らは人々を拉致し、彼らを動物のように扱いました。ハザール人は、彼らの悪魔組織(古い黒い貴族)に所属していない世界中の人間はみな動物として扱います。ロスチャイルド家はアフリカの不正な首長と共謀して大量のアフリカ人を拉致し、首長に代金を払い、アメリカやカリブに連れていき奴隷として売った。

ロスチャイルド家は戦争は彼らに短期間で莫大な利益をもたらすことを知り、戦争を行っている両サイドに軍事資金を貸した。貸したお金を両サイドから確実に徴収できるようにするため、ロスチャイルド家は各国に(国民から税を必ず徴収させ、国の借金をロスチャイルド家に強制的に返済させる)税法を制定させた。

ハザール・マフィア(不換偽札を使ったロスチャイルドの詐欺金融マフィア)は、革命戦争で敗戦するように手を貸したアメリカの開拓者とロシアに対する永遠の復讐を企んだ。ロスチャイルド家がアメリカの革命戦争に負けた時、ロスチャイルド家は負けた原因はロシア帝国とロシア人がアメリカの開拓者(イギリスの船を封鎖する)に手を貸したからだと非難した。

ハザール・マフィアは西暦1000年にハザール王国を崩壊させ、彼らを追放したロシア人とアメリカの開拓者に対する永遠の復讐を誓った。そのため、ロスチャイルド家とイギリスのオルガルキーらはアメリカを奪還する策略を考えた。

その方法として、彼らはアメリカに中央銀行を創設し、バビロンの金融マジックと秘密の偽札造りを行わせることにした。ロスチャイルド家のカザール・マフィアは1812年にアメリカを奪還しようとしたが再びロシアの邪魔が入り、失敗に終わった。
以上は「るいネット」より
現在の世界における悪の組織のハザール・マフィアは今追い詰められているところです。あまりの悪業に世界の市民が知ってきたからです。      以上
 

太陽が割れてきた・・・

2015年07月13日


太陽が割れてきた・・・。その研究を読みながら、太陽を含めた「自然の存在の役割」を考える

sun-devide.gif

▲ 2015年07月07日の英国王立天文学会ニュースプレスより。


南と北が「非対称の磁場」である太陽

今回記事のタイトル「太陽が割れてきた」というのは、上の王立天文学会プレスリリースの「太陽磁場は、太陽の南北の分割を示している?」というものを、そのまま書いたものなんですが、よく読みますと、このタイトルは「やや大げさ」ではあります。

英国ウォーリック大学のジュゼッペ・ニスティコ博士という方と国際チームが、NASA の太陽観測衛星 STEREO のデータを使っての調査で、

太陽の磁場が、南の極と、北の極で《非対称》になっている


かもしれないことを見出したというものです。

太陽の磁場というと、具体的にはともかく、何となく下のような「中心を軸として、対照的で、均等な紋様を描く」かのようなイメージを持たれることが多いのではないでしょうか。

例としての太陽の磁場のイメージ
solar-mag-fields.jpg
・NASA


しかし、今回の研究によると、太陽は、「南と北でバラバラ」の磁場の紋様を描いているという可能性があるようです。

あるいは、

「以前はそうではなかったけれど、最近になって、そのようになってきている」

ということかもしれないです。

まあしかし、太陽はこの数年間、如実に変化していましたからね。

3年前の記事で、

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日

という「太陽の磁極が4つになる」という国立天文台などの発表をご紹介したことがあります。

下の図は、国立天文台の発表をもとに作成したもので、左の「2008年の太陽」と書かれてあるのが、それまでの普通の太陽です。北極にマイナス磁場である「S極」があり、南極にプラス磁場であるN極があるという対極したふたつの磁場があります。

20120419-solar-polar.gif


右の太陽は、国立天文台が今回発表した 2012年以降の「4つの磁極」があらわれるという状態になる太陽の磁場の予測・・・なのですが、その後、たとえば今、太陽の磁場がどのようなことになっているのかは、その後の発表や報道がありませんので、よくわかりません。

いずれにしても、「太陽」という存在は、研究が進めば進むほど「従来考えられていた存在とは何かちがうもの」のような感覚を持たせてくれる示唆が次々と出てきます。

こうなってくると、太陽というのは、もう本当に何か全然、私たちの今の科学で説明されているものとちがうものなのではないかという気さえしてきます。




太陽の役割

太陽などについて、「プレアデスの自称姐さんはどう言っているのかな」と、パッと適当に本をめくりますと、太陽に関しての記述があります。

プレアデス+地球をひらく鍵』より

太陽はあなた方の太陽系の統治者であり、あなた方が住居するこの地球を支配する知性の所在地です。

多くの文化のなかで、太陽は神のように、この世界を統治する知的なエネルギー体として崇められています。

太陽に住んでいる存在がいると聞いたら、みなさんはびっくりするでしょうか。

太陽は幻想にすぎません。非常に高度な進歩を遂げた世界は、みずからを太陽のように見せかけて、光の力によって侵略から身を守ることができるのです。

地球の科学者が言うような、ただガスが燃焼しているだけの存在ではないのです。

地球の科学は、生命についての解釈を非常につまらないものにしてしまいました。科学は楽しさ、生命力、心のときめき、神秘性といった要素を生命から奪ってしまいました。

科学のために、生命はまるで何の意味もないかのように、ありきたりで退屈なものにされてしまいました。太陽に何の意味もないなんて想像することができるでしょうか。

これについて考えてみてください。現在、太陽に対する恐怖心をかき立て、太陽を否定的なものとするキャンペーンが展開されています。

自然は安全ではないと科学が主張したことによって、人々は自然とのつながりをこれまでのように感じなくなってしまいました。

太陽、自然、地球にに対する猜疑心が、現在あなた方が直面している、危機の原因となっています。

それはつまり、あなた方が住んでいる家を尊重し、大切にするき気持ちがないということです。

この中のある部分を読みまして、「ああ、これは・・・」と思いました。

それは、

> 太陽に対する恐怖心をかき立て、太陽を否定的なものとするキャンペーンが展開

の部分です。

このブログでも、かつてさんざん太陽フレアの脅威などについて書いたことがありまして、私の「太陽を否定的なものとするキャンペーン」の一端を担った「罪」というものもあります。

それらの証拠となる数々の記事は、こちらのリンクにあります。

とはいえ、特大のスーパー太陽フレアが地球を直撃した場合、大きな影響が出ることは事実です。

1859年の規模の「超」太陽嵐がもし現代の世の中に発生したら
 2010年10月20日

などに書きましたように、地球の文明がおそらくは「復旧の目処が立たないほど」破壊されてしまうことは確かです。

特に、

・電力送電網の崩壊(永続的な停電)
・通信システムの崩壊
・放送網インターネットシステムの停止
・コンピュータシステム(軍事、医療、政治含めて)の停止
・移動手段の停止
・物流とインフラの停止
・食料供給へのダメージ


などは厳しいものとなることが考えられます。

これらが起こることは良いことではないかもしれません。

しかし、ここでふと、最近加えた「革命カテゴリー」にある記事などを思い出すのです。

たとえば、

資本主義の崩壊と、この文明の崩壊は《「破壊」は「創造」に対しての愛》という観点から私たち人間にとって「最も幸せなこと」だと確信してみる
 2015年07月09日

で、確信するに至りました「創造の母は、破壊」であり、さらにいえば、

破壊は、愛


であるということ。

そして、前回の記事のラストのほうに、「社会を子どもたちに返還する」ということに対して、

そのような劇的な変換(かつての日本への回帰)がおこなわれるためには、現在の日本のシステムか文明そのものが終焉する必要があります。


というようなことを書いています。

システムか文明の終焉。

この「必ず通過しなければならない概念」を・・・もし・・・ですけど、私たち人間自身が、地球を変えることができない場合、

それを太陽がやってくれる


ということをふと思うのです。

新しい世界の創造のために必要な破壊と、それをなしうることができるのは、太陽と小惑星と彗星くらいしかないとしか思えないのです。

小惑星たちは、注意深く地球の状態に応じながら軌道を周回し、場合によって、たまにその軌道を外れ、太陽は、フレアを放出する。

巨大フレアは、太陽活動が活発(黒点が多い状態)な時に発生しやすいという思い込みがありますが、現実は、活動状態とは関係なく、太陽はいつでも超巨大フレアを放出させることができます。

事実、過去 200年で最も強いレベルの太陽フレアは「過去 200年で太陽活動が最も弱い時」に発生しています。

それは 2012年7月23日の時でした。

この日、場合によっては「地球の文明は終わっていた」かもしれないことを報道していた アメリカの経済誌フォーブスの 2014年の記事をご紹介したことがあります。

2012年 7月 23日に地球の文明は太陽によって「終末」を迎えていたかもしれなかった
 2014年03月21日

forbes-sun-02.gif

▲ 2014年3月19日のフォーブスより。


この時の太陽フレアが仮に地球を直撃していれば、「地球は数千年前に逆戻り」していたかもしれないというようなことが書かれてあります。

それにしても、なぜ、経済誌のフォーブスがこのような記事を取り上げたかといいますと、この時の太陽フレアが地球を直撃していれば、その損害額は数百兆円規模の算定不可能なものとなっていた可能性があり、何年も文明が再興できなかった可能性があるためでした。

太陽は、「未来の地球」を創造するためなら、いつでもやってくれると思います。

2012年7月23日のフレアは、そのことを私たちに知らせてくれてイベントだったのだと確信します。




私たちの自然は本来人間の敵じゃない

それにして、自称プレアデスの人・・・うーん、この呼び方も味気ないですね。
これからは「自プちゃん」と呼びます。

自プちゃんの言う、

> 自然は安全ではないと科学が主張したことによって、人々は自然とのつながりをこれまでのように感じなくなってしまいました。

というのは、私も最近になって、そう感じるようになりました。

自然のほとんど(実際にはすべてなのでしょうけれど)は、その存在も現象も人間のためにあるというように考えると、私たちも、地球との関わり合いのありかたを少しちがって考えられるような気がするのです。

少し前に、

地球の3分の1の地下水源が枯渇しようとしている
 地球の記録 2015年07月13日

という記事を書いたのですが、これは、帯水層と呼ばれる地下の水脈源が、地球全体でどんどん枯渇していっていることをご紹介したものでした。

そのこと自体はともかく、その世界の帯水層の地図を見ると、日本には巨大な帯水層というものがないことに気づきます。

となると、日本はたえず、大雨など「空からの水」がないと、豊かな自然体系や、もちろん人間が使う水にしても、常に不足気味になるような場所であるように見えたのです。

そこで、

「なぜ日本は地理的に台風が頻繁に直撃する場所にあるのか」

という疑問もすんなり解けるのでした。

その理由は、台風があってこそ、日本は文明を存続できるからです。

帯水層の分布を見る限り、春から秋の台風がなければ、日本の多くは慢性的な水不足にさらされ、基本的に人間が住むには苦しい場所になるはずです。

台風のおかげで、日本人は文明を存在し得た。

そして、世界の地図を見ますと、台風やモンスーン、ハリケーンなどに度重なり見舞われる上に「人が多く住んでいる土地」には、巨大な帯水層がほとんどないことがわかります。

世界の主要な地下水源(アジア~アフリカ)
Groundwater-Basins-Distress1.gif
NASA

台風も豪雨も大雪も「自然に備わった素晴らしいシステム」であり、台風やモンスーンやハリケーンの意味は、その土地に豊かな自然と、人間が文明を築くために「用意」されたものだと。

あるいは逆をいえば、日本を含めた多くのアジア地域では、

台風やモンスーンが消えた場合、人間が住めない場所になる。


ということになると思います。

台風もまた最大の「恵みの神」であることがわかるのです。

しかし、どんなことでも、現代社会は「災害」という一言で括ってしまいます。

台風も太陽フレアも全部悪者で、自然や宇宙は「危険ばかり」という観念が広く浸透してしまった。

そういう意味では、虫の大量発生や、疫病、地震などを「悪」として描いている「聖書」に最近やや疑念の思いもあるのですが、そのことは今回はふれません。

この宇宙と地球の大自然で、人間の営みのために協力しないものは存在しないということが、こんなに年をとってしまったとはいえ、最近になって、ようやくわかりかけています。

それもこれも、キッカケは、野口晴哉さんの『風邪の効用』を読んだ時に、

「風邪ウイルスは人間のために作用している」

ことを知ってからでした。

このことは、

人間にとって最も日常的で慈悲深い治療者は風邪ウイルスかもしれないこと…
 2015年04月21日

という記事に書きました。

この「風邪は自然良能である」という野口さんの知見を知り得たことは大きかったです。知ったのは、ほんの3ヶ月前のことですが、それ以来多くのものが「自然良能だ」と思えるようになっています。

(本当は「全部が自然良能」なのでしょうけれど、そう思えるまでには至っていません)

そんなわけで、英国王立天文学会の研究で示唆された「太陽の構造の非対称性」も、地球に与える影響として、何らかの意味を持っているはずです。

そういえば、この王立天文学会が、最近、「地球はミニ氷河期に入る」ことを、総会で全会一致した意見として採用したことが報じられていました。少しご紹介しておきます。

地球は15年後“ミニ氷河期”に入る」英国王立天文学会で発表
IROIRO 2015.07.13

先週、イギリスのウェールズで開催された英国王立天文学会総会で、「今後15年以内に、地球はミニ氷河期といえる時代に入る」という予測が発表された。これは太陽を専門に研究する学会員の一致した意見で、「97%確実」であるとのこと。

研究者たちを代表してこの発表を行なったのは、英国ノーザンブリア大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授。

ジャルコヴァ教授は、「太陽の活動は、2030年あたりには今と比べて60%減衰する」と言う。また、この予測は「97%」確実であるとのこと。

ということです。

ミニ氷河期の「自然としての意味」ってどんなものなんでしょうかね。
考えてみたいです。

それでは、ここから本記事です。



Does the solar magnetic field show a North-South divide?
王立天文学会 ニュース&プレス 2015.07.07

太陽磁場は、太陽の南北の分割を示しているのか?

North-South-divide.jpg


毎秒 200~500キロメートルの間の速度で太陽のコロナを通過する噴射の研究は、太陽の磁場によるプラズマの動きの速い行列が、南半球よりも北半球ではるかに強く偏向されていることを示す。

この太陽の南と北での非対称性は、太陽の磁場を発生させる機構である「太陽ダイナモ」に対しての理解に重要な意味を持っていると思われる。

この研究結果は、2015年7月8日に、英国ウォーリック大学のジュゼッペ・ニスティコ博士( Dr Giuseppe Nisticò )によって、ランディドノーでの国立天文学会議で発表される。

ニスティコ博士と国際研究チームは、2007年3月から 2008年4月の間に発生した 79の太陽の極の噴射を研究してきた。

この研究は、NASA の太陽調査プロジェクト STEREO (太陽立体化計画 )によって観察したものだ。STEREOは、太陽の軌道に沿って地球から離れて、反対方向に周回している双子の衛星だ。


NASA の STEREO
STEREO-spacecraft.gif
STEREO


二機の衛星により運ばれる STEREO のふたつのデータが、太陽の立体観察を可能にする。ニスティコ博士と研究チームは、双子のSTEREO探査機によって同時にコロナ噴出を観察するために、極端紫外線撮像装置(EUVI)と呼ばれる撮像装置と、COR と呼ばれる機器の画像を使用した。

特定されたそれぞれの噴出のために、研究チームは、太陽の南側と北側共に、太陽表面から 70万キロメートルの距離で、噴出と太陽との角度を測定した。北と南の2つの測定場所の間には、約 10分の時間遅延がある。

sun-kakudo.jpg


ニスティコ博士は、以下のように語る。

「STEREO は、太陽の異なる層を調べることができますので、私たちは時間をかけて噴出の進行状況を見ることができるのです。 EUVI は、太陽の表面に祝言した噴出を示し、 COR1 は、太陽の大気やコロナを通じて進行状況を表示します」

「噴出が低いところから高いところに移動する時には、それらの噴出は、磁力線によって”案内”され、直線ではなく、むしろ丸く追随していきます。しかし、太陽の極に近い噴出を分析すると、この偏向量が異なるという意外な事実を示すのです。」

「私たちは太陽の南よりも北の極で、相当大きな偏向(変位)を確認しました。このことが、私たちに疑問を生じさせます。・・・この太陽の極の噴出は、『太陽の磁場が南北で対称ではない』ことを示している?・・・という疑問です。」

「初めて黄道面に周回する宇宙船から太陽の極地の機能の測定を行うことの難しさにもかかわらず、私たちは、太陽コロナの全体的な構造のトレーサーとしての冠状の噴出を研究できました。そして、南北非対称性としての太陽のそれぞれの存在の独立した指標をさらに提供しています」

「将来的には、ソーラー・プローブ・プラス( NASA の太陽コロナの観測のための探査機)と、ソーラー・オービター(欧州宇宙機関が開発中の太陽観測衛星)が、太陽に近い位置からの極の直接観測によって、太陽の南北非対称についての新たな洞察を提供するでしょう」


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以上は「IN DEEP」より
現在、地球はポールシフトが進行中ですが、太陽も同様に現在ポールシフト中です。その影響が太陽磁場に影響しているものと考えます。              以上

日本赤十字社:表は愛の顔、裏は悪の顔

日本赤十字社、表は愛の顔、裏は悪の顔

るいネットさんのサイトより
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=305493
<転載開始>
日赤の表の顔は博愛だ。しかし、裏の顔は実に奇怪だ。さらに、その血液ビジネスは、醜悪を極める。

内海聡の内海塾(リンク)より

===================================================================

赤十字とは何か
スイスの実業家アンリ・デュナンは「1:人道、2:中立、3:公平、4:独立、5:奉仕、6:単一、7:世界性」の7つの原則を掲げ、国際赤十字社を創設した。それは、表向きは「世界各国に存在する人道的な活動団体である」。「……国の内外を問わず、戦争や大規模な事故や災害の際に、敵味方の区別なく中立機関として、人道的支援を行う」(『ウィキペディア百科辞典』)組織的には、ジュネーブ条約と、それに基づく国内法で、特殊な法人格権限を与えられた団体である。

ここまで読むと、その崇高さに圧倒される。具体的には、たとえば……
4:独立(政府の圧力に屈さず、活動への干渉を許さない。受けるのは補助のみ)
 これは、国の権限を超えた組織という意味だ。
5:奉仕(報酬を求めない)
6:単一(一国一社。国内に複数存在してはならない)
7:世界性(全世界で同様に活動し、お互いに支援し合う)
 
さらに、従軍看護婦として、近代看護を確立したナイチンゲールを記念して、創設された勲章「フローレンス・ナイチンゲール記章」は、赤十字の名において捧げられる。ここまで読んだ限りでは、実に非の打ち所のない国際的な人道団体である。

日本赤十字社は、1952年、日本赤十字法という法律で設立された認可法人である。その主要業務が献血の推進と、輸血・血液製剤の製造・供給なのだ。突然、愛の人道組織が、血生臭くなってくる。その「事業内容」は、日本赤十字法に基づく病院施設等の運営、災害救援活動など」である。従業員数は5万9042人の大所帯である(2010年4月16日現在)。「名誉総裁は皇后、名誉副総裁には、代議員会の議決に基づき、各皇族が就任している」。代表者である社長は、近衛忠輝である(旧公爵、近衛家当主。夫人は崇仁親王第一女子である近衛やす子)。

ここまで皇室と表裏一体となっている民間組織は他にない。皇族が組織の長を占める理由がどこにあるのか? 理解不能だ。戦前に回帰したかのようだ。その異様なアナクロニズム。日赤の表の顔は博愛だ。しかし、裏の顔は実に奇怪だ。さらに、その血液ビジネスは、醜悪を極める。かつて、「愛の献血が売られている」と告発されたこともある。しかし、売られるどころか、それが日赤の暴利を支えているのだ。日赤は、『献血、輸血こそが人々を救っている』と、大衆を騙して、医猟産業に暴利をもたらす〝医療奴隷〟をつくり続けてきた。

ウソにもう騙されてはいけない。輸血は人間を〝医療奴隷〟にするために仕組まれた生物兵器剤の罠なのだ。他人の血液は入れられた人にとって、大変な異物、毒物であり、体中に負担をかけ、病気を作り出す猛毒。医薬品の本当の正体が『病気をつくりだす』発病剤であるのと同様に、輸血も騙されている。さらに輸血は猛烈な発ガン物質である。告発された日赤の裏の顔は、まさに、悪の顔。そして、表は愛の顔……。その落差に、目まいを覚えるだろう。輸血は患者を殺すだけではない。生き延びても重篤な副作用に悩まされる。輸血による肝炎やエイズ感染もその一つ。赤十字社は、その正体と意図を偽装するため、地球上のどの団体より、崇高に美しく、人道的な団体であるか人々に思い込ませておく、必要があったのだ。

===================================================================

以上は「るいネット」より

赤い羽根募金がありますが、本部に入金されるのは10%ぐらいの様です。あとは皆人件費?今後も注意深く監視が必要です。               以上

この国をどうする?(7)平和的手段での平和

2014年07月27日            

    

 

 

「sinjidai7201407161235.mp3」をダウンロード

 

これまで平和運動をしてきた方に少し申し訳ないのですが、平和を求めるのはかなりむつかしく、「平和への思い」、「二度と戦争をしたくない」、「他国の戦争は関心がない」、「無防備でも日本は守れる」という観念だけではむつかしいし、また日本の人の大勢のコンセンサス(合意)が得られないのではないかと思います。

 

やはり平和を達成するのは、1)歴史的にみて容易ではない、2)すぐ戦争をしたがる人たちがいる、3)国土を侵略してくる国がある(昔は白人、今は中国)、4)この世には泥棒がいるのと同じく善人だけではない、5)日本も100年前は他国に攻め入った、6)あれほどの災厄をもたらすことがわかっているのに原爆を持ちたがる、などの現実を踏まえないと実際に平和を守ることはできません。

 

これまで、人間は戦争ばかりしてきましたし、今でも北朝鮮、中国、ウクライナ、イラク、パレスチナ、アフリカ諸国などで紛争が続いています。戦争を防ぎ、かつ国土を守るということはそれほど簡単ではないと覚悟を決める必要があります。さらにそれを「軍隊に頼らずに平和のもとで平和を守ろう」とするのですからよほどの考えと議論がいるのは仕方がないことです。

 

戦争にならないように事前に「抑止」するという手段で、現在の世界で認められているのは「核爆弾を保有する」という危なっかしい方法です。一見して矛盾するこの考え方は現実の世界の常識となっていて、アメリカは膨大な核兵器を持っているので、だれもアメリカを攻撃しようとしないということです。

 

これに対して、
1
)核兵器に対する報復の権利を継続的に国際社会に主張する、
2
)完全自動・専守防衛技術を作り、配備する、

 

3)自由貿易体制を進める、
4
)アメリカ、東南アジア諸国との連帯を強める、
5
)共同管理国土を創設する、
 
という5項目をこのシリーズの5番で書きました。

 

核兵器の報復権を国際的に繰り返し主張することによって、日本さえ核兵器を使わなければ他国は使いにくくなり、結果的に日本が核の使用を抑制することになります。このような具体的な言動をとったほうが、ただ原爆記念大会をするよりか国際的な意味が大きいと考えられます。

 

また完全自動、専守防衛システムを作り、それを各国に販売することによって、世界が「専守防衛能力」を手にすることができれば、軍拡競争もなくなるでしょう。多くの国は「侵略戦争用の武器」を手に入れることができますが、専守防衛用の武器やシステムはまだありません。開発も難しいので、これを日本ができれば、平和憲法の理念を具体的に世界へ発信できることになります。

 

自由貿易体制を積極的に作れる国は、産業や技術力が強いことです。特に平和の維持には資源技術が大切です。また、通商が盛んになれば相互依存が深まるのでおいそれと戦争はできなくなります。特に「技術力、資源技術力、経済力」を強くしておくことが大切で、日本はまず「機械・電器産業」の競争力を高める必要があり、それには「補助金行政」をやめることでしょう。

 

「補助金行政」は現在の日本のほとんどの会社が汚染されていますが、なぜ補助金に頼る必要があるかというと、世界的な競争力がなく、その分を補助金(税金)で埋めるわけですから、こんなことをしていたら、日本の産業は競争力を失います。でも補助金を出しておけば役人の天下り先を確保できるので、なかなかなくならないどころか増税になって、ますます補助金行政が増えています。

 

しかし、役人の天下り先を作るより、日本の経済力を上げることが大切ですから、天下りのための政策を控えて、日本のために政治家は働いてほしいものです。問題は農業ですが、これも農村票という政治問題で日本の農業はずいぶん後れを取りました。少子化も進み(よいこと)、人口密度も少しずつ減っていますし、工場も自動化が進んでそれほどの敷地を求めることもなくなってきました。さらにがけ崩れなどを防ぐために山を削って平野を作る必要もあり、総合的に日本の農業を再生していく必要があります。

 

また国際的な連帯は、本当は韓国、中国と連帯を深めたいのですが、なぜか反日の空気が強いので、当面はゆっくり説得していくこととして、アメリカ、東南アジアとの友好を深めていくことでしょう。また世界では、インド(第二次世界大戦後のいわゆる東京裁判(東京リンチ)で唯一、無罪判決を出した国。日本人の反日日本人より親日)、トルコ(日露戦争でロシアを倒したこと、和歌山沖でトルコ軍艦を助けたことで親日)、アルゼンチンやブラジル(歴史的に親日で、かつ移民も多く受け入れてくれた)などとの親交を特に深めていくことが大切です。

 

多くの国が日本を尊敬してくれるためには技術力が高いこと、恩義を忘れず礼節をたっとぶ民族であることが、私の海外経験でももっとも大切と思います。

 

技術力、産業力を背景に、高い文化を示して、世界の各国と融和を図っていくことによって平和活動で平和を保つことができますし、それをするうえで「過度に感情を優先させない」・・・つまり、平和に対する強い意志を持ちながら、決してそれを表面には出さない・・・ほうが平和への道は近くなると考えられます。

 

(平成26715日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水係(3/3)

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水系③ 天然の要塞
 
飛鳥 HP ( 39 会社員 ) 15/05/28 PM07
以降、前投稿の続きです。

■明日香村地方にある亀石について
奈良県明日香村にある亀石の伝説を、紹介しようと思います^^
リンクより転載。
奈良県明日香村地方には、至る所に巨石構造物があります。
酒船石もその一つですが、それ以外にも多数巨石構造があります。
そんな巨石構造物の一つに、下記の亀石の伝説がある。

奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻のヘビと川原のナマズの争いの結果、当麻に水を吸い取られ、川原あたりは干上がってしまい、湖の亀はみんな死んでしまった。
亀を哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたという。

奈良盆地は、昔、湖であったらしい。
さらに、その水が吸い取られた・・・
あくまで、伝説として語り継がれていますが、もしかすると、
そういう言い伝えになったのには、何かモデルがあったのではないか?
もしかして、実際に、過去に起こった事だとしたら・・・?

実は、「世界各地の巨大穴と地球膨張論について」の記事で、少し触れていますが、今、世の中で巨大な大穴などが、突然、出現しています。
また、そういった事象の中には、湖や河川などが、突然消失した事例もあるのです。例えば、こんなのです。
深さ30メートルの湖が消滅、原因不明 チリ 2007.06.22 
リンク
亀石の伝説にも、しっかり「水を吸い取られた」とされていますし、
湖が干上がって、干からびたという伝説も、チリの事例と合致します。
これは偶然でしょうか?

最後に、亀石にはもう一つだけ、伝説が残っています。
それは、下記の伝説です。
亀石は、以前は北を向き、次に東を向いたと言う。
そして、今は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられている。

管理人は、このもう一つの伝説も非常に重要だと思います。
この言い伝えも、何かしら、何かを暗示しているような気がしないでもありません。

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以下、★リンクより転載。(下記内容は、管理人の考察による)
【画像は、リンク先★参照】

■神武天皇の東征と古代の大和の地形
当時から、この大和の地は、幾ら天然の要害だとしても、
ある程度、首都防衛に関しても、考慮されていたようです。

そのことは、「兵庫県」の地名にも現れています。

「兵庫」の由来は、天智天皇の治世に、兵の武器の倉庫の意味である
「つわものぐら(兵庫)」があったことに由来します。

このように奈良の表玄関であった、大阪や兵庫に、兵が置かれていたわけです。(難波宮の置かれる前には、難波に武器庫がありました)

ちなみに、、、
この事が、古事記の神武天皇の東征にも関わってきます。

下記は、神武天皇の東征のルートです。
【画像は、リンク先★参照】
【図は、神・神社とその祭神より】

神武天皇は、河内の邪馬台国を制圧しようとして、
難波から河内方面に入って、大和を攻めようと試みますが、、、

この時、一度目は、長脛彦(ながすねひこ)の軍に撃退されています。

なぜ、撃退されたか?と言えば、それが大和からの表玄関側からだったからで、敵の兵の真正面から、神武天皇が攻め入ったために一度負けてしまったんです。

ですが、熊野の山奥から攻め入るとどうでしょうか?
そこは、まさに、奈良の明日香村にとっては、唯一の死角です。

神武天皇が王国を築くために、この熊野から攻め入ったと言う事が、
いかに大事だったのかが分かるのではないでしょうか?

古代の近畿の水系が分かれば、兵が何処に置かれたのか?
そして、なぜ、神武天皇は、大和の裏側に回って大和を制圧したのか?さえも分かります。

これが、本当の古代の近畿の姿なんです。

 以上は「るいネット」より

現在地形は78万年ぶりの「地球大異変期」にあり世界各地で異変が起きています。古代デモ異変は起きています。当然地形も変化しているのです。     以上

2015年10月10日 (土)

プーチン、ワシントンを非難

プーチン、ワシントンを非難

Paul Craig ROBERTS
2015年10月2日

“世界の状況には、もはや我慢できません”。ウラジーミル・プーチン大統領

先の月曜日 (2015年9月28日)に、世界はロシアとワシントンの違いを目にした。プーチンのやり方は真実を基にしている。オバマのやり方はただの自慢とウソによるもので、しかもオバマはウソの種が尽きかけている。

欺瞞に満ちた時代に、真実を語ることで、プーチンは革命的行為をしたのだ。ワシントンが、中東、北アフリカと、ウクライナにもたらした虐殺、破壊と、混乱と、解き放たれた過激な聖戦戦士勢力に触れ、プーチンはワシントンに問うた。“自分がしでかしたことを理解していますか?”

プーチンの質問で、赤狩りの中心人物ジョセフ・マッカーシー上院議員に、喚問された弁護士ジョセフ・ウェルチがした質問を連想した。“あなたには品位はないのでしょうか?” ウェルチのこの問いは、マッカーシー没落のきっかけになったとされている。

おそらくプーチンの質問は同じ影響力を持っており、“アメリカ例外主義”支配を終わらせることになるだろう。

もしそうであれば、プーチンはワシントンへの世界の従属を覆す革命を開始したのだ。

プーチンは、シリア政府の要請によって行われる、シリアにおけるロシア介入の正当性を強調している。シリアへの介入で、ロシアは国際法を尊重していることと、ワシントンやフランスの政府が、要請されておらず、違法な軍事行動でシリアの主権を侵害していることを、彼は対比している。

世界は“国際基準に違反している”のは、ロシアではなく、ワシントンと、その属国諸国だということを目の当たりにしている。

自分勝手な一方的な行動を隠す聖人ぶったワシントンの独り善がりが、あらゆる人々の目にさらされている。

ワシントンは、ウソの武器庫に依存している。マスコミを駆使したワシントンの偽情報機関は実に見境がない。ちょうど、ビルがまだ明らかに背後に建っているのに、ワールド・トレード・センター第7ビル崩壊を、BBCのTVレポーターが、尚早に説明してしまったのと同様、ロシア空爆による最初の民間人死傷者に関する、ワシントンのウソ声明は“我が航空機が離陸する前だった”と、ワシントンの偽情報戦に触れて、プーチン大統領は述べた。

ワシントンに従属した結果、すっかり言うなりになって、可能にしてしまった、ワシントンの戦争からの難民で、ヨーロッパ傀儡諸国は溢れている。ワシントンの傀儡であることの代償が、しっぺ返しでヨーロッパに戻ってくれば、ヨーロッパ各政党の地位も影響を受けることになる。新たな政党や与党連合は、ワシントンの傲慢さと不遜から流れ出る途方もない過ちの代償から自らを守るため、より自立した道を進む可能性が高い。

帝国崩壊は間近だ。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/10/02/putin-calls-washington-paul-craig-roberts/

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大本営広報は、嬉しそうに、TPPの自動車妥結を報じている。マイナンバー通知も近い。シリア関連報道、読む気になれない。

属国崩壊の方が間近に思える。

ロシア主導の国連軍が米国製テロ組織を退治する?

★ロシア主導の国連軍が米国製テロ組織を退治する?
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 9月28日、国連総会で、ロシアのプーチン大統領の演説が予定されている。
この演説でプーチンは、シリアとイラクで拡大している「イスラム国(ISIS)」
やアルカイダ系の「アルヌスラ戦線」など、スンニ派イスラム教徒のテロ組織を
掃討する国際軍を編成することを提案する予定と報じられている。

http://www.bbc.com/news/world-europe-34330151
What is Putin's end game in Syria?

http://www.washingtontimes.com/news/2015/sep/11/russia-calls-world-back-syrian-military/
Russia calls on world to back Syrian military

 ロシアはすでに、8月末からシリアの地中海岸のラタキア周辺に2千人規模
の自国軍を派遣し、ラタキアの飛行場を拡大し、迎撃ミサイルを配備して、ロ
シアの戦闘機や輸送機が離発着できるようにしている。ラタキアには冷戦時代
から、ロシア海軍の基地が置かれている。ロシア軍のシリア派遣は、ISIS
に負けそうになっているアサド大統領のシリア政府軍をテコ入れするためで、
アサド政権はロシアの派兵を歓迎している。

http://www.telesurtv.net/english/news/Russia-to-Deploy-2000-Military-Personnel-to-Syria-20150921-0037.html
Russia to Deploy 2,000 Military Personnel to Syria

http://tanakanews.com/150904syria.htm
シリア内戦を仲裁する露イラン

 国連総会でのプーチンの提案は、シリアに派遣されているロシア軍に国連軍
としての資格を付与するとともに、ロシア以外の諸国がロシアと同様の立場
(親アサド)でシリアに派兵したり補給支援し、国連の多国籍軍としてISIS
やアルヌスラを退治する戦争を開始することを、国連安保理で決議しようとす
るものだ。ロシアは現在、輪番制になっている安保理の議長国であり、根回し
がやりやすい。毎年9月に行われている国連総会へのプーチンの出席は10年
ぶりで、プーチンがこの提案を重視していることがうかがえる。

http://www.themoscowtimes.com/news/article/putin-plans-to-attend-un-general-assembly-for-first-time-in-10-years/529031.html
Putin Plans to Attend UN General Assembly For First Time in 10 Years

 プーチンの提案は、安保理で可決されない可能性も高い。米国は以前から、
ISISの掃討を目標として掲げる一方で、アサド政権の転覆も目標としてき
た。アサド政権のシリア政府軍によるISISとの戦いを支援することで
ISISを掃討しようとするプーチン案は、アサド政権を強化することであり、
米国にとって受け入れがたい。米国が安保理で拒否権を発動し、プーチンの提
案を葬り去る可能性がある。この件を分析した記事の中には、米国が拒否権を
発動するため、プーチンは国連総会に3日間出席する予定を1日に短縮し、
怒って早々に帰国するだろうと予測するものもある。

http://foreignpolicy.com/2015/09/23/u-s-stonewalls-putins-anti-terror-push-at-the-united-nations/
U.S. Stonewalls Putin's 'Anti-Terror' Push at the United Nations

 とはいえ、米国がこの件で必ず拒否権を発動するとは限らない。私が見ると
ころ、米国が反対(拒否権発動)でなく棄権し、プーチンの提案が安保理で可
決される可能性が日に日に高まっている。米国のケリー国務長官は、数日前ま
で、ロシアのシリア派兵を、アサドの延命に手を貸していると批判していたが、
9月22日に態度を転換し、ロシアのシリア派兵はISISと戦う米軍を支援
する意味で歓迎だと言い出した。米国は依然、アサド打倒を目標として掲げる
が、当面、ISISが掃討されるまでは、ロシアがアサドを支援してISIS
を退治することを容認しよう、というのがケリーら米政府の新たな態度になっ
ている。事態は流動的だ。米政府は、プーチン提案への賛否について、まだ
何も表明していない。

http://en.mehrnews.com/news/110401/Russia-strengthens-positions-in-search-of-solution-for-Syria
Russia strengthens positions in search of solution for Syria

http://www.foxnews.com/politics/2015/09/17/us-plans-to-accept-russia-offer-to-join-military-talks-on-syria/
US plans to accept Russia offer to join military talks on Syria

http://www.ft.com/cms/s/0/2d4d41cc-615c-11e5-a28b-50226830d644.html
US changes tone on Russian weapons in Syria

 ISISは、イラク駐留中の米軍によって涵養されたテロ組織だ。米軍は、
ISISを空爆する作戦をやりつつも、ISISの拠点だとわかっている場所
への空爆を控えたり、イラク軍と戦うISISに米軍機が武器や食料を投下し
てやったりして、戦うふりをしてISISを強化してきた。米軍は、露軍の駐
留に猛反対しても不思議でない。

http://tanakanews.com/150604isis.htm
わざとイスラム国に負ける米軍

http://tanakanews.com/150308isis.php
露呈するISISのインチキさ

http://www.presstv.ir/Detail/2015/09/13/429009/US-Russia-Daesh-Takfiri-Syria-Iraq-Lavrov
Lavrov suspicious about US motive in fighting Daesh

 しかし最近、露軍駐留に対する米軍内の意見が「歓迎」の方向になっている。
露軍が空爆するなら、米軍がISISを空爆する(ふりをする)必要がなく
なって良いし、露軍がISISとの戦いで苦戦するほど、ソ連崩壊の一因とな
った1980年代のソ連軍のアフガニスタン占領と同様の重荷をロシアに背負
わせ、プーチンのロシアが自滅していく流れになるので歓迎だ、という理由だ。
国務省も国防総省も、ロシアにやらせてみたら良いじゃないかという姿勢で、
米国がプーチン提案に反対しない可能性も高いと考えられる。

http://www.thedailybeast.com/articles/2015/09/21/russia-to-start-bombing-in-syria-asap.html
Russia to Start Bombing in Syria ASAP

 国連安保理でプーチンの提案が可決されると、それは戦後の国連の創設以来
の大転換となる。国連を創設した米国は、もともと米英仏と露中が安保理常任
理事国として並び立つ「多極型」の国際秩序を戦後の覇権体制として考えてい
たが、国連創設後間もなく冷戦が激化し、米英仏と露中が対決して安保理は何
も決められない状態になった。安保理で重要な提案をするのは米国だけで、露
中は自分たちの利益に反しない場合だけ賛成し、利益に反するときは反対(拒
否権発動)する受動的な態度を続けた。

http://tanakanews.com/091004hegemony.php
多極化の本質を考える

http://tanakanews.com/081216MGI.htm
オバマの多極型世界政府案

 冷戦終結後も、この態勢が続いたが、01年の911事件後、米国の世界戦
略はどんどん好戦的、過激になり、一線を越えて頓珍漢な水準にまで達してい
る。たとえばシリアに関して米国は、存在しない架空の「穏健派イスラム教ス
ンニ派武装勢力」を支援してISISとシリア政府軍との2正面内戦を戦わせ
る策をとっている。昨年来、穏健派勢力が存在せず架空であることが露呈する
と、米議会は、5億ドルという巨額資金をかけて穏健派勢力を募集して軍事訓
練する法律を作って施行したが、集まった穏健派は数十人しかおらず、彼ら
(第30部隊)もシリアに入国したらすぐアルヌスラに武器を奪われてしまった。

http://tanakanews.com/150909turkey.htm
クルドの独立、トルコの窮地

 上記の件は以前の記事に書いたが、その後シリアに入国した第2派の第30
部隊は、入国直後にアルヌスラにすすんで投降し、米国からもらったばかりの
新しい武器も全部渡してしまった。彼らの中の司令官は「米国製の武器を得る
ため、最初から寝返るつもりで米国の募集に応じた」と言っている。米国の対
シリア戦略は完全に破綻している。

http://www.rt.com/news/316247-us-syrian-rebels-surrender-nusra/
Capture or betrayal? US-trained Syrian rebels with weapons end up in hands of Nusra jihadists

http://news.antiwar.com/2015/09/22/new-us-trained-rebels-in-syria-gave-their-weapons-to-al-qaeda/
New US-Trained Rebels in Syria Gave Their Weapons to al-Qaeda

 米国がこんな無能ないし茶番な策を延々と続けている以上、中東はいつまで
も混乱し、何百万人もの難民が発生し、彼らの一部が欧州に押し寄せる事態が
続く。このままだと、ISISがアサド政権を倒してシリア全土を乗っ取り、
シリアとイラクの一部が、リビアのような無政府状態の恒久内戦に陥りかねな
い。米国に任せておけないと考えたプーチンのロシアが、シリア政府軍を支援
してISISを倒すため、ラタキアの露軍基地を強化して駐留してきたことは、
中東の安定に寄与する「良いこと」である。加えてプーチンが、自国軍だけで
なく国連軍を組織してISISと戦うことを国連で提案することは、国連の
創設以来初めて、ロシア(というより米国以外の国)が、自国の国益を越えた、
世界の安定や平和に寄与する方向で、国連軍の組織を提案したものであり、
画期的だ。

http://larouchepac.com/20150914/larouche-most-momentous-weeks-modern-history-we-must-now-take-moment
LaRouche: 'Most Momentous Weeks in Modern History

http://buchanan.org/blog/putin-friend-or-foe-in-syria-124083
Putin: Friend Or Foe In Syria?

 シリアではすでにイランが、アサド政権を支援しつつISISと戦っている。
ロシアはイランと協調してシリアに進出した。イランは、イラクの政府軍や
シーア派民兵、レバノンのシーア派民兵(ヒズボラ)を支援してISISと戦
っているが、その担当責任者であるスレイマニ司令官(Qasem Soleimani)が
7月にロシアを訪問してプーチンらと会い、シリアでの露イランの協調につい
て話し合っている。米軍筋は、7月のスレイマニ訪露が、ロシアのラタキア進
駐にとってとても大事な会合だったと分析している。

http://www.wsj.com/articles/russia-iran-seen-coordinating-on-defense-of-assad-regime-in-syria-1442856556
Russia, Iran Seen Coordinating on Defense of Assad Regime in Syria

http://www.zerohedge.com/news/2015-09-22/pentagon-warns-russia-iran-nexus-syria-we-assume-russia-coordinating-iranians
Pentagon Warns Of Russia-Iran "Nexus" In Syria: "We Assume Russia Is Coordinating With The Iranians"

 ロシアはその後、米議会がイランとの核協約を阻止できないことが確定的に
なった8月下旬まで待って、ラタキア進駐を開始した。米議会がイラン協約を
阻止し、米国がイランを許さない状態のまま、ロシアがイランを助けることに
なるラタキア進駐を挙行すると、米国のタカ派にロシアを攻撃する口実を与え
ることになるので、ロシアは8月末まで待った。

http://tanakanews.com/150808syria.php
イランがシリア内戦を終わらせる

http://tanakanews.com/150721iran.htm
対米協調を画策したのに対露協調させられるイラン

 露軍のラタキア進駐に関して、イランも米国も、事前に察知していなかった
と政府が言っているが、両方とも大ウソだ。シリアの外相は、ロシアとイラン
は軍事的に密接に協調しつつ、シリアを守っていると述べている。ロシアはラ
タキアがある地中海岸を中心にISISと戦い、イランはシリアの首都ダマス
カスや、傘下のヒズボラが守るレバノン国境沿いに展開して戦っており、地域
的な分担もできている。

http://www.ft.com/cms/s/0/da2bc14e-61e2-11e5-9846-de406ccb37f2.html
Russia's Syria build-up takes Iran by surprise

 また、米国のケリー国務長官は、今春から何度もロシアを訪問してシリア問
題について話し合っており、ロシアがシリアの内戦終結やISIS退治に貢献
することを前から支持している。米国が露軍の進駐計画を事前に知らなかった
はずはない。8月末時点で、ロシアはシリア進駐を事前に米政府に通告したと
指摘されている。そもそも、露軍のシリア進駐を先に望んだのは、国内の軍産
複合体との暗闘で苦戦していたオバマの方だ。

http://www.presstv.ir/Detail/2015/09/21/430085/US-Syria-strategy-Daesh-ISIL-Takfiri-Russia-Bashar-alAssad
US never expected Russian deployment in Syria: Analyst

http://wakeupfromyourslumber.com/the-russian-army-is-beginning-to-engage-in-syria/
The Russian army is beginning to engage in Syria

 オバマはISISの掃討を望んだが、彼の命令で動くはずの米軍は勝手にこ
っそりISISを支援し続けていた。自国軍に頼れないオバマは、ロシアに頼
るしかなかった。米国がイラン制裁を解くことが、オバマの要請に対するプー
チンの条件だったのだろう。オバマがイランとの核協約を急ぎ、軍産に牛耳ら
れた米議会がそれを阻止しようとしたのも、ロシア主導のシリア(中東)安定
策を実現するか阻止するかの米国内の政争だったことになる。オバマのこれま
での動きからみて、米国はプーチン提案に拒否権を発動しないのでないかとい
うのが私の見立てだ。

http://tanakanews.com/150420iran.php
イランとオバマとプーチンの勝利

http://tanakanews.com/150406iran.php
イラン核問題の解決

 米軍(軍産)は、いまだにISISを支援している。露軍がラタキアに進駐
を開始した後、ISISの軍勢が露軍基地を襲撃し、露軍の海兵隊と戦闘にな
った。ロシアのメディアによると、露軍が殺したISIS兵士の遺体を確認し
たところ、露軍基地を空撮した精密な衛星写真を持っていたという。このよう
な精密写真をISISに提供しうるのは米軍、NATO軍、もしくはイスラエ
ル軍しかいない。軍産がいまだにISISを支援していることが見てとれる。

http://www.blacklistednews.com/Report%3A_Russian_Marines_Battle_ISIS_In_Syria%2C_IS_Possesses_%E2%80%9CSatellite_Imagery%E2%80%9D_Of_Base/46276/0/38/38/Y/M.html
Report: Russian Marines Battle ISIS In Syria, IS Possesses "Satellite Imagery" Of Base

 ISISがシリア政府軍の攻撃を事前に把握したり、政府軍の拠点を襲撃し
やすいよう、米軍がISISに精密な衛星写真をリアルタイムで供給してきた
ことを、ロシアは以前から知っていた。これに対抗し、ロシアが衛星写真をリ
アルタイムでシリア政府軍に供給することが、露軍のシリア進駐の目的の一つ
だったことは、以前の記事に書いた。

http://www.realjewnews.com/?p=1061
Putin's Master Stroke In Syria

http://tanakanews.com/150904syria.htm
シリア内戦を仲裁する露イラン

 ISISをめぐる軍産との暗闘で、オバマは最近、自分の政権でISIS掃
討の外交面の責任者だった元米軍司令官のジョン・アレン(John Allen)の辞
任を決めた。昨年秋、アレンをISIS掃討担当にしたのは表向きオバマ自身
だったが、アレンはISISをこっそり支援する米軍の「ペトラウス派」の一
員で、シリアの穏健派武装勢力を強化するために安全地帯(飛行禁止区域)を
シリア国内に作ること(穏健派などいないので実際はISISを強化する安全
地帯になる。もともとトルコの発案)を提案したり、ISISと戦うため米軍
の地上軍をシリアに派遣す(イラク侵攻と同様の占領の泥沼にはまる)べきだ
と提唱したりしてきた。いずれの案も、しつこく提案したがオバマに却下され
ている。

http://www.activistpost.com/2015/09/isis-czar-stepping-down.html
ISIS Czar Allen Stepping Down Amid Second Scandal, Support For ISIS

 ペトラウス派とは、元米軍司令官、元CIA長官のデビッド・ペトラウスを
頭目とする派閥で、米軍内でこっそりISISを支援する勢力だ。ペトラウス
自身、シリアに(ISISが強くなれる)飛行禁止区域を作るべきだと言い続
けている。だが、上記のジョン・アレンの辞任は、オバマ政権に対するペトラ
ウス派の影響力の終わりを意味すると指摘されている。オバマは、ペトラウス
派を追い出すことで、軍産がISISを支援できないようにして、ロシアをこ
っそり支援している。

http://www.presstv.ir/Detail/2015/09/23/430347/Petraeus-Obama-strategy-ISIL-Iraq-Syria
David Petraeus calls for safe havens of militants in Syria

 ペトラウス派やトルコ政府が飛行禁止区域を作りたがったシリアのトルコ国
境沿いの地域では今、クルド軍(YPG)がISISを追い出している。
ISISは従来、トルコとシリアを自由に行き来することで、トルコの諜報機
関から補給を受けて力を維持していたが、両国間の越境ルートは一つをのぞい
てすべてクルド軍が押さえ、クルド軍は最後の一つ(Jarabulus)を攻略しよう
としている。事態は、ISISの敗北、トルコの窮地、クルドの勝利に向かって
いる。クルド人が対トルコ国境に自治区(事実上の独立国)を作ることは、ア
サド政権も認めている。

http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/syrian-kurdish-leaders-planning-to-capture-last-border-crossing-with-turkey-held-by-isis-10511666.html
Syrian Kurdish Leaders Planning to Capture Last Border Crossing with Turkey Held by Isis

 トルコの権力者エルドアン大統領は先日、モスクワを訪問し、シリア問題に
ついてプーチンと会談した。エルドアンの訪露は、シリアに対するロシアの影
響力の急伸を意味している。米国が安保理で拒否権を発動してシリアに駐留し
たロシアが孤立するなら、エルドアンが急いで訪露する必要はない。

http://rbth.com/international/2015/09/23/press_digest_middle_eastern_leaders_flock_to_moscow_for_talks_w_49503.html
iddle Eastern leaders flock to Moscow for talks with Putin

http://www.themoscowtimes.com/news/article/middle-east-leaders-line-up-for-putin/535110.html
iddle East Leaders Line Up for Putin

 もう一人、エルドアンと前後して急いで訪露した権力者がいた。イスラエル
のネタニヤフ首相だ。イスラエルは、以前からゴラン高原越しにシリアを砲撃
しており、今後も攻撃を続けるとロシアに伝え、相互の戦闘にならないよう連
絡網を設けるためにネタニヤフが9月21日に日帰りで訪露してプーチンと
3時間会談したと報じられている。だが、その手の話だけなら、首相と大統領
の会談でなく、国防相や実務者の会議でいいはずだ。

http://www.israelhayom.com/site/newsletter_article.php?id=28401
With eyes on Syria, Netanyahu meets with Putin in Moscow

http://english.pravda.ru/news/world/21-09-2015/132052-israel-0/
Israel fears to clash with Russian army in Syria

 オバマの米国が中東で傍観の姿勢を強め、米国の黙認を受けてロシアがシリ
アに駐留し、イスラエルの仇敵であるイランに味方してアサドをテコ入れし、
軍産が涵養したISISを潰そうとしている。ロシアを後見人として、中東に
おけるイランの影響力が拡大している。ネタニヤフは、プーチンに「イスラエ
ルの安全を守る気はあるのか」と尋ねたに違いない。プーチンは「イスラエル
の懸念は理解できる。シリア(やイラン、ヒズボラ)がイスラエルを攻撃する
ことはない」と答えた。ネタニヤフがアサド政権の継続やISISとアルカイ
ダの掃討を容認するなら、ロシアはイランやヒズボラやアサドがイスラエルを
攻撃させないよう監視するという密約が結ばれた(もしくは再確認された)の
でないかと考えられる。

http://tass.ru/en/politics/822462
Putin: Syria does not intend to fight with Israel

http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/1.677027
Netanyahu: Israel, Russia to Coordinate Military Action in Syria to Prevent Confrontation

 ロシアとイスラエルは、シリアでの活動を相互に報告して協力する協議会を
設置した。この協議会には、ロシアと並んでシリアで活動するイラン軍の司令
官も出席するかもしれない。ISISなどテロ組織が掃討された後、この協議
会は、ロシアがイスラエルとイラン、シリア、ヒズボラとの停戦(和解)を仲
裁する機関になりうる。イスラエルにとって、自国の安全を維持してくれる国
が、米国からロシアにすり替わりつつある。

http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/.premium-1.677080
Israeli, Russian Armies to Form Joint Committee on Syria Actions

http://tanakanews.com/141121israel.php
イスラエルがロシアに頼る?

