大荒れの日経平均
大荒れの日経平均
日経平均は、末期症状とも言える大荒れとなっていました。
前場は17,000円台を割り込んだ動きをしていましたが、後場に入りマイナス金利導入が発表され今度は
一気に12時40分過ぎに17,638円まで駆け上がり、その時点では日経平均は597円高となっていました。
ところがそこで実弾売りが入り、今度はなんと16,767円まで高値から一気に871円も急落したのです。
そしてそこから先物に買いが入れられ、急上昇し、終値は476円高の17,518円で終わっていました。
まさに末期症状とも言える方向感を失った大荒れの相場となっていました。
言い方を変えれば、ジェットコースター相場とも言える相場だったのです。
ただ、とにかく日銀が過去日本では導入したことがないマイナス金利を導入したことで、株を下げる訳にはいかないとして徹底的に買いあげていましたので、日経平均は高く終わり、まずは一安心となります。
今回のマイナス金利導入は5対4の僅差で決定されたと言われており、意見が割れ、最終的には黒田総裁が決定したのでしょうが、日本がかつて経験したことがないマイナス金利を導入しなくてはいけない「事情」をこれから市場は見ていくことになります。
前場は17,000円台を割り込んだ動きをしていましたが、後場に入りマイナス金利導入が発表され今度は
一気に12時40分過ぎに17,638円まで駆け上がり、その時点では日経平均は597円高となっていました。
ところがそこで実弾売りが入り、今度はなんと16,767円まで高値から一気に871円も急落したのです。
そしてそこから先物に買いが入れられ、急上昇し、終値は476円高の17,518円で終わっていました。
まさに末期症状とも言える方向感を失った大荒れの相場となっていました。
言い方を変えれば、ジェットコースター相場とも言える相場だったのです。
ただ、とにかく日銀が過去日本では導入したことがないマイナス金利を導入したことで、株を下げる訳にはいかないとして徹底的に買いあげていましたので、日経平均は高く終わり、まずは一安心となります。
今回のマイナス金利導入は5対4の僅差で決定されたと言われており、意見が割れ、最終的には黒田総裁が決定したのでしょうが、日本がかつて経験したことがないマイナス金利を導入しなくてはいけない「事情」をこれから市場は見ていくことになります。
とうとうマイマス金利導入へ
日銀はとうとうマイナス金利を導入すると発表していますが、これで今日本にデフレが深刻化してきていると日銀が認めたということになります。
マイナス金利はヨーロッパ(ECB)でも導入されていますが、これでヨーロッパがデフレから脱出できたかとなれば、NOとなります。
それどころか、反対にデフレが深刻化してきており、マイナス金利はデフレを深刻化させるだけとも言えます。
何故なら、お金を持っている個人・企業からすれば、中央銀行がマイナス金利を導入する程、デフレが深刻化してきており、ならばお金を使うのではなく、何らかのためにそのまま現金を保持しておこうとなるからです。
お金には金利がつき利息が付きます。
それをなしにする政策はまさに異常ともいえ、その異常な政策をやらなくてはいけない今の経済・金融状況を
お金を持っている者は敏感にかぎ取り、余計にお金を使わなくなるのです。
今回のマイナス金利導入は日本経済が異常事態に陥っていると世界に公言したと同じ状況となり、勿論、株は一時的に上昇するのでしょうが、実態悪を見に行けばその効果は果たしていつまで持つでしょうか?
マイナス金利はヨーロッパ(ECB)でも導入されていますが、これでヨーロッパがデフレから脱出できたかとなれば、NOとなります。
それどころか、反対にデフレが深刻化してきており、マイナス金利はデフレを深刻化させるだけとも言えます。
何故なら、お金を持っている個人・企業からすれば、中央銀行がマイナス金利を導入する程、デフレが深刻化してきており、ならばお金を使うのではなく、何らかのためにそのまま現金を保持しておこうとなるからです。
お金には金利がつき利息が付きます。
それをなしにする政策はまさに異常ともいえ、その異常な政策をやらなくてはいけない今の経済・金融状況を
お金を持っている者は敏感にかぎ取り、余計にお金を使わなくなるのです。
今回のマイナス金利導入は日本経済が異常事態に陥っていると世界に公言したと同じ状況となり、勿論、株は一時的に上昇するのでしょうが、実態悪を見に行けばその効果は果たしていつまで持つでしょうか?
