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« 時代は、我々の身の回りから変化しつつある | トップページ | 米国の没落が急加速!「アメリカファースト」政策の大失敗(2/5) »

2017年8月29日 (火)

イラクのマリキ副大統領が露国を訪問、首相時代と同じように米国を批判し、露国との関係強化へ  

 

        カテゴリ:カテゴリ未分類    
    イラクのヌーリ・アル・マリキ副大統領は7月23日から4日間にわたってロシアを訪問、ウラジミル・プーチン大統領、セルゲイ・ラブロフ外相、ロシア議会のバレンティナ・マトビエンコ議長らと会談した。議長と会った際、「ロシアは歴史的にイラクと強く結びついている」とした上で、イラクにおいてロシアが政治的かつ軍事的に強い存在になることを望んでいると語ったと伝えられている。

25日に行われたマリキとプーチンの会談ではT-90戦車について触れられたというが、イラクはロシアからそのタイプの戦車を73両、購入するとも報道された。アメリカ製の主力戦車、M1A1 エイブラムズがダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)との戦闘で保有していた140両のうち28両が対戦車ミサイルで破壊され、その脆弱性が問題になったようだ。

マリキは首相だった2014年3月、アメリカの同盟国であるサウジアラビアやカタールがイラクの反政府勢力へ資金を提供していると批判、ロシアへ接近する姿勢を見せていた。その翌月に行われた議会選挙では彼が党首を務める法治国家連合が第1党になっている。本来なら彼が首相を続けるのだが、指名されない。アメリカ政府が介入したと見られている。首相に選ばれたのはハイデル・アル・アバディだった。

2015年9月30日にロシア軍がシリア政府の要請で空爆を始めると、このアバディもロシアに空爆を頼もうとする。ロシア軍の戦闘能力が高く、アメリカ主導軍と違って本当にダーイッシュを攻撃するのを見たからだろう。そうした動きを見たバラク・オバマ政権は10月20日にジョセフ・ダンフォード米統合参謀本部議長をイラクへ送り込み、ロシアへ支援要請をするなと恫喝したようだ。

ダーイッシュがファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言したのは2014年1月。6月にはモスルを制圧、その際にトヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねてパレードしている。その様子は撮影され、世界に配信された。

その写真を見て少なからぬ人が疑問を持ったはず。アメリカ軍はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人からの情報などでダーイッシュの動きを把握していたはずで、ダーイッシュのパレードは絶好の攻撃目標。攻撃しなかったのはおかしいのだ。ダーイッシュが売り出される前、マリキはすでにその回答を口にしている。

本ブログでは何度も指摘しているように、こうした展開を2012年の段階で予測していたのがアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)。その年の8月に作成、オバマ政権へ提出された報告書の中でシリアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、つまりオバマ政権が主張する「穏健派」は存在せず、アメリカ政府が政策を変えなければ東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。

この報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリン中将。ダーイッシュが売り出された後、2014年8月7日にオバマ大統領の周辺と対立していたフリンはDIA長官を辞めざるをえなくなる。

退役後、この文書に記載されたダーイッシュ出現の警告ともとれる部分についてアル・ジャジーラの番組で質問されたフリン中将は、そうした情報に基づいて政策を決定するのはオバマ大統領が行うことだと答えている。つまりオバマ政権の決定がダーイッシュの広大な地域を支配させることになったと言ったのだ。この説明はマリキの主張と矛盾しない。このフリンをドナルド・トランプ大統領は国家安全保障担当補佐官に選んだが、有力メディアからの激しい攻撃もあり、2月13日に辞任することになる。

フリンがDIA長官を辞めた8月にはダーイッシュが拘束していたジェームズ・フォーリーの首を切り落とした場面だとする映像が流れる。これはフェイクだった可能性が高いが、これを利用してアメリカ主導軍は9月にシリアで空爆を始めるが、その時に現地で取材していたCNNのアーワ・デイモンは翌日朝の放送で、ダーイッシュの戦闘員は空爆の前に極秘情報を入手、攻撃の15から20日前に戦闘員は避難して住民の中に紛れ込んでいたと伝えている。

その後、アメリカ主導軍はシリアの重要な施設を破壊、非武装の人々を殺しているが、ダーイッシュやアル・カイダ系武装集団にダメージを与えることはできず、そうした勢力の支配地は拡大していく。

このままシリアのバシャール・アル・アサド政権を倒し、傀儡政権を樹立させるつもりだったのだろうが、これは2015年9月30日にロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入したことから失敗に終わった。今ではアメリカを中心にした侵略勢力の中からカタールやトルコが離脱し、アメリカ主導軍の手先になってきたダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力の敗北は明白。そこでアメリカ政府はCIAによる反シリア政府軍への支援を止めると言い始めたのだが、その一方でアメリカ軍自身がシリアへ侵攻している。先日、トルコ政府はロシアに対し、シリア北部に展開しているアメリカ軍が拠点にしている10基地の位置をロシアへ知らせたと伝えられた。

現在、イラクはアメリカ軍に占領されている状態だが、それでもアメリカの属国にはなっていない。残っている主要国は、1970年代終盤に形作られたアメリカ、サウジアラビア、イスラエルの3国同盟、そしてサイクス・ピコ協定のイギリスやフランスだ。

中東でアメリカはアメリカ軍とロシア軍との直接的な衝突へ向かって動き始めたわけだが、ウクライナ、ポーランド、バルト諸国を使ってロシアへ軍事的な圧力を強めてもいる。アジア大陸の東岸でもアメリカから離反する動きがあるが、それを力で押さえ込み、中国やロシアを威嚇しようとしている。その一環として、中東/北アフリカと同じようにダーイッシュやアル・カイダ系武装集団(つまり傭兵)を使って破壊活動を始めている。アメリカにとって都合の良い動きをしているのは朝鮮くらいだろう。    
以上は「櫻井ジャーナル」より
米国からロシアへと移行している国が増えていることが分かります。正義のある国へとなびくのは当然な行動です。日本はどうするのか?                   以上

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