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2019年7月21日 (日)

★中東インド洋の覇権を失う米国

★中東インド洋の覇権を失う米国
ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

米軍がインド洋の支配権を失うかもしれない事態が起きている。非米的な傾向を
強める国連総会が最近、インド洋最大の米空軍基地があるディエゴ・ガルシア島
から米軍を追い出そうとする決議を行った。ディエゴガルシア島はインド洋の真
ん中にあり、米軍がアジア太平洋地域とインド洋中東地域を行き来する際、補給
や空爆などの拠点として非常に重要だった。ここの基地は、アフガニスタン侵攻
やイラク戦争などでフル活用されてきた。この島を使えなくなると、米軍はイン
ド洋の最重要拠点を失い、世界的な軍事覇権の低下に拍車がかかる。

 

http://nationalinterest.org/blog/buzz/diego-garcia-why-base-about-get-much-more-important-us-military-45682
Diego Garcia: Why This Base Is About To Get Much More Important to the U.S. Military

 

ディエゴガルシア島は「チャゴス諸島」の最大の島だ。チャゴス諸島は1814年
に英国の植民地になり、モーリシャスの一部として統治されていた。だが第2次
大戦後の英国の国際影響力の低下・米(=軍産)単独覇権体制への移行と、植民
地独立の流れの中、英米(軍産)は、チャゴス諸島をモーリシャスから分離した
上でディエゴガルシアにインド洋を睥睨する米軍基地を新たに作ることを計画した。

 

http://en.wikipedia.org/wiki/Diego_Garcia
Diego Garcia - Wikipedia

 

独立前のモーリシャスは、一部を分離された状態で独立することに反対したが聞
き入れられず、1965年に英国はチャゴス諸島を独立前のモーリシャスから分
離して別の英国領(インド洋領域)として新設し、68年にチャゴス諸島以外の
モーリシャスが独立を認められ、71年から米軍がディエゴガルシア島で基地建
設を開始した。ディエゴガルシア島には約1500人の住民がいたが、全員が他
の島々に強制移住させられた。この間、英国は68年に「スエズ以東」(インド
洋、太平洋地域)からの軍事撤退を発表し、71年に撤退完了を宣言している。
ディエゴガルシアの米軍基地建設は、インド太平洋地域における覇権が英国から
米国に譲渡されたことを意味していた。

 

http://en.wikipedia.org/wiki/East_of_Suez
East of Suez - Wikipedia

 

http://nationalinterest.org/feature/diego-garcia-risk-slipping-washingtons-grasp-22381
Is Diego Garcia at Risk of Slipping from Washington's Grasp?

 

米国は、1966年末に英国からディエゴガルシア島の50年間の軍事使用を認
められ、米軍基地を建設・運営してきた。英米間の貸借協定では、米軍がディエ
ゴガルシア島の基地を使わなくなったら、ディエゴガルシアを含むチャゴス諸島
をモーリシャスに返すことが盛り込まれていた(当時の米国は、まだ植民地の独
立を積極推進する「正義の国」だった)。英米間の貸借協定は自動更新になって
いたが、50年後の2016年末に自動更新された後、モーリシャスが英米協定
の更新に反対し、チャゴス諸島をモーリシャスに返せと言って国連に問題提起し
た。米軍基地を作る前に英国が島の住民を強制移住させたことも違法な措置だっ
たと批判され、90年代末に島民が訴訟を起こしていた。イラク侵攻後に国際社
会が米国への批判を強める流れの中で、国連総会は反米非米諸国の影響力が強ま
っていたためモーリシャスの提案を聞き入れ、17年6月、モーリシャスと英国
との紛争について国際司法裁判所(ICJ)に審議(法的意見の検討)を要請す
ると決議した。

 

http://www.scmp.com/news/asia/diplomacy/article/2099643/humiliating-blow-britain-un-asks-international-court-advise
In humiliating blow for Britain, UN asks international court to advise on sovereignty of Chagos Islands

 

http://tanakanews.com/080928UN.htm
国連を乗っ取る反米諸国

 

今年2月末、国際司法裁判所が「英国はチャゴス諸島をモーリシャスに返還(引
渡し)すべきだ。英国はチャゴス諸島に対し、不当な植民地支配を続けている」
とする、モーリシャス勝訴の勧告(判決的なもの)を出した。国際司法裁判所の
勧告には拘束力がないので英国に無視されたが、ディエゴガルシア島の米軍基地
の存立基盤である「英国によるチャゴス諸島の領有」が、国際法的に違法なこと
であると確定した。米軍基地は「違法な存在」になった。