 国連安保理で、プーチンの提案に対して米国が拒否権を発動した場合、ロシ
アは孤独な闘いを強いられそうだが、実はそうでない。露軍のシリア進駐は、
コーカサス、中央アジア諸国から中国(新疆ウイグル自治区)にかけての地域
でISISやアルカイダがはびこることを防ぐための「テロ戦争」として行わ
れている。ロシア軍は「CSTO軍」としてシリアに駐留している。CSTO
は、ロシア、中央アジア(カザフスタン、キルギス、タジキスタン)、ベラル
ーシ、アルメニアという旧ソ連諸国で構成される軍事同盟体だ。

http://www.voltairenet.org/article188763.html
The CSTO arrives in Iraq and Syria

 CSTOの兄弟組織として、CSTOに中国を加えたような構成になってい
るSCO(上海協力機構)がある。中国の新疆ウイグル自治区からは、数百人
のウイグル人が、タイやトルコを経由してシリアに入り、イスラム戦士(テロ
リスト)としてISISに参加している。トルコ国境近くのシリア国内で、
ISISが占領して村人を追い出した村(Jisr-al Shagour)に、ウイグル人を
集めて住まわせる計画をISISが進めていると報じられている。この計画が
進展すると、中国の新疆ウイグル自治区で、イスラム戦士をこっそり募集する
動きが強まる。中国政府は、シリア政府が望むなら、この計画を潰すためにロ
シア主導のISIS退治に軍事的に参加することを検討すると表明している。

http://blogs.timesofisrael.com/if-assad-asks-china-can-deploy-troops-to-syria/
If Assad asks, China can deploy troops to Syria

http://tanakanews.com/140814uyghur.htm
ウイグル人のイスラム信仰を抑圧しすぎる中国

(上記の、シリアにISISのウイグル村を作る計画の黒幕は、以前からウイ
グルの独立運動をこっそり支援してきたトルコの諜報機関だと、イスラエルの
メディアが報じている。トルコの諜報機関は、8月にタイのバンコクで起きた
ヒンドゥ寺院(廟)の爆破テロの実行犯を支援していた疑いもある。トルコの
AKP政権は、ISISとの戦いでクルド人が伸張して与党の座をずり落ちか
けているので、政権維持のために意図的に混乱を醸成している)

http://www.reuters.com/article/2015/09/21/us-turkey-politics-support-idUSKCN0RL1Q620150921
As Turkish election looms, Erdogan presses pro-Kurdish opposition

http://tanakanews.com/150909turkey.htm
クルドの独立、トルコの窮地

 ロシアだけでなく中国もISIS掃討戦に参加するとなると、これは上海機
構のテロ戦争である(もともと上海機構は911後、中国と中央アジアのテロ
対策組織として作られた)。中露はBRICSの主導役でもあるので、
BRICS(中露印伯南ア)も、このテロ戦争を支持しそうだ。中国が主導す
る発展途上国の集団「G77」(134カ国)も賛成だろう。G7以外の多く
の国が、プーチン提案を支持することになる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Group_of_77
Group of 77 - Wikipedia

http://tanakanews.com/120414brics.htm
覇権体制になるBRICS

 ロシア軍のシリア進駐に対しては、欧州諸国も支持し始めている。ドイツの
メルケル首相やショイブレ財務相が賛意を表明したし、オーストリアの外相は
イランを訪問し、シリアの内戦終結のための交渉にアサド政権も入れてやるべ
きだと表明した。これらの発言の背景に、シリアに対するこれまでの米国主導
の戦略が、200万人のシリア人が難民となり、その一部が欧州に押し寄せる
という失敗の状況を生んでおり、好戦的で非現実的な米国でなく、中東の安定
を模索する現実的なロシアと組んで、シリア危機の解決に取り組む方が良いと
いう現実がある。欧州は、ISIS掃討に関するプーチンの提案に賛成だろう。

http://www.presstv.ir/Detail/2015/09/13/428929/Merkel-Germany-Russia-US-Steinmeier-de-Mistura-Lavrov-Daesh-Syria
Western Europe needs Russia to solve crisis in Syria: Merkel

http://english.pravda.ru/news/world/14-09-2015/131951-germany-0/
German Finance Ministry calls on West to cooperate with Russia

http://www.yahoo.com/digest/20150908-P0500/austria-joins-growing-voices-say-assad-must-part-syrian-solution-10993549
Austria joins growing voices that say Assad must be part of Syrian solution

 ロシアは、シリアに軍事駐留するだけでなく、テロリストをのぞくシリアの
各派とアサド政権をモスクワに集め、内戦の終結をめざす外交交渉も以前から
仲裁している。プーチンは、シリアの内戦を解決したら、次はリビアの内戦終
結も手がけるつもりかもしれない。その布石なのか、プーチンは今年、リビア
の隣国であるエジプトの(元)軍事政権と仲良くしている。すでに書いたよう
に、ロシアはイスラエルとイランの和解も仲裁し得る。先日は、パレスチナの
アッバース大統領もモスクワを訪問しており、イスラエルがその気なら、パレ
スチナ問題もロシアに仲裁を頼める。

 これらのロシアの動きの脇には、経済面中心の伴侶として中国がいる。シリ
アをめぐるプーチンの国連での提案は、世界が米国覇権体制から多極型覇権体
制へと転換していく大きな一つのきっかけとして重要だ。プーチンの提案に対
し、米国が拒否権を発動したら多極型への転換がゆっくり進み、発動しなけれ
ば早く進む。どちらの場合でも、米国がロシアと立ち並ぶかたちでシリア内戦
の解決やISIS退治を進めていくことはないだろう。米国が入ってくると、
流れの全体が米国流の過激で好戦的な、失敗する方向に引っ張られる。国内で
軍産と暗闘するオバマは、そんな自国の状況をよく知っているはずだ。オバマ
は、米国を健全な覇権国に戻すのをあきらめ、世界を多極型に転換させること
で、世界を安定させようとしている。

http://tanakanews.com/150317russia.php
茶番な好戦策で欧露を結束させる米国

http://tanakanews.com/141118russia.htm
プーチンを怒らせ大胆にする

http://tanakanews.com/150626ordeal.php
世界に試練を与える米国

 露中やBRICSにEUが加わり、イスラエルまでがロシアにすり寄って、
中東の問題を解決していこうとしている。米国は傍観している。そんな中で日
本は、軍隊(自衛隊)をこれまでより自由に海外派兵できるようにした。安倍
政権や官僚機構としては、対米従属を強化するため、米国が望む海外派兵の自
由化を進めたつもりだろう。しかし、この日本の動きを、世界を多極型に転換
していくプーチンのシリア提案と重ねて見ると、全く違う構図が見えてくる。

 プーチンが日本に言いそうなことは「せっかく自由に海外派兵して戦闘でき
るようにしたのだから、日本の自衛隊もシリアに進駐してISISと戦ってく
れよ。南スーダンも良いけど、戦闘でなく建設工事が中心だろ。勧善懲悪のテ
ロリスト退治の方が、自衛隊の国際イメージアップになるぞ。昨年、貴国のジ
ャーナリストが無惨に殺されて大騒ぎしてたよね。仇討ちしたいだろ?。ラタ
キアの滑走路と港を貸してやるよ。日本に派兵を頼みたいってオバマ君に言っ
たら、そりゃいいねって賛成してたよ。単独派兵が重荷なら、日本と中国と韓
国で合同軍を組むとかどう?」といったところか。

 この手のお招きに対し、以前なら「米国にいただいた平和憲法がございます
ので、残念ながら海外での戦闘に参加できません」とお断りできたのだが、官
僚と安倍の努力の結果、それはもうできなくなった。対米従属を強化するはず
の安倍政権の海外派兵策は、米国が傍観する中、ロシアや中国に招かれて多極
化に貢献する策になろうとしている。今後、世界が多極化するほど、この傾向
が強まる。8月の記事「インド洋を隠然と制する中国」の末尾でも、このこと
を指摘した。

http://tanakanews.com/150820china.htm
インド洋を隠然と制する中国

 ISISは、米国が涵養した組織だ。ロシアは、ISISと戦う義理がない。
それなのにロシアはISISとの戦いをかって出ている。軍港ラタキアの保持
とか、シリアや中東を傘下に入れる地政学的な野心とか、ロシアには国際的な
強欲さもあるが、シリアに進軍してISISと戦うリスクは、それらの利得を
上回っている。シリア人の多くは今、アサド政権を支持しており、ロシアが
アサド政権を支援することを歓迎している。ロシアは世界の平和と安定に貢献
している。えらいと思う。

 反戦派の人々は「戦争をする人に、えらい人などいない。戦争反対。おまえ
は好戦派だ」と言うだろう。しかし、中東の多くの人々は、リスクをかけてラ
タキアに進軍してISISと戦い始めたロシアに感謝している。そもそも日本
国憲法は、対米従属の国是を暗黙の前提にしている。米国の覇権が衰退してい
る今、護憲派はこの点をもっと議論しないとダメだ。自衛隊がラタキアに行く
べきだとは思わないが、ロシアには敬意を表するべきだ。


この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/150924syria.htm

以上は「田中宇氏」ブログより
これは国際政治の転換点になるかも知れません。安保法制を成立させた日本は米国とともに国際的孤立化に進む可能性が出て来ました。 以上

ないもの取りだすの怪

2015/08/10(月)  出鱈目を ここまでヤルは カネ配り
ないものを取り出すの
jiji
『時事ドッドコム』 2015/08/07

3号機カバーを公開=燃料取り出しで使用-東電

cv1 東京電力は7日、福島第1原発3号機で2017年度に予定している使用済み燃料プールからの核燃料取り出しに使う建屋カバーを報道陣に公開した。福島県いわき市の小名浜港近くの作業場で組み立てが進んでおり、ドーム形の屋根や燃料取扱機を取り付ける巨大レールなどが完成していた。

3号機は水素爆発で原子炉建屋の上部が吹き飛んだ。最上階の燃料プールには566体の核燃料が残っている。 建屋カバーは鋼鉄製で、高さ約24メートル、長さ約60メートルの細長いドーム形。中には核燃料を専用の輸送容器に入れる燃料取扱機や、容器を地上に降ろすクレーンを取り付ける巨大レールを設置する。

cv2 カバーと土台の重量は計約1400トン。屋根の厚さを0.8ミリまで薄くするなど、4号機のカバーに比べ4割以下に軽量化した。

3号機は放射線量が高いため、作業場である程度組み立て、現場では簡単な作業で済む状態にした。組み立ての訓練も実施した。

東電は3号機プール周辺の大型がれき撤去を終え、除染や放射線の遮蔽(しゃへい)方法の検討を進めている。カバーは16年度前半に、小名浜港から船で第1原発に運び入れる計画だ。(2015/08/07-17:52)
建屋の上部が吹き飛んだ!



写真はウソつかない。
マスコミはウソばかり。
東京電力はカネ配り。
原発利権揺るぎなし。
被曝国民泣き寝入り。
飯山 一郎
追伸:佐野千遥博士の本日の講演会は、大盛況でした。
   これは、鷲の読者の多大な御支援があったからです。
   ほんとうにありがとう! m(__)m >皆の衆
   なお…、
   「玉蔵」という青年と佐野千遥がトラぶッてますが…、
   真相は、玉蔵が「楢崎剛」なる詐欺師にダマされたこと。
   これがそもそもの発端で、カネを騙し取られた玉蔵が、
   佐野千遥に八つ当たりしている…というのが今の段階。
   さらに言っておくが…、
   本日の佐野千遥・講演会を狙って書いた玉蔵のブログは
   卑怯・卑劣な行為で、喧嘩ベタだなwww>玉蔵クン
以上は「文殊菩薩」より
3号機はイスラエルにより小型核兵器で爆破されたものです。ウラン燃料などすでに飛び散ってしまっています。下手なウソをつくものです。流石安倍嘘つき政権のやることです。                        以上

自衛隊が隊員に「遺書」の作成を指示!

自衛隊が隊員に「遺書」の作成を指示!各地の隊員らが証言!元隊員「事実上の遺書だった」


20150711173748ads.jpg

☆陸自北部方面隊:隊員に「遺書」指示 元隊員が証言
URL http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000m040151000c.html

引用:
陸上自衛隊の北部方面隊(北海道)で2010〜12年、隊員たちが「遺書」とも受け取れる「家族への手紙」を書くよう指示されていたことが、元隊員や陸自北部方面総監部への取材で分かった。総監部は「服務指導の一環で、遺書ではない」とするが、元隊員は「事実上の遺書だった」と証言した。安全保障関連法案の衆院審議が大詰めを迎える中、波紋を呼びそうだ。【三股智子、前谷宏】

~省略~

 北部方面隊鹿追駐屯地(北海道鹿追町)に所属していた2010年12月、上官から突然、「休暇前に『家族への手紙』を書き、個人用ロッカーの左上に入れておくように」とA4判の白紙1枚と茶封筒を渡されたという。

 目的を問うと、「万が一、何かあった場合に家族に残す言葉を書いてみろ」と言われた。上官の指示には逆らえない。<楽しい人生ありがとう>と妻への感謝を短く書き、封筒に入れて封をした。同僚たちも、みんな同じ指示を受けた。紙に何も書かず封筒に入れた仲間もいたという。
:引用終了

以下、ネットの反応




関連記事
以上は「真実を探すブログ」より
これからは体裁ではなくて、本当に必要になるでしょう。酷い時代になりました。以上

沖縄で独立論が強まる!

2015.07.01 20:00|カテゴリ:ニュースコメント(57)

沖縄で独立論が強まる!沖縄独立の公開シンポジウムは満席!青写真では諸外国の支援で独立も!「ヤマトの植民地だ」


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☆日本からの「独立論」強まる沖縄 描く青写真は〈AERA〉
URL http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00000012-sasahi-soci

引用:
5月16日、琉球民族独立総合研究学会の公開シンポジウムが、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学で開催された。大講堂を埋めた数百人の聴衆には、沖縄風に髪を結う男性も目立つ。 高揚感が漂うなか、パネリストの一人、高良沙哉・沖縄大学准教授が声を詰まらせながら語りかける。

「植民地が独立するのは、きわめて自然な流れです。昔、独立学会に入ったと言うとヤマトの人に寂しそうな顔をされた。でも最近は、独立したほうがいいと言われるようになった。どちらにしても、独立するかしないか、私たちの判断であって、ヤマトの人がどうこう言うことではないですよね」

~省略~

琉球独立への意欲は本物だが、それでは独立に向け、どんな青写真を描いているのか。
『琉球独立論』(バジリコ)の著者で、同学会の共同代表を務める松島泰勝・龍谷大学教授は、こんなプランを説明する。

(1)国連の脱植民地化特別委員会で「非自治地域」に登録させるため、県議会で決議を行う。
(2)登録後、国連監視下で住民投票し、独立が決定すれば独立を宣言する。
(3)世界にいる50万人の琉球出身者の協力も得ながら、各国に働きかけて国家承認を求める。
:引用終了

☆130515琉球民族独立総合研究学会 設立記者会見


☆4第一回 平和のための琉球自立独立パレード 出発前 4/10 琉球独立


☆「私たちにも生きる権利と尊厳がある」翁長沖縄県知事が外国特派員協会で沖縄独立論に言及



今の沖縄の経済状況ならば、独立は不可能ではないかもしれませんが、産業は観光がメインなので、何かあると一気に東洋のギリシャみたいな状態になってしまうかもしれません。北海道くらいの大きさならば、独立した後も大丈夫だと思いますが、沖縄の大きさで独立をするのはどうかと思います。

個人的には本州で預金封鎖や経済崩壊があった時の避難先として使えるので、沖縄独立もダメとは言い切れないです。ただ、沖縄の世論調査でも独立に賛成している方は1割も居ませんし、あくまでも今まで1%だったのが8%くらいに増えた感じになっています。
民意から見ても、本土への不信感から興味本位で独立論が話題になっている感じで、独立はまだあり得ない状態です。
*安倍政権が辺野古基地建設で強行を続ければ、情勢は変わるかも。

関連過去記事

☆沖縄独立運動に政治家や知識人も便乗!保守系政治家も言及!ジワジワと拡大中?「独立後は中国に頼ろう」
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5798.html

以上は「真実を探すブログ」より

沖縄県人も生きる権利はあります。今のままでは日本の植民地状態が今後も続くことになります。日本本土並みの生活は当然なことです。それができないなら当然な流れが独立への道しかありません。今の基地だらけでは、そうならざるを得ません。独立もやむを得ない選択です。全面的に支持します。以上

この日本をどうする?(6)国力とは何か?

2014年07月19日            

    

 

「sinjidai6_gijyutu_201407131152.mp3」をダウンロード

 

子どもに贈りたいものは、(1)発展した日本社会、(2)侵略されない国家、(3)心豊かに生活できる国土、だろうと思います。そのために必要なことは、
1
) 世界に誇るべき高い文化と美しい国土
2
) 世界一、高い技術力と経済力・資源技術

 

3) 外交の力・他国に対する深い理解力と尊敬の念
4
) 国土を防衛することができる軍事力
 
でしょう。

 

もっとも重要なのは文化や国土ですが、これではお金もなく、侵略にも抵抗はできないというのが歴史的教訓です。残念ながら人類は紛争が起こると、自分より遙かに高い文化や美しい国土を持つ国を平気で攻撃し、破壊してしまいます。残念ですが、それは事実だったのです。

 

そこで、子どもたちに贈るものは、第一に技術力、経済力ということになります。1970年当時のように、日本の技術力が抜群だったので、中国も尖閣諸島にちょっかいは出せませんでしたし、当時なら竹島問題もこじれずに解決した可能性もあります。現在の中国、韓国が対日姿勢を強めている理由の一つに「日本の技術、産業の没落」があります。

 

現在の世界は分業などが進んでいて、経済的な結びつきが強いので、大国でも経済力が強い国にはおいそれと手を出すことができません。つまり「防衛を技術力で間接的に補う」ことは可能と考えられます。

 

そのためには、唐突ですが、まず小学校で始まった「英語教育」をやめ、大学受験で「英語のヒアリングテスト」を中止することでしょう。このことを聞いて「何を言っているの?」という人が多いと思いますが、私の経験では日本の技術力の向上には「英語を重視しない」ということがとても大切だと思うのです。

 

その理由の一つは、これまでの日本の技術力、特に機械、電気、材料、土木などの分野で他国の追従を許さないような技術レベルのものを作ってきた人にはある特徴があります。ご批判や誤解を恐れずに、私の経験をそのまま下に書きました。

 

ほとんどは男性で、女性は例外的
英語、文学、社会的な学問ができない

 

無口でオタク、常識的行動が苦手

 

学生を教えていると、機械や電気の学問で天井を突き抜けるように伸びていく青年がいますが、いずれも上記の特徴を持っていて、一口に言えば「変人」です。日常的なこと、語学、情緒的なこと、コミュニケーション力、人間関係の力などと、機械や電気の理解力、想像力はかなり違うようです。

 

ところが、現在の日本社会は個性を許さず、性別を許さず、誰もが同じ人生を送ること、または誰もがコミュニケーションや人間関係がうまいことを求めています。日本社会はスポーツや囲碁などに天才的能力を発揮する人に、英語やコミュニケーション、人間関係の力を求めないのに、なぜか学問だけは満遍なく力を持っていることを求めます。

 

また男性と女性を区別する必要も無く、人は男女の前に「人」ですから、「電気に強い人」を無理矢理、「通訳の上手な人」にしなくても良いと思います。この問題は教育のことですから、ここではまた別の機会にゆずりたいのですが、あえてここで取り上げたのは、「国を守る」というとすぐ「軍隊」とか「集団的自衛権」ということになりますが、そうではなく、まずは「平和的手段で平和になる」という方法を考えたほうがよいということを言いたいのです。

 

しかし、現在の教育や産業力、さらには他国への理解を考える場合、日本の国内のことだけを考慮して教育を論議したり、他国への観光などが念頭にあるということがほとんどです。まず私たちは平和な世界を求めているわけですから、教育、産業、技術、資源、外交、他国文化などについてもう少し深く考察して議論する必要があるでしょう。

 

(平成26713日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水係(2/3)

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水系② 古代奈良・近畿・明日香の地
 
飛鳥 HP ( 39 京都 会社員 ) 15/05/28 PM07
以降、前投稿の続きです。
以下、★リンクより転載。(下記内容は、管理人の考察による)
【画像は、リンク先★参照】

■古代の奈良の地形
次に、大阪に続いて、古代の奈良も考えて見ましょう。
古代の奈良も、今と昔では、まったく地形が違います。
【画像は、リンク先★参照】
大きく違う点は、現在の奈良盆地に、昔、大きな「奈良湖」という湖があったことです。
上記のように、奈良には、昔、大きな湖があったのです。

石上神宮や大神神社など、古い神社は、山のふもとにあり、
奈良時代の初期に栄えた明日香村も、湖の南部に位置します。
また、法隆寺の位置も、松尾山のふもと付近にあり、
法隆寺が建設された当時、そこが奈良湖のほとりだった事が伺えます。

このように、昔、奈良盆地には、大きな湖があったからこそ、
奈良盆地の中心部ほど、古代の建造物などは見当たらなくなっています。
その古代の奈良湖が、奈良時代以降、急速に衰退して、
ついには湖が干上がって無くなってしまったのですが、、、
その奈良湖の干上がった事が、「亀石」の伝承にも残されている訳です。

<亀石にまつわる伝承>
言い伝えによれば、奈良盆地一帯が湖であった頃、
対岸の当麻(たいま)のヘビと川原のナマズの争いの結果、当麻に水を吸い取られ、
川原あたりは干上がってしまい、湖の亀はみんな死んでしまった。
亀を哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたという。

要するに、この伝承は、本当に起こった事実の事を述べている訳です。
以上のように、古代においては、大阪も奈良も、そして、前回述べた琵琶湖も、、、
それぞれが、現代とは、まったく異なる様相を呈しています。

そして、それぞれのパーツを組み合わせて見れば、、、
古代の近畿の水系が浮かび上がってくるのです。

では、次に、今まで述べた事を元に、近畿の水系を総合的に考えて見ましょう。

■古代の近畿の水系を考える!
下記が、管理人が考える、古代の近畿の水系です。

"古代の奈良湖"が存在するためには、その湖に流れ込むための、
膨大な水、河川の流入が必須不可欠です。
その奈良湖を維持するための河川水が何処から来ていたか?と言えば・・・

元々、琵琶湖が甲賀湖や蒲生湖であった頃は、古琵琶湖の水が、
木津川を介して、そのまま奈良湖に注ぎこんでいたのではないか?と思われます。

その証拠に、④蒲生湖時代の周辺地形図では、
その頃に、奈良方面に谷間が出来ているのが分かります。
【画像は、リンク先★参照】
<河川の時代>にも、古琵琶湖から奈良方面の経路があります。
【画像は、リンク先★参照】
しかし、現在の琵琶湖の原型である堅田湖ので出来あがる頃には、
その河川水の流入が遮断されることになります。
【画像は、リンク先★参照】

ここで、琵琶湖からの水が遮断されて、現在の淀川水系に切り替わったのですが、遮断された経路には、溜池が多く残ることになったのです。
(奈良に溜池が多い理由がこれで分かるでしょうか?)

このような過程で、古代の奈良湖に、水が流入して言った訳ですが、
一方、その奈良湖からは、大和川が流れ出ていました。

さらに、その大和川は、そのまま河内湖に流れ込み、
河内湖から大阪湾に流れ込む・・・という一連の水系が出来あがっていたのです。以上が、古代の奈良時代以前の近畿地方の水系です。

■明日香村と古代の水系との関
このように考えて、特に、古代の奈良時代、
"明日香村"付近の水運の状況を見て見てみると面白い事が分かります。

東・・・宇陀川・名張川
北・・・奈良湖・木津川・富雄川・佐保川
西・・・河内湖・大和川
南・・・紀ノ川(吉野川)

このように、古代の明日香村は、周囲が河川と湖が配されており、
飛鳥の地は、理想的な"水の都"であったことが分かると思います。

しかも、さっきの地図を良く眺めると・・・
(現代においてもそうなんですが)宇田川・名張川・木津川は、
一本の河川として、奈良をぐるり半周しているのが分かります。

さらに、西の海に出たい時は、大和川か紀ノ川を使えばすぐに出られます。このように、明日香村は、船を使った移動が容易な地形であった事が伺えるのです。

これで、なぜ、奈良の明日香村に都が置かれたのかも、分かるのではないでしょうか?

当時は、地球収縮期であり、生駒の山を越えれば、すぐ海でもありました。奈良と言う地域は、周囲を山に囲まれた天然の要害の地だった訳です。
さらに、河川の水運も利用され、理想的な都が、明日香村だった訳です
 

 

以上は「るいネット」より

2015年10月 9日 (金)

米国によるドイツ領内への核兵器配備に伴う若干の奇妙な話

ラジオ放送
米国によるドイツ領内への核兵器配備に伴う若干の奇妙な歴史

米国によるドイツ領内への核兵器配備に伴う若干の奇妙な話

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米国は、ドイツ領内に20発の核爆弾を配備する計画だ。ドイツのテレビZDFが伝えた。ドイツ国防省は、そうした情報を確認することも、又否定することも拒否した。

マスコミのデータによれば、航空機搭載型の戦術核爆弾B-61-12が、ラインラント=プファルツ州ブリューヘル近郊にあるドイツ連邦軍基地に配備されるという。今年末までに、米当局は、核爆弾をドイツの戦闘機用に改造するため100億ドルを拠出する。

ドイツの新聞Bildは「つまりは今ある兵器を新型の原子爆弾に取り替えるということだ」と報じている。原子力学者のハンス・クリステンセン氏は「軍事紛争が起これば、ドイツ軍は、米国から核爆弾を受け取るだろう」と指摘し、次のように述べた―

「もし戦争になり、米国大統領とNATOが、核兵器を使用するよう命じたならば、米国軍人は、標的を攻撃するドイツのパイロットに核爆弾を渡すだろう。これは、直接的にも間接的にも、核兵器を使用しないと約束した国にとって、非常事態である。このような形でドイツは、米軍を仲介してではあるが、核兵器を受け取ったのだ。」

ロシア外務省も、声明を発表し「ドイツ領内に核兵器が配備されれば、それはすぐさま核拡散条約第2項に違反する」と指摘した。

またロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は「ロシアは、核兵器を持たない国が、それを用いる練習をするとの情報を手にし、懸念している」と述べた。

ロシア戦略ロケット軍部隊の参謀長を務めた経験を持つヴィクトル・エスィン氏は「他国の領土への核爆弾配備が、ロシアに脅威を与えることは、言うまでもない」と断言し、次のように指摘した―

「ドイツの2つの空軍基地には、米国の核爆弾がある。今のところ新型のものが、米軍にまだ供給されない間は、ドイツにある戦闘爆撃機に搭載されるだろう。しかし、これは核兵器不拡散条約の条項に違反する。この条約により、核兵器を持たない国々は、核兵器保有という考え方に引き付けられないで済むのだ。核爆弾は、ドイツのみならず、オランダやベルギー、イタリアやトルコにも配備されようとしている。」

ドイツのテレビZDFのデータでは、ドイツに配備される新型核爆弾は、1945年に広島に投下されたものに比べ、はるかに精度が高く強力なものである。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150924/944914.html#ixzz3megWtKkV

以上は「sputnik」より
人類はどうしても核戦争をするつもりなのか、不思議です。口では平和を唱えながら、現実は逆に戦争志向になっています。                            以上

2011年東電福島原発事故も、1985年の日航機墜落事故もすべてテロ事件であったことを知るべし

2011年の東電福島原発被災も、1985年の日航機墜落被災もハックアタックを疑う習慣を身に付けよう、さもないと、対日ハックアタックは繰り返されると知れ!

 

1.戦後70年経っても、日本にはウソと虚構が蔓延し、それが耐えられないほどひどくなっている

 

 毎年、8月初旬のこの時期、広島・長崎の原爆被災がクローズアップされますが、日米太平洋戦争と対日原爆攻撃への突っ込んだ議論は全くなされず、国民は真相を知らされないまま、早70年が過ぎ、これからも知らされないまま時が過ぎて行くのでしょう。筆者はマンネリ化したこの状態に、年々、もう我慢できないほど不愉快さが募っています。

 

 本ブログでは、日本を原爆攻撃し、日本人を人体実験した勢力は米国戦争屋ネオコンと観ていますが、彼らは70年経っても、依然、日本をステルス支配し、彼らの対日支配は近年、さらに強化されています。

 

 そして、最悪なのは、日本の支配層に、米戦争屋からの自立心がまったくないことです。それどころか、米戦争屋が日本から出て行かないようあの手この手で引き留めているほどです。

 

 このような日本の支配層の隷米性と卑屈性にはヘドがでます。

 

 彼ら米戦争屋の傀儡にされている安倍氏は、今年もヌケヌケと広島・長崎を訪問、心にもない紋切型スピーチを繰り返しています。今の日本は、すべてがウソと虚構で成り立っているわけですが、安倍氏の広島・長崎訪問と紋切型スピーチは、戦後日本を覆うウソと虚構の象徴でしょう。

 

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

 

 なぜ、今の日本はウソと虚構の塊なのでしょうか、その根本的原因は、戦後から今日まで、米戦争屋が日本を支配し続け、彼らに不都合な情報はまったく、国民に知らされないまま今日に至っているからです。

 

2.安倍氏を筆頭に、ヘドの出るほどひどい支配層を支持する日本人が3割もいるとは、もう絶句!

 

 マスコミの世論調査によれば、ヘドの出るような米戦争屋の傀儡・安倍氏率いる隷米自民党を支持する日本人がいまだに3割もいるようですが、こういう人たちは、もう煮ても焼いても食えない人たちとしか思えません、本当に情けない気持ちでいっぱいです。

 

 こういう人たちは、自民党が米戦争屋CIAによってつくられた米戦争屋の傀儡政党であることも知らないのでしょう、また、安倍氏の祖父・岸信介は、A級戦犯だったのに、仲間を裏切って、CIAに魂を売った売国首相であったことも知らないのでしょう。さもなければ、岸の孫がヌケヌケと二度も首相をやっていられるはずがないのです。

 

3.3.11事件で致命的被害を受けた東電福島原発は攻撃されたかもしれないとなぜ、疑わないのか

 

 本ブログでは、3.11事件で致命的被害を受けた東電福島原発は、地震津波による自然災害ではなく、巧妙に仕組まれたステルス攻撃、すなわち、ハックアタックだったと観ています(注1)。ところが、日本のどのマスコミも、そのような疑いをもって、この事件を報道することはありません。また、被害者の東電も、国民にそのような疑義を訴えることもありません。これでは、米戦争屋ネオコンは笑いが止まりません、だから、今後も彼らは対日ハックアタックを繰り返すでしょう。

 

 日本全国には、50基以上もの原発がありますが、ハックアタックを仕掛ける勢力は、これらを対日攻撃目標としていることをなぜ、みんな疑わないのでしょうか。

 

4.日本をステルス支配している米戦争屋は日本をいつでも全滅できるようスタンバイしている

 

 日本をステルス支配している米戦争屋は、対日原爆攻撃の首謀者です、だから、彼らは日本人に対し、自分たちが原爆攻撃の首謀者であること知られたくないのみならず、日本人から復讐されないよう、日本中に米軍を駐留させて見張っており、常時、対日警戒監視を怠っていません。さらに、日本全国の原発をハックアタックの攻撃目標として、いつでも、全滅させられるようスタンバイしています。

 

 そのことは、3.11事件における東電福島原発攻撃にて判明しています。

 

 彼らにとって、3.11ハックアタックは大成功です、なぜなら、大半の日本人は、これが、ハックアタックだとは全く思っていないし、一部の人を除いて、この攻撃の真相を追及する日本人はいないからです。

 

 米戦争屋が、能天気日本人のことを楽勝だと思ったのは、1985年の日航機撃墜事件に対する日本人の反応を見たときでしょう。

 

 大半の日本人は、この攻撃事件(ハックアタック)を事故と信じて疑わないからです。広島・長崎原爆慰霊式典も御巣鷹山慰霊式典も、日本人の反応は同じです、その加害容疑者をまったく追及しないのです。

 

 3.11事件にしても、日航機撃墜攻撃にしても、大半の日本人はこれらが、何者かによるハックアタックかもしれないと疑いたくないのでしょう、なぜなら、それらが、人為的攻撃と知ったら、空恐ろしくなるからです。

 

 多くの日本人は、信じたくないことは信じようとしないのです。この国民性を、日本を乗っ取っている米戦争屋にまんまと悪用されているのです。

 

注1:本ブログNo.1181広島・長崎原爆犠牲者慰霊式典における白々しい安倍氏のスピーチ:安倍氏は石原元東京都知事と同じ隠れ核武装派か201589

以上は「新ベンチャー革命」より
「3.11テロ」は日本の核武装阻止を理由とする米国とイスラエルによる攻撃です。また日航機テロ事件はコンピュターソフトを独占するために仕組まれた米国によるテロです。このテロにより今日の世界的なコンピューター・ネットシステムを米国が牛耳ることができているのです。日本の台頭は決して許さないのが米国の方針です。日米安保は日本を監視するための条約です。日本を守るためではありません。ここにも嘘があるのです。以上

革命的行動の最上位は「子供たちへの無条件の愛」を獲得した社会に戻すこと

2015年07月12日


「革命」(3) - 革命的行動の最上位は「子どもたちへの無条件の愛」を獲得した社会に戻すこと


前記事のようなもの:
「革命」(1)
資本主義の崩壊と、この文明の崩壊は《「破壊」は「創造」に対しての愛》という観点から私たち人間にとって「最も幸せなこと」だと確信してみる

--

京都・三条通りの旅館に宿泊した子どもたち(1897年)
deluxe_120a.jpg
Japan, Described and Illustrated by the Japanese

参考資料:120年前の日本
『逝きし世の面影』第十章「子どもの楽園」より

エドウィン・アーノルドは 1899年(明治 22年)来日して、娘とともに麻布に家を借り、1年2ヶ月滞在したが、「街はほぼ完全に子どもたちのものだ」と感じた。

japan-father.gif「東京には馬車の往来が実質的に存在しない。(略) 従って、俥屋(くるまや)はどんな街角も安心して曲がることができるし、子どもたちは重大な事故をひき起こす心配などはこれっぽっちもなく、あらゆる街路の真っ只中ではしゃぎまわるのだ。この日本の子どもたちは、優しく控え目な振る舞いといい、品のいい広い袖とひらひらする着物といい、見るものを魅了する。手足は美しいし、黒い眼はビーズのよう。そしてその眼で物怖じも羞かみもせずにあなたをじっと見つめるのだ」

子どもたちが馬や乗り物をよけないのは、ネットーによれば「大人からだいじにされることに慣れている」からである。彼は言う。

「日本ほど子どもが、下層社会の子どもさえ、注意深く取り扱われている国は少なく、ここでは小さな、ませた、小髷をつけた子どもたちが結構家族全体の暴君になっている」。

モースは言う。「私は日本が子どもの天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子どもが親切に取り扱われ、そして子どものために深い注意が払われる国はない。ニコニコしているところから判断すると、子どもたちは朝から晩まで幸福であるらしい」

最近の上2つの記事では、「考えること」により自分が変わることにより「世界が変わる」ということについて書いたりしていましたが、考えることとは別に「行動」でも簡単に社会を変えられることがあります。

これは理想論ではなく、かつての日本で完全に実現されていたことですので、とても簡単です。

そのことは、冒頭の、渡辺京二さんの『逝きし世の面影』の抜粋部分と関係します。




社会の最も健全な状態を百数十年前の日本に見る

先日、クレアなひとときに、

子どもの生命の取捨の選択は、それ自体が否定されるわけではなく、女性自身が賢明に考えること
 2015年07月10日

という記事で、1970年代のイギリスのセックス・ピストルズというバンドの、ジョン・ライドンという人が、ふだんはクールで、わりと冷静な彼が、「赤ちゃんの不幸や、赤ちゃんの無慈悲な死」と関係した話になると、「感情をむき出しにして怒りを露わにする」ことについて書きました。

まあ、その内容はいろいろとアレですので、興味のある方は上記の記事をお読みいただければ幸いですが、ジョン・ライドンのその傾向を考えていて、彼はきわめて健全な思想体系をしていることにふと気づいたのです。

彼の根にある思考とは、おそらく間違いなく、

「子どもと赤ちゃんの幸福と生命をこの世の最上位のものと考える」

ということです。

もっと簡単に書けば、「生活や人生の中で、何よりも子どもを愛することを最優先とする」ということで、そして、これが先に書きました、

> 「行動」でも、できること

です。

これだけです。

江戸時代の日本の庶民の生活と価値観が素晴らしいものだったことは否めないですが、それをなしえていた理由がわかったのです。

残念ながら、現代の日本の社会は、「何もかも差し置いても、子どもへの愛をすべてとする社会」には少しも見えません。

日本が変わってしまったのは、近代化だとか、唯物論的価値観とかもありますが、そういうことだけが理由ではないです。「江戸の庶民が、子どもたちへの愛情がすべて」である生活をしていたことが、『逝きし世の面影』の「子どもの楽園」という章には、非常に長く書かれていますが、これが当時の日本を輝かせていた「ほぼすべての理由」だと思います

冒頭の抜粋部分で、モースという人の言葉の、

「子どもたちは朝から晩まで幸福であるらしい」

という部分・・・。

もうずいぶんと前になるのですが、私は、東京のタレント養成所みたいなところで、小学校低学年の子どもたちのいくつかのクラスで演技指導を担当していたことがありました。その時、毎回、何らかの質問を子どもたちにして答えてもらうということをしていたのですが、ある日、

「毎日、みなさんは楽しいですか?」

と質問したら、わりと多くが、

「別に・・・」

というタイプのものだったことに、何となく残念感をおぼえたことがあります。

少なくとも、江戸時代の子どもたちの「子どもたちは朝から晩まで幸福であるらしい」というものとは差があります。

しかし、彼らの毎日の生活を聞いてみると、それも仕方なく、多くの子どもたちは、

学校 → 塾や習い事(親が車で送る) → 帰宅(車) → 勉強など → 就寝


という生活を毎日繰り返していて、中には「週に8つの習い事をしている」という狂気の生活をさせられている子どもなどもいます。親の考えもいろいろとあるのでしょうが、やはりこれは狂気の沙汰です。

確かに、この生活サイクルをずーっと何年も続けていて、

「毎日楽しいです」

と言えるほうがおかしいです。

養成所には、そういう「毎日の習い事で生活を埋め尽くされている」子どもたちが多いことに気づいて、精神的に私の方が落ち込んでしまい、それから少しして、そこをやめました。

デンマークの軍人で、幕末の日本に滞在し、明治政府から勲二等瑞宝章などを受勲した、エドゥアルド・スエンソンという人が書いた『江戸幕末滞在記』には、幕末の日本の子どもたちの様子が下のように書かれています。

「どの子もみんな健康そのもの、生命力、生きる喜びに輝いており、魅せられるほど愛らしく、日本人の成長をこの段階で止められないのが惜しまれる」

edo-taizaiki.jpg
・スエンソン。『江戸幕末滞在記』より。


ちなみに、このスエンソンという人は、日本とヨーロッパを結ぶ日本最初の海底ケーブルを敷設したという方でももあり、大変な親日家で、日本の風景と日本人が大好きだったようなんですが、そんなスエンソンが、

「日本には、悪習らしい悪習は2つしかない」

と言っていて、「日本人には(デンマーク人から見れば)悪習と感じられることが2つだけある」というんですが、それは何だと思われますか?

それは、

edo-t2.jpg

「すぐに酒に手をだすことと、あまりに女好きなことである」

でした(笑)。

これは、男性に対してということなんだと思いますが、このあたりはあまり変わらないかもしれないですね。

後者はともかく、前者は私がそのタイプで、とにかく、すぐお酒。

これは昔の日本人はさらにすごかったようですが、私などが 120年前に生きていれば、下のような生活をしていたことは間違いないと思われます。

120年前の「すぐ酒に手を出す」人たち
osaan-3.jpg
日本人自らが撮影した 120年前の日本の光景


あと、スエンソンによれば、当時の日本人は男女を問わず、超ヘビースモーカーだったようです。

まあしかし、今の若い人は、特に若い男性は、お酒はあまり呑まないですし、草食系なんて言葉もあって、スエンソンが「日本人はあまりに女好きである」と嘆いたようなこともあまりなくなってきているようです。




死ぬほど愛されて育った子どもは、将来きっと同じように子に接する

まあ、少し問題はあったようですが、それでも、かつての「楽しい日本人たち」によって保たれていた「当時の素晴らしい日本」は、どのように出現したかということがかなり明白になってきます。

それは、単に「子どもを大事にする社会だったから」ということに尽きます。

そこから派生して、あのような情緒ある民衆の社会が「誕生」したことを理解したのです。

少しご説明が必要かと思いますが、たとえば、大事なこととして、

「大人はみんな子どもだった」

ということがあります。

社会は大人によって作られても、「その大人たちも、みんな子どもだった」ということです。

そして、「将来、大人になる」当時のその子どもたちは、スエンソンの言うように、

「どの子もみんな健康そのもの、生命力、生きる喜びに輝いており」

というのなら、その数年後、十数年後には、そのような「生きる喜びに輝いている」子どもたちが「社会の中心となっていく」のです。

「生きる喜びに輝いている子どもたち」が大人になり築き上げる社会が良くなるか悪くなるか・・・というと、「悪くなる道理がない」です。

こういう社会が良くなるのは、ある意味当然であって、江戸自体の大衆の社会が素晴らしかったのは、そのためであることに疑う余地はありません。

このメカニズムから、社会を変えるには、「考えること」以外の行動でしなければならないこと、「徹底して子どもたちのための社会にする」ということだけです。

そうするためには、いかなる社会的制度も不要ですし、議論も設備も不要で、必要なのはただひたすら「大人ひとりひとりが子どもたちを愛する」という行動だけです。そして、これは形の上だとか、中途半端なものではダメで、子どもたちのためなら、あらゆることを犠牲にしても、徹底的に、無条件に、子どもたちへの愛だけを考える。

制度や議論はむしろ愛を後退させます。

江戸時代の大衆の子どもたちへの態度を見ていますと、人間社会のすべての基礎は、大人ひとりひとりが、赤ちゃんたちと子どもたちをどれだけ愛せるかにかかっていると思います。

『逝きし世の面影』から、もう少し抜粋します。

いろいろな人の名前が出てきますが、説明は省略させていただきます。
皆さん、幕末に来日したり、滞在していた外国人の方々です。

『逝きし世の面影』より

japan-father-baby1.gif
・赤ちゃんをあやす父親の様子。


「日本人が非常に愛情の深い父であり母であり、また非常におとなしくて無邪気な子どもを持っていることに、他の何よりも大いに尊敬したくなってくる」とグリフィスは述べる。

そして、モースもまた述べる。「日本の子どもほど行儀がよくて親切な子どもはいない。また、日本人の母親ほど辛抱強く愛情に富み、子どもに尽くす母親はいない」。

グリフィスは横浜に上陸して初めて日本の子どもを見たとき、「何とかわいい子ども。まるまると肥え、ばら色の肌、きらきらした眼」という感想を持った。

「子どもは大勢いるが、明るく朗らかで、色とりどりの着物を着て、まるで花束をふりまいたようだ。彼らと親しくなると、とても魅力的で、長所ばかりで欠点がほとんどないのに気づく」というのはパーマーである。

モラスエによると、日本の子どもは「世界で一等可愛い子ども」だった。

当時の日本の子どもたちが、

> 長所ばかりで欠点がほとんどない

という「スーパー人間」のように外国人に見えていたほど健全で健康だった理由は、冒頭に引用した文章で、モースという人が申す、

> 世界中で日本ほど、子どもが親切に取り扱われ、そして子どものために深い注意が払われる国はない。

という「大人たちが子どもたちを徹底して大事にした社会」ということが前提となっていたと思われます。

自分の子どもに対してだけではなく、社会全体が「子どもを宝物だと認識するシステム」が、誰から命じられたわけでもなく、「自然にできていた」ということが『逝きし世の面影』でわかるのです。

「自然にできていた」のなら、子どもを宝物だと認識することが日本人の「自然な状態」だといって差し支えないはずです。

この『逝きし世の面影』の第十章「子どもの楽園」という章は、本当に泣けます。

私たち日本人が、近代化や合理化と引き換えにして失った最大のものは「子どもたちへの絶対的な愛情」だったことがわかってしまったのです。

当時の日本の大人たちの子どもへの愛情は、それはどの外国人から見ても、「他のどんな国とも比較できないほど強いもの」と、それに応ずるかのような健全さを持った子どもたちで町は満ち溢れていた。

これで悪い国になる道理がないです。

社会を形作るのは大人で、その大人になるのは、かつての子どもなのですから。

当時の子どもたちへの徹底した愛が基盤となっている社会を復活させない限り、日本は、フルメタルジャケット風にいえば、「クソ地獄にとどまる」ことになるのだと思われます。

そして、ここが大事なのですが、「死ぬほど愛されて育った人間が大人になって、自分が親になった時、子どもにどう接するだろうか」というと、絶対ではないだろうにしても、おそらくは、「自分がされたように、徹底的に子どもを愛する」方向に傾く可能性の法が強いのではないかと予想できます。

そして、その子どもまた・・・次の子もまた・・・ということで、

その社会では一代だけではなく、永続的にこの「愛情の連鎖」が未来にまで続くことなのです。


さらには、冒頭の『逝きし世の面影』にあります、

「子どもたちは、大人からだいじにされることに慣れている」

ということも大事です。

「大人から大事にされる」というのは、「人が人を大事にする」ということに他ならないわけで、こういう子どもたちが大人になった時に、「他人に対して、どのように振る舞うか」が決定されると思います。

学校だとか道徳だとかが人と人との関係を教えなくとも、

普通に「人が人を大事にする社会」がそこに現れる


と考えるのは不自然ではありません。

これは理想論ではないです。

現実、120年前までは日本はそういう社会だったのですから。




支配階級が犠牲となり、庶民だけが輝ける国

いろいろ当時の日本について書きましたけれど、江戸時代などは、このような健全な社会と人生を獲得していたのは、あくまで「庶民だけ」で、武士などの上位階級はそうではなかったようです。

江戸末期に来日し、長く滞在したオランドの外交官ドンケル・クルティウスは、1854年に以下のように書いています。

「公職についていない者はかなり自由な生活を楽しんでいますが、支配層に属する日本人はひどい拘束に耐えて暮らしています。ヨーロッパでは国の主権者は国家最高位にある公僕とみなされていますが、日本では掟の奴隷の頭とさえ呼ばれているのです」

「公職についていない者」というのは庶民のことですので、簡単に書きますと、

・庶民や労働者たちは自由に楽しく暮らしている
・武士たちはひどい拘束に耐えて暮らしている


ということで、江戸時代は、私たちの一般的な想像とはちがい、武士が時代の犠牲者として、ひたすら苦しんでいたといえそうです。

また、当時の庶民たちは、他の権威、たとえば僧侶とか宗教に対してもまったく尊敬の念を持ちませんでした。

『逝きし世の面影』より

1871年に来日したヒューブナー。「私はこの国の有力者たちに信仰を持っているかどうか幾度も尋ねてみた。するといつも判で押したように、彼らは笑いながら、そんなことは馬鹿らしいと答えるのだ」。

バードは1878(明治11)年の東北地方縦断の際、久保田(現秋田)の師範学校を見学したが、校長と教頭に対して生徒たちが宗教について教えられているかどうか尋ねると、二人は「あからさまな軽蔑を示して笑った」。

「われわれには宗教はありません。あなたがた教養のおありの方々は、宗教は偽りだとご存じのはずです」というのが教頭の答だった。

リンダウは、「宗教に関しては、日本人は私の出会った中で最も無関心な民族である」と言う。日本には数多くの寺社があるにもかかわらずそうなのである。

僧侶は「いかなる尊敬も受けていない」。仏教と神道の区別もはっきりしない。民衆は「宗派の区別なく、通りすがりに入った寺院のどこでも祈りを捧げる」。しかし彼らは信仰からそうするのではなく、神聖とされる場所への礼儀としてそうしているのである。

当時の日本人の庶民たち姿がおぼろげながらわかってきます。

それは、

・武士や僧侶などの、あらゆる権威や上位階級をほとんど気にしない。
・子どもたちへの無条件の愛を第一義的に生きている。
・庶民の中では身分による生活の楽しみの差が存在しない。


というもので、それに加えて、庶民たちは「死も恐れていなかった」という、非常に「強い人たち」であったことがわかります。「死を恐れない」ことに関しては、

日本式ファイト・クラブ:この世こそ極楽であることに感謝し、激動でも素晴らしい時代を死ぬまで生きる
 2015年06月29日

に、やはり、『逝きし世の面影』から抜粋したことがあります。

彼らにはいつでも死ぬ用意があった。侍の話ではない。ふつうの庶民がそうだったのである。

カッテンディーケは言う。「日本人の死を恐れないことは別格である。むろん日本人とて、その近親の死に対して悲しまないというようなことはないが、現世からあの世に移ることは、ごく平気に考えているようだ」。

私自身も階級とか権威とかは気にしたことがないのですが、もっと大事なことは「権威とか支配階級という存在自体を忘れてしまう」ことかもしれません。そして、江戸の庶民たちのように「死をおそれない」ようになるためのことを「考え」続けることも。

ところで、今回出てきた「日本人の特性」ですが、中国の歴史書『三国志』の中に出てくる今から大体 1700年前の日本の様子が書かれた「魏志倭人伝」を見ても何となく似ているんですよね。

みんな酒が大好きだったり、集会では父子・男女の区別がないような「平等な社会」というようなところとか、身分の高い人にもそれほど敬意を示さないとか(あと、どうやら男性は、無類の女性好きだったフシもうかがえます)。

その前の時代、たとえば、縄文時代とかもそある程度は同じようなものだったような感じもしますので、日本人というのは、明治時代くらいまでの「この数万年」はずーっと同じような価値観で生きてきて、

「戦後に強制的に価値観を変えることになった」

ということのような気がします。

数万年に対して、たった 70年ですよ。

その数万年も続いたかもしれない価値観こそが日本人に合っているならば、それを「本来の日本人の価値観ではない方向」に強制的に変えられれば、そりゃ日本人がおかしくなっても仕方ないです。

そして、明治までの価値観こそが、日本で何万年も続いた価値観なら、そちらの方が日本人には合っているという気もしますし、戻るのは意外と簡単だったりして

いや、簡単ですし、日本は戻る。

絶対に戻ります。

100円賭けてもいい(安ッ)。

それはともかく、「小さな者たちへの無条件の愛」が、革命的「行動」のすべての最上にあります。

社会を子どもたちに返還する」ということがなされる日が日本の転換点となりそうです。子どもの数は少なくなりましたが、『逝きし世の面影』のような日本に戻すことのできるチャンスはまだあるはずです。

そして、その劇的な変換(回帰)がおこなわれるためには、今の日本のシステムか文明そのものが終焉する必要があります。なので、これは「愛」の話ですが、ゆるい話ではなく、ある程度の決意が必要な厳しい話でもあります。

そして、その日はそう遠くない日にやって来ます。

なお、今回の「子どもたちへの無条件の愛」については、セックス・ビストルズの「ボディーズ」という曲の歌詞を訳していて気づいたことでした。日本の未来への道筋への啓示をくれたジョン・ライドンに感謝します。
以上は「IN DEEP」より
子供の幸福は安心して暮らせることが第一です。現在はとても安心ではありません。なかには満足した食事もできない状況にあります。現在は過去に類を見ない過酷な世の中になっています。政治が悪いのです。                      以上

米国、1990年代からドイツ政府に対してスパイ活動を行っていた

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米国 1990年代からドイツ政府に対してスパイ活動を行っていた

米国 1990年代からドイツ政府に対してスパイ活動を行っていた

©             AFP 2015/ Paul J. Richards
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米国は、ドイツのメルケル首相や、一連の連邦政府のメンバーに対するスパイ活動を行っていた。スパイ活動は、少なくとも1990年代から行われていた。1日、南ドイツ新聞、テレビNDRおよびWDRが、内部告発サイト「ウィキリークス」の情報を引用して伝えた。

米国家安全保障局(NSA)が、「英国の情報機関」と共同でスパイ活動を行ったという。69件の電話番号がスパイ行為の対象となった。なお、そのうちの大多数は、ドイツ経済省のものだった。またスパイ行為は、農業省、外相、外務省の経済課、欧州中央銀行にも及んだ。

南ドイツ新聞によると、スパイ行為の関心は、まずは金融や貿易政策の関係者に向けられ、その対象は、恐らく、具体的な人物ではなく、役職だったのではないかとの見方を示している。

伝えられたところによると、スパイ行為は、2010-2012年まで、ドイツ経済省の電話やファックスに対して行われた。一方で、現在のドイツの経済発展相ガブリエル氏も監視対象だった可能性もあるという。

これより先、フランスのメディアは、「ウィキリークス」の情報として、フランスの政治家やビジネスマンに対するNSAのスパイ行為に関する情報を公表した。その情報によると、米国の情報機関は、フランス企業や経済省の指導部、また大規模取引の締結、フランスと国際機関とのコンタクトなどに対して、大規模なスパイ行為を行っていた。

関連:
WikiLeaks:EU内の外交官らはTPPを中国と抗争を起こすために米国が仕掛けたプロジェクトと見ている
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米国, ドイツ



続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150702/528447.html#ixzz3emXry2c0

以上は「sputnik」より

日本はどうかといえば、CIAの担当者が首相官邸とNHKに常駐して、常に指示を出しています。スパイ行為どころかすでに占領下に置かれている状況です。安倍政権のいいなり政治もむべなるかなの状況です。売国奴政権そのものです。日本国民の政権ではありません。国民の生活水準がますます低下しているのも当然のことです。消費税を上げても約束の社会保障水準を逆に切り下げて税金を米国に移譲しているのです。公約違反もいいところです。それでも投票する国民がいるのは信じられません。振り込め詐欺ならぬ政治詐欺にあっているのです。国民一人一人が自覚することです。国民が変われば日本も変わります。                                      以上

この日本をどうする?(5)日本の平和と防衛の両立

2014年07月03日            

    

 

 

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戦争が終わり、アメリカ軍の占領もなくなってサンフランシスコ条約が結ばれ、戦犯と言われた人たちも無罪放免になり、日本が再び独立したのは、簡単に言えば1950年を過ぎた頃でした。それから約70年、日本は実に奇妙な「安全保障」を続けてきたのです.まさに日本流「本音と建て前」の防衛でした。

 

建前は、なんと言っても「平和憲法」で、日本には軍隊がなく、武力も使わないというのですから、誰でも攻めてきて良いですよ、無抵抗で国を明け渡します、と言うのですから、これはもう大きな国としては歴史的にあり得ない状態でした。

 

それなのに日本の領土で、その後、他国が侵略したのは竹島だけで、韓国が武力でとってしまいました。竹島はサンフランシスコ条約で日本領土になっていましたから、侵略されたと言って良いでしょう. しかし、不思議なことにそのほかの日本の領土は60年間、まったく侵略されなかったのです. そして2011年の尖閣諸島事件が起こったのですから、実に不思議な感じがします.

