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2018年2月26日 (月)

科学者が警鐘! 赤道の収縮で、2018年は大地震が倍増か

科学者が警鐘! 赤道の収縮で、2018年は大地震が倍増か

                   

 

    
      
 

アイスランドにある、構造プレートの割れ目にまたがるハイカー。 © Ariane Hoehne/Shutterstock.com アイスランドにある、構造プレートの割れ目にまたがるハイカー。

  • 地質学者たちは2018年、大きな地震が2017年の約2倍発生すると予測している。
  • なぜなら、地球の自転速度がやや低下し、赤道を微妙に収縮させているからだという。
  • 赤道が収縮することで、構造プレートが押し合いになるため、地震が頻発しやすくなる。

2018年に入って、世界各地で地震が相次いでいる。

これまでで最も大きな地震は1月23日の早朝(現地時間)、アラスカ湾の沖合約174マイル(約280キロメートル)の海底で発生した。地震の規模はマグニチュード7.9だった。

そのわずか3時間前には、インドネシアのビヌアンゲウン(Binuangeun)の海岸から25マイル(約40キロメートル)と離れない場所で、マグニチュード6.0の地震が発生。この地域は「環太平洋火山帯」と呼ばれる、地震と火山噴火の多発地帯だ。

る。1月23日現在、マグニチュード7.0以上の地震はアラスカを含め、すでに3回発生している。これほど大きな地震は、2017年には7回しか起きていない。

科学者たちは、地球の自転速度の低下が、近年、世界で地震が増加している一因ではないかと言う。

あなたは気づいていないかもしれないが、今、地球は少しのんびりしている。2011年以降、通常より数千分の1秒遅いペースで自転しているのだ。

地球の自転周期は絶えず変化している。海流や大気の変化だけでなく、地殻の下のマントルやさらにその内部にある核の影響を受けるためだ。地質学者のロジャー・ビルハム(Roger Bilham)氏とレベッカ・ベンディック(Rebecca Bendick)氏によると、自転速度の低下により、2018年は少なくともマグニチュード7.0以上の地震が2017年の2倍以上発生する可能性がある。

構造プレートの押し合い

コロラド大学で地震の研究をしているビルハム氏はBusiness Insiderに対し、自転速度が数年にわたって遅れると、その間に地球の内部が収縮すると語った。それに合わせて赤道も縮むのだが、構造プレートはそうはいかない。

収縮した赤道に合わせてスリムになるのではなく、互いに押し合うのだ。

崩壊した建物の中をのぞき込む男性と子ども。イラクのダーバンディカンでは2017年11月、マグニチュード7.3の大地震が起きた。 © Ako Rasheed - Reuters 崩壊した建物の中をのぞき込む男性と子ども。イラクのダーバンディカンでは2017年11月、マ…

わたしたちがこれを地上で感じるまでには、時間がかかる。だが、高周波地震の発生が少ない状態で5年が経つと、このプレートの押し合いの影響が、世界中で感じられるようになると、ビルハム氏は言う。同氏は、2018年から2021年の今後4年にわたって、毎年平均20回の大地震が発生すると見ている。

自転速度が低下するこの現象は、活動中でない地震を誘発するものではないが、一部でさらなる張力と圧力を加え、特に地震多発地帯で、地震を頻発させるとビルハム氏は言う。

より多くの地震に備える

モンタナ大学で地質災害を研究するベンディック氏は2017年、ビルハム氏とともに、地震が頻発する可能性が高いことを警告するレポートを書いた。だが、彼らの最新の研究結果は審査中だ。

同氏は、地球の自転が常にあらゆる理由で変化することを覚えておくことが重要だと言う —— 嵐や積雪、海流のパターン、全てが影響を及ぼす可能性がある。

だが、過去117年の地震の記録は、我々が現在経験しているような特殊な10年単位での自転速度の低下に、プレートの動きが左右されやすいことを示唆していると、ベンディック氏は言う。これは恐らく、「リソスフェア(地表から上部マントルの低速度層のはじまる深さまでの比較的硬い層。岩石圏やプレートと呼ばれることも)やマントル、核の相互作用」のためだろう、と同氏はBusiness Insiderにメールで語った。

自転の減速がもたらす影響を最も強く感じられるのは、インドネシアのような赤道付近の場所だろうと、研究者たちは考えている。インドネシアでは少なくとも4つの異なる構造プレートが交差しており、23日に発生した地震の震源地も、赤道から500マイル(約800キロメートル)以内にある。

アメリカでは、マグニチュード5.0以上の地震のうち、75%がアラスカで発生している。

研究者らは、地震多発地帯の都市計画の担当者や政治家が彼らの警告を聞き入れ、早急に建物の耐震補強や緊急対策の改訂を行ってもらいたいと話している。また、家族や友人など愛する人たちと災害の備えについて話すよう、人々にアドバイスしている。

ベンディック氏は言う。「簡単にできる備えをしない理由はない」

[原文:We could see twice as many big earthquakes this year, scientists warn — because the equator has shrunk]

(翻訳:Ito Yasuko/編集:山口佳美)

以上は「MSNニュース」より

備えあれば憂いなしで行くしかありません。以上

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