 

http://economictimes.indiatimes.com/news/defence/icj-advises-britain-to-return-diego-garcia-to-mauritius/articleshow/68169448.cms
Diego Garcia: ICJ advises Britain to return Diego Garcia to Mauritius

 

http://www.commondreams.org/views/2019/02/25/diego-garcia-un-court-calls-britain-decolonize-chagos-islands
Diego Garcia: UN Court Calls on Britain to ‘Decolonize’ Chagos Islands

 

国際司法裁判所の勧告から3か月の審議を経て、国連総会は5月22日、英国に
対し、チャゴス諸島を半年以内にモーリシャスに返還するよう求める英国非難決
議を、賛成116、反対6、棄権56の圧倒的多数で可決した。国連総会が
2017年6月にチャゴス諸島の帰属問題を国際司法裁判所に判定させることを
決議した時は、賛成94、反対15、棄権65だった。この2年間に、英国は
EU離脱騒動で国際影響力が低下し、米国もトランプになって覇権放棄が進んだ。
ディエゴガルシアの米軍基地などなくなった方が良いと考える国が増えているこ
とを、賛成の増加と反対棄権の減少が物語っている。

 

http://www.theguardian.com/world/2019/may/22/uk-suffers-crushing-defeat-un-vote-chagos-islands
UK suffers crushing defeat in UN vote on Chagos Islands

 

http://www.theguardian.com/world/2017/jun/22/un-vote-backing-chagos-islands-a-blow-for-uk
EU members abstain as Britain defeated in UN vote on Chagos Islands

 

モーリシャス政府は「英国からチャゴス諸島を返還された後も、ディエゴガルシ
アの米軍基地の存続を認める」と言っている。だが、モーリシャス政府が米国に
基地存続の見返りをいろいろ要求することは確実で、外国政府に寛容でないトラ
ンプの米国が要求を突っぱねる可能性が高くなる。またモーリシャス政府は、米
軍基地の建設前にディエゴガルシアから追い出された旧島民の権利主張を代弁し
て米英に補償などを求める可能性も高い。現実論として、チャゴス諸島がモーリ
シャスに返還されると、ディエゴガルシアの米軍基地存続がかなり難しくなる。

 

http://www.bloomberg.com/opinion/articles/2019-05-24/un-vote-on-diego-garcia-island-imperils-u-s-national-security
UN Fires a Shot at America's ‘Unsinkable Aircraft Carrier’

 

モーリシャス政府は「英国からチャゴス諸島を返還された後も、ディエゴガルシ
アの米軍基地の存続を認める」と言っている。だが、モーリシャス政府が米国に
基地存続の見返りをいろいろ要求することは確実で、外国政府に寛容でないトラ
ンプの米国が要求を突っぱねる可能性が高くなる。またモーリシャス政府は、米
軍基地の建設前にディエゴガルシアから追い出された旧島民の権利主張を代弁し
て米英に補償などを求める可能性も高い。現実論として、チャゴス諸島がモーリ
シャスに返還されると、ディエゴガルシアの米軍基地存続がかなり難しくなる。

 

http://www.thehindu.com/opinion/op-ed/decolonising-the-chagos-archipelago/article27473300.ece
Decolonising the Chagos archipelago

 

国連総会の決議も実効力がないので、英米は決議を無視している。だが「国際法
的な正しさ」は、米国(米英・軍産)の世界支配・覇権の根幹をなすものだ。
「米英は常に正しく、敵国(日独からソ連中国、イランイラクまで)は常に不正
だ」という構図が、効率的な覇権運用に必要だった。英米は、自分たちを違法だ
とする判決を無視するほど覇権(=国際信用)を失う。インド洋は、日中韓など
アジア諸国が使う航路であり、米国は経済的にインド洋と関係が薄い。トランプ的
に言うなら「米軍が高い金をかけてインド洋を守る必要などない。インド洋の防
衛は、航路を使うアジア諸国がやるべきだ。ディエゴガルシアの基地など閉鎖す
れば良い」という話になる。

 

http://tanakanews.com/100517djipouti.php
シーレーン自衛に向かう日本

 