 

でも、もちろん、その理由は明確で、(自衛隊+在日アメリカ軍+日米安保条約)のセットです.これほど明確な「軍隊と武力行使の意思」はないでしょう。まず世界で10指に入る武力を持つ自衛隊、世界第一のアメリカ軍の派遣部隊、それに日本が攻撃されたら武力で守るという協定の組み合わせですから、これが憲法違反でなくて何というのでしょう。

 

ところが、政府は「合憲だ」と言い、平和憲法を擁護する平和主義の人も、驚くべきことに「平和憲法を守れ」と言っているのだから驚きます!! 2014年(今年)は集団的自衛権というものが閣議決定になり、さらに日本はより積極的に「国際紛争を武力で解決する」という政策をとるようになりました。骨抜き憲法といえるでしょう。

 

私は、現行憲法の平和条項をそのまま守って、日本を守ることができると考えています。それは形式だけ平和憲法を守り、アメリカ軍が駐留して、自衛隊が集団的自衛権を発揮して海外に派兵するという形より遙かに平和を保つことができる方法と思っています。

 

なにしろ「どうしたら日本の平和を守り、自衛できるか」ということはほとんど議論されていませんでしたので、下の5つの項目は違和感があると思います。今までは「平和主義」では「憲法を守れ」だけでしたし、政府の方が「軍備がなくてなんで平和が守れるのか」の一点張りで、議論がかみ合わなかったからです。

 

  1.  核兵器に対する「報復の権利」を継続的に主張する
     
    国家の持つもっとも大きな権利は「報復の権利」です。他国を攻めるときには、「我が国が得をするから」という理由では正当性が得られず、つねに「やられたから、やる権利がある」という理屈です。
     
    それが、アメリカが西進の時に使った「リメンバー**」であり、日本でも「仇討ちの権利」として認められてきました。
     
    日本は世界で唯一、原爆を落とされた国であるので、核兵器を使うことになると、世界でもっとも優先権を持っているのは日本です。だから、まず日本は外交的・社会的・学問的に、「核兵器を準備できる国は日本だけである。そして次に核兵器を使える国も日本である」という「報復の権利」をはっきりと主張することが大切です。
     
    その次に、「日本は核兵器を持たず、使うつもりもない」ということを宣言するのです。そうすると、「日本が真っ先に核兵器を使えるのに、日本は使わない」ということになり、世界でどの国も核兵器を使えなくなるという論理です。
     
    北朝鮮が核爆弾とミサイルを持っているように、技術的には今後、ほとんどの国が核兵器を持つようになるでしょう。アメリカがアジアから後退すればなおさら核兵器の拡散は増大します。その歯止めを日本が国際的にやることがまず第一です。
     
    日本が「報復の権利」を主張し、「核兵器を持たず、使わず」を宣言していれば、中国やロシア、北朝鮮も日本に対して核攻撃をできないと考えられます。今回のウクライナの問題でロシアがクリミア半島しか進出できず、結局、国際的な圧力でウクライナの東半分をとることを断念せざるを得ないように、国際的な強調が大切な時代になっています。

  2. 完全自動、専守防衛技術を作る
     
    もともと、軍隊というのは「戦争をしないために存在する」ものです。それは自宅に鍵をかけて強盗に襲われないようにするのですから、軍隊=鍵 なのです。ところが、「明日は奴が強盗になるらしいので、今日、彼を懲らしめておこう」などと考えるから戦争になります。
     
    つまり、軍隊が人間だから、余計に気をまわすので、集団的自衛権なる奇妙なものが生まれます。もし、世界最強の軍隊が「人間なし」でできれば、専守防衛が可能です。
     
    たとえば、国境線、領海外郭線および宇宙の静止衛星に、レーザー光か高精度ミサイル破壊兵器の配備を行い、日本の領空や領海に無断で侵入する航空機や船舶があったら、瞬時に破壊する装置を日本の技術力で作るのです。
     
    時に、間違うといけないので、一回目の侵略の時には警告にして、日本中に戒厳令を敷き、国民は直ちに戦闘態勢に入って、次の侵入に備えるのです。すでに不意の核攻撃は国際的にできないので、これで十分に国を守ることができます。
     
    幸い、日本は四面を海に囲まれているし、技術力は世界で第一なので、すべて可能です。つまり「ハリネズミ方式」で、日本から決して外に出ないけれど、日本に入ってくる敵は必ず破壊するということです。
     
    また海上の輸送をする船舶の護衛は日本海軍が護衛します。つまり自衛だけを全自動でする軍隊なら、平和憲法の範囲ですから、問題はありません。すでに国民のコンセンサスを得ているように、「武力を使わない」というのは日本人が日本国の中で殺されることを含んでいませんから、平和憲法はそのまま継続することができます。(少しわかりやすく書き直した方が良い)
     
    この「完全自動、専守防衛システム」を運営するのはもちろん、憲法を改正し、「自衛だけの軍隊」を明記した「日本軍」です。プライドをもって「軍隊は本来、平和を維持するものだ」ということを世界に示すので、集団的自衛権も持ちません。

  3.  自由貿易体制をすすめる
     
    第二次世界大戦がアメリカの鉄と石油の禁輸がきっかけになったように、また第一次世界大戦後の世界が不安定になったのが、ブロック経済圏(ドルブロック、ポンドブロック、金ブロックなど)の存在でした。その意味で、現在もEUNAFTAASEANなどの地域ブロックが力をつけ、TPPのような一歩進んだ協定がなかなかうまくいっていません。
     
    日本からアメリカに輸出される自動車の関税は3.5%、それに対してアメリカから日本に来るお米の関税は778%。日本のお米を守れというけれど、アメリカの自動車会社は日本からの輸出ですっかり衰退しました。日本が損をするのはダメだが、これでは「ズルい」と言われても仕方がありません。
     
    お米が日本の大切なものであることは間違いないのですが、それを「高い関税」だけで守るということはあまりにも知恵がないので、自由貿易を目指して、国内でどのような工夫をするのか、地域レベルの票とは切り離して、学者が研究をしなければならないでしょう。
    TPP
    ISD条項も同じです。確かにアメリカから提案されているISD条項には問題点が多いけれど、本来は貿易立国である日本が、アメリカの提案を待たずに「ものの関税とは違うサービス産業の自由貿易の損害を減らすシステム」を提案する必要があります。
     
    つまり「平和を守る」というのは「軍隊」だけではなく、「紛争にならない環境」を整えるのがより大切です。

  4.  アメリカ、東南アジア諸国との連帯を強める
     
    アメリカが西進を止めましたから、アメリカは危険な国ではありません。また、台湾、フィリピン、ベトナム、インドネシア、オーストラリアも危険ではありませんので、ラオス、カンボジア、マレーシア、ミャンマーと一緒に連帯を強めて防衛することができます。
     
    「国際社会」というのは抽象的ですが、不断の努力によって国際社会の信頼を得て、経済関係とともに実質的な自衛をすることができると考えられます。

  5.  一かゼロかを止めて、「複数国土」の新しい概念を作る
     
    尖閣諸島、竹島、それに北方四島が「紛争国土」です。そこで、世界に先駆けて「国土は一かゼロかではなく、「複数国土」がある」という概念を立てて、紛争の原因となる付近の問題を処理するがもっとも適切と思います。尖閣諸島を中国と、竹島を韓国と、そして北方四島をロシアと「共有」し、すべての権利を両国で持つということで、将来の「国境なし」についての日本の意思を示すことが望ましいと思います。

    いずれにしても、他国を批判したり、単に形式的に平和憲法を守ろうとしても平和は訪れません。どうしたら「恒久平和」がもたらされるか、深い議論が必要と考えられます。ここに示した5項目は順次、さらに詳しく検討していきます。

 (平成2673日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水係(1/3)

地球膨張論から観る古代近畿地方の地形と水系① 古代琵琶湖・大阪
 
飛鳥 HP ( 39 京都 会社員 ) 15/05/28 PM00

海面の上下はなぜ起こるのか?に対する『地球膨張論』の説。
なるほどです。
身近なところで言えば、潮の干満は、なぜ止まらないのだろうかという疑問と合せて一つの仮説が導かれた感があります。

もちろん、風や台風や、海底のアップダウンなどの影響もあるでしょうがそもそも、どこから海を波だてるエネルギーが供給されているのかが気になっていました。
地球規模で言えば、『地球膨張論』と、『地球の自転の関係』も影響してそうだという仮説が考えられる。

また、『地球膨張論』は、近畿地方含めた古代の地形と水系をも覆すコペルニクス的発想の転換が可能となる。
下記内容は、リンク先管理人の推定考察ですが、
史実や、地理的特性を合わせていくと日本の史実が見えてくる。
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以下、★リンクより転載。

■古代琵琶湖の地形と縄文海進
近畿一円の古代水系を考えて見ますが、、、
古琵琶湖の地形で、<河川の時代>の地形にご注目下さい。
【画像は、リンク先★参照】
特に、大阪平野方面で、海が内陸側にまで、
入りこんでいるのが分かるのではないでしょうか?

これが、縄文海進の時とピッタリ合ってくるのです。
そして、管理人は、前回、この「④蒲生湖~⑤堅田湖の間の<河川時代>」は、
2世紀後半の出来事だろうこととも述べました。

そう、、、
つまり、縄文海進が起きたのは、アカデミズムの言う、約6000年前どころか、、、
今から約2000年前程度の、ごく最近の出来事に過ぎないのです。
少なくとも、古代の日本において、今の海にほど近い平野部が、
海の底だったというのは、数々の古代の文献等でも見られます。
例えば、『万葉集』に、こういう句があります。

堀江より朝潮満ちに寄る木屑貝にありせばつとにせましを
(堀江に朝の海波が満ち満ちて、木の屑がこちらに寄せられてきました
これが美しい貝であったら家への土産にもしょうに)
堀江と言うのは、大阪の船場・心斎橋あたりです。
そこに朝の海波によって、木の屑が打ち寄せた・・・とあるので、
当時、海が平野部までかなり入りこんでいたことが分かりますよね。

他にも 能楽作品の『海士(あま)』の中に、下記のような文言が出てきます。

三笠山 今ぞ栄えんこの岸の 今ぞ栄えんこの岸の 南の海に急がんと

三笠山というのは、現代で言えば、奈良の若草山です。
その若草山は、すぐ岸があり、南は海(湖)が広がっていた・・・という事が、上記の句から読みとれます。
・・・これって全然、今の地形と違いますよね?

このように古代の地形と、今の地形では全く違いますし、
近畿内の水系も、今の水系と古代の水系では全く異なります。

したがって、当時の地形を、復元させて考えないと、ワケが分からない事になるのです。
ですので、近畿の地域ごとに、当時の地形を復元させて、
古代の近畿の水系を考えて見ましょう。

復元する時代として、奈良時代辺りの水系を考えてみます。

■古代の大阪の地形
古代の大阪平野は、そのほとんどが湿地帯でした。
現在の梅田が、古来は"埋田"であったことは良く知られているはずです。

地形としては、難波の上町大地が南北に半島として伸び、
その西側は大阪湾、東側は、"河内湖(干潟)"という湖が広がっていました。【画像は、リンク先★参照】

この頃は、大和川も付け替え以前の水系になっています。

したがって、今のように、堺市と大阪市の境界を大和川が流れるのではなく、大和川は、河内湖にそそぎ、大阪湾に出る・・・というルートだったのです。と言う事で、現在の大阪市街は、上町台地を除いてほとんど海か沼だったのです。

ちなみに、万葉集で、難波の宮(なにわのみや)が歌われていますが、
これなどは、難波から海が近いと言う事を、現しています。

あり通ふ難波の宮は海近み海人娘子らが乗れる舟見ゆ
(難波への通う道すがら、海の乙女の乗る船が目に止まる。
 海近く、乙女の船の見える難波宮)

この句は、難波宮の遷都を祝ったものとされています。

この難波の宮に、遷都された時期は、
乙巳の変の後のことで、645年に孝徳天皇は難波に遷都しています。

この句からも、7世紀時点で、難波からすぐ地殻は海という地形だった事が伺えるのです。

(つづく)

以上は「るいネット」より

2015年10月 8日 (木)

ドル基軸体制がついに崩壊!?「ニューワールドオーダーと新世界通貨」9-10導入の真相を追え(2/2)

ドル基軸体制がついに崩壊!?「ニューワールドオーダーと新世界通貨」9~10月導入説の真相を追え

このページは約 3 分で読めます。

「国連持続可能な開発会議」と法王の「回勅」

今回の警告の中でニューワールドオーダーの宣言があるとされた「国連持続可能な開発会議」は、実際に9月25日に開かれることになっている。この会議にはバチカンも参加する。この席上ローマ法王は、「回勅」を与えてニューワールドオーダーの樹立を宣言するというのがこの警告の内容だ。

しかし、法王の「回勅」が9月25日に国連で行われるというのは事実ではない。すでに法王は6月18日に「回勅」を行っている。

ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は18日、「異常な」気候変動により地球が破壊されるのを阻止するための迅速な行動を世界各国に呼び掛け、問題を生み出した責任とそれを解決する責任を第一に負うのは富裕国だとする「回勅」を出した。
出典:ローマ法王、迅速な温暖化対策を呼び掛け 全世界に向け「回勅」 – AFPBB News

この席上、地球温暖化による破壊をくい止めるため、「スーパー国連」のようなあらゆる国家の上位に位置し、国家の行動を規制できる組織を作るべきだと提案している。この提案を、先の警告はニューワールドオーダーの宣言と勘違いしたのだろう。

アレックス・ジョーンズの6月の警告

このように見ると、この警告はよくある誤解と思い込みに基づく勘違いでしかないように見える。この警告はネットで広く拡散している。だがこれは、リンゼー・ウィリアムスによるグローバルエリートのリークに基づいた警告というよりも、ウィリアムスの一ファンが書いたものだろう。

だからといって、9月ないしは10月になにか起こるという警告は無視してはならないだろう。第334回の記事に紹介したアレックス・ジョーンズの警告には次のようにある。

非常によく知られた2人の大金持ちからの警告電話がありました。彼らは『君は10月までにアメリカを去ったほうがよい』と言うのです。(中略)彼らは、高度なレベルの人脈に内部でつながっている人々は、すでに大挙してアメリカを脱出していると言うのです

アレックス・ジョーンズは陰謀論系のジャーナリストだが、詳細な事実の検証で定評のある人物だ。決して思い込みだけのジャーナリストではない。過去の多くの警告が現実になっている。

そのように考えると、先のリンゼー・ウィリアムスの警告も注意したほうがよいのかもしれない。新しい情報があれば掲載する。

1 2

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』(2015年8月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

以上は「money voice]より

TPP:一体何がめでたいのか?

TPP: 一体何がめでたいのか?

2015年9月11日
Public Citizen

一日8時間労働や児童労働法や最低賃金と同様、レイバー・デーは、当たり前のものとして受け止められている。単なる、もう一つの休日だ。

しかし、我々の社会の幸福に対するこうした膨大な貢献は、労働運動により、苦労して得られたものなのだ。

更なる進歩を実現するため、さらに、現在そして将来の労働者を慶賀するため、国民として、労働組合や我々全員、一体何をしているだろう? 労働者に損害を与え、苦労して勝ち取った獲得物を縮小させるため、今日以外の一年、我々は一体何をしているのだろう?

労働運動を活気づける一つの方法は、環境保護、消費者、宗教や他の市民運動団体と連携し、全てのアメリカ人の生活の質をより良くするために戦い、より公正な貿易やグローバル化政策を要求することだ。賃金を引き下げ、雇用をなくす、ほぼ似たような貿易政策に対する戦いは、ここ数十年の中で、更に多くの市民の関心と行動を生み出している。

一体なぜだろう? 不幸にも、オバマ政権がブッシュ政権の後を受け、l環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、12か国によるNAFTA風巨大貿易協定の交渉を復活させたためだ。

レイバー・デー祝宴のバーベキュー網も冷め、秋の議会会期が始まる今、一体何が労働者に、TPPを実際祝わせるように仕向けているのか検討する価値がある。

平均最低賃金は一時間60セント以下で、児童労働がはびこっており、自立した労働組合が禁じられているベトナムの労働者と、アメリカ労働者に競合するように強いる協定が、どんちゃん騒ぎをする理由と思えるだろうか?

もし政府が、アメリカ企業が低賃金の国々に雇用を海外移転するよう、実際、奨励する貿易協定を成立させようと推し進めていたら、レイバー・デーに何か意味はあるだろうか?

中流階級の人々が、小企業の社長や従業員が、我々が税金で支払ったドルを、アメリカ国内で良い雇用を生み出すため再循環させる政策「米国製品優先購入政策」の破壊を、一体どうして熱心に称賛するだろう?

アメリカ労働者は、1970年代以来、生産性を倍増したのに、依然、1970年代水準の給与しか支払われていないという事実に祝杯を挙げる気になれるだろうか? アメリカの過去百年で最悪の所得不平等を悪化させる、もう一つの現状維持的貿易協定のおかげで、この大きな格差は、一層広がるばかりなのに。

アメリカの雇用を減らす、通貨操作に対する拘束力のあるルールを含まない貿易協定を実施して、我々はアメリカ労働者を称賛するのだろうか? TPPは、雇用創出の期待に背いたのみならず、貿易赤字を悪化させ、500万のアメリカ製造業雇用を失わせた、これまでの協定をしっかり手本にしているのに。

TPPは、労働者や移民の売買、つまり一種の現代奴隷を許している国々が協定に参加するのを認めているを知りながら、一体誰がプール・サイドで、ゆったりしていられよう? 更にひどいことに、マレーシアのような国が、既にTPP交渉に参加しているため、いまわしい人身売買違反を認められてしまうだろう。

500人以上の大企業顧問と、ごく僅かな公益や労働団体による協定が、労働者のためになるものに思えるだろうか? 全くの密室で交渉されているのであればどうだろう?

今回が、家族が危険な食品輸入の洪水や医薬品価格上昇や環境の悪化にさらされずにいる最後の夏休みだと知りながら、アメリカの労働者は、のんびりしていられるのだろうか?

国民として、我々は、一体どうして、労働者を祝うために一日だけ休んで、翌日からすぐ、自分たちの最善の利益を損なう政策に取り組むのだろう?

しかし、レイバー・デーをじっくり考えながら、祝うに値するものが一つある。この貿易協定という名目の、大企業による権力奪取と戦うべく、アメリカの労働組合は、他のTPP加盟諸国の労働組合と団結している。

アメリカと世界中の労働者は、適正賃金、尊厳、敬意と安全のために、絶えず戦わざるをえなかった。圧倒的な量の金、権力や大企業プロパガンダに対して、我々の祖父母や父母たちが、今は当たり前とされている多くの権利を勝ち取った。

我々は団結して、労働者全員がなし遂げたことに、お返しをすることで、他の364日間も、ずっと労働に関心を持っていることを示せる。TPP廃案だ。いつまでもうれしさが続く贈り物だ。

これは、来る2016年のレイバー・デーで祝うに値する、もうひとつの重要な労働運動の成果となるだろう。

記事原文のurl:http://citizen.typepad.com/eyesontrade/2015/09/tpp-whats-to-celebrate.html
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9月の第一月曜日は、アメリカ、レイバー・デー、労働者の日。どちらの国でも大手企業組合は御用組合で、まともな運動などほとんどしていないのではと想像しているのだが。

国会前での戦争法案反対抗議行動弾圧の勢いをかって、辺野古でも警備陣大活躍。右翼による暴力行為まで起きている。

常総の堤防決壊被害、電子メールでの警告も失念していたのだという。
ほぼ日本版9/11。戦争法案に目が向くのを意図的にそらせたとしか素人には考えられない。「対応に忙しくて忘れる」はずなどないだろう。公務員、いや人間失格。
大本営広報部、TPP、内容が徹底的に秘密であるのをいいことに、そして秘密法案も理由だろうか、ヨイショ報道しかしない。購読料払って、洗脳されるという意味では、電気洗脳箱とかわらない。

物心ついて以来、日本国民は宗主国支配層や属国買弁連中により、年々追い込まれ続けててきた。(具体的法制は、加藤周一の下記講演でも触れられて)総決算が今回の採決モドキ。

宗主国侵略戦争に、日本軍兵士を無限に差し出す戦争法案への説明、強行採決モドキの与党をみていれば、ああいう連中が、自国民のためになる条約を推進するわけがないことは誰でもわかるだろう。
戦争法案同様、TPPも宗主国発の制度。

戦争法案反対で国会前に何度か通ったが、有名大企業の旗を見た記憶は皆無。
カルト宗教団体本部に抗議行動をしたのも有名大企業組合でなく、母親たちだった。

大企業組合は第二人事部、つまり監視・抑圧組織であり、労働者を守る組織ではない。

60年安保反対闘争の後、支配層は着々と組合破壊工作を推進し、完成した。
中曽根首相による、国鉄分割民営化が、その代表例。
彼は全日本労働組合総評議会を潰すために国鉄労働運動を潰すことが民営化の目的だったと後に公言した。

労働組合というか、その構成員である、会社員も公務員も退職までは長い。定年退職まで、黙っていることになる。

SEALDsの学生と我々のような退職世代が大挙して集まる姿を見ながら、毎回思い出していたのが、2006年12月8日、東京大学駒場900番教室での加藤周一講演会「老人と学生の未来-戦争か平和か」。ドキュメンタリー『しかしそれだけではない』にも収録されている。
講演内容の別の箇所を何度か引用した。

ネットを探しても、書き起こし文章が見当たらない。以下に、該当部分だけ適当に書き起こしをしてみた。各自ビデオで内容をご確認するようのお願いしたい。(前編の31:32あたり以降。)

なお、この内容を圧縮した文章に、かもがわブックレット159 『どう拓く日中関係 政冷経熱の現状と「文温」の可能性』の発言部分、16-17ページ、「青老同盟を」がある。(入手困難かも知れない。)

SEALDsの学生の方々が、加藤周一のこの発想をご存じかどうか知らないが、加藤周一が発起人の一人である九条の会の皆様、つまり「老」は、この発想を意識して活動されているのは確実だ。

そこで、どっちを選ぶか、という問題になるわけですが。時間がありませんから今日は、どちらか選ぶではなく、選んでしまったあと、憲法をえらんで、戦争をしたくないという意思を遠そうとすとすれば、どうすれば、そういうことができるかということで、それが老人と学生ということなんです。

生きているのは何かしているということでしょう。
おいしいものを食べてたいという人もいれば、写真をとりたいという人もいれば、本を読みたいという人もいる。憲法を守るかも、守らないかも。
何かの「行動」をするときは目的がある。
行動は現状承認ではないわけですよ。何かの行動することは、現状を変えるということですよ。現状のままなら、何もしなくて良いんだから。小さく変えるか、小さく変えるかは違うけれとも。行動が目的を要請するというのは共通なんですよ。

目的を追求するときは手段を必要とする。手段は、夢の中で見たんではだめなんだな。
いまある現実は、手段を提供するんですよ。目的はそれだけでなく、何か理想があるから、目的になるわけ。現実と矛盾するものがあるから、
それについては、誰についてもでも同じといえると思うんですが。

学生さんと、私みたいな一定年齢以上の老人とは、先にお話した、日本は社会全体が別れ道にきていますから、どちらをとるかという時ね、今私自身が主張しているのは、憲法を守ろうといってるんですが、非常に難しいですが、そう言っているのですが。そういう目的を達成するにはどういう手段があるかという話ですね。誰が何をするかというのが入ってくる。誰がというのが大変大事なんです。

こういう講演会をすると、憲法を守るか、変えるかというのをしますとね、どうしたらよかろうかという話なり講演会をすると、来てくださる方はたいてい老人なんですよ。
老人は皆よぼよぼしているわけではないですよ。比較的元気な老人があつまるわけなんですよ。若い方は少ない。

今日みたい大学だし、若い方が多くてうれしいが。うれしいだけではなくて、今までのところは、憲法の話は、老人が熱心で、若い人はそう積極的ではありませんね。講演会だけで判断できませんが、だいたいあまり活発ではありませんね。

若い人は、自分たちの試験だとか、うまいものたべたいとか、それだけで、先のことがみえないのかというと、そういうことはないのです。68年の後半だけど、68年の世代の学生さんは非常に激しく対応したでしょう。
彼らがとった手段に私は必ずしも賛成しないが、彼らの言った目的かなりに私は賛成する。一部には賛成しないが。

とにかく反応したんです。行動に表したんです。憲法が言っているように合法化している手段で、つまり街頭においてデモをした。昨日までフランスではやってたね。高校生が。

だから、ある状況では日本では若い人も反応するのは確かです。見たばかりですから。だけど、どうして今度は反応しないのか。

68年には、老人は行動しなかった。家で昼寝、昼寝でもないけど、テレビを見たり、新聞をみたりしていたけれども、あまり反応しなかった。
68年には、図式的にいえば、若者は怒っていた。社会的な問題については強く反応した。安保条約を中心として。安保条約だけじゃないけれど。だけど老人は静かだった。
今度は、老人は怒っている人もいるし、熱心に反応している方が多いが、学生さんはわりに静かなんだね。丁度その逆で、68年の英雄は、学生さんでしょう。
今度の2005, 2006年、現在の憲法の改正の問題について、学生さんが発言してくれれば、合体すればね、老人と学生と一体化すれば、多分憲法九条を改訂、廃止するという計画は挫折すると思うんです。
煽動しているわけじゃないけどね。状況を説明しているので、客観的に説明しているので、もしと言っている。もし、学生が68年のエネルギーを回復すれば。

何を言っても変わらない。無力だとは私は全く思わない。無力ということはないよ。私は全くそう思わない。そこに動きがあれば、最小限度先のばしだな。変えたい人は、もっと計画を先にのばす。もっと後にしょう。

だから大いに、日本の運命は手中にある。大げさだけどね。
老人が全て鍵をにぎっている、できることをすべてやっているというわけではありません。我々がすべきことはまだまだあると思うけど。

大きなのは老人だけの力では日本は根本的に代わらないと思う。根本的に変える力は学生さんだと思うんですね。

なぜそう思うかという若干の説明は、一番良くいわれることは戦争経験なんですよ。戦争経験がないのは、前の戦争、1945年の敗戦を知らない、占領を知らないでしょう。それどこではなくって、先生が良くいうのは、今の学生さんはベトナム戦争を知らないでしょう。我々の感じから言うと、ベトナム戦争というのは昨日のことなんですが。学生さんは違うでしょう。生れる前でしょう、ベトナム戦争は。
学校の先生は、定年退職になる人は60歳でしょう。そういう人も前の戦争は知らない。戦争経験があるかないかという話だったら区別できなんいですよ。学生さんと、今の老人は大差はない。私のような非常な老人だから知っているけど。

ところが、重要な経験を分有する。わかちもつことが一つの世代を作るとすればね、世代間の違いは共通経験の違いによって定義されると思うんですよ。だから、ベトナム戦争を知っている人と、68年を知っている人と、そうでない、今は大部分、死に絶えたけど。私のように生きているのもいるけれど。非常に古い前の戦争を知っている。生涯は見事に、戦争と重なっている。生れた時は戦争。だから、それは世代の違いですよ。

私が今晩提案したいのは、老人と学生さんとが結託すれば、危機を脱することができる。実に面白いことであって、日本も危機を脱することができると思うんですけどね。

何が違うというよりも、共通点がある。二つの大事な違いがある。

第一の違いは、学生時代は非常に短いですよ。とにかく決まっているでしょう。
私は医学部だったから。大学は昔から3年で医学部は4年だったが。
4年間なら、4年間で卒業する
前は全然違いますね。高校生は。
大学を出たあとは、就職しますから。サラリーマンは全然学生生活とは違うでしょう。学生生活は非常に限定された4年間だけ、という非常に限られた期間です。

老人は、そんなにはっきりきまっていない。いつ老人をやめるというのはない。
老人はある時期から、我ながら感じるようになって、身体的にも頭も故障してくる。物忘れしたりするようになるでしょ。しかし、それもあまり長くないんですよ。
あと十年ということはない。多分そういうことはないですよ。そのうちにもう死んでしまうんですね。日本は非常に長命な国ですが、それでも100年は生きない。生きても活動はできない。老人生活も短いですよ。その点も非常に良く似ている。
卒業してから働いているのは40年。とてもじゃないけど、学生さんはわずか4年。
老人は、5年か、せいぜい10年、非常に似ているんですよ。短いんですよ。
そこでとうするかということになるんですけど、もう一つ共通点があるんですよ。
日本国はだいたい伝統的に、個人と集団との関係で、集団志向型の社会なんですよ。だから、個人が集団の中に組み込まれる度合いが非常に強い。
集団は個人を助ける傾向がある。それは最近は急速に変わりつつあるけれども、企業の中なんかで、団体の方が個人より優先するわけですね。観光旅行と同じですね。

お寺で仏像を参拝するんでも、団体の方がやすくなるんだから。
憲法には信仰の自由ということが書いてありますが、観光旅行では、束になってかかったほうが安くかたづく。要するに、団体が非常に大事ということですね。

そうすると、小さな子供は親の圧力が非常に強いでしょう。抵抗できないわけだけど。学校では試験やなんかがあるから、なかなか独立できないと思うんですけど。大学生は、比較的、就職試験もあるし、色々あるから、ご苦労さんですが、そうかんたんに遊んでばかりいるわけではないから、けれども、大学という組織が学生に与える団体の圧力はあるけれども、そう強くないんですね。

今私の言っていることを信じない方は、一年か二年、数年して就職すれば、すぐにわかりますよ。いかに猛烈か。会社についても、役所についても。
例えば、今話題になっていることは、憲法九条、対外関係について、外務省に勤めた人が、定年退職でお辞めになった、外務省と違うことを考えて話す方が三人かな。非常に少数でしょう。少数だけども大事な三人でしょう。
何を言っているかと言うと、現職の時に言いわなかったこと。
とうしてそうなったかと言うと、団体による周囲の圧力が弱くなったからですよ。
米国ではマクナマラですね。国防長官だったけど。彼はベトナムの戦争をデザインした一番大きなデザイナーだった。彼自身が戦争を指揮した、ベトナム戦争の戦争哲学を作った人ですよ。何十年もたってから、あれは間違っだったということを言ったんですよ。だけど、随分大勢の人が死んだでしょう。
だけど、現役の時には、世界最高の、世界にあれだけの権力はないんだから。
米国き指導者は、あれだけの権力を持っていた人は、これだけ大きな力は、ローマ帝国を遥かに越えているんですから。そうした人でさえ、私はこう思うとは言わなかった。思っていたことは黙ってて、いわなかった。
日本では外交官は団体の外で言う。外というのは定年です。定年後というのは、老人か老人候補者ですよ。だから老人は自由なの。

自由万歳というけどね、それは老人の自由の万歳ですよ。
そして同じようなことは、学生さんもそうなんですよ。会社に入ったら黙るでしょう。退職までは長いですよ。定年退職までは。その間は黙っていることになるんですね。黙っていて、別のことを考えていると、毎日が楽じゃない。
真っ向みじんのことを考えているのは。
言っていることと、考えていることが全く違うというのはつらいことです。
それを解決する一番なめらかで、しばしば行われている方法は、団体の方向に変える、転向する、コンフォーム、合わせるっていうかな。大部分はそうです。
しかし一部には、そうでなくていかに苦しくても、別の考えを持っている人がいる。言わないけれど。でそれが、そういう歌があるんですね。リンゴはなんにも言わないけれど、リンゴの気持ちはよくわかるっていうやつ。
それが団体の圧力ですよ。社会学的にいえば、団体の圧力ですよ。

人生の中で、子供の時には、親とか先生の圧力が非常に強いね。
仲間同士は一生懸命いじめたりして。生き延びれば大人になるでしょう。
大学にきて、四年間、日本では、日本人の人生では、四年間、基本的人権の筆頭であることの権利が、最大限。
それを過ぎるとずっと下がって、60歳以後、また定年退職以後に、復活してもう一度自由になるんですよ。だから二度山があるんですよ。

だから、学生と老人の同盟はどうですかというのは、二つの自由な精神の共同、協力は強力になりうるということです。

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コメント

               幽霊は,すべてお見通しだ!

  文字起こし,有り難うございます。
  今回の戦争法に対する反対運動を,本ブログ主人様の紹介されたビデオを念頭に浮かべながら,海辺の町から見守っておりました。とは言え,オリンポスの高みから応援しているだけで,高校生やSEALDsの大学生の皆様に申し訳ないと思っております。
  また鈴木貴子議員らが主張されているように,公聴会に女性の声が反映されていません。これから連想したのが, 「戦争を将軍(男)たちに任せておけない」と,アリストファネスが書いた『女の議会』です(加藤周一,『山中人閒話』,福武書店)。

  今回,文科省の粋な計らいで「高校生の政治活動が『学校外』で認められました」。高等教育課の局長の「通知」で政治活動ができたり,できなかったりすることも分かりました。加藤が指摘しなかった高校生に今後とも期待できます。以前書いたことですが,人生の同行者が地元駅前で九条の会の無言デモに参加したとき,反応がよくなかったのは勤め人でよかったのは高校生で,手を振ってくれた若い学生が少なからずいたということです。

  また父が亡くなって約5年がたちますが,小生が実家に戻るたびに日付入りの切り抜き,『夕陽妄語』を手渡してくれました。しかしあるとき,自分用の切り抜きを見せてくれたことがあります。それは武藤勝美氏の『戦争は本当にあったんだろうか(朝日新聞声欄,2007.8.15)』です。同時代の人間だというのです。
 
  マクナマラ元米国務長官に該当するのは,「戦争法は違憲である」と退職後も中立性を発揮した最高裁元判事の浜田氏でしょうか。西山事件の,当時の条約局長だった某氏は「沖縄密約はあった」と西山氏に語っているので,彼もマクナマラに比してもいいかもしれません。

  最後にうろ覚えですが,本映像でハッとさせられたのは,「日米ガイドライン成立以来,戦争ができるように周辺事態法などが制定されてきたけれど,戦争ができなくなるような法律が制定されたことは一度もない」という,加藤の指摘です。幽霊の話が大好きだった加藤の慧眼,畏るべし。

米オクラホマ州、一週間で40回の地震、原油採掘が原因か?

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石油

米オクラホマ州 一週間で40回の地震 原油採掘が原因か?

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災害・事故・事件
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米オクラホマ州で、7月末の一週間のあいだに、マグニチュード2,5およびそれ以上の地震が、約40回記録された。同州で、急激に地震発生件数が増えたのは、原油や天然ガスを採掘する際用いられる「水圧破砕法」というテクノロジーに関係しているのではないかと見られている。

ここ数年、オクラホマでの地震発生件数は、基準の600倍になった。2013年には、マグニチュード3,0以上の地震が109回、昨年2014年には、その数が585回にも達した。しかし今年2015年前半だけで、オクラホマでは、すでにほぼ昨年一年分の数の地震が起きている。

7月のこの一週間で、オクラホマでは40回の地震が起きた。特に7月27日には、マグニチュード4,0以上の地震が一度に5回も起きている。

オクラホマのメリー・フェリーニ州知事は、地震数の増加と原油採掘技術との関連性を認めたが、原油採掘企業が今後、作業に変更を加えるのかどうかについては、定かではない。また「水圧破砕法」の適用凍結も、導入されていない。

関連:
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地震, 石油, 米国

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以上は「sputnik」より
原油採掘が原因かも知れませんが、現在米国内各地では地震が急増しています。イエローストーンの噴火も可能性のある時期となっており、今や何が起きても不思議ではないのです。                                        以上

福島原発、トリチウム汚水浄化器の設置をロシアに依頼、来年初頭にも

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福島原発、トリチウム汚水浄化器の設置をロシアに依頼、来年初頭にも

福島原発、トリチウム汚水浄化器の設置をロシアに依頼、来年初頭にも

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ロシア人専門家らは2016年初頭、福島第1原発事故機に危険な放射性同位体であるトリチウムを汚水から除去するデモ装置を設置する。

「ロスアトム」(ロシア国営原子力企業)のプロジェクト企画を行なう「アトムプロエクト」社(サンクト・ペテルブルグに本社)によれば、必要な作業文書はすでに整えられている。

福島第1原発は、百万立方メートル弱もの大量の液化放射性廃棄物が一箇所に集中するという世界でも初めての稀有な状況下にある。汚水中のトリチウムの濃度は世界保健機関(WHO)の決めた許容レベルの限度を100倍も上回る。現在、福島原発の有する技術では廃棄物中のセシウムやストロンチウムの放射性同位体は除去できるものの、トリチウムは取り除くことが出来ない。

2014年秋、日本政府はロシアの国家コーポレーションの「ロスアトム」、「ロスRAO」および「フロピン記念ラジウム研究所」の三箇所を福島第1原発の汚水中のトリチウム除去技術をテストするデモプロジェクト実現のパートナーとして選択。

発表によると、デモ用プラントは2016年初頭に設置予定。現在、日本側とは全面的な設置企画作業の開始について交渉が行なわれている。

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露日関係, 福島



続きを読む http://jp.sputniknews.com/japan/20150709/552877.html#ixzz3fOrrSQpF

以上は「sputnik」より

米国もフランスも放射能除去の技術がうまく行かいないのです。安倍政権の依頼する先を間違えているのです。米国はそもそも「3.11テロ」で日本の滅亡を企てた張本人なのです。本気で解決をしようなどとは思っていません。安倍政権は「3.11テロ」の真実を本当に知らないのかも知れません。それは恐ろしいことです。殺人鬼に命を預ける愚か者です。以上

滞在型教育施設で地球規模の「問題発見・解決」に挑む人材を育てる慶應義塾大学・未来創造塾の挑戦

意識潮流
305510 滞在型教育施設で地球規模の「問題発見・解決」に挑む人材を育てる 慶應義塾大学 未来創造塾の挑戦
 
石山 巌 ( 41 コンサル業 ) 15/07/02 PM10

大学の役割が「研究機関」から「社会に通用する人材の育成」に大きくシフトしてきているのを感じます。
課題圧力を高め、とことん創造活動に集中できる「滞在型教育」を実践しようといている慶應義塾大学の取り組みを紹介します。

■慶応義塾大学HPより 未来創造塾について(リンク

:::引用開始:::

 慶應義塾はその創立時、西洋の学問を積極的に導入し、幕末の閉塞状況を大きく転換させました。当時に匹敵する大転換の時代である今日、慶應義塾は独立自尊の学塾として、再び大きな役割を担う所存です。地球規模で問題を認識し、解決する能力を有する人材の育成が急務です。大胆に、かつ着実に、新たな取り組みを進めていかなければなりません。

今回、我々は、慶應義塾全体がかかわる「滞在型教育」の推進を提案します。すでに慶應義塾創立150 年記念事業の一環として、湘南藤沢キャンパス(SFC)隣接地に2 ヘクタールの敷地を確保しました。その敷地に「未来創造塾」を建設し、〈内外から集まる志ある若者が泊まり込みで知の基礎体力を集中的に身につけるためのカリキュラム〉、および〈短期留学生が常に数百名滞在しているキャンパス〉を実現します。未来創造塾はSFCに設置しますが、義塾全体の学生と教員に広く開放します。さらには、慶應義塾に所属すると否とを問わず、地球規模での活躍を志す国内外のすべての若者に開放します。つまり、SFC中・高の生徒をはじめ塾内一貫校の生徒や他大学の学生にも門戸を開き、グローバル人材育成に向けてさまざまなイニシアティブを展開できるようにしていく計画なのです。この構想は、適塾に始まる慶應義塾の原点への回帰でもあります。かつての適塾や初期の義塾と同様、未来創造塾の学生たちは入学初期に仲間と寝食を共にしながら、グローバル社会で生きていくために必須の素養を集中的に身につけ、その上で、自由な学術のさまざまな専門分野へと羽ばたいて行くことでしょう。

【中略】

未来創造塾の創設は、将来を見据え、全塾規模で新たな時代を拓いていくための大きなステップです。未来創造塾にはまた、〈世界の研究者が集って地球規模の問題の解決をめざす研究施設〉も設けます。「トランクひとつで数か月滞在できる」施設に、世界中から有為の研究者が訪れ、滞在しながら地球規模での研究を推進するようになるでしょう。そうした知的環境を整えてこそ、真のグローバル人材の育成が可能になると考えているのです。

【後略】

:::引用終わり:::

以上は「るいネット」より

今は時代も変わり、全地球規模の問題解決が多くなってきています。物事を考えるその視点も従来の地球内の視点から銀河系宇宙規模の視点に変える必要があります。以上

この日本をどうする?(4)中国は崩壊するか?

2014年07月01日            

    

 

「shinjidai041143.mp3」をダウンロード

 

中国がどうなるかはなかなか難しいところです. アメリカとロシアも太平洋に北で直接、国境を挟んでいますが、紛争をしたくないということで、これまで紛争になったことはありません。ロシアも日露戦争で痛い目に遭ったので、ウラジオストック(東方への )と名前をつけたものの、東方への進出の熱意はありません。

 

中国の今後は二つの見方があります。第一は「普通の見方」で、徐々に中国が力をつけて太平洋に進出し、尖閣諸島、沖縄、南沙諸島、台湾を侵略して、海軍が自由に太平洋にでることができるようになるということ、第二に「中国は崩壊するという見方」で、政治的には共産党の失敗と多民族国家の崩壊、軍事的には軍部の独裁と独走、そして経済的には投資ばかりが先行して消費が追いつかないことからバブル崩壊が来ること、などが懸念されています。

 

いずれもあり得そうなことです。もともと支那(シナ、英語でチャイナ(China)で中国人はそう呼んできた)には、満州、内モンゴル、新疆ウィグル、チベットは入りません.共産中国ができたときに、偶然に中国に組み込まれたところです. 多民族国家と13億人という多すぎる人口で、もともと不満が鬱積している.これを解消するために、天安門事件で見られるような強圧的な政治と、反日キャンペーンで補ってきました.

 

でも、反日キャンペーンも20年も続いたので、多くの人は疑いも持ち、飽きても来ていますし、何か事件が起こると漢民族以外の人の責任にするという政府のやり方にも不満が鬱積しています。かつてはチベットが圧迫され、最近ではウィグルがなんでも犯人という感じです.

 

さらに、軍事的には現在の習近平主席の政権は軍部を押さえられないとも言われていて、南シナ海でのベトナムとの衝突や、尖閣諸島の日本との確執など軍部の先行が目立ちます. 軍事的なことだけなら問題も大きくならないのですが、このような中国の行動が国際的な軋轢を生んでいるので、貿易などが停滞して、経済活動が低下し、国民に不満がたまる大きな要素になり得ます.

 

さらには、投資を中心として進んできた中国経済がバブル崩壊寸前の感じでもあります. 簡単に言いますと、お金を借りて大きなマンションを作ったのは良いのですが、そのマンションに入る人がいないと言うことです。そうすると、マンションを作った人は倒産して夜逃げする、その分だけお金が焦げ付く・・・このような連鎖反応が続く可能性が高くなってきました。

 

経済的に生きずまるとお金がなくなり、貧乏になるので、その責任を政府が追及されますから、そこで強圧的なことをすれば一気に崩壊するでしょう.

 

中央政府が混乱すると、その機会にチベットとウィグルが独立し、ついで内モンゴルと満州に飛び火すると考えられます.すでに中国の富裕層が逃げ出しているという情報は多く、日本の中国駐在の会社も引き上げ準備をしていると報道されています.

 

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もともと中国(支那)はこの地図で示したように、明の時代の領土がその典型的なもので、北は万里の長城が北京の北にあって、それから北は満州とモンゴルというくくにでしたし、現在の新疆ウィグル、チベットなども「支那ではない地域」でした。もとより台湾も支那の範囲に入っていたことはなく(化外地として、支那軍が駐屯していたことはありましたが、外国軍が来たら戦わずして中国本土に帰りました)、日本が撤退した後、不法に占領された地域です。

 

最近、中国中央政府がウィグルを圧迫していますが、もともとウィグルはイスラム教徒で、民族的には中央アジア系、トルコ系でまったく中国とは違うといえます。下に清が滅びて中華民国になったときの地域の区分を示しますが、現在の中国領土とかなり違うことがわかると思います。

 

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中国が発展するか、崩壊するか、今のところ五分五分.どちらに転んでも良いようにしておく必要があります。つまり、中国がこのまま繁栄を続け、アメリカが後退したときには、中国の軍事的圧力が高くなりますから、それに対して十分な対抗力をつけておく必要があります。

 

もう一つのケースは、中国が崩壊してしまうことで、それによって大打撃を受けないように準備をしておくということで、この二つについて本当はマスメディアを中心にしてかなり盛んにディスカッションをしておく必要がありますが、現在のマスメディアではそれは難しいので(マスメディアの責任だけではない.このシリーズで解説します)、個人である程度考えておく必要があります。

 

最近、「中国とはこういう国だ」という解説は多く、その多くが「中国はかくのごとくひどい国だ」というのが多いのですが、中国と日本は国家体制や歴史がかなり大きく違うので、中国という国を日本を基準にして考えることができないと言うことです。それにいつまでも「中国はひどい国だ」と言ってみてもあまり意味がなく、それより何をしておかなければならないかの方が大切でしょう.

 

中国が20138月の人民日報で「尖閣諸島はもちろん、沖縄も中国の領土だ」という論文を掲載している、中国は太平洋にでたいと希望している、そのために国の力をつけているという現実をそのまま受け取るのが良いと思います。

 

(平成26624日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

世界最悪となっている小児甲状腺がん

学者・マスコミ・官僚
304414 世界最悪となっている小児甲状腺がん
 
松下晃典 ( 35 広島 kozo大工 ) 15/05/28 PM03

福島の状況は「たべて応援」くらいしか報道されませんが、すでに福島の甲状腺がんの発症数は世界最悪となっています。
これでも原発との因果関係はないと言い切る政府・官僚・マスコミ・学者・医者は狂気の沙汰としか言いようがありません。

もうすぐ北風が強くなる
世界最悪となっている小児甲状腺がん
リンク)より引用

============================以下引用============================

 福島の小児甲状腺がんはベラルーシを超える世界最悪の状況になっている。
 マスコミは報道しないか、誰も読まないような小さな記事にしている。
 確定33人、疑い42人の発表自体が姑息な誤魔化し。
 全摘出した人を「確定」と称し、細胞針陽性でこれから手術日程を決める人を「疑い」と称している。
 当然、正しくはどちらも「発症」である。つまり「発症75人」である。
 報道しないか、こうした馬鹿話を小さく記事にする犯罪マスコミである。

 通常100万人に0.2人とも1人ともいわれる小児甲状腺がん。
 それが福島は既に概ね300人に一人、通常の少なくとも300倍から数千倍になる。
 とてつもなく甚大な発症数であることに注意されたい。
 放射能が県境から消えたではないので、南東北、関東全域にも影響は出ていると考えるのが当然だろう。

 小児甲状腺がんはあくまで初期の放射性ヨウ素を反映している目安である。
 その他の多種多様な被曝症状、鼻血から下痢、うつ病、化膿症から知能低下、突然死までが同じように異常な増加、拡大をしていると考えるのが正しいだろう。

 とくに南東北から関東まで。
 いまだに、正確な放射性物質の量は把握されていないことを忘れてはいけない。
 政府の放置によって、世界最悪の放射能汚染に見舞われているのである。
 廃棄物処理や物流によって全国に拡散を続けているのが現実だ。
 決して、政府マスコミの馬鹿話に引っかかってはいけない。

(中略)

  『人口がベラルーシの5分の1の福島県で75人』

2011年3月11日の福島第一原発事故発生から3年目、日本では小児甲状腺がんが爆発的に発症しています。
チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ(人口1000万人)に当てはめれば人口が200万人の福島県の75人とは、375人に相当する無茶苦茶な数字なのです。

ベラルーシでは、最悪だったチェルノブイリ事故から9年後の1995年でも発症者は100人を超えていない。
福島県は7日、東京電力福島第一原発の事故当時に18歳以下だった子ども(36万人)の甲状腺検査で、結果がまとまった25万4千人のうち75人が甲状腺がんやがんの疑いがあると診断されたと発表した。
この25万4千人とは、甲状腺の正式なガイドラインから血流検査など大事な4項目を省略した簡易な一次検査の人数で、精密な二次検査終了者の人数ではないことに注意。(二次検査終了者数は半数程度と思われる)

昨年11月の発表時点よりも、検査人数は約2万8千人、がんは疑いも含めて16人増えたが、今回増えた分だけを分母分子にした小児甲状腺がんの発症率は1750人で1人の割合である。
福島県は通常の発症率の数百倍から数千倍の猛烈な数字なのですから、隣接する宮城県茨城県千葉県東京都など他の東日本地域も、当然メルトダウンした福島第一原発の放射性プルーム(放射能雲)が襲来した影響が出ていると判断するべきであろう。

本来なら原発事故から3年目程度では、放射能の影響が小さい。
いみじくも民主党幹事長だった枝野幸男が何回も繰り返したようにDNAを傷つける放射能は『直ぐには健康に影響しない』のである。
一定の時間が経過してから確定的ではなく確率的に被害が出るから、放射能は余計に恐ろしいのである。
今の福島県がチェルノブイリ原発事故後のベラルーシと同じ経過を辿るとすると、2020年には1000人以上のとんでもない数字になっている。
総人口比では1755人に1人の割合である。
小児人口比では316人で1人が小児甲状腺がんが発症するのですから、2020年の日本は暢気に東京オリンピックどころの話では無い。
国家存亡の一大事に、政府自民党は東京都知事選挙だのオリンピックだのと、無責任にも程がある話である。

   『安倍晋三の福島原発のアンダー・コントロール発言は大嘘だったが、』

去年の2013年11月12日の福島県検討委発表(確定+疑いの合計が59名)は、曲がりなりにも日本国のマスコミ各社が、誰にも気が付かないように小さく報道した。
ところが、今回の2014年2月7日発表の福島県の小児甲状腺がん(確定+疑い)75人になった事実は誰も報道しない。(8日現在)

去年アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で安倍晋三が行った『福島第一原発は完璧にアンダー・コントロールされている』発言は大嘘だった。
ところが『マスコミ』の方は完全に安倍晋三がアンダー・コントロールしているのである。
朝日デジタルには記事があるが、肝心の新聞紙面には無い。
他のマスメディアはNHKは当然としても他のマスメディアが挙国一致の横並びで沈黙しているのですから恐ろしい。(東京新聞や日経、毎日の東京本社版に小さく掲載)

今行われている東京都知事選挙の争点は詐欺師の小泉純一郎が主張する脱原発ではない。
今の日本人には、10万年後の使用済核燃料の心配をする余裕が何処にも無いのである。
遠い未来の話ではなくて、目の前の放射能汚染の深刻化が大問題である。
腐りきった日本のマスコミですが、何も知らない(知らされていない)善良な東京都民が投票を済ました後で報道する心算なのだろうか。
知っていて報道しないとしたら悪党である。もしも知らないとしたらマスコミ人として無能である。悪党か無能かは不明だが何れにしろ報道機関としては完全に死んでいます。

(後略)
============================引用終了============================

以上は「るいネット」より

日本のマスコミは真相を報道しない姿勢は一種の犯罪行為です。日本は裁判所も含めて完全に無能化しています。特に悪質なのは安倍政権です。歴史に残る極悪政権です。ヒットラー以上の悪玉振りです。                  以上

2015年10月 7日 (水)

ドル基軸体制がついに崩壊!?「ニューワールドオーダーと新世界通貨」9-10導入の真相を追え(1/2)

ドル基軸体制がついに崩壊!?「ニューワールドオーダーと新世界通貨」9~10月導入説の真相を追え

このページは約 7 分で読めます。

元石油メジャー重役で牧師のリンゼー・ウィリアムス氏が、「新世界秩序の樹立と世界通貨の導入が間近に迫っている」との衝撃的な警告を発表しました。ネットで拡散するドル基軸通貨体制崩壊のウワサの真相は?『ヤスの備忘録』連動メルマガの高島康司氏が検証します!(構成:マネボ超科学経済班)

【New!】複数の専門家が警告する「10月金融大崩壊説」=『ヤスの備忘録』連動メルマガ

リンゼー・ウィリアムスの新たな警告

中国経済の減速懸念などが背景となり、世界的に株価が下がっている。これと連動しているのかもしれないが、少し前の7月、グローバルエリートの計画をリークしているとされるリンゼー・ウィリアムスは、配信しているニュースレターに警告を掲載した。

以下が全文の要約的な翻訳だが、リンゼー・ウィリアムスが警告をまとめるように依頼したジェームス・ハーキンという人物が書き手である。
(出典:WARNING! Emergency Bulletin from Chaplin Lindsey Williams!


警告!リンゼー・ウィリアムスの緊急ニュース! ジェームス・ハーキン

9月にニューワールドオーダーが導入される!
10月に世界通貨が導入される!
いま世界的な金融危機の瀬戸際にいる!
すぐに行動せよ!

リンゼー・ウィリアムス牧師は、メーリングリストの登録者のためのニュースレターをまとめるように私に依頼してきた。ウィリアムス牧師はこの情報が非常に重要であるとして、次のように言っています。

「これは私が配信するニュースレターのなかでもっとも重要なものです。これで、グローバルエリートがやりたかったことがすべて実現します。地球上のあらゆる人々が影響を受けることでしょう。彼らは計画を特定の期間に実行するでしょう。この時期が正式に決まったのです」

■ニューワールドオーダーは9月に適用されます!

