カテゴリー

  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マスコミ
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 経済・政治・国際
  • 考古学
  • 自然災害
  • 趣味

最近のトラックバック

« 加計学園認可を答申した設置審委員が「みんな納得していない」「訴訟で脅された」と告発も、安倍首相は国会から逃亡(リテラ) | トップページ | 【不気味】北朝鮮の核実験が自然地震を誘発!M3クラスの地震、白頭山火山の爆発を懸念する声も »

2017年11月18日 (土)

◆ 勝者が米国だけの戦争 (その2/3) ◆

 勝者が米国だけの戦争 (その2) 
━━━━━━━━━━

2
勝者が米国だけの戦争


「<原子炉が攻撃されれば>


世界は北朝鮮の核の脅威に直面しているが、われわれが
警戒すべきは核兵器だけではない。
戦争になれば、日本と韓国に存在する数十の原子力発電
施設が攻撃のターゲットにされる恐れがある。
商業原子炉は一連のミサイル攻撃に耐えられるようには
設計されてはいない。
ミサイルの波状攻撃は原子炉格納施設や冷却装置にダ
メージを与えるかもしれないし、炉心や使用済み核燃料
プールが破壊される恐れもある。


これらのいずれかでも現実になれば、メルトダウン(炉
心溶融)が起きかねない。
さらに、日韓の場合、原子炉を収める原子炉建屋の多く
は隣接して設置されているため、複数の建屋をもつ原子
力施設が攻撃によって破壊されれば、チェルノブイリや
フクシマ以上の放射能汚染を引き起こす恐れがある。


<過去の原子炉攻撃で何が起きたか>


歴史的にみると、交戦国はそれが戦時であっても、放射
能汚染を最低限に抑え込もうと、「稼働していない原子
炉」を攻撃してきた。
イスラエルは1981年と2007年に、イラクのオシラク原子
炉やシリアのアルキバール原子炉をそれぞれ空爆したが、
これらはまだ稼働していなかった。
1980
年代のイラン・イラク戦争で、イラクはイランの2
基の原子炉を空爆したが、これらの施設も依然として建
設段階だった。


しかし、1991年の湾岸戦争の初期段階で、アメリカがバ
グダッド郊外に存在した小規模ながらも稼働中の原子炉
を攻撃したことで流れは変化した(攻撃による原子炉へ
のダメージはなかった)。
その後、サダム・フセインのイラクは1991年のスカッド
攻撃によって、ハマスは2014年の小型ロケット攻撃によ
って、イスラエルのディモナ原子炉(ネゲブ原子力研究
センター)を狙ったが、いずれの試みも失敗した。


原子力施設への空爆という脅威が存在したものの、ほと
んど知られていないケースもある。
1990
年代のバルカン戦争(旧ユーゴ紛争)期に、スロベ
ニアは、セルビアがクルシュコ(krsko)原子力発電所
を空爆するのではないかと懸念し、この施設の稼働を停
止した。


同様に、国内の大規模な原子炉が危機にさらされている
と感じていたセルビアも、原発施設を攻撃しないという
国際的な保証をワシントンから引き出そうと試みた。
幸い、スロベニア、セルビアの原発施設に対する攻撃は
起きなかった。


戦争や軍事攻撃の脅しに数十年にわたってさらされてき
た南アジアも同様の脅威に直面してきた。
インドとパキスタンは、ともに相手国の原子炉に対する
攻撃を検討したことがある。
幸い、両国は1988年に原子力施設への攻撃を自粛する相
互合意を結んでいる。


しかし、これらのケースで放射能漏れがなかったことは
慰めにはならないだろう。
北朝鮮との戦争になれば、アメリカは、平壌による核使
用を阻止するために、攻撃対象に制約はないと考えるは
ずだ(1994年の枠組み合意によってヨンビョン原子炉空
爆の道は実質的に閉ざされたが、すでに北朝鮮は合意を
踏みにじっている)。


アメリカが北朝鮮を攻撃すれば、日韓の原子炉に対する
北朝鮮の報復攻撃に道が開かれるし、すでに北朝鮮の戦
争計画でこのシナリオが想定されている可能性もある。


韓国の原子炉施設は国境から離れた南部に存在するが、
1
か所に最大6基の原子炉が集中して存在するために、こ
れを空爆するのは難しくないし、相当に大きなダメージ
を相手に強いることができる。
日本の場合も、1か所に最大7基の原子炉が存在する施設
がある」(『Foreign Affairs Report2017 NO.10

(引用終わり)