日本や中国は、インド洋の西端のジブチに海賊退治の名目ですでに基地を設けて
おり、インド洋を自衛する傾向だ。中国海軍は、スリランカやパキスタン、ミャ
ンマーなどインド洋の諸国の港を租借して首飾りのようにつないで影響圏にする
「真珠の首飾り戦略」(インド包囲網)を以前からやっている。米国がインド洋
から出て行く流れの中にいるのと対照的だ。

 

http://tanakanews.com/150820china.htm
インド洋を隠然と制する中国

 

ディエゴガルシアの米軍基地だけでなく、インド洋から中東にかけての地域の全
体で、米国の覇権が失われつつある。01年の911事件後、ディエゴガルシア
から飛んできた米軍機でさんざん空爆されたアフガニスタンのタリバンは、
18年後のいまや力をかなり回復し、逆に米軍がアフガニスタン占領に失敗して
撤退しようとしている。米軍やNATO軍が占領を放棄して撤退したら、その後
のアフガニスタンは、中国やロシア、パキスタン、イラン、中央アジア諸国、
インドといった中国主導の「上海協力機構」の国々によって安定化が試みられる。

 

http://dailytimes.com.pk/402059/taliban-to-hold-talks-with-russian-officials-afghan-politicians-in-moscow/
Taliban to hold talks with Russian officials, Afghan politicians in Moscow

 

http://tanakanews.com/110621SCO.php
立ち上がる上海協力機構

 

米国はタリバンとの交渉を続けているが、今のところ妥結していない。覇権放棄
屋のトランプはおそらく、上海機構の諸国の準備が整うのを待っている。トラン
プは、中国に挑発的な貿易戦争をふっかけて怒らせているが、これは中国に「早
く米国と協調しようとする方針を捨てろ。米国の影響力をユーラシア大陸から追
い出す動きをしろ。アフガニスタンを中国主導で再建することに本腰を入れ、米
軍を撤退に追い込め。かつて米国の傘下にあったパキスタンを中国の側に完全に
入れろ」と言っているようなものだ。中国がその気になり、上海機構がアフガニ
スタンやパキスタンを影響圏に完全に組み入れ、米国に敵視されているイランの
肩を中国が今よりさらに持つようになると、米軍はアフガニスタンの撤退を決め
る。今は、そこに向かう十数年間の過渡期にある。

 

http://tanakanews.com/150703afghanistan.php
中国がアフガニスタンを安定させる

 

http://www.presstv.com/Detail/2019/05/30/597276/China-Hong-Kong-Iran-oil-US-sanctions
Energy dealings with Iran lawful, must be respected: China to US

 

イランも、インド洋から米軍が攻撃を仕掛ける領域にある。トランプは最近、好
戦的な側近のボルトン安保担当補佐官らをけしかけ、今にもイランを空爆しそう
な勢いの演技をしている。だがこれも「思い切り引っ張った後、反対方向に飛ば
す」ためのトランプの策略だ。トランプは、側近に好戦的なイラン敵視をやらせ
る一方で、自分自身はイランと話し合いをしたいと言い続けている。イランは
「トランプのウソには乗らないぞ」と拒否しているが、トランプが「イランと戦争
しない。交渉したい」と言っている限り戦争にはならない。米国は03年のイラ
ク侵攻前、イラクのフセイン政権が交渉したいと懇願してきたのを拒否して侵攻
した。当時と状況が正反対だ。

 

http://tanakanews.com/190512iran.php
戦争するふりを続けるトランプとイラン

 

http://news.antiwar.com/2019/05/29/facing-war-weary-base-trump-shifting-to-a-more-diplomatic-approach/
Facing War-Weary Base, Trump Shifting to a More Diplomatic Approach

 

http://tanakanews.com/170702pakistan.htm
中国の一帯一路と中東

 

トランプがイランに対して戦争と交渉の両方の印象を混乱的に発信し続けている
と、サウジやイスラエルからEUまでの同盟諸国が、トランプに付き合い続けら
れなくなり、個別にイランと冷たい和平状態や不可侵協定を結んでいくようにな
る。イランは、サウジなどアラブ側に対し、不可侵協定を結んで中東を安定させ
ようと提案し続けている。サウジは今のところ拒否しているが、米国では議会が
イエメン戦争やカショギ殺害を理由にサウジ敵視を強め、トランプの親サウジ戦
略を上書きしようとしている。いずれトランプが折れて米国がサウジ敵視を強め
ると、サウジは武力の後ろ盾を失い、イランと不可侵協定を結ばざるを得なくな
る。イスラエルは、ロシアの仲裁を受け、イランとこっそり和解(冷たい和平)
し始めている。これらの状態が進むほど、トランプはイラン敵視を棚上げし、イ
ランは好き放題にやれるようになる。