ローマ法王のフランシスコ1世は、9月25日に国連で「回勅」を行うと発表しました。「回勅」とはローマ法王が世界各地の司教に送るレターのことです。すべてのカトリック教徒は、これに従うことが要求されます。世界には12億人のカトリックがいます。

これはウィリアムス牧師によると、世界の指導者が集まる9月25日の「国連持続可能な開発会議」で2015年以降のアジェンダが署名される前に、ローマ法王が12億人のカトリックが従う義務のある「回勅」を行うというのです。

ウィリアムス牧師の6月のニュースレターでは、フランシスコ1世のアメリカ訪問と、バチカンの国連や「持続可能な開発会議」とのかかわりについて説明されていました。ウィリアムス師はこれを、「2015年、9月15日までに絶対にやっておかなければならないこと」という新しいDVDで解説していました。

■新しい世界通貨は10月に導入されます!

2015年10月20日、IMFは新しい世界通貨の導入を発表します。IMFは世界でもっとも強力で秘密に満ちた組織です。メンバーの188カ国の財政状況を監視しています。また、世界的な金融ルールを設定するとともに、破綻した国の救済も行っています。

2015年10月20日、IMFはドルに代わる新しい基軸通貨を宣言します。これにより何十億のドルが世界から文字どおり一日で消えます

もっとも著名な経済系ニュースレターの著者は、このように言っています。「これから始まることは、これに関連する投資を持っているかどうかにかかわらず、だれにとっても大きな脅威となるはずです。どこで休暇を過ごすのか、どこの学校で子供を教育するのかなどというような、私達の普通の生活を一変させることになるはずです。いま私達は世界的な金融崩壊の瀬戸際にいるのです」

ウィリアムス牧師は、危機的ないまの世界の状況がよく分かる記事をシェアしてくれました。彼は私に次のように言いました。「日を追うごとに一層危険になっている。人々が災いにどれほど近いところにいるのか分かっていたらよいのに。これは人間の歴史でもかつて起こったことのないくらいのことだ」。ウィリアムス師は過去40年間、これを警告してきたのです。

■ユーロ圏の金融ハルマゲドン

ギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペインで合計120兆ドルのデリバティブがあります。これは毎日積み上がっています。

世界を悪夢に陥れるBIS規制

最近発表になった米銀行の第一四半期の決算報告では、もっと恐ろしい事態が明らかになっています。最上位5行のデリバティブ残高は247兆ドルに達しています。これは全世界のGDPの3.5倍に相当します。そして、世界の銀行すべてのデリバティブ残高は合計すると600兆ドルにもなります。

しかし、これは実際の残高の半分にも満たない額です。数年前、BIS規制は「償還期限の価値」に変更になりました。この規制変更によって実際のデリバティブ残高は半分になってしまいました。変更前の基準を適用すると、残高の総額は1京5000兆ドルにもなるはずです。デリバティブの取引が破綻すると、名目価値が全部失われるのです。この1京5000兆ドルのデリバティブの崩壊は今後数年以内にやってくるはずです。そして、金融システム全体を崩壊へと押しやります

でも、この崩壊の過程が終わる前には、金融システムを救済する最後の手段として、世界中の中央銀行はなん京ドルにも上る通貨を印刷するはずです。ウィリアムス師のウォールストリートの友人は次のように言っています。「なんとまー、これはウィリアムス師は何年も警告してきたことですね。これこそ、ギリシャのような小さな出来事が金融システム崩壊の引き金になる理由です」

■シティグループは希少金属デリバティブを心配する

シティグループの希少金属に関連したデリバティブの保有は、過去4年間で39億ドルから530億ドルに膨れ上がっています。ウィリアムス牧師は次のように言っています。「いま私達は、あまりに急速に出来事が起こっている世界に生きています。彼らはなにか大きなことを計画しています」

このニュースレターをまとめている最中にも、世界中であらゆることが起こっています。中国は大株主に6ヶ月間株の販売を禁止し、このため中国の株式市場の54%が凍結された状態です。ニューヨーク証券取引所はテクニカルなエラーのため、すべての取引ができなくなりました。マイクロソフトは7800人のリストラを実施しました。オーストリアドルは記録的に下落しています。毎日、金融崩壊を示唆するなんらかの出来事があります。いますぐ行動してください!

ニューワールドオーダーと新基軸通貨がこれから導入されるという爆弾は、行動をおこし、準備するためのよい機会になるはずです。ウィリアムス師は過去38年間、人々のためにグローバルエリートの計画をリークしてきた人です。ウィリアムス牧師のDVDを見ると、いまなにが起こっているのかよく分かるはずです。手遅れになる前に、9月から12月の変動に備えて準備しなければなりません。ウィリアムス牧師の最新DVD『2015年、9月15日までに絶対にやっておかなければならないこと』をすぐに見てください。


以上である。残念ながら、よくまとまっているとは言えない警告だ。書き手はデリバティブの残高の大きさを強調したいようだが、次の金融危機の原因がなにになるのか具体的に書いていない。

また、9月25日にニューワールドオーダーが宣言され、10月にはIMFが新基軸通貨を発表するとしているが、これはなにを根拠にした情報なのかも明らかにしていない。その意味では決してクオリティーの高い警告ではない。

Next: それでも9~10月に何かが起こる――米エリートは国外脱出済み!?

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以上は「money voice」より
いずれやらねばならぬことです。以上

兵器としての難民ードイツは同盟相手を変えるのか?

兵器としての難民 - ドイツは同盟相手を変えるのか?

Peter Koenig
2015年9月17日
Veterans News Now

ドイツは、ロシアと共に、イランと並び中東における二つの安定要因であるアサド政府を、実際に擁護し、存続を支持する可能性がある。


トルコ国内のシリア難民キャンプ – トルコ当局は、ギリシャ国境近くのエディルネ幹線上にキャンプを設けた何百人もの難民が、もし退去を拒否すれば、三日以内に強制的に退去させると発表した。

トルコは200万人の難民に熱心に門戸を開き、60億ドルもの資金を投入した難民キャンプに収容した。利他心からではなく、アメリカ、NATOとEUと共同で、地政学的兵器として利用するために。 - German konjunktion.info network.

これは説得力あるシナリオだ。トルコは長年、難民に対し、怪しげな‘門戸開放’政策を実施し、しっかり資金を得て、良く組織された難民キャンプに何十万人も抱え込んだ。最近トルコのボトラム(ギリシャの町コスへとわたるトルコの町)訪問時、難民の流れ、つまりトルコからの出国を、よりうまく管理すべく、エルドアン政権は、トルコ国境沿いの大半の難民キャンプを廃止し、イスタンブール近くの巨大キャンプに移したと言われた。

こうしたキャンプは、最終的に、NATOと連中の代理テロリスト、ISIS-ダーイシュの侵略に役立つ‘避難場所’を北シリア内に作り出すのを正当化する長期戦略の一環だ。一度シリア内に入ってしまえば、連中は計画されて久しい‘政権転覆’- 民主的に選出されたバッシャール・アル・アサド政府打倒を実行するためダマスカスに向かって進撃可能になる。


バッシャール・アル-アサド大統領の当選を祝うシリア国民

2014年6月3日、ワシントンと傀儡EU諸国が非正統だと切り捨てている国際監視団によって“自由で、公正で、透明”と見なされている選挙で、ほぼ90%の得票で彼は選ばれた。バッシャール・アル・アサドの支持率は現在も75%を越えている。

この悪魔的な計画は、既に2012年に、ネオコンのブルッキングス研究所によって立案されていた。

政権転覆のための選択肢評価と題するブルッキングス中東セバン・センターのメモ# 21。『シリア脱構築: 連合国家の為の現地化された戦略に向けて』と題する、より最近の報告が、可能になり次第、シリア国内に、いかにして“穏健派 か確実な安全地帯を確立するかを述べている。アメリカや、サウジアラビアや、トルコや、イギリスや、ヨルダンや他のアラブの軍隊が、支援で、空からのみならず、最終的には地上でも特殊部隊[つまり、ISIS-ダーイシュ -筆者の見解] も送り込んで、行動するだろう。このやり方は、シリアの開かれた砂漠地帯のおかげで、技術や、巡視や、シリアの現地人戦士が設置するのを外部の特殊部隊が支援できる、他の方法を組み合わせることで、敵攻撃の考えられる兆候が監視できる、緩衝地帯の設置が可能だという環境の恩恵をうけられる。”

平行策あるいは予備策として、ワシントンとNATOとトルコの非神聖同盟は、トルコの難民水門を開放することに同意し、実際に脱出を促進し、避難場所におけるfree reignを獲得するため - 適切な時点で出てゆかせ、ヨーロッパで、適切な圧力、あるいは、不安定化効果を生み出したりする、大半がドイツに逃れたがっている大量難民を増やすことを推進している。そう。まさにこれが起きているのだ。


シリア難民用に、国境を開放するドイツ

わずか一週間ほどの間に、ドイツは、いくつか、劇的で物議を醸すような行動をとった。そうしたものの最初のものは、特にシリア難民に対し、2015年末まで、大半がシリア人の800,000人、あるいはそれ以上の難民に、国境を開放するという、難民政策に対する180度転換の様に見える。この突然の難民歓迎は、より人間味のある難民政策を要求していた多くのドイツ人を驚かせた。


シリア難民を乗せた客車へのあるドイツの町での心温まる歓迎

ほぼ同時に、ドイツは、不釣り合いな人数のシリア人以外の人々やISISや他の聖戦戦士分子や集団の侵入を恐れ、‘国境開放’という重要なシェンゲン協定を乗り越えて、国境管理を再開した。アメリカが訓練し、資金を与えているそうした不安定化集団が既にヨーロッパにとどまっていることが分かっており、もし必要があれば、すぐさま選挙を操作したり、アラブの春風の、より最近ではウクライナの大規模デモを組織したりできる。そうした不安定化集団のスポンサーとして、ワシントンで最も悪名高い組織の一つは全米民主主義基金 (NED)で、彼らは国務省から何億ドルも得ている。

NEDは、ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、アルゼンチン、スーダン、シリア、レバノン、イランを含む、世界中の何十もの更に多くの国々における不安定化、あるいは不安定化しようという取り組みの原因だ。


ロシアは一体なぜNEDのフロント組織を閉鎖させたのか?

全く何の罰も受けずに、無法に、何のためらいもなく、世界覇権を得るために活動しているワシントン・ネオリベラル帝国の、果てしない邪悪を、我々は容易に忘れたり、信じられなかったりすることが多い。戦争産業に依存する経済を維持するため必須のもの、絶えざる戦争と紛争で食べているのだから、それでも十分ではないのだが。やはり連中が支配している主流マスコミ、つまりアメリカという戦争の犬を振り回す‘シオニスト英米の金融・マスコミ尻尾が、我々を毎日ウソと歪曲したニュースで洗脳し、帝国の善良さについて、我々に良い印象を与え、平和で調和的な主権国家の共生を求める人々全てを中傷するおかげで、我々はそれを忘れたり、信じられなかったりするのだ。

例えば今日9月16日、NYタイムズはこう報じている。

“最近のロシア兵器や機器のシリア配備で、プーチンが大統領に復帰して以来、ロシア[プーチンとあって]とつきあうか、孤立化させるかの選択というオバマを支配してきた葛藤は最終段階を迎えた。”住宅を、町を、文化を、生活を破壊し、何千人ものシリア人、イラク人、アフガニスタン人、リビア人、イエメン人を殺害し、生き残った人々を祖国から脱出させているISIS-ダーイシに対して、オバマ政権が、中東における代理人達、最も重要な国だけ上げれば、サウジアラビア、カタールやトルコと共に、資金と武器与えていることについての一言の言及でもご覧になっただろうか?

いや。ゼロだ。

記事は更に続いて多くの[アメリカ-シオニスト・エリート -筆者注]は“会えば、プーチンの思うつぼにはまるだけで、世界的ごろつきに報酬を与えてしまうと懸念していると言う。”果てしないテロを世界中に広める世界唯一のごろつきは、オバマとアメリカ (ごく少数)、ヨーロッパ(の全て)とアジア(少ないが増えつつある)の彼の子分だけなのに。

それが全てではない。NYTは更なる知恵を与えてくれている。

“オバマ大統領の辞職要求に長年抵抗してきたバッシャール・アル・アサド大統領の政権にてこ入れするためのロシアによる動きは、「イスラム国」テロリ組織と戦う上でのやり方の食い違いを明らかに示している。”


8月29日、ホワイトハウス前で、アメリカによるシリア軍事介入の可能性に反対する抗議行動参加者の行進。Saul Loeb / AFP – Getty Images

主権国家の、民主的に選出された指導者に辞任を要求するオバマは一体何様だろう? NYTや、ご同類マスコミを読んでいる方々が、そうした発言が全く違法だという疑問を思いつかれることが一体あるだろうか? 欧米の読者・視聴者は、こうした類の覇権の傲慢さが、自らの頭上に降りかかる可能性に思い至ることはないのだろうか? ワシントンが指揮した酷い残虐行為で、長年自国が苦しめられている、シリアのバッシャール・アル・アサドは、欧米の覇権王オバマに辞任を要求する、同じ権利を持っていないのだろうか? 一体どうすれば、そうした同等の仮説が出てくるのだろう?

9月15日、集団安全保障条約(CSTO)の安全保障理事会は、テロリストや過激派集団による活動の急増や、CSTO諸国の国境状況の不安定化を含む、現在最大の軍事的、政治的課題に対する効果的対応を見いだすことに焦点をあてて、タジキスタンのドゥシャンベでサミットを開催した、。CSTO加盟国は、ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタンとタジキスタンだ。

CSTO委員会での演説で、プーチン大統領はこう述べた


ドゥシャンベにおける集団安全保障条約(CSTO)の安全保障理事会でのウラジーミル・プーチン大統領演説

“現地の [アフガニスタン、イラクやシリアを含む地域]状況は極めて深刻だ。いわゆる「イスラム国」は、イラクとシリア領土のかなりの面積を支配している。テロリストは既にメッカ、メジナやエルサレムを標的にしていることを公に述べている。活動を、ヨーロッパ、ロシア、中央と東南アジアに拡張することも彼らの計画にある。

我々はこれを懸念している。過激派は、残念ながら、ヨーロッパ諸国、ロシア連邦や旧ソ連共和国の多くを含め、世界中の多くの国々からきているISISによるイデオロギー的洗脳と軍事訓練を受けているのだ。そして、もちろん我々は、彼らがわが国の領土に戻ってくる可能性を懸念している。

世界的、地域的安全保障に対する基本常識と責任感が、この脅威に対し、国際社会が協力することを要求している。地政学的野望を退け、好ましからぬ政府や政権の転覆を含め、隙につけこむ狙いを実現するための、いわゆる二重基準や、個々のテロ集団を直接、間接に利用する政策を投げ捨てる必要がある。

ご承知の通り、ロシアは、過激派に対抗すべく、迅速に広範な連合を構築することを提案している。テロと戦うため、イラクとシリアの国軍が現在行っている様な対応をする用意がある国々、あるいは既に対応している国々全てが団結する必要がある。私は申し上げたいが、テロリストの侵略に対抗して、我々はシリア政府を指示する。我々は必要な軍事技術支援を提供し続けるつもりであり、他の国々にも参加するよう促したい。”

ドイツの、大胆で物議を醸している行動に話を戻そう。ドイチェ、ヴィルトシャフツ・ナハリヒテン(DWN)紙は、2015年9月12日こう報じている。

“予想外の動きで、ドイツは、アメリカが作った反プーチン同盟を離脱した。ドイツは今や、公式にモスクワがシリアですぐに行動する用意があることを歓迎し、ロシアとフランスと共に戦争を終わらせるための取り組みを開始したのだ。これは、難民の絶え間ない流れを止めるためのものだ。ドイツは、何千人もの兵士に即応体制を命じた。”http://www.sott.net/article/301791-Germany-moves-away-from-the-US-anti-Putin-alliance-and-joins-forces-with-Russia-in-coalition-to-defeat-ISIS

「イスラム国」やその関連テロ組織に対する共同行動に対するウラジーミル・プーチンの呼びかけに耳を傾け、ワシントン-NATO-トルコが新たに生み出した新たな不安定化用兵器“難民ミサイル”に直面して、ワシントンと共にでなく、ロシアと共に戦うため、欧米が生み出したISIL-ダーイシのテロに対し、自国領土から戦争を行う用意をするため、ドイツが再び憲法を踏み越えたのは偶然ではあるまい。


ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツや他の西ヨーロッパ諸国は、継続中のシリア危機を解決するにはロシアが必要だと述べた。

ドイツは、ホワイト・ハウスの表裏ある完全な偽善を、とうとう理解したのかも知れない。一方では怪物に資金提供し、支持し、一方では怪物と戦うという偽善を。ISISに対する形ばかりの攻撃で、‘避難場所’を活用し、現実にはダマスカスに向け前進させている。このような裏表がある戦略は、もちろん新しいものではない。自称世界の覇者は、両世界大戦を含め少なくとも100年間、これをやりつづけてきた。


戦闘機を「イスラム国」テロと戦うためにを送るつもりだと既に宣言したオランド大統領が、ドイツと共に、ロシア側につこうとしている。

もし、戦闘機を「イスラム国」テロと戦うためにを送るつもりだと既に宣言したフランスのオランド大統領が、ドイツと共にロシア側に加わり、そしてもし他のヨーロッパ諸国が続けば、サウジアラビアのロシアとの和解(http://www.globalresearch.ca/western-sanctions-on-russia-russia-china-cooperation-a-tectonic-shift-of-the-global-economy/5473158)や、いわゆるイランとの‘核合意’などによっても実証されている、地政学上、有意義な変化となる可能性がある。P5+1諸国(中国、フランス、ロシア、イギリスとアメリカ合州国、+ドイツ)によるこの画期的決断は、ネタニヤフの抗議や、アメリカ議会でのあり得る反対がどうであれ、世界によって、広く中東での新たな好機として見なされている。核合意は既に影響力を及ぼしている。アメリカの‘経済制裁’が依然行われているにもかかわらず、新たな外交・事業投機者連中が、世界中からイランに群がりつつある。


南西ドイツにあるこの基地は、在ヨーロッパ・アメリカ空軍とNATO基地司令部のみならず、全世界のアメリカの軍事作戦の玄関口でもある。

ドイツはいまだに ヨーロッパ最大のラムステイン・アメリカ空軍基地を受け入れており、そこで、アメリカ合州国世界ドローン計画の大半が調整され、実施されている。憲法が自国領土からの戦争という形による攻撃を禁じているドイツ国内の米軍基地によって、何十万人もの人々が殺害されているのだ。大規模な反ラムステイン抗議行動が、9月末に予定されている。ドイツ人の意識は、ネオコン・シオニスト・ワシントン覇権の殺人装置にもはや我慢できないほど高まっている。

ドイツは、ロシアと共に、イランと並び中東における二つの安定要因であるアサド政府を、実際に擁護し、存続を支持する可能性がある。これは、ヨーロッパが次第にロシアに対する敵意や経済的孤立化から離脱する兆しの可能性がある。

変化は、ヨーロッパがドルとユーロという不換紙幣制度が破滅への道をたどっているアメリカ-欧米支配という沈みつつある船から距離をおき始めていることによっても示されているようだ。その代わり、ヨーロッパは、2014年3月、中国の習近平国家主席がメルケル女史に提案した新シルク・ロードに向け、東との新関係に扉を開く可能性がある。この新たに開いた扉の敷居が越えられ次第、新たな無数の経済、金融上の機会がドル-ユーロ完全支配を打ち破るかも知れない。

Peter Koenigは、経済学者で、地政学専門家。彼は元世界銀行職員で、世界中で、環境と水資源について広範囲に働いた。彼は、Global Research、ICH、RT、Sputnik News、TeleSur、The Vineyard of The Saker Blogや、他のインターネット・サイトに良く寄稿している。彼は事実と、世界銀行での世界中での30年間という経験に基づいたフィクションの「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者でもある。彼は「The World Order and Revolution! - Essays from the Resistance」の共著者でもある。

記事原文のurl:http://www.veteransnewsnow.com/2015/09/17/521637refugees-as-weapon-and-germany-shifting-alliances/
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固有名詞を変えると、そのまま日本。たとえば下記。

日本はいまだに極東最大の嘉手納アメリカ空軍基地を受け入れており、そこで、アメリカ合州国のアジア・中近東における攻撃計画の大半が調整され、実施されている。憲法が自国領土からの戦争という形による攻撃を禁じている日本国内の米軍基地によって、膨大な数の人々が殺害されているのだ。大規模な反辺野古新基地抗議行動が、9月末に予定されている。日本人の意識は、ネオコン・シオニスト・ワシントン覇権の殺人装置にもはや我慢できないほど高まっている。

話題のシリア難民問題で最大の役割を演じているのはトルコ。そこで昔読んだ『トルコのもう一つの顔』を読み直した。まだ読んでいなかった『漂流するトルコ  トルコのもう一つの顔 続』も。著者にはもう一冊興味深い日本語の本がある。『再構築した日本語文法』。この本の主題、今回の話題に直接関係ないのでご紹介、今回は割愛する。トルコについての二冊を再読・拝読しながら、これだけの言語学者の方が、日本語について書いておられないのは、あまりに残念と思ったので、再度調べてきがついて購入した、とだけ申しあげておこう。

トルコのもう一つの顔』を最初に読んだ時は実に驚いた。再読してまた驚いている。トルコ歴史の本というか、トルコ専門の学者には絶対に書けない内容だ。トルコの言語を研究する学者が、学問に誠実なあまり、トルコ政府から国外退去させられてしまう。言語を調査する学者が、現地に入れないことが、どれだけつらいことだろう。『漂流するトルコ  トルコのもう一つの顔 続』は、長い年月の後、ようやく再入国を許されての体験。またしても強制退去させられるが。

この本を読んだこと、実に驚いたことをすっかり忘れ、カッパドキアに行きたい、とか、ギョレメに行きたいと、実現しようのない夢想とはいえ、ミーハーなことを考えていたのが恥ずかしくなった。

物理学者であるがゆえに、アメリカ史の真実を描くことができた藤永茂氏の『アメリカインディアン悲史』を連想する。トルコ政治史や、歴史を専攻している学者先生は、こうした衝撃的な真実を書けない。書けば、再入国できなくなる。藤永茂氏はアメリカ研究者ではないので、思う存分書けたのだろう。

森嶋通夫『智にはたらけば角が立つ――ある人生の記録』を読み直していたら、こういう記述があった。70ページ

私は「メイド・イン・ジャパンの経済学者」になりたいと思っていた。水準の高い研究をしておれば、日本に閉じこもっていても十分な国際的学問活動ができると思っていた。
 今では日本で中心的役割をしている50歳以下の主流派経済学者の大部分は、アメリカの大学の博士号をとっている「メイド・イン・アメリカ」の学者であり、「メイド・イン・ジャパン」は二流品のレッテルになってしまった。このことは戦後の日本がアメリカの文化的植民地になってしまったことを意味する。

これは、政治学、歴史学にも言えまいか。学位をくれた先生には逆らえない。経済学も政治学も、新規情報を仕入れるには、再三現地訪問が必要になるだろう。入国拒否をされるような言動は現役の間はしにくいだろう。したがって、

アメリカの大学で政治学や、歴史学の博士号をとっている「メイド・イン・アメリカ」の学者が活躍していれば、このことは戦後の日本がアメリカの文化的植民地になってしまったことを意味するだろう。

トルコのもう一つの顔』から一部ご紹介しよう。1991年の著書ゆえ、変わっている部分もあるだろう。その点、ご注意を。

35ページ

トルコ政府代表は「クルド民族というものは存在しない」という答弁を続けている。

71ページ

「トルコ国民はすべてトルコ語を母言語とするトルコ人だ」

74ページ

アルメニアという国が歴史上「一度も存在しなかった」とトルコの学校では教えている。また「ジンギス汗はトルコ人である」ことになっている。

そして、164ページ

1980年までは「トルコ語純化政策」を政府が音頭を取って進めていた。大ざっぱな喩えをすれば、日本語から漢語やカタカナ書きの外来語を全廃して「やまとことば」だけで、司法、行政、立法、物理、化学、哲学、文学などなど、ありとあらゆる分野の専門用語を全部間に合わせようというのに等しい試みであった。

芝居『国語元年』ご覧になったことがあるだろうか?大本営放送で始めて見て感動した。
爆笑につぐ爆笑だが、言語、方言、民族、政治、色々考えさせられた。
明治維新の際、それまでばらばらだった日本人の言葉に共通語を作ろうというお話。
明治七年、東西の話し言葉がテンデンバラバラだった頃。文部省官吏の南郷清之輔に「全国統一の話し言葉を制定せよ」という命令が下った。

苦心惨たん。人工的な日本語も作ってみるが、うまく行かない。言語は権力が上から無理やりおしつけるものではない。というお話。トルコ政府関係者の方にも、是非ご覧頂きたい作品。紀伊國屋サザンシアターで9/23まで上演中。方言を駆使する俳優の皆様に敬服。

見損ねた方は、大本営広報部が昔放送したドラマのDVDをお求め頂きたい。

冒頭で、南郷清之輔が言う。「言語が統一されていないと、戦争ができない。」

これこそ日本政府が英語公用語化に、やっきになる理由の一つだろうと邪推する。

英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる』が、その代わり、宗主国は、世界最大植民地の兵隊を一層使いやすくなるという巧みな仕組み。属国傀儡政府の政策、当然、全て自国民の生活を宗主国に捧げるためのものと思えば腹もたたない。

徴兵制は導入しなくとも、経済的徴兵制は瞬時に実現する。その時に、皆が英語の命令が聞き取れるに越したことはない。

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NATO」カテゴリの記事

以上は「マスコミに載らない海外記事」より
ドイツの行き方か日本の行き方かどちらがよいのかはいずれ結果が出るでしょう。多分日本のほうが失敗するでしょう。残念ながら以上

「科学」という迷信~コンピューターは現在の祈祷師

「科学」という迷信~コンピュータは現代の祈祷師
 
阿部和雄 ( 41 東京 設備士 ) 15/08/10 PM08 【印刷用へ
「明日の降水確率は50% 」と聞くと、科学的な理論と計算に基づいて導かれた正確な予測であるかのように感じます。でも実際は、降るかもしれないし降らないかもしれない、といっているだけ。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の占いとなんら変わりありません。むしろ、「科学」というコトバで真実味を持たせている分たちが悪いように思います。

以下(リンク)より転載します。
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文明の無かった時代は神を語った祈祷師が先端技術であったし未来も予言した。現代人はそれは迷信だという。

現代、祈祷師のまねをするのが、CPU コンピュータである。ごく単純な人間が作り出した方程式を解くことはできるが自然を相手にしたとき、その祈祷師は全く当たらない。せいぜい確率という数値でごまかし、答えはクラウド(雲)の中に有るという。

現代の祈祷師も昔の祈祷師も結果は変わらない。

「いや、今の祈祷師は当たる。お前は科学を信じないのか!!」

「申しわかないが、ここにサイコロが2個ある。同時に転がしても良いが、そこの祈祷師に酷だろうから、一個づつ転がす、どんな目が出るか当ててみろ。」

結果はみなさまがご存じのごとく、十万回転がせば、祈祷師の計算通り確率というクラウド(雲)みたいな結果に近くなる。しかし、一回だけの場合その祈祷師は当てることができないのである。

50歳の頃その祈祷師に尋ねた。毎日たばこ40本吸ったら60歳まで生きる確率は40%と言ってた。今私は60歳になった。60%死んでるのである。確率の多少はどうでも良いが60%で生きている。こんな話を昔の祈祷師が聞いたら「あんた、それは迷信だよ。人が六割死んでるなんて馬鹿な祈祷師だ。それは罰当たりで天罰が下る。」

このたぐいの話で有名なのが量子論の逸話で「シュレディンガーの猫」がある。暇な御仁はそちらをお調べ願いたい。現代の最先端の科学でも原子内部の素粒子の挙動は確率というクラウド(雲)の様な存在である。まして、挙動の定まらぬ原子が無限に近いほど寄ってたかってできた人や自然の動きなど予測することなどできはしない。妄想である。それは、今の科学の限界を示している。

現代の科学は事象の原因は説明できる(正否別にして)だが、予測は特別な場合を除いて正確にはできない。だが、残念なことに、科学という迷信が庶民や学者に蔓延していてその祈祷師の預言は当たると信じているから困るのである。

TVのニュースショウに、学者で出てきて「私たちの研究で地震は予知できます。 しかし当たりません。」と言っているのにである。この迷信は頑固である。

「馬鹿言ってるんじゃない!! ジャーほかに方法があるんかい?」
近代科学は細分化して分類し分析して筋道を探すのですが、人間が今の科学の限界を超えるためにはマクロからミクロに向かうのではなくミクロから即マクロに向かう方法なのですが、簡単には見つかりません。迷信の枠の中では見いだせないように思いますが、小生のぼんくら頭ではその端緒さえみつからないのが現状です。

少しだけ、東洋科学の陰陽(おんみょう)の中にありそうな?! 直感が・・・・・。
---------------------------------(転載終了)
以上は「るいネット」より
今の人類にとっては初めての78万年ぶりの「地球大異変期」にあります。過去の事例では当時の生物の70~80%が絶滅しています。今回もその可能性は高くすでに各種の生物の絶滅が始まっています。最後には人間も絶滅する運命にあります。人間の絶滅を防ぐには科学技術を進めて他の惑星に移住することが必要です。すでに2020年代には約千名の人々が火星に移住する予定になっています。移住後は再び地球に戻ることはないとのことです。いよいよ人類も宇宙時代に入ります。  以上
 
 

金貸しによる医療独占支配によって、ホメオバシー医学は抹殺された

金貸しによる医療独占支配によって、ホメオパシー医学は抹殺された
 
中村英起 ( 55 佐賀 会社員 ) 15/07/08 PM09 【印刷用へ
医療殺戮~国家権力さえ遥かに凌ぐ、医療支配者たちの巨大犯罪
リンク より

アロパシー医学 VS ホメオパシー医学

設立当初から米国医師会は、アロパシー医学(逆症[対症]療法、病気の症状を押さえることを主眼においた医学で、日本を含め現代医学の中心的な治療法)を治療の基本とした。
アロパシーは公認の医科大学で訓練を受けた医師が行う治療で、外科手術と投薬に極端に依存する治療法であった。アロパシー医学の指導者たちは、ドイツで教育を受けた。

彼らは、何かといえば血を流し、多量の薬を投与することにもっぱら精力を費やした。そして、医学会が指定する治療法、あるいは標準的で正統な治療法に従わない医学は、どのような医学に対しても、敵意をあらわした。

一九世紀の医学校では、「ホメオパシー」(同種[同毒]療法、健廣な人に疾患を起こさせる薬物をごく少量投与する治療法]医学の方が広く普及していたが、アロバシー学派はホメオパシーに対して強力な敵対活動を開始した。
ホメオパシー医学はサミユエル・クリスチャン・F・ハーネマン(一七五五~一八四三)という医師が提唱したもので、彼の同種療法に基礎を置いている。
ホメオパシーの方が、むしろ今のわれわれの時代にとってはより重要であるといえよう。なぜならホメオパシーは、病気を引き起こしたのと同種の毒性のない物質を処方することで、体の免疫機能を活性化させて治療する方法だからである。

今日でも英国のエリザベス女王をバッキンガム宮殿で治療しているのは、ホメオパシー医学の医師である。しかし米国では医学団体がホメオパシー医学の信用を傷つけ、撲滅する運動を猛烈に展開しつづけている。

皮肉なことに、一八九九年から一九二四年まで米国医師会を支配し、全国規模の権力に仕立て上げたジョージ・H・シモンズ博士は、自分でネブラスカ州リンカーンで開業していたころには、みずから「ホメオパシー医師」であると何年間も宣伝していた。

ホメオパシーの治療は種々の臨床試験の結果、関節炎の治療で一般によく処方されている薬と同様の効果があり、しかも有害な副作用を引さ起こさないという点で それよりもはるかに勝っていることが明らかになっている。しかしホメオパシー治療の業績は、歴史からは黙殺され続けてきた。また、たとえそれについて述べられることがあっても、事実を歪曲されて語られたのである。

ホメオバシーの有効性を示す典型的な事件は、英国で一八五四年にコレラが大流行したときに起こった。記録によると、この大流行の期間中、ホメオパシーの病院では死亡率がわずか一六・四%だったのに村し、正統派医学の病院では五〇%であった。
しかしこの記録はロンドン市の衛生局によって故意に隠蔽された。

一九世紀のあいだに、ホメオパシー医学は米国とヨーロッパで急速に広まった。ハーネマン博士の著わした教科書『ホメオパティカ・マテリア・メデイカ』を読んで多くの開業医が彼の治療方法を取り入れるようになったのである。
一八四七年米国医師会が設立された当時、ホメオパシーの医者の人数は米国医師会の構成メンバーであるアロバシーの医者の二倍以上いた。
しかしホメオパシーの医者たちは各自が独立しており、実際、個人開業医が多かったため、アロバシー医学からの一斉攻撃に対して十分な準備ができなかった。

米国医師会は初めからアロバシー学派という単なる同業者の集まった圧力同体であり、競合相手のホメオパシー派の医師たちを妨害し、廃業に追い込むという目的のために組織されたことは明らかであった。
米国医師会は一九〇〇年の初めにはこの目的を達成し、おかげで米国の医療は暗黒時代に突入した。そして今ようやく、この何十年間もの暗黒から抜けだすきざしが見えてきている。病気の患部を集中的に治療する方法にかわって、「ホリスティック医学」という、病気を身体の組織全体でとらえる新しい動きが起こってきたからである。

米国医師会のアロバシー医学の特徴は、自分たちの治療方法のみが唯一効果のある治療法であるという神話をでっち上げ、絶えず大衆に宣伝して売り込む点にある。
悪質な神話はみるみる成長して新たな怪物を作りあげた。

(中略)

医療独占支配が米国民にまわした「ツケ」

米国医師会は医学は進歩したとしきりに宣伝しているが、記録をみれば米国人の健康状態は明らかに低下してきていることがわかる。

一九世紀のあいだは、米国人の健康状態は着実に向上していた。これはおそらくホメオパシー医師たちのおかげであろう。当時、代表的な病気といえば結核であった。一八一二年、結核による死亡率はニューヨークで一〇万人中七〇〇人であったが、コッホが病原菌を分離した一八八二年には死亡率は一〇万人中三七〇 人に低下していた。一九一〇年、最初の結核療養所が開設されたとき、死亡率はさらに低下して一〇万人中一八〇人であった。

この年、ジョージ・H・シモンズはすでに米国医師会誌の編集主幹をつとめていたが、彼は、「一人一人の医師会会員がこの仕事で常に儲けるためには、医者の数が制限されなければならない」といって政治権力の行使を呼びかけた。ではどのようにしてこの目標は達成されたのであろうか?

魔法の杖をひと振りして医療に大変革をもたらし、このような独占支配体制を確立した魔法使いは誰であったのだろうか。
それはほかでもない、世界一の大金持ちで強欲な独占者ジョン・D・ロックフェラーである。

ジョン・Dは巨大な石油独占体制の編成にまんまと勝利を収めたが、その勝利たるや古代ローマの勝者と同じく血塗られたものだった。そしてその勝利の興奮がいまだ冷めやらぬうちに、ロスチャイルド商会とウォール街に遣わされたロスチャイルドの密使ヤコブ・シフとが創り上げたロックフェラーは、医療を独占すれば石油トラストなどよりもさらに莫大な利益をもたらす可能性があると思い至ったのである。

【抜粋引用ここまで】

 以上は「るいネット」より

本来は医療は国営にして儲け主義を排除するべきです。    以上

裏天皇「堀川政略」の概容

経済・金貸し勢力
305479 裏天皇「堀川政略」の概容
 
柘植行人 ( 某国 ) 15/07/01 PM10 【印刷用へ
305373のつづき。

堀川政略の具体的な中身を明らかにしていきたい。
以下、「日本を守るのに右も左もない」リンクからの抜粋です。

裏天皇体制を構築するための「堀川政略」は、孝明天皇と側近が討議を重ねた。側近とは仁孝天皇の猶子(ゆうし)で孝明にとって養兄に当る青(しょう)蓮院(れんいん)宮尊(そん)融(ゆう)法親王と侍従岩倉具視である。

大政奉還も明治維新で起こった事件・トピックも、裏天皇体制を確立するための周到な計画だった可能性が高い。

---------------
(前略)
皇室が世界王室連合に参加すれば、王室間外交は勿論、欧州王室の慣行である王室間通婚を避けて通れず、その結果皇統に外国王家の血統が入れば、わが国従来の國體観念と乖離(かいり)する虞(おそれ)があります。また世界王室連合の一員となった皇室は、王室連合の金融を担当する金融皇帝ロスチャイルドに対する協力・支援も必要となり、国際金融にも無関係でいられなくなります。

孝明がさらに重要視されたのは、開国に際して生ずべき国民間の各種対立と抗争を極小化することだと考えられます。当時、日本社会の地質構造には三本の大きな断層が走っていました。そのことは、十一月末に成甲書房から公刊する予定の拙著『明治維新の基本計画「堀川政略」』(仮題)で詳述しますが、①皇統の南北対立、②朝廷と幕府の対立、③公家・武士階層内での上下対立がこれです。

開国に際しては外国勢力は必ず国内介入の機会を狙い、右のいずれかに眼を付けること必定です。外国の介入の結果は臣民相(あい)撃(う)つ内乱に逢着(ほうちゃく)し、挙句の果てに植民地化もあり得ぬことではなく、人民は永く塗炭(とたん)の苦しみに陥ります。

(引用者註:田布施とロスチャイルドが手を組むことで無血革命(=国体維持・裏天皇計画)は成ったが、結局国内は戊辰戦争でロスチャイルドと三菱による戦争ビジネスに利用された)

この事態を避けつつ上記の三大対立を解消して、新しい立憲君主政体の樹立を志した孝明天皇は、それを実現するためのプログラムを国事御用掛朝彦親王(時に青蓮院宮)と侍従岩倉具視に諮問したのです。これに対して両人が奉答したのが「堀川政略」です。

その内容を正確に把握することは素より困難ですが、その戦略的骨子はおおよそ下記の如きものと推察されます。


①孝明天皇が崩御を装って、皇位を南朝皇統の大室寅之祐に譲る。

②睦仁親王及び、妹の皇女壽萬宮・理宮も薨去を装い、父天皇と共に隠棲する。

③隠れ家として、水戸斉昭が堀川通六条の本圀寺に「堀川御所」を造営する。

④大室寅之祐は睦仁親王と入れ替わり、孝明の偽装崩御後に践祚して政体天皇に就く。

⑤堀川御所に隠棲した孝明は國體天皇となり、政体に代わり皇室外交と国際金融を担当する。

⑥一橋慶喜は将軍就任を回避し、尹宮(時に青蓮院宮)と公武合体政権を建てる。

⑦幕府は十四代を以て大政奉還し、幕藩体制を終了させて立憲君主制の新政体を建てる。


これを実現するために幾つもの戦術が組み立てられましたが、当初にすべてを建てることはムリで、臨機応変に対処したのは当然です。その主なものを幾つか挙げます。


①御所建春門外に「学習院」を開設し、儒学・明經道を表看板をとして、実は国学・神道教育を行う。

②学習院を下級公家(平堂上)と尊攘下士のアジトとする。

②尹宮と表裏一体の矢野玄道が、佐賀藩士副島種臣を使って兄の枝西神陽と意思疎通し、神道系シャーマニズムを鼓吹する。

③枝西神陽が楠木正成の尊崇運動を初め、学習院を通じて尊皇諸藩の下士に広める。

④薩摩藩・長州藩で楠公尊崇が藩論となるよう工作する。

⑤安政の大獄による謹慎を利用し、慶喜と尹宮(時に青蓮院宮)が「堀川政略」を実行する。

⑥万延改鋳で保字小判を買い占めた小栗が、利益を保字金として退蔵する。

⑦文久の改革で、慶喜と小栗がオランダにフリゲート艦を発注し、榎本武揚らをオランダに派遣する。

⑧在欧の榎本が日本関連の国際情勢を、勝海舟を通じて慶喜に報告する。

⑨榎本武揚が将来の小栗渡米(結果は亡命になった)の準備を整える。

⑩慶喜が渋沢栄一をフランスに派遣する。

⑪勘定奉行の小栗と塚原昌義が兵庫商社を設立し、紙幣(兵庫金札)を発行する。

⑫勘定奉行兼軍艦奉行並の小栗が勘定吟味役小野友五郎をアメリカに派遣し、甲鉄艦を買付させる。

⑬大政奉還に備え、勝海舟が慶喜の恩赦を前以て図り、小栗退蔵金から孝明に献金する。

⑭甲鉄艦の到着前をタイミングとして、大政奉還を奉告する。

⑮米国公使が甲鉄艦の幕府への引渡しを保留する。

⑯戊辰戦争に際し慶喜と勝海舟は恭順を表明し、小栗と小野は抗戦を叫びながら蟄居し、塚原はアメリカに亡命し、榎本らは抗戦する。

⑰岩倉が東山道鎮撫総督府を身内で固め、剣客原保太郎を総督随行に任じて小栗の救出にかかる。折田彦市が岩倉と原の連絡に当たり、原が小栗を偽装処刑して逃がす。

⑱小栗は塚原の手引きでアメリカに亡命して三井物産設立の準備をする。

⑲榎本はフリゲート艦開陽を直接戦闘に参加させず、幕府の海軍力を封印する。

 以上は「るいネット」より

歴史は作られるものだとつくずく思わざるを得ません。歴史の教科書からは分かりません。                                        以上

この日本をどうする?(3)アメリカの後退

2014年06月27日            

    

 

 

「shinjidai03_012.m4a」をダウンロード

 

オバマ大統領がイラクからの撤退を決めたとき、私はこのブログで「これでアメリカ西進の歴史が150年で終わった」と書きました。私にとってはかなりの衝撃で、このような大きな歴史的変化が私が生きている間に起こったことに驚いたのです. 

 

歴史は一度、変化が起こったら、少しの波はありますが、なかなか元に戻るものではありません.それはローマでもモンゴルでも大英帝国でも同じでした。「戻る」には戻るなりの深層に流れる理由があるからだと思います.

 

もしかすると、オバマ大統領がイギリスから逃げてきたアーリア人ではないことも関係しているかも知れないし、その人を大統領に選出したアメリカ人は、もう精神の情熱を失っているのかも知れません。人知、それも集合した人知の深さははかり知れないものがあるからです.

 

いずれにしてもアメリカはイラク、アフガニスタンと順次、撤退していき、近いうちに日本からも引いていくと思います.すでにその兆候は現れていて、イラク北部の反政府軍に対してアメリカは有効な手段を執ることを躊躇していますし、ウクライナ、尖閣諸島、南沙諸島などの騒動は、アメリカの後退と新しい時代への幕開けを意味していると私には感じられます.

 

このような歴史の変化を予測することが難しいのは、変化そのもの(そろそろアメリカの西進が終わった)ということが難しいのではなく、何年までにどこまで引いていくかという「時期」の予想が難しいのです。これはちょうど、そのうち地震が来るというのが正しくても、いつ来るかは予測できないのと同じです.

 

物理学的には、人間はほぼ2メートル程度の存在ですが、国や世界というのは1万キロメートルぐらいのサイズがありますから、変化の速度がゆっくりだからです.つまり、人間の寿命は生活の時間が短いのに、歴史の変化が長いので、自分の人生の間に起こるべきことが起こるかがわからないと言うことなのです。

 

イラク情勢や南シナ海などの問題がありますので、少し時期が遅れる可能性もありますが、アメリカ軍はまず2015年頃から、順次、日本から撤退し、沖縄の海兵隊はグアムに、横須賀の海軍はハワイに撤退すると考えられます. 続いて朝鮮半島情勢にもよりますが、2017年頃にはアメリカ軍が韓国から撤退するというニュースが流れる可能性があります。

 

(変化するサイズが大きいので、10年ぐらいはすぐずれますが、方向は間違いないと思われます。)

 

そして、アメリカは1900年の防衛線、つまり、アラスカ、ハワイ、グアムまで後退すると予想されます. フィリピンは1992年に反米の動きがあって軍隊は撤退しているが、2014年新たな軍事協定を結び、フィリピン内の軍事基地をアメリカが自由に使えるようになりました。この形が日本にも使われ、普通はアメリカ軍は日本国内にいませんがが、有事の時、あるいは軍艦の寄港などが自由になるという同盟関係となるでしょう.

 

いずれにしても、アメリカが太平洋中央部まで後退するということは、同時に「世界のアメリカ」という立場も捨てることを意味し、さらには基軸通貨であるドルの信頼性にも影響しますので、世界の力のバランスは大きく変化すると考えられます.

 

下がっていく国は危険ではありませんから、かつてのように「謀略をもとにして他国を侵略していく」というアメリカはもう二度と再び、歴史に登場してこないでしょう. これが6000年前にカスピ海北方にいたアーリア人の拡大の終焉を意味しているのか、地球上の民族がすべてアーリア人になるということにならないのか、それはまだはっきりしません.

 

ただ、すでにインドはインド人に返り(インド人はアーリア民族だが)、メキシコや南アメリカはアーリアとの混血までしか行きませんでした.またアフリカでもアーリア人は浸透しないまま、徐々に撤退しつつあり、中東、中央アジアなどもロシア(アーリア人)の影響は後退しつつあり、中国、東南アジア、日本などは黄色人種が踏ん張ったという状態にあります。

 

世界的にはロシアの東半分がモンゴル人、ウィグル人(トルコ系)に戻って世界は徐々に国境が低くなっていくことになるでしょう。

 

(平成26623日)

以上は「武田邦彦氏」ブログより

超国家・超市場論30、実現の論理

超国家・超市場論30 実現の論理
 
四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/07/10 AM03 【印刷用へ
考えてみれば、本能生物の世界では環境(=外圧)が変わる時、その新たな環境に適応すべく生み出された最先端機能の下に旧機能が収束して、全体が再統合される。同様に、共認動物の世界でも、生存圧力から同類圧力へと外圧(or状況)が変わる時、新しい状況に適応すべく生み出された最先端の意識(主に欠乏)の下に古い意識(主に欠乏)が収束して、全体が再統合される。
夫々の意識(主に欠乏)が作り出す闘争についても同様で、新しい闘争の下に古い闘争が先端収束して、全体が再統合される。従って、人々の意識(欠乏)と闘争が作り出す『現実』も同様であって、最先端の新しい現実の下に古い現実が収束して、全体が再統合される。

その際、最先端の機能or意識or闘争は、常に古い機能or意識or闘争によって構成された古い現実世界の真っ只中に登場する。それが、真に最先端の適応機能(or意識)ならば、当然、古い機能(or意識)を自らの下に収束させてゆく。むしろ、最先端の適応機能(or意識)は、古い現実世界の真っ只中で古い機能群(or意識群)を収束させてゆくことによってのみ、それが最先端機能であることを証明してゆくのである。

生存圧力から同類圧力への大転換期である現在も、同様である。古い物的欠乏や解脱欠乏とそれらが作り出した私権闘争の全ては、新しい外向収束に基づく最先端の認識欠乏とそれが作り出す認識闘争の下に収束して、全体が統合される筈である。その際、新しい認識欠乏⇒認識闘争(=評価競争)は、当然、古い私権欠乏⇒私権闘争(=お金の獲得競争)の世界の真っ只中に姿を現す。そして、その古い現実世界の真っ只中で古い私権欠乏⇒私権闘争を自らの下に収束させてゆくことによってのみ、自らが最先端の意識(主に欠乏)であり闘争であることを証明してゆく。

即ち、人々の最先端の認識欠乏に応える『認識形成の場』(それは社会的な共認闘争の主体となる)は、古い私権闘争の場=市場(と国家)の真っ只中に姿を現す。おそらく初めは、そんな物(=認識形成サイト)が商品にもなるとは、誰も思わないだろう。だが、我々の現実認識(構造認識や状況認識)が正しければ、人々の認識欠乏が顕在化するのは時間の問題である。それは、はじめの答え(に近い認識)と認識形成の場さえ与えられれば、一気に顕在化する。
そしていったん認識欠乏が顕在化するや否や、それは最先端の欠乏となり、それに応える『認識形成の場』は最先端の活力を生み出す溶鉱炉となる。そして、人々の基底的な『判断の土俵』や『人数』や『投稿資格』などの評価指標を媒介として、お金をはじめとする私権闘争の一切をその場の下に収束させ、全てを統合してゆく。

これが、実現の論理である。
 以上は「るいネット」より

2015年10月 6日 (火)

植物を食べて永久に走る偵察車

015年09月19日


植物を食べて永久に走る偵察車 … ホログラム的カメラ …:アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)の前衛的な研究も、次第に「戦争の雰囲気の時代」と同調し始めて

DARPAが開発した最強の輸送ロボ「ビッグドッグ」

BigDog_Snow.jpg
BigDog 動画は YouTube にあります。


新約聖書「マタイによる福音書」 24章 6-8節

戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。

民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。

しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。





混乱の雰囲気が漂う中、淡々とプロジェクトを進める DARPA

アメリカ軍が使用する装置やシステムなどの技術開発と研究を行うアメリカ国防総省の機関に「アメリカ国防高等研究計画局( DARPA / ダーパ)」というものがあります。

ダーパは、「インターネットの原型」や「全地球測位システム( GPS )」を開発した部署でもある優秀な機関でもあります。

このダーパの研究は、いつでも興味深いものが多く、In Deep でも過去何度も取りあげたことがあります。


アメリカ国防総省が『時間を止める装置』を開発
 2012年01月06日


という記事では、ダーパが資金提供をしている研究機関が、原理はよくわからないものでしたが、『タイム・クローク』という「時間を隠す装置」の開発を続けていることをご紹介しました。

また、


アメリカが「国家機密扱いの人口衛星」を搭載したロケット「アトラス5」を宇宙に向けて発射
 2014年05月29日


という記事では X-37 という「飛ばす目的が一切発表されないし、軌道上で何をおこなっているかも公表されていないスペースブレーン」のことを取りあげましたが、これを主導しているのもダーパです。

下が X-37 打ち上げ前の写真ですが、搭乗員の格好は、ほとんど宇宙服で、それなりに高所の宇宙空間まで行くものかもしれないことを伺わせます。


x37b-space-plane-endurance-record-2.jpg
space.com


それと、

エドワード・スノーデン氏かく語りき : 「地球の地下マントルには現生人類よりさらに知的な生命が存在している」
 2013年07月10日


という記事では、エドワード・スノーデンさんが、以下のような証言をしたことにふれていて、ここにダーパの名前が出てきます。


snowden-s5.jpg

「弾道ミサイル追跡システムと深海のソナーは国家機密として保持されているために、科学者たちはそのデータにアクセスすることはできません。しかし、 DARPA (アメリカ国防高等研究計画局)の関係者たちのほとんどは、地球のマントルに、ホモ・サピエンス(現生人類)よりもさらに知的な人類種が存在していることを確信しています」

こういう系の話にまで出て来るダーパですが、今回は、最近の記事ではないですが、「アメリカ国防高等研究計画局が取り組んでいる9つの奇妙なプロジェクト」というタイトルの米国ビジネス・インサイダーの記事をご紹介したいと思います。

ブレードランナーに出てきたような「撮影時に写っていないものを、撮影後に見られるカメラ」だとか、「植物を食べて燃料にして走り続ける偵察車両」とか、相変わらず、いろいろなものを研究、あるいは実際に作っています。

この記事を今ご紹介しようと思ったの理由としては、冒頭のマタイによる福音書にある、


> 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。


という言葉を思い出したこともあります。

最近は、どこもかしこも、かつてないほど戦争や衝突の空気が増しているような感じもありますが、その中で、この記事をご紹介しようと思いました。

軍事や戦略が好きな人には、単純に興味深い記事だとも思います。

いくつかの項目では、専門用語や背景などに対して、かなり個人的な考えに及ぶ「訳者注」が入っていますが、ご了承下さい。

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The 9 weirdest projects DARPA is working on
Business Insider 2015.04.09


アメリカ国防高等研究計画局( DARPA )が取り組んでいる9つの奇妙なプロジェクト


アメリカ国防高等研究計画局( DARPA )は、いくつかの非常に異様なプロジェクトに取り組んでいる。

その定められた任務目標のひとつは、アメリカの敵に対して「技術的サプライズ」を引き起こすことにある。敵の戦闘員たちが、戦場で「自分たちが何と対峙しているのかわからない」ような状態を作り出したいと思っているのだ。

これら9つの DARPA のプロジェクトのうちのいくつかは、現実世界の中でも役に立つ可能性がある。




1. 90トンの貨物を乗せて移動できる飛行船


DARPA-Aircraft-001.jpg


DARPA は、新しいタイプの飛行船を建設するプロジェクトを進めていた。しかし、技術上の問題により 2006年に計画は中止されていたが、2013年にこのプロジェクトが再始動した。

