石原元知事ついに”公開処刑か”・・・自民も参考人招致を検討
石原元知事ついに“公開処刑”か…自民も参考人招致を検討
2017年01月25日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
石原慎太郎元都知事はいよいよ議会に引っ張り出されるのか。参考人聴取に応じるのか。23日の都議会「豊洲問題特別委員会」終了後、自民党の山崎一輝委員長が、「参考人招致するかどうかについて、今後検討していきたい」と明言した。名指しこそしなかったものの、豊洲問題の“元凶”である慎太郎氏のことを指しているのは間違いない。ついに都議会自民党も慎太郎氏の参考人招致に動き出した形だ。
「小池知事は、慎太郎氏の責任を問う住民訴訟で、これまでの都の方針を百八十度転換。従来『慎太郎氏に責任はない』とのスタンスでしたが、小池知事は『石原氏に責任があったのか否か明確にしたい』と、新たに都の弁護団を立ち上げることを決めました。狙いは、慎太郎氏を裁判に引きずり出すことに加え、都議会自民党に圧力をかけることでしょう。これまで、都議会は慎太郎氏を参考人として呼ぶことを渋ってきた。しかし、豊洲の地下水から“猛毒”が検出されたうえ、小池知事が慎太郎氏の責任の有無を口にした以上、都議会自民党も動かざるを得なくなった格好です」(都政記者)
つまり、山崎委員長から発言が飛び出したのは、小池知事からのプレッシャーが原因というわけだ。果たして、都議会は慎太郎氏を引っぱり出すことができるのか。
「もし、曖昧な理由を付けて参考人招致に応じなければ、都議会はいよいよ百条委設置に動かざるを得なくなる。百条委には強制力があり、出頭や証言を拒むと罪に問われます。すでに共産は百条委の設置と慎太郎氏の証人喚問を求めている。民進も設置を目指すことを表明しています。住民訴訟でも、裁判官が証人として出廷を求めれば、慎太郎氏は断ることはできません。正当な理由なく出頭しないと、やはり罪に問われる可能性があります。百条委や裁判に呼ばれる前に、特別委に出て証言したり、小池知事のヒアリングに応じた方が、慎太郎氏にとってはリスクが低い。本人がそう考えてもおかしくはありません」(都政関係者)
いよいよ慎太郎氏も追い詰められてきた。
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