原発をやる必要があると考える人のうち、核武装が必要だからと思っている人が多い。日本人はずるいところがあるから、12000万人もいて、ほとんど一人もおおっぴらに「原発を止められないのは核武装が必要だからだ」と言わないところがすごい。

核武装論はかなり長く慎重に考えなければならないが、

1) 原発を動かしていればウラン濃縮、プルトニウムがあるので、いつでも爆弾を作ることができる。

2) 核武装して、潜水艦から発射できる技術(制御、ミサイルなど)を持てば、侵略されることはない。(核武装すれば平和を保つことができる)

3) 原発(作ろうと思ったら)、ミサイル(人工衛星)、潜水艦技術、制御技術のいずれも日本は世界一流なので、準核保有国。

4) でも、日本は戦後一貫して「反核」を貫いてきたのだから、核武装したら日本の信頼は大きく落ちて、むしろ危険である。

この4番目の理由は元自衛隊の志方陸将との対談で明らかになったので、難しい内容を含んでいる。そこで、機会を見て詳しく解説をする予定だが、対談の詳細はDHCシアターの「現代のコペルニクス」でも放送している。

つまり、日本が核武装することは現実的に不可能なので、原発を運転しているから核武装できるということはあり得ない。それは「科学の問題」としてあり得るだけで、現実の世界であり得ない。

核武装国が増えてはいるが、それでも100カ国以上の国が非核武装国だから、非核武装国の連合を作れば(非核連合)日本が核武装しなくても良くなる。

この問題を合意するのは、「原発と核武装」をまず議論し、その次に「日本の核武装の必要性」を討論することで、なにしろ一回もやっていないのだから、まずテレビで「核武装派」と「非核派」に分けてテーブルを用意し、そこに「核武装派」が登場しなければ合意は得られる。

(平成27520日)