プロジェクトの目標は、200万ポンド(約 90トン)の貨物を搭載した状態で、5日間で世界を半周する性能を持たせることだ。

このことにより、戦場で迅速にユニットを展開、あるいは撤退できるようになる。




2. 車そのものが自身で運転する超高速軽量車両


darpa-car.jpg
TechRepublic


このグランドX車両( Ground X-Vehicle )は、四輪車として作られたクモのように見える形状をしている。

兵士たちがこの車を運転することもできるし、方向と行き先を車のコンピュータに入れるだけでも、その地に到着する。

手動でもオートでも、この車が攻撃を受けた際には、その対処を自身で考え、攻撃を避けたり、必要に応じて衝撃を吸収する。




3. 空中でのドローンの着陸と燃料補給を可能にする作業飛行機


darpa-drones.jpg


攻撃用や偵察用のドローン(無人機)が、地上に降りることなく、燃料の補給をおこなうことのできる「飛行するプラットフォーム」は、アメリカの無人機プログラムが敵の上空をうまく飛び続けることを支持するだろう。

このプロジェクトは、ドローンが「隊列を組む」ことを実現するプロジェクトと組み合わせて進められている。

うまくいけば、これらのドローン作戦は、アメリカ軍が行った最後の空中キャリアでの実践よりも、うまく働く可能性がある。




4. 情報を収集し、植物を食べて燃料とするロボット

(イメージ)
plant-robot.jpg
ROBOTS THAT EAT BUGS AND PLANTS FOR POWER


DARPA の「無人地上車両プログラム」は、燃料補給を必要とせずに、時間無制限で偵察をおこなうことのできる UGV (無人走行機)を求めている。

そのようなものをエネルギー自律型ロボット戦略と呼ぶが、 DARPA では、無人機が自ら植物を食べ、それをエネルギーに変換することによって走行を続けるマシンの開発をおこなっている。

また、このような無人機は、必要に応じて、敵の燃料を盗むことができるようになっているかもしれない。




5. 遠隔コントロールのできるスパイ昆虫(生きた昆虫)


spy-bug.jpg


DARPA は、すでに、生きた昆虫に制御装置を移植することに成功している。これは、昆虫がサナギの時に装置を移植し、その昆虫が成虫になった時には、コントロール可能となっている。

基本的に、遠隔コントロールする昆虫は、その背中に搭載された偵察用センサーに電力を供給する。

DARPA は、昆虫の動きによって発電するシステムを作る技術を持っており、今後は、スパイ用のセンサー、通信方法と昆虫発電機のテクノロジーを融合させることで、「昆虫スパイ」が誕生する。

昆虫たちが収集した情報は、オペレータによって収集され、解析されるだろう。




6. あらゆるアングルから見ることのできるカメラ


DARPAは、このようなカメラを作る方法を確立しているわけではないが、DARPA は、あらゆる角度からエリアを見ることができるセンサーを作成するために、プレノプティック関数を使用する方法を探している。


(訳者注) プレノプティックというのはを調べてみると、「ライトフィールド」という言葉と同義のようなのですが、ライトフィールド・カメラというのは下のようなものです。

不思議なカメラが相次いで登場より

ライトフィールドとは “ある時、ある場所に存在する光の状態をすべて記録した情報” とでも言うべき概念で、専用のライトフィールド・センサーで記録します。

ライトフィールド・センサーの前には無数の小さなレンズが並んでおり、その一つ一つが、その場所に在る光の波長、強さ、方向に関する情報をセンサーに送ります。

というもので、「一種のホログラム的な記録」をするカメラということになりそうで、下のような光の情報を完全に記憶するということのようです。

Light-Field.gif

このようなものは、すでに現実に存在しているようです。もちろん、完全ではないようですが、仮に「完全なもの」ができたとすると、「撮影した後からでも、別のアングルからその光景を見られる」ということになりそうです。

たとえば、普通に写した光景の「建物の裏に敵がいる」ことがわかったりとか。

これは映画ではたまに描かれる光景で、1982年のSF映画『ブレードランナー』には、この概念の写真が出てはていて、「昔取った写真の物体の裏側にあるもの」を再現する有名なシーンがあります。

映画『ブレードランナー』より写真を別のアングルから見るシーン
Holography.jpg

1998年の『エネミー・オブ・アメリカ』という映画でも、「すべての方向から撮影できるカメラ」が登場しました。「かつて小説や映画に出てきたもの」が、後に現実に開発される例は結構多いような気がします。






7. 原子力発電の GPS 追跡装置


gps-1.jpg


この核物質は、速度を決定するために使われるもので、発電用や爆発用のものではないので、心配無用だ。

アメリカ軍は、たとえば、潜水艦が水中にいる時など、GPS 信号がブロックされるか、あるいは妨害されるような地域で、車両やミサイルからの受信のトラブルを持っている。

この「チップサイズ・コンビナトリアル原子ナビ」( C-SCAN )は、非常に高度な技術的なもので、原子核崩壊から原子を測定することにより、GPS 信号がなくとも正確なナビゲーションを可能にするだろう。




8. 心的外傷後ストレス(PTSD)に打ち勝つ鍵を握る脳インプラント


16wire_electrode_array.jpg


PTSD の厳密な治療を DARPA は確約する。

このアイデアは少し不安に響くかもしれないが、脳内のマッピングされた場所に電流を流すことを可能にし、脳の機能を変化させる SUBNET (神経学テクノロジーをベースにした新規治療法)と呼ばれる DARPA が開発している治療法だ。

これは PTSD および、外傷性脳損傷患者のための大きなブレークスルーである可能性がある。


(訳者注) なぜ、 DARPA が、PTSD (心的外傷後ストレス)の治療法の開発を進めているのかというと、

「米軍に PTSD と、それによる自殺者がとても多い」

ためだと思われます。

これは、2001年の同時多発テロ以降、イラクへと派兵された帰還兵たちの間に、ものすごい数の PTSD 患者が発生したことと関係していることが報道されて明らかになりました。そして、これは実は、ベトナム戦争でも、第二次世界大戦でも、どんな戦争でもそうでした。

2004年に放映された NHKドキュメンタリー『イラク帰還兵 心の闇とたたかう』という番組では、イラクに派兵された兵士のうち、

肉体的な負傷者 2万1000人
精神疾患    3万1000人

ということが語られていましたし、あるいは、過去記事の

ノーベル賞とロボトミー : 「科学の歴史」を振り返って、ちょっと考え込んでしまいました
 2013年12月20日

では、第二次世界大戦において、

・戦闘などでの肉体的な負傷で入院した軍人は 68万人

だったのに対して、

・戦時中に精神的・神経内科的な障害で入院した兵士は 120万人

だったという「肉体よりも精神をやられて入院した人のほうが多かった」ということも書いたことがあります。

戦争は兵士たちの肉体よりも、兵士たちの精神を破壊する部分が大きいことがわかります。

そういう過去と現在の現実の中、「想定される実際の戦争」において、DARPA は、戦場でメンタルヘルスの状態が悪化する兵士たちを「治して、また戦闘員としたい」と考えているはずです。

何十万人もの兵士が精神的障害によって戦闘不能に陥る状態に対抗するための研究となっていると思われます。

しかし、「脳インプラント」というような、こういう「脳への物理的刺激方法」の多くは「症状を治す可能性はほんの少しはあるかもしれないが、人間性も失われてしまう」ことが多いです。

先ほどの記事のロボトミーもそうですし、精神疾患に「電気ショック」が行うような治療法が、かつて……いや、もしかしたら、今でもあるのかもしれないですが、これなどは、電気けいれん療法 -Wikipedia によりますと、


作用機序は不明である。


と明記されています。

つまり、「なぜ効果があるのかいまだにわからない」のに、何十年もおこなわれてきたのです。

人間は、過去の恐怖を恐怖として持てるからこその人間であるわけで、それを克服するのは、機械や物理的刺激では無理だと私は思います。自分で何とかするしかないのだと思います(私も PTSD です)。






9. 敵の生物兵器に対して反撃する病原体

アメリカへの新たな脅威のひとつは、抗生物質への耐性菌を使用した生物兵器だ。

DARPA は、敵がそのような生物兵器を用いてアメリカ軍や民間人が大規模な感染症を引き起こす前に、その芽を摘み取りたいと考えている。そのために、その生物兵器に攻撃されている時に、それらを培養し、展開することができる病原体を調査している。

これらの細菌兵士たちは、敵のバクテリアを顕微鏡レベルで探し出し、壊滅させるだろう。

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2015年09月18日


[驚愕の発見]パンスペルミア2015(2):地球外生物の「生命の種」はチタンで作られた微細な球の中に収められて飛来していることを英国の大学研究者たちが突き止める

前記事:パンスペルミア2015(1):地球の生命は「地球や太陽系よりも古い歴史を持つ可能性」がアメリカの国立研究所により示される


alien-first-image.jpg
INQUISITR



髪の毛の幅のチタンの球に収められた「生命の素材」

前回の記事で少しご紹介した「高層大気圏で捕獲された地球外微生物」についての、英国シェフィールド大学の研究に関しての記事をご紹介します。冒頭の写真がそうです。

今回はご紹介する記事そのものがかなり長いものですので、あまり前置きなしに本題に入らせていただことかと思います。

なお、この「パンスペミア説」というものがどんなものかということに関しては、今回の記事に出て来る英国シェフィールド大学の分子生物学者であるミルトン・ウェインライト教授の 2013年の言葉がそのままパンスペミア説を表していると思います。


私たちの結論は、生命が絶えず宇宙から地球に到達しているということです
 --- 分子生物学者ミルトン・ウェインライト


ミルトン・ウェインライト教授
Professor-Milton-Wainwright.jpg
EXPRESS


それにしても、今回のウェインライト教授たちの発見には、正直いくつも驚く点がりまして、本文を読まれて下さればわかることですが、以下の点は本当に驚きました。


・チタンで作られた直径30ミクロンほどの球の中に生物的な素材が入っている
・採取された塵には、レアアースが含まれていた。



下がその実際の写真ですが、このようなものが、絶えず地球に降り続けていることがわかったというような驚きというのか。


2014年に採取された「生命の球」

titanium-1b.jpg


ここまで来ますと、「自然に作られたもの」なのかどうかもよくわからなくなる部分もありますが、しかし、考えてみれば、この地球の生物の DNA の構造や、私たちを含む生物の体内メカニズムなども、「自然に作られたもの」としては、あまりにも複雑です。

自然とはそういうものなのかもしれないです。

なお、今回の高層大気での微生物の単離(塵から分離して採取)は、2014年のペルセウス座流星群の時に行われたのですが、「流星群の意味」ということも関係してくることかもしれません。

今度、「彗星」と「流星群が存在する本当の意味」について今度書かせてもらうかもしれません(もちろん私自身の思い込みですが)。


なお、記事の中に、

> 未知の文明によって地球に送信されたと述べるような人たちもいる

というような下りがありますが、このあたりは微妙な話だなとは思いますが、この精巧な「球」を見ていると、誰かというのは別としても「人為」というようなキーワードも感じられなくもはないです。

ちなみに、「レア・アース」が含まれていたことが、なぜ重要なのかといいますと、含まれていた中に「ジスプロシウム」というレア・アースがあったのですが、Wikipedia を読むと下のようにあります。

ジスプロシウム - Wikipedia

ジスプロシウム は原子番号66の元素。元素記号は Dy。希土類元素の一つ。きわめて偏在しており、現在99%が中国で産出されている。


> 99%が中国で産出される

というようなレア・アースが「英国の上空 30キロメートルの物質から発見されている」というのは、この物質が「地上から噴き上げたのではない」ことを物語るのと同時に、

「宇宙からは、生命だけではなく、レア・アースも降っている」

ということになりそうです。

では、前置きが長くならないうちに、本題に入ります。

ちなみに、この同じ研究チームによる、同じ研究については、過去記事「パンスペルミア説を証明できる実験が数十年ぶりにおこなわれ、成層圏で宇宙から地球への「侵入者」が捕獲される」で、2013年の研究をご紹介しています。

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First Ever Image Of An Alien Or An Extraterrestrial Organism Has Been Captured, Says University Of Buckingham Scientist
INQUISITR 2015.09.06


捕獲されたエイリアン、あるいは地球外生命体の初めて公となる写真だとバッキンガム大学の研究者は語る


英国バッキンガム大学・宇宙生物学研究センター( University of Buckingham Center for Astrobiology )とシェフィールド大学の科学者たちは、彼らが、歴史上初めてとなるエイリアン、あるいは地球外生物の写真を撮影したと述べている。

科学者たちは「牛の形」をした「生物」としており、それを「完全な生命体」と説明する。


alien-001.jpg


英国シェフィールド大学の分子生物学者、ミルトン・ウェインライト( Milton Wainwright )教授が率いる科学者チームによると、 写真(上記)は、エイリアンや地球外生命体が、私たちの地球の大気圏の外宇宙に存在することの証拠だと、サンデイ・エクスプレス紙は報じている。

科学者たちは、この画像は「地球上の生命は宇宙に起源がある」とするパンスペルミア説の理論を支持する新たな証拠を提供するものだと述べた。

科学者たちはまた、今現在も、宇宙から生きた微粒子が地球に常に降り続けているという理論を支持するものであるのとも語っている。

研究者たちは、強力な磁石を使用し、領域の成層圏の境界から収集した塵からこの生物を単離した。

塵は、宇宙空間の境界付近の成層圏で集められた。これは、英国ダービーシャー州で実施された、地上から 30キロ近い高度へ塵を収集する風船を送るプロジェクトの一環だ。

ウェインライト教授によると、画像は、その表面に付着した生命体の「非晶質固体」
(訳者注 / 原子や分子が規則正しい空間格子をつくらないで、乱れた配列をしている固体)と、塩の結晶の粒子を示しているという。


「この写真は、成層圏で単離した中の最大の地球外微生物であると私たちが確信しているものです。私たちのチームは、これらの微生物は絶えず宇宙から地球に到着していると主張していましたが、そのために、過去4年間ほどにわたって、非常に物議を醸しているのです」

「しかし、私たちを批判する人たちの中には、今のところ、誰ひとりとして、私たちのこの作業と主張に対しての代替えの説明を提供した人はいません」


塩の粒子からは、ジスプロシウム、ルテチウム、ネオジム、および、ニオブなどの希少元素が同時に発見されたと科学者たちは述べている。

(訳者注 / それぞれ、いわゆる「レア・アース」で、ジスプロシウムは、地球では、ほぼ中国でしか産出されないものです)


ウェインライト教授は、「私たちが言える限りのこととして、ここに付着していたものが、地球(地上)由来の粒子とは関係がないということです」と述べる。

このこと、つまり、30キロに近い高さで、希土類元素(レア・アース)を含む粒子を発見したということも、この最新の研究のエキサイティングな部分だ。

英国シェフィールド大学とバッキンガム大学の科学者たちが、地球の成層圏における微細構造体の発見を主張したのは、これが初めてのことではない。

2015年1月18日に当メディアでは、彼らが、上空 27キロメートルの高層大気から収集した粒子から、彼らが「幽霊粒子( ghost particle )」と呼ぶ生物を単離したと主張していることを報告した。

それは人間の髪の毛ほどの幅のものだ。



幽霊粒子( ghost particle )の写真
gohst-particles.jpg


高層圏の粒子を収集する風船は、昨年のペルセウス座流星群の際に、上層大気圏に打ち上げられた。

チームは、上層大気から収集した破片のサンプル中から、彼らが「ドラゴン粒子」と呼ぶ粒子を発見したことを 2014年9月に報告した。

そして、2015年1月30日に、科学者たちは、地球外生命体が「チタンの球」の中に存在して、それは地球に舞い降り続けていることを報告したのだ。

研究者によると、約 30ミクロンの微細なチタン球(下の画像)に、生物学的物質が含まれているという。30ミクロンは人間の髪の毛の幅とほぼ等しい。



生物学的素材が含まれているチタンの球
titanium-sphere.jpg


「この人間の髪の毛ほどの幅のボールの中心からネバネバとした生物的な素材が滲み出るのです。つまり糸状の生命を内包しているのです」

私たち記者は、この球のX線分析を見た時に大きな感銘を受けた。

というのも、この球は、主にチタンでできていて、そこにバナジウムの痕跡があるのだ。

一説として、この球は、数々の惑星たちに「生命の種」を播種し続けるために、何かの未知の文明によって地球に送信されたと述べるような人たちもいる。

研究者たちは、この極めて小さなチタン球を、宇宙から地球の大気に落下する「地球外生命の種( extraterrestrial life-seed )」だと説明する。

その後、この地球外生物は、地球上で広がっていく。

研究者たちによると、これらの粒子は、地上から上層大気に上昇したものではないと述べる。チームはまた、彼らが集めた塵の試料の中に、地球からの粒子による汚染の証拠は認められなかったと述べた。

パンスペルミア説の有名な支持者として名高い、チャンドラ・ウィックラマシンゲ教授の最近の、『地球中心の生物学から、宇宙生命への移行( The Transition from Earth-centered Biology to Cosmic Life )』というタイトルの論文では、ウィックラマシンゲ教授は、「研究者たちは、パンスペルミア説理論を支持するパラダイムシフトが過去 30年間にわたって行われてきた」と主張している。

しかし、今なお、ウィックラマシンゲ教授や、ウェインライト教授たちのようなチームの研究成果は、主流派の科学研究者たちから疑いの目で見られ続けており、また、パンスペルミア説の支持者たちは、彼らの理論を支持する説得力のある科学的証拠を提供していないともいわれている。





(訳者注) ここまでです。なお、

この今回の英国での研究については、実は同じような「高層大気での収集」は、1960年代にはアメリカの NASA がおこなっていて、1970年代には、ソ連でも実験がおこなわれましたが、「理由を示さないまま」どちらの実験も打ち切られました

このことを、フレッド・ホイル博士は著作『生命・DNAは宇宙からやって来た』に書かれていますので、参考までに、抜粋しておきます。




『生命・DNAは宇宙からやってきた』第2章「地球大気へ侵入する彗星の物質たち」より
フレッド・ホイル / チャンドラ・ウィクラマシンゲ共著


1960年代には、アメリカの科学者たちが高度 40キロメートルまで気球を飛ばして、成層圏にバクテリアがいるかどうか調査した。その結果、ごく普通のテクニックで培養できる生きたバクテリアが回収され、実験者を当惑させた。

さらに問題だったのは、バクテリアの密度分布だった。成層圏の中でも高めのところでは、1立方メートルあたり平均 0.1個のバクテリアがいて、低めのところでは 0.01しかいないという結果になったのだ。

高度が高いほど多くのバクテリアがいるという結果は、バクテリアが地上から吹き上げられたと考える人々が期待していたのとは正反対の傾向だった。不思議な結果に、研究資金を出していたNASAはこれを打ち切ってしまった。

1970年代後半には、旧ソ連で同じような実験が行われた。彼らは、成層圏より上の中間層にロケットを打ち上げて、高度 50キロメートル以上の高さでパラシュートにくくりつけた検出装置を放出した。パラシュートが落下するにつれて、いろいろな高さで次々にフィルムが露出され、粒子を付着させては密封された。

回収されたフィルムを研究室に持ち帰って微生物を探したところ、 50から 75キロメートルの高度について、バクテリアのコロニーが 30個ほどできた。中間層は空気が薄く、バクテリアはすみやかに落下する。したがって、中間層のバクテリアの密度は成層圏では数ケタ低いはずだ。それにも関わらず、これだけの結果が出たのである。

なお、この実験もたったの3回で打ち切られてしまった。

アメリカと旧ソ連で行われた実験は、はからずしてバクテリアが宇宙からやってきたというわれわれの仮説に見方してしまった。




ここまでです。

> 研究資金を出していたNASAはこれを打ち切ってしまった。

から 50年が経ち、実験は盛んになり、今回のような驚異的な発見もなされたのでした。

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以上は「IN DEEP」より
いろいろなものを開発するものです。平和目的に利用するなら良いのですが戦争では困ります。以上


77万年前に地磁気逆転の証拠発見、地球史に「千葉期」登場?

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  •  千葉県市原市の養老川沿いで確認された、火山灰が含まれる地層を分析した結果、最後の地球の磁場逆転が、従来の定説より1万年以上遅い「約77万年前」に起ったことを国立極地研究所などのグループが発見したことで、地球の歴史を区分する地質年代に「千葉期(チバセクション)」が生まれる可能性が高まってきた。

    」登場?

     千葉県市原市の養老川沿いで確認された、火山灰が含まれる地層を分析した結果、最後の地球の磁場逆転が、従来の定説より1万年以上遅い「約77万年前」に起ったことを国立極地研究所などのグループが発見したことで、地球の歴史を区分する地質年代に「千葉期(チバセクション)」が生まれる可能性が高まってきた。

     この研究は、国立極地研究所の菅沼悠介助教や茨城大学などの共同グループによるもの。

     地球を大きな磁石に見立てた場合、地磁気のN極とS極の向きが過去に何度も逆転を繰り返してきたことが明らかになっている。従来、最後に起った地磁気の逆転は「78万1000年前」とされていた。

     研究グループが養老川岸の地層から見つかった「白尾火山灰」と呼ばれる火山灰層から取り出した鉱物を分析したところ、地球磁場の逆転を示す証拠を発見。測定の結果、地球最後の磁場逆転は、定説より約1万年遅い「約77万年前」であることが明らかになり、今年5月に研究論文を発表した。

     国立極地研究所によると、この発見によって、恐竜が絶滅した、約6600万年前の白亜紀から古第三紀などの境界となる年代が修正される可能性が出てきた。

     また、養老川岸の地層「千葉期」が2016年夏に南アフリカで開かれる万国地質学会議で、第四紀更新世前期と中期の境界となる“国際標準模式地”に選ばれれば「千葉期」という時代が地球上の歴史に名を刻むことになる。

     国際標準模式地には市原市のほか、イタリア南部の2カ所が候補に挙がっており、市原市が選ばれれば、地層表面に「ゴールデンスパイク」と呼ばれる金色の鋲が打ちこまれる見通しだ。

        
            以上は「hazard lab」より
    現在、地球は78万年振りの「地球大異変期」にありますが、これも77万年振りと変更になることになりそうです。                                   以上

    壮大なる医療費40兆円の無駄!!

    壮大なる医療費40兆円の無駄!!
     
    takigawa hayami ( 大阪市 ) 15/07/09 AM01 【印刷用へ

    高齢化社会→社会保障費の増大→増税とのシナリオが政治家、官僚が掲げる財政再建の主軸となっているが、彼らが本来行うべきことをやっていれば増税などする必要も無いのだが・・・ここに紹介する記事も呆れるばかりの無駄の一つだろう。「本澤二郎の「日本の風景」リンクより転載します。

    ================================
    ■ハゲタカ医師会に食い荒らされる健保
    NHKが6月29日のニュースで、会計検査院が検査した無駄遣いは、ざっと4000億円とはじき出して、政府関係機関に警鐘を鳴らした。だが、本当の無駄はほかにある。「壮大なる無駄は、国民の医療費40兆円で、これまでもずっと繰り広げられてきている」と指摘するのは、日本接骨師会(登山勲会長)である。「健保が食い荒らされたままでいいのか」と警鐘を必死で鳴らし続けている。筆者は息子を東芝病院の医療事故で亡くしている。入院直後に100分も個室に放置して、痰が喉に詰まっての窒息死である。原発や武器弾薬でも暴利をむさぼっている東芝は、それでいて反省も謝罪もしない。刑事告訴したが、東芝は検察に手を回したらしく不起訴にされた。この機会に日本国民は、医師会・医師の暴走に歯止めを掛けないと、そら恐ろしい大変なことになろう。

    ■日本丸沈没などおかまいなしの医師会
    日本医師会は、日本を代表する圧力団体で知られる。そこでは不正請求が一般化している。検査漬けから投薬漬けが日常化している。健康保険組合連合会(健保連)だけでも、年間270億円の不正請求が行われていたことが、既に発覚して久しい。1989年レベルで、この数字である。
    大手企業のサラリーマンが加入する健保連の財政が悪化していることは、以前から明らかである。1419組合の3分の2が赤字になっている。赤字から解散に追い込まれた組合もある。

    国民健康保険(国保)に比べて、保険料負担率が半分程度の健保でこの有様である。なぜ赤字なのか。医師会のぼったくりに全ての原因がある。誰も指摘しないが、医師会の内情に詳しい日本接骨師会は勇気ある主張をしている。看護師もそうだが、接骨師も医師に隷属させられている。奴隷である。性奴隷が一番深刻であるが、医師会に牛耳られる看護師や接骨師も厳しい。

    1000兆円を軽く超えてしまった日本財政である。その借金の割合は、円がゼロになった1945年に相当する。いつ財政破綻してもおかしくない。そうした中で、医師会は40兆円医療費に吸血鬼・ハゲタカよろしくむしゃぶりついている。こんなことが、これからも許されていいのだろうか。

    ■広告独占の東京都医師会
    手元に2013年3月11日の読売新聞夕刊がある。夕刊だから16ページであるが、うち12ページの広告欄全てを東京医師会が買い占めている。これは驚愕すべき大事件である。
    新聞の広告欄全ページを医師会が独占している。東京都医師会である。これは読売だけなのか。確認できないのが残念だが、正直、新聞人でありながら、こうした広告新聞を見たのは初めてのことである。恐ろしい。
     
    医師会と読売の癒着は知る人ぞ知る、である。原発・改憲と人間の命を粗末にする読売が、治療ビジネスにくらいつく医師会とも?勘ぐれば、医師会は人間の命・医療費を食い物にする医師の集まり、ということにならないだろうか。読売の広告を全面買い取った東京都医師会は、これが初めてではなかった。2011年10月20日の夕刊も同様に全ての広告欄を独占していた。
    費用はどれくらいだろうか。数億円はたいた可能性が高い。
    こんなどえらい広告資金を拠出できる医師会は、実に優雅な圧力団体ということになる。暴利をむさぼっている、これは明白な証拠、事実なのだ。宗教・教育と医療に対して、優遇税制を施している日本である。
    40兆円医療費が、空前の赤字財政下、ハゲタカのような医師会と医師によって食い荒らされている。これに誰もメスを入れようとしない。新聞テレビも、である。報道機関を封じ込めるための広告といえるだろう。

    ■医師のバイト1日10万円
    日本の刑務所が、深刻な医師不足という。理由は「病院に比べて収入が低いため」というのである。医師の守銭奴にも困ったものである。聞くところによると、医師の病院でのアルバイト料が1日で10万円。派遣労働者が聞いたら腰を抜かす金額である。病院がなぜ10万円も出せるのか。みな患者と保険負担が高額だからである。

    この狂った医療費を放置すれば、間違いなく日本沈没である。日本人は、いま自公政権によって戦争法と医療費で首を締め上げられている。本当に恐ろしい時代だ。

    ■恐ろしい高額医療費
    ここに月2回の後期高齢者の往診請求データがある。何をするか。血圧測定だ。誰だって出来る。ついで聴診器を当てる。「変わりありませんか」と声をかけておしまい。およそ10分以内。3ヶ月に1度採血検査もする。
    請求書には在宅医療費6,666点、検査1,063点、合計7,729点である。保険分負担7,730円である。医師には7万7000円がはいる。ざっくり往診4回で10万円が懐に入る計算だ。これが時間外となると、当然、これにプラスされる。まことに結構な商売があるものである。素人でも出来るだろうに。医師だと別格なのである。

    ■医師も悪党
    こんな往診治療で4回40分、10万円はひどすぎる。良心があれば遠慮すべきだろうが、そうしない医師は悪党である。最近は往診で稼ぐ開業医が多い。
    ============転載以上===============

    以上は「るいネット」より

    40兆円のうち30兆円は癌治療費です。年間30万人が癌で死亡しています。一人当たり1,000万円の癌治療費です。癌程儲かる病気はないのです。病院にとってはドル箱なのです。                                  以上   

     
     

    もう男性に任しておけない!女性が意見する時代になってきた

    もう男性には任しておけない!! 女性が意見する時代になってきた。
     
    猪 飼野 ( 50歳代 営業 ) 15/07/02 AM02 【印刷用へ
    もう男性には任しておけない!!女性が意見する時代になってきた。

    女性雑誌にも社会問題が、ガンガン取り上げられるようになってきたと思ったら、安保関連法案にたいする反対デモで女性が訴えた。

    政治は関係ないと、しらん顔の(バカな)男性に対して、生活に直結する問題であると女性は問題を正面から捉えられるのだろう。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ■安保関連法案 “赤色の女性たち”が反対訴えリンクより引用

    集団的自衛権の行使を可能にすることを盛り込んだ安全保障関連法案に反対する女性たちが、赤い服や小物などを身につけて国会周辺に集まり、「戦争のできる国にしないよう法案は廃案にするべきだ」などと訴えました。

    集会には主催者の発表でおよそ1万5000人が集まり、女性たちは法案への怒りを表すため、赤い服や小物などを身に着けて、国会を取り囲むようにして抗議の声を上げました。

    憲法が専門で学習院大学大学院教授の青井未帆さんは、「憲法の下、自衛隊にはできることとできないことが定められており、法案は明らかに憲法違反だ。憲法9条を持つ日本ならではの国際貢献の方法があるはずだ」と訴えました。
    参加した40代の女性は「集団的自衛権の行使が認められると海外に自衛隊が出て行って、殺したり殺されたりする危険があるのではないかと不安です。幼い子どももいるので、子どもたちが安全で安心して生活できるようにと思い参加しました」と話していました。

    また、83歳の女性は「太平洋戦争では何も声を上げられないまま戦争に突入し、女学生だったが十分な教育も受けることができなかった。今、再び戦争の足音が聞こえているように思えるが、戦争だけは絶対にしてはいけない」と話していました。
     
     

    以上は「るいネット」より

    だから女性も投票権ができたのです。天の半分は女性が受けもつので半分の女性が戦争法案に反対すれば戦争は防ぐことができます。一部は馬鹿な戦争好きな女性もいますが当然反対する男性もいますので、反対は50%を超します。  以上

    この日本をどうする?(2)西太平洋のアメリカ

          

        

     

     

    「sinjidai02shori1342.mp3」をダウンロード

     

    さて、アメリカはワシントンから大陸を横断してサンフランシスコに進出し、さらにハワイ王国を侵略して太平洋の中心を制するようになります. それでもアメリカはまだ飽き足らずに、アラスカをロシアから購入し、スペインと戦ってフィリピンを侵略しました。このスペインとの戦いで、アメリカは2つの大きなねつ造と裏切りをします。

     

    一つはフィリピン争奪戦の前にアメリカとスペインの間で起こったキューバの独立戦争では、アメリカの新聞が「スペイン警察がアメリカ夫人を裸にしている」といく完全なねつ造記事を出して、敵愾心をあおり、平行してアメリカ海軍はフィリピンのスペイン軍との戦いを準備するという作戦に出ます.

     

    軍の方は、ちょうど、インディアンとの戦いが終わり、陸軍兵士が大幅に余ったため、軍は新しい戦争を望んでいたとされている時期でしたし、新聞は販売部数を増やそうとしていた時期にあたります. このようにマスコミと政府が連帯して国民をだまし、戦争や現在の地球温暖化などに進むことはままあったことです。

     

    はたして翌年の1898年にはハバナ湾に停泊していた戦艦メイン号が突如、大爆発して乗員266人が死亡しました.この事件は少数のスペイン船員のサボりが原因としてアメリカ世論が沸騰し「リメンバー・メイン号」という恨みを返そう!の合い言葉になったのです.

     

    インディアンとの戦いでは「リメンバー・アラモ砦」、スペインとの戦いでは「リメンバー・メイン号」、そして日本と戦うときには「リメンバー・パールハーバー」とまったく同じ手法が出てくるのがアメリカの戦争の特徴です.

     

    ともかく、フィリピン沖海戦でアメリカが勝利を収めると、陸戦になり、フィリピン独立軍とアメリカ軍が協力して1万人程度のスペイン軍を追い出しました.さらに戦闘前には「フィリピン独立に力を貸す」というアメリカのウソが通り、フィリピン人は多くの犠牲者を出し、その結果は、支配者がスペインからアメリカに変わっただけになったのです.

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    よく日本国内で「日本軍は戦争で悪いことをした」と言う人が多いのですが、戦争とはウソにまみれたものです。日常生活の道徳は戦争では通じません。もともと相手を多く殺した方が勝ちというものですから、普通の道徳は通じないのです.

     

    メイン号事件もおそらくは謀略で、フィリピン独立部隊をだましたのも、戦争の典型的な方法の一つです。 悪いことを比較するのも問題ですが、このような歴史的事実を知らずに、日本軍だけが聖人君子であれというのはやや無理な注文でと思うことがしばしばあります. 戦争をすると言うことを決めるときが問題で、戦争になってしまったら、ひどいことが行われるのです.

     

    ついにアメリカは、太平洋のほとんど、ハワイ、フィリピン、サイパン、グアム、アラスカに侵略して、「西に行く」という要求を満足したのです。ちょうど、今から120年ほど前のことで、日本は、アメリカが広い太平洋を渡ってきて日本をおそうという危険には気がついていませんでした。

     

    当面の敵、清(支那)との日清戦争、ロシアとの日露戦争で、やっと欧米列強の植民地になるのを防ぎ、有色人種ではほぼ唯一の「完全な独立国」になったころです。まさにちょうどその頃、アメリカはカリフォルニアを出航して、中央部でハワイ、南でグアム、フィリピン、そして北太平洋でアラスカと侵略して、いよいよ日本と中国に襲いかかるところでした。

     

    アメリカはまず中国に入ります.1930年代にはそれまでイギリスや日本が中心となっていた中国との関係はアメリカが第一となり、対中投資のトップに躍り出ます.中国に対するアメリカの投資が増えると、鉄道などの保有も進み、必然的にそこに利権が生じます。それまで中国の利権は中央部がイギリス、南部がフランス、山東省がドイツ、そして北はロシア(ソ連)が得ていたのですが、日本のような有色人種がそこに入り込んだので、白人は「中国からの日本追いだし」にかかります.

     

    それが第2次上海事変になり、ドイツが軍事顧問団、チェコが機関銃、そして空軍パイロットをロシアが分担し、兵力が10分の1ぐらいだった日本駐屯隊を攻めたのです. 満州国の建設と国際連盟の脱退も同じことでしたが、白人は「白人以外の有色人種の支配を許さない」という考え方を持っていましたが、それをそのまま踏襲したのが戦後の日本人(主として知識階級)だったのですから奇妙ですね.

     

    西へ西へと進みたいアメリカと、断固として抵抗した日本、その間に戦争が起こることは時間の問題でした. 紛争は次第にエスカレートし、アメリカの巧みな戦略に日本は少しずつ巻き込まれていきます.この時、ソ連のコミンテルンという共産党の全世界組織(全世界の共産革命の指導組織)がかなりの役割を果たします.

     

    日本軍のハワイ奇襲の直接的原因を作った「ハルノート」の作成者「ハリー・デクスター・ホワイト」(リトアニア出身)もコミンテルンのスパイだったことがわかっていますし、ルーズベルト大統領は何とかして日本から戦争を仕掛けさせ、「リメンバー***」で日本を壊滅させようとしていました。そのための外側からの圧力が「くず鉄の輸出禁止」と、決定的なことが「原油の禁輸」でした。

     

    原油を輸入できないとなると、日本は7ヶ月で、車も航空機も戦艦も動かなくなるので、明治以来獲得してきた大陸の利権は一度に失います. 戦争が終わった後、「相手国に対する決定的な経済制裁は宣戦布告と同じ」と言われるようになります。ともあれ、作戦は成功して、日本は真珠湾攻撃を行い、計画通り「リメンバー・パールハーバー」と言うことになったのです.

     

    日本を占領したアメリカは、さらに朝鮮戦争、ベトナム戦争とアジア大陸に進出します.ベトナム戦争の時には、トンキン湾でアメリカ海軍が襲撃されたという話をでっち上げ、「リメンバー・トンキンベイ」ということになります。今ではこの事件はアメリカの自作自演だったことがわかっています.

     

    さらに、アメリカの西進は続き、9.11をきっかけとしてアフガニスタン、さらにイラクへと侵攻します.この時も「リメンバー・9.11」であり、また「大量破壊兵器がある」という謀略を立て、フセイン大統領を悪者にして国際世論を味方につけてイラクに攻め入ります.

     

    アメリカの西進侵略には常に、「陰謀とリメンバー」がついているのですが、それにアメリカ人は良心の呵責を感いません。それほど西進の希望が強く、それは「神がアメリカ人に与えた任務である」と強く信じてきたからです。「どうせ、人間は神のことはわらかない。だから言っても無駄だからウソをついて憎しみをかき立て、一気につぶしてしまえ」ということです。

     

    (平成26621日)

    以上は「武田邦彦氏」ブログより

    超国家・超市場論29、新しい「場」は、古い評価指標の洗礼を受けて初めて顕在化する

    超国家・超市場論29 新しい『場』は、古い評価指標の洗礼を受けて、はじめて顕在化する
     
    四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/07/04 AM03 【印刷用へ
    歴史を貫通する人類の最先端機能は評価共認であり、それが人々を収束させ、集団を統合し、秩序と体制(役割分担etc)を形成してきた。
    集団を超えた社会空間(同類闘争の場)においても、集団(と個体)を収束させ、社会を統合し、秩序と体制を形成する最先端機能が、人々の評価共認であることは不変である。ただ、互いに顔の見えない社会空間では、体感共認に代わる観念共認が不可欠になり、従って体感評価に代わる評価指標(身分やお金という観念)が最先端機能となり、この評価指標が人々を収束させ、秩序と体制を形成する役割を担うように成っただけである。

    従って、いかに時代が変わり、中身が変わっても、『評価指標の共認』という収束=統合機能の絶対的な必要性は、不変である。
    それ故に、時代が変わる時、新しい可能性(中身)は、必ず古い評価指標の世界の真只中に姿を現わしてその評価の洗礼を受けることが、顕在化するための絶対的な必要条件となる。
    なぜなら、新しい評価指標(=投稿資格)が確立するまでは、現存する評価指標(=お金)に基づく評価を獲得してゆく以外に、評価獲得の道がないからであり、また、新しい秩序(=社会統合機構)が出来てもいないのに現存秩序をいきなり壊してしまう訳にはいかないからである。
    そして又、新しい可能性は、現存する同類闘争の場(=市場)の中で、現存の評価指標(=お金)に則って現実の必要が認められ、勝ち抜いてゆくことによって、はじめて既存の全てを自らの下に収束させてゆく新しい最先端機能であることを、人々に証明することが出来るからである。

    その実現基盤は、既に『新しい潮流1~14』やここまでの『超国家・超市場論1~24』で明らかにしたように、充分に整っている。即ち、古い現実は影が薄くなってゆく一方であるのに対して、『認識形成の場』には基底的な『判断の土俵』や『人収束⇒認識収束』などの新しい現実が、これまでになかったエネルギーとパワーを与えてくれる。従って、古い土俵(市場)での闘いなど勝って当然であり、そこで勝ち抜くことによってはじめて、古い場をその内側から新しい場の下に再統合してゆくことが可能になる。

    これが、『現実を突き抜けて顕在化してゆく』ということである。
    そしてこれが、新しい社会統合機構の中核となる『認識形成の場』が有償化され、古い同類闘争の場=市場に乗り出さなければならない窮極の根拠である。
     

     

    以上は「るいネット」より

    2015年10月 5日 (月)

    米国主導のテロ活動に協力してきた奴隷国家サウジを国連人権理事会の理事国にした英国の感覚

    2015.09.30
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     国際連合人権理事会の理事国にサウジアラビアが含まれていることに批判的な人は少なくないだろう。この国には奴隷制があり、人権活動が認められていない。死刑の数が多いだけでなく内容に問題があり、IS(イラクとレバントのイスラム首長国。ISISやダーイシュとも表記)と同じように斬首だ。アメリカの支配層は自分たちの意に沿わない国に対しては人権を理由に軍事侵攻を繰り返してきたが、サウジアラビアや自分たちの利益に叶う軍事独裁国家の人権侵害には寛容だ。

     WikiLeaksが公表した文書により、サウジアラビアが理事国に選ばれた選挙でイギリスが協力していたことが明らかになった。サウジアラビアもイギリスの当選に協力、工作資金としてイギリスへ10万ドルを渡したともいう。

     さまざまな人権侵害で問題になっているサウジアラビアだが、昔からアメリカとは友好的な関係にある。最大のファクターは石油だが、アメリカ経済の破綻を受け、1971年にリチャード・ニクソン大統領がドルと金の交換を停止した後、ドルの基軸通貨としての地位を守る役割を果たし始めている。基軸通貨を発行する特権をなくすとアメリカは支配力を失い、破綻してしまうわけで、両国の関係はそれまで以上に強く結びつくことになる。

     ドルを守るために考えられた仕組みのひとつがペトロダラー。アメリカはサウジアラビアに対して決済をドルにするように求め、集まったドルでアメリカの財務省証券や高額兵器などを購入させ、だぶついたドルを還流させようとしたのだ。生産力が衰えても基軸通貨を発行でき、その流通量を抑えられれば、際限なく物を買うことができる。一種のマルチ商法。

     1970年代にはミルトン・フリードマンを「教祖」とする新自由主義が世界に広がり、規制緩和で投機市場へドルが流れ込む仕組みが作られた。人間の住む社会でハイパーインフレが起こることは抑えられた替わりに投機市場でバブルが発生、その結果、富豪たちが保有する帳簿上の資産は肥大化していく。

     1977年にアメリカではジミー・カーター政権が始まり、大統領補佐官にズビグネフ・ブレジンスキーが就任する。ブレジンスキーはデイビッド・ロックフェラーと親しく、このふたりにカーターが目をつけられたのは1973年のこと。つまり、カーター政権で最も強い力を持っていたのは大統領ではなく補佐官だった。

     ソ連に「ベトナム戦争」を味合わせるというブレジンスキーの計画に基づき、1979年7月にカーター大統領はアフガニスタンの武装勢力に対する秘密支援を承認、目論見通り、同年12月にソ連の機甲部隊がアフガニスタンへ入って来た。そのソ連軍と戦わせるためにブレジンスキーが編成したのがイスラム武装勢力。資金はサウジアラビアが出し、兵器の提供や戦闘員の訓練はアメリカの情報機関や軍が担当した。

     こうして訓練を受けた戦闘員、いわゆる「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイルが「アル・カイダ」だとロビン・クック元英外相は明らかにしている。アル・カイダはアラビア語で「ベース」を意味し、「データベース」の訳語としても使われる。つまり、オサマ・ビン・ラディンなる人物が率いる戦闘集団ではない。

     オサマ・ビン・ラディンはサウジアラビアの富豪一族に属し、サウジアラビアのアブデル・アジズ国王大学にいたとき、アブドゥラ・アッザムなる人物から誘われて秘密工作の世界へ入り、ふたりは1984年にパキスタンで礼拝事務局を設立、それがアル・カイダの基になったようだ。

     アル・カイダやオサマ・ビン・ラディンという名前を世界へ広めたのはジョージ・W・ブッシュ政権。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎が攻撃された直後、調査もしていない段階でアル・カイダが実行したという宣伝を始めたのだ。

     この攻撃に関する報告書を議会は出しているのだが、調査は行われていない。しかも報告書のうち28ページは削除されているのだが、そこにはサウジアラビアに関する記述があるという。実行犯とされる19名のうち15名はサウジアラビアの出身なので当然だが、この「ハイジャッカー」はアメリカ軍の訓練を受けていたとも報道された。

     この「ハイジャッカー」をイスラエルの情報機関が監視していたとする話もあるが、イスラエルの情報機関員も攻撃の前後に逮捕されている。60名以上のイスラエル人が9月11日以降に逮捕され、テレグラフ紙によると、その前にも140名が逮捕されている。合計すると逮捕者は200名だ。

     2001年1月にDEA(麻薬捜査局)はイスラエルの「美術学生」がDEAのオフィスへの潜入を試みているとする報告を受けて捜査は始まった。その過程で多くのDEA職員の自宅をイスラエル人学生が訪問している事実が判明、どこかでDEAに関する機密情報が漏れていることが推測された。

     また、9-11でビルが崩壊する様子を白いバンの上で喜びながら撮影していた5名を逮捕したところ、イスラエル人だということが判明。そのうち少なくとも2名はイスラエルの情報機関、モサドの工作員だったと言われている。このバンを所有していたのはアーバン・ムービングという会社で、イスラム過激派を監視する目的でイスラエルの情報機関によって設立されたのだという。

     1980年代に「イラン・コントラ事件」、つまりイランへの武器密輸とニカラグアの反革命ゲリラへの違法支援が発覚し、CIA、サウジアラビア、イスラエルの連携が明らかになるが、この事件はアフガニスタンでの工作を含むプロジェクトの一環だった。この時、コントラは資金調達にコカインが、アフガニスタンではケシ系のヘロインが密輸されている。ベトナム戦争では東南アジアの山岳地帯、いわゆる「黄金の三角地帯」が違法ヘロインの最大供給地だったが、アフガン戦争が始まるとパキスタンやアフガニスタンの山岳地帯に移動する。アフガニスタンからヨーロッパへ運ばれる主要中継地がコソボ。親アメリカ派、KLA(コソボ解放軍)の資金源になっている。

     アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟は2007年にも浮上する。この年、ニューヨーカー誌(3月5日付け)に掲載されたシーモア・ハーシュのレポートは、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を開始したとしている。

     工作の中枢にはリチャード・チェイニー米副大統領、ネオコンのエリオット・エイブラムズ国家安全保障問題担当次席補佐官、ザルメイ・ハリルザド、そしてサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタンがいたようで、サウジアラビアがムスリム同胞団やサラフ主義者と緊密な関係にあるとする話も伝えている。

     2012年8月にDIA(アメリカ軍の情報機関)が作成した文書によると、2011年3月に始まったシリアの体制転覆プロジェクトで政府軍と戦っている戦闘員の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIであり、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとしている。本ブログでは何度も書いてきたが、ISはAQIから派生した軍事勢力だ。



    以上は「櫻井ジャーナル」より
    米国や英国のやり方は公平ではなく、自国本位の理不尽なやり方です。いずれ破綻するでしょう。以上

    パンスペルミヤ2015年(1):地球の生命は「地球や太陽系よりも古い歴史を持つ可能性」がアメリカの国立研究所により示される

    2015年09月17日


    パンスペルミア2015年(1):地球の生命は「地球や太陽系よりも古い歴史を持つ可能性」がアメリカの国立研究所により示される

    「太陽系が生成される数十億年前から地球の生命は継続し続けている」
     - アレクセイ・シャロフ(アメリカ国立老化研究所)



    英国バッキンガム大学が発表した宇宙大気圏で採取された微生物
    buckingham-paspermia-top.jpg

    ▲ 2015年09月06日の INQUISITR First Ever Image Of An Alien Or An Extraterrestrial Organism Has Been Captured, Says University Of Buckingham Scientist より。
    (捕獲されたエイリアン、あるいは地球外生命体の初めて公となる写真だと、バッキンガム大学の研究者は語る)




    パンスペルミア説も動き始めた2015年

    9月に入って以来、「地球の生命の正体」や「パンスペルミア」に関しての、いくつかの興味深い報道を目にしていました。

    しかし、最近は、ユダヤとかシュミータとか長野県とか、そういう記事が多くて、なかなかパンスペルミア関係の記事は書けなかったのですが、ここに来て、ろいろいろと大きく動いている感じがします。

    パンスペルミア説とは、平たく書けば、

    他の天体で発生した微生物の芽胞( DNA を組成する物質や、あるいはアミノ酸などの生命の素材を含めて)が地球に常に飛来していて、地球の生命はすべてそこから始まっていて、今もなお、生命の飛来は続いている。

    という主張で、古代の時代からあったですが、近代の科学史で登場したのは、物理化学の祖ともいえるスヴァンテ・アレニウスが、ノーベル化学賞を受賞した1903年に、

    「微生物の芽胞が恒星からの光の圧力で宇宙空間を移動する」

    と主張したのが始まりです。

    アレニウス(1859-1927年)
    Arrhenius-2015.jpg
    Wikipedia


    その後、いろいろな科学者たちが、この説を主張してきましたが、20世紀の世の中はダーウィンの「進化論」に包まれていて、なかなかパンスペルミア説は陽の目を見ませんでした。

    私がこの In Deep を書き始めた大きな動機のひとつが、パンスペルミア説の強力な提案者であった、フレッド・ホイル博士の著書『生命はどこからきたか』と、『 target=“_blank”生命(DNA)は宇宙を流れる (Natura‐eye science)』などを読んで感銘を受けたことによるものでした。

    その時初めて、

    地球の生命は、自分の起源も含めて、始まりは宇宙のどこかだった


    ということを知ったのです。

    フレッド・ホイル(1915-2001年)
    hoyle-2015.jpg
    panspermia.org


    ホイル博士の主張は複雑ですが、パンスペルミア - Wikipedia には、一言で、

    1978年にはフレッド・ホイルが、生命は彗星で発生しており彗星と地球が衝突することで地球上に生命がもたらされた、とした。


    と書かれてあります。

    実際には、「遺伝子を変化させるウイルスが生物を(遺伝子ごと変化させることによって)進化させてきた」というようにニュアンスの方が強いと想います。

    著作から少し抜粋します。

    『生命(DNA) は宇宙を流れる』 第4章「進化のメカニズム」より

    生物が進化するには、遺伝子が変化する必要がある。

    もともときわめて安定している遺伝子が、コピー・ミスによる突然変異を起こしたおかげで優れた形質を獲得すると考えるのは、かなり無理がある。

    けれども、ウイルスなら、宿主がそれまでもっていなかったまったく新しい遺伝子を導入することができ、生物の基本的な構造を一新させることもできるのだ。ウイルス感染による遺伝子の移動は、まさに理想的な進化の原動力となりうるのだ。

    ウイルスの本質は、もっぱら他の生物に感染して、これを病気にさせたり、死に至らしめることにあるように考えられている。

    けれどもそれは、ウイルスが病気の原因となる微生物の一種として発見され、研究されてきたことに由来する偏見である。

    ウイルス感染の影響は、細胞破壊だけではない。細胞を壊すかわりに、細胞の代謝や機能を変えたりする場合もあるのだ。

    > ウイルスが生物の基本的な構造を一新させる

    これが、地球の生命の進化の根幹だと述べているのです。

    そのウイルスたちもまた、すべて宇宙空間を旅してきていると。
    人類を含む生命を進化させるために。

    ただし、生命の素材もウイルスたちも、一体宇宙のどこで生まれたものなのかはわからない(生まれたという言い方が正しいかどうかもわかりません)。

    しかし、それらのメカニズムは私たちが知ることのできることではなく、「宇宙(神)のみぞ知る」ことか、あるいは宇宙も知らない巨大な知性の下に存在する「秩序」というだけの話なのかもしれない、と、まあ、この話をし始めると、ややこしいことになるのですが、いずれにしても、このホイル博士の主張を知ってから、私の「地球観」、「生命観」がすべて変わったといってもいいと思います。


    私たちは、何か得体の知れない生物から環境に適応して進化してきたのではなく、

    宇宙の明確な意志の下に進化している


    と思うに至ったのも、ホイル博士の著作を読んだおかけです。

    そんなわけで、少しパンスペルミアと関係した記事を久しぶりに書いてみたいと思いました。

    過去のパンスペルミア説に関しての記事は、

    カテゴリー:パンスペミア

    に一覧があります。

    パンスペルミア関係の記事の最も最近のものは、

    確証が進むパンスペミア仮説 : 「DNAの大気圏突破の熱と衝撃に耐えられるか」というロケット打ち上げ実験が行われ、DNAは無事に「生還」
     2014年12月09日

    でした。

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    ちなみに、冒頭に載せました「英国バッキンガム大学が発表した宇宙大気圏で採取された生命」は、地球の上空 30キロメートルの高層大気圏で採取された微生物で、バッキンガム大学の科学者たちは、「完全な宇宙生物」と述べています。

    このバッキンガム大学の発表も興味深いですが、次の(2)のあたりで、ご紹介したいと思います。

    この発表と似た内容のものとしては、

    パンスペルミア説を証明できる実験が数十年ぶりにおこなわれ、成層圏で宇宙から地球への「侵入者」が捕獲される
     2013年09月23日

    という記事で、英国シェフィールド大学が、上空 25キロメートルで「珪藻」(ケイソウ)という単細胞生の藻類を捕獲したことをご紹介したことがあります。

    下がその時に捕獲された珪藻の写真です。

    keisou-2013.jpg


    その記事でも書きましたけれど、こういうものが高層圏で「地上から上に上がっていく」という可能性はほとんどないのが地球の環境なんです。

    下の図のように、高層大気圏は「垂直(上下に推進力が基本的にない」ので、火山の噴火の影響が及ぶ上空 10キロメートルくらいまでなら、それで説明もできますが、それ以上の高層大気圏となると、重力に則って、上のものが下に落ちるという運動しか起こりえないのです。

    atomosphere-25.gif


    さて、今回ご紹介するのは、いろいろな意味で大変に興味深いデイリーギャラクシーの記事です。





    地球の生命の歴史は100億年に達する

    それは、アメリカのふたつの国立研究所の科学者が、研究によって、

    地球の生命の継続時間は、地球や太陽系が作られた時より以前に遡る可能性がある


    という発表をしたのです。

    まあ、基本的には、この発表は「進化論」に基づいているものですので、実際なのかどうかということを別にしましても、たとえば、

    「地球ができるはるか前から、地球の生命は進化し続けていた」

    という概念は、まさにパンスペルミア的であり、また、何だか楽しげな感じがしたのですね。

    それでご紹介したいと思いました。

    なお、地球の年齢の方ですが、一般的なところでは、「 46億年」というように教えられることが多いですが、以前、

    「地球の年齢がわからない」: ミシガン工科大学の調査が地質学に与えるショック
     2011年11月26日

    という記事で、これまでの調査での結果は、

    地球の年齢に関しての主張は「 200億年から 5000年」と多岐にわたる


    というようなことを書いたこともありますが、地球の歴史というもの自体もわからないことのひとつです(私は、地球に歴史はないと思っていますが)

    なお、ご紹介する記事のタイトルになっている「ムーアの法則」というのは、生物学や宇宙物理学とは関係のないもので、インテルの創業者のゴードン・ムーアという方が提唱した、半導体の性能に関しての法則です。

    ムーアの法則

    ムーアの法則とは、世界最大の半導体メーカーIntel社の創設者の一人であるGordon Moore博士が1965年に経験則として提唱した、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則。

    この法則によれば、半導体の性能は指数関数的に向上していくことになる。

    コトバンク



    今回ご紹介する記事の内容自体は、かなり専門的で、あまりわかりやすくはないのですが、とにかく、「地球の生命の歴史は非常に古い」というひとつの示唆があったということをお知らせできれば幸いだと思います。

    では、ここからです。



    Life Older Than Earth --"Does Moore's Law Imply Its Existence?"
    Daily Galaxy 2015.09.14


    生命は地球より古くからある - ムーアの法則はその存在を暗示する?


