カテゴリー

  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マスコミ
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 経済・政治・国際
  • 自然災害

最近のトラックバック

« アメリカ政界の怪物・キッシンジャーが語った「日本観」と「中国観」(3/4) | トップページ | サンシャイン計画 の名の下に : アメリカンドリームと平行して続けられた「赤ちゃんの死体泥棒」を継続し続けたアメリカ原子力委員会のプロジェクト »

2017年8月12日 (土)

◆ 危機の民主主義 (その2/3) ◆

 危機の民主主義 (その2) 
━━━━━━━━━━

2
政治の分裂


「野党を支持する有権者は、政府のことをほとんど信用
しない。
政治学者のマーク・へザリングトンとトマス・ルドルフ
が(民主党のオバマ政権下の)2010年に実施した調査に、
共和党支持者の多くは、「連邦政府を信頼したことは一
度もない」と答えている。


(中略)


一方で、政権と議会の多数派が同じ政党の場合、行政府
を厳格に監視しようとする議会のインセンティブは低下
する。
現状で言えば、政治分裂ゆえに、議会共和党がトランプ
の行動を厳格に監視する可能性は低下している。


共和党幹部の多くは、トランプが予見可能なもっと常識
的な行動をとることを望んでいるが、共和党の支持者た
ちが大統領を支持しているために、政権の路線に明確に
反対すれば、党は分裂し、野心的な保守的アジェンダの
実現が遠のき、大きな問題を抱え込むことになる。


このため、共和党の議員たちが、ニクソンを糾弾した前
任者たちの先例に続くことはないだろう。
実際、共和党はこれまでのところ、トランプの利益相反
行為や選挙キャンペーンでのロシア政府との共謀の疑い
を本格的に調査することに乗り気ではない。


さらに危険なのは、研究者のトーマス・マンとノーマ
ン・オネスティンが言うように、共和党が「民主党の正
統性を考慮しないほどに」過激化していることだ。
この20年間にわたって、多くの共和党の政治家、活動家、
ジャーナリストたちが、民主党のライバルたちを「国家
安全保障、(アメリカの)生活スタイルを脅かす脅威」
とみなすようになり、彼らを正統な存在とはみなさなく
なった。


トランプ自身、オバマ大統領の市民権を問うことで、政
治的に力を得た部分もあるし、2016年の選挙キャンペー
ンでは、民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントンの
ことを何度も「犯罪者」と呼び、共和党の指導者たちも
全国大会で「ヒラリーを刑務所に」と繰り返した。


ライバル政党のことを非合法とみなす政党は、相手を弱
らせるために極端な方法を用いる。
実際、共和党はアメリカ政治の安定を支えてきたこれま
での自制と協調的態度をしだいに失いつつあり、合法的
ながらも民主的伝統を踏み外した戦術をとるようになり、
政治紛争のリスクを高めている。


(中略)


アメリカの民主主義が脅かされている非常に危険なタイ
ミングで、トランプは大統領に就任した。
いまや上下両院の多数派となり、33人の州知事を擁する
共和党は、力を失いつつある民主党に対して強硬策をと
っている。
トランプは、大統領就任後も民主的規範を踏みにじり、
裁判官やメディアだけでなく、選挙プロセスの正統性を
攻撃している。


トランプ政権が公然と権威主義路線をとり始めても、政
治的分裂ゆえに議会が超党派の抵抗をみせたり、市民が
連帯して大規模な敵対行動をとったりする可能性はそれ
ほどない」(『Foreign Affairs Report』(2017 NO.
6
))

(引用終わり)


3
権力闘争のなかのトランプ


米国の分裂は深刻である。


しかし、皮肉なことにそのためトランプには様々な追い
風が吹いている。
まず、共和党支持者は、民主党やメディアのトランプバ
ッシングを信じていない。
いくら叩かれてもトランプの支持率はあまり変わらない。


また、政治分裂ゆえに、与党の「共和党がトランプの行
動を厳格に監視する可能性は低下している」。


何はともあれ、トランプは共和党の大統領なのだ。
トランプを追い詰めれば、党が分裂する。
次の大統領選で民主党のバーニー・サンダースが大統領
になれば、共和党は大きな左からの破壊に直面すること
になる。


そのため、かりに弾劾裁判になっても、共和党がそれに
手を貸す可能性はないし、選挙キャンペーンでのロシア
政府との共謀といったデマに手を貸すこともない。


確かに政党間の対立は深まった。
深めたのはトランプではない。
オバマ、ヒラリーらワシントンDCのエスタブリッシュメ
ントである。
その結果、「この20年間にわたって、多くの共和党の政
治家、活動家、ジャーナリストたちが、民主党のライバ
ルたちを「国家安全保障、(アメリカの)生活スタイル
を脅かす脅威」とみなすようになり、彼らを正統な存在
とはみなさなくなった」。


