自己組織化と進化の鍵~天才テスラも驚愕?カーボンナノチューブが勝手に電気回路を作り上げた
自己組織化と進化の鍵 ~天才テスラも驚愕? カーボンナノチューブが勝手に電気回路を作り上げた
るいネットさんのサイトより
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=315079&g=131107
<転載開始>
米ニューズウィークで驚きの報告がされています。
なんと、カーボンナノチューブの粒子に強力な電界を掛けたら、自動的に電気回路を作り上げたというもの。
電界を掛けるのに使われたのは、あのニコラ・テスラが作ったテスラコイルです。
今回、勝手に出来たと報告されているのは、あくまで電気回路ですが、生物を構成する細胞についても同様の仕組みが備わっている可能性は大きいのではないでしょうか。
生物の進化についても、(主流進化論者が言うように)当てずっぽうな突然変異で起きるわけではなく、自己組織化という、自然界にもともと備わっている仕組みによるものではないか、と思わずにいられません。
以下、ニューズウィークジャパンのサイト(リンク)から転載します。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=315079&g=131107
<転載開始>
米ニューズウィークで驚きの報告がされています。
なんと、カーボンナノチューブの粒子に強力な電界を掛けたら、自動的に電気回路を作り上げたというもの。
電界を掛けるのに使われたのは、あのニコラ・テスラが作ったテスラコイルです。
今回、勝手に出来たと報告されているのは、あくまで電気回路ですが、生物を構成する細胞についても同様の仕組みが備わっている可能性は大きいのではないでしょうか。
生物の進化についても、(主流進化論者が言うように)当てずっぽうな突然変異で起きるわけではなく、自己組織化という、自然界にもともと備わっている仕組みによるものではないか、と思わずにいられません。
以下、ニューズウィークジャパンのサイト(リンク)から転載します。
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●強力な電界をかけると、カーボンナノチューブの粒子がワイヤーを作った
電気自動車会社テスラモーターズの社名の由来ともなった、異能の科学者/発明家ニコラ・テスラ(1856-1943年)。彼が発明した、交流による発送電装置や無線トランスミッターなどは現代文明の基盤になっているといっていい。
彼の発明品の1つ、テスラコイルを科学実験番組などで見たことのある人もいるだろう。テスラコイルとは、2つのコイルを共振させて高周波・高電圧を発生させる変圧器なのだが、その際にすさまじい稲妻が発生するのだ。マッドな科学者を表現するアイテムとして、テスラコイルはぴったりである。
インパクトの割にはあまり使われていないテスラコイルなのだが、意外な分野で今後注目を集めることになるかもしれない。それは、カーボンナノチューブを使ったワイヤーの作成だ。
カーボンナノチューブは、炭素原子が編み目のように結合し、ナノスケールの筒状になったもの。次世代半導体材料として期待されているほか、鋼鉄の20倍の強度があることから宇宙エレベーター(地表と静止軌道を結ぶエレベータ。ロケットよりも安価に宇宙空間へ物資や人を送ることができる)の材料にも使えるのではないかと言われている。
米ライス大学Paul Cherukuri博士らの研究チームは、ナノ粒子状にしたカーボンナノチューブに、テスラコイルを使って強力な電界をかけた。すると、隣り合ったカーボンナノチューブの粒子は互いにくっつき、30cm以上離れた場所にあるテスラコイルに向かって長い鎖状のワイヤーを作っていったのである。ワイヤーの長さは、最大で15cmにもなった。
●さらに複雑な電気回路を作れる
さらに、カーボンナノチューブとともにLEDも入れておいたところ、カーボンナノチューブとLEDが結びついて回路を作り、テスラコイルが作った電界から電気エネルギーを取り入れてLEDを光らせることができた。
従来にも電界をかけることで小さな物体を動かすことは行われていたが、30cm以上も離れたところからナノ粒子を自己組織化することはできていなかった。研究チームは、この現象を「Teslaphoresis」と呼んでいる。
Cherukuri博士は、ナノ粒子を載せる表面をあらかじめパターン加工し、複数のテスラコイルを使えば、さらに複雑な電気回路を作れると考えている。また、カーボンナノチューブ以外のナノマテリアルも使える可能性があるという。研究チームはこのTeslaphoresisの応用として、再生医療用のテンプレートを検討している。
ちなみに、医療分野などでは自己組織化するマテリアルが注目を集めており、2015年9月にはロンドン大学クイーン・メアリーの研究チームが、タンパク質を自己組織化して人工血管を作る手法を発表している。
生物とはまったく異なる原理で、自分の体を自己組織化するロボットもいずれ登場してくるのだろうか?
<転載終了>
●強力な電界をかけると、カーボンナノチューブの粒子がワイヤーを作った
電気自動車会社テスラモーターズの社名の由来ともなった、異能の科学者/発明家ニコラ・テスラ(1856-1943年)。彼が発明した、交流による発送電装置や無線トランスミッターなどは現代文明の基盤になっているといっていい。
彼の発明品の1つ、テスラコイルを科学実験番組などで見たことのある人もいるだろう。テスラコイルとは、2つのコイルを共振させて高周波・高電圧を発生させる変圧器なのだが、その際にすさまじい稲妻が発生するのだ。マッドな科学者を表現するアイテムとして、テスラコイルはぴったりである。
インパクトの割にはあまり使われていないテスラコイルなのだが、意外な分野で今後注目を集めることになるかもしれない。それは、カーボンナノチューブを使ったワイヤーの作成だ。
カーボンナノチューブは、炭素原子が編み目のように結合し、ナノスケールの筒状になったもの。次世代半導体材料として期待されているほか、鋼鉄の20倍の強度があることから宇宙エレベーター(地表と静止軌道を結ぶエレベータ。ロケットよりも安価に宇宙空間へ物資や人を送ることができる)の材料にも使えるのではないかと言われている。
米ライス大学Paul Cherukuri博士らの研究チームは、ナノ粒子状にしたカーボンナノチューブに、テスラコイルを使って強力な電界をかけた。すると、隣り合ったカーボンナノチューブの粒子は互いにくっつき、30cm以上離れた場所にあるテスラコイルに向かって長い鎖状のワイヤーを作っていったのである。ワイヤーの長さは、最大で15cmにもなった。
●さらに複雑な電気回路を作れる
さらに、カーボンナノチューブとともにLEDも入れておいたところ、カーボンナノチューブとLEDが結びついて回路を作り、テスラコイルが作った電界から電気エネルギーを取り入れてLEDを光らせることができた。
従来にも電界をかけることで小さな物体を動かすことは行われていたが、30cm以上も離れたところからナノ粒子を自己組織化することはできていなかった。研究チームは、この現象を「Teslaphoresis」と呼んでいる。
Cherukuri博士は、ナノ粒子を載せる表面をあらかじめパターン加工し、複数のテスラコイルを使えば、さらに複雑な電気回路を作れると考えている。また、カーボンナノチューブ以外のナノマテリアルも使える可能性があるという。研究チームはこのTeslaphoresisの応用として、再生医療用のテンプレートを検討している。
ちなみに、医療分野などでは自己組織化するマテリアルが注目を集めており、2015年9月にはロンドン大学クイーン・メアリーの研究チームが、タンパク質を自己組織化して人工血管を作る手法を発表している。
生物とはまったく異なる原理で、自分の体を自己組織化するロボットもいずれ登場してくるのだろうか?
<転載終了>
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