    地球の生命は、その進化と共に、まるで集積回路上のトランジスタの数が2年ごとに約2倍になることを述べたムーアの法則のように、生命としての複雑さを指数関数的に増加させてきた。

    それはまるで、集積回路上のトランジスタの数が2年ごとに約2倍になることを述べたムーアの法則のようだ。

    ボルチモアのアメリカ国立老化研究所( NIA )の遺伝学者アレクセイ・シャロフ( Alexei Sharov )氏と、フロリダにある湾岸標本海洋研究所( Gulf Specimen Marine Laboratory )のリチャード・ゴードン( Richard Gordon )氏のふたりは、この傾向を既知の事柄から推定することにより、地球の生命が、ムーアの法則に尺度によっていることを見出した。

    そして、それに従えば、「地球の生命は地球自身の歴史よりも古い」ということが示されるのだ。

    研究チームは、ムーアの法則を、生命のゼロの地点である生命の起源の地点まで戻し適用した。

    そして、原核生物から真核生物へと、生命としての複雑さが増加した速度を測定することにより、次に、虫や魚などの、より複雑な生命、そして、両生類や、最終的には哺乳類に至るまでの進化の速度を測定した。

    その結果は、生命の構造が複雑化していく進化の倍加時間とムーアの法則の背後にあるものとは同一の指数関数的増加を見せることがわかった。

    ところが、この見地から、1塩基対の遺伝的複雑さの線形回帰から推測すると、「生命の起源は 97億年前」という時間軸を示唆するのだ。

    つまり、これらの示唆は、生命の進化のための宇宙時間スケールに関して重要な結果をもたらす。

    ----- それは、地球の生命が、まずは、バクテリアのような複雑な生命に達するためにも「 50億年」かかるという結論だ。

    生命の起源と、原核生物への進化の時間的スケールの環境は、この地球で想定されているものとはかなり違っていたのだ。

    このことは、もし、生命がホモ・サピエンスと関連するほどの複雑さに進化するのに 100億年かかるとすれば、私たち人類という存在は「まったく最初のこのレベルの複雑さを持つ生命」だと言えるかもしれない。

    (※訳者注 「人類という複雑な生命体としての存在は、この宇宙で初めてのもの」というような意味かと思います)

    もし、私たちが最初のそのような複雑な生命ではないとすれば、宇宙にどのくらいの高度な地球外生命が分布しているのかを推定する「ドレイクの方程式」を否定することになる。

    下のグラフは、ヌクレオチド塩基対(bp)によって、ゲノムごとのの非重複 DNA の長さから、生命の複雑さを示すものだ。時間の経過と共に、生命の複雑さは直線的に進化する。

    時間は、現在の時間を「0」として、その前の 100億年までをカウントしている。


    shinka-10billions.gif


    高度な生物の進化は、情報処理システムの進化をも伴う。たとえば、それは、エピジェネティック( DNAの配列変化によらない遺伝子の発現を制御・伝達するシステム)な記憶や、原始的な心、多細胞な脳、言語、書籍、コンピュータ、そして、インターネット。その結果、複雑さの倍加時間は 20年ごとに到達することがわかった。

    シャロフ氏とゴードン氏はまた、天文学者たちは、私たちの太陽系が、それ以前の星の残骸から形成されていることを確信していることを指摘する。

    これは、パンスペルミア説の概念においては、元々あったガス、塵、氷の雲などの中に生命が保存されていた概念を示唆するものだ。

    地球上の生命は、私たちの太陽系が形成されるより数十億年も前から、生命のプロセスを継続している可能性があるのだ。


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    以上は「IN DEEP」より
    この分野はこれから本格的に進歩するでしょう。                        以上

    ノーベル経済学賞受賞者:米国は歴史の傍流に立っている

    ノーベル経済学賞受賞者:米国は歴史の傍流に立っている

    ノーベル経済学賞受賞者:米国は歴史の傍流に立っている

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    米国をはじめとする先進諸国は貧困層の助けになりうる国際的経済構造の構築に取り組む新興国をしきりと妨害している。ノーベル経済学賞受賞者、ジョゼフ・スティーグリッツ氏が述べた。

    2002年にメキシコのモンテレイで第1回国際金融発展会議が開かれて13年、多くの変化があった。当時はG7の独壇場だったが、今や購買力平価で世界最大の経済国は中国であり、その貯蓄は米国より50%も多い。

    2002年、西側の金融機関はリスク管理と資本分散化については、まるで魔法使いのように思われていた。今や彼らは市場操作その他詐欺まがいの慣行について魔法使いであるに過ぎないことが明らかになっている。

    米国は国際債務・投資の正当な法的調整をブロックしている。ウクライナ、ギリシャ、アルゼンチンは、現行システムの破綻の好例である。

    しばらく前、連邦準備制度理事会のバーナンキ議長(当時)は、世界は貯蓄過剰である、と述べた。一方では高度な社会的見返りをともなう投資案件は資本不足にあえいでいた。今も似たような状況だ。貯蓄と投資の選択における効果的な仲介を任務とする国際市場は、資本を正しく分配せず、リスクを高めている。

    世界の余剰貯蓄の一部を特に投資が欠乏している地域に分配するため、中国がアジアインフラ投資銀を提唱すると、米国はそれを破綻させようとした。ホワイトハウスは深刻な、かつきわめて屈辱的な敗北を喫した。しかし米国をはじめとする先進諸国の頑迷さは、米国が歴史の傍流となったことを示している。

    ノーベル経済学賞受賞者、ジョゼフ・スティーグリッツ氏は以上のように述べた。

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    • bokebokeboya
      確かにアメリカをはじめとする「先進」各国は、世界規模での救貧メカニズムの構築を妨害しているし、自国内でも経済格差と貧困を加速している。
      その影響も手伝って、私自身長らく安定した職が見つからず、近々実家へ戻らなくてはならない程困窮している。人間性を疑われることを覚悟で本音を言うのなら、カンパを募りたいくらいである。
      翻ってアジアインフラ投資銀行の設立に57ヶ国も集まったのも、そういうアメリカをはじめとする「先進」各国の経済運営のやり方に、不満を持った国が多かったからではないかと思う。
    • 稲美 弥彦
      ただ、ノーベル経済学者がアジアインフラ投資銀行を推して、対照的にBRICS開発銀行を推していないことを考えるとアジアインフラ投資銀行にはアメリカが間接的に絡んでいるのは確かだってことは医療先進国のキューバを始めとする多くの南米諸国が参加拒否を示し、それらの国がBRICS開発銀行を肯定している事を考えればアジアインフラ投資銀行よりBRICS開発銀行の方が、真っ当な銀行であることを証明したと言える。
      だからアメリカを始めとする「先進」各国や中国の運営を疑問視する国々がBRICS開発銀行に入ると思われる。(特にギリシャ、南米諸国)
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    以上は「sputnik」より
    米国の斜陽化は歴史の流れです。抵抗してもダメです。流れに身を任せて抵抗をしないことが重要です。これは日本も同様です。日米同時崩壊過程にあるのです。以上

    議員は行政府から自らを守るべき

    議員は行政府から自らを守るべき

    Paul Craig Roberts
    2015年7月6日

    ゲーリー・ハートは、立派な上院議員で、自立した人物だった。その結果、彼は性的スキャンダルで抹殺された。女性は美人で、権力はハートを追放した。飛行機事故や、ジョージ・ハンソン上院議員や、下院歳入委員会委員長のダン・ロステンコフスキーを含む他の人々に起きた様な、投獄に到る冤罪よりましなのだろう。

    ロステンコフスキーは、アメリカ政府においては、完璧に腐敗した連中だけが成功することを示す実例の、当時連邦検事で、オバマの司法長官に出世したエリック・ホルダーによって抹殺された。ホルダーによるロステンコフスキーに対する冤罪は、ビル・クリントン大統領の恩赦で破棄された。元共和党大統領のジェラルド・フォードすらも、ロステンコフスキーの有罪判決を、いかさまと見なしていた。

    ジェームス・トラフィカント下院議員も不正な起訴の犠牲者の一人だ。トラフィカントと、元ナチス強制収容所の守衛、“イワン雷帝”だったと誤って非難されていた地元の有権者、ジョン・デミャニュクを擁護した。トラフィカントが、傲慢なイスラエルに仕える国務省を邪魔したため、冤罪で告訴され、収監されることになったと考える人々は多い。

    こうした訴追は、議員達が自らを守ることに怠慢であることを示している。現状のままでは、いかなる行政府の部門や機関による、何らかの不正行為を邪魔する、どの議員でも、無実の罪をかけられて、議員の座を追われかねない。議員達が、こうした条件を受け入れるなど愚劣なことだ。議会は、何らかの形の訴追免責の法律を制定し、三権のうちで、品位最悪の、最高裁判所よりさえ品位下劣な、アメリカ政府の最も腐敗した部門、行政府による、議員に対するあらゆる告訴を入念に調査する議会合同委員会を設置すべきだ。合同委員会は、議員を、冤罪で告訴し、冤罪で判決をした行政府の人間を誰であれ起訴する権限を持つべきであり、冤罪で起訴した場合には、死刑とすべきだ。もし、そうなれば、議員達も、より安全に、彼等が代表しているはずの国民の為に立ち上がることができるようになろう。現状では、自分が破滅させられることなしに、立ち上がることはできない。

    元上院議員のハートは、アメリカの現状を正確に述べている。

    “そもそも、建国の父達が共和国を作ったが、18世紀末の建国時、あらゆる論議は、古代アテネとギリシャの共和国の言葉を用いていた。そして共和国の重要な資質の一つは、腐敗に対する抵抗だった。彼等による政治的腐敗の定義は、賄賂ではなかった。彼等による政治的腐敗の定義は、公共の利益、あるいは、現在、我々が国益と呼ぶものよりも、特定の連中の利益、あるいは個人的利益を優先することだった。もしその基準を、現在のアメリカ政治に適用すると、この国は、甚だしく腐敗した共和国ということになる。”

    共和党支配によって腐敗した最高裁判所は、アメリカ政府を、大企業が選挙献金で買収するのは、言論の自由の行使だと裁定し、この政治的腐敗を認めてしまった。

    現在、アメリカ政府の部門で、尊敬されている部門は一つもない。行政府は、戦争しか頭にない、権力に狂った警察国家活動と見なされている。最高裁判所は、1パーセントの代理人だと理解されている。国民を守るような議員は、策謀にはめられ、起訴されてしまう為に、議会は、国民を守ることを拒否している。

    議員達は、状況を変える為に法律を制定する権限を活用すべきだ。さもなくば、状況を変えられない議員達は、辞職し、ワシントンから去るべきなのだ。

    Paul Craig  Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

    記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/07/06/congress-protect-executive-branch-paul-craig-roberts-2/
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    またしても、いじめ自殺。

    直接の肉体的、金銭的イジメをうけたことはないが、中学時代には、イヤガラセに苦労した。助けてくれた同級生には感謝するが、けしかけた同級生のことは決して忘れない。中に本物の悪がいた。後年その道のプロになったという。そういう連中をみて、到底、生徒を守れる教師にはなれないと思い、教職過程はとれなかった。中には頭の下がる熱血漢の教師もおられたが。

    結局、会社で超陰湿なイヤガラセ・イジメを受け、首にされた。大失敗をしたり、迷惑をかけたり、犯罪をしたわけでなく、担当事業は成功していた。ひたすら理不尽。一体なぜ訴えなかったのかと聞かれたこともある。上司のみならず、何人ものあきれる同僚を相手にする気力はなかった。

    会社で超陰湿なイヤガラセ・イジメをした側、全く平気。最近もOB会誘いを受けたが参加しない。首にされて以来、おつきあい皆無。金を払い、時間を潰してまで、イヤガラセ・イジメをした連中と過ごしたくはない。

    子は親を映す鏡
    この宗主国議会にして、世界最大属国の傀儡政治家連中がいる、ことが良くわかる。

    「多少まともな方向に行こうとすると、起訴され排除される。」のは宗主国ゆずり。

    「ニコ生」安保法制茶番子供だましの愚劣さ。時間浪費をいとわない視聴者の勇気!

    こういうしろもの、発言、人物が意味あるものであるごとく扱われる不思議。王様も取り巻き連中も全てが愚劣な傀儡。

    こういう連中と、同じ人間とは決して思いたくない。人の不幸が飯の種の連中とは。

    月刊誌『世界』特集 「違憲」安保法案を廃案に、を買いに書店にゆくと、それ以外、ほぼ全ての雑誌、戦争法案ヨイショ特集。お金を払って買う方や、読む気力が信じられない。

    『世界』「集団的自衛権というホトトギスの卵」を読んでいるが、それ以外の大半のヨイショ雑誌、無料で貰っても、お金を貰っても、読まない。

    有名作家氏と違うので、「廃刊にしろ」などとは思ったことはない。購入する方々の心理を不思議に思っているが。

    おさななじみ達は、購入もせず、読みもせずに、ゴリゴリ与党支持。一緒に酒は飲めない。

    大本営広報部・大政翼賛会でなく、外国人特派員協会で、彼氏の質疑応答を見たいもの。

    大政翼賛会ヨイショ質問と違う、本格質問に答える能力皆無ゆえ、永久にありえない。

    世界は地球史上6回目の大量絶滅期に入っている

    生物・自然の摂理
    305489 世界は地球史上6回目の大量絶滅期に入っている
     
    和三盆 ( 24 ) 15/07/02 AM08

    米スタンフォード大学、プリンストン大学、カリフォルニア大学バークレー校の専門家らが、現在、地球で6600万年前に恐竜が絶滅して以降、最も速いペースで生物種が失われているという研究論文を発表した。専門家らは、人類も早期に死滅する可能性があるとして警告している。

    (以下、リンクより引用)

     米スタンフォード大学(Stanford University)、プリンストン大学(Princeton University)、カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)の専門家らが率いた研究によると、地球では現在、6600万年前に恐竜が絶滅して以降、最も速いペースで生物種が失われているという。

     今回の研究について、論文の共著者でスタンフォード大生物学部のポール・エーリック(Paul Ehrlich)教授は、「地球が現在、6回目の大量絶滅に突入していることを示している。有意な疑いもない」と述べる。研究者らは、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文を「控えめな算出法」に基づく予測だとしているが、研究では人類も絶滅する種の一つとなる可能性があるとしている。

     研究は脊椎動物など内骨格をもつ生物の記録や、化石などの歴史的データの解析に基づき、「人類の活動が支配的になる以前の生物種の自然な消滅ペース」と現在の消滅ペースを比較した。

     地球の45億年の歴史の中で発生した事象を人類は正確に知り得ないため、自然計数率(バックグラウンド計数率)と呼ばれるこうした値を算出するのは難しい。

     そのため、今回の研究で科学者たちは、広く使用されている算出方法の倍の速度で過去の絶滅速度をあてはめた。100年間で1万種の生物種のうち2種類の哺乳動物が絶滅するとすれば「前世紀の脊椎動物の平均消滅速度は、生物種の消滅に関する最も控えめな見積もりに依拠したとしても、人類の活動がなかった頃の最大114倍にあたる」としている。

     研究は「すでに脅威にさらされている生物種を保護するため、生息圏の喪失や経済的利益のための搾取、気候変動など、生物種にかかっているそうした圧力を緩和する集中的な取り組みが早急に必要」だと呼び掛けている。
    【翻訳編集】AFPBB News

    (以上、引用おわり)

    以上は「るいネット」より

    現在地球は78万年振りの「地球大異変期」にあります。過去の異変期にも生物の絶滅は起きています。70~80%の生物が絶滅しています。その中には当然人類も含まれます。これが自然のサイクルなのです。絶滅が厭なら科学技術を高めて宇宙開発をして地球を脱出して他の天体に移住するしかありません。すでに米国ではこの対策として東西南北に網目のような地下トンネルを建設しており、食糧の備蓄も最大限行っている様です。それに対して日本の安倍政権は全く無頓着に方向違いの戦争法案に躍起です。リーダーの資質によりその国の興亡は決まります。今のままでは日本民族は滅亡へまっしぐらです。安倍政権を支持する人々は目を覚ますことです。支持は自殺行為です。残された時間は余り多くありません。     以上

    この日本をどうする?(1)アメリカの西進(現代の後退のもとを作ったもの)

    2014年06月22日            

        

    「sinjidai01shori1123.mp3」をダウンロード

    最近は夫婦そろって子育てというのが「正しい」ということになっていますが、子供は18才まで育てたら、そこで人生を終わっても良いということではありません。子供を18才まで親が育てる理由は、それ以後の人生を幸福に過ごすことができるためでもあります。

    でも夫婦で一所懸命、「子育て」をすると、子供が成人した後には悲惨な社会が待っています.これまでは女が18才まで子育てをして、男が18才以後の子供が生きていく社会を作っていました。でも、今は未来の日本を積極的に考える親はほとんどいなくなりました。

    そこで、ここでは「新時代への備え」と言うことで、私たち日本に住む親が、子供のためにどういう準備をしておかなければならないのか、かつての親父が口角泡を飛ばして議論していたことをブログを通じて整理をしていきたいと思います. もしかすると、今、女性が働くために男性が育児をしたりしていると、そのしわ寄せは実は子供が大人になったときに受けるような気もするのです.

    ・・・・・・・・・

    第一回は、今後の日本に最も大きな影響を持つと思われる「アメリカの後退」について考えてみたいと思います. 

    現代の世界に住んでいますと、アメリカは強大で世界はアメリカの支配のもとにずっと続くような気がしますが、大きな歴史の流れから言うとアメリカはすでに大きく後退を始めています.

    アメリカ合衆国は今から350年ほど前にイギリスから大西洋を渡ってきた人たちによって作られ、最初は今のニューヨークやワシントン、ボストンのあたりに集落を作ってすんでいました.

    その後、徐々に人口が増え、インディアンを圧迫しながら、「西」へと進みます.「西」=ウェスターン=フロンティア、などはほぼ同じ感じで、アメリカが膨張をもとめて西へ西へと進んだエネルギーを示しています.不思議なことにアメリカ人は、北(カナダ方面)も南(メキシコから南アメリカまで)も関心がなく、ただひたすら西を目指します。

    なぜ、アメリカ人は西に進もうとしたのか、私の解釈では、イギリスから西に逃れてきた慣性力が働いていると思います。 犯罪人ではなく、主として宗教上の理由などから、当時にイギリスからアメリカに小さい船で移動してきた人たち。今ではアメリカは巨大で富んだ国ですが、当時のイギリスは世界一の繁栄を遂げていて、アメリカはインディアンという人たちが半分、裸ですんでいる土地と思われていました.

    そこに危険を冒して移住するのですから、どうしても故郷を離れなければならない理由がある人たちと言うことになり、東の方、つまり自分たちが逃げてきた方向はj金輪際、見たくない・・・ということは西ばかりを見ていることになります.

    アメリカ人は何かにとりつかれたように西へ西へと動き出します。その最初の犠牲者がインディアン、二番目がメキシコ系の人たち、そして殺戮に殺戮を繰りかえして、アメリカ人はカルフォルニアに達します.

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    この間、メキシコとの間では「アラモの砦」という事件があり、騎兵隊が惨殺されたということで、アメリカがさらに西に進む口実を与えます。このことは歴史的に見直す必要があり、それについてはこのシリーズでも取り上げていきたいと思います。

    いずれにしても殺戮されたインディアンは数100万人とも言われ、もともと北アメリカに住んでいた穏やかな性質を持つ黄色人種はほぼ根絶やしになってしまったのです。これも世界史の中で、「アーリア人の進出と殺戮」ということで、歴史を見るときには必ず頭に入れておく必要のあることです。

    いずれにしても新大陸に逃げてきたアメリカ人は、西へ西へと進み、カリフォルニアに達し、眼下に広々と広がる太平洋を見たことでしょう。アメリカがさらに西に進むためにはこの広大な太平洋の向こうに行かなければならないのですから、普通なら、カリフォルニアで西進は終わるはずと思います.

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    今での航空機でアメリカの東海岸から西海岸に行くのに4時間もかかります。当時は幌馬車でしたから、延々、がたがたする幌馬車にのって数日間の旅を要しました.普通の気力なら、人口密度も少なく、耕地も豊富にあるのですから、あれほど大量にインディアンを殺して、少しは反省し、これ以上、他の人たちに迷惑をかけないで、自分たちはこの広い大地で生活をしていこうと思えば良かったのに、アメリカ人はそうは思えなかったのです.

    西に行かなければならない!西へ行くのは神の命令だ!と強い衝動に駆られて、アメリカ人はまもなく広い太平洋に船を出していきます.今から150年ほど前のことでした。それから世界のかなりの人はアメリカ人のためにかき回され、戦争し、苦しみの中で人生を送ることになります.

    今、アメリカをこのようなとらえ方で考える人はそれほど多くありません。まるでアメリカが太平洋を渡って日本まで来ても、不思議には思わないのです。それに対して、日本が太平洋を渡ってカルフォルニアに軍隊を送るというと「とんでもない!」と思う人が多いでしょう.

    時に歴史を振り返ることは私たちの日常での狭い視野を一気に広げてくれることがあります。「なんで、アメリカ人がこんなところにいるの?」と疑問を持つことは今後の日本のために、私たちの子供のためにとても大切なことだからです.

    (平成26620日)

        
       

    以上は「武田邦彦氏」ブログより

    この日本を良くするには、運命共同体となっている米国をまず知る必要があります。以上

    超国家・超市場論18、認識形成の「場」を構築することこそ、真の社会活動である

    超国家・超市場論18 認識形成の『場』を構築することこそ、真の社会活動である
     
    四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/05/28 PM06 【印刷用へ
    社会は、人々の共認によって形成されている。実際、この社会を動かしているのも、この社会を統合しているのも、全ては人々の共認に依っている。従って、社会を統合し直すために最も重要なのは、人々の共認内容=認識を変革し、新たな共認内容を形成してゆくことである。
    なぜなら、共認こそ人類の命綱であり、その共認内容は人類の命運を左右する(例えば、共認内容を誤れば人類は滅亡する)ものだからである。また、人々の認識さえ変えることが出来れば、それに応じて社会制度や体制を変えるのは簡単だからである。要するに、認識形成こそ、社会形成の生命部なのである。

    従って、認識形成の場に参加すること(=場を構築すること)が、求められる真の社会活動となる。実際、大衆自身の手で社会の生命部を成す共認を形成してゆく活動であるという点でも、誰に要求するのでもなく自らの手で新しい社会統合機構を構築してゆく活動であるという点でも、これこそが、真の社会活動であり、それをおいて他に真に有効な実践活動はない。
    従って、今成すべきことは、新しい社会統合機構(の中核)となるべき『認識形成の場(まつり場)』の構築に参加することに尽きる。具体的には、まつり場に入って皆の投稿に親しむこと(ロムし続けること)、そして新しい認識に得るところがあれば知人にも参加を勧め、できれば自分も発信することであり、それこそが最も豊かな唯一の実践活動である。
    (それに対して、これまで一部の「社会派」が関わってきた既存の「社会」運動や「実践」活動は、全て偽物である。それは、彼らの「運動」が、結局、社会を閉塞させただけで何の突破口も示せなかったことが証明している。それどころか、むしろ彼らこそ、この社会をここまで閉塞させた張本人なのである。詳しくは、『チンケな運動』(9050),『運動信仰を捨てて共認革命を』(9235)『現実否定の自己欺瞞』(20054),『社会運動の自己欺瞞』(20055),『観念パラダイムの逆転2』(20354)を参照して下さい。)

    要するに、認識形成こそ、社会形成の生命部であり、それだけに最も困難な活動である。しかし、本気で社会を変えようと思うのなら、まず心ある人々から率先して、認識形成の真っ只中に身を置くべきであろう。もちろん、(その様な不全発の社会派ではなく)可能性発の実現派なら、時代の可能性に導かれて何のてらいもなく新しい『まつり場』に加わってくれるだろう。
     以上は「るいネット」より

    2015年10月 4日 (日)

    カリフォルニアの貯水地が一晩で干し上がる謎の現象

    015年09月30日


    カリフォルニアの貯水池が一晩で干上がり、死んだ魚が干からびた湖底に残されるという現象が発生

    一晩で干上がったマウンテン・メドウズ貯水池

    california-dry-top.gif

    ▲ 2015年09月24日の米国 CBS News より。



    元のマウンテン・メドウズ貯水池の光景

    california-lake-runs-dry-overnight.jpg
    Strange Sounds



    カリフォルニアにあるマウンテン・メドウズ貯水池( Mountain Meadows reservoir )という貯水池が「一晩で干上がる」という現象が起きたことが報じられていました。


    魚が多数干上がった湖底で死んでいることから考えますと、逃げる間もなく、わりとあっという間に大量の水が消えたようです。


    california-lake-01b.jpg



    california-dry-02.jpg



    マウンテン・メドウズ貯水池の場所

    Mountain-Meadows-reservoir.gif
    Google Map



    カリフォルニアは、過去記事、


    カリフォルニアの干ばつは「過去1200年で最悪」であることがアメリカ地球物理学連合の調査で判明


    などでもふれているように、極度の干ばつが進行していて、それは一向に治まる気配を見せていない上に、最近の NASA の人工衛星 GRACE による観測では、カリフォルニアの干ばつは「地下にまで及んでいる」ことがわかっています。

    下は GIZMODE の記事からの抜粋です。


    米国の干ばつは地中にまで及ぶ。NASA発表の地図で一目瞭然


    今年米国カリフォルニア州などの西海岸地域では暑く乾燥した気候が続き、山火事も多数発生しました。でもこの干ばつの深刻さを理解するには、地中の状態まで見る必要があります。干ばつに襲われた地域では、地面の中まで恐ろしく乾燥しているんです。

    NASAが人工衛星GRACE のデータと地上で計測したデータを元に、土壌と地下水の水分保有状況をマップ化しました。

    このマップでは、今年9月の土壌の水分保有量を1948年~2012年の平均値と比べており、平均値より乾燥度が高ければ高いほど赤っぽい色が濃くなっています。


    とあり、その「土壌の水分保有量」を示した地図が下のものです。


    us-drought-sole.jpg


    カリフォルニア周辺が極端に土壌の水分が少ないことがわかります。

    これを見ると、アメリカ東海岸だとかフロリダとかの土壌の乾燥もかなりのものであることもわかりますが。


    このようなカリフォルニアの土壌が極端に乾燥しているという現状はありますが、だからといって、「一晩で豊富な水が消滅する」というのは、やはり、謎の現象ではあります。

    また、これは単に謎の現象というだけではなく、厳しい干ばつ下のカリフォルニアで、ただでさえ非常に貴重な「水」が消えていくという現象でもあり、今後のカリフォルニアでのこの「水の現象」は気になります。


    アメリカ CBS ニュースの記事をご紹介します。




    California Lake Mysteriously Runs Dry Overnight, Killing Thousands Of Fish
    CBS 2015.09.24


    カリフォルニアの湖が「一晩で干上がる」という謎の現象。数千匹の死んだ魚が残された


    california-lake-dry-3.jpg


    北カリフォルニアの貯水池が一晩で干上がり、数千匹の魚が死んだ件に関して、住民たちはその理由を模索している。

    釣りの穴場として知られるマウンテン・メドウズ貯水池では、多くの魚が干からびた湖で死亡して横たわっていた。

    住民のひとりは「見てくれ。どこもまだ湿っているだろ。ここにはすべて水があったんだ」と私たちに語った。

    人々は、先週の土曜日(9月19日)までは釣りをしたと言うが、その後、一晩で、貯水池の水は干上がったという。住民たちもこんな光景を見るのはこれが初めてだと言う。

    魚たちが逃げる間もなく死んでしまったということは、土曜日以降に急速に水が消失したことが考えられるのかもしれない。

    問題はそれだけではない。

    たとえば、地元の電力会社パシフィック・ガス&エレクトリック社は、この貯水池の水の権利を所有しており、水力発電にそれを使用しているが、この干ばつの状況で、貯水池の水が失われたことは大変に厳しいという。

    また、住民たちは、同じような現象が、干ばつの最中のカリフォルニアの他の地域でも起きるのではないかと懸念している。

    以上は「地球の記録」より
    不思議な現象です。地殻の変動による地割れが起きている可能性があります。以上

    欧州諸国、米国から金準備を回収

    ラジオ放送
    欧州諸国、米国から金準備を回収

    欧州諸国、米国から金準備を回収

    © Fotolia/ Darknightsky
    経済
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    13009400

    欧州各国の中央銀行は、ニューヨーク連邦準備銀行から金を回収している。結果、同行の金準備はここ数十年で最低の水準に達した。

    最初に回収請求を行なったのはドイツ。これにオランダが続き、5月にはオーストリアも倣った。エコノミストのルー・ロックウェル氏は、「連邦準備銀行から金が回収されれば世界経済には利益となる」と考えている。

    「米連邦準備制度およびその政策の支持者らは、金は金銭的な役割を果たしてはいない、と言うだろう。しかし、では問うが、なぜ連邦準備銀行にあれだけの金が保管されているのか。それも、外国の所有する金までが。ところで、帝国というものには、植民地や属国の金を本国に保管するという特徴がある。ニューヨーク連邦準備銀行から金が引き出されることには、ワシントンは非常に不満であろう。しかしそのことは、諸外国の政府の独立のためには、必要不可欠なことなのだ。一部の国は、金は無くなったのではないか、使われてしまったのではないかと恐れている。おそらく金は以前と同じ場所に今も横たわっているであろうが、それらを所有するのが誰であるかは別問題だ。私の意見では、ドイツ、オーストリアなどが金の回収を決めたことは、非常に自然なことだ。」

    ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス研究所のルー・ロックウェル総裁が述べた。



    続きを読む http://jp.sputniknews.com/business/20150914/893430.html#ixzz3lhj7Vaob

    以上は「sputnik」より
    いずれ米国は経済破綻するので、早めに金を回収するのが国益に合います。日本の安倍政権には不可能です。意気地がまるでないのです。米国の奴隷そのものです。以上

    地球を作り替えるために「悪に感謝する」こと

    2015年08月10日


    地球を作り替えるために「悪に感謝する」こと。そして、チャップリンの『独裁者』のスピーチでの理想的な人間像を真剣に想像してみること


    新約聖書『ルカによる福音書』 17章20-21節

    神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。

    また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。







    自分の心が生み出す「悪」を消滅させるには

    前回の記事などで、『幸せはガンがくれた』に出てくる、ガンを自然退縮させた方々の「言葉」に大変感動したことを書いたのですが、その感動は、当然ながら「病気が治ってよかった」というものではありません。

    この本に出てくる人々の言葉は凄絶な「気づき」を私に与えてくれました。

    この本の中には、「ガンに感謝し、ガンであることが嬉しくなってきた頃から自然退縮が始まる」というような感じの人の話が多く載せられていますが、ガンが自分の体内で起きている反応であることは事実であると同時に、ガンになる原因も、この本を読む限りは、ほとんどが「原因は自分にある」ことがわかります。

    ガンというのは全部が「自分そのもの」です。

    その、何もかも自分から始まるガンを悪だと考えること自体が、それは自己否定そのものであり、正しい態度ではないことがわかるのです。

    ガンを含めて、体に起きるすべての反応、すべての病気の原因はほとんどが自分にあり、そのすべては「回復」を示しているものなのですから、どんな病気でも症状でも、それは難しくとも、できるだけ感謝し、受け入れるべきだと思うようになったのです。

    ガン細胞
    cancer-cell4.jpg
    ctjsc.com


    私たちの人生で教えられてきた価値観は、大抵の場合は、

    「病気は悪いものが侵入して起きる悪いものだから、ひたすら憎んでよし!」

    というものだったと思います。

    「病気=自然良能」と教えられたことは、少なくとも私はないです。

    しかし、今になって知ることは、病気は自然良能であるばかりではなく、病気以外のすべてのものについても、本来の私たちの世界というのは、かつての多くの賢人たちが言うように、

    この宇宙に否定的なものや出来事は存在しない


    というのが真理だとすると、「悪いものが存在しているように見える」のは、それは「作りだしている」に他ならないはずです。

    誰が作りだしているのかということには、いろいろな意見があるでしょうけれど、最も大きな「悪の生産拠点」は「自分」だと思います。

    お化けを恐いと思う人と、全然恐くない人がいる。
    高いところが恐い人と、全然恐くない人がいる。
    残酷なシーンを見て、恐いと思う人と、全然恐いと思わない人がいる。

    恐怖の対象が、おおむね人によりバラバラであることを見てもわかるように、恐怖は「その人の中で作られる」もので、この世に絶対的な恐怖はないです。

    「不安」も同じで、この世界には本来は不安などないです。

    うーん・・・どうもうまく説明できていないですが、たとえば、冒頭に新約聖書『ルカによる福音書』17章の部分を抜粋していますが、イエス・キリストは、この箇所で、「神の国はあなたがたの中にある」と言っています。

    つまり、

    「神の国は人間の中にある」

    と、イエス・キリストは、はっきりと述べているのです。

    「神の国」とは、つまり「神々の発生源」ともいえなくはないのではないでしょうか。

    人間はその内の中に「神の発生源を存在させている」。

    自らの中に神の発生源を内包している存在である人間の中から生じるものに「悪」が入り込む余地があるでしょうか。本来、すべてが「善」のはずです。

    あるいは、それらは、

    善と悪の正体

    という記事で書きましたけれど、「相反するふたつの存在」であるのかもしれず、確かに、私たち人間の中には「悪」と「善」が対立して存在しているものなのかもしれないですが、『幸せはガンがくれた』に出てくるガン自然退縮者の方々の言葉でわかることは、

    悪に感謝すれば、悪は(本来の善の姿に戻り)消える


    ということです。

    そして、この「原則」は、病気だけではなく、「この世のすべて」について当てはまるのではないかと感じたのです。

    前回の記事

    オカ氏の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて恐怖を愛するようになったか

    で引用させていだいた、ガンの自然退縮者の沢本さんのお言葉、

    「変な言い方だけど、陶酔に変えていったのよ。痛い、だからこれは気持ちがいいというふうにしていった。痛みが気持ちいいんだって、自分に言ってたの。そうしたら、ちょっと言葉で表せないくらいなんだけど、痛みが、単なる痛みじゃなくなったの。通りいっぺんじゃないのよ」

    「どう言っていいんだか分からないけど、ともかく違うのよ、痛みが。あっ、今日も来たよ、ありがとう、ありがとうって。本当に心からね、それが思えた日に、スパッと抜けた、痛みが。本当に、見事に、スパッと抜けたのよ」

    これが、「宇宙のすべてに当てはまる」のだと確信したのです。

    感謝すれば、悪がスパッと消えると。

    その記事で私は、

    ここに至って気づいたことは、感謝するという思想の本当の意味は「すべてと一体化する」ための実践方法のひとつだということでした。この意味は、つまりは、「感謝」と「この世の正体の把握」には密接な関係があるというようなことだと思うに至ったのです。


    というようなことを書いていますが、この意味は、

    悪に感謝することができることが、この地球の性質を変化させられる最大の行動かもしれない


    と思ったということになります。

    私たちがこれから見ていく先の世界、それの呼び方は、新しい地球でも未来の地球でも新しい次元でも何でもいいのですが、地球を「まったく新しい場所」にするためには、「悪に感謝する」という感覚を掴めるまで努力しなければならないということを感じたのです。

    そして、たとえば、「未来の地球」が、日月神示にあるような、

    第21巻 空の巻 第十帖

    此の方 悪が可愛いのぢゃ、御苦労ぢゃったぞ、もう悪の世は済みたぞ、悪の御用 結構であったぞ。早う善に返りて心安く善の御用聞きくれよ。世界から化物出るぞ、この中にも化物出るぞ、よく見分けてくれよ、取違ひ禁物ぞ。


    というように「もう悪の世は済みたぞ」という世になるためにも、今こそ「悪を憎む」という概念から、何とか少しずつでも、「悪に感謝する」という方向に転換していければいいなと、少なくとも自分自身は思ったりしています。

    たとえば、中村天風さんやシュタイナーなども、「恐怖や不安は無駄なもの」とは何度も言いますが、天風さんやシュタイナーのような方なら、それを捨て去ることは簡単なのかもしれないですが、私のような不安だらけの人間には難しいことなのです。

    その私のような人間に「恐怖や不安を消す」ための具体的な示唆をしてくれたのが、本に出てきた沢本さんの言葉であり、あるいは他の方々の言葉でした。

    私たちが沢本さんたちから学んだこの気高い智恵を現実の生活に活かすためには、「ガン」というキーワードを他のものに変えればいいのだと思います。

    たとえば、私なら、

    ・恐怖に感謝する
    ・不安に感謝する


    ということを努めて実践するのです。

    最初はできないのが当たり前なのですから、それで何の問題もないです。
    重要なことは「それらを憎まない」ことだと思います。

    もちろん、すぐに何かが変わることはないでしょうが、半年、1年、10年、20年もすれば、少しは何かが変わるかもしれません。

    また、これらは「感覚的な作業」に見えるかもしれないですが、沢本さんのご体験を読めば、極めて「理詰め」の方法論であることがわかります。

    あの沢本さんの言葉は、数冊の聖典を読むほどの智恵だと思います。




    「絶望してはいけない」

    ところで、『ルカによる福音書』 17章のワンフレーズをどうして知っていたのかといいますと、1940年のチャールズ・チャップリンの映画『独裁者』の有名な6分間の演説シーンに出てくるのです。

    今の時代に見直すと、75年前よりも、むしろ今の時代に対して響く、なかなか良い内容のスピーチですので、記しておきます。

    すべてチャップリン自身によって書かれたものです。



    チャップリン『独裁者』演説シーンより

    chaplin-Great-Dictator.jpg


    申し訳ない
    私は皇帝になりたくない
    私は誰も支配したくないのだ
    できることなら助けたい
    ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も

    人類は互いに助け合うべきなのだ
    人間とは本来はそういうものなのだ
    人間は、他人の幸福を願って生きるものだ
    他人の不幸を願ったり、互いに憎み合ったりしてはならない

    この世界には全人類が暮らせる場所があり、大地は富に満ちている
    人生の生き方は自由で美しく楽しいものであるべきだ
    しかし、私たちは生き方を見失ってしまっている
    貪欲が人類を毒し、憎悪をもたらし、悲劇と流血へと私たちを行進させた

    私たちはスピードを手にしたが、それによって自分たちの意志を孤立させた
    機械は貧富の差を作り、知識を得たことにより人類は懐疑的になった
    思想だけがあって感情がなく、人間性が失われた

    賢さよりも、優しさや愛と思いやりが必要なのだ
    思いやりがないと暴力だけが残り、すべてが失われてしまう。

    飛行機やラジオが私たちの距離を縮めたが、それらの発明の本質は、人間の良心に呼びかけて、世界がひとつになれることを呼びかける力があることだ

    今も私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに届いている
    その中には、絶望している人たちもいるはずだ
    男性たち、女性たち、子供たち、罪のない人たちを拷問し、投獄する組織の犠牲者のもとにも私の声は届いている

    私の声が聞こえる人たちに言いたい

    「絶望してはいけない」

    私たちに覆いかぶさっている貪欲はやがて過ぎ去り、恐怖もやがて消える
    それらの貪欲や恐怖は、人類の進化を恐れる者たちの嫌悪なのだ

    憎しみは消え去り、独裁者の獣たちは死に絶える
    人々から奪いとられた権力は、ふたたび人々のもとに返されるだろう
    自由は決して滅ばない!

    兵士諸君!
    獣たちの犠牲になるな!
    やつらは諸君を欺き、見下し、奴隷にし、人生を操り、諸君を家畜のように追い回している
    諸君が何をして、何を考えて、何を感じるかさえも指図し、そして、諸君に対して、食べる物まで制限する者たちは、諸君を単なるコマとして扱うのだ!

    やつらは人間ではない!
    心も頭も機械に等しい!
    諸君は、そのような機械の心を持った機械人間たちの犠牲になってはならない

    諸君は機械ではない!
    諸君は家畜ではない!
    諸君は人間だ!
    心に愛を抱く人間なのだ!

    憎んではいけない
    愛されない者だけが憎むのだ

    独裁を排し、自由のために戦え!

    神の王国は人間の中にある
    すべての人間の中にあるのだ!
    諸君すべての中に神の国があるのだ!

    すべての諸君は幸福を生み出す力を持っている
    人生は美しく自由であり、素晴らしいものなのだ!
    それを創り出す力を諸君は持っている!

    民主国家の名のもとに、その力を集結させよう!
    良い世界の実現のために戦おう!
    若い人たちには希望を与え、老人たちには安定を与えよう

    獣たちも同じ約束をしながら権力を伸ばしてきた
    しかし、獣たちは約束を守らないし、これからも同じだろう
    やつらは野心を満たし、大衆を奴隷にした!

    今こそ戦おう!
    約束を実現させるために!
    世界に自由をもたらし、国境を取り除き、この世から貪欲と憎悪を追放しよう!

    良識のために戦おう
    文化の進歩が全人類を幸福に導く世界になるために戦おう

    兵士諸君!
    民主国家のために団結しよう!




    ここまでです。

    このシーンの日本語字幕版は、YouTube にもあります。
    上の訳とは少し違いますが、意味の流れとしては同じです。




    これは、当時のナチス・ドイツの独裁政治を批判したものとされていますが、どうも、今こう眺めていますと、「そういうことではないかもしれない」という気もしないでもないです。

    このチャップリンの言葉は、今の私たちの日本も含む「民主主義といわれている社会」そのものに言えることなのではないかという気もしますが、それはともかく、チャップリンもまた、

    人生の生き方は本来は自由で美しく楽しいもの


    と言っていて、そして、チャップリンは、それが「心も頭も機械のような者たち」によって、変えられてしまったとしています。

    しかし、チャップリンは、それと戦うことによって、新しい地球を取り戻すことを説いていますが、先ほどの観念でいえば、「その獣たちに感謝して、獣の存在を消してしまう」というほうが合理的なのかもしれません。

    ところで、

    「獣」

    という「心も頭も機械のような支配者」たちが、今の世の中にもいるとしたら、それは、どんな者たちだと思われますか?

    私はこの時期の、終戦や原爆の日などに、繰り返しニュースで流れる「完全に画一の受け答えをする一般の人々」を見ていて、あるいは、「負」ばかりを未来へつなごうとするこことが美化されている光景を見て考えてしまうところがあります。

    それはともかく、ごく自然な形で、ずいぶん以前から、常に私たちは「価値観を統一化されてきた」というような部分はあります。知らない間に同じ方向にならわされる。「自主的に考える」ことが認められない。

    しかし、そのことは今回の記事とは関係のない話ですので、ふれませんが、この「獣の正体」にしても、私も含めて、他人の意見ではなく、「自分で考える」ことが大事だと思います。

    それと、チャップリンは、

    > (今の人々は)思想だけがあって感情がなく、人間性が失われた

    > 賢さよりも、優しさや愛と思いやりが必要なのだ


    と言っていますが、このチャップリンの言葉から 75年経った今は、さらに、「思いやりより知識」、「思いやりより財産」の傾向が激しくなっていますが、これに関しても、『幸せはガンがくれた』に出てくる方々の言葉を読んでわかるのは、

    「どんな世の中に住んでいても、その人の心が幸せもその逆も作るのだから、自分の幸せと生きている環境は関係がない」

    ことも、より確信できた感じです。





    ガンを経て「理想的な人物像」となった女性に想う未来の地球

    たとえば、『幸せはガンがくれた』に出てくる片山さんという女性。

    小さな頃から優等生で、教室ではいつでも責任のある役割のトップを率先しておこなうタイプで、社会人になってからも、どんなに無理をしてでも頑張り、体も心もボロボロになるまで、トップクラスの営業成績を上げ続けるような人でした。

    家庭環境も、厳しい父を憎んでいたりしたこともあるような、いろいろなことがあった方ですが、ガンになった後、ふと、それらの「ガチガチに凝り固まった厳しすぎる生き方がガンにつながった」とことに気づいて、急に肩から力が抜けたそうです。

    そして、取材時には体調も良くなり、また、下のような話をするような人に「進化」していました。

    『幸せはガンがくれた』 片山紀子さんの話より

    「今は、以前の自分とはまったく違う自分を生きているような気がします。本当に、以前の私は、病気をするまでの私は、すごく闘争的だったし、格好はよかったかもしれないけれど、ひどく背伸びして、いつもぜいぜいあえいでいて……」

    「今の私は、ボケッとして、のんびりして、自分の、一本一本の手足を、確実に自分のものにして……こうやって、なんにもしないで、ひととき、ひとときをじっくり楽しみながら……もう私はガンになったのだから、こうあるべきとか、こうしなければとか、もうそういう考え方しなくてもいいのよって」

    「家族にも、父にも優しくなれて、今はなんか、やっぱりみんな幸せでいてもらいたいと、なんでもいいから幸せでいてもらいたいと、それはすごく思います」

    片山さんは他にもたくさん語られていますが、とにかく「何ちゅー悟りの境地なんだ・・・」と思わされます。驚くほどの「安寧の極地」の中にいることも読み取れます。

    先ほどのチャップリンの言葉に、

    > 人間は、他人の幸福を願って生きるもの

    というフレーズがありますが、片山さんもまた、みんなの幸せを明確に願っているという、理想的な人間に生まれ変わっている。

    「自分の心」さえ、このようになっていれば、世の中がどんな環境になろうと、やはり幸福なままだと思うんですよ。

    この片山さんをはじめ、さまざまな方々は、

    「悪(だと思っていたこと)に感謝する」

    ということを始めてから、上のような・・・「悟り」としか言いようのない境地で、新しい自分を生きている。

    今後、地球や世界の現実的な状況が、カオスに陥ったり、むちゃくちゃなことになったとしても、大事なのは、それら外部での現象ではなく、「自分の内部こそが大事」だということをご理解いただければ幸いです。

    すべての人が、片山さんのように、まず自分も幸せで、そして、他人の幸せを望み続ける毎日を送ることができる地球がやってくるかもしれない・・・ということだったら嬉しいですね。

    私自身も、世の中ぎりぎり「かもしれない」ところで、この「感謝することの意味」とを知ってよかったと思います。

    悪に感謝することは難しいかもしれないですけれど、ひとつの修行だと思っています。
    以上は「IN DEEP」より
    最近のテレビもやっと世界中の異常気象について報道するようになってきました。日本は特に鈍い動きです。米国ではすでに準備しており、何時異変が起きても驚かない状況にあります。オバマ大統領自ら米国民に現在の状況について説明しており、国民もかなり準備したようです。日本はやっとテレビで情報を流し始めた状況です。国民が自ら準備するような状況ではありません。異変が起きてからやっと気付く鈍さです。次元が低すぎるのです。以上

    2005年7月7日、ロンドンで爆破事件があり、英は監獄国家の様相を強めていくが、この事件にも謎が

    2005年7月7日、ロンドンで爆破事件があり、英は監獄国家の様相を強めていくが、この事件にも謎               

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         2012年のオリンピックがロンドンで開催されることが決まった翌日、つまり2005年7月7日にこの都市では連続爆破事件があり、その後、オリンピックまでの期間に国全体が監獄国家の様相を強めていく。2001年9月11日にアメリカで起こった出来事(9/11)に比べれば大したことはないかもしれないが、イギリス社会を大きく変化させた。

     アメリカとイギリスは2003年3月、「大量破壊兵器」という偽情報を掲げながらイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒した。他の国も参加はしていたが、全将兵の約98%はアメリカとイギリスから派遣され、事実上、米英の侵略戦争だった。

     イギリスは戦争に参加しただけでなく、偽情報の流布で大きな役割を果たしている。トニー・ブレア政権は2002年9月、「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成、その中でイラクは45分でそうした兵器を使用できると主張、アメリカのコリン・パウエル国務長官から絶賛されている。

     ところが、この報告書はある大学院生の論文を無断引用したもの。しかもイラクの脅威を正当化するために改竄されていた。2004年10月にジャック・ストロー外相(当時)が「45分話」は嘘だったと認めている。

     実は、2003年5月にはBBCのアンドリュー・ギリガンがラジオ番組でこの文書は粉飾されていると語っていた。サンデー・オン・メール紙でアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したというのだ。その後、ギリガンの情報源は特定され、7月に外務特別委員会へ呼び出されたのだが、その直後に変死する。

     自分たち嘘を暴かれたブレア政権は激怒、BBCを激しく攻撃、執行役員会会長とBBC会長を辞任に追い込んでギリガンもBBCを離れることになった。政府に屈服したBBCはプロパガンダ機関化が急速に進み、現在に至るまであからさまな嘘を平然とつき続けている。つまり、NHKと大差はないということだ。このときからファシズム化が急速に進んだということ。

     そのファシズム化をさらに促進したのがロンドンでの爆破事件。その時、イギリスでは経済関係の国際的な会議が開かれようとしていた。スコットランドで7月6日から8日にかけて開催されたG-8だ。つまり、イギリスの警戒水準は高かったのだが、そうした中、イスラエルの財務大臣だったベンヤミン・ネタニヤフもイスラエルの投資に関する会議に出席するため、ロンドンにいた。

     爆破事件の数分前、ロンドン警視庁の捜査官からネタニヤフに対して爆破攻撃があるという警告あり、彼はホテルに留まり、会議には出席しなかったと通信社のAPは伝えていた。ドイツの新聞、ビルト日曜版は最初の爆発があった6分前にロンドン支局へ警告があったことをモサドのメイア・ダガン長官が認めたとしている。

     しかし、ストラトフォーなどの情報会社によると、イスラエルは数日前から爆破に関する情報を知っていたが、警察から入手したのではない。これが事実なら、なぜ爆破を阻止する手段を講じなかったのかが問題になる。

     事件から間もなくしてザンビア在住のイギリス人、ハルーン・ラシド・アスワトが指名手配になっている。事件の首謀者と見られていた人物だが、アメリカの元検事でジャーナリストのジョン・ロフタスによると、アスワトはイギリスの情報機関、MI6と関係があり、この機関に匿われていたとしている。

     また、事件当日、バイザー・コンサルタンツなる会社は某企業のために対テロ訓練をロンドンで行う予定になっていたと同コンサルタンツのピーター・パワーは証言している。訓練の内容は実際の爆破事件と酷似していたという。実際の事件と訓練が重なるという点で、アメリカの9/11やボストンでの爆破事件と共通している。10年前にロンドンであった爆破事件にも疑問は多い。    



    以上は「櫻井ジャーナル」より
    日米英とも権力犯罪が横行する時代にあります。それだけ世の中の矛盾が深まっている裏返しでもあります。貧富の格差が広がりつつあり庶民の暮らしが悪くなってきているために庶民の不平不満を力ずくで抑えようとするために権力側が敢えてテロを起こすのです。
    先に新幹線焼死事件が日本で発生しましたがこれも2020年東京五輪のテロ対策の強化も含めて敢えて安倍政権が起こしたテロの可能性が強いのです。原発再稼働や安倍政権応援団のマスコミ批判への批判封じもあります。               以上

    自民党は何故沖縄を犠牲にし続けてきたのか

    自民党は、なぜ沖縄を犠牲にし続けてきたのか
     
    新聞会 15/07/02 AM09
    オルタナティブ通信リンクより転載します。
    ------------------------------------------
     6月23日、沖縄の戦没者を追悼する「慰霊の日」が執り行われた。


     2000年7月16日付、「琉球新報」によると、1968年11月に行われた沖縄の日本「返還」後、初の沖縄知事選挙(当時は主席公選と呼んだ)において、米国CIAが自民党の知事候補に選挙資金を援助し、自民党を勝たせるように裏工作していた事実が報道されている。

    この記事では、米国大使館から出された、「自民党にCIA資金を選挙の裏金として渡すよう」指示した、68年8月16日付の電文がスクープ掲載されている。

    CIAが「日本の政治家の買収資金を提供」するのは、「沖縄での米軍の駐留・永久化」のためであった。

    歴代自民党政権は、このCIA資金に買収され、米国の意向に沿った政策を実行する売国政権であった事が、ここでは証拠と共に明示されている。


     なお、この沖縄知事選挙で自民党幹部職員として選挙を担当していた金尚氏によると、CIAの代理人として沖縄でCIA資金2000万円の授受を担当していたのは、小泉純一郎元首相である(週刊文春2002年8月15日、22日合併号)。

    この小泉の後継者・小泉進次郎にバックアップされた安倍晋三・政権は、沖縄の米軍基地の半永久化と、集団的自衛権の行使へと向かって動き続けている。

    自民党の選挙資金の出所が、この電文には明示されている。
    -----------------------------------------
    以上です。

     以上は「るいネット」より

    やはり裏でうまい汁を吸っていたのです。米国CIAより自民党に政治資金が供給されていたことは今や常識です。売国奴ナノです。                以上

    テロを防ぐ具体的な方法・・・アメリカの本当の気持ち

    2015年02月04日            

        

