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2016年9月23日 (金)

フリーメイソンの深部~植松聖の錯誤~

フリーメイソンの深部 ~植松聖の錯誤~

2016年7月26日未明に、相模原市「津久井やまゆり園」で起きた、植松聖による障害者施設襲撃事件は、19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせるという、全世界に衝撃を与えるものだった。

それでプーチンを初め、世界各国からお見舞いが届いた。ところが肝心の安倍晋三が、戦後、最悪の血塗られた惨事だったにも関わらず、国民にメッセージを出さない。こういうときは、オバマ、プーチン、オランド、習近平と世界のトップは国民に直接話しかける。ところが安倍晋三は、夏休みでゴルフに忙しかったのか、それとも自分が作った事件に恐くなったのか、一切語りかけなかった。

津久井やまゆり園は大規模な施設で、149人もの障害者が入所している。この施設は神奈川県が税金で設立したものだが、民間に委託された結果、社会福祉法人の「かながわ共同会」が運営していた。つまりは官僚の天下り機関である。したがって職員も潤沢で、常勤職員は100名以上もいる。

この障害者施設で、植松聖は、「ヒトラーの思想が降りてきた」と語っていた。

ヒトラーはすでに安倍政権に降りてきていて、それは副総理の麻生太郎の発言で広く知られている。

(「報ステ⑨ ワイマール憲法に詳しいミハエル・ドライアー教授 自民党草案はワイマール憲法48条を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性がありとても問題です。一見読むと無害に見えますし他国と同じような緊急事態条項に見えますが 」)

(「報ステ⑨
ワイマール憲法に詳しいミハエル・ドライアー教授
自民党草案はワイマール憲法48条を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性がありとても問題です。一見読むと無害に見えますし他国と同じような緊急事態条項に見えますが 」)

『東京新聞』(2013年7月31日)が「あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨」と題した記事を載せていた。

「麻生太郎副総理兼財務相の29日の講演における発言要旨は次の通り。

日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧だ。改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。

落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。

ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。憲法が良くてもそういったことはありうる。

憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。

「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい」(「あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨」)

麻生太郎副総理兼財務大臣閣下ご講演 ナチス発言の音声 Raw Audio Aso’s Nazi

「誰も気がつかない間に変わった」とは、恐ろしい発想だ。日本の改憲も、「誰も気がつかない間に変」えるから、愚民は憲法などに関心を持つな、静かに黙っておれ、といっているのだ。

今回の障害者施設襲撃事件で、600万人ものユダヤ人虐殺をやる前に、30万人以上の障害のあるドイツ人らが殺害されたことは、あまり知られていない。

ヒトラーの優生学思想は、まず同じドイツの社会的弱者に向かい、しかるのちにユダヤ人に、そして外国人へと向かったのである。

Nazi T4strategy

この危険なヒトラーの思想が、「自分に降りてきた」と植松は、病院の医師に話していた。

障害者は戦争を知らせる悲しみのカナリアだ。かれらは権力から見捨てられ、抹殺されることで、戦争が近付いていることを、そして次はあなた方が殺されると知らせるのだ。

Nazi

T4作戦は、ナチス・ドイツで優生学思想に基づいて行われたガス室での安楽死作戦(障害者の虐殺)である。
1939年10月から開始され、1941年8月に中止されたが、安楽死政策自体は継続された。

麻生太郎の「さっさと死ねるように」「いつまで生きるつもりなのか」発言。これをへらへらと嗤って聞く聴衆。積極的に協力する医学界。日本はほんとうに変わった。安倍晋三には普通の人間がもつ、気の毒な立場の人への同情や共感の感情がいっさいないようだ。

障害者施設襲撃事件についてのツイートを幾つか見てみよう。
 

「きむらゆい

相模原での差別と排除に裏打ちされた痛ましい事件
2度と起こさないために
強者の論理で国や経済を操る政治を辞め
弱者の立場に立った政治を実現しなければならない
そのためにも私は鳥越俊太郎さんを都知事にしなければならないと確信した

涅槃

精神障害者を合法的に殺そうとする政策を進めようとする国であの事件が特別だなんて言わせねえからな。
精神障害者ら7.9万人、受給減額・停止も 年金新指針で。
日本経済新聞

Abby

犯罪を仄めかす者にはGPSをと警察国家のような事を言い始めたが、真っ先に付けるべきは政治家でないの。

asuka

SNSで初めて見た日本人のアンケート社会的弱者(障害者)に対して、そして人の命の尊さを全く理解していない国民なのだとハッキリとわかりました。
精神障害者ら7.9万人、受給減額・停止弱者を切り捨てる日本政府が生みだした狂った社会構造。

容疑者「ヒトラー思想降りた」。措置入院中の2月。 相模原の障害者施設殺傷事件で、植松聖容疑者(26)が緊急措置入院中の2月20日、「ヒトラー思想が2週間前に降りてきた」と話していた。

amaちゃんだ

麻生太郎は日本のマスコミがいないと安心して、ブルガリアでホンネを口に出してしまった。
「国に負担をかけている高齢者は死ぬべきだ」と言ったのだ。

高齢者とはいうが、その後ろには「国の足を引っ張る老人、障害者を殺すべき」と言ったに等しい。

安倍晋三、麻生太郎、小池百合子、稲田朋美にはヒトラーが二重写しになっている。
日本国民すべての幸福を願う姿勢など微塵もない。
彼らにあるのは、強烈な独裁国家を作り、底辺の民衆を奴隷のように絞り上げて金持ちと大企業のために利用する姿勢しかない。
国家というウソにまみれた虚構を振りかざし

植松聖の手紙には、フリーメイソンの言葉が出てきていた。「フリーメイソンからなる※※※※が作られた※※※※※※※※を勉強させて頂きました。戦争で未来ある人間が殺されるのはとても悲しく、多くの憎しみを生みますが、障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます」。この伏せ字の部分が非常に気になる。

ジョン・コールマンは『300人委員会』で次のように述べていた。

意図的に危機的状況を次々に起こし、それを操作・管理して、自分たちを除く全人類が自らの運命に対して無力感しか持ち得ないようにする。

これによって混乱が生じ、選択肢が多すぎるあまり大規模な無関心が生じる。アメリカの場合、危機管理の機関がすでに配置されている。連邦緊急管理庁「FEMA」と呼ばれるこの機関の存在を、私は1980年初めて明らかにした」

植松聖の背景の構造は、次の4段構造になっている。(1)が表層で、具体的な世界である。(2)、(3)、(4)と影響力は深まり、陰の権力化していく。

(1)植松聖

(2)ネトウヨ・曾野綾子ら御用文化人

(3)安倍晋三・麻生太郎・石原慎太郎ら政権

(4)フリーメイソン

4段目の最深部、フリーメイソン(その奥の院としてのイルミナティ)が、陰の権力として世界を、そして日本を支配している。

たとえば今回の障害者施設襲撃事件のような「危機的状況を次々に起こし、それを操作・管理して、自分たちを除く全人類が自らの運命に対して無力感しか持ち得ないようにする」。もし今回の障害者施設襲撃事件に背後関係があれば、その者たちがもっていた動機はこれになる。

以上は「兵頭に訊こう」より

安倍氏は植松と似た思考なので共感を持って見ているのです。だから植松を批判できないので発言をしないのです。                           以上

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