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2016年11月25日 (金)

ドウテルテの運命(その2)

 ドゥテルテの運命 (その2) ◆

━━━━━━━━━━

 

「今までは米国の忠実な同盟国だったフィリピンは、中

国陣営に投じるのだろうか? 

 

 

今年は逆転劇が多い年だが、さすがにこれほどの逆転を

予想した者は少なかっただろう。今年7月、国際裁判所

がフィリピンの申し立てを支持し、中国の南シナ海に対

する領有権の主張を根拠がないとして否定したが、中国

はこの判決に激怒した。

 

 

ところが今週、中国はあの気まぐれなフイリピン大統領

ロドリゴ・ドゥテルテを下にも置かぬ丁重さで迎えてい

る。彼は4日間の公式訪問に400人余りの企業家をぞろぞ

ろ引き連れ、歓待を受けている。刮目せよ──東南アジ

アにおける米国の最も強固な同盟国が今や、まるで熟れ

たマンゴーのように中国の手の中に落ちようとしている

ように見える。

 

 

今年6月以来政権の座にあるドゥテルテ氏が、最近の数

週間に行った発言を振り返ってみよう。彼の麻薬犯罪者

と常習者に対する「皆殺し」戦争は多くの無実の者を含

めて数千人もの命を奪ったが、この戦争を批判したバラ

ク・オバマ米大統領を彼は「売女の倅」と呼んだ。

 

 

彼は、米海軍と合同の艦船パトロールと、ミンダナオ島

南部のジャングル地帯での米軍の支援の終了を大っぴら

に求めた。ミンダナオ島では米軍の特殊部隊が、アルカ

イダ傘下にある過激派集団アブ・サヤフと戦うフィリピ

ン国軍を指導している。さらに彼は、もしフィリピン諸

島が軍事攻撃を受けた場合、米国が条約を順守して救援

に駆け付けるのか、疑問を表明している。

 

 

(中略)

 

 

ドゥテルテ氏は何を企んでいるのだろうか? 忘れてな

らないのは、彼にとっての優先事項は国の発展と成長で

あり、これが、強固な富裕階級が都市部や田舎に住む無

数の貧困層に向かって威張り散らしているフィリピンと

いう国で、彼が極端に高い支持率を上げている理由の1

つなのだ。

 

 

しかし、発展するには資本が要るのに、フィリピンは最

近の中国の東南アジア諸国に対する気前のいいばら撒き

外交からの対象からは除外されてきた。両国の関係は、

2012年に中国がスカボロー岩礁からフィリピン海軍を排

除してから険悪になった。

 

 

スカボロー岩礁は、フィリピン本土から200キロ余りの

距離でその排他的経済水域内にあり、一方中国からはほ

900キロの位置にある。フィリピンの諸企業が中国で

苦労している一方で、フィリピンには中国からの投資は

ほとんどない。国際裁判所の判決は事態をさらに悪化さ

せただけだった──判決が出て以降、中国は国民にフィ

リピンへの旅行はしないように勧告している」

(英字原文)

http://econ.st/2eUzQyn

 

(引用終わり)

 

 

「今までは米国の忠実な同盟国だったフィリピンは、中

国陣営に投じるのだろうか?」。これが西側の共通した

懸念のようだ。

 

 

国際裁判所の、中国の南シナ海に対する領有権の主張を

根拠がないとする判決は、ドゥテルテを違った意味で喜

ばせた。これで中国と和解すれば多額の援助を引き出せ

る。実際、ドゥテルテは1018日から21日までの訪中で、

経済協力として、投資、援助、借款などで計240億ドル

(約25千億円)を取り付けた。

 

 

これはフィリピンの国家予算の35%ほどにあたる。見事

ではないか。なによりも南シナ海から、第三次世界大戦

の芽を摘んだのがいい。

 

 

ドゥテルテに対する米国の批判は、麻薬犯罪者と常習者

に対する過激な取り締まりにある。しかし、発展途上国

に対して、人権や民主主義の段平を振り回して、米国は

侵略を繰り返し、一掃、人権や民主主義のない国に破壊

してきた。

 

 

ドゥテルテの過激な麻薬犯罪者と常習者に対する取り締

まりがいいとはいわない。しかし、米国は、例外の神の

国として、お節介をやかないことだ。米国自身が、現在、

人権も民主主義もない不正選挙をやっているのだから。

 

 

ドゥテルテはオバマに、「売女の倅」とはいわずに、

「それならお前さんがやってみな、ほかのやり方ではフ

ィリピンではダメなんだ」と切り返したらいい。オバマ

にもできないのである。

 

 

ドゥテルテのしたたかな外交は、フィリピンばかりか、

日中をも救っている。もし国際裁判所の判決に添って、

中国との対立を深めたら、日本を巻き込んだ第三次世界

大戦の発火点になったかもしれない。それが、少なくと

もしばらくは下火になったのである。

 

 

「ドゥテルテによる180度旋回」は続けて書いている。

 

 

(「その3」に続く)

 

 

 

・‥…━━━☆

 

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

 年々にわが悲しみは深くして

   いよよ華やぐいのちなりけり

           岡本かの子

 

 

みんな、あしたこそ、幸せになあれ!

 

0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

 

あとがき

 

ご意見、ご感想は、ツイッターのDMでください。

 

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発行人 :兵頭正俊

 

━━━━━━━━━━━━━
以上は「兵頭に訊こう」より
 

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