安倍首相「違ったら国会議員をやめます」拉致問題をめぐり熱弁(2/7)
2016.1.12 13:55
更新
【衆院予算委詳報】
安倍首相「違ったら国会議員をやめます」「国論を二分しようとの策謀に引っかかってはだめ」 拉致問題をめぐり熱弁
衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=12日午前、国会・衆院第1委員室
【拉致問題】
緒方氏「安倍首相のこれまでの拉致問題に対する姿勢について。先般12月に元家族会事務局長の蓮池透さんが著書を出している。『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』という題の本。その第1章の表題は『拉致を使ってのし上がった男』。53ページに『今まで拉致問題はこれでもかというほど政治的に利用されてきた。その典型例は実は安倍首相によるものである』と書いている」
首相「その本、私はまだ読んでおりませんが、いちいちコメントするつもりはございません。家族会の中からも、実はその本に対して強い批判があるということもご紹介させていただきたい。大切なことは北朝鮮に対して一致結束して、今われわれも一生懸命やっているのですから、すべての被害者を奪還するために全力を尽くしていくことではないかと思います」
緒方氏「安倍首相は拉致を使ってのし上がった男でしょうか」
首相「そういう私は議論をする気すらはっきり言って起こりません。そういう質問をすること自体がですね、この問題を政治利用しているとしか思えないわけであります。私はですね、まさにこの問題については父親の秘書を務めているときから取り組んでまいりました。当時はまったく誰からも省みられなかったわけでありますし、私もずいぶん批判を受けましたよ、この問題については。しかし批判を受けましたが、まさに被害者を取り戻すことが政治の責任であるとの思いで今日まで仕事をしてきたつもりであります。もちろん政治家の仕事、困難な仕事には常に批判が伴うが、そうした批判は受け止めながら、しっかりと結果を出していくために努力を重ねていきたいと思っている」
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