 

http://www.al-monitor.com/pulse/originals/2019/06/senate-resolutions-halt-trump-arms-transfers-saudi-arabia.html
Republicans rebuke Trump over Gulf arms sales

 

http://www.presstv.com/Detail/2019/05/28/597150/Araqchi-Abdulrahman-AlThani-nonaggression-confidence
Non-aggression pact can boost confidence in Mideast: Iran

 

また米議会は5月以来、米政府の軍事費の法案の中に、大統領が議会に相談なく
勝手に戦争を始められる911以来の有事立法(AUMF)を無効にする条項を盛り
込んでいる。03年のイラク戦争も、シリアへの空爆も、イランや北朝鮮を空爆
するぞというトランプの脅しも、すべてこの有事立法に立脚している。米国憲法
は開戦権を議会下院に与えているが、911の有事立法は、大統領府を牛耳った
軍産の閣僚らが好き放題に戦争できるようにしていた。トランプが、軍産をビビ
らせるほど過激な好戦性を発揮するので、軍産の影響下にある議会が、軍産好み
の911有事立法を無効化しようとしているという皮肉な(隠れ多極主義的な)
事態だ。このまま米議会が軍事費法案を可決し、有事立法が無効になると、米国
はぐんと戦争しにくくなる。

 

http://www.reuters.com/article/us-usa-iran-congress/worried-by-iran-tensions-u-s-lawmakers-seek-end-to-law-of-endless-war-idUSKCN1SS27P
Worried by Iran tensions, U.S. lawmakers seek end to law of 'endless war'

 

http://en.wikipedia.org/wiki/Authorization_for_Use_of_Military_Force_Against_Terrorists
Authorization for Use of Military Force Against Terrorists

 

このようにトランプの米国は、アフガニスタン占領をやめていくとともに、イラ
ン敵視もやめていく方向だ。911有事立法の無効化で戦争自体がやりにくくな
る。これらの事態が進むほど、ディエゴガルシアの米軍基地は要らなくなる。以
前のように米国覇権が隆々として国際社会が米国傀儡の状態のままだったら、米
軍基地は不要になっても存続し続けただろうが、ブッシュからトランプまでの米
国の意図的な無茶苦茶な好戦策(隠れ多極主義策)の「おかげ」で、今や国際社
会は、米国にディエゴガルシアの基地を早く閉鎖してほしいと考えている。米国
は、中東やインド洋の覇権を喪失しつつある。

 

http://www.nytimes.com/2019/05/22/us/politics/authorization-military-force-congress.html
House Panel’s Assent Gives Life to Effort to End 9/11 Military Authorization

 

そんな中、日本の安倍首相は、日本の首相として40年ぶりにイランを訪問しよ
うとしている。安倍は「対トランプ従属」のはずだが、その安倍が、「イランと
つきあう奴はオレの敵だ」と息巻く演技をしているトランプを無視するかのよう
に、日本との国交樹立90周年を記念してイランを訪問する。安倍は最近「トラ
ンプとイランとの仲直りを自分が仲裁したい」と言って、ロシアから「いいね」
をもらったりしている。トランプが本気でイランを空爆する気なら、安倍はイラ
ンを訪問しない。トランプがいずれイラン敵視を棚上げし、イランが露中と結託
しつつ反米非米的に台頭し、そのぶん米国の覇権が低下して、日本も対米従属一
本槍ではやっていけなくなるので、安倍はロシアからいいねをもらいつつ早めに
イランを訪問することにしたのだろう。

 

http://www.presstv.com/Detail/2019/06/06/597834/Iran-Japan-Shinzo-Abe-tensions
Tokyo says Japan’s Abe due in Iran next week amid US provocations

 

http://uk.reuters.com/article/uk-japan-russia/japan-says-russia-supports-its-plan-to-help-ease-u-s-iran-tensions-idUKKCN1T01V1
Japan says Russia supports its plan to help ease U.S.-Iran tensions

 