    「テロを憎む」とか「テロは許せない」と言われます。あまりにも当然で、こんなことを20年も言っているのだから、テロを無くそうとはしていないことは明らかです。人というのは本当に目前のことを解決しようとすると、必死にその「方法」を考えます。

    「食べていけない」というとその社会に文句を言う先に、ともかく就職先を探しますし、子供の成績を上げようとすると「どうしたら成績が上がるだろうか」と考えます。

    つまり単に「テロを憎む」と20年も言っている状態というのは、「本当はテロをなくしたくないけれど、表面的にはできるだけ強く言っておいて、裏ではテロが発生するように行動する」ということだからです。

    アメリカは巨大な軍事産業と闇の資金を抱えていて、「常に戦争をしなければ国家が成り立たない」という状態にあります。そのために、すでに戦争が終わって70年を経るのにまだ日本や韓国に多くの軍隊を駐留させています。

    第二次世界大戦後も、ベトナム戦争、キューバ危機、アフリカ紛争、アフガニスタン、そして中東と限りなく戦争を続けています。もちろん、アメリカにとっても若者を遠い異国に駐留させ、あるいは戦争になったらその命を奪うのですからデメリットもあります。でもそれを超えたメリットがあるからこそ、戦争を仕掛けるのです。

    その典型的な例がフセイン大統領を絞首刑にしたイラク戦争でした。

    遠因となったのは9.11のニューヨークのテロ事件ですが、まずは話をスッキリさせるために9.11から始めたいと思います。このテロの犯人がアルカイーダであり、首謀者がビンラディンであるとしてアフガニスタを攻めます。ここまでは問題はありますが、一応の筋は通っています。

    しかし、当時のブッシュ大統領は国内事情と自らの支持率との関係で、どうしても戦争を拡大しなければなりませんでした。日本に住んでいて平和の中で人生を送っていると、わざわざ戦争したくないはずだという先入観がありますが、そんなことが本当なら、アメリカは自らの意思で戦争をやめることができるのですから、「お人好し」の議論をしているわけには行きません。

    アメリカが常に考えていることは、どうしたら戦争のきっかけを作ることができるかということです。その一つが「フセイン大統領が大量破壊兵器を持っている」ということでした。戦争をしたくないなら、こんな大げさなウソをつく理由はありません。

    でも、アメリカは今まで、インディアンとの戦い、スペインとの戦い、日本、そしてベトナムとの戦争でしたが、今では「テロを増やすための行動」をやっています。それが2014年(昨年)の夏にアメリカがイスラム国を空爆し、兵士6000人、民間人2000人も殺害しました。イスラム国の隣にアメリカがあるなら、まだ「自衛のため」といえますが、国連も無視して自分だけの判断で空爆をするのは「テロを増やしたい」からと考えられます。

    表面で言っていることだけを考慮するような「子供のような日本人」から脱する必要があるでしょう。

    (平成2724日)

    以上は「武田邦彦氏」ブログより

    「9.11テロ」の真犯人は、アルカイダではなくて、ブッシュ政権が自ら引き起こした権力犯罪であったことが明白になりました。こに事実は今年(2015年)3月にブッシュ元大統領とチエニー元副大統領が逮捕されて自白しています。この事実を日本の報道機関はどこも報じていません。安倍政権は困るから真実を国民に言えないのです。言えば安保法制が進まなくなるからです。ひどい政権です。   以上

    超国家・超市場論15、「認識形成の場」こそ、新しい社会統合機構の中核である

    超国家・超市場論15 『認識形成の場』こそ、新しい社会統合機構の中核である
     
    四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/05/24 AM01 【印刷用へ
    その『場』は、人々の認識欠乏に基づく評価共認が、三段階に亙って先端可能性に収束してゆくことによって、構築される。
    人々の認識欠乏に応える最初の場(=新しい適応態)が、『認識形成サイト』である。その場は、心ある人々をそこに収束させる最先端機能であり、そこに結集した人々に最大の活力を与える場ともなる。
    しかし、その様な『認識形成サイト』は(例えば、新パラダイム派のサイトや旧パラダイム派のサイトetc)無数に存在し、場(サイト)と場の間に必然的に認識闘争=評価競争が発生する。
    この認識闘争=評価競争という形の新しい同類闘争は、人々の評価共認によって収束・統合される。つまり、全ての『場(サイト)』は、人々の評価共認が形成する評価ヒエラルキーの下に組み込まれ、淘汰されてゆく。
    そして、その評価ヒエラルキーの頂点に立つ『場(サイト)』の下に大多数の人々が収束してゆくことによって、そのサイトは『統合サイト』へと脱皮してゆく。

    しかもその場は、(すでに第一段階から)答えを求めるみんなの期待が互いに感じられる場であり、その期待に応えて皆が次々に投稿するだけで、最高の『まつり場』となり、皆の最大の活力源となる。つまり、認識形成の場の構築とは、人類本来の『まつり』の再生、しかも全く新しい(集団を超えた)社会的な『まつり場』の創出に他ならない。
    このまつり場(認識形成の場)は、参加する人々が増えるにつれて、科学から芸能までを包摂した人類の鑑(かがみ。知の結晶)に成長してゆく。そして、それは最終的には万人をその下に収束させた人類の最先端機能となり、同時に人類の最大の圧力源=活力源となる。
    そして、それこそが、新しい社会統合機構(の中核)となる。

    この最先端機能たる『統合サイト』に働く、人々の評価共認が作り出す最先端価値=評価指標は、もはや「お金」ではない。「交換」という場からやがて「お金」が登場した様に、認識形成の「協働」という場からは「資格」という評価指標が登場することになる。
    なぜなら、数百万人もの人々が、一つのサイトに投稿すれば、ごく一部しか見ることが出来ない。従って統合サイトは、地域(3千人)→地区(10万人)→地方(300万人)→中央(1億人)へとヒエラルキー化されざるを得ず、各段階への投稿資格が不可欠になる。おそらく、皆の評価に基づく投稿ポイントetcが資格認定の補助指標となり、与えられた資格が評価指標となる。
     以上は「るいネット」より

    2015年10月 3日 (土)

    NASAが行った火星に関しての重大会見から改めて見る「宇宙探査の無駄」

    2015年09月29日


    赤い月と赤い惑星が出会った9月28日: NASA が行った火星に関しての重大会見から改めて思う「宇宙探査の無駄」

    red-moon-mars.png



    5年ぶりの事前アナウンス会見らをした NASA の「事情」

    「赤い月+スーパームーン」が世界の半分くらいの地域で観測された 9月28日の夜、 NASA は「赤い惑星」とも呼ばれる火星に関しての「重大会見」を開くことをアナウンスしていました。

    事前に記者会見の内容をアナウンスするのは比較的珍しいことで、「それだけ特別なものですよ」というようなニュアンスを漂わせていたのですが、その結果は、


    火星に流れる水が存在する可能性がある



    という、予想通り「空気のような」内容の会見でした。

    本当に何の衝撃もない発表内容で、報道もそれほど大きな扱いではないのは、誰にとっても予想をはるかに下回るインパクトだったからかもしれません。

    私などは、むしろ、「衝撃的なほど陳腐」であることに衝撃を受けた部分はあります。

    しかし、逆に、


    「なんでこんなものを『特別記者会見』的なイベントにしなければならなかったのだろう」


    と、ふと思いました。

    何だか焦りにも似た不思議な感覚を受けました。

    それで、少し報道を探したりしていましたら、9月21日のニューヨーク・タイムズの下の記事を見つけました。


    nasa-budget-01.gif

    ▲ 2015年09月21日の米国ニューヨーク・タイムズより。



    「ああ、この問題も多少関係あるのかもしれない」


    と思いましたので、このニューヨーク・タイムズの記事を最初にご紹介しておきたいと思います。
    意見記事です。




    Starving NASA’s Budget
    NY Times 2015.09.21


    予算不足にあえぐ NASA


    当紙の 9月8日の論説「予算の戦いは NASA に害を与える」は、アメリカの政府予算の不確実性が NASA のプロジェクトのコストを増大させ、それが与えるマイナスの影響がいかに深く大きなものかを述べたものだ。

    1990年代の半ば以来、NASA はアメリカ議会からの予算の検討に関して、強い圧力を受け続けている。

    その結果、NASA のプロジェクトの資金調達に関して、日々の不確実性をもたらし、ミッションの目標を超えた長期的な不確実性をもたらしている。

    そして、それは、NASA の職員たちに対して、徒労を増大させ、職員たちの士気の喪失にもつながっている。

    NASA は、単に宇宙ミッションを作り出す工場ではない。

    アメリカの非軍事部門と、非医療研究のための中枢部なのだ。

    NASA の飛行計画や宇宙研究プログラムの数々は、例えば、宇宙ベースの研究をおこなう際には事実上、アメリカの国内すべての科学技術専門家たちと連携する。

    NASA と契約する独立した科学団体は、それらの団体が研究できる範囲の技術を持っており、そして、プロジェクト管理や資金調達などを NASA に依存している。

    現在のように、常に短期的な予算編成の目標を達成するために NASA が常に予算不足にあえいでいる状態は、長い目で見れば、アメリカ経済にとって良くはない。それは、私たちアメリカの科学技術研究をリードするコードを破壊されてしまっている状態だといえる。

    NASA がおこなっていることをおこなえるのは NASA だけであり、代替え機関は存在しないのだ。だからこそ、NASA は長く、アメリカの誇りであり続けるのだ。





    ここまでです。

    NASA の予算不足は長い歴史がありますが、しかし、予算不足とはいっても、アメリカの宇宙開発の年間予算は、日本などとは比較になりません。

    NASA の政府予算は以前より減ってはいますが、それでも現在でも、ざっと2兆円ほどあります。

    ただ、以前と比べますと、かなり予算が減ってきているのは確かなようです。


    NASA の予算の推移

    NASA-Budget-Federal.gif
    Budget of NASA



    NASA が設立した 1958年と、アポロ計画の際に最も予算が多かった 1966年とも、そして、昨年の予算を比較しますと、次のようになります。

    金額はすべて現行のドルの価値に換算されたものです。


    1958年
    7億3200万円( 878億円 / 政府予算における割合は 0.1%)

    1966年
    435億ドル( 5兆2264億円 / 政府予算における割合は 4.41%)

    2014年

    176億ドル( 2兆1176億円 / 政府予算における割合は 0.5%)




    ところで、NASA は 2010年にも、今回と同じような「事前アナウンスした大々的な発表」をおこなっています。

    その時は「まったく新しい生命」に関しての発表でした。

    覚えていらっしゃるでしょうか。


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    2010年の NASA の前例「まったく新しい生命の発見」のその末

    これは、2010年の記事、


    地球上で見つかった「炭素ベースではない」まったく新しい生命: NASA による発表が行われる予定
     2010年12月03日


    で、宇宙専門メディア「デイリーギャラクシー」の記事をご紹介したものです。

    その冒頭は以下のようなものでした。


    「驚異の発見: NASA が新たに発見された「 DNA ベースではない生命形態」の発表をおこなう」 より
    Daily Galaxy 2010.12.02


    NASA が本日驚くべき発表をする予定だ。

    米国カリフォルニアにある湖、モノ・レイクの有毒性のヒ素水の中から、現在の地球上に住んでいるあらゆる生物とは、いかなる生物学的素材を共有しない新しい生物形態を発見したのだ。

    これは、この天の川銀河、そして、それを越えたすべての宇宙の生物の概念を変えるものだ。

    今、私たちにとっての宇宙は「突然」変わった。

    既知の、そして未知を含む何兆にも及ぶであろう宇宙の星の数々にいるかもしれない、あらゆる生物の形態が私たちの前に広がろうとしている。

    12月2日におこなわれる科学会議で、 NASA の科学者フェリサ・ウォルフ‐シモン氏は、こんにち我々が知っているものとはまったく違う形態のバクテリアを発見したことを発表する。このバクテリアは、リンではなく、ヒ素を使う。


    というように、

    > 今、私たちにとっての宇宙は「突然」変わった。

    などという、とんでもなく大きな発表のような響きがあります。

    私たちにとっても、何だか「この世の概念が変わる」ような期待感がありました。

    そして、その NASA の発表は予定通りに行われました。


    ところが、その2年後・・・。


    2012年7月の In Deep には下のタイトルの記事が踊りました。


    nasa-life-2010b.jpg

    ▲ 2012年07月10日の記事「NASA が 2010年に大々的に発表した「新しい生命」は「普通の地球の生物」であることが判明」より。



    発表から2年後の 2012年、アメリカの科学誌サインエンスなどに、スイス連邦工科大学チューリヒ校と、米国プリンストン大学のそれぞれの研究チームが、


    あれは単なる普通の生物



    だとする論文を発表して、NASA の見解が完全に否定されてしまったのです。

    その時に翻訳した記事の冒頭部分をご紹介します。


    Biznes Portal
    2012.07.09

    NASA の科学者たちの地球上での生命についての発見は完全に間違っていた

    欧米のふたりの科学者が、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが発表した仮説を否定する論文を米国の科学誌に発表した。

    NASA の研究チームは、ヒ素を生存に利用する細菌を米国のモノ湖で発見し、これが地球外生命の探索に影響すると 2012年12月に発表したが、今回これを全面的に否定する複数の論文が発表され、NASA の発見した生命は新しい形態の生命ではなかったことがわかった。

    発表は、スイス連邦工科大学チューリヒ校と、米国のプリンストン大学のそれぞれの研究チームにより発表された。


    > NASA の発見した生命は新しい形態の生命ではなかったことがわかった


    ということになり、結局、あの会見の興奮は「なかったもの」のような存在となってしまいました。


    その細菌は GFAJ-1 と名づけられたもので、これが新しいタイプの生命であることが否定された経緯などは、GFAJ-1 - Wikipedia などにも書かれています。

    この 2010年の時のことに関してはともかく、今回の「火星」についてのアナウンスをした「背景」に関して、以前の記事から思い当たる部分があるのです。

    たとえば、現在、「火星探査」そのものが、予算的に非常に厳しい立場に置かれている可能性があるのです。





    火星と手を切りたがっているアメリカ政府

    2012年2月に、


    米国政府が NASA 火星計画の予算を停止。米国の火星ミッションが事実上終了へ
     2012年02月29日


    という記事を書きました。

    今はそれから3年経っていますので、現状はよくわからないですが、2012年の時点で、アメリカ政府は「火星探査を継続する意志はない」ことを表明していたようです。

    これは当時の AP 通信に書かれていたもので、2012年2月の時点で、


    ・ホワイトハウスは 2016年と2018年に予定されていた NASA の火星計画への予算計上を中止。
    ・2012年の無人探査機キュリオシティの打ち上げは行われる。
    ・太陽系探査の優先順位を「火星から木星の衛星エウロパ」に変更。
    ・火星への有人飛行計画は、白紙(多分消滅)。
    ・欧州宇宙機関等は、中国とロシアに火星計画を持ちかけている。



    ということになったことが記事に書かれています。

    どうして、こういうことになってしまったかというと、いろいろな意味はあるのでょうけれど、


    「 NASA の火星ミッションが誰にも魅力的に映らなくなっている」


    という部分はあると思います。

    特に、科学者たちではなく、私たちのような一般人から見て、魅力的に見えない。

    アポロ計画のように、アメリカ人、あるいは世界中のみんなに支持されて、喜ばれたようなものとは違い、「無人探査機が淡々と砂と石の上を移動するだけ」(にしか見えない)ような火星探査は、一般の人々にはさほど支持されていないように思えます。

    火星に化石の痕跡などを探して記事にしている、アメリカの The Oldest Human Skull というブログの 2012年2月28日の記事には、下のように書かれていました。


    ホワイトハウスのメッセージ: 「バイバイ火星。もはやこれまで」より

    火星探査に対しての予算削減の理由は経済的な理由だけによるものではない。

    簡単にいうと、NASA は火星での生命の発見に事実上失敗しているが、それが最大の原因だ。

    科学者たちは長い間、火星で実際の生命を発見することのないまま、議論上だけで「生命が存在する可能性」を延々と語ってきた。

    そして、多大な資金が火星探査に費やされてきた。

    それなのに、今でもなお、NASA は「火星探査のミッションは火星の生命を探すためではない」とアナウンスし続けている。

    そして、科学者たちと NASA は公共の資金から搾り取れるだけ絞り取ってきた。


    今回、NASA が「水」についての発表をしたのは、「流れる水の存在 → 生命が存在する可能性」ということを「人々に連想してもらおう」としたのかもしれないですが、水じゃ、もうダメなんですよ。水では。

    たとえば、1970年代の探査機バイキングの時から、


    火星では、季節ごとに緑の空間が出現したり消えたりしている



    ことが、定点撮影の写真で確認されています。

    下の写真は火星探査機オポチュニティが撮影したものですが、このようなものです。


    mar-green-02.jpg


    この緑に植物的な意味合いがある可能性(特に、菌類と藻類からなる地衣類という生命)について、フレッド・ホイル博士が述べていたことなどを含めて、以前、


    NASA の火星無人探査計画が無駄な理由
     2012年08月12日


    という記事を書いたこことがありましたが、そこに 無人火星探査機バイキングが行った「ラベル放出実験」などのいくつかの「火星の生命の探査実験」のことを書きました。

    そして、それらを含めて、 NASA の火星を含めた宇宙探査の歴史を振り返ると、


    「 NASA は、本気で火星で微生物を発見しようとはもはや思っていない」


    と思えて仕方なくなったのです。





    パンスペルミア説から見れば、火星には100%生命は存在する

    この見出しの通り、パンスペルミア説のように、宇宙の中を生命の種子が満遍なく行き渡っているならば、どういう形の生命かは別としても、火星に生命が「いない理由がない」わけです。

    火星には薄いながら大気が存在し、いや、地球の苛酷な環境に生きている「極限環境微生物」と呼ばれる生命たちを見れば、大気さえも必要ない生物など、数多くいます。


    [参考記事] 無酸素状態の湖の中で発見された「スーパー」バクテリア


    あるいは、地球には、「極限乾燥耐性生物」という、「カラカラに乾いても死なない」生物などもたくさんいます。


    この世に存在する生命というのはすごいのです。


    どんな環境の場所でも、たとえ水も酸素のない場所でも生命は生きられる、あるいは、生きられる生命がいる、のが生命の世界の真実であって、そこから考えると、超高熱の惑星などを除けば、生命はそこで生きることができるメカニズムを持っています。


    多分、NASA の科学者たちは、その生命の持つ「強靱さと多様性」を信じていない。


    そして、多分「宇宙は全体として生命に満ちている」ことを信じていない。


    その観点からは、どんなに予算をつぎ込んでも、どんなに高度な観測機器があったとしても、その探査はひたすら無駄であると思います。

    水があるとかないとかが問題ではなく、生命存在の根本を見つめない限り、つまり、自分たちも今、おびただしい生命に囲まれて生きている、という感覚を宇宙にも当てはめないと始まらないような気がします。

    これは NASA だけではなく、宇宙探査に関わるすべてに当てはまることだとは思いますが。

    そして、そういう観点から見ますと、宇宙探査という行為そのものが終焉の方向に向かってもいいのではないかとも思うことがあります。


    外に宇宙を見ている限り、宇宙の本当の姿は見えないような気がします。

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    以上は「IN DEEP」より
    予算獲得のための苦肉の策だったのでしょう。いずれ中国などに追い越されることになるでしょう。以上

    ニューヨークの世界貿易センタービル跡に「二重の虹」が現れた9月11日の翌日・・・

    015年09月12日


    ニューヨークの世界貿易センタービル跡に「二重の虹」が現れた9月11日の翌日、過去のシュミータに何が起きていたかを「完全調査」してみました

    平和を買いに行くけど それは高くつく
    開発地区は いつでも夕暮れ
    夜になれば 風が彼らをふぶく

    ゼルダ『開発地区はいつも夕暮れ』(1982年) / YouTube




    ニューヨークのツインタワー跡に「二重の虹」が現れた2015年の9月11日

    昨日 9月11日に、2001年9月11日の同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地の空に「二重の虹」がかかりました。

    2015年9月11日 ニューヨーク
    nyc-rainbow.jpg
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    なんだかすごいタイミングだなあと思いつつ、「虹」は、過去記事、

    宇宙にも地球にも「虹の現象」が広がっている。そして、その虹はイスラエルの伝説では「地獄の釜」の象徴でもあり
     2015年06月24日

    などで書きましたけれど、イスラエルの伝説では、

    「虹が見えればその下は地獄の釜」

    ということで、少なくとも、イスラエルにおいては、虹はそれほど縁起のいいものではないというようなことも書いたことがあります。そして、上の記事を書いた今年の6月は、世界中で虹が頻発していました。

    最近は、そのイスラエルやユダヤ教の関連のことを書くことが多いですが、一応時事ということで、今回もやや関係があります。





    直近5回のシュミータの年に何が起きていたか

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    最近の記事、

    シュミータとは何か?:ユダヤ教のラビ、ジョナサン・カーンが語る「市場の崩壊、国家の盛衰、戦争、高い塔、9/11…etc」との関係についての全語録。そして「2015年9月13日の意味」
     2015年09月03日

    あたりから書いています、ユダヤの安息年である「シュミータ」が終了する日(9月13日)が近づいています。

    記事を書くまでシュミータのことは知らなかったのですが、確かに7年ごとのシュミータに起きたことを振り返りますと、その年に「世界の経済と金融を大きく動かす」出来事が数多く起きていたことがわかります。

    たとえば、1901年からの過去百十数年のうち、1973年までは、100 Year Shmita Cycle (100年のシュミータのサイクル)というページによりますと、以下のようになります。



    1901年から 1980年までのシュミータの年に起きた代表的な出来事

    1901-1902年
    ・アメリカ株式市場の暴落。時価総額の46%が消滅

    1916-1917年
    ・アメリカ株式市場の暴落。時価総額の40%が消滅
    ・ドイツ、オーストリア・ハンガリー、ロシア、オスマンの各帝国が崩壊

    1930-1931年
    ・アメリカ史上で最悪の株式市場の暴落が発生。時価総額の86%が消滅
    ・世界大恐慌

    1937-1938年
    ・アメリカ株式市場の暴落。時価総額の46%が消滅
    ・世界的な景気後退

    1944-1945年
    ・ドイツ帝国の終焉
    ・世界の超大国としてのアメリカが確立
    (補足)日本への原爆投下、世界貿易センタービルの構想

    1965-1966年
    ・アメリカ株式市場の下落。時価総額の23%が消滅
    (補足)世界貿易センタービルの建築が始まる(2001年に完成、2011年に崩壊。共にシュミータ)

    1972-1973年
    ・アメリカ株式市場の暴落。時価総額の48%が消滅
    ・世界的な景気後退
    ・アメリカで中絶の合法化が可決




    というように、確かに、近代史の中での「混乱」は、7年ごとのシュミータのサイクルに起きていることがわかります。

    では、「直近はどうだったのだろう」と思いました。上の1980年以降の7年ごとのシュミータサイクルに何が起きていたのかと思ったのです。

    1980年以降、現在までに、5回のシュミータの年がありましたが、土曜日の上に、子どもが祖母のところに遊びに行っていまして時間もありましたので、その年に何が起きていたのかを調べてみようと思いました。

    最初はメモ程度にやろうとしたものなんですが、最近の傾向として、調べ出すと、どんどん拡大していく傾向にあります(長野県の記事などがいい例です)。

    経済的なことだけではなく、その年に起きた大きな事故や自然などの災害も含めてリストにしていきますと、何だかとんでもなく膨大なリストになってしまいました。

    すべて載せるのもどうかと思いもしましたが、取捨選択するラインもないですので、一挙に載せます。

    とんでもなく長いですが、お許し下さい。

    なお、安息年シュミータは、今年は 2014年9月25日から 2015年9月13日までの1年間ほどとなっていますが、ユダヤ暦でおこなわれますので、毎年違いまして、10月までなどの年もあるのですが、ここでは、9月から9月の範囲で調べました。

    印象的な出来事は太字としています。
    ここからです。



    最近5回のシュミータで何が起きたか

    jewish-calendar.gif
    ・100 Year Shmita Cycle


    2014年9月 - 2015年9月のシュミータ(2014年9月25日 - 2015年9月13日)

    [2014年]
    10月08日 皆既月食
    11月03日 911の世界貿易センタービル跡地に新しいビルが完成
    12月28日 インドネシア / エアアジア8501便が墜落(死者162人)

    [2015年]
    01月03日 ナイジェリア / 過激派ボコ・ハラムが、1月7日までに2,000人以上の人々を殺害
    01月07日 フランス / シャルリー・エブド襲撃事件(12人死亡)
    02月04日 台湾 / トランスアジア航空235便墜落(43人死亡)
    03月13日 バヌアツ / サイクロン「バム」で44人が死亡
    03月18日 チュニジア / バルド国立博物館での銃乱射事件(22人死亡)
    03月24日 フランス / ジャーマンウイングス9525便墜落(150人死亡)
    04月02日 ケニア / 過激派によるガリッサ大学への襲撃事件(147人死亡)
    04月04日 皆既月食
    04月25日 ネパール地震(M7.8)発生。 9000人以上が死亡
    06月25日 シリア / ISの戦闘員がシリアで220人を殺害
    06月25日 チュニジア / 観光地スースで乱射。外国人観光客40人が死亡
    06月27日 クウェート / クウェートシティでモスク爆発(27人死亡)
    06月30日 インドネシア / インドネシア空軍機がメダンに墜落(143人死亡)
    07月01日 ギリシャ債務危機が公となり始める
    08月12日 中国 / 天津で倉庫が爆発(死者は中国当局発表で150人)


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    08月17日 タイ / バンコク・エラワン祠で爆発事件(23人死亡)
    08月下旬~ 世界同時の株価の暴落。中国経済クラッシュの懸念が台頭
    09月10日 日本 / 栃木、茨城、宮城などで未曾有の豪雨と洪水
    09月11日 サウジアラビア / メッカでモスクに巨大クレーンが転倒。107人死亡
    09月12日 アメリカ / 世界貿易センタービル跡地上空に「二重の虹」




    2007年9月 - 2008年9月のシュミータ

    [2007年]
    09月12日 インドネシア / 2007年スマトラ島沖地震(17人死亡)
    09月16日 タイ / ワン・トゥー・ゴー機269便墜落(90人死亡)
    09月18日 ミャンマー / 2007年ミャンマー反政府デモ(死者行方不明105人)
    10月19日 パキスタン / ブット首相を狙った爆弾テロ(136人死亡)
    10月20日 アメリカ / カリフォルニア州の山火事で100万人が避難
    11月03日 パキスタン / 全土に戒厳令が敷かれる
    11月13日 アフガニスタン / マザリシャリフで自爆テロ(50人死亡)
    11月14日 チリ / トコピヤでマグニチュード8.2の大地震
    11月18日 ウクライナ / ザシャコ炭鉱で同国史上最悪の炭鉱事故(101人死亡)
    11月30日 トルコ / アトラスジェット機4203便が墜落(56人死亡)
    12月27日 パキスタン / ブット首相暗殺
    12月31日 ケニア / 暴動で200人以上が死亡

    [2008年]
    01月11日 イラク / バグダッドで観測史上はじめて雪が降る
    01月21日 日本を含むアジア各国の株式市場が暴落
    01月25日 中国 / 同国史上最悪級の吹雪で 133人が死亡
    02月05日 アメリカ / 大規模竜巻で同国史上最悪の被害(55人死亡)
    02月05日 アメリカ / ニューヨーク証券取引所で株価が暴落
    02月20日 アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアで皆既月食
    02月22日 ベネズエラ / サンタバーバラ航空機518便が墜落(46人死亡)
    03月01日 ガザ地区 / 2005年以来最大級の空爆でパレスチナ人52人が死亡
    03月14日 チベット自治区 / 中国政府に対しての暴動で18人が死亡
    03月15日 アルバニア / 銃の工場で爆発し 30人以上が死亡
    04月10日 ダライ・ラマ14世が日本とアメリカを訪問
    04月25日 スリランカ / テロと考えられる路線バスの爆発(26人死亡)
    04月28日 中国 / 山東省で列車事故(71人死亡)
    05月01日 ボリビア / 日本人とイスラエル人観光客が交通事故(13人死亡)
    05月02日 ミャンマー / 大型サイクロンにより 13万3000人が死亡
    05月12日 中国 / 四川大地震(M 8.0 )発生。約6万9000人が死亡
    05月13日 インド / ジャプール州で連続爆弾テロ。63人以上が死亡
    05月15日 ナイジェリア / 石油パイプラインの爆発で 100人以上が死亡
    06月10日 スーダン / スーダン航空旅客機が着陸に失敗し、100人以上が死亡
    06月14日 日本 / 岩手県で地震(M6.9)。12人が死亡
    06月22日 フィリピン / 大型客船が沈没し、800人以上が行方不明
    07月07日 アフガニスタン / カブールで自動車爆弾によるテロ(58人死亡)
    07月11日 原油の先物価格が147ドルを超え史上最高値をつける
    07月25日 インド / 複数の州で爆弾テロ。45人が死亡
    07月27日 トルコ / 連続爆弾テロで 17人が死亡
    07月28日 イラク / 複数の場所で爆弾テロ(48人死亡)
    08月01日 カナダ、ロシア、モンゴル、中国北部などで皆既日食
    08月03日 インド / ヒンドゥー教の寺院で人が殺到し162人が死亡
    08月08日 中国 / 北京オリンピック
    08月08日 グルジア / 南オセチア紛争勃発。ロシアとグルジアが戦闘状態に突入(死者数は両軍合わせて397人)
    08月20日 スペイン / スパンエア機5022便が墜落(154人死亡)
    08月24日 イラン / アーセマーン航空6895便が墜落(68人死亡)
    09月06日 エジプト / カイロ近郊で大岩が崩落。90人が死亡し、推定 500人以上が生き埋めに
    09月07日 ハリケーン「ハンナ」により、アメリカとハイチで536人の死者
    09月12日 アメリカ / ロサンゼルスで地下鉄が貨物列車に衝突(25人死亡)
    09月12日 ロシア / アエロフロート機821便が墜落(88人死亡)
    09月15日 アメリカ / 投資銀行リーマン・ブラザーズが連邦倒産法第11章の適用を申請し、経営破綻(リーマンショック)


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    ・日本経済新聞


    09月20日 パキスタン / イスラマバードでトラック爆弾テロ(60人死亡)
    09月29日 アメリカ / 金融安定化法案が否決
    09月29日 アメリカ / 株式市場で史上最大の下落。世界は金融危機に




    2000年9月 - 2001年9月のシュミータ

    [2000年]
    09月11日 日本 / 東海豪雨。東海地方を中心に10人が死亡
    09月26日 ギリシャ / パロス島近海でフェリー火災により80人が死亡
    10月12日 イエメン / 米国軍の戦艦にアルカイダが自爆テロ。米兵17人が死亡
    10月20日 日本 / 協栄生命保険が経営破綻。戦後最悪の規模の倒産
    10月31日 台湾 / シンガポール航空006便が墜落(83人死亡)
    11月11日 オーストラリア / ケーブルカー火災事故(155人死亡)
    12月24日 インドネシア / 各所のキリスト教の教会で爆弾テロ(18人死亡)
    12月25日 中国 / 河南省洛陽のショッピングセンターで火災。309人が死亡
    12月30日 フィリピン / マニラで連続爆弾テロが発生し、22人が死亡

    [2001年]
    01月26日 インド / グジャラート州で地震。約2万人が死亡
    02月13日 エルサルバドルで地震。400人以上が死亡
    03月02日 英国 / BBCテレビセンターで爆弾が爆発
    05月24日 イスラエル / エルサレムのベルサイユ結婚式場が崩壊(23人死亡)
    07月21日 日本 / 明石花火大会の歩道橋で群衆事故(11人死亡)
    08月09日 イスラエル / エルサレムのレストランをパレスチナ過激派が攻撃(15人死亡)
    09月01日 日本 / 新宿歌舞伎町の雑居ビル火災(44人死亡)
    09月11日 アメリカ同時多発テロ(死者3,000人以上)


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    09月21日 フランス / トゥールーズで化学工場が爆発(29人死亡)



    1993年9月 - 1994年9月のシュミータ

    [1993年]
    09月04日 日本 / 台風13号による豪雨で鹿児島で大きな被害(46人死亡)
    09月22日 アメリカ / アラバマ州で巨大な橋が崩壊して47人が死亡
    09月30日 インド / マハーラーシュトラ州で大地震。数万人が死亡
    10月03日 ソマリア / 米軍とソマリア人の戦闘で 1,000人以上の死者。米軍も73人が捕獲される
    10月10日 韓国 / 釜山でフェリーが転覆(292人死亡)
    10月21日 ブルンジ / 2005年まで続くブルンジ内戦が始まる
    11月11日 スリランカ内戦始まる(死者 400人以上)
    11月20日 マケドニア / ヤコブレヤク機42便が墜落(115人死亡)
    12月14日 日本 / 記録的な米不足により、政府は外国からの米の輸入を決定
    12月30日 イスラエルとバチカンが外交関係を確立

    [1994年]
    01月17日 アメリカ / 西海岸で地震(M6.7)。72人が死亡。
    02月24日 セルビア / マルカレの虐殺(市場への砲撃事件)で 68人が死亡
    03月01日 アメリカ / ニューヨークで単独犯によるユダヤ人14人の殺害事件
    03月27日 アメリカ / アラバマ州の竜巻で22人が死亡。この年はアメリカ史上最大の竜巻の発生数を記録
    04月07日 ルワンダの虐殺が始まる(死者は最終的に100万人以上)
    04月26日 日本 / 中華航空140便が名古屋空港で墜落(264人死亡)
    06月27日 日本 / 松本サリン事件(死者8人、重軽傷者660人)
    07月08日 北朝鮮 / 初代主席の金日成が死亡
    07月16日 木星に彗星(シューメーカー・レヴィ第9彗星)の分裂した核 21個が相次いで衝突


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    FIRST LIGHT


    07月18日 アルゼンチン / ブエノスアイレスにあるユダヤ相互扶助協会(AMIA)が襲撃され、ユダヤ人85人が死亡
    09月08日 アメリカ / アメリカ航空427便が墜落(132人)
    09月28日  エストニア船籍のクルーズ船がバルト海で沈没(852人死亡)




    1986年9月-1987年9月のシュミータ

    [1986年]
    09月06日 トルコ / イスタンブールでテロにより22人死亡。この日は安息日
    09月15日 韓国 / 同国史上最大の捜査(動員数167万人)がおこなわれた華城(ファソン)連続殺人事件が始まる(犠牲者は10人)
    10月03日 ソ連海軍の原子力潜水艦が、バミューダ沖で原子炉の暴走事故
    10月10日 エルサルバドルで大地震。推定死者数 1,500人
    11月06日 英国 / サンバラ空港で、民間のヘリコプター事故として史上最悪の45人の死者
    11月21日 日本 / 伊豆大島の三原山の噴火で全島民が島外に避難
    12月31日 プエルトリコ / デュポンプラザホテルで大火災(97人死亡)

    [1987年]
    01月17日 日本初の女性エイズ患者が確認される
    02月07日 岡 靖洋のユニット、セルフ23の初公演
    (これはどうでもいいだろ)
    02月23日 超新星爆発によるニュートリノが初めて観測
    08月16日 アメリカ / ノースウエスト航空255便墜落(156人死亡)
    08月31日 タイ / タイ航空365便墜落(83人死亡)
    09月23日 皆既日食




    1979年9月 - 1980年9月のシュミータ

    [1979年]
    09月22日 南大西洋で謎の大爆発(ベラ事件 / Vera Incident )。南アフリカとイスラエルの核実験と推定
    10月28日 日本 / 長野県の御嶽山が有史以来の噴火
    11月04日 イランのアメリカ大使館人質事件
    11月20日 サウジアラビア / アル=ハラム・モスク占拠事件(死者125人)
    11月28日 ニュージーランド航空901便墜落(257人死亡)
    12月12比 コロンビアで大地震(259人死亡)
    12月12日 韓国 / 粛正クーデター。全斗煥が軍の実権を掌握
    12月24日 ソ連のアフガニスタン侵攻(1989年までに、ソ連兵1万4000人以上が死亡、アフガン側はその数倍の死者)

    [1980年]
    01月09日 サウジアラビア / メッカで63人のイスラム武装勢力が斬首される
    01月21日 コロンビア / 闘牛場が崩壊。200人以上が死亡
    01月31日 グアテマラのスペイン大使館が放火され、36人が死亡
    02月02日 アメリカ / ニューメキシコ州率刑務所で暴動(33人死亡)
    02月16日 北アフリカと西アジアで皆既日食
    03月18日 ロシアのプレスツクス宇宙センターでロケットが爆発(50人死亡)
    04月25日 英国 / ダン・エア航空機1008便が墜落(146人死亡)
    05月18日 アメリカ / セント・ヘレンズ山の大噴火(57人死亡)
    05月18日 韓国 / 光州事件(民衆の蜂起)。デモ参加者 20万人以上。死者行方不明 649人


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    光州事件から35年 1980年5月、韓国の街は戦場だった


    06月23日 アメリカ / 熱波で、9月までに 1700人が死亡
    06月26日 パレルモ / イタビア航空870便が墜落(81人死亡)
    07月30日 イスラエル / エルサレム法(原稿のイスラエルの法律)制定
    08月02日 イタリア / ボローニャ駅で爆弾テロ(85人死亡)
    08月14日 日本 / 富士山で大規模な落石(12人死亡)
    08月16日 日本 / 静岡駅前の地下街でガス爆発(15人死亡)
    08月19日 サウジアラビア航空163便で火災発生(301人死亡)
    09月22日 イラン・イラク戦争勃発(推定戦死者は両軍合わせて 112万人~140万人)
    09月26日 ドイツ / ビール祭り会場で爆弾テロ(13人死亡)





    以上です。

    こう見ると、特に、2008年という年は大激動の年だったことがわかります。

    思えば、私がブログを書き始めたのも、2008年でした。

    あと、まあ、どうでもいいことですが、私が劇団のようなものの最初の公演をおこなった(1987年2月)のはシュミータの年で、活動停止をしたのは次のシュミータ(1994年)だったことを今にして知ります。





    世界は真っ黒? それとも真っ白?

    補足として、この 1980年は、11月29日に川崎市で、いわゆる「金属バット殺人」が起きたり、12月08日には、ニューヨークでジョン・レノンが射殺されたりといった衝撃的な事件が相次ぎました。

    前回の、

    中東とイスラエルの「赤い朝」の光景も含めて、何となく漂う「終末感」を感じて過ごす安息年の9月11日
     2015年09月11日

    という記事では、「最近感じている終末感」みたいなことを書いたのですが、上の一覧の出来事を書き記した後におぼえたのは、やはり一抹の終末感だったりするわけでした。

    そんな中で、昨日今日と、ふと何十年かぶりに聴いていたのが、1980年代から 90年代に活躍していた ZELDA(以下、ゼルダと表記)という日本の女性ロックバンドの最初のアルバムでした。

    冒頭に書いた文章は、その中の歌のひとつ「開発地区はいつも夕暮れ」という曲の歌詞です。

    ゼルダは、歌の多くを作詞したサヨコさんという人の作詞力に天才的な部分があるバンドでもありました。

    これらの曲の作詞をした頃のサヨコさんは、まだ中学生くらいだったと思いますが、その歌詞には感心したものです(私は 10代の時に、メジャーデビュー前のゼルダのライブを観ています)。

    下の歌詞も同じアルバムに入っているもので、30年前も大変に感心しましたが、今聴いていると、なお感心します。今の時代を歌っているようでもあります。

    ゼルダ『真っ暗闇 - ある日の光景』(1982年)より / YouTube

    真っ黒 真っ暗闇 壁に塗り込められた痛み
    破壊の時は近づき 床に這いつくばって 窓の外見てる私たち
    空から落ちてくる雨 矢のように心を射貫き 体を透かして濡れていく

    街は真っ暗
    世界が止まらない ぐるぐる回ってる

    真っ白 光溢れる天使が舞い降りてくる夜明け
    最後の地上は 光と闇の結合 預言の鐘が鳴り響く
    そうして 狭まれた空間に頭を押しやって 自らの息の根を止めてしまう

    街は真っ白
    世界が止まらない ぐるぐる回ってる

    サヨコさんのような智恵のある人が描く世界は、過去も未来も関係ないものなのだな、と思ったりいたします。

    そして、あと2日ほどで、イスラエルという国家が正式に登場してから「7回目」となるシュミータは終わり、2週間ほどで、4回続いた皆既月食も終わります。

    これからの世界は、上の歌詞の1番と2番のどちらに近い世界となるでしょうかね。


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    以上は「IN DEEP」より
    自然災害なら仕方ないかも知れませんが、中には人為的に災害を敢えて引き起こす悪者が存在していることが問題です。                                                      以上            

    26、23%下落した原油価格と金融危機

    26、23%下落した原油価格と金融危機

    世界中の原油価格が急落してきており、アメリカのWTIは今週に入り7%、過去6週間では26%、ブレントは今週に入り7%、過去6週間では23%の下落を見せており、世界的に原油価格が急落しています。

    世界的にデフレが進んで来ており、いくら先進国の中央銀行が金融市場にお金を投入しましても物価は上がらないどころか、下落する国も出て来ており、極めていびつな状態になりつつあります。

    歪みが溜まりに溜まり続けており、これが仮に一気に吹き出せば、世界は大混乱するどころではありません。
    世界の金融システムが停止することもあり得るのです。

    日本ではアベノミクスで円安に持ち込み、物価を2%以上引き上げるとしましたが、数次にわたる金融緩和でもこのままいけば物価はマイナスに落ち込む可能性すらある状態になって来ており、株は上げた、円安にもした、にも拘わらず物価は上がらない、さらにはGDP成長までマイナスに落ち込むかも知れない(4ー6月期)となっており、ここまでやっても実態経済が上向かないとなると市場はどう反応するでしょうか?
    今までと反対方向に作用することもあり得るのです。
    すなわち、株安、円高です。
    アメリカから見ればドル安となりますが、アメリカからすれば金利引き上げを早くしたいのは明らかであり、今のドル高下は絶好のタイミングなはずなのです。
    アベノミクスで《円安ドル高》を演じさせ、物価上昇に持ち込むことが出来れば、アメリカはフリーハンドで金利を引き上げたりドル安政策をとれます。

    ところが、今の日本は株高、円安で時間は稼いでいますが、物価上昇は全くダメで、あろうことかGDP成長もダメとなって来ており、もはやアメリカにとり日本はあてにならないとなりつつあります。

    ただ、ここでアメリカが利上げに走り出せば金融市場は方向感を確立していませんので、大混乱する可能性があります。

    中国株の暴落をみれば、政策当局者なら誰でも恐れおののくはずです。

    時間を稼いだはずが反対に大量の巨大な時限爆弾を生み出すだけに終わったと政策当局者が気づき始めていますが、時既に遅しとなって来ています。

    世界は猛烈なデフレに突入してきており、金融市場には今や歪みが溜まりに溜まるという危機的状況になりつつあり、世界中の富裕層(資産1億ドル以上、円換算では120億円以上)は、金やブラチナを売り、株を売り、投資不動産を売り、国債を売り(中央銀行が金利を引き上げるのが分かっている訳で当然です)、今は少しずつ絵画やダイヤモンド等の【現物資産】を積み上げていますが、まだ大半の資金はドルで積み上げています。

    世界最高位の絵画やダイヤモンドや稀少金貨などはそこら辺にあるものではなく、専門家達がじっと保有してその時を待っており、買いたくても買えない事態になっています。
    *例え買えましても彼らの仕入れ値の2倍、3倍という価格を出さないと買えない事態になっています。

    金融市場が危機的状況に陥る直前に本当の富裕層は一気に勝負に出てくるのかも知れませんが、今中国人富裕層グループがギャラリープルシャスに来たいと行って来ており、ダイヤモンド、絵画や稀少金貨を目指しているのは明らかであり、秋には訪日団が実現できるものと思っています。

    日本から大量に世界最高位のダイヤモンド、世界で最も美しい稀少金貨等が中国人富裕層に買われていくかも知れません。

    金融危機を察知して動け資産を保全できるのは本当の富裕層だけであり、中国人対日本人、果たしてどちらに軍配が上がるでしょうか?

    総額で10億円までの現物資産へのヘッジは用意出来ますが、中国側はどこまで求めているのか分かりませんが、コーディネーター役の話では10億円以上となっており、あるものを根こそぎ買っていくかも知れません。
    しかもこれから何回も続けてとなりますと、ギャラリープルシャスグループが15年以上に亘り世界中から選びに選んで購入してきました世界最高位の現物資産が一瞬のうちに中国人富裕層に渡るということになります。
    今まで購入されてきたお客様の保有分も渡ることになるでしょうが、中国人富裕層のために今まで購入してきたようなものとも言えますが、富はより高いところに移りますので今は仕方ないのかも知れません。
    また中国が没落すれば、次には他の国に移るだけです。



    以上は「NEVADA」より
    今や世界的な経済不況にあります。原因は富が一部の富裕層に偏っており、大多数の人々が貧困のために物がほしいのに買えないから、景気が悪くなるのです。以上

    ガーデイアン紙、西側が抱く恐怖は「情報戦争」でロシアに敗北

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    新聞

    ガーディアン紙、西側が抱く恐怖は「情報戦争」でロシアに敗北

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    0624110
    西側が今、極度に恐れているのは「情報戦争」でロシアに敗北すること。英国ガーディアン紙がこうした内容の記事を報じた。

    この記事では、ロシアは独自の「ソフトパワー」を拡大する目的を追求せず、西側がロシアと対立する可能性を狭めることに終始していると指摘されており、ロシアはこれにおいて手ごたえのある成功を収めていると書かれている。

    NATO加盟国の指導者の多くは攻撃的な反ロシア的論調を展開しており、これらの国の有権者らはこうした政策を支持する構えにない。特に公式的な立場と世論の矛盾が大きな開きを見せたのはドイツだった。ガーディアン紙は、こうした矛盾の責任の一端は、説得力のあるような嘘や生半可な真実を流布することが多く、秤にかけた客観的分析をしない西側マスコミにもあると指摘している。

    現在、EUの力で「イースト・スタートコム・チーム」が編成されているが、これはEU諸国において西側の価値をプロパガンダする目的で活動を行なう。その活動範囲にはいわゆる「東側の隣人」であるウクライナ、ベラルーシ、モルドヴァ、ロシアも入る。記事の記者いわく、こうしたストラクチャーは全面的な情報戦争に加担しないためには慎重な行動が要されると指摘している。



    続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150709/551592.html#ixzz3fM81kz7u
    以上は「sputnik」より

    情報戦で勝利する鍵は、より正確な情報を発進し続けることができるかどうかが鍵です。

    今の状況からは西側のマスコミはあまりにも嘘の報道が多すぎます。すでに負け戦となっています。真実の報道は力強くて生命力があるのです。そのために読者たちから信頼されてますます読者たちを増やします。日本のマスコミも欧米とおなじく嘘情報が多すぎて読者を減らし続けています。そのために新聞・テレビなども斜陽産業化しています。自業自得なのです。                                     以上

    南沙諸島の埋め立てを急ぐ中国の意図と対抗する米軍、それに否応なく引き込まれる日本

    南沙諸島の埋立てを急ぐ中国の意図と対抗する米軍。それに否応無く引き込まれる日本
     
    荘家為蔵 ( 60代 営業 ) 15/07/02 PM05
    ○南沙諸島で中国がものすごい勢いで珊瑚礁を埋め立てています。
    何故中国はかくも急いで埋め立てを急ぐのか、単なる領土拡張が目的にしては最近の動きは、何か別の意図があるのではないかという疑いを持たせます。
    その当たりを分析した記事が有りましたので、紹介します。
    (記事は月刊雑誌「選択」6月号「南沙諸島「攻防戦」の急所」から)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・南沙諸島の埋め立ての状況は、米太平洋軍の表現を借りれば「砂の長城」であり、米国も警戒心を隠さない。
    ・大小7つの珊瑚礁を埋め立てているが、中でも最大のファイアー・クロス礁では約90万㎡の陸地を造成し、3千m級飛行場を造成中だ。ここだけで工事は1兆数千億円を越えると推定される。

    ・「台風に遭った漁船が避難する為の民間施設」という中国政府の説明がでたらめなことは明らかだ。国家が採算度外視で作るものといえば軍事施設以外にありえない。文字通り「砂の長城」なのだ。
    ・このペースだと年内にも飛行場が完成するのではないかと見られている。何故それほど急ぐのか。

    ・政治的な理由と軍事的な理由がある
    政治的な理由は今年の9月3日が「抗日戦争勝利70周年記念日」に当たるから。
    戦後南シナ海を管轄していた日本に代わって、中華民国(中国)が島々を接収し始めた記念日だ。

    軍事的な理由は、米軍のアジア・リバランスに中国軍が対抗するためには、東シナ海の防空識別圏(ADIZ)だけでなく南シナ海にもADIZを設定しなければならない。
    大陸からはるか離れた南シナ海に南の端までレーダー管制を行なうには、南沙諸島にレーダー施設や空中警戒管制機の発着可能な飛行場が必要だ。

    軍事施設は空の支配だけでなく海の底の支配も目指している。
    南沙諸島周辺は広大な浅瀬に点在する珊瑚礁群で出来ており、大型の軍艦や潜水艦が通るには危険な水域だ。もし米艦隊がフィリピン方面から南シナ海に入ろうとすると3本の水道(水路)を通るしかない。

    南沙諸島の埋立て位置はすべてこの3本の水道の近くである。
    中国の意図が島の領有権より水道の通行権なら、飛行場には対潜哨戒機やヘリが配備される。

    ・昨年、東シナ海で起きた航空自衛隊に対する中国戦闘機の異常接近行動は、血気にはやったパイロットの非常識な行動ではなく、中国軍機が外国機をADID内から追い出す為に採用した「撞撃(とうげき)」(体当たり)戦法なのだ。

    今後南シナ海で米軍の偵察機、対潜哨戒機が中国軍機に撞撃される事件が増えることを踏まえ米軍は南沙諸島近くの台湾領大洋島を非常時の不時着に使う検討を始めた。
    自らにとって完璧な内海にしようと中国がたくらむ南シナ海では刻一刻と緊張が高まっている。
                            引用終わり

    ☆安部首相が、憲法違反を覚悟の上でがむしゃらに成立を目論む「平和安全法制」も、この中国の動きに対応可能なよう米国から圧力を掛けられたものと見るのが正解かもしれません。
    もし南シナ海で米軍と中国軍の間で「有事」が発生した場合、新たに成立する法案では、当然自衛隊が出動するということになる。
    そんなことを日本国民は望んでいるのでしょうか。
     
     

    以上は「るいネット」より

    日米が中国と良好な関係であれば、埋め立てなどやらないのが中国です。日米が中国を挑発するからそれに備える必要が出てきたのです。          以上

    「平和」を考える(4) ・・・挑発と紛争

    2015年01月18日            

        

     

    (週末、体調がすぐれず、すこしボケていましたところ、文章が消えてしまいました。とりあえず音声だけでアップしました。)
    (平成27年1月18日)    
     
        

    超国家・超市場論8、国家(力の序列共認)とその統合限界

    超国家・超市場論8 国家(力の序列共認)とその統合限界
     
    篠田裕昭 ( 25 会社員 ) 08/11/25 PM07 【印刷用へ
    今回は、国家の起源についての気付きを投稿したいと思います。
    ”武力を奪われた被支配階級がもっぱら働かされ、力を占有する支配階級が、その生産物(富)を一方的に収奪し、消費するという仕組み”
    (抜粋)
    私が個人的に思うに、いままでの国家の実態とはこの”仕組み”そのものではないかと思います。そもそもなぜ納税は義務なのか? 年金、保険、税金の仕組み、特に官庁における身分観念は、堕落と腐敗の原因ではないかとすら感じています。

    また”強い物が弱い物を支配する”という意識が戦争・貧困を生み出す・・・
    そして戦争・貧困があることで一部の特権階級を潤す。
    この構造が変わる事が今、人類が抱えている問題の根本的な解決策に繋がるのではと思います。

    さらに人々の意識の中で”国家の仕組み”そのものに対する疑念があるのは正直な意見だと思います。
    もちろん、国家を運営していく上である程度のお金は集める必要がありますし、お互いに支え合うと言う意識は必要だと思いますが、年金や保険等の制度が無かった時代はどうだったんでしょうか?

    また先進国の都合により人為的に作られた貧困に苦しむ人々がいる事も”私権観念に基いた国家”が生み出した産物ではないかと思います。

    それを変える事は既存の国家の概念そのものを揺るがす事になりますが、しかし国家を超えた人々の意識が統合される事が1つのプラスの可能性に繋がるのではないかと結論として提案したいと思います!
     

