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2015年10月28日 (水)

半世紀足らずで急速に衰えた農業・・・試される私たち民衆の地力

経営・共同体
304513 半世紀足らずで急速に衰えた農業⇒試される私たち民衆の地力
 
根木貴大 ( 40 営業 ) 15/05/31 PM09

【奇跡のレストラン アル・ケッチャーノ】(文春文庫P11)より引用
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 日本の食糧自給率は、約39%(2013年度 カロリーベース 農水省)である。フランス、ドイツ、イタリアといったヨーロッパ先進国の自給率に比べても、現在の日本の水準は著しく低い。1965年度にはそれでも73%はあったわけで、半世紀足らずで急速に農業が衰えていったことがわかる。なぜ、こんなことになってしまったのだろうか。

 井上馨がヨーロッパの農家を回ったときに強く感じたのは、ヨーロッパの生産者が自尊心をもって農業に携わっているということだった。決して奢侈にふけっているとか、贅沢なクルマを持っているというわけではないが、ポリシーのようなものを持って農業を営んでいると感じたのだ。それはおそらく、国の中での彼らの立場、人間性がちゃんと尊重されているからこそ持ち得たものだと思った。翻って日本はというと、常にお上は農民を生かさず殺さずで、ときにあがめ奉りながら、いざというときには殺しはしないけれども無情にも突き放す。そこには言葉を弄せば農民なんてどうにでもなるという政治家たちの驕りが常に見え隠れしているように井上には思えた。

 もちろん、農民の側にも問題はあると井上は思う。選挙の時にだけ甘言に踊らされて、いくばくかのサービスを受けることで目をつぶり続けてきたのは農民自身なのだ。そんなことをお上と農民は何度となく繰り返してきた。そして、そうやっているうちに、多くの日本の農民は自尊心を失っていってしまったのだ。もちろん、一部のエキスパートは頑張っているし、リーダーとして孤軍奮闘している人々も井上は知っている。しかし、多くの農民が長い時を経て骨抜きにされていってしまった感が井上にはどうしても拭えない。

 いずれにしても、井上が言うように、長い間、生かさず殺さず農業を弄んできたツケがとうとういま(いやもう何十年も前から)回ってきているわけだ。ツケには、すぐに払えば何とかなるものと、そうではないものがある。一気に返せないツケもあるのだ。その代表的なものが農業と教育だろう。そして、もう一つ挙げるとすれば医療もここに入ってくるのかもしれない。いずれにしても、このツケを返すには、巨大なシステムの変更が必要で、それはもちろん一朝一夕には叶わない。長い時間をかけて人を育て、ゆっくりと土壌を整えていかなければならない。一度失ったものを取り戻すには、膨大な時間が必要なのだ。

 農業の荒廃は、視点を変えれば地方の没落をも意味する。何千年もの間、脈々と営まれ続けてきた日本全国の共同体は、たった50年でその勢いを失い、なかなか力を蘇らせずにいる。魅力ある地域作りにどこの共同体も四苦八苦している。あるときは、全国の地方自治体がハコモノ作りに血道を上げたが、思うように人は集まらず、結局はただ建設費用の借金とランニングコストに苦しめられ続けるということだけが分かった。

 多くの地方都市では、駅前商店街がモータリゼーションなしには成り立たぬ大型店舗に駆逐され、これがまた結果的に街と人々の心を壊す一因となった。もちろん古き良き時代の田舎の姿を懐かしむだけでは何も前に進まないということは分かる。モータリゼーションの申し子のような店舗だって、その地域で暮らす人々にとっては、ときになくてはならない施設なのだろう。長い目で見たときに初めてこの無機的な施設やシステムの功罪は自ずと見えてくるのかもしれない。

 一方、実際、街の中心部に商業施設や医療施設、役所などを集約し、コンパクトシティとして機能し始めている青森市や富山市のような例もある。また、長野県の小布施や大分県の湯布院のように観光を生かした街づくりで成功しているところもある。あるいは、ひとたび都市国家ヨーロッパに目を移せば、やはり、小さな街を核としてそれを農村が取り囲み成り立つ構造を持つ田舎は、実に羨ましくも映る。街と農村が有機的に繋がっていて、人々が生きやすい、そして誇りを持てる地域社会がそこにはいまだ厳然としてある。もちろん、これとて、ヨーロッパ全てにおいてというわけではないわけだが。

 いずれにしても、日本の多くの中小地方都市及びその周辺地域がもがき苦しんでいることは覆いがたい事実だ。
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近年、再び盛り上がりを見せる、”農”を取り巻く環境。
一時のブームでは終わらない、終わらせてはならない期待感がそこにはあり、産業・行政の枠を超えた私たち民衆自身の地力が試される。

以上は「るいネット」より

今の地球は78万年ぶりの「地球大異変期」にあります。この食糧不足は歴然としています。お金を払えば食糧を売ってくれることはあてにできなくなります。明日の日本の苦難は明白です。                                以上   

 
 

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