大量のイスラム系移民が流入しているEUがこのままの状態を維持することはできないと言うことは誰が見ても明白です。既にイタリアやスペインでは反EU政権が誕生しそうですし、東欧諸国も反EUの動きがあります。トランプのようなポピュリズムのリーダーがヨーロッパでも誕生しつつあります。
それは良いことのように見えますが、その背後に見え隠れしているグローバリスト(グローバル・エリート)の思惑です。彼らはNWOの先駆けとなるEUを作り上げても、各国の独自性や国民意識が消えないことに不満を感じ、今度はEU全体を破壊し、破壊や混乱の中から新秩序を生み出すやり方で世界規模の全体主義体制=NWOを押し進めています。ですからEUから複数国が離脱しても、EUが実際に瓦解しても、小規模になっても、その先にあるNWOを押し進めるための手段に過ぎないようです。
ただし、EUが完全に崩壊した場合、世界中の人々がグローバリズムに反感を覚え、各国の国民が保守的になれば、世界規模の全体主義体制は上手く進まないのではないかと思います。
世界がどうなるかは、世界の人々の意識がどれだけ向上しているかにもよります。
グローバリストはポピュリズム政権を一時的に認めることで経済崩壊の責任を押し付けようとしているのですから本当に汚い連中です。

http://www.investmentwatchblog.com/the-european-union-is-breaking-apart-what-happens-next/
(概要)
6月6日付け

・・・EUは、工業資源を共有する自由貿易圏としてスタートしました。しかし、その後急速にその正体を露わにしていき、思想統制と国境の完全開放によるオーウェル的体制(社会主義独裁体制)の構築というEU本来の目的が明かになりました。
EUは崩壊する運命にあるしそうならなければならないと言う人もいるでしょう。しかしEU崩壊の次に待っているのはさらに大規模なゲームの始まりなのです。

2016年にイギリスでEU離脱を問う住民投票が行われましたが、大多数の予測に反して私はEU離脱を選択するだろうと予測していました。

EUはイスラム教国から大量の移民を流入させることでEUプロジェクトのバランスを崩しています。これはEUにとって自殺行為のようなものです。
福祉制度の上に成り立っている社会主義体制のEUは、税金を払ったことのない何百万人もの移民に対しても施しを与えています。
また、EUは、今でも欧米的考えや民主主義的道義が残っているEU諸国をイスラム教徒のシャリア法(イスラム法=神権政治の全体主義体制)で侵略させているのです。。
これは狂気の沙汰です。
ではなぜEUのエリートや官僚はこのようなことを許しているのでしょうか。なぜ彼らはEUの土台を揺るがすような状態にさせているのでしょうか。

それは、EUの不安定化こそが彼らの目的だからです。

ヨーロッパ文化に同化する意思のない何百人ものイスラム系移民をEU諸国に流入させるというやり方は、クロワード・パイブン戦略(Cloward-Piven Strategy)と同じです。つまりEUのエリート層はヨーロッパ文化を破壊し別の文化を導入させるという脚本の通りに動いているのです。

別の文化とはイスラム文化ではないのです。イスラム文化の導入は単に短期的なものです。

最近、イギリスのEU離脱などEUの移民政策に対する大衆の反発、反感が顕著になってきました。

経済の不安定、不均等によりEU諸国の多くが巨額の借入債務を抱えており、債務対GDP比が最大の国々ではポピュリズム政権が誕生するようになりました。
2013年以降、スペインの債務対GDP比が約100%前後で推移しています。スペインの失業率は16%を下回っていません。
2013年以降、イタリアの債務対GDP比は約130%のまま改善されていません。失業率も10%と公表されています。

スペインとイタリアの最近の選挙では主流派に衝撃を与える結果となりました。
スペイン国会は長期政権を維持してきた人民党の党首のマリアーノ・ラホイ・ブレイ首相の失脚に賛成票を投じました。
この2年間、ラホイ首相及びラホイ政権は独立運動を行っているカタロニアの人々に対して攻撃的な政策を実行してきました。ウェブサイトでも、カタロニア人は共産主義者であるため独立運動を潰さなければならないとする謎のプロパガンダキャンペーンが行われていましたが、強権的で暴力的な手段で人々を弾圧する政権側こそ間違っているのです。スペインの首相が突然解任されたことはヨーロッパでポピュリズムが広がっているからという意見もあります。

