プーチンと金貸しとの戦い(7)金貸しの戦略②ロスチャの戦略
プーチンと金貸しとの戦い(7) 金貸しの戦略② ロスチャの戦略
ウィーン会議以降、ロシアを裏で支配してきたのは、ロスチャイルドであり、ロックフェラーが仕組んできた米ソ冷戦構造も、大きくは、ロスチャイルドの手の内にあったのではないかと考えられます。では、ロスチャイルドは今、何を考えているのでしょうか?
●米国覇権の衰退に伴ってロックフェラーは没落、次はBRICS
>現在起こっているパラダイム転換は、金貸しからすると、米国→中露(BRICS)への寄生先の乗り換えである。ロックフェラー(米国)は、元々ロスチャイルド(欧州)に育てられた金貸しで、第一次世界大戦→第二次世界大戦を通じて米国が世界の覇権国家となって行った。 しかし、現在米国は借金まみれになり、米国債、米ドルは暴落寸前のところに追い込まれている。
<金貸しの視点から世界情勢を俯瞰するより引用>
>市場拡大停止と、市場拡大戦略の無効化という未曾有の事態。
>この窮地の事態に対して、金貸しは先進国の外に新たな市場開拓(消費者の拡大)を実施します。
>市場開拓のターゲットとなったのが「BRICs」。
>ゴールドマン・サックス(ロスチャイルド所有)のジム・オニール氏は2001年に4大新興市場国を「BRICs」と命名し、その後の10年以上にわたる投資ブーム(外貨呼び込み)を引き起こしました。
<金貸しは日本をどうする?~近現代の金貸しの戦略(3)’80年先進国の行き詰まり⇒新たな市場開拓(BRICs)より引用>
●ロスチャイルドVSロックフェラーの戦いはロスチャイルドの勝利
>中国でのロック派の粛清、プーチンによる911の証拠暴露、更にはロックの石油からの撤退など、ロックは既に万事窮した感が強い。
>又、その底流では、ドル基軸体制に代わる中・露と各国の通貨交換協定の急進展やBRICS開発銀行の設立、あるいは金価格の低下(ロスチャによる金買占めの工作)など、米国債・ドル暴落の山場がいよいよ身近に迫ってきた可能性が高い。
>ロックフェラーとの覇権闘争を終えたロスチャイルドが、不平不満分子を処分し、安倍自民党を始めとする既得権益派を従えたのが今回の選挙だったとみるべきであろう。
>もはやロックフェラーとの闘いを終えたロスチャイルドは、金貸しの本領を発揮し始めた、あるいは欧米支配を作り出した力の原理主義者としての本質が露呈し始めた、とみるべきだろう。
<自民圧勝もロスチャルドのシナリオより引用>
>ロスチャイルドは、ネオコン暴走を誘導しつぶしたルパートマードック(イギリスのメディア王)の資金源だったのだ。どうもロスチャイルドはアメリカ(ロックフェラー)との闘いを制するために、あえてネオコンを暴走させ、アメリカバブルからリーマンショックを誘発させた可能性が高い。
>ルパートマードックとロスチャイルドは連携して、シリアに石油利権を確保しており、ロシアのパイプライン利権と対決している
>メディア王=ルパートマードックと金融王=ロスチャイルドによるシリア利権保持のためには自由シリア軍という傭兵組織があったが、それが行き詰まったので、ISIS(イスラム国)がつくりだされたと考えるのが妥当なようです。
<ウクライナ問題、イスラム国問題の背後にロスチャイルドありより引用>
●ロックフェラーを使ってプーチン包囲網を形成するのがロスチャイルドの戦略か?
市場の覇権を巡るロスチャイルドとロックフェラーの戦いはは、経済の基礎的な状況から見て、ロスチャイルドの勝利という形で決着が着いているもようです。米国覇権の衰退を見越して、BRICSを育てようとしてきたのもロスチャイルドであり、ロシアを再び支配下に置こうとする戦略を主導しているのはロスチャイルドであると見るべきでしょう。
ウクライナやイスラム国の紛争も、表向きは米国戦争屋(ロックフェラー→ネオコン、CIA)と見られますが、深読みをすれば、現在のロスチャイルドとロックフェラーの力関係から見て、ロスチャイルドがロックフェラーを使って、ロシアや中東諸国への支配力を強めようとする策略であると考えられます。
プーチンは、欧州(ロスチャイルド)とは経済的連携を容認するスタンスですが、金貸し(ロスチャイルド)の言いなりにはならず、国家主導の経済は死守するという信念は崩していません。それに対して、ロスチャイルドは、ロックフェラーを使って、プーチン包囲網を形成し、主導権を奪おうとしているものと考えられます。
次回は、そのようなプーチンと金貸し(ロスチャイルド)のとの戦いの本質にあるものは何か?追求を深めます。
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