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2016年2月23日 (火)

「尖閣騒動」(2010年)の真実

2010年の「尖閣騒動」。尖閣沖で日米がどのように悪質な謀略行為を行ったのか? その実態を副島隆彦氏が暴露している。

「尖閣騒動」(2010年)の真実
2010年の「尖閣騒動」は,日米の戦争屋が仕掛けた謀略事件であったことがヒラリーの「公的個人メール」で明らかになった。

尖閣沖で日米がどのように悪質な謀略行為を行ったのか? その実態を副島隆彦氏が暴露しているので,以下に引用する。

尖閣諸島沖の中国漁船の拿捕(だほ)劇の大失敗のこと。
投稿者:副島隆彦

2010年9月7日の、尖閣諸島沖での日本の海上保安庁(米国のコースト・ガードに相当する。本当は、日本の海上自衛隊が、コースト・ガード並み)が、計画的に、あの辺にたくさん来ている中国漁船のうちの一隻を上手に両側から挟みこんで、「アメリカ海軍による指導のまま」海上保安庁の二隻が両方から接近して、

 中国漁船が当然、必死で逃げようとするのを両方の巡視船(それもかなりの大型)にぶつけさせながら、動物狩りのように追い込んで捕まえました。
そして、日中の国境、排他的経済水域、領土問題の紛争として、大きく浮かび上がらせる計画をアメリカのリチャード・アーミテージという、

 おそろしい、CIAと米特殊軍の司令官である、”本当の麻薬(アヘン)王”(ベトナム戦争でも、”黄金の三角地帯”でも、南米コロンビアのコカイン・カルテルでも)である、この男が、日本の次の傀儡(かいらい)首相に決まっている、前原誠司をあやつって、計画的に、こういうことをしました。
 それは、9月1日の、伊豆の下田港の沖で行われた、「防災の日」という奇妙奇天烈な日の、実質、日米合同(海上)軍事演習で、練習したことを、そのまま、9月7日に場所を移動して、実行したものです。

 仙谷由人から、8月31日に、菅直人は、耳打ちされて、「代表選挙は、必ず勝つように仕組んであるから、安心せよ」と、その前の数日、ぐらついていた気持ちが 落ち着いて、それで、アメリカの下僕の悪人になり尽くす決意も新たに、菅直人は、意気揚々と、下田に、観閲式に行きました。 

 前原が、外務大臣(つまり、次の日本首相)になる、お披露目(ひろめ)として、同じく次の米大統領である、ヒラリー・クリントンに24日に会うための、お土産(みやげ)として、この事件を、この馬鹿たちが仕組みました。 (記事)

どうだろうか?
当時,日本のマスコミは総力をあげて,中国の漁船が日本の海保の艦船に体当りしてくる動画を日本中に流し続けた。

「中国は,こんなにもヒドイ国なんだ!」というネガティブ・キャンペーンで,日本国民は一夜にして中国嫌いになった。

これを知った中国は,以後,日本国を国家とは見なしていない。
(飯山一郎)
 

尖閣騒動は,日米の戦争屋が仕掛けた悪辣な謀略だった。隣国を異常に憎悪し,喧嘩を吸っ掛けるような国は必ず滅びる!ということだ。

日中衝突は日米戦争屋の悲願。その成功例が「尖閣紛争」。
2012年に民主党の野田政権が沖縄県・尖閣諸島を国有化する直前、当時のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が中国と事前協議を重ねるよう日本側に要請していたことが明らかになった。国務省が29日に公開したクリントン前国務長官が公務で使っていた私用メールの中で分かった。
上の文章は日経新聞の記事であるが,2012年の「尖閣紛争」は,日米の戦争屋が仕掛けた!ということが明らかになった。

12年当時,日本はマスコミを総動員して「中国の(軍装)漁船が海上保安庁の艦船に体当りしてきた!」と大宣伝したが,これが嫌中意識を高める洗脳キャンペーンであったことは,日本人だけが知らぬ世界の常識だ。

結果,中国は「“戦争屋に支配される日本”を国家としては扱わない!」として,中国の政府機構の中の「日本局」を廃止した。

隣国を異常に憎悪し,喧嘩を吸っ掛けるような国は,必ず滅びる!
ということだ。
(飯山一郎)




米、尖閣で中国との事前協議を要請
12年の国有化直前
  『日経新聞』 2016/1/31

 【デモイン(米アイオワ州)=吉野直也】2012年に民主党の野田政権が沖縄県・尖閣諸島を国有化する直前、当時のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が中国と事前協議を重ねるよう日本側に要請していたことが明らかになった。国務省が29日に公開したクリントン前国務長官が公務で使っていた私用メールの中で分かった。

 メールはキャンベル氏が国有化の約1週間前に当たる12年9月3日、複数の国務省高官に宛てた10行足らずの文章で、当時国務長官だったクリントン氏にも転送された。「佐々江との電話」との表題で始まるこのメールは、当時の佐々江賢一郎外務次官(現駐米大使)が電話でキャンベル氏に尖閣の国有化の方針を伝え、その直後に同氏が書いたものだった。

 メールでキャンベル氏は「(前月の)8月7日に東京を訪れ、佐々江と日本政府に(国有化の)計画を北京と協議し、通知するよう促した」と説明。「日本は一連の検討を終え、中国側は明らかに激怒している。佐々江は中国が(国有化の)必要性を理解し、いずれ受け入れると信じている」と報告したが、かっこに「私にははっきりしない」と付け加え、日本側の認識を不安視した。

 キャンベル氏は「日本政府と尖閣の所有者が売買額で合意した」と明記する一方で「購入を目指した当時の石原慎太郎・東京都知事が納得しないかもしれない」との解釈も付記した。

 当時の尖閣の国有化に際して米側が抱いていた懸念がこうした文書の形で判明したのは、初めてとなる。日本が尖閣を国有化した当時、野田政権内には事前に尖閣の国有化を中国に伝え、中国側から了承を得たとの証言もあった。だが、それがどういったレベルの了承なのかをめぐって懐疑的な見方があった。

 尖閣国有化の後、日中間の緊張が高まり米側の予見通りになった。メールを通じて野田政権が「中国が(尖閣の国有化を)いずれ受け入れる」と、中国の出方を見誤っていた点も明確になった。尖閣問題で中国につけいる隙を与え、オバマ米政権が掲げるアジア重視政策に影響が及ぶことを嫌うキャンベル氏の姿勢も浮き彫りになっている。 (記事)
 
以上は「文殊菩薩」より
この事件の後、2011年3月11日に「3.11テロ」が起きています。日本は謀略戦争に負けたのです。日本の政治家はちょろいものです。                 以上

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