わたしたちには、まだ、トランプが昨年の選挙キャン
ペーンで、ヒラリーを「犯罪者」と呼び、「ヒラリーを
刑務所に」と口にしたのを覚えている。


日本にいると、トランプの劣勢ばかりが報道されるが、
トランプは逆に勢いを取り戻している。


トランプは、TPPNAFTAなど、米国一極支配体制を解体
している。
そこでディープステート(国家の中の国家・陰の政府)
とぶつかっている。


ところで、米国には3つの頭がある。
ひとつは大統領と国務省を中心とした頭だ。
これは対中、対露戦争を忌避する頭である。


ふたつ目の頭は「米国軍産複合体・イスラエル」である。


ジャパンハンドラーはこの頭の日本における手足である
が、このふたつ目の頭に安倍の軍国主義日本も入ってい
る。


3
つ目の頭は、ふたつの頭の背後にあって、米国を陰で
支配し、操っている。
国際金融資本であり、具体的には、ロスチャイルドやロ
ックフェラーら、シオニズムのグローバリスト、ワン・
ワールド主義者、世界統一政府の樹立を志向する頭であ
る。


この3つの頭は相互に入り組んでいる。
キッシンジャーは、本来は3つ目の頭に属しているが、
他のふたつの頭にもまたがって影響力を発揮している。


キッシンジャーは、かつてウクライナを巡っても米露の
仲介に立った。
ISIS
を巡っても、将来のアサド退陣を視野に入れた交渉
も共闘も可能だと唱えた過去がある。


かれが間に入ったことで、トランプに対するディープス
テートの攻撃は和らいだ感じだ。
実際、それまでの一方的なトランプ攻撃から、複数の米
有力メディアが撤退した。


しかし、トランプは米国の一極支配解体をやめない。
そこで民主党が次第に追い込まれはじめた。


日本で東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアを相
手にしていると、ロシアによる米大統領選への介入とい
ったデマがまことしやかに配信される。
FBI
の「捜査妨害」などで、トランプが弾劾裁判にいま
にも追い込まれそうに解説している。
しかし、議会と国民両方に横たわる深刻な政治的分裂ゆ
えに、米国がトランプ弾劾に一致結束する可能性はない。


ディープステートには、ポストトランプの駒がない。
有力視されているのは民主党のバニーサンダースである
が、さらにトランプが強権をもち、権威主義的な政治路
線をとっても、ディープステートにとってはまだトラン
プの方がマシだろう。


政治の分裂は日本も同じである。
安倍晋三は、野党を正統な相手としては見ていない。
部分的には合法的ながら、全体としては違法といった手
法、「あったことはなかったことに」「なかったことは
あったことに」、すべての責任は官僚にかぶせ、とにか
く勝てばよいといった姿勢だ。
議会民主主義は壊されてしまっており、今国会ほど野党
と国民がバカにされまくった国会はなかった。


「アメリカ政治の分裂と民主体制の危機 ── ドナル
ド・トランプと競争的権威主義」はこうも書いていた。


(「その3」に続く)



‥…━━━☆

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

 年々にわが悲しみは深くして
   いよよ華やぐいのちなりけり
           岡本かの子


みんな、あしたこそ、幸せになあれ!

0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

あとがき

ご意見、ご感想は、ツイッターのDMでください。

0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』


(
無料・ほぼ週刊)
http://bit.ly/n3i2Oc

ブログ「兵頭に訊こう」
URL
http://m-hyodo.com/

E-Mail
novel@muf.biglobe.ne.jp

発行人 :兵頭正俊
以上は「兵頭に訊こう」より

« アメリカ政界の怪物・キッシンジャーが語った「日本観」と「中国観」(3/4) | トップページ | サンシャイン計画 の名の下に : アメリカンドリームと平行して続けられた「赤ちゃんの死体泥棒」を継続し続けたアメリカ原子力委員会のプロジェクト »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1277943/70900106

この記事へのトラックバック一覧です: ◆ 危機の民主主義 (その2/3) ◆:

« アメリカ政界の怪物・キッシンジャーが語った「日本観」と「中国観」(3/4) | トップページ | サンシャイン計画 の名の下に : アメリカンドリームと平行して続けられた「赤ちゃんの死体泥棒」を継続し続けたアメリカ原子力委員会のプロジェクト »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