170億円の黒字予想から1750億円の赤字へ
商船三井は2016年3月期の連結純損益を170億円の黒字予想から1750億円の最終赤字に転落すると発表しています。
船舶処分で1800億円の特損計上が響いていますが、 営業損益も予想は50億円の黒字(一年前は172億円の黒字)だったものが、50億円の赤字となっておりまさに激変しているのが分かります。
営業利益推移
172億円の黒字>50億円の黒字予想>50億円の赤字予想
売上高も5%減少となっており、従来予想の3%減少より悪化しており、経営環境が劇的に悪化してきているのが分かります。
またバルチック海運指数は更に下落し、3.56%下落の325となってきています。
巨大船舶会社は原油安の恩恵はありますが、それより運ぶ荷物がなくなってきており、今後淘汰される海運会社も世界中で出てくるはずです。
時代はまさにサバイバル時代に入ってきており、来たる金融恐慌に備えた会社だけが生き残ることになります。
船舶処分で1800億円の特損計上が響いていますが、 営業損益も予想は50億円の黒字(一年前は172億円の黒字)だったものが、50億円の赤字となっておりまさに激変しているのが分かります。
営業利益推移
172億円の黒字>50億円の黒字予想>50億円の赤字予想
売上高も5%減少となっており、従来予想の3%減少より悪化しており、経営環境が劇的に悪化してきているのが分かります。
またバルチック海運指数は更に下落し、3.56%下落の325となってきています。
巨大船舶会社は原油安の恩恵はありますが、それより運ぶ荷物がなくなってきており、今後淘汰される海運会社も世界中で出てくるはずです。
時代はまさにサバイバル時代に入ってきており、来たる金融恐慌に備えた会社だけが生き残ることになります。
キャタピラー株から見る世界景気
資源開発・建機部門の決算発表があり、日本では日立建機、アメリカではキャタピラーとなりますが、両社とも大幅な下方修正となっています。
キャタピラーが発表しました2015年12月期決算では売り上げが470億1100万ドルとなり15%減少していますが、昨年1月時点では売り上げを500億ドル、その後、480億ドルに下方修正していますが発表になった数字は更に10億ドル減少しているのです。
そして今期の売上げ予想です。
400億ドルから440億ドルとしており、2015年当初予想に比べ100億ドル、20%も減少するとしているのです。
これだけ減れば期間赤字も当然となり、15年10月ー12月期は最終損益が8700万ドルの赤字になっています。
一年前は7億5700万ドルの<黒字>となっていましたので、まさに収益が激変したことが分かります。
今年2016年は通期でも大幅な赤字になる可能性もあり、今後物凄いリストラが発表されるかも知れません。
世界的企業の業績に赤信号が点灯しており、今後潮が引くように企業の利益が消えて行く事態になるはずです。
キャタピラーが発表しました2015年12月期決算では売り上げが470億1100万ドルとなり15%減少していますが、昨年1月時点では売り上げを500億ドル、その後、480億ドルに下方修正していますが発表になった数字は更に10億ドル減少しているのです。
そして今期の売上げ予想です。
400億ドルから440億ドルとしており、2015年当初予想に比べ100億ドル、20%も減少するとしているのです。
これだけ減れば期間赤字も当然となり、15年10月ー12月期は最終損益が8700万ドルの赤字になっています。
一年前は7億5700万ドルの<黒字>となっていましたので、まさに収益が激変したことが分かります。
今年2016年は通期でも大幅な赤字になる可能性もあり、今後物凄いリストラが発表されるかも知れません。
世界的企業の業績に赤信号が点灯しており、今後潮が引くように企業の利益が消えて行く事態になるはずです。
大幅に狂った予想(鉱工業生産指数)
経済産業省は2015年12月の鉱工業生産指数(10年=100:速報値)は11月に比べ、<-1.4%>の96.5だったと発表していますが、専門家の予想は<-0.3%>でしたので、大幅に予想を下回ったことになります。
しかも2ケ月連続して減少しています。
具体的には、出荷が<-1.7%>となり、在庫指数は<+0.4%>となってますので、末端で販売が不振となり在庫が積み上がっており、出荷が出来なかったことになります。
今回の数値の中では【電子部品・デバイス】が<-3.5%>となっており、スマホ用電子部品が大幅な減少を見せているとされています。
この発表から分かる日本経済の姿は、日本経済は2010年当時の鉱工業生産段階を3.5ポイントも下回っているということです。
日本経済はアベノミクスで回復していると報じられていますが、実際は2010年に比べて鉱工業生産指数が3.5ポイントも低くなっており、回復などしていないとなるのです。
今回の甘利大臣の辞任は、今の厳しい状況にある日本経済に更なる打撃を与える可能性もあります。
甘利大臣は自らの記者会見で「司令塔」という表現をしていました通り、安倍総理の右腕でもありましたので、
その右腕を失ったことは極めて重大な事態とも言えます。
以上は「NEVADAブログ」より
しかも2ケ月連続して減少しています。
具体的には、出荷が<-1.7%>となり、在庫指数は<+0.4%>となってますので、末端で販売が不振となり在庫が積み上がっており、出荷が出来なかったことになります。
今回の数値の中では【電子部品・デバイス】が<-3.5%>となっており、スマホ用電子部品が大幅な減少を見せているとされています。
この発表から分かる日本経済の姿は、日本経済は2010年当時の鉱工業生産段階を3.5ポイントも下回っているということです。
日本経済はアベノミクスで回復していると報じられていますが、実際は2010年に比べて鉱工業生産指数が3.5ポイントも低くなっており、回復などしていないとなるのです。
今回の甘利大臣の辞任は、今の厳しい状況にある日本経済に更なる打撃を与える可能性もあります。
甘利大臣は自らの記者会見で「司令塔」という表現をしていました通り、安倍総理の右腕でもありましたので、
その右腕を失ったことは極めて重大な事態とも言えます。
以上は「NEVADAブログ」より
日銀がマイナス金利を導入するということは、逆に日本経済がそれだけ厳しい状況にあるということです。安倍政権は数字を操作して如何にも良いような嘘を言いますが、株価はウソは通じません。日銀のモルヒネ注射も一時的でこれが効かなくなった時には経済崩壊となります。人間で言えばご臨終が間もなくといったところです。いずれにせよマイナス金利は最後の手段です。少しの間延命するだけです。一刻も早くSMAPの暗号の「はやく逃げて」が現実化しそうです。 以上
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