北朝鮮への圧力と制裁の強化。
この支持勢力には、圧倒的な無知と無責任とが混在して
いる。


戦争の勝者は明確だ。
米国が勝利し、金王朝は終わる。
そんなことは金正恩も百も承知だ。
だから体制の存続を求め、米国との話し合いを求め、核
兵器を手放さない。


手放したとき、カダフィやフセインの命運が襲ってくる
ことを知っているからだ。


金正恩にとっては文字通りの「斬首作戦」の実施になる
から、ディスペラートな攻撃を日韓の原発に加える可能
性は高い。


それが可能なのは「アメリカが1度の攻撃でこれら(北
朝鮮のミサイル基地のすべて 注 : 兵頭)を粉砕でき
るはずはなく、いかなる攻撃をしても、(北朝鮮の 注
:
兵頭)報復能力は温存される」(ジョン・デルーリ
「平壌との交渉しか道はない ── トランプと北朝鮮」
Foreign Affairs Report2017 NO.3)からだ。


そのとき、日本の原発はどこを狙ってもメルトダウン
(炉心溶融)を起こすだろうが、複数の原発が隣接して
いる立地条件から、致命的な影響を及ぼすことになる。


韓国の原発は1か所に最大6基の原子炉が集中し、日本の
原発も、1か所に最大7基の原子炉が存在する。


日本と韓国の終焉に結びつく可能性が高い。


つまり、勝者は米国だけの戦争になるだろう。


「商業原子炉は一連のミサイル攻撃に耐えられるように
は設計されてはいない。
ミサイルの波状攻撃は原子炉格納施設や冷却装置にダ
メージを与えるかもしれないし、炉心や使用済み核燃料
プールが破壊される恐れもある」。
それだけではない。
ミサイルは電源装置のどれかを切断しただけで、致命的
な打撃を原発に与える。
その時点で日本は戦争どころではなくなるのだ。


過去、世界の原発は戦争で攻撃されている。
ベネット・ランバーグの論文から引用すると、次の通り
である。


1)イスラエルが1981年と2007年に、イラクのオシラ
ク原子炉やシリアのアルキバール原子炉を空爆。
(非稼働)


21980年代のイラン・イラク戦争で、イラクはイラ
ンの2基の原子炉を空爆。
(建設段階)


31991年の湾岸戦争の初期段階で、米国はバグダッ
ド郊外の原子炉を攻撃。
(稼働中)


4)サダム・フセインのイラクは1991年のスカッド攻
撃によって、ハマスは2014年の小型ロケット攻撃によっ
て、イスラエルのディモナ原子炉(ネゲブ原子力研究セ
ンター)を狙った。
(いずれも失敗)


51990年代のバルカン戦争(旧ユーゴ紛争)期に、
スロベニアは、クルシュコ(krsko)原発を稼働停止。
同様に、セルビアも、原発施設を攻撃しないという国際
的な保証をワシントンから引き出そうと試みた。
(攻撃はなかった)


6)インドとパキスタンは、ともに相手国の原子炉に
対する攻撃を検討。
両国は1988年に原子力施設への攻撃を自粛する相互合意。


こうしてみてくると、戦争になれば原発攻撃が現実に実
行されてきたことがわかる。
まさか、などと考えてはならないのだ。
特に米国は稼働中の原発を攻撃した歴史があり、当然、
北朝鮮の原発は攻撃対象になると考えておいた方がいい。


そのとき、報復として北朝鮮が日韓の原発に照準を合わ
せることは十分ありうることだ。


わたしたちは安倍晋三の無知と無責任をあらためて思い
起こさねばならない。


と同時に、北朝鮮を離れて、英国・インドと安倍が売り
歩いた低技術の日本の原発が、テロや戦争の標的に遭っ
て破壊されたとき、売るためにいったい安倍はどのよう
な約束をしたのだろうか。
考えただけで恐ろしくなる。


ベネット・ランバーグの論文をもっと読んでみよう。


(「その3」に続く)



‥…━━━☆

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

 年々にわが悲しみは深くして
   いよよ華やぐいのちなりけり
           岡本かの子


みんな、あしたこそ、幸せになあれ!

0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

あとがき

ご意見、ご感想は、ツイッターのDMでください。

0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』


(
無料・ほぼ週刊)
http://bit.ly/n3i2Oc

ブログ「兵頭に訊こう」
URL
http://m-hyodo.com/

E-Mail
novel@muf.biglobe.ne.jp

発行人 :兵頭正俊

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以上は「兵頭に訊こう」より

« 加計学園認可を答申した設置審委員が「みんな納得していない」「訴訟で脅された」と告発も、安倍首相は国会から逃亡(リテラ) | トップページ | 【不気味】北朝鮮の核実験が自然地震を誘発!M3クラスの地震、白頭山火山の爆発を懸念する声も »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ◆ 勝者が米国だけの戦争 (その2/3) ◆:

« 加計学園認可を答申した設置審委員が「みんな納得していない」「訴訟で脅された」と告発も、安倍首相は国会から逃亡(リテラ) | トップページ | 【不気味】北朝鮮の核実験が自然地震を誘発!M3クラスの地震、白頭山火山の爆発を懸念する声も »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