安倍はまた、米国の中国包囲網(のふりをした)戦略である「インド太平洋」の
発起人の一人でもある。米国と日豪印の4極で中国包囲網をやるのだという構図
だったが、いずれディエゴガルシアの米軍基地がなくなってインド洋から米軍が
撤退していく中で、インド太平洋戦略の軍事的な威力も大幅に低下することが必
至だ。しかし、もう一枚めくってみると、安倍は一昨年から「インド太平洋の戦
略は中国敵視でなく、中国と仲良くするためのものですよ。中国の一帯一路と、
日本のインド太平洋戦略は、相互乗り入れするためのものです」と言って中国に
媚を売り続けてきた。

 

http://tanakanews.com/170731abe.htm
中国と和解して日豪亜を進める安倍の日本

 

http://tanakanews.com/170214abe.php
従属先を軍産からトランプに替えた日本

 

ディエゴガルシアの米軍基地に象徴される米国覇権や、米軍のアフガン占領・イ
ラン敵視がすべて消失していきそうな今、あらためて安倍的な対中媚売り型のイ
ンド太平洋戦略を眺めてみると、いつの間にか現実的な戦略になっている。この
間、安倍以外の人が日本の政権を握っていたとしても、同じような展開になって
いたかもしれないのではあるが。

 

http://tanakanews.com/181029japan.htm
米国の中国敵視に追随せず対中和解した安倍の日本

 

http://tanakanews.com/171113abe.htm
安倍に中国包囲網を主導させ対米自立に導くトランプ

 

本題から外れるが、もう一点だけ。最近ロシアのプーチンが「北方領土問題はま
だまだ解決しそうもない」と発言した。プーチンは同時に、沖縄の辺野古の米軍
基地建設も批判した。これらは一見、トランプの米国が覇権を低下させていくな
かで、対米従属一本槍でやってきた日本のちからも低下する半面、反米非米的な
ロシアの台頭が加速し、プーチンが弱体化する日米に加圧して譲歩を迫る発言に
見える。ロシアは日米が弱体化したすきに北方領土のロシア軍を増強している。

 

http://www.japantimes.co.jp/news/2019/06/07/national/politics-diplomacy/putin-says-japans-military-cooperation-u-s-getting-way-peace-talks-russia/
Putin says Japan's military cooperation with U.S. is getting in the way of peace talks with Russia

 

http://uk.reuters.com/article/uk-japan-russia-military/russia-rebuffs-japans-military-buildup-warning-ria-idUKKCN1T014L
Russia rebuffs Japan's military buildup warning - RIA

 

http://www.dailystar.com.lb/News/World/2019/Jun-05/484686-chinas-xi-visits-best-friend-putin-vows-new-era-of-ties.ashx
China's Xi visits 'best friend' Putin, vows new era of ties

 

だが、さらに考えると、米国の覇権低下とロシア台頭の傾向が明白になる中で、
多極化への対応が必要と思っている安倍の日本政府は、早く北方領土問題を解決
してロシアと協調的な関係を持ちたいと切望しているはずだ。北方領土問題は、
2島返還(に少し着色したもの)以外の妥結方法がないので、あとは日米関係を
勘案したタイミングの問題だけだ。プーチンの「まだまだ解決しない」は「もし
かすると、もうすぐ解決する」という意味なのでないか、と私は勘ぐっている。

 

http://tanakanews.com/g0919japan.htm
多極化と日本:北方領土と対米従属

 

http://tanakanews.com/190527spygate.htm
スパイゲートで軍産を潰すトランプ

 

トランプ自身、ロシアゲートの濡れ衣が晴らされ、来年の大統領選挙に本格突入
する前に、ロシアと劇的な和解を画策する可能性がある。INFの再交渉と称す
る、米露中の核軍縮交渉もありうる。その前に日露の関係が好転しても不思議で
ない。EUや英国も、トランプの対露戦略を探っているはずだ。ロシアとEU、
ロシアと英国(新首相になるジョンソンはロシア好き)が、いつ和解へと転換し
て進んでいくかという、西方の情勢の好転と、日露の和解が連動していくかもし
れない。

 

http://nationalinterest.org/print/feature/new-start-must-be-extended-or-without-china-59227
New START Must Be Extended, With or Without China

 

http://www.presstv.com/Detail/2019/06/06/597877/Russia-UK-spy-row-Putin-Skripal-case
Russia’s Putin urges next UK PM to forget spy row and improve ties

 

 

 

この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/190607diegogarcia.htm

 

 

以上は「田中宇氏ブログ」より
世界は少しづつ変化しつつあります。米英の覇権は徐々に中露に移行しつつあります。以上

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