カテゴリー

  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マスコミ
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 経済・政治・国際
  • 考古学
  • 自然災害
  • 趣味

最近のトラックバック

« 「太陽活動が低い時期には急性心停止が著しく増加する」:まったく世に出てこないこの過去数十年間の医学的研究の結論を今書かせていただきます | トップページ | 年金13万円、生活苦に悩む高齢者たちの実情 生活保護を受けることすらできない(5/5) »

2018年4月 3日 (火)

ロシア軍がステルス戦闘機Su-57をシリアへ配備、エスカレートする米側の軍事作戦に対応(後)

 

      
        カテゴリ:カテゴリ未分類    
            
    ​

ロシア軍による空爆はネオコンの想定になかった可能性が高い。アメリカの行動にロシアは刃向かわないという前提で動いてきたからだ。この前提は南オセチアを奇襲攻撃した際に崩れているのだが、考え方が修正されたようには見えない。全面核戦争を回避するためにロシア政府が自重している側面があり、それで高をくくっているとも考えられる。そこで、西側ではロシアの慎重な姿勢がアメリカの好戦派を増長させ、世界を危険な方向へ導いていると懸念する声がある。

それでもロシアはさまざまな警告をしてきた。例えば、2015年10月5日にカスピ海の艦船から26基のカリブル巡航ミサイルを発射、全てのミサイルが約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに2.5メートル以内の誤差で命中したとされている。ロシアの保有するミサイルにこうした能力があると思っていなかったアメリカ軍はショックを受けたと言われている。

2015年11月24日にトルコ軍のF-16がロシア軍のSu-24を待ち伏せ攻撃で撃墜したが、ロシア軍機の撃墜をトルコ政府だけの判断で実行できるとは考え難く、アメリカ政府が許可していたと見る人は少なくない。ちなみに、撃墜の当日から翌日にかけてポール・セルバ米統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問していた。

この撃墜でロシア軍が尻込みするとアメリカ側は考えたのかもしれないが、そういう展開にはならなかった。防空システムを強化するために中長距離用のS-300やS-400だけでなく、短距離用のパーンツィリ-S1を配備、また対戦車ミサイルTOWの攻撃に耐えられるT-90戦車を投入してきた。マッハ6から7で飛行、射程距離が280から400キロメートルの弾道ミサイルのイスカンダルもアメリカ軍にとって脅威だ。

しかし、これらは兵器の性能の話。アメリカ軍は地上軍をシリア領内に侵入させ、基地を建設してきた。バラク・オバマ大統領はそうしたことを行わないと口にしていたが、まっかな嘘だった。アメリカ軍がシリア領内に建設した基地は14カ所、そのうち12カ所は北部、2カ所は南部だという。その一部にはイギリス軍、フランス軍、あるいはクルド系の武装勢力も使用しているようだ。

また、ロシア軍に対する軍事的な圧力も強めている。例えば、昨年(2017年)9月19日、アル・ヌスラが戦闘漸減地帯をパトロールしていた29名のロシア軍憲兵隊を包囲、攻撃した。人質にとって脅しなどに使うつもりだったと見られているが、ロシア軍とシリア軍は航空機や特殊部隊による攻撃で襲撃側の戦闘員850名を死亡させ、多くの戦闘車両を破壊したという。これはロシア国防省の発表だが、ロシア側は攻撃の背後にアメリカの情報機関が存在していると明言している。

それから間もない22日にイスラエル軍機がダマスカス近くを空爆、24日にロシア国防省はダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を公表、その地域をクルド系のSDFが安全に通過していることも明らかにした。同じ24日には油田地帯近くのデリゾールでロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐がダーイッシュの砲撃で死亡している。

今年1月6日には地中海に面した場所にあるロシア軍の施設に対する攻撃があった。フメイミム空軍基地とタルトゥースにある海軍施設がそのターゲットで、13機の無人機(ドローン)が攻撃のために接近、そのうち7機はロシア軍の短距離防空システムのパーンツィリ-S1で撃墜され、残りの6機は電子戦兵器で無力化されている。

13機のドローンは100キロメートルほど離れた場所から飛び立ち、GPSと気圧計を利用して事前にプログラムされた攻撃目標までのコースを自力で飛行、しかもジャミングされないような仕組みになっていた。攻撃の際、目標になったフメイミム空軍基地とタルトゥースの海軍施設の中間地点をアメリカの哨戒機P-8A ポセイドンが飛行していたこともあり、この攻撃はアメリカ軍、あるいはCIAによるものだと見られている。そして2月3日にロシア軍機Su-25が撃墜された。

2月7日にはアメリカ中央軍が主導する部隊がデリゾール近くの油田地帯でシリア政府側の戦闘集団を空爆して多くの死傷者が出たと伝えられている。アメリカ側はロシア人を含む100名以上を殺したと主張、その犠牲者数は600名まで上昇したが、実態は死者数十名、そのうちロシア国籍の傭兵が5名程度。アメリが側は「反撃」だとしているが、状況から見て親シリア政府勢力からの攻撃はなかったようだ。アメリカ側はロシア軍に属さないロシア人を殺し、ウラジミル・プーチンに対する信頼にダメージを加えようとしたのだとみられている。

ロシアでは今年3月18日に大統領選挙があり、6月14日から7月15日にかけてはサッカーのワールドカップが開催される。追い詰められているアメリカはこのタイミングで何かを仕掛けてくる可能性がある。(了)

以上は「櫻井ジャーナル」より
       

« 「太陽活動が低い時期には急性心停止が著しく増加する」:まったく世に出てこないこの過去数十年間の医学的研究の結論を今書かせていただきます | トップページ | 年金13万円、生活苦に悩む高齢者たちの実情 生活保護を受けることすらできない(5/5) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「太陽活動が低い時期には急性心停止が著しく増加する」:まったく世に出てこないこの過去数十年間の医学的研究の結論を今書かせていただきます | トップページ | 年金13万円、生活苦に悩む高齢者たちの実情 生活保護を受けることすらできない(5/5) »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