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2019年10月18日 (金)

シリアにおける同盟国からはほど遠いトルコとアメリカ

シリアにおける同盟国からはほど遠いトルコとアメリカ
2019年8月16日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 

 最近のシリア内の「安全地域」設置に関するアメリカとトルコ間の合意にもかかわらず、二国間の権益の基本的相違は、見かけ以上、明らかに存在し続けている。だから協定は、二つのNATO加盟国が、シリア領土から一部を切り取るのに同意したことを意味するように一見思えるが、この両国がなぜそうしたかの理由は著しく異なり、そうした地域の長期的な意味も同様だ。最初に、我々は「安全地域」というトルコの提案が、2013-2015当時のオバマ政権時と同じ論理に基づいてはいない事実を見失ってはならない。当時、トルコはアサドの確固としたライバルで、彼を退陣させたがっていた。トルコは紛争へのロシアの軍事関与に反対し、アメリカ作戦を支援した。だがこれは変化し、2018-19年のトルコは、アサドを退陣させずに、シリアで平和を作り出すことを目指すロシアとイランを含む多国間プラットホーム、アスタナ和平策定プロセスの主要メンバーだ。言うまでもなく、アメリカ/ NATOに不利益なことに、トルコは既に戦略上ロシアと同盟している。
 言うまでもなく、2016年7月のクーデター未遂の企て以来、アメリカはトルコ外交政策の方向で生じた変化に十分気付いている。最近の合意にもかかわらず、両国関係が戦略上、強固からほど遠いままでいることは、合意を巡る深刻な曖昧さからも明白だ。例えば、協定には「トルコの安全保障上の懸念に対処する」ための措置がとられることになっており、「平和廊下」を確立するための共同作戦基地が「できるだけ早急に」トルコ内に設置されると書いてある。
 「トルコの安全保障上の懸念に対処する」ことや、共同作戦基地を設置するための具体的な線表が全くないのは明白だ。「安全地域」設置予定の期限がなく、その地理的広さも全く決定されていない。協定が極めてあいまいで、実体に欠けていることが、「安全地域」政策の主な反対者、すなわちダマスカス、モスクワとテヘランから強い反応がなかった理由の説明になる。
 トルコにとってさえ、この協定はシリア領土の分裂を意味しない。トルコは2015年まで、この考え方の支持者だったが、トルコは、もはやシリア分割を戦略上有益だと考えておらず、シリアで、アメリカとトルコは異なる方向を目指しているのだ。
 アメリカが現地の主な同盟者、すなわちクルド人のために「安全地域」を恒久的領土の塊として使うことを目指しているが、トルコはこの「平和廊下」をトルコ領内で暮らしている何百万というシリア難民を行かせるためだけに使おうと狙っている。
 トルコ内のシリア難民にとって、トルコ世論が益々不利になっていることに疑いがないが、シリア内のクルド地域を侵略するというトルコの明示的な脅迫を背景に、協定が締結された事実は、二つのNATOメンバー間に共通利益が欠如していることが目立つていることを雄弁に物語っている。
 協定が多くの重要な局面に関して沈黙している事実は、アメリカが本気で、トルコの懸念に「対処する」するつもりはなく、アメリカがシリア現地に持っている唯一の同盟者の立場を強化するため、時間稼ぎをしていることを意味する。
 アメリカがトルコにしたこれまでの類似の誓約を重んじていないのを忘れないようにしよう。それに加えて、クルド民兵に提供していた全ての重火器を取り戻すことに関して、アメリカがした誓約がある。それら武器を供給した時の、アメリカの意図は、ISISを破り、シリアを去ることだった。この政策は、アメリカがイランとの「やり残した]仕事」を優先して明らかに変化した。イランに対処するため、アメリカは地上戦力を保有する必要があるが、アメリカが持っている唯一の戦力はクルド民兵だが、アンカラは、それを軍事的に殲滅するか何かしたがっており、アメリカはともかく守りたいと望んでいる。それ故、トルコがアメリカとの一見重要な合意の後にさえ直面し続けているジレンマなのだ。
  こうした矛盾を考えると、アメリカが、またもや、シリアを二つの異なる支配を受ける地域に分け、アメリカが地域で拠点を維持し、イラク同様の方針で、影響力を維持することを可能にするような「安全地域」に、トルコが関心を持っていない時に、アメリカが本気で、トルコの核心的懸念に対処するつもりがないのを示したのだから、トルコの懸念が、実際多方面で増加したと主張しても、し過ぎることにはなるまい。
 一方、トルコは、極めて近い地域に、恒久的クルド領土を作ることになり、トルコ内のクルド人に、「別の領土」という似たようなの要求をさせ始めかねないため、このアメリカの関心に対応する可能性はありそうもない。ある意味、アメリカの計画はトルコの利害関係と根本的に正反対なのだ。それ故、アメリカには、シリアにおけるトルコの関心に「対処する」能力は皆無なのだ。これが協定がなぜあいまいかという説明だ。なぜ線表がなく、明確な目標がなく、シリア内や周辺で、力の均衡を変える上で、なぜこの協定が大きな違いをもたらさないのかという理由だ。
 アメリカとトルコの間の基本的対立は二国間関係を更に悪化させることになろうが、これはアメリカ/ NATO陣営からアンカラを独立させる、もう一つの機会を提出するだろうから、ロシアとテヘランは、この進展を大いに関心をもって、しっかり観察するだろう。
 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの対外、国内問題の専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/08/16/turkey-the-u-s-far-from-allies-in-syria/
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 今、シリア軍がカーン・シェイクンを激しく包囲攻撃しているようだ。ロシアの航空支援で、トルコからの兵站もたたれているという。Moon of Alabama記事は下記。
Syria - Army Cuts Off Khan Shaykhun - Russia Bombs Turkish Reinforcement
 録画しておいた『昭和天皇は何を語ったか』を見て、いくつか関連記事を読んだ。
沖縄タイムス 社説 [ 昭和天皇「拝謁記」] 今に続く「捨て石」発想
澤藤統一郎の憲法日記
鴻毛より軽い責任感の希薄さ。田島道治「拝謁記」に見る天皇の「肉声」
しんぶん赤旗 侵略戦争 昭和天皇 自己弁護と「反省」
琉球新報 一部の犠牲やむを得ぬ 昭和天皇、米軍基地で言及 53年宮内庁長官「拝謁記」

 

以上は「マスコミに載らない海外記事」より

 

中東の平和を保つにはアメリカが撤退することが一番です。  以上

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