     

    以上は「るいネット」より

    2015年10月 2日 (金)

    1914年以来初めて西太平洋でのハリケーン発生が「ゼロ」に

    015年09月28日


    西太平洋で101年ぶりに「ハリケーンの発生がゼロ」だった2015年

    no-hurricane-top.gif

    ▲ 2015年9月23日の Weather.com No Hurricanes in Western Atlantic Yet for First Time Since 1914 より。



    通常多くのハリケーンが発生するカリブ湾やメキシコ湾を含む西大西洋で、今年、9月22日までにハリケーンの発生が「ゼロ」という事態になっています。

    これは 1914年以来ということですので、101年ぶりの出来事です。

    いろいろな原因はあるのでしょうが、エルニーニョなどにより、大気の状態が異常なほど乾燥していることも関係しているようです。

    このことに関して、アメリカの Weather.com の記事をご紹介しようと思います。



    No Hurricanes in Western Atlantic Yet for First Time Since 1914
    Weather.com 2015.09.23


    1914年以来、初めて西大西洋でのハリケーン発生数が「ゼロ」に


    大西洋の熱帯低気圧の流域は、2015年のこれまで、いくつかの熱帯低気圧を見た。


    しかし、今年はその多くがハリケーンにはならず、特に、西大西洋では、ハリケーンになったものが記録されていないのだ。


    アメリカ国立ハリケーンセンターの専門家エリック・ブレイク( Eric Blake )氏は、この時期に、大西洋西部の 55度線上においてハリケーンが発生しないことについて、ツイッター上でとコメントした。



    no-hurricane-02.gif
    Twitter



    ブレイク氏は、カリブ湾とメキシコ湾を含む西部大西洋で 9月22日までの時期にハリケーンが発生しないのは 1914年以来 101年ぶりのことだと述べた。


    ブレイク氏は、大西洋の熱帯地域の降水量の不足と、大気中の水分の不足に関しての異常を表すグラフを示す。メキシコ湾からカリブ海への海域での極端な水分の不足が見られているという。


    ハリケーンは、暖かい海の水から空気中に蒸発させる、熱帯の湿気で成長する。そのため、大気の乾燥は、ハリケーンの形成に有害となる。

    ハリケーンの少ない原因として、エルニーニョも部分的に関係している。現在のエルニーニョは、太平洋の温暖化を特徴としており、一般的に西部大西洋に対しては不利な風のパターンを作ることが知られている。



    2015年8月1日から9月15日までの西太平洋の海水面温度

    el-nino-atlantic.jpg


    いっぽうで、太平洋は暖かく活動も活溌で、大気中の水分も平均を上回っていた。


    そのため、東部太平洋では9つのハリケーンが発生したが、西大西洋はそこに隣接しているにも関わらず、ハリケーンの発生は「0」だ。


    エルニーニョは今後も継続すると予測されており、西太平洋の大気の乾燥の状態に変化が見られないことから、西大西洋でハリケーンが発生しない状況は続くと考えられる。


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    中国人専門家:「TPPプロジェクトの矛盾は日米問題だけに留まらない」

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    中国人専門家「TPPプロジェクトの矛盾は日米問題だけに留まらない」

    中国人専門家:「TPPプロジェクトの矛盾は日米問題だけに留まらない」

    © AFP 2015/ Saul Loeb
    政治
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    2634105

    米国は、環太平洋パートナーシップ・プロジェクトの諸条件合意プロセスの加速を試みている。今週、ワシントンで、集中協議が行われ、そこでは自動車部品貿易の調整に基本的な注意が向けられた。この問題は、日本がTPP(環太平洋経済連携協定)に加盟する途上で、長い間障害となっている。

    日本のTPP加盟に積極的に反対しているのは、米国の自動車メーカーだ。彼らは、日本がTPPに入れば、自動車やその部品にかかっていた輸出関税が撤廃され、日本は、極めてよい条件の中で、一方的に有利になると主張している。とはいえ米国当局にとって、中国と現在複雑な関係にある中、日本がTPPのメンバーになる事は、政治的にプラスである。ましてこのTPPプロジェクト自体が、経済力をますます増大させている中国に対しバランスをとるものとして考え出されたのであるからなおさらだ。しかしオバマ政権は、米実業界の利益も無視できない。なぜなら無視などすれば、共和党の側からの熱く激しい批判にさらされるからだ。

    金曜日、日本経済新聞は「今のところ、必要なコンセンサスができていない」と報じた。TPP交渉で、日本側代表を務める甘利担当大臣は、ロイター通信のインタビューの中で「交渉は大変厳しいものだった」と述べた。

    中国現代国際関係アカデミー世界経済研究所のチェン・フェンイン(Chen Fengying)所長は「TPPをめぐる矛盾を、日米の意見の食い違いにのみ要約してはならない」と指摘し、次のように続けた-

    「前回のラウンドで、日米双方は、今回のラウンドに持ち込もうと、真剣な努力をした。ここで言えることは、もはやこれは日米だけの問題ではないという事だ。例えばメキシコあるいはカナダ、ニュージーランドを例に取れば、やはり若干の関係の複雑化が見られる。メキシコは、自動車部品に関する日米合意の締結に合意しないだろう。なぜなら、そんなことをすればメキシコの自動車関連産業が打撃を受けるからだ。一方ニュージーランドとオーストラリアについて言えば、乳製品をめぐり意見の食い違いがある。

    次に、中国経済にとってTPPは危険なものかどうかについて言えば、TPPは危険なものというよりむしろ、挑戦するものというべき存在だ。我々はTPPと対決するつもりなどないが、そうした挑戦に応じる用意はできている。例えば、アジア・インフラ投資銀行が設立されたし『一帯一路』構想が構築され、中国とオーストラリア及び韓国との自由貿易圏が始動している。」



    続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150912/884956.html#ixzz3lW2OMzHy

    以上は「sputnik」より
    一部の国に有利な条約は長続きしません。各国に平等な条約を締結すべきです。以上

    中国の輸出入の減少と消滅する爆買い

    中国の輸出入の減少と消滅する爆買い

    中国税関総署が8日発表しました7月の貿易統計によれば、輸出は<8.3%減少>、輸入も<81.%減少>
    となっており、大幅な落ち込みを示しています。

    輸出 -8.3% : 1950億9700万ドル(24兆円)
    輸入 -8.1% : 1520億7200万ドル(19兆円)

    黒字 5兆円

    これだけの黒字を見れば中国経済はまだ強いと言えますし、貿易額を見れば日本は到底太刀打ちできない規模になっているのが分かります。

    日本の昨年の貿易額は、以下の通りです。

    輸出総額(確定値) 73兆930億円  @6兆円
    輸入総額(確定値) 85兆9091億円 @7兆円

    中国は輸出入総額で月間で43兆円に達していますが、日本は月間で13兆円余りとなっており比較にならない程の開きになっているのです。

    中国が輸入を10%減らすだけで一ケ月あたり2兆円余り減少する訳であり、これで新興国経済・資源国経済に打撃を与えない方がおかしいと言えます。

    今後、中国は更に輸入を減らすとみられておりその規模は月間で3~4兆円に達する(年率では40兆円)とみられており、これだけの需要を世界中で減らせば、経済基盤の弱い新興国・資源国などどうなるか火を見るよりも明らかと言えます。

    中国の景気悪化は年間で輸入で40兆円、輸出で50兆円規模となれば、中国を含めて世界中で90兆円近い「貿易額」が減ることになるのです。
    これだけの「貿易量」が減ることで、工場は余り人は必要なくなります。
    海運不況がこれから本格的に訪れるでしょうし、あらゆる物が余るようになります。

    日本でもシャープが人員をカットしましても、液晶分野がガタガタになってきており黒字になる目途もなくなりつつあり、ソニーも世界で今や最も成長しているスマホ分野では世界では3%しかシェアがなく(日本国内で16%)は、赤字が拡大してきており、このままいけば撤退することもあり得ます。
    日本企業でスマホ分野で生き残る会社は皆無かも知れず、すべての日本メーカーが製品製造から撤退し、部品メーカーとして細々と生きていくことになるかも知れません。

    車も日本国内では新車販売の不振が続いており、トヨタが最高の決算を発表していましたが、円安でかさ上げされたもので、実態は日本国内では生産・販売台数減となっており、じり貧だったのです。

    今後、中国の経済悪化が日本経済を直撃しますので、安易な考えでいればたとえ大手上場企業でも大打撃を受けて経営危機に陥りこともあり得ます。

    また今は銀座や大都市で中国の爆買いと騒がれていますが、株の暴落、経済の悪化もいずれ中国人の懐を直撃しますので、爆買いが消滅することも近々にあると言えます。

    以上は「NEVADA」より
    中国が風邪を引けば日本は肺炎になりそうです。経済回復のために安倍政権は戦争を起こそうと必死です。                             以上

    テキサス国が誕生?アメリカが裂して6つの独立国に?

    テキサス国が誕生?アメリカが裂して6つの独立国に?
     
    花山薫 ( 兵庫 会社員 ) 15/07/07 PM06 【印刷用へ
    日本や世界や宇宙の動向からの引用リンク

    何だか妙な情報が流れています。
    何年か前に、将来的に中国が分裂して6つくらいの地域に分かれるという記事を目にしたことがありますが。。。
    以下の記事によると、アメリカも分裂し、6つの独立地域が誕生するようです。既に、テキサス州はテキサス国になっており、ロシアが軍隊をテキサス国に派遣しているそうです。つまり、ロシアのテキサス州乗っ取りが完了したということでしょうか。ではジェイドヘルムはアメリカを6つの独立地域を創るためにロシア軍、中国軍、国連部隊が占領のための活動を開始することになるのでしょうか。
    もしこの事が事実なら、ロシア側がアメリカをロスチャイルドや英王室の支配から独立させているのではなく、実際はロスチャイルド金融犯罪集団や英王族が借金まみれのアメリカ(自分達が借金まみれにしたのに)をバチカン、ロシア、中国に譲渡したような感じがしてなりません。アメリカはロスチャイルドや英王室の支配から逃れられても、今度はバチカン、ロシア、中国の支配下に置かれるのではないでしょうか。
    アメリカが6つの独立地域に分かれるなら。。。中国も分裂するのではないでしょうか。
    リンク
    ロシアは新たに誕生したテキサス国を守るために艦隊を派遣しています。

    現在、ロシアは新たなテキサス国を防衛するために陸・海軍をテキサス国に配備しています。

    2、3週間前にオバマは、新たな大統領令に署名したのを覚えているかと思いますが、その結果、テキサス州は米企業体(アメリカの支配者たち)から引き離され、法的に1つの独立国家となります。そしてテキサス国には大使館まで設置されます。
    このような事実がいつまで隠蔽され続けるのでしょうか。
    現在、ロシアは新たに誕生したテキサス国を、ローマ法王の命令下で、迫りくるアメリカ革命戦争(イギリスのロスチャイルドが資金を提供している)から守るために艦隊を派遣しています。


    私はCIA長官と会った後にCIAのハンドラーと会いましたが、彼は私にアメリカ合衆国は6つの地域(アラスカ、テキサス、南部州、東北州、中西部州、西武州)に分かれることになると言いました。
    このCIAハンドラーが次期米大統領になる予定であり、彼は上記6つの地域以外の地域を統一させるそうです。
    また、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコはメキシコに渡すことになっています。
    次期大統領になる人物は非常に知的で正直で我慢強く、残りの地域を再統一するのにふさわしい大統領となるでしょう。

    ではアメリカによるユッカマウンテン放射性廃棄物処理プロジェクトにもしものことがあったらどうするのでしょうか。例えば、愛国者がデンバーやネブラスカの地下に保管されている自爆核爆弾でホワイトハウスを攻撃したらどうなるのでしょうか。

     以上は「るいネット」より

    日本はどの州をとるのでしょう。約1,000兆円の債権を保有しているのです。忘れてはいませんか?                                  以上

    OOを使う家庭では子供の喘息や湿疹のリスクが2倍になる

    ○○を使う家庭では、子どもの喘息や湿疹のリスクが2倍になる!
     
    匿名希望 15/07/02 PM07
    快適で清潔な生活を進化と捉えるか?
    種として弱体化を選択しているのか?

    ---------------------------------
    食器洗浄機を使う家庭では、子どもの喘息や湿疹のリスクが2倍になる!
    リンク

    ●清潔な食器でアレルギー耐性が低下
    この研究を行ったのは、スウェーデン・クイーンシルヴィア小児病院(イェーテボリ)などの研究グループ。7~8歳のスウェーデン人の子どもたち1029人を対象に、喘息や湿疹、季節性の鼻炎や結膜炎などのアレルギー調査を行った。さらに「各家庭での食器の洗い方」や「発酵食品を食べる頻度」「農場から直接入手した食品を食べる頻度」を親に尋ねた。
    その結果、全体の約12%の家庭が食器を手洗いしていたが、このような家庭の子どもは、食器洗浄機を使用する家庭に比べてアレルギーを発症するリスクが約半分であることが分かった。

    詳細に見ると、食器を手洗いする家庭の子どもの23%に湿疹が、1.7%に喘息がみられたのに対し、食洗機を使用する家庭ではそれぞれ38%、7.3%で前者より多い。ちなみに、食器を手洗いする家庭では、鼻炎などの季節性アレルギーの比率も低かったが、そちらは統計的に有意な差ではなかったという。
    また、ザワークラウトなどの発酵食品を少なくとも月1回以上食べていたり、地元の農場から入手した食品を食べている子どもは、あらゆるアレルギー疾患になる確率が低い傾向があることも分かった。

    「食器を手で洗うことが、食洗機を使うよりも細菌を減らす効果が低いことは、複数の研究が示している。したがって、食器の手洗いが微生物への曝露を増やし、それが免疫系を発達させることによって、子どものアレルギーが低減すると推測する」。今回の研究の筆頭著者のBill Hesselmar氏は、そう述べている。
    つまり、食器洗浄機が食器を清潔にしすぎるために、子どものアレルギー耐性が弱くなっているのではないかということだ。これは、幼少期に多くの微生物に触れることで免疫系が発達するとされる「衛生仮説」を裏づける新しい知見である。

    ●適度に雑菌に触れる育児を
    衛生仮説については、今までも多くの検証がなされてきた。たとえば、就学前に農村暮らしをしていた子どもは、学齢期のアレルギー性鼻炎罹患率が平均の約3分の1と大幅に低くなる。また、新生児からペットなどの動物と一緒に暮らしている赤ちゃんは、感染症にかかりにくくなるという報告もある。
     

     

    以上は「るいネット」より

    あまりに清潔過ぎると逆効果にもなります。自己免疫力が弱くなるのです。 子供のころに土遊びをやると効果があると言われています。アレルギーを無くすことにもなります。以上

    普天間・辺野古(2)日本人が気弱さから脱すること

    2014年12月04日            

        

     

    (沖縄の基地の問題について「そんなこともあるな」ぐらいではなく、日本人が自分のこととして考えて決断する必要があります。一つ一つ、解決していかないと子供の生きる時代の日本は懸案事項だらけになるからです。)

    先回の関連の記事で、普天間も辺野古もアメリカが必要としているのではなく、日本の国会議員が欲しがっていて、国民がどうするか決めていないからという整理をした。それでは、どのように考え、どうすればよいのだろうか?

    世界の大国で自分の国を自分で守らない国は日本だけ。だから、日本はどういう形かは別にして、自分で自分の国を守る必要がある。北朝鮮の拉致問題でも、北朝鮮が悪いと言っても意味がない。日本人を守るのは日本国だ。
    平和憲法があっても他国に及ばないので他国は攻めてくる。
    (
    平和憲法は日本が他国を攻めないと宣言しているだけで他国が攻めてくることはある。証拠1:竹島は李承晩ラインで取られた。証拠2:尖閣に中国は強引に上陸し、艦艇を領海に侵入させた。証拠3:北方4島をロシアは返さないで占拠している。)

    戦後、すでに70年だから占領時代から続いているアメリカ軍を日本から撤退してもらう時期は過ぎている。アメリカと協定を結び、有事の時の約束をしておけばかなりの抑止力がある。
    憲法を改正して日本軍を持つかどうかを決める。日本軍を持たないと主張する人は、他国から攻められても諦めることをはっきり言う(私の今までの経験では軍隊がいらないという人でも、「外国が攻めてきたらどうする」と聞くと答えない。答えた人に今まで会ったことがないので信頼していない)。

    ●本来、軍隊は「平和のため」に存在するもので、そうなるための国内法を整備する。国内法の整備で「軍隊の暴走」を抑えることはできる。
    戦前のいわゆる「軍国主義」は軍隊から出たのか、それとも日本国民が希望したのかを議論し、合意を作る。(これが最初だが、現在の日本人が優柔不断なので、最も難しいと思う。)

    私はもっとも大切なのは「平和外交」ができる外務省と、それを支える専門家、さらには報道と国民であると思う。第二に日本人が「横並び」ではなく、正確で正しい情報を求め、それに基づいて自ら考える姿勢を示すことと思う。

    そうすれば民主主義のシステムから言って、軍部の暴走が起こる可能性はない。一流国としてそのぐらいのことはしたい。国民が正しい情報を得るにはNHKを潰すか、あるいはNHKの抜本的改革をすることが第一。専門家が自分の専門に誠実であるためには、第一に専門家教育で専門家としての倫理をしっかりすること、第二に社会が専門家の任務を正しく認識すること、そして最後に、倫理違反について専門家の責任を問うシステムを作ること(技術士についてはすでに法律がある)であろう。

    戦前の日本で軍部が暴走したことはないが、「気弱な国民」がアメリカが強いた「戦争への道」を正しく理解できず、議論が不足したことにある。だから、今、日本軍を作るのに国民が迷っているのは、自分たちの「気弱さ」によると思う。JR東海道新幹線の「こだま」で検札が行われたり、車掌が片付けない座席の背やゴミを乗客が片付けているようでは日本軍は危険だろう。それは同じ根(国民が下僕という意識)だからだ。

    (平成261130日)

    以上は「武田邦彦氏」ブログより

    超国家・超市場論3、置かれた環境を貫く闘争圧力を把握せよ

    超国家・超市場論3 置かれた環境を貫く 闘争圧力を把握せよ
    環境について意識して、いろいろやっているのに、一向に問題が解決に向かっている気がしないって思っている人って多いんじゃないでしょうか?
    エコポイント制、エコカー減税、CO2削減・・・いろいろ動きはあるのだけれど、なんだかズレてる、もしかしたら、悪化に向かっているんじゃないか?
    eco_2.jpg
    図はダイハツさんよりお借りしました
    photo179544.jpg
    図はjanjanさんよりお借りしました
    鳩山首相が、国際評価を高める目的で、国連でCO2削減目標を1990年度比25%減と発表しましたが、思ったより効果が無く、却って、国内外から現実に即した判断が出来ていない印象を持たれてしまったようです。
    popbunka-hatoyama-english-un-1.jpg
    写真はPoPBunka!のむふむふBLOGさんよりお借りしました。
    これらみんな、みんなが感じている外圧認識からズレた対応・方針であることを示しているのではないでしょうか?
    だから、みんな収束できないし、実現・統合される気もしない。
    今回は、みなが収束する、統合に至る方針や行動のために、何が一番大事で必要かを明らかにした投稿の紹介です。
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    超国家・超市場論3 置かれた環境を貫く 闘争圧力を把握せよ
    社会統合の問題を考えると、すぐに統合様式=(統合を担う)最先端機能に目が行ってしまうが、既にそこに大きな落とし穴がある。実は、最も重要なのは、その統合様式の大前提をなす、置かれた環境を貫く闘争圧力の把握である。
    なぜなら、そもそも環境≒闘争圧力に適応すべく先端機能が生み出され、最先端機能であるが故にそれが統合機能とも成った訳だから、重要なのは前提となった闘争圧力の中身であり、闘争圧力を捨象して統合機能(例えば評価指標)だけを見ても、その真の姿は見えてこない。
    とりわけ重要なのは、次の点である。
    置かれた環境を貫く闘争圧力が、(個体を構成する各機能であれ、あるいは集団を構成する各個体であれ)最末端まで貫通した圧力として働いているからこそ、その圧力に適応する最先端機能へと(各機能や各個体が)収束し、全体が統合されるのであって、この圧力がなければ、最先端機能も統合機能として働かない。また、最末端まで貫通した圧力の存在を捨象して、統合機能の真の姿が見える訳もない。
    従って、まずは、人類を貫く闘争圧力の中身から、押さえ直してゆこう。

    環境問題も人類が生きていくための適応するべき外圧です。
    ですから、表面上的であったり、多分にごまかしを含んだ外圧認識ではなく、生物の最末端まで貫いている外圧ととして根本まで捉えた外圧認識でないと、皆が収束できる方針は出てこないということなのです。
    次回からは、私たちが置かれてきた、そして今おかれている外圧とはなんなのかが明らかになっていきます。

    以上は「るいネット」より

    2015年10月 1日 (木)

    民主主義でなく暴力:プーチン大統領”例外主義で全く責任を問われない政策”を国連演説で糾弾

    民主主義でなく暴力:プーチン大統領‘例外主義で全く責任を問われない政策’を国連演説で糾弾

    公開日時: 2015年9月28日 16:16
    更新日時: 2015年9月29日 01:06


    2015年9月28日、ニューヨークの国連本部での国連総会、第70回会議で、出席者に演説するロシアのウラジーミル・プーチン大統領。Mike Segar / ロイター

    国連総会での演説で、いわゆる‘民主的’革命の輸出は続いているが、民主主義の勝利でなく、貧困と暴力を解き放った、とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は述べた。

    イデオロギー上の好みに基づく変化を、他国に押しつけようとする企みは“悲劇的な結果と、進歩ではなく、劣化をもたらしました”月曜日、ニューヨークの国連70周年総会に集まった世界の指導者達や為政者への演説で、プーチンは語った。

    “我々全員、過去に学んだことを記憶しているべきなのです”とプーチンは述べた。“我々は、例えば、ソ連の歴史の教訓を覚えています。”

    Iところが、一部の人々は人の失敗から学ぶことなく、失敗を繰り返しているように思えます、と彼は述べ“いわゆる‘民主的’革命の輸出が続いています。”と言い添えた。

    “この状況を生み出した人々に私は質問せずにはいられません。自分がしでかしたことを理解しているのでしょうか?”と彼は質問した。“しかし、この質問は未決のままになってしまうのではと私は恐れます。うぬぼれと、自分は例外で、全く責任を問われないのだという信念に基づく政策は、決して放棄されることはないのですから。”

    彼は、人々が変化を望んでいた中東と北アフリカにおける革命の例を挙げた。ところが、改革や、民主主義や進歩の勝利ではなく、“我々が得たのは、暴力、貧困や、生きる権利を含む人権の社会的災害で、これは全く重視されていません。”

    “改革をもたらすのではなく、攻撃的な外国の介入は、国家機関や、生き方そのものの恥知らずの破壊をもたらしました”と彼は述べた。

    冷戦時代が終わった後、世界に、単一の支配センターが出現したとプーチンは述べた。“このピラミッドの頂上にたつ”人々は“もし自分たちがこれほど強力で例外的なら、自分たちは、他の連中より、物事をうまくやれる"と考えがちなのです。

    “だから、彼らは自動的に承認したり、必要な決定を合法化したりする代わりに、障害を作り出すことが多い、言い換えれば‘邪魔になる’国連を考慮に入れる必要がないのです。”

    国連の権限と正当性を損なう企みは“極めて危険で”、国際関係全体の崩壊を招きかねないとロシアは考えていると、ロシア大統領は述べた。議場に集まった世界の指導者や政策立案者たちに語りながら、国連の更なる発展のための団結を彼は強く促した。

    ‘テロリストをもてあそぶのを止め、対ISISで、国連のもとに団結しよう’

    中東や北アフリカ地域における力の空白は、無法地帯の出現をもたらし、そこに即座に過激派やテロリストが入り込むことになったと、プーチンは述べた。

    イラクとシリアに足場を固めた「イスラム国」戦士(IS、旧ISIS/ISIL)は、今やイスラム世界全体を支配すようとしている、と彼は述べた。

    “[「イスラム国」]の兵士には、2003年のイラク侵略後、軍解体で放り出された旧イラク軍人がいます。多くの新兵は、国連安全保障理事会決議1973の重大な違反の結果として、国家としての状態が破壊された国、リビアからも来ています。”

    一部の欧米諸国によって支援されているシリアの‘穏健派’反政府勢力から寝返った過激派もいると、彼は強調した。

    “最初に、彼らは武器を与えられ、訓練されると、彼らは、いわゆる「イスラム国」に寝返ります。おまけに、「イスラム国」は、突然どこからともなく現れたわけではありません。当初、好ましからぬ非宗教政権に対する手先として作り上げられたのです”と彼は説明した。

    全世界に対し、彼らの脅威を宣言しながら、テロリストが資金援助を得ているチャンネルを見て見ぬふりをするのは“偽善的で無責任”たと彼は表現した。

    “テロリストをもてあそんだり、まして連中に武器を与えたりする取り組みは、近視眼的であるのみならず、‘火事を引き起こす危険’だと我々は考えます。これは世界的テロの脅威を劇的に増大し、世界の新たな地域を巻き込む結果になりかねません”と彼は述べた。

    ISはヨーロッパやロシアも例外でない多くの国々からの過激派を訓練していると彼は述べた。プーチンは現地のテロリストと戦っているシリア政府軍との協力を強く促した。

    “テロと真っ正面から果敢に戦っているシリア政府と、その軍隊との協力を拒否するのは途方もない過ちだと我々は考えます”と彼は述べた。

    “「イスラム国」やシリア国内の他のテロ組織と本当に戦っているのは、アサド大統領の軍隊とクルド民兵なのだということを最終的に認めるべきなのです”と彼は述べた。

    地域でのテロとの戦いを進めているイラク、シリアや他の国々に、ロシアは軍事的、技術的支援を行っていると彼は述べた。

    プーチンは、共同の取り組みと広範な国際対テロ連合の創設を提案した。国連安全保障理事会で、国連憲章の原則に基づき、ISや他のテロ組織に立ち向かう部隊を調整することを目指す決議に関する議論をするよう、彼は提案した。

    ‘難民危機に対する最終的な解決策は、中東の回復だ’

    もし危機に見舞われた国々の政治的、経済的安定化のための包括的戦略が開発されれば、難民危機問題に取り組む希望が生まれるだろうと、プーチンは述べた。

    “自国を離れることを強いられた人々の流れが、文字通り、近隣諸国、そしてヨーロッパに殺到しています” これを“新たな痛ましい人々の移動”と呼んで、彼は述べた。

    難民危機に対する根本的解決策は、破壊された国家の状態を回復させ、弱体な政府機関を強化し、民流出国に対し、包括的支援難を行うことに根差していることを彼は強調した。

    ‘ウクライナの領土的一体性は、武力によって保障することはできない’

    冷戦思考や、新たな地政学的地域を探し求めようという願望が、国際社会の一部に、いまだ存在しています、とプーチンは述べた。

    “最初、彼らは、NATO拡大政策を継続しました”と彼は述べた。ソ連崩壊後、“彼らは、ソ連後の諸国に偽りの選択肢を提示しました- 欧米と組むか、東と組むか。遅かれ早かれ、対決の論理が、深刻な地政学的危機に火をつける運命にあったのです。これこそ、まさに、当時の政府に対する国民の不満が利用され、軍事クーデターが外部から画策され、それが結果的に内戦を引き起こした、ウクライナでおきたことなのです。”

    2月にノルマンディー・フォーが仲介したミンスク合意の完全実施をプーチンは再度呼びかけた。合意は“文明国としての”ウクライナの発展を保障するだろうと彼は述べた。

    “ウクライナの領土的一体性は威嚇や武力では確保できません。本当に必要なのは、ドンバス地域の人々の利益と権利に対する本当の思いやり、[と]彼らの選択の尊重です。”

    記事原文のurl:http://www.rt.com/news/316804-putin-russia-unga-speech/

    ----------

    内閣法制局が解釈改憲に関する公文書を残していないことは大問題にならない。一方で、人気タレントの結婚の話を終日聞かされる。あるいは、追加種目の話題。電気洗脳機の面目躍如。スクリーン・スポーツ・セックス。一億総白痴といった大宅は偉かった。さすがに、法被を着てハッピーな首脳のお国ではある。

    オヤジギャグの後、立派な演説要旨記事を読み、更に「イエメンの結婚式場 死者131人に サウジ連合軍が誤爆の疑い」というニュースを見て、孫崎享氏のメルマガに政治家のランキングにふれた記事を思い出した。

    題名は、

    安倍「掛け声政治」の典型。国連安保理「米国に追随」するだけしかない日本外交で、世界がどうして日本の安保理事常任理事国入りを望むか

    ランキングの部分だけ引用させていただこう。太字の人々、別ランキングが適切かも。「世界で最も多くの人を不幸にした人物」

    米国経済誌「フォーブス」は毎年「世界で最も力のある人物(The World's Most Powerful People)」を発表している。2014年は次の順だった。

    1位 プーチン大統領
    2位 オバマ大統領
    3位 習近平主席
    4位 ローマ法王
    5位 メルケル首相
    10位 キャメロン首相
    11位 サウド国王
    15位 インド首相
    17位 仏大統領
    31位 ブラジル大統領
    46位 韓国大統領
    63位 安倍首相

    台湾のデング熱が爆発的流行が過去最悪に

    015年09月26日


    台湾のデング熱の爆発的流行が過去最悪に。患者は1日600人のペースで増加し続けている

    dengue-taiwan-top.gif

    ▲ 2015年09月24日の中国人民網より。


    台湾で、蚊が媒介するデング熱が過去最大の流行となっています。

    ここ最近、世界では爆発的にデング熱の流行が拡大していて、昨年は、マレーシアで、平年の4倍の患者数が出て、緊急事態となったりしていました。


    2014年2月のマレーシアのメディア

    dengue-fever-2014.gif
    Channel News Asia



    デング熱は、致死率は高くないのですが、その「症状」が激しいのです。

    例えば、In Deep の「病気の時代…」という記事で、インドを旅行している際に、デング熱に感染した日本人の方の文章をご紹介したことがあります。


    デング熱の恐怖 緊急処置 より

    痛みはだんだん増してきた。歯が痛み、頭が痛み、肘、膝、骨、背中、皮膚の腫れぼったい痛みと痒み。

    全てが同時に襲いかかってくる。

    デング熱の別名は、「Break Bone Fever」。その名の通り、骨が折れるような痛みが続くのだ。出血熱になるとなおさら強まる。

    右腕がだんだん真紫に変色していき、そのエリアがどんどんひろがっていくのだ。

    紫色への変色原因は、血圧計だった。毎朝、血圧が測定される。血圧計の圧迫だけで、腕の毛細血管や筋肉組織がことごとく切れてしまっていたのだ。


    なかなかすごい症状だと思いませんか。

    これが台湾で爆発的に増えている。

    下の BBC 中国の記事のように、現在の台湾では、


    1日 600人の患者が発生



    したりしているようなのです。


    taiwan-dengue-600.gif
    BBC 中国



    特に、台湾南部は大変なことになっているようで、新華社によれば、台南市では、増え続けるデング熱患者に、病床が不足してきているようで、台南市の病院では、緊急以外の入院患者の引き受けを一時停止するという事態になっています。


    デング熱の流行地域は拡大する一方ですが、日本も射程圏に入ってきています。


    冒頭の報道の内容の概要をご紹介します。



    台湾今年入夏以来42人死于登革热 是去年1.5倍
    人民網 2015.09.24


    今年に入り、台湾で42人がデング熱により死亡。これは昨年の1.5倍にあたる


    9月24日の台湾「中国時報」によると、台湾で、17人がデング熱で新たに死亡したことを受けて、今年の夏の台湾のデング熱の死者数が 42人に上ることを報告した。

    これは、昨年の台湾の死亡者数の 28人から大幅に上昇し、過去最悪となった。

    死亡するのは、高齢者や、慢性疾患を持つ人々に多い。

    患者数も、今年はすでに 1万5282人に達しており、統計が取られて以来最悪だ。

    感染者は台湾南部に集中しており、台南市で 9,796人、高雄市で 1,265人などとなっている。

    台湾のデング熱の統計は 2002年に始まった。

    台湾でのデング熱の死亡率は 0.1%~ 0.8%となっている。

    台湾当局は、この流行を「新しい流行の始まり」と見ており、現在なお新しい感染者が次々と出ている中で、警戒感を募らせている。

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    太陽から出ている周波数は「人間のDNAを修復する528Hz」だった

    015年09月10日


    太陽から出ている周波数は「人間の DNA を修復する528Hz」だった

    (注)この記事は過去記事への補足的なものですが、わりと重要なことの感じもしますので、短いものですが、独立させます。


    太陽が発する音

    ・左上のオレンジ色の円の中の白い 右向き三角1 を押すと再生されます。




    太陽と人間の間にある「原則」を知る

    今年の春頃、

    すべての「星」が音を作りだしているかもしれない。そして、太陽も常に歌を歌っている。しかしその周波数は 528ヘルツ? それとも?
     2015年03月25日

    という記事を書いたことがあります。

    「 528Hz の周波数」というのは、たとえば、「 5000年前から「ソルフェジオ周波数」を駆使していたかもしれない古代人…」という記事などで書いたことがありますが、特定の周波数には、人に対して、特定の作用があるというようなことが言われています。解釈は様々ですが、一例として、

    ・ 396 Hz・・・トラウマ・恐怖からの解放
    ・ 417 Hz・・・変容の促進
    ・ 528 Hz・・・DNA の修復
    ・ 741 Hz・・・表現力の向上
    ・ 852 Hz・・・直感力の覚醒


    というようなものがあり、528Hz の周波数には、DNA の修復、すなわち「人の身体を癒やす」力があるということがいわれています。

    このことが、どの程度正しいのかどうかは別として、私はこのことを知って以来、 528Hz の音叉を常用していて、今は2つ持っています。

    下は私の持っている音叉のうちのひとつです。

    528hz-tuner-01.jpg
    ・Amazon


    それでまあ、最初にリンクした記事では、宇宙の星たちが、それぞれ独自の「音」を放っているということを知ると同時に、太陽も常に「音」、あるいは周波数を出していることを書きました。

    太陽の音は、米国スタンフォード大学のソーラーセンターのウェブサイトにあります。

    stanford-solar-center2.gif

    音そのものは、冒頭にあるものなどです。

    こちらのページで、ダウンロードもできます。

    これは、太陽の音そのものを録音したというわけではなく、NASA の太陽観測衛星 SOHO に取り付けられたマイケルソン・ドップラー・イメージャー( MDI )という装置で太陽の表面の音の圧力​​波を記録し、それをスタンフォード大学の天文学者たちが、振動を再現したものです。

    それで、私は、リンクしました記事の中で、

    過去記事「…太陽も常に歌を歌っている。しかしその周波数は 528ヘルツ? それとも?」より

    上の太陽の音ですが、ミキサーで 528Hz など、いくつかの周波数と太陽の音を重ね合わせてみましたが、太陽の音は 528Hz や 432Hz ではありませんでした。

    では、何ヘルツかというと、私は調べる器具を持たないですので、わからないのです。

    音楽などされている方で、そういう器具がある方なら調べられるかもしれません。

    と書きまして、自分の耳で聴いた分には、太陽の音が人間の DNA を修復するといわれている 528Hz ではないと思ったのですね。

    そうしましたら、最近、職業上で「周波数と親しんでいる」と思われる方が、「太陽の周波数は 528Hz 」だと喝破されてらっしゃったのです。

    これは、私のお知り合いから「そういうふうに書いているブログがありましたよ」と教えていただき、見てみますと、どうやら、書かれた方は、音叉のプロの方のようなんですが、その Shoko さんという方が書かれた、

    528Hz は「太陽の周波数」…?

    という記事に以下のように書かれていたのでした。

    「528Hz は「太陽の周波数」…?」より

    記事を読むと 太陽の周波数は528Hzではないようだ…と
    結論づけられていますし
    たしかにページ内の音源をチューナーと聴き比べても
    528Hzに近くはあったけど 微妙でした

    でもリンクされていたソーラーセンターの音源とチューナーを聴きくらべると
    ほぼ528Hz!か 528Hzと協和する周波数だったんです

    わたしは職業柄 聴いた音をセント値で聴きわけられます

    in Deepさんは、太陽の周波数を528Hzと明言されていませんが…
    528Hzは「太陽の周波数」…です!

    とのことなんです。

    セント値というのは、音程の表示法の単位で、音を非常に細かく単位別にしたもので、それを聞き分けられる方から聞くと、太陽の音は 528Hz ということのようなのです。

    これが事実であるとするならば、

    地球に住む私たち人間は、「太陽の下にいるだけで、常に DNA が癒やされ続けている」



    という、「常に身体が修復されている世界」に住んでいるというようなことにもなるのかもしれません。

    そういえば、上のブログの方は、

    それにしても 先人たちは
    どうして528Hzが 太陽の周波数とわかったのかしら?


    と書かれていましたが、これは、人間のいる地球の「原則」なのだと思います。

    法理といってもいいのきかもしれないですが、人間のいるところには、常に 528Hz の周波数に満ちていて、光があり、植物があるという原則。

    夏頃に書きました、

    植物が「緑色」であり続ける理由がわかった! そして人間の生活システムの完成は「植物との完全な共生」にあるのかもしれないことも
     2015年07月06日

    という記事では、いろいろと書きましたけれど、最終的には、「植物が緑である理由は」は、基本的には「人間のいる地球の原則」だということに翻然と気づいたのでした。

    多くの植物は、太陽の光で生きているわけで、植物に関しては、太陽の存在が、明確に「命」と直結しているのですが、私たち人間も同じかもしれないと思うようになりました。

    私たち人間も、太陽の「光」と「 528Hz の周波数」で支配されて生きていると。

    そういう意味では、人間と植物はやはり同じだと。

    支配されているというのは、いい表現ではないかもしれなないですが、DNA というのか、命というのか、そんなものを太陽が握っているというような気がします。

    そして、古代から、日食はむしろ「不吉なもの」とされていた理由も、たとえば、皆既日食などの場合、「皆既日食が起きた瞬間、地球に届く 528Hz の周波数が途切れる」というようなこともあるのかなあと。

    いずれにしても、昼の地球は太陽が牛耳り、夜の地球は月が牛耳る。

    太陽と月とどちらが人間に健やかに作用するかを考えますと、なるべく太陽が出ている時に生活することは正しそうで、つまり、早寝早起きは正しいですね。

    というわけで、今回の件で、早寝早起きの重要性を再確認した次第でした(そんな結論かよ)。

    しかし、本当にずいぶんと太陽を見ていないですね。
    いつまで雨の日が続くのでしょう(150日間 )。

    いずれにしても、太陽の周波数を 528Hz と確認していただいた Shoko さんに感謝いたします。
    以上は「IN DEEP」より
    太陽なくして人間の存在はありません。以上

    書き換えられた歴史、藤原氏の正体 その2

    306648 書き換えられた歴史・藤原氏の正体 その2
     
    高梨俊寛 ( 52 島根 プランナー ) 15/08/08 AM00 【印刷用へ
    645年、蘇我氏のみならず歴史まで「むし殺した」藤原氏リンクより
    続きです。

     645年の乙巳(いっし)の変で、とにかく蘇我氏を滅ぼした中大兄皇子と中臣鎌足ですが、すぐに天下を取ったわけではありません。
     中大兄皇子は、その後も数多くの謀略を張り巡らし、やっと668年に天智天皇として即位できるのです。
     しかし、中大兄皇子が即位するまでに最優先で取り組んだことは、律令制度の確立など国内のことではなく、無謀とも言える百済救済だったのです。 つまり「大化の改新」という、国内の律令体制の確立には全く関心がなかったのです。

     660年に百済が唐・新羅連合軍に滅ぼされると、大軍を百済救済のために派兵したものの、663年に白村江で全滅してしまったのです。また敗戦後は、筑紫や飛鳥に大がかりな国土防衛のための水城・土塁等を築きました。
     唐・新羅連合軍が日本に攻めてくるリスクは非常に大きかったのです。そこまでして百済を救済する必要がどこにあったのでしょう?
     蘇我氏は新羅の出身だったようです。だからそのころの天皇家には、百済を救済する必要は絶対になかったのです。
     さらに中臣鎌足は、それ以前の日本の歴史に全く出てきません。それが突然現れて、一応皇族の中大兄皇子に近づけたというのも不思議と言うか、あり得ない話です。

     それでは中臣鎌足は、いったいどこから来たのでしょう?
     あくまでも可能性の話ですが、中臣鎌足は日本に助けを求めに来ていた百済王族の一人ではなかったかと思います。ただ「日本書記」では「藤原氏」が宮司の中臣家が祖であるとしており、外来人だったとは全く書かれていません。
    蘇我氏の世の中では絶対に百済は救済されないので、中大兄皇子を引き込んで蘇我氏を滅ぼし、百済救済をさせようとしたのが、意外に乙巳の変の真相だったのかも知れません。
     しかし、中大兄皇子は668年にやっと天智天皇として即位出来たのですが、中臣鎌足はその翌年に死んでしまいます。死の直前に藤原姓を天智天皇から賜ったようです。
     そして天智天皇も672年に死んでしまい、息子を即位させるものの、すぐに弟の大海人王子に皇位を奪われてしまいます(天武天皇)。
    これが、壬申(じんしん)の乱で、史上初めての武力による皇位の交代だと言われています。

     ここで、せっかく天智天皇をたてて勢力をつかみかけていた藤原氏の野望は、一旦しぼんでしまいます。
      藤原鎌足の子の藤原不比等(ふひと)が世に出てくるのは、天武天皇が686年に亡くなり、皇后の持統天皇が即位してからです。持統天皇は天智天皇の娘で、藤原不比等をとりたてます。そして、ここで初めて本格的な律令体制の確立に取り掛かります。
     律令体制とは、全国の土地を全て天皇のものにし、各豪族は冠位・役職によって俸禄を受け取る政治形態です。そして税徴収のための戸籍の確定や、新田を開発した場合の規定などを設けるのですが、それを実質的に取り仕切ったのが藤原不比等で、その地位を利用して、全て将来の「藤原氏」の栄華の基本形を作ってしまったのです。 
     その集大成が701年に制定された大宝律令で、編者は刑部(おさがべ)親王ですが、取り仕切ったのは藤原不比等です。
    そして「日本書記」が720年に編集されます。これも取り仕切ったのは藤原不比等で、「藤原氏」を徹底的に正当化した歴史書で、1400年たった今でも何の疑いもなく読まれているのです。
     持統天皇以降、ずっと天智天皇系の天皇が続きます。そして藤原不比等は蘇我氏と同じように天皇の外戚となっていくのです。
     そして4人の息子に、別々の藤原家を作らせるのです。これは律令体制では各家1人しか役職に就けないので、四家に分けて役職を独占するのです。まさに「戦略は細部に宿っている」のです。この言葉は、現在の官僚組織を言い表した現代の言葉なのですが、その原型が藤原不比等なのです。
     つまり、天智天皇の娘の持統天皇に取り立てられた藤原不比等が、「大宝律令」と「日本書紀」を通じ、驚くなかれ、現代まで続く「藤原氏」の栄華の基本を作ったのです。

     歴史の教科書は、藤原氏の平安時代の栄華しか書いていません。単に歴史上の出来事なら、ここまで紙面を使いません。
     その後も、現代に至るまで「藤原氏」は日本の政治・経済に深くかかわっているのです。決して「藤原氏」の名前ではなく。
    以上は「るいネット」より

    ユダヤ教徒の大移動

    13:23

    ユダヤ教徒の大移動

    以下の2つの記事を簡単にご紹介します。
    どうやら。。。ユダヤ教の著名なラビやネタニヤフらは、世界中のユダヤ教徒にイスラエルに移住してくるように呼び掛けているようです。そして昨年だけでも大勢のロシア系ユダヤ人がロシアからイスラエルに移住しました。また、西欧、ウクライナそしてアメリカからも益々多くのユダヤ教徒がイスラエルに移動しています。
    これこそ、ユダヤ教徒の大移動です。その理由は。。。世界に広がるイスラム過激派のテロの脅威や反ユダヤの動きもありますが、最大の理由はユダヤ教のカレンダーによると、休息の年の終わり(2015年9月12日)にイスラエルにメシアが降臨するからだそうです。
    面白いことは。。。もしその時メシアが降臨しなかったらどうなるのでしょうか?ユダヤ教は世界からバカにされるのでしょうか。それともメシアが降臨するように色々と演出するのでしょうか。つまり、メシアの俳優と預言者の俳優の世界最大の派手な演出を行うとか。。。
    どうやら聖書の預言では偽メシアと偽預言者が出現すると書いてあるようですが(私はこのような預言には興味ありませんが)、そのような存在を演出するのでしょうか。それとも、世界中のユダヤ教徒をイスラエルに集結させ、イスラエルの人口を増やすことでイスラエルの国力を強化し、中東地域をイスラエルが支配しようとしているのでしょうか。9月12日に何も起こらないと本当に面白いことになります。

    http://www.rferl.org/content/jews-are-fleeing-/27107988.html

    (概要)
    7月3日付け
    ロシアでは、昨年だけでも既に4685人ものロシア系ユダヤ人がロシアを捨て安心して暮らせるイスラエルに移住しました。この数は過去16年間にイスラエルに移住した数の2倍です。
    現在、さらに多くのユダヤ人がイスラエルに移住するためにロシアを去っています。イスラエルに移住したユダヤ人の一人は、移住の理由としてロシアでは彼らの価値観が破壊されてしまい、ロシアで生きることはロシアンルーレットのようなものだと言っています。
    ウクライナ問題を巡り、ロシア政府は政府に批判的なロシア人を処罰しています。

    しかし、ユダヤ人の大移動はロシアからだけでなく西欧やウクライナからも大勢のユダヤ人がイスラエルに移住しています。


    http://www.breakingisraelnews.com/44534/leading-israeli-rabbi-messiah-imminent-jewish-world/#RpgyUhqMDCckFb3z.97 

    Rabbi Chaim Kanievsky (C) has issued a call for Jews to move to Israel in preparation for the imminent arrival of the Messiah. (Photo: Dudi Friedman/ Wiki Commons)

    中国、米国の人権違反に関する報告書を発表 

    ラジオ放送
    中国 米国の人権違反に関する報告書を発表

    中国 米国の人権違反に関する報告書を発表

    ©             REUTERS/ Carlo Allegri
    政治
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    中国は26日、米国務省が世界の人権侵害に関する年次報告書を公表したことを受け、米国における人権状況に関する報告書を発表した。

    米国務省は25日、世界の人権状況に関する年次報告書を発表した。この報告書の中では、中国で、弾圧、表現の自由や移動の自由の侵害、報道の自由の制限、拷問、インターネットの厳しい管理、検閲、その他の形態の権利の侵害など、体系的な人権侵害が行われていると述べられている。

    「米国の人権2014」と名づけられた中国の報告書は、中国国務院新聞弁公室が作成したもの。報告書は、新華社通信のサイトに掲載された。

    報告書の序文では、「米国務省は6月25日に再び他の国の人権に関する報告書を公表した。米国はその際に、自国のひどい人権状況を全く悔やまず、それを改善する意思を示さなかった」と述べられている。

    また報告書では、人権擁護家を自称する米国では、2014年に、既存の人権問題が改善されなかったばかりか、一連の新たな問題が発生したことを証明する十分な事実がある、と指摘されている。中国政府は、米国は2014年に、「人権の国際フィールド」で、米国に「レッドカード」を提示した他の国でも、さらに「無作法な態度」で人権を侵害した、との見方を表している。報告書では、米国で市民生活を脅かす銃が広く普及していることも指摘されている。警察による過剰な力の行使は、大勢の人の死につながり、社会の不満を引き起こした。中国政府は、米中央情報局(CIA)による「残酷な拷問」や人種差別、警察と司法システムにおける人種的偏見について指摘している。

    人権問題は、中国と米国にとって、最もデリケートな問題の一つ。米国は定期的に、人権侵害をしているとして中国政府を非難している。中国外務省は、米国に対して、自国の人権問題に取り組み、他の国の問題に介入して、「国際裁判官」としての役を演じないよう、繰り返し呼びかけている。

    タグ
    中米関係, 中国, 米国



    続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150626/502167.html#ixzz3eDedgQ25
    以上は「sputnik」より

    今や米国の人権状況は隔世の感があります。人権問題で他国を非難するのは米国の権利みたいなところがありました。しかし今やそれが中国から批判される様になるとは時代が変わったものです。確かに米国では自由平等民主は米国の取りえでしたが今やそれが警察国家化して自由にものも言えず広場ではダンスも禁止されて電話は盗聴される国へと変質しています。人権問題で他国を非難できる資格は米国にはありません。米国自身が自国内の人権を改善するのがまず必要です。                以上

    普天間・辺野古(1)アメリカ軍は基地を望んでいるか?

    2014年11月30日            

        

     

    沖縄知事選挙で沖縄の人がどういう意思を示したのかについては、沖縄選挙の翌日にこのブログに書いたが、実はこの問題はかなり深い問題をはらんでいる。私たち日本人にとっては戦争の後始末、その後のアメリカ軍との共同、さらにはその後の自衛と基地は国民の合意をして単に沖縄に押し付けている状態を解決する必要がある。

    ところがこの問題の本質は、別のところにもあると思っている。それは、
    1)
    アメリカ軍は普天間も辺野古も基地はいらないのではないか?
    2)
     基地がいるのは建設会社と関係議員ではないか?
    と思うからだ。

    アメリカ軍はすでにフィリピンから撤退し、有事の時には協力するという条約に変え、緊急出動できる後方へ下がっている。日本と韓国からも撤退し、グアム、サイパン、本土などに下がることを10年ほど前から検討している。ワシントンから流れてくる情報を総合的に見ると、驚くべきことに「アメリカは沖縄の基地を必要としていない」と思われる。

    それを公言しているアーミテージ氏や有力な情報を発信している日高さんなどの論調を見ると、少なくとも日本が積極的に自国の防衛とアメリカとの連帯を深めれば、アメリカは沖縄の基地から撤退すると考えられる。

    憲法改正、自国防衛、沖縄から北海道にかけての日本軍の展開、あるいは放棄について日本国民の議論と合意はかならず必要であり、それができれば「普天間も辺野古もいらない」ということになるだろう。

    しかし、ここに大きな抵抗勢力がある。それは「お金さえ貰えば日本のことなど考えない」という国会議員と、悪げはないが「仕事があったほうがよい」と考える建設会社の存在だ。建設会社は悪くない。会社が日本全体のことを考えて仕事を断るようではそのほうが会社としては健全ではない。

    普天間と辺野古の問題が「存在する」のは、1)日本の防衛をどうするかをいつまでも決めない日本国民、2)アメリカの情報を正しく伝えないNHKと報道、3)日本のために、沖縄のために心を尽くす国会議員がいない、4)官僚は大きなことはできず増税だけに熱心、という4つのことと考えられる。

    ただ、国民が真剣なら、アメリカからの情報は自分でも取れるし、議論もすることができる。だから普天間と辺野古の苦しみは、私たち日本人そのものにあると言ってもよいだろう。温暖化について最近、北海道新聞が良いインタビュー記事を出しているが、そこでIPCCの日本代表の方が「温暖化は大したことはない。それより大きな問題が山積している」と語っているが、まさに温暖化にうつつを抜かして、大きな問題を先送りしている私たちが問題なのだろう。

    (平成261121日)

    以上は「武田邦彦氏」ブログより

    真相は米国は基地を望んでいません。財政難のために基地の集約をやっているのです。出来ればグアムへ移転したいのです。それをさせないのは日本政府なのです。あたかも基地を望んでいるのは米国であるような態度を示していますが真相は日本の抵抗があるためにあえて普天間を辺野古にしているだけです。以上

    超国家・超市場論11、市場は社会を統合する機能を持たない

    超国家・超市場論11 市場は社会を統合する機能を持たない
     
    四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/05/18 AM02 【印刷用へ
    「身分」も「お金」も、評価指標として夫々の社会で固く共認されており、その共認圧力が夫々の社会での最大の圧力源=活力源にもなっている。しかし、この両者には大きな違いがある。
    その違いは、根本的には、身分を作り出す国家が闘争圧力に対応した「集団(統合)適応」の存在であるのに対して、お金を作り出す市場は闘争圧力からの抜け道としての「共生(取引)適応」の存在である点に由来している。
    身分(という評価指標)は、肉体的に備わった統合原理である力の序列共認を下敷きにしており、それが上から下まで貫通する身分という観念に置換された事によって、社会全体を統合する機能を持ち得ている。
    それに対してお金は、私的な交換の場での評価指標にすぎず、交換の行われる局部・局部では統合機能を持ち得ても、社会全体を統合する機能は持ち合わせていない。

    「闘争(能力)適応」や「集団(統合)適応」なら、その最先端の闘争機能や統合機能は、闘争圧力に対応する最先端機能であるが故に、全体を収束⇒統合することが出来る。しかし、もともと市場は、「共生(取引)適応」の存在である。共生(取引)適応は、あくまでも闘争圧力からの抜け道に過ぎず、共生適応の最先端機能たる取引⇒お金では、(闘争圧力が消えて無くなった訳ではないので)闘争圧力に対応することが出来ない。つまり、共生(取引)適応はあくまで抜け道機能しか生み出さないのであって、それは闘争圧力に対する真の最先端機能ではない。従って、全体を収束⇒統合することはできない。
    これが、市場が社会を統合する機能を持ち得ない、究極の理由である。

    事実、市場は社会生活を営む上で不可欠の社会基盤(道路や港湾や上・下水道etc)さえ、決して自らの手で構築しようとはしなかった。それどころか、自ら(=市場の拡大)が作り出した貧困(⇒福祉)や戦争さえ、その遂行と尻拭いの全てを国家に押し付てきた。そして自力で拡大することが出来なくなった今では、自分自身の拡大さえも国家(国債)に押し付け、国家(地方を含む)は700兆もの借金で首が廻らなくなって終った。
    ここまで来れば、市場が国家の寄生物でしかないことは、誰の目にも明らかだろう。

    要するに、市場はどこまでも私権闘争の抜け道でしかなく、従ってそれ自体では決して自立して存在できず、国家に寄生するしかない。だから、市場は、云わば国家というモチに生えたカビである。カビがどんどん繁殖すれば、やがてカビ同士がくっつく。世間では、それをグローバル化などと美化して、そこに何か新しい可能性があるかのように喧伝しているが、それも真っ赤な嘘であって、市場が国家の養分を吸い尽くせば、市場も国家も共倒れになるだけである。国債の暴落をはじめ、その可能性は充分にあると見るべきだろう。
     

     

    以上は「るいネット」より

     

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