イタリアの政治混乱は、2つのポピュリスト政党の連立によって決着しそうです。
現在、イタリアでもItalexit(イタリアのEU離脱)が話し合われています。スロベニアやチェコなどEUの小国でも反EUのナショナリズムが広がっています。

中略

EUの国境開放政策の悪影響、大量の移民に対する福祉政策、移民統合プログラムの欠如、EUの経済実績がグローバリズムや超ナショナリズム(全体主義)の失敗の例として再考されなければなりません。

しかしグローバリストはこれらの問題を発生させた責任を取ろうとせず、さらなる戦略を実行しようとしています。

私の意見として、EUは常にその先にある戦略を実行するためのベータテストだったのです。
EUの先にある戦略とは。。。世界統一経済・政治体制です。
EU諸国は数十年前に始まった文化的均一化が進んだ今でも自国の文化や自国に対するプライドを維持していますから、グローバリストにとって、各国の国家的アイデンティティと文化的アイデンティを破壊するための荒療治が必要だったのです。

そのため、クロワード・パイブン戦略(大量の移民を流入させ、長い将来にわたりヨーロッパをカオス状態にさせる)を実行しながら、一方ではヨーロッパの経済が崩壊寸前の時にヨーロッパの人々にポピュリズムを受けいれさせるのです。これがグローバリストが最も得をするやり方なのです。

グローバリストはヨーロッパやアメリカで反グローバリズム運動が活発化することを十分に認識していました。そのため、反グローバリズムを抑制することを止め反グローバリズムのポピュリズムを意図的に台頭させることにしました。
その理由は。。。ポピュリズム政権下で次の経済的大惨事を仕組もうとしているからです。グローバリストは、ポピュリスト政権下で経済を崩壊させようとしています。彼らはポピュリズム政権のせいで経済が崩壊してしまい大惨事が起きたとしてポピュリズム政権にその責任を押し付けることができます。

その結果どうなるかというと、経済を崩壊させ大惨事を招いたポピュリズムやナショナリズムを野蛮で有毒な思想であると非難することができます。そして、グローバリストはヨーロッパ(EU)だけでなく世界中に超ナショナリズム(全体主義)を再導入することができます。大変化が起きれば起きるほどグローバリストは現状維持を続けることができます。

「危機」は社会的変化を起こすために使われるツールです。グローバリストが大衆に彼らの考えは正しいと思いこませることができなければ、現在の枠組みを破壊し別の戦略を実行します。
グローバリストが計画している次の手は、イタリア、スペイン、他に、Brexitのような住民投票を行わせEU離脱を選択させることでEUを部分的に解体することです。

欧州中央銀行はUE離脱を選択した国々の経済的ダメージを和らげたり債務整理の取引をすることを拒否するでしょう。
最終的にEUの小規模化が進み、フランスやドイツなど経済規模の大きい国々が中国と手を結び(すでに手を結んでいるが)、世界的二国間通貨システムの基礎を築くでしょう。

大衆が、加速する危機に対応するための解決策を求めると、IMFやBIS国際決済銀行のようなグローバリストの機関は経済討論の主導権を握るでしょう。その中でナショナリズムやポピュリズムがあらゆる問題の原因として非難されることになります。
責任の追及を逃れた中央銀行やグローバル銀行は東側(東洋?)に富を移行します。
ただしグローバリストの思惑通りに事が運ぶかどうかはわかりません。グローバリストは世界の急変にうまく対応できると自分たちの能力を過大評価していると思います。

たとえ彼らの世界的ソーシャルエンジニアリングが失敗に終わっても、世界は大きな被害を受けます。

東側諸国が財政危機の備えをするときは、必ず金を大量に購入します。
第二次世界大戦時にはヨーロッパでファシズムが台頭し大惨事が起きたことで、莫大な富が失われました。

貴金属などの実物資産に投資した人々は大津波を乗り越え生き残ることができました。
当時、ヨーロッパの人々が実物資産を武器に生き残ることができたのなら、現代の東側諸国も実物資産で生き残